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大中華世界的話題(その3)
2458
:
OS5
:2023/03/08(水) 21:35:43
https://www.tokyo-np.co.jp/article/233571
家賃2万1000円、ソウル駅前に老人の貧民街…「若者も年寄り見れば不安になる」
2023年2月28日 06時00分
<格差に沈む国>㊥
大手IT企業などが入る高層ビルが並ぶソウル駅前の大通りから路地裏に入ると、老朽化した低層の民家や商店が軒を連ねる。炊き出しボランティアから弁当を受け取る人々も目につく。ソウル屈指の貧民街「東子洞小部屋村」だ。
韓国・ソウル・東子洞小部屋村
韓国・ソウル・東子洞小部屋村
◆半地下よりも劣悪
古びた建物の中には、ウナギの寝床のように細長く仕切った1坪(3.3平方メートル)ほどの小部屋が並ぶ。半地下や屋上部屋よりも劣悪な環境だが、家賃は月20万ウォン(2万1000円)前後にすぎない。ここに住む約1000世帯の大半は独居老人や生活保護受給者が占める。
「借金取りに追われたり、ホームレスを経験したりした人が集まる場
所だ」。小部屋村に来て十数年という金塙泰キムホテ(78)が言った。
中部、忠清北道チュンチョンプクトの農家の長男として育ったが、畑仕事が肌に合わず、20代でソウルに出てきた。建築作業員として全国の道路や橋などの建設現場で働き、1988年のソウル五輪後は経済的余裕も感じた。
ソウル市東子洞で1月、小部屋で洋服や生活雑貨に囲まれて暮らす金塙泰=相坂穣撮影
ソウル市東子洞で1月、小部屋で洋服や生活雑貨に囲まれて暮らす金塙泰=相坂穣撮影
しかし、97年に韓国経済はアジア通貨危機で打撃を受け、公共工事が激減。金は危険な仕事でも引き受けるようになり、高所作業中に落下して臀部でんぶを骨折した。数年間働けなくなり、ソウル駅の地下道で寝る生活となった。2012年からは月約80万ウォンの生活保護を受けて小部屋に住む。
◆「路上に比べれば…」
小部屋は韓国語で「チョクパン」と呼ばれる。「狭苦しい部屋」という意味で、台所はないため携帯ガスコンロや炊飯器などを床に置けば、1人がやっと横になれる空間しか残らない。シャワー代わりの給湯器やトイレは10人以上で共用する。それでも、金は「真冬の極寒の路上に比べれば天国だ」と話す。
韓国で経済的困難を抱える高齢者が多い背景には、「漢江ハンガンの奇跡」と呼ばれる経済成長によるひずみがある。韓国は60〜70年代の朴正煕パクチョンヒ政権下で経済発展を遂げた一方、福祉制度の整備は進まなかった。
国民皆年金を達成したのは99年で、日本の61年より大きく遅れた。統計庁によると、高齢者の貧困率(世帯収入が全体の中央値の半分以下である人々の割合)は21年に37.6%で、経済協力開発機構(OECD)加盟国38カ国で最悪となり、加盟国平均13.5%の3倍近い。
さらに世界最速ペースで進む少子化により、韓国の総人口に占める生産年齢人口(15〜64歳)の割合は、20年の71.5%から40年には55.7%まで低下すると推計される。現役世代が減る一方、高齢者が増え続ける。国民年金制度が現行のまま継続された場合、55年ごろには年金基金の積立金が枯渇するとの予想もある。
金は結婚せず、子どもを持たない人生を振り返って言った。「若者も年寄りの苦しみを見れば不安になるだろう。子どもを育てる家を買うのも難しく、教育にも金がかかる。簡単に産める環境ではない」(ソウル・相坂穣、写真も)=敬称略
◇
【連載】<格差に沈む国>
世界最速のペースで少子化が進行する韓国。貧富の格差や男女の不平等などその背景を探る。
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