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第49回衆議院議員総選挙(任期満了2021年)スレ

1チバQ:2017/12/06(水) 23:12:37
ということでスレ立てします!

第48回総選挙(2017年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1419422882/l50

第47回総選挙(2014年)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1364563920/l50

第46回総選挙(2012年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1252036284/l50

第45回総選挙(2009年)
その2 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1240552224/l30
その1 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/l30

第44回総選挙スレ(2005年)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1089950050/l30

3614岡山1区民:2021/10/21(木) 06:56:18
徳島
https://www.topics.or.jp/articles/-/607799
https://www.topics.or.jp/articles/-/607802
島根鳥取
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/110734
宮城
https://kahoku.news/articles/20211021khn000005.html

3615岡山1区民:2021/10/21(木) 07:04:01
石川
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/558524
北海道
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/602407?rct=n_hokkaido

3616チバQ:2021/10/21(木) 07:38:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/8402546fac0d11f7f4932f22dc760c87c846f887
衆院選小選挙区・茨城序盤情勢 自民3選挙区優勢 1、7区は横一線の争い
10/21(木) 4:00配信
茨城新聞クロスアイ
第49回衆院選(31日投開票)で、共同通信社は19、20両日、茨城県内有権者約3800人を対象に電話調査を実施した。県内7小選挙区のうち、全選挙区に前職(比例復活を含む)を擁する自民党は2、4区で安定した戦いを展開、3区でも先行し、3選挙区で優勢となっている。残りの選挙区では、自民候補と野党系候補が5、6区で激しい競り合い、1、7区で横一線の争いとなっている。ただ、投票先をまだ決めていない有権者が3割近くに上り、情勢は終盤にかけて変化する可能性がある。

1区は、無所属元職の福島伸享氏と自民前職の田所嘉徳氏が横一線の争い。無党派層の半数超が態度を明らかにしておらず、自民支持層の2割超が態度を決めていない。選挙区内のほぼ半数の有権者を抱える大票田・水戸市域での戦いが勝敗の鍵を握る。

2区は、自民前職の額賀福志郎氏が優勢となっている。立民元職の藤田幸久氏が追い掛ける展開。額賀氏は鹿行地域を中心に、県央地域も含め全域で安定している。藤田氏は立民、共産支持層に支持を広げる。浮動票の取り込みが今後の焦点だ。

3区は、自民前職の葉梨康弘氏が先行、立民新人の梶岡博樹氏が追走する。葉梨氏は自民、公明支持層をまとめている。梶岡氏は立民、共産など野党支持層を取り込む。維新新人の岸野智康氏は苦しい戦い。無党派層の半数超が態度を決めていない。

4区は、前経済産業相の自民前職、梶山弘志氏が大きくリードする。県北山間地域を含めた選挙区全域にくまなく浸透し、安定した戦いを展開している。共産新人の大内久美子氏、維新新人の武藤優子は後を追うが、厳しい情勢となっている。

5区は、国民前職の浅野哲氏と自民前職の石川昭政氏が接戦を繰り広げている。浅野氏は国民のほか立民、公明支持層に支持を広げ、石川氏は自民支持層を手堅くまとめる。共産新人の飯田美弥子氏は苦戦し、無所属新人の田村弘氏は独自の戦い。

6区は、自民前職の国光文乃氏、立民前職の青山大人氏が激しく競り合う。国光氏は自民、公明支持層を押さえ、青山氏は立民、共産支持層に支持を広げる。つくばエクスプレス沿線など国光氏がやや優位だが、無党派層の半数が態度を決めていない。

7区は、立民入りして初の総選挙に臨む前職の中村喜四郎氏と、自民前職の永岡桂子氏がほぼ横一線の展開。中村氏は立民、共産支持層を獲得している。永岡氏は自民に加え、公明支持層から厚い支持を集めている。維新新人の水梨伸晃氏は苦しい戦い。

茨城新聞社

3617チバQ:2021/10/21(木) 07:40:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf14afd64b2da3709fb1d6eda3892f73c2dc09e
二階氏が後継めぐり水面下で暗闘 広島3区は斉藤氏を公明が支援〈週刊朝日〉
10/21(木) 7:00配信

17
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AERA dot.
急ピッチで進む衆院選のポスター掲示場づくり (c)朝日新聞社

 10月19日公示、31日投開票の日程で火ぶたを切った衆院選。政治ジャーナリストの野上忠興氏と角谷浩一氏に、北信越・東海・関西・中国地方の選挙区の情勢を聞いた。

【全国289選挙区当落予測はこちら】

*  *  *


■北信越・東海

 北信越では、新潟5区の元知事対決が注目だ。野上氏、角谷氏ともに米山隆一氏に軍配を上げる。

 角谷氏が言う。

「米山氏は妻の作家・室井佑月さんとの二人三脚が功を奏しています。女性問題は相当に痛手だったはずですが、怯まずツイッターでの発信力を発揮。弁護士としての弁舌も有利に働いています」

 福井2区は、国対委員長に就任した高木毅氏が過去に女性の下着泥棒疑惑が報じられた(高木氏は否定)。そんな汚名もどこ吹く風、無風で当選を重ねてきている。意外な一面を角谷氏が明かす。

「前任の森山裕氏は野党の国対をなだめながら収めるタイプでしたが、高木氏は『戦う国対』タイプだそうです。立憲の安住淳・国対委員長に言い負かされるのではないかと心配する人もいますが、『とんでもない、高木さんはきついですよ』という評価を聞きます」


 静岡5区では、二階派会員で自民党入りを目指す無所属・細野豪志氏が、自民前職の吉川赳氏とぶつかる。過去、3度の直接対決で細野氏がいずれも勝ちを収めているが、吉川氏は首相派閥の宏池会。二階派との代理戦争の様相だが、後ろ盾だった二階俊博氏の幹事長退任は細野氏にとってはマイナスか。

 静岡8区は、塩谷立氏の苦戦は不可避だという。野上氏が語る。

「当選9回で閣僚経験もあり、清和会(細田派)の事務総長を務めた重鎮ですが、すでにかつての存在感もなく、県連関係者の間にも落選の可能性ありとの見方が少なくありません」

 愛知11区は、トヨタ労組出身の無所属・古本伸一郎氏が不出馬を決めた。自民党との連携を模索する全トヨタ労連の意向に沿った形だが、ライバルの“消失”で自民の八木哲也氏が有利か。

■関西・中国

 京都1区は、自民・伊吹文明氏が引退。角谷氏は「後継の元総務官僚の勝目康氏は知名度に乏しい」として、共産の穀田恵二氏に勝機あり、と見る。

大阪は全19選挙区のうち、維新が10選挙区前後で有利な情勢で自民を圧倒しそうだ。公明も大阪の4選挙区、兵庫の2選挙区で手堅く勝ち上がりそうだ。

 和歌山3区の二階氏は、岸田文雄政権の発足とともに無役になった。

「二階氏は息子に譲りたいという気持ちを持っているようですが、今回、二階派が窮地に立たされたことで辞めるに辞められない状態です。自身の引退とともに、地盤が重なる参院幹事長の世耕弘成氏が衆院に鞍替えしてくる恐れもある。世耕氏は『世襲なら衆院選に出馬する』と揺さぶっているだけに、直前まで目が離せません」(角谷氏)

 全国的な注目を集めるのが、広島3区。公職選挙法違反の罪で実刑判決を受けた河井克行被告の選挙区だ。


 与党は公明の斉藤鉄夫副代表に候補を一本化。斉藤氏は岸田内閣で国土交通相に就任した。角谷氏はこう予測する。

「自民県連は支部を公明に取られてしまうことになるから、斉藤氏の名前を書けないでしょう。現職大臣が落選となれば大ごとですが、最終的には、ライアン真由美氏が勝つのではないかと思います」

 当初から斉藤氏の苦戦が予想されたことから、「閣僚ポストを与えて下駄を履かせた」との見方も広がっている。また、公明では異例となる比例との重複立候補も検討されているというから、かなりの念の入れようだ。

 一方、野上氏は「広島は岸田氏の地元であり、自民県連も公明=学会と話をまとめざるを得ません。自民末端まで公明候補で動くかは疑問ですが、斉藤氏の落選までは考えにくい」と見る。

3618チバQ:2021/10/21(木) 07:40:53
 地元政界関係者が語る。

「確かに、いまも自民県連の一部に反発はありますが、さすがに表立って反旗を翻すわけにはいかない。ただ、公明や学会とはあまりなじみがない土地柄です。いま、地元を走るJR芸備線が利用者減のため廃線も含めて検討されていますが、存続を求める声もある。7月に赤羽一嘉国交相(当時=公明)が大雨被害の視察に訪れた際、『安易に廃線なんてことはしないでくれ』とJR西日本にクギを刺したのですが、これは斉藤氏へのバックアップのためとも言われています」

 山口3区は、前職の河村建夫氏と、参院から鞍替えする林芳正氏との激突が話題となっていた。

 自民県連関係者が語る。

「総理の座を狙う林氏の圧勝と見られていましたが、河村氏も『打倒・林』でやる気満々でした」

 だが、自民執行部は保守分裂選挙を回避するため、河村氏に立候補見送りを打診。秘書の長男を比例で処遇する案も伝えられた。

「河村氏は、実弟の田中文夫・萩市長らと親族会議を行って受け入れを決め、みんなで号泣したそうです」(県連関係者)

(本誌・亀井洋志、秦正理、池田正史)

※獲得議席予測、各選挙区の当落予測については調査の結果ではありません。公示日前に識者2人が予想しました。

※週刊朝日  2021年10月29日号より抜粋

3619とはずがたり:2021/10/21(木) 07:50:03

https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1279896594/1960
自民議席減・与党過半数の公算 立憲上積み視野 毎日新聞序盤調査
10/21(木) 5:00配信
毎日新聞

>自民党は青森、山形、群馬、富山、福井、滋賀、島根、鳥取、山口、高知の各県で、すべての小選挙区で優位に戦いを進めている。だが、大阪や新潟などで苦戦しており、小選挙区の合計で前回2017年の218議席を確保するのは厳しい状況だ。

>連立政権を組む公明党も、候補者を擁立した9選挙区のうち6選挙区は優勢だが、2選挙区が接戦となっている。比例と合わせ、公示前勢力の29議席に届くかは微妙

>自公両党は定数の過半数を確保しそうだが、国会の常任委員会の委員長ポストを独占したうえで過半数を握る「絶対安定多数」(261議席)に届くかは見通せない。

>立憲は公示前勢力(110議席)の上積みを視野に入れる。…ただ、菅直人元首相や海江田万里元経済産業相らベテラン勢は支持を固めきれていない。強い支持基盤を誇る北海道や東海地方にも接戦区がちらばり、情勢は予断を許さない。

>共産党は、比例が堅調だ。沖縄の1選挙区で優位に戦いを進め

>国民民主党は伸び悩んでおり、議席は公示前の8議席前後にとどまる可能性が高い

>れいわ、社民両党は、いずれも公示前と同じ1議席獲得のめどは立っている。

>日本維新の会は大きく支持を伸ばしている。小選挙区は、地盤の大阪で優位に戦いを進める。大阪以外の小選挙区では苦戦しているが、比例代表で議席を増やしそうだ。全体で、公示前の11議席から3倍増となる30議席台に乗る勢いだ。

3620チバQ:2021/10/21(木) 08:03:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/997f32a7fb434069e0f4326c592b4a872ee8c1bc
【独自調査】「東京選挙区」の激戦区を徹底分析 落選危機の大物候補たち〈dot.〉
10/21(木) 8:00配信

AERA dot.
党首討論に臨んだ各党の党首たち(C)朝日新聞社

 19日、第49回衆議院選挙が公示され、投開票まで12日間の選挙戦がスタートした。AERA dot.では自由民主党と立憲民主党がそれぞれ調査した各選挙区の情勢調査を独自入手。激戦となる東京選挙区を分析すると、野党共闘で苦戦しそうな自公の候補者、野党でも落選危機にある大物候補者が浮かび上がってきた。17年衆院選の得票数をもとに、独自入手した情勢調査、専門家の分析も加えて「東京選挙区」のゆくえを探った。

【図表】野党共闘で与党候補が苦戦しそうな東京の13選挙区はこちら

※本記事は公示前の調査、識者の分析になります。

*  *  *
「吉田の知名度が上がった。まさに『雨降って地固まる』だ」

 こう自信をのぞかせるのは東京8区の立憲関係者だ。「吉田」とは立憲候補者の吉田晴美氏のことだ。

 8区は、れいわ新選組の山本太郎代表が出馬表明をして騒動となった選挙区だ。8区では、17年衆院選で野党(立憲、日本共産党、希望の党)が得た票を全て合わせると13万9000票となり、自民党元幹事長の石原伸晃氏が獲得した9万9000票を大きく上回る。野党の候補者が一本化できれば自民重鎮・石原氏に勝てる可能性が高いと、野党共闘の象徴と目されていた。

 そもそも、立憲陣営では吉田氏で一本化の調整を進めていたが、8日に山本氏が出馬表明したことで状況が一変。吉田氏の陣営からは「聞いてない」と反発の声があがり、野党共闘を望む支持者からも「なぜ吉田さんではないのか」とSNSなどで抗議の声が上がった。あまりの反発の強さに、山本氏も8区からの出馬を取りやめ、結局は東京から比例代表として出ることになった経緯がある。先の立憲関係者はこう語る。

「正直、山本さんが出たからと言って当選するとは限らなかった。彼は8区で活動してきたわけではない。吉田のほうが地元でしっかりと活動してきたから、反自民の受け皿になると思う。石原さんも今回は余裕がないんじゃないかな」

 石原陣営の様子はどうか。石原氏のツイッターを見ると、19日だけで10件も投稿があった。投稿された動画では「今回の戦いは民共・野合連合と自公・保守中道政権との厳しい戦いです」と野党の選挙協力を批判しながらも、厳しい戦いになるという認識を示すものも。陣営からも強い危機感がうかがえる。自民党関係者はこう語る。

「山本氏は選挙区民に浸透していないから、正直、出てきたら戦いやすかった。吉田氏は今回の騒動で全国的に注目されて、同情票も入るのでは。パワーアップして出てきた感じだね。石原本人も今までは他の議員を応援する側だったけど、今回の選挙は12日間、選挙区に張り付くと本人が言っていた。危機感をもって臨んでいる」

 自民の苦戦が予想される東京選挙区は、8区だけではない。選挙アナリストの岡高志さんは「野党共闘の結果、野党が大きく議席を伸ばす可能性が高い」とみる。AERA dot.の分析でも同様の結果が出た。

 AERA dot.が独自入手した自民と立憲の情勢調査は、自民は10月上旬、立憲は8月末から9月初旬かけて、各候補者の支持率を算出している。まず、それを基に他の候補者を5ポイント以上上回る候補者を「優勢」、反対に差をつけられている候補者を「劣勢」、5ポイント以内の場合は「拮抗」と分類した。調査時点で複数の野党候補者がいる選挙区もあるが、野党共闘した選挙区では、野党(立憲、共産、社民、れいわ)の各候補者の支持率を合算している。

 さらに、17年衆院選の各選挙区の各政党・候補者の得票数も加味した。こちらも同じように、野党共闘になった選挙区では、野党(立憲、共産、社民、希望)の得票を合算している。なお、情勢調査も得票も、野党共闘になっていない選挙区では合算はしていない。

 これらのデータをまとめたのが上の表だ。与野党激戦となっている選挙区の情勢を見ていこう。

 25区の自民の井上信治氏は、立憲の島田幸成氏と拮抗している。井上氏は菅内閣で国際博覧会担当大臣、内閣府特命担当大臣を務めた人物だ。

 17年の得票数は井上氏が11万2000票、野党票を合計した島田氏が10万4000票となっている。立憲の情勢調査では井上氏の支持率が「優勢」だが、自民の調査では「拮抗」している。その理由について、島田陣営の立憲関係者は「勢いは感じているが、相手は現職の前大臣で簡単ではない」とみる。

3621チバQ:2021/10/21(木) 08:03:37
 一方、井上陣営の方ではこんな声が上がっている。

「野党共闘と言っても、単純な足し算にはならない。共産のコアな支持層からは『なんで共産から候補者を出さないんだ』と後ろから突かれていると聞いている。ただ、初めての野党共闘で、脅威は脅威。楽勝にはならない。大臣でコロナ禍ということもあり、地元回りはなかなかできていなかったが、菅政権が終わる頃から地元を回って、有権者の反応は良かった。うちは正々堂々と、横綱相撲で戦っていくだけだ」

 5区では自民の若宮健嗣氏も接戦となりそうだ。若宮氏は岸田内閣で内閣府特命担当大臣を務める。17年衆院選では若宮氏が約10万1000票だったが、立憲の手塚仁雄氏は野党共闘により14万4000票と大きく上回る。自民の情勢調査では若宮氏の支持率が上回り「優勢」な状況だが、立憲の調査では「拮抗」している。

 14区では自民の松島みどり氏も安泰ではない。松島氏は14年の第2次安倍改造内閣で法務大臣を務めた人物だが、17年の得票数を見ると、松島氏は10万4000票だが、立憲の木村剛司氏の方は野党共闘によって10万9000票とほぼ同じ票数になっている。自民、立憲の情勢調査でも「拮抗」という結果だ。

 選挙アナリストの大濱崎卓真さんはこう見る。

「14区は、自民と野党が五分五分の情勢と見ています。自民候補の松島さんは、この4年間はこれといった不祥事もない。それでも負けるとなると、他の競合する選挙区でも自民が落とすことになるかもしれない。14区の結果はひとつのメルクマールになると思います」

 連立与党の公明党も大激戦となりそうだ。東京12区からは、公明の太田昭宏前代表の後任として、岡本三成氏が出馬している。それに対して野党統一候補は、共産の池内沙織氏だ。共産は公明の宿敵でもある。

 17年の得票を見ると、公明の岡本氏が11万2000票に対し、野党票を合算した池内氏は8万3000票となっている。この選挙区では立憲の調査はなかったが、自民の調査では数字は拮抗しており、支持率ではやや池内氏がリードしている状況だ。前出の岡さんはこう分析する。

「7月の都議選では公明は議席を減らすと言われていたが、結果は全員当選した。ここぞというときの組織力がある。それに対して共産も組織力があり、加えて、池内さんは個性的で印象の強い方です。公明の岡本さんは新人ですから、印象の点では後れを取っているのではないか。組織力に加えて、候補者のパーソナリティーがどこまで浸透するかが、勝負の分かれ目になりそうです」

 野党も安泰というわけではない。18区では、立憲の菅直人元首相と、自民の長島昭久氏が火花を散らす。長島氏は17年の衆院選では希望の党から東京21区で出馬し、自民の対抗馬がいるなかで9万2000票を取って当選している。今回は自民から出馬し、18区にくら替えとなった。18区での自民の得票は9万5000票だ。

 それに対し、菅氏は前回9万6000票だが、わずか1146票差の辛勝だった。相手が保守層から支持が厚い長島氏に変わるだけに予断を許さない状況だ。実際、情勢調査を見てみると、立憲調査では菅氏が「優勢」となるが、自民の調査では「拮抗」している。

 1区では、かつて民主党代表などを務めた、立憲の海江田万里氏も接戦だ。17年衆院選の得票を見ると、海江田氏が9万6000票、自民の山田美樹氏が9万3000票だった。立憲の調査では海江田氏が「優勢」だが、自民調査では「拮抗」している。

 選挙関係者からは「投開票までに一波乱、二波乱、確実にある」という声が上がる。接戦区から目が離せない状況が続きそうだ。

(AERA dot.編集部・吉崎洋夫/今西憲之)

3622チバQ:2021/10/21(木) 08:04:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/897c34570c93f536ce03ce4c09a54747872e87ec
長州戦争、残る遺恨 党本部裁定、程遠い「円満決着」 山口3区【注目区を行く】
10/21(木) 7:04配信
時事通信
衆院選山口3区立候補者の街頭演説に集まった聴衆=20日午前、山口市(一部画像処理しています)

 首相の座を目指し、参院からくら替えして地元山口3区での出馬を決めた林芳正(岸田派)と、長年同区の議席を守ってきた元官房長官河村建夫(二階派)の2人が公認をめぐり衝突した「長州戦争」。

 公示直前の党本部裁定で、河村は引退、長男建一は比例代表で処遇、林は公認―がセットで決まり、自民分裂の事態は一応回避された。しかし、一方的に撤退を強いられた河村側の遺恨は残り、「円満決着」とは程遠い。(敬称略)
 ◇必要なのは首相候補
 「岸田政権にとって最初の国民の審判だ。政権をつくった一人として負けられない。全身を粉にして最後まで戦い抜く」。公示日の19日、山口県宇部市内で開かれた出陣式で林は声を張り上げて聴衆に訴えた。だが、演説の壇上に河村とその関係者の姿はなかった。

 元蔵相の義郎を父に持ち、党内で指折りの政策通として知られる林。参院議員で計5度の閣僚就任という異例の抜てきぶりからは、党内の信頼が厚いことがうかがえる。

 2008年ごろからくら替えを模索。林を支援する県議の一人は、参院議員だった林が17年の文部科学相就任時、首相安倍晋三(当時)に「次期衆院選に出馬するため、次の入閣要請は受けないと直接伝えていた」と証言する。ただ、同年の衆院選でもくら替えせず、時機をうかがってきた。

 衆院定数の新たな配分方式導入に伴い、山口では早ければ次回衆院選から定数が1減り、3となる見通し。林としては今回がくら替えの最後のチャンスだったと言える。

 県連側も林を猛プッシュした。主導したのは県議の重鎮で県会議長の柳居俊学。今年7月、党県議26人連名で林への支援を約束する連判状をまとめ、県下の地域・職域支部にも圧力をかけた。

 県連が現職の河村から林に大きく流れたのは、柳居の存在だけではない。山口は安倍ら全国最多8人の首相を輩出した保守王国。林陣営の県議はこう解説する。「山口では総理になれない候補はいらんのよ」
 ◇総裁選で力関係一変
 衆院解散を翌日に控えた今月13日の党本部。幹事長甘利明、選対委員長遠藤利明が待つ幹事長室に河村が入った。執行部側は、河村に出馬見送りを打診した。

 河村はその日のうちに山口に帰り、後援会に「引退勧告があった。意見を聞きたい」と説明。出席者によると、河村の表情は淡々としていたというが「内心は激怒していただろう」と推察する。無所属での出馬強行を求める意見も出されたが、最後は河村本人に対応を一任し、ねぎらいの拍手でその場は終わった。

 河村は当初、安倍・菅政権で幹事長に君臨した二階俊博を後ろ盾に林と争う構えだった。だが、岸田文雄の総裁選勝利で、岸田と敵対する二階はポストから降ろされ、影響力が急降下。河村側の勢いは大きくそがれた。

 逆に岸田体制発足を受け、岸田派の林に有利な状況に一変。河村に近い県議は「二階さんならこんなことはしなかったはずだ。不本意な形で素晴らしい政治家を失った」と唇をかんだ。

 比例中国ブロックの名簿に登載されると予想された建一が、縁がないに等しい北関東ブロックに置かれたことにも不満が渦巻く。建一は20日、山口県萩市内で出陣式を行い、「必ずふるさとに戻ってくる」と声をからした。

 もっとも、県連内では、建一を中国ブロックで処遇することに異論が持ち上がり、県連会長岸信夫名で党本部に「抗議文」を送る動きもあった。河村親子を取り巻く状況は厳しい。

 ◇牙城に挑む
 「市民の代表として勝ち上がっていきたい」。野党側が統一候補として擁立した立憲民主党公認の坂本史子はこう意気込む。全国一律最低賃金1500円実現、食料自給率向上を掲げ、保守王国の牙城切り崩しを狙う。

 ◇立候補者名簿
 【山口3区】
 坂本史子 66 元目黒区議 立 新
 林芳正 60 元文科相  自 新
                推(公)
 ※敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。立=立憲民主党、自=自民党。丸かっこは推薦政党。

3623チバQ:2021/10/21(木) 08:05:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/74ec11afa3dae53c0580c8f02c94b8160eb06651
熊本2区、無所属新人が先行 衆院選序盤情勢 1、3、4区は自民優位
10/21(木) 7:03配信
熊本日日新聞
(写真:熊本日日新聞)

 熊本日日新聞社は第49回衆院選の熊本県内4選挙区について、共同通信社が19、20の両日実施した電話調査に独自取材を加味し、公示直後の序盤情勢を探った。熊本1区、3区、4区は、自民党の前職が優勢に戦いを進め、野党共闘候補をリード。2区は与野党の戦いに割って入る保守系無所属の新人が先行している。しかし、どの選挙区でも、2割弱から3割近くの有権者が投票する候補を決めておらず、今後の情勢は予断を許さない。

 1区は自民前職の木原稔氏(52)が校区ごとの個人後援会の呼び掛けもあり、自民支持層を着実に固めた。推薦を受けなかった公明党支持層への浸透は薄い。立憲民主党新人の濱田大造氏(51)は立民支持層を固めたが、保守層が距離を置く。無党派層からの支持は競り合っている。

 2区は無所属新人の西野太亮氏(43)が保守層に食い込み、一歩抜け出した。草の根運動で、無党派層や立民支持層へも浸透しつつある。自民前職の野田毅氏(80)は無党派層の取り込みに苦戦。自民や公明支持層からは支持を固めつつあり、巻き返しを図る。共産党新人の橋田芳昭氏(66)は厳しい戦い。

 3区は自民前職の坂本哲志氏(70)が党組織と個人後援会を連動させ、自民、公明支持層を中心に支援の輪を拡大。社民党新人の馬場功世氏(70)は立民や共産も含めて野党支持層をまとめ切れていない。NHK党新人の本間明子氏(40)は伸び悩む。

 4区は自民前職の金子恭之氏(60)が地元の首長や県議らの分厚い選挙態勢が機能。自民と公明の支持層に浸透し、優位を保つ。立民前職の矢上雅義氏(61)は共闘する野党支持層以外には広がりを欠き、後れを取っている。(衆院選取材班)

3624チバQ:2021/10/21(木) 08:09:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/850e9a4b5e8cdabd2f4a0add683a81203c6b4d56
衆院選・神奈川小選挙区 11選挙区で与野党接戦 有権者の3分の1は未決定、9割が「関心ある」
10/21(木) 5:01配信


カナロコ by 神奈川新聞
(写真:神奈川新聞社)

 31日投開票の衆院選を巡り、神奈川新聞社は取材と19、20日に共同通信が実施した調査を加味し、県内18選挙区の序盤情勢を探った。自民党が18選挙区中7選挙区で堅調な滑り出しを見せるが、野党が候補を一本化した選挙区を中心に11選挙区で接戦の様相となっている。

 各区とも有権者の3分の1程度が態度を決めておらず、情勢は変化する可能性がある。また、いずれの区でも9割前後が「今回の選挙に関心がある」と回答し、前回より投票率アップの可能性もありそうだ。

 自民は2、10、11、13、15、17、18区で再選を目指す前職が順調な出だしで、いずれも公明党を含む与党票を手堅く固めている。政党支持なし層(無党派)の獲得でも野党候補と競る。同党として一度も小選挙区で当選実績のない8区では、前職が立憲民主党の前職を激しく追い上げている。

 野党第一党の立民は候補を一本化した5、7、14、16区で共産党など野党勢力をまとめ競り合う。一本化の成らなかった4、9区も立民支持層を固め、乱戦からの抜け出しを狙っている。3、6、12区でも無党派層の取り込みなどを進め、自民と争う。

 共産は10区の前職が同党支持層を固め、擁立を見送った立民への支持拡大で攻勢を目指す。日本維新の会は6区の前職はじめ、各候補が支持層の結集や無党派層から支持を得られるかが鍵だ。国民民主党は10区で新人を立て、支持拡大を図っている。社民党は唯一擁立した15区の新人が野党共闘での巻き返しに懸命だ。

 無所属では、1区で自民を離党した前職が立民前職を追い上げる。自民は対抗馬擁立を見送っており、与党支持層をつなぎとめられるかが課題だ。4区元職は各党支持層や無党派層などに浸透し、政党公認候補と競っている。

神奈川新聞社

3625チバQ:2021/10/21(木) 08:10:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/92af76f62192d73d0753be592dd5d5def8b580fd
自民議席減・与党過半数の公算 立憲上積み視野 毎日新聞序盤調査
10/21(木) 5:00配信


毎日新聞
国会議事堂=東京都千代田区で、本社ヘリから佐々木順一撮影

 毎日新聞は19、20両日、第49回衆院選(定数465=小選挙区289、比例代表176)が31日に投開票されるのを前に、特別世論調査を実施し、取材を加味して序盤情勢を探った。

【あなたと政党・候補者の一致度は?】えらぼーと2021

 ◇維新3倍増の勢い 共産堅調

 自民党は公示前勢力(276議席)から減らす可能性が高いが、公明党と合わせれば過半数(233議席)を維持する見通しだ。63選挙区で接戦となっており、立憲民主党は接戦区の状況が好転すれば、大きく議席を積み増す可能性がある。

 調査では小選挙区で3割が投票態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性がある。

 自民党は青森、山形、群馬、富山、福井、滋賀、島根、鳥取、山口、高知の各県で、すべての小選挙区で優位に戦いを進めている。だが、大阪や新潟などで苦戦しており、小選挙区の合計で前回2017年の218議席を確保するのは厳しい状況だ。比例代表も前回66議席から減らす可能性が高い。

 連立政権を組む公明党も、候補者を擁立した9選挙区のうち6選挙区は優勢だが、2選挙区が接戦となっている。比例と合わせ、公示前勢力の29議席に届くかは微妙だ。自公両党は定数の過半数を確保しそうだが、国会の常任委員会の委員長ポストを独占したうえで過半数を握る「絶対安定多数」(261議席)に届くかは見通せない。これを割り込めば、12年の第2次安倍政権の発足以降、自公政権では初めてとなる。

 立憲は公示前勢力(110議席)の上積みを視野に入れる。共産党や国民民主党、れいわ新選組、社民党と調整を進め、213選挙区で候補者を一本化した効果だ。ただ、菅直人元首相や海江田万里元経済産業相らベテラン勢は支持を固めきれていない。強い支持基盤を誇る北海道や東海地方にも接戦区がちらばり、情勢は予断を許さない。

 共産党は、比例が堅調だ。沖縄の1選挙区で優位に戦いを進め、全体で公示前勢力の12議席を上回りそうだ。国民民主党は伸び悩んでおり、議席は公示前の8議席前後にとどまる可能性が高い。れいわ、社民両党は、いずれも公示前と同じ1議席獲得のめどは立っている。

 「第三極」を狙う日本維新の会は大きく支持を伸ばしている。小選挙区は、地盤の大阪で優位に戦いを進める。大阪以外の小選挙区では苦戦しているが、比例代表で議席を増やしそうだ。全体で、公示前の11議席から3倍増となる30議席台に乗る勢いだ。

 17、14、12年と自民党が大勝した過去3回の衆院選と比べ、今回は接戦区が多いため、自民党などの推定当選者の数に幅が生じている。【小山由宇】

3626チバQ:2021/10/21(木) 08:11:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/97deb3d6463b1172b7b036f4cfbe97069d2a3b3b
自民単独過半数うかがう 立民、野党共闘で接戦区増
10/21(木) 5:00配信

共同通信
各勢力の推定獲得議席

 共同通信社は第49回衆院選について19、20両日、全国の有権者17万4千人を対象に電話調査を実施し、公示直後の序盤情勢を探った。自民党は定数465のうち単独過半数(233)をうかがうものの、公示前の276議席の維持は微妙だ。立憲民主党は共産党などとの野党共闘が奏功し、与党との接戦区が増えている。公明党は堅調。日本維新の会は議席増へ勢いを見せる。小選挙区では投票先未定が3割近くおり、31日の投開票に向け情勢は変わる可能性がある。

 自民は289小選挙区のうち、190程度で先行している。

 固定電話と携帯電話で全289選挙区、計17万4027件の回答を得た。

https://news.yahoo.co.jp/articles/42f7f3bb579bed6a6c12f9595155c24c038dc51c
序盤情勢 自民、単独過半数の勢い 維新倍増か
10/21(木) 5:00配信

産経新聞
衆院選の街頭演説に集まった有権者ら=20日午前11時11分、兵庫県尼崎市のJR尼崎駅前(沢野貴信撮影)

産経新聞社は20日、第49回衆院選(31日投開票)について、取材に共同通信が実施した電話調査の結果などを加味し、選挙戦の序盤情勢を探った。自民党は公示前(276議席)からは減らすものの、単独での過半数(233議席)は維持する情勢だ。立憲民主党は公示前(110議席)程度の議席は固めつつあり、上積みが焦点になる。日本維新の会は公示前(11議席)から倍増の勢いだ。


衆院の定数は465(選挙区289、比例代表176)。自民は130〜140程度の選挙区で優勢に戦いを進め、さらに40前後の選挙区でもリードしている。公明党も公示前(29議席)前後の議席確保が見込まれており、岸田文雄首相(自民党総裁)が勝敗ラインに掲げる与党での過半数獲得はクリアしそうだ。

ただ、前回衆院選では自民が勝利したが、今回は野党候補が先行する選挙区が東京都や大阪府など都市部や地方部でも目立つ。公示前からは減らす公算が大きく、どこまで減少幅を抑えられるかがポイントとなる。

立民は30前後の選挙区で優勢に戦いを進め、加えて60〜70程度の選挙区で与党の候補者と接戦を繰り広げている。比例代表とあわせて公示前(110議席)程度の勢力は確保しそうで、さらなる上積みが課題だ。共産党などと候補者を一本化した効果も一定程度出ているとみられる。

共産は選挙区で少なくとも1議席を獲得し、比例代表とあわせて公示前(12議席)は上回りそうだ。社民党は公示前(1議席)の維持が視野に入り、国民民主党は公示前(8議席)前後の勢力を確保しそうだ。れいわ新選組、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は比例代表で議席を確保できるかが注目される。維新は地盤の大阪府で優勢に戦いを進め、選挙区で10議席超の確保が視野に入る。比例代表とあわせれば公示前からの倍増をうかがう勢いだ。

ただ、接戦区が100以上にのぼるうえ、現時点では投票先を決めていない有権者も多いため、情勢が変化する余地は残っている。

3627チバQ:2021/10/21(木) 08:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c711d0c5a6af7a45e20926cb1df8ae8d48bfeeb8
維新堅調、追う自民 大阪府内19選挙区の序盤情勢 衆院選
10/21(木) 5:00配
毎日新聞
大阪城とキタのビル群(奥)=大阪市内で、本社ヘリから加古信志撮影

 31日投開票の衆院選で、毎日新聞は19〜20日に序盤情勢を探る特別世論調査を実施した。調査データに取材を加味した大阪府内19選挙区の情勢などを紹介する。調査では投票先を決めていない人が多数おり、終盤にかけて情勢は変わる可能性がある。【矢追健介、石川将来、鶴見泰寿、野田樹】

【図解でわかる!政治】

 ◇1区

 維新の井上英孝氏がリードし、自民の大西宏幸氏が追う。

 前回は1200票あまりの僅差で敗れた井上氏は、維新支持層の大半を固めた上で、自身や支援府議らがかつて所属していた自民の支持層からも一定の支持を受けている。若い世代からの支持を多く集めている大西氏は、公明支持層に浸透しているが、肝心の自民支持層を固めきれていない。立憲の村上賀厚氏と共産の竹内祥倫氏は、無党派層からの支持拡大のために街頭演説などを展開する。

固めきれていない。立憲の村上賀厚氏と共産の竹内祥倫氏は、無党派層からの支持拡大のために街頭演説などを展開する。

 ◇2区

 維新の守島正氏が先行し、組織票を持つ自民の左藤章氏が追う。

 維新副代表・吉村洋文知事の後押しを受け、守島氏は知名度不足を挽回。幅広い年代から支持を集め、自民支持層にも一部食い込んでいる。左藤氏は公明の協力は得られているものの、組織の引き締めを急ぎたい。立憲の尾辻かな子氏はカジノを含む統合型リゾート(IR)反対を訴え他候補との差別化を図る。無党派層では半数ほどが態度未定で、今後の行方を左右しそうだ。

 ◇3区

 公明の佐藤茂樹氏が大きく先行し、共産の渡部結氏、立憲の萩原仁氏が追っている。

 佐藤氏は公明支持層をほぼ固めているが、自民党の元大阪市議が選挙区での出馬を検討した経過もあり、固め切れていない自民支持層への浸透を急ぐ。渡部氏は共産支持層をほぼ固めており、いまだ投票先を決めていない層への浸透を目指す。萩原氏は立憲支持層の大半を固めた。無党派層からも支持を受け巻き返しを図る。無所属の中条栄太郎氏は全体的な支持向上を目指す。

