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国際政治・世界事情(その2)

136チバQ:2014/10/17(金) 07:48:53
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014101700057
スペインなど安保理入り=非常任5カ国を改選−国連


 【ニューヨーク時事】国連総会(193カ国)は16日、安全保障理事会の非常任理事国10カ国中、今年末で任期が切れる5カ国の入れ替え選挙を秘密投票で行い、スペイン、ニュージーランド、マレーシア、アンゴラ、ベネズエラを選出した。任期は2015年1月から16年末までの2年間。
 非常任理事国はアジア太平洋やアフリカなど五つの地域枠ごとに配分数が決まっており、毎年半数が交代する。マレーシア、アンゴラ、ベネズエラはそれぞれの地域枠内の事前調整で候補国となり、当選した。
 一方、改選2カ国の「西欧その他」にはスペインとトルコ、ニュージーランドが立候補。スペインとトルコは1、2回目の投票で当選に必要な有効投票総数の3分の2を得られず、3回目の投票でスペインがトルコを下した。(2014/10/17-06:08)

137チバQ:2014/10/17(金) 07:49:32
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141017/k10015468841000.html
国連安保理 非常任理事国5か国選出
10月17日 7時36分

国連安全保障理事会の来年以降の非常任理事国を選ぶ選挙が国連総会で行われ、マレーシアやベネズエラ、スペインなど、5か国が選出されました。

国連の安保理はアメリカや中国など拒否権を持つ5つの常任理事国と、地域別に割り当てられ、任期が2年の10の非常任理事国で構成され、非常任理事国は毎年5か国ずつ改選されます。
国連総会では16日、来年1月から2年間、非常任理事国を務める5か国の選挙が行われ、開票の結果、アジアからマレーシアが、中南米からベネズエラが、アフリカからアンゴラが、西ヨーロッパとそれ以外の地域から、スペインとニュージーランドがそれぞれ投票総数の3分の2以上の支持を得て選出されました。
欧米との対決姿勢を打ち出してきたベネズエラは2006年の選挙ではアメリカなどの強い抵抗を受け、47回にわたる投票の末選出されませんでしたが、今回は1回の投票で圧倒的多数の支持を得て選出されました。
安保理の非常任理事国を巡っては日本も来年の選挙への立候補を表明しており、アジアグループの対立候補だったバングラデシュが先月、立候補を辞退したことから日本が選出される可能性が高まっています。

138チバQ:2014/10/17(金) 23:13:34
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E5%9B%BD%E9%80%A3%E5%AE%89%E4%BF%9D%E7%90%86%E3%81%AE%E9%9D%9E%E5%B8%B8%E4%BB%BB%E7%90%86%E4%BA%8B%E5%9B%BD5%E3%81%8B%E5%9B%BD%E3%82%92%E9%81%B8%E5%87%BA%E3%80%81%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%E8%90%BD%E9%81%B8%E3%81%AB%E9%A9%9A%E3%81%8D%E3%81%AE%E5%A3%B0/ar-BB9xuTf
国連安保理の非常任理事国5か国を選出、トルコ落選に驚きの声

AFPBB News
9 時間前
【AFP=時事】国連総会(UN General Assembly)は16日、来年1月から2年間にわたって国連安全保障理事会(UN Security Council)の非常任理事国を務める5か国としてアンゴラ、マレーシア、ニュージーランド、スペイン、ベネズエラを選出した。

 国連安保理は、拒否権を持つ常任理事国5か国(英中仏露米)と、地域別に割り当てられた非常任理事国10か国の計15か国で構成される。非常任理事国は毎年5か国ずつ改選され、任期は2年。昨年選出されたチャド、チリ、ヨルダン、リトアニア、ナイジェリアは現在、任期の中盤に入っている。

 アフリカのアンゴラ、アジア太平洋のマレーシア、中南米のベネズエラは、各地域で対抗馬がなく、選出が確実視されていた。

 ベネズエラは、欧米諸国と対立する強硬路線を取るイランやシリアなどを支持して米国から非難されている他、人権団体などからも批判されているが、選出に必要とされる加盟193か国の3分の2を大きく上回る181票を獲得した。また選出された他の国の得票数は、アンゴラが190票、マレーシアが187票、ニュージーランドが145 票、スペインが132票だった。

 西欧及びそれ以外の地域に割り当てられた安保理の議席をめぐってスペイン、ニュージーランドと接戦となっていたトルコは今週、メブリュト・チャブシュオール(Mevlut Cavusoglu)外相をニューヨーク(New York)に送り込んで票固めに動いていた。投票は3回目までもつれ込んだ。トルコは投票を重ねるごとに109票、73票、60票と得票数を減らして落選し、有力視していた多くの人々を驚かせた。

 穏健なイスラム教の国のモデルとしてもてはやされることが多いトルコだが、米軍主導の有志連合がシリアで実施している対イスラム国軍事作戦への関与を深めるよう圧力を受けている。

 国連外交官の間では、イスラム教スンニ派(Sunni)過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の脅威に対して本格的に対応していないことや、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領の下で強権的な傾向を強めていることが、トルコへの支持を減らしたとみる向きもある。

 ある国連外交官は、前回08年に非常任理事国選挙に立候補した際、トルコは1回目の投票で151票を集めて選出されており、今回の選挙結果は国際社会におけるトルコの地位低下を表していると語った。

139チバQ:2014/10/19(日) 16:09:31
http://www.afpbb.com/articles/-/3029255
アフリカ南部諸国、ポピュリスト政党が台頭
2014年10月18日 15:40 発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ
【10月18日 AFP】アフリカ南部諸国の現職政治家たちにとって、過去半世紀は非常に良い時代だった。だがここにきて、根強い貧困や高い失業率を背景に、経済情勢の変革を誓うポピュリズムが台頭し始めている。

 アンゴラやモザンビークなどアフリカ南部10か国のうち8か国では、植民地支配からの独立後やアパルトヘイト撤廃後に選挙で勝利した政党が一貫して政権を掌握している。

 解放運動の成功の陰で、南アフリカの与党・アフリカ民族会議(ANC)やナミビアの南西アフリカ人民機構(SWAPO)などの団体は、共産主義者や自由市場主義者、敵対する部族や派閥を難なく、排除してきた。

 だがここにきて、長く政権の座にある政党の腐敗や汚職が指摘され、国家機関を政府の意志に従わせているなどの批判も高まっている。

 特に、変革を求める都市部の若い層が、大統領や首相、王族に対して非難を声を上げている。若者の失業率は50%に達することも多く、アパルトヘイト時代の富の集中は解消されていない。アフリカの民主主義などについての著書があるダニエル・レスニク(Danielle Resnick)氏によると、こうした不安を背景に「起業家的思考を持つ政治家」が、「現職の政治家に対抗するだけでなく、すべての人に教育や医療の改善、経済成長などあらゆることを約束し」、チャンスをつかんでいるという。

 たとえば南アフリカで「アンファン・テリブル(恐るべき子ども)」とも呼ばれるジュリアス・マレマ(Julius Sello Malema)元ANC青年同盟総裁(33)。マレマ氏はANCから除名処分を受けた後、13年に新党「経済的解放の闘士(Economic Freedom Fighters)」を結成。2014年の総選挙では25議席を獲得し、第3党に躍り出た。

 マレマ氏の政友で、ボツワナの野党を率いるアラファト・キツォ・カーン(Arafat Kitso Khan)氏も国家政策を揺さぶっている。カーン氏は、現政権の私腹を肥やす行為や欧米諸国による「新植民地主義」に屈する外交政策を批判し、「政権交代」を目指している。マレマ氏はカーン氏の応援のためにボツワナ入りを試みたが、ビザが下りなかった。

 10月に国民議会選挙を控えるボツワナのイアン・カーマ(Ian Khama)大統領は、南アフリカでマレマ氏が成し遂げた成功が自国でも起こることは望んでいないし、10月の選挙を前にマレマ氏に波風を立たせてほしくもない。だが、カーマ大統領をはじめとするアフリカ南部の首脳たちはポピュリストの勢力阻止に苦戦しているようだ。

 もっとも、新たに誕生した政党がすぐに政権を掌握すると期待する人はほとんどいないが、ポピュリストたちは、農地改革や資源国有化、黒人経済力強化政策といったアフリカ南部での重要な議論に影響を与えている。実際、南アフリカでは民衆の抗議運動を受けて、ANCが「さらなる転換」を約束。これは、マレマ氏の「ビジネスにおける黒人の権利拡大」の要求を反映したものでもあった。(c)AFP/Andrew BEATTY

140チバQ:2014/10/19(日) 16:10:23
http://www.afpbb.com/articles/-/3029245
停戦と女子生徒解放でボコ・ハラムと合意、ナイジェリア政府発表
2014年10月18日 11:02 発信地:アブジャ/ナイジェリア
【10月18日 AFP】ナイジェリア政府は17日、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」との間で、停戦およびボコ・ハラムが拉致していた女子生徒200人以上を解放することで合意に達したと発表した。しかし、それが事実なのか懐疑的な見方が広がっている。

 ナイジェリア国防軍を率いるアレックス・ベイデー(Alex Badeh)空軍大将は、ナイジェリアの首都アブジャ(Abuja)で開かれた会議でナイジェリアとカメルーンの軍幹部らを前に、ナイジェリア政府とボコ・ハラムの間で停戦合意が結ばれたと明らかにし、速やかにこの合意を順守するようナイジェリア軍の幹部らに命じたと述べた。

 ベイデー大将の発表に先立ち、グッドラック・ジョナサン(Goodluck Jonathan)大統領のハッサン・タクル(Hassan Tukur)主席補佐官はAFPに、ボコ・ハラムとの交渉の結果、停戦と、今年4月から人質になっていた女子生徒219人の解放で合意に達したと述べていた。

 ジョナサン大統領は今後数週間のうちに次期大統領選への立候補を表明するとみられており、ボコ・ハラムとの停戦や女子生徒らの解放はジョナサン氏の政治的立場を強めるだろう。しかし、ボコ・ハラムとの合意という発表に対する大方の見解は懐疑的だ。

 ボコ・ハラムの専門家で、ナイジェリア政府を代表してボコ・ハラムと交渉しているシェフ・サニ(Shehu Sani)氏は、タクル補佐官がボコ・ハラムの代表者だとしているダンラディ・アフマドゥ(Danladi Ahmadu)という人物については「聞いたこともない」と述べた。

 ラルフ・ベロファディレ(Ralph Bello-Fadile)ナイジェリア国家安全保障補佐官(National Security Advisor、NSA)顧問によると、NSAにはボコ・ハラム指導者アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)容疑者の代理を名乗る詐欺師が殺到しているという。

 同氏は、英王立国際問題研究所(チャタムハウス、Chatham House)が13日にアブジャで開いた会議で、「政府は交渉を求めているが、これまでシェカウの代理として現れた人物は一人もいない」と語っていた。

 ナイジェリア政府の安全保障分野の報道官マイク・オメリ(Mike Omeri)氏も、拉致された女子生徒の解放についてまだ合意に達していないと述べた。

 米政府も、実際に合意があったかどうか、現時点で確認できていないとしている。(c)AFP/Ola AWONIYI, with Ben SIMON in Lagos and Aminu ABUBAKAR in Kano

141チバQ:2014/10/19(日) 16:11:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3029283
魔女狩りで女性2人殺害、タンザニア
2014年10月18日 19:34 発信地:アルーシャ/タンザニア
【10月18日 AFP】アフリカ東部タンザニアの警察は17日、性的能力を喪失するよう「魔女」に呪いをかけられたと信じた男数人に、女性2人が惨殺されたと発表した。

 警察によれば、同国北部シニャンガ(Shinyanga)州のIhugi村で14日夜、自宅で夕食をとろうとしていた80代の女性と45歳の娘の親子が、住民の男たちに襲われ殺害された。親子のせいで自分が性的能力を失ったと考えた村人1人が、襲撃を仕掛けたと疑われており、別の男3人が親子の喉をかき切った後、体をめった切りにしたという。さらに、自分の母親に毒を盛ったとして親子を責めていた40代の男も逮捕された。

 魔法や黒魔術信仰が多くの地域で残っているタンザニアでは「魔女狩り」と称した女性殺しも横行している。前週も同国西部で「魔女」とされた7人が生きたまま小屋ごと焼かれて殺害される事件があった。現地の人権団体「法的権利と人権センター(Legal and Human Rights Centre、LHRC)」によれば、毎年500人が「魔女狩り」に遭っており、2005〜11年の間に約3000人が殺害された。

 犠牲者の多くは高齢の女性で、目が充血しているために標的とされることが多い。赤い目は魔女の証とされているからだが、その原因の多くは、貧困地域で料理用の燃料として使われる牛ふんにあるとLHRCは説明している。またアルビノ(先天性色素欠乏症)の人々も標的にされることが多いという。(c)AFP

142チバQ:2014/10/19(日) 18:18:07
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180041-n1.html
2014.10.18 23:00更新

【エボラ出血熱】
「見誤った」 無能な職員や官僚的な組織体質、WHO猛省 内部文書


 世界保健機関(WHO)は、エボラ出血熱対策について「関与したほぼ全員が、(流行拡大の)簡単な予兆を見誤った」などと指摘、無能な職員や官僚的な組織体質から初動に失敗、感染拡大を食い止められなかったと猛省する内部文書をまとめた。米AP通信が18日までに報じた。

 APによると文書は、医療システムが機能していない西アフリカのような地域では、伝統的な感染症の封じ込め対策は通用しないことをWHOの専門家は当初から認識すべきだったと指摘。

 アフリカ各国にある出先事務所のトップは、地域を統括するアフリカ地域事務局長による「政治的な動機」で人選されており、同地域事務局長とWHO本体のチャン事務局長との意思疎通もないとした。(共同)

143チバQ:2014/10/19(日) 18:19:17
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180038-n1.html
2014.10.18 21:09更新


非常任理事国入り逃す トルコ、対外政策に厳しい視線
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 【カイロ=大内清】国際社会のトルコに対する視線が厳しさを増している。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との本格的な対決に踏み切れず、欧米などで形成する有志連合の批判が強まる中、16日には有力視されていた国連安全保障理事会の非常任理事国入りを逃すという出来事があった。国内ではエルドアン大統領の「強いトルコ」を目指す外交路線を疑問視する論評も出ている。

 トルコのメディアなどによると、安保理の非常任理事国に立候補していた同国は精力的なロビー活動を行い、投票の直前まで160カ国からの支持を集めていたとされる。しかし、3回行われた16日の投票の結果、トルコは同じ「西欧・その他」枠でニュージーランドとスペインの当選を許し、落選した。

 米誌ニューズウィーク(電子版)は複数の外交筋の話として、エジプトやサウジアラビアを中心に、トルコの当選を阻止しようとする動きがあったと指摘。背景には、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の影響を強く警戒する両国と、同胞団を支援するトルコのエルドアン政権との対立関係があるとみられる。

 イスラム系与党・公正発展党(AKP)出身のエルドアン氏は、「アラブの春」で中東・北アフリカが不安定化する中、各国のイスラム勢力を通じて影響力を拡大させてきた。隣国シリアではイスラム系を含む反体制派勢力を支援してアサド政権と敵対しており、イスラム国を攻撃すれば、結果としてアサド政権を手助けすることになりかねないため、本格的な関与を避けてきた事情がある。

 非常任理事国入りを逃したことについてトルコ紙トゥデーズ・ザマン(電子版)は17日、「トルコの外交政策を承認しないという(国際社会の)メッセージだ」と、政府を批判した。

 一方で同国政府は、自国国境に近いシリア北部のクルド人の都市アイン・アラブを攻めるイスラム国への慎重な姿勢を崩していない。トルコのダウトオール首相は15日、「シリア人のみがシリアに入って戦うことができる」と述べ、自国民のクルド人戦闘員らがイスラム国との戦闘に直接関与することを認めない考えを強調した。

 イスラム国空爆をめぐるトルコの基地使用の可否などで、米国との足並みの乱れも続いており、エルドアン政権の政策は今後も内外の圧力にさらされそうだ。

144チバQ:2014/10/19(日) 21:00:25
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014101901001409.html
同性愛、離婚への寛容表現削除 バチカン司教会議が報告書


 「世界代表司教会議」臨時総会で、高位聖職者らに語りかける法王フランシスコ=18日、バチカン(AP=共同)

 【ローマ共同】ローマ法王庁(バチカン)で開かれた「世界代表司教会議」の臨時総会は18日、2週間の協議を総括した最終報告書を発表した。先に公表した暫定報告書にあった同性愛者や離婚した信者への「寛容姿勢」を求める表現が削除され、同性婚や離婚をタブーとするカトリック教会の基本姿勢を維持する内容となった。

 同性婚や離婚をめぐり教会内部で、現実社会に合わせた柔軟な対応を求める改革派と、教義に厳格な保守派との根深い対立があることがあらためて浮き彫りになった。

2014/10/19 17:50 【共同通信】

http://www.cnn.co.jp/world/35055355.html
カトリック司教会議、同性愛者への対応で合意できず
2014.10.19 Sun posted at 14:08 JST
ローマ(CNN) 世界のカトリック司教ら約200人がバチカンに集まり、2週間にわたって家族や性の問題を話し合った会議が18日、閉幕した。報告書の内容のうち、同性愛者の受け入れを巡る文言は修正を経ても合意に至らず、採択されなかった。
会議はフランシスコ・ローマ法王の呼び掛けで、家族のあり方などに対する教義の見直しをテーマに非公開で開催された。
13日に発表された中間報告では、カトリックがこれまでタブー視してきた同性愛や離婚に肯定的な見解を表明。同性愛者のキリスト教社会への貢献や、同性愛カップルの助け合いを認めるとの文言が盛り込まれた。
これに対して内部の保守派が強く反発したため、18日に提出された報告書ではこうした文言がすべて削除された。
報告書には、同性愛カップルに神が定めた結婚や家族と同じ結びつきを認める根拠はない、と明記され、「それでもなお、同性愛者については敬意と配慮をもって迎え入れなければならない」との一文だけが残された。しかしこの部分さえ賛成118、反対62と、採択に必要とされる3分の2の支持を得ることができなかった。
ただフランシスコ法王は、否決された部分も含めて報告書の全文公開に踏み切った。今回の会議でまとめた報告書は来年10月、さらに大きな会議に提示される。法王は両会議での話し合いを踏まえたうえで、最終的な判断を示す見通しだ。
法王は司教らに、「家族が直面する数多くの問題に具体的な解決策を見出すため、われわれにはあと1年、熟考の時間が残っている」と語り掛けた。
同性愛者とカトリックとの和解を掲げる米団体、ニュー・ウェイズ・ミニストリー(NWM)は、報告書に「深い失望」を表明した。

145チバQ:2014/10/20(月) 21:36:05
http://www.sankei.com/world/news/141020/wor1410200030-n1.html
2014.10.20 16:06

豪議会、見学者のブルカ規制撤回 「差別的」と批判受け
 オーストラリア連邦議会は20日、テロ対策の警備強化の一環として、議会見学の際、顔を覆った人物は防音ガラスで隔離されたスペースでの見学に限定するとした規制を撤回した。10月上旬に新たに導入した規制は事実上、イスラム教徒の女性が顔を隠す衣装「ブルカ」などが対象となるため、差別的だとして国内で批判が高まり、トニー・アボット首相(56)も見直しを要請していた。

(シドニー 共同)

146チバQ:2014/10/20(月) 21:58:20
http://mainichi.jp/select/news/20141020k0000e030133000c.html
バチカン:「同性愛認知」盛らず…司教会議 内部対立露呈
毎日新聞 2014年10月20日 10時41分(最終更新 10月20日 11時00分)
 【ローマ福島良典】キリスト教カトリックの総本山バチカン(ローマ法王庁)は18日、教会が現代の家族問題にいかに取り組むかを話し合った世界代表司教会議の最終報告を採択した。男女による結婚を神聖視する教義に厳格な保守派の抵抗で、中間報告に入っていた同性愛者「認知」の表現は盛り込まれず、現実的な対応を求める改革派との内部対立が露呈した。世界各国の教会での議論を踏まえ、来年10月の再討議でバチカンとしての最終的な立場を打ち出す。

 13日に発表された中間報告は改革派寄りの内容で、同性愛者について「キリスト教徒社会に寄与し、(優れた)特性を提供することができる」と評価。同性婚自体は認めていないものの、同性愛者カップルの共同生活が「パートナーの暮らしにとって、かけがえのない支えになっている場合もある」と好意的にとらえていた。

 だが、保守派の抗議を受け、最終報告案では「家族は男女の結婚に基づく」と記され、「同性愛指向の人々は敬意を持って丁寧に対応されなければならない」との当たり障りのない表現に変更された。最終報告案の同性愛者に関する項目は、投票した司教183人の3分の2以上の支持を得られず、継続協議となった。表現変更に改革派が反対票を投じたとみられている。

