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大中華世界的話題(その3)

1917チバQ:2022/01/31(月) 08:48:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/04cbb7a62d702d961b402c245e24afb1d931eb75
春節より五輪優先の政府へ募る不安「市民に不便ばかり強いる」
1/31(月) 6:00配信

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スポニチアネックス
中国の習近平国家主席(AP)

 ◇北京五輪カウントダウン 中国はいま(3)

 北京五輪の開幕まであと4日。目下、中国国民の最大の楽しみは五輪期間と重なる春節だ。旧暦の正月にあたり、中国の人々にとっては1年間で最も大切で伝統的な祝日。今年は1月31日〜2月6日が春節連休に定められている。そして、実はこの春節が、北京五輪への中国国民の熱気を下げている一因でもあるのだ。

 北京近郊の天津市出身、早大非常勤講師の段文凝氏(38)は「中国では南の地方の人は雪も見たことがないので、冬の五輪競技はなじみがない。五輪は全員が参加できないけれど、春節は自分のイベントですから」と“五輪より春節”の理由を語る。

 大気汚染や騒音を考慮し大都市では爆竹が禁止されているが、地方都市では新年の年越しに町中で爆竹が響き、花火が打ち上がり、昔ながらのお祭りムードが高まる。家庭では親類知人らが集まって食事をするのが恒例行事。段氏によると「日本の紅白歌合戦のようなテレビ番組を家族で見ながら食事を楽しむ」という。

 家族や親類、友人らと過ごす大切な期間だからこそ、発生するのが名物の「民族大移動」。中国国内の地方の農村部から都市部への出稼ぎ労働者は、日本の人口の約2倍となる約2億8500万人。巨大な人の群れが故郷を目指し、移動は30日にピークを迎えた。今年は延べ11億8000万人が鉄道、航空機などで移動し昨年より35・6%増える見通しだが、新型コロナ流行前の2019年と比べると6割も減っている。

 背景には新型コロナ感染拡大の影響の他に、五輪を迎える当局の規制の厳しさもある。政府は省をまたいでの移動を控えるように呼び掛けている。各地の空港や駅では、PCR検査の結果や行動歴を提示するよう乗客らに要求。北京市は今月22日から全訪問者を対象に、到着後72時間以内にPCR検査を受けるよう義務付けた。「五輪のために当然」(政府当局者)とされる数々の規制に「市民に不便ばかり強いる」との声も上がる。

 ジャーナリストの周来友氏(58)は「出稼ぎをしている人は春節の帰省のために1年間働いている。それができないのは本当にガッカリで、五輪への反発となる」とする。ひいては「抑え込まれているのですぐには噴火できないけれど、不満はたまる一方」(周氏)と、五輪成功を至上命令とする習近平体制への不満のマグマはジワジワと蓄積されている。

 そんな中で、鍵を握るのは中国で日本以上に過熱するSNS。「反体制的な書き込みは、消される前にどれだけ広まるかが勝負」(周氏)と、瞬く間に広がる情報は当局にとって脅威の存在だ。一方で、SNSは熱が高まらない北京五輪を盛り上げるツールにもなる。「五輪が始まれば発信が増える。コロナで友人と会えず、観戦にも行けないので書き込みが盛んになるのでは」(段氏)との見方もあり、政府にとってはもろ刃の剣だ。(特別取材班)


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