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大中華世界的話題(その3)

2593OS5:2023/06/23(金) 11:00:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7388ea5a34ab6194375747525a4c53b725049a
バンコク名物の路上屋台が岐路 「ここはシンガポールじゃない」当局の集約構想に店主ら困惑…市民は賛否
6/23(金) 9:40配信

西日本新聞
さまざまな食材が並ぶ屋台は、観光資源にもなってきた=5月10日、バンコク

 タイの首都バンコクで庶民の胃袋を満たすとともに観光資源にもなってきた路上の屋台が岐路に立たされている。軍事政権の美化政策により立ち退きが進んだ上、バンコク都知事に昨年就任したチャチャート氏が屋台を集約する方針を打ち出し、多くの経営者は存続できるか不安を募らせる。「ここに残りたい。私たちの意見も聞いてほしい」。生活が懸かる多くの屋台主らの訴えは切実だが、市民の間では集約への賛否が分かれている。(バンコク稲田二郎)

【画像】屋台で料理を作るルアンさんとニーさん

 「おいしいと利用してくれる地元の人たちのため、私たちは一生懸命営業している。その気持ちも少しは分かってほしい」

 バンコクの路上で、めいのルアンさん(28)とともに屋台を営むニーさん(47)は語気を強めた。

 気に掛けるのはチャチャート知事が打ち出した「ホーカーセンター」構想だ。センターは路上の屋台を集約したシンガポールの大規模な屋外の「屋台村」。シンガポールに百カ所以上あり、地元の食文化に触れられると外国人観光客にも人気の施設だ。チャチャート知事には、この施設を新たなバンコク名物として売り込み、コロナ禍で落ち込んだ観光の呼び水にしたいとの思惑がある。

 だが、バンコクの屋台は市民の日常生活に溶け込んでいる。「ここはシンガポールではなくタイ。暑いからみんな歩きたがらず、簡単に探せるよう、どこにでもあるのが屋台なの。離れたホーカーセンターに移動させられても、お客さんは来てくれない」とニーさんは訴える。

 人気メニューの鶏肉を焼いたガイヤーンは45バーツ(約180円)で、なじみ客は周辺の住民やオフィスで働く人々ら。集客のために値段を安くしており、ニーさんの月収は約2万バーツ(約8万円)と、都内の世帯平均月収の半分しかない。「私たちは観光客ではなく庶民を相手にしてきた。屋台が並ぶセンターでは競争に勝ち抜く自信もない」。今は不要の賃料もセンターでは必要で「そんな余裕もない」という。

 屋台はわずかな資金で商売を始められ、現金収入を得られるなど、低所得者の生活の糧になってきた。タイ北部・カムペーンペット県出身のニーさんもバンコクに出て屋台を10年以上営み、母、娘との3人の生計を立ててきた。自宅で料理を作る余裕のない都民にも「街の台所」として重宝されてきた。

 毎日、午前3時半に起きて市場に行き、準備をするニーさん。「屋台に誇りを持ってきた。みんなの生活を支える屋台をもっと大事にして」と訴える。


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