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大中華世界的話題(その3)

173チバQ:2019/11/04(月) 16:13:28
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191103-00000012-mai-int
平和なデモは無意味 破壊に走る香港「勇武派」
11/3(日) 11:00配信毎日新聞
平和なデモは無意味 破壊に走る香港「勇武派」
立法会(議会)に突入した大勢の若者ら=2019年7月1日午後11時2分、福岡静哉撮影
 香港で6月から続く政府への抗議活動では、「勇武派」と呼ばれる一部の若者らが破壊活動や放火など暴力的な行動をエスカレートさせても孤立しておらず、運動は失速の兆しを見せていない。その理由はどこにあるのか。6月以降の現場取材を振り返ると、市民の結束を促す「スローガン」にそのヒントがありそうだ。【台北特派員・福岡静哉】

【写真特集】「勇武派」の破壊行為

 ◇「平和的なデモは役に立たない」

 7月1日夜、私は香港の立法会(議会)前にいた。若者らが鉄パイプや鉄製の台車などを使ってガラス製の庁舎外壁を壊していた。午後9時ちょうど。北側の扉がこじ開けられ、内部に若者らがどっと流れ込んだ。私も後を追った。若者らは歴代議長の肖像画をたたき破り、ガラスをたたき割り、内部を徹底的に破壊した。

 この時、マスクで顔を隠した若者に取材した。「なぜこんなことをするのか」。私の問いに若者はこう答えた。「こうした(暴力的な)行為がよくないのは分かっている。だが、平和的なデモをしても政府や立法会はまるで要求に耳を貸さなかった」

 議会内部の柱には、こんな殴り書きがあった。「平和的なデモをしても意味がないと教えてくれたのはお前たちだ」。「お前」は政府や立法会の親中派といった体制側の勢力を指している。

 デモの引き金になったのは、香港で拘束した容疑者を中国当局に引き渡すことを可能にする「逃亡犯条例」改正案。6月9日に103万人(主催者発表)が参加する大規模な反対デモが起きたが、政府はこれを無視し、立法会での成立を急いだ。改正案の審議が予定された6月12日、若者らが立法会を取り囲み、審議を阻止した。

 政府トップの林鄭月娥(りんてい・げつが)行政長官は15日の記者会見で改正案の審議を「延期する」と表明したが、撤回はしなかった。これに憤った市民は、約200万人参加(主催者発表)という空前絶後の大規模デモを開催した。それでも林鄭氏は撤回を表明しなかった。

 7月中旬ごろから、デモ現場で取材すると多くの市民が勇武派に理解を示すようになっていた。「暴力には賛同できないが、『平和的なデモは役に立たない』という若者たちの主張は理解できる」「どんな大規模デモをしても政府は無視するから、『平和的なデモに徹するべきだ』と若者たちを説得できない」。市民の声に耳を貸さない林鄭氏の態度が、勇武派の「平和的なデモをしても意味がない」との主張に説得力を与えたようだ。

 デモ隊が6月から掲げる「5大要求」は、①逃亡犯条例改正案の完全撤回②警察の暴力的な取り締まりの是非を検証する独立調査委員会の設置③デモを「暴動」と認定したことの取り消し④拘束されたデモ参加者全員の釈放⑤林鄭行政長官の辞任――だった。

 だが7月ごろから、5番目が「普通選挙の実現」へと変化した。複数のデモ参加者は私に「親中派に有利な選挙制度自体を変えなければ意味がないから」と説明してくれた。林鄭氏が辞任しても、親中派が多数を占める選挙委員1200人によって再び親中派の行政長官が選ばれるのは目に見えているからだ。


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