 ◇4区

 維新の美延映夫氏が先行し、自民の中山泰秀氏が追う展開。立憲の吉田治氏、共産の清水忠史氏が続く。

 美延氏は維新支持層の大半を固め、自民支持層、無党派層の一部からも支持を受けて、選挙戦を優位に進めている。中山氏は、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を開設した実績や外交問題などを訴え、自民、公明支持層を固めるのに必死だ。吉田氏は立憲支持層の大半、清水氏も共産支持層のほとんどを固めており、巻き返しに向けてさらなる浸透を目指す。

 ◇5区

 公明の国重徹氏が安定した戦いを進める。共産の宮本岳志氏、れいわの大石晃子氏が後を追う。無党派層の多くが投票先を決めておらず、各陣営が取り込みを狙う。

 国重氏は各年代からまんべんなく支持を集めた。公明支持層はほぼ固めており、自民支持層からの協力もさらに広めたい考え。宮本氏は共産のほか、協力関係にある立憲支持層にも浸透しつつある。大石氏はれいわ支持層以外への広がりが課題。無所属の籠池諄子氏は直前での出馬表明が響き支持が伸び悩む。

 ◇6区

 公明の伊佐進一氏が一歩リードし、立憲の村上史好氏が必死に追う展開だ。

 伊佐氏は強固な公明支持層をほぼ固めた。一方、与党で協力関係にある自民の支持層は多くが投票先を決めておらず、取り込みを急ぐ。村上氏は立憲と共産の支持層から強い支持を受け、巻き返しを図る。無党派層の大半は投票先を決めておらず、今後の情勢の鍵を握りそうだ。

3628チバQ:2021/10/21(木) 08:11:57
 ◇7区

 維新の奥下剛光氏と自民の渡嘉敷奈緒美氏が競り合っている。

 奥下氏は維新の支援者から強い支持を受けている。大阪での維新の改革をアピールする戦略が奏功し、働き盛りの世代から評価が高く、前回選で破れた渡嘉敷氏への雪辱を誓う。渡嘉敷氏は副環境相などの経験を生かして支持者を固めるが、女性への浸透が課題となっている。立憲の乃木涼介、共産の川添健真、れいわの西川弘城の3氏は野党支持層を奪い合っており、無党派層の取り込みで浮上を狙う。

 ◇8区

 維新の漆間譲司氏が一歩リードし、自民の高麗啓一郎氏と立憲の松井博史氏が懸命に追い上げる。

 漆間氏は府議を辞して国政に初挑戦。対話型の集会を重ねながら、維新の国会議員や吉村洋文知事らの応援も受けた総力戦で臨んでおり、幅広い世代で支持を広げている。

 高麗氏は元自民候補予定者の不出馬で、公示直前に立候補を決定。自民、公明票を固め、出遅れを挽回したい。松井氏は立憲や共産など野党の支持層に浸透しており、無党派層を取り込んでいきたい。

 ◇9区

 前回は接戦となったが、今回は維新の足立康史氏が優勢で自民の原田憲治氏が懸命に追っている。

 前回約2000票差で敗れた足立氏は街頭活動やSNS戦略が実を結び、自民支持層にも食い込む。8月末の池田市長選で支援した新人が当選するなど勢いもみえる。原田氏は党内規で定める「73歳定年制」に該当して重複が認められず退路を断たれての戦い。まず自公票のとりまとめを急ぎたい。社民の大椿裕子氏は市民団体などの協力で巻き返しを図る。無所属の磯部和哉氏は知名度向上を狙う。

 ◇10区

 知名度を生かして先行する立憲の辻元清美氏を、府議からの転身を目指す維新の池下卓氏が激しく追う。ただ、無党派層の多くが投票先を決めかねている。

 党副代表である辻元氏は他候補の応援で選挙区を空ける機会も多いが、労働組合を中心とした強固な組織が不在をカバー。高齢の女性らから特に支持を集める。ともに高槻市議の祖父、父を持つ池下氏も維新支持層だけでなく無党派層の取り込みを進める。自民の大隈和英氏は支持者固めを急ぐ。

 ◇11区

 枚方市長や府議も務めた維新の中司宏氏が優勢で、自民の佐藤ゆかり氏と立憲の平野博文氏が競り合いながら追う展開だ。一方で無党派層や公明支持層の一部が支援先を見極めている。

 中司氏は府内での維新人気もあり、広い年代に浸透。維新へ移る前に所属していた自民からも一定の支持を集める。経済政策に明るい佐藤氏は、支持者固めや高齢層への浸透を図る。平野氏は選挙戦の準備が他陣営より遅れたのが響き、立憲支持層以外への広がりを欠く。

 ◇12区

 維新の藤田文武氏が優位に戦いを進め、自民の北川晋平氏が追う。立憲の宇都宮優子氏、共産の松尾正利氏が続く。

 支持政党は維新と自民と拮抗(きっこう)しており、無党派層への浸透度で差が出た。現職の死去に伴う2019年の補選で勝利した藤田氏は維新支持層以外からも支持を集め、再選を狙う。その補選で敗れた北川氏は自民、公明支持層以外の取り込みを懸命に進める。宇都宮氏と松尾氏はそれぞれ政権交代を訴え、与党批判の受け皿役を狙う。

3629チバQ:2021/10/21(木) 08:12:09
 ◇13区

 自民の宗清皇一氏と維新の岩谷良平氏が激しく競り合っている。

 塩川正十郎・元財務相の秘書も務めた宗清氏は公明党からの強い支援を受けており、自民支持層の引き締めも進める。一方、自民支持者も一部取り込んだ岩谷氏は無党派層にも浸透し始めている。ただ無党派層の半数近くが投票先を決めていない。直前に不出馬を決めた元職が持つ保守票の行方も鍵を握りそうだ。共産の神野淳一氏は組織固めを急ぎ、ほかの2氏にも流れる立憲票を食い止めたい。

 ◇14区

 維新の青柳仁士氏が大きくリードする。自民の長尾敬氏が続き、共産の小松久氏は巻き返しを図る。

 14区は維新の松井一郎代表の地元・八尾市が含まれており、元国連職員の青柳氏は強固な地盤を背景に、維新支持層の大半を固め、自民支持層の一部や無党派層にも浸透している。党副幹事長で4期目を目指す長尾氏は自民票を固めきれておらず、支持に広がりを欠く。小松氏は自公政権への対決姿勢を強調し、野党票の積み上げを狙っている。

 ◇15区

 維新の浦野靖人氏が先行し、自民の加納陽之助氏、共産の為仁史氏が追う展開だ。

 前回、前々回と比例復活だった浦野氏は、維新が取り組んできた「身を切る改革」を訴え、幅広い年齢層に浸透している。連続8期務めた竹本直一氏の後継で娘婿の加納氏は、9月に公認候補に決まり、まだ自民支持層を固めきれていない。為氏は自公政権や維新の批判票を集め、立憲支持層の受け皿にもなっている。無党派層の大半は投票先を決めていない。

 ◇16区

 立憲の森山浩行氏と公明の北側一雄氏が大接戦。政党支持率も拮抗し、半数近くが投票先を決めていない中で、終盤まで戦いはもつれそうだ。

 前回比例復活の森山氏は立憲と共産支持層の大半を固め、野党共闘が奏功。自公政権のコロナ対策への批判を強めており、無党派層への浸透を進める。10選を目指す北側氏は、国政報告会に安倍晋三元首相を招いて自公関係の良好さをアピールし、自民支持者を固めたい。NHK党の西脇京子氏は知名度不足の克服を急ぐ。

 ◇17区

 維新の馬場伸幸氏が大きくリードし、自民の岡下昌平氏と共産の森流星氏が追う展開になった。

 党幹事長の馬場氏は議員定数や報酬の削減を掲げ、経済成長のための投資なども訴える。幅広い年代層から支持を集め、自民支持層の一部も取り込んでいる。前回、前々回と比例復活だった岡下氏は、与党の議員としての実績を強調するが、自民支持層を固め切れていない。森氏は医療費負担減などを訴え、共産に加えて立憲の支持層の受け皿にもなっている。

 ◇18区

 維新の遠藤敬氏が大きくリードし、自民の神谷昇氏が追う。共産の望月亮佑氏、立憲の川戸康嗣氏が巻き返しを図る。

 4選を目指す遠藤氏は、「身を切る改革」などの実績を強調して幅広い年代層から支持を得ており、維新支持層に加えて自民支持層の一部にも浸透している。前回は比例復活だった神谷氏は、国産の新型コロナウイルス治療薬の早期開発などを掲げるが、まだ自民、公明支持層を固めきれていない。望月氏と川戸氏は、政権への批判票を食い合っている。

 ◇19区

 維新の伊東信久氏を自民の谷川とむ氏が追い、立憲の長安豊氏が巻き返しを狙う展開。共産の北村みき氏は支持の拡大を図る。

 過去3回は大阪11区で出馬した伊東氏が、この選挙区に移って国政復帰を目指しており、維新支持層の大半を固めることに成功している。前回は比例復活だった谷川氏は若い世代から支持を得ており、保守票を固めて追い上げたい。長安、北村両氏は支持の広がりを欠く。無党派層の半数近くはまだ投票先を決めていない。

3630チバQ:2021/10/21(木) 08:12:21
 ◇政党支持率 維新30%、自民28%

 大阪府内の政党支持率は大阪を地盤とする日本維新の会が30%と最も高く、与党第1党である自民の28%を上回っており、府内における維新の根強い支持が改めて示された。政党支持率は立憲8%、共産7%、公明6%と続いた。

 維新は30歳以上の幅広い世代で30%前後の支持を受けている。自民は10〜20代では最も高い33%の支持を得ており、30歳以上でも維新に次ぐ30%弱の支持を受けた。立憲は60代で9%、70歳以上で12%と若年層に比べて高年齢層からの支持が高く、共産も同様の傾向があった。

 また、無党派層を意味する「支持政党なし」は18%いた。若者ほど支持政党が固まっていない傾向にあり、30代以下の約3割が「支持政党なし」だった。比例の投票先を尋ねたところ、「決めていない」が38%と最も多く、維新(21%)、立憲(13%)、自民(12%)と続いた。小選挙区の投票先は、無党派層の55%が「決めていない」と答えた。

 衆院選に関心があるかを尋ねる項目では、「関心がある」が87%と大半をしめ、「関心がない」は5%だった。「どちらともいえない」との回答も8%あった。

3631チバQ:2021/10/21(木) 08:13:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/33fe5edd8a13247aca01297dd351afbb72f863af
比例は自民堅調、読売衆院選序盤情勢…立民伸び悩み・維新は関西以外で議席も
10/20(水) 23:20配信

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読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 読売新聞社が行った衆院選の序盤情勢調査では、小選挙区選で厳しい戦いとなっている自民党が、比例選(定数176)では堅調に議席を確保する見通しで、自民、公明両党で比例定数の過半数を上回る勢いだ。比例選では立憲民主党は伸び悩み、日本維新の会が関西圏以外でも躍進する公算が大きい。

 岸田首相は20日、公示2日目で地元の広島に入り、「重要なのは首相になって何をするかだ。これから私自身、問われるという思いを強く持って、この選挙に臨んでいかなければならない」と聴衆に訴えかけた。

 首相や安倍晋三・元首相の地元を抱える比例中国ブロックでは、2012年衆院選から3回連続で獲得している5議席の確保は確実な情勢になり、6議席目も視野に入る。東海ブロックでも、05年衆院選の過去最多に並ぶ9議席に届く勢いだ。

 菅前内閣の下では、自民候補が敗れた参院の補欠選挙や再選挙、地方選で、自民支持層が離れたと指摘された。今回の調査では、全11ブロックで自民支持層の8割以上から支持を集め、14年、17年衆院選を上回る70議席台に乗る可能性がある。選挙区選では立民や共産などが候補者を一本化した選挙区で自民が苦戦しているのとは対照的だ。

 公明も前回選の21議席を上回る勢いで、14年の26議席を狙う展開になりそうだ。

 一方、野党側は、立民が40議席以上の獲得が見込まれるが、「限定的な閣外協力」で合意した共産党が都市部を中心に伸長しており、「政権批判票」の一部が奪われた可能性がある。

 維新は、前回17年衆院選で得た8議席を倍増させる勢いだ。選挙区選では拠点の大阪以外では苦戦しているが、比例選では地盤とする近畿ブロック以外でも東京、南関東両ブロックで複数の議席獲得が視野に入る。

 選挙区選には前回選を大きく上回る94人を擁立し、全員が比例選に重複立候補する。「無党派層の受け皿を目指し、比例票を掘り起こす」(党関係者)のが狙いで、東日本でも奏功しているようだ。

3632チバQ:2021/10/21(木) 08:14:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/0c7dd8996fa5d3a1b89d67d0901ddf436b0ffbdd
自民減で単独過半数の攻防、読売衆院選序盤情勢…立民は議席上積み・維新も躍進の公算大
10/20(水) 23:00配信
読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 読売新聞社は31日投開票の衆院選について、19、20の両日、全国の有権者を対象に世論調査を行い、全国の総支局などの取材を加味して序盤の情勢を探った。自民党は議席を減らし、単独で衆院定数の過半数(233)を維持できるかどうかの攻防となっている。立憲民主党は公示前の110議席から着実に上積みし、日本維新の会も大阪を中心に躍進する公算が大きい。


 公示前勢力が276議席だった自民は、小選挙区選で優位な戦いを進める候補が120人前後にとどまっている。40人以上が劣勢で、野党統一候補に苦戦している選挙区が目立つ。東京や大阪、愛知といった大都市圏では接戦の選挙区が多く、地盤の強い富山、島根、山口、高知の各県などでは議席独占の可能性がある。比例選では、前回の2017年衆院選並みとなる70議席近くを固めつつある。

 公明党は、小選挙区選に9人を擁立し、大半が安定した戦いを見せている。比例選では前回の21議席を上回り、着実に積み増す見通しだ。自公両党では、絶対安定多数(261)をうかがう。

 立民は小選挙区の候補214人のうち、優位に立つのは30人程度で、そのほとんどが共産、国民民主、れいわ新選組、社民4党と候補者を一本化した選挙区だった。60人近くが議席獲得へ接戦を演じている。比例選では40議席台に乗せる情勢で、公示前の110議席から20議席ほど伸ばす可能性がある。

 共産は小選挙区選で1人が優位に立ち、比例選では15議席を超える勢いを見せており、公示前の12議席を上回る情勢だ。

 維新は、拠点となる大阪の19選挙区のうち半数近くを固め、さらに議席増をうかがう。比例選でも前回の8議席から大幅に伸ばし、公示前の11議席から3倍近くとなる勢いだ。

 国民民主党は21人を擁立した小選挙区のほとんどで苦戦しており、公示前の8議席を維持できるかどうかが焦点となっている。

 れいわは比例選で複数議席を確保する可能性があり、社民は小選挙区で1人が安定した戦いを見せる。「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は厳しい戦いを強いられている。

 調査は電話で実施し、18万6863人から回答を得た。一定数の回答者が小選挙区選や比例選で投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢は終盤にかけて変わる可能性がある。

 衆院選には、小選挙区選(定数289)に857人、11ブロックの比例選(定数176)に194人(重複立候補を除く)の計1051人が立候補している。

 ◆絶対安定多数=与党が衆院の全17常任委員長を独占した上で、全委員会で委員数の過半数を確保できる議席数与党が国会を安定的に運営できるかどうかの指標とされる。

3633チバQ:2021/10/21(木) 08:16:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb6a3c77eb6dc6718013bbb9c26a17167d10b700
岸田派勢力維持に苦心 接戦予想、首相自らてこ入れ
10/20(水) 21:15配信

産経新聞
街頭演説を終えた岸田文雄首相=20日午後1時59分、神戸市東灘区(沢野貴信撮影)

岸田文雄首相(自民党総裁)が、自身が会長を務める岸田派(宏池会)の勢力維持に苦心している。衆院選(31日投開票)前の党内勢力は第5派閥にすぎず、所属メンバーの当落は首相の政権運営に直結するからだ。だが、日本維新の会と争う大阪と兵庫や、知名度の高い旧民主党の閣僚経験者と対峙(たいじ)する静岡5区をはじめ激戦や苦戦が予想される選挙区が少なくなく、首相は自らてこ入れに乗り出している。

「長年、同じ政策集団で汗をかいてきた同志だ。大切な人だ。(総裁選でも)力添えをいただいた。心から感謝し、今日はマイクを持たせていただいた」

20日午後、首相は兵庫1区に含まれる神戸市東灘区で声を張り上げた。兵庫1区からは岸田派の自民前職が出馬し、首相の来訪は派閥メンバーを〝援護射撃〟する狙いがある。ただ、維新の本拠地の大阪と隣接する兵庫は近年、維新の伸長がめざましく、兵庫1区にも新人を擁立。ほかにも立憲民主党元職や無所属新人の2人も立候補しており、激しい戦いが予想される。

大阪1、2区でも岸田派前職が維新の前職や新人とそれぞれ対峙しているほか、静岡5区では岸田派前職の吉川赳氏が、旧民主党出身で無所属ながら二階派(志帥会)特別会員の前職、細野豪志元環境相と対決する。立民新人の小野範和氏と諸派新人の千田光氏も初当選を目指している。

自民は吉川氏を公認したものの、甘利明幹事長は「細野氏が勝ち上がった場合、どういう道があるのかは本人が地元県連と相談し、考える余地がある」などと述べ、追加公認に含みを持たせている。過去の衆院選で3連勝を許した細野氏らを相手に吉川氏は苦戦を余儀なくされそうだ。

ただでさえ、岸田派はベテランの竹本直一元科学技術担当相や宮腰光寛元沖縄北方担当相、三ツ矢憲生元外務副大臣が引退し、選挙前の46人から勢力を後退させている。首相も周囲に「相当気を引き締めないといけない」と危機感をあらわにしている。政権を安定軌道に乗せたい首相が足元の基盤をしっかり固められるかも衆院選の焦点となっている。(永原慎吾、石崎直人)

3634チバQ:2021/10/21(木) 09:01:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dee6d120438b1a886dcb5b5df34b777a20e6bb8
衆院選公示直後の情勢調査 自民過半数は…
10/20(水) 23:01配信

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日本テレビ系(NNN)

Nippon News Network(NNN)

衆議院選挙を今月31日に控え、NNNと読売新聞は公示直後の情勢調査を行いました。その結果、自民と公明の与党で過半数を超える勢いであるものの、自民は議席を減らし、単独で過半数を維持するかは微妙な情勢で、多くの選挙区で与野党が競り合っています。

衆議院選挙は、小選挙区289、比例代表176の465議席をめぐって争われます。

NNNと読売新聞が19日から20日まで情勢調査を行った結果、自民党と公明党は、岸田総理大臣が勝敗ラインとしている「与党で過半数233議席」を上回る勢いとなっています。

しかし、自民党は公示前の276議席から議席を大きく減らし、単独過半数の233議席を維持できるか微妙な情勢です。一方、公明党は堅調な戦いで、公示前の29議席を超える勢いです。

一方、野党側です。

今回、立憲民主党や共産党などは、289選挙区のうち210を超える選挙区で候補を一本化しました。その結果、立憲民主党は公示前の110議席から議席を上積みし、130議席を上回る勢いです。共産党も、公示前の12議席から議席を増やす勢いです。

日本維新の会は、大阪を中心に優位に戦いを進めていて、公示前の11議席から大きく伸ばし30議席を上回る勢いです。

一方、国民民主党は公示前の8議席前後は確保しそうな情勢です。

また、社民党とれいわ新選組は、公示前の1議席は確保できそうな情勢です。

一方、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は、議席獲得に向けて苦しい戦いとなっています。

しかし、一定数の回答者が小選挙区や比例代表で投票する候補者や政党をあげておらず、今後、情勢が変化する可能性もあります。

調査は19日から20日にかけて、全ての選挙区でコンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い実施しました。

NNN・読売新聞 衆院選情勢調査
10月19日・20日に全国289選挙区で実施
コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使用
調査員による調査と自動音声調査を組み合わせた合計18万6863人が回答

3635チバQ:2021/10/21(木) 09:04:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef745d687263ea0f48ca056365ace3d73b18a33a
自民・小泉、社民・福島… 与野党、激戦予想区にエース級弁士続々投入 衆院選鹿児島
10/21(木) 8:14配信

南日本新聞
新人候補の応援演説に駆け付けた社民党の福島瑞穂党首=20日、鹿屋市

 衆院選公示翌日の20日、自民党の小泉進次郎前環境相と社民党の福島瑞穂党首が鹿児島入りし、それぞれ地元候補を応援した。各選挙区で激戦が予想される中、投開票日の31日に向け、与野党の幹部やエース級の弁士らが次々と駆け付ける。


 鹿児島市を訪れた小泉前環境相は、大臣として初めて取った育休に触れ「多様な働き方ができる社会に変えたい。新時代の自民党は今まで政治で取り上げられなかった課題に光を当てる」と語った。

 社民の福島党首は、鹿屋市や鹿児島市など計5カ所の街頭で演説。「全ての人の命と尊厳が守られる社会をつくりたい」と述べ、「生存のための政権交代」を訴えた。九州での比例投票も呼び掛けた。

 自民は22日以降、上川陽子前法相、野田聖子こども政策担当相、三原じゅん子前厚労副大臣らが相次いで鹿児島市などに入り、若者や女性らを中心に支持を訴える。26日には、菅義偉前首相が訪れる。

 政権交代を掲げる立憲民主党は22日に知名度のある安住淳国対委員長、枝野幸男代表が26日に訪れ、応援演説する。

 共産党は小池晃書記局長が23日に鹿児島に入り、比例の上積みなどを目指す。

3636岡山1区民:2021/10/21(木) 09:08:15
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/757350
<2021衆院選さが>佐賀1、2区 横一線
前職激戦、2割が未定
7:37
拡大する

 第49回衆院選の佐賀県内の小選挙区について、佐賀新聞社は19、20の両日実施された共同通信社の世論調査に本社取材を加味し、序盤情勢を分析した。1、2区いずれも立憲民主党、自民党の前職が横一線で激しく競り合っている。2割程度がまだ投票先を決めておらず、情勢は流動的だ。

 1区は、立民前職の原口一博氏(62)が立民支持層を固め、支援を受ける共産にも浸透する。自民前職の岩田和親氏(48)は自民支持層と推薦を受けた公明を手堅くまとめる。支持政党がない無党派層は原口氏が約半数を固めるが、うち3割以上が投票先を未定としている。岩田氏は40代以下の若い世代で、原口氏は50代以上の世代から支持を集める。

 2区は、立民前職の大串博志氏(56)が立民、共産の支持を集め、自民支持層の一部にも食い込む。自民前職の古川康氏(63)は自民、公明の支持を完全に固め切れていない。無党派層の支持は大串氏が上回るが、うち3割以上が投票先を未定としている。古川氏が選挙区割り変更前の旧3区で、大串氏が旧2区でそれぞれ優位に戦いを進めている。

 衆院選への関心度は「ある」が8割強を占めた。

 比例の投票先は自民がリードし、立民、公明、共産と続いている。(栗林賢)

3637岡山1区民:2021/10/21(木) 09:10:56
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1410752.html?utm_source=ryukyushinpo&utm_medium=referral&utm_campaign=top_kennai
沖縄3区で屋良、島尻氏競る 1・2区は「オール沖縄」に勢い 4区は西銘氏わずかに先行、金城氏猛追 衆院選共同通信情勢調査 
2021年10月21日 06:00
衆院選2021 沖縄選挙区 期日前投票
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 共同通信が19、20の2日間に実施した情勢調査に琉球新報の取材を加味して、衆院選沖縄4選挙区の序盤情勢を探ったところ、沖縄3区で立民前職の屋良朝博氏(59)と自民新人の島尻安伊子氏(56)が競っている。1、2区は名護市辺野古の新基地建設に反対する「オール沖縄」の候補に勢いがある。4区は自民前職の西銘恒三郎氏(67)がわずかに先行し、立民新人の金城徹氏(68)が猛追する。ただ、各区ともに有権者の2割程度は投票先を決めておらず、当落の行方は予断を許さない状況だ。 

 選挙区によって違いがあるが、無党派層の3〜5割は投票先を「まだ決めていない」と回答しており、浮動票の動向が勝敗の鍵を握りそうだ。31日の投開票に向けて、各候補ともに若者などの取り込みに注力しており、中盤以降に情勢が大きく変化する可能性もある。
...

3638岡山1区民:2021/10/21(木) 09:12:29
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/514170?top
衆院選序盤情勢 自民3選挙区リード 2区立民先行、4区は接戦
9:00
選挙

国政

県内小選挙区の立候補者拡大する
県内小選挙区の立候補者


 31日の衆院選投開票を前に、下野新聞社は20日、共同通信社が19、20の両日に実施した衆院選の世論調査結果に独自の取材を加味し、栃木県内5選挙区の情勢を探った。自民、立憲民主、共産、日本維新の会の4党の計12人が立候補し、1区を除く4選挙区で一騎打ち。1、3、5区は自民前職がリードし、2区は先行する立民前職を自民新人が猛追する。4区は自民前職と立民新人が激しく競り合う。投票先を決めていない人が各選挙区に3割近くおり、終盤情勢が注目される。

3639岡山1区民:2021/10/21(木) 09:14:24
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/politics/20211021648593.html
序盤情勢 3、4、6区激しく競る
1、5区野党共闘に勢い 2区は自民一本化でリード
2021/10/21 08:25
 31日投開票の第49回衆院選に向け、新潟日報社が加盟する共同通信社は19、20の両日、新潟県内6小選挙区を対象に電話などによる情勢調査を行った。新潟日報社はその結果に独自取材を反映させた上で公示直後の序盤情勢を探った。自民党と立憲民主党が激突する3、4、6区で双方一歩も譲らぬ戦いを展開。1、5区は野党共闘による統一候補が一歩リードしている。2区は自民が一本化したことで、分裂した野党側2候補を引き離している。一方、各選挙区とも回答した有権者の2〜3割は投票先を決めておらず、今後情勢が変わる可能性もある。(敬称略)

 【1区】立民前職の西村智奈美を自民新人の塚田一郎が追う展開。西村は立民支持層を9割超固め、無党派層でもリードしている。塚田は公明から一定の支持を得ているが、自民の支持を固め切れていない。維新元職の石崎徹は維新への浸透にも苦戦している。

 【2区】自民前職の細田健一が、野党分裂となった共産新人の平あや子と国民新人の高倉栄をリードする。細田は自民・公明支持層の7割前後を固めた。平、高倉とも足元の支持層をまとめたが、立民支持層は分け合う。3人とも無党派層への浸透を課題とする。

 【3区】自民前職の斎藤洋明と立民前職の黒岩宇洋が激しく競り合う。斎藤は自民・公明支持層をほぼまとめつつある。30〜40代の支持が厚い。黒岩は立民支持層の8割に浸透し、共産支持層の6割も押さえる。無党派層にも広がりを見せている。

 【4区】立民前職の菊田真紀子と自民新人の国定勇人が接戦となっている。大票田・三条市を含む県央周辺はほぼ互角。菊田は立民と共産の支持層の8割を押さえ、無党派層への浸透を図る。国定は自民支持層の7割超を固め、公明にも支持を広げつつある。

 【5区】無所属新人の米山隆一が立憲民主、共産、社民支持層の大半を固め、無党派層にも浸透してリード。自民前職の泉田裕彦は自民支持層の取り込みが4割にとどまり、基盤固めが課題だ。無所属新人の森民夫は知名度の低い魚沼地域で伸びを欠く。

 【6区】立民新人の梅谷守と、自民県連会長の前職高鳥修一が競り合う。梅谷が野党支持層を固め、無党派層の多い大票田・上越市で先行する。高鳥は自民支持層に浸透するが、地盤の糸魚川などで接戦に持ち込まれている。無所属新人の神鳥古賛は知名度が無い。

3640岡山1区民:2021/10/21(木) 09:16:07
https://www.sakigake.jp/news/article/20211021AK0001/
秋田魁新報
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秋田1、2区激しい攻防 衆院選序盤情勢
会員向け記事 2021年10月21日 7時2分 掲載
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 秋田魁新報社は加盟する共同通信社の電話調査(19、20日実施)と取材から、衆院選(31日投開票)の県内3小選挙区の序盤情勢を探った。秋田1区は自民党前職の冨樫博之候補(66)と立憲民主党前職(比例東北)の寺田学候補(45)、2区は自民党前職の金田勝年候補(72)と立憲民主党前職(比例東北)の緑川貴士候補(36)が横一線で競り合っている。3区は自民党前職の御法川信英候補(57)が先行し、共産党新人の杉山彰候補(55)が追っている。ただ、各選挙区とも約2割は投票先を決めておらず、情勢は変わる可能性がある。

3641岡山1区民:2021/10/21(木) 11:09:10
>>3612
https://www.shikoku-np.co.jp/local_news/article.aspx?id=20211021000142
2021総選挙香川/1区 小川先行、平井追う 2区 玉木優勢、瀬戸懸命 3区 大野安定、尾崎苦戦
2021/10/21 09:35

メールで記事を紹介印刷する

 19日公示された第49回衆院選で、県内3小選挙区では前職、元職、新人の計7人による舌戦が一層熱を帯びている。四国新聞社は、共同通信社が19、20の2日間実施した電話世論調査に、取材で得た情報を加味し序盤の情勢を分析した。激戦が予想される1区は立民前職が先行し、自民前職が追う展開。2区と3区はそれぞれ国民、自民の前職2人がリードしている。ただ、全県で2割強が投票先を決めておらず、無党派層の動向や投票率次第で情勢が変わる可能性がある。

1区
 小川淳也(立民前)が先行し、平井卓也(自民前)が追走。今月上旬に立候補表明した町川順子(維新新)は出遅れの挽回を図る。

 小川は立民支持層と支援を受ける共産支持層を固めたほか、国民や社民などの他の野党支持層も手堅くまとめている。

 平井は自民支持層の大半を集め、推薦を受ける公明支持層にも浸透。維新、国民の支持層の一部にも食い込んでいる。

 町川は維新支持層の6割弱を獲得。与党や現在の野党共闘に批判的な層の取り込みを目指す。

2区
 党代表として初の総選挙に臨む玉木雄一郎(国民前)が優勢。返り咲きを狙う瀬戸隆一(自民元)は追い上げに懸命だ。

 玉木は国民支持層の9割に加え、立民、社民、維新などに広く浸透。無党派層の5割強の支持も得た。

 瀬戸は自民支持層の大半のほか、公明の6割の支持を集めた。他党支持層や無党派層の取り込みを狙う。

3区
 大野敬太郎(自民前)が保守層で強さをみせ、4選に向けて順調な滑り出し。尾崎淳一郎(共産新)は苦戦を強いられている。

 大野は自民、公明支持層のそれぞれ8割を固めた。無党派層にも浸透し、安定した戦いぶりをみせる。

 尾崎は共産のほか立民、社民の支持を得るが、全体で広がりを欠いている。

比例四国 自民3、立民2うかがう
 計36人が立候補している四国ブロック(定数6)。議席配分は、自民が前回と同じ3議席を、立民は2議席をうかがう。前回1議席の公明は維新、共産とほぼ並んでいる。

 比例代表を選ぶ基礎となる主要政党の得票率予測は、自民が37・9%でトップとなり、次いで立民が18・3%。維新7・9%、共産7・3%、公明6・9%、国民4・8%、れいわ2・3%、N党1・2%、社民0・7%の順。

3642岡山1区民:2021/10/21(木) 11:16:38
https://nordot.app/823719961037275136?c=174761113988793844
共同通信社が19、20両日に行った第49回衆院選の全国電話調査を踏まえ、長崎新聞社は20日、県内4小選挙区の序盤情勢について取材を加味し分析した。長崎1区は国民民主前職の西岡秀子氏(57)が自民新人の初村滝一郎氏(42)を一歩リード。3区と4区は自民と立憲民主の候補が互角の戦いを繰り広げており、2区は自民新人の加藤竜祥氏(41)が優勢。ただ各選挙区とも2〜3割が誰に投票するか決めておらず、今後情勢が変わる可能性がある。
 1区は、西岡氏が立民と国民各支持層の7割超を固め、無党派層の4割に浸透。自民支持層の2割弱に食い込んでいる。初村氏は自民支持層の6割強、公明支持層の7割強をまとめたが、無党派層で伸び悩んでいる。共産新人の安江綾子氏(44)は厳しい戦い。
 4区は、立民新人の末次精一氏(58)と自民前職の北村誠吾氏(74)が横一線。末次氏は立民の8割強、共産の7割強を固めたほか、自民支持層の1割強が流れ込んでいる。北村氏は自民支持層の5割に届いておらず、公明支持層も約半数にとどまる。いずれも無所属新人の萩原活(ひろし)氏(61)と田中隆治氏(78)は出遅れているが、萩原氏は一部の自民支持層の受け皿となっている。
 3区は自民前職の谷川弥一氏(80)と立民新人の山田勝彦氏(42)が競り合っている。谷川氏は自民支持層が6割弱にとどまり、公明の支持は山田勝氏をやや上回る程度。山田勝氏は立民支持層の8割弱、共産支持層の7割をまとめ、無党派層の3割の支持を受ける。無所属新人の山田博司氏(51)は苦戦、諸派新人の石本啓之氏(52)は浸透していない。
 2区は加藤氏が自民、公明支持層の約7割を固めた。立民前職の松平浩一氏(47)は立民支持層の8割、共産支持層の7割に浸透。無党派層の支持も加藤氏を上回っている。
 全体の情勢として若年層ほど自民候補を支持し、年代が上がるにつれ野党候補を支持する傾向が見られた。
 県内の政党支持率は自民46.4%、立民16.9%、公明4.2%、共産4.4%、国民2.8%、社民2.1%、支持政党なしが17.3%など。

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/719865
衆院選青森1区 江渡、升田氏競る
 31日投開票の衆院選について、共同通信社は19、20の両日、青森県内有権者を対象に電話調査を行った。東奥日報社の取材を加味して序盤情勢を分析した結果、1区は自民党前職の江渡聡徳氏(66)と立憲民主党元職の升田世喜男氏(64)が競り合っている。2区は自民党新人の神田潤一氏(51)、3区は自民党前職の木村次郎氏(53)がそれぞれ優位に立っている。ただ、無党派層で投票先を決めていない有権者が1区は3割超、2、3区は5割近くおり、情勢は流動的だ。

3643岡山1区民:2021/10/21(木) 11:17:58
https://www.yamagata-np.jp/news/202110/21/kj_2021102100455.php
与党が先行、追う野党 衆院選・県内3小選挙区の序盤情勢
2021/10/21 07:54

 県内3小選挙区に計7人が立候補した第49回衆院選は、31日の投開票まで残り10日間となった。共同通信社が20日までの2日間で実施した世論調査と山形新聞社の本社・支社の取材を総合し、各小選挙区の序盤情勢を探った。(文中敬称略)

 県1区と県2区は与野党対決の一騎打ちで、県3区は自民党前職と2新人による三つどもえの形。県1〜3区で与党勢が先行し、非自民系の新人が追う展開となっている。各選挙区とも態度を決めかねている有権者が一定数おり、動向が勝敗を左右しそうだ。

 県1区は自民前職の遠藤利明がリードし、立憲民主党新人の原田和広が続く。

 遠藤は党選対委員長に就き、長期間、地元を離れての戦いは初。当選8回を支えてきた支持基盤を軸に自民支持層で手堅い。公明党支持層に加え、国民民主党支持層に食い込む。特に30代以下で強さを示す。

 原田は2014年以来、2度目の挑戦。共産党などとの候補者一本化に成功し立民、共産両支持層を固めている。国民支持層や無党派層で支持を集めるが、政権に批判的な保守層の切り崩しに苦戦している。

 県2区は自民前職の鈴木憲和が優位に立ち、国民新人の加藤健一が追い掛ける。

 鈴木は選挙区内に築き上げた後援組織をフル稼働し安定感を見せる。自民、公明支持層を足掛かりに保守票をまとめている。無党派層への浸透がやや弱く、攻勢を強める。全年代で上回っている。

 加藤健は国民支持層をほぼ固めた。立民、共産の両支持層も取り付け、野党共闘の効果が出ている。保守層や無党派層への食い込みは限定的で、巻き返しを期す。60代以上で相手候補に接近する。

 県3区は自民前職の加藤鮎子を無所属新人の阿部ひとみ、共産党新人の梅木威が追う。

 加藤鮎は先の鶴岡市長選で揺らいだ地元の鶴岡・田川地域を立て直し、自民、公明支持層への働き掛けを強める。酒田、新庄両市などで後援組織を足場に弾みを付ける構え。30、40代で強みを見せる。

 阿部は出馬表明から約1カ月の選挙戦。酒田・飽海地域を地盤に、知名度アップを目指す。独自候補を持たない立民、国民支持層を取り込み、自民支持層にも一定程度、浸透。50代などで優位となっている。

 梅木は共産支持層に加え、立民支持層へも働き掛けているが、他陣営の攻勢に防戦気味だ。

3644岡山1区民:2021/10/21(木) 11:20:05
https://www.minyu-net.com/news/election2021/FM20211021-662743.php
【衆院選・福島県内世論調査】激戦1、4区 5小選挙区の情勢分析
2021年10月21日
 
