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大中華世界的話題(その3)

2439OS5:2023/02/11(土) 22:20:31
統一選の結果に中国側はどう反応した?
中国国営の新華社通信は「民進党が負けた」結果を評価しました。その上で、独立志向が強いとみなす民進党の蔡英文政権をけん制する、中国政府の台湾政策担当者のコメントを伝えています。


中国 国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮 報道官
中国 国務院台湾事務弁公室 朱鳳蓮報道官
「結果は『平和と安定を求め、よい生活を送りたい』という主流の民意を反映したものだ。われわれは引き続き多くの台湾の同胞と団結し、両岸関係の平和で融合した発展をともに推し進め『台湾独立』の分裂勢力と外部勢力の干渉に断固として反対する」


2022年10月 中国共産党大会で演説する習近平国家主席
中国の習近平国家主席は台湾の統一地方選挙の前、去年10月の党大会で「決して武力行使の放棄を約束せず、あらゆる必要な措置をとるという選択肢を残す」などとして台湾統一への強い意欲を示しています。

民主主義陣営の一員だという意識があるとされる台湾の人たちが今後、どのような選択をするのか、関心が集まっています。

緊張高まる台湾海峡 懸念されているのは?
中国などが偽情報や不確かな情報を拡散して世論や選挙に影響を与えようとすることへの警戒が強まっています。

台湾のNPOがインタネーットやSNSの情報を分析した結果、去年11月に行われた統一地方選挙の期間中、真偽が疑わしい情報がおよそ3か月間で2900件に上りました。

中には「投票箱は底から中が見えるようになっている」などと選挙で不正が行われているといったような情報もあったということです。

台湾海峡めぐる偽情報も
去年8月に中国軍で東シナ海を管轄する東部戦区が中国のSNS上に投稿し、その後、中国の国営メディアなどが伝えた画像も“偽情報”だとされています。

投稿されたのは、中国軍の兵士とみられる男性が艦船の上から台湾の島と軍艦を見ているような、こちらの写真。


台湾の民間団体「台湾ファクトチェックセンター」が専門家などと分析を行ったところ、写真に写っている男性や船の輪郭がはっきりしすぎているなど不自然な点が多く、合成写真の可能性が高いとして“偽情報”だと発表しました。


台湾の民間団体が“偽情報”だとして発表した分析結果
中国側が「中国軍は、台湾の近くまで行くことができる」などと宣伝するために発表したのではないかと見られています。

しかし、専門家は、情報が偽物だとわかったとしても、多くのものは「中国との関係を特定するのは容易ではない」と指摘します。


台北大学 沈伯洋 准教授
台北大学 沈伯洋 准教授
「偽情報の一部は、中国とつながりがある組織などが台湾社会の混乱や分断を目的に意図的に発信しているとみている。しかし、情報伝達の手段が、文字や画像だけでなく、ネット上での中継など多様になっているなか、情報の背景に中国があると特定することは極めて難しい」

台湾有事に備えた動きも
衛星を通した通信網の整備を進めることが計画されています。

台湾は四方を海に囲まれているため、主に海底ケーブルを通して海外との通信を行っていると指摘されています。外部からの攻撃などによって、その海底ケーブルが切断されるなどした場合、外部との通信に大きな支障をきたすことが懸念されています。


デジタル発展部初代部長に就任したオードリー・タン氏 2022年8月 台北にて
台湾で2022年8月に発足したデジタル発展部の初代トップに就任した唐鳳氏(とう・ほう)、英語名オードリー・タン氏は「ロシアによるウクライナへの侵攻の状況をみて、台湾としても多元的で強じんな通信網を整備する必要がある」という認識を示しています。

ウクライナでは、ロシアによる攻撃で通信設備などが破壊されながらもアメリカ企業が提供した衛星通信網が活用され話題になりました。

中国の軍事的な圧力も高まっているなか、台湾当局は衛星を利用した通信サービスを今後、本格的に整備する方針です。

ただ、台湾の軍事専門家からは海外で低軌道衛星を使ったインターネット通信サービスを提供している欧米企業のなかには中国政府と関係が近い企業もあるため、有事の際、通信が遮断されるなど懸念があるとの指摘もあります。

このため、本格的なサービスの開始に向けて台湾当局は慎重な審査を行う方針で、台湾では有事を強く意識した通信網などの整備が今後、進められます。


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