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大中華世界的話題(その3)

2171チバQ:2022/08/09(火) 11:50:31
 今回のような大規模演習には、一般的に1年近くの準備期間を要するという。外交筋は「相当前から入念に準備を進めていた可能性が高い。今月2日のナンシー・ペロシ米下院議長の訪台を口実にして実行に移した」と分析する。中台統一を悲願とする習氏には、異例の3期目入りを目指す今年後半の共産党大会を控え、強軍路線の成果として中国軍の台湾侵攻能力の向上を演習で示す思惑が、そもそもあった可能性があるという。

 中国軍は今後も台湾近海での演習や、台湾海峡の中間線を中国軍機が越える活動を常態化させていく可能性は高い。ただ、習政権も米国との直接的な衝突は望んでおらず、中国軍の内情に詳しい関係筋は今回の演習について、「米軍を過度に刺激しないように制御した」と語った。

訪台「重大な主権侵犯」…中国外相 対抗措置の正当性主張
 【北京=田川理恵】中国外務省によると、王毅(ワンイー)国務委員兼外相は7日、訪問先のバングラデシュで、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問を巡って中国が打ち出した対抗措置について「正当かつ合理的だ」と主張した。

 王氏はシェイク・ハシナ首相らとの会談で、ペロシ氏の訪台が「中国に対する重大な主権侵犯だ」などと批判した。王氏は、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議出席のため2〜5日に訪れたカンボジアでも、同様の主張を展開した。各国から支持を取り付ける狙いがあるとみられる。王氏は7日のうちにモンゴルに移動し、8〜10日には山東省青島市に韓国とネパールの両外相を招くなど、中国の立場に理解を求めるための外交攻勢を活発化させている。

米の代わり 台湾を「懲罰」…小原凡司氏 笹川平和財団上席研究員
 中国の演習の狙いは、台湾に対して十分な懲罰を与えたと中国国内に認識させ、米下院議長の訪台を許したとして習近平(シージンピン)指導部に向けられている批判をかわすことにあった。米国に対して軍事的に挑戦できない分、台湾に対してはより強い姿勢を示さなければならなかった側面もある。

 初日は、台湾防空システムや空軍基地の空爆を模擬したと考えられる短距離弾道ミサイルや長距離ロケット砲の発射を行った。2日目は航空優勢を獲得して航空機による空爆、3日目は陸上に対する攻撃と報道されており、台湾侵攻の段階ごとの演習を行ったように見える。台湾海峡とバシー海峡に設定された演習場所は、台湾に対する物流の遮断を誇示するものだ。この二つの海峡をふさがれると、日本の物流にも影響が及ぶ。

 今回の演習で、中台間の軍事的緊張が高まったことは事実だ。中国は今後も、今回行われた演習を個別に、あるいは組み合わせて繰り返し実施すると考えられる。米国内には、中国の軍事的圧力の高まりが台湾を覚醒させ、より防衛努力を行わせるという見方もある。だが、日本こそ台湾有事は日本有事だとして覚醒しなければならない。具体的な議論の機運が見えないことが懸念される。


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