 31日投開票の第49回衆院選で、福島民友新聞社は19、20の両日、読売新聞社と共同で世論調査を行い、調査結果に取材で得た情報を加味し、県内5小選挙区の情勢を分析した。全選挙区で与野党候補の一騎打ちとなる中、4度目の対決となる4区は競り合いを繰り広げ、1区はやや先行する立憲民主候補を自民候補が猛追している。2、5区は自民候補、3区は立民候補がリードする展開。ただ、有権者の2割程度が態度を決めておらず、投票まで流動的な面が残る。(敬称略)

 ◆1区

 立民前職の金子恵美がやや先行、自民前職の亀岡偉民が猛追している。
 金子は立民支持層の9割強、共産支持層の8割強を固め、他の野党支持層にも広く浸透している。亀岡は自民支持層の約8割、公明支持層の9割弱をまとめた。無党派層は5割弱が金子で、亀岡は2割弱にとどまっている。
 年代別では金子が50代以上、亀岡は40代以下で優位に立つ。職業別では農林水産業の6割超が亀岡を支持、サラリーマンや専業主婦は金子がやや上回った。

 ◆2区

 9選を目指す自民前職の根本匠がリードし、立民新人の馬場雄基が挑む構図となっている。
 根本は自民支持層の9割弱、公明支持層の8割弱を固めた。馬場は立民支持層の9割弱、共産支持層の8割超をまとめ、無党派層の4割弱からも支持を得る。
 根本は各年代に浸透しており、女性から高い支持を得る。馬場は60代以上の支持が多い。職業別で農林水産業や専業主婦の半数以上が根本を支持し、商工自営・自由業は5割弱が根本、4割強が馬場を支持する。

 ◆3区

 10選を狙う立民前職の玄葉光一郎が安定した戦いを進め、自民前職の上杉謙太郎が追う展開。玄葉は立民支持層の約9割、共産支持層の9割弱をまとめ、無党派層や他党支持層にも食い込む。上杉は自民支持層の8割弱を固めた。
 玄葉は60代以上で半数超の支持を得るなど、各年代に広く浸透している。上杉は50代以上で支持を広げている。職業別ではサラリーマン、商工自営・自由業、専業主婦などで玄葉が上回るが、農林水産業では上杉が優位となっている。

 ◆4区

 互いに4選を懸け、初の一騎打ちに挑む立民前職の小熊慎司と自民前職の菅家一郎が激しく競る。
 小熊は立民支持層の約9割、共産支持層の8割弱をまとめ、無党派層でも支持を広げる。菅家は自民支持層の約8割、公明支持層の8割弱の支持を固めた。
 年代別で小熊は30代以下と60代以上で浸透し、菅家は40、50代で優位に立つ。職業別では、小熊が商工自営・自由業と無職を中心に支持を集め、菅家は農林水産業、サラリーマン、専業主婦で上回っている。

 ◆5区

 自民前職で8選を目指す吉野正芳が安定した戦いぶりを展開、共産新人の熊谷智は浸透を図る。
 吉野は自民支持層の9割弱、公明支持層の約8割をまとめた。熊谷は共産支持層の約9割を固め、立民支持層の6割強にも支持を得ており、無党派層では吉野を上回っている。
 職業別で吉野が農林水産業の7割弱、商工自営・自由業の6割弱の支持を集めるなど広く浸透。年代別では、60代で吉野と熊谷が拮抗(きっこう)しているものの、他の世代は吉野が優位に立つ。

 調査の方法 調査は19、20の両日、県内の5小選挙区を対象に、コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて実施した。福島1〜5区の合計で3164人から回答を得た。

3645岡山1区民:2021/10/21(木) 11:22:48
https://www.gifu-np.co.jp/news/20211021/20211021-115755.html
衆院選序盤情勢 激戦の岐阜4・5区、自民と立民ほぼ互角 1、2、3区は自民先行
2021年10月21日 08:12

 19日公示された衆院選で、岐阜新聞社は20日、共同通信社が実施した電話調査に取材を加味し、県内五つの小選挙区の序盤情勢を探った。岐阜4区の自民前職と立民前職、岐阜5区の自民前職と立民新人が激しく競り合っている。岐阜1、2、3区はいずれも自民前職が抜け出す展開。ただ、投票先を決めていない有権者は2割以上おり、31日の投開票日までに情勢は変わる可能性がある。

【1区】

 現職閣僚で自民前職の野田聖子氏が大きくリードする。

 高い知名度と実績を誇る野田氏は、自民と、推薦を受ける公明の両支持層をほぼ固める。幅広い年代から支持を集める。

 立民新人の川本慧佑氏は、連携する国民県連や連合岐阜などの支援を受け、無党派層の取り込みを図る。

 共産新人の山越徹氏は支持拡大を図る。諸派新人の土田正光氏は独自の戦い。

【2区】

 自民前職の棚橋泰文氏が盤石の組織戦を展開している。

 経済界や後援会などから手厚い支援を受ける棚橋氏は、自民、公明支持層をまとめる。選挙区全体で支持を集めている。

 国民が県内で唯一候補者を擁立した新人の大谷由里子氏は、国民支持層を固め、立民支持層の取り込みを狙う。

 共産新人の三尾圭司氏は懸命に追う。

【3区】

 自民前職の武藤容治氏が優位に戦いを進める。

 県内で唯一の与野党一騎打ちとなった選挙区で、武藤氏が各地をくまなく回って票を固める。幅広い年齢層から支持を集めるが、自民支持層をまとめ切れていない。

 立民元職の阪口直人氏は、労組の選対を立ち上げ、労組への浸透を図る。立民支持層を中心に支持を集めており、反自民票の受け皿となれるかが鍵。

【4区】

 自民前職の金子俊平氏と立民前職の今井雅人氏が互角の戦い。

 金子氏は高山市を中心とした北部の飛騨地域で支持が厚い。可児市から出陣式を始めるなど南部での支持拡大を図る。自民県連は最重点区に位置付け、自民支持層を固める。

 今井氏は、可児市や美濃加茂市といった南部の可茂地域で支持を集める。立民、国民支持層のほか、候補者擁立を見送った共産党の支持層からも支持を得る。保守層の切り崩しも図る。

 維新新人の佐伯哲也氏は支持浸透を目指す。

【5区】

 11選を目指す自民前職の古屋圭司氏に、25歳で挑む立民新人の今井瑠々氏が並ぶ勢い。

 古屋氏は、多くの支援団体から支持を取り付け、堅実に地盤をまとめる。自民、公明支持層をほぼ固める。年代別では、30代以下からも支持を得る。

 今井氏は、地元のつながりを駆使して猛追する。立民支持層のほか、無党派層を取り込む。60代以上の世代で支持を集め、多治見市で広がりを見せる。

 維新元職の山田良司氏、共産新人の小関祥子氏が必死に追う。

     ◇

 調査は19、20日に実施し、県内では有権者2701人が回答した。衆院選の関心度は、「関心がある」が85・5%、「関心がない」が4・7%だった。

3646岡山1区民:2021/10/21(木) 11:27:03
https://www.nara-np.co.jp/news/20211021211102.html
馬淵氏やや優勢か 衆院選奈良県1区序盤情勢


 衆院の解散から投開票日まで17日間という戦後最短の衆院総選挙が始まった。岸田新政権の是非やコロナ対策、経済政策など、県内でも小選挙区を中心に舌戦がヒートアップしている。奈良新聞社は、共同通信社が19、20日に実施した世論調査と本社支局などの取材を元に序盤情勢を分析した。

 県1区は無党派層が多く、与野党が伯仲する激戦区。前回4年前、小選挙区で初当選した自民前職の小林茂樹候補(57)と、立民前職の馬淵澄夫候補(61)が激突する。両候補の対決は4度目で小選挙区では馬淵候補の2勝1敗。今回の序盤戦では、馬淵候補がややリードし、小林候補が追う展開か。維新新人の前川清成候補(58)は必死に追いかける。…

3647岡山1区民:2021/10/21(木) 11:29:47
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/819224/
西日本新聞
2021年10月21日(木)

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福岡2、5、9、10区は自民前職と野党系互角 【衆院選序盤情勢】

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福岡2、5、9、10区は自民前職と野党系互角 【衆院選序盤情勢】
2021/10/21 6:00
黒石 規之


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候補者の演説に拍手を送る有権者たち(撮影・帖地洸平)

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候補者の演説に拍手を送る有権者たち(撮影・帖地洸平)

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 衆院選の序盤情勢を探った共同通信の電話調査に、西日本新聞による取材も加味して福岡県内11小選挙区の情勢を分析した結果、2017年の前回選挙で全11議席を独占した自民が5選挙区でリードする一方、4選挙区では立民や野党系無所属と激しく競り合う展開となっている。

【関連】自民が単独過半数うかがう 序盤情勢、野党共闘で接戦区増加

 激戦になっているのは2、5、9、10区。5区は、立民新人と自民前職が横一線。自民は公示直前に公認争いを決着させたが、1年以上続いた分裂状態で支持者間の亀裂は深く、自民支持層は一部が立民に流れ、約3割は態度を決めていない。立民新人は、解散前に擁立を取り下げた共産支持層の約8割を固めた。

 2区は、4度目の対決となる自民と立民の前職同士が互角の戦い。9区は、自民前職と前回希望の党で落選した野党系の無所属元職が拮抗(きっこう)し、共産元職は支持拡大に苦戦している。10区は、自民と立民の前職同士がほぼ横並びで激しく争っている。

 自民と立民の一騎打ちとなった3区と7区は、自民前職がやや先行。野党が候補者を一本化できず、日本維新の会も参戦した1区と4区は、政権批判票が分散して自民前職が一歩抜け出している。6、8、11区は自民前職が引き離している。

 ただ、調査に応じた有権者の約3割は投票先を未定としており、こうした層の動向が終盤情勢に影響する可能性もある。調査では、県内の有権者6887人から回答を得た。

 (黒石規之)

3648チバQ:2021/10/21(木) 14:44:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e80b31e7a374f6285994f25754e4d9e6efd2647
静岡県内 3区/6区/8区 自民、立民拮抗 衆院選序盤情勢
10/21(木) 9:36配信

あなたの静岡新聞
国会議事堂

 静岡新聞社の20日までの取材に共同通信社が19、20両日実施した電話による調査を加味すると、衆院選の静岡県内全8小選挙区は3区、6区、8区で自民党候補と立憲民主党候補が拮抗している。1区、2区、4区、7区は自民候補が優勢で、保守分裂となった5区は無所属候補が先行する。

 調査では投票先を「まだ決めていない」と答えた人がそれぞれの選挙区で1〜3割台いて、情勢が変化する可能性がある。各立候補者の陣営は支持層を着実に固めながら、無党派層の票の掘り起こしに注力する。

 与野党一騎打ちの選挙区では、立民と共産党が候補者を一本化した8区で自民前職塩谷立氏がやや先行し、立民前職源馬謙太郎氏が猛追する。3区は4度目の激突となる立民元職小山展弘氏と自民前職宮沢博行氏が横一線の展開。7区は強固な支持基盤を持つ自民前職城内実氏が立民前職日吉雄太氏に対して優位に立つ。

 野党候補が乱立している1区では、知名度の高い自民前職上川陽子氏がリードし、立民新人遠藤行洋氏が追い掛ける。国民民主党元職高橋美穂氏と日本維新の会前職青山雅幸氏は浸透を欠く。5区は先行する無所属前職細野豪志氏を、自民前職吉川赳氏と立民新人小野範和氏が追う。諸派新人千田光氏は独自の戦い。

 三つどもえの構図となった選挙区では、6区で自民前職勝俣孝明氏と立民前職渡辺周氏が今回も激しいつばぜり合いを繰り広げ、維新新人山下洸棋氏は伸び悩んでいる。2区は安定した戦いを進める自民前職井林辰憲氏を立民新人福村隆氏が懸命に追走し、共産新人山口祐樹氏は党組織を固める。4区は自民前職深沢陽一氏が優勢で、国民新人田中健氏と維新新人中村憲一氏は支持拡大を急ぐ。

静岡新聞社

3649チバQ:2021/10/21(木) 14:45:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/137a04ccd2aa123c4fd1e663dee6631bd0dbe906
レッテル剥がせる?自民「魔の3回生」正念場
10/21(木) 10:04配信

西日本新聞

 31日投開票の衆院選で試練を迎えているのが、2012年に初当選した当選3回の自民前職だ。今回は、12年を含め直近3回の選挙のような追い風は吹いておらず、地力が問われる。不祥事が多く「魔の3回生」ともやゆされる世代。戦いを勝ち抜き、レッテルを剥がすことができるか-。

【一覧】立候補一覧

 「宮崎のために、日本のために、2倍、3倍、働いてまいりたい」。衆院選が公示された19日、宮崎1区に立候補した武井俊輔氏は、宮崎市内で開かれた出陣式でこう訴えた。

 6月、公設秘書が運転し、武井氏が同乗する車が衝突事故を起こし、立ち去ろうとしていたことが発覚。車は車検が切れていた。事態を重く見た自民党宮崎県連は武井氏の公認申請を見送り、「選挙では積極的に支援を呼び掛けない」と異例の自主判断を表明した。

 だが、党本部はおわび行脚を続けた武井氏の公認を決定。出陣式に出席した県連幹部も一転して武井氏の支援を明言した。約270団体から推薦も集まり、表向き不祥事の影響は小さいように映る。だが、別の県連幹部は「実動部隊となる県議や市議の動きが見えない」と話し、挙党態勢のほころびをなお不安視する。

 福岡4区に立候補した宮内秀樹氏は昨年、高速道の施工不良問題に絡み、工事を請け負った業者に口利きをしたのではないかと国会で追及を受けた。

 宮内氏は否定し、騒動は沈静化。しかし、19年の福岡県知事選などを巡って対立した地元県議らとの間にはしこりが残る。17年の前回選挙は次点に5万票以上の差で圧勝。今回も着実に支持を固めているが、宮内氏は「風は吹いてきているが、まだ順風か逆風か判断できない。世論の変化を見守りたい」と慎重姿勢だ。

 自民は、当時の民主党から政権を奪還した12年の衆院選で119人の新人を当選させた。その後の14年と17年選挙は支持率の高い安倍政権下で行われており、党関係者は「楽な戦いしか経験していない3回生の選挙地盤はもろい」と指摘する。加えてこの間、12年初当選組は失言やパワハラ、金銭トラブルなど不祥事に事欠かず、落選や辞職した者も少なくない。

 「気を付けよう、暗い夜道と3回生。忘れないでくれよ」。麻生太郎副総裁は14日、麻生派の会合でこう述べ、引き締めを図った。

 その麻生派に属する福岡1区の井上貴博氏は16日、福岡市で報道陣から3回生としての認識を問われ「一人一人の質は高くなっている」と力説。「結果で見せていけばいいことだと思っている」と、自分たちに着せられた汚名の返上を誓った。

 (佐伯浩之、床波昌雄、塩入雄一郎)

3650チバQ:2021/10/21(木) 14:45:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8553b5c1e591d216be05666d84f4eaf94e55827
同床異夢 京都の立民・共産「共闘」
10/21(木) 12:23配信

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産経新聞
共産候補の選挙カーには野党の代表を強調するステッカーが貼られている=京都市内(渡辺恭晃撮影)

「野党共闘」が進む衆院選(31日投開票)で、京都府では立憲民主と共産の思惑に隔たりがみられる。国政では両党と社民、れいわの野党4党が政策協定を締結したものの、立民府連は共産との協力を否定。ねじれの背景には、かつての革新派府政への拒否反応が根強く残るとの京都特有の見方もある。初めて府内全6選挙区への擁立を見送り、最重要選挙区と位置付ける1区で「野党統一候補」を前面に掲げたい共産側の狙いに、立民はつれないまま、古都は選挙戦に突入した。

■「ミスター野党共闘」?

「今度こそ野党の共同候補として、京都1区で勝利する」。公示日の19日、1区に立候補した共産前職の穀田恵二氏(74)はこう訴えた。応援演説に駆け付けた小池晃・党書記局長も「この人なくして野党共闘はなしえなかった。ミスター野党共闘だ」と持ち上げた。

共産は1区を「必勝区」としており、穀田氏の事務所には立民の党幹部らの激励文も掲示。14日に会見した党府委員会の渡辺和俊委員長は「事実上、野党統一候補だ」と強調した。

小選挙区制が始まった平成8年以降、共産は補選を除き府内全6区に候補者を擁立してきたが、今回は立民が擁立した3、6区について、府委員会は14日に野党共闘を順守して候補を立てず自主投票とすることを公表した。

一方、立民府連が9日に開いた会見では、泉健太会長が「京都では各党がしのぎを削りあってきた。京都で野党統一候補という考えはない」と明言。共産との選挙協力を否定し、公示直前まで1区への候補者擁立を模索した。党政調会長でもある泉氏は8月にも「国政での連携と地方の流れは別」と述べており、両党の隔たりは縮まらなかった。

■蜷川府政「アレルギー」

国政では9月、両党を含む野党4党が政策協定を締結。その後、立民が政権交代した場合は、共産が「限定的な閣外協力」を行うことで合意した。ただ、立民の支持母体である連合の芳野友子会長は今月7日、「閣外協力もあり得ない」と不快感を示した。

これまで府内の選挙で立民と共産が協力関係を結んだことはなく、ある立民府連幹部は「府民の中には『共産党アレルギー』もあり、支持者からも共闘について批判的な声は多い。選挙協力は支持者離れにつながりかねない」と明かす。

理由の一つにあげるのが、旧社会党公認で当選し共産ともつながりが深い革新系の蜷川虎三(にながわとらぞう)知事の府政(昭和25〜53年)だ。「あしき平等主義がはびこり、公立高の学力低下を招いたり道路整備が遅れたりと弊害も多かった」。革新色の強い共産への拒否感は、いまだに府内の有権者に根強いと主張する。

■保守王国では競合

とはいえ、6選挙区のうち5選挙区で立民と共産は競合せず、両党がともに候補者を立てたのは「保守王国」とされる5区のみだ。渡辺委員長は「統一候補は勝てる見込みの高い選挙区に擁立しており、全選挙区での一本化は目指していない」と説明する。

一方、立民府連幹部の一人は「来年には参院選、その先には統一地方選があり、共産を含め他党が候補者を立てる。候補者空白の選挙区が生じることが怖い」と野党共闘で生じる矛盾を指摘した。

こうした状況に、自民府連幹部は「結局、立民は1区に擁立せず、共産との競合が生じなかった。選挙協力をしないと言いながら、実は中央の意の通りになっているのではないか」と警戒感を示した。

京都1区にはほかに維新新人の堀場幸子氏(42)、自民新人の勝目康氏(47)が立候補している。(平岡康彦)

3651チバQ:2021/10/21(木) 14:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/25475b24f190838169b6a31b9d75bedb32a8e9cb
二階氏、地元・和歌山で支持訴え 世襲バトンへ“必死のお願い”
10/21(木) 5:30配信

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スポニチアネックス
和歌山・有田川町での出陣式で第一声を上げた自民党・二階俊弘候補

 ◇衆院選2021 31日投開票

 公示から2日目となった20日、和歌山3区で13期目を目指す自民党の二階俊博前幹事長(82)は、山間部の北山村などで支持を訴えた。長く幹事長として君臨してきたが、今回の選挙は肩書のない一議員に戻った。参院からの鞍替えを狙う世耕弘成参院幹事長(58)の存在など不安材料もある中で、息子たちへの「二階王国」の“世襲リレー”を見据えている。

【写真】支援者と握手する二階氏 “世襲リレー”に必死

 北山村は、県の最東端にある人口約400人の小さな村。二階氏は力強くも訥々(とつとつ)とした独特の語り口で村民に支持を訴えた。陣営によると「幹事長を解かれ、楽になったようだ」という。公示日の19日は、有田川町の県会議員事務所前に集まった大勢の聴衆に気を良くしたのか、予定の倍を超える18分間も演説。「地域の先頭に立って頑張ります」などと述べ、支援者を「安心した」「まだまだ頑張ってくれそう」と喜ばせた。

 21日以降は二階派候補らの応援で全国を回り、終盤に再び地元入りする予定だ。

 幹事長を党歴代最長となる5年以上も務めるなど権勢を振るったが、総裁選の曲折を経て、今回の選挙は無役で臨むこととなった。共産新人の畑野良弘氏らとの争いに、小選挙区制で7度目の選出を疑う声は聞かれないが「二階王国」も安泰とは言い切れない。82歳となった二階氏の“次”を見据えた動きが活発化している。

 二階氏を30年以上支える支援者は「早く息子に地盤を譲り、引退したいと考えているはず」と語る。息子は3人いるが、別の支援者によると「二階さんは長男と三男のどちらか決め切れず、結局本人が出ることになったようだ」と明かす。

 長男で秘書の俊樹氏(56)は16年、二階氏の事務所がある御坊市長選に出馬して大敗したのが不安材料だ。続いて有力とされる三男伸康氏(43)は一般企業を退社し、秘書として走り回る姿が好感を持たれているが「政治家としては未知数」(同)という。

 二階氏の迷いをさらに深めたのは、同じ和歌山選出の参院議員で党参院幹事長を務める世耕氏の存在だ。安倍晋三元首相の側近で、安倍政権では経済産業相や官房副長官などを歴任した実力者。この先、首相を狙うためにも衆院に鞍替えしたいところで、永田町関係者によると「今回も和歌山入りして選挙カーまで用意し、公示日ギリギリまで情勢を見極めていたと聞いた。二階氏が長男か三男に譲るなら、鞍替え出馬するとの話もあった」という。

 世耕氏が事務所を構える新宮市の市政関係者は「ウチの市だけでなく、二階さんのお膝元の御坊市でも“世耕さんなら”との声が増えつつある。今回、無所属で出ても、いい戦いになったはず」と分析する。結局、二階氏との直接対決は二階派の恨みを買う可能性もあり、出馬は見送られた。「次は世耕氏が鞍替えし、参院選挙区を二階氏の息子に譲れば丸く収まるとの話も、地元では出ている」と話した。

 和歌山県は小選挙区の区割りが見直され早ければ次回総選挙で現行の3から2に減る見通し。二階氏としては何とか“最後のお願い”で当選し「二階王国」の地盤をより強くしてからバトンを譲りたいところだ。

 ≪野党共同候補・畑野氏との争いか≫二階氏と戦うのは、共産党新人・畑野良弘氏(61)、無所属の根来英樹氏(51)、新党くにもりの本間奈々氏(52)の3候補。畑野氏は野党が共同候補として一本化。選挙応援には、立民や社民の県連幹部も演説に立ったりしている。“和歌山のドン”に挑むことに選対関係者は「地域を回っていると二階さんだけではなく、長く続いた自公政権への怒りに近い声を多く聞く」と手応えを見せた。

3652チバQ:2021/10/21(木) 15:08:42
1・2・3区が自民2番手って驚きだ

https://news.yahoo.co.jp/articles/6e01d00a2c5d3905aca5a0278a00a25010fdf2c8
衆院選 鹿児島1区〜4区 序盤の情勢調査
10/21(木) 14:16配信
 今月31日に投開票が行われる衆議院議員総選挙について、NNNと読売新聞は共同で序盤の情勢を調査した。鹿児島1区から4区までの情勢を分析する。
 鹿児島1区では、立憲民主党の川内候補と自民党の宮路候補が横一線の戦いを展開している。川内候補は立憲民主支持層の9割強をまとめ、無党派層の4割にも浸透している。宮路候補は、自民支持層の約8割を固め、無党派層は3割弱の支持を集めている。
 鹿児島2区では、三反園候補と金子候補が互角の戦いをみせている。三反園候補は前知事の知名度を生かし、立憲民主支持層の5割弱、自民支持層の3割超に浸透している。金子候補は、自民支持層の6割弱、公明支持層の5割弱を固めたが、無党派層に支持が広がっていない。松崎候補は苦戦している。
 鹿児島3区では、野間候補と小里候補が接戦を演じている。野間候補は立憲民主支持層の9割超を固め、無党派層の約6割に浸透している。小里候補は、自民支持層の8割弱を固めている。
 鹿児島4区では、森山候補が優位に戦いを進めている。森山候補は、自民支持層の9割を固めている。米永候補は立憲民主支持層の約7割をまとめている。宮川候補は支持が広がっていない。
 ただ各区とも有権者の1割から2割弱が候補を挙げておらず、今後、情勢が変わる可能性がある。

3653チバQ:2021/10/21(木) 15:09:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bb7d6960643634cf6db8ba26469c24cad0fba70
自民前職を推薦=公明【21衆院選】
10/21(木) 14:08配信

時事通信
 公明党は21日の持ち回り中央幹事会で、衆院選の福岡1区に自民党公認で出馬した前職の井上貴博氏の推薦を決めた。

3654チバQ:2021/10/21(木) 15:10:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b73970ed2c87dfbcfc74c3d48e437d692e02220
渡辺、武井氏競る 宮崎1区序盤情勢
10/21(木) 13:38配信

宮崎日日新聞
 共同通信社は19、20日の2日間、第49回衆院選について全国の有権者を対象とした電話調査を実施した。宮崎日日新聞はこのうち宮崎1〜3区の結果に取材を加え、序盤の情勢を探った。1区は立憲民主党新人で党県連代表の渡辺創氏(44)と、4期目を目指す自民党前職の武井俊輔氏(46)=公明党推薦=が競り、無所属新人で元自民県議の脇谷のりこ氏(64)、日本維新の会新人で元参院議員の外山斎氏(45)が追う展開となっている。いずれの選挙区も投票する候補者を決めていない有権者が一定数おり、情勢は流動的だ。

宮崎日日新聞

3655チバQ:2021/10/21(木) 15:11:48
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/602407
衆院選道内序盤情勢
10/21 05:00
 19日に公示された衆院選は、道内12小選挙区に32人、比例代表道ブロック(定数8)に単独候補として16人が出馬し、新型コロナウイルス対策や経済政策などの主張を競い合っている。31日の投開票に向け、有権者は現時点でどの候補や政党・団体に投票したいと考えているのか。共同通信社が加盟社と協力し、19〜20日に行った調査に北海道新聞の取材を加味し、序盤の情勢を探った。(敬称略)


■名簿の見方
・並びは上から届け出順。年齢は投票日現在
・比例代表の党派名の右は候補者数。氏名の左は名簿登載順位
======
氏名 年齢 党派 [ ] 前 ○ 
======
・党派の略称 自=自民党、立=立憲民主党、公=公明党、共=共産党、維=日本維新の会、N=NHK党、無=無所属
・自民党派閥の略称 細=細田派、竹=旧竹下派、麻=麻生派、二=二階派、岸=岸田派、空白は所属未定
・前職・元職・新人の別
・○は当選回数

■1区 道下、船橋 横一線の戦い
小林悟 57 維 新 
道下大樹 45 立 前《1》
船橋利実 60 自麻前《2》

 元衆院議長横路孝弘の後継として前回初当選した道下と、比例復活で再選した船橋が横一線で激しく競り合っている。投票先を決めていないのは全体の3割弱で、支持政党はないと答えた人では約5割。情勢はなお流動的だ。

 道下は、立憲と共産をそれぞれ支持すると答えた人の8割以上に浸透。支持政党はないと答えた人の約3割の支持を得ている。街頭演説などで支援策を訴えている女性からの支持が比較的多い。

 船橋は、自民を支持すると答えた人の7割近くを固め、推薦を受けた公明を支持するとした人の6割以上を取り込んだ。ただ、支持政党はないとした人の支持は1割強にとどまる。選挙戦では企業回りに力を入れており、男性の支持が比較的多い。

 小林は、維新を支持すると答えた人以外に支持が広がっていない。

■2区 松木やや先行 迫る高橋
高橋祐介 41 自 新 
松木謙公 62 立 前《5》
山崎泉 48 維 新 

 4月の補欠選挙で圧勝した松木がやや先行し、高橋が追い掛ける展開となっている。ただ全体の3割がまだ投票先を決めていないとしており、今後、情勢が変化する可能性もある。

 松木は補欠選挙に続いて共産などと共闘し、消費税減税の必要性を訴える。立憲や共産を支持すると答えた人の8割以上を固めており、保守系の一部にも支持を広げている。支持する政党はないと答えた人に対しても、3割弱に浸透している。

 高橋は6月に自民公認候補として選出された。街頭では「感染症に強い国づくり」を訴え、知名度向上を図っている。自民や公明を支持すると答えた人の6割程度を取り込んでおり、年代別では50代以下の若年層で松木を上回る勢いを見せる。

 補選に続く挑戦となる山崎は、足元を固めきっていない。

■3区 高木、荒井 つばぜり合い
高木宏寿 61 自二元《2》
荒井優 46 立 新 
小和田康文 51 維 新 

 国政復帰を狙う高木と、前職の父から地盤を受け継いだ荒井がしのぎを削っている。まだ全体の4分の1が投票先を決めていないとしており、無党派層などの動向が結果を大きく左右しそうだ。

 高木は、防災や安全保障政策などを訴える。自民を支持すると答えた人の7割を固め、高木に推薦を出した公明を支持するとした人の7割以上を確保している。支持政党はないと答えた人の支持は1割強にとどまっている。

 荒井は、教育改革などを主張の柱に据える。立憲を支持すると答えた人の8割以上をまとめ、荒井に候補を一本化した共産を支持すると回答した人の7割近くにも浸透。支持政党はないと回答した人の3割から支持を得ている。

 小和田は、維新を支持すると回答した人の半分程度しか固めておらず、支持の広がりを欠いている。

■4区 先行中村を大築が猛追
大築紅葉 38 立 新 
中村裕之 60 自麻前《3》

 4選を目指す中村がやや先行し、大築が猛追する展開だ。共産の独自候補取り下げを受けて一騎打ちとなり、激しい選挙戦を繰り広げる。3割ほどが態度を明らかにしておらず、情勢が変わる可能性もある。

 中村は選挙戦で3期9年の実績を訴え、自民を支持すると答えた人と、推薦を受けた公明を支持すると答えた人の、それぞれ7割ほどを固めた。地域別では地盤の後志管内町村部の支持が4割を超え、札幌市手稲区と西区の一部でも3割強に達し、大築を上回っている。

 大築は立憲を支持すると答えた人の7割超をまとめ、候補擁立を見送った共産を支持するとした人の約6割を固めた。会員制交流サイト(SNS)を通じた発信も重視し、支持政党はないと答えた人の2割強を押さえた。出身地の小樽市と、同管内町村部で支持が3割を超えた。

3656チバQ:2021/10/21(木) 15:12:30
■5区 和田 池田を一歩リード
大津伸太郎 56 無 新 
和田義明 50 自細前《2》
橋本美香 51 共 新 
池田真紀 49 立 前《1》

 2016年の補欠選挙からの3連勝を目指す和田が先行し、前回比例復活した池田が追う展開となっている。全体のうち約2割が投票への態度を明らかにしておらず、この票の行方が焦点となる。

 和田は地域の集会などで、新型コロナ担当の内閣府政務官を務めた実績などを訴える。自民と公明を支持すると答えた人の7割以上の支持をまとめたが、支持政党はないと答えた人の支持は2割程度にとどまる。

 池田は立憲を支持すると回答した人の8割以上を固めた。支持する政党はないと答えた人の3割以上も取り込んでいるが、共産を支持すると答えた人の支持は1割強。野党共闘が崩れた影響をうかがわせる。

 橋本は共産を支持すると答えた人の7割以上に支持を受けるが、それ以外には浸透していない。大津は支持が広がっていない。

■6区 東リード着々 西川続く
斉藤忠行 30 N 新 
西川将人 52 立 新 
東国幹 53 自 新 

 前職の引退を受けた争いは、前道議の東がリードし、前旭川市長の西川が続く展開となっている。ただ、全体の2割が投票先を決めていないとしている。

 道議を5期途中まで務めた東は、自民推薦候補が連勝した士別市長選、旭川市長選の勢いに乗る。自民を支持すると答えた人の8割超、公明を支持するとした人の7割台を固めている。男性、女性とも支持するとした人は西川を上回り、新型コロナウイルスワクチン国産化や農業振興を訴え、さらに浸透を図る。

 西川は、立憲を支持すると答えた人の7割超、共産を支持するとした人の6割台を取り込む。約15年の旭川市長時代に注力した子育て支援などを国政で拡充すると訴えるが、支持政党はないとした人からの支持は3割ほどで、東と並んでいる。

 斉藤は支持が広がらず厳しい戦い。

■7区 伊東安定 保守層固める
伊東良孝 72 自二前《4》
篠田奈保子 49 立 新 
石川明美 70 共 新 

 5選を目指す伊東が安定した戦いを見せている。新人の篠田が追い上げる展開で、新人の石川は広がりを欠いている。2割弱が態度を決めていない。

 伊東は現在2度目の自民道連会長を務めており、農水副大臣などを歴任。4期の実績を訴え、自民を支持すると答えた人の7割強と、連立政権を組み推薦を受ける公明を支持すると答えた人の約8割を固めた。支持政党はないと答えた人の3割弱も支持する。

 弁護士で2019年6月に出馬表明した篠田は、街頭演説を中心に知名度向上を図ってきた。立憲を支持すると答えた人の8割強を固め、支持政党はないと答えた人の支持は伊東とほぼ拮抗(きっこう)する。子育て世帯の負担軽減などを訴え、立憲支持層以外へも浸透を図る。

 野党が競合する形になった石川は、共産を支持すると答えた人の約7割を固めた。

■8区 堅調な逢坂 前田が追う
逢坂誠二 62 立 前《4》
前田一男 55 自細元《2》

 5選を目指す逢坂が先行し、返り咲きを狙う前田が追う展開だ。全体の2割余りが態度を決めていない。

 逢坂は立憲道連代表として、自身の選挙区以外の応援もこなしながら選挙戦に臨んでいる。新型コロナ対策や経済政策を中心に訴え、立憲を支持すると答えた人の8割近くを固めたほか、候補を立てず、協力関係にある共産を支持すると答えた人の約7割に支持を広げた。支持政党はないと答えた人も4割強取り込んでいる。

 前田は前回は逢坂との一騎打ちに敗れ、比例復活もならなかった。「背水の陣」と位置付ける今回は与党議員の必要性を強調。自民を支持すると答えた人の約7割をまとめ、連立政権を組む公明を支持すると答えた人の7割以上を取り込んだ。ただ、支持政党はないと答えた人の支持は約2割にとどまり、やや広がりを欠く。

3657チバQ:2021/10/21(木) 15:13:20
■9区 山岡と堀井 激しく競る
山岡達丸 42 立 前《2》
堀井学 49 自細前《3》

 山岡と堀井の4度目の対決。前回比例復活した山岡と、3連勝中の堀井が激しく競り合う。小選挙区制が導入された1996年以降で初めて、共産が独自候補の擁立を見送り、与野党一騎打ちとなったことが影響しているとみられる。

 野党統一候補となった山岡は、立憲を支持すると答えた人の8割強、共産を支持するとした人の7割程度を固めた。女性からの支持は4割に達し、支持政党はないとした人でも優位に立つ。経済人らとの人脈を生かし、保守層への切り込みも図る。

 堀井は安倍晋三政権で外務政務官を務めた経験など与党議員としての実績を強調し、新型コロナウイルス対策などを訴える。自民、公明を支持すると答えた人の7割程度を固めた。男性の支持は山岡をわずかに上回る一方、支持政党はないと答えた人からの支持は伸び悩んでいる。

■10区 先行の神谷に稲津懸命
神谷裕 53 立 前《1》
稲津久 63 公 前《4》

 前回513票差で惜敗した神谷がやや先行、自民の支援も受け5選を目指す稲津が追う。3割近くが投票先を決めておらず、公示直前に10区を地盤とする自民の前職渡辺孝一が比例代表道ブロック単独2位に処遇されたこともあり、情勢が変化する可能性もある。

 前回比例復活で初当選した神谷は、悲願の小選挙区勝利へ農業者らをこまめにまわって支持を広げる。立憲を支持すると答えた人の9割近く、前回に続き共闘する共産を支持すると回答した人の7割強を固めた。支持政党はないと答えた人の約3割を取り込む。

 3連勝中の稲津は、公明を支持すると答えた人の9割以上を固めた。公明は公示日に代表の山口那津男が入るなど「自公連携の象徴区」の死守を図る。自民を支持すると答えた人は、6割近くが稲津を支持するが、投票先を決めていない人が3割弱いる。

■11区 石川優位 中川浸透図る
石川香織 37 立 前《1》
中川郁子 62 自二元《2》

 再選を目指す石川が一歩先行し、議席奪還を狙う中川が浸透を図る展開となっている。約2割の人がまだ投票先を決めていない。

 石川は、立憲を支持すると答えた人の9割近くを固め、共闘する共産を支持すると回答した人の8割弱をまとめた。支持政党はないと答えた人の4割近くも取り込んでいる。選挙戦では、政府の農業政策の不備を追及した実績などをアピールしている。

