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新・自動車綜合スレ

153荷主研究者:2020/10/11(日) 12:17:18

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63635820Z00C20A9LX0000/
2020/9/10 5:00日本経済新聞 電子版 九州・沖縄 福岡
ブリヂストン久留米工場 多品種製造や生産性でリード
九州・沖縄 拠点を探る

154荷主研究者:2020/11/02(月) 21:12:05

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202009/20200916_12002.html
2020年09月16日水曜日 河北新報
ヤリスクロス生産開始 トヨタ東日本宮城工場で式典

ラインオフ式でヤリスクロスへの手応えを語る宮内社長=宮城県大衡村

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は15日、新発売したスポーツタイプ多目的車(SUV)「ヤリスクロス」の生産開始を祝う「ラインオフ式」を宮城大衡工場で開いた。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため約10人の従業員のみが出席し、販売店や部品メーカーにはオンラインで生中継した。宮内一公社長は「東北や日本を元気にするけん引役だ。一台でも多く届けたい」とあいさつした。

 オンラインで参加した宮城県の村井嘉浩知事は「多くのユーザーに愛される車になる。自動車産業が宮城・東北に根付くよう今後も連携したい」と祝辞を述べた。トヨタの豊田章男社長は「日本での導入は私のひと言がきっかけで実現した。メインターゲットは女性だ」と胸を張った。

 ヤリスクロスは8月31日発売。2月に発売した「ヤリス」を生産するトヨタ東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)でも10月から手掛ける。ヤリスと同様に小型車向け新プラットホームを採用して取り回しの良さと荷室の広さを両立させたほか、最新の安全技術や走行支援システムを搭載した。

◎宮内一公社長 一問一答/コロナ禍 出口へ一歩

 ヤリスクロスのラインオフ式に先立ち、トヨタ自動車東日本の宮内一公社長は河北新報社などの事前の質問に動画で答えた。

 -ヤリスクロスのアピールポイントは。
 「従来のSUVはオフロードのイメージだが、ヤリスクロスはヤリスがベースなので取り回しがしやすく、都会でも使える。仕事にヤリスクロスで来て、そのまま好きな料理教室に行くとか、特にアクティブに動く女性が生活を豊かにするときに使ってもらいたい」

 -ヤリスに続けて新プラットホーム「GA-B」を採用した。
 「ヤリスをベースにプラスアルファで車を作ることができ、開発がスリムになるメリットがある。生産でも追加車種での設備投資を抑えられ、販売価格に反映されることになる」
 「人材育成にもメリットがある。開発、生産のメンバーが車全体を知ることを意識できた」

 -宮城大衡、岩手の2工場で製造する狙いは。
 「当初は宮城大衡工場だけで生産する計画だった。営業の皆さんに付加価値を確認してもらい、ヤリスクロスはヒットして生産量が増えるだろうと早い段階で分かった。岩手のヤリス、宮城大衡のシエンタが好調な中でもトータルの供給量を担保できるだろう」
 「2工場は元々別の企業だったが、統合後は人的交流を進めて一体感を持てるようにしてきた。同じ車を作れば、特色となった助け合いの文化を生かせる」

 -ヤリスクロスの製造・販売が東北経済にもたらす効果をどう考える。
 「トヨタグループで生産調整も行った新型コロナウイルス禍の中、ヤリスクロスの発売でわれわれは出口に向けた一歩をいち早く踏み出せた。ヤリスと共通の部品仕入れ先の生産量も1.5〜2倍になる。東北で自動車産業の基盤を築くミッションを実現できる」

155とはずがたり:2020/11/05(木) 12:06:06

ヤマ発「柱の2輪事業」、ホンダとの埋まらない差 赤字が続く先進国で「構造改革」に踏み切る
https://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20201105_385716/
東洋経済オンライン / 2020年11月5日 7時0分

ヤマハ発動機が2輪事業の構造改革に踏み切る。イタリアのバイク用エンジン製造子会社モトーリ・ミナレリ(以下MM社)を、現地の2輪メーカー、ファンティックモーターに譲渡する。譲渡手続きは年内に終える見通しだ。

MM社はヤマ発が欧州で販売するバイクや、他のメーカー向けに50〜400ccの中小型エンジンを年間で約8万基生産している。譲渡先のファンティックモーターは納入先の1社で、譲渡後もMM社からヤマ発へのエンジン供給は続くという。

ヤマ発の2019年の2輪販売実績は505万台。台数ではホンダ(1959万台)、インドのヒーロー・モトコープ(685万台)に続いて世界3位だ。欧米などの先進国では「YZF-R」や「MT」シリーズなどのスポーツバイク、新興国ではスクータータイプのバイクを中心に販売している。

■先進国は12年連続で赤字
ただし、世界3位とは言っても、台数のみらならず、収益力の面でもホンダとの差は大きい。2019年度の実績をみると、ホンダは2輪事業だけで2856億円もの営業利益を稼ぎ出した。圧倒的な規模に加え、現地での開発・生産、部品の共有化などでの効率が進んでおり、その売上高営業利益率は13.9%に及ぶ。これに対し、ヤマ発の同年度の2輪事業の営業利益は379億円。事業売上高(9788億円)に対する営業利益率は3.8%にすぎない。

業績の足を引っ張っているのが先進国だ。ヤマ発の2輪事業は売上高の8割弱を東南アジアなどの新興国が占める。一方、先進国の2輪は2割強に過ぎず、損益面でも2019年度は142億円の赤字だった。2輪事業全体では新興国の儲けで黒字を維持しているが、先進国だけでみればリーマンショックでの赤字転落から抜け出せず、昨年度まで12年連続で赤字が続いている。

先進国におけるバイクは趣味向けの中大型スポーツバイクが中心。こうした走りを楽しむためのバイクは魅力を高めるために高性能なエンジンが必要になるなど装備品にもコストがかかり、高い利益率を維持するのが難しい。また、先進技術の開発費も上乗せされるため、先進国で利益を稼ぐのは容易ではない。先進国の2綸市場自体が成熟し、以前ほど台数が売れなくなった現状ではなおさらだ。

2輪事業における先進国でのリストラは今回が初めてではない。2009年には業績悪化を受けて、イタリアのバイク組み立て工場を閉鎖。その後もスペインの組み立て工場を閉鎖し、国内でも生産能力を半分にまで削減した。また、2015年に発表した前中期経営計画でも先進国2輪の収益性改善を目標に掲げ、エンジンや部品の共有化、デザインの改良などに取り組んだが、それでも赤字脱却はかなわなかった。

そこで構造改革の追加策として打ち出したのが、今回のイタリアのエンジン工場売却だ。ヤマ発によると、同工場の譲渡により、年間約20億円規模の赤字圧縮効果が見込めるという。欧州における同社の2輪販売は18.6万台(昨年実績、日本は8.8万台、北米は6.3万台)で、先進国の中ではもっとも重要な市場だが、エンジン工場売却後、現地の2輪関連の製造拠点はフランスの組み立て工場のみになる。

欧州に加えて、おひざ元の国内でも2輪事業の構造改革が進む。現在の生産能力(年間20万台)にはまだ過剰感があるため、人員の配置転換で16万台まで引き下げ、固定負担を減らす。余剰人員は、収益の大黒柱に育ったマリン事業(船や船外機)のほか、半導体製造装置などを手がけるロボティクス事業など好調な部門に異動させる計画だ。

■成長牽引した新興国にも陰り
先進国の赤字を新興国で埋めて全体では黒字を確保してきた2輪事業だが、そうした図式が今後も成立しうるとは限らない。新興国での販売台数自体も近年は頭打ちとなっているからだ。

ヤマ発の新興国販売はインドネシアやベトナム、タイが中心だが、東南アジアは金融引き締めや景気悪化などで近年は2輪の市場自体が縮小し、以前のような成長の牽引役とは言えなくなっている。そこにさらに新型コロナ影響が重なり、当面は厳しい販売環境が続く。また、所得水準が上がれば移動手段が2輪から車へと切り替わるため、将来的には新興国での販売台数、利益とも縮小していく可能性が高い。

かといって、赤字が続く先進国の2輪を止めるわけにはいかない。2輪メーカーとしてのブランド力、さらには排ガス規制対応など最新技術の開発を担うのは先進国向けの車種だからだ。2輪事業全体で考えれば、先進国での展開は必須と言える。

ヤマハ発動機の源流でもある2輪事業は、長年の課題である先進国の赤字から果たして脱却できるのか。今度こそ、赤字解消は待ったなしだ。

中野 大樹:東洋経済 記者

156名無しさん:2020/11/10(火) 21:24:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/a260c665044cc9d8b57c6ba3276d30bc10f406ab
準中型免許あるのに原付取得 山梨で29歳男逮捕
11/9(月) 18:55配信

 準中型運転免許を持っているにもかかわらず原付免許を取得したとして、山梨県警韮崎署は9日、道交法違反(免許証不正取得)の疑いで甲府市住吉、アルバイト、外山義哲容疑者(29)を逮捕した。

 逮捕容疑は、神奈川県公安委員会から準中型免許を交付されているにもかかわらず、新たに8月5日に山梨県公安委から原付免許の交付を受けたとしている。

 外山容疑者は6月に改名したが免許証の氏名変更手続きを行わなかったため、山梨県公安委は二重交付に気付かず、外山容疑者は名前の違う2枚の免許証を持っていた。8月27日に同県甲斐市で交通事故を起こした際、警察官に前の名前の免許証を提示したため判明した。

 「不正取得したことは間違いない」と容疑を認めている。準中型免許があればミニバイクは運転できるが、なぜ原付免許を申請したかなどについて詳しく調べる。

157とはずがたり:2020/11/12(木) 19:32:01
日産自動車の中間は3300億円の赤字 自動車大手の明暗分かれる
東京商工リサーチ2020年11月12日 17:40 0
https://www.excite.co.jp/news/article/Tsr_analysis20201112_05/

日産自動車の中間は3300億円の赤字 自動車大手の明暗分かれる
日産①

       
 
  日産自動車(株)(TSR企業コード:350103569、横浜市西区)は11月12日、2020年4-9月(連結)の純利益が3299億5900万円の赤字だったと発表した。構造改革などを続けているが、新型コロナの影響で販売台数の落ち込みが響いた。

 2020年4-9月(連結)の売上高3兆926億8700万円(前年同期比38.2%減)、営業利益1587億5900万円の赤字(前年同期316億800万円の黒字)、純利益3299億5900万円の赤字(同653億6500万円の黒字)だった。

 2021年3月期(通期)の業績予報を修正し、純利益が6150億円の赤字になりそうだと発表した。7月に公表した純利益は6700億円の赤字だった。

 自動車大手7社の中間決算が出そろった。純利益が黒字だったのはトヨタ、ホンダ、スズキ、SUBARUの4社。日産と三菱自動車、マツダの3社は赤字で明暗が分かれた。

158とはずがたり:2020/11/17(火) 17:19:01

35年にガソリン車販売禁止=加ケベック州
https://news.infoseek.co.jp/article/201117jijiX921/
時事通信 / 2020年11月17日 6時58分

 【ニューヨーク時事】カナダ東部ケベック州は16日、2035年にガソリン車の新車販売を禁止する方針を発表した。同州はカナダ第2位の人口を抱える。温室効果ガス削減に向け、米西部カリフォルニア州などでも同様の動きが広がっている。

 ケベック州は温室効果ガスを30年までに1990年比で37.5%削減するため、67億カナダドル(約5400億円)を投じる。ガソリン車販売禁止はこうした取り組みの一環。報道によると、商用車や中古車は対象外という。 

[時事通信社]

159とはずがたり:2020/11/18(水) 19:22:58
英国、ガソリン車を30年に禁止 EVの普及加速も
自動車・機械 ヨーロッパ
2020/11/18 7:40
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66358030Y0A111C2I00000/?n_cid=SNSTW001

160とはずがたり:2020/11/20(金) 15:47:18
電気自動車 一般
電気自動車の効率はガソリン車より悪い?
2020年11月20日
https://blog.evsmart.net/electric-vehicles/electric-vehicles-are-more-efficient-than-ice/?utm_campaign=socialmedia&utm_source=Twitter&utm_medium=2020/11/20/07/30

161荷主研究者:2020/11/21(土) 15:15:54

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65173650Z11C20A0LC0000/
2020/10/19 16:59 日本経済新聞 中国 島根
三刀屋金属、設備増強へ9億円投資 車部品を軽量化

162チバQ:2020/11/25(水) 17:39:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5cbf2522d9ba8b4ab5f0cb6f654f1f28fd8affa
トヨタ東富士工場、約400人が退職 12月の閉鎖に合わせ転職など
11/25(水) 6:00配信

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毎日新聞
12月で閉鎖されるトヨタ自動車東日本の東富士工場=裾野市御宿で2020年11月19日、長沢英次撮影

 トヨタ自動車グループのトヨタ自動車東日本(本社・宮城県大衡村)は24日、12月末で閉鎖する東富士工場(静岡県裾野市)について、2018年7月の閉鎖発表の際に東北地方の工場に異動するとしていた従業員約1100人のうち約400人が退職したことを明らかにした。閉鎖に合わせて転職したことなどが理由。約200人は東北に既に異動し、約500人が東富士に残っているという。【長沢英次】

【初代からの現行まで クラウンを振り返る】

 東富士工場の閉鎖に合わせ、シートなどを生産するトヨタ紡織の富士裾野工場(裾野市)なども生産停止。雇用の大きな受け皿がなくなり、裾野市や近隣自治体では人口減などの影響が懸念される。

 裾野市の人口は18年7月1日の5万2371人から今年11月1日は5万1303人に減った。市によると、転出が転入を上回る社会減の傾向が表れ、東富士工場閉鎖を前に、既に影響がうかがえるという。また、工場が立地していることによる法人市民税や固定資産税が減収となり、市財政には痛手となる。

 裾野市の担当者は「東富士工場は50年以上も地元に根付き、子供たちの社会科見学を受け入れたり、従業員が行事に参加したりして地域に貢献していた。閉鎖は痛手」。市はトヨタが東富士工場の跡地に展開する先端技術の実証都市「ウーブン・シティ」に望みを懸け、協力する姿勢だ。

163とはずがたり:2020/11/27(金) 16:46:02
EV購入者に最大80万円の補助金支給へ…現行の2倍、再エネ電力への変更が条件
11/25(水) 10:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6017a660773de511fe464154e0a038bfe8479d5
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読売新聞オンライン
 政府は電気自動車(EV)の購入者に対し、現行の2倍となる最大80万円の補助金を支給する制度を2021年度に導入する方針を決めた。自宅やオフィスの電気契約を再生可能エネルギー由来の電力に切り替え、EVへの充電設備を整えることなどを条件とする。

 環境省と経済産業省が今年度第3次補正予算案に必要経費を盛り込む。両省は、新制度を2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする政府目標の実現に向けた目玉施策の一つと位置づけている。

 EV購入者へは現在、最大40万円の補助が支給されているが、最大100万円前後の欧州と比べ少なく、普及が進まない要因と指摘されてきた。新制度では、電気契約を二酸化炭素(CO2)が排出される石炭などの化石燃料で発電された電力から、太陽光や風力といった再エネによる電力に変更することを条件とする。再エネ由来の電気でEVに充電することで、CO2排出を抑制するのが狙いだ。

 環境省によると、再エネ電力の電気代は、一般家庭で通常の化石燃料由来の電力と同程度か、最大で2〜3割高い。両省は新制度により、EVと再エネ電力の普及を加速させたい考えだ。

164とはずがたり:2020/12/07(月) 20:53:22
電気自動車はバッテリー切れが心配?じゃあ走りながら充電すれば? ― EP Tenderによるバッテリートレーラー「Battery Tender」
EP Tenderの「Battery Tender」は、51kWh容量のバッテリーが収納されたトレーラー。電気自動車に装着することで、航続距離を300kmのばせます。
えん乗り編集部
https://ennori.jp/6988/ep-tender-battery-tender

165とはずがたり:2020/12/11(金) 15:13:43

排ガス規制で8都県市が規制の上乗せしたりしたこともあったしな

30年までに「脱ガソリン車」 都内の新車、国に先駆け 小池知事
12/8(火) 15:41配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/17befa9223dcd259ec87045baaea2eb0eecb7366
時事通信

東京都議会の代表質問で答弁する小池百合子知事=8日午後、東京都新宿区

 東京都の小池百合子知事は8日の都議会本会議で、都内で販売される新車について、2030年までに「脱ガソリン車」とする方針を表明した。

 国は新車の脱ガソリン化の目標を「30年代半ば以降」とする方向で調整しているが、都は国に先駆けて、温室効果ガス削減に取り組む姿勢をアピールする狙いだ。

 小池氏は「都民ファーストの会」の小山有彦議員の代表質問への答弁で「都内で新車販売される乗用車を30年までに非ガソリン化することを目指す」と明言。これまでの都の目標は「50年までに」としており、大幅な前倒しとなる。

 脱ガソリン車の対象は、電気自動車や燃料電池車、電気とガソリンを併用するハイブリッド車など。都によると、19年度の都内の乗用車の新車販売台数に占める脱ガソリン車の割合は4割程度にとどまる。二輪車についても初めて目標値を設定し、35年までに脱ガソリンを目指す。

 小池氏は「気候変動に立ち向かう世界の大都市共通の責務だ」と説明。充電設備の整備を進めるほか、電気自動車のレース開催などを通じて「ムーブメントを起こす」と語り、都民への普及啓発を進める考えを示した。

166とはずがたり:2020/12/17(木) 23:11:51
トヨタ社長「自動車のビジネスモデル崩壊」 政府の「脱ガソリン」に苦言
毎日新聞2020年12月17日 20時52分(最終更新 12月17日 21時44分)
https://mainichi.jp/articles/20201217/k00/00m/020/371000c

 菅義偉首相が打ち出した2050年に温室効果ガス排出を「実質ゼロ」にする目標に向け、産業界の「重鎮」が苦言を呈した。

 日本自動車工業会(自工会)の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は17日、オンラインで取材に応じ、政府が30年代に新車のガソリン車販売をなくすことを検討していることについて「自動車業界のビジネスモデルが崩壊してしまう」と懸念を示した。日本は火力発電の割合が大きいため、自動車の電動化だけでは二酸化炭素(CO2)の排出削減につながらないとの認識を強調し、電気自動車(EV)への急激な移行に反対する意向を示した。

 原発比率が高く、火力発電が日本と比べて少ないフランスを例に挙げ、「国のエネルギー政策の大変革なしに達成は難しい」「このままでは日本で車をつくれなくなる」などと発言。EVが製造や発電段階でCO2を多く排出することに触れ、「(そのことを)理解した上で、政治家の方はガソリン車なしと言っているのか」と語気を強めた。ガソリン車の比率が高い軽自動車を「地方では完全なライフライン」とし、「ガソリン車をなくすことでカーボンニュートラルに近づくと思われがちだが、今までの実績が無駄にならないように日本の良さを維持することを応援してほしい」と述べ、拙速な「脱ガソリン車」には賛成できない考えを示した。

 一方、日本鉄鋼連盟の橋本英二会長(日本製鉄社長)は17日の定例記者会見で、50年「実質ゼロ」の目標の実現について、研究開発に「10年、20年はかかり、個別企業として続けるのは無理だ」と述べ、国の支援を求める考えを示した。

 政府の目標達成には、自動車業界や鉄鋼業界の協力が不可欠。「財界総理」と言われる経団連会長を輩出し、政府に対する発言力も強いトヨタや日鉄のトップから懸念が示されたことで首相の「ゼロエミッション」は曲折も予想される。【松岡大地】

167とはずがたり:2020/12/17(木) 23:12:42
あかんやん

「水素ステーション」事業者、大半が再生エネ使わず 環境省が補助制度 会計検査院指摘
会員限定有料記事 毎日新聞2020年10月8日 03時00分(最終更新 10月8日 10時21分)
https://mainichi.jp/articles/20201007/k00/00m/040/212000c

 東京オリンピック・パラリンピックを前に、水素を活用した燃料電池自動車(FCV)の普及を図るため、水素を製造・供給する「水素ステーション」を設置する事業者に補助金を出す環境省の事業について会計検査院が調べたところ、導入した事業者の大半が、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使って水素を作るという要件を守っていなかったことが、関係者への取材で判明した。電力会社から購入するなどした電力を用いていた。検査院は同省に見直しを求めた。

 環境省は2015年度以降、「再生可能エネルギー由来の水素ステーション」や、乗用車、バスなどのFCVを導入した自治体や企業に、費用の3分の1〜4分の3の補助金を交付した。水素ステーションは水から分解した水素をFCVに供給するシステムで、費用は2億円程度。水素は利用時に二酸化炭素を排出せず、電源に再生可能エネルギーを用いることで、地球温暖化対策になるとして同省が推進していた。20年度までに全国で10…

168とはずがたり:2020/12/21(月) 18:59:11

「山行が」なんかでもここぞという時に通過していく日本の中山間地の風景に欠かせないアイテム軽トラ。なかなかシビアな現実があるんだな。どのクルマもやけに値上がりする中頑張ってる。

じつは「美味しくない」商売だった! ホンダや日産&三菱が「軽トラ」で勝負しないワケ
https://news.livedoor.com/article/detail/19414326/
2020年12月21日 10時0分 WEB CARTOP

