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大中華世界的話題(その3)

2047チバQ:2022/05/05(木) 18:03:39
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220503/k10013609071000.html
支持率トップは”独裁者の息子” なぜ? フィリピン大統領選挙
2022年5月3日 17時16分

6年に1度行われる、フィリピンの大統領選挙。5月9日に投開票日を迎えます。

多様な顔ぶれの候補が立候補していますが、支持率トップを走るのは、かつて独裁者と呼ばれ、その後民衆によって倒された、元大統領の息子です。

なぜ彼が、支持を集めているのか。
取材するとフィリピンの抱える課題が見えてきました。

(フィリピン大統領選挙取材班 酒井紀之、伊藤麗、北井元気)

選挙はお祭り騒ぎ
フィリピンはいま、国をあげての祭りのような、興奮した雰囲気に包まれています。

5月9日、同じ日に、大統領、副大統領、上下両院の議員、それに全国の首長や議員まで、有権者が直接、票を投じて選ぶので、それぞれの選挙活動が盛んに行われているのです。

フィリピンの選挙戦は、日本とはまるで違います。特に大統領候補の集会は、野外音楽フェスティバルのよう。

有名芸能人が司会し、かわるがわる人気アーティストが舞台に上がってパフォーマンス、観客を大いに盛り上げた後、候補の訴えが始まります。
コンビニでも候補者の“人気投票”
コンビニでも、熱い戦いが繰り広げられています。並んでいるのは、大統領選挙の候補者の顔が印刷されたカップ。
店内には人気投票の途中経過も…
支持する候補のカップに、飲み物を入れて買っていく、人気投票です。幅広い世代に選挙に関心を持ってもらうのに、一役買っているといいます。
個性豊かな大統領候補たち
今回、大統領選挙には合わせて10人が立候補していますが、主要な候補は4人です。
▼フェルディナンド・マルコス氏(64)
かつて独裁体制を敷いた故・マルコス元大統領の長男で、地元の州知事や上院議員を務めた。
▼レニー・ロブレド氏(57)
人権派弁護士で、現職の副大統領でありながらドゥテルテ政権の強権的な姿勢を批判してきた、リベラル派。
▼フランシスコ・ドマゴーソ氏(47)
マニラの貧困層の多い地区出身の俳優で、現職のマニラ市長。貧困層の住宅支援などの成果も。
▼マニー・パッキャオ氏(43)
国民的な人気を誇る元プロボクサーで、上院議員。
候補者たちは公開討論会などで、外交や財政の課題をはじめ、汚職の撲滅やドゥテルテ政権の是非などについて、意見をぶつけ合ってきました。

しかし、詳しい政策論争を避け続け、とうとう討論会にも出席しないまま、投票日を迎えようとしている候補がいます。

支持率でトップを走る、マルコス氏です。
故・マルコス元大統領の独裁時代
故・マルコス元大統領(大統領在任1965〜86)
フェルディナンド・マルコス候補の父、マルコス元大統領は、1965年に大統領に当選。全国で道路や発電所など大規模なインフラ整備を進め、経済発展を主導しました。

一方で1972年には、共産主義を抑え込むためとして、戒厳令を出して独裁体制を敷きました。

多くの無実の市民が逮捕され、警察や軍による拷問などで命を落としました。その後の政府の調査では、7万5000人余りが人権侵害を訴え、2300人以上の死亡が公式に確認されています。
マルコス元大統領(左から2番目)と幼い頃のマルコス候補(1番左)
さらに大統領とその取り巻きに権力が集中した結果、汚職がまん延。ずさんな管理でインフラ建設を推し進め続けた結果、債務が膨らみ、経済成長はマイナスに落ち込みました。

ついに1986年に、100万人を越える民衆が集結し「ピープルパワー」と呼ばれる大規模な抗議運動を起こしました。

マルコス大統領は、アメリカ・ハワイに亡命。
イメルダ夫人の大量の靴
宮殿に残されたイメルダ夫人の大量の靴は、一族による巨額の横領と不正蓄財の実態を世界に知らしめました。


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