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大中華世界的話題(その3)

2143チバQ:2022/07/28(木) 19:32:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa7e1ff67cc86943e36ff352bf7e823123f98b12
コロナの英雄vs蒋経国の孫で白熱する台北市長選
7/28(木) 7:01配信


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東洋経済オンライン
2022年11月の台北市長に出馬する陳時中・衛生福利部長(厚生相)。写真は2020年5月、海外メディアとの記者会見で、世界保健機関(WHO)総会への参加を訴えている(写真・時事)

 2022年7月13日、同年11月に行われる統一地方選の台北市長選に、与党・民主進歩党(民進党)は中央感染症指揮センター(台湾CDC)指揮官の陳時中・衛生福利部長(厚生相)を擁立すると発表した。

 コロナ禍で、連日、記者会見を開催し、記者らのどんな質問にも冷静にそして丁寧に対応する姿勢から、人々に安心感を与え、好感度を高めた。いつしか将来の総統候補とまで呼ばれ、台湾政界で注目されるようになったのだ。

 陳氏自身は、いずれ何かの選挙に出馬する意向を、ずっと持っていたと言われている。しかし新型コロナ対策の最も重要なポストに就いている中、発表のタイミングが非常に難しかったのだろう。全国的な人気を誇っていても、民進党から候補者としてなかなか名前が挙がらなかったことからも、その状況がうかがえる。最大野党・中国国民党(国民党)は5月25日に、蒋経国の孫にあたる蒋万安氏を候補者として擁立したことに比べ、実に2カ月も遅かったのだった。

■イメージ先行の国民党候補

 民進党から見れば、台北市長のポストは、陳水扁元総統以来の悲願とも言えるものだ。一般的に民進党の勢力圏の中心は南部にあるとされ、北部は蒋介石と共に戦後、台湾に渡った外省人と呼ばれる人々が強いとされている。しかし全国的な人気を誇る陳氏が登場したことで、北部の勢力図にくさびを打ち込むことができるかもしれない。陳氏を擁立した背景には、そんな与党の思惑が見える。

 一方、国民党も陳氏がいずれ台北市長選に打って出ることを予想しており、早々と対抗馬として、まじめでクリーンなイメージの蒋万安氏の擁立を決めていた。

 2022年1月20日、台湾メディアTVBSが公表した世論調査では、蒋万安氏と陳氏、それに出馬に意欲を示している台北市の黄珊珊・副市長の3人の支持率は、それぞれ40%、29%、19%であった。同メディアのスタンスは国民党であることを差し引いても、この頃は陳氏を大差でリードしていた。国民党がほかでもない蒋万安氏を擁立した第一の理由はここにある。

 また、国民党にとって、蒋万安氏が「蒋家の血」を引いていることも重要だ。党内で影響力が増大している親中急進派勢力は、台湾人との距離をどんどん広げる大きな要因になっている。彼らを抑える意味でも、蒋家の血筋は重要な意味を持つことになる。なぜなら蒋介石や蒋経国は、中国との統一を志向するものの反共路線を徹底していた。ただひたすらに中国に寄り添い、あわよくば中国に抱かれようとする今日の彼らとは明らかに違うのである。蒋万安氏を擁立することは、なりふり構わず中国に傾斜する党員への牽制にもなりうるのだ。

 さらに、現在の中高年層にとって、蒋経国時代に感じた経済成長へのノスタルジーは非常に強い。蒋介石の評価とは異なり、場合によっては肯定的に評されることが多いのだ。台湾人の国民党離れが加速する中、同党にとって蒋経国は、有権者離れを食い止められるかもしれないカードになりつつある。


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