169とはずがたり:2020/12/23(水) 20:26:27
2020年12月21日7:54 午後2日前更新
韓国双竜自動車、法定管理を申請 借り入れ返済できず
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/mahindra-ssangyong-motor-bankruptcy-idJPKBN28V15H

[ソウル 21日 ロイター] - 韓国の双竜自動車が21日、約600億ウォン(5444万ドル)の借り入れを返済できず、法定管理を申請した。

双竜自動車は声明で「借り入れ返済期限の延長で外国銀行と合意することができず、事業が大きく混乱すると予想されるため、法定管理を申請した」と表明した。

双竜には、バンク・オブ・アメリカが約300億ウォン、JPモルガン・チェースが200億ウォン、BNPパリバが100億ウォンそれぞれ貸し付けている。

双竜に74.65%出資しているインドの自動車メーカー、マヒンドラ・アンド・マヒンドラは、6月から保有株の売却先探しをしている。マヒンドラは、双竜が破綻寸前の2010年に株式を取得したが、その後も双竜は回復せず、多額の債務を抱えていた。

170荷主研究者:2020/12/27(日) 21:27:58

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK074GR0X01C20A2000000
2020年12月9日 2:00 日本経済新聞
三菱自、新SUVにPHV追加 「電池の壁」越えられるか

171荷主研究者:2020/12/27(日) 21:44:28

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202012/20201211_12004.html
2020年12月11日金曜日 河北新報
トヨタ東日本、東富士工場の生産終了 東北に集約、小型車強化へ

製造ラインを流れるポルテの最終生産車両=12月、静岡県裾野市のトヨタ東日本東富士工場(同社提供)

 トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)は10日、今月末で閉鎖する東富士工場(静岡県裾野市)での車両生産を終えた。同社の完成車生産は宮城大衡、岩手(岩手県金ケ崎町)の2工場体制となり、東富士からは従業員計約700人が異動。トヨタが進める小型車生産の東北集約が一段と加速することになる。

 東富士工場はトヨタ東日本の前身の一つ、関東自動車工業が1967年に稼働させ、ピーク時で年間約26万台を生産した。トヨタグループの生産拠点再編の一環で2018年7月に閉鎖が決定。19年度の生産台数は、東北2工場が約45万台、東富士が約2万台だった。

 東富士で手掛けた車種のうち、高級車「センチュリー」は愛知県内のトヨタ工場に生産を移管する。小型車「ポルテ」「スペイド」は生産を終え、「ジャパンタクシー」を宮城大衡工場が引き継ぐ。

 東富士の従業員約1100人のうち、既に異動した300人超を含め、最終的に計約700人が東北に移る予定。トヨタ東日本はセンチュリーに携わった技術者の経験を生かすなど、東北の技術向上につなげる考えだ。「ヤリス」「ヤリスクロス」は小型車向けの新しい車台「GA―B」を採用しており、今後も新型車生産を東北に集中させることで効率化を図るとみられる。

 トヨタ東日本は「コンパクト車はグローバルで最も競争の激しいカテゴリー。生産の東北集約により『100年に1度』と言われる大変革の時代を生き抜きたい」とコメントした。

 トヨタは東富士工場の跡地に、自動運転などの次世代技術を実証する仮想都市「ウーブン・シティ」を整備する計画で、来年2月に着工予定。開発を担う隣接の東富士総合センター(従業員約1600人)は現地に残る。

172荷主研究者:2020/12/27(日) 21:46:08

https://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20201211303.htm
2020/12/11 01:02 北國新聞
アルミ粉から水素製造 アルハイテック トヨタと装置

 環境ベンチャー企業のアルハイテック(高岡市)は10日、トヨタ自動車と協力し、工場から発生するアルミ合金の削り粉を原料に水素を製造する装置の開発に着手したと発表した。低コストで純度の高い水素を安定的に製造することが可能となる。燃料電池車や水素ステーションへの採用を視野に、来年4月の販売開始を目指す。

 アルハイテックはこれまで、アルミ缶などの家庭ごみを特殊なアルカリ溶液に入れて水素を製造する小型装置を開発している。今回はトヨタ自動車からエンジン部品などの製造過程で発生するアルミ合金の削り粉の提供を受け、装置を改良する。

 既に完成した試作装置はパイプに溶液を循環させることにより、アルミを連続投入しても水素を安定的に取り出せる構造とした。石油などで水素を製造するケースに比べ、二酸化炭素(CO2)の排出量を46・8%削減できる。水素の製造過程で発生する金属粉「水酸化アルミ」は医薬品原料などに有効利用が可能という。

 10日は高岡市の本社で実証実験が公開された。経済産業省は国内で販売する新車について、2030年代半ばにガソリン車をなくし、燃料電池車などにする目標を設ける方向で調整している。アルハイテックの水木伸明社長は「開発中の技術が原油の代わりになると確信している」と話した。

173とはずがたり:2020/12/30(水) 17:53:16

《独自》自動車大手、年明け大幅減産へ 半導体が工場火災で不足
12/30(水) 16:23配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4c427b55ba308f09c1c95eec11c22f763cb3219
産経新聞

 自動車大手各社が年明けに大幅減産を余儀なくされることが30日、分かった。部品に使用する半導体の調達が難しくなるためで、少なくとも3社の生産が来年1月以降、4〜5割程度減るとの予測も出ている。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ自動車生産は、中国や国内が今年9月以降持ち直し、景気回復の牽引(けんいん)役となっている。裾野の広い自動車業界だけに、日本経済への悪影響が懸念される。

 自動車大手幹部が明らかにした。今回、減産に影響するのは、横滑り防止装置やハンドル操作を助ける電動パワーステアリングに使われる半導体。横滑り防止装置は、多くのクルマに採用され始めている。

 半導体不足は、宮崎県延岡市にある旭化成の工場で10月20日に発生した火災の影響が大きい。旭化成の子会社「旭化成マイクロシステム」の延岡事業所(宮崎県)のクリーンルームから出火。24日に鎮火したが、現場検証が12月30日現在も終わっておらず、自社での生産再開のめどが立たないため、「他社への代替生産を準備中」(広報部)だ。トヨタ自動車や日産自動車、ホンダなどと部品メーカーを通じて取引がある。

 半導体不足には、メガサプライヤーの独コンチネンタルが、品質水準への要求が高い自動車向けの納入を避け、「コロナによる巣ごもり需要で、ゲーム機への納入を優先していることも影響している」(大手自動車メーカー幹部)という。また、第5世代(5G)移動通信システム向けの需要が急増していることも調達不足に拍車をかけている。世界最大手の独ボッシュからの納入も減る見通し。

 すでに独フォルクスワーゲン(VW)、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)、米フォード・モーターが今月から生産調整に入っているという。

 このため、来年1月以降の生産への影響は避けられない見通し。需要の回復が早い中国での生産分に調達した半導体を回すなどして、悪影響を軽減する対応が検討されているもようだ。令和3年3月期の業績予想が今後、下方修正される可能性もある。

174荷主研究者:2021/01/02(土) 18:38:05

https://www.niigata-nippo.co.jp/news/economics/20201222588965.html
2020/12/22 21:45 新潟日報
県内過去最大 負債総額604億円
新潟市のダイヤメット経営破綻

 民事再生法の適用を21日に申請した自動車部品製造のダイヤメット(新潟市東区)と子会社のピーエムテクノ(同区)の負債額が、推定で計約603億9700万円に上ることが22日分かった。ダイヤメットの負債額は577億9千万円で、新潟県内過去最大。新型コロナウイルス禍が長引く中、全国でも今年最大の倒産となった。従業員は約1100人。同社の申立代理人は「スポンサーの支援の下で操業は従来通り続ける」としている。

 帝国データバンクなどによると、県内で負債額100億円以上の大型倒産は2008年の新潟精密(上越市)以来、12年ぶり。今年の全国の倒産では、民事再生法の適用を6月に申請した旅行業のホワイト・ベアーファミリー(大阪)が負債額278億円でこれまで最大だった。

 ダイヤメットは、1944年創設の三菱鉱業新潟金属工業所がルーツ。2005年に三菱マテリアル(東京)の焼結部品事業を分離する形で子会社として設立され、09年に商号変更した。

 帝国データバンクによると、ダイヤメットはモーター軸受けやエンジン部品などの自動車用部品を主力に、08年2月期は売上高267億円を計上していた。だが、需要が徐々に減りつつある中、18年には検査データを改ざんし、顧客の仕様を満たさない不適合品を出荷していた事実が発覚した。信用回復に向けた生産・検査体制の拡充が収益を圧迫。決算期の変更を経て17年3月期以降は赤字が続いていた。

 三菱マテリアルは今月、三菱自動車なども経営支援した投資ファンド「エンデバー・ユナイテッド」(東京)に全株式を売却した。世界的なウイルス禍で自動車産業が工場閉鎖や生産縮小などの打撃を受ける中、自力での再建を断念。今月21日、東京地裁に民事再生法適用を申請し、受理された。今後エンデバー社の支援を受け、事業再生に取り組む予定だ。

175とはずがたり:2021/01/06(水) 16:46:04
EV「全固体電池」企業、テスラを脅かすか
投資家は新興企業クアンタムスケープに熱狂
By Stephen Wilmot
2021 年 1 月 5 日 11:12 JST
https://jp.wsj.com/articles/SB12338418453830313752104587201931039230246

――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

***

 2020年に騰勢が続いた電気自動車(EV)銘柄の中で特に値動きが目立ったのは、バッテリー新興企業のクアンタムスケープだ。まだ売上高が生じる段階ではないが、年終盤にかけて株価が急騰した。もし約440億ドル(約4兆5300億円)の市場価値をつけた投資家の見立てにほぼ間違いなければ、彼らは米EVメーカー、テスラの命運について心配すべきかもしれない。

 11月の新規株式公開(IPO)以降、クアンタムスケープ株は大幅に上昇している。同社は12月上旬、「ソリッドステートバッテリー(全固体電池)」の一部の種類について有望なテスト結果を発表した。だがそれ以外の理由で、華々しい株価上昇を説明するのは難しい。

...
全文記事を読むには

176とはずがたり:2021/01/09(土) 23:38:28
GMが57年ぶりロゴ刷新 EVシフトをアピール
2021年1月9日 10:57
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN090XL0Z00C21A1000000

177とはずがたり:2021/01/29(金) 09:18:10
CO2削減では日本車がハイブリッド、欧州車がディーゼルでやって欧州が惨敗だったけどEVではアメリカ(テスラ)が大攻勢。危機感強い欧州に比べ動き鈍い日本が心配である、、携帯メーカーみたいに気付いたら国内でほそぼそ販売で最終的に撤退とかなりかねん

EV急増の欧州、元テスラ幹部に託す悲願の電池産業育成
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00219/012500001/
大西 孝弘
ロンドン支局長
2021年1月28日

178名無しさん:2021/03/20(土) 08:26:14
法学論集
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1112072544/2917

2917 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2021/03/20(土) 08:25:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/d46adeef046282053943771708b9dbe3d9604548
【独自】ゴーン被告逃亡、手助けした親子「妻のキャロル容疑者にだまされた」
3/20(土) 5:01配信
読売新聞オンライン
 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(67)(会社法違反などで起訴)が保釈中にレバノンに逃亡した事件で、東京地検特捜部に犯人隠避容疑で逮捕された米国籍の親子2人が容疑を認めた上で、ゴーン被告の妻キャロル・ナハス容疑者(54)(偽証容疑で逮捕状)からの依頼で逃亡を手助けしたと供述したことが関係者の話でわかった。2人は、「キャロル容疑者にだまされた」とも話したという。

 2人は米陸軍特殊部隊「グリーンベレー」元隊員のマイケル・テイラー(60)と息子のピーター・テイラー(28)の両容疑者。特捜部は勾留期限の22日にも、2人を犯人隠避罪で東京地裁に起訴する見通しだ。

 特捜部の発表などによると、2人はジョージ・ザイェク容疑者(61)(犯人隠避容疑などで逮捕状)と共謀。2019年12月29日、ゴーン被告を東京から大阪まで護衛しながら案内するなどし、被告が隠れた箱をプライベートジェットに積み込んで関西空港から出国させた疑いがもたれている。

179名無しさん:2021/03/21(日) 19:17:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c393c4505b010954b2e00c57de7a02cb9a03d5a
米EVのテスラ、スパイ活動否定 中国のフォーラムで
3/21(日) 12:17配信
共同通信
 【北京共同】米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、20日に北京で開かれたフォーラムにオンラインで出席し、同社がスパイ活動に関与することはないと強調した。中国メディアが報じた。中国政府が安全保障上の懸念からテスラ車利用を制限したと米紙が報じており、否定した形だ。

 マスク氏は中国政府系シンクタンクが開いたフォーラムで発言。中国紙、21世紀経済報道(電子版)によると、「テスラがもし中国や他の国でスパイ活動をしていたら、(事業は)続けられなくなる。テスラは強い情報保護の意識を持っている」と説明した。

180荷主研究者:2021/03/21(日) 22:09:03

https://www.at-s.com/news/article/economy/shizuoka/860843.html
2021/2/13 08:32 静岡新聞
ヤマハ発動機、創業地での生産に幕 浜北工場、2024年閉鎖へ

 ヤマハ発動機は12日、世界で進める構造改革の一環で、二輪やマリンエンジン部品を製造し、1955年の同社創業地である浜北工場(浜松市浜北区中条)の生産機能を磐田市の本社工場などに集約、2024年の移管完了後に閉鎖して売却すると発表した。

 20年12月期の連結決算の記者会見で概要を明らかにした。同社の国内の二輪生産台数はピーク(1981年)の190万台から現在20万台を割り込んでいる。リーマン・ショック後に生産集約を行ったが、もう一段階の国内再編が必要と判断。電話会見した日高祥博社長は浜北工場の閉鎖方針について「コロナ禍の前から計画してきた。センチメンタルになる部分もあるが、最適な生産性を維持するための再編」と強調した。

 汎用、自動化ラインなどの構築に伴う多品種な製品ニーズへの対応、市場への商品供給リードタイムの短縮効果が見込めるとしている。16万台を損益分岐点に、最大22万台の生産体制を構築する。従業員約700人は配置転換などで雇用維持する。

 同区中瀬にある二輪などの外装部品を製造する中瀬工場は現在地に残し、二輪部品の樹脂塗装工程を本社集約し、生産効率を上げる。

 両工場に関連する投資額は約45億円。22年から順次着手する。中瀬工場の従業員約180人の異動は想定していないという。

 ■「残念」「影響注視」 浜北の関係者 閉鎖惜しむ声

 ヤマハ発動機浜北工場(浜松市浜北区)が2024年中に閉鎖されると発表された12日、往時の勢いを知る地元の企業人らからは惜しむ声が聞かれた。

 自動車部品製造などを手掛けるやまと興業(同区)は、ヤマハ発とは昭和30年(1955年)代から取引がある。小杉昌弘会長(76)は「当社はヤマハ発の工場内の設備製作も請け負った。閉鎖は驚きで、残念」と話した。浜北商工会の村松辰芳会長(69)は「ヤマハ発は地元経済を支えてきてくれただけに寂しい。今後は跡地がどうなるのかや、浜北の関連企業への影響を注視したい」と語る。

 約30年前、ヤマハ発の若手社員が通ってにぎわったというすし店を区内で営む鈴木正美さん(71)は「全国各地からヤマハ発に入社し、頑張っている人たちの話をよく聞かせてもらった」となつかしむ。「彼らも出世し、すでに多くが退職した。工場閉鎖は時代が変わったことの表れなのだろう」としんみりした様子だった。

181とはずがたり:2021/03/22(月) 14:20:26

その後解消はされたんだろうけど

ホンダ、鈴鹿製作所5日間停止 半導体不足、マツダも減産
2021年01月30日12時31分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021013000355&g=eco&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb

 ホンダが鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)での生産を2月に5日間停止することが30日、明らかになった。世界的に広がる半導体不足により、部品調達が遅れているため。マツダも2月の生産を当初計画より減らす方針となった。

182名無しさん:2021/03/22(月) 22:16:49
合成樹脂スレッド
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1073920867/484

484 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2021/03/22(月) 22:15:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/86faf6a0b4e3a7937bbd91e48cbd0e4e3d109edb
ナイロンが足りない!自動車業界で浮上した新たな生産リスク
3/20(土) 9:12配信
ニュースイッチ
「内部はてんやわんやだ」
 自動車業界に、半導体や地震に続く新たな生産リスクが浮上した。汎用エンジニアリングプラスチックの一つである、ナイロンの不足だ。2月に北米で起きた寒波により、米南部に集積する石油化学プラントが一時停止。原料や製品の供給が滞っており、トヨタ自動車が北米4工場で生産調整に乗り出すなど、樹脂系部品を生産、使用する自動車系メーカー全般に影響が及んでいる。範囲の広さから「影響は夏頃まで続くのでは」との声もあり、好調な車生産に水を差す事態となっている。(名古屋・政年佐貴恵)

 「材料の確保はどうなっている」「製品の納入スケジュールを教えて欲しい」―。北米寒波から1週間ほどたった2月下旬以降、自動車部品メーカー各社は状況把握に追われた。「車生産の維持を最優先に状況を調査しており、内部はてんやわんやだ」(駆動部品メーカー社員)。

 影響を受けているのは、ナイロン6やナイロン66といったエンプラだ。締結部品やエンジン部品など、強化プラスチックとして幅広く使われる。寒波により米テキサス州で大規模停電が発生し、化学メーカーの製品供給が一時停止。米デュポンがフォースマジュール(不可抗力による供給制限)を発動したほか、東レも製品供給が不安定だという。防振材などを手がける部品メーカー首脳は「『明日から供給できない』と突然通達があった」と困惑する。

 この影響で、トヨタ自動車は11日頃からセダン「カムリ」やスポーツ多目的車(SUV)「RAV4ハイブリッド」などを生産する米ケンタッキー州の工場と、エンジンなどを生産する米ウェストバージニア州の部品工場の生産ラインを一部停止。ピックアップトラック「タコマ」を手がけるメキシコの完成車2工場でも一部稼働を停止し、生産調整している。

 すでに北米の電力は回復しつつあるが、凍結による配管の破損などで復旧には時間がかかっているもよう。部品各社は材料調達ルートの確保や代替材料への切り替えなどを行っているが、基幹部品に多く使われているだけに切り替えには時間がかかる。元々ナイロン需要が逼迫(ひっぱく)していたことも追い打ちとなり、影響は夏頃まで続くとの見方もある。トヨタ幹部は「時々刻々と変わる状況に合わせて毎日調整している」としつつ、「そのくらいは覚悟しないといけないかもしれない」と明かす。

 このほか北米では輸送コンテナ不足も続いており「コストに加え、輸送期間も通常時の倍以上になっている」(部品メーカー幹部)。各社は相次ぐ課題に対し、影響を最小限に留めるべく奔走している。

183荷主研究者:2021/03/29(月) 22:16:48

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD08BO60Y1A300C2000000/?unlock=1
2021年3月9日 16:25 日本経済新聞
東北の車産業、震災前の7割増2兆円 「水素」で成長探る
東日本大震災10年 トヨタ、東北に生産拠点㊤

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB051ZL0V00C21A3000000/?unlock=1
2021年3月10日 17:11 日本経済新聞
カイゼン2年の地元企業、車部品サプライヤーに進化
東日本大震災10年 トヨタ、東北に生産拠点㊦

184とはずがたり:2021/03/30(火) 15:26:10
ルネサス、1カ月以内の生産再開 可能性が高まっていると社長
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/renesas-factory-idJPKBN2BM0EF?feedType=RSS&feedName=special20

 3月30日  ルネサスエレクトロニクスの柴田英利社長兼最高経営責任者(CEO)は火災が発生した那珂工場(茨城県那珂工場(茨城県ひたちなか市)について会見し、1カ月以内としていた生産再開の確実性が高まっていることを明らかにした。写真は2017年4月、東京で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 30日 ロイター] - ルネサスエレクトロニクスの柴田英利社長兼最高経営責任者(CEO)は30日、火災が発生した那珂工場(茨城県那珂工場(茨城県ひたちなか市)について会見し、1カ月以内としていた生産再開の確実性が高まっていることを明らかにした。

火災の影響で交換や修理が必要な製造装置の台数は、当初公表していた11台から23台に増えたという。すでにラインに乗っていた作業中のウエハーは、4分の3程度が使用可能と説明した。

自動車用半導体を主に手掛ける那珂工場では、19日未明に火災が発生。21日に会見した柴田社長は「なんとか1カ月以内での生産再開にたどり着きたい」と述べていた。

185とはずがたり:2021/04/05(月) 13:43:32

EVは本当にCO2排出削減にならないのか?(前編) ?欧州で検討中のLCA規制とは
https://energy-shift.com/news/7deb9608-1ac4-4a1d-851a-9ef878d6097c
櫻井啓一郎
2021/02/16

186とはずがたり:2021/04/13(火) 19:13:10


https://twitter.com/kei_sakurai/status/1225786878894342144
Keiichiro SAKURAI
@kei_sakurai
返信先:
@kei_sakurai
さん
ドイツポスト「いつもの配送トラック、EV版造ってよ」
VW「EVだと?じゃあ見積もり(お高い)」
DP「分かったもう頼まん。」

(この間にディーゼルゲート発生)

DP「ベンチャー買収した。工場建てた。外販もする」
VW「ムキー(`Д´)」

冗談みたいなホントの話。

そしてやっぱり日本メーカーが造ってくれなくて、そのドイツポストからヤマトが購入へ。

https://twitter.com/hiroshimilano/status/1381910318180409347
ono hiroshi
@hiroshimilano
日本に限らず、全世界でEVに時代(10年以内)になれば中国製EVがぐっとシェアを伸ばして世界標準の選択肢になります。安いからじゃないよ。世界で一番EVの技術革新が進んでいる国だからですよ。

中国製EV、日本に本格上陸 佐川急便が7200台採用
【イブニングスクープ】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC136SH0T10C21A4000000/
スタートアップ
2021年4月13日 18:00 [有料会員限定]

187とはずがたり:2021/04/14(水) 20:32:56
フォグ付けたいと思ってるんだけど時代遅れか?!