 中川は、自民を支持すると答えた人の7割強、推薦を受けた公明を支持すると回答した人の6割台を取り込む。災害対策の充実や、経済対策として宇宙食産業の育成を訴え、支持基盤固めを急ぐ。支持政党はないと答えた人の支持は2割強にとどまっている。

 男女別では男性の1割台、女性の2割強が投票態度を明らかにしておらず、女性候補の一騎打ちに影響を与える可能性もある。

■12区 武部 幅広く支持集める
川原田英世 38 立 新 
武部新 51 自二前《3》
菅原誠 48 共 新 

 4選を目指す武部が知名度を生かし、安定した戦いを進める。出馬表明が公示の約1カ月前と出遅れた川原田は伸び悩んでいる。ただ、投票先を決めていない人が2割近くおり、情勢が変わる余地も残している。

 武部は今月発足した岸田文雄内閣で農水副大臣に就任し、自民の中堅・若手有志による「党風一新の会」で代表世話人を務めるなど勢いに乗る。自民を支持すると答えた人の8割弱を固め、公明を支持するとした人も8割強をまとめている。男性の4割強、女性の4割が支持すると答え、いずれも川原田を上回った。

 川原田は、立憲を支持すると答えた人の8割強をまとめている。網走市議を2期務めた経験や若さをアピールして、無党派層などにも支持を拡大したい考えだ。

 菅原は共産を支持すると答えた人の7割を固めたが、厳しい戦い。

3658チバQ:2021/10/21(木) 15:14:52

■比例代表 共産、公明、維新 議席うかがう

 比例代表道ブロック(定数8)は、自民と立憲がそれぞれ3議席の獲得をうかがう勢い。残る2議席を共産、公明、維新が争う展開となっている。

 自民は、同党を支持すると答えた人の約7割を固めたほか、維新支持と答えた人の約1割も取り込んでいる。若年層で比較的優位に立つ一方、高齢層の掘り起こしが課題だ。2012年、14年、17年の衆院選でも3議席を獲得した。

 立憲は同党支持と答えた人の8割を固め、社民支持とした人の2割、共産支持と答えた人の1割にも浸透している。高齢層の支持率が比較的高い。旧国民民主党との合流以前の旧立憲として臨んだ17年選挙も3議席だった。

 17年選挙で失った1議席の奪還を目指す共産は、同党支持と答えた人の約8割を押さえた。1議席の維持を狙う公明は、同党支持とした人の9割近くを固めた。維新は同党支持と答えた人の7割を押さえた。これら3党は、自党を支持する人以外への広がりが課題となる。

 支持政党なし、れいわ新選組、国民、NHK党、社民は伸び悩んでいる。

【社民党】(1)
1豊巻絹子 66   新 

【公明党】(2)
1佐藤英道 61   前《3》
2荒瀬正昭 43   新 

【立憲民主党】(15)
1道下大樹     <1区>
1松木謙公     <2区>
1荒井優     <3区>
1大築紅葉     <4区>
1池田真紀     <5区>
1西川将人     <6区>
1篠田奈保子     <7区>
1逢坂誠二     <8区>
1山岡達丸     <9区>
1神谷裕     <10区>
1石川香織     <11区>
1川原田英世     <12区>
13原谷那美 37   新 
14秋元恭兵 42   新 
15田中勝一 52   新 

【国民民主党】(1)
1山崎摩耶 74   前《2》

【自民党】(15)
1鈴木貴子 35  竹前《3》
2渡辺孝一 63  岸前《3》
3船橋利実     <1区>
3高橋祐介     <2区>
3高木宏寿     <3区>
3中村裕之     <4区>
3和田義明     <5区>
3東国幹     <6区>
3伊東良孝     <7区>
3前田一男     <8区>
3堀井学     <9区>
3中川郁子     <11区>
3武部新     <12区>
14鶴羽佳子 53   新 
15長友隆典 52   新 

【共産党】(2)
1畠山和也 50   元《1》
2伊藤理智子 60   新 

【日本維新の会】(3)
1小林悟     <1区>
1山崎泉     <2区>
1小和田康文     <3区>

【れいわ新選組】(1)
1門別芳夫 60   新 

【支持政党なし】(2)
1佐野秀光 51   新 
2中村治 68   新 

【NHK党】(1)
1斉藤忠行     <6区>

3659チバQ:2021/10/21(木) 15:16:16
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/601965?rct=n_politics
自民比例「身内びいき」 渡辺氏厚遇、対立火種にも
10/20 05:00
 衆院選公示前日の18日まで調整が続いた自民党の比例代表順位は、道内議員唯一となる岸田派の渡辺孝一氏を単独2位で厚遇、党総裁選で岸田文雄首相を支持しなかった派閥議員を冷遇するなど、「身内びいき」が鮮明となった。安倍晋三元首相ら重鎮の意向も反映され、今後、党内対立の火種となる可能性がある。

 道ブロックは異例の4回目となる渡辺氏の上位処遇に党本部でも異論があったが、首相が18日夜の甘利明幹事長らとの協議で決めたという。渡辺氏の地元の道10区(空知、留萌管内)に出馬する公明前職との協力関係を重視したとみられるが、党内基盤を維持するために「一人でも自派閥の議員を減らしたくない」(党関係者)との思惑もあったようだ。

 中国ブロックでは河村建夫元官房長官の長男・建一氏が、18日に中国比例から急きょ北関東ブロックの32位に変更された。河村氏は総裁選で岸田氏を支持しなかった二階派。岸田派の林芳正元文部科学相と小選挙区の公認争いに敗れて引退し、建一氏が比例転出を迫られた背景がある。

 地盤がある建一氏は「中国比例で出るのが当然」(関係者)との見方が強かったが、中国ブロックは安倍氏肝いりで2回連続で比例単独出馬する杉田水脈氏らの上位が「既に決まっていた」(党関係者)。党幹部は「ゆとりがある地域に回ってもらった」と話すが、河村氏は18日の記者会見で「期待した方向ではないことは間違いない」と不快感をあらわにした。

 選挙区調整で比例に回った他候補も明暗が分かれた。北関東ブロックでは細田派で安倍氏に近い尾身朝子氏、四国ブロックは石破派を退会して総裁選で岸田氏支持に回った山本有二氏が、いずれも単独1位で処遇された。

 一方、総裁選で岸田氏を支持しなかった石破派の神山佐市氏は北関東ブロック33位。若手議員は「露骨だ。党のまとまりにとっていいことは何もない」と漏らした。(荒谷健一郎、鈴木誠)

3660チバQ:2021/10/21(木) 15:17:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea16e8639f16aa15ed0453e1568dec41c2b952f5
衆院選 長崎1区 比例巡り思惑交錯 西岡陣営「背水の陣」 初村陣営、調整難航
10/21(木) 10:20配信

長崎新聞
公示直前の17日、笑顔で市民とあいさつを交わす西岡候補(右)。19日の出陣式で公明の秋野参院議員らに激励される初村候補(左)=いずれも長崎市内

 衆院選長崎1区は過去3回、与野党激戦の末、敗れた候補も、重複立候補した比例代表九州ブロックで復活してきた。今回も国民民主前職の西岡秀子候補(57)と自民新人の初村滝一郎候補(42)がしのぎを削り、比例を巡ってそれぞれの思惑が交錯。西岡陣営は党勢を踏まえ、比例復活が見込めないとして「背水の陣」で挑む。初村陣営は公明との選挙協力で難しい調整を迫られている。
 「比例復活は現実的には厳しい。小選挙区で一票でも上回らなければ、議席を失ってしまう」。公示日の19日朝、西岡候補は第一声で危機感を隠さなかった。
 背景には党基盤の脆弱(ぜいじゃく)さがある。昨秋の野党合流で国会議員150人を超える「大きな塊」となった立憲民主ではなく、政治理念・政策で心が通じる国民に残った。解散前勢力は20人。九州は大票田の福岡ですら先月ようやく県連組織が発足したばかりだ。
 国民は比例九州で1議席確保するには30万票が必要とみる。選挙区の活動で比例票を上積みしたいが、実際に九州・沖縄の選挙区で擁立できたのは西岡候補と宮崎2区新人のわずか2人。熊本など県連組織がない4県では街宣車を走らせる。共同通信が16、17日に実施した全国世論調査で、国民を比例投票先と選んだのは0・7%だった。
 西岡候補は衆院解散前から、週末のたび長崎市中心部のアーケードをのぼりを持ったスタッフと共に練り歩いた。こうした“桃太郎作戦”を選挙期間前に行うのは今までなかったという。陣営幹部は「新人相手でも、こちらがチャレンジャー」と強調する。
 玉木雄一郎党代表も長崎1区を「最重点区」として選挙戦最初の遊説先に選んだ。7月以降4度目の長崎入り。出陣式で「相手(初村氏)には強固な組織、団体が付いている。一人一人の市民に熱い思いを草の根運動で伝えていくのが一番大事」と陣営にハッパを掛けた。

 「皆さまの声に寄り添うことができるのは責任政党の自民党と公明党の連立与党のみだ」。出陣式で初村候補はそう声を張り上げ、最後に「比例代表は公明党」と言及することも忘れなかった。そばで公明の秋野公造参院議員がうなずいていた。
 公明の組織票は「勝つために無視できない」と初村陣営幹部。前回は自民の冨岡勉氏に約1万7千票を融通し、比例復活に貢献した-というのが公明側の見立てだ。以前からこうして選挙区で自民候補を支援する見返りに、比例票を回してもらうバーター戦術をとってきたが、2〜4区に比べ「見返りが少ない」(公明県本部幹部)との不満がくすぶり続けている。
 このため8月以降、初村陣営と協議を重ね、今回は比例票の獲得目標を共有し「これまで以上に目に見える協力」も求めた。衆院解散前の10日には「ここ10年なかった」(自民県議)という両党支持者の合同集会を開催。共闘態勢を確認した。
 ただ「比例は公明」が一筋縄ではいかない実情もある。「選挙区で勝つのみ。比例復活はあくまで結果」。初村陣営幹部らがそう口をそろえるのも、公明への配慮と同時に、組織の緩みを警戒する狙いがにじむ。
 2年後の県議選長崎市区では、両党の議員はそれぞれ当選を目指す。ある自民県議は「票(支持者)を公明側に紹介するのは簡単ではない。次の選挙で利用されたくない」と本音を明かす。だが公明側も黙ってはおらず、こうくぎを刺す。「(自民県議の)後援会に攻め込むつもりはない。ただし、選挙協力はギブアンドテイクだ」

3661チバQ:2021/10/21(木) 15:31:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed35635924695f2233b065c04adb390acfab9329
衆院選 序盤情勢 長崎1区 西岡氏が初村氏リード 2区は加藤氏優勢
10/21(木) 10:00配信

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長崎新聞
 共同通信社が19、20両日に行った第49回衆院選の全国電話調査を踏まえ、長崎新聞社は20日、県内4小選挙区の序盤情勢について取材を加味し分析した。長崎1区は国民民主前職の西岡秀子氏(57)が自民新人の初村滝一郎氏(42)を一歩リード。3区と4区は自民と立憲民主の候補が互角の戦いを繰り広げており、2区は自民新人の加藤竜祥氏(41)が優勢。ただ各選挙区とも2〜3割が誰に投票するか決めておらず、今後情勢が変わる可能性がある。
 1区は、西岡氏が立民と国民各支持層の7割超を固め、無党派層の4割に浸透。自民支持層の2割弱に食い込んでいる。初村氏は自民支持層の6割強、公明支持層の7割強をまとめたが、無党派層で伸び悩んでいる。共産新人の安江綾子氏(44)は厳しい戦い。
 4区は、立民新人の末次精一氏(58)と自民前職の北村誠吾氏(74)が横一線。末次氏は立民の8割強、共産の7割強を固めたほか、自民支持層の1割強が流れ込んでいる。北村氏は自民支持層の5割に届いておらず、公明支持層も約半数にとどまる。いずれも無所属新人の萩原活(ひろし)氏(61)と田中隆治氏(78)は出遅れているが、萩原氏は一部の自民支持層の受け皿となっている。
 3区は自民前職の谷川弥一氏(80)と立民新人の山田勝彦氏(42)が競り合っている。谷川氏は自民支持層が6割弱にとどまり、公明の支持は山田勝氏をやや上回る程度。山田勝氏は立民支持層の8割弱、共産支持層の7割をまとめ、無党派層の3割の支持を受ける。無所属新人の山田博司氏(51)は苦戦、諸派新人の石本啓之氏(52)は浸透していない。
 2区は加藤氏が自民、公明支持層の約7割を固めた。立民前職の松平浩一氏(47)は立民支持層の8割、共産支持層の7割に浸透。無党派層の支持も加藤氏を上回っている。
 全体の情勢として若年層ほど自民候補を支持し、年代が上がるにつれ野党候補を支持する傾向が見られた。
 県内の政党支持率は自民46・4%、立民16・9%、公明4・2%、共産4・4%、国民2・8%、社民2・1%、支持政党なしが17・3%など。

3662チバQ:2021/10/21(木) 15:32:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5de1638fd72ba34f8b53f0e7a7a1f1011e45a421
衆院選序盤情勢 激戦の岐阜4・5区、自民と立民ほぼ互角 1、2、3区は自民先行
10/21(木) 8:12配信

岐阜新聞Web
 19日公示された衆院選で、岐阜新聞社は20日、共同通信社が実施した電話調査に取材を加味し、県内五つの小選挙区の序盤情勢を探った。岐阜4区の自民前職と立民前職、岐阜5区の自民前職と立民新人が激しく競り合っている。岐阜1、2、3区はいずれも自民前職が抜け出す展開。ただ、投票先を決めていない有権者は2割以上おり、31日の投開票日までに情勢は変わる可能性がある。

【1区】

 現職閣僚で自民前職の野田聖子氏が大きくリードする。

 高い知名度と実績を誇る野田氏は、自民と、推薦を受ける公明の両支持層をほぼ固める。幅広い年代から支持を集める。

 立民新人の川本慧佑氏は、連携する国民県連や連合岐阜などの支援を受け、無党派層の取り込みを図る。

 共産新人の山越徹氏は支持拡大を図る。諸派新人の土田正光氏は独自の戦い。

【2区】

 自民前職の棚橋泰文氏が盤石の組織戦を展開している。

 経済界や後援会などから手厚い支援を受ける棚橋氏は、自民、公明支持層をまとめる。選挙区全体で支持を集めている。

 国民が県内で唯一候補者を擁立した新人の大谷由里子氏は、国民支持層を固め、立民支持層の取り込みを狙う。

 共産新人の三尾圭司氏は懸命に追う。

【3区】

 自民前職の武藤容治氏が優位に戦いを進める。

 県内で唯一の与野党一騎打ちとなった選挙区で、武藤氏が各地をくまなく回って票を固める。幅広い年齢層から支持を集めるが、自民支持層をまとめ切れていない。

 立民元職の阪口直人氏は、労組の選対を立ち上げ、労組への浸透を図る。立民支持層を中心に支持を集めており、反自民票の受け皿となれるかが鍵。

【4区】

 自民前職の金子俊平氏と立民前職の今井雅人氏が互角の戦い。

 金子氏は高山市を中心とした北部の飛騨地域で支持が厚い。可児市から出陣式を始めるなど南部での支持拡大を図る。自民県連は最重点区に位置付け、自民支持層を固める。

 今井氏は、可児市や美濃加茂市といった南部の可茂地域で支持を集める。立民、国民支持層のほか、候補者擁立を見送った共産党の支持層からも支持を得る。保守層の切り崩しも図る。

 維新新人の佐伯哲也氏は支持浸透を目指す。

【5区】

 11選を目指す自民前職の古屋圭司氏に、25歳で挑む立民新人の今井瑠々氏が並ぶ勢い。

 古屋氏は、多くの支援団体から支持を取り付け、堅実に地盤をまとめる。自民、公明支持層をほぼ固める。年代別では、30代以下からも支持を得る。

 今井氏は、地元のつながりを駆使して猛追する。立民支持層のほか、無党派層を取り込む。60代以上の世代で支持を集め、多治見市で広がりを見せる。

 維新元職の山田良司氏、共産新人の小関祥子氏が必死に追う。

     ◇

 調査は19、20日に実施し、県内では有権者2701人が回答した。衆院選の関心度は、「関心がある」が85・5%、「関心がない」が4・7%だった。

岐阜新聞社

3663チバQ:2021/10/21(木) 15:33:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8b5bdf7a3d4514b28a6c50b5803aff61f9b384b3
与党が先行、追う野党
10/21(木) 7:54配信

山形新聞
(写真:山形新聞社)

 県内3小選挙区に計7人が立候補した第49回衆院選は、31日の投開票まで残り10日間となった。共同通信社が20日までの2日間で実施した世論調査と山形新聞社の本社・支社の取材を総合し、各小選挙区の序盤情勢を探った。(文中敬称略)

 県1区と県2区は与野党対決の一騎打ちで、県3区は自民党前職と2新人による三つどもえの形。県1〜3区で与党勢が先行し、非自民系の新人が追う展開となっている。各選挙区とも態度を決めかねている有権者が一定数おり、動向が勝敗を左右しそうだ。

 県1区は自民前職の遠藤利明がリードし、立憲民主党新人の原田和広が続く。

 遠藤は党選対委員長に就き、長期間、地元を離れての戦いは初。当選8回を支えてきた支持基盤を軸に自民支持層で手堅い。公明党支持層に加え、国民民主党支持層に食い込む。特に30代以下で強さを示す。

 原田は2014年以来、2度目の挑戦。共産党などとの候補者一本化に成功し立民、共産両支持層を固めている。国民支持層や無党派層で支持を集めるが、政権に批判的な保守層の切り崩しに苦戦している。

 県2区は自民前職の鈴木憲和が優位に立ち、国民新人の加藤健一が追い掛ける。

 鈴木は選挙区内に築き上げた後援組織をフル稼働し安定感を見せる。自民、公明支持層を足掛かりに保守票をまとめている。無党派層への浸透がやや弱く、攻勢を強める。全年代で上回っている。

 加藤健は国民支持層をほぼ固めた。立民、共産の両支持層も取り付け、野党共闘の効果が出ている。保守層や無党派層への食い込みは限定的で、巻き返しを期す。60代以上で相手候補に接近する。

 県3区は自民前職の加藤鮎子を無所属新人の阿部ひとみ、共産党新人の梅木威が追う。

 加藤鮎は先の鶴岡市長選で揺らいだ地元の鶴岡・田川地域を立て直し、自民、公明支持層への働き掛けを強める。酒田、新庄両市などで後援組織を足場に弾みを付ける構え。30、40代で強みを見せる。

 阿部は出馬表明から約1カ月の選挙戦。酒田・飽海地域を地盤に、知名度アップを目指す。独自候補を持たない立民、国民支持層を取り込み、自民支持層にも一定程度、浸透。50代などで優位となっている。

 梅木は共産支持層に加え、立民支持層へも働き掛けているが、他陣営の攻勢に防戦気味だ。

3664チバQ:2021/10/21(木) 16:32:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2d47a1b77aac3852fc615785749e45c6cf3cfd8
[衆院選2021]序盤情勢…北海道(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:43配信

読売新聞オンライン
北海道:道下と船橋 横一線…1区
 1区は、道下と船橋が横一線の戦い。道下は前回、横路孝弘元衆院議長の後継として出馬し、1区で勝利した。立民支持層の9割以上を固め、共産支持層にも浸透している。船橋は自民、公明支持層の7割以上を固め、若い世代の支持を集めている。

 2区は、自民の汚職事件に伴う4月の衆院補欠選挙で勝利した松木が安定した戦い。立民支持層の9割以上、共産支持層の約6割を固めた。補選の擁立を見送った自民は今回、高橋を擁立。知名度不足が課題だ。

 3区は、荒井と高木が互角の戦い。荒井は、父・荒井聰・元国家戦略相の後継候補。父の地盤を足場に立民支持層から9割以上の支持を集める。高木は自民支持層の8割超を押さえ、浮動票の掘り起こしに努める。

 4区は、大築と中村が激しく競り合う。4区から出馬予定だった立民議員の不適切発言による議員辞職に伴い、元民放記者の大築は8月に出馬表明。立民支持層の約9割を固め、無党派層の取り込みに懸命だ。農林水産副大臣の中村はこれまでの実績をアピールし、自民支持層の約9割、農林水産業者の6割以上の支持を固めた。

 5区は、和田が池田を一歩リードしている。和田は自民、公明支持層の9割弱を固め、若い世代の支持に勢いがある。池田は立民支持層をほぼ固めたが、共産との候補一本化ができなかったことで、政権批判票が分散した。

 6区は、西川と東がデッドヒートを展開する。4期15年務めた旭川市長を辞して臨む西川は立民支持層の約9割を固め、共産支持層にも浸透している。東は自民支持層の約9割、公明支持層の7割以上を固め、農林水産業者や商工自営業者の支持を集めている。

 7区は、自民道連会長を務める伊東が有利な戦い。幅広い年齢層の支持を集めている。篠田は立民支持層の約9割を固めたが、無党派層への広がりを欠いている。

 8区は、逢坂が頭ひとつ抜け出している。立民支持層をほぼ固め、無党派層にも食い込む。逢坂に連敗している前田は地元経済界を中心に支持を広げ、挽回を狙う。

 9区は、山岡が戦いを優位に進めている。前回、比例復活の山岡は立民支持層の9割以上を固め、巻き返しを図る。堀井は無党派層の支持が伸び悩んでいる。

 10区は、神谷と稲津が互角の戦い。神谷は立民支持層の約9割を固め、政権批判票の獲得に懸命だ。前回僅差で競り勝った公明の稲津は連立政権の実績を訴え、自民支持層の約7割を固めた。

 11区は、石川が優位に立っている。立民支持層をほぼ固め、幅広い年代の支持を集める。前回、石川に敗れた中川は自民支持層の8割弱を固め、巻き返しに懸命だ。

 12区は武部が先行し、川原田が追いかける展開。武部は自民幹事長を務めた父・勤の地盤を守り、農林水産業者や商工自営業者からの支持を集めている。川原田は立民支持層の9割弱を固め、浮動票の掘り起こしに努める。

北海道:比例(定数8):自民と立民 伯仲
 2012年以来、過去3回連続で3議席を確保してきた自民は、今回も3議席獲得を視野に入れる。立民も前回の17年衆院選と同様、3議席に迫る勢いで、自民と立民が伯仲している。共産は14年以来となる議席獲得の見通しが出ており、公明は支持層を固めて1議席を堅守しそうだ。

 維新は1議席獲得に向けて苦戦している。鈴木宗男参院議員が代表を務める地域政党・新党大地の支持層の動きがカギとなっている。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3665チバQ:2021/10/21(木) 16:32:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/eafda17b4e1665644643046f14bf419406d1862c
[衆院選2021]序盤情勢 東北(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:46配信

読売新聞オンライン
青森:江渡と升田 並ぶ…1区
 1区は江渡と升田が横一線の戦い。江渡は、今回は比例選に回る津島淳の支援を受け、自民支持層の8割を固めた。農林水産業者や商工自営業者らから支持を集めている。升田は、立民支持層の8割以上を固め、政権批判票取り込みを狙う。

 2区は、優位に立つ神田に高畑が肉薄している。神田は、引退した大島理森・前衆院議長の地盤を引き継ぎ、自民支持層の約8割、公明支持層の約7割を固めた。高畑は、2区に地盤を持つ田名部匡代参院議員と街頭演説を重ね、知名度アップに努める。立民支持層の8割以上を固めたが、無党派層の支持拡大が課題だ。

 3区は、木村がややリードし、山内が追い上げる。木村は前回の選挙前に急逝した兄・太郎から引き継いだ地盤を守り、自民支持層の9割弱をまとめた。山内は大票田の弘前市を中心に街頭演説を繰り返し、立民支持層の約8割を固めた。

岩手:鈴木、安定感増す…2区
 1区は、階がリードする展開。政治資金問題で係争中の立民県連からは支援を得られないものの、旧民主党時代からの実績で、立民支持層の8割以上を固めた。高橋は自民、公明支持層に加え、浮動票の取り込みが課題だ。

 2区は、財務相の鈴木が安定感を増している。元首相の父・善幸の地盤をいかし、自民支持層の約9割を固め、無党派層の5割近い支持を集めている。大林は立民支持層の8割弱をまとめたが、知名度不足が課題だ。

 3区は、18選を目指す小沢が先行し、藤原が追いかける展開。小沢は長年築き上げた100超の後援会組織をフル稼働して、立民支持層の約8割、共産支持層の7割以上を固めた。公示日に自らの選挙区に入るのは異例で、選挙態勢のてこ入れを図った。藤原は自民支持層の約8割、公明支持層の約7割をまとめ、さらなる保守票の取り込みを目指す。

宮城:安住 有利な戦い…5区
 1区は、岡本が先行し、土井が追いかける展開。情報労連の組織内候補で、前回比例復活の岡本は立民支持層の約9割、共産支持層の約8割を固めた。土井は企業や支持団体などを回り、自民支持層の約8割を固め、浮動票の掘り起こしにも努める。

 2区は、鎌田と秋葉が互角の戦い。前回、無所属だった鎌田は立民の公認で出馬。立民支持層の約9割をまとめ、共産支持層などの取り込みを狙う。秋葉は自民支持層の約8割を固めたが、無党派層の支持拡大が課題だ。

 3区は、西村が先行し、大野が追いかける展開。西村は官房副長官を務めた実績などを強調し、自民支持層の約9割、公明支持層の約8割を固めた。大野は立民支持層に加え、無党派層などへの浸透を目指す。

 4区は、伊藤が安定した戦い。幅広い年齢層に浸透し、農林水産業者を中心に支持を集めている。舩山は共産支持層以外への支持拡大が課題で政権批判票の取り込みに力を注ぐ。

 5区は、9選を目指す安住が有利な戦い。強固な後援会組織をフル稼働させて、立民支持層の約9割、共産支持層の約8割を固めた。元タレントの森下は知名度を生かして、巻き返しを図る。

 6区は、小野寺が安定感を増している。防衛相などの要職を務めた実績を訴え、後援会組織がフル回転。自民、公明支持層の9割強を固めた。内藤は共産支持層に加え、立民支持層の取り込みを目指す。

3666チバQ:2021/10/21(木) 16:33:31
秋田:寺田と冨樫 しのぎ…1区
 1区は、寺田と冨樫がしのぎを削っている。寺田は立民支持層の9割を固めた。冨樫は約30の後援会組織をフル稼働させ、自民、公明支持層をそれぞれ約7割固めた。

 2区は、緑川と金田が激しく競り合っている。緑川は若さと行動力をアピールし、立民支持層、共産支持層をそれぞれ約9割固めた。無党派層も5割以上に浸透した。金田は衆院予算委員長を務めた実績などを訴え、強固な後援会組織を背景に、自民支持層の約7割をまとめている。

 3区は、御法川が安定感を増している。自民、公明支持層の約8割をそれぞれ手堅くまとめ、無党派層の支持拡大に全力を挙げている。農林水産業者やサラリーマンなど幅広い業種から支持を集めている。杉山は共産支持層以外への広がりを欠いている。候補擁立を見送った立民の支持層は、約4割にとどまっており、積み上げが課題だ。

山形:鈴木に加藤が肉薄…2区
 1区は、9選を目指すベテランの遠藤が原田と接戦になっている。遠藤は、後援会組織をフル稼働させ、自民支持層の約8割、公明支持層の約6割を固めた。原田は立民支持層の約9割、候補者を取り下げた共産支持層の約8割を固めた。若年層の支持拡大が課題だ。

 2区は、優位に立つ鈴木に加藤が肉薄している。鈴木は、自民支持層の約9割を固め、商工自営業者を中心に支持を得ている。加藤は、舟山康江・国民政調会長の全面支援を受け、国民支持層の約8割に加え、立民、共産支持層もそれぞれ約8割近くを固めている。

 3区は、加藤が阿部を一歩リードしている。加藤は、父の紘一・元自民幹事長が築いた強固な後援会組織を生かし、自民支持層の約7割を固めたが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。阿部は連合の支援を受け、立民支持層の約6割を固めた。商工自営業者を中心に支持拡大を図る。

福島:玄葉 強固な地盤…3区
 1区は金子と亀岡がしのぎを削る。前回、無所属だった金子は立民公認で立候補。立民支持層の約9割、共産支持層の約8割を固め、無党派層にも浸透している。亀岡は元復興副大臣で取り組んだ復興政策の実績をアピール。自民、公明支持層の約8割を固め、農林水産業者の支持が広がっている。

 2区は根本が馬場を一歩リードしている。岸田派の事務総長を務める根本は、各地区に後援会を張り巡らせ、幅広い年齢層の支持を集めている。馬場は出馬表明が6月と出遅れたが、立民、共産支持層の約8割を固め、追い上げに全力を注ぐ。

 3区は玄葉が先行し、上杉が追いかける展開。10選を目指す玄葉は強固な地盤を持ち、商工自営業者をはじめ、幅広い職業から支持を集める。上杉は自民支持層の約8割を固め、着実に浸透を図っているが、無党派層などへの広がりを欠いている。

 4区は、小熊と菅家が横一線の戦い。小熊は政権批判票の受け皿を目指す。前回は昨年死去した渡部恒三・元衆院副議長が選対本部長を務めた。菅家は自民支持層の約8割、公明支持層の約7割を固めたが、無党派層への浸透が課題だ。

 5区は、吉野が戦いを優位に進め、幅広い年代からの支持を集める。立民が候補を取り下げたことで、自民と共産の一騎打ちの構図になった。熊谷は立民支持層の約6割を固め、浮動票の獲得を目指す。

比例(定数13):自民 6議席の可能性
 自民は全年齢層で広く支持を集めており、過去最多に並ぶ6議席に達する可能性が出てきた。2017年の前回衆院選で3議席だった立民は岸田政権に批判的な層や無党派層も取り込んでおり、4議席獲得が見込まれている。

 公明は1議席を確保しており、辛うじて2議席目も確保できそうな勢いだ。2議席獲得となれば、14年の衆院選以来となる。共産は1議席を維持する公算が大きい。維新と国民は苦戦している。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3667チバQ:2021/10/21(木) 16:36:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/6cc5cbe138e82faf07110a41a1a37c78b8bf279f
[衆院選2021]序盤情勢 北関東(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:49配信

読売新聞オンライン
茨城:中村と永岡 しのぎ…7区
 1区は、福島と田所が激しく競り合う。前回、希望の党から出馬した福島は無所属で出馬。立民支持層の8割以上、共産支持層の約6割に浸透する。田所は法務副大臣を務めた実績をアピールし、与党支持層に加え、浮動票の掘り起こしを狙う。

 2区は、額賀が先行し、藤田が追いかける展開。財務相などを歴任した額賀は地元首長や県議らの支援に加え、県農政連、県医師連盟などから推薦を受け、支持固めに懸命だ。元参院議員の藤田は政権批判票の取り込みを狙う。野党共闘による候補一本化が実現したが、連合茨城が自主投票を決めるなどしこりも残っている。

 3区は、葉梨が優位に立つ。農林水産副大臣を務めた実績などを強調し、幅広い年齢層に浸透する。元県議の梶岡は選挙区内をこまめに回り、立民、共産支持層の約7〜8割から支持を得るが、広がりを欠いている。

 4区は、経済産業相などを務めた梶山が安定した戦い。元県議の大内は脱原発などを掲げ、政権批判票の取り込みを図る。

 5区は、石川が先行し、浅野が追いかける展開。石川は経済産業政務官の実績をアピールするなどして自民支持層の約8割を固めた。浅野を公認した国民は、勝利を見込める最重点区と位置づける。浅野は連合茨城や地元企業・日立製作所の労働組合の支援を受け、立民支持層の約7割に浸透する。

 6区は、国光と青山が激しく競り合う。現役医師の国光は、医療現場の声を国政に届けると訴え、自民支持層の約8割を固めた。青山は地元・土浦市に加え、大票田のつくば市で支持拡大を目指す。

 7区は、中村と永岡がしのぎを削る。中村は1994年の自民離党後も無所属で当選を重ねたが、今回は立民公認で臨む。強固な後援会組織を足がかりに支持固めに努める。永岡は自民支持層の約7割を固め、公明支持層への浸透を目指す。

栃木:佐藤と藤岡が接戦…4区
 1区は、13選を目指す船田が先行し、渡辺が追いかける展開だ。船田は地元首長や県議らが支援に回り、自民支持層の約8割を固めた。前回、無所属で出馬した渡辺は、立民の公認を得て政権批判票の取り込みを狙う。

 2区は、福田と五十嵐が接戦となっている。福田は栃木県知事を経験した知名度を武器に、立民支持層の約9割に浸透する。五十嵐は自民県連の公募で6月に出馬が決まった。自民支持層の約7割を固め、農林水産業者やサラリーマンからの支持を集めている。

 3区は、簗が優位に立っている。簗は連日のつじ立ちで国土交通政務官の実績をアピール。自民支持層の約9割を固め、無党派層にも浸透している。初出馬の伊賀は街頭活動で名前を懸命に売り込み、支持拡大を急いでいる。

 4区は、佐藤と藤岡が接戦となっている。佐藤は党総務会長を務めた経験や、地元と国とのパイプ役の実績を強調し、自民支持層の約8割、公明支持層の6割以上を固めた。過去3回の衆院選で佐藤に敗れている藤岡は大票田の小山市を中心にくまなく歩き、立民支持層の約9割を固めた。

 5区は、茂木が安定した戦い。幅広い年代に支持が広がっている。外相を務めており、地元に帰ることもままならないが、選挙区内に約600ある後援会支部をフル稼働して、組織固めに力を注ぐ。岡村は政権批判票の取り込みを狙うが、広がりを欠いている。

3668チバQ:2021/10/21(木) 16:36:33
群馬:笹川・長谷川 横一線…3区
 1区は、中曽根が優位に立っている。前回は比例選で当選したが、今回は公示直前の公認調整で小選挙区での出馬が決まった。自民支持層の9割近くの支持を固め、若年層にも浸透する。宮崎は維新公認で立候補。浮動票の掘り起こしに懸命だ。

 2区は、井野がリードする展開。自民支持層の約9割、公明支持層の約7割を固め、地元商工会や農協から支援を受ける。堀越は、積極的に座談会を開くなどして親しみやすさをアピールする。立民支持層の約7割に浸透するが、無所属の石関の出馬で政権批判票が分散している。

 3区は、笹川と長谷川が横一線の戦い。笹川は選挙区内の首長から支持を受けて、環境副大臣を務めた実績を強調する。元県議の長谷川は、地元を小まめに回り、立民支持層をほぼ固め、共産支持層の7割以上に浸透している。ただ、連合群馬の推薦を取り消されたことが影響しそうだ。

 4区は、福田が安定した戦い。元首相の祖父・赳夫、父・康夫が築いた強固な地盤を誇る。当選3回ながら党総務会長に就任し、知名度も上がった。角倉は政権批判票の集約を図るが、無党派への広がりを欠いている。

 5区は、小渕が安定感を増している。自民、公明支持層の約9割を固めた。元首相の父・恵三時代の地盤を守り、前回から後援会支部も約100増やした。伊藤は街宣活動に力を入れ、政権批判票の取り込みを図る。

埼玉:柴山と小野塚 互角…8区
 1区は村井と武正が激しく競り合う。村井は首相補佐官就任も追い風になり、自民、公明支持層の約8割を固めた。武正は立民支持層の9割弱をまとめた。

 2区は新藤が安定した戦い。奥田は擁立を見送った立民の支持層をまとめきれていない。

 3区は、黄川田と山川で接戦となっている。内閣府副大臣の黄川田はコロナ対策の充実などを訴え、支持固めに奔走。野党5党の候補一本化が実現した山川は、立民支持層の9割以上、共産支持層の7割以上を固めた。

 4区は、穂坂が安定した戦い。志木市長を務めた父の地盤を生かし、組織戦を展開する。工藤は共産支持層以外への広がりがカギだ。

 5区は、枝野が先行し、牧原が追いかける展開。立民代表として全国行脚を続ける枝野は地元に入れない日も多いが、抜群の知名度で無党派層に浸透している。枝野と6回目の対決となる牧原は、若い世代に支持が広がっており、挽回を狙う。

 6区は、大島が中根を一歩リードしている。自民、立民の一騎打ちの構図。大島は立民支持層に加え、無党派層から5割近くの支持を集める。連続比例復活の中根は高市政調会長らが応援に入り、てこ入れに懸命だ。

 7区は、小宮山と中野がしのぎを削る。小宮山は立民支持層の約8割、共産支持層の約6割をまとめ、政権批判の受け皿を目指す。中野は比例選に回った前回出馬の神山佐市との連携を強化し、組織固めを急ぐ。

 8区は、柴山と小野塚が互角の戦い。文部科学相など要職を務めた柴山はこれまでの実績を訴え、支持拡大に努める。無所属での出馬となった小野塚は立民支持層の約7割、共産支持層の約8割を固め、無党派層への浸透を目指す。