 また、離婚した信徒がミサで重要儀式の「聖体拝領」を受けられるようにすべきかどうかに関しても司教の間で意見が割れた。現状では、離婚した信徒が教会から結婚の「取り消し」を得ずに行政手続きによってのみ再婚した場合、聖体拝領を受けられないルールになっている。

 保守、改革両派の対立が表面化した司教会議ではあったが、これまでタブー視されてきた同性愛者などへの対応に光が当てられた意義は大きい。

 フランシスコ・ローマ法王は討議の透明性を高めるため、最終報告の項目ごとの投票結果を公表する異例の措置を取り、閉幕演説で保守派の「敵対的な厳格さ」と、改革派の「偽りの慈悲」を共に戒めた。同性愛者団体は「中間報告にあった同性愛者評価の表現が最終報告に盛り込まれなかったのは残念」と受け止めている。

 会議は5〜19日にバチカンで開かれ、世界各国の司教団代表ら253人が参加。フランシスコ法王は最終日の19日、4代前の法王、故パウロ6世(在位1963〜78年)を「聖人」に次ぐ「福者」とするミサをサンピエトロ広場で開き、「神は新しい事を恐れない」と教会刷新を訴えた。

147チバQ:2014/10/21(火) 20:14:28
http://www.asahi.com/articles/ASGBP2C8BGBPUHBI007.html
元豪首相ゴフ・ウィットラムさん死去 白豪主義に終止符
シドニー=郷富佐子2014年10月21日11時39分
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ゴフ・ウィットラム元豪首相=ロイター
 ゴフ・ウィットラムさん(オーストラリア元首相)が21日、シドニーで死去、98歳。家族や豪州政府が発表した。

 メルボルン生まれ。労働党の党首として1972年の総選挙で勝ち、自由党などによる保守連合から23年ぶりに政権を奪還。人種差別禁止法で制度としての白豪主義に終止符を打ったほか、徴兵制廃止、中国の国家承認、先住民アボリジニーの土地所有権承認など多数の制度改革を行った。75年、当時のカー連邦総督から議会の混乱を理由に首相職を解任された。続く2度の総選挙で敗北し、78年に政界から引退した。

 多文化主義への路線を方向付けるなど、「戦後の豪州を変えた巨人政治家」と言われた。21日、豪州政府は半旗を掲げた。(シドニー=郷富佐子)

148チバQ:2014/10/23(木) 20:52:38
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014102300484
「アラブの春」に審判=26日議会選、過激派懸念も−チュニジア

22日、チュニジア中部スースで、世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」の選挙キャンペーンに参加した支持者(EPA=時事)
 【カイロ時事】北アフリカのチュニジアで26日、民主的な新憲法に基づく議会選(定数217)が行われる。チュニジアは、中東各地で独裁政権が相次いで打倒された2011年の民主化要求運動「アラブの春」発祥の地。各地の民主化運動が内戦やクーデターを招いて挫折が続く中、政権移行が比較的平穏に推移する「優等生」で、民主化の行方を占う選挙となる。
 選挙は、穏健派イスラム政党アンナハダに、世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」が挑む構図。このほかに小政党が乱立しており、いずれも単独過半数の獲得は困難な見通しだ。
 11月23日には政権移行の締めくくりとなる大統領選が行われる。両選挙を円滑に実施し、平和的に本格政権を樹立できるか注目される。(2014/10/23-20:33)

149チバQ:2014/10/24(金) 21:23:16
http://www.sankei.com/world/news/141024/wor1410240039-n1.html
2014.10.24 19:03

「アラブの春」先駆けのチュニジアで26日に議会選 「民主化」の定着占う試金石

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23日、首都チュニスで選挙キャンペーンのポスターの前を歩く女性(AP)
 【カイロ=大内清】いわゆる「アラブの春」の先駆けとなった北アフリカのチュニジアで26日、議会(定数217)選が行われる。2011年1月のベンアリ政権崩壊後、イスラム勢力と世俗派の対立をはらみながらも、大きな政治混乱を回避してきた同国に民主主義が定着するかを占う意味合いがある。低迷が続く経済や治安の回復などが主な争点だ。

 選挙戦は、11年の政変後に勢力を伸ばしたイスラム原理主義組織ムスリム同胞団系のアンナハダと、世俗派政党の「ニダー・チュニス(チュニジアの呼びかけ)」を軸に展開。旧ベンアリ政権の元閣僚らでつくる党も参加している。どの党も単独で過半数を獲得するのは難しい見通しで、選挙後は組閣に向けた連立交渉が行われる見通しだ。

 チュニジアでは11年の制憲議会選でアンナハダが筆頭勢力となり、イスラム色が強まることを嫌う世俗主義派との対立が深まった。しかし昨年、同国政治に影響力を持つ有力労組などの調停で政治勢力間での対話による妥協が成立。今年1月には人権尊重や信教の自由などをうたった民主的な内容の新憲法が承認された。

150チバQ:2014/10/24(金) 21:33:41
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2014102400092
現職ルセフ氏のリード鮮明に=与党陣営に勢い−ブラジル大統領選


 【サンパウロ時事】ブラジル大統領選挙の決選投票を26日に控え、世論調査大手2社が23日発表した最新の調査結果で、再選を目指す与党労働党のルセフ大統領が6〜8ポイント差で、対抗馬のネベス・ブラジル社会民主党党首を上回った。
 5日の第1回投票以降、両候補の支持率は拮抗(きっこう)していたが、選挙戦終盤になってルセフ陣営のリードが鮮明になった。
 世論調査会社IBOPEによると、ルセフ氏の支持率は49%で、前回調査から4ポイント伸ばした一方、ネベス氏は41%で2ポイント落とした。ダタフォリャの調査でも、ルセフ氏の48%(前回47%)に対し、ネベス氏は42%(同41%)だった。(2014/10/24-07:34)

151チバQ:2014/10/25(土) 12:54:24
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102500080
ネイマールが野党候補支持=ブラジル大統領選



サッカー・ブラジル代表のエース、ネイマール選手=7月31日、東京都港区
 【サンパウロ時事】サッカー・ブラジル代表のエース、ネイマールは24日までに、インターネットの動画で、同国大統領選挙の決選投票で野党ブラジル社会民主党(PSDB)のネベス党首を支持すると表明した。
 ブラジル代表のドゥンガ監督は選手に政治的発言の自粛を求めているが、ネイマールは家族と話し合って動画投稿を決めたといい、「ネベス氏の政策と私の考えは同じだ」と話した。
 決選投票は26日に行われる。世論調査によると、ネベス氏は対抗馬のルセフ大統領に数ポイントのリードを許している。(2014/10/25-08:45)

152チバQ:2014/10/26(日) 19:34:36
http://mainichi.jp/select/news/20141027k0000m030041000c.html

チュニジア:議会選の投票始まる 新憲法下で初
毎日新聞 2014年10月26日 19時03分

 【チュニス秋山信一】2011年に中東の民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで26日、新憲法下で初めての議会選挙(定数217)の投票が始まった。第1党を争うイスラム政党アンナハダ(再生)と世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)の対決が焦点。革命後の経済・治安の混乱を背景に政治不信が広がっており、投票率の行方も注目される。

 投票締め切りは午後6時(日本時間27日午前2時)。即日開票され、早ければ27日にも大勢が判明する。チュニス中心部の小学校に設けられた投票所では早朝から多くの住民が訪れた。ニダチュニスを支持する無職のイスマイルさん(73)は「どの政党が勝っても安定した政権を作り、経済を立て直してほしい」と話した。近くを通りかかった会社員(33)は「革命後の政争に失望した。投票には行かない」と話した。

 国内外の選挙監視団が各地の投票所に派遣されており、日本からも中根一幸・外務政務官ら11人が投票の様子を視察した。

http://mainichi.jp/select/news/20141026k0000e030093000c.html
チュニジア:議会選挙 イスラムと世俗、第1党狙い激戦
毎日新聞 2014年10月26日 08時45分(最終更新 10月26日 11時37分)

 【チュニス秋山信一】中東の民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで26日、新憲法下で初となる議会選挙(定数217)が行われる。イスラム政党アンナハダ(再生)と世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)が第1党の座を巡って激戦を繰り広げている。「アラブの春」以降で独裁政権が倒れた国が軒並み混乱する中、民主化の「優等生」と評価されるチュニジアの行方を占う選挙として注目されている。

 アンナハダは24日夜、チュニスで集会を開いた。女性支持者の大半はヘジャブ(スカーフ)を着用していた。機械工のマフムード・マフムーディさん(53)は「アンナハダは信頼に足る唯一の政党だ」と訴えた。近くの目抜き通りでは、髪をなびかせた女性の姿が目立つ。公務員のサーミャ・ベンマンスーラさん(52)は「世俗国家を維持しながら経済を向上できる政党を選びたい」と語った。

 チュニジアでは2011年1月に反政府デモによってベンアリ独裁政権が崩壊。制憲議会の選挙(11年10月)では、アンナハダが4割近い議席を獲得し、連立政権の中心となった。

 昨年、イスラム過激派に批判的な野党指導者が相次いで暗殺されたのを機に「アンナハダの過激派対策が不十分だ」と抗議するデモが激化。アンナハダは新内閣に政権移譲せざるを得ず、今年2月に新憲法が施行された。

 今回は世俗政党の多くが新たに結成されたニダチュニスに参加。6〜7月の世論調査ではニダチュニスの支持率が4割を超え、アンナハダを上回った。ただ選挙戦に入ってアンナハダが巻き返しているとの見方もある。

153チバQ:2014/10/26(日) 19:36:50
http://mainichi.jp/select/news/20141025k0000e030210000c.html
ナイジェリア:ボコ・ハラム停戦1週間 解放交渉は進まず
毎日新聞 2014年10月25日 12時30分(最終更新 10月25日 14時56分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアでは24日、政府が同国北部でテロ攻撃を続けるイスラム過激派ボコ・ハラムとの停戦合意を発表してから1週間がたった。この間、ボコ・ハラム側は停戦合意について沈黙を続け、ボコ・ハラムに拉致された200人以上の女子の解放についても進展はない。一方、政府の発表後にボコ・ハラムの犯行が疑われる大規模な拉致事件が発生したことが報じられ、停戦合意に疑念の声が上がっている。

 政府は17日、ボコ・ハラムとの停戦合意を発表。ボコ・ハラムが今年4月に北東部チボクで拉致し、現在も拘束中とみられる200人以上の女子の解放に国内外の期待が高まった。

 ところが最近になって、チボクでの拉致と似た武装集団による女性集団拉致事件が、停戦合意発表後に発生している可能性が高いことが分かってきた。

 地元紙「ディス・デー」などによると、武装集団が18日、チボクに近い北東部アダマワ州の2カ所の村を襲撃し、計約60人の女性たちを連れ去った。米CNNテレビは、武装集団が拉致した女性1人につき、1500ナイラ(約980円)の現金などを置いていったとも報じ、女性たちが性奴隷にされる恐れにも触れている。

 ボコ・ハラムへの対応を巡るナイジェリア当局側の態度に関しては、これまでも「発言がすぐに変わるのでうのみにできない」(北部カノのメディア関係者)と懐疑的に見られている。カノ在住のチボク出身者でめい2人が4月に拉致されたチロマ・ヤガさん(64)は毎日新聞の電話取材に対し「女子たちの解放の兆候は見られない。(停戦合意の)発表には疑いを持っている」と述べた。今後明らかな進展が見られなければ、疑念がさらに拡大するのは必至だ。

 ボコ・ハラムは2009年から同国北部を中心にテロを繰り返すイスラム過激派。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は今年上半期だけで、ボコ・ハラムの攻撃で市民2000人以上が死亡したと推計している。

154チバQ:2014/10/26(日) 19:37:39
http://mainichi.jp/select/news/20141025k0000e030158000c.html
ルワンダ:BBCを放送停止処分 大虐殺の特番に批判
毎日新聞 2014年10月25日 09時58分

 英BBC放送が今月放送したルワンダ大虐殺の特集番組に対して多くの苦情が寄せられたとして、ルワンダの放送規制当局は24日、BBCによる現地のキニヤルワンダ語での放送を当面停止させると発表した。AP通信などが伝えた。英語とフランス語の放送は停止しないという。



 番組名は「ルワンダの語られざる物語」。1994年に約80万人が犠牲になったとされる大虐殺では、少数派のツチ人だけでなく、多数派のフツ人も数多く殺害されたと指摘する専門家の声を紹介した上で、カガメ現大統領が率いるツチ人主体のルワンダ愛国戦線も殺害に加わったと批判した。

155チバQ:2014/10/26(日) 20:50:41
http://www.sankei.com/world/news/141026/wor1410260023-n1.html
2014.10.26 18:19

「アラブ革命後のモデル」 チュニジアで議会選実施




26日、チュニジアの首都チュニス中心部で議会選の投票をする男性(共同)
 北アフリカのチュニジアで26日、正式政府発足の前提となる議会選(定数217)が行われた。2011年の民主化運動「アラブの春」の先駆けとして長期独裁政権が倒れたチュニジアでは、来月23日に大統領選も実施。新憲法下での民主政権移行は総仕上げの段階に入った。

 即日開票し、30日までに暫定結果が発表される見通し。世論調査などによると、制憲議会第1党のイスラム政党アンナハダを、世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」が追う展開。政党や独立系の1万人以上が立候補した。登録有権者は約530万人。

 アラブの春を経たシリアやリビア、エジプトなど中東の各国が依然として混乱に苦しむ中、チュニジアは今年1月、各勢力が歩み寄り、民主的な新憲法を制定、「アラブ革命後の政権移行のモデル」と評される。(共同)

156チバQ:2014/10/27(月) 23:57:52
183 名前:チバQ 投稿日: 2014/10/27(月) 23:56:36
http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000m030056000c.html
チュニジア議会選:世俗政党が優勢 大連立形成が焦点に
毎日新聞 2014年10月27日 20時13分(最終更新 10月27日 23時32分)
【チュニス秋山信一】チュニジア議会選挙(定数217)が26日行われた。暫定集計の結果、世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)が第1党となる公算が大きくなった。ロイター通信などが報じた。憲法制定を担う制憲議会で第1党だったイスラム政党アンナハダ(再生)は第2党に転落。過半数に達する政党はない見通しで、主要2党による大連立が形成されるかが焦点となる。

 議会選は、2011年の民主化要求運動「アラブの春」によるベンアリ政権崩壊後に制定された新憲法下で初めて実施。新憲法は大統領権限を国防・外交に限り、行政権は議会多数派が組閣する内閣に付与しており、議会選が実質的な政権選択の機会となる。ロイター通信などによると、ニダチュニスは約80議席、アンナハダは約65議席の見通し。比例代表制で行われ、100前後の政党が参加したが、他党は20議席に及ばない模様だ。投票率は60%に達し、3年前の制憲議会選を上回る可能性がある。

 ニダチュニスは、11月の大統領選で有力視されるセブシ元首相(87)が率いる。制憲議会選で世俗派が小政党に分裂し、アンナハダの躍進を許した経緯を踏まえ、「世俗派の結集」を呼びかける戦略が奏功した。革命後のアンナハダ中心の政権下で、イスラム過激派が活動を強め、治安や経済が不安定化したことに不満を抱く有権者の支持も取り込んだ。

 選挙戦中、ニダチュニスはアンナハダとの大連立には否定的だったが、一定の支持層を持つイスラム勢力を排除すれば、治安や社会の混乱につながる可能性もある。そのため、最終的には大連立に向かうとの見方が強く、アンナハダは世俗派との連立に前向きだ。

157チバQ:2014/10/27(月) 23:58:07
184 名前:チバQ 投稿日: 2014/10/27(月) 23:57:14
http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000m030055000c.html
ブラジル大統領選:ルセフ氏、僅か3ポイントで再選
毎日新聞 2014年10月27日 20時08分(最
【サンパウロ朴鐘珠】ブラジルの大統領選は26日の決選投票で左派・労働党の現職のルセフ大統領(66)が再選された。しかし、得票率の差は僅か3ポイントで、ブラジルで現行の直接選挙制が採用された1989年の大統領選以降、最も接戦となった。支持基盤の貧困層への手厚い保護が支持され、野党・ブラジル社会民主党の猛追をかわした。

 選挙管理委員会に相当する最高選挙裁判所の集計によると、開票率99.99%の時点でルセフ大統領の得票率は51.64%、ブラジル社会民主党のネベス党首(54)は48.36%。

 ブラジル経済は下降線をたどっており、不況が現職の足かせになるとみられていた。ルセフ政権1期目のインフレ率は6%前後で高止まりし、国内総生産は今年に入って2四半期連続で減少。ルセフ氏はリーマン・ショックの後遺症が経済停滞の主因だとして、政権に責任はないと主張していた。しかし他の中南米諸国が経済成長を続ける中、ルセフ氏の主張は正確性を欠くとして、国内外の経済学者164人が選挙期間中に抗議声明を出す騒ぎにもなっていた。

 ただインフレはルセフ氏への大きな打撃とはならなかった。労働党は政権を握った2003年から、毎月現金を支給する生活保護制度を導入。その後も住宅購入補助、電気、水道敷設など多様な形態で貧困層を援助すると同時に、受給資格も緩和してきた。こうした補助で得られる収入の伸びがインフレ率を上回るため、貧困層は物価上昇を苦にしておらず、労働党への批判材料にもならなかった。大手証券会社グラドゥアル証券の主席経済研究員、アンドレ・ペルフェイト氏(36)は「労働党を支える貧困層の大半は、インフレにも不況にも気づいていない」と語る。

 生活保護受給者の半数は北東部9州に集中する。決選投票でルセフ氏が62%を得票したアラゴアス州の連邦大で政治学を教えるハヌウホ・パラニョス教授(35)は「貧困層の票を手っ取り早く集めるには生活保護のばらまきが一番。教育や医療、交通基盤の改善に予算をつぎ込むより安上がりに済む」と話し、生活保護こそが労働党の勝因だと断じた。終更新 10月27日 23時34分)

158チバQ:2014/10/28(火) 00:03:34
http://www.cnn.co.jp/world/35055712.html
チュニジアで議会選、アラブ民主化の試金石
2014.10.27 Mon posted at 15:12 JST
チュニス(CNN) 北アフリカのチュニジアで26日、2011年のベンアリ独裁政権崩壊後初の正式な立法府となる人民議会(定数217)選の投票が行われた。民主主義がアラブ世界に根付くかどうかを占う試金石として注目されている。
この日はテロの脅威に備え、7万人を超える規模の治安部隊が出動した。重装備のトラックが主要道路を巡回する厳戒態勢のなか、人口の約半数に相当する500万人余りの登録有権者が投票所へ向かった。首都チュニス中心街の主要投票所では午前中から有権者の長い列ができた。
議会選には100以上の政党から数千人が立候補。2011年のベンアリ政権崩壊後、今年初めまで暫定政権を主導したイスラム政党ナハダと、世俗派政党ニダチュニス(チュニスのよびかけ)が2大勢力となっている。
チュニジアは11年、中東の民主化運動「アラブの春」の発端となった。運動を機に各地で始まった民主国家への移行が次々と失敗に終わるなか、同国に最後の望みがかかっている。
議会選の争点となっているのは、失業対策やイスラム過激派への対応だ。暫定政権下の3年間で若者の失業率は40%を超え、貧困ラインを下回る国民は倍増。こうした経済状況を背景として、過激派が若者らの間で急激に勢力を伸ばしてきた。
投票に訪れた機械工の男性(61)は「過去3年の間に起きたことが繰り返されないためにも、きょうの選挙は重要だ。革命の後、治安や経済、社会問題などすべてが悪化した」「子どもたちの働き口がなくて苦労してきた。若者が過激派に洗脳されていく風潮が心配で、工事作業員のような仕事に押し込んだ」と話した。この男性は世俗派が強い指導力で政権を率いるべきだとの考えから、ニダチュニスを支持しているという。
地域の若者が一斉に過激派指導者に説得され、国内外で戦闘員となるケースも多い。シリアにはすでに、過激派組織への参加を志願するチュニジア人3000人以上が渡航し、外国人戦闘員として最大の勢力を構成している。

159チバQ:2014/10/28(火) 00:06:55
http://www.sankei.com/world/news/141027/wor1410270028-n1.html
2014.10.27 18:17
【ブラジル大統領選】
五輪、経済の立て直し、公共サービス… 再選のルセフ大統領に課題山積

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26日、ブラジル大統領選で再選され、支持者らに手を振るルセフ大統領=ブラジリア(AP=共同)
 ブラジル大統領選の決選投票を制したとはいえ、ルセフ大統領への国民の視線が厳しいことは得票率からもうかがえる。僅差で再選を果たしたルセフ氏は今後、経済の立て直しや公共サービスの拡充、リオデジャネイロ五輪の開催といった重い責任を担っていくことになる。