フォグランプなぜ一部で廃止傾向? デザイン性向上も安全面は問題なし? フォグの存在意義とは
4/14(水) 9:10配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b072d7d486371cc205df4451d4bf6459815722b2
くるまのニュース

かつては上位グレードの証ともいえた? フォグランプのいま
 かつてクルマのフォグランプといえば、高級モデルや上級グレードに標準装備されるアイテムという傾向がありましたが、その後は徐々にフォグランプの標準化が進んでいます。
 
 しかし、最近では高級モデルや上級グレードであってもフォグランプを採用していないモデルも見かけます。なぜ採用しないようになったのでしょうか。

【画像】フォグランプは事故に注意! 悲惨な事故の様子を見る(22枚)

トヨタ「RAV4」では悪路走行での機能面や個性としてのアイコンとしてフォグランプは重要なアイテムといえる

 フォグランプの正式名称は「前部霧灯」といい、霧や雨、降雪時などに視界を確保するために使用するもので、色は白色または淡黄色、かつすべて同一の色を使用することと定められています。

 なお、かつては淡黄色を使用するクルマが多く存在しましたが、最近ではLEDライトが普及したこともあり白色を採用するモデルが多く見られます。

 このように、基本的には前方の視界を良好にする目的として採用されることが多く、ほとんどの国産車では標準装備またはオプション装備として採用されています。

 しかし、近年のセダンなどではそもそもフォグランプが採用されないケースもあるようです。

 最近のモデルでは、レクサスが2020年に大幅改良をおこなった「LS」や「IS」では、歴代モデルでフォグランプを採用していたものの最近では採用されていません。

 また、マツダでは徐々にフォグランプの採用を減らしているようです。

マツダ車において、フォグランプを廃止した先駆け的存在となるのが、2018年5月にマイナーチェンジをおこなった「アテンザ(現マツダ6)」です。

 フォグランプの採用背景について、マツダの担当者は次のように説明していました。

「マツダ6では、新たに『アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)』というLEDブロックを20分割に細分化したものを採用しています。

 これにより、ハイビーム照射性能と配光性能を進化させ、より緻密な照射範囲のコントロールを実現しました。

 このALHがフォグランプの機能を統合していることもあり、これまでのようなフロント下部に配置していたフォグランプを採用していません。

 また、デザイン面としてフロントデザインはそのクルマを第一印象を決める重要な部分ですので、フォグランプの有無でそのデザインの自由度が大きく変わります。

 そのため、フォグランプを気にせずデザイン出来るという部分ではデザインするうえではやりやすいかもしれません」

…(以下略)

188とはずがたり:2021/04/18(日) 20:42:00

電力スレの話しである

電動化どころの騒ぎではない!! 日本でクルマが作れなくなる…? 自工会が警鐘を鳴らす危機
https://bestcarweb.jp/feature/column/266100
2021年4月3日 / コラム

 自工会会長の豊田章男氏が、2021年3月11日の記者会見で日本の自動車輸出が直面することになる「LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)」を要因とした危機について熱弁した。

 このLCA問題の直撃を受けた場合、日本の基幹産業である自動車産業だけで、70万人から100万人もの雇用が失われかねないと自工会が試算しており、もし現実のものとなれば致命傷となるとされている。

 今回は、この危機的状況について、考察・提言をしていきたい。

文/国沢光宏

■日本で生産したクルマが海外で売れなくなる?? LCAとは何ぞや!?
 自動車工業会の豊田会長が記者会見で「自動車業界550万人のうちの70万から100万の雇用に影響が出てくる」と訴えた。カーボンニュートラルを正しく理解しないと2030年から始まると言われるLCA規制への対応が十分できず、輸出で自動車業界が稼いでいる外貨獲得15兆円が限りなくゼロになるということである。

 同じ場で豊田会長は「クルマがすべてEVになればいいという報道もありますが、そんな単純なものではないことをぜひご理解いただきたいと思います」とも発言。これを受け「豊田会長は電気自動車否定派」だと理解した人もいるようだけれど、前後をよく読むと電気自動車を否定しているワケじゃない。以下、わかりやすく解説したい。

 まずLCAだけれど「ライフ・サイクル・アセスメント」の略となる。クルマについていえば、走行中に排出する二酸化炭素だけに留まらず、部品の生産から組み立て、廃車に至るまで自動車の生涯で排出する二酸化炭素の排出量を考えようということ。つまり火力発電の電力使って生産した電気自動車は、LCAで評価すればダメということになる。

 なんで日本の雇用に影響するのだろうか? 前述のとおりヨーロッパは2030年から厳しいLCA規制を取り入れる方向だ。正式に決まったら、クルマをLCAで評価するようになる。そしてLCAが多ければヨーロッパ域内で販売できなくなってしまう。日本の工場は部品を含め基本的に火力発電。電気自動車を作ってもLCAで厳しい。

 参考までに書いておくと、2030年の目標はヨーロッパだと二酸化炭素出さないクリーン電力を60%(原発は含まず)にするとしている。日本と言えばクリーン電力で22〜24%という数字を出している。しかも原発の電力を20%程度見込んでおり、稼働できなければその分は火力発電に頼ることに。

 何と! 原発なしだと2030年時点で75%以上が火力発電ということ。LCAを考えたらお話になってない。どんなに燃費のいいクルマを開発しても、日本の工場で作ったら買ってくれない。そんな状況なのに、我が国の環境大臣は「怒られるかもしれないがプラスチックスプーンの無料化をお願いする」などとノンキなことを言ってる。

 対応策は2つしかない。日本の電力をカーボンフリーで作るか、自動車の生産をカーボンフリー電力でまかなえる海外工場で行うか、です。豊田自工会会長は「今のままだと海外で作るしかなくなる」と言う。そうなれば前述のとおり日本の工場を閉めることになり、部品産業を含めたたくさんの雇用を失うことになる。

 前述の「クルマがすべてEVになればいいという報道もありますが、そんな単純なものではないことをぜひご理解いただきたいと思います」という豊田会長の発信は、クルマから走行時に出る二酸化炭素だけ減らせばいいという問題じゃなく、もっと大きな観点からカーボンフリーを考えなくてはダメだという意味である。

189とはずがたり:2021/04/18(日) 20:42:19
>>188
■日本の高すぎる再生可能エネルギーのコスト!! そこには原発推進の思惑が……
 どうすればいいのか? 自工会の代表である豊田会長からすると、エネルギー問題に口を出すのは越権行為だと考えているのだろう。具体案は提示していないけれど、再生可能エネルギー(太陽光や風力、地熱など)に注力していくしかない。興味深いことに記者会見ではヨーロッパとアメリカ、中国の電力コストを示唆のため提示した。

 これも表を見て頂きたい。火力についていえばヨーロッパと大差ない。けれど太陽光と風力発電のコストが圧倒的に違う。どちらも世界水準の3倍! 太陽光発電など、立地条件として不利になる高緯度のヨーロッパですら1kWhあたり6.8円というコスト。というか日本の15.8円が高すぎるんだと思う。恣意的な数字です。

 日本は原発を推進してきた。したがって原発が最も安い発電コストじゃないとダメなんだろう。政府によれば原発の発電コストは1kWhあたり10.1円。驚くべきことにこのコストの中には廃炉コストはなし、誘致コストなし。はたまた開発を中断している「もんじゅ」という実験炉の維持のため、現在進行形で毎日5000万円分の電力を使っている。

 もちろん福島第一原発の後始末にかかっているコストも含まない……といったエネルギー問題を一度すべて白紙にして新しい日本の未来を考えなければならない時期になっていると思う。幸い我が国は太陽光発電の立地としてヨーロッパよりもよい。現時点で晴天時は昼間の消費電力の30〜40%をカバーしている。今の5倍くらいにすればいい。

太陽光だけでなく風力や地熱といった、日本の固有の風土を「資源」として活用し、世界と足並みをそろえなければ、日本の製造業が衰退の危機に瀕している事を認識すべきだ

 そのほか、風力も有望だ。日本特有の資源として、原発20基分くらいのポテシャルを持つ地熱もある。余った電力は水素にして貯めておき、夜間や無風状態の時に火力発電用として使えばいい。

 日本だって優秀な官僚は多い。スプーン問題より速度感を持ってエネルギー改革に取り組むべき。でないと、本当に日本から製品の輸出ができなくなります。

190とはずがたり:2021/04/19(月) 14:24:39
フォグの前にまずこれだな

2021/02/05
ヘッドライトの黄ばみを取る方法|黄ばみや曇りがついてしまったヘッドライトをきれいにクリーニング
https://autoc-one.jp/knowhow/5009789/

191とはずがたり:2021/04/20(火) 10:09:08

すげえなアメリカ,ここまできとる。

米 テスラの乗用車が死亡事故 運転席が無人だったとの見方も
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210420/k10012984911000.html
2021年4月20日 9時15分

アメリカ南部テキサス州で電気自動車メーカー・テスラの乗用車が道路脇の木に衝突して男性2人が死亡する事故があり、現地の警察当局は事故当時、運転席には誰も座っていなかったという見方を示しました。テスラの乗用車には、ハンドルやブレーキなどを自動で制御する機能があり、アメリカ運輸省が事故原因を詳しく調べています。

南部テキサス州ヒューストンの近郊で17日、テスラの乗用車がカーブを曲がりきれずに道路脇の木に衝突して炎上し、車内から男性2人が遺体で見つかりました。

男性の1人は助手席で、もう1人は後部座席で亡くなっていたということで、現地の警察当局の幹部は事故当時、運転席には誰も座っていなかったという見方を示しました。

テスラの乗用車にはハンドルやブレーキなどを自動で制御する、「オートパイロット」と呼ばれる機能があり、アメリカ運輸省の道路交通安全局は19日、特別チームを作って事故原因の詳しい調査を始めたと明らかにしました。

一方、テスラのイーロン・マスクCEOはツイッターに投稿し「これまでに復旧したデータから見てオートパイロットは利用できる状態ではなかった」などと指摘しています。

テスラのオートパイロットをめぐっては、ドライバーが運転に関与しなくていい完全な自動運転であるかのような誤解を与えるなどと消費者団体が批判していて、アメリカ国内では、事故の原因に関心が集まっています。

192とはずがたり:2021/04/21(水) 10:49:03
>業務用車両にLPGエンジンが多いのは、はっきり言って燃料代が安く抑えられるからだ。税制の関係からLPGはガソリンよりも絶対的に安いのだ。

>自動車用のLPGはブタンやプロパンなどを混合したものだが、原油のほか天然ガスからも作られているため、燃料の安定供給にもつながるのもメリット

>個人ユースで考えるとLPGを充填する燃料タンク(LPGガス容器)に6年ごとの定期点検が必要というのはメンテナンスコストとして気になるところ。

>LPGを充填できるLPGガススタンドの数は、全国で1500か所ほどしかない。

ガソリンや軽油よりも安いのになぜ? タクシーに採用されるLPガス車が乗用車に広まらないワケ
https://www.webcartop.jp/2019/09/422924/
投稿日: 2019年9月8日 TEXT: 山本晋也 PHOTO: WEB CARTOP
燃料代を安く抑えられるのが最大のメリット!

 タクシー車両はガソリンでも軽油でもなく「LPG(液化石油ガス)」を燃料に使っているクルマが多い。最新のタクシー専用車であるトヨタJPN TAXI(ジャパンタクシー)も、LPGを使う1.5リッターハイブリッドをパワートレインとしている。そのほか自動車学校の教習車でもLPG仕様のエンジンを積んでいるケースもあったりする。

 では、LPGを使うメリットは何であろうか。環境にやさしいという面もあるが、業務用車両にLPGエンジンが多いのは、はっきり言って燃料代が安く抑えられるからだ。税制の関係からLPGはガソリンよりも絶対的に安いのだ。石油情報センターの統計データをみると、自動車用LPG(オートガス)の店頭価格全国平均値はリッターあたり86円。地域によっては60円台となっている。つまり、ガソリンに対して6〜7割の価格感といえる。

 タクシーなどの業務用車両においては、ランニングコストの低減はダイレクトに利益につながるのはいうまでもない。また、自動車用のLPGはブタンやプロパンなどを混合したものだが、原油のほか天然ガスからも作られているため、燃料の安定供給にもつながるのもメリットだ。災害時にも強い燃料といえる。

 さて、かつてタクシー用のLPGエンジンはパワーに劣るという見方もあったが、それはクルマの素性も影響している話であって、前述したJPN TAXIについていえば、システム最高出力は73kW(100馬力)。

 同じ1.5リッターのガソリン・ハイブリッドシステムを積む同社のアクアと比べて、スペックはほぼ同一となっている。安くて、パフォーマンス面でも不満がないのだから業務用のクルマにはメリットしかないように思える。

デメリットはメンテナンスにかかるコストやインフラ面

 では、デメリットはないのか? 個人ユースで考えるとLPGを充填する燃料タンク(LPGガス容器)に6年ごとの定期点検が必要というのはメンテナンスコストとして気になるところ。ボンベとバルブの検査を受けて、それをクリアしていないとLPGを充填することができなくなる。

 また、タクシーのトランクに荷物を積むときに大きなタンクが確認できるだろうが、ラゲッジスペースなどパッケージングへの悪影響は無視できない。とくに軽自動車などコンパクトなクルマではLPG化というのは現実的ではないだろう。

 さらに課題なのは燃料インフラだ。LPGを充填できるLPGガススタンドの数は、全国で1500か所ほどしかない。いわゆるガソリンスタンドは減ったとはいえ3万店舗以上なので、LPGガススタンドはかなり少ない。

 もっともタクシーが使っているので都市部であれば見つけることは容易なのだが、一般ユーザーが日常的にLPG車を使うには不便に感じることも少なくないだろう。そのためLPGエンジンのクルマは一般向きではないというのが日本での状況だ。

 なお、お隣の韓国では環境保護の観点からLPGの普及を進める政策が取られている。それまでは一般ユーザーに規制されていたLPG車が2019年3月から解禁された。これはディーゼルに対して、PM(粒子状物質)などの面でLPGが有利という部分を評価したからだという。グローバルには電動化によるエミッション対策が増えているが、LPGには環境面でもメリットがあるというわけだ。

193とはずがたり:2021/04/21(水) 13:54:43

くるまのニュース ビジネス 佐川の新EVは「中国車」じゃない? 日本発のファブレス方式でEV市場の覇権を狙う
佐川の新EVは「中国車」じゃない? 日本発のファブレス方式でEV市場の覇権を狙う
https://kuruma-news.jp/post/367079
2021.04.16 中国車研究家 加藤ヒロト

物流大手の佐川急便は、開発を進めている電気軽自動車のプロトタイプ車両を2021年4月13日に公開しました。この車両の企画や設計は日本のASF株式会社、生産は中国の柳州五菱汽車がおこないます。どのような経緯で誕生したのでしょうか。

業界に衝撃を与えた佐川EV、じつは誤認識が広まっている?
 物流大手の佐川急便が、自社の配達車両に電気で走る軽自動車を採用すると2021年4月13日に発表しました。

 この小型EV(電気自動車)は2022年9月から納入が始まり、現在使用している軽自動車7200台を置き換える計画です。

 今回、佐川急便が採用を決めた小型EVは現在軽自動車に乗務する佐川急便のドライバー約7200人にアンケートを実施し、ドライバーの意見を徹底的に反映させた独自の車両として開発される予定です。

 企画や設計は日本のEVベンチャー、ASF株式会社(以下、ASF)が担い、生産は中国・広西に本拠地を置く広西汽車集団傘下の「柳州五菱汽車」がおこないます。

 現在の報道で勘違いされている点として、今回佐川急便が採用を決めた小型EVは「中国車」ではなく、広西汽車集団が展開する既存の車両を輸入するわけでもありません。

 設計などの開発面はあくまで日本企業であるASFが独自におこない、中国自動車メーカーの工場で生産する方式です。ASFは日本国内でのEVの普及促進を目指して2020年6月に設立されたファブレスメーカーです。

 ファブレスメーカーとは、自社製品の製造のための自社工場を持たないメーカーのことを指します。

 身近なところでたとえるとiPhoneやiPad、MacBookなどで知られるアップルや、ゲーム機のNintendo Switchやニンテンドー3DSなどで有名な任天堂もファブレスメーカーの一種となります。

「ファブレス方式」は今でこそコンピューターやモバイル機器などではおなじみとなりましたが、今回のようなEV事業ではまだまだ新しい手法です。

 それゆえ、佐川が導入する予定の小型EVは「中国製」ではあっても、「中国車」とはいいません。中国などで生産されているiPhoneを「中国のスマホ」と形容しないのと同じ理屈です。

 また、この小型EVを製造するメーカーに関しても誤解が広がっています。製造を担当するのは名前こそ「五菱」ですが、これは昨今日本でも話題となっている超低価格EVミニバンの「宏光 MINI EV」などを生産・販売する「五菱」とは別の会社です。

「宏光 MINI EV」を生産するのは、上海汽車集団とアメリカのゼネラルモーターズ(GM)、柳州五菱汽車(現:広西汽車集団)が中心となって設立された合弁企業の「上汽通用五菱」(通用=通用汽車、ゼネラルモーターズ)ですが、今回の小型EVを生産するのは「柳州五菱汽車」で、「広西汽車集団」の傘下に位置する企業です。

 広西汽車集団も上汽通用五菱の設立や出資には関わっており、その逆も一部の部品供給などで協力していますが、それぞれまったく別の車種をラインナップしています。

 佐川急便の小型EVを生産する「五菱」は社名こそ同じですが、「宏光 MINI EV」を製造する「五菱」とは異なるのです。

194とはずがたり:2021/04/21(水) 13:55:00
>>193
 ところで、ASFと佐川急便のパートナーになぜこの「柳州五菱汽車」が選ばれたのでしょうか。

 ASF株式会社取締役の大河原吉貴氏によれば、検討段階で候補にあったのは4社から5社ほどですべて中国のメーカーだったそうです。

 そのなかでコストや安全性、ものづくりへの真摯な姿勢などを総合的に考えた結果、広西汽車が選ばれました。

 いかに品質と安全性を保ちながら価格を抑えつつ、顧客のニーズに応えるモノができるかが重要なポイントとなったようです。

 車体そのものの開発や企画も一貫してASFが中心となっておこない、日本の軽規格や道路基準に準じた設計となっています。

 車内ではパソコンや書類バインダー、1リットル紙パック飲料などが効率よく置ける収納スペースがあちこちに配置されており、佐川急便の配達員が使いやすさを感じることを最優先にした設計となっています。

 また、環境が一般的な乗用車よりも過酷である配送用途に使うということもあり、ドアのヒンジなどの細かい部分の耐久性などもかなり重要視して設計するとのことです。

 使いやすさだけでなく、安全性も今回の小型EVで強調されている特徴です。基本的な安全性能はもちろんのこと、前後の衝突被害軽減ブレーキや自走事故防止装置、バックソナーなどの先進安全装置なども装備します。

 また、車両そのものの安全だけでなく、運行データやドライバーの健康情報、デジタルタコグラフなどのデータ類の管理もすべて備え付けの端末とクラウドシステムの併用で効率的に管理できるとしています。

 ASFは、今回の佐川急便との「B to B(ビジネス・トゥ・ビジネス)」で、まずノウハウと信頼を蓄積し、ゆくゆくは一般消費者向けのEVを開発・設計する「B to C(ビジネス・トゥ・コンシューマ)」の需要を狙っていきたいと考えているそうです。

195とはずがたり:2021/04/21(水) 14:19:24
1-3月EV販売台数、中国40万台VS韓国6000台
4/20(火) 15:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/1955da10344513241504b296be8c7c05a85a39ac
朝鮮日報日本語版

 中国では今年1-3月だけで電気自動車(EV)が40万台売れた。前年同期の2.8倍であり、1-3月の乗用車販売全体に占める割合は7.7%に達した。中国の今年のEV販売台数が過去最高の200万台に迫るとの見通しも聞かれる。

■世界電気自動車販売台数1位はテスラ、現代6位、起亜は?

