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大中華世界的話題(その3)

1027チバQ:2020/11/24(火) 17:10:27
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/201123/mcb2011230636003-n1.htm
ミャンマー与党、“敵失”で圧勝 総選挙の全議席確定
2020.11.23 06:36
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 ミャンマー総選挙は、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の国民民主連盟(NLD)の圧倒的勝利に終わった。事前予想を上回る議席を獲得したのは、世論を見誤りNLDに圧力をかけた国軍側の“敵失”が大きい。ただ、国軍の協力なしにスー・チー氏が訴える「真の民主化」は実現できない。NLD政権は2期目も前途多難だ。

 最大都市ヤンゴンに住む50代主婦、スエ・エイさんは政治に関心がなく、これまで投票したことはなかった。国軍主導の政治を終わらせた前回2015年選挙も棄権。だが今回は投票所に赴きNLDに票を入れた。「国軍のかいらいは必要ないと声を上げねばならないと思った」

 最大野党の連邦団結発展党(USDP)は、国軍の全面支援を受ける。USDPなど野党の代表は8月、ミン・アウン・フライン国軍総司令官と面会。協力を求め「できないことは何もない」との言質を得ると、クーデターの噂が流れた。

 国軍は11月に入っても、選挙運動に不正があるとNLDを批判。政治評論家、ヤン・ミョー・テイン氏は「多くの有権者が不安を抱き、NLDに票を投じた」と指摘する。選挙管理委員会によると、投票率は70%程度の見込み。新型コロナウイルス禍でも前回並みになりそうだ。

 圧倒的な信任を得た形のスー・チー氏だが、16年の政権発足以来、目立った成果は挙げられていない。イスラム教徒少数民族ロヒンギャの迫害では、対応が不十分だと国際社会の失望を招いた。


 今回の総選挙は治安悪化のため西部ラカイン州など一部で投票が中止になり、これに抗議した学生4人が逮捕された。英政府はロヒンギャが選挙から排除されたことに遺憾を表明。金看板の民主化と相いれず、批判はあるものの「スー・チー氏しか国を率いる人物がいない」(外交筋)のが現実だ。

 2期目の重要課題も少数民族武装勢力との和解、さらに国軍の優位性を保障する憲法の改正だ。ただ国軍は武装勢力と戦火を直接交える当事者で、改憲では事実上の拒否権を持っている。



 政府高官は「スー・チー氏と国軍総司令官の直接対話は完全に途絶えている」と明かす。国民の国軍への不信感は根強い。だが“敵”との関係を改善しない限り、民主化は前進しない。スー・チー氏のジレンマは深い。(ヤンゴン 共同)


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