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大中華世界的話題(その3)

1391チバQ:2021/04/14(水) 18:15:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/86324b1ccbb2ad3b45c6bf2919651a942f693790
【ジャカルタレター】2024年大統領選にらみ、現職も絡んだ政治的駆け引き 
4/14(水) 16:20配信
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 気が早いのではないかと思うが、2024年の大統領選挙に向けてさまざまな政治駆け引きが始まっている。また、多くの調査会社が次期大統領候補に関する調査を実施しており、国防相のプラボウォ・スビアント氏、中部ジャワ州知事のガンジャール・プラノウォ氏、ジャカルタ特別州知事のアニス・バスウェダン氏、元ジャカルタ副知事であり元副大統領候補であったサンディアガ・ウノ氏、西ジャワ州知事のリドゥアン・カミル氏などの名前が上位に挙がっている。

 これからの各人の動きは気になるところであるが、もう一つ気になるのが、現在野党でありユドヨノ前大統領率いる民主主義者党の分裂の動きである。単なる内部分裂ではなく、大統領選やその後の影響力保持を念頭に置いたジョコ大統領も絡んだ政治的駆け引きといわれているからだ。

 ◆野党内でクーデター

 民主主義者党の一部は3月5日、臨時党大会を開き、党最高協議会の会長であるユドヨノ前大統領とその息子のアグス党首を解任し、ムルドコ大統領補佐官を新党首に決めるという党内クーデターを起こした。党の規約を無視したこの造反劇に対し、アグス氏は、元汚職撲滅委員会(KPK)副委員長で弁護士のバンバン・ウィジョヤント氏を雇い徹底抗戦の構えだ。

 バンバン氏は、インドネシア国軍による事の進め方などを熟知しているため、元国軍司令官のムルドコ氏の動きや、その背後にいる政治的な思惑も敏感に察知できる人物である。しかし、不当だと告訴し司法による決着を図ると時間がかかり、選挙の参加政党登録の期限に間に合わない可能性がある。また、アグス氏が誰かの副大統領候補として出馬する可能性もなくなる。

 このような難しい状況を踏まえ、バンバン氏の言動にも注目が集まっている。連日、政治関連のニュースは、ムルドコ氏の造反劇による民主主義者党の分裂の話題で持ちきりである。

 インドネシア国会は足元で70%以上の議席を与党連合が占めており、与党にとって国会運営に何ら支障はない。とはいえ野党を締め付けておくことは、大統領選に向け与党にとってさまざまなリスクとなり得る芽を摘むことにつながり利益となる。

 ◆ジョコ氏が画策とも

 政党党首でもなく政治的基盤がないジョコ大統領は、大統領職を辞してからも政治的影響力を保持すべくさまざまな準備を進めていると指摘される。昨年末の首長選挙で長男をソロ市長に、娘婿をメダン市長に当選させたのも、そして今回の野党崩しもその一環ではないかといわれている。政権運営終了後、自身を批判し得る野党を切り崩しておくことが、ジョコ大統領の今後にとって重要になるのだ。

 また、もう一つの野党、正義福祉党は党内の連帯意識が強く分断を図ることは難しいため、弱体化させるターゲットが民主主義者党になったのではないかともいわれている。これからさらに激化する政治的な駆け引きを見極めながら、インドネシア政治を理解していきたい。(笹川平和財団 堀場明子)

                  ◇

 「ASEAN経済通信」 https://www.asean-economy.com/


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