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大中華世界的話題(その3)

2472OS5:2023/03/12(日) 17:04:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/346477335a73ff7f77f323406789e265f1151723
李克強氏、静かに首相退任 習氏に嫌われた秀才 中国
3/12(日) 7:12配信
時事通信
11日、中国・北京で、新首相に選出された李強氏(右)と握手する李克強氏(AFP時事)

 【北京時事】中国の首相を10年間務めた李克強氏が11日、全国人民代表大会(全人代)での後任首相選出に伴い、退任した。


 李氏の名前を冠した経済改革「リコノミクス」が国内外で注目され、李氏は当初、習近平国家主席より目立っていた。だが、習氏が権力基盤を固めるにつれ李氏の影は薄くなり、最終的に習氏により最高指導部から追放された形となった。

 李氏は名門の北京大学で法律を学び、経済学の博士号も取得した秀才。権力闘争にたけた習氏とは対照的に、「英語も流ちょうで行政手腕に秀でた官僚タイプ」(共産党関係者)として出世を重ねた。「胡錦濤前国家主席の後継者は習氏でなく李氏」との見方が、かつては多かった。

 党が指導する青年組織、共産主義青年団(共青団)のトップだった胡氏に見いだされ、自身も後に共青団を率いた。胡氏は国家主席を李氏に継がせたかったとされるが、2007年に習、李両氏がそろって最高指導部、党政治局常務委員に昇格した際の序列は習氏6位、李氏7位。両者の上下関係が逆転することはなかった。

 歴代の中国首相にとって最重要任務は、国民生活に直結する経済運営だ。「大事件」が起きたのは16年5月。党機関紙・人民日報が、李氏の経済政策を厳しく批判したと受け取れる匿名インタビューを掲載。「習氏が自身の経済ブレーン劉鶴氏に書かせた」とささやかれた。この後、李氏は徐々に「習・劉」ラインに経済政策立案の実権を奪われていった。

 習氏による「李氏外し」の背景にあったのは、エリート扱いされていた共青団出身者に対する強い嫌悪感だ。習指導部は共青団を「官僚化、貴族化、娯楽化している」と断じ、出身者を人事で冷遇した。

 李氏は昨年10月の党大会で、慣例的に引退年齢とされてきた68歳に達していなかったにもかかわらず、最高指導部に残れなかった。共青団の後輩で、李氏の後継首相という観測もあった胡春華氏も最高指導部メンバーに次ぐ政治局員から外され、あからさまな共青団排除の人事が行われた。

 一時は頂点に立つと期待された李氏は、習氏の「一強」体制が確立していく中で不遇の2期10年を送った。今月5日の全人代開幕式で、最後の政府活動報告を読み上げた李氏の姿は弱々しく、就任当初の輝きは完全に失われていた。


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