 前回の大統領選があった2010年、ブラジルは活気に満ちていた。国内総生産(GDP)成長率は約7・5%に達し、当時の新興4カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国)の雄として、確固たる地位を築いた。ルセフ氏の政治の師で労働党の指導者、ルラ前大統領の8年間の功績が大きい。

 労働党政権は、低所得者層への現金給付や最低賃金の引き上げで中間所得者層を大幅に拡大し、消費を促進した。10年のGDPに占める個人消費の割合は60%と、5〜7割とされる先進国の水準をクリアし、日本の57%も上回った。

 ところが、ルセフ氏に交代したころから経済成長は鈍化し始める。マクロ経済への干渉を続けるなどした結果、投資は減少。頼みの綱だった個人消費も減り、今年のGDP成長率が1%を割ることが確実だ。BRICSの中でもブラジル経済の失速は著しい。

http://www.sankei.com/world/news/141027/wor1410270034-n1.html
2014.10.27 20:13
【ブラジル大統領選】
ルセフ氏、僅差で再選 貧困層の支持広げ 改革や変化を強調

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 【サンパウロ=中村将】南米ブラジルで26日、大統領選の決選投票が行われ、労働党の現職、ジルマ・ルセフ大統領(66)が最大野党、ブラジル社会民主党のアエシオ・ネベス上院議員(54)を僅差で破り、再選を果たした。

 選挙管理委員会の発表によると、開票率100%でルセフ氏の得票は51・6%、ネベス氏は48・4%。今月5日の1回目の投票ではルセフ氏が42%、ネベス氏は34%の得票だった。

 首都ブラジリアのホテルで勝利宣言したルセフ氏は、「改革」や「変化」といった言葉を多用し、「私の責任は、ブラジルをさらに大きく、強い国にすること」と述べた。ネベス氏はルセフ氏に電話し、「2期目の成功を願う」と伝えたという。

 ルセフ氏は決選投票の選挙戦で苦戦したが、貧困家庭への現金給付などの手厚い対策を強調。北部や北東部の貧困層を中心に支持を集めた。

 ネベス氏は、経済成長の失速や、労働党政権下の汚職事件など「政治とカネ」の問題を追及し、経済界や多くの投資家から支持を得たが、及ばなかった。

160チバQ:2014/10/28(火) 00:28:55
http://www.asahi.com/articles/ASGBV2GYNGBVUHBI001.html
チュニジア、民主化根付くか テロ警戒の中、議会選実施

 民主化運動「アラブの春」発祥国チュニジアで26日、革命後の正式な立法府となる人民議会(定数217)選があった。中東では過激派組織「イスラム国」が台頭し、チュニジアでも過激派の動きが活発だ。議会発足と11月の大統領選を機に民主化を定着させられるかが注目される。即日開票され、数日中に正式結果が発表される。

 投票所には銃を携行した兵士や警察官が配置され、テロを警戒した。タクシー運転手のハテム・ジュラシーさん(25)は「3年前とは別の党に投票した。治安の安定と失業対策が一番大事」と話した。

 選挙戦は、2011年に新憲法制定と新政府発足への準備を目的とした制憲議会選で第1党となったイスラム政党ナハダと、12年に結成された世俗派政党ニダチュニス(チュニジアのよびかけ)が激しく争う展開。ナハダは暫定政権を主導したが、13年には野党指導者の暗殺が続き、治安対策が批判された。世俗派勢力との対立は深まったが、労働団体などが仲介して超党派内閣ができた。

161チバQ:2014/10/28(火) 21:05:27
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141028/k10015760871000.html
チュニジア 挙国一致の政権なるか
10月28日 16時28分

中東の民主化運動「アラブの春」の発端となった北アフリカのチュニジアで行われた議会選挙では、世俗派の政党が第1党となることが確実な情勢となっていますが、議席の過半数は獲得できない見通しで、今後、対立するイスラム政党などと挙国一致の政権づくりができるかどうかが焦点となっています。

2011年に独裁政権への抗議デモで政権が崩壊し、中東各国に「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が広がるきっかけとなったチュニジアで26日、議会選挙が行われました。
開票は終了し、結果は30日までに発表される予定ですが、出口調査の結果などから217の議席のうち世俗派の政党「チュニジアの呼びかけ党」が80議席を超え、第1党となることが確実な情勢となっています。
またイスラム政党の「ナハダ党」は70議席程度にとどまり第2党となる見通しで、27日敗北を認めました。
チュニジアでは2011年に行われた憲法を制定する議会の選挙のあと「ナハダ党」が主導する暫定政権が発足しましたが、経済が一向に改善されないことに対する市民の不満が高まり、今回の選挙にも影響したものとみられます。
チュニジアでは、去年、世俗派の野党の党首が暗殺されたことを受け、与野党の対立が深まっていましたが、第1党となる見通しの「チュニジアの呼びかけ党」も議席の過半数は獲得できない見通しで、今後、「ナハダ党」などと歩み寄り、挙国一致の政権づくりができるかどうかが焦点となっています。

162チバQ:2014/10/28(火) 22:11:23

http://mainichi.jp/select/news/20141028k0000e030198000c.html
チュニジア:大連立検討 安定化へ歩み寄り…第1、2党
毎日新聞 2014年10月28日 14時00分

 【チュニス秋山信一】26日に行われたチュニジア議会選挙(定数217)で、第1党の座を確実にした世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)と、第2党のイスラム政党アンナハダ(再生)の幹部が27日、毎日新聞の取材に応じ、連立交渉に前向きな姿勢を示した。2011年の革命後、政教分離主義の世俗派とイスラム勢力の政争が社会の混乱に拍車をかけたが、安定化に向けて2大政党が歩み寄った格好だ。

 選挙管理委員会の暫定集計によると、ニダチュニスは約80議席、アンナハダは約65議席を獲得し、他党はいずれも20議席未満にとどまる見通し。正式な選挙結果は30日にも発表され、連立交渉が本格化する。

 選挙戦で、ニダチュニスはアンナハダとの連立に否定的だった。しかし、ニダチュニス幹部のボシュラ・ベルハジ氏は27日、「選挙結果はアンナハダへの支持の大きさを表している」と述べ、2大政党による大連立の協議に意欲を示した。

 アンナハダのガンヌーシ党首も「ニダチュニスが連立交渉を求めるなら受け入れる」と明言。別の同党幹部は「第2党とはいえ、70近い議席を確保した。我々が主要な役割を担うことに変わりはない」と述べた。

 チュニジアでは昨年、政権の中核だったアンナハダに批判的な野党指導者2人が相次いで暗殺され、大規模な反政府運動に発展。アンナハダが世俗政党と和解し、政治色の薄い実務者内閣に政権を移譲したことで、混乱を収拾した経緯がある。2大政党は選挙では激しく争ったが、政権の安定には大連立が不可欠だとの見方が強い。

163チバQ:2014/10/28(火) 22:12:32
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141028/mcb1410280500014-n1.htm
ルセフ氏に冷たい現実 ブラジル大統領再選も投資家から重圧 (1/2ページ)
2014.10.28 05:00
 26日に投開票が行われたブラジル大統領選の決選投票は、現職のジルマ・ルセフ氏が再選を果たした。貧困対策など社会保障政策の恩恵拡大に向けたアピールが有権者に受け入れられ、史上まれにみる接戦を制した格好だ。

 ただ一貫して野党候補を推していた投資家らに歓迎ムードはなく、今後は経済成長を求める市場からの風当たりが一段と強まることが予想される。

 首都ブラジリアの高等選挙裁判所によると、開票率99.99%の段階でルセフ氏の得票率は52%。野党・ブラジル社会民主党のアエシオ・ネべス上院議員の得票率は48%だった。1985年に民政へ移管して以降、同国大統領選では最も僅差での決着となった。この結果、ブラジルではルセフ氏率いる労働党が、過去最長となる16年間にわたり政権の座に就くことになる。

 選挙戦では両陣営とも「変化」という言葉を盛んに口にした。ルセフ氏はネベス氏の掲げる経済改革について、リセッション(景気後退)を引き起こすと批判。政権交代が実現すれば、労働党政権下で極度の貧困状態から脱した国民3600万人への恩恵が帳消しになると訴えた。

 労働党政権は貧困世帯向けの支援プログラムの拡充に加え、学資ローンと奨学金にルラ前大統領時代と合わせ200億レアル(約8730億円)を投じてきた。公営住宅の増設も進めており、年内までに275万戸の入居契約が成立する見込みだ。

 ◆政策見直し必要

 一方で投資家らは、ブラジル経済の成長鈍化や投資低迷の原因はルセフ氏の政策にあるとして、対立候補の支援に回った。

 ゴールドマン・サックス・グループの中南米担当チーフエコノミスト、アルベルト・ラモス氏は、ルセフ氏が方針を転換するまで市場のセンチメントは弱いまま推移すると予想。選挙前には「ルセフ政権は再選されたとしても冷たい現実に直面する。経済へのさらなる悪影響や格下げを免れるには若干の政策見直しが必要だと思い知らされるだろう」と述べた。

 選挙期間中、世論調査でルセフ氏の優勢が伝えられると、同国の株価や通貨は下落した。投票前の最後の週に指標のボベスパ指数は6.8%値下がり。通貨レアルはルセフ氏の大統領就任から33%安と、ブルームバーグが調査する主要16通貨中2番目の下落率を記録している。

 ウッドロー・ウィルソン国際学術センターのブラジル研究所所長を務めるパウロ・ソテロ氏は電話で、ルセフ氏が2期目に当たり財務相の交代を明言している点に言及。「新しい血」を入れることで、政策の刷新を求める市場の要請に応える意図があると指摘した。

 その上で「国民が見たいのは具体的な対策だ。高すぎる税率、行き過ぎた官僚主義と政府の介入といった国が抱える懸案事項にどう対処するのか。問題の核心はそこにある」との見解を示した。

 ◆インフレ抑制が課題

 ゴールドマンのラモス氏は、ルセフ氏に課せられた最大の難題としてインフレの抑制を挙げる。政府はインフレ率4.5%を目標に掲げているが、ルセフ氏の就任後は一貫してこの水準を上回る状況が続く。9月のインフレ率は6.75%に達した。

 全国工業連盟(CNI)が算出する企業の景況感は過去10年を超える期間で最低を記録。世界銀行によれば、2013年のブラジルの投資額は国内総生産(GDP)の18%と、BRICSと呼ばれる主要新興国中最も低い割合にとどまった。(ブルームバーグ Mario Sergio Lima、Anna Edgerton)

164チバQ:2014/10/28(火) 22:16:27
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102800936
大統領居座りに反対=学生と治安部隊衝突−ブルキナファソ

ブルキナファソのコンパオレ大統領=8月4日、米ワシントン(AFP=時事)
 【ワガドゥグAFP=時事】西アフリカのブルキナファソで28日、コンパオレ大統領の再選出馬に反対する学生らと治安部隊が衝突した。1987年にクーデターで政権を奪った大統領は、議会で30日から改憲について審議させ、2015年に予定される大統領選出馬に道を開こうとしている。
 21日に審議日程が公表されると首都ワガドゥグでは24日、中学生らが授業をボイコットして抗議。27日には食器を手にした女性ら数百人が首都をデモ行進した。各学校も27日から休校となり、1週間にわたって抗議を続ける構え。これに対し、政権側は28日未明、憲兵を投入し、幹線道路を占拠していた学生らの排除を開始した。(2014/10/28-20:17)

165チバQ:2014/10/29(水) 21:53:35
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141029-OYT1T50099.html
ザンビアのマイケル・サタ大統領が死去
2014年10月29日 21時33分
 ロイター通信などによると、ザンビア政府は29日、マイケル・サタ大統領(77)が治療を受けていたロンドンの病院で28日死去したと発表した。


 死因は公表されていない。長年病気を患っていたとの指摘がある。憲法の規定では90日以内に選挙が行われる。(ヨハネスブルク支局 上杉洋司)

166チバQ:2014/10/29(水) 21:57:24
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E5%9B%BD%E6%97%97%E5%A4%89%E6%9B%B4%E3%80%812016%E5%B9%B4%E3%81%AB%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%8A%95%E7%A5%A8-%E9%A6%96%E7%9B%B8%E3%81%8C%E7%99%BA%E8%A1%A8/ar-BBbO3Jd
ニュージーランド国旗変更、2016年に国民投票 首相が発表

AFPBB News
11 時間前
【AFP=時事】ニュージーランドのジョン・キー(John Key)首相は29日、国旗のデザイン変更の是非を問う国民投票を2016年に実施すると発表した。

 英国の旧植民地であるニュージーランドの国旗には英国旗「ユニオン・ジャック(Union Jack)」のデザインが含まれており、キー首相は、ニュージーランドの国旗であることがより明確に分かるデザインへの変更を強く支持している。

 退役軍人の団体など国民の一部からは反対の声があるものの、先月実施された総選挙で過半数の議席を獲得、3期目の政権を発足させた中道右派の与党・国民党(Union Jack)を率いる首相は、変更に向けた計画を推進する考えを固めている。ビル・イングリッシュ(Bill English)副首相兼財務相が今後、新国旗の候補選出に向けたさまざまな政治的問題を協議する超党派の委員会を招集する予定だという。

 政府はこの委員会が選出したデザインの中から候補を一本化するための国民投票を2015年に実施。翌16年に、最終候補への変更または現行デザイン維持のいずれかを選ぶ2度目の国民投票を実施する予定だ。

【翻訳編集】AFPBB News

167チバQ:2014/10/29(水) 23:31:09
723 チバQ 2014/10/28(火) 23:26:49
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014102600230
バシル大統領、再選出馬へ=「戦争犯罪」で国際手配中−スーダン



スーダンのバシル大統領=23日、ハルツーム(AFP=時事)
 【カイロ時事】26日付のアラブ圏紙アッシャルク・アウサトなどによると、スーダンの与党国民会議は先週行われた党の会合で、2015年4月に予定される大統領選の候補者として、現職のバシル大統領の擁立を決めた。
 バシル氏は西部ダルフール地方での戦争犯罪などの容疑で、国際刑事裁判所(ICC)が国際手配している。身柄拘束を避けるため、外遊に制限も出ている。
 1989年にクーデターで権力を奪取したバシル氏は、中東各国で民主化要求運動「アラブの春」が活発化していた2011年2月、次期大統領選に出馬しない意向を示していた。しかし、「アラブの春」の後、各国で混乱が拡大し、長期政権への批判がかすみがちになったことを踏まえ、態度を変えたとみられる。(2014/10/26-22:44)

168チバQ:2014/10/30(木) 07:45:53
http://www.sankei.com/world/news/141029/wor1410290044-n1.html
2014.10.29 23:45

ザンビア大統領が死去 療養先のロンドンで





 アフリカ南部ザンビアからの報道によると、同国のマイケル・チルフヤ・サタ大統領が28日、療養先のロンドンの病院で死去した。77歳だった。死因は不明だが、治療のために今月、ロンドンに渡航していた。

 白人のガイ・スコット副大統領が29日、暫定大統領に任命された。憲法の規定によると、90日以内に大統領選が実施される。

 サタ氏は9月に国連総会出席のためニューヨークを訪問したが、演説をキャンセル。帰国後は公の場に姿を見せず、健康不安が広がっていた。

 1991年に複数政党制民主主義運動(MMD)に入党し地方自治相、保健相などを歴任後、2001年に野党、愛国戦線(PF)を結成。大統領選で3度敗退したが、11年の選挙で勝利した。(共同)

169チバQ:2014/10/30(木) 23:10:22
http://www.cnn.co.jp/world/35055909.html
ザンビア大統領死去、白人のスコット氏が暫定大統領に
2014.10.30 Thu posted at 15:42 JST
(CNN) ザンビアのマイケル・サタ大統領が病気療養のため滞在していた英ロンドンで死去し、副大統領のガイ・スコット氏が暫定大統領に指名された。サハラ砂漠以南のアフリカで白人が大統領になるのはアパルトヘイト以来。憲法に基づき90日以内に大統領選挙が行われる。
サタ氏は先週、療養のために渡英し、ロンドンの病院で29日夜に死去した。77歳だった。病名や死因は公表されていない。
英国からの独立運動で頭角を現した後、政党「愛国戦線」を創設。銅産業に対する中国からの投資や、外国企業によるザンビア労働者の不当な扱いを非難して人気を集め、2011年9月、当時の現職大統領を破って大統領に就任した。
しかし就任後間もなく公の場に姿を見せないことが多くなり、外国で療養しているのではないかとの憶測が飛び交っていた。
暫定大統領に指名されたスコット氏はスコットランド系で、3年前に副大統領に就任した。大統領選への出馬については、憲法規定で候補者の両親がザンビア生まれであることを要件としているが、スコット氏はそれを満たさない。
サハラ砂漠以南のアフリカで白人が大統領になるのは、南アフリカのフレデリック・デクラーク元大統領以来。

170チバQ:2014/10/30(木) 23:11:10
http://www.afpbb.com/articles/-/3030352
ザンビア暫定大統領にスコット氏、アフリカで20年ぶり白人元首
2014年10月30日 10:11 発信地:ルサカ/ザンビア
【10月30日 AFP】アフリカ南部・ザンビアで29日、マイケル・サタ(Michael Sata)大統領(77)の死去を受け、ガイ・スコット(Guy Scott)副大統領(70)が暫定大統領に就任した。アフリカで白人の元首が誕生するのは20年ぶり。

 サタ前大統領は、英ロンドン(London)のキング・エドワード7世病院(King Edward VII hospital)で治療を受けていたが、28日に死去した。病名は公表されていない。

 スコット氏は90日以内に実施される大統領選までの間、暫定大統領を務める。英スコットランド(Scotland)出身の両親をもつスコット氏は、アパルトヘイト時代の南アフリカで1994年まで大統領だったフレデリク・デクラーク(Frederik de Klerk)氏以来、アフリカで20年ぶりの白人元首となる。

 だが、英国の旧植民地ザンビアの憲法では、外国生まれの両親を持つ者に大統領選挙の立候補は認められておらず、スコット氏には次期大統領選への出馬資格はない。(c)AFP/Obert Simwanza

171チバQ:2014/11/03(月) 16:13:35
>>164
http://www.afpbb.com/articles/-/3030460
反大統領デモ発生のブルキナファソ、軍が政権掌握を宣言
2014年10月31日 08:03 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【10月31日 AFP】長期在任の大統領に対する大規模な抗議行動が発生し、議会議事堂が放火されるなど政情が不安定化したブルキナファソで30日、軍が政権掌握を宣言し、27年間にわたって権力を独占してきたブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領は退陣に追い込まれた。

 ブレーズ・コンパオレ氏が2015年11月の大統領選にも立候補することを可能にする憲法改正案に国民が強く反発、首都ワガドゥグ(Ouagadougou)で数万人規模のデモに発展し大統領の退陣を要求した。これを受けて政府は改憲案の採決を取りやめた。

 警察や軍が首都全体に配備されていたが、デモ隊数百人が議会議事堂や国営テレビ局などに押し入り、事務所内を荒らしたり車に火をつけたりした。

 軍は急きょ記者会見を行って政権掌握を宣言し、憲法秩序を12か月以内に取り戻すと約束した。さらに夜間外出禁止令を出すとともに、コンパオレ内閣の総辞職と議会の解散に踏み切り、代わりに国家運営に当たる暫定機関の発足を発表した。

 ナベレ・オノレ・トラオレ(Nabere Honore Traore)陸軍参謀長が署名し、将校の一人が読み上げたこの公式声明には、コンパオレ大統領の行方は言及されていなかった。

 これに先立ち、大統領のものとされる声明が発表されていた。声明は国家非常事態を宣言し、「この命令は本日発効し、これを実施させる責務は陸軍参謀長が負う」と書かれていたものの、日付は記載されておらず、大統領の通常の筆跡とは異なる署名がされていたという。

 コンパオレ大統領はクーデターで36歳だった1991年に政権を掌握した。クーデターでアフリカで最も愛された指導者の一人で友人だった当時のトマ・サンカラ(Thomas Sankara)大統領は退陣に追い込まれ、暗殺された。以後コンパオレ氏は4度大統領に再選され、7年の任期を2回、5年の任期を2回務めてきた。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN

http://www.afpbb.com/articles/-/3030644
ブルキナファソ野党側、軍の実権掌握をけん制 大規模デモ呼びかけ
2014年11月02日 18:01 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ

【11月2日 AFP】ブルキナファソの野党と市民グループの指導者らは1日、ブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領辞任後に実権を掌握した軍に抗議する大規模なデモを呼び掛けた。

 27年間政権の座にあったコンパオレ大統領は、さらなる長期政権を可能にするため憲法改正を図ったものの、議事堂が放火されるなどの激しい抗議活動が起きたため辞任に追い込まれた。翌日、軍はイサク・ジダ(Isaac Zida)中佐(49)を国の暫定指導者に指名した。

 一部の専門家が「アラブの春(Arab Spring)」になぞらえたブルキナファソの政変は、コンパオレ氏以外にも複数の国家指導者が長期政権の維持を図っているアフリカ各地で強い関心を集めている。