 9区は、大塚が頭ひとつ抜け出す。妻で五輪相を務めた丸川珠代参院議員の支援も受け、幅広い年齢層に食い込む。前回、希望の党から出馬した杉村は立民公認で再挑戦する。

 10区は、坂本と山口がしのぎを削る。坂本は大票田の東松山市の市長を4期務めた知名度を生かし、立民支持層の9割弱、共産支持層の約8割を固めた。山口は、自民選対委員長を務めた父・泰明から引き継いだ地盤固めに全力を注ぐ。

 11区は、前回、自民系無所属の対決を制した小泉が安定した戦い。幅広い年代で支持を集める。島田は反自民票の取り込みを狙う。

 12区は、森田と野中が接戦となっている。前回は野中が492票の僅差で制した。森田は立民支持層の約9割、共産支持層の約8割を固め、無党派層の5割弱の支持を集めている。野中は茂木外相らの応援を予定するなど、無党派層の支持拡大を目指す。

 13区は、土屋と三角がデッドヒートを展開する。土屋は自民、公明支持層の約8割を固め、女性の支持でも先行する。三角は立民の蓮舫代表代行らの応援を受け、立民支持層などに加え、浮動票の獲得を狙う。

 14区は、三ツ林が有利な戦い。幅広い職業・年代から支持を集めた。鈴木は国民の支持層に加え、立民支持層の取り込みがカギとなる。

 15区は、田中と高木が激しく競り合っている。田中は強固な後援会をフル回転して、自民支持層の7割以上、公明支持層の8割以上をまとめた。高木は立民の枝野代表の地元秘書を務めた経歴を持つ。前回は比例北関東ブロックから当選したが、今回、小選挙区での選挙戦に挑む。立民支持層の9割以上を固め、幅広い支持層への浸透を図る。

3669チバQ:2021/10/21(木) 16:36:51
比例(定数19):自民 7議席維持の公算
 自民は7議席を維持する公算が大きく、8議席目にも手が届きそうだ。全年齢層で手堅く支持を集め、底力を見せている。立民は枝野代表のお膝元である埼玉を中心に強みがあり、5議席程度が見込まれる。

 公明は2議席確保が見込まれ、さらに積み増しを狙っている。共産は2014年衆院選以来の2議席を確保する見通しとなっている。維新は1議席が見込まれ、国民も1議席目に届きそうだ。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3670チバQ:2021/10/21(木) 17:08:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f3e40c6c7a760f4ee0db45411987e9c54a0febd
[衆院選2021]序盤情勢 東京(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:52配信

読売新聞オンライン
岡本と池内競り合う…12区
 1区は、海江田と山田が横一線の戦い。元民主党代表の海江田は、立民支持層や共産支持層を固め、高い知名度を生かして無党派層の4割弱に浸透する。山田は自民、公明支持層の7割以上を固めた。

 2区は、辻と松尾が小差で競り合っている。総裁選で岸田首相の政策立案に携わった辻は、政権支持層の約7割を固め、商工自営業者にも浸透する。昨年、繰り上げ当選した松尾はまだ政権批判票をまとめきれていない。

 3区は、7度目の対決となる松原と石原が激しく競り合う。松原は立民支持層の約8割を固め、一部の保守層にも浸透する。石原は自民、公明支持層を固めつつあるが、無党派層の取り込みが課題だ。

 4区は、平が優位に立っている。幅広い年齢層から支持を集めており、特に若年層では約4割を固めた。谷川は立民支持層の6割弱までしか浸透しきれず、政権批判票を林と奪い合っている。

 5区は、若宮と手塚がデッドヒートを展開。初入閣を果たした若宮は自民支持層の約7割を固めた。手塚は立民支持層の約8割、共産支持層の約7割に浸透し、無党派層の4割弱からも支持を受ける。

 6区は、落合と越智がしのぎを削っている。落合は立民支持層の約9割を固めたのに加え、高齢者の支持が厚い。越智はサラリーマンと商工自営業者の約4割から支持を受けている。

 7区は、高い知名度を誇る長妻が安定感を増している。立民支持層をほぼ固め、無党派層の約5割、政権支持層の一部からも支持を受ける。松本は地域の組織固めに取り組んできたが、浸透しきれていない。

 8区は、吉田と石原が接戦を繰り広げている。れいわの山本代表の出馬断念で吉田に政権批判票が集中しており、無党派層の支持拡大にもつながっている。11選を狙う石原は自民支持層の約7割を固めた。

 9区は、山岸と安藤が小差の競り合いをしている。山岸は立民支持層の約8割を固め、無党派層の4割弱にも浸透する。比例東京から移った安藤は、公明支持層を固めきれていない。

 10区は、鈴木隼と鈴木庸が一歩も譲らぬ展開。3期目を目指す鈴木隼は自民、公明支持層の約8割から支持を得ている。鈴木庸は、政権批判票の約7割を固めた。

 11区は、下村が頭ひとつ抜け出している。下村はサラリーマン、商工自営業者、専業主婦の約4割から支持を受ける。政権批判票は阿久津と西之原に分散している。

 12区は、岡本と池内が競り合っている。岡本は自民支持層の約4割にしか浸透していないのが課題。池内はサラリーマンや無党派層の約3割から支持を受ける。

 13区は、引退したベテラン鴨下一郎の支援を受けた土田が安定した戦い。自民支持層の約8割を固め、商工自営業者の約5割にも浸透する。北條は立民支持層の約8割を固めたが、政権批判票は集めきれていない。

 14区は、松島と木村がしのぎを削る。地元区長らの支援を受ける松島は、商工自営業者や専業主婦層で支持を広げ、自民支持層の約7割も固めた。木村は共産支持層の約6割を取り込み、無党派層への浸透に懸命だ。

3671チバQ:2021/10/21(木) 17:08:55
 15区は、柿沢と井戸が激しく競り合っている。柿沢は自民支持層の4割弱に浸透している。井戸は立民、共産支持層を固めつつあるが、無党派層は柿沢と分け合っている。

 16区は、大西が戦いを優位に進めている。大西は菅内閣で国土交通副大臣を務めた実績を掲げ、自民、公明支持層の約7割を固めた。水野は立民支持層の8割弱から支持を受けるが、他の層への広がりに欠けている。

 17区は、9選を目指す平沢が優勢となっている。自民支持層の約8割を固めたのに加え、無党派層の支持でも他候補を引き離している。政権批判票は猪口、新井、円に分散している。

 18区は、菅と長島が一歩も譲らない展開。労働組合の支援を受ける菅は立民支持層の約9割を固める。専業主婦の支持もリードしている。長島は小規模集会で知名度向上を図り、政権支持層の7割以上を固めた。

 19区は、末松と松本が互角の戦い。末松は高齢者の支持が広がっており、無党派層の4割以上も固める。松本は商工自営業者からの支持が今一つで、経済産業副大臣などを務めた実績を強調し、浸透を図る。

 20区は、岸田首相の側近で官房副長官の木原が安定した戦い。幅広い世代でリードしており、政権支持票の8割以上を固めたほか、無党派層への浸透も図る。宮本は候補者を立てなかった立民支持層の票固めが課題だ。

 21区は、大河原と小田原が激しく競り合う。野党共闘の大河原は立民、共産支持層の8割以上を固め、政権批判票の受け皿となっている。小田原は地元をくまなく回り、知名度向上に全力を挙げている。

 22区は、伊藤と山花が予断を許さない展開となっている。伊藤は支援団体回りに精を出し、サラリーマンや商工自営業者の支持でリードする。山花は立民、共産支持層を固めつつ、4割程度を固めた無党派層の支持拡大を図る。

 23区は、一騎打ちを繰り広げる伊藤と小倉が横一線の戦い。野党統一候補の伊藤は政権批判票の6割以上を固め、さらなる上積みを図る。小倉はミニ集会を重ねて地盤固めを進めてきたが、公明支持層への広がりが課題になっている。

 24区は、経済産業相の萩生田が安定感を増している。知名度を生かしてサラリーマンの5割以上から支持を受け、専業主婦にも浸透している。吉川は共産支持層以外への浸透に懸命だ。

 25区は、前万博相の井上が島田を一歩リードしている。井上は強固な保守地盤を生かし、政権支持層の約9割を固めた。島田は野党共闘を支持する市民団体の支援を受け、浮動票の取り込みで追い上げを狙う。

比例(定数17):れいわ 1議席獲得か
 自民は3回連続で6議席を維持する公算が大きくなっている。支持層を手堅くまとめており、情勢次第では7議席目にも手が届く可能性がある。立民も前回選挙で獲得した4議席を確保しそうだ。

 無党派層の1割強から支持を得る共産は2議席を確保しており、さらに積み増しを狙っている。公明も2議席を確保する見通しで、維新は2議席に迫る勢いだ。れいわも1議席を獲得する可能性がある。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

3672チバQ:2021/10/21(木) 18:22:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6f441e1e9be511cfd7b5caa81f89970ce3532d3
[衆院選2021]序盤情勢 南関東(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:54配信
神奈川:初入閣の山際 優位…18区
 1区は、前回比例復活の篠原がリードする展開。立民支持層の約9割を固め、無党派層からも一定の支持を得ている。松本は2月に自民を離党したダメージに苦しんでいる。

 2区は、前首相の菅が岡本を一歩リード。菅はワクチン接種の進展やデジタル庁創設など実績を訴える。岡本は無党派層の支持拡大を狙っている。

 3区は、8月の横浜市長選出馬に伴い議員辞職した小此木八郎の地盤を継いだ中西が安定した戦い。小林、木佐木は政権批判票を奪い合い、伸び悩んでいる。

 4区は、再選を目指す早稲田と元衆院議員の浅尾、前回比例復活の山本が三つどもえの戦い。早稲田は立民支持層の8割弱を固めた。自民支持層は浅尾、山本に二分している。

 5区は、比例東北ブロックから転じた山崎と5選を目指す坂井が接戦となっている。山崎は自民の古い政治か、立民の新しい政治かの選択を訴える。坂井は菅内閣で官房副長官を務めた実績などを強調する。

 6区は、青柳と古川がデッドヒートを展開。青柳は立民支持層の約9割を固めた。自民が25年ぶりの公認候補として擁立した古川は、知名度向上が課題となっている。

 7区は、中谷と鈴木が横一線の戦い。中谷はデジタル戦略などを、鈴木はコロナ収束後の経済対策や気候変動などへの対応を訴え、ともに無党派層への浸透に懸命だ。

 8区は、知名度の高い江田が前回比例復活の三谷を一歩リードする。江田が政権批判に力を入れる一方、三谷は中小企業への支援などを訴え、追い上げを図っている。

 9区は、7選を目指す笠と国土交通副大臣に就任した中山が互角の戦い。笠は立民支持層の約9割を固めた。中山は保守層の支持固めができるかどうかが勝利のカギとなる。

 10区は、閣僚経験者の田中がリードする展開。畑野は、立民支持層を含む政権批判票の獲得を模索する。鈴木は県内小選挙区で唯一の国民民主候補だが、準備不足が響く。

 11区は、環境相などを歴任し、抜群の知名度を誇る小泉が優位に立っている。林は政権批判票の取り込みに全力を挙げている。

 12区は、前回、僅差で勝利した阿部と比例復活した星野が再び激しく競り合っている。阿部は立民支持層の約9割、星野は自民、公明支持層の約7割をそれぞれ固めた。

 13区は、党幹事長の甘利と太がしのぎを削る。甘利は自民支持層の約8割を固めたが、公明支持層の支持は5割半ばにとどまる。太は無党派層への浸透を図る。

 14区は、赤間と長友が互角の戦い。赤間はミニ集会を重ねて地盤固めを図る。長友は駅頭活動や動画投稿を通じ、知名度アップに力を入れている。

 15区は、知名度抜群の河野が安定した戦い。他候補の応援で地元にはほとんど入らないが、支持基盤は揺るぎない。佐々木はコロナ対策や民主主義尊重を訴える。

 16区は、後藤と義家が激しく競り合っている。「国会での質問時間はナンバー1」とアピールする後藤に対し、義家は連日の早朝街頭演説など草の根の活動を展開している。

 17区は、4選を目指すデジタル相の牧島が優勢。経済、農業団体などが支援に回る。神山は街頭などで無党派層の取り込みを狙う。

 18区は、経済再生相として初入閣した山際が優位に立つ。三村は立民支持層の8割強を固めたが、支持に広がりを欠いている。

3673チバQ:2021/10/21(木) 18:23:12
千葉:林・谷田川がしのぎ…10区
 1区は、田嶋が門山を一歩リードする。田嶋が、候補擁立を見送った共産の支持層の約7割に浸透した。門山は、自民の約7割、公明の約6割の支持層を固めたが、無党派層への浸透が課題だ。

 2区は、4選を狙う小林が優位に戦いを進めている。小林は、岸田内閣で初入閣し、知名度を高めた。黒田は、経済疲弊を訴え、政権批判票の取り込みを狙う。

 3区は、松野が安定感を増している。官房長官の職務で地元に入る機会が限られるが、後援会などが支持基盤を固める。前回、比例復活の岡島は共産と一本化し、4選を目指す。

 4区は、元首相の野田が、高い知名度と政党の枠を超えた強固な地盤を武器に優位に立つ。前回、比例復活で初当選した木村は地道な街頭演説で知名度アップに懸命だ。

 5区は、薗浦と矢崎が接戦を繰り広げる。5選を目指す薗浦は、安定政権での政策推進を訴える。矢崎は、解散直前に共産が公認候補を取り下げたことで、共産支持層の約6割の支持を集める。

 6区は、渡辺が優勢で、支持組織の引き締めを図る。解散直前まで5区で立候補予定だった浅野は、立民支持層への広がりはまだ約3割だ。生方は解散直前、北朝鮮による日本人拉致問題に関する失言の責任を取って、立民の公認を辞退した。

 7区は、斎藤が安定した戦い。立民と共産が一本化した竹内は、女性や若者の活躍を訴え、若年層の支持拡大を目指す。

 8区は、本庄が優位に立つ。岡田克也元外相の秘書だった本庄は、政権批判票を一手に集める。8選を狙う桜田は、自民、公明支持層への浸透に苦労している。

 9区は、奥野と秋本が横一線の戦い。奥野は、地方選では保守陣営を支援し、支持の裾野を広げてきた。今回候補擁立を見送った共産の支持層の約8割にも浸透した。秋本は解散前から河野太郎党広報本部長を街頭演説に呼ぶなど、浮動票の取り込みを図る。

 10区は林と谷田川がしのぎを削る。林は、二階俊博・前幹事長の側近で、自民、公明支持層の約7割を固めた。谷田川は、今回候補擁立を見送った共産の約8割の支持を得た。自民衆院議員の秘書から政界入りした経験を生かし、保守層への浸透も狙う。

 11区は、森が頭一つ抜け出す。祖父の代から受け継いだ支持基盤を武器に、首長や県議から広く支援を受ける。椎名は、政府のコロナ対策を批判し、政権批判票の受け皿を狙う。

 12区は、浜田が有利な戦い。自民、公明支持層の約8割を固めた。樋高は、反政権票の積み上げに全力を挙げている。

 13区は、宮川と松本が一歩も譲らぬ展開。宮川は、共産支持層の約7割、無党派層の約3割から支持を得た。松本は、緊急事態宣言中の会食問題で離党した前議員に代わり、立候補。県のコロナ対応を担った経験をアピールして無党派層の支持取り込みを図る。

3674チバQ:2021/10/21(木) 18:23:22
山梨:中島と中谷が互角…1区
 1区は、中島と中谷が互角の戦い。中島は医師の視点からコロナ対策を訴え、無党派層の5割程度に浸透する。中谷は故・宮川典子元衆院議員の支持者を取り込み、自民支持層の8割以上を固めた。

 2区は、堀内が安定した戦い。ワクチン相としての初入閣をアピールし、自民支持層の9割近くをまとめた。市来は2019年参院選に出馬した知名度を生かす考え。共産候補との競合で政権批判票をまとめきれるかがカギだ。

比例(定数22):立民 6議席目狙う
 自民は全域で浸透し、幅広く支持を集めている。前回選挙で獲得した8議席を維持する公算が大きい。無党派層の約4分の1から支持を集める立民は、6議席目を狙える位置につけている。公明は2議席を固めており、3議席目にも手が届くかどうかが焦点となる。共産も支持層を堅調に固め、2議席を確保する見通しだ。千葉と神奈川の小選挙区に候補を擁立する維新は2議席程度が見込まれる。れいわも1議席を確保する見通しだ。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3675チバQ:2021/10/21(木) 18:24:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/00aed5ed5546ef5e6754911e41340feb88e78744
[衆院選2021]序盤情勢 北陸信越(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:56配信

読売新聞オンライン
新潟:黒岩と斎藤 激戦…3区
 1区は、西村が戦いを優位に進める。幅広い職業から支持を集め、野党共闘で政権批判票の取り込みを図る。参院議員を2期務めた塚田は自民支持層の約7割を固めたが、無党派層への浸透に苦労している。

 2区は、細田がリードする展開。保守分裂選挙が回避され、自民支持層の約8割、公明支持層の約7割をまとめた。共産の平と連合新潟の推薦を受ける高倉は政権批判票を奪い合う。

 3区は、前回50票差で勝敗を分けた黒岩と斎藤が激しく競り合う。黒岩は戸別所得補償制度の復活を掲げ、農林水産業者の約6割から支持を集める。斎藤は首長らの後押しを受け、自民支持層の8割以上をまとめた。

 4区は、菊田が先行し、国定が追い上げる。菊田は6期の実績を強調し、無党派層にも浸透する。前三条市長の国定は市外での知名度アップに懸命だ。

 5区は、米山がややリードし、泉田が追い上げる。両者ともに知事経験がある。前知事の米山は野党支持層に浸透している。妻で作家の室井佑月さんも選挙に協力する。国土交通政務官の泉田は地方議員の協力を得て支持者回りを行うが、自民支持層を半分程度しかまとめきれていない。

 6区は、梅谷と高鳥が横一線の戦い。梅谷は立民支持層の約9割を固めた。高鳥は関係の近い安倍元首相や高市政調会長の応援を受け、地盤固めに躍起だ。

富山:上田 有利な戦い…2区
 1区は、田畑が優位に立っている。総務副大臣など国政での実績をアピールし、個人後援会を軸に支持層固めを進めている。前々回比例復活した吉田は、4月の富山市長選に出馬し、一定の支持を得た。街頭演説などで無党派層への浸透を狙っている。西尾は6度目の国政選挑戦。連合富山の支援を受けているが、支持は広がりを欠いている。青山は返済不要の奨学金の拡充などを訴える。

 2区は、宮腰光寛・元沖縄・北方相の後任となる上田が有利な戦い。前県議の人脈を生かし、地元県議らと連携してきめ細かく回る。越川は「上から目線の政治を変える」と政権批判票の取り込みを図っている。30年以上地元を離れていたため、知名度の向上が課題だ。

 3区は、5選を目指す橘が安定した戦い。地方創生に取り組んできた実績を前面に掲げる。SNS対策にも力を入れ、支持を広げる。坂本は野党統一候補としてコロナ対策の強化を訴え、政府対応への批判票の受け皿を狙う。

石川:近藤・西田 競り合う…3区
 1区は、小森がリードする展開。馳浩・元文部科学相が来年の石川県知事選への出馬を表明し、後任となった小森は、自民、公明支持層を中心に支持を順調に広げている。荒井は連合の支援を受け、無党派層への働きかけも強めている。小林は政権批判票の取り込みを狙うが、支持は広がりを欠いている。亀田は苦戦している。

 2区は、4選を目指す佐々木が自民、公明支持層の9割前後をそれぞれ固め、戦いを優位に進めている。坂本は共産支持層の約7割を固めるなど浸透するが、それ以外での支持は広がりを欠いている。

 3区は、近藤と西田が激しく競り合っている。草の根が強みの近藤は、年間約1000回の街頭演説を重ね、無党派層への浸透を図るとともに、保守票の取り込みも狙う。前回は、西田が2110票差で近藤を抑えており、西田は地元首長や県議、公明などの支持を取りつけ、組織戦を展開する。

 1区は、稲田が先行し、野田が追いかける展開。6選を目指す稲田は自民支持層の約8割、公明支持層の約7割を固めた。野党統一候補の野田は、共産支持層の約8割からも支持を得て、反政権票の取り込みを進める。

 2区は、高木と斉木が小差の競り合い。高木は、選挙区内の原子力発電所の有効活用を訴え、自民支持層の約8割を固めた。斉木は、票田の越前市や鯖江市を中心に支持拡大を図り、無党派層の約5割に浸透している。

3676チバQ:2021/10/21(木) 18:24:20
長野:篠原先行 若林追う…1区
 1区は、篠原が先行し、若林が追いかける展開。7期目を目指す篠原は立民支持層をほぼ固め、候補擁立を見送った共産支持層にも浸透している。元参院議員の若林は組織固めに懸命だ。SNSを活用し、無党派層の取り込みも急いでいる。

 2区は、下条がリードする展開。下条は立民、共産支持層をそれぞれ約9割まとめた。市民団体とも連携し、浮動票の獲得を進める。務台は選挙区内の後援会組織をフル回転させながら、業界団体などの支援も固め、小選挙区での返り咲きを狙う。

 3区は、神津と井出が互角の戦い。神津は元首相の羽田孜のおい。強固な後援会の支援を受け、立民支持層の約9割、共産支持層の約8割をまとめた。2019年に自民入りした井出は、自民、公明支持層の8割程度を手堅く固めた。無党派層への浸透を図る。

 4区は、後藤が初入閣を追い風にリードする展開。厚生労働相としてコロナ対策を訴え、自民支持層の約9割を固めた。長瀬は県内唯一の共産候補。「市民と野党の統一候補」とアピールしているが、立民の支持母体・連合長野は自主投票の方向だ。

 5区は、曽我と宮下が小差の競り合い。曽我は立民、共産支持層の約9割を固めた。田中康夫元県知事を支援した有志らの支援を受け、無党派層の約6割にも浸透。宮下は地元県議や市町村議らの支援を受け、自民支持層の約9割、公明支持層の約7割をまとめた。

比例(定数11):自民 5議席確保か
 富山や石川などで強い地盤を誇り、若い年代からの支持も厚い自民が、5議席を確保する展開となりそうだ。情勢次第では議席の積み増しもあり得る。

 立民は新潟と長野を中心に浸透を図り、3議席を確保した。無党派層の約3割からの支持も得ており、4議席目も射程に入れている。公明は1議席獲得が見込まれている。維新と共産も1議席を確保する可能性が出ている。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3677チバQ:2021/10/21(木) 18:28:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/e804bfc90f1b506ff350a39bb09c5aee2fb822df
[衆院選2021]序盤情勢 東海(小選挙区・比例)
10/21(木) 15:59配信
岐阜:古屋と今井 接戦…5区
 1区は、野田が戦いを優位に進めている。9月の自民党総裁選への出馬で知名度をさらに上げ、幅広い世代に浸透。サラリーマンや専業主婦にも支持を広げる。連合の支援を受ける川本は若さを前面に出し、無党派層の支持取り込みに力を入れる。

 2区は、棚橋が安定した戦い。菅内閣で国家公安委員長を務めた実績などを強調し、自民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。大谷は、芸能人のマネジャーを務めた経験から「人づくり」の重要性を訴えるが知名度不足が否めず、無党派層への浸透が課題だ。

 3区は、武藤が有利な戦いを進める。ミニ集会を重ね、自民支持層の8割、公明支持層の6割を固めた。前回衆院選で国替えして2度目の挑戦となる阪口は、野党共闘で、共産支持層の支持も広げる。無党派層に食い込み、政権批判票の獲得を図る。

 4区は、今井と金子が激しく競り合う。今井は、知名度の高さを生かし無党派層の5割強から支持を得る。「どぶ板」戦術で、金子の支持基盤の切り崩しを狙う。金子は地元の飛騨地区からの支持を中心に、自民支持層の8割、公明支持層の7割を固めた。

 5区は、古屋と今井が接戦。古屋は地元の製陶業界などから支援を受け、自民支持層の8割を固めた。野党3党が候補を立て、政権批判票が分散傾向にあるが、連合の支援を受けた今井は立民支持層の8割超を固めた。無党派層の支持を広げられるかどうかがカギだ。

静岡:細野 支持基盤強く…5区
 1区は、7選を目指す上川が自民支持層を固め、安定した戦いを進める。初の国政選となる遠藤は、元アナウンサーの経歴を生かし、知名度向上に努めている。

 2区は、井林がリードする展開。志太榛原地域を中心に自民支持層を固める。連合静岡の推薦を得た福村は無党派層への浸透を狙う。

 3区は、小山と宮沢が横一線の戦い。両者は過去3回にわたり激しく議席を争ってきたが、一騎打ちは初めて。無党派層の6割超の支持を得る小山は、野党候補一本化を追い風に自民支持層の切り崩しも狙う。宮沢は自民支持層を固め、公明の支援も得て戦う。

 4区は、大票田の静岡市清水区が地盤の深沢がリードする展開。自民支持層の9割、公明支持層の7割を固めた。田中は自民に批判的な保守層や無党派層への支持拡大を図る。

 5区は、無所属で自民・二階派入りした細野が優位に戦いを進める。細野の強力な支持基盤は健在で、自民や公明支持層からも一定の支持を得る。吉川は、各地に発足した後援会中心に活動するが、自民支持層を固めきれていない。小野は出遅れが響き、知名度不足が課題だ。

 6区は、渡辺と勝俣が激しく競り合う。前回小選挙区で勝利した渡辺は、立民支持層の9割、共産支持層の7割を固めた。無党派層からも一定の支持を得る。前回比例復活の勝俣は、自民、公明支持層の約8割を固めた。

 7区は、城内が安定感を増している。党派を超えた支持基盤を持ち、自民支持層の9割、公明支持層の8割弱を固めた。日吉は立民支持層の8割を固めたが、無党派層への浸透が課題だ。

 8区は、源馬と塩谷が予断を許さない展開となっている。源馬は野党統一候補として政権批判票の取り込みを狙う。参院静岡選挙区補欠選挙に立候補した野党系の新人候補は地元選出で、相乗効果を狙う。塩谷は企業を回るなど組織票固めに力を入れる。

3678チバQ:2021/10/21(木) 18:29:12
愛知:古川優位 組織票固める…2区
 1区は、熊田と吉田が激しく競り合う。熊田は総務副大臣などの経験をアピール。自民支持層を固め、公明支持層への浸透も図る。吉田は現役医師として、コロナ対策を中心に訴える。私鉄総連などから支援を受ける。

 2区は、知名度の高い古川が優位に戦いを進める。実績を訴え、連合などの組織票も固める。中川は街頭に立つなど知名度アップを図るほか、自民支持層の取り込みを急ぐ。

 3区は、近藤が安定した戦い。近藤は立民に加え、共産支持層や無党派層への浸透を図る。池田は自民、公明の支持固めに尽力する。

 4区は、工藤と牧が横一線で並ぶ。元名古屋市議の工藤は地元県議や市議の後援会組織を中心に支持層を固めている。牧は連合などの組織票を集め、無党派層への浸透も図る。

 5区は、神田と西川が競り合う展開。2回連続で比例復活の神田は自民の支持層固めに注力する。引退を表明した立民・赤松広隆前衆院副議長の後継となる西川は、赤松の地盤固めに奔走する。

 6区は、丹羽が戦いを優位に進めている。文部科学副大臣などを務めた実績を強調し、自民、公明支持層に浸透する。前回、比例東海ブロックの単独候補だった松田は、立民支持層以外への浸透が課題となる。

 7区は鈴木がリードし、森本が追いかける展開。鈴木は地元での街頭演説や会合などに力を入れる。同区では山尾志桜里が不出馬を表明。愛知6区から国替えした森本は知名度アップに注力する。

 8区は、伴野と伊藤が競り合う。伴野は立民支持層を固め、無党派層への浸透を図る。伊藤は地域をこまめに回り、支持拡大に励む。

 9区は、岡本と長坂が互角の戦い。岡本は医師の経験を生かし、コロナ対策などを訴える。立民支持層をほぼ固め、無党派層の支持も広げる。強固な自民支持基盤を持つ長坂は、小選挙区4連勝を目指す。

 10区は、8選を目指す江崎、杉本、藤原が三つどもえの接戦。江崎は一時期引退に言及し、支持者に動揺が走った。杉本と藤原は地道な活動を展開し、それぞれ浸透を図る。

 11区は、八木が優位な戦い。トヨタ自動車などの労組票をまとめ、過去6回勝利した古本伸一郎が解散当日に不出馬を表明した。本多は共産支持層以外への浸透が課題。

 12区は、重徳が優位に戦いを進める。立民、共産支持層に浸透する。青山は自民、公明の支持層固めを急ぐ。

 13区は、大西がややリードし、石井が追う。大西は立民支持層を固め、無党派層へも支持を広げる。石井は自民、公明支持層の支持固めを急ぐ。

 14区は、今枝が優勢。自民支持層を手堅くまとめる。前回に続く挑戦の田中も知名度アップを図り、追いかける。

 15区は、根本と関が競り合う。根本は自民、公明支持層を固めた。関は立民支持層をまとめ、無党派層の支持拡大を狙う。

3679チバQ:2021/10/21(木) 18:29:28
三重:岡田 安定した戦い…3区
 1区は、田村がリードする展開。自民支持層の9割を固めた。厚生労働相を務め、高い知名度から無党派層へも支持を広げる。前津市長の松田は立民、共産両党の支持層の約7割を固めるが、広がりに欠ける。

 2区は、中川と川崎が接戦となっている。中川は、立民支持層の9割強から支持を得ているほか、支援を受ける労組票を固めた。川崎は、元厚生労働相の川崎二郎の長男。大票田の鈴鹿市などで支持拡大を図るが、無党派層への浸透が課題となる。

 3区は、岡田が安定した戦いを見せる。比例重複はせず、幅広い支持層や世代の支持を受ける。石原は前菰野町長で、7月に出馬を表明したが、知名度不足は否めない。

 4区は、前知事の鈴木が知名度を生かして頭一つ抜け出した。自民、公明の与党支持層から高い支持を得るほか、無党派層にも浸透している。県内で唯一「野党共闘」が成立せず、坊農は政権批判票の取り込みに懸命だ。

比例(定数21):自民 9議席届く勢い
 全年齢層で浸透する自民は2014年、17年衆院選で獲得した8議席を固め、過去最多に並ぶ9議席目に手が届く勢いだ。立民は無党派層や国民支持層の一部を取り込み、6議席を確実にした。

 公明は2議席を堅守し、3議席目に達する可能性がある。維新、共産は2議席を獲得する見通しだ。国民は労組票を中心に支持層を固めようとしているが勢いに欠けており、1議席をめぐる戦いは険しさを増している。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3680チバQ:2021/10/21(木) 19:04:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d36fd409fdb39ddbf156a1df25cc1846a44b5e7
[衆院選2021]序盤情勢 近畿(小選挙区・比例)
10/21(木) 16:00配信
滋賀:上野と田島 横一線…2区
 1区は、大岡と斎藤が一歩も譲らない展開。大岡はコロナ禍でもオンライン集会を重ね、若年層への浸透を図る。斎藤は、川端達夫元衆院副議長の地盤を引き継いだ。川端の出身母体の労組などへの浸透を目指す。

 2区は、上野と田島が横一線の戦い。過去3回戦った両者の一騎打ちは初めて。上野は道路整備などの実績を強調し、自民支持層の9割弱を固めた。田島は連合や市民団体の支援を受ける。無党派層の動向がカギを握る。

 3区は、4選を目指す武村が戦いを優位に進める。ワクチン接種など与党の実績をアピールし、幅広い年代の支持を得た。野党3党から候補が立ち、政権批判票の分散が予想される中、直山は知名度向上を目指す。

 4区は、小寺と徳永が激しく競り合う。小寺は地元首長との連携を強調し、保守支持層を固める。元参院議員の徳永は前知事の嘉田由紀子参院議員の支援を受ける。立民支持層の9割を固め、維新支持層の4割も固めた。

京都:泉が抜け出す…3区
 1区は、勝目が先行し、穀田が追いかける展開。勝目は、引退した伊吹文明元衆院議長と二人三脚で活動し、自民、公明支持層を固めつつある。穀田は、共産支持層の9割をまとめ、立民支持層の取り込みも図る。

 2区は、前原が繁本に一歩リード。前原は街頭立ちを重ねて国民、立民両党の支持層をまとめ、自民支持層にも食い込む。前回衆院選で初当選した繁本は、6割強にとどまる自民支持層の積み増しがカギとなる。

 3区は、泉が頭ひとつ抜け出している。立民支持層をまとめたほか、自民支持層からも2割の支持を得た。木村は街頭演説に力を入れるが、無党派層の支持は伸び悩んでいる。

 4区は、田中と北神が横一線の戦い。田中は幅広い年代で支持を得つつ、自民、公明支持層の支持を固める。無所属の北神は連合の推薦を受ける。現実的な外交政策なども訴え、保守層の取り込みを図る。

 5区は、本田が有利な戦い。サラリーマンや専業主婦など幅広い層からの支持を集める。比例北陸信越から移った山本は、立民支持層の8割を固めたが、無党派層への広がりに欠け、知名度の向上が課題。

 6区は、山井が一歩リードする。自民前議員の不出馬で混戦模様となる中、前回比例復活の山井が立民、共産支持層の約9割を固め、無党派層へも浸透している。清水は医師としてコロナ対応の実績を強調する。6割にとどまる自民支持層の積み増しに懸命だ。

3681チバQ:2021/10/21(木) 19:05:49
大阪:辻元・池下・大隈 三つどもえ…10区
 1区は、井上と大西が小差の競り合い。井上は維新支持層をほぼ固めた。大西は自民、公明支持層以外への浸透が課題となっている。

 2区は、左藤と守島が激しく競り合う。左藤は自民、公明支持層に浸透した。元大阪市議の守島は維新支持層をほぼ固め、街頭活動で無党派層への浸透を図る。尾辻は候補を擁立しなかった共産支持層の取り込みを図る。

 3区は、10選を目指す佐藤が優位に立つ。「大阪都構想」の住民投票で共に賛成を呼びかけた維新支持層の一部も取り込んだ。萩原は政権批判票の受け皿を狙う。

 4区は、美延が中山を一歩リード。美延は維新支持層を固め、自民支持層の一部を取り込む。中山は元防衛副大臣としてワクチン接種を進めた実績を訴え、支持拡大を狙う。

 5区は、国重が公明支持層をほぼ固め、戦いを優位に進める。宮本は立民支持層からも支持を集める。

 6区は、伊佐が戦いを優位に進めている。伊佐は一律10万円の定額給付金などの実績を訴え、公明支持層以外にも浸透した。村上は共産支持層にも支持を広げる。

 7区は、渡嘉敷と奥下が横一線の戦い。渡嘉敷は自民、公明支持層に加え、無党派層への浸透を図る。奥下は橋下徹・元大阪市長の特別秘書を務めた経験をアピールする。

 8区は、元府議として地元に浸透する漆間が優位に立つ。松井は立民、共産支持層以外の支持が課題。衆院解散後に出馬表明した高麗は自民支持層を固めきれていない。

 9区は、足立が先行し、原田が追う展開。足立は維新支持層をほぼ固め、原田は自民、公明支持層に浸透する。

 10区は、辻元、池下、大隈が三つどもえの戦いを繰り広げている。知名度の高い辻元は維新を除く野党支持層に加え、無党派層にも浸透。元府議の池下は自民支持層の一部も取り込む。大隈は自民支持層の票固めが課題となっている。

 11区は、中司、平野、佐藤が激しく競り合う。中司は維新支持層に加え、自民支持層の一部も取り込む。平野は立民支持層をほぼ固めた。佐藤は公明支持層への浸透が課題。

 12区は、藤田がややリードし北川が追い上げる。藤田は街頭活動に加え、SNSでの発信を強化し無党派層にも浸透した。北川は街頭活動を繰り返し、支持拡大を狙う。

 13区は、岩谷と宗清がしのぎを削る。岩谷は維新支持層をほぼ固めた。宗清は内閣府政務官の実績を訴え、自民、公明支持層に浸透。

 14区は、青柳が頭ひとつ抜け出している。維新支持層をほぼ固め、自民支持層の一部も取り込む。長尾は無党派層の取り込みが課題。

 15区は、浦野がリードする展開。維新支持層をほぼ固め、無党派層への支持拡大を図る。引退した竹本直一・元科学技術相の地盤を引き継いだ娘婿の加納は、自民、公明支持層を固めきれていない。

