[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
801-
901-
1001-
1101-
1201-
1301-
1401-
1501-
1601-
1701-
1801-
1901-
2001-
2101-
2201-
2301-
2401-
2501-
2601-
2701-
2801-
2901-
3001-
3101-
3201-
3301-
3401-
3501-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
大中華世界的話題(その3)
1012
:
とはずがたり
:2020/11/16(月) 16:53:59
出港、入港の予定日時、乗船者数、乗組員が保有している資格、操業予定などを質問、確認される。保守系の活動家などを乗せ、島に上陸したり、中国船を威嚇したりするなど、政治的なアピールをしないように、という策だろう。漁船はこれにかなり時間を割かれる。もちろん他の海での漁の時は、このようなことは求められない。
現場の海域では海保の小型巡視船(180トンクラス)がピタッと後ろから追走する。漁船1隻に小型巡視船が数隻(中国公船が接近すると5隻以上)付いていくそうだ。そして、島の周囲1マイル(海里、1・85キロ)以内には近づくな、というルールも守らなければいけないという。
“今日は帰ってくれ”
「自分たちが何のために釣りに行くのかわからなくなることがありますよ」
と言うのは、与那国島で漁業を営む、真栄田一郎さん(=仮名)。
「尖閣に向かうでしょ。中国公船に絡まれる前に、海上自衛隊の飛行機は、中国船の動きを全部見ているんですよ。それで、海保に居場所を知らせる。すると、海保は漁師に“中国船が向かっているから、どこどこに移動してくれ”と言ってくるんです。つまり、自分たちがやりたい漁場で漁ができなくなる。釣れてる時に“移動してください”と言われたら、何なんだと思う。それに、自分たちが釣っているのは、主に海の底の方にいるアカマチ。回遊魚じゃないから、目的のポイントで腰を据えて操業するんです。なのに、“中国船が近づいているからあっちに逃げてくれ”“こっちに逃げてくれ”では釣れません」
同じ与那国島の漁師・玉城正太郎さんも言う。
「以前、魚釣島の西まで行ったら、中国公船が追いかけてきて、海保に“避難してくれ”って言われたわけ。で、ぐるっと北側を回って島の反対側まで出たら、向こうの船はうちと島の間に入り込んで追いかけてきた。向こうの船は2千トンもあるのに入ってくるんだよね。で、また南に走ったら追尾してくる。そんなことを5マイルほどしていたら、海保の船が“すまないけど今日は帰ってくれ”と。それで帰ってきたことがあった」
加えて、海保の巡視船はウォータージェットエンジンのものもある。これを近くでふかされると、魚が逃げてしまうとか。なるほど、これでは漁にならないわけである。
「尖閣に行く度に、追いかけられてますよ」
とは、石垣島で漁業を営む、高江洲正一さん。
「はじめはドキドキしましたよ。向こうの船は海保の倍くらいの大きさがありますし、中国語で何か怒鳴っているし。今はもう慣れちゃってますが、気持ち悪いのは変わらない。武器を持ってるかもしれないし、向こうは船体が鉄ですけど、こちらはFRP(繊維強化プラスチック)。ぶつけられたら穴あきますよ。やつらが現れると、海保の船が“時計回りに逃げてください”などと指示を出す。でも、やつらは、こっちが漁をしている間はじっと見ているだけ。で、漁を終えて、さあ帰るぞ、というところで追いかけてくるんですよ、全速力で。で、その横に海保の船が中国公船からこっちをガードするような感じで付いて、同じ速度で走って帰ってきます。いつも2時間くらいは追われていますかね」
高江洲さんの船に同乗したことがある、石垣市議会議員の仲間均氏が補足してくれた。
「なぜ帰りを狙うかというと、彼らは我々を追いかける時、動画を撮っている。で、国に戻って、“追い返してるよ”と、実効支配のアピールに使っているんですよ」
中国公船に付きまとわれ、追われる日本漁船。そしてそれに必死で対応し、何とか不慮の事件、事故を起こさないようにしている海上保安庁の苦渋がよくわかる話である。
玉城さんは、海保から尖閣に行くのは自粛してくれ、と言われたことがあるという。
「漁船が衝突して、日本政府が島を国有化した、その後くらいのことです。海保から電話がかかってきましてね。“来年から行けなくなりますよ”と。海保からすれば、中国の船が増えて、漁船に危害を加えてくる可能性もある以上、今はちょっと行くのを控えてくれということだったんだと思います。彼らもやることが山積していて余裕がないしね。あそこに行きたいけど、お上に逆らうわけにはいかないから……その時、俺は大きい船を買う予定だったんだけど、それで止めましたよ」
以来、玉城さんは、尖閣に船を出していないという……。
タブーの海
尖閣はタブーの海になっている。そう感じる。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板