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大中華世界的話題(その3)
2287
:
チバQ
:2022/10/31(月) 11:45:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/215aeb937ba13275af8b3c314301e9d6d7ac444e
「人がぎゅうぎゅう詰め」「酸欠で内臓押し上げられる感覚」…「誰かが転倒」人の波一気に崩れる
10/30(日) 22:24配信
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コメント122件
読売新聞オンライン
ハロウィーンを前に若者でにぎわう繁華街に、救急車のサイレンが鳴り響いた。ソウルの梨泰院で150人以上が犠牲になった将棋倒しによる事故。現場の路上には多数の若者たちが横たわり、泣きじゃくる人たちであふれた。
【写真】人が集まりすぎ身動きとれず…事故直前の現場
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30日、負傷者の救急搬送が続くソウル・梨泰院の事故現場付近を見守る人たち=中川孝之撮影
【ソウル=溝田拓士】「圧迫されて動けなかった。このままでは本当に死んでしまうと思った」。福岡市の会社員(22)はそう振り返った。
事故は29日午後10時15分頃、梨泰院地区の中心部にある幅3・2メートルの坂道で起きた。その頃、現場近くを歩いていて、友人と群衆にのみ込まれていた。韓国語で「押すな!」と連呼する声が響き渡り、地上より高い位置にあったパブのテラスによじ登って、なんとか難を逃れた。
26日から旅行で友人とソウルを訪問し、事故当日は韓国ドラマ「梨泰院クラス」のロケ地巡りで現場付近を散策していた会社員。「お客さんらしき人が手を差しのべてくれ、引き上げてもらった。怖くてたまらなかった」と話した。
数時間前、事故の兆候を感じた人もいた。
ソウル市の会社員の男性(40)は午後6時頃、家族と買い物のため現場を訪れた。街は仮装した外国人らでごった返し、普段は5分で通れる道も30分ほどかかったという。「地下鉄の駅に着くのも大変で、脱出するような感覚だった。人がぎゅうぎゅう詰めでかなり危ないと感じた」
ソウル市の会社員の女性(27)も午後7時前、梨泰院駅から友人が働く事故現場近くの飲食店まで歩いた。「熱気がすごく、人だかりに埋もれてしまい、酸欠状態だった。内臓が押し上げられるような感覚。『こんなに押されたら死んじゃうよ』と話している人たちもいた」と証言する。
近隣一帯には大音量のクラブミュージックが鳴り響き、店内にいた女性はすぐに事故に気付かなかった。外の様子をうかがうと、「人が死にそう。お医者さんはいませんか」と助けを求める声が飛び交い、路上でぐったりした人が心臓マッサージを受けていた。「担架で運ばれた後、その友人とみられる男性が力が抜けたように座り込んでいた姿が忘れられない。胸が痛かった」と語る。
地元テレビが報じた事故前後とみられる現場近くの映像には、身動きの取れない状態の群衆が波打つように揺れる様子が映っている。韓国メディアによると、坂道で誰かが転倒し、人の波が一気に崩れたという。「押さないで」という声が上がり、悲鳴に変わった。
現場では深夜になっても、路上に負傷者が横たわり、救急隊員らが心肺蘇生をしていた。地面には無数のサンダルや靴、割れた瓶が散乱していた。ショックで路肩に座り込む人や、泣きながら友人らに肩を抱かれる人もいた。
ソウル市内の衣料会社に勤める韓国人男性(26)は事故当時、梨泰院駅近くで同僚と食事をしていた。普段はネオンの光で華やかな一帯だが、店の外には救急車や消防車が集まり、街の姿は一変していた。
一夜明けた30日朝、大学時代の同期生1人が事故で死亡したと知らされた。男性は「大学で同じ時間を共にした友人なのに助けることができなかった」と肩を落とした。
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