[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
大中華世界的話題(その3)
1763
:
チバQ
:2021/11/16(火) 11:50:05
「デリバリーライダー」になる人たち
クーパンも大人気 photo/gettyimages
無人型の店舗は、商品と会計用のレジ、セキュリティシステムを設置の上、24時間でも運営できるという効率化とコストを抑えられるという点で注目を浴びており、すでにコンビニやアイスクリーム、菓子、UFOキャッチャーなど多様な無人型店舗が見られる。
また、テイクアウトやデリバリーサービスに重きを置いている飲食店も増え経営努力を続けている。その中で、デリバリーの需要が急激に増えたこともあり、注目を集めているのが「デリバリーライダー」である。
日本では、出前館やウーバーイーツが主流であるかと思うが、日本以上にデリバリーのアプリが豊富である背景から、最近では町中で朝から晩までひっくりなしにバイクで走るデリバリーライダーの姿が多く目につく。
やり手ともなれば一週間で200件以上のデリバリーをこなし、143万ウォン(約14万円)の収入を得たというライダーの話も話題となったりしている。前述のようにアルバイトなど働き口を失った、若者や中高年がデリバリーライダーになることを選ぶのも増えているという。
無人型店舗とデリバリーライダーはコロナ禍で急成長したビジネスモデルといえるだろう。
「コロナとの共存」は可能なのか…?
今年の夏頃より、自営業者達が「我慢は限界」と政府に自営業者に対する規制の緩和や保証を求めたデモを行ったものの、防疫に違反するとして取り締まりを受けた。
飲食店を中心とした自営業者から悲鳴が上がり、政府に不満の矛先が向かっている背景には、コロナ禍での援助以上に厳しい制限にあるといえる。
この1年半に及ぶ規制で廃業件数は45万件、生活を苦に自殺した自営業者もいると韓国自営業者協議会は自営業者への援助の条件緩和や手続きの複雑化を改善するべきだと訴えているのだ。
韓国では、新型コロナの新規感染者数の状況によって警戒レベルを4段階に分けて発令して来た。
昨年の2月に初めて韓国内で第一波として急速な感染拡大が広まり、警戒レベルと細かな制限内容が設定されて以来、1年半にわたり、警戒レベルが一番高い時で、飲食店の入店時間は夕方6時までとされ、以降はテイクアウトのみといった感じで自営業者の多くは厳しい規制がかけられた。
こうしたデモもコロナを理由に厳しく取り締まりされていることに対する怒りや失望の声が上がるのも自然な流れといえよう。ワクチン接種が一通り進んだこともあり、政府は「コロナとの共存」への方向転換と模索をはじめているが、これにともない、11月1日からは飲食店を中心とした営業時間の制限は全面的に緩和されることとなった。
韓国国民の「混乱」と「不満」
飲食店はカフェや食堂で時間制限なく24時間の深夜営業が解禁されることとなり、カラオケ、バーやクラブといった酒類を提供する遊興施設も24時までの営業と大幅な緩和に踏み切ることとなった。
やっと時間を気にせずに夜間も飲食、飲酒ができるということに期待の声も聞かれる。しかし、いまだに営業時間の制限がある遊興施設の経営者からは不満の声が上がったり、すでに多くの自営業者が廃業となった現状を見れば、簡単に経済が活性化されるとは思えず、あまりにもコロナとの共存を打ち出すのは遅すぎたと言えるかも知れない。
文在寅氏は一連の新型コロナに於ける対策を「K防疫」と称して自画自賛してきた。
しかし、その陰で規制や罰則を強いて低迷している経済や苦境に立たされている人たちのことはおざなりになっているという印象を受ける。また、ワクチン接種率の増加を理由に日常生活への転換を打ち出しているものの、新規感染者増加の減少を維持している日本と比較して韓国では現在でも国内全体で2,000人前後の新規感染者を出している。
しかし、人々の間には「ワクチン接種を終えたから」「感染しても重症化はしなさそうだ」といった根拠のない気の緩みが見え、明らかに危機感は薄れている印象である。
経済活動のために日常生活を優先させることも理解できるが、既存の「K防疫」のまま新たな対策や自営業者への援助などを打ち出せなければ、仮に次の流行期がおとずれた場合、さらなる混乱と国民の不満が起こるのは目に見えている。
悪夢の予感
来年3月に控えている大統領選挙では、やはり、経済政策が注目される。
ところが、これまでの実績や経験よりも、話術や話題性が重視されることや、現在の候補者達の顔ぶれを見ると正直、景気の回復ができるとは言い難い。
日常生活への転換をしながらも経済が上向くという見解は望めず、むしろこれからがさらに廃業ラッシュとなるのではないかというさらなるコロナ禍による悪夢を予感させられるのである。
田中 美蘭(ライター)
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板