 一方、韓国のEV販売台数はみすぼらしい。1-3月は6263台で、全体の1.6%にとどまった。EV補助金が3月から本格的に支給された影響もあるが、韓国を代表する自動車メーカー、現代自動車の次世代EV発売が遅れ、選択肢が少なかったことが大きい。そのため、販売台数の半分(3232台)はテスラだった。韓国のEVを巡る戦略とスピードがこのままでよいのか懸念が生じている。

■中国のEV崛起
 中国のEV市場で目立つのはテスラの独走ではない点だ。ゼネラル・モーターズ(GM)が主導する合弁企業、上汽通用五菱汽車の「五菱宏光MINI」がEV販売首位を走り、テスラの「モデル3」は2位にとどまっている。さらに、3位に比亜迪(BYD)の「漢(ハン)」、4位に広州汽車の「Aion S」など現地メーカーのモデルが上位に食い込んでいる。「大陸のテスラ」と呼ばれるNIO(上海蔚来汽車)、小鵬汽車など中国のEVスタートアップも上位圏に入っている。内燃機関車を早々とあきらめ、EV育成に集中してきた中国政府の「製造業崛起(くっき)」の結果だ。

 中国政府はEVの重要技術であるバッテリー産業から育成した。自国企業のバッテリーが搭載されたEVにだけ補助金を支給する政策でバッテリーメーカーの寧徳時代新能源科技(CATL)は世界トップへと成長した。BYDはバッテリーと完成車をいずれも生産する中国唯一の企業だ。中国政府はまた、2017年にテスラに合弁ではなく、100%出資を認めるという破格の優遇を行い、上海に同社工場を誘致した。業界関係者は「テスラを通じ、中国のEV部品生態系を育成する狙いだった」と話す。NIO、小鵬汽車のようなEVスタートアップはそれぞれ阿里巴巴(アリババ)、騰訊(テンセント)など巨大IT企業の支援を受け、急激に成長している。

 コンサルティング会社のPwCは、2025年に中国の自動車販売でEVが19%を占めると予想した。全体需要3000万台のうちEVが600万台を占めるとの見方だ。これは現代自動車、起亜自動車の昨年の全世界における販売台数(635万台)に匹敵する。最近中国政府が国有企業によるテスラ車購入を禁止し、けん制に乗りだしたことも、自国のEV競争力に対する自信が反映された結果と受け止められている。

■現代自、まだ新車発売できず
 韓国を代表する自動車メーカー、現代自動車は今月、次世代のEV「アイオニック5」を正式に発売する計画だが、まだ日程が固まっていない。アイオニック5を生産する蔚山第1工場が駆動モーター部品の需給問題で7日から14日まで操業を中断しているためだ。起亜自動車は下半期に「EV6」を発売する予定だ。両社の事前契約分は6万台に達するが、年内に納車できるかどうか不透明だ。

 現代自はEV戦略を立てるのが遅すぎたと指摘されている。年初来今月8日までにソウル市では配分されたEV補助金の43%(約2200台)を消化したが、その大半はテスラ車に対するものだった。通常EVの新車は補助金枠を考慮し、年初に発売されるが、現代自はそれに合わせて発売計画を組むことができなかった。

 韓国GM、ルノーサムスンなどはさらに状況が悪い。EVの独自開発能力が不足しており、シボレー・ボルトEVやルノー・ゾエなどのEVを輸入販売しているが、販売台数は微々たるものだ。双竜自動車は来年、コランドベースのEVを発売する計画だが、会社更生手続きや売却手続きが順調に進むかどうかがカギだ。

196とはずがたり:2021/04/21(水) 14:19:54

中国でテスラ超えの大ヒット! 激安EV「宏光ミニ」をなぜ日本メーカーは作れないのか!?
https://bestcarweb.jp/feature/column/236839
2021年1月18日 / コラム
ayeaya25

 東京都が2030年までに都内で販売される新車について脱ガソリン車とすることを発表。政府も2035年までに純ガソリン車の新車販売を禁止する方針を明らかにしている。

 しかし、現在販売されているEVはまだガソリン車と比較すると高額で、2020年12月25日にトヨタが発売を開始した2人乗り超小型EVの『C+pod(シーポッド)』でも、法人向け販売価格は165万?171.6万円とけっこうな価格になる。

 そんな高額なイメージがあるEVだが、お隣中国では日本円で約60万円という低価格EV『宏光ミニEV』が発売され、販売台数でテスラを抜くほどだという。

 この中国で大人気の『宏光ミニEV』とはどのようなクルマなのか!? また日本で生み出すことは可能なのか? 詳しく考察していきたい。

文/国沢光宏

■GMのノウハウも生かして開発された新世代の中華EV

 新世代の中華電気自動車、通用五菱の『宏光MINI』の売れ行きが絶好調だ。現時点で最も新しい2020年11月における「世界規模での電気自動車販売台数」を見ると、1位はテスラ『モデル3』の3万9335台。何と2位に『宏光MINI』がラインクイン。3位のテスラ『モデルY』の1万1481台に大差を付け3万394台も売った。

 今も大量のバックオーダーを抱えていると言うことから、作れば作るほど売れる状況にあるようだ。なぜ売れているのか? 安価で品質的にも不満のないレベルだからだと思う。宏光MINIが発売された2020年7月以降、中国に渡航出来ないため日本人の自動車メディアは誰も試乗していないのだけれど、自動車メーカー関係者に聞くと「驚異です」。
宏光MINIのスタイリングに、EV=先進的のイメージはない。しかしその驚異的な価格ともに、日常に溶け込む親しみやすさがある。EV=普段のアシをはじめて具現化……したのかもしれない

 インテリアの樹脂などの質感イマイチだし、サスペンションもストローク感がないなど実力不足な部分あるけれど、105km/hという最高速を考えたら街中で十分流れに乗って走れるし、ブレーキも普通に効く。実用航続距離100km程度の上級グレードを選ぶと(約60万円)エアコンまで付く。日本の軽自動車のように乗れるそうな。

 ちなみに、ボディサイズは全幅が軽自動車と同じ。全長で40cmほど短い。狭いながらもリアシートが付くため4人乗れる。写真を見ていただければわかるとおり、これまでの安いけれど直感的に「こらダメでしょう!」と思える中華電気自動車と一線を画す。というのも「通用五菱」の「通用」はGMの中国語。GMのノウハウが入っている。
内装はよくも悪くも値段なりで、随所にコストの制約を感じる。しかし日常の移動手段として割り切れば、4人も乗れる便利なアシである

 iPhoneやDJIのドローン、ジンバルを見ると、中華工場製ながら品質管理を先進国クオリティで行っている。宏光MINIもギリギリ合格できる先進国基準になっているということなんだと思う。中国の平均的な人にとって60万円は決して安くない。過去の日本で考えるとスバル360やホンダN360のような存在だということ。
エアコン付きの上級モデルで約60万円。多くの中国人にとって、いまだに決して安価なクルマではない。しかし、頑張れば手が届く「夢」を与えてくれるクルマではないだろうか?

 もし日本でも60万円で買える軽自動車の代替になるような電気自動車が出てきたら、おそらく相当のニーズあると思う。今や人口密度の低い農村部ではガソリンスタンドも急激に減っている。スタンドまで20分走るような地域さえあるほど。電気なら日本全国津々浦々あり、今後なくなることだって考えられない。

■日本のメーカーは低価格EVを作ることができる!? それとも!?

197とはずがたり:2021/04/21(水) 14:20:10
>>196
 当然ながら日本の自動車メーカーだって考えている。

 先日トヨタが『C+pod(シーポッド)』という超小型モビリティを発表した。全長2490×全幅1290mmと宏光MINIよりさらに小さく、実用航続距離は100km程度。最高速60km/hで171万6000円だという。すべてのスペックで宏光MINIに勝てず、決定的に高価。理由は簡単で、生産台数少なく電池も高いためだ。

 宏光MINIはすでに年産40万台規模。これからさらに増えていくことだろう。100万台規模になるかもしれない。かたやシーポッドと言えば、171万円だと誰も買わないと思う。地方自治体に押しつけ、少なからぬ補助金を出したとしたって年間1万台のラインに乗せることだって難しいと思う。その台数じゃ安くなるワケない。

 バッテリーだって高価だ。シーポッドは日本製のリチイムイオン電池を9kWh分使う。宏光MINIの電池をみると正極に鉄系(Fe)を使うタイプ。安くて安全で耐久性が高い反面、今まで性能的に低いと言われてきたものの、最近中華技術で電気自動車に使えるレベルになってきた。宏光MINIも安価な新世代のリチウムFe電池を使っている。
宏光MINIEVの透視図。電池のリアシートの床下に電池は搭載されている模様。電池を乗せる前提の為、骨格はしっかりとしているようだ

 日本の自動車メーカーがこの2つのハードルを超えるのは難しいと思う。発想を変え、宏光MINIを日本で売ったらどうか。日本人が納得するクオリティにするため100万円になったとしても競争力あります。登録は軽自動車でなく国交省の定める『超小型モビリティ(認定車)』になる。これだと宏光MINIのサイズで問題なし!
軽サイズ、4人乗りといえば、日本ではi-MiEVが唯一当てはまるかもしれない。しかし、2018年に拡幅して普通車化した上、宏光MINIEV約5台分の価格では魅力に欠ける

 超小型モビリティの上限定格出力は8kW(11馬力)となっているが、最高出力218馬力の日産『リーフe+』の場合、定格出力表示で116馬力。宏光MINIは最高出力27馬力のため、少しパワーダウンすることで定格8kW程度になる。最高速60km適合は、ほかのジャンルと同じく70km/h程度でリミッターを稼働させればいいだろう。

 もちろん超小型モビリティなら、税金がさらに安価になるためランニングコストは軽自動車より低い。70km/hしか出ないため高速道路こそ走れないものの、そこまでの加速は軽自動車に匹敵すると考えてよかろう。

 以上、宏光MINIが日本に入ってきたら売れる予感しかない。日本政府は、中国から「日本で認可して欲しい」と言われたら断れないと思う。

198とはずがたり:2021/04/21(水) 17:29:53

45万円で9.3kWh?中国の電気自動車『宏光MINI EV』が発売早々大ヒット中
https://blog.evsmart.net/ev-news/wuling-hongguang-mini-ev-china/
2020年9月2日 36件のコメント

中国の上汽通用五菱汽車が2020年7月末に発売した電気自動車『宏光MINI EV』が中国のプラグイン車セールスで7348台の大ヒット、初登場でテスラモデル3に次ぐ2位となりました。ベースグレードの価格は約45万円で9.3kWhのバッテリー容量です。
アメリカの『CleanTechnica』も大絶賛

『宏光MINI EV(HongGuang Mini EV)』は、中国の上汽通用五菱汽車(SAIC-GM-Wuling Automobile=SGMW)が、2020年7月下旬に発売した小型電気自動車です。

EVsmartブログが提携しているアメリカのメディア『CleanTechnica』でも『A Star Is Born ? China EV Sales Report』と題して、セールスランキング初登場で2位となったことを「新星現る!」的に評価しています。
CleanTechnica より引用。

プラグイン車(電気自動車とPHEV)セールスのランキングを見ると、1位は1万1575台でテスラ『モデル3』。宏光MINI EVが7348台で2位に登場しています。ちなみに、『中国製電気自動車 ORA R1 を世界が絶賛! 100万円で200km以上を実現』で紹介した『Great Wall』(長城汽車)の小型電気自動車『ORA R1』も、2771台で6位に入っています。
バッテリー容量は9.3kWhと13.9kWh

宏光MINI EVには3グレードが用意されています。最も安価なベースグレードは電池容量9.3kWhで価格は2万8800元(約45万円)です。ただし、エアコンも暖房のみで冷房はないなど、装備もエコノミー。とはいえ、冷暖房完備の中級グレードで3万2800元(約51万円)、電池容量13.9kWhの上級グレードでも3万8800元(約60万円)という、とても買いやすい価格です。

一充電航続距離はNEDC基準で9.6kWhグレードが120km、13.9kWhグレードが170kmとアナウンスされています。より実用に近いEPA基準に換算すると約70%程度と推定して、それぞれ「84km」「119km」程度となります。

コンパクトな電気自動車というと、三菱のi-MiEVが思い浮かびます。とはいえ、電池容量16kWh、全幅の拡大で軽自動車から登録車となった現行モデルの価格は約300万円?。電池容量10.5kWhでエントリーモデルとしてラインアップした「M」でも約200万円?だった(すでに生産終了)ことを思うと、13.9kWhで60万円という価格がいかに衝撃的か理解できます。

中国での報道によると、7月24日に発売された宏光MINI EVは20日間で1万5000台を販売。さらに5万台のバックオーダーを抱えているとのこと。こうしたニュースに対して、日本人としては「中国のEVだから品質が……」とかネガティブな評価をしてしまいがちですが、必要十分な性能をもった電気自動車をユーザーが手の届きやすい価格で提供することも、メーカーとして大切な「技術」であり「品質」でしょう。

199とはずがたり:2021/04/22(木) 16:23:49

2021年4月16日1:49 午後5日前更新
焦点:プラグインHV車、欧州の規制変更で「エコ」でなくなる日
https://jp.reuters.com/article/autos-europe-regulations-idJPKBN2C10M3

200とはずがたり:2021/04/23(金) 09:45:45


自工会、「東京モーターショー2021」開催中止を発表
編集部:椿山和雄2021年4月22日 11:37
2021年4月22日 発表
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1320395.html

 日本自動車工業会は4月22日、豊田章男会長が出席する記者会見を開催、2021年に開催を予定していた「東京モーターショー2021」の開催中止を発表した。

 豊田会長は「今回オンラインも使ったより魅力ある企画を検討してまいりましたが、多くのお客様に安全安心な環境でモビリティの魅力を体験いただけるメインプログラムのご提供が難しいと判断し、開催中止を決定いたしました。次回はさらに進化した東京モビリティショーとしてお届けしたいと思っておりますので、今後ともご支援よろしくお願いいたします」とコメントした。


秋開催予定の東京モーターショー 中止の方針 コロナ感染拡大で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210422/k10012989871000.html
2021年4月22日 12時24分

日本自動車工業会の豊田章男会長は、22日にオンラインで会見し、ことし秋の開催を予定していた東京モーターショーについて、新型コロナウイルスの感染が拡大していることから、中止にする方針を明らかにしました。

国内外の自動車メーカーなどが、最新の車や技術を披露する東京モーターショーは、多いときには来場者が100万人を超える大規模なイベントで、最近は2年に1度、開かれています。

日本自動車工業会は、ことし秋の開催を予定していましたが、豊田章男会長は「オンラインを使った魅力ある企画を検討してきたが、安全、安心な環境でメインプログラムを提供することが難しい」と述べ、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを踏まえ、中止にする方針を明らかにしました。

また、理由について豊田会長は「東京モーターショーは二輪、軽自動車、乗用車、大型車、そして、ほかの産業も含めて、さまざまな会社が関わる。ぜひ『リアル』で見てもらいたい、ということにこだわりたいので、今回、中止という決定をした」と述べました。

201とはずがたり:2021/04/26(月) 13:08:05
古すぎるバイク「戦前車」の世界 「死ぬ思いで乗る」
会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASP4D1V4CP47ONFB008.html?ref=tw_asahi

202とはずがたり:2021/05/05(水) 16:23:20
日産、ダイムラー株売却 ゴーン元会長肝煎りの提携縮小
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC050OG0V00C21A5000000/
自動車・機械
2021年5月5日 13:56 (2021年5月5日 14:11更新) [有料会員限定]

203とはずがたり:2021/05/11(火) 00:56:52
ホンダ車110万台を調査 米当局、「アコード」不具合か
2021/05/10 23:18共同通信
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/business/kyodo_nor-2021051001002608.html

(共同通信)

 【ニューヨーク共同】米道路交通安全局(NHTSA)は10日、ホンダのセダン「アコード」のステアリング装置に不具合がある恐れがあるとして調査を始めると発表した。調査対象は2013?15年型で、ロイター通信によると、110万台を超えるという。

 ステアリング装置は車両の進行方向を変えるためのシステム。運転中に突然、意図した走行経路から外れるといった可能性がある。事故につながったとの訴えが2件寄せられたという。

 アコードはホンダの米国での新車販売を支える人気車種の一つ。NHTSAは13年型の不具合を巡る調査の請願書を昨年10月に受領し、情報収集などを進めていた。

204とはずがたり:2021/05/13(木) 01:40:39

もう一度ルノーに買って貰うしか無いのかね。今度は株を大量に持ってるルノーも無傷では居られない。
ルノー・日産・三菱自工纏めてプジョーにでも買って貰うか?
フランスの軛から脱出出来ないとほんとは難しい。ルノーが経営危機で日産三菱をプジョーにでも売り払えばOK?

経済ニュース超解説加谷珪一
生き残る自動車メーカーは4社だけ? 「ゴーン追放後」の日産にXデーが迫る
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2020/07/x.php
2020年07月10日(金)12時18分

<ゴーン元CEOを追放して拡大路線と決別した日産だが、業界の趨勢を見ると自ら破滅の道を選んでいるようにしか思えない>

日産が巨額赤字に苦しんでいる。昨年12月に新CEOに就任した内田誠氏は、従来の拡大路線から決別し、身の丈にあった経営を目指すとしている。だが同社が拡大路線を追求してきたのは、100年に1度のパラダイム・シフトを迎えた自動者業界では、もはやトップメーカー以外は生き残れないという厳しい現実があったからだ。

ルノーとの統合も事実上白紙になった今、中規模メーカーとして生き残りを図ることは拡大路線の追求よりもはるかに難しい。

日産の2020年3月期決算は、売上高が前年比14.6%減の9兆8788億円、最終損益は6712億円の赤字となった。メディアには「カルロス・ゴーン元CEOによる拡大路線のツケ」といった見出しが躍るが、そのような単純な話ではない。前年比で約15%も売上高が減少するのは異常事態であり、拡大路線が行き詰まった程度のことでは、これほどの落ち込みにはならない。

実際、ルノー・日産連合とトップ争いをしていたトヨタ自動車は横ばいを維持しており、同じくライバルのフォルクスワーゲンに至っては増収だったことを考え合わせると、日産の組織がまともに機能していなかった可能性について指摘せざるを得ない。

業界の転換期に社内では権力闘争
ドル箱だった北米市場の頭打ちが鮮明となったのは18年で、各社は対応に全力を注いできた。こうした大事な時期に社内の権力闘争に明け暮れ、日々の経営をおざなりにしたことが巨額赤字の原因である。あえてその責任を問うならば、ゴーン氏を追放したものの、不正収入が発覚して19年に辞任した西川廣人前CEOであることは明白だろう。

新CEOの内田氏は、従来の拡大路線は誤りだったと発言し、拡大路線からの決別を表明している。日産がボロボロの状態になってからトップに就いた内田氏にとって選択肢はなかっただろうが、規模を追わず中堅メーカーとして生き残ることがどれほど難しいのかについては、内田氏が一番よく知っているはずだ。

そもそもゴーン氏が拡大路線を追求してきたのは日産が生き残るためである。自動車業界はEV(電気自動車)化やITサービス化など100年に1度とされる変革期を迎えている。自動車がEV化された場合、一気に利益率が低下するので基本的に体力勝負となる。自動車がITサービスのプラットフォームとして使われるようになればなおさらである。

10年後の自動車業界では世界でトップ4社しか生き残れないというのは業界全体の一致した見方で、そうであればこそ各社はシェア拡大にしのぎを削ってきた。ルノーと日産は単体では中小企業にすぎず、今のままでは生き残りが極めて難しく、解決策として経営統合が模索されてきた。

だがゴーン氏の追放や今回の巨額赤字、コロナ危機などによって経営統合は事実上、白紙撤回されつつある。現時点で日産が提示しているのは単なるリストラ案であり、規模拡大が最重要課題となった今後の自動者業界で、日産がどのように生き残るのかという道筋は全く見えていない。

今から30年前、パソコン業界では今の自動車業界と全く同じことが起こっていたが、数十あったパソコンメーカーはわずか10年で数社にまで激減した。場合によっては身売りも視野に入れる必要があるほど深刻な状況だが、日本社会の反応は鈍い。

<本誌2020年7月14日号掲載>

205とはずがたり:2021/05/13(木) 01:41:29

ルノーも順調にこけとる。。

ルノーグループ、売上高は1.1%減 2021年第1四半期決算
4/26(月) 11:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/00c7a0dd33df8af5b5247527ee80241b48198122
レスポンス

ルノーグループ(Renault Group)は4月22日、2021年第1四半期(1〜3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は100億1500万ユーロ(約1兆3073億円)。前年同期の101億2500万ユーロに対して、1.1%減と引き続き減少した。

グループ全体の100億1500万ユーロの売上高のうち、本業の自動車部門の売上高は、85億6600万ユーロ(約1兆1180億円)。前年同期の85億9100万ユーロに対して、0.3%減と減少傾向にある。

グループ全体の売上高が1.1%減と減少したのは、為替相場の影響が大きい。為替相場の影響を調整すると、売上高は前年同期に対して4.4%増えるという。

ルノーグループの2020年の通期(1〜12月)決算は、グループ全体の売上高が434億7400万ユーロで、前年比は21.7%減と、3年連続で前年実績を下回った。また、2020年通期の最終損益は、80億0800万ユーロの赤字。赤字は2年連続で、赤字幅は前年の1億4100万ユーロから拡大している。

レスポンス 森脇稔

206とはずがたり:2021/05/13(木) 01:44:29

経済ニュース超解説加谷珪一
ついに始まった事業者のEV大転換...自動車産業の「改革」も待ったなしに
2021年04月27日(火)17時56分
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2021/04/ev.php