 先に権力掌握を表明していたナベレ・オノレ・トラオレ(Nabere Honore Traore)陸軍参謀長を出し抜く形で暫定指導者となったジダ氏は、市民団体と緊密に連携していく方針を表明したが、政権移行計画の詳細については言及を避けている。

 ただ、野党側と市民団体の指導者らは直ちに声明を発表し、軍の実権掌握をけん制して「文民による民主的な政権移行」を要求。また、週の初めに大統領辞任を求めて約100万人が集結した首都ワガドゥグ(Ouagadougou)市内の通称「革命広場(Revolution Square)」で、2日に新たな大規模抗議デモを行うよう呼びかけた。

 こうした市民団体の呼びかけは、自由選挙による「文民主導で合意に基づく政権移行」をブルキナファソに促したアフリカ連合(AU)が支持するとみられる。

■コンパオレ氏はコートジボワール国内に

 仏外交筋は、コンパオレ氏はワガドゥグを31日に離れたと話していた。ジダ氏は1日、コンパオレ氏は「安全な場所」にいて「身の安全を保証されている」とテレビで語った。隣国コートジボワールの大統領は、コンパオレ氏がコートジボワール国内に滞在中だとする報道は事実だと確認した。

 コートジボワールのある住民は、約30台の車列がコートジボワールの首都にある各国要人の滞在先としてもよく利用されている高級ホテルに向かうのを見たと話している。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN

172チバQ:2014/11/03(月) 16:15:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3030465
ブルキナファソ大統領が辞任を否定、「権力移譲」協議の用意
2014年10月31日 08:39 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【10月31日 AFP】ブルキナファソのブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領は30日、テレビで演説し、自分は大統領を辞任していないと述べた上で、「民主的に選挙で選ばれた大統領」への権力移譲について話し合う用意があると表明した。

 コンパオレ大統領は、数時間前に出された国家非常事態宣言も取り消すと述べた。

 ブルキナファソではコンパオレ大統領の来年の大統領選への立候補を可能にする憲法改正に対する大規模な抗議行動が発生したことを受け、軍が権力を掌握したと発表していた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3030592

参謀長の政権掌握宣言に副司令官らが異議、ブルキナファソ
2014年11月01日 12:30 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【11月1日 AFP】ブルキナファソでは10月31日、軍将校の一団が「国家の運命を掌握した」と主張した一方、ブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領(63)は首都ワガドゥグ(Ouagadougou)から逃亡したと報じられた。

 ナベレ・オノレ・トラオレ(Nabere Honore Traore)陸軍参謀長は権力を掌握していると発表したが、そのわずか数時間後に大統領警護隊の副司令官と、大統領打倒の街頭デモを指揮した市民グループの指導者が異議を唱えた。

 イサク・ヤクーバ・ジダ(Isaac Yacouba Zida)中佐は市民団体「市民ブルーム(Citizen Broom)」のギー・エルブ・カム(Guy Herve Kam)弁護士と共に、ワガドゥグ市内の広大なナシオン広場(Place de la Nation)に姿を見せ、その後ジダ中佐は国境の閉鎖を命じた。

 ナシオン広場では、27年間にわたりブルキナファソを支配してきたコンパオレ大統領が、憲法で定められた任期を越えて大統領であり続けようとしたことを批判するデモで激しい衝突が起きていた。

 仏外交筋によると、コンパオレ大統領は首都を出てまず国の南部に向かったとみられている。ガーナとの国境付近の町ポー(Po)に行こうとしたもようだ。

 トラオレ参謀長は「憲法上の手続きに沿って」権力を掌握すると述べたが、同参謀長をコンパオレ大統領の側近と見なすデモ参加者たちには極めて不評だ。有力な野党政治家ベネバンデ・サンカラ(Benewende Sankara)氏は、軍の動きを「クーデター」とみなしている。

 ブルキナファソでは議会が2015年11月の大統領選にコンパオレ大統領の立候補も可能にする憲法改正案を採決しようとしたことに国民が強く反発し、大規模デモに発展していた。

 反政府抗議行動に集まった大勢の人たちは退役大将クアメ・ルゲ(Kouame Lougue)元国防相による政権掌握を求めている。 野党指導者らは、30日の衝突で約30人が死亡したとしている。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN

173チバQ:2014/11/03(月) 16:15:33
http://www.afpbb.com/articles/-/3030668
ブルキナファソ軍、統一政府の樹立を約束 デモ隊に威嚇射撃
2014年11月03日 10:57 発信地:ワガドゥグ/ブルキナファソ
【11月3日 AFP】西アフリカ・ブルキナファソの実権を掌握した同国軍は2日、27年間わたって同国を統治してきたブレーズ・コンパオレ(Blaise Compaore)大統領を辞任に追い込んだ民衆蜂起後の政権移行を進めるため、統一政府を樹立すると発表した。また同市では同日、軍の実権掌握に抗議する大規模なデモが開かれたが、軍は威嚇射撃を行うなどしてデモ隊を強制排除した。

 ブルキナファソでは先月、コンパオレ大統領のさらなる長期政権を可能にする改憲案に国民が猛反発し、首都ワガドゥグ(Ouagadougou)で議事堂に放火するなど激しい抗議運動が発生。コンパオレ大統領は辞任に追い込まれ、一部からはブルキナファソ版「アラブの春(Arab Spring)」との声も上がっていた。

 だが、ブルキナファソの憲法では大統領が辞任した場合の暫定指導者を議会議長が務めるよう定めているにもかかわらず、軍はコンパオレ大統領辞任の翌日、大統領警護隊副司令官のイサク・ジダ(Isaac Zida)中佐(49)を国の暫定指導者に指名、実権の掌握を宣言していた。

 これに対し、ワガドゥグ市内では2日、軍の権力掌握に抗議する野党や市民運動指導者らによるデモの呼び掛けに応じた数千人が、「われわれの革命を兵士が盗んだ」「ジダは出て行け!」などと書かれたプラカードを掲げてデモ集会に参加。デモ隊の一部は国営テレビ放送局に向かった。国営放送局では野党指導者2人が自らを暫定指導者とする宣言を放送しようとしたものの、技術スタッフが職務を放棄したため失敗に終わった。

 軍は、民政復帰を求める国際社会やデモ隊の声に耳を傾ける姿勢を見せず、ナシオン広場(Place de la Nation)のデモ隊を催涙弾や威嚇射撃で排除。国営テレビ局を占拠し、武力を誇示した。(c)AFP/Romaric Ollo HIEN and David ESNAULT

174チバQ:2014/11/03(月) 16:17:53
http://www.afpbb.com/articles/-/3030622
ボコ・ハラム、「女子生徒は全員結婚した」 政府との停戦も否定
2014年11月02日 10:10 発信地:カノ/ナイジェリア
【11月2日 AFP】イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」は新たなビデオメッセージを公開し、今年4月14日にナイジェリア北東部ボルノ(Borno)州チボク(Chibok)地区で拉致し、現在も解放していない女子生徒219人全員をイスラム教に改宗させた上で結婚させたと明らかにした。女子生徒たちは現在「嫁ぎ先の家にいる」という。

 動画の中でボコ・ハラムの指導者アブバカル・シェカウ(Abubakar Shekau)容疑者は、ナイジェリア政府がボコ・ハラムとの間で停戦と女子生徒を解放することで合意したと先月17日に発表したことについて、そのような事実はないと完全に否定した。

 先月17日以降もボコ・ハラムの攻撃は続いているため、ナイジェリア政府の発表が事実なのか疑問視する見方が出ていたが、その疑念が確認される形になった。

 シェカウ容疑者は動画の中で、今年7月16日にナイジェリア北東部アダマワ(Adamawa)州の自宅でドイツ国籍の人物が拉致された事件もボコ・ハラムの犯行だったことを認めた。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

175チバQ:2014/11/03(月) 16:47:37
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201411/2014110200013&g=int
ムガベ独裁政権にデモ計画=選挙改革迫る−ジンバブエ野党


 【ハラレAFP=時事】アフリカ南部ジンバブエの最大野党・民主変革運動(MDC)は1日、独裁者ムガベ大統領(90)に改革を迫る平和的なデモを行う計画を発表した。
 MDCは、選挙や報道、治安部門に関する改革を要求。憲法で認められた平和的なデモを通じ、ムガベ政権に改革の必要性を認めるよう訴える。(2014/11/02-07:27)

176チバQ:2014/11/03(月) 17:01:22
http://mainichi.jp/select/news/20141103k0000m030040000c.html
ブルキナファソ:軍政に市民抗議 政変なお不透明
毎日新聞 2014年11月02日 21時06分(最終更新 11月03日 00時19分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ブルキナファソ情勢が混迷を深めている。市民の反政府デモをきっかけに、軍による事実上のクーデターで27年続いた長期政権が崩壊した。軍主導の暫定政府樹立に対して野党や市民グループは反発、さらなる抗議行動の展開を呼び掛けており、事態収拾は不透明な状況だ。

 人口約1700万人の内陸国ブルキナファソは、米国や旧宗主国フランスとの関係が良好で、米仏のイスラム過激派対策の拠点の一つとなってきた。この国の不安定化は、西アフリカに浸透するイスラム過激派の勢力拡大などにつながりかねず、地域の安定に影響を及ぼす可能性がある。

 1991年に就任したコンパオレ大統領は、任期延長を可能にする憲法改正を図ろうとした。長期政権に不満を募らせていた市民は10月28日、改正案の国会採択を阻止しようと抗議デモを開始し、30日には首都ワガドゥグの国会や与党本部などに放火する暴動に発展した。事態を受け、政府軍のトラオレ参謀長は国会解散と暫定政府発足の意向を表明。大統領は31日に辞任を表明し、1日までに隣国コートジボワールに逃亡した。

 トラオレ参謀長が暫定政権の指導者になろうとしたところ、今度は若手将校の代表格、ジダ中佐が反発し、軍内部の争いが表面化した。その後、ジダ中佐が国家元首を引き継ぐことが決定し、軍内部の争いは収拾したとされる。

 ロイター通信によると、野党や市民グループは軍の動きに対し「蜂起の成功は人々のものであり、軍に取り上げられるべきものではない」とする声明を出し、2日には大規模デモで軍政に抗議した。

 コンパオレ氏は西アフリカ地域の内戦や紛争の調停者として知られた。2012年に隣国マリの北部を一時制圧したイスラム過激派とマリ政府の交渉でも仲介役を担った。

177チバQ:2014/11/03(月) 21:49:22
http://www.asahi.com/articles/ASGC30SD9GC2UHBI01X.html
ブラジル大統領選に異議あり SNS発、デモ大行進
サンパウロ=田村剛2014年11月3日21時41分

ブラジルのサンパウロで1日、「歴史上で最大の不正」と書かれた横断幕を抱え、ジルマ・ルセフ大統領の再選に抗議する人々=AFP時事
写真・図版

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 国を二分する大接戦となった先月26日のブラジル大統領選をめぐり、サンパウロで1日、現職のジルマ・ルセフ大統領の再選に抗議するデモがあった。地元報道によると、約2500人が参加し、目抜き通りを行進しながら、票の数え直しなどを訴えた。

 デモはソーシャルメディアでの呼びかけがきっかけ。参加者は「選挙には不正があった」「与党・労働党は出て行け」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、現政権を非難した。この日は、首都ブラジリアや南部のクリチバなどでも小規模なデモがあった。

 先月行われた大統領選の決選投票は、ルセフ氏と社会民主党のアエシオ・ネベス上院議員との一騎打ちとなり、約3%の差でルセフ氏が再選を果たした。労働党政権は貧しい家庭への支援に力を入れおり、ルセフ氏は北東部や北部の貧困層から高い支持を得たが、サンパウロなど都市部の中間層はネベス氏を支持する傾向が強かった。(サンパウロ=田村剛)

178チバQ:2014/11/05(水) 22:30:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141105-00000002-jij_afp-int
メキシコ学生失踪事件、襲撃指示容疑の前市長とその妻を拘束
AFP=時事 11月5日(水)8時37分配信

メキシコ学生失踪事件、襲撃指示容疑の前市長とその妻を拘束
メキシコ南西部ゲレロ州イグアラ市の前市長、ホセ・ルイス・アバルカ容疑者(左)と、その妻のマリア・デ・ロス・アンヘレス・ピネダ容疑者。アバルカ氏の市長在任中に同市の市庁舎で行われたイベントで撮影(2014年7月3日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】メキシコ南西部ゲレロ(Guerrero)州イグアラ(Iguala)市で今年9月に6人が殺害され学生43人が行方不明になっている事件で、連邦警察は4日、地元警察に学生らの襲撃を指示した疑いがもたれているイグアラ市の前市長とその妻の身柄を拘束した。

 逮捕されたのは、事件の2日後から行方をくらませていた前イグアラ市長のホセ・ルイス・アバルカ(Jose Luis Abarca)容疑者と、その妻のマリア・デ・ロス・アンヘレス・ピネダ(Maria de los Angeles Pineda)容疑者。当局によると、2人は首都メキシコ市(Mexico City)の、労働者が多く暮らしているイスタパラパ(Iztapalapa)地区で同日未明に連邦警察に拘束されたという。

 2人が拘束されたのは、ほこりにまみれた狭い庭のある灰色の小さな家。アバルカ容疑者が複数の宝飾店を営み、ピネダ容疑者が麻薬組織「ゲレロス・ウニドス(Guerreros Unidos)」の活動を取り仕切っていたとされる地元イグアラ市でのぜいたくな生活からはかけ離れた場所だった。

 当局によると、事件は9月26日に発生。近隣の教員養成大学に通っていた学生43人がメキシコ市の南200キロに位置するイグアラ市でバスに乗っていたところ、地元の警察から発砲された。43人はその後ゲレロス・ウニドスに引き渡され、以後消息を絶っている。

 ゲレロ州では軍の兵士やヘリコプター、ボートを出動させて大規模な捜索活動が行われているにもかかわらず、43人はまだ見つかっていない。またこの捜索活動を通じ、この学生らとは別の身元不明の38人の遺体が見つかっている。

 この事件は国際社会からの非難を招き、国内でも各地で抗議行動が発生。エンリケ・ペニャニエト(Enrique Pena Nieto)大統領の政権を揺るがす事態となっている。アバルカ容疑者とピネダ容疑者の逮捕で、新たな手掛かりの発見が期待されている。【翻訳編集】 AFPBB News

179チバQ:2014/11/06(木) 21:54:09
http://mainichi.jp/select/news/20141107k0000m030086000c.html
チュニジア:国内対立乗り越えた…労働組合の調停粘り腰
毎日新聞 2014年11月06日 20時57分

 中東を席巻した民主化運動「アラブの春」の発祥地で、唯一民主化が進展するチュニジア。2011年1月の革命で独裁政権が転覆した後、13年にイスラム政党と世俗政党の対立が深刻化したが、対話による和解で危機を乗り切った。調停役として尽力し、今年のノーベル平和賞候補にもなった同国最大の労働組合「チュニジア労働総同盟」(UGTT)のムハンマド・ムセルミ事務局長(55)に和解の経緯や背景、今後の展望を聞いた。【チュニスで秋山信一】

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 −−イスラム政党と世俗派が和解できたのはなぜか。

 ◆革命後の政府を主導したイスラム政党アンナハダは、13年7月のクーデターでイスラム政党が政権の座を追われたエジプトの二の舞いを恐れていた。世俗政党も経済への悪影響を懸念し、本音では混乱収拾を望んでいた。ただ、アンナハダに批判的な野党指導者2人が暗殺され、政党間で直接対話できる状況になかった。

 そこでUGTTが弁護士組織や人権団体と協力し、中立的な立場から「国民対話」という話し合いの場を設置した。両派を同じテーブルに着かせ、半年以上も交渉を重ねて早期の憲法制定や選挙実施で合意を取り付けた。

 −−影響力の源は何か。

 ◆UGTTはフランス統治下の1946年に設立され、全国に約65万人(人口の約6%)の組合員がいる。独立後の独裁政権下で何度も抑圧を受け、政府との衝突で何百人もの死者が出たが、妥協しなかった。そうした犠牲の上に、現在の社会的な地位を築いた。

 −−10月26日の議会選をどう評価するか。

 ◆アンナハダへの不満が世俗政党ニダチュニスを第1党に押し上げた。アンナハダは経済再生を果たせず、イスラム過激主義を抑え込めなかった。国民は民主主義に基づき、投票で罰を下した。

 −−今後の政局をどうみるか。

 ◆議会選後もすぐに国民対話を行い、次期政権は23日施行の大統領選後に発足させることで合意した。経済や治安の回復には政治の安定が必要で、2大政党が連立する方向に向かうだろう。UGTTも必要に応じて仲介役を果たしていく。

 ◇チュニジア議会選

 10月26日、民主的な新憲法下で初めて実施された。世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)が217議席中85議席を得て、第1党に躍進。その他の世俗政党も議席を伸ばした。革命後の制憲議会で第1党になったイスラム政党アンナハダは69議席で第2党に。投票率は69%で、2011年10月の制憲議会選を10ポイント以上上回った。

180チバQ:2014/11/11(火) 21:11:51
http://mainichi.jp/select/news/20141111k0000e030201000c.html
チュニジア:イスラム国に戦闘員供給 民主化優等生の闇
毎日新聞 2014年11月11日 11時53分(最終更新 11月11日 13時45分)
 中東で勢力を伸ばすイスラム過激派組織「イスラム国」。1万5000人ともいわれる外国人戦闘員のうちチュニジア出身者は約3000人で、最大の供給国とされる。中東・北アフリカで最も宗教色が薄く、アラブ民主化の「優等生」といわれてきた国で大きな闇がうごめいている。【ウエスラティア(チュニジア中部)で秋山信一】

 「悲しみのあまり死んでしまいそう。早く帰ってきて」。10月初旬、電話で帰郷を促す母ブシュラさん(48)の言葉にイスラム過激派に身を投じた息子はおえつを漏らした。ブシュラさんは息子の後悔の念を感じ、帰りを待った。だが、2週間後、息子は自爆攻撃を決行し、死亡した。

 地中海沿岸の首都チュニスから車で内陸へ5時間。山あいの人口1万人弱の町ウエスラティアで、ビシュラさんの息子ブラル・カービーさん(23)は育った。幼少期から優等生で、大学で経営学を専攻していた。

 のどかな田舎町に異変が起きた。2011年に民主化要求運動「アラブの春」でベンアリ政権が倒れた直後だった。町に三つあるモスク(イスラム礼拝所)の一つが、イスラム教の厳格な適用を求める保守派の集団に乗っ取られ、以前からの宗教指導者が追い出された。

 「シリアをジハード(聖戦)で守れ」。ビラルさんの父イブラヒムさん(75)は、それまで穏やかだった説教が、新顔の指導者の登場で劇的に変わったのを覚えている。

 住民によると、モスクを牛耳ったのは、イラクのフセイン元政権の与党バース党員だったチュニジア人の男だった。03年のイラク開戦後にチュニジアに戻り、「アラブの春」以降、「サラフィスト」と呼ばれる保守派となって、モスクに若者を集め始めた。建物の周囲に新たに高さ約2メートルの外壁を巡らせ、サラフィスト以外の出入りを禁じた。

 チュニジアでは1957年の共和制移行後、2代続いた独裁政権は政教分離を基本に据え、サラフィストを反体制派として弾圧した。しかし、「アラブの春」以降、国外に逃亡したり、収監されたりしていたメンバーが社会に復帰した。

 ビラルさんは12年夏ごろから、このモスクに通い、ひげを伸ばし始めた。コーラン(イスラム教の聖典)の詠唱を放映するテレビ局と国営放送以外は見られないよう自宅のテレビの設定を変えた。家族はこうした変化を黙認していた。サラフィストは厳格だが、異教徒との戦いを目指す聖戦主義者とは異なるという思いもあった。

 だが今年9月下旬、ビラルさんは同じモスクに通う20代前半の友人4人と共に姿を消した。数日後、母ブシュラさんに「リビアで訓練をしている。いずれ『イスラム国』に向かう」と電話があった。10月初旬の2度目の電話では、帰郷に心が揺れているように感じた。

 「ビラルは殉教した」。10月18日、仲間を名乗る男から兄(38)に電話があった。「イスラム国」と連携するリビアの過激派の一員として、敵対する世俗派の民兵組織に自爆攻撃をかけたのだという。

 家族は、元バース党員の男らを「過激派の勧誘役だ」と警察に訴えた。「イスラム国」はイスラム過激派とフセイン政権の残党で構成されており、男の経歴と重なった。だが男たちは「関係がない」と主張し、証拠不十分で訴追されなかった。

 「根っこを断たなければ息子と同じことが繰り返されてしまう」。ブシュラさんの目頭に嘆きの色がにじんだ。

181チバQ:2014/11/15(土) 10:36:01
http://www.sankei.com/world/news/141115/wor1411150017-n1.html
2014.11.15 09:52

