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第25回参議院議員選挙(2019年)

2020チバQ:2019/08/05(月) 13:47:46
https://www.chugoku-np.co.jp/column/article/article.php?comment_id=555673&comment_sub_id=0&category_id=1146
【緊急連載 広島選挙区の衝撃】<中>宏池会の行方 岸田氏、求心力に懸念
2019/7/24
開票速報会場から政調会長室に向かう岸田氏。直後に溝手氏の落選が報じられた=21日午後11時34分、自民党本部(撮影・浜岡学)
開票速報会場から政調会長室に向かう岸田氏。直後に溝手氏の落選が報じられた=21日午後11時34分、自民党本部(撮影・浜岡学)

 参院選の大勢が固まった21日深夜、自民党本部。岸田文雄政調会長(広島1区)は4階の開票速報会場から6階の政調会長室に移り、テレビに見入った。最後までもつれた地元広島選挙区(改選数2)。6選を狙った岸田派(宏池会)最高顧問の溝手顕正氏(76)の落選が報じられる。「うーん」。ため息が秘書から漏れた。

 エレベーターで1階に降り、車寄せへ向かう岸田氏の表情は険しい。率いる宏池会は改選9人中4人が落選。溝手氏以外は秋田、山形、滋賀のいずれも1期目で野党統一候補に屈した。「巡り合わせが悪かった」と岸田氏。それで片付けにくいのが広島の結果だ。

 ▽「ポスト安倍」さざ波も

 宏池会は最も古い派閥の一つ。竹原市出身の池田勇人元首相が創設し、広島は「源流の地」だ。宮沢喜一元首相も出し、外交面では「ハト派」とされる。

 広島県内の選挙区に地盤を置く衆参の自民議員(比例復活含む)は参院選前で9人。うち6人は宏池会に在籍する。党本部が県連の意に反して新人河井案里氏(45)を追加公認し、野党系の無所属現職との三つどもえとなる中、参院議長の候補にも挙げられた溝手氏の当選は宏池会や県連にとって最低条件だった。

 「岸田氏の求心力に影響しかねない」「いや溝手陣営の問題で、別の話だ」―。与党議員の見方は割れる。

 自民の広島での2人擁立は21年ぶり。「なぜOKしたのか。安倍さんにごまをすったのでは」。溝手氏劣勢が伝わる中、開票速報会場でテレビ特番に出演した岸田氏はコメンテーターに聞かれた。「ポスト安倍」レースで禅譲を期待しているとされることを念頭に置いた問い。「党勢拡大のためだ」。そう繰り返す表情は硬かった。

 2位当選した河井氏の追加公認は安倍晋三首相が深く関わったとされる。安倍首相は選挙戦中盤に広島を訪れ、溝手氏と河井氏それぞれの街頭演説に岸田氏と駆けつけた。岸田氏は安倍首相から「令和の時代はここにいる岸田さん」と持ち上げられた。しかし、河井氏の会場でも岸田氏がマイクを握ったことに「船長が腰砕けでは前線はもたんよ」。溝手陣営の県議はこぼした。

 宏池会には高みを目指す戦いでもあった。竹下派の三浦靖氏(46)=比例中国=が参院選に特定枠で立候補したため、宏池会に近いとされる畦元将吾氏が繰り上げ当選。畦元氏が加わり、改選議員が全員当選すれば所属50人の大台に届く―。しかし、幻に終わった。

 さらに、ある政見放送がさざ波を立てる。「思いが強くなっている」。宏池会ナンバー2の座長で山口選挙区の林芳正氏(58)が、7年前にも立った党総裁選への再挑戦に改めて意欲を示した。林氏は悠々と5選を飾った。総裁選立候補には宏池会の一本化が必要。当然、岸田氏との関係にも影響する。

 政調会長室。岸田氏の外相時代に被爆地広島を訪れた当時のオバマ米大統領と納まった写真が掛けられている。「今後も頑張るだけ」。溝手氏落選を聞いた直後、エレベーターの中で岸田氏は力を込めた。参院選から4日後の25日。仲間4人を失った派閥の会合に臨む。9月が有力視される内閣改造や党役員人事の臆測も飛び交い始めた。


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