<運送業者が相次いでEV導入を発表。すべての面でガソリン車を上回るEVが、自動車産業そのものにも構造改革を迫る>

運送大手の佐川急便が宅配業務で使用する軽自動車を全て電気自動車(EV)に転換すると発表した。2030年度までに切り換えを実現する予定だが、車両は全て中国で生産される。EV化が進むと自動車の開発や製造が容易になり、異業種からの参入が増えると予想されていたが、その動きが早くも顕在化した格好だ。

同社は現在2万7000台の営業車両を保有しており、このうち約3割(7200台)が軽自動車である。軽自動車をEVに切り換えることで、グループ全体の二酸化炭素排出量を1割削減したい意向だ。競合のヤマト運輸もEVトラックの部分導入を20年から開始したほか、日本郵便も25 年までに1万2000台のEVを導入する予定だ。

EVは内燃機関の自動車と比較して部品点数が10分の1になるともいわれており、劇的なコスト削減効果が見込める。大手部品メーカーである日本電産の永守重信会長兼CEOが、EV化によって「自動車価格は30万円になる」と発言して話題を呼んだが、技術動向を冷静に分析すればこの数字は決して誇張ではない。

かつてEVには、航続距離が短い、寒冷地で出力が落ちる、バッテリーの価格が高いといった欠点があったが、それは10年前の古い常識である。最新のEVはほぼ全ての面でガソリン車を超えており、事業者にとってはEV化が最も合理的な選択肢となっている。日本各地の地域バス会社も続々と中国製EVバスの採用を決めている状況だ。

日本の産業界にはどんな影響が?
ここで問題となるのが日本の産業界への影響である。EVは構造が簡単なので新興企業も簡単に開発できてしまう。

しかも、EVの基幹部品であるモーターと蓄電池は汎用品なので新たに用意する必要はなく、車体や電装系などは既存の部品メーカーが製造できる。EV時代においては、完成車メーカーと部品メーカーの境界線は限りなく低くなり、場合によっては完成車メーカーが単なる製造の下請けになる可能性も否定できない。

実際、佐川のEVも設計と開発は国内のベンチャー企業が行っており、製造については中国の広西汽車集団に外注している。家電やAV機器の分野では、国内企業が設計開発を行い、中国メーカーに製造委託するのはごく当たり前だが、自動車でもその流れが確立しつつある。

IT大手のアップルは近く、自社製のEV(いわゆるアップルカー)の販売を開始するといわれているが、自動車本体の製造は外部メーカーに委託するとみられる。つまりEV時代においては、電機業界で起きた産業の空洞化が自動車業界にも及ぶ可能性が高いのだ。

宅配事業者やバス会社は商売でクルマを使っているので、車両に対する評価の厳しさは一般利用者の比ではない。品質要求が厳しい国内事業者において中国製EVの採用が進んでいるということは、少なくとも初期段階においては、評価基準をクリアしたことを意味している。

本格導入に伴ってある程度のトラブルはあるだろうが、それを乗り越えた後はEVに対する評価が一気に高まり、その流れは自家用車にも波及してくるだろう。

EVはガソリン車と異なり、家で充電できる。いちいちガソリンスタンドに行く必要がないので利便性が高い。趣味でクルマに乗る人を除けば、一気にEV化が進む可能性も十分にあるだろう。

207とはずがたり:2021/05/14(金) 03:18:36

こんな安いなら欲しいなあ〜。

中国の「44万円EV」が農村市場で快走する背景
上海GM五菱汽車「宏光MINI EV」低価格の衝撃
https://toyokeizai.net/articles/-/370889
財新 Biz&Tech
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2020/08/31 16:00

中国で農村市場をターゲットにした異色の電気自動車(EV)が快走している。低価格車を得意とする上海GM五菱汽車が開発した「宏光MINI EV」がそれで、2020年7月24日の発売から20日間で1万5000台を販売した。さらに5万台のバックオーダーを抱えており、同社は宏光MINI EVの生産能力を月産2万台に増強する計画だ。

宏光MINI EVは搭載するリチウムイオン電池の容量によって航続距離120キロメートルと170キロメートルのモデルがあり、最も安いグレードの価格はわずか2万8800元(約44万円)。これは中国の農村部で広く普及している「低速EV」に迫る低価格だ。低速EVとは、一般的には鉛蓄電池を搭載し最高速度が時速70キロメートル以下の4輪の電気自動車のことで、その価格帯は1万〜3万元(約15万〜46万円)だ。

低速EVは中国では一種のグレーゾーン商品であり、法規上は「自動車」に分類されず、ドライバーは運転免許を取得する必要がない。圧倒的な低価格を武器に(交通管理当局の監督が緩い)農村部や地方の小都市で「いつのまにか」急成長を遂げ、2017年には約130万台が販売された。

グレーゾーン「低速EV」の市場に切り込む
自動車に分類される「正規」のEVは高価格で、所得水準が高い大都市が主な市場だった。中国政府は補助金支給などで普及を後押ししてきたが、期待したほど販売が伸びないなか、2020年7月から農村部でのEV普及を目指す「新エネルギー車下郷」と呼ぶ新たなキャンペーンを開始。EVメーカーに農村市場の開拓を奨励している。

そんななか登場した宏光MINI EVは、正規のEVでありながら、最初から低速EVの市場に狙いを定めたエポックメイキングなクルマなのだ。「これからは宏光MINI EVより低い価格帯でないと勝負できない」。低速EV業界のある関係者は、そう危機感をあらわにする。

とはいえ、低速EVの市場が消えてなくなることはなさそうだ。ある低速EVメーカーの幹部は、中国国内では毎年1000万台のオートバイ、3000万台の電動自転車、1000万台の小型3輪トラックが売れ続けていると指摘。低速EVも多様な移動手段の1つとして年間100万台前後の市場規模を維持できるとの見方を示し、次のように語った。

「低速EVは雑草のようにたくましい。そこに(市場の)空間さえあれば、生き残りのチャンスは必ずある」

(財新記者:安麗敏)
※原文の配信は8月17日

208とはずがたり:2021/05/16(日) 00:20:43

フランスで高給貰えないから高給は世界標準では無いってのは言い過ぎな気がするが,それ以外は穏当な記事かと。

逃亡から1年半 カルロス・ゴーンは日産の救世主だったのか? それとも疫病神だったのか??
https://bestcarweb.jp/feature/280526?prd=1
2021年5月12日 / コラム

 日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が国外逃亡してから1年半が経過しようとしている。一方、ゴーン氏の逮捕と前後して日産の業績は坂を転げ落ちるように悪化しており、2021年3月期は5300億円の最終赤字を見込む。

 日本社会は、好き嫌いで人材を判断したり、権力を持っているかどうかで評価を180度変える傾向が顕著であり、彼についてもそれがぴったりと当てはまる。

 トップ就任当初は「V字回復」「カリスマ経営者」と過剰に持ち上げたかと思えば、逮捕後は、民主国家においては絶対的なルールである推定無罪の原則も一切無視で、犯罪者と決めつける暴力的な議論一色となった。

 筆者はゴーン氏ついて、特別に高く評価しているわけではないが、彼は、グローバル社会ではよく見かける強欲で、かつ相応の能力を持った経営者だと思っている。本コラムでは、彼が日産に何を残したのか考えてみたい。
文/加谷珪一(経済評論家)

■経営が傾く会社の多くが過剰なコスト体質である
 日産は1999年に経営危機に陥り、仏ルノーの傘下に入った。日産の経営を立て直すためにルノーから派遣されたのが当時、ルノー副社長だったゴーン氏である。ゴーン氏は日産の事実上のトップに就任するや、徹底的なコスト削減を行った。経営学的に見て、経営が傾く会社のほとんどは過剰なコスト体質であり、日産もその例外ではなかった。

 肥大化した組織にメスを入れてコストカットを進めれば、短期的に業績が回復するのは自明の理であり、日産もすぐに利益が戻ったことから、日本社会はゴーン氏をカリスマ経営者と称えた。

逃亡から1年半 カルロス・ゴーンは日産の救世主だったのか? それとも疫病神だったのか??
トップ交代後、短期的に業績が回復。そして日本人はゴーン氏を「カリスマ経営者」と評価した
 だがトップ交代後、即座にコストカットを行うことは定石中の定石なので、ゴーン氏はプロ経営者として当たり前のことを行ったに過ぎない。これをもって「カリスマ経営者」と評価するというのは、その時点ですでに日本人は相当程度、感情に支配されていたことになる。

■ゴーン氏の高額報酬はフランスでは認められない
 ゴーン氏に対する評価が過剰であったことは、報酬に対する世間の反応を見ても分かる。

 ビジネスの世界において、相応の能力を持った経営者はたいてい強欲であり、ご多分に漏れずゴーン氏もそうであった。ゴーン氏は日産のトップに就任して以降、常に10億円近くの報酬を受け取ってきたが、同氏はルノーからはそれほど多くの役員報酬をもらっていない。

 ゴーン氏がグループ全体から受け取る報酬のうち大半は日産からであり、その理由は、フランスでは日本と同様、役員の高額報酬が批判されるからである。ゴーン氏は本国では到底許容されない高額報酬を、アジアの子会社である日産からもらっていたという図式であり、高額報酬=グローバルスタンダードではないのだ。

逃亡から1年半 カルロス・ゴーンは日産の救世主だったのか? それとも疫病神だったのか??
ゴーン氏はトップに就任して以降、10億近くの報酬を受け取っていたが、その大半は日産からである。日本人はグローバルスタンダード=高額報酬という感覚だった
 筆者は当時、執筆していたコラムで一連の事実を列挙した上で、「企業トップが高額報酬を受け取ることが必ずしもグローバルスタンダートは言えない」「ゴーン氏は報酬をもらいすぎ」と書いたが、「お前はグローバル企業の常識を分かっていない」などと猛烈な批判を受けた。日本では、グローバルスタンダード=高額報酬、という感覚だったようである。

■現在の日産の業績悪化の原因とは?
 短期的には教科書的な手法で業績を回復させたゴーン氏だが、長期戦略はどうだったのだろうか。

 ゴーン氏はリストラ実施後、シェア拡大に邁進し、結果的にルノー・日産・三菱連合は販売台数で世界トップ3の仲間入りを果たした。この数字を実現するため、米国では過剰な販売奨励金を積み増すなど、無理を重ねてきたのは事実だが、シェア拡大という戦略そのものは間違っていない。

209とはずがたり:2021/05/16(日) 00:21:16
>>208
 自動車はEV(電気自動車)化という100年に一度の変革期を迎えており、産業構造の激変が予想されていた。

 EV時代になればクルマが一気にコモディティ化する可能性が高く、そのような市場においては、シェア拡大で規模のメリットを追求するしか生き残る方法はない(小さなニッチメーカーになるのであれば話は別だが)。

 グローバル市場のトップ3社だった独フォルクスワーゲン(VW)、ルノー・日産・三菱連合、トヨタが販売台数を重視していたのもそうした理由からである。

逃亡から1年半 カルロス・ゴーンは日産の救世主だったのか? それとも疫病神だったのか??
Z33フェアレディZ かつてのZのイメージを巧みに活用し、大好評を得た
 だがゴーン氏の逮捕と退任をきっかけに、日産の戦略は完全に逆回転を始めてしまい、今となっては会社の存続すら危ぶまれる状況となっている。

 ゴーン氏がシェア拡大に無理を重ねたのは事実だが、ゴーン氏が日産をダメにしたと言い切ることは難しい。その理由は、日産の業績が急降下したのは、ゴーン氏逮捕という非常事態に際して、日産経営陣が権力闘争に明け暮れ、オペレーションを放置したことが最大の原因だからである。

逃亡から1年半 カルロス・ゴーンは日産の救世主だったのか? それとも疫病神だったのか??
V35スカイライン。2001年登場。もしゴーンがいなければ、このクルマが「スカイライン」という車名で世に出ることはなかっただろうと言われている
 もし、ゴーン氏の追放に費やす時間を北米市場の立て直しなどに充当していれば、日産の業績はここまで悪化しなかっただろう。

■日産は常に経営権をめぐって内紛を繰り返している企業である
 だが筆者に言わせれば、経営そっちのけで内紛に明け暮れる日産経営陣の姿というのは、デジャブ(既視感)そのものである。

 若い読者の方は知らないかもしれないが、そもそも日産が経営危機に陥った最大の原因は、1980年代から続くトップの放漫経営と、主導権をめぐる内紛であった。

 しかも、異様な力を持った労働組合までもが経営に介入する状況であり(組合トップの塩路一郎氏は天皇と呼ばれていた)、当時の日産はまともな経営ができていなかった。

 こうした長年の放漫経営が90年代後半の業績悪化の要因であり、最終的にこれがルノーによる救済につながっている。つまり日産の歴史を知っている人からすれば、日産というのはずっと前からガバナンスが不全で、常に経営権をめぐって内紛を繰り返している企業である。ゴーン氏のトップ就任と追放劇も特別なことではないのだ。

 ゴーン氏が、こうした日産の社内体制を完全に変革できなかったという点においては、失敗だったということになるが、大胆なコストカットとシェア拡大、そしてEVシフトという戦略は、経営学的にはまっとうなものであった。

逃亡から1年半 カルロス・ゴーンは日産の救世主だったのか? それとも疫病神だったのか??
初代リーフ 「電気自動車で世界をリードする」象徴の市販車である
 結局のところ日産は同じことを繰り返しているだけであり、ゴーン氏に対する評価というのは、それ以上でもそれ以下でもない。

■日産がダメになった本質的な原因は経営陣にあるといえる
 冒頭にも述べたが、ゴーン氏はグローバル社会ではよく見かける、強欲で、かつ、それなりの能力を持った経営者であった。経営者としてごく当たり前の人物を、過剰に評価したり、貶めたところで何も生み出さない。

 しかも、コーポレートガバナンス上、(社外役員も含めて)取締役は対等であり、全員に等しく経営責任がある(そもそもCEOの独裁を許してしまった段階で、取締役に課された善管注意義務を放棄していることになるが、日本社会ではこうした認識は薄い)。

 日産がダメになった理由は、まさに日産経営陣の無能さであり、株式会社である以上、最終的にはそれを放置した株主の責任ということになるだろう。

210チバQ:2021/05/16(日) 12:18:32
https://www.tokyo-np.co.jp/article/104505
<新型コロナ>観光客再び減少傾向 「Go to」停止、緊急宣言響く
2021年5月16日 07時16分
 新型コロナウイルスの感染再拡大の影響で千葉県内の観光客数が昨年暮れ以降、再び減少傾向に転じていることが県の調査で分かった。昨年九〜十一月は政府の喚起策「Go To トラベル」の効果が一定程度反映されるなどして、前年同月比で増加を示していたが、「Go To」の停止や今年一月の二度目の緊急事態宣言発令などで観光需要が落ち込んだとみられる。 (中谷秀樹)
 県が発表した二月の動植物園や水族館など県内四十三施設の入り込み客数は、四十七万五千四百九十六人で前年同月比24・1%減。減少に転じた昨年十二月(6%減)、今年一月(47・4%減)に続き三カ月連続でマイナスとなった。これ以前の昨年九月(11・7%増)、十月(22・5%増)、十一月(28・2%増)はプラスだった。
 観光客数の動向は、ベイエリア・東葛(千葉ポートタワーなど十四施設)、北総(犬吠埼灯台など十施設)、九十九里(航空科学博物館など六施設)、南房総(鴨川シーワールドなど十三施設)の四地域の観光施設の入り込み客数を調査した。二月の地域別では北総が43・7%減で下げ幅が最大で、九十九里が34・6%減、南房総が24・9%減、ベイエリア・東葛が12・6%減だった。
 一方、二月の宿泊客数は、県内各地のホテルや旅館など二十四施設を調査した結果、三万五千三百六十九人で前年同月比74・3%減。一年以上減少傾向が続いており、県は「外国人旅行客の減少に加え、県や国の観光キャンペーン停止の影響による予約キャンセルなどで依然として落ち込みが大きい」としている。

211とはずがたり:2021/05/22(土) 02:02:16

スズキ 静岡の3工場で車の生産 来月 一時的に停止 半導体不足
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210522/k10013045221000.html
2021年5月22日 1時59分

自動車メーカーのスズキは世界的な半導体不足の影響で必要な部品が十分に調達できないとして静岡県内の3つの工場で、来月、生産を一時的に停止することになりました。

スズキが生産を一時停止するのは、静岡県の牧之原市と磐田市、それに湖西市にある工場の一部です。

世界的な半導体不足の影響で、必要な部品を十分に調達できなくなったためで、土日を除いて3日間から9日間の停止を予定しているということです。

スズキは半導体不足の影響ですでに先月と今月、静岡県内の一部の工場で生産を一時的に停止しています。

こうした中で長期化すれば年間の生産計画にも影響が出るおそれがあることから、スズキは半導体メーカーとの折衝を続け、生産の停止期間をできるだけ短くしたいとしています。

半導体不足をめぐっては、トヨタ自動車が来月、国内の一部の工場で最大8日間、生産ラインの稼働を停止するほか、SUBARUが先月、群馬県の工場で8日間、アメリカの工場で10日間、停止しています。

212とはずがたり:2021/05/27(木) 08:43:26

ホンダが「軽トラ生産中止」を決断した理由
ダイハツ、スズキの2強に勝てなかった苦悩
https://toyokeizai.net/articles/-/355619
桃田 健史 : ジャーナリスト
著者フォロー
2020/06/15 8:20

アクティ・トラックは1963年登場の「T360」を基点する、ホンダ四輪事業の原点ともいえるクルマだ。現状では、ホンダは軽トラックの後継車について公表しておらず、市場関係者の間では事実上の”ホンダ軽トラックから撤退”という見方が多い。

福井県永平寺町で造園業を営む伊藤さん(58)は、38年前に初代アクティを購入して以来、合計3台のアクティを乗り継ぐ。先の2台は走行距離がそれぞれ20万kmを超え、最も新しいアクティは3年前に購入した現行モデルだという、アクティ・トラックのヘビーユーザーだ。

伊藤さんにアクティ・トラックにこだわる理由を聞いてみると、「なんといっても走りの安定感、バランスがいい。仕事柄、他メーカーの軽トラックに乗る機会もあるが、荷物積載時での坂道での走りが、トルクがあって、他車とはっきり違うと感じる」と指摘する。

ホンダとしては、業界用語でいうディスコン(ディスコンティニュード:生産中止)については通常、「プレスリリースを出すことはしていない」としており、アクティ・トラックについても同様の対応だという。

【なぜ?】ホンダ、軽トラックから撤退する理由とは 後継車種の予定もなし
https://www.autocar.jp/post/490805
公開 : 2020.03.15 08:50  更新 : 2020.04.09 22:57

現在販売されているアクティ・トラックは2009年に登場したもので、通算4代目となるモデルだが、その源流を辿るとホンダ初の4輪自動車である「T360」となるのである。

T360と言えば働くクルマである軽トラックにもかかわらず、日本で初めてDOHCエンジンを搭載した量販車であり、あの幻のスポーツカー、S360と共用する前提で開発されたエンジンを搭載していたホンダの4輪の祖とも言えるモデルであった。

そんなホンダの自動車の源流とも言える軽トラックが販売終了を迎えるというのは、ホンダファンからしてみれば一大事。

しかも、現在のところ後継車種として新たな軽トラックが登場する予定はないとアナウンスされているから、マニアがざわつくのも致し方ないと言えるだろう。

なお、アクティにはトラックのほかにワンボックスタイプのアクティ・バンも存在していたが、こちらは2018年7月に登場したN-VANに後を託し、一足先にラインナップから姿を消している。

なぜ、アクティ・トラックは後継車種の予定もなく消滅する運命となってしまったのだろうか?

新型を開発/生産しても収益性が見込めず?
ホンダによると、アクティ・トラックが生産を終了し、新型の予定もない理由として「新たに設けられる排出ガス規制をクリアしたり、順次装着が義務化される衝突被害軽減ブレーキに対応したりするために開発費用をかけても収益性が見込めないため」としている。

現在、国土交通省が発表している内容では、2021年11月以降に発売される新型の国産車に関して、基準を満たした性能を持つ衝突被害軽減ブレーキの装着が義務化されるとしているが、軽トラックに関しては2027年9月以降に義務化とやや後ろ倒しがなされている。

ホンダ・アクティ・トラックの内装。 クリックで画像を拡大
ホンダ・アクティ・トラックの内装。
とはいえ、従来10年以上の長いモデルサイクルで開発費を回収してきた軽トラックということを考えると、このタイミングフルモデルチェンジをしたとしても、衝突被害軽減ブレーキの機能を無視して開発することは有り得ない。

また、パワートレインもAT車は未だに3速ATであり、4WDモデルにはそもそもATの設定がないなど、如何せん古さを拭いきれない点も考慮すると、これらも一新することが求められる。

そうなれば、当然前回のフルモデルチェンジ時以上のコストが必要となるのは致し方なく、苦渋の決断ということなのかもしれない。

213とはずがたり:2021/05/27(木) 08:43:46

アクティが2021年6月に生産終了! 日本の軽トラック衰退のワケと電動化待ったなしで抱える不安
2021年1月25日 / コラム
bunparl bunparl
https://bestcarweb.jp/feature/column/238767

 ホンダ『アクティトラック』が2021年6月に生産終了する。アクティが生産終了すると、独自モデルを残すのはスズキ『キャリイ』、ダイハツ『ハイゼットトラック』のみとなってしまう。

 なぜ日本の軽トラックはどんどん消滅していくのか? 採算性が悪いからなのか? それともほかの理由があるのか?

