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大中華世界的話題(その3)

1254チバQ:2021/02/26(金) 13:52:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/be955bf3827fb3baeadf00f3a922f92318cb70ec
「軍が強くなければ……」ミャンマー国軍、鉄壁の信念はどこから
2/26(金) 11:32配信
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〈国軍(tatmadaw)が強力な時だけが、国も強くなる〉。2011年の民主化以降、街角に掲げられていた軍政のスローガンの看板も撤去され始めていたが、一部ではそのままにされていた=2015年2月、ミャンマー中部・マグウェ地域で、宇田有三さん撮影
ミャンマーで与党・国民民主同盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー氏が国軍に拘束され、3週間が過ぎた。各地では抗議活動が続くが、軍も譲る気配はない。今起きている現象をどう読み解けば良いのか。27年間にわたりミャンマーの取材を続けているフォトジャーナリストの宇田有三さん(57)に、再び聞いた。(朝日新聞編集委員・牧野愛博)

――1日のクーデター発生後、どうやって情報を集めていますか。

ミャンマーの国営紙を読み込むほか、ヤンゴンにいるミャンマー人の報道関係者や日本人、日本のNGOや在日ミャンマー人らと連絡を取り合っている。

日本のミャンマー専門家たちと意見交換しているが、1988年に起きたデモと今回の抗議活動を比較すると、我々が考えるべき様々な問題点が浮かび上がってくると指摘する人もいる。
――88年と比べて、市民の動きに変化があるのでしょうか。

88年のデモを「モノクロ写真」とすれば、今回は「カラー写真」だ。

88年のデモは、経済的な困窮が動機だった。当時の写真や映像を見ると、人々は伝統的な民族衣装のロンジー(巻きスカート)姿で街を行進し、「民主主義を」「(独裁者の)ネウィン打倒」と叫んでいた。

今回も「民主主義を」というシュプレヒコールもあるが、パレードと見間違えるような華やかな抗議活動だ。参加者は性的少数者を示すLGBTを唱えて、シンボルのレインボーフラッグを掲げたり、黒い風船を持って「BLM(ブラック・ライブズ・マター)」をアピールしたりもする。米国や香港、タイで見られる抗議の行進スタイルに近い。

これは、2011年の民政移管後に自由を謳歌していた比較的若い世代が、運動の中心にいるからだろう。世界の流れをよく知っているから、共通の人権問題をアピールして、国際社会の関心をつなぎとめようとしているように見える。

――軍の方は昔から変わっていませんか。

「軍が必ず政治に関与する」という主張は全く変わっていない。軍は民政移管後も「disciplined democracy(規律ある民主主義)」を一貫して唱えてきた。これは、選挙だけが民主主義の根幹ではなく、軍の関与が必要不可欠だという意味だ。日本や米国の議会制民主主義を念頭に置くと見誤ってしまう。土俵(ルール)が違うのだ。

軍は何を望んでいるか
2月9日の国営紙は、ミャンマー軍トップのミンアウンフライン総司令官がクーデター以降、初めて国民に呼びかけた発言を掲載した。総司令官は冒頭で「国軍は、国家の政治に断固として主導的な役割を果たす」と語った。やはり、この主張に変化はないということだ。軍は自分たちの主張を決して譲らないだろう。

一方、私たちは過去、ミャンマー軍の主張について誤解したこともあった。軍は1962年に起こしたクーデターの後の国づくりの際、「ビルマ式社会主義」を唱えた。ビルマ(当時)の事情に通じていない多くの人は当時、「社会主義」という言葉に着目したが、軍は反共主義者だと言う事実を知らなかった。「ビルマ式」の方に大きな意味があった。

――デモは広範囲で広がっているようです。このまま、市民が勝利することはないのでしょうか。

今は、ITに強い若者たち(通称「ジェネレーションZ」)が主導する形で、市民がSNSでつながっており、「運動の中心」がないことが幸いしている。デモをしていて、軍が鎮圧にかけつけると、すぐに別の場所でデモが始まる。

ITに強い少数民族カヤー人の知人が10日、「東部カヤー州で政府に抗議の声を上げる警官のデモの様子を、市民がスマホで中継している」という情報を即座に送ってくれた。デモ隊が放水で鎮圧されそうになったところ、一部の警官がデモ隊の側に加わった動画のページがあることも教えてくれた。


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