愛車ビートル、1億円でも売りません ウルグアイ清貧大統領 贈り物…「売れば友人たちを傷つける」






妻(左)を乗せ、自家用車のフォルクスワーゲンビートルを運転するウルグアイのムヒカ大統領(右)=5月、ウルグアイの首都モンテビデオ郊外(AP)
 南米ウルグアイのムヒカ大統領(79)は14日、100万ドル(約1億1600万円)での売却を打診されていた愛車を売らない考えを明らかにした。地元メディアなどが伝えた。

 ムヒカ氏は、車は友人たちからの贈り物で「売れば友人たちを傷つけることになる」とした上で「私が生きている限り(車は)車庫で眠り、時々散歩に出かけることになる」と地元ラジオで述べた。

 ムヒカ氏は質素な生活で知られ、その清貧ぶりを象徴する1987年製のフォルクスワーゲン(VW)ビートルについて、アラブ人の富豪から買いたいとの申し出を受けていた。米紙ワシントン・ポストによると、車の価値は2800ドル(約32万円)。(共同)

182チバQ:2014/11/18(火) 21:00:38
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141118-00000016-jij_afp-int
世界の「現代奴隷」人口、約3580万人 報告
AFP=時事 11月18日(火)13時1分配信

パキスタン・カラチから北東へ約220キロに位置するマットリで、地元当局によって助け出され、我が子を抱きしめる奴隷状態にあった女性たち(1998年9月13日撮影、資料写真)。
【AFP=時事】綿花摘みや大麻の栽培、売春から、戦闘への参加、富裕層が嫌う清掃作業などを強要される世界の「現代の奴隷」人口は約3580万人に上るとする報告書が17日、非人道的な労働環境の改善を目的に活動する「ウオークフリー・ファウンデーション(Walk Free Foundation、WFF)」により発表された。

「現代の奴隷」2013年は3000万人と報告

 オーストラリアに本部を置く同組織が発表した年次報告書「グローバル・スレイバリー・インデックス2014(Global Slavery Index、GSI)」によると、調査方法を見直した結果、全世界で「奴隷」状態にある人の数は、当初考えられていたよりも約20%多く、その数が最も多かったのはインドの推計約1429万人だったという。

 同組織が定義する「現代の奴隷」には、借金による束縛や結婚の強要、子どもの取引や搾取の他、人身売買や強制労働といった従来の奴隷制度に通じるものも含まれている。また、世界167か国を対象に行われたこの調査では、少なくとも58か国で122種類の商品がこれらの人々によって製造されていることも明らかになった。

 国際労働機関(International Labour Organization、ILO)の推計によると、こうした強制労働から生まれる利益は、年間1500億ドル(約17兆5000億円)に上るという。【翻訳編集】 AFPBB News

183チバQ:2014/11/19(水) 23:20:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2014111900624
白豪主義政治家が党首復帰=「多文化は国を分断」



白豪主義の政治家ポーリン・ハンソン氏=2013年6月、オーストラリア・シドニー(AFP=時事)
 【シドニー時事】オーストラリアで1990年代後半、有色人種を排斥する白豪主義の復活を訴えて波紋を広げた女性政治家ポーリン・ハンソン氏(60)は19日、ワンネーション党の再興を目指し、12年ぶりに党首に復帰したと表明した。
 党の公式サイトで、「多文化主義により豪州人は同一の価値観や信条で団結できず、国が分断された状態になっている」と主張し、イスラム教などの影響拡大に懸念を示した。来年のクイーンズランド州議会選挙で複数の候補を立てる方針。しかし、過激思想への警戒心は根強く、議席獲得は困難とみられる。(2014/11/19-15:51)

184チバQ:2014/11/19(水) 23:20:55
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014111900981
軍政指導者ジダ中佐が首相に=ブルキナファソ暫定政権



ブルキナファソの首相に任命されたジダ中佐(右)=18日、ワガドゥグ(AFP=時事)
 【ロンドン時事】18日に就任した西アフリカ・ブルキナファソのカファンド暫定大統領は19日、10月のコンパオレ前大統領辞任後に軍政指導者となったジダ中佐を首相に任命した。AFP通信によると、政府幹部が大統領布告を読み上げた。(2014/11/19-22:29)

185チバQ:2014/11/19(水) 23:42:29
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141118/k10013280851000.html
ブルキナファソで暫定の大統領 指名
11月18日 8時58分

軍による事実上のクーデターが起きた西アフリカのブルキナファソで、外相などを務めたカファンド氏が暫定の大統領に指名され、政情の安定化を目指すことになりました。

ブルキナファソでは、27年間にわたって国家元首の座にいたコンパオレ大統領に対する抗議デモが起きて、先月末に大統領が辞任しました。
その後、軍が事実上のクーデターを起こして実権を握りましたが、多くの国民や野党勢力が軍の政治への介入に反発し、大規模なデモを行いました。
このため、周辺国などが混乱を終息させようと調停に乗り出し、移行政権を発足させることで合意が成立していました。
そして17日、軍や国民の代表による大統領選出委員会で、外相や国連大使を務めた元外交官のミシェル・カファンド氏が暫定の大統領に指名されました。
カファンド氏は今後、首相を指名して移行政権の内閣を発足させることになっています。
さらに、来年11月には大統領選挙が行われて本格的な政権が発足することになっており、カファンド氏にとっては選挙の実施に向けて政情を安定させられるかが課題となります。

186チバQ:2014/11/19(水) 23:43:10
http://mainichi.jp/select/news/20141118k0000m030138000c.html
ブルキナファソ:元外相が暫定政府大統領に
毎日新聞 2014年11月17日 23時39分

 反政府デモをきっかけに軍による事実上のクーデターが起きた西アフリカ・ブルキナファソで17日、カファンド元外相が暫定政府大統領に選ばれた。ロイター通信などが伝えた。カファンド氏は来年の選挙まで国を率いる。

 コンパオレ前大統領による27年間の長期政権に反対する大規模デモが先月、発生。事態収拾を図った政府軍は国会解散と暫定政府発足を宣言し、ジダ中佐が国家元首を引き継ぐことが決まった。しかし、軍政に国際的な批判が集まり、文民政府を望む声が強まっていた。【服部正法】

187チバQ:2014/11/19(水) 23:44:51
ポーリン・ハンソン ワンネーション
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1116784031/1187
によると英移住へにしたはずなんだけど・・・戻ってきたんですかね

188チバQ:2014/11/20(木) 00:21:53
かながわ
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20141118-OYTNT50372.html
解散表明 自民「丁寧な説明を」
2014年11月19日
 安倍首相は18日、衆院を21日に解散する意向を表明した。首相は消費税率10%への引き上げを1年半先送りする考えを示し、「国民に信を問う」と述べたが、野党各党の県組織は「大義のない解散」と一斉に反発。自民党県連からも丁寧な説明を求める声が上がった。各党は12月14日投開票の衆院選に向け、選挙準備を本格化させる。


 「解散は総理の専権事項で是非を言う立場にはないが、大義のない選挙では国民が納得できない」

 自民党県連の竹内英明幹事長は記者団に対し、今回の解散総選挙の意義について安倍首相に丁寧な説明を求める要請文を送る考えを示した。

 同党は2012年の衆院選で、比例復活も含め、県内で擁立した17選挙区の候補者全員が当選。今回も公明党の候補者を支援する6区を除き、17選挙区で現職を擁立する。県連幹部は「『こんな師走に意味の分からない選挙はやっていられない』と党員の士気が上がらないことが一番怖い」とこぼす。

 公明党県本部の上田勇代表は「連立政権は今がまさに正念場。経済政策の効果も上がっており、正しい方向に推し進めるため、信を問う重要な選挙になる」と語り、「争点が見えにくいのは、野党側に対案がないことが最大の原因」と指摘した。

 一方、民主党県連の金子洋一代表は「与党は約束した1票の格差是正や、議員定数の削減、社会保障の改革すら行っておらず、600億円の税金をかけて選挙を行う大義が全く見えない」と批判。景気次第で増税を見送る「景気条項」を撤廃する考えを首相が示したことに対しても「言語道断だ」と指摘した。

 同党は12年衆院選は17選挙区で候補者を擁立したが、比例復活を含めても15人が落選。今回は全選挙区での擁立を目指さず、現時点での公認内定者は7人にとどまっている。党本部主導で野党との選挙区調整を急ぐ考えだ。

 維新の党県総支部の青柳陽一郎代表も「アベノミクスの行き詰まりや政策の失敗を隠すための解散だ」と批判。県内では現職3人に加え、5区で元参院議員が出馬する予定で、「想定していなかった選挙なので万全ではないが、各党とも条件は同じ。堂々と戦うだけだ」と意気込んだ。

 次世代の党も、現職2人を含めた5人を擁立する方針。松田学県連会長は「他の政党も国民の大半も、『消費税率引き上げを先送りにすべきだ』と思っており、国民の信を問う争点ではない。解散の理由は『今なら負けが少ない』という自己都合解散だ」との見方を示した。

2014年11月19日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

189チバQ:2014/11/21(金) 21:12:31
http://mainichi.jp/select/news/20141122k0000m030092000c.html
チュニジア:世俗政党党首がリード 23日、大統領選挙
毎日新聞 2014年11月21日 21時04分

 【カイロ秋山信一】2011年に起きた中東の民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで23日、11年の革命後初めて民選による大統領選挙が行われる。世論調査では、10月の議会選で第1党に躍進した世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)党首のセブシ元首相(87)がリードし、第2党のイスラム政党アンナハダ(再生)などが支援するマルズーキ暫定大統領(69)らが追う展開。有効投票の過半数を得る候補者がいなければ、12月28日に上位2候補による決選投票が行われる。

 民主化プロセスの仕上げとなる大統領選には27人が立候補した。ニダチュニスとアンナハダの2大政党の対決が焦点だ。セブシ氏は経済や治安の安定化を訴え、支持を広げてきた。マルズーキ氏は独裁政権下で国会議長などを務めたセブシ氏の経歴を挙げ「革命に逆行する」と批判する。

 今年2月に施行された新憲法では、大統領の権限は外交や国防などに限定され、行政権は議会多数派が主導する内閣が担う。

190チバQ:2014/11/24(月) 07:52:59
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014112300059
世俗派カイドセブシ氏優勢=民主化完結へ大統領選−チュニジア

チュニジア大統領選の有力候補カイドセブシ氏のポスターを掲げる支持者ら=21日、チュニス(AFP=時事)
 【カイロ時事】北アフリカのチュニジアで23日、2011年の民主化要求運動「アラブの春」を受けた政権移行プロセスを締めくくる大統領選の投票が行われた。ベンアリ独裁政権崩壊後、新国家の路線をめぐり世俗派とイスラム勢力の確執が続く中、世俗各派の糾合を進めてきた政党ニダチュニス(チュニジアの呼び掛け)を率いるカイドセブシ党首(87)が優勢だ。
 イスラム勢力に有力な候補者はおらず、比較的同勢力に近いマルズーキ暫定大統領(69)がカイドセブシ氏を追う展開。ただ、いずれも勝利を決めるのに必要な過半数の獲得は困難とみられ、決着は上位2人による決選投票(12月28日)に持ち越される可能性が高い。
 選挙には27人が立候補。投票締め切り後、直ちに開票作業に入り、26日までに暫定結果が発表される見通し。欧米型の民主主義を否定するイスラム過激派による選挙妨害の懸念が高まる中、当局は厳戒態勢を敷いている。(2014/11/23-16:28)

191チバQ:2014/11/24(月) 08:10:42
http://www.asahi.com/articles/ASGCQ2HGJGCQUHBI00D.html
チュニジア大統領選、27人立候補 安定のカギは大連立
チュニス=翁長忠雄2014年11月23日06時49分

チュニジアで革命後初となる直接大統領選挙。街中の掲示場に候補者のポスターはまばらだ。対立候補の支持者らがはがすのだという=20日、チュニス、葛谷晋吾撮影
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 「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで23日、大統領選がある。ベンアリ独裁政権打倒後の民主化プロセスの最終段階。選挙後につくる新政権で世俗派とイスラム系の2大政党の大連立ができれば、「春」後に混乱が続く中東諸国の中で唯一の安定政権となる可能性がある。

 大統領選には27人が立候補。地元報道などによると、10月にあった人民議会選(定数217)で85議席を得て第1党となった世俗派政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)党首のカイドセブシ氏がリードし、人権活動家で暫定大統領を務める世俗派のマルズーキ氏が追う展開だ。いずれも過半数には届かずに両氏による決選投票となる可能性が高い。

 今年1月に制憲議会で採択された新憲法では、大統領の権限が及ぶ分野が外交や国防、治安に限られ、首相に内政一般の権限が与えられた。2011年の「アラブの春」まで続いた長期独裁政権で大統領に権限が集中していた反省からだ。

192チバQ:2014/11/24(月) 08:22:53
http://www.sankei.com/world/news/141123/wor1411230030-n1.html
2014.11.23 21:36

チュニジアで大統領選 民主化へ“最後の試練” イスラムvs世俗派、火種も

(1/2ページ)

首都チュニスの投票所で投票を終えた大統領選候補者で世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」党首のカイドセブシ氏=23日、チュニジア(ロイター)
 【カイロ=大内清】いわゆる「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで23日、大統領選が行われた。2011年のベンアリ政権崩壊後の民主化プロセスの最終段階と位置づけられる。アラブの春で独裁的な長期政権が相次いで倒れた中東・北アフリカ各国の中で、チュニジアは曲がりなりにも民主主義制度の枠内で混乱を回避しており、新政権下で対話による政治が定着するかが注目される。

 選挙には27人が立候補し、10月の議会選で第1党となった世俗政党「チュニジアの呼び掛け」を率いるカイドセブシ氏(87)を、別の世俗政党出身のマルズーキ暫定大統領(69)が追いかける展開。イスラム原理主義組織ムスリム同胞団系で議会第2党のアンナハダは独自候補を擁立していない。過半数を獲得する候補がいない場合、12月28日に決選投票が行われる。

 カイドセブシ氏は、ベンアリ旧政権前のブルギバ政権期に閣僚などを歴任したベテラン政治家で、フランスから独立した1956年以来の世俗主義路線の護持を目指している。このため、究極的にはシャリーア(イスラム法)による統治を目指すアンナハダとは激しい対立関係にある。

 アンナハダは今回の選挙戦で「特定の候補への投票を呼び掛けることはしない」としているが、カイドセブシ氏の当選は阻止したいのが本音だけに、イスラム勢力に融和的なマルズーキ氏らを事実上、支援しているものとみられる。決選投票にもつれ込んだ場合は、豊富な動員力でカイドセブシ氏側に対抗し、「キングメーカー」の座を狙っているとの見方もある。

 チュニジアでは11年の政変後、制憲議会選でアンナハダが第1党に躍進し、イスラム色が強まることを警戒する世俗派との対立が深刻化。その後、アンナハダと世俗派の妥協が成立し、今年1月には大統領権限を弱めた民主的な憲法が制定されたが、世俗派とイスラム勢力の対立は解消されていない。

 同国の民主主義はなおも危ういバランスの上で成り立っているといえ、新大統領には、各勢力の利害を調整する手腕が求められる。

193チバQ:2014/11/24(月) 18:43:43
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20141124-00000380-fnn-int
チュニジア大統領選 世俗派に支持が集まる実態を取材しました。
フジテレビ系(FNN) 11月24日(月)6時44分配信
中東の民主化運動「アラブの春」の先駆けとなったチュニジアで、23日、大統領選挙が行われました。
「イスラム政党」の政治運営に対して不信感が積もり、宗教とは距離を置く、「世俗派」に支持が集まっている実態を取材しました。

23日に投票が行われた大統領選には、27人が立候補し、「世俗派」で独裁政権時代に首相を務めたセブシ氏がリードし、イスラム政党などが支援するマルズーキ氏が追う展開となっている。
イスラム政党は、なぜ今、国民から敬遠されるのか、西部の町を訪れた。
西部・ジェンドゥーバは、1年半ほど前、イスラム主義者に襲撃され、あるホテルも、酒を提供していたということで、標的となった。
飲酒を禁ずるイスラム教の戒律に反するとして、武装集団およそ200人が、ホテルなどを襲撃した。
ホテルが襲撃された直後の映像には、椅子や机などが壊され、割れたビール瓶が散乱している様子が映し出されている。
こうした暴力の背景には、独裁政権崩壊後の最初の選挙で勝利したイスラム政党が、過激なイスラム主義者の活動を黙認してきたことが挙げられる。
ホテルのオーナーの男性も、イスラム主義のさらなる台頭を恐れ、選挙では「世俗派」を支持する。
襲撃されたホテルのオーナーは「イスラム主義者は、考えを押しつけ、対話を嫌う。だから皆、自分の仕事や家族を、とても心配している」と話した。
大統領選は、いずれの候補も、得票数が過半数に達しなければ、12月28日に決選投票が行われる。
最終更新:11月24日(月)7時8分Fuji News Network

194チバQ:2014/11/25(火) 21:00:16
http://mainichi.jp/select/news/20141126k0000m030074000c.html
チュニジア:大統領選 決選投票へ
毎日新聞 2014年11月25日 20時46分

 【カイロ秋山信一】北アフリカ・チュニジアの選挙管理委員会は25日、大統領選挙の第1回投票(23日)の開票結果を発表した。得票率が50%を超えた候補者はなく、世俗政党ニダチュニス(チュニジアの呼びかけ)党首のカイドセブシ元首相(87)と、イスラム政党アンナハダなどが支援するマルズーキ暫定大統領(69)による決選投票が行われることになった。

 選管によると、27人の立候補者のうち、カイドセブシ氏が39.46%を得票して首位となり、マルズーキ氏が33.43%で続いた。投票率は約63%だった。敗退した候補者には世俗派が多く、決選投票でもカイドセブシ氏が有利になるとの見方が強い。

 決選投票の施行日は12月28日が有力視されているが、開票結果への異議申し立てなどがなければ、1〜2週間前倒しされる可能性もある。

195チバQ:2014/11/25(火) 21:00:38
217 :チバQ :2014/11/25(火) 20:55:04
http://www.afpbb.com/articles/-/3032067
「女子割礼は犯罪」ケニアの学校が保護者に警告
2014年11月18日 18:28 発信地:ナイロビ/ケニア
【11月18日 AFP】今学期の最終日を迎えたケニアの小学校は、女子児童の保護者らに対し「女子割礼は犯罪にあたる」として、学校が休みの期間中に割礼を行わないよう書面で厳重に警告した。

 死亡例もある危険な女子割礼には、陰核の一部の切開や切除、女性器全体の切除などがあり、ケニアでは禁止されているものの依然として一般的に行われている。ケニア検察局は、学校が長期の休みになる12月は「女子割礼(女性器切除、FGM)や幼い少女の強制結婚が多く行われる時期」だとして「深刻な懸念」を表明している。

 検察局でFGM対策部を率いるクリスティン・ナンジャラ(Christine Nanjala)氏は、女子児童の保護者や医療関係者らに宛てた書簡の中で、FGMや未成年者の結婚が一般的に行われている地域社会を当局は監視しており「これらに関与した全員に対し、法的措置を講じる」と警告した。

 ケニアでは2011年にFGMが非合法化され、処置を行った医師には最低3年の禁固刑または罰金が科されることになっている。さらに処置を受けた女子が死亡した場合には終身刑となる。

 世界保健機関(World Health Organization、WHO)によると、アフリカ・中東地域の29か国ではこれまでに1億2500万人以上が女子割礼を受けている。WHOは、この風習は女性に対する「人権侵害」だとして厳しく非難している。(c)AFP

196チバQ:2014/11/26(水) 21:46:38
http://mainichi.jp/select/news/20141127k0000m030027000c.html
ナイジェリア:ボコ・ハラムか 相次ぐ女の自爆テロ  
毎日新聞 2014年11月26日 18時56分(最終更新 11月26日 20時43分)

 ◇25日にマイドゥグリで10代女2人が実行犯

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアで女の自爆テロが相次いでいる。10代の少女が実行犯になるケースも多く、北部でテロを続けるイスラム過激派ボコ・ハラムの犯行とみられている。警戒されにくい女性を「武器」にテロを活発化させ、社会に衝撃を与えるのが狙いのようだ。政府側に治安改善の決め手がない中、女の自爆テロの多発は国内の混乱に追い打ちをかけそうだ。

 ナイジェリア北東部の中心都市マイドゥグリの市場で25日、2人の女が実行犯とみられる自爆テロが発生した。AP通信によると、少なくとも30人が死亡。2人は保守的な女性イスラム教徒に特有の頭から体全体を覆う服装の10代の少女だった。ロイター通信などによると1人目の女が自爆した後、けが人救出などのために現場に人が集まったところ、2人目が自爆し被害が拡大したらしい。