 16区は、北側と森山による接戦となっている。北側は自民支持層にも浸透している。森山は無党派層への支持拡大を狙う。

 17区は、馬場が安定した戦いを進めている。維新幹事長の馬場は維新支持層をほぼ固めた。岡下は自民支持層を固めきれていない。

 18区は、遠藤が優勢。遠藤は維新支持層をほぼ固め、無党派層の一部も取り込む。神谷は自民支持層を固めきれていない。

 19区は、伊東と谷川が激しく競り合う。11区から国替えした伊東は維新支持層を固めた。谷川は自民、公明支持層の支持固めが課題。

3682チバQ:2021/10/21(木) 19:06:12
兵庫:山口が優勢…12区
 1区は、井坂と盛山が横一線の戦い。井坂は政権批判票の受け皿を担い、無党派層の4割も取り込んだ。岸田派に所属する盛山は、岸田首相との親密さをアピールするが、自民、公明支持層の支持固めが課題だ。

 2区は、9回目の当選を目指す赤羽がリードする展開。赤羽は前国土交通相としての実績を訴え、自民支持層の6割にも浸透する。前回選は無所属で出馬した船川は、立民入りし、政権批判票の取り込みを目指す。

 3区は、関が優位に立つ。関は地元議員の支援を取り付け、自民支持層の8割弱をまとめた。和田は県議の実績や党の改革姿勢を強調し、無党派層の取り込みを狙う。

 4区は、藤井が安定した戦いを進める。藤井はデジタル庁の初代副大臣を務めた実績をアピールし、自民支持層の約8割を固め、公明支持層にも浸透を広げる。今泉は子育て世代や市民目線の改革を訴え、支持拡大を図る。

 5区は、谷と梶原が激しく競り合う。元県連会長の谷は地元まわりを精力的に行い、自民支持層の7割超を固めた。梶原は野党支持層を着実に固めつつある。

 6区は、大串、市村、桜井が三つどもえの接戦。大串は地元議員や企業の支持を得て、自民支持層の7割強をまとめた。国政復帰を目指す市村は、維新支持層の8割弱を固めた。前回選で比例復活した桜井も立民支持層を中心に野党支持層に広がりを見せる。

 7区は、山田、三木、安田が競り合う展開。山田は地元行事にこまめに出席し票の掘り起こしを図るが、自民支持層の支持は7割にとどまる。三木は維新支持層の約8割に浸透した。安田も無党派層へのアピールに懸命だ。

 8区は、4選を目指す中野が安定感を増している。中野は強固な公明の支持基盤を背景に、政権支持層を手堅くまとめた。元地元市議の小村は無党派層の支持拡大が課題だ。

 9区は、安倍、菅内閣で経済再生相としてコロナ対策を担当した西村が戦いを優位に進めている。自民支持層の約9割をまとめたほか、幅広い世代に浸透している。福原は政権批判票を十分取り込めていない。

 10区は、10回目の当選を目指す渡海が優勢。渡海は後援会などの組織力を生かし、着実に地盤を固める。隠樹は政権批判層や無党派層の取り込みに躍起となっている。

 11区は、松本が安定感を増している。前回選で自民公認を得た松本は、自民支持層の8割弱をまとめ、無党派層にも支持を広げる。住吉は維新支持層への浸透を着実に図る。

 12区は、環境相の山口がリードする展開。こまめに集会を開いて自民支持層の約8割を固めた。池畑は維新支持層の約7割に浸透するが、無党派層からの支持は広がりを欠く。

3683チバQ:2021/10/21(木) 19:06:29
奈良:馬淵と小林 競る…1区
 1区は、馬淵と小林が激しく競り合う。前回選で小林に敗れた馬淵は対話型の街頭演説を続けてきた。立民支持層の9割を固め、無党派層にも浸透する。小林は国土交通政務官を務めた実績を訴え、自民、公明支持層の票固めを急ぐ。いずれも前回選から1区に編入された生駒市での支持拡大を目指す。前川は維新支持層を固めきれていない。

 2区は、9選を目指す高市が安定した戦いを進める。自民総裁選への立候補で注目され、知名度がさらに高まった。後援会や地方議員らによる組織戦を展開し、幅広い年齢層で支持を集める。猪奥は立民支持層以外への浸透が課題で、街頭での活動を繰り返している。

 3区は、田野瀬が頭ひとつ抜け出している。田野瀬は緊急事態宣言下の東京・銀座のクラブに深夜まで滞在した問題で自民を離党したが、自民総務会長を務めた父・良太郎から受け継いだ後援会を生かした選挙戦を展開。西川は立民など野党支持層を固めきれていない。

和歌山:二階 支持広げる…3区
 1区は、岸本が戦いを優位に進めている。連合和歌山を支持基盤とし、強固な後援組織を生かした選挙戦を展開。野党支持層だけでなく自民、公明支持層や無党派層の一部も取り込んだ。門は国土交通政務官を務めた実績を訴えるが、自民、公明支持層を固めきれておらず、無党派層への浸透も課題だ。

 2区は、石田が優位に立つ。平日の朝夕に選挙区内の主要道路に立つなどアピールを重ねてきた。自民支持層をほぼ固めたほか、幅広い世代に浸透する。藤井は2019年の参院選に野党統一候補として出馬した経緯もあり、立民、共産支持層をほぼ固めた。政権批判を展開し、支持拡大を狙う。

 3区は、13選を目指す二階が安定した戦い。自民幹事長を5年間務めた実績と強固な後援会を武器に支持を広げる。自民支持層の8割、公明支持層の7割を固め、野党支持層の一部も取り込んだ。畑野は共産支持層をほぼ固めたが、無党派層からの支持は広がっていない。

比例(定数28):自民 9議席うかがう
 自民が8議席を確保し、9議席目を狙う展開となっている。大阪を中心に強固な地盤を誇る維新は、無党派層の約2割を取り込み、前回の2017年衆院選から3議席積み増して8議席に届きそうな勢いだ。

 立民は無党派層の2割弱から支持を集め、4議席を固めた。公明は4議席の確保を見込み、共産は3議席目を視野に入れる。国民は支持層を固めきれておらず、1議席にとどまる公算が大きい。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3684チバQ:2021/10/21(木) 19:14:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/008b267f2075242120eed2bf4fb870a586191654
[衆院選2021]序盤情勢 中国(小選挙区・比例)
10/21(木) 16:05配信

読売新聞オンライン
鳥取:石破堅調…1区
 1区は、12選を目指す石破が安定した戦いだ。他候補の応援で地元不在が多いが、後援会組織がフル稼働する。自民支持層の9割超をまとめ、無党派層の6割弱にも浸透する。岡田は自公政権への批判票の取り込みを図る。

 2区は、赤沢と湯原が激しく競り合う。赤沢は自民支持層の8割超を固めたが、無党派層への広がりに欠ける。連合鳥取の支援を受ける湯原は、農林水産業に支持を広げ、内閣不支持層も7割超に浸透する。

島根:高見が優勢…2区
 1区は、11選を目指す細田が先行し、亀井亜が追いかける展開。細田は自民支持層の8割超を固め、サラリーマンや専業主婦の5割以上の支持を集める。将来的な脱原発を訴える亀井亜は、無党派層の5割弱に浸透する。

 2区は、高見が優位に立っている。9月に死去した竹下亘元復興相の支援組織を引き継ぎ、自民支持層の8割以上を固め、幅広い世代の支持を集める。政権批判票の受け皿を狙う山本は無党派層の支持が伸び悩んでいる。

広島:斉藤先行 追うライアン…3区
 1区は、首相に就任した岸田が安定した戦いだ。自民支持層のほぼ全てを固め、無党派層からも6割弱の支持を集める。全世代に幅広く浸透し、女性の支持は8割弱に及ぶ。

 2区は、平口がリードする展開。自民支持層の8割強を固め、商工自営業者、専業主婦などから支持を集める。大井は無党派層に浸透しきれていない。

 3区は、斉藤が先行し、ライアンが追いかける展開だ。国土交通相に就任した斉藤は公明の支持母体・創価学会の組織力をフル稼働させて地元企業などへの働きかけを強化し、自民支持層の6割強に食い込む。政権批判票の取り込みを目指すライアンはクリーンな政治をアピールし、内閣不支持層の7割強、無党派層の4割強に支持を広げている。

 4区は、4選を狙う新谷が安定感を増している。自民支持層の6割強に浸透する。上野は立民支持層の7割強をまとめているが、無党派層の支持が伸び悩んでいる。

 5区は、寺田が戦いを優位に進める。ミニ集会を重ね、自民支持層の約9割をまとめた。野党共闘を掲げる野村は無党派層の支持が3割強にとどまっており、浸透に躍起だ。

 6区は、佐藤と小島が横一線の戦いだ。同区が地盤で、政界引退した亀井静香・元金融相の支援を受ける佐藤は、立民支持層の9割強を固め、無党派層でも5割以上に浸透する。3回連続で比例復活の小島は大票田の尾道市に選対本部を移して巻き返しを図る。

 7区は、小林が優位に立っている。自民支持層の9割弱を固め、サラリーマンや専業主婦も6割以上の支持を集める。佐藤は政権批判票の取り込みを図るが、無党派層への浸透が進んでいない。

3685チバQ:2021/10/21(木) 19:14:32
岡山:阿部と平沼 デッドヒート…3区
 1区は、12選を目指す逢沢が有利な戦い。強固な組織力を背景に、自民支持層の8割強、公明支持層の7割弱を固めた。原田は35歳の若さを前面に出して女性や若年層への浸透を図るが、支持が伸び悩んでいる。

 2区は、山下と津村が激しく競り合う。山下は元法相の知名度を生かして自民、公明支持層の8割強を固めた。津村は一時的な消費減税を街頭で訴え、無党派層の4割強、内閣不支持層の8割弱の支持を得た。候補擁立を見送った共産支持層にも浸透する。

 3区は、前回衆院選でも戦った阿部と平沼がデッドヒートを展開する。約3500票差で阿部に敗れ、雪辱を期す平沼は父の赳夫・元経済産業相から引き継いだ地盤固めに躍起だ。自民支持層への浸透は阿部が平沼を上回るが、無党派層への浸透では平沼が阿部をリードしている。

 4区は、橋本竜太郎元首相を父に持つ橋本と柚木が激しく競り合う。橋本は厚生労働副大臣としてコロナ対策にあたった実績を訴え、自民支持層の8割弱を固めた。野党統一候補となった柚木は対決姿勢を前面に出して政権批判票の上積みを狙い、無党派層の6割弱の支持を集めている。

 5区は、前官房長官の加藤が安定した戦いだ。菅内閣の要として政権運営にあたったことをアピールし、自民支持層の9割強と公明支持層の8割強に、無党派層の5割弱に浸透している。

山口:高村リード…1区
 1区は、高村が頭ひとつ抜け出す。父親の正彦・元自民副総裁から受け継いだ地盤を固めるとともに、後援会の若返りで票の上積みを目指す。自民支持層の9割弱をまとめた。大内は無党派層への浸透が伸び悩んでいる。

 2区は、岸が戦いを優位に進めている。防衛相への就任を追い風に、日米同盟強化や基地負担の軽減などを訴え、9割以上の自民支持層に浸透した。松田は立民支持層の6割弱に食い込むが、無党派層への広がりを欠く。

 3区は、参院山口選挙区からくら替えする林が戦いを優位に進めている。自民内の候補者調整で保守分裂が回避されたことで、自民支持層の9割以上、無党派層も約5割に浸透する。坂本は無党派層への支持拡大が課題だ。

 4区は、安倍が抜群の知名度を背景に安定した戦いを展開している。自民支持層の9割弱を固め、農林水産業やサラリーマンから7割前後の支持を受ける。大野は知名度向上を目指す。

比例(定数11):立民 2議席の公算
 岸田首相や安倍元首相の地元を抱える自民が2012年衆院選から続く5議席を固め、上積みを狙う。幅広い層で支持を広げており、頭一つ抜けた。追いかける立民は、17年の前回衆院選で獲得した2議席の確保にとどまる公算が大きい。

 公明は2議席を堅守する見通しで、前回議席ゼロに終わった維新と共産は、1議席獲得を視野に入れている。国民は支持拡大に苦戦している。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3686チバQ:2021/10/21(木) 19:15:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdedc9fc76e7532cecb10fbc894a54d96ec596db
[衆院選2021]序盤情勢 四国(小選挙区・比例)
10/21(木) 16:06配信

徳島:仁木と後藤田 競る…1区
 1区は、仁木と後藤田が激しく競り合う。仁木は政権批判票の取り込みを図り、立民支持層の約8割を固めた。後藤田は7期の経験を武器に精力的に企業回りなどを重ねるが、自民県連との関係悪化で自民支持層の支持は6割弱にとどまる。

 2区は、11選を目指す山口が有利な戦い。自民県議らの支援で自民支持層の8割超を固めた。中野は3人の子育て経験などをアピールするが、浸透しきれていない。

香川:玉木 支持固める…2区
 1区は、7度目の対決となる小川と平井がデッドヒートを展開している。小川はドキュメンタリー映画への出演で知名度を上げ、野党支持層に加え、無党派層にも支持を広げる。平井は党支部をフル回転させ、組織戦を展開。デジタル相だった実績を訴え、自民支持層の7割弱の支持を得ている。

 2区は、玉木が先行し瀬戸が追いかける展開だ。玉木は党代表として各地を遊説するため、地元入りは限られるが、国民支持層の9割超を固めた。無党派層にも食い込んでいる。前回選で玉木に2万票以上の差をつけられ、比例復活も断たれた瀬戸は地元企業や団体などを精力的に回り、支持固めに躍起だ。

 3区は、4選を目指す大野が安定した戦い。父親の功統・元防衛庁長官の強固な地盤を継ぎ、自民支持層の約9割を固め、公明支持層にも浸透する。尾崎は唯一の野党候補として政権批判票の掘り起こしを図るが、立民支持層などの支持を固めきれていない。

愛媛:塩崎 優位な展開…1区
 1区は、塩崎が戦いを優位に進めている。塩崎は父の恭久・元官房長官の地盤を引き継ぎ、自民支持層の8割以上を固める。友近は元プロサッカー選手としての知名度を生かし、無党派層の票の取り込みを狙う。

 2区は、12選を狙う村上が頭ひとつ抜け出す。自民支持層の約8割をまとめ、公明支持層にも浸透する。石井はSNSで毎日、政策を訴える動画を配信し、無党派層への支持拡大を図っている。

 3区は、井原と白石が横一線の戦い。参院議員からくら替えした井原は県議9年、市長9年などの実績を訴え、自民支持層の8割弱を固めた。白石は、立民支持層の9割超をまとめ、無党派層にも支持を広げている。

 4区は、長谷川が一歩リードする。引退した山本公一・元環境相の地盤を引き継ぎ、副知事時代の人脈も生かす。桜内は元衆院・参院議員として政策立案能力を訴え、無党派層への浸透に力を入れる。

高知:尾崎 幅広い支持…2区
 1区は、11選を目指す中谷が戦いを優位に進めている。元防衛相の知名度を生かし、自民支持層の9割超を固め、無党派層にも浸透する。武内は立民、共産支持層の8割超を固め、無党派層への支持拡大が課題だ。

 2区は、前知事の尾崎が安定した戦い。自民、公明支持層の約9割を固め、幅広い年代から支持を集める。前回選で自民候補を破った広田一は、立民支持層の9割弱を固めたが、保守層への支持は広がりを欠いている。

比例(定数6):維新と国民 苦戦
 自民は3議席を維持し、今後の情勢次第では4議席目に手が届きそうだ。全年齢層で幅広く支持を集めており、自民支持層の8割以上を固めた。立民は2議席獲得を視野に入れており、無党派層への支持拡大が課題となっている。公明は1議席を守る見通しだ。

 共産は議席を獲得できるかどうか正念場だ。2014年以来の議席獲得を目指す維新と、ブロック内に玉木代表の地元がある国民は苦戦している。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3687チバQ:2021/10/21(木) 19:15:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/721883536fd8447e5e5ecf19806f14fcacdd0788
[衆院選2021]序盤情勢 九州(小選挙区・比例)
10/21(木) 16:08配信

読売新聞オンライン
福岡:城井と山本 激しく争う…10区
 1区は、井上が安定した戦い。財務政務官などを務めた実績をアピールし、幅広い世代に浸透する。自民支持層も手堅くまとめた。坪田は街頭演説を重ね、知名度アップを図るが、浸透しきれていない。

 2区は、稲富と鬼木が横一線の戦い。稲富は地道につじ立ちを続け、立民支持層の9割以上を固めたほか、共産支持層にも浸透しつつある。鬼木は自民支持層の票固めを急ぎ、無党派層への支持拡大も目指す。

 3区は、古賀と山内が互角の戦い。古賀は厚生労働副大臣への就任を追い風に、無党派層を取り込もうと支持拡大に懸命だ。唯一の野党候補の山内は政権批判票の受け皿となることを狙う。

 4区は、宮内が安定感を増している。農林水産副大臣などを務めた実績を訴え、自民支持層の票固めに注力する。サラリーマンや主婦層にも浸透しつつある。森本は、反自民票の取り込みを狙うが、伸び悩む。

 5区は、堤と原田が激しく競り合う。堤は立民支持層の約9割をまとめたほか、女性票などの積み上げを狙う。自民党内の公認争いを経て出馬した原田は9選を目指すが、自民支持層をまとめきれていない。

 6区は、鳩山が優位に戦いを進める。地元経済界の支援を受けるほか、自民支持層を着実に固めた。元オペラ歌手の田辺は、知名度向上を目指すが、無党派層に浸透しきれていない。

 7区は、藤丸が頭ひとつ抜け出す。秘書として仕えた古賀誠・自民元幹事長の支援者や、地元市議らの支援を受け、組織戦を展開する。青木は自治体職員としての約25年の経験をアピールし、巻き返しを図る。

 8区は、14選を目指す麻生が安定した戦い。首相や財務相を歴任した知名度は高く、自民支持層の票固めに余念がない。元直方市議の河野は、反自民票の結集を目指すが、伸び悩んでいる。

 9区は、緒方と三原がしのぎを削る。無所属で出馬した緒方は、特定の政党や組織の支援を受けず、幅広い支持層の取り込みを図る。9選を目指す三原は組織戦で票固めを進めるが、無党派層への浸透が課題だ。

 10区は、城井と山本が一歩も譲らぬ展開だ。城井は立民支持層の9割以上や無党派層に浸透し、保守層の切り崩しも進める。岸田派副会長の山本は、岸田首相との近さをアピールするが、自民支持層をまとめきれていない。

 11区は、武田が安定した戦い。地盤の田川地域を中心に首長の支援を受け、自民支持層の8割を固めた。商工自営業者にも浸透する。無所属で挑む村上は、無党派層の取り込みを図るが、知名度不足が課題だ。

佐賀:原口と岩田 五分…1区
 1区は、原口と岩田が接戦となっている。原口は小学校区単位での国政報告会に力を入れ、立民支持層の9割以上を固めた。岩田は、前回選で自主投票だった農業団体の推薦を受け、自民支持層の8割弱を取り込んだ。

 2区は、大串が先行し、古川が追いかける展開だ。大串は立民支持層の9割以上を固め、無党派層の支持も拡大している。前回衆院選で大串に惜敗した古川は各地に後援会を設立し、自民支持層の7割弱を固めた。

3688チバQ:2021/10/21(木) 19:16:19
長崎:西岡と初村 激戦…1区
 1区は、西岡と初村が激しく競り合う。西岡は三菱重工業労組の支援を受け、無党派層の5割弱からも支持を得ている。安倍元首相の秘書を務めた初村は、地元県議らの支持を得て票固めに懸命だ。

 2区は、加藤と松平が接戦となっている。加藤は父の寛治・前衆院議員から後援会を引き継いだほか、農業団体の支援を得るなど組織戦を展開。松平は市街地を中心に浸透を図り、無党派層の取り込みを狙う。

 3区は、谷川と山田勝がしのぎを削る。7選を目指す谷川は各地の後援会をフル稼働するが、自民支持層を固めきれていない。山田勝は立民支持層をまとめ、無党派層の5割弱にも浸透しつつある。

 4区は、末次と北村が横一線の戦い。末次は政権批判票の受け皿となることを狙い、更なる支持拡大を目指す。北村は自民内での公認争いを経て出馬した。自民支持層をまとめきれておらず、引き締めに躍起だ。

熊本:西野 有利な戦い…2区
 1区は、木原が戦いを優位に進めている。首相補佐官を務めた実績をアピールし、個人後援会を中心に支持固めに余念がない。連合の推薦を受ける濱田は、立民支持層のほか、浮動票の取り込みを狙う。

 2区は、初当選を目指す西野が有利な戦い。世代交代を訴える西野は、無党派層に加え、自民支持層の4割超に食い込む。17選を目指す野田は高い知名度を持つが、自民支持層をまとめきれていない。

 3区は、坂本が安定感を増している。1億総活躍相としての実績を訴え、幅広い年代に浸透。自民支持層も手堅くまとめ、地元首長らの支援も得た。馬場は、出身の労組OBらに支持を呼びかけるが伸び悩む。

 4区は、岸田内閣で初入閣した金子が頭ひとつ抜け出す。昨年7月の九州豪雨からの復興に尽力したことをアピールし、組織戦を展開する。矢上は、政権批判票の取り込みを目指すが、浸透しきれていない。

大分:岩屋と横光 譲らず…3区
 1区は、吉良と高橋が横一線の戦い。吉良は旧国民と旧立民の合流に加わらず、無所属での挑戦となった。連合大分の支援を取り付け、立民支持層の約7割を固めた。高橋は100以上の自民友好団体から推薦を受け、自民支持層の7割弱を固めた。知名度向上が課題で、街頭演説を重ねている。

 2区は、吉川と衛藤がしのぎを削る。立民公認としては初選挙となる吉川は、離党した社民の県連も協力する意向で、立民支持層の9割超、共産、社民の8割超に浸透している。衛藤は各地の後援会組織が支持固めを図っており、自民支持層の約8割をまとめたが、無党派層の支持は広がりを欠く。

 3区は、岩屋と横光が互角の戦い。岩屋は元防衛相の実績をアピールし、幅広い年代の支持を集めて自民支持層の8割以上、公明の約9割を固めた。横光は立民県連を発足させ、前回選よりも増した組織力が強みとなっている。立民支持層の9割超を固めた。

3689チバQ:2021/10/21(木) 19:16:45
宮崎:渡辺と武井 接戦…1区
 1区は、渡辺と武井が激しく競り合っている。渡辺は立民支持層の8割超を固め、候補者の擁立を見送った共産支持層の7割以上からも支持を得た。武井は自身の車検切れの問題などを巡って、自民県連が事実上の自主投票を決めた影響もあり、自民支持層の支持が約5割と伸び悩んでいる。

 2区は、江藤が戦いを優位に進めている。農相を務めた知名度を生かし、自民支持層の8割超を固めた。農業、商工団体の支援を受け、農林水産業者や商工自営業者の支持も手堅くまとめている。長友は連合傘下の労組を中心に支持拡大を図っており、立民支持層の約7割を固めた。

 3区は、古川が安定した戦い。法相としての高い知名度を生かし、自民支持層の9割超を固め、無党派層にも支持を広げている。松本は共産支持層の約8割を固めたものの、立民支持層の支持が4割超にとどまっており、他の野党への浸透が課題だ。

鹿児島:三反園と金子 競る…2区
 1区は、川内と宮路が接戦となっている。連合などの支援を受ける川内は立民支持層の9割超を固め、無党派層にも浸透しつつある。宮路は自民支持層の8割弱を固め、商工自営業者の支持が目立つ。

 2区は、三反園と金子が激しく競り合う。無所属の三反園は県知事を務めた知名度を生かし、無党派層の4割超に浸透している。金子は組織を固め、自民支持層の6割弱、公明支持層の4割以上をまとめた。

 3区は、野間と小里が横一線の戦い。野間は立民支持層の9割以上を固め、主婦層からの支持が厚い。小里は自民支持層の8割弱、公明支持層の6割弱を固めたが、無党派層に食い込めていない。

 4区は、森山が安定した戦い。農相や自民国会対策委員長を務めた実績をアピールし、自民支持層の9割弱を固めた。農林水産業者の支持を集めている。米永は市民団体の支援を受け、政権批判票の取り込みを狙う。

沖縄:屋良 抜け出す…3区
 1区は、8選を目指す赤嶺が優位に立つ。赤嶺は立民の7割以上を固め、玉城デニー知事の支援を受けて、無党派層にも浸透する。前回比例復活した国場は自民支持層の約7割、公明支持層の8割超を固めた。

 2区は、新垣が安定した戦い。新垣は引退した照屋寛徳の地盤を引き継ぎ、立民支持層の9割弱、社民の9割超を手堅くまとめた。宮崎は自民、公明支持層の8割前後を固めたが、無党派層への浸透が課題だ。

 3区は、屋良が頭ひとつ抜け出した。屋良は来年の名護市長選立候補予定者らと連携し、立民、共産、社民などの政権批判票の9割超をまとめた。島尻は自民支持層の9割弱を固め、無党派層の取り込みを狙う。

 4区は、西銘と金城の接戦となっている。西銘は沖縄相就任をアピールし、自民支持層の約9割、公明支持層の8割弱を固めた。金城は野党系首長の支援で支持拡大を目指しており、立民、共産支持層の9割超をまとめた。

比例(定数20):公明 3議席確保
 自民が8議席を固めた。全年齢層で支持を集めて他党を引き離している。立民は5議席を確保する見通しで、さらなる積み増しを目指している。公明は3議席を確保し、2014年衆院選で獲得した4議席目まで届く可能性がある。

 維新、共産は1議席にとどまる公算が大きい。社民は1議席を死守できるかどうかが注目される。支持層の一部が立民に流れているが、沖縄を中心に支持を集めている。

調査の方法

 10月19日から20日にかけて、各小選挙区で電話世論調査を実施した。コンピューターで無作為に作成した固定電話と携帯電話の番号を使い、調査員による調査と自動音声による調査を組み合わせて行った。計18万6863人が回答し、1選挙区あたりの回答数は平均647人。調査は日本経済新聞社と協力して実施した。両社で基礎データのみ共有し、集計、分析、記事作成は両社が独自に行った。調査実務は日経リサーチに委託した。

議席予測の方法

 小選挙区の予測は、過去の衆院選での調査結果と実際の得票率との関係から政党別の予測式を作成し、今回の調査で得た各候補者の数値をあてはめた。比例選では、衆院選と参院選での調査結果と、実際の選挙結果との関係などから予測式を作成。比例ブロックごとの各政党の予測得票数を算出した。その後、ドント方式で各政党の獲得予測議席を計算した。これらに全国の各本社、各支社、総支局などの取材情報を加味して総合的に判断した。

3690とはずがたり:2021/10/21(木) 19:22:05
「戦闘準備」は進めていた…?世耕弘成議員の幻の選挙カーを発見!
10/18(月) 20:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/da9b365239121f6a129df84f031baae3c1ef3e4d
FRIDAY

二階氏が引退していたなら…
自民党、とはどこにも書いていないのがポイント…!?

岸田新政権発足からまばたきをする間もなく突入する解散総選挙。あまりに時間がなかったため、直前まで正式な候補者が決まらなかった選挙区もあるほどだ。

そんななか、ひそかに注目を集めていたのが和歌山3区。ここは言わずと知れた自民党の重鎮・二階俊博氏の牙城であるが、現在82歳とご高齢の二階氏は、選挙を前に引退して、地盤を息子に引き継ぐのではないかと目されていた。

この「二階から二階」の禅譲に警戒心を募らせていたと言われるのが、こちらも自民党の有力者である世耕弘成・参議院自民党幹事長だ。二階氏と同じく和歌山を拠点として活動する世耕氏だが、こちらは参議院議員。衆院と参院は別なので、本来なら二階氏の選挙区の動向に神経をとがらせる必要はないはずだが…。

「以前から世耕さんが、和歌山の選挙区から衆議院選挙に出馬する…という噂は流れていました。世耕さんは実力者ですから、いまより上を目指すためには、参議院議員ではいろいろと障害があると思っていたのでしょう。虎視眈々と、和歌山の選挙区から衆院選に出る機会をうかがっていた。

とはいえ、二階さんの目の黒いうちは世耕さんも動くのは難しかった。世耕さんは二階さんには敬意を示していますから。

ところが、今回の選挙に際して、二階さんが息子に地盤を譲るのではないかという話が出たため、世耕さんの周囲が急に騒がしくなりました。今年9月ごろには、世耕さんが衆院選挙への出馬準備、つまりは『戦闘準備』を本格的に始めた…との報道も出たほどでした」(自民党関係者)

結局、31日投開票の衆院選では、和歌山3区からは二階氏が出馬することが決まり、世耕氏の出馬のウワサは立ち消えになった。

そんななか、FRIDAYデジタルは、公示直前まで世耕氏が衆院選に出馬する気満々だったことを示す「証拠」を見つけた。

それが、この写真だ。

和歌山県の街中で見かけたこの車。ひと目で世耕氏の選挙カーであることが分かるが、よくよく細部を見てみると、「和歌山県第三選挙区 衆議院議員候補 せこう弘成」と書いてあるではないか…!

「二階さんの引退に備え、世耕事務所が急遽こしらえた選挙カーだと聞いています。二階さんの息子が正式に後継者に選ばれたら、世耕さんは無所属でもこの選挙区から出馬する気だった…との話も流れていました。そのためでしょうか、この選挙カーにはどこにも『自民党』の文字が入っていないのです。ただ、この車があることはマル秘とされているようですよ」(同)

選挙区内の様子はどうなのか、と和歌山3区の田辺市を訪ねてみると、なんと、新たな事務所の準備中であった。事務所から出てきた関係者に話を聞いたところ、「前の事務所から移転をしているところだけど、いつの選挙のための準備、ということではないですよ。(選挙カーについて尋ねると)うーん、別の場所で進めているのかどうか、こちらではわかりません」と濁すのだった。

この車の存在について、そして今後「衆院選出馬」の計画があるかについて、世耕議員の事務所に訪ねたが、期限までに回答はなかった(今後、回答があれば追記する)。

結局、二階俊博氏が出馬を決めたことで、今回はこの車の出番はなくなったようだがさて、近い将来にこの車の出番はあるのか。それとも…?

取材・文:加藤慶

3691チバQ:2021/10/21(木) 20:25:54
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20211021k0000m010238000c.html
激戦大阪2区 初勝利目指す維新 地元強調の自民 差別化図る立憲
2021/10/21 20:07毎日新聞

激戦大阪2区 初勝利目指す維新 地元強調の自民 差別化図る立憲

集まった有権者らに支持を訴える大阪2区の候補者(右端)=大阪市阿倍野区で2021年10月19日、望月亮一撮影(画像の一部を加工しています)

(毎日新聞)

 「岸田(文雄)首相は安倍(晋三)さん、菅(義偉)さんでも足りなかった改革の路線を、古い自民党時代に戻そうとしている」。大阪2区の日本維新の会、守島正氏は19日に大阪市阿倍野区での第一声で政権批判を展開し、改革姿勢をアピールした。

 維新は、松井一郎代表(大阪市長)が安倍、菅両氏との強固なパイプを築いてきたが、菅氏の退陣で政権との蜜月関係に終止符が打たれ、対決色を強めている。

 大阪2区は、維新が国政に初挑戦した2012年以降の3回の衆院選で、候補者を立てながら一度も勝利できていない府内2選挙区のうちの一つだ。維新は初勝利を目指し、公示直前まで大阪市議だった守島氏を擁立し、政治家一族で6選を目指す自民党の左藤章氏に挑む。守島氏は「ここで勝つことが、維新の唱える改革を全国に広げる意思表示になる」と意気込む。

 大阪府内では、改革志向が強い中堅・若手の自民党地方議員が10年、当時知事だった橋下徹氏をトップとして、地域政党「大阪維新の会」を結成。府議会、大阪市議会では、初めて挑んだ11年統一地方選の府・市議選以来、第1会派の座を守り、自民などの他党を圧倒している。

 11年の大阪市議選で初当選した「橋下チルドレン」の一人が守島氏だ。大阪市を廃止して特別区に再編する大阪維新の看板施策だった「大阪都構想」の制度設計にも関わるなど政策通として活躍。19年からは大阪維新の政調会長として政策全般のとりまとめを担う。

 不安要素は知名度だ。守島氏は大阪市議時代、大阪2区に含まれない大阪市東淀川区で選出されており、浸透が課題となる。維新は、新型コロナウイルスへの対応で発信力のある副代表の吉村洋文知事が公示日に2カ所で守島氏の応援に入った。吉村氏は街頭演説で「2区はずっと古い体質が続いてきた。ここでがらっと変えよう」と現状の改革を訴える。

 ただ、守島氏を支援している大阪維新の地元議員の中には、左藤家の秘書を務めていた人が多く、左藤氏を徹底批判することへのためらいも残る。ある議員は「恩義が簡単に切れるか。まとまらなければ勝てない」と、情を断って選挙戦に徹する必要性を語る。

 左藤氏は府知事や防衛庁長官を務めた義祖父や、法相・郵政相を歴任した義父を持ち、代々引き継がれた強固な地盤が強みだ。自民党岸田派に所属し、9月の党総裁選で派閥トップの岸田氏を総裁・首相へと押し上げ、自らも党幹事長代理のポストを得た。

 新型コロナ禍による延期を経て、10月9日に大阪市内で営まれた義父恵氏(1月死去)の葬儀には岸田氏も参列。左藤氏は「忙しい中、時間を割いて来ていただいた。こういう優しい心をもった政治こそ必要だ」と岸田氏との近さを強調してみせた。

 自らの議席を脅かす守島氏への批判は厳しさを増す。20日の街頭演説では「他の候補は落下傘。私はこの地で骨をうずめる。関係ない人たちにこの地を任せるわけにはいかない」と訴えた。府内のコロナ患者の死者数(20日時点で3031人)が、東京都に迫っていることを引き合いに、「(対策に)失敗して、『よくやっている』と言うのはおかしい」と吉村知事にも批判の矛先を向ける。

 立憲民主党の尾辻かな子氏は、前職として政府の新型コロナ対策を検証してきた実績をアピール。左藤氏らを念頭に「岸田さんのイエスマン」と批判し、維新については「与党の補完勢力である政党の議員では政府をチェックできない」と訴え、両氏との差別化を図っている。【田畠広景、隈元悠太、石川将来】

3692チバQ:2021/10/21(木) 20:26:55
https://news.goo.ne.jp/article/bsn/region/bsn-kennai20211021-16321753.html
衆院選序盤 新潟県6選挙区の情勢
2021/10/21 19:37BSN新潟放送

衆院選序盤 新潟県6選挙区の情勢

衆院選序盤 新潟県6選挙区の情勢

(BSN新潟放送)

衆院選の選挙戦序盤の情勢です。JNNと毎日新聞が行った調査に取材を加味して分析したところ、新潟県内6つの選挙区のうち1区、4区、5区で野党系候補がリード。2つの選挙区で与野党の候補が激しく競り合っています。

この調査はJNNと毎日新聞が共同で、公示日19日と20日に電話で行いました。

【新潟1区】
立憲民主党の西村智奈美候補が一歩リードし、自民党の塚田一郎候補が追っています。日本維新の会の石崎徹候補は伸び悩んでいます。

【新潟2区】
自民党の細田健一候補が優位に戦いを進めていて、共産党の平あや子候補、国民民主党の高倉栄候補はともに伸び悩んでいます。

【新潟3区】
前回50票差という激戦だった3区は、自民党の斎藤洋明候補が若干優勢。立憲民主党の黒岩宇洋候補が追う展開です。

【新潟4区】
立憲民主党の菊田真紀子候補が先行し、自民党の国定勇人さんが猛追しています。

【新潟5区】
首長経験者同士の三つどもえの戦いは、事実上の野党統一候補で無所属の米山隆一候補に追い風が吹いています。自民党の泉田裕彦候補と、無所属の森民夫候補との間で自民票などの分裂が生じています。

【新潟6区】
立憲民主党の梅谷守候補と、自民党の高鳥修一候補が激しく競り合い、無所属の神鳥古賛候補は独自の選挙活動を続けています。

無党派層を中心におよそ2割の人が投票先をまだ決めていないと答えていて、情勢は投票日までに変わる可能性があります。

【支持政党】
自民党42%、立憲民主党20%、共産党5%、公明党3%、日本維新の会2%、社民党2%、国民民主党1%、れいわ1%、NHK党0%、支持政党はない22%

88%の人が「衆院選に関心がある」と回答していて、高い関心が伺えます。

3693チバQ:2021/10/21(木) 20:28:40
https://news.goo.ne.jp/article/fminpo/region/fminpo-20211021190442.html
投票まで10日 福島県内選挙区「序盤情勢」【2021ふくしま衆院選】
2021/10/21 19:04福島民報

投票まで10日 福島県内選挙区「序盤情勢」【2021ふくしま衆院選】

福島民報

(福島民報)

 衆院選の県内小選挙区に立候補した十人は三十一日の投票に向け激しい論戦を繰り広げている。共同通信社は十九、二十の両日、各選挙区の有権者に電話調査を実施した。福島民報社の取材を加味した序盤情勢は、1区では自民党の前職と立憲民主党の前職の支持が拮抗(きっこう)している。2区は自民前職が先行し立民新人が猛追、3区は立民前職がリードし自民前職が迫る。4区は立民前職と自民前職が競り合う。5区は自民前職が優勢で、共産党の新人が追う展開となっている。ただ、投票する候補者を決めていない有権者が多く、情勢はまだ流動的だ。中・終盤の戦いが勝敗を分けるとみられる。(文中敬称略。各選挙区の立候補者一覧は届け出順。丸数字は当選回数。☆は比例東北との重複立候補)



