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大中華世界的話題(その3)

2672OS5:2023/08/21(月) 08:52:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d808509da38e1a70ada676f8ab545422026d77
フン・セン首相、22日「世襲」 独裁色、近年強まるとカンボジア専門家
8/21(月) 7:08配信

時事通信
日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所地域研究センターの新谷春乃氏(本人提供・時事)

 【バンコク時事】カンボジアで38年間首相を務めたフン・セン氏(71)が22日に退任し、息子のフン・マネット氏(45)が首相職を「世襲」する。

 専門家は時事通信の取材に対し、フン・セン政権について「内戦で傷ついたカンボジアに一定の安定と成長をもたらしたが、近年は独裁色が強まっている」と分析した。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所地域研究センターの新谷春乃氏が7月27日、取材に応じた。

 フン・セン氏は内戦終結前の1985年、32歳で旧プノンペン政権の首相に就任。93年の第1回制憲議会選挙後は、カンボジア人民党からの第2首相に就いた。

 新谷氏によると、90年代のフン・セン氏は、「暴力的な手段」で権力の掌握を進めた。97年の王党派フンシンペック党側との武力衝突が象徴的で、ラナリット第1首相を失脚に追い込んだ。

 ただ、武力衝突への国際的な批判は強く、援助が停止されて復興途上の経済は打撃を受けた。このため、2000年代以降は「反対勢力の排除には主に法律を活用し、法治国家であることをアピールした」という。

 13年総選挙で躍進した野党の旧救国党は、党首が米国と共謀して政権転覆を図ったとして逮捕され、党は最高裁により解党処分を受けた。政権に批判的なメディアは廃刊に追い込まれるなどし、欧米各国は民主主義に反すると批判している。

 一方、フン・セン氏は中国に接近して経済援助や投資を呼び込み、00年代半ばにカンボジアは10%超の高い経済成長を記録した。人民党内部では、自身と幹部の子供同士を結婚させるなどして権力基盤を固めた。首相退任後も党首は続ける方針を表明している。

 新谷氏は「フン・セン政権下で政治的な安定や経済成長が達成されたが、陰で表現の自由や人権が犠牲になった。新政権でも『院政』が敷かれ、状況はすぐには変わらないだろう」と指摘した。


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