 ボコ・ハラムは2009年に政府機関やキリスト教会、教育機関などを標的にテロ攻撃を開始。当初は銃や爆弾を多用してきたが、今年6月に北部ゴンベ州の政府軍兵舎前で爆発物を身に着けた女を自爆させた。7月下旬には北部の中心都市カノで4回の自爆テロが相次いだが、実行犯はいずれも10代の少女だったと報じられた。

 国際テロ組織に詳しいシンクタンク「安全保障研究所」(南アフリカ)のマーティン・エウィ上級研究員は毎日新聞の取材に対し、ボコ・ハラムが少女を意図的に自爆テロの実行犯に選んでいるとみる。「テロ犯として少女が最も疑われにくく、注意をひかない。政治家などの標的に近づくのも簡単だ」と指摘する。

 ボコ・ハラムは今年4月、北東部チボクの女子高から少女約270人を拉致した。エウィ氏は「少女による自爆テロは、拉致した少女を自爆テロに使うかもしれないというボコ・ハラムのメッセージでもある。ボコ・ハラムは少女を使ってナイジェリア社会、市民に大きな衝撃を与えようとしている」と分析している。

197チバQ:2014/12/01(月) 21:33:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120100040
左派与党候補の当選確実=大統領選決選投票−ウルグアイ



30日、ウルグアイ大統領選の決選投票で勝利が確実となり、モンテビデオの会場で喜ぶ左派与党拡大戦線のバスケス氏(AFP=時事)
 【サンパウロ時事】南米ウルグアイで30日、大統領選挙の決選投票が行われた。地元メディアによると、出口調査で左派与党拡大戦線(FA)のタバレ・バスケス前大統領(74)が過半数を獲得し、勝利が確実となった。FAは3期連続の政権掌握となる。
 バスケス氏は「国民と共に次世代のことを考えていく」と勝利宣言した。
 就任は来年3月で任期は5年。対立候補の中道右派国民党のルイス・ラカジェ・ポウ下院議員(41)は敗北を宣言した。(2014/12/01-10:52)

198チバQ:2014/12/02(火) 19:28:47
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_date1&k=2014120200083
大統領支持率が急落=学生不明事件で不信−メキシコ


 【サンパウロ時事】メキシコ紙レフォルマは1日、ペニャニエト大統領の支持率が8月の50%から39%に急落したと報じた。南部ゲレロ州で9月に起きた学生43人の行方不明事件で、麻薬組織と捜査当局の癒着が表面化し、国民の不信が高まったことが背景にあるとみられる。
 レフォルマ紙によると、大統領の支持率としては、同国が経済危機に見舞われた1996年以降で最低の水準。来年夏の連邦下院選と地方選にも影響を与えそうだ。(2014/12/02-07:02)

199チバQ:2014/12/07(日) 19:08:22
http://www.sankei.com/world/news/141206/wor1412060044-n1.html
2014.12.6 22:40

ソマリア議会、首相を解任 大統領と閣僚更迭めぐり溝





 ソマリア議会は6日、アハメド首相の不信任案を賛成多数で可決した。アハメド氏は10月の内閣改造でモハムド大統領に近い閣僚らを更迭しようとして、モハムド氏と対立していた。ロイター通信などが伝えた。

 国連や欧州連合(EU)の高官はイスラム過激派アルシャバーブによるテロなどで脆弱な国家体制が、大統領と首相の対立でさらに不安定化する恐れがあると懸念を示していた。

 アハメド氏は昨年12月、シルドン前首相が不信任案で解任された後、首相に就任した。(共同)

200チバQ:2014/12/07(日) 19:51:34
http://mainichi.jp/select/news/20141206k0000e030221000c.html
ケニア:ケニヤッタ大統領「心からほっと」起訴取り下げに
毎日新聞 2014年12月06日 11時28分

 【ヨハネスブルク服部正法】5日、殺人など「人道に対する罪」に問われたケニアのケニヤッタ大統領に対する起訴を国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)が取り下げたことを受け、ケニヤッタ大統領は5日声明を発表し、自身の起訴取り下げについて「心からほっとしている」と述べた。そして「検察官は、あからさまに偏ったやり方で事件を立件することを選択した」と批判した。

 アフリカ各国からは「国際刑事裁判所(ICC)が訴追するのはアフリカ人だけだ」との強い反発が以前からある。

 昨年10月、アフリカ連合(AU、54カ国・地域)は首脳会議で、ICCなどの国際法廷が、現職首脳を訴追することに反対する意見をまとめていた。

201チバQ:2014/12/08(月) 20:44:15
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014120700217
国王が国会解散、来年2月に総選挙=クーデター騒ぎのレソト



レソト情勢を話し合うため南アフリカに集まったムガベ・ジンバブエ大統領(左)、カーマ・ボツワナ大統領(右)と並ぶレソトのタバネ首相=9月15日、プレトリア(AFP=時事)
 【マセルAFP=時事】アフリカ南部の小国レソトの国王レツィエ3世が国会を解散し、2015年2月に総選挙を行うことになった。レソトでは8月、クーデター騒ぎがあり、タバネ首相が隣国南アフリカに一時逃亡。背景には軍と警察の深刻な対立があるとされる。(2014/12/07-22:39)

202チバQ:2014/12/08(月) 22:19:36
http://www.asahi.com/articles/ASGD24WM6GD2UHBI00W.html
メキシコ各地で大統領の退陣要求デモ 43人殺害疑惑

 メキシコ南部で学生43人が地元警察に連れ去られ、殺害されたとみられる事件を巡り、メキシコ各地で1日、ペニャニエト大統領の退陣を求めるデモがあった。2012年の就任以来、経済構造改革で国内外から高い評価を得てきたペニャニエト政権は、事件への対応の遅れから予期せぬ危機に直面している。


 「ペニャニエトは去れ!」。政権発足から3年目を迎えたこの日、首都メキシコ市では、行方不明の学生の家族や教師ら約8千人が目抜き通りを埋め尽くし、声を合わせた。高校生のアルトゥロ・ガルシアさん(18)は「警察が若者を殺す国で、何を信じればいいのか」と訴えた。

 デモは平和的に行われたが、解散後に一部の暴徒が店舗を破壊するなどし、警察と衝突した。地元報道によると、この日は国内の約60カ所でデモがあった。

http://www.asahi.com/articles/ASGCY40W5GCYUHBI00B.html

「警察が一斉に銃撃」43人殺害か 学生証言 メキシコ
ティクストラ=田村剛2014年12月2日06時41分

 メキシコ南部で、学生43人が地元警察に連れ去られ、殺害されたとみられる事件で、警察による襲撃の現場から逃げ延びた学生の一人(20)が、朝日新聞の取材に応じた。警察が学生たちに向かって銃撃してきた時の様子など、恐ろしい体験を生々しく語った。

 事件があったのは9月26日夜。ゲレロ州ティクストラの集落アヨチナパにある教員養成学校の1、2年生約80人が、同州イグアラ市で募金活動を終え、バスで学校に戻る途中だった。

 匿名を条件に取材に応じた学生によると、80人は5台のバスに分乗。この学生は、他の約15人と一緒に先頭のバスに乗った。途中で他のバスは距離が離れて見えなくなった。

 午後8時半ごろ、突然、バスが警察によって止められた。5台ほどのパトカーと大きな銃を構えた約20人の警官が並んでいた。近くにいた友人に他のバスの仲間から、「警察が発砲している。1人が殺された」と電話があった。この情報で、車内はパニックになった。

203チバQ:2014/12/08(月) 22:21:21
http://www.afpbb.com/articles/-/3033629
コンゴ東部で武装集団が36人殺害、隣国ウガンダの反政府勢力か
2014年12月08日 07:48 発信地:ゴマ/コンゴ民主共和国
【12月8日 AFP】コンゴ民主共和国(旧ザイール)東部で、隣国ウガンダの反政府勢力とみられる武装集団が夜間に住民を襲撃し、なたやおので36人を殺害した。当局が7日、明らかにした。

 事件があったのは北キブ(North Kivu)州ベニ(Beni)周辺。同地域では、主にイスラム教徒らからなるウガンダの反政府勢力・民主同盟軍(Allied Democratic Forces)とウガンダ解放国民軍(National Army for the Liberation of Uganda)の連合体「ADF-NALU」による同様の虐殺事件がここ20年にわたり繰り返され、今年10月以降では女性や子どもを含む200人以上が殺害されている。

 北キブ州の州都ゴマ(Goma)からの電話取材に応じた地元首長によると、今回の襲撃では36人が殺害され、2人が負傷、さらに2人が誘拐された。同地域で軍が実施する対武装勢力作戦の関係者も、この死者数を確認した。

 ADF-NALUは、今年1月からコンゴ民主共和国軍と国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)の兵士らが開始した攻勢によって弱体化したとみられていたが、別の反政府運動「M23」を完全な敗北に追い込むことに成功した軍事作戦を率いたコンゴ軍の将官が心臓発作で急死して以降、ADF-NALUは勢力を盛り返している。(c)AFP/Marthe BOSUANDOLE

204チバQ:2014/12/08(月) 23:51:08
http://mainichi.jp/select/news/20141209k0000m030104000c.html
ボコ・ハラム:支配地域拡大 イスラム国の統治と酷似
毎日新聞 2014年12月08日 22時21分(最終更新 12月08日 22時23分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアのイスラム過激派「ボコ・ハラム」が同国北東部で町や村を次々に制圧し、攻勢を強めている。イラクやシリアで勢力を伸ばしイスラム国家建国を宣言した過激派組織「イスラム国」の支持を打ち出しており、イスラム国と同様、支配を面的に広げる戦略に転換し、イラクやシリアに似た国土の「分断化」を急速に進めている。

 地元紙「ディス・デー」などによると、ボコ・ハラムと見られる100人以上の戦闘員が1日早朝、北東部ヨベ州の州都ダマトゥルに侵攻。政府軍は戦闘機や武装ヘリで応戦し、約10時間後に町から追い出した模様だ。また同日、ボルノ州の州都マイドゥグリでは、ボコ・ハラム戦闘員の女によると見られる自爆テロも発生し、多数の死傷者が出た。二つの州都に対する攻撃は、連動して計画的に行われたとみられ、ボコ・ハラムの勢いを象徴する。

 攻撃と撤退を繰り返すゲリラ戦を行ってきたボコ・ハラムは、イスラム国によるイスラム国家建国宣言(今年6月)に支持を表明。その後、イスラム国をまねるかのように、町や村を支配下に置く戦略も取り始めた。

 8月には占領した北東部グウォザでイスラム国家樹立を宣言し、9月上旬にはボルノ州第2の都市バマも制圧。ボルノ、アダマワ、ヨベ各州の町を次々攻略した。ナイジェリアのキリスト教関係者は9月中旬の時点で支配が3州で計25カ所の町に及んでいると指摘した。

 AFP通信が伝えたボコ・ハラム占領地を脱出した避難民らの話は、イスラム国の統治方法と酷似している。占領地ではキリスト教会が徹底的に破壊され、窃盗の罪に問われた者は公開の場で手を切り落とされている。占領地内の商業活動の再興に取り組もうとしている姿勢も見えるといい、専門家からは治安回復や行政サービスを進めて住民を懐柔し、支配を固めようとするボコ・ハラムの意向を指摘する声も出ている。

 一方、ゲリラ的な攻撃も並行して行っており、先月28日には、北部の中心都市カノのモスク(イスラム礼拝所)で自爆テロと同時に銃を乱射。AFP通信によると少なくとも120人が死亡した。

 【ことば】ボコ・ハラム

 シャリア(イスラム法)導入を要求するイスラム過激派。組織名は現地の言葉で「西洋の教育は罪」を意味する。4月に同国ボルノ州で女子生徒200人以上を拉致し、国際社会の非難を浴びた。同国政府は10月に停戦合意を発表したが、ボコ・ハラムの指導者は否定した。北東部で町村を襲撃して支配地域を拡大。都市部でたびたび発生している爆弾テロへの関与も疑われる。

205チバQ:2014/12/12(金) 07:56:14
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014121200059
野党大統領候補にブハリ氏=元軍政トップ、現職と一騎打ち−ナイジェリア

11日、ナイジェリアのラゴスで演説するブハリ元最高軍事評議会議長(AFP=時事)
 【ロンドン時事】ナイジェリアからの報道によると、最大野党・全進歩会議(APC)は11日の党大会で、ブハリ元最高軍事評議会議長を大統領候補に選出した。来年2月の大統領選挙は、与党・国民民主党(PDP)のジョナサン大統領との事実上の一騎打ちとなる見通し。
 ブハリ氏は1983年のクーデターで軍政トップの座に就いたが、2年後に失脚。99年の民政移管後、3度の大統領選すべてに出馬し、いずれも落選した。
 ナイジェリアはアフリカ最大の産油国で、国家歳入の大半を原油収入に頼るが、折からの原油価格下落への対応は待ったなしの状況だ。北東部ではイスラム過激組織「ボコ・ハラム」がテロを繰り返し、汚職もまん延する。(2014/12/12-06:01)

206チバQ:2014/12/14(日) 09:38:39
>>122
http://mainichi.jp/select/news/20141214k0000m030167000c.html
国際刑事裁判所:スーダン大統領の捜査「棚上げ」宣言
毎日新聞 2014年12月13日 20時23分(最終更新 12月14日 00時57分)
 【ニューヨーク草野和彦】国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)のファトゥ・ベンスダ主任検察官は12日、スーダン西部ダルフール地方での虐殺を巡り、戦争犯罪や人道に対する罪の容疑で逮捕状が出ているバシル・スーダン大統領の捜査の「棚上げ」を国連安全保障理事会に宣言した。アフリカ諸国が逮捕に協力せず、安保理もそれに対応していないのが理由だ。

 スーダンはICC非加盟国。安保理は2005年、ダルフールの虐殺をICCに付託する決議案を採択した。非加盟国で起きた事態を付託した初めてのケースで、ICCは09年にバシル大統領の逮捕状を発行した。

 ICC加盟国は容疑者逮捕に協力する義務があるが、バシル大統領はアフリカ地域の加盟国を自由に訪問。安保理の現議長国チャド、非常任理事国ナイジェリアも訪問した。アフリカ諸国の非協力姿勢の背景には、ICCによる訴追が「アフリカの首脳ばかりを狙い撃ちにしている」との不満がある。

 安保理常任理事国の米中露もICC非加盟国で、特にスーダンと関係が深い中国は、安保理が対バシル圧力の強化に動くことに消極的だ。こうした状況を踏まえ、主任検察官は「他にも緊急の案件があり、ダルフールでの捜査活動を停止する以外に選択肢がない」と指摘。治安状況が悪化するダルフールでは「女性や少女らが性的な暴力に耐え続けている」と安保理を含む国際社会の不作為を非難した。

207チバQ:2014/12/15(月) 23:34:38
http://www.sankei.com/world/news/141214/wor1412140014-n1.html
2014.12.14 16:28

ペルー大統領激怒 世界遺産「ナスカの地上絵」無断足跡のグリーンピースに「人類の遺産侮辱」






地上絵のそばに集まったグリーンピースの活動家=8日、ナスカ(AP)
 ペルーのウマラ大統領は13日、環境保護団体グリーンピースが世界遺産「ナスカの地上絵」付近で無断で活動し足跡を残した問題で、世界遺産のインドのタージマハルやエジプトのピラミッドを同団体から守るよう呼び掛け、同団体への不快感をあらわにした。

 地上絵付近に立ち入ったとして検察当局が特定した12人は13日までに出国。ウマラ氏は出国禁止措置を却下した司法当局に遺憾の意を示した。ウマラ氏は「われわれは人類の歴史的遺産を侮辱するグリーンピースの脅威に直面している」と強い調子で批判した。

 グリーンピースはペルーの首都リマでの気候変動枠組み条約第20回締約国会議(COP20)に合わせ、8日に早急な気候変動対策を求めるメッセージを布で作って地上絵の近くに置き、砂地を荒らした。文化省が批判し検察に通報。グリーンピースは謝罪した。(共同)

208チバQ:2014/12/16(火) 21:34:32
http://mainichi.jp/select/news/20141216k0000e030189000c.html
豪立てこもり:現場近く、市民献花 強行突入から一夜明け
毎日新聞 2014年12月16日 12時02分(最終更新 12月16日 12時10分)
 【シドニー平野光芳】オーストラリアの最大都市シドニー中心部のカフェで起きた立てこもり事件で、警察の特殊部隊が16日午前2時(日本時間同日午前0時)過ぎ、店内に突入した。人質の男性従業員(34)と女性客(38)が死亡し、警察官1人を含む4人が負傷。容疑者の男は警察に射殺され、事件は15日朝の発生以来16時間ぶりに解決へ向かった。

 未明の強行突入から一夜明けた16日午前、シドニー中心部の現場は、警察が事件があったカフェから半径50メートルほどの区画に規制線を張り、立ち入りを制限していた。ただ、市内のオフィスや店舗は通常通り営業し、街は平穏を取り戻しつつあるようだ。

 現場近くの広場には犠牲になった人質2人を悼んで、市民が次々と訪れ献花した。ジョン・スミスさん(40)は「一人の異常な男のせいでこのような悲劇が起きてしまい、くやしい」と唇をかんだ。また、別の女性も「今までオーストラリアでこんな事件はなかった。自由な国でなぜテロリストが生まれるのか」と憤りを隠せない様子だった。

 死亡した人質の一人トーリ・ジョンソンさん(34)は事件があったカフェの店長。地元メディアは警察の突入直前に、モニス容疑者から銃を奪おうとして撃たれたと報じている。もう一人の犠牲者カトリーナ・ドーソンさん(38)は弁護士で3児の母親。救出された友人らとコーヒーを楽しむためにカフェを訪れ、事件に巻き込まれたという。

209チバQ:2014/12/16(火) 21:35:38
http://mainichi.jp/feature/news/20141216mog00m030007000c.html
シドニー立てこもり:イスラム教徒を危害から守ろう−−SNSで「一緒に乗るわ」運動広がる
2014年12月16日
オーストラリア・シドニー中心部のカフェで15日に起きた立てこもり事件の容疑者が、イスラム教過激組織「イスラム国」への支持を表明していたことを受け、一般のムスリム(イスラム教徒)が嫌がらせや危害を受けることを防ごうとする運動が、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上で広がっている。【尾村洋介/デジタル報道センター】

 事件は16日、特殊部隊が突入、人質だった男性店長(34)と女性客(38)が死亡した。記事によると、射殺されたマン・ハロン・モニス容疑者(50)は、自身のウェブサイトで、豪州のアフガニスタン派兵や、豪州も参加するイスラム国空爆を強く批判していた。こうした中、過激な「イスラム国」のイメージもあいまって、ムスリムへの逆風が強まることが懸念されている。

 現地の公共放送ABC(オーストラリア放送協会)の報道などによると、事件発生後、電車に乗っていたムスリム女性が、信者の目印となるヘジャブ(頭を覆うスカーフ)を外したのを車内の女性が見つけ、「私があなたと一緒に歩くわ」と声をかけた。一連の出来事をフェイスブックに投稿したところ、別の女性が「公共交通機関などでムスリムと同行して(差別や危害から)守ろう」という意味のハッシュタグ(#illridewithyou)をツイートに付けて運動を広げることを提案した。

 この提案に多くの人が共感、運動は世界各国に広がっている。電車でムスリム女性に声をかけた女性は、予想外の展開に「SNS上の運動の広がりに圧倒された」と自身のツイッターに書き込んだ。

 モニス容疑者は立てこもり事件を起こす前、豪州が参加したイスラム国空爆をめぐり「(政府を支持する)豪州国民は人種差別主義者であり、テロリストだ」などとサイトで訴えていたという。マイノリティーへの連帯を示す「#illridewithyou」運動は、「人種差別主義者」との批判を打ち消す役割も果たしているようだ。

 豪メディア「Daily Life」によると、運動は現在のところ、移民社会である豪州の「寛容さ」を示すものとしておおむね好意的に受け止められている。一方で、SNSを介した広がりを「Clicktivism(クリックティビズム=「いいね!」などとクリックするだけで参加した気になること)に過ぎない」と評する冷めた見方や、「白人によるパターナリズム(強い立場の者が、身勝手な論理で弱者を守ろうとすること)」といった批判もある。

210チバQ:2014/12/17(水) 22:51:31
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141216-35057979-cnn-int
「一緒に乗ろう」 イスラムとの共存呼び掛け シドニー立てこもり事件受け
CNN.co.jp 12月16日(火)17時5分配信

(CNN) オーストラリア・シドニーでイスラム過激思想の同調者とみられる男がカフェに立てこもった事件を受け、同国内外で反イスラム感情の高まりが懸念されている。そんななか、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」上ではイスラム教徒との共存を訴える運動が急速に広がった。

運動の発端となったのは、シドニーでテレビ番組制作の仕事に携わるテッサ・クムさんのツイートだった。

立てこもり事件が報道された影響で、同国に住むイスラム教徒は報復攻撃の恐怖にさらされることになった。クムさんはそんなイスラム教徒を勇気づけようと、ツイッターで「373番のバスに乗る人は、いつも通り宗教的な服装で。私が一緒に乗るから安心してください」と呼び掛けた。

