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大中華世界的話題(その3)

2021チバQ:2022/04/16(土) 19:31:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/15b9aa014956d9172ab8e7c4387b3ceb499e6c79
「絶望」の中国農村部…便所は豚小屋脇の穴・築98年の木造[共同富裕の現場から]
4/16(土) 5:00配信
読売新聞オンライン
湖南省長沙市から約500キロ・メートル離れた山あいにある舒さんの実家。豚小屋の隣に、「厠所(トイレ)」と書かれた扉がある(1月中旬、南部さやか撮影)

 中国の習近平(シージンピン)政権は、国民全体を豊かにする「共同富裕」の実現を国家目標に掲げる。深刻な経済格差は共産党統治の正当性を揺るがしかねない重大な課題だ。

 内陸部湖南省の省都長沙でタクシー運転手として働く舒桂林(シューグイリン)さん(55)は、約500キロ・メートル離れた山あいの実家に帰省するたび、絶望的な思いがこみ上げる。人口約1000万人の長沙など都市部と比べ「すべてが20年以上遅れている」と痛感する。

 実家は築98年の木造平屋。虫に食われ、倒壊の恐れから地元政府が「危険」とはり紙をしている。お湯も出なければ冷暖房もない。トイレも豚小屋脇に掘った穴を扉で囲っただけだ。80歳代の無職の両親に、日本円にして月9万円前後の収入から仕送りしている舒さんにも、修繕する経済的余裕などない。

 最寄りの商店まで車で20分余り。高齢で買い物にも行けない両親は、親戚が時々届ける野菜やコメでなんとか生活をつないでいる。舒さんが出稼ぎに出て25年。都市の発展ぶりを知るだけになおさら「農村は取り残されている」と感じる。

 人口約14億人の中国で、農村部居住者は約5億人。習政権は2021年7月、共産党の長期目標だった「小康(ややゆとりのある)社会」の実現を宣言したが、「貧困」としか呼びようのない生活を送る人は多い。

 小康社会から共同富裕へ――。習国家主席による異例の3期目政権発足が確実な今年後半の党大会でも、「共同富裕の実現」を大目標に掲げるとみられる。

 「私たちはまだこんな生活をしているのに……」

 自賛に満ちた党の宣伝が、舒さんにはむなしく響く。


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