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大中華世界的話題(その3)

2436OS5:2023/02/11(土) 22:12:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/20bbc199df0b0bd9f1797138c907d6338a50d644
台湾の野党副主席、訪中に波紋 与党批判「統一工作に迎合」
2/10(金) 20:06配信


産経新聞
【台北=矢板明夫】訪中した台湾の最大野党、中国国民党の夏立言副主席が9日、中国政府で台湾政策を主管する国務院台湾事務弁公室のトップ、宋濤主任と会談した。夏氏が会談で「台湾独立に反対する立場を確認し、交流を強化していくことで一致した」としたことを巡り、与党、民主進歩党は「中国の統一工作に迎合し、台湾を矮小(わいしょう)化した」と厳しく批判している。

中国国営新華社通信などによると、夏氏は9日夜、北京で宋氏と会談。双方が台湾独立に反対する立場を確認した上で、宋氏は習近平国家主席が示した対台湾工作に関する「全体方針」を「徹底して実行する」と強調した。習氏は昨年秋の中国共産党大会で「台湾に対する武力の放棄を約束しない」ことが盛り込まれた政治報告を発表していた。

宋氏はそのうえで「われわれは国民党との交流を強化し、両岸(中台)関係を促進したい」とも述べた。これに対し夏氏は「対話を強化することによって信頼を築き、平和と発展を確保できる」と応じた。

昨年11月の統一地方選挙で勝利した国民党がこの時期に夏氏を北京に派遣したのは、「国民党は中国当局と対話できる政党」であることを内外にアピールし、来年1月の総統選挙につなげる思惑がある。

しかし、中国軍機が台湾海峡付近で挑発行為を繰り返す中、台湾の要人が中国側と会談することは、中国の対外宣伝に利用され「『台湾が中国の圧力に屈した』という誤ったメッセージを国際社会に送りかねない」と民進党が批判している。

台湾で対中国政策を主管する大陸委員会は、夏氏との会談で、宋氏が述べた内容について「われわれの主権と尊厳を傷つけた」とし、「台湾に対する威圧的な考えに反対する」との声明を発表した。


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