クムさんは事件のさなか、別の女性のツイートを読んで呼び掛けを思い立ったという。そのツイートには、電車で乗り合わせたイスラム教徒の女性の話が書かれていた。「隣に座った女性が静かにヒジャブ(髪を覆うスカーフ)を外した。私は駅でその女性を追いかけ、一緒に歩くからヒジャブを着けてと声を掛けた。女性は涙を流して1分間ほど私を抱きしめ、1人で去っていった」という内容だった。

クムさんは自身の呼び掛けが大きな反響を呼んだのを見て、「私があなたと一緒に乗ります」という意味のハッシュタグ「#illridewithyou」を提案。すると国内外各地のユーザーから瞬く間に共感のツイートが集まった。

メルボルン在住のあるユーザーは「ジーロング線に乗るイスラム教徒の方、よろしければ私が一緒に乗ります。朝6時47分発の電車です」とツイート。「通勤電車に乗る時、目印として手首にスカーフを巻きます。私を見かけたら一緒に乗りましょう」と呼び掛ける女性もいた。

同乗の誘いだけでなく、人種差別やイスラム恐怖症の問題全般を取り上げて支持を示すツイートもあった。

ハッシュタグは数時間のうちに世界中へ広まり、24時間で15万回という投稿回数を記録した。

国内外のイスラム教徒からは感謝の言葉が寄せられた。

プロフィール写真でヒジャブ姿を公開していたある女性は、「明日は車で出勤しようと思っていたけれど、応援の言葉があふれるのを見て気持ちが変わった。電車でお会いしましょう」とツイートした。

211チバQ:2014/12/18(木) 22:55:41
http://mainichi.jp/select/news/20141218k0000e030216000c.html
米キューバ:カストロ兄弟 影響力薄れる中で一つの区切り
毎日新聞 2014年12月18日 11時49分(最終更新 12月18日 15時32分)

2004年にキューバのハバナで撮影されたフィデル・カストロ氏(左)と弟のラウル・カストロ氏=AP
2004年にキューバのハバナで撮影されたフィデル・カストロ氏(左)と弟のラウル・カストロ氏=AP

 【サンパウロ朴鐘珠】キューバが米国との国交回復に合意した背景には、南米ベネズエラの経済危機でキューバ経済の生命線がたたれつつあり、対米関係改善を急ぐ必要があったこととキューバを革命以後半世紀以上にわたり率いてきたカストロ兄弟が、権力の座を退く前に将来の国の方向性を定めておく狙いがある。

 キューバの国内総生産(GDP)成長率は2006年に前年比12.1%を記録して以降、07年から減速し近年は3%弱で推移。米国の経済制裁で西側の貿易と投資が抑えられ、左派政権のベネズエラと中国に輸出入の大部分を依存している。

 ラウル・カストロ国家評議会議長は11年の共産党大会で「社会主義を建設する50年間で犯した間違いを修正する」と発言。自営業の拡大や、不動産の売買規制を緩和するなど経済自由化を徐々に進めてきた。しかし、国内では恒常的な物不足に国民の不満は高まり、石油や経済支援でキューバを支えてきたベネズエラは原油安で政権基盤が揺らいでいる。生き残り策を探るカストロ政権にとって、オバマ米大統領の残り任期2年が両国関係を改善しうる最後の機会に映ったようだ。

 カストロ議長は18年に議長職を任期満了で退くと既に公言し、また革命の父と慕われる兄フィデル・カストロ前議長も88歳となり、国民の目に触れる機会が極端に減っている。絶大な影響力を持つ指導者兄弟を失った後、キューバに起こりうる政治的混乱を避けるためにも、カストロ議長は米国との国交回復という手段で、自らの手で始めた社会主義革命に一つの区切りをつける意図があるとみられる。

212チバQ:2014/12/18(木) 22:56:46
http://mainichi.jp/select/news/20141219k0000m030059000c.html
米キューバ:フロリダ、若い世代は歓迎 時代の流れ象徴
毎日新聞 2014年12月18日 19時49分

 【ニューヨーク草野和彦】オバマ米大統領が17日にキューバとの国交正常化協議の開始を発表したことを受け、亡命キューバ人とその子孫が多く住む南部フロリダ州では、反発の声が上がる一方、若い世代を中心に歓迎する意向も示された。米メディアは「時代の流れ」と伝えている。

 同州南部マイアミのリトル・ハバナ地区。1959年のカストロ政権発足後から、迫害を逃れてきたキューバ人が住み始めた。反カストロ運動の拠点となってきたレストラン「ベルサイユ」前には17日、数十人のキューバ系住民が集まった。「オバマを辞めさせろ」と書いたプラカードを持つ人もいる。50歳の男性は「大統領はテロリスト(カストロ兄弟)と交渉すべきではない」と叫んだ。

 一方、35歳の弁護士の男性は「長い間、対キューバ政策の変更を望んでいた」と語り、禁輸措置は「ばかげた政策」と指摘した。経済的苦境に対する国民の不満が米国に向かうように「カストロ政権に利用されるだけ」との理由からだ。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」(電子版)によると、マイアミ市内の通りは、17日夜になってからも平穏のままという。

 米国のキューバ系人口は約190万人で、うち7割がフロリダ州に住む。かつては対キューバ強硬路線の共和党支持者が多数派だったが、移民2世や、経済的理由でキューバを離れた若い世代が増えるにつれ、民主党支持者が増加。2012年の大統領選で、オバマ大統領が獲得したマイアミのキューバ系住民の票は、共和党のロムニー候補を上回った。

 また、フロリダ国際大学が今年2〜5月にマイアミ一帯のキューバ系住民を対象に実施した世論調査では、国交正常化を望むのは68%に達した。オバマ大統領はこうした世論を背景に関与政策に踏み切ったとみられる。

 一方、新政策については、国交正常化協議だけでなく、キューバへの渡航制限の緩和、拘束中の情報機関員の交換など、内容が多岐にわたることへの戸惑いも聞かれた。民主党支持者の団体「キューバ系米国人民主クラブ」幹部、カール・フランツ・ミューラーさん(50)は毎日新聞の電話取材に「関与政策は長期的には正しい方向だが、一度にやり過ぎではないか。(カストロ政権の反応を見ながら)段階的に進めるべきだった」と語った。

213チバQ:2014/12/18(木) 22:59:27
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180009-n1.html
2014.12.18 01:36
【米・キューバ国交正常化交渉】
電撃交渉の狙いは米の「裏庭」中南米の安定化 露のキューバ再接近に懸念も…

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17日、ホワイトハウスで演説を行い、キューバに対する政策転換を発表するオバマ大統領(AP)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ大統領がキューバとの「広範な政策転換」に踏み切るとみられる背景には、米国の「裏庭」である中南米にあって、社会主義体制を維持するキューバとの関係改善を図ることで、外交・安全保障環境を安定化させる狙いがあるとみられる。

 米国にとりキューバとの関係は、東西冷戦時代の“残滓(ざんし)”といえ、その改善をオバマ大統領は就任直後から模索してきた。ウクライナ情勢を受けて米露関係が悪化の一途をたどる中で、ロシアが対米戦略の観点から、再びキューバに接近することへの懸念も内包されているとみられる。

 内政的にも、フロリダ州をはじめ米国内には、キューバからの亡命者と難民が押し寄せ続けてきた経緯がある。これはキューバにおける人権侵害がもたらしたものにほかならず、オバマ大統領には、関係改善を図る中で人権尊重など「体制の変革」を少しでも促す狙いもありそうだ。

 また、移民改革はオバマ政権の当面の重要課題でもあり、移民問題の改善につなげるという意図もあるとみられる。ただ、キューバ側が人権状況の改善など、米側の要求を履行するか不透明なうえ、「広範な政策転換」の動きに、共和党が異論を唱えることも予想される。

214チバQ:2014/12/18(木) 23:01:14
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180039-n1.html
2014.12.18 19:31
【米・キューバ国交正常化】
断交53年、米、政策転換 カストロ議長「オバマ氏の決断は尊敬と評価に値」

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17日、ホワイトハウスで演説し、キューバに対する政策転換を発表するオバマ米大統領(AP)
 【ワシントン=青木伸行】オバマ米大統領は17日、ホワイトハウスで声明を発表し、1961年以来、断交状態にあるキューバとの国交正常化交渉を開始することなど、対キューバ政策を抜本的に変更する包括的な新方針を明らかにした。東西冷戦時代から対立してきた両国関係は、歴史的な転換点を迎えることになる。

 オバマ大統領は、政策転換の発表に先立ち、キューバのラウル・カストロ国家評議会議長と16日に電話で会談し、新政策と双方で拘束中の国民の釈放などを協議した。

 カストロ国家評議会議長もハバナで演説し、「オバマ大統領の決断は尊敬と評価に値する」と歓迎した。

 米側の新たな方針の柱は、(1)今後数カ月間で、キューバの首都ハバナに米国大使館を開設(2)米国人のキューバへの渡航、送金規制を緩和(3)銀行、貿易取引の正常化(4)キューバの民間部門に資する物品などの輸出拡大(5)米国によるキューバのテロ支援国家指定の見直し−など。

 ホワイトハウスによると、両国政府は来年1月、ハバナで局長級の国交正常化交渉を始める。

 オバマ大統領は声明で、「過去約50年間の米国による(キューバに対する)孤立化政策は結局、効果がなく機能しなかった」と述べ、関与・融和政策にかじを切る必要性を強調した。

 米国はブッシュ前政権下で経済制裁などを強化したが、オバマ政権は人権状況の改善などを条件に対話を模索していた。

 両国首脳の発表に先立ち、キューバ政府は17日、スパイ容疑で2009年に逮捕し懲役15年の禁錮刑を受け服役していた米国人男性、アラン・グロス氏(65)を解放した。米情報機関の情報源となり長期間投獄されていた人物も解放し、見返りに米側はキューバ人の情報機関要員3人を釈放した。

 関係改善と釈放にはローマ法王とカナダが仲介の労を執り、釈放をめぐる合意が新方針を打ち出す直接の契機になったとみられる。

215チバQ:2014/12/18(木) 23:01:30
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180016-n1.html
2014.12.18 07:38
【米・キューバ正常化交渉】
米有力議員が反発 キューバ政策変更






17日、ホワイトハウスで演説を行い、キューバに対する政策転換を発表するオバマ大統領(AP)
 オバマ米大統領が発表した対キューバ政策の転換について、米議会共和党をはじめとする複数の有力議員が17日、「カストロ政権を利するだけだ」などと強い反発を示した。

 キューバ系米国人で2016年の米大統領選挙で共和党候補になり得ると目されるルビオ上院議員は同日の記者会見で「深い失望」を表明し、米国の新政策は「キューバの圧政の勝利であり、抑圧される市民への打撃だ」と厳しく非難。実施にうつされないよう「全力を挙げる」と表明した。

 年明けから共和党が多数派を占める上院のマコネル同党院内総務はルビオ氏の見方を支持すると話したほか、下院のベイナー議長も新政策をキューバに対する「愚かな譲歩」と評する声明を出した。(共同)

216チバQ:2014/12/18(木) 23:01:57
http://www.sankei.com/world/news/141218/wor1412180049-n1.html
2014.12.18 20:21
【米・キューバ国交正常化】
マケイン議員が猛批判 「独裁者、悪党、敵への融和政策」

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共和党のマケイン上院議員=13日、ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領がキューバとの国交正常化交渉を始める方針を示したことに、米議会では野党・共和党だけでなく与党・民主党からも批判が噴出。オバマ氏が表明したキューバへの大使館開設には反発が予想されるほか、議会が設定した対キューバ制裁の解除にも影響を与えそうだ。

 共和党のマケイン、グラハム両上院議員は17日、「独裁者、悪党、敵への融和政策であり、世界での米国の影響力を小さくさせる」と批判した。

 マケイン氏は共和党が上院で過半数を得る1月招集の新議会で軍事委員長に、グラハム氏は歳出委員会で外交予算を担当する小委員長に、それぞれ就任予定。大使館開設の予算審議などに影響を与えうる立場だ。

 キューバからの移民を両親に持ち、2016年の大統領選への出馬が取り沙汰される共和党のルビオ上院議員は声明で、キューバはシリアやイランと同じテロ支援国家で、北朝鮮との武器の違法取引に関わっていると指摘。オバマ氏の決定は「米国の国家安全保障を危険にさらす」と訴えた。

 一方、与党・民主党でもキューバ系のメネンデス上院外交委員長が声明を発表し、オバマ氏の決定を「連邦法や議会を迂回(うかい)するものだ」として非難した。さらに、オバマ政権がキューバのカストロ体制に経済的な命綱を投げ与えることになったとし、新議会で政府側に「劇的で間違った政策変更」についての説明を求める考えを表明した。

217チバQ:2014/12/21(日) 19:22:09
http://www.sankei.com/world/news/141221/wor1412210020-n1.html
2014.12.21 19:02

チュニジア大統領選で決選投票 民主体制へ重要ステップ

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21日、チュニジア中部スースで、投票するマルズーキ暫定大統領(ロイター=共同)
 【カイロ=大内清】2011年に民衆デモでベンアリ政権が崩壊した北アフリカのチュニジアで21日、大統領選の決選投票が行われた。強権的な長期政権が相次いで倒れたいわゆる「アラブの春」後、中東・北アフリカ各国の混乱が続く中、唯一、曲がりなりにも平和的な政権移行を進めている同国に民主体制が根付くかを占う重要なステップとなる。

 選挙は、1956年の独立後の国家運営を担った政治エリート層を代表する世俗派政党「チュニジアの呼び掛け」党首、カイドセブシ氏(88)を、同じく世俗派で人権活動家出身のマルズーキ暫定大統領(69)が追いかける展開。カイドセブシ氏と対立するイスラム原理主義組織ムスリム同胞団系の「アンナハダ」は、マルズーキ氏を事実上、支援しているとみられる。

 チュニジアでは「ジャスミン革命」と呼ばれた2011年の政変後、アンナハダ主導の暫定政権が誕生。しかし、利権を失うことと同国のイスラム化を警戒する世俗派のエリート層が勢力を回復し、今年10月の議会選ではチュニジアの呼び掛けが第1党となった。

 開票結果は、早ければ22日にも発表される。

219とはずがたり:2014/12/22(月) 17:59:51
アラブ・北アフリカだからスーフィズムスレが適当な感じがするけど,アフリカと欧州とイスラムの中間地域だからなぁ。

チュニジア大統領選で開票始まる 旧体制出身の元首相リード
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014122201001263.html
2014年12月22日 11時10分

【チュニス共同】チュニジア大統領選の決選投票は21日夜(日本時間22日未明)に投票が締め切られ、開票作業が始まった。出口調査によると、旧体制で要職を歴任した元暫定首相のカイドセブシ氏(88)がリードしている。選挙管理委員会は22日夜(同23日未明)にも開票結果を発表する見込み。
 世論調査会社シグマによると、カイドセブシ氏の得票率は55・5%で、暫定大統領のマルズーキ氏(69)は44・5%だった。カイドセブシ氏は勝利宣言したが、マルズーキ氏は敗北を認めていない。
 1956年の独立後、大統領が自由選挙で選ばれるのは初めて。

220名無しさん:2014/12/23(火) 10:45:22
http://www.afpbb.com/articles/-/3034992
チュニジア初の自由投票による大統領選、決選投票で元首相が勝利
2014年12月23日 08:56 発信地:チュニス/チュニジア
【12月23日 AFP】チュニジアの選挙管理委員会は22日、大統領選の決選投票でベジ・カイドセブシ(Beji Caid Essebsi)元首相(88)が当選したと発表した。チュニジアで1956年のフランスからの独立後に本格的な自由投票で大統領が選ばれたのは初めて。今回の大統領選は、「アラブの春」の発端となった同国の民主化の総仕上げと位置付けられていた。

 選管によると、21日に行われたこの決選投票で、カイドセブシ元首相が得票率55.68%で人権活動家のモンセフ・マルズーキ(Moncef Marzouki)暫定大統領(69)を破ったという。決選投票の投票率は60.1%だった。

 カイドセブシ氏は決選投票直後に勝利を宣言。当初・マルズーキ氏は敗北を認めていなかったが、22日になってマルズーキ氏の報道官がフェイスブック(Facebook)上で、マルズーキ氏がカイドセブシ氏の勝利をたたえたと伝えた。

 2011年、長期にわたり独裁政権を敷いていたジン・アビディン・ベンアリ(Zine El Abidine Ben Ali)元大統領を退陣に追い込み、「アラブの春」の大規模な民衆蜂起のきっかけを作ったチュニジアにおいて、今回の選挙は歴史的な重要性を持つものと捉えられてきた。

 選挙戦では両陣営が激しく対立。マルズーキ氏はカイドセブシ氏が勝てば有力なエリートが国を支配する旧体制に逆戻りしてしまうと訴え、一方カイドセブシ氏側は、マルズーキ氏は革命後のチュニジアを率いマルズーキ氏を大統領に擁立した穏健派イスラム系政党「アンナハダ(Ennahda)」を事実上代表していると批判していた。

 カイドセブシ氏は21日、勝利宣言直後にマルズーキ氏に対し、「チュニジアの未来のために力を合わせよう」と呼び掛けたが、マルズーキ氏の支持者が多い南部のエルハンマ(El Hamma)では選挙結果に反発した300〜400人の若者がタイヤを燃やしたり、警察署に投石したりし、警察が催涙ガスで制圧する騒ぎに発展し、前途多難を思わせる事態となった。(c)AFP/Mounir Souissi

221チバQ:2014/12/23(火) 11:04:37
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141223/k10014209341000.html
チュニジア 世俗派党首が大統領に
12月23日 4時31分

「アラブの春」と呼ばれる民主化運動の発端となった北アフリカのチュニジアで、民主化プロセスの総仕上げとされる大統領選挙の決選投票が行われ、世俗派のカイドセブシ氏が当選し、今後、イスラム勢力など幅広い勢力と協力しながら、民主的な国づくりを進めていけるのか注目されます。

チュニジアでは4年前、失業中の若者が警察に抗議して焼身自殺したことをきっかけに「アラブの春」と呼ばれる民主化運動が起き、23年間、独裁をしいたベンアリ政権が崩壊しました。その後、民主化プロセスが進められ、先月、その総仕上げとされる大統領選挙が行われましたが、いずれの候補も過半数を獲得できなかったことから、21日、上位2人による決選投票が行われました。
22日、発表された暫定結果によりますと、議会第1党で、世俗派政党の党首のカイドセブシ氏がおよそ56%の票を獲得し、イスラム政党が主導する暫定政権で大統領を務めたマルズーキ氏を破って当選しました。カイドセブシ氏は、経済の復活や悪化した治安の安定を訴え支持を集めましたが、独裁政権時代に要職を務めていたことから、イスラム勢力などからは独裁体制の復活につながるとの懸念も出ており、今後、カイドセブシ氏が幅広い勢力と協力しながら、民主的な国づくりを進めていけるのか、注目されます。

カイドセブシ氏とは
カイドセブシ氏は88歳。旧宗主国のフランスから独立したあとの初代大統領で、「チュニジア建国の父」と呼ばれるブルギバ大統領時代に、外相や国防相など閣僚を歴任しました。第2代大統領のベンアリ政権時代にも議会の議長などを務めましたが、1994年に政治の世界から引退しました。2011年、「アラブの春」でベンアリ政権が崩壊すると、政界に復帰し、その政治手腕や経験を買われて暫定政権の首相に就任しました。ブルギバ政権時代から一貫して世俗主義を掲げてきたカイドセブシ氏は、3年前の制憲議会選挙でイスラム政党「ナハダ党」が第1党になると、それに対抗する形で世俗派政党「チュニジアの呼びかけ党」を立ち上げ党首となりました。そして、ことし10月に行われた議会選挙では「ナハダ党」の経済政策や治安対策の失敗などを批判し、第1党となりました。独裁政権時代に要職を務めたたカイドセブシ氏が大統領に就任することについて、4年前、「アラブの春」を主導した若者や「ナハダ党」の支持者などからは「独裁体制の復活につながる」との懸念も出ています。

222チバQ:2014/12/27(土) 22:27:31
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014122700137
背景にアフリカ軽視=エボラ感染、史上最悪−判断誤るWHO、製薬は利益次第

 2014年のエボラ出血熱の感染拡大は史上最悪となり、世界保健機関(WHO)の統計に8000人規模の死者数を刻んで越年する。流行の中心はギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国。同じ西アフリカ(ガーナ)出身のアナン前国連事務総長は10月、英BBC放送に対し「もし世界の別の場所を(感染が)襲っていたなら(先進国の)対応は違っていたはずだ」と述べ、積年のアフリカ軽視が事態悪化の背景にあると批判した。
 ◇死者数の「相場観」
 3月22日、ギニア保健省が「2月以来59人が死亡している」と発表し感染拡大は世界に伝えられた。いち早く現地に医療団を送り込んでいた国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」は3月末、各国に向け声明を出し「前例のない流行に直面している」と強く警告した。
 ところが、WHOは翌日、「(感染地域は)限られている」と警告に反論。これ以前の流行では、致死率の高さから患者は感染速度を上回るように死に絶え、死者が300人に達することはなかった。専門家らのこうした「相場観」が判断を誤らせた。
 ◇やっと目を覚ます

