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大中華世界的話題(その3)

1021名無しさん:2020/11/22(日) 18:28:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd8bd573e0948931ca6888f63efe5961864de8c7
<W解説>「反日」が基盤なのに日本左派と同じ分化過程の韓国左派
11/22(日) 13:17配信

先日、日本の「立憲民主党」との合流・合併を巡って、ついに「社会民主党」が事実上、分裂・解体されて国会議員が福島瑞穂氏のみの一人政党になったと言うニュースを耳にした。

 かつて社民党の前身であった「日本社会党」は「共産党」と共に国会議員の三分の一を超える「保革伯仲」と称される程の勢いが有った。しかし、冷戦の終結と共に、また自民党と連立を組んだ村山内閣成立時の党是の大幅見直し等を通して党勢を落していた。

 「村山談話」は韓国と日本との関係に大きな影響をもたらした経緯もある。今後の日本の社会主義政党の行方が注目される。

 ここで考えたいのは何故日本には「社会党」と「共産党」の二つが左派・進歩派・革新派が存在したのかと言う事だ。冗談半分、無知半分で「共産性の違い」で内ゲバ(内部ゲバルト)して、仲良く出来なかったからと言う、日本のネット書き込みを見た事がある。

 韓国や日本のアイドル音楽グループの解散の際にも口実として多用される「音楽性の違い」に掛けたものだろうが、あながち間違いでもないなと感じた。

 1920年代後半から1930年代にかけて「日本資本主義発達史論争」と言うものがあった。明治維新の定義とそれに基づく運動方針を巡って、社会主義者らが講座派(後の共産党)と労農派(後の社会党、厳密には左派社会党)とに分裂した。これが、日本の左派として社会党と共産党の二つが生まれた、また存在しているきっかけである。

 実は韓国においても、左派・進歩派には二つの派閥・系統が存在していることは、日本には余り知られていないようだ。近現代史観とそれに基づく運動方針を巡って分かれている。一つは民族解放派(NL:National Liberation)で、別名「自主派」や「主体思想派」である。他方が「民衆民主派」(PD:People's Democracy)で、別名「人民民主派」だ。

 昨今の韓国の左派・進歩派・革新系の政党・政治勢力の起源として存在するのはこの二つである。2つの勢力は共に1970年代のパク・ジョンヒ(朴正熙)政権の第四共和政(維新独裁)への抵抗過程で成長した。

 冷戦の時代、米国や日本の「最前線」国家として役割に充実していた韓国。「反日」は考える暇もなく「反共」を重視した韓国において、朴正熙政権・維新独裁への反発から社会主義・共産主義とは、親北・従北的な傾向、即ち北朝鮮を「同じ民族」で独裁と戦うための「味方」と看做す傾向があった。民族解放派(NL派)の成長背景だ。

 また、1970年、劣悪な労働現実に抗議し焼身自殺したチョン・テイル(全泰壱)氏のように、経済発展のみを追求した「開発独裁」に抗議した勢力もあった。社会経済問題、就中、労働者を始めとした社会的弱者救済と平等・格差解消を主張する社会運動は、「民衆民主派」(PD派)として成長していく。


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