 また将来的に電動化の必要性が出てきているが、軽トラックは電動化することで、本来の機能を維持することができるのか? 考察していきたい。

■なぜアクティは消滅してしまうのか!? 軽トラック衰退の現状
 日本の物流に欠かせない車両が軽トラックだ。2020年にはコロナ禍の影響を受けながら、78万台の商用車が販売された。このうちの約39万台が軽商用車だ。見方を変えると、大型まで含めた商用車全体の約50%を軽商用車が占める。乗用車における軽自動車比率は35%だから、商用車のほうが普及率は高い。

 そして、軽商用車全体の45%を軽トラックが占めている。ワンボックスバン、アルトバンなどのボンネットバンに比べると、軽トラックは売れ行きが好調だ。目立つ存在ではないが、日本の物流を着実に支えている。

 その大切なラインナップとされるホンダ『アクティトラック』が、2021年6月に生産を終了する。現状ですべてのグレードを注文できるのか、後継車種も含めてホンダの販売店に尋ねた。


1963年から続いたホンダ軽トラの歴史最後の『アクティトラック』。エンジンがミッドシップレイアウトのため、「農道のフェラーリ」と呼ばれていた


 「アクティトラックは2021年6月に生産終えると案内されていますが、実際には現時点(2021年1月中旬時点)で、購入可能なグレードが絞られています。特別仕様車などはすでに廃止され、購入できないグレードもあります。次期アクティや後継車種が登場する可能性は乏しく、ホンダの軽トラックは現行型で最後になります」

 なぜ軽トラックを終了するのか。

「理由はふたつあります。まず販売台数が少ないからです。軽トラックはスズキやダイハツが売れ筋で、アクティトラックは下がりました。ふたつ目の理由は、今後の規格変更や規制強化への対応が難しいことです」

 「例えば、アクティトラックは横滑り防止装置が非設定ですが、今後は装着しなければなりません。環境性能や燃費も向上させる必要があります。それなのにアクティトラックは売れ行きが伸び悩むため、膨大な開発コストを費やせません」

 前述のコメントを補足すると、軽トラックは商用車の中心的な存在ながら、届け出台数は以前に比べて大幅に減った。コロナ禍の影響を受ける前の2019年の時点で、軽トラックの届け出台数は約18万3000台だ。2000年は約27万7000台だったから、約20年間で軽トラックの需要は34%失われた。

 乗用車を含めた軽自動車全体の届け出台数は、2000年は187万5000台、2019年は191万台だ。過去約20年間で、わずか2%だが増加した。これに比べると軽トラックは、大口ユーザーとなる農業就業人口の減少(2000年は389万人/2019年は168万人)もあり、届け出台数を大幅に減らした。

 特にアクティトラックは、2000年には先代型が約3万2000台売られたが、2019年は約1万5000台だ。2020年はコロナ禍の影響を受けながらも、生産終了の知らせを受けて約1万8000台に増えたが、約20年と比べれば半減している。

 そして販売店のコメントにあったとおり、軽トラックはダイハツとスズキが強い。2019年の届け出台数は、ダイハツ『ハイゼットトラック』が約8万台、スズキ『キャリイ』が約6万台だから、約1万5000台のアクティトラックに比べて圧倒的に多い。…

214荷主研究者:2021/06/05(土) 19:12:59

https://www.yamagata-np.jp/news/202104/27/kj_2021042700629.php
2021/4/27 13:32 山形新聞
米沢の三井屋工業(愛知)新工場、完成 来月操業スタート

5月に操業を始める三井屋工業東北工場=米沢市・八幡原中核工業団地

 自動車内外装品製造の三井屋工業(愛知県豊田市、高橋直輝社長)が米沢市の米沢八幡原中核工業団地内に建設を進めていた東北工場が完成し26日、竣工(しゅんこう)式が行われた。東日本の生産拠点と位置付け来月、従業員10人体制で操業を始める。

 東北工場は鉄骨造り一部2階建てで延べ床面積約3千平方メートル。総事業費は17億円。ロボットやIoT(モノのインターネット)などの技術を活用し、生産性を従来の2倍に高めた。

 同工場では、自動車のタイヤフェンダーに装着し運転時の音を低減する「ライナー」を生産し、トヨタ自動車東日本(宮城県)をはじめとしたメーカーに供給する。静音性へのニーズが高まる中、ライナーの需要は高まっており、受注状況によって増築も視野に入れている。

 竣工式には関係者約40人が出席。神事の後、試運転中の工場内を見学した。高橋社長は「受注を伸ばし雇用を増やしていきたい。将来的にはプラスチックを製品に再利用する技術を確立し、地域のリサイクル推進にも貢献できればと考えている」と話した。

 同社は自動車メーカーと直接取引する1次サプライヤー。東北・関東エリアに生産拠点を置く顧客への対応強化を目指し、双方にアクセスしやすい米沢市に進出した。

215とはずがたり:2021/06/16(水) 04:33:15

https://twitter.com/MerPorSan/status/1404625724720353280
メルポル産
@MerPorSan
日産 星野 朝子副社長「日本経済新聞が報じたスカイラインの開発を中止するというような意思決定をした事実は一切ありません、日産自動車は決してスカイラインを諦めません」(ノート オーラ発表会にて)

日産「スカイライン」新型開発中止? 60年以上の歴史に幕? 国内向けセダンを次々廃止する訳
https://news.infoseek.co.jp/article/kurumanews_389170/?tpgnr=busi-econ
くるまのニュース / 2021年6月15日 7時10分

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日産が「スカイライン」をはじめとする国内向けのセダンの次期型を開発しないという報道がありました。セダン市場が縮小するなか、国産メーカーは今後セダンをどう扱っていくのでしょうか。

■日産「スカイライン」「フーガ」「シーマ」廃止でセダンが絶版?

 日本経済新聞は「日産はセダンとして『スカイライン』は次期型の開発をおこなっておらず、現行型で絶版になるという」と2021年6月12日に伝えた。

 日産からの公式コメントが出ていないものの、これは当然の流れだと思う。何よりスカイラインより長い歴史を持つトヨタ「クラウン」も次期モデルはセダンを止めるとされている(スカイラインは現行モデルで13代目。クラウン同15代目)。

 さらにスカイラインと兄弟関係になる日産「フーガ」も次期型の開発をしていない。スカラインの競合車だったトヨタ「マークX」はすでに絶版してしまった。

 なぜセダンが次々と消えていってしまうのだろうか。

 それは世界的規模でのセダン離れが進行しているためだ。そもそも欧州市場は「セダン=高級車」というイメージ。プレミアムブランド以外は市場無し。

 アメリカの場合、10年くらい前までセダン市場が残っていた。日本では風前の灯火状態になっていたスカイラインながら、アメリカでは日産の高級車ブランドであるインフィニティから「Q50」として販売されており、現行モデルのターゲット市場もアメリカ。むしろ「Q50を日本でも販売する」というイメージです。

 フーガや最上級セダン「シーマ」だって、プラットフォームを共通するインフィニティ「Q70」のため生き延びていた格好です。

 そのアメリカも5年くらい前から市場規模が急減。Q50もQ70も採算ベースに乗らないほど販売台数は落ちてしまった。

 同時期のトヨタを見ると、レクサスのミドルサイズセダンである「GS」の次期型開発を凍結。スカイライン/Q50の競合モデルとなるレクサス「IS」は新規開発を止め、現行モデルの大きなマイナーチェンジで延命する方法を選んだ。

 次期型スカイラインは日本とアメリカの販売状況を考えたら赤字確実です。シーマやフーガを含め、絶版を決めたんだと思う。当然の選択です。

 日産はすでに日本で「シルフィ」の生産を終了しており、ついに日本市場における日産のセダンが無くなることを意味する。日産に限らず、日本で買える日本ブランドのセダンは急激に減っていくだろう。

216とはずがたり:2021/06/16(水) 04:33:48
>>215
■今後のセダン市場は一体どうなる?

 トヨタで次期型が決まっているのはレクサス「LS」とアメリカや中国で人気の「カムリ」や「カローラ」くらい。クラウンとISも開発中止。「MIRAI」は次期型がどうなるか不明です。

 ホンダは次期型「レジェンド」の開発をしていないようだ。「シビック」と「アコード」についていえばアメリカ市場と中国市場で人気のため残るという。

 マツダは「マツダ3」と「マツダ6」、スバルは「インプレッサG4」とおそらく「WRX」を残すといったイメージ。

 今度セダンはどうなるか。中国やタイに代表される新興国にセダン市場は残るけれど、衝突安全性やパワーユニットなど日米欧市場と相違点が多い。

 中国や新興国向けのクルマを日本で販売しようとしたら、相応の変更をしなければならないことからセダンの販売規模だと難しいだろう。

 実際、中国では新しい世代のシルフィがベストセラーセダンになっている。カローラセダンの対抗馬として日本に持ってくることも可能ながら、その場合、右ハンドル仕様作りに始まり、衝突安全性対応や燃費対応(電気自動車版であればハードル低い)などおこなわなければならない。このような投資をしてまで日本市場へ導入する意義は薄いと思う。

 この流れはセダンに限らない。ホンダは、レジェンドや「クラリティ」などとともに、ミニバンの「オデッセイ」も2021年12月で生産終了するようだ。

 いままでは販売低迷を受けて「新型で挽回だ!」という方向性だったが、ここにきて「ダメならやめる」という方向になっている。生産終了や次期型の開発凍結のニュース、今後も増えていくような気がします。

 その代わり、電気自動車に代表される新しい世代のクルマが出てくるだろう。「昔の名前のクルマ」を電気自動車にするよりネーミングから新しくしようということなんだと思う。

 ただ遠からず「昔の名前のままの電気自動車」など出てくる気がします。車名の認知には時間と宣伝コストを掛けないとならない。昔の名前を引き継ぐメリットも大きいと思う。

217とはずがたり:2021/06/24(木) 18:40:47
山形日産3社が上位独占の快挙 日産自動車の全国販売会社表彰、最優秀社長賞獲得
2021/6/20 11:32
https://www.yamagata-np.jp/news/202106/20/kj_2021062000565.php

 山形日産グループの山形日産自動車(山形市、小関眞一社長)、日産プリンス山形販売(同、同)、山形日産自動車販売(鶴岡市、同)が、日産自動車(横浜市)の2020年度優秀販売会社表彰で車両販売会社部門の最優秀社長賞を獲得した。しかも全国120社の日産販売会社の中で1〜3位を独占する快挙。さらに、山形日産の大石田尾花沢店(峰本雅司店長)は全国2035店による優秀販売店表彰で1位に輝いた。

 日産自動車の優秀販売会社表彰は全国の日産系販売会社が対象で、顧客満足度(CS)や販売実績、収益、目標達成率、サービス入庫数など7項目を点数化し、優れた総合評価を得た販売会社に社長賞を贈っている。さらに上位5%に最優秀社長賞を贈っている。

 山形日産グループ3社は顧客から商品の品質だけでなく、社員の応対力などCSが高く評価された。3社が最優秀社長賞を獲得するのは15年度以来で、1〜3位の独占は初めて。同一県の販売3社が上位を独占するのは極めて異例という。

 社長賞を得たのは、山形日産が2年ぶり15回目で、1位獲得は初めて。日産プリンス山形が2年ぶり12回目、山形日産販売が3年ぶり15回目。山形日産グループでは他に、日産部品山形販売(山形市、同)が部品販売会社部門で惜しくも17回目の社長賞は逃したが、努力賞を得た。

 山形日産は今年3月に創立60周年を迎え、小関社長は「社員の頑張りにより節目の年に素晴らしい名誉に輝き、大変光栄だ」と喜んだ。20年度は新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)され、対面型の営業活動が制限された時期もあったが、「お客さまあってこその商売で、お客さまと心でつながりたい」とする。今後もCS向上に重点を置き販売活動に取り組むといい、「社員は山形県や地域に貢献できる社員になってほしい。当社も社員、住民の家庭を円満にする会社に成長したい」と話した。

218とはずがたり:2021/07/07(水) 10:53:02
0万円EVバカ売れの中国需要取り込み、その先に欧米制覇 日本電産のEV戦略
https://energy-shift.com/news/ce46586a-eefd-4b60-a3cf-4e10ce1657e8
EnergyShift編集部
2021/07/06
世界最大のEV大国となった中国では、日本円でおよそ50万円の格安EV(電気自動車)が飛ぶように売れる一方、コスト競争も世界でもっとも激しい。だが、この中国でシェアを稼げれば、おのずと欧米市場も制覇できるのではないか。これが、EV用モーターで世界トップを目指す日本電産のEV戦略だ。同社のEV戦略に迫る。

価格競争が激化する中国で勝てれば、ほかの市場も手に入る
世界最大の自動車市場の中国では、政府の後押しを受け、世界に先駆けてEVが普及する。2020年世界のEV・PHEV(プラグインハイブリッド車)販売台数約300万台のうち、約40%が中国で販売された。

中国EV市場のもうひとつの特徴が日本円でおよそ50万円の格安EVの普及だ。2020年、中国のEV販売車種トップ5のうち、3つが100万円以下で買えるEVだった。なかでもバカ売れするのが、50万円で買える小型EV「宏光MINI EV」だ。格安EVを製造する上汽通用五菱は、2020年に中国トップの販売台数を売り上げた。

市場が拡大する中国では、他業種からの参入もあとを絶たず、価格競争は激しさを増している。

こうしたなか、EV用モーターの世界展開を狙う日本電産は、2019年4月から中国でEV用モーターの量産を開始し、中国EVの8車種に供給するなど、2021年4月までの累計出荷数は約14万台にのぼった。部品メーカーとしては世界トップの実績だという。

同社は、コスト競争の激しい中国を最重要市場と位置づけ、シェア拡大を狙っている。

今後、世界的にEVが普及した際、中国以外でもコスト競争が激化するのは必死だ。だからこそ、中国で安定的により安く供給することができれば、欧州やアメリカなど他の市場でもおのずとシェアを獲得できると考えているからだ。

欧州ではPSAグループの提携をテコに
欧州もまた中国と並ぶEV大国だ。日本電産の欧州戦略はどういったものなのか。

欧州市場の特徴が「95グラム規制」だ。この規制により、自動車メーカーはCO2平均排出量を走行1キロメートルあたり95グラム以下に抑えるよう求められている。自動車メーカーは95グラムを超過した場合、超過分だけ、罰金を支払わなければならない。

さらに2030年の温室効果ガス55%削減目標を掲げる欧州では、「95グラム規制」も厳格化し、2030年に37.5%減とする59グラムに強化することを決定ずみだ。

1キロメートルあたり59グラムというと、ガソリン1リットルあたり約40キロメートルの燃費に相当する。非常に厳しい規制だ。クリアするには電動化が欠かせず、さらなるEV普及が予想されている。

出典:日本電産

もうひとつの欧州市場の特徴が、伝統的な自動車メーカーが多く、EV用モーターの自社生産にこだわる企業が多いという点だ。

そこで日本電産はプジョーやシトロエンなどを傘下にもつPSAグループと2018年に合弁会社を設立し、EV用モーターの共同開発を進めている。PSAは主要ブランドの電動化を進めており、数年以内に日本電産と共同開発したモーターが搭載される予定だ。

そのPSAは今年1月、フィアット・クライスラーと統合し、ステランティスを設立した。この統合により、ステランティスは販売台数約800万台、世界第4位の自動車メーカーとなった。

この統合が日本電産とPSAの提携にどのような影響を与えるのだろうか。

ホンハイとの提携が功をなすか
フィアット・クライスラーの地域別販売台数は北米が約250万台と、最大だ。

そのアメリカでは、バイデン政権のもと、EVインフラ投資などに多額の予算を投じる構えだ。アメリカは中国・欧州に次ぐ世界3位のEV市場(約30万台)にとどまるが、バイデン政権の発足により、さらなる増加が期待されている。

日本電産はPSAと統合したフィアット・クライスラーとも電動化で協力する機会が増えると想定しており、アメリカ市場へのモーター供給を狙っている。

また、日本電産は今年3月、台湾のホンハイと戦略的提携を結んだ。

ホンハイといえば、シャープの親会社であり、スマートフォンなどの電子機器の受託生産、世界最大手だ。そのホンハイが、今年からEVの車体部分であるプラットフォームの受託生産でEV市場に参入した。

ホンハイは中国やアメリカの新興EVメーカーと強い関係性を築いているとされ、それらEVメーカーにプラットフォームを供給する計画だ。このEVプラットフォームに日本電産のモーターが搭載される見込みだ。

日本でのEV普及はまだ少ないものの、日本電産は中国、欧州、アメリカそれぞれで連合を組み、EVモーター世界トップを目指している。

219とはずがたり:2021/07/19(月) 10:45:29

なぜトヨタ「プリウス」は狙われる? 日本人気の影であえてプリウスを盗難する世界的理由とは
くるまのニュース / 2021年7月13日 7時10分
https://news.infoseek.co.jp/article/kurumanews_400796/?tpgnr=world

2021年7月6日に一部メディアで「プリウスは窃盗団の足として使われるため、盗まれやすい」という報道が出たことで、SNSでもトレンドに取り上げられるほど話題となりました。しかし、実際にはそれ以外の盗難理由もあるといい、世界中でプリウスなどのある部品が盗まれているようです。

■アメリカやイギリスでとくに多いトヨタ「プリウス」の被害、なぜ?

 盗難されやすいクルマとしてトヨタ「プリウス」が有名ですが、実は日本だけではなく世界中でプリウスの盗難被害が多発しているといいます。
  
 なぜ、プリウスは日本のみならず世界中で盗難被害に遭いやすいのでしょうか。

 日本におけるプリウスの盗難台数は近年、トップとなっています。

 同じくトヨタの「ランドクルーザー」が1位となっている盗難台数統計もありますが、これは1年のなかの特定月における調査です。

 さらに盗難と認められて保険金が支払われたケースに限定されるなど、日本で盗まれたすべての台数を集計しているわけではありません。

 警察庁の統計をはじめ自動車盗難データを関連資料から抽出した車種別の盗難台数では、プリウス(2019年:793台/2020年:517台)、ランドクルーザー(2019年:654台/2020年:395台)となっています。

 プリウスの盗難が多い理由について、2021年7月6日に一部メディアで「窃盗団の足として使われるため」という報道が出ていました。

 これは、ハイブリッド車が夜間に住宅街を移動する際など静かで都合が良いことが挙げられます。

 実際、車両盗難の様子を記録した防犯カメラの映像にプリウスが映っている例は多く、盗難車を物色していたであろう目撃事例でも「プリウスに外国人風の男が4人乗っていた」という報告を聞きます。

 しかし、プリウスが盗難される例が多い理由はほかにもあります。

 日本で盗難されたクルマはそのほとんどが、解体されて部品として海外に持ち出されています。

 完成車での輸出は「輸出の届出」が必要となり、ナンバープレートの返却や輸出抹消登録などが義務付けられているので、バラバラにしてコンテナに押し込んで部品として海外に密輸するというわけです。

 プリウスやランドクルーザーなど海外でも数多く走っているクルマの場合は中古補修部品としてアフターマーケットにおける需要が高いのです。

 昨今それらの部品のなかでもとくに高値で取引されている部品のひとつに「触媒コンバーター」(Catalytic converter)があります。

 触媒コンバーターとは、排気ガスに含まれる環境や人体に悪影響を及ぼす汚染物資を酸化・還元反応によって浄化する装置です。

 クルマの排気系統に取り付けられる装置で排ガス中の炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)の3物質を浄化します。

 この触媒には高額な白金、パラジウム、ロジウムが使用されており、2020年以降は世界的に価格が高騰しています。

 アメリカやイギリスでも盗難が急増している部品でとくに、プリウスに代表される日本製ハイブリッド車が狙われているのです。

 触媒コンバーターはクルマの下にもぐって接続部品をカットすればものの数分で盗むことが可能なため「盗みやすくて価格が高い」コスパが良い部品ともいえます。

 アメリカでの盗難事情について、ロサンゼルス近郊に住むA氏は次のように話しています。

「今アメリカで一番大きい出来事は触媒コンバーターの窃盗です。

 1番人気はプリウスの触媒コンバーターで家の前に停めていても盗まれてしまう事件が多発しています。

 非常に高価な部品(20万円から30万円)の為に盗まれてしまったら一大事です。

 夜間、家の前に停めていたクルマから触媒コンバーターだけを外して盗む例が多発しています。一晩で近隣のハイブリッド車が軒並み被害にあった地域もあります」

220とはずがたり:2021/07/19(月) 10:45:47
>>219
■なぜ? 日本製ハイブリッド車が狙われる?

