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大中華世界的話題(その3)

2694OS5:2023/09/03(日) 19:30:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/af45d36b95b9579c150a91de503801d869031eed
<独自>最側近の汚職実態判明、金正恩氏のアキレス腱に
9/3(日) 14:13配信

産経新聞
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の最側近らが不正蓄財や収賄の疑いを持たれるなど、深刻化する汚職の実態が明らかになった。北朝鮮元外交官の高英煥(コ・ヨンファン)氏が実態をリポートにまとめ、産経新聞に寄せた。住民の不信感や反発も高まっているといい、「不正腐敗との闘い」を優先課題に掲げる正恩氏にとって政権基盤を揺るがすアキレス腱(けん)となる可能性がある。


高氏は韓国統一相直属の諮問委員を務め、韓国政府の対北政策にも影響力がある。最近脱北した党や朝鮮人民軍の幹部らの証言を基に最新状況を分析した。

それによると、不正疑惑で際立っているのが、女性の玄松月(ヒョン・ソンウォル)党宣伝扇動部副部長と李善権(リ・ソングォン)党統一戦線部長という正恩氏の側近2人だ。

特に、玄氏は正恩氏の海外留学時代から国際電話でやり取りできるほど親密な関係で、正恩氏の秘書役も担ってきた最側近として知られる。人気歌手出身で2018年の平昌(ピョンチャン)冬季五輪では北朝鮮芸術団を率いて訪韓した。

証言によると、玄氏は裏で貿易会社を運営し、私的に外貨を蓄財。大学の同窓生や歌手時代の同僚らの不祥事をもみ消して賄賂を受け取ってきたともされる。ただ、正恩氏との特別な関係から不正を調べる党規律調査部も黙認状態だという。

軍出身で前外相の李氏は、長く韓国などとの交渉役を担い、国内外の事情に明るい。親族や友人の家族が条件の良い職に就けるよう口利きし、見返りに外貨を得て私財を蓄えているという。

平壌や東部、元山(ウォンサン)などの都市を管轄する党幹部の汚職も横行。立地条件などが良い住宅を割り当てる権利が3000米ドル(約44万円)以上の賄賂で公然と取引されている。

金日成(イルソン)総合大や金策(キムチェク)工業総合大といった一流大学への入学も賄賂の多寡で決まるとされる。党や軍の幹部が子供を入学させるために1000〜2000ドルの賄賂を大学教授に贈り、教授らは入試結果の捏造(ねつぞう)に手を染めている。

軍を監視する軍総政治局の幹部も、別の党・軍の幹部から1000ドル以上の賄賂を受け取り、子供の兵役から入党、一流大入学まで斡旋(あっせん)。正恩氏の警護を担う護衛司令部の将校さえ、賄賂を受け取って職の口利きをしているのが実態だという。

北朝鮮で最高の栄誉とされる「共和国英雄」の称号を持つ軍需部門の最高級幹部にも収賄疑惑があり、周囲から「共和国英雄が蓄財に走るとは」と嘆く声が漏れているという。

長引く経済難の中、住民は幹部の不正に一層敏感になっているとされる。住民らの不満の蓄積は体制基盤を揺るがしかねない。正恩氏は「不正腐敗との闘い」を訴え、21年には幹部の不正を摘発する規律調査部を創設。首相や党の要職を務めた金才竜(ジェリョン)氏を規律部門を統括する党書記に据えた。だが、目に見えた成果が上がらず、今年6月の党中央委員会総会では才竜氏の責任が厳しく追及された。

高氏は、正恩氏が核兵器開発に没頭している間に側近までが蓄財に走っている現状について「国が奈落の底に引きずり込まれているようだ」と述べ、事態の深刻さを指摘している。


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