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大中華世界的話題(その3)

1893チバQ:2022/01/16(日) 22:19:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cfe19a26bab89adf39ee89f0d52064846249deb
選挙に連敗した台湾の中国国民党に未来はあるのか
1/15(土) 7:01配信
 2022年1月9日、立法院(国会)議員のリコールに端を発した選挙戦が幕を閉じた。結論から言えば、最大野党の中国国民党(国民党)は2つの選挙に敗北した。1つは2021年10月23日にリコールが成立した台中・陳柏惟氏(台湾基進党)の補欠選挙で、与党・民主進歩党(民進党)籍の林静儀氏が、地元出身で国民党籍の顔寛恒氏を8万8752対8万0912、7840票差(投票率58.26%)で破った。

 もう1つは、台湾の人気ヘビメタグループ「ソニック」のボーカルで、立法委員(国会議員)でもあるフレディ・リムこと林昶佐氏(無所属)へのリコール投票である。リコール賛成票が5万4813に対し、反対は4万3340で、賛成が反対を上回ったが、有権者の25%にあたる5万8756票のハードルに届かず成立しなかった。

■国民党は選挙に敗北しリコールで自滅

 今回の選挙戦の性格を言えば、与党陣営が連勝したというより、民主政治における議員へのリコール制度を逆手に取って、現職を引きずり降ろそうとした国民党の敗退・自滅と言ったほうが適切かもしれない。リコールを要求したのは、正式には市民団体や無所属議員だが、両選挙で国民党が支持と応援を行っていること。また、党内急進派による「報復」的な要素が色濃いものだった。(東洋経済オンライン「台湾の人気ヘビメタ国会議員がリコールの危機」2021年12月28日を参照)

 2021年9月25日に国民党の党主席に返り咲いた朱立倫氏にとって、過度の親中路線は台湾の民意と相いれず、人々の支持を得にくいことは理解しているだろう。目標とする2022年11月の統一地方選と、2024年の総統選挙で勝利して政権を奪還するには、少なくとも親中路線をぼかす必要がある。しかし党内では、元高雄市長の韓国瑜氏や朱氏と主席選を争った張亜中氏に代表される急進的な親中派の影響力が大きくなっており、党内をまとめようとすれば彼らの存在を無視できない。朱氏としては、台中の補欠選挙と台北のリコール投票の両方で勝利して指導力をアピールしつつ、その勢いで統一地方選と総統選挙の2つの選挙に臨みたいところだった。

 ところが、結果は朱氏にとって最悪の状況になったと言える。この連敗で党勢の回復どころか致命的な状況に陥った可能性がある。敗戦から一夜明けた昼間に、記者らの前に現れ、敗北の責任は自分にあると語った朱氏だが、選挙当日夜に行われた記者会見には出席しなかったことから、朱氏らのショックの大きさがうかがえる。

 まず、台中の補欠選挙から見ていきたい。

 2020年、台中市第2選挙区で立法委員となった陳柏惟氏は、市民団体によるリコール要求が本格化した2021年6月から投票まで、和解済みの事件や生まれ育った環境に至るまで、人格を含む厳しい追及を受けた。彼が所属する台湾基進党は、もともと台湾独立に代表される台湾本位の政治を主張する政党だ。陳氏陣営は1つ1つ丁寧に回答していたが、有権者に積極的な投票を呼びかけるべきなのか、あるいは消極的に対処するべきなのか迷っているうちに選挙戦に入り、破れたのだった。

 しかし、陳氏は結果を真摯に受け止めると同時に、有権者やメディアには、同じような基準で、補欠選挙の候補者らをチェックしてほしいと希望していた。多数の地域で選挙戦が繰り広げられる地方選などの大型選挙では、メディアはカバーする範囲が広すぎて、各選挙区で詳細な取材活動はなかなかできない。しかし、台中の補欠選挙と林氏のリコール投票の2つとなれば話は違ってくる。今回敗れた国民党の顔氏は、台中に強固な地盤を築いたマフィア的な存在である顔清標氏の長男だ。メディアは選挙戦の序盤から、顔氏一族の数々の疑惑や問題を、連日取り上げるようになった。


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