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大中華世界的話題(その3)

2199チバQ:2022/08/31(水) 20:41:28
https://www.tokyo-np.co.jp/article/199126?rct=world
ミャンマーの若者の国外流出が加速 政情不安、仕事がない、国軍統治が許せない…
2022年8月31日 14時00分
ヤンゴンで7月、海外で働くための労働許可証を求め、手続きを待つ若者ら
ヤンゴンで7月、海外で働くための労働許可証を求め、手続きを待つ若者ら

 昨年2月の国軍クーデター以降、政情不安が続くミャンマーで若者の国外流出が加速している。新型コロナウイルス禍の行動制限が解除されても、国軍の強権支配と民主派の抵抗で社会、経済情勢は悪化。国の発展を支えていた外資の撤退や欧米の制裁で働き口は乏しく、若者は複雑な思いを抱えて国を後にしている。(ヤンゴンで、岩崎健太朗、写真も)
◆海外労働許可求め、連日数千人
 ヤンゴン中心部に近い労働行政事務所には、海外労働許可証「スマートカード」を求める若者があふれていた。順番を待つ中部バゴー出身のチェースーさん(25)は「今、村でできるのは農業くらい。町にも仕事はなく、あっても給料は日々の食事で消えていく」。タイの食品工場に出稼ぎにいく予定だ。
 同行していた人材派遣会社の責任者ヌエユワさん(39)によると、新型コロナやクーデターによる混乱で停止していた業務を5月に再開し、連日40件以上の問い合わせがあり、コロナ禍前の10倍ほど。許可証を発行する事務所には連日、数千人が訪れているという。ただ「希望を抱いて海外に向かうというより、この国での生活が難しくなったから。政治のせいで仕事が見つからず、安全も脅かされる。私も、できるなら離れたいという思いだ」と打ち明けた。
 別の関係者によると、パスポートの発給もパンク状態で、オンライン申請の予約枠は年内はすべて埋まっている。急ぐ場合は「40万チャット(約3万円)を払わねばならない」という。
◆国軍クーデター後の不服従運動長期化に…
 もともと海外への出稼ぎ労働者が多いミャンマーだが、待機を強いられていた希望者が一気に押し寄せている。さらに国軍統治を嫌って国を離れる若者が増えている。クーデター後、市民の多くが国軍への不服従運動(CDM)に加わり、政府職員や医師、教師、国軍とかかわりがある民間企業を中心に職務をボイコット。国軍支配を機能停止に陥らせる目的があったが、同時に市民生活にも跳ね返る「もろ刃の剣」「我慢比べ」となった。
 国軍側は今も「安全は保証する」と職場復帰を呼びかけ、生活苦や、1年以上の抵抗が実を結ばないことを悲観し、応じる人たちもいる。ヤンゴン管区職員で、今もCDMを続けるキンダーエさん(54)は「同じ部署の同僚40人のうち、半分は戻った。『自分が間違っていた』と一筆書けば受け入れられるようだが、国軍に従順な上司の下で働く気にはならない」。30年以上住んでいた公務員住宅を追われ、親族や友人宅を転々とする。「若ければ海外を目指すが、とても…」と嘆いた。
◆今、国を離れる複雑な思いも
 世界銀行は7月、ミャンマーの2022会計年度(21年10月〜22年9月)実質国内総生産(GDP)成長率を前年度比3%と上方修正。ただ、現地通貨チャットの大幅下落や停電の頻発などで経済活動が停滞。「失業や避難民の増加で、長期的に人的資本や技能、生産能力が大幅に低下する恐れがある」と警鐘を鳴らしている。
ヤンゴンで7月、日本を目指し語学学習に励む若者たち。国を離れることに複雑な思いも
ヤンゴンで7月、日本を目指し語学学習に励む若者たち。国を離れることに複雑な思いも

 技能実習生として日本で働くために日本語学校に通うウェイウェイさん(22)の故郷、北西部ザガインは国軍と民主派の戦闘が激化。ヤンゴンの工場で働いていたが、今年4月、実家が国軍に焼き払われ、家族の生活のために出稼ぎを決意したという。国軍批判が見つかれば労働許可が下りず、出国を停止させられることもあり「許すことはできない。負けたくない」とだけ、言葉少なに語った。
 大学を辞め、日本に行くというシットゥさん(24)は「クーデター以前から日本を目指し勉強していたが、この状況で国を離れることに複雑な思いもある。抗議デモにも参加し、獄中にいる知人も、今でも闘っている友達もいる。早く暮らしを落ち着かせ、彼らを支援したい」と話した。


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