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大中華世界的話題(その3)
2334
:
チバQ
:2022/11/30(水) 08:52:08
「亡き祖父も私を鼓舞してくれている」
帰国後まもなく立法委員(国会議員)選に打って出て、みごと当選。血筋もさることながら、精悍なマスクも若年層や女性層を味方にした。2020年にも台北市選出の国会議員選の目玉として民進党の若手対立候補と争った結果、みごと勝利した。
1990年代から民主化が進み、「蒋家の一族からはもう政治家を出さない」という不文律のようなものが存在していたが、それに反するのでは? というメディアからの意地悪な質問に対しても蒋氏は、「台湾はすでに民主国家であって、私は民主的な手続きを経て参政している。亡き祖父(蒋経国)も私を鼓舞してくれていると思っている」と毅然と語っている。
また、今回の投票前に出演したテレビ討論会では、中国共産党が台湾統一を巡り「武力行使も厭わない」という方針を示す中、台北市の安全をどのように守るか質問を受けた際「中華民国憲法を順守し、中華民国の主権を守る。台湾の民主、自由、法治、人権の価値を守る。これは私を含め台湾人全員の不動の信念だと信じる」と述べた。
彼の人気を支える要因のひとつとして、米国生活が長かったという国際派の一面も挙げられ、自身も「失敗を恐れないシリコンバレーの精神を台湾に持ちこみ、多様性ある国際都市にしたい」と述べている。
ITを活用して旅行をしながら仕事をするデジタルノマドを世界中から呼び込むスタートアップ政策や、米国を参考にした文化や芸術イベントの実施を提言しているのも、蒋氏ならではの視点と言える。
地方選と総統選は別
今回台湾の地方統一選挙は結果として22の県市長のうち民進党5、国民党13、民衆党1、無所属2(嘉義市長選は12月に実施)となり、国民党が蒋万安という未来のホープを送り出し、2020年の総統選挙の惜敗後、意気消沈としていたムードを吹き飛ばす形となった。
2年後の2024年は、次期総統を選出する闘いが繰り広げられることになるが、蒋氏には2期の台北市政を経験した上で満を持して2028年の総統選に出馬するシナリオがささやかれる。
だが、台北市民の間では蒋氏に対して、こんな厳しい意見もあることも知っておくべきだろう。
「蒋の演説を聞いたが、博士課程を出ている割には稚拙に感じた。毎日キチンとした身だしなみで有権者のマダムを手玉に取ればよいという役割。基本的に良家のボンボンで、過保護に育てられてきた。重要な決定はすべて父親や国民党、ひいては共産党の指導に従うはず」(50代男性・大学教授)
「私は民進党に投票したが、台湾人が地方選挙で候補者を選ぶ時は、本省(台湾)出身でさえあれば政党はあまり関係ない。一方、地方選と総統選は別ものなので、2024年の総統選挙では、中国と距離をおく民進党の候補が当選すると信じている。蒋が指導者の一族であることは確かに選挙では有利に働くだろうが、彼の政治手腕では総統候補には上がってこないと思う」(60代男性)
国際情勢の行方によって、各党派も台湾人有権者も大事な選択を迫られることになりそうだ。
広橋賢蔵(ひろはし・けんぞう)
台湾在住ライター。台湾観光案内ブログ『歩く台北』編集者。近著に『台湾の秘湯迷走旅』(双葉文庫)など
デイリー新潮編集部
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