 アメリカだけではなくイギリスでも触媒コンバーターの盗難は急増しています。

 ロンドン警視庁の自動車犯罪対策チームによると、2019年にロンドンで9500件だった触媒コンバーターの盗難は、2020年に約1万5000件にまで急増。ロンドン以外のほかの警察も触媒コンバーターの盗難増加を報告しています。

 英国チューリッヒ保険によると2019年からの2年間で触媒コンバーターの請求が450%も増加しており、盗難保険金請求の約8割がトヨタ、レクサス、ホンダのハイブリッド車に対するものだったと公表しています。

 ほとんどはクルマが自宅近くの道路や駐車場に停まっているときに発生していますが、オーナーが買い物中のスーパーマーケット駐車場で盗まれる例も多くあるようです。

複雑かつ高価なパーツで構成されるトヨタ「プリウス(現行型)」複雑かつ高価なパーツで構成されるトヨタ「プリウス(現行型)」

 ところで高価な金属が使われる三元触媒は1990年代以降生産されたほとんどのガソリン車に装備されていますが、なぜ、プリウスに代表される(とくに古い世代の)ハイブリッド車が多く狙われるのでしょうか。

 大きく理由はふたつ挙げられます。

 1. 古い世代の触媒にはより多くの高価なパラジウムやロジウムなどの貴金属が含まれる。

 2. 電気モーターとガソリンのふたつの動力源を備えているため触媒コンバーターが汚染物資の処理に使用される頻度が低い(=触媒の内部にある金属が腐食する可能性が低くなり価値が高まる)

 英国トヨタでは公式サイトにおいて、次のように注意喚起しています。

「貴金属の含有量が高い第2世代(2004年から2009年)と第3世代(2009年から2016年)のプリウス、第2世代の「オーリスハイブリッド(2012年から2018年)が標的になりやすい。

 新しいハイブリッド車の触媒コンバーターでは貴金属の量を最大84%削減しているため、新型ヤリスなどは盗難リスクが低い」

 注意喚起以外にも、英国トヨタを含む海外の日本車ブランドでは、メーカーによる触媒盗難防止活動を積極的に展開しておりCatlocという保護装置や盗まれた触媒の行方が追跡できるシステムなどを導入しています。

※ ※ ※

 ちなみに、車両本体が駐車場からなくなればすぐにわかりますが、触媒コンバーターを外されたクルマはパッと見たところでは気づきにくいという難点があります。

 触媒コンバーターを盗まれたクルマの場合、エンジンをかけるとO2センサー異常でエンジンチェックランプが付くのと、何よりも排気音が爆音になるためそこで初めて異変に気づく人が多いようです。

 外出自粛でクルマに乗る機会が減っており、盗まれたことに気づくまで数日かかるという状況も触媒コンバーターの盗難が世界的に増える理由のひとつかもしれません。

221とはずがたり:2021/07/30(金) 10:46:38

VW、通期利益率見通し引き上げ-半導体不足で納車予想は下方修正
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-29/QWZRAZT1UM0X01
Christoph Rauwald
2021年7月29日 15:54 JST
ドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は2021年通期の利益率見通しを引き上げた。 高級車ブランドの堅調な利益によって、世界的な半導体不足による影響が抑えられた。ただ、半導体不足を受け、同社は今年の納車見通しの下方修正を余儀なくされた。

  VWは通期の調整後売上高営業利益率を6-7.5%と予想。見通しの上方修正は今年に入り2回目となる。一方、VWは半導体不足が7-12月(下期)に一段と厳しくなるとの見通しを示したほか、商品相場変動に伴うリスクも強調した。


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222とはずがたり:2021/08/02(月) 20:28:27
起亜の7月販売 8.7%増の24万台で好調維持
jp.yna.co.kr/view/AJP20210802003800882
2021.08.02 17:30

【ソウル聯合ニュース】韓国自動車大手、起亜が2日発表した資料によると、同社の7月の世界販売台数は前年同月比8.7%増の24万1399台で、成長の勢いを維持した。

起亜の売上高・営業益が過去最高 RV好調が後押し=4〜6月期
jp.yna.co.kr/view/AJP20210722003500882
2021.07.22 18:36

【ソウル聯合ニュース】韓国自動車大手、起亜の4〜6月期の売上高と営業利益が過去最高を記録した。半導体の供給不足というマイナス要因がありながらも、…多目的レジャー車(RV)の好調が後押しした。

223とはずがたり:2021/08/12(木) 10:23:02

水素に割りと本気のトヨタ。ガススタ罔と部品供給下請罔は転換して温存出来るメリットはあるが世はバッテリーのブレークスルーに血道を上げていて実際凄い勢いで革新が進んでいるので一旦はEVが席捲しそうでそうなると。ガススタ罔と部品供給下請罔は一旦潰滅して温存の意義は薄まりそう・・・。

低速高加減速ではモーター,高速走行ではエンジンが有利なのはガソリンでもエンジンでも同じっぽいが水素と電気のハイブリッドとか将来巧く行くと出来るのかも。

水素カローラ、次戦鈴鹿ではガソリンエンジン並みのパワーへ 最終戦岡山ではガソリンエンジン超えを目指す 100kWが燃料電池車との効率クロスポイント
編集部:谷川 潔Photo:佐藤安孝(Burner Images)編集部2021年8月1日 13:32
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1341503.html

224とはずがたり:2021/08/13(金) 23:59:59
量産効果で主導権をサムソンに握られたメモリの様にバッテリでも似たような事が起きそうだ、、

ブレークスルーが起きた時の市場の激変,勝者と敗者の逆転などダイナミズムは嫌と云う程見せつけられるからな。。

https://twitter.com/tohazugatali1/status/1426191971048071176
Keiichiro SAKURAI
@kei_sakurai

52分
中国CATL、1兆円増資 車載電池の増産に充当: 日本経済新聞 https://nikkei.com/article/DGXZQOGM12BLD0S1A810C2000000
2020末 117GWh
2021 195GWh
2025 592GWh
…50kWh/台としてBEV1200万台分ぐらい(2025年)。
CATLが昨年のシェア(25%)のままなら、世界で4800万台の計算。新車市場の半分。



とりあえず「バッテリ供給がネックになるからそんなに早く普及しない!」系の主張は、警戒いただいた方が良いのでは。

225とはずがたり:2021/08/14(土) 15:39:10
起亜の売上高・営業益が過去最高 RV好調が後押し=4〜6月期
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210722003500882
記事一覧 2021.07.22 18:36

【ソウル聯合ニュース】韓国自動車大手、起亜の4〜6月期の売上高と営業利益が過去最高を記録した。半導体の供給不足というマイナス要因がありながらも、「ソレント」や「カーニバル」など多目的レジャー車(RV)の好調が後押しした。

 起亜が22日に発表した4〜6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆4872億ウォン(約1426億円)で前年同期比924.5%増加した。韓国金融経済情報メディアの聯合インフォマックスが集計した市場予想(1兆4034億ウォン)を6%上回った。

 売上高は同61.3%増の18兆3395億ウォン。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた前年の反動に加え、RVや大型セダン「K8」の販売好調が後押しした。

 営業利益と売上高は、新たな国際会計基準(IFRS)が導入された2010年以降で最高。

 純利益は1兆3429億ウォンで963.2%増えた。

 RVの販売割合(中国を除く)は前年同期比2.8ポイント増の56.5%を記録し、収益性の改善に寄与した。

 起亜の4〜6月期の世界販売台数は前年同期比46.1%増の75万4117台。国内販売は同8.2%減の14万8309台、海外販売は70.9%増の60万5808台だった。

 国内は、好調だった前年の反動と半導体の供給不足などが影響した。

 海外市場は新型コロナの影響で低調だった欧州、インド、中南米で需要が急増したことに加え、北米市場でも回復傾向を示した。ただ中国市場では、一部主力車種のモデルチェンジが長期間行われていないことなどが影響し、販売が減少した。

 起亜の関係者は新モデルのスポーツタイプ多目的車(SUV)「スポーテージ」や電気自動車(EV)専用モデル「EV6」などの発売で、RV市場とEV市場での競争力をさらに高めるなどとコメントした。

226とはずがたり:2021/08/14(土) 20:15:34
あぁ…ついに…2022年12月にホンダNSX生産終了 最終仕様「Type S」発表へ
8/3(火) 6:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b36dbe732fdfb85d32d75713accbe08acc25c4e

 2021年8月3日、ホンダはNSXの「最終仕様」、Type Sの先行情報を世界初公開した。「最終仕様」ということはつまり…、2016年8月に発表された現行型(2代目)NSXは、このType Sをもって生産終了となる。正式発表は2021年8月中。国内仕様の割り当てはわずか30台で、即日完売する見込みだ。以下、詳細情報をお届けします。

227とはずがたり:2021/08/14(土) 20:33:44
ホンダ、新型「インテグラ」を2022年米国導入へ アキュラブランドから復活宣言
編集部:椿山和雄2021年8月13日 14:36
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1343747.html

 本田技研工業は8月12日(現地時間)、米国で開催されているモントレーカーウィークにおいてアキュラブランドに新型「インテグラ」を導入すると発表。インテグラの復活を宣言した。

 インテグラは、1986年3月27日に米国でアキュラが誕生したときの製品ラインアップの1つとして伝説的モデルと位置づけられている。新型インテグラは、2022年に新しいプレミアムコンパクトのパフォーマンスモデルとして製品ラインアップに加わるという。

228とはずがたり:2021/08/16(月) 13:59:06
日産がeパワーと呼んでるものはシリーズハイブリッドと云うらしい。
ホンダには逆に直結モード削ってシリーズハイブリッドにして値段下げたFITを出して欲しいとこ。

『もう電気自動車リーフの出番はなくなった』畑村耕一「2017年パワートレーンの重大ニュース」② 日産ノートe-POWER
公開日 2021/08/15 11:08 コラム・連載記事
https://motor-fan.jp/tech/article/2035/
著者Motor Fan illustrated編集部 近影 Motor Fan illustrated編集部

「自動車用パワートレーンの主役はエンジンであることに変わりはない」ものの、「電動系の効率が向上するので、ストロングハイブリッドはシリーズハイブリッドに移行する」(『図解自動車エンジンの技術』/ナツメ社)というのが、筆者が予測する2030年のパワートレーンの姿である。シリーズハイブリッドは伝達効率が悪いのでしばらくは無理だろうと思っていたところに、アコード・ハイブリッドが出てきて、ちょっと待てよ、シリーズで行けるのではないかと思い始めた。そうしたら、シリーズハイブリッドを採用した日産ノートe-POWERが早くも出てきたので驚いている。

 ノートe-POWERは基本的に、リーフの電動コンポーネントを流用している。新しい技術は何もない。フロントに搭載した横置きエンジンの隣に駆動用モーターとジェネレーターを配置しているが、エンジンを発電機として割り切るなら、駆動用モーターとセットで配置する必要はない。駆動用モーターを切り離してリヤに置いてもいい。

 ノートe-POWERがそうせず、2モーターのシリーズ・パラレルハイブリッドと同様のレイアウトとしているのは、開発当初はエンジン直結モードを考えていたからだろう。高速域はエンジン直結で走った方が、効率は良くなるのは日産も承知のはず。コストもあるだろうが、直結モードを持つと「ホンダのシステムと一緒」と言われるのを避けたかったのかもしれない。このクラスのクルマを使う人の7割は市街地を走るというデータが得られたこともあったし、高速域をモーターだけで走っても燃費はそんなに悪くないことがわかり、思い切って割り切ったのだろう。いずれ、直結モードを持ったシステムも出てくるはずだ。

シリーズハイブリッド:Series Hybrid Vehicle
https://car.motor-fan.jp/tech/10018203
シリーズハイブリッドは、EVにエンジンと発電機を付加した構成を持つ。バッテリーしか持たないEVがバッテリー容量に余裕が求められるのに対し、自己発電の機能を持つシリーズハイブリッドはバッテリー容量を必要最低限に抑えることが可能となっており、大容量バッテリーが高コストで重量がかさむ存在である現在においては魅力的なポイントとなっている。

ストロングハイブリッドすとろんぐはいぶりっど
https://www.goo-net.com/knowledge/15316/
エンジンで動作し、減速時などのエネルギーを蓄積して、加速時等の発進のアシストのみにモーターや電気エネルギーを使うようなマイルドハイブリッド車。それに対して、エンジンを切って電気モーターのみでも走行できるようなハイブリッド車をストロングハイブリッド車と呼ぶ。2種のクルマの主な違いは、利用しているモーターやバッテリーの性能とコストで、このストロングハイブリッド車はマイルドハイブリッド車に比べ高コストだが、高性能でモーター走行もできるので燃費効率は高い。

229とはずがたり:2021/08/19(木) 22:38:24
理由はこんなとこ
https://twitter.com/amajaamajaaanal/status/1428191245285818378

F1が日本GP中止について声明発表。カレンダー変更については「現在調整中」
8/18(水) 17:53配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/24a4d6542bd03531efee84e56497a86d66161917
オートスポーツweb

30周年の節目の大会となった鈴鹿での2018年F1日本GP

 F1は、8月18日、第17戦日本GPの開催中止についての声明を発表した。後半戦のカレンダーをどう変更するかは現在検討中であり、追って発表するとのことだ。

 株式会社モビリティランドが、鈴鹿サーキットで10月8〜10日に開催する予定だったF1第17戦日本GPの中止を発表、同時刻にF1も声明を発表した。

「日本のプロモーターおよび当局と協議を重ねてきた結果、日本におけるパンデミックの進行中の複雑な状況により、今シーズンのレースを中止するとの決定が日本政府により下された」とF1の声明には記されている。

「フォーミュラ1は、現在、修正版カレンダーの詳細を詰めており、今後数週間のうちに最終的な詳細について発表する予定だ」

「フォーミュラ1は、今年も2020年にも、進行中の不確かな状況に適応し、解決策を見出すことが可能であることを示してきた。また、今年および来年以降にフォーミュラ1イベントを主催する開催地への関心は非常に高く、期待を抱いている」

 COVID-19の感染拡大により、日本GPは2年連続で中止を余儀なくされた。日本国内での感染者数は7月以降増加の一途をたどっており、現在、13都府県に緊急事態宣言が発令され、まん延防止等重点措置対象は三重を含む16道県が対象となっている。そういう状況のなか、ホンダにとってF1ラストイヤーであり、7年ぶりの日本人F1ドライバー角田裕毅の登場もあり、誰もが待ち望んだ日本GPだったが、最終的に開催中止という結論に至った。

 F1は今年全23戦のカレンダーを組み、現時点で11戦を終えている。シーズン後半は、最初の3連戦(ベルギー、オランダ、イタリア)と次のロシアは予定どおり開催されるものと考えられているが、その後の16戦トルコGP以降は不透明な状況だ。

 スポンサーおよびテレビ局との契約の関係で、F1は今年20戦以上を開催することを目指しているといわれ、困難な状況のなかで調整が行われている。

[オートスポーツweb ]

230荷主研究者:2021/08/28(土) 22:04:01

https://www.chugoku-np.co.jp/localeco/article/article.php?comment_id=774740&comment_sub_id=0&category_id=113
2021/7/20 13:00 中国新聞
九州工場の生産増強 車部品製造クマダ、日産系に対応

 自動車部品製造のクマダ(広島市安芸区)は、九州工場(福岡県苅田町)の生産能力を2倍にする。日産自動車系の受注の増加を受け、金属をプレスしてドア周りなどの部品に加工するラインを追加する。新型コロナウイルス禍で直近の業績は厳しいが、一部が資本とみなされる劣後ローンで資金を調達して増強する。

 約1万5千平方メートルの敷地にある約5千平方メートルの工場棟内で加工ラインを1本増やし、2本態勢にする。材料や出荷前の製品を保管する倉庫(約1500平方メートル)も新設する。8月ごろに着工し、2022年4月の稼働を目指す。投資額は約7億円。商工中金や日本政策金融公庫からの劣後ローンで賄う。

 クマダの売上高は19年7月期に約40億円だった。しかしコロナ禍での自動車メーカーの減産などを受け、20年7月期は約33億円に。今期も同程度を見込む。九州工場の増強やコロナ禍からの回復で、23年7月期は50億円を目指している。

 同社は、18年7月の西日本豪雨で本社工場前の一貫田橋が流失し、製品の出荷などに大きな影響が出た。九州工場は20年4月に稼働。一貫田橋は同年9月に復旧し、本社工場からの出荷がスムーズになった。熊田大千(だいせん)社長は「拠点の分散を進めつつ、コロナ禍からの反転の機会もつかみたい」と話している。(秋吉正哉)

231荷主研究者:2021/08/28(土) 23:00:47

https://www.sakigake.jp/news/article/20210727AK0014/
2021年7月27日 10時4分 秋田魁新報
大橋鉄工秋田、トヨタ車部品新規受注 工場面積2倍に拡張へ

大橋鉄工秋田が工場の拡張を予定している土地。奥は既存の工場

 トヨタグループに部品を供給する大橋鉄工秋田(横手市柳田)は新たな自動車部品の受注獲得に伴い、生産ラインを新設し、自社工場の面積を約2倍に拡張する。来月着工し、来年5月にも稼働させる予定。10人の新規雇用を計画している。総事業費は約8億円。

 新たに生産するのは「アプライチューブ」と呼ばれる長さ10センチほどの鉄製配管。自動車の無段変速機(CVT)内部のベアリングなどにオイルを供給するために使われる。トヨタ自動車のノアやヴォクシー、C―HR、カムリなどのCVT車7車種に搭載される予定。2024年度までに1億円の売り上げを見込み、月9万本程度の生産を目指す。

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(全文 752 文字 / 残り 472 文字)

232とはずがたり:2021/09/01(水) 12:23:01
中国一点集中はリスクデカいから東南アジアへも分散早くとは思ってたけど,環境や衛生面で中国の安定感強いんだなあ。。

トヨタ減産、震源地の東南アジアの部品メーカー「もう限界かも」
2021.8.31
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00118/083000057/?n_cid=nbponb_twbn
飯山 辰之介
バンコク支局長

233とはずがたり:2021/09/01(水) 16:29:45

SUBARU 群馬県の工場 4日間稼働停止 東南アジアの部品供給停滞
2021年9月1日 16時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210901/k10013236811000.html

自動車メーカーのSUBARUは、新型コロナウイルスの感染が急拡大している東南アジアからの部品の供給が滞っているため、群馬県の工場の稼働を9月上旬に4日間、停止することになりました。

発表によりますとSUBARUは、いずれも群馬県太田市にある本工場と矢島工場、それにエンジンなどを生産する群馬県大泉町の大泉工場で、9月7日から4日間、稼働を停止するということです。

新型コロナウイルスの感染が急拡大する東南アジアからの一部の部品の供給が滞っていることが要因だとしています。

世界的な半導体不足に東南アジアでの感染拡大が重なったことで自動車メーカーの生産への影響が広がっていて、トヨタ自動車は今月、国内外で36万台の大規模な減産に踏み切り、もとの計画からおよそ4割を減らすほか、ダイハツは大阪 池田市の工場などを先月から断続的に停止し、およそ4万台減産するとしています。

各社は代替となる部品の調達を急ぎ、生産のいち早い正常化を目指していますが、世界的に猛威をふるう変異ウイルスの影響は大きく、先行きが不透明な状況となっています。

234とはずがたり:2021/09/03(金) 00:36:51
中国スマホ大手シャオミがEV開発 IT企業参入で競争激化
https://mainichi.jp/articles/20210901/k00/00m/020/168000c
毎日新聞 2021/9/1 16:19(最終更新 9/1 16:19) 有料記事 483文字

 中国スマートフォン大手の小米科技(シャオミ)は1日、次世代の電気自動車(EV)を開発する新会社「小米汽車」を設立したと発表した。中国ではIT大手が相次いでEV事業に参入している。電動化が加速する世界最大の自動車市場で、異業種を巻き込んだ競争が激しさを増しそうだ。

 新会社の代表にはシャオミの雷軍・最高経営責任者(CEO)が就く。資本金は100億元(約1700億円)。事業内容は「スマー…

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235とはずがたり:2021/09/03(金) 00:43:49
EV特許の競争力、トヨタ首位 優位の日本勢は販売に課題
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC05CR00V00C21A8000000/
2021年9月2日 0:00 (2021年9月2日 5:38更新) [有料会員限定]

236とはずがたり:2021/09/07(火) 19:01:51

トヨタ、全固体電池は特性を考えハイブリッド車から導入へ 2020年代前半に量産車投入で、電池関連の総投資額は1.5兆円
編集部:椿山和雄2021年9月7日 16:26
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1349279.html
2021年9月7日 発表

 トヨタ自動車は9月7日、カーボンニュートラルへ向けた2030年までのトヨタの電池戦略を説明する「電池・カーボンニュートラルに関する説明会」を開催した。その中で、世界初となる全固体電池搭載車両でナンバーを取得して、試験走行を開始したことを紹介するとともに、全固体電池については特性を考えてハイブリッド車から投入することを明らかにした。全固体電池の投入スケジュールは2020年代前半から変わらないとしている。

 同説明会では、トヨタ自動車 Chief Technology Officerの前田昌彦氏がプレゼンテーションを行ない、将来の電池コストの目標について、2022年央に導入予定の新型EV「TOYOTA bZ4X」と比較して、2020年代の後半に50%低減を目指す(台当たり)とともに、電池の供給体制として現在検討している180GWhから200GWh以上を目指すことを明らかにした。これにより、電池の供給体制の整備と研究開発の投資額は2030年までに約1.5兆円になると見込みという。

 その中で、全固体電池の開発状況について、2020年6月に全固体電池を搭載した車両を製作しテストコースで走行試験を実施し、車両走行データを取得できる段階に来たことを報告。そのデータをもとに改良を重ね、2020年8月には全固体電池を搭載した車両でナンバーを取得し、試験走行を行なったことを明かした。前田氏は「全固体電池では、高出力、長い航続距離、充電時間の短縮、などの嬉しさが出せないか、と開発しています」との印象を話した。

