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大中華世界的話題(その3)
2271
:
チバQ
:2022/10/25(火) 07:46:04
■李強氏は習主席の側近中の側近
一方で李強氏は習氏のお気に入りとして知られる。1959年浙江省生まれで、2013年に省長を務めるまで一貫して浙江省内で地方官僚としてキャリアを積んできた。2003年から2007年まで浙江省党委書記だった習氏には秘書長として仕えている。李強氏は習氏が浙江省を去った後も2011年まで同じポジションにあったが、2012年に習氏が総書記になると猛スピードで出世を始めた。いかに習氏に信頼されているかがわかる。
2013年には浙江省の省長(党委書記に次ぐナンバー2)に就任、2016年には江蘇省の党委書記に転じた。2017年には党中央政治局員となり、上海市党委書記に就任している。途中で失脚しない限り常務委員への昇格が望める登竜門だ。
李強氏は浙江や上海のビジネス界からも評判がよく、出世コースを順当に歩むものと思われたが、大きな試練が待っていた。今年3月末から2カ月にわたって続いた上海市のロックダウン(都市封鎖)だ。習氏のゼロコロナ政策を徹底的に守った結果だが、地元のトップである李強氏は怨嗟の的となった。住宅地の視察に出向いた際に住民に詰め寄られた動画が出回るハプニングもあり、これでは常務委員昇格は難しいとの見方も広がった。
人口2600万を超える最大の経済都市である上海のロックダウンが中国経済に与えた打撃は大きかった。中国の4〜6月期の実質GDP成長率は前年同期比0.4%増と、1〜3月期の4.8%増から急減速したのだ。しかしふたを開けてみれば、傷になるどころか、李強氏は習氏への徹底的な忠誠を評価される結果となった。
李強氏は地方での政治経験が豊富だが、中央の官僚機構を指揮した経験はない。その点で首相としての手腕には不安があると指摘されている。しかし、現政権ではトップの習氏が政策に直接介入することが多く、李克強首相の影響力は限られたものだった。いまの仕組みなら首相が「軽量級」でも問題ないとの判断をしたのかもしれない。
■経済政策のキーマンも長年の腹心に
首相の権限が縮小している一方、共産党の側で経済政策を仕切る人材の重みは増している。これまで「党中央財経委員会弁公室主任」という立場で、習氏が首相の頭越しに経済政策に介入する手助けを果たしてきたのが劉鶴氏だ。習氏の幼馴染で、今大会で中央政治局員を退任した。
彼の後継者は、現在は国家発展改革委員会主任である何立峰氏とみられる。何立峰氏はこのたび中央政治局委員に昇格した。習氏が福建省で働いていた1980年代からの腹心だ。
アメリカのハーバード・ケネディスクールで修士号を取得した劉鶴氏には市場経済への理解があった。習政権がスタート当初に掲げた市場主義的な改革は劉鶴氏がリードした部分も少なくないとみられる。これに対して、主に福建省の地方官僚として歩んできた何立峰氏の経済観などは、まだ見えない部分が多い。
より実務に近いレベルでも変化の兆しがある。国際的に評価が高い銀行保険監督管理委員会の郭樹清主席、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は68歳定年に至っていないのにそれぞれ中央委員・中央候補委員から外れた。今後はこうしたテクノクラートの世界でも大番狂わせがあるのかもしれない。
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