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大中華世界的話題(その3)

2529OS5:2023/05/08(月) 20:54:03
https://www.tokyo-np.co.jp/article/248508?rct=world
12年ぶり再開の日韓シャトル外交 連携加速アピールの裏で徴用工問題、原発処理水を巡る韓国世論の反発
2023年5月8日 06時00分
 12年ぶりに日韓の「シャトル外交」が再開した背景には、米国を中心とした結束強化を急ぐ岸田文雄首相と尹錫悦ユンソンニョル韓国大統領の意向がある。安全保障に加え、経済や人的交流などでの連携加速も目指す。一方、韓国内では元徴用工訴訟問題の解決策や、東京電力福島第一原発処理水の海洋放出への反発が残る。政府間の協力が韓国世論の理解を得られるかが、シャトル外交継続の鍵になる。(ソウル・上野実輝彦)
◆北朝鮮、中国、ロシア…周辺国との対立が背景
日韓首脳会談後の記者会見で握手を交わす岸田文雄首相(左)と尹錫悦大統領=AP
日韓首脳会談後の記者会見で握手を交わす岸田文雄首相(左)と尹錫悦大統領=AP

 「3月の訪日からわずか2カ月足らずで、12年ぶりとなる日本首相の(シャトル外交による)訪韓が実現した」。首脳会談後の記者会見で尹氏が切り出すと、岸田首相も「かくも早くにシャトル外交を本格化できたことをうれしく思う」と応じた。両首脳は厳しい安保環境下で協力を進める意義を強調。冒頭発言の後は笑顔で握手し、関係改善を印象付けようと努めた。
 念頭にあるのは、周辺国との対立の深まりだ。北朝鮮は小型核弾頭や多様なミサイルの開発を進め、軍事偵察衛星打ち上げを示唆している。中国は台湾への軍事圧力を強め、米国との対立は先鋭化。ロシアのウクライナ侵攻も終わりが見えない。尹氏は「北朝鮮の核とミサイルが世界を脅かす」と訴え、首相も中国を念頭に「力による一方的な現状変更の試みがみられる」と話した。
◆信頼つくった尹政権、努力に応えた岸田政権
 尹政権には「韓日、韓米日の協力を韓国が主導している」(高官)との自負がある。尹氏は4月にバイデン米大統領と会談し、拡大抑止強化を盛り込んだ「ワシントン宣言」を発表。元徴用工訴訟問題では、生存する当事者を含め原告の7割ほどが、解決策の受け入れ意向を示している。
 そうした尹政権への信頼が、19日からの先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)後とみられていた日韓首脳会談の前倒しを、岸田首相に決断させた。ワシントン宣言発表という好機を逃さず、日韓関係の基盤を強化したい思惑もある。
 岸田政権は輸出手続きを優遇する「グループA(旧ホワイト国)」への韓国の復帰を発表、7年ぶりの日韓財務相会談を行い、地ならしを急いだ。
◆尹政権、支持低迷からの脱却なるか
ソウルで岸田首相の訪韓に抗議の声を上げる市民=AP
ソウルで岸田首相の訪韓に抗議の声を上げる市民=AP

 尹氏が目指す「両国関係が良かった時代以上に、より良い時代」が築けるかはこれからだ。
 支持率が回復傾向にある岸田政権と比べ、尹政権の支持率は30%台前半の低水準が続いている。首脳会談当日も大統領府前で、市民団体による対日外交を批判する集会が開かれた。政権は日米との連携強化で支持を拡大し、1年後の総選挙での勝利につなげたい考えだが、高官は「敗れればレームダック(死に体)だ」と危機感を抱く。
 岸田首相が元徴用工に関して語った「心が痛む思い」が、原告らの理解を得られるかは見通せない。両首脳は処理水放出に関して科学的根拠に基づく安全性確認を強調したが、韓国世論の「安心」につながる保証もない。
 日米韓の安保協力が対立を激化させる懸念もある。北朝鮮や中国、ロシアはワシントン宣言に即座に反発しており、日米韓への対抗を口実に軍事的緊張を高める可能性も否定できない。


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