 また、前田氏は「開発の中で分かってきたことがあります。全固体電池は、イオンが電池の中を高速に動くため高出力化に期待できます。そこでHEVにも適用して全固体電池の良さを活かしていきたいと思います」と、開発への意気込みを述べるとともに「一方、寿命が短いという課題も見つかりました。これらの課題を解決するためには、引き続き固体電解質の材料開発を主に、継続していく必要があると考えています。課題が見つかったことで実用化に一歩近づけたという想いもあります」とコメントした。

 そして、目指すべき2050年のカーボンニュートラルに向けて、前田氏は「今後、継続的に各地域のエネルギー事情やインフラ、お客さまの感性、利便性への要求は変わっていくと考えられます。電動車において、クルマと電池は切り離せるものではなく、1997年から電池のグループ内生産に拘り、HEVだけでも1810万台を導入してきたトヨタは、電池開発をグループで取り組んできた自動車メーカーであり、不確定な電動車の未来にも、確かなステップで前へ進んでいきたいと考えています。未来にサステナブル&プラクティカルに適応していくためには、トヨタは、変化への適応力、自らの競争力を高め、もっといい電動車の本質的普及を目指し、カーボンニュートラルに貢献していきたいと考えます」との意気込みを述べた。

https://car.watch.impress.co.jp/img/car/docs/1349/279/html/19.jpg.html
全個体電池の今後の展開と課題

隙間の発生を抑える材料を開発中

237とはずがたり:2021/09/07(火) 23:28:06
>>236

電池へ投資ってみて一瞬どきっとしたけど燃料電池ではなくEV用のバッテリかw

>1兆5千億円のうち1兆円を生産に残りを開発にあてる
あんま金銭感覚ないのでR&Dに5千億円ってのは多いのか少ないのかよく解らないんだけど…

トヨタ、電池に1.5兆円投資へ 電動車で主導権争い
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD075G30X00C21A9000000/
2021年9月7日 15:10 (2021年9月7日 16:05更新) [有料会員限定]

238とはずがたり:2021/09/08(水) 21:03:21

暫くトヨタ以外にはやれないんじゃないか。

日本自動車工業会、豊田章男会長の任期を2年間延長へ…異例の長期体制に
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210908-OYT1T50288/
2021/09/08 20:24

 日本自動車工業会(自工会)は、豊田章男会長(トヨタ自動車社長)の任期を2024年5月まで2年間延長する方針を固めた。9日の理事会で決定する。

 自工会の会長は、トヨタとホンダ、日産自動車の首脳が2年交代で務めるのが慣例だった。豊田氏は18年5月に会長に就いており、連続で3期6年務める異例の長期体制となる。

 欧州連合(EU)が35年までにガソリン車の新車販売を事実上、禁止する方針を示すなど、世界的に脱炭素の流れが強まる。国内でも規制強化の影響が不安視されており、国内最大手トヨタのトップである豊田氏の会長続投により、自工会の発信力を強める狙いがあるとみられている。

239とはずがたり:2021/09/10(金) 21:30:15

2021年9月8日3:32 午後2日前更新
仏ルノーCEO、日産との合併を改めて否定
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/%E4%BB%8F%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%EF%BC%A3%EF%BC%A5%EF%BC%AF-%E6%97%A5%E7%94%A3%E3%81%A8%E3%81%AE%E5%90%88%E4%BD%B5%E3%82%92%E6%94%B9%E3%82%81%E3%81%A6%E5%90%A6%E5%AE%9A-idJPL4N2QA1AJ

 9月8日、仏ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者はイタリア紙ソレ24オレとのインタビューで、日産とルノーが合併することはないとの認識を改めて示した。キエフで昨年6月撮影(2021年 ロイター/Valentyn Ogirenko)
[8日 ロイター] - 仏自動車大手ルノーのルカ・デメオ最高経営責任者(CEO)は8日付のイタリア紙ソレ24オレとのインタビューに応じ、日産とルノーが合併することはないとの認識を改めて示した。

同CEOは、日産とのアライアンスについて「アライアンスがどう変わっていくかは、今後パートナーとどのような意見交換、論争が行われるかに左右される。現時点で言えるのは、アライアンスを進化させる必要があるということだ。これは確かだ」と発言。

「ただ、これは一つの理由によって、これまでのところ実現できていない。移動できないため、面会できないという理由だ。定期的に連絡は取っているが、新型コロナウイルス規制で面会することができない」と述べた。

240荷主研究者:2021/09/11(土) 10:57:28

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/571800?rct=n_hokkaido
2021年07/28 05:00 北海道新聞
新型アクアに部品供給 トヨタ北海道、ヤリスに次ぎ

 【苫小牧】トヨタ自動車北海道(苫小牧)は27日、今月発売されたハイブリッド(HV)専用の小型車「アクア」の新型車に、駆動系の中核部品の供給を始めたと明らかにした。今年上半期(1〜6月)の国内新車販売台数トップの「ヤリス」にも同じ部品を供給しており、トヨタの看板車種向けの部品生産を同社が相次ぎ担うことになる。

 新たに供給しているのは、エンジンとモーターの力を効率良くタイヤへ伝える部品「ハイブリッドトランスアクスル」の最新版。もともとは昨年2月発売のヤリス向けに、トヨタ北海道が生産、出荷を始めた。10年ぶりに刷新した新型アクア用としては6月下旬から、トヨタ自動車東日本岩手工場(岩手県金ケ崎町)に出荷し、完成車に組み上げられている。

 アクアは2011年の発売以来、国内外で187万台を売り上げる人気車で、新型車の販売目標は月9800台。一方、ヤリスは今年上半期に11万9千台、月平均で2万台近くを売り上げている。売れ筋の両車種に最新の製品を供給することで、トヨタ北海道の部品製造拠点としての重要性も増すこととなりそうだ。(工藤雄高)

241荷主研究者:2021/09/11(土) 11:26:58

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/578800?rct=n_hokkaido
2021年08/17 05:00 北海道新聞
86 ホクダイ 鋳造品 車の安全支える

溶かした金属を金型に入れて部品を製造するホクダイの工場。部品は社員が一つ一つ点検する

谷川年啓社長

 企業名は「北海道でアルミのダイカストを手がける会社」を意味する。ダイカストとは、溶かした金属を金型に流して製品を成型する、いわゆる「鋳造(ちゅうぞう)」のこと。製品のほぼ全量が自動車関連の部品で、エンジン回りやエアコンに使われている。谷川年啓(としひろ)社長(50)は「軽くて頑丈で高品質の製品が自慢。自動車の安全な走りのために安定生産を目指している」と話す。

 各部品は長さや直径が10〜40センチほど。工場では6台のダイカストマシンを使い、600度以上の高温で溶かしたアルミニウム合金などを部品の金型に注ぎ、それぞれに最大850トンの力をかけ成型する。金型内の空気を吸引して真空状態にしてから合金を注ぐ独自の方法で空気の泡などを入りにくくするなど、精度の高い製品を追求している。

■「トヨタ式」導入

 親会社の部品製造業「グンダイ」(群馬県伊勢崎市)が業務拡大のため1994年に設立。釧路市出身のグンダイ創業者が雇用創出のためと道内進出した。

 転機はトヨタグループの企業との相次ぐ出合いだった。2006年、道主催のゼミで、講師役のトヨタ自動車北海道(苫小牧)から「トヨタ生産方式」を伝授された。動作の無駄を省くため、社員の構内の移動距離を最短にし、素材の置き方も工夫する―。生産効率を高めるための意識と方法論が社員に浸透した。

 11年には、人材交流を縁に同グループのアイシン北海道(苫小牧)と取引を始めた。エンジン内部で冷却水を循環させる「ウオーターポンプ」などの納入を機に、ホクダイ全体の生産量が一気に拡大。現在は月産部品約15万個の半分以上がアイシン向けで多くのトヨタ車に搭載される。

■事業多角化課題

 胆振東部地震による一部設備の損傷や、新型コロナウイルス禍による減産も乗り越え、工場の稼働は堅調。ただ、今後は部品数がガソリン車の半分以下とも言われる電気自動車(EV)の普及が見込まれ、部品の出荷先の多角化が急務になっている。谷川社長は「事務用のイスなどにも軽くて丈夫なダイカスト製品をもっと使ってもらえるよう、取引先を開拓したい」と話す。(工藤雄高)

 ☆

▽本社   胆振管内安平町早来富岡257
▽創業   1994年
▽事業内容 アルミの鋳造・加工、自動車用のエンジンやエアコンの関連部品製造
▽売上高  7億9千万円(2021年3月期)
▽従業員数 38人
▽採用   2人(21年春実績)

242とはずがたり:2021/09/15(水) 21:57:35

2021年9月13日11:50 午前2日前更新
トヨタとホンダ、米民主党のEV税控除拡充案に反発 国内優遇で
ロイター編集
https://jp.reuters.com/article/usa-autos-electric-idJPKBN2G905U?feedType=RSS&feedName=special20

 9月11日、トヨタ自動車とホンダは、米議会民主党が米国内の労働組合を持つ工場で組み立てられた電気自動車(EV)への税額控除を大幅に引き上げる法案をまとめたことについて、強く反対した。上海オートショーで4月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)
[ワシントン 11日 ロイター] - トヨタ自動車とホンダは11日、米議会民主党が米国内の労働組合を持つ工場で組み立てられた電気自動車(EV)への税額控除を大幅に引き上げる法案をまとめたことについて、強く反対した。

この法案が成立すれば、米自動車大手は追加で4500ドルの税優遇措置を得られ、大手3社(ビッグスリー)には有利になる。

トヨタは声明で、この計画は「組合を結成しないという選択に基づいて、米国の自動車労働者を差別している」と述べた。

ホンダは法案を「不公平」だとし、「勤勉な米国の自動車労働者が作ったEVを単に組合に所属しているかどうかで差別している」と非難。ホンダがアラバマ、インディアナ、オハイオ各州で製造するEVが議会から公正で平等に扱われるべきだと訴えた。

243とはずがたり:2021/09/28(火) 23:10:19

半導体産業と自動車産業の融合は進みそうだ。

半導体不足、自動車業界にもたらす新常態
自動車の戦略部品となった半導体、自社設計に乗り出す大手
https://jp.wsj.com/articles/the-great-car-chip-shortage-will-have-lasting-consequences-11632790891

244荷主研究者:2021/10/02(土) 15:41:45

https://www.gifu-np.co.jp/news/20210831/20210831-101748.html
2021年08月31日 08:54 岐阜新聞
「パジェロ製造」78年の歴史に幕 累計396万台生産、従業員6割超が地元残る意向

31日で生産活動を終了するパジェロ製造=加茂郡坂祝町酒倉

 三菱自動車の子会社パジェロ製造(岐阜県加茂郡坂祝町酒倉)が31日、生産活動を終了する。岐阜市での創業以来78年、同町に移転して45年の歴史に幕を下ろす。跡地利用は未定だが従業員の6割超が地元に残る意向とみられ、高い技術力を持った同社員を受け入れる県内企業もある。

 パジェロ製造ではこれまで累計約396万台を生産し、そのうち約8割が社名となった車種「パジェロ」。1982年に発売後、生産終了となった7月2日までに約324万台を国内外に送り出した。三菱自動車によると、9月以降は同社岡崎製作所(愛知県岡崎市)に生産機能を移転し、ミニバン「デリカD:5」を引き続き製造する。

 従業員は31日で退職する。8月2日時点で、従業員総数988人のうち、349人が三菱自動車へ移籍。地元への残留の意向があるとみられる近隣企業への再就職者は361人、希望退職者は278人で、合わせると全体の6割を超える。

 9月1日以降は、工場設備の売却や廃棄などの転活用に取り組み、年内をめどに完了させる予定。約15万平方メートルの工場跡地については、三菱自動車主導で売却先を探しており、現時点での具体的な進展はないという。

 同社ホームページには須江隆行社長名で「この輝かしい歴史に幕を下ろすこととなり残念でなりませんが、皆さまのご支援により、今まで営業できましたことに深く感謝します」とのあいさつ文が掲載された。

 6日には関係者のみで生産終了式典が行われ、式典に出席した柴山佳也町長は、「工場閉鎖はとても残念だが受け入れざるを得ない。45年間、町へ多大な貢献をしてくれた。『パジェロのまち坂祝』として誇らしく歩んできたことに式典では感謝を伝えた」と話した。

 一方、高い技術を持ったパジェロ製造の人材を求める企業も。産業機械装置を手がける日晃オートメ(各務原市)は9月1日から、パジェロ製造で働いていた男性2人を雇用する。

 沖原由洋社長は「従業員を派遣して勉強したこともあり、高いスキルを常々感じていた」と期待。「技術力や管理能力に優れた人を育てるのは難しい。私たちの事業の力になってもらいたい」と話した。

245とはずがたり:2021/10/06(水) 10:41:27
トヨタ新型ランクル、電動化見送り「生きて帰るため」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC0190E0R00C21A9000000/?unlock=1
2021年8月25日 5:00 [有料会員限定]

246とはずがたり:2021/10/11(月) 20:18:37
いよいよだなぁ。。遠距離ドライブとかしない商用車はEVに最適なんだよなぁ。。ちょうど良い機能を安く大量につくるの家電でもミスって自壊したけど日本企業苦手。

中国が商用EV対日輸出 東風など1万台、競合なく
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC056MB0V01C21A0000000/?n_cid=SNSTW001
2021年10月11日 19:30 [有料会員限定]

247とはずがたり:2021/10/13(水) 14:59:47
大丈夫かね・・>様子見の日本勢だが

高電圧EV、1キロボルト目前 対応避けられぬトヨタ
EV高電圧化の新潮流(上)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC068NP0W1A001C2000000/
2021年10月13日 5:00 [有料会員限定]

248とはずがたり:2021/10/17(日) 16:21:46

燃料の次は勿論鋼板が課題となる。。凄いなぁ

ボルボ・グループが「化石燃料を使わない」鉄鋼で作られた車両を公開
2021年10月15日 by Aria Alamalhodaei, Hirokazu Kusakabe
https://jp.techcrunch.com/2021/10/15/2021-10-13-volvo-group-unveils-vehicle-made-with-3000-kilos-of-fossil-free-steel/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly90LmNvLw&guce_referrer_sig=AQAAAG7Zd8yRTNgT4xfBmPQ6nh0gzhUvPgSVl4dt3vqjmmMsDXL2NSYSCZe4KSf2moA1oQODut2wwfpTiqTIUaqw6OROyvlEpVTHQ9VjJrR6uwVnc3Z-j1my-rrdHs61-PKscsqw4XHD_CHfijbGzUa7xEkpBMgBzUDumGGek14FJeWs

スウェーデンのVolvo Group(ボルボ・グループ)は現地時間10月13日「化石燃料を使わない」鉄鋼で大部分が製作された新しい車両を発表した。同社では、早ければ2022年にこの新素材を使用した小規模な連続生産の開始を計画している。

「私たちの意図は、この化石燃料フリーの鉄鋼を使って、このような比較的積載量の小さな運搬車両の製造を始めることです」と、ボルボ・グループのトラック技術担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるLars Stenqvis(ラルス・ステンクヴィスト)氏は、TechCrunchによる最近のインタビューで語った。「重要なのは、これが研究開発プロジェクトでもなければ、政治家に見せるためのある種の実証プロジェクトでもないということです。これは連続生産するのです」。

今回公開された試作車は、鉱山や採石場で使用される完全電動式の自律走行型運搬車で、車体に3000kgを超えるこの新素材が使用されている。ボルボによれば、建設現場用トラックは車両重量の約70%が鉄鋼と鋳鉄でできているため、この化石燃料フリーの鋼材を最初に適用することにしたという。

この鋼材は、ボルボが2021年初めに提携したスウェーデンの鉄鋼メーカーであるSSAB(スウェーデンスティール)が製造したものだ。従来の鉄鋼製造では、石炭を使って鉄鉱石から酸素を取り除いていたが、SSABは水素を使って鉄鋼を製造するプロセスを開発した。この水素は、再生可能エネルギーを使って水を水素と酸素に分解する電気分解によって生成される。

今回発表された運搬車は、化石燃料フリーの鋼材で100%作られているわけではない。ステンクヴィスト氏によると、それはSSABがまだ、例えば円筒形のシャフトを作るために必要となるような、ある種の形状を実現できていないためだという。しかし、部品の大部分、特に車体後部の大型バケットは化石燃料フリーの鉄鋼製であると、同氏は付け加えた。

SSABの鋼材は、すべての面で従来の鋼材と同じであるため、ボルボの既存の製造施設のすべてで使用することができる。「これは、私たちにとって非常に重要なインプットです。なぜなら、生産や製造の面では変わらないということを意味するからです」と、ステンクヴィスト氏は述べている。

ボルボは、2040年までに事業全体でゼロエミッションを達成することを目標としており、今後10年間でこの鋼材の使用量を増やすことを目指している。また、中国の浙江吉利控股有限公司(Zhejiang Geely Holding、ジーリー・ホールディング・グループ)傘下のVolvo Cars(ボルボ・カーズ)も、早ければ2025年に、この材を使用したコンセプトカーの製作を計画している。

249とはずがたり:2021/10/31(日) 10:58:42
まだこのタイミングでもエンジン増強に投資するんだな?

トヨタ、米工場に投資 525億円、エンジン生産増強
https://www.sankeibiz.jp/business/news/211031/bsc2110310918001-n1.htm
2021.10.31 09:18

 トヨタ自動車は29日、米南部ケンタッキー州の工場に4億6100万ドル(約525億円)を投資すると発表した。エンジンの生産ラインの増強などを進める。温室効果ガスの排出量削減につなげる狙いもある。

 設備更新に伴い、高級車種「レクサスES」の生産を日本に移し、今後の新型車のためのスペースを確保する。有能な人材をつなぎとめるため、従業員1400人を直接雇用に切り替える。


 同工場は、米国にあるトヨタ単独の工場として最も古いという。(共同)

250とはずがたり:2021/11/03(水) 17:51:20

次世代のコア技術だからなあ,,この積極投資に日米はついていけるのかどうなのか。。

テスラやトヨタも頼るEV電池の巨人、中国CATLが狙う覇権
2021.10.15
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00326/101400006/
湯 進
みずほ銀行法人推進部 主任研究員

> 中国の車載電池最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は2021年8月12日、582億元(約1兆円)の増資を実施すると発表した。昨年8月以降にCATLが工場建設に投じた額は865億元に上り、積極的な投資を続けている。

251とはずがたり:2021/11/06(土) 17:47:54
フォードがクラシックカーを電気自動車化するためのモーターキットを約44万円で発売
https://jp.techcrunch.com/2021/11/05/2021-11-03-ford-electrified-a-classic-f-100-truck-to-showcase-its-ev-motor-kit/
2021年11月05日 by Jon Fingas, Hirokazu Kusakabe

ヴィンテージカーを電動化するためにアフターマーケットのEVモーターを販売しているのはChevy(シボレー)だけではない。Ford(フォード)が米国時間11月2日に発表した「F-100 Eluminator(F-100イルミネーター)」と呼ばれるコンセプトトラックは、1978年型の古いピックアップトラックに、同社が新たに「Eluminator」の名前で発売するクレート(単体売り)モーターを車体の前後に搭載してアップグレードした車両だ。

このパワープラントは、2021年型の電気自動車「Mustang Mach-E GT Performance Edition(マスタング・マックE GTパフォーマンス・エディション)」に搭載されているものと共通で、最高出力480馬力と最大トルク860Nmを、旧いF-100ピックアップ・トラックに与えることになる。フォードはその加速性能や航続距離などの詳細な数値を明らかにしていないものの、これだけのパワーがあれば、いくつものスポーツカーを置き去りにできると考えていいだろう。
Ford Performance(フォード・パフォーマンス)がショーケースとして製作したこのトラックには、モーター以外にも、Mach-Eの縦型センタースタックタッチスクリーンを取り付けるなどの改造が施されている。足元にはForgeline(フォージライン)社製のカスタムアルミホイール、インテリアにはJJR Fabrication(JJRファブリケーション)社製のビレットアルミダッシュ、MDM Upholstery(MDMアップホールスタリー)社製のアボカドタンニングレザーなどのカスタマイズも見られる。外観はクラシックなトラックでも、中身もそうであるとは限らない。

ご想像どおり、このコンセプトトラックを購入することはできない。代わりにフォードは、このEluminatorモーターを3900ドル(約44万円)で販売し、自分のクルマを改造する人に利用してもらいたいと考えている。最終的にはバッテリーやコントローラー、トラクションインバーターなど、EV化の改造に必要なものをすべて提供することを計画しているというが、現時点でモーターを購入したいと思う人は、残りのパズルを自分で完成させるだけのリソースが用意できる場合のみだろう。しかしこれは、我々の愛する多くの内燃機関の自動車が、EV化によって第二の人生を得るという未来を垣間見せてくれる。

252とはずがたり:2021/11/10(水) 15:02:05
韓国、23年ぶり完成車工場
労組なしで「賃金半額」 現代自、自治体と受託生産
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77415240Z01C21A1FFJ000/
2021年11月10日 2:00 [有料会員限定]


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