■1区 亀岡氏、金子氏の支持拮抗

 小選挙区で一勝一敗同士の自民の亀岡偉民と立民の金子恵美が激しく競り合っている。

 亀岡は大票田の福島市でリードし、金子は伊達地方と相馬地方で優位に立っている。

 支持政党別では、亀岡は自民、公明の支持層の七割前後を固めたが、金子にも一部が流れている。金子は共産、国民、社民からも支持を得ている。

 年代別では亀岡が二十代以下、三十代、四十代で金子を上回り、金子は六十代以上に支持を広げている。



■2区 根本氏先行、馬場氏が猛追

 九選を目指す自民の根本匠が優位に立ち、立民の馬場雄基が激しく追っている。

 根本は大票田の郡山市、二本松市などでリードするが、馬場も支持を広げている。

 支持政党別では、根本は自民、公明の支持層の七割超を手堅くまとめている。馬場は立民、共産の支持層の八割を固めた。無党派層の支持はほぼ拮抗している。

 年代別では根本は二十代など若年層からも支持され、馬場は六十代に浸透している。



■3区 玄葉氏リード、上杉氏迫る

 立民の玄葉光一郎が選挙区内全体で優位に立ち、自民の上杉謙太郎が追い上げている。

 玄葉は地元の田村地方、須賀川市などで安定して支持を得ている。上杉は地元の白河地方で善戦している。

 支持政党別では、玄葉は立民支持層の九割弱、共産、国民の七割強から支持を集める。上杉は自民の七割、公明の六割を押さえている。

 年代別では二十代以下は上杉が上回った一方、三十代以上は玄葉がリードしている。



■4区 小熊氏、菅家氏競り合う

 立民の小熊慎司と自民の菅家一郎が四度目の当選を懸け、激戦を展開している。

 小熊は喜多方市の出身で、菅家は会津若松市長を務めた。両市で互角の戦いを繰り広げており、周辺の町村部でも競り合っている。

 支持政党別では、小熊が立民の八割近くを固め、共産や国民、社民にも浸透。菅家は自民、公明の七割近くをまとめた。

 年代別では小熊が二十代以下からの支持が厚く、菅家は三十代、四十代に強い。



■5区 吉野氏優勢、熊谷氏追う

 自民の吉野正芳が足場を固め、共産の熊谷智に差を付けている。

 吉野は地元いわき市、双葉郡と選挙区全域から厚い支持を集める。熊谷はいわき市で浸透する一方、双葉郡で伸び悩んでいる。

 支持政党別で、吉野は自民の八割弱、公明の七割弱の支持を固めた。熊谷は共産の七割ほどに加え、立民、社民の支持層も取り込んでいる。

 年代別では六十代は支持がほぼ並んだが、他の各年代は吉野が強さを見せている。



【1区】
金子恵美 56 ☆立民 前(2)
亀岡偉民 66 ☆自民 前(4)



▽福島市、相馬市、南相馬市、

伊達市、伊達郡、相馬郡

▽有権者数=40万5092人

(18日現在)



【2区】

馬場雄基 29 ☆立民 新
根本匠 70 ☆自民 前(8)



▽郡山市、二本松市、本宮市、安達郡

▽有権者数=34万8011人(18日現在)



【3区】

上杉謙太郎 46 ☆自民 前(1)
玄葉光一郎 57 ☆立民 前(9)

▽白河市、須賀川市、田村市、岩瀬郡、西白河郡(西郷村を除く)、東白川郡、石川郡、田村郡

▽有権者数=26万4629人

(18日現在)



【4区】

小熊慎司 53 ☆立民 前(3)
菅家一郎 66 ☆自民 前(3)

▽会津若松市、喜多方市、南会津郡、耶麻郡、河沼郡、大沼郡、西郷村

▽有権者数=23万7712人(18日現在)



【5区】

熊谷智 42  共産 新
吉野正芳 73  自民 前(7)



▽いわき市、双葉郡

▽有権者数=32万934人(18日現在)

3694チバQ:2021/10/21(木) 20:31:00
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20211021k0000m010135000c.html
自民が「情勢緊迫」通達 全国の候補者引き締め 与党優勢報道受け
2021/10/21 17:09毎日新聞

自民が「情勢緊迫」通達 全国の候補者引き締め 与党優勢報道受け

自民党本部=東京都千代田区で、曽根田和久撮影

(毎日新聞)

 自民党は21日、甘利明幹事長と遠藤利明選対委員長の連名で、「情勢緊迫 1票1票の獲得に全力を」と題した衆院選の「急告」を全国の候補者に送った。報道各社が序盤調査で与党の優勢を報じたことを受け、引き締めを図る狙いだ。

 文書では、「全国各地で多くのわが党候補者が当落を争う極めて緊迫した状況にある」との現状認識を示し、多くの選挙区で立憲民主党など5野党共闘候補と一騎打ちになっていることや新型コロナウイルス禍で「組織力が十分に発揮できない現状に至っているのは憂慮に堪えない」と危惧した。

 その上で、一騎打ちの構図について「この選挙が『(自公の)自由民主主義政権』か『共産主義(が参加する)政権』かの体制選択選挙であることが鮮明」と改めて強調し、「自信を持って政権の継続を訴えていかなければならない」と呼びかけた。【野間口陽】

3695チバQ:2021/10/21(木) 20:33:35
https://news.goo.ne.jp/article/mbc/region/mbc-2021102100052407.html
衆院選 序盤情勢 鹿児島1・2・3区で接戦
2021/10/21 20:11南日本放送

衆院選 序盤情勢 鹿児島1・2・3区で接戦

衆院選 序盤情勢 鹿児島1・2・3区で接戦

(南日本放送)

鹿児島県内4選挙区で10人の候補が争う衆議院議員選挙、JNNと毎日新聞の共同調査に、MBC独自の取材も加味した選挙戦序盤の情勢分析では、1・2・3区で接戦となっています。

MBCでは、JNNと毎日新聞が衆院選が公示された19日と20日の2日間行った電話調査の結果に、MBCの独自取材も加味して、選挙戦序盤の情勢を総合的に分析しました。

選挙区ごとにみると、鹿児島1区では、自民党の比例九州前職・宮路拓馬さんと、立憲民主党の前職・川内博史さんが与党・野党それぞれの支持層に浸透し、激しく競り合っているとみられます。

鹿児島2区では、自民党前職の金子万寿夫さんが自民・公明の与党支持層に食い込む一方、無所属新人の三反園訓さんも与党や野党の支持層に浸透してきており、接戦となっています。これを共産党新人の松崎真琴さんが追っているとみられます。

鹿児島3区では、無党派層にも浸透を図る立憲民主党元職の野間健さんが現時点ではややリードし、自民党前職の小里泰弘さんが激しく追っていると見られ、情勢は流動的です。

鹿児島4区では、厚い保守地盤に支えられた自民党前職の森山裕さんが先行し、社民党新人の米永淳子さんが野党支持層を固めながら追っています。NHK党新人の宮川直輝さんは伸び悩んでいるとみられます。

ただ、いずれの選挙区でも回答者の2割から3割ほどがまだ投票先を「決めていない」としていて、今後、情勢が大きく変わる可能性があります。

3696チバQ:2021/10/21(木) 20:35:35
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20211020k0000m010375000c.html
維新堅調、追う自民 大阪府内19選挙区の序盤情勢 衆院選
2021/10/21 05:00毎日新聞

維新堅調、追う自民 大阪府内19選挙区の序盤情勢 衆院選

大阪城とキタのビル群(奥)=大阪市内で、本社ヘリから加古信志撮影

(毎日新聞)

 31日投開票の衆院選で、毎日新聞は19〜20日に序盤情勢を探る特別世論調査を実施した。調査データに取材を加味した大阪府内19選挙区の情勢などを紹介する。調査では投票先を決めていない人が多数おり、終盤にかけて情勢は変わる可能性がある。【矢追健介、石川将来、鶴見泰寿、野田樹】

 ◇1区

 維新の井上英孝氏がリードし、自民の大西宏幸氏が追う。

 前回は1200票あまりの僅差で敗れた井上氏は、維新支持層の大半を固めた上で、自身や支援府議らがかつて所属していた自民の支持層からも一定の支持を受けている。若い世代からの支持を多く集めている大西氏は、公明支持層に浸透しているが、肝心の自民支持層を固めきれていない。立憲の村上賀厚氏と共産の竹内祥倫氏は、無党派層からの支持拡大のために街頭演説などを展開する。

固めきれていない。立憲の村上賀厚氏と共産の竹内祥倫氏は、無党派層からの支持拡大のために街頭演説などを展開する。

 ◇2区

 維新の守島正氏が先行し、組織票を持つ自民の左藤章氏が追う。

 維新副代表・吉村洋文知事の後押しを受け、守島氏は知名度不足を挽回。幅広い年代から支持を集め、自民支持層にも一部食い込んでいる。左藤氏は公明の協力は得られているものの、組織の引き締めを急ぎたい。立憲の尾辻かな子氏はカジノを含む統合型リゾート(IR)反対を訴え他候補との差別化を図る。無党派層では半数ほどが態度未定で、今後の行方を左右しそうだ。

 ◇3区

 公明の佐藤茂樹氏が大きく先行し、共産の渡部結氏、立憲の萩原仁氏が追っている。

 佐藤氏は公明支持層をほぼ固めているが、自民党の元大阪市議が選挙区での出馬を検討した経過もあり、固め切れていない自民支持層への浸透を急ぐ。渡部氏は共産支持層をほぼ固めており、いまだ投票先を決めていない層への浸透を目指す。萩原氏は立憲支持層の大半を固めた。無党派層からも支持を受け巻き返しを図る。無所属の中条栄太郎氏は全体的な支持向上を目指す。

 ◇4区

 維新の美延映夫氏が先行し、自民の中山泰秀氏が追う展開。立憲の吉田治氏、共産の清水忠史氏が続く。

 美延氏は維新支持層の大半を固め、自民支持層、無党派層の一部からも支持を受けて、選挙戦を優位に進めている。中山氏は、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場を開設した実績や外交問題などを訴え、自民、公明支持層を固めるのに必死だ。吉田氏は立憲支持層の大半、清水氏も共産支持層のほとんどを固めており、巻き返しに向けてさらなる浸透を目指す。

 ◇5区

 公明の国重徹氏が安定した戦いを進める。共産の宮本岳志氏、れいわの大石晃子氏が後を追う。無党派層の多くが投票先を決めておらず、各陣営が取り込みを狙う。

 国重氏は各年代からまんべんなく支持を集めた。公明支持層はほぼ固めており、自民支持層からの協力もさらに広めたい考え。宮本氏は共産のほか、協力関係にある立憲支持層にも浸透しつつある。大石氏はれいわ支持層以外への広がりが課題。無所属の籠池諄子氏は直前での出馬表明が響き支持が伸び悩む。

 ◇6区

 公明の伊佐進一氏が一歩リードし、立憲の村上史好氏が必死に追う展開だ。

 伊佐氏は強固な公明支持層をほぼ固めた。一方、与党で協力関係にある自民の支持層は多くが投票先を決めておらず、取り込みを急ぐ。村上氏は立憲と共産の支持層から強い支持を受け、巻き返しを図る。無党派層の大半は投票先を決めておらず、今後の情勢の鍵を握りそうだ。

3697チバQ:2021/10/21(木) 20:35:50
 ◇7区

 維新の奥下剛光氏と自民の渡嘉敷奈緒美氏が競り合っている。

 奥下氏は維新の支援者から強い支持を受けている。大阪での維新の改革をアピールする戦略が奏功し、働き盛りの世代から評価が高く、前回選で破れた渡嘉敷氏への雪辱を誓う。渡嘉敷氏は副環境相などの経験を生かして支持者を固めるが、女性への浸透が課題となっている。立憲の乃木涼介、共産の川添健真、れいわの西川弘城の3氏は野党支持層を奪い合っており、無党派層の取り込みで浮上を狙う。

 ◇8区

 維新の漆間譲司氏が一歩リードし、自民の高麗啓一郎氏と立憲の松井博史氏が懸命に追い上げる。

 漆間氏は府議を辞して国政に初挑戦。対話型の集会を重ねながら、維新の国会議員や吉村洋文知事らの応援も受けた総力戦で臨んでおり、幅広い世代で支持を広げている。

 高麗氏は元自民候補予定者の不出馬で、公示直前に立候補を決定。自民、公明票を固め、出遅れを挽回したい。松井氏は立憲や共産など野党の支持層に浸透しており、無党派層を取り込んでいきたい。

 ◇9区

 前回は接戦となったが、今回は維新の足立康史氏が優勢で自民の原田憲治氏が懸命に追っている。

 前回約2000票差で敗れた足立氏は街頭活動やSNS戦略が実を結び、自民支持層にも食い込む。8月末の池田市長選で支援した新人が当選するなど勢いもみえる。原田氏は党内規で定める「73歳定年制」に該当して重複が認められず退路を断たれての戦い。まず自公票のとりまとめを急ぎたい。社民の大椿裕子氏は市民団体などの協力で巻き返しを図る。無所属の磯部和哉氏は知名度向上を狙う。

 ◇10区

 知名度を生かして先行する立憲の辻元清美氏を、府議からの転身を目指す維新の池下卓氏が激しく追う。ただ、無党派層の多くが投票先を決めかねている。

 党副代表である辻元氏は他候補の応援で選挙区を空ける機会も多いが、労働組合を中心とした強固な組織が不在をカバー。高齢の女性らから特に支持を集める。ともに高槻市議の祖父、父を持つ池下氏も維新支持層だけでなく無党派層の取り込みを進める。自民の大隈和英氏は支持者固めを急ぐ。

 ◇11区

 枚方市長や府議も務めた維新の中司宏氏が優勢で、自民の佐藤ゆかり氏と立憲の平野博文氏が競り合いながら追う展開だ。一方で無党派層や公明支持層の一部が支援先を見極めている。

 中司氏は府内での維新人気もあり、広い年代に浸透。維新へ移る前に所属していた自民からも一定の支持を集める。経済政策に明るい佐藤氏は、支持者固めや高齢層への浸透を図る。平野氏は選挙戦の準備が他陣営より遅れたのが響き、立憲支持層以外への広がりを欠く。

 ◇12区

 維新の藤田文武氏が優位に戦いを進め、自民の北川晋平氏が追う。立憲の宇都宮優子氏、共産の松尾正利氏が続く。

 支持政党は維新と自民で拮抗(きっこう)しており、無党派層への浸透度で差が出た。現職の死去に伴う2019年の補選で勝利した藤田氏は維新支持層以外からも支持を集め、再選を狙う。その補選で敗れた北川氏は自民、公明支持層以外の取り込みを懸命に進める。宇都宮氏と松尾氏はそれぞれ政権交代を訴え、与党批判の受け皿役を狙う。

3698チバQ:2021/10/21(木) 20:36:05
 ◇13区

 自民の宗清皇一氏と維新の岩谷良平氏が激しく競り合っている。

 塩川正十郎・元財務相の秘書も務めた宗清氏は公明党からの強い支援を受けており、自民支持層の引き締めも進める。一方、自民支持者も一部取り込んだ岩谷氏は無党派層にも浸透し始めている。ただ無党派層の半数近くが投票先を決めていない。直前に不出馬を決めた元職が持つ保守票の行方も鍵を握りそうだ。共産の神野淳一氏は組織固めを急ぎ、ほかの2氏にも流れる立憲票を食い止めたい。

 ◇14区

 維新の青柳仁士氏が大きくリードする。自民の長尾敬氏が続き、共産の小松久氏は巻き返しを図る。

 14区は維新の松井一郎代表の地元・八尾市が含まれており、元国連職員の青柳氏は強固な地盤を背景に、維新支持層の大半を固め、自民支持層の一部や無党派層にも浸透している。党副幹事長で4期目を目指す長尾氏は自民票を固めきれておらず、支持に広がりを欠く。小松氏は自公政権への対決姿勢を強調し、野党票の積み上げを狙っている。

 ◇15区

 維新の浦野靖人氏が先行し、自民の加納陽之助氏、共産の為仁史氏が追う展開だ。

 前回、前々回と比例復活だった浦野氏は、維新が取り組んできた「身を切る改革」を訴え、幅広い年齢層に浸透している。連続8期務めた竹本直一氏の後継で娘婿の加納氏は、9月に公認候補に決まり、まだ自民支持層を固めきれていない。為氏は自公政権や維新の批判票を集め、立憲支持層の受け皿にもなっている。無党派層の大半は投票先を決めていない。

 ◇16区

 立憲の森山浩行氏と公明の北側一雄氏が大接戦。政党支持率も拮抗し、半数近くが投票先を決めていない中で、終盤まで戦いはもつれそうだ。

 前回比例復活の森山氏は立憲と共産支持層の大半を固め、野党共闘が奏功。自公政権のコロナ対策への批判を強めており、無党派層への浸透を進める。10選を目指す北側氏は、国政報告会に安倍晋三元首相を招いて自公関係の良好さをアピールしており、自民支持者を固めたい。NHK党の西脇京子氏は知名度不足の克服を急ぐ。

 ◇17区

 維新の馬場伸幸氏が大きくリードし、自民の岡下昌平氏と共産の森流星氏が追う展開になった。

 党幹事長の馬場氏は議員定数や報酬の削減を掲げ、経済成長のための投資なども訴える。幅広い年代層から支持を集め、自民支持層の一部も取り込んでいる。前回、前々回と比例復活だった岡下氏は、与党の議員としての実績を強調するが、自民支持層を固め切れていない。森氏は医療費負担減などを訴え、共産に加えて立憲の支持層の受け皿にもなっている。

 ◇18区

 維新の遠藤敬氏が大きくリードし、自民の神谷昇氏が追う。共産の望月亮佑氏、立憲の川戸康嗣氏が巻き返しを図る。

 4選を目指す遠藤氏は、「身を切る改革」などの実績を強調して幅広い年代層から支持を得ており、維新支持層に加えて自民支持層の一部にも浸透している。前回は比例復活だった神谷氏は、国産の新型コロナウイルス治療薬の早期開発などを掲げるが、まだ自民、公明支持層を固めきれていない。望月氏と川戸氏は、政権への批判票を食い合っている。

 ◇19区

 維新の伊東信久氏を自民の谷川とむ氏が追い、立憲の長安豊氏が巻き返しを狙う展開。共産の北村みき氏は支持の拡大を図る。

 過去3回は大阪11区で出馬した伊東氏が、この選挙区に移って国政復帰を目指しており、維新支持層の大半を固めることに成功している。前回は比例復活だった谷川氏は若い世代から支持を得ており、保守票を固めて追い上げたい。長安、北村両氏は支持の広がりを欠く。無党派層の半数近くはまだ投票先を決めていない。

 ◇政党支持率 維新30%、自民28%

 大阪府内の政党支持率は大阪を地盤とする日本維新の会が30%と最も高く、与党第1党である自民の28%を上回っており、府内における維新の根強い支持が改めて示された。政党支持率は立憲8%、共産7%、公明6%と続いた。

 維新は30歳以上の幅広い世代で30%前後の支持を受けている。自民は10〜20代では最も高い33%の支持を得ており、30歳以上でも維新に次ぐ30%弱の支持を受けた。立憲は60代で9%、70歳以上で12%と若年層に比べて高年齢層からの支持が高く、共産も同様の傾向があった。

 また、無党派層を意味する「支持政党なし」は18%いた。若者ほど支持政党が固まっていない傾向にあり、30代以下の約3割が「支持政党なし」だった。比例の投票先を尋ねたところ、「決めていない」が38%と最も多く、維新(21%)、立憲(13%)、自民(12%)と続いた。小選挙区の投票先は、無党派層の55%が「決めていない」と答えた。

 衆院選に関心があるかを尋ねる項目では、「関心がある」が87%と大半をしめ、「関心がない」は5%だった。「どちらともいえない」との回答も8%あった。

3699チバQ:2021/10/21(木) 20:37:52
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211021ddlk28010260000c.html
<2021衆院選><2021衆院選>序盤情勢 自公、11選挙区で優位 立・共、維新 浸透課題(その2止) /兵庫
2021/10/21 06:52毎日新聞

 ◆3区

 ◇関氏先行、和田氏追う

 3区は副経産相や副環境相を歴任し、経済通をアピールする関氏が保守層を中心に支持を集めてリードする。元県議で知名度がある和田氏は無党派層から一定の支持を集めて追いかける。赤田、佐藤の両氏は野党支持層を分け合っている。

 関氏は自民、公明支持層を固め、無党派にも支持を広げる。元保守系の無所属県議だった和田氏は公認を得た維新の支持層の大半を取り込む。赤田氏は共産支持層をまとめ、佐藤氏は国民支持層から一定の支持を得ている。両氏で立憲支持層を二分しており、野党共闘に至らなかった影響が出ている。

 ◆4区

 ◇藤井氏、安定した戦い

 4区は保守地盤の北播磨地域を中心に藤井氏が安定した戦いを進める。今泉氏は唯一の女性候補をアピールし、無党派が多い神戸市西区などで追い上げを図る。赤木氏は公示2カ月前に12区から国替えし、知名度アップが課題となっている。

 藤井氏は新型コロナウイルスワクチン接種担当の副内閣相や初代副デジタル相の実績を訴え、与党の支持層を固める。今泉氏は共闘する立憲、共産、れいわ、社民の支持層に幅広く浸透し、無党派層からも一定の支持を得る。赤木氏は起業家の立場から規制改革などを訴え、維新支持層を固めている。

 ◆5区

 ◇谷氏を梶原氏が猛追

 5区は、谷氏を梶原氏が激しく追い上げ、遠藤氏も続く展開。7選を目指す谷氏は、経済再生を訴え、知名度を背景に自民や推薦を受けている公明の支持層をまとめつつあり、全世代から支持を集めている。梶原氏は政権批判を展開し、立憲や共産支持層をまとめ、無党派層にも浸透しつつあり、60代以上や非正規労働者、農林水産関係者からの支持を得ている。遠藤氏は他の2候補を意識し、若さを強調して世代交代を主張しており、維新支持層をほぼ固めつつある。自民支持層や無党派層へも浸透しつつあり、女性からの支持も集めている。

 ◆6区

 ◇注目区、大串氏が先行

 6区は、4期目を目指す大串氏が先行し、市村、桜井両氏が横一線で追う展開。大串氏は国政や地元での実績を中心に訴え、幅広い世代に浸透している。自民支持層や、推薦を受ける公明支持層の約半数を固める一方、無党派層への広がりが課題となっている。維新の政策とともに、3期の議員経験を強調する市村氏は維新支持層をほぼ固め、自民、公明支持層の一部にも食い込む。政権交代をアピールする桜井氏は立憲支持層のほか、候補擁立を見送った共産支持層の多くをまとめている。他候補よりも無党派層の支持を集め、さらなる拡大を目指す。

 ◆7区

 ◇山田氏が一歩リード

 7区は、山田氏が一歩リードし、三木氏、安田氏が競りながら追う。4期目を狙う山田氏は与党としての実行力を訴える。自民支持層の多くを固めており、公明支持層から半数以上の支持を受ける。若年層からの支持が高い。三木氏は維新支持層の多くを固め、勢いがある。自民と公明の支持層からも一定の支持を得ている。安田氏は立憲支持層や、共産支持層をほぼまとめた。野党共闘の効果が表れているとみられ、無党派層の一部にも浸透している。無党派層の半数以上が投票先を決めておらず、それぞれ支持層以外への浸透が課題となる。

3700チバQ:2021/10/21(木) 20:38:22
 ◆8区

 ◇中野氏、支持層固める

 8区は2014、17年は公明と共産の一騎打ちの構図だったが、今回選ではれいわが割って入り、三つどもえの争いとなった。4選を目指す中野氏は経産政務官などを務めた実績を強調し、公明支持層をほぼ固めた。幅広い業界団体からの支持も取り付け、推薦を受ける自民支持層、維新支持層の一部にも浸透しつつあり、リードしている。元尼崎市議の小村氏は共産支持層の多くを固めた。尼崎生まれ、3人の子育て経験などをPRし、立憲支持層の約半数に食い込んでいる。辻氏はれいわ支持層を固め、無党派層などへの支持拡大を図る。

 ◆9区

 ◇西村氏、男女から支持

 9区は、7選を目指す西村氏が国の新型コロナ対策を担当し、連日メディアに登場したことで更に知名度を上げ、優位に立つ。自民支持層と公明支持層をまとめ、維新支持層にも半数近く浸透している。男女とも幅広い世代から支持を集め、無党派層への浸透でも差をつけた。野党共闘を前面に出す福原氏は、共産支持層の多くを固めたが、立憲支持層への食い込みは半数程度にとどまっている。娘2人を育てる生活者の視点や、若さをアピールしたことが共感されてか、30代と60代で健闘しており、無党派層からも一定の支持を得ている。

 ◆10区

 ◇渡海氏を2氏が追う

 10区は、渡海氏が一歩リードし、隠樹氏と掘井氏が追う展開。

 文科相も務め10選を目指す渡海氏は、知名度を背景に全年代に満遍なく浸透しており、農林水産関係者からの支持が厚いが、自民支持層を固め切れていない。社会福祉の充実を訴える隠樹氏は立憲支持層をほぼ固め、野党共闘効果で共産支持層へも浸透している。男性からの支持が多いが若い世代が課題。加古川市議と県議を経た掘井氏は、神戸市以西での維新勢力拡大を目指して改革を訴え、自民や公明支持層にも一定程度浸透しつつあり、維新の支持層固めを進めている。

 ◆11区

 ◇松本氏、大きくリード

 11区は、松本氏が大きくリードし、住吉氏、太田氏が追う展開。

 8選を目指す松本氏は、旧民主政権で外相を務めるなどした知名度と固い地盤を背景に、30代以上の世代で高い支持を集め、自民・公明支持層を固めつつある。元県議で30代の住吉氏は、「税金が国民のために使われているか」と問い、10〜20代で支持を集めている。維新支持層を固めつつあり、自民、立憲支持層にも食い込む。1996年以降、隣の12区から4回立候補し、今回国替えした太田氏は「政権交代」を訴え、共産支持層をほぼ固め、立憲支持層からの支持も集めている。

 ◆12区

 ◇山口氏、全世代が支持

 12区は、山口氏が大きくリードし、池畑氏と酒井氏が追う展開となっている。

 7選を目指す山口氏は、環境相として初入閣した勢いもあり、全世代から支持を得ている。自民と公明の支持層を固めつつあり、野党支持層への食い込みも見せている。元県議で無所属で国政をめざして活動してきた池畑氏は公示直前の公認となったが、維新支持層を固めつつあり、自民、公明支持層にも一部浸透。酒井氏は、労働者の雇用を守ることや介護を担う家族の支援を街頭で訴え、立憲支持層や連携関係にある共産支持層をまとめつつある。

………………………………………………………………………………………………………

 毎日新聞が実施した衆院選の世論調査では有権者に支持政党や衆院選への関心を尋ねた。県内の政党支持率は自民が38%で他党を引き離した。回答者の88%が衆院選に「関心がある」と答え、新型コロナウイルスの影響が長引くなか、政権選択選挙への高い関心がうかがえた。

 ◇支持政党 自民党、38%でトップ 維新15%、11%の立憲超える

 県内の政党支持率は自民が38%でトップ。阪神地域を中心に勢力を拡大する維新は15%で、野党第1党の立憲の11%を超えた。支持政党なしのいわゆる「無党派層」が21%で高い割合を占めている。

 自民は各年代で35〜39%の支持を得る。男性の支持率は40%に対し、女性は33%にとどまった。維新は男女でほぼ変わらなかった。立憲は70代以上が17%あったが、50代以下は5%程度にとどまった。支持政党なしは女性が25%で男性の19%を上回った。共産、公明も女性の支持率が男性より高かった。

 支持政党なしの比例の投票先は維新、立憲が16%で拮抗(きっこう)し、自民の12%を超えた。ただ、4割は「決めていない」と回答している。

3701チバQ:2021/10/21(木) 20:39:34
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211021ddlk12010089000c.html
<2021衆院選><2021衆院選>序盤情勢毎日新聞調査(その1) 7選挙区で自民優位・先行 立憲は3選挙区で /千葉
2021/10/21 06:35毎日新聞

 毎日新聞は19、20日に特別世論調査を実施し、取材を加味して衆院選の序盤情勢を分析した。県内の13小選挙区のうち、自民党は7選挙区で、立憲民主党は3選挙区で優位かやや先行。残り3選挙区は両党の候補者が激しく競り合っている。共産党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、NHKと裁判してる党弁護士法72条違反でなどは追い上げを図る。有権者の約3割が投票先を決めていないとしており、情勢は変化する可能性がある。

 ◆1区

 ◇田嶋氏を門山氏が猛追

 立憲・田嶋氏が先行し、自民・門山氏が猛追している。

 前回、希望の党から出馬した田嶋氏は野党共闘ができず、門山氏に1357票差で敗れ、小選挙区の議席を明け渡した。一騎打ちとなった今回は立憲や共産の支持層の8割前後を固め、無党派にも一定程度の浸透を見せる。非自民票の受け皿を目指すとともに、地域をこまめに回って得た知名度で無党派層の支持拡大を図る。

 門山氏は公明の推薦を受け、法務政務官など政府や党での実績をアピールして支持を訴える。公明支持層の8割を固めたが、自民支持層を固めきれていない。「政権選択選挙」を強調して無党派層に支持を求める。

 ◆2区

 ◇3連勝中の小林氏優位

 小選挙区3連勝中の自民・小林氏が優位に戦いを進め、立憲・黒田氏、共産・寺尾氏が追う展開。

 小林氏は前回と前々回、次点にダブルスコアの票差で圧勝する強さを見せた。経済安全保障担当相として初入閣した今回も、自民支持層の約8割、公明支持層の6割を固め、維新支持層からも一定の支持を集める。

 黒田氏は立憲支持層の8割を固める。市議1期、県議4期を務めた経験から、支持基盤以外にも知名度で地域に浸透。非自民票と無党派層の取り込みで巻き返しを図る。

 寺尾氏は格差是正やジェンダー平等を掲げ、支持拡大を目指すが、共産支持層の6割の支持にとどまる。

 ◆3区

 ◇松野氏、幅広く浸透

 8選を目指す官房長官の自民・松野氏が安定した戦いを進める。

 松野氏は公示日の午前に地元入りして以降は本人不在の選挙戦だが、支持する県市議らと後援会がフル回転して支持を訴えている。知名度を生かし、自民、公明支持層を固め、幅広い年齢層に浸透している。

 松野氏とは7度目の対決で初めての一騎打ちとなる立憲・岡島氏は、立憲、共産支持層を固めたものの、他の野党支持層をまとめ切れていない。

 無党派層の支持は割れており、半数が投票先を決めていない。

 ◆4区

 ◇野田氏が安定した戦い

 前回、県内で非自民で唯一小選挙区で当選した元首相の立憲・野田氏が強固な地盤に支えられ安定した戦い。立憲をはじめ野党の支持層を固め、無党派層にも支持を広げている。前回、ダブルスコアの票差で突き放した自民・木村氏が比例復活したこともあり「4区だけが勝っても意味が無い」と他の立憲候補の応援に力を入れる。

 3度目の挑戦で初めて前職として挑む木村氏は岸田文雄内閣で内閣府政務官に就任した。「4区に与党の議員がいることが大事だ」と国とのパイプと4年間の実績を強調するが、無党派層に食い込めていない。

 ◆5区

 ◇薗浦氏が優位に進める

 5選を目指す自民・薗浦氏が優位に戦いを進め、立憲・矢崎氏が追っている。無党派層の6割近くが態度を決めておらず、今後の情勢を左右しそうだ。

 薗浦氏は自民、公明支持層に加え、無党派層からも一定の支持を得ている。副外相や首相補佐官を務めた実績と地元への貢献を強調。陣営は「自民への逆風が吹いている」と支持者を引き締める。

 自民前職に新人と元職4人が挑む乱立の構図が予想されていたが、公示直前に共産候補が6区に移った。矢崎氏は立憲と共産の支持層を固めている。浦安市選出での県議4期の実績を強調するとともに、市川市での知名度不足の克服に懸命だ。

 維新・椎木氏、国民・鴇田氏は所属政党支持層以外に広がりを欠き、無党派層にも食い込めていない。

3702チバQ:2021/10/21(木) 20:39:54
 ◆6区

 ◇自民・渡辺氏がリード

 自民・渡辺氏がリード。公示直前で5区から移った共産・浅野氏が追いかけ、立憲の公認を辞退した無所属・生方氏と維新・藤巻氏が巻き返しに必死だ。

 渡辺氏は自民支持層の6割弱しか固め切れていないが、公明支持層は7割以上をまとめている。無党派層への浸透が課題。

 浅野氏は「市民と野党の共同候補」と訴え、共産支持層を8割固めたが、生方氏と立憲支持層を奪い合っており、野党共闘が進んでいない。

 生方氏は立憲支持層の3割に食い込むが、広がりを欠いている。藤巻氏は若返りと「しがらみのない政治」を訴え、維新支持層を7割固め、他の支持層にも広がりを見せるが伸び悩んでいる。

 ◆7区

 ◇安定の斎藤氏、竹内氏が追う

 5選を目指す自民・斎藤氏が安定した戦いを進め、立憲・竹内氏が追う展開。

 斎藤氏は自民支持層の7割を固め、公明支持層にも浸透する。地元の参院議員や県議らも応援に入り、更なる支持拡大を狙う。

 竹内氏は立憲支持層の7割を固め、無党派層にも浸透しつつある。候補擁立を取り下げた共産の支持層からも6割の支持を得ており、共闘が一定の成果を上げているようだ。

 維新・内山氏は「腐った政治を正したい」と訴え、維新支持層を固めるが広がりを欠いている。NHK党・渡辺氏は出遅れの挽回を図るが、伸び悩んでいる。

 ◆8区

 ◇一本化で本庄氏に幅広い支持

 事実上の一騎打ちは、立憲・本庄氏が幅広い支持を得て優位な戦いを進める。落下傘候補ながら約2年間、地道に地元回りを重ねる中、れいわから立候補を表明していた太田和美氏が同日選の柏市長選に出馬を表明。共産も立憲との候補者調整で公示直前に候補者を取り下げ、一本化したことが有利に働く。立憲支持層をほぼ固め、れいわ、社民、共産にも支持を広げて無党派層にも食い込む。

 8選を目指す自民・桜田氏は、失言による五輪担当相辞任への批判に加え、地元回りも出遅れ、自民、公明支持層をまとめ切れていない。男性に比べ女性の支持は半数程度だ。共産と組む立憲を批判し、安定した自公政権の維持、国とのパイプや長年の実績を強調して巻き返しを図る。

 ◆9区

 ◇秋本氏、奥野氏競り合う

 れいわが公示直前で候補者擁立を見送り、与野党の前職同士の一騎打ちとなった。小選挙区3連勝中の自民・秋本氏と立憲・奥野氏が激しく競り合っている。投票先を決めていない人が3割強おり、その行方が鍵となりそうだ。

 秋本氏は自民支持層の7割近く、公明の約7割を手堅く固めている。いずれも人気の高い河野太郎・前行政改革担当相や小泉進次郎・前環境相らを選挙区入りさせるなどして上積みを狙い、50代以下に支持を広げている。

 奥野氏は、公示前から枝野幸男代表や蓮舫代表代行ら党幹部が応援に駆けつけ、立憲支持層の約8割をまとめた。一方、共産支持層は固めきれておらず、「野党統一候補」をアピールできるかが課題だ。

 ◆10区

 ◇谷田川氏と林氏が激戦

 立憲・谷田川氏と自民・林氏が激戦を繰り広げている。

 2009年に続いて2回目の小選挙区勝利を目指す谷田川氏は立憲支持層の9割を固め、共産支持層にも浸透、無党派層からも4割の支持を集める。60代、70代以上の高齢者の支持も厚い。3月の知事選で圧勝した熊谷俊人知事との連携も強調し、さらなる支持拡大を目指す。

 10選を目指す林氏は自民支持層の6割しか固めきれていない。推薦を受けた公明支持層への浸透も7割で、無党派層の支持も谷田川氏には及ばない。党幹事長代理などの要職を歴任した実績を強調、強固な後援会組織で巻き返しを急ぐ。

 梓氏は自民支持層の1部を取り込むが、伸び悩んでいる。今留氏は知名度不足で厳しい戦いだ。

3703チバQ:2021/10/21(木) 20:40:17
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20211021ddlk12010095000c.html
<2021衆院選><2021衆院選>序盤情勢毎日新聞調査(その2止) /千葉
2021/10/21 06:36毎日新聞

 ◆11区

 ◇11選目指す自民・森氏、浸透

 負け知らずで県内最多となる11選を目指す自民・森氏が優位な戦いを進めている。党支部や県議後援会などの支援組織が中心となって自民支持層をほぼ固め、公明支持層にも浸透しつつある。過去選挙の圧勝ぶりから組織内に漂う楽観論に警戒して引き締めを図る。

 野党共闘による候補者一本化が行われなかった結果、候補者を立てない立憲の支持層が割れるなど野党の勢いは分散している。共産・椎名氏は共産支持層のほか、一部の野党支持層にも浸透しており、さらなる支持拡大を目指す。れいわ・多ケ谷氏は保守系の一部にも食い込みを図り、挽回に力を注ぐ。

 ◆12区

 ◇強固な地盤、自民・浜田氏優位

 強固な地盤に支えられ10選を目指す元防衛相の自民・浜田氏が、自民、公明支持層の7割を固め、優位に選挙戦を進める。無党派層の一部も取り込んだほか、年代、性別を問わず幅広い支持を集める。

 浜田氏を追いかける立憲・樋高氏は、立憲支持層の8割を固めているが、鍵を握る無党派層への広がりが伸び悩んでおり、上積みが課題だ。

 共産・葛原氏は共産支持層の7割を固めた。中・若年層への知名度が不足しており、無党派層への浸透が必要だ。

 ◆13区

 ◇宮川氏と松本氏が横一線

 立憲・宮川氏と自民・松本氏が横一線で激しく競り合い、維新・清水氏が追う。支持が割れている無党派層の取り込みが鍵を握る。

 宮川氏は立憲支持層の8割を固め、候補者の擁立を見送った共産支持層の6割以上から支持を得ている。松本氏は自民支持層と、推薦を受けた公明支持層の半数以上に浸透する。清水氏は維新支持層の6割を固めたものの、自民や立憲、公明の支持層に食い込めず、やや広がりに欠ける。

 無党派層からの支持は、3氏とも1〜2割台にとどまる。無党派層の半数は投票先を決めておらず、3氏は駅前や商店街での街頭演説に力を入れ、取り込みに躍起になっている。年齢別では、宮川氏が70代以上に強く、松本氏は若い層からの支持が高い傾向にある。

 ◇政党支持率 自民41%、立憲15% 「支持政党ない」25%

 支持政党を尋ねたところ、県内で最も多かったのは自民で41%を占めた。2017年の前回衆院選の調査では29%で、12ポイント上昇した。2番目に多かったのは立憲で15%、3番目は共産の6%だった。その他は公明4%、維新3%、れいわ2%。国民、社民、NHKは1%で、支持政党がないという回答は25%だった。

 自民は全ての年代で男女ともに最も支持されている。男性は全年代で4割超、女性は30代を除く世代の3割超が支持した。立憲は世代が上がるほど支持する人が増える傾向があり、男女とも30代以下は一桁台だが、70代では2割超だった。

 「支持政党がない」という回答は40代以下の男性と50代以下の女性に多かった。特に女性は30代で53%、18〜29歳で43%に上り、無党派層の中でも若い女性の投票行動が選挙結果を左右しそうだ。

 小選挙区の投票先は、自民支持層の6割が自民、立憲支持層の7割が立憲を選んだ。共産支持層は4割が立憲に投票すると回答した。無党派層は「決めていない」が半数を占めており、既に決めている人の回答では立憲が自民を上回った。【石川勝義】

 ◇ある89%、ない4% 関心、高齢男性ほど高く

 衆院選への関心は89%が「ある」と答え、「ない」は4%、「どちらともいえない」は7%だった。年齢が高くなるほど関心が高まり、50代以上の男性と70代以上の女性で「ある」が9割を超えた。男性に比べると女性は関心が低く、男性は全年代で8割以上が「ある」と答えたが、女性は18〜29歳で68%、30代で76%にとどまった。

 職業別では、自営業・自由業と農林水産業の9割、主婦の88%、正社員の87%、契約社員・アルバイトの86%が関心を持っていた。学生は79%が「ある」と答えたが、「ない」は9%、「どちらともいえない」は11%だった。【石川勝義】

3704チバQ:2021/10/22(金) 10:57:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/df0bb59b00b02eff1ee65fa6840a92bd2a54eee3
譲れぬ「旧民主」対決 自民移籍組、迎え撃つ元首相 東京18区【注目区を行く】
10/22(金) 7:09配信

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時事通信
衆院選の候補者の演説に耳を傾ける聴衆=17日、東京都小金井市(一部画像を加工しています)

 「7回目の選挙。初づくしだ」。

 自民党候補の長島昭久は17日、新天地である東京18区のJR武蔵小金井駅前に立つと「初挑戦」を強調した。旧民主党出身で隣接する東京21区から国替えし、出直しを図る長島。対抗馬は同じ旧民主出身で当選13回を誇る立憲民主党の元首相菅直人だ。菅も議席を明け渡す気はない。互いに譲れぬ戦いが始まった。(敬称略)
 ◇恩人
 長島の初当選は2003年衆院選。出馬した東京21区は、中選挙区時代の菅の地盤の一部だった。選挙戦最終日には菅が応援に駆け付け、マイクを握り長島支持を訴えたこともある。長島にとって菅は元同僚議員というだけでなく、自らの政界入りを後押ししてくれた恩人でもあった。

【写真】衆院選の候補者の演説に耳を傾ける聴衆

 以来当選6回。17年に旧民進党を離れるまで菅とは同じ党で行動を共にした。希望の党結党に参画し、無所属を経て19年6月に自民党に入党。東京21区には自身が前回選挙で下し、比例代表で復活当選した自民党現職がいるため、昨年1月に18区支部長に就任した。

 今回は新しい選挙区で戦うのも自民党の看板を背負うのも初めてだ。やりにくさはある。それでも「反対と批判ばかりでは子どもたちを取り巻く厳しい現状を変えることはできない」と腹を決め、菅との直接対決を受け入れた。

 駅頭に朝夕立ち、企業・団体回りも重ねる。ただ、40年余の議員生活で地元に根を張る菅と比べて、「新参者」の長島の知名度不足は否めない。18区の自民党元職、土屋正忠の支援をどの程度得られるかも不安材料だ。

 「土菅(どかん)戦争」と呼ばれる激しい戦いを繰り広げた土屋は、17年衆院選で約1000票差で菅に敗れた。長島も所属した希望の候補に保守票を食われたことが敗因とみている。

 昨年1月、土屋は事務所を訪れた長島に「邪魔はしないが、手のひらを返したように応援はできない」と言い放った。1年以上たち、今は「わだかまりはない」(関係者)とされるが、支援の効果は未知数だ。

 ◇たすきに「本人」
 「20年近く応援してくれた東京21区の有権者を見捨てて、なぜ18区に移ったのか」
 18日に行われた地元青年会議所主催のオンライン公開討論会で、菅は長島を激しく追及した。長島は「お怒りになっている方もいると思う」などと釈明したが、菅は「勝手に選挙区を変えるのは有権者への冒涜(ぼうとく)だ」と、攻撃をさらに強めた。

 菅も最近の選挙は苦しい戦いの連続だ。12、14年は比例復活、17年は小差の勝利だった。長島への厳しい物言いは危機感の裏返しにも映る。街頭演説では大きく「本人」と書かれたたすきが目立つ。首相経験者としては異例の演出だ。陣営関係者は「今までのやり方だけで支持は広がらない」と語る。

 新たな支持層を掘り起こそうと、若者向けの発信を強化。昨秋からオンライン勉強会を開き、インターネット交流サイト(SNS)も積極的に活用する。ツイッターでは、街頭演説の告知の際などに「#会いに行ける元総理」のハッシュタグを付け、身近な存在をアピールしている。

 そうした取り組みが功を奏したのか、陣営によると菅の街頭演説を聞く若者が増えたという。「忖度(そんたく)政治が自民党政治だ。今回の選挙は政治を根本から変えるチャンスだ」。17日に長島が演説していたほぼ同時刻、隣駅のJR東小金井駅前での街頭演説では立ち止まって聞く若い女性の姿もあった。

 ただ、選挙戦の行方は見通せない。陣営関係者は語る。「向かい風は吹いていないが、追い風も吹いていない。楽観はできない」
 ◇立候補者名簿
 【東京18区】
 長島昭久 59 元防衛副大臣 自 前    推(公)
 子安正美 71 会社社長   無 新 
 菅直人 75 元首相    立 前
※敬称略。届け出順。年齢は投票日現在。自=自民党、無=無所属、立=立憲民主党。丸かっこは推薦政党。

3705チバQ:2021/10/22(金) 10:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/a07e649c3cc41e9852a11db2e1e3d94b2720545e
<ルポ短期決戦>激戦大阪2区 初勝利目指す維新 地元強調の自民 差別化図る立憲
10/21(木) 20:08配信

毎日新聞
集まった有権者らに支持を訴える大阪2区の候補者(右端)=大阪市阿倍野区で2021年10月19日、望月亮一撮影(画像の一部を加工しています)

 「岸田(文雄)首相は安倍(晋三)さん、菅(義偉)さんでも足りなかった改革の路線を、古い自民党時代に戻そうとしている」。大阪2区の日本維新の会、守島正氏は19日に大阪市阿倍野区での第一声で政権批判を展開し、改革姿勢をアピールした。

【あなたと政党・候補者の一致度は?】えらぼーと2021

 維新は、松井一郎代表(大阪市長)が安倍、菅両氏との強固なパイプを築いてきたが、菅氏の退陣で政権との蜜月関係に終止符が打たれ、対決色を強めている。

 大阪2区は、維新が国政に初挑戦した2012年以降の3回の衆院選で、毎回候補者を立てながら一度も勝利できていない府内2選挙区のうちの一つだ。維新は初勝利を目指し、公示直前まで大阪市議だった守島氏を擁立し、政治家一族で6選を目指す自民党の左藤章氏に挑む。守島氏は「ここで勝つことが、維新の唱える改革を全国に広げる意思表示になる」と意気込む。

 大阪府内では、改革志向が強い中堅・若手の自民党地方議員が10年、当時知事だった橋下徹氏をトップとして、地域政党「大阪維新の会」を結成。府議会、大阪市議会では、初めて挑んだ11年統一地方選の府・市議選以来、第1会派の座を守り、自民などの他党を圧倒している。

 11年の大阪市議選で初当選した「橋下チルドレン」の一人が守島氏だ。大阪市を廃止して特別区に再編する大阪維新の看板施策だった「大阪都構想」の制度設計にも関わるなど政策通として活躍。19年からは大阪維新の政調会長として政策全般のとりまとめを担う。

 不安要素は知名度だ。守島氏は大阪市議時代、大阪2区に含まれない大阪市東淀川区で選出されており、浸透が課題となる。維新は、新型コロナウイルスへの対応で発信力のある副代表の吉村洋文知事が公示日に2カ所で守島氏の応援に入った。吉村氏は街頭演説で「2区はずっと古い体質が続いてきた。ここでがらっと変えよう」と現状の改革を訴える。

 ただ、守島氏を支援している大阪維新の地元議員の中には、左藤家の秘書を務めていた人が多く、左藤氏を徹底批判することへのためらいも残る。ある議員は「恩義が簡単に切れるか。まとまらなければ勝てない」と、情を断って選挙戦に徹する必要性を語る。

 左藤氏は府知事や防衛庁長官を務めた義祖父や、法相・郵政相を歴任した義父を持ち、代々引き継がれた強固な地盤が強みだ。自民党岸田派に所属し、9月の党総裁選で派閥トップの岸田氏を総裁・首相へと押し上げ、自らも党幹事長代理のポストを得た。

 新型コロナ禍による延期を経て、10月9日に大阪市内で営まれた義父恵氏(1月死去)の葬儀には岸田氏も参列。左藤氏は「忙しい中、時間を割いて来ていただいた。こういう優しい心をもった政治こそ必要だ」と岸田氏との近さを強調してみせた。

 自らの議席を脅かす守島氏への批判は厳しさを増す。20日の街頭演説では「他の候補は落下傘。私はこの地で骨をうずめる。関係ない人たちにこの地を任せるわけにはいかない」と訴えた。府内のコロナ患者の死者数(20日時点で3031人)が、東京都に迫っていることを引き合いに、「(対策に)失敗して、『よくやっている』と言うのはおかしい」と吉村知事にも批判の矛先を向ける。

 立憲民主党の尾辻かな子氏は、前職として政府の新型コロナ対策を検証してきた実績をアピール。左藤氏らを念頭に「岸田さんのイエスマン」と批判し、維新については「与党の補完勢力である政党の議員では政府をチェックできない」と訴え、両氏との差別化を図っている。【田畠広景、隈元悠太、石川将来】

3706チバQ:2021/10/22(金) 11:14:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/091e28ab6f40517bd2f1c402e44bacec4b961f6b
東北の注目選挙区ルポ ㊥青森2区 
「大島氏VS田名部氏」の代理戦争の様相
10/21(木) 22:35配信

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産経新聞
席死守へ懸命

「江渡(聡徳)先生と(前衆院議長の)大島(理森)先生が築いてきた皆さんとの絆を受け継ぎ、新しい時代を作っていくためのスタートの選挙」

公示日の19日、青森県十和田市役所前で街頭演説を行った2区の自民党新人、神田潤一氏は声を張り上げた。演説では、候補者を選挙区と比例代表で入れ替えるコスタリカ方式によって1区で戦う自民前職の江渡氏と、自身を後継者に指名した大島氏を意識した言葉を並べた。傍らには、演説に盛んにうなずく大島氏の姿があった。

2区は八戸市が主戦場となる。同市ではこれまで、大島氏と田名部匡省元農水相・匡代参院議員(立憲民主党県連共同代表)との間で、保守勢力を二分した「八戸戦争」と呼ばれる激戦を繰り広げており、無敗の自民にとって議席死守は至上命題だ。

引退表明した大島氏も精力的に動いている。神田氏の総合選対本部長として陣頭指揮を執り、神田氏とともに企業、支持団体へのあいさつ回りも行っている。また、選挙区内に張り巡らせた党支部もフル稼働させ、組織票を固めながら票の上積みを狙っている。

選挙初挑戦の神田氏だが、八戸市政界では曾祖父が同市長を3期務めたことで知られ「神田姓はブランド」(陣営幹部)だ。それでも、選対の清水悦郎自民県連幹事長は「大島氏の選挙とは勝手が違う。きめ細かく動いて新たな支持層を掘り起こす必要がある」と気を引き締める。

与野党の見解一致

一方、立民新人の高畑紀子氏の陣営では、匡代氏の後援会が選挙活動を下支えしている。19日は八戸市内だけで街頭活動を展開し、夕方にスーパーマーケット前で行った演説には匡代氏も駆けつけた。

「コロナ禍で生活困窮者が増えている。生活者目線で皆さんの代弁者になりたい」と現場目線の政治を訴える高畑氏は、県公安委員長を務めたほか、観光業やホテル業に携わり、経済団体などに一定の人脈を持っている。田中満選対本部長は「街頭演説を中心に、一人でも多くの人に声掛けしていく」としており、支持層を固めるとともに、無党派層や非自民票の取り込みを図っている。今後は集会の開催も予定している。

共産党新人の田端深雪氏も19日は終日、八戸市内で支持を訴え「税金の使い方を根っこから変え、憲法9条を守るため政治を変える一票を」と呼びかけた。八戸市選出の同党県議や同市議、市民団体などと連携しながら、比例代表と連動した戦いで票の上積みを図っている。

選挙戦は、大島氏と匡代氏の「代理戦争」の様相を呈す中で、共産が党勢拡大を目指す構図。ただ、県政界を牽引(けんいん)してきた重鎮が政治の表舞台から退いたことで「一つの時代の終わりを告げる分岐点の選挙になるのでは」(清水氏)、「長らく続いてきた八戸戦争の終焉(しゅうえん)になるかもしれない」(立民県連の田名部定男選対本部長代理)と与野党の見解は一致している。

選挙結果は今後の自民、立民両党の県組織の趨勢(すうせい)にも影響を与えそうだ。(福田徳行)

3707チバQ:2021/10/22(金) 11:30:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5db227570f60547f6078026c2237b5283557b263
自民、大都市苦境 東京「風」警戒 大阪は維新堅調
10/21(木) 20:47配信


産経新聞
JR川崎駅前に集まった有権者ら=19日午前、神奈川県川崎市(寺河内美奈撮影)

衆院選(31日投開票)に向け、岸田文雄首相(自民党総裁)や立憲民主党の枝野幸男代表ら与野党幹部は21日も全国を駆け回り、支持を訴えた。産経新聞社の序盤情勢調査で自民は単独過半数を維持する勢いだが、多数の選挙区で候補者を一本化した野党も浸透を図る。特に投票行動が読みにくい東京や、日本維新の会の地盤の大阪では接戦の選挙区が多く、自民は警戒を強めている。

【グラフで見る】衆院選の勝敗ライン

「東京は有権者の入れ替わりが激しい。せっかく顔と名前を覚えてもらっても、次の選挙のときにはいなくなっていることも多い」

東京の選挙区に立候補した自民前職はこう漏らす。自民は一般的にドブ板選挙の徹底で地盤を強固にする戦略を得意とするが、人口の出入りが頻繁な東京では通じにくく、結果的に「風」に左右されやすい環境が生まれる。

新型コロナウイルス対応などで政権に批判が集まる中で行われた7月の都議選で自民は過去2番目に少ない33議席だった。岸田政権の誕生に伴い逆風は収まったが、「決して追い風に変わったわけではない」(党中堅)のが実情だ。

東京の25選挙区で自民は公明党とあわせ平成26年の前々回は23勝、前回の29年も20勝と結果を出してきた。今回は現時点で石原伸晃元幹事長(8区)や井上信治前万博相(25区)らも盤石とは言い難い情勢だ。政府与党への批判票を集めやすい立民や共産党などによる候補者一本化も不安要素で、甘利明幹事長らは21日、都内でマイクを握り、基本政策が異なる党同士の共闘を厳しく非難した。

大阪では19選挙区のうち、自民は公明候補が出馬した選挙区を除く15選挙区で維新と対決。大阪府知事でもある維新の吉村洋文副代表がコロナ対応でメディアに露出している影響もあって維新人気は根強く、現状で「当選確実」と言える自民候補は見当たらない。

自民に衝撃をもたらしたのが、政治資金問題を報じられた維新元副代表の辞職に伴い、3日に投開票が行われた府議貝塚市選挙区の補選だ。維新の不祥事がきっかけだったにもかかわらず、自民候補は大阪維新の会候補に大敗を喫した。

衆院選で自民は閣僚らを大阪に続々と送り込むが、ある自民候補は「新たな支援者を獲得しようと一歩外に出れば、周囲は維新支持者だらけ。逆風をまともに受けている」と苦り切った表情を見せた。(石鍋圭、清宮真一)

3708チバQ:2021/10/22(金) 13:33:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa89c2fb0051906f67e49cda80b39f586e17adab
神経とがらせ「飛び込み警戒」 突然の立候補者への対応とは【#あなたの衆院選】
10/22(金) 10:02配信


毎日新聞
集会で支援者に主張を訴える候補者=福岡市で2021年10月19日、津村豊和撮影(写真と本文は関係ありません)

 選挙報道のために、報道機関がそれぞれの候補者から入手しなくてはならないものがある。顔写真と、候補者に経歴などを書いてもらう「調査票」だ。立候補者全員の正確な情報を報じるため、公示日などには自治体の選挙管理委員会のそばで事前に把握できていない立候補に備えて待機することもある。業界で「飛び込み警戒」と呼ばれる仕事の一端を紹介する。【柳澤一男】

【写真特集】9党首の第一声の演説内容

「緊張の時間」神経とがらせ選管前で待機
 衆院選が公示された19日、記者は昼過ぎに東京23区内のある区役所に向かった。朝から詰めていた同僚記者と交代して「飛び込み警戒」の仕事につくためだ。

 選管事務局の近くにあるフリースペースに陣取ると緊張の時間が始まる。事前に把握していない立候補があった場合、ここで候補者の顔写真と調査票を得られなければ、紙面やウェブの立候補者一覧に載せることができなくなるからだ。突然やってくる立候補者がいないか神経をとがらせた。

 調査票とは報道機関が選挙を報じる上で欠かせない候補者の情報を書いてもらう書類のことだ。氏名や生年月日、現在の職業や肩書といった基礎的な情報から、届け出る党派や出馬経験など記載内容は多岐にわたる。主要政党の立候補者や現職議員は連絡先がすぐに分かるため、調査票や顔写真は早めに入手できる。だが、無所属新人らの立候補を事前に把握することは難しく、選管前でチェックを続けることになる。

 顔写真については、各報道機関とも加工されたものや古い写真の掲載を避けるため、提供写真ではなく、各候補予定者に撮影をお願いしている。

 実は顔写真や調査票を集める作業は公示前から始まっている。記者会見などを行わない無所属新人の場合は、選管に必要書類を取りに来たり、事前審査のために来たりする候補予定者に一人一人に声をかけてお願いしている。

「ほっとして力が抜ける」調査票受けとるまでの苦労
 公示数日前のことだ。記者が担当する選挙区に無所属新人の太田さん(仮名)が出馬するかもしれないとの情報が同僚記者から入った。太田さんは選管を訪れたものの、調査票の提供を依頼するまではできなかったようだ。

 記者にとっては耳にした覚えのある名前だった。前にも選挙に出たことがある人じゃないかと思い当たり、会社で過去の資料をめくった。やはり4年前の衆院選に出た際の太田さんの調査票が見つかった。

 調査票にあった固定電話はつながらず、ひとまず記載先の自宅に向かう。少なくとも公示前日までには候補者全員と接触して調査票と顔写真を手に入れるのが理想だ。だが呼び鈴を鳴らすものの、反応はない。1時間半ほど待ったが帰宅せず、お願いの手紙とともに調査票と返信用の封筒などを置いていくことにした。手紙に連絡先を書いて祈るような気持ちで新聞受けに差し込んだ。

 「おはようございます。昨日は済まんね。忙しくて遅い時間に帰ったもので」。翌朝、太田さんから電話がかかってきた。事前審査のため選管に行く機会があるといい、そのあとで対応してくれるという。写真撮影の約束も取り付けるとほっとして力が抜けた。太田さんからは無事新しい調査票をもらうことができた。

公示日当日、午後5時までの緊張の時間
 こうして迎えた公示日当日。カメラと、空欄が並ぶ調査票を手にして新たな候補者が来た場合に備える。選管が見える場所で待機しつつ、1時間に1回、選管事務局にも誰か来ていないか確認した。緊張の時間は届け出が締め切られた午後5時に終わった。選管に近づくと職員が右手を横に大きく振って「朝のまま変更なく締め切りました」と教えてくれた。

 今回の衆院選で小選挙区から立候補した人は857人に上る。全ての候補者に協力してもらい、得られた情報を報じることで投票の参考にしてもらう。公示日の紙面が完成するまでには各地の選管で同じような「飛び込み警戒」が行われている。

あなたの衆院選

「あなたの衆院選」は毎日新聞社とYahoo!ニュースによる共同連携企画です。選挙の基礎知識のほか、政策課題などに

3709とはずがたり:2021/10/22(金) 14:46:44
風変わりな9連ポスターで「無敗の男」を包囲 衆院茨城7区の異変
https://mainichi.jp/articles/20211016/k00/00m/010/047000c?inb=ys
茨城
毎日新聞 2021/10/16 09:44(最終更新 10/16 11:58) 1136文字

 事実上の選挙戦が始まった衆院選。茨城7区では風変わりなポスターが注目を集めている。9人の男女が写る「9連ポスター」。自民党前職の永岡桂子氏(67)を中心に、選挙区内全8首長が勢ぞろいした。かつて首相候補とも目された立憲民主党前職、中村喜四郎元建設相(72)の陣営からはため息が漏れる。いったい何が起こっているのか。

 永岡氏の陣営によると、ポスターは今年3月下旬から茨城県南西部の結城市や境町などで約1500枚、自民党広報板に張ったという。演説会を告知する政党活動ポスターで、市町長は弁士の扱い。中村氏の陣営幹部は「『中村はひとりぼっちだよ』とアピールしている。こんなことは今まで無かった」と嘆息する。


 選挙に強い中村氏は「無敗の男」の異名を取り、通算14回の当選を誇る。1994年にゼネコン汚職事件で逮捕され、自民を離党してからも無所属で当選を重ねた。その秘訣(ひけつ)は徹底した「どぶ板選挙」にある。2003年に最高裁で実刑判決が確定し、04年に仮釈放されると「昼間は支持者回りを300軒、夜は集会場で後援会の役員会」(関係者)のおわび行脚を展開。05年の選挙で復活を遂げた。

 対する永岡氏は初出馬した05年以来、5回連続で比例代表の復活当選に甘んじてきた。だが今回は選挙区内の首長全員を取り込み、中村氏を支援する県議会会派の切り崩しにも成功。4人中3人が自民会派に転じ、最後に残った中村氏の元秘書も永岡氏の支援を表明した。さらに中村氏が立憲から出馬することで、前回まで3回続けて中村氏に推薦を出した公明党も永岡氏の推薦に回った。


 「包囲されたとかは、よくある話だ」。中村氏は9月下旬、報道陣に強気の姿勢をアピールした。だが選対幹部は「立憲入りに反発する支持者も少なくなく、厳しい戦いになる」と不安を隠さない。

 永岡氏に近い県議は9連ポスターについて「『首長が全て自民に変わった。これが今の構図』と伝える内容。最初は『なんだこりゃ』という人が多かったが、理解してもらっていると思う」と説明する。

 長く保守系無所属だった中村氏は近年、野党共闘を後押しする立場に転じた。立憲入りはその延長線上にある。だがそうした選択がプラスになるとは限らない。「家族単位ほどの小さな支援者グループをたくさん作る。個人個人のつながりだから切り崩せない」(陣営古参幹部)という支持者に、9連ポスターはどう映ったか。答えはもうすぐ明らかになる。

 茨城7区ではこのほか、参院議員秘書で日本維新の会新人の水梨伸晃氏(42)も立候補を予定している。【小林杏花、安味伸一】

衆院茨城7区・予想される顔ぶれ(50音順)
永岡桂子  67 元副文科相

中村喜四郎 72 元建設相

水梨伸晃  42 参院議員秘書

3710チバQ:2021/10/22(金) 15:55:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e84d518747deb50cfef9d84df5ec42051b418d64
「月曜から夜ふかし」で人気の新宿2丁目名物ママも衆院選に出馬していた!
10/22(金) 11:30配信

東スポWeb
ゆっこママ氏(東スポWeb)

 マツコ・デラックスと関ジャニ∞村上信五の人気番組「月曜から夜ふかし」(日本テレビ系)の“名物素人”が、今回の衆院選に出馬していた。


 東京・新宿2丁目などでゲイバーを営むゆっこママ(35)だ。比例代表・東京ブロックで、「政権交代によるコロナ対策強化新党」から出馬。しかも名簿順位は、清水三雄党首に次ぐ2位。

 選挙活動では本名の「金澤祐介」とともにママ名も使うらしい。大手メディアが特設した衆院選サイトの候補者一覧で「ゆっこママ」を見つけたファンらは「これ、マジ?」「この名前でいくところがすごいですよね」「何かの罰ゲームかな?」とツイッターで驚いている。

 ゆっこママ氏が「月曜から夜ふかし」に登場したのは7年前。夜の街の定番あいさつ「お疲れ〜」を改良した「お疲レーシック。角膜ペリペリ〜」などのギャグがウケ、一躍人気者になった。「店はもともとゲイ向けだったけど、テレビ出演でノンケ(そのケのない男女)が詰め掛け大繁盛。かなり潤って、銀座に2号店を出したほど」とは2丁目関係者。

 今回の出馬で、本名や年齢、出身(茨城県)や最終学歴(東京外語専門学校)が公になった。またフジテレビの「キムタク」こと木村拓也アナは、祖母の弟の孫、つまりはとこだ。これはゆっこママ氏本人が5年前、自身のブログで明かしている。

 前触れのなかった出馬だったため、SNSのフォロワーや同業者はビックリ。本人的にも急な出馬だったようで、選挙ビラを見ないと所属政党名すら言えない自虐動画をSNSに投稿している。「ただ、ゆっこは以前コロナにかかり、味覚をなくした経験がある。コロナ対策をうたう新党からの出馬は矛盾してない」と同関係者。

 SNSに「出馬したものの、政治まったくわかんない! とにかく同性婚実現させます! 彼氏いないけど!」と投稿しているゆっこママ氏だが、「前は某プロレスラーと長く付き合っていた」(前同)そうだ。

東京スポーツ

3711チバQ:2021/10/22(金) 15:56:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce50e42bb1482aca4cde33cc88adf0c1b98ec5c8
【大阪】吉村知事の人気で維新が席巻?「比例で惜敗率を争う身内が敵」と自民〈dot.〉
10/22(金) 8:27配信

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日本維新の会の松井一郎代表(左)と吉村洋文副代表のツートップ(C)朝日新聞社

 衆院選前半戦の情勢が見えてきた。政権与党、自民党は伸び悩み、単独過半数(233)に届くか微妙な状況だ。自民党幹部は苦々しい口調で話す。

【図版】自民、維新、立憲など大阪19小選挙区のシミュレーションはこちら

「自民党の情勢調査でも苦戦の数字になっている。こちらが減らした議席は立憲民主党と日本維新の会へ流れそうだ」

 解散前の勢力が10議席だった日本維新の会は、ホームグラウンド・大阪での勢いが顕著だ。府内の19小選挙区のうち、維新は15人の候補者を擁立。入手した自民党、立憲民主などの情勢調査を見ると、維新がかなり優勢という結果になっている。

 自民党が維新と互角、優勢に戦っている選挙区は4つの小選挙区にとどまっていた。

「大差がついている小選挙区もあり、大阪は維新に惨敗しかねない」

 自民党の小選挙区候補者は危機感をこう募らせる。公明党が候補者を擁立する4つの小選挙区は、自民党、維新と調整しており、いずれも優勢だ。また、大阪10区は立憲民主の前職、辻元清美氏と自民党の前職、大隈和英氏、維新の新人、池下卓氏の3つ巴となっている。自民、立憲の情勢調査ではいずれも辻元氏が優勢となっている。


 ちなみに2017年の衆院選で小選挙区は、自民党が10議席、維新は3議席だった。しかし、今回は逆転しかねない情勢だという。

 維新の原動力は、大阪市長の松井一郎代表と大阪府知事の吉村洋文副代表のツートップだ。公示日も大阪市内で2人がマイクで呼びかけると、多くの聴衆が集まった。

 岸田文雄首相が「成長と分配の好循環」と掲げている経済政策に吉村氏はこう噛みついた。

「自民党が分配するには元手が必要だ。成長する機会がないと分配できない。その土台が必要でそれが改革です。自民党は改革を放棄しました。維新はやってきた。改革して成長させる。改革なくして成長なし。国の主導で経済はよくなりません。改革政党は維新の会しかない」

 維新の小選挙区立候補者は手応えをこう話す。

「吉村、松井両氏が応援に来てくれると、コロナ禍なのに吸い寄せられるように人が集まります。街宣車で吉村氏の声が録音された音声を流すと急に手を振ってくれる。維新の創立者、橋下徹氏と遜色ないパワーを感じます。コロナ禍で吉村氏が全国区の知名度となり、維新の改革という言葉に好感が得られていると思いますね。自民党の怖さはあまり感じません。維新の党本部には吉村氏への応援要請が殺到し、取り合いになっていると言っていました」

 これまで大阪府が中心だった維新の勢力。今回は兵庫県や京都府の小選挙区でも自民党や立憲民主の候補者と「互角」という情勢調査の数字もある。そこで、注目されるのが比例の議席数だ。

 17年の衆院選では近畿ブロックは自民党が9議席、維新は5議席だった。

 今回は自民、立憲民主などの情勢調査から自民党の前回並みより、維新はさらに上積みすると予想される。

 自民党は大阪の小選挙区で維新に敗れる候補者が増えるとなれば、比例で争いが激化する。仮に自民党が比例で前回の9議席を確保できたとしても、比例順位の1位は前職の奥野信亮氏、2位は元大阪市議の新人、柳本顕氏がすでに決まっている。次の3位は近畿ブロックの小選挙区の候補者が横一線に並び、残る椅子は7議席のみだ。


 奥野氏は小選挙区から比例区に党の方針で転出していたので既定路線とみられる。「番外」だったのは柳本氏だ。衆院選の直前、公明党が議席を確保している大阪3区から無所属で出馬を宣言したが、最終的には撤回して比例にまわった。自民党幹部がこう打ち明ける。

「大阪や近畿の小選挙区の候補者からすごいクレームが来ているのが近畿比例ブロックだ。柳本氏は突然、無所属で出馬と言い出し、公明党からすさまじいクレームがきた。抑えるために本部が柳本氏を比例2位にした。『ごねたら、上位になるのか』と妬む大阪の候補者もいます」

 柳本氏は出発式で比例にまわった複雑な胸中をこう語った。

「自民党公認でなければ批判を受けたかもしれない。自民党という枠組みを突き抜けて、一市民として立候補する覚悟もあった。ご期待に応えられなかったかもしれないが…」

 複数の自民党の候補者から「なんで自分より柳本氏の方が比例で上やねん」という声も聞かれる。自民党の小選挙区候補者はこう天を仰ぐ。

「維新がこれだけ強いと、大阪では小選挙区は3、4議席ほどでしょう。比例の近畿ブロックでは最後は身内が敵になる。惜敗率を争うような叩き合いになりますよ」

(AERAdot.編集部 今西憲之)

3712名無しさん:2021/10/22(金) 16:00:30
選挙公報見たら調布市長が自民と立憲の両候補応援してる
都議選は中選挙区だったからいいけど小選挙区でこれやって大丈夫かな
https://www.r3syuugiinsen1.metro.tokyo.lg.jp/img/syousenkyoku/area/area22.pdf

3713チバQ:2021/10/23(土) 09:28:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/55e57272fe081a0aeaae1bf3df887e5fa8e4ceab
衆院選:注目区を行く【神奈川3区】大物引退後の行方は
10/23(土) 6:01配信

「横浜市長選のてん末にびっくりした人もいると思う。結果が出せなかった」

 公示日19日に同市鶴見区で行われた自民党の中西の出陣式。マイクを使わず、大きな声であいさつする元衆院議員の小此木八郎の姿があった。

【写真で見る】出陣式や街頭での神奈川3区の候補

 3区を地盤とし、8度の当選を重ね、国家公安委員長を務めたベテラン。8月の市長選に突如、無所属で立候補を表明し、後継候補には中西を指名した。

 自民が進めてきたカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜誘致に反対の声を上げた波紋は大きく、市長選で自民が分裂した一因となった。落選し、政界を引退した小此木は「みなさん複雑な思いをされていると思う。だが、中西さんを一緒に応援してほしい」と声を振り絞った。

 小此木を長年支援してきた男性は「市長選で自民党内が大混乱した。勝てば良かったが、結果は完敗。頑張った支援者ほど『しばらく選挙はやりたくない』と思っている」と話し、自民の牙城が揺らいでいると感じている。

 今回の選挙戦では「小此木が立候補した」と勘違いされないよう、小此木は街頭では中西と一緒に立つことはない。しかし、数多くの支援者を紹介するなど顔をつないできた。それでも、3代にわたり横浜で築いた「小此木ブランド」の票が、中西に受け継がれるかは未知数だ。

 中西は神奈川選挙区選出の参院議員2期の実績があるとはいえ、3区の支部長になったのはわずか2カ月前。「準備期間が短く、名前が浸透していない」と陣営は危機感を募らせる。有権者から「小此木先生の後は誰が出るの」と目の前の中西自身が尋ねられることもあるという。

 一方、野党など候補3人は小此木の引退を絶好の好機と捉える。選挙戦序盤の20日、鶴見駅前で演説する立憲民主党の小林は、有権者の反応が良くなっていると感じていた。「引退は大きな転機で、『頑張れ』と声を掛けられることが多くなった。政治に変化を求めている人が増えているのでは」と期待する。

 神奈川区内で保護猫カフェを経営する無所属の藤村も選挙の構図に大きな変化があったことを出馬理由の一つに挙げた。

 好機と捉える一方、野党陣営は歯がゆい思いも抱いている。野党共闘による候補者の一本化が進み、県内18選挙区のうち7選挙区で一騎打ちの構図が生まれた。しかし、3区では立民と共産が競合したからだ。

 共産の木佐木は鶴見区選出の元県議で、小選挙区では横浜市内唯一の共産候補。共産の県委員会が神奈川区に本拠を置くなど共産が比較的強い地域ということもあり、立民との一本化が実現できなかった。

 野党陣営の幹部の一人は声を落とし気味に言う。「自民候補を倒す大きなチャンスが巡ってきたが野党共闘ができなかった。政権交代を実現させるという強い思いを有権者に伝えたいのだが」=敬称略

神奈川新聞社


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