WHOのチャン事務局長=11月19日、ローマ(AFP=時事)
 しかし、ギニア南部の山間部から、数百キロ離れた首都コナクリまで感染が広がる事態をMSFが「これまでと違う」と感じたのは正しかった。WHOが状況の深刻さを認め「非常事態」を宣言したのは、死者が2000人に迫った8月だった。感染確認は10月になって海を越えスペインや米国でも相次いだ。
 事態が欧米に飛び火して「世界はやっと目を覚ました」(アナン氏)。富士フイルムグループのインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」(商品名アビガン)をはじめ、エボラ治療薬の開発が活性化し始めた。米紙ニューヨーク・タイムズは「エボラ治療薬の開発に大半の製薬会社が熱心でなかったのは(アフリカが相手では)利益が見込めなかったからだ」と批判したが、先進国の病気になって初めて医療の進歩の恩恵が届く厳しい現実を世界は目の当たりした。
 対応の遅れを批判されたWHOのチャン事務局長は年末、BBCに対し「WHOを含め世界全体が遅かったと言うのが正しい」とようやく「反省」を口にした。アナン氏も「(感染を阻止できる)能力のある国家の責任を問いたい」とWHOだけの問題ではないと擁護した。こうした反省を次の年は生かせるだろうか。(2014/12/27-15:01)

223チバQ:2014/12/27(土) 23:25:36
530 チバQ 2014/12/27(土) 22:26:52
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014122700136
中東アフリカ、長期政権なお主流=オマーン44年イラン33年−独裁崩壊、副作用も

写真上から、オマーンのカブース国王(2011年10月、マスカット)、カメルーンのビヤ大統領(4月3日、ブリュッセル)、ジンバブエのムガベ大統領(右、2013年8月、ハラレ)、イランの最高指導者ハメネイ師(11月25日、テヘラン)(AFP=時事)
 【カイロ時事】2011年に独裁政権が崩壊した北アフリカのチュニジアで21日、建国後初の本格的な自由選挙による大統領選の決選投票が行われ、カイドセブシ元首相が勝利、民主化定着に向け、大きな一歩を踏み出した。しかし、中東アフリカ諸国では強権的な長期政権がなお主流だ。その「一歩」は決して容易ではない。
 ◇筆頭はカブース国王
 長期政権を握る指導者の筆頭は、アラビア半島にあるオマーンのカブース国王(74)。1970年7月に宮廷クーデターで父親を追放して即位して以降、絶対的な権力を手中にし、実に44年にわたって国家統治を担う。
 これに続くのが、カメルーンのビヤ大統領(81)。首相時代も含め、39年間首脳を務める。このほか30年以上首脳の地位にあるのは、ジンバブエのムガベ大統領(90)(34年=首相時代含む=)、イランの最高指導者ハメネイ師(75)(33年=大統領時代含む=)らで、いずれも中東アフリカ地域の指導者だ。
 ◇四つの理由
 アルアハラム政治戦略研究所(エジプト)のアティア・エサウィ研究員は、強権的な長期政権が続く主な理由として、(1)国民が権力を恐れ、権利要求を自粛する警察国家体質(2)食料や教育の欠如で国民に民主化を求める余裕がなくなる貧困状態(3)選挙を実施しても公平性が担保されない汚職まん延(4)国益のために政権を支える欧米など域外諸国の存在−を挙げる。
 一方で、11年にカダフィ政権が崩壊したリビアでは、独裁体制が倒れた後、国家が内戦状態に陥り収拾がつかなくなった。結果的に国民生活の水準が低下するようなケースも存在する。
 オマーンなどペルシャ湾岸諸国では、王家による安定した統治が続いている。エサウィ研究員は、石油や天然ガスの産出を背景に「国民が経済的な恩恵を受けている」と指摘。さらに「部族社会が色濃く残り、仮に民主化すれば抗争が激化して政治が不安定化する」と副作用を警告し、当面は現状維持が望ましいと考えている。
 ◇ブルキナファソに注目
 今後、民主的な政権移行の成否が注目されるのが西アフリカのブルキナファソだ。民主化が困難とされるアフリカ最貧国の一つだが、27年間政権の座にあったコンパオレ大統領(63)が11月、民衆蜂起で失脚に追い込まれた。
 権力を継承した軍将校は政党、宗教、民族の各指導者との対話により、15年11月に総選挙を実施、民政復帰させることを確認した。ブルキナファソで軍が約束通り権力を手放せば、今後の中東アフリカ地域での政権移行のモデルケースの一つになり得ると期待されている。(2014/12/27-16:33)

224チバQ:2014/12/30(火) 12:45:50
http://www.afpbb.com/articles/-/3035216
ブラジル新農相に「森林破壊の女王」と環境団体ら反発

2014年12月29日 11:00 発信地:ブラジリア/ブラジル


12月29日 AFP】10月のブラジル大統領選で再選を果たしたジルマ・ルセフ(Dilma Rousseff)大統領によって、来年1月1日に発足する第2次ルセフ内閣の農牧・食料供給相に指名された有力女性政治家のカチア・アブレウ(Katia Abreu)上院議員(52)に対し、小規模農家や環境保護団体、先住民団体などが「森林破壊の女王だ」と批判を強めている。

 ブラジルは世界第7位の経済大国で、農業大国。農相の地位は高い。アブレウ氏は強い影響力を持つ農業団体、ブラジル全国農業連盟(CNA)の会長を務め、ブラジルを米国を超える世界最大の食料生産国とする方針を掲げている。

 だが、ブラジルでは大規模農業はアマゾン(Amazon)の熱帯雨林保護を主張する団体や、そこに住む先住民たちの反発を受けやすい。そうした状況を背景に、アグリビジネス(農業関連産業)の経営側出身であるアブレウ氏の農相起用が怒りを招いた。

 国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は2010年、アマゾンの森林破壊に決定的な役割を果たしたと目される国や企業に贈る「ゴールデン・チェーンソー」賞をアブレウ氏に授与している。ブラジルの先住民社会や「土地なし農民運動(MST)」は、アブレウ氏が環境を犠牲にして商業的農業を拡大しようとしていると非難している。

■ブラジル版「鉄の女」

 英紙ガーディアン(Guardian)は優雅かつ断固としたアブレウ氏を、「鉄の女」と呼ばれた元英首相のマーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)氏と比較したことがある。

 アブレウ氏は右派政党で政治キャリアをスタートさせた後、ルセフ大統領の労働党(PT)と協力しているブラジル民主運動党(PMDB)に合流。ルせフ大統領は実業界からの不人気や経済政策への批判といった逆風の中、10月に行われた大統領選で僅差で再選を果たし、アブレウ氏を農相に指名した。

 大農場経営主の妻だったアブレウ氏は、3人目の子どもを妊娠中の25歳の時に飛行機事故で夫を亡くし、農場経営を引き継いだ。「当時は雄牛と雌牛の区別も分からなかった」と現地誌エポカ(Epoca)に語っている。

 その後、アブレウ氏は農業界の声を大胆に主張し注目を集め、06年に上院議員に当選。さらに「大統領への立候補は計画するものでなく、運命。もしそれが運命であれば、準備はする」と政治的な野心も隠さず語っている。(c)AFP/Hector Velasco

225チバQ:2015/01/04(日) 05:53:17
http://www.sankei.com/world/news/150103/wor1501030029-n1.html
2015.1.3 20:49

イタリア近海で「幽霊船」相次ぐ 乗組員なし、密航の新たな手口

2日、イタリアのコリリアーノ・カーラブロに到着した貨物船の上で待機する移住希望者ら(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】イタリア南部沖で多数の移住希望者を乗せながら、操舵する乗組員がいない貨物船が見つかり、同国当局が2日、救助した。同様のケースは最近、周辺海域で続いて発生。“船頭”のいない「幽霊船」(伊メディア)は不法移民密航の新たな手口とされ、欧州で警戒が強まっている。

 貨物船は1日午後、乗船者から「乗組員がいない」との無線通報を受けたイタリア当局が同国南部沖約150キロの海上で発見。救援隊が2日、燃料切れで漂流していた船にヘリコプターから乗り込んで制御し、同国南部コリリアーノ・カーラブロ港まで曳航(えいこう)した。

 貨物船はトルコから出港したとされ、女性や子供を含む約450人が乗船。国籍は不明だが、内戦中のシリアから逃れてきたともみられる。操舵していた乗組員は途中で船を脱出した可能性が高いという。

 伊当局は12月30日にも、同国南東部沖で、約800人の移住希望者を乗せながら乗組員がいない貨物船を救助した。この船には先にギリシャ当局が接触したが、異常はなく、航行を継続。乗組員はその後に船を去ったとみられる。航行を続けていれば、伊沿岸部に座礁の恐れもあった。

 欧州では近年、地中海を越えてくる北アフリカや中東からの不法移民の増大が問題化し、密航業者が手引きしているといわれる。従来は漁船やゴムボートが主流だったが、今回使われたのは、ともに建造後40年以上の貨物船だった。

 貨物船の場合、冬場でも大量輸送が可能で、古い船は安価で購入できるため、密航業者の利益も大きいとみられる。国連関係者はロイター通信に対し、貨物船を公海上まで航行させた後、針路を設定して密航業者らは逃げるのが手口だと語り、「古い貨物船の利用が増えてきている」と警告している。

226チバQ:2015/01/04(日) 06:01:39
http://www.afpbb.com/articles/-/3035477
ガンビアでクーデター未遂、容疑者ら死亡
2014年12月31日 18:15 発信地:バンジュール/ガンビア
【12月31日 AFP】西アフリカのガンビアで30日、軍兵士らがクーデターを企てたが、失敗した。軍と外交筋が明らかにした。

 クーデターは、同国のヤヤ・ジャメ(Yahya Jammeh)大統領がアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)を訪問中に起きた。

 西アフリカのギニアビサウの首都ビサウ(Bissau)からAFPの取材に答えた軍幹部によると、脱走兵のラミン・サネ(Lamin Sanneh)容疑者他6人が、重武装で大統領府を襲撃した。またガンビアの外交官は、現地時間30日午前3時(日本時間同日正午)頃、大統領警備隊員を含む武装集団が大統領府を攻撃したと述べた。

 夜明け前の襲撃で市内はパニックとなり、全国ラジオと国営テレビは数時間、放送を中止した。

 ジャメ大統領の部隊により、クーデターを企てた容疑者のうち3人が殺害され、1人が拘束された。戦闘による全体の死者数は確認されていない。(c)AFP

227チバQ:2015/01/05(月) 21:53:43
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030016000c.html
ボコ・ハラム:政府軍基地制圧 軍の「敗走」は社会に衝撃
毎日新聞 2015年01月05日 18時01分(最終更新 01月05日 18時06分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリア北東部で支配地域を拡大するイスラム過激派ボコ・ハラムが3日、チャド国境に近いバガに侵攻し、政府軍の基地を制圧した。ボコ・ハラムが武器も奪取していれば、さらに攻勢を強めるのは必至だ。一方、軍の「敗走」は社会に衝撃を与えるとみられる。

 AFP通信などによると、ボコ・ハラムは3日、ナイジェリア、チャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に使用してきたバガの基地に激しい攻撃を加えた。数時間の交戦の末、政府軍側は基地を放棄して退却した模様だ。

 バガは、ナイジェリア北東部ボルノ州の北部で政府側が掌握している最後の都市とも伝えられていた。多くの住民が、漁船やカヌーなどに乗ってチャド湖の対岸にあるチャドに逃れたという。

 バガ侵攻でボコ・ハラムは、大量の戦闘員を送り込んで、軍や住民による自警組織を数で圧倒したとも報じられている。ボコ・ハラムは最近、拠点のナイジェリア北部だけでなく、チャド、カメルーンなどで戦闘員への勧誘活動を加速させているという。

 また、カダフィ政権崩壊後に国外への武器流出が続く北アフリカ・リビアから、チャドやカメルーン経由で武器を入手しているとの見方もあり、装備面でも強大化している可能性がある。

228チバQ:2015/01/05(月) 22:31:30
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015010500945
新首相にシド氏=チュニジア

チュニジア新首相に起用されたハビブ・シド氏=2011年10月、チュニス(AFP=時事)
 【カイロ時事】チュニジアのカイドセブシ大統領は5日、ハビブ・シド氏(65)に新首相として組閣作業に入るよう要請した。国営TAP通信などが伝えた。新首相は、チュニジア初の本格的な自由選挙で選ばれた大統領と二人三脚で国政運営に当たる。
 シド氏は旧独裁政権下で情報畑を歩み、2011年のベンアリ大統領失脚後、暫定政権の首相となったカイドセブシ氏の下で情報相を務めた。国内でのイスラム過激派対策を重視する世俗派の大統領や与党の意向で起用が決まった。(2015/01/05-21:34)

229チバQ:2015/01/05(月) 23:07:09
http://mainichi.jp/select/news/20150105k0000m030052000c.html
ボコ・ハラム:支配拡大 チャド国境の基地奪取
毎日新聞 2015年01月04日 21時36分(最終更新 01月05日 01時23分)
 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリア北東部で支配地域を拡大するイスラム過激派「ボコ・ハラム」は3日、チャドとの国境に近いバガに侵攻し、軍基地を奪った。隣国カメルーン北部への侵入と攻撃も繰り返しており、従来のゲリラ戦術から転じて勢力圏拡大を図るボコ・ハラムが、国境周辺での攻勢を強めている。

 ◇ゲリラ戦から転換

 AFP通信などによると、ボコ・ハラムは3日、ナイジェリアやチャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に使用してきたバガの基地に激しい攻撃を加えた。数時間の交戦の末、4日までに政府軍は基地を放棄し退却した模様だ。バガはナイジェリア北東部ボルノ州北部で政府側が掌握していた最後の都市とも伝えられており、多くの住民が漁船やカヌーなどに乗ってチャド湖の対岸にあたるチャドに逃げている。

 隣国カメルーンでも同国政府軍とボコ・ハラムとの衝突が激化している。1日には同国北部のワザで路線バスを襲撃し、少なくとも乗客15人が死亡した。

 ロイター通信によると、ボコ・ハラムは先月28日ごろにも、カメルーン北部のリマニなど5カ所に一斉に侵攻し、アシガシヤで軍施設をいったん制圧したが、政府軍の空爆を受け退却したという。カメルーン軍がボコ・ハラムを空爆したのは初めて。一連の戦闘でボコ・ハラム戦闘員40人以上が死亡した。先月17日にもカメルーン軍との交戦で116人が死んでいる。

 ボコ・ハラムは、これまでにもカメルーン北部で中国人労働者やカメルーンの副首相の妻らを拉致する事件を起こし、同国軍がナイジェリア国境近くに精鋭部隊を展開していた。

 ボコ・ハラムは2009年以降、ナイジェリア北東部で政府機関やキリスト教会、穏健派イスラム指導者などに対しテロを繰り返してきた。昨年4月には女子高を襲撃し、少女約270人を拉致して世界中の批判を集めた。12月31日にも、ボコ・ハラムと見られる武装集団が村を襲い、少年ら約40人を拉致した。

 従来ゲリラ戦術をとってきたボコ・ハラムだが、イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム過激派「イスラム国」によるイスラム国家建国宣言(昨年6月)に支持を表明して以降、イスラム国をまねるように町や村を制圧する戦術もとり始め、昨年8月には支配地域でイスラム国家樹立を宣言した。

 ボコ・ハラムは国際テロ組織アルカイダの北・西アフリカ分派組織から武器支援を受けてきた。さらに最近では、カダフィ政権崩壊後に武器の国外流出が続く北アフリカのリビアから、チャドやカメルーンを経由してボコ・ハラムに武器が流入している可能性を指摘する声も出ている。

 ナイジェリア北部は石油を産出する南部に比べて貧しく、政治などに不満を抱く若者をボコ・ハラムが戦闘員として吸収してきた側面がある。カメルーン北部やチャドのチャド湖沿岸地域も貧しい地域で、ボコ・ハラムにとって新しい戦闘員の供給源となっているとみられ、ボコ・ハラムは武器の流通路や戦闘員の供給源の確保を狙い、隣国への浸透を図っている模様だ。

 また、ボコ・ハラムは、政府軍に拘束された戦闘員と交換する目的で組織的に少年や少女を拉致している、との分析がある。

230チバQ:2015/01/06(火) 20:03:44
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000m030155000c.html
ボコ・ハラム:政府軍基地制圧は戦闘能力強大化の証し
毎日新聞 2015年01月06日 01時41分

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムが政府軍基地を制圧したことは、同勢力の戦闘能力が強大化していることを示している。基地制圧時に軍の武器も入手していれば、攻撃力のさらなる向上は必至で、今後カメルーンなど隣国でも大規模な攻撃や侵攻に出る恐れもある。

 AFP通信などによると、ボコ・ハラムは3日、チャド国境に近い北東部バガの基地を攻撃。数時間の戦闘の末、ナイジェリア、チャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に使用してきた基地を奪った。

 バガ侵攻に際しボコ・ハラムは、大量の戦闘員を送り込んで、軍や住民による自警組織を数で圧倒したと報じられている。

 ボコ・ハラムは最近、拠点のナイジェリア北部だけでなく、チャド、カメルーンなどで戦闘員への勧誘活動を加速。また、カダフィ政権崩壊後に国外への武器流出が続く北アフリカ・リビアから、チャドやカメルーン経由で武器を入手しているとの指摘もある。

 ボコ・ハラムは昨年末、カメルーンの5カ所の町や村に一斉に侵攻。1日には同国北部ワザでバスを襲撃し、少なくとも15人を殺害するなど、隣国での攻撃も頻発している。

231チバQ:2015/01/06(火) 20:24:47
http://www.sankei.com/world/news/150106/wor1501060020-n1.html
2015.1.6 09:58

ガンビアの暫定指導者になる運びだった…クーデター未遂で米在住の2人訴追 米当局





 米司法省は5日、昨年末に西アフリカのガンビアで起きたクーデター未遂事件に関わったとして、米国に住む男2人を、暴力による外国政府転覆をもくろんだ陰謀罪で刑事訴追したと発表した。

 2人は南部テキサス州に住むガンビア系米国人のチェルノ・ヌジー被告(57)と両国の市民権を持ち中西部ミネソタ州に住むパパ・ファール被告(46)。ビジネスマンのヌジー被告が主犯格とみられ、ガンビアの暫定指導者になる運びだったという。

 両被告は昨年12月、別々に米国からガンビアに渡航。8〜10月にファール被告は、仲間らと共に半自動式ライフルなどを調達し、ガンビアに発送していた。

 グループはガンビア当局の反撃で多数が死傷し、ファール被告は現地を脱出。ヌジー被告も米国に戻ったが、2人とも帰国直後に逮捕された。(共同)

232チバQ:2015/01/09(金) 19:28:13
http://www.sankei.com/world/news/150109/wor1501090010-n1.html
2015.1.9 08:30

米・キューバ正常化交渉で焦燥感募らせるベネズエラ 対米関係改善、中露との関係強化で孤立回避に躍起

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 【ニューヨーク=黒沢潤】米国と長らく対峙してきたキューバが国交正常化交渉に乗り出したことで、キューバと盟友関係にある南米ベネズエラのマドゥロ政権が焦燥感を強めている。マドゥロ大統領は今年に入り、敵対関係にあった米国との関係改善を模索する一方、5日から友好国のロシアや中国を訪問するなど、“孤立回避”に躍起となっている。

 「彼の勇気ある歴史的な取り組みを認めないわけにはいかない」。マドゥロ氏は昨年末、オバマ大統領が対キューバ政策を転換したことを高く評価した。

 マドゥロ氏は今月1日にブラジルでバイデン米副大統領とも接触するなど、対米関係改善を本格的に模索し始めている。

 ベネズエラは、反米左翼のチャベス前政権時代に米国と激しく対立した。また、米国で昨年、ベネズエラの反政府デモ弾圧をめぐり、関係者へのビザ発給拒否を規定した法律が成立した後、マドゥロ氏は米国を「ヤンキー帝国」などと呼んで激しく批判した。

 今回、関係改善へと動く背景には、日量で10万バレルもの石油を提供し、中南米の“反米国家”として共闘してきた盟友キューバが突如、対米政策を転換し、「かつてない孤立」(米紙マイアミ・ヘラルド)にベネズエラが危機感を抱いたことがある。

 マドゥロ氏は一方、ロシアを5日に訪問し、露政府高官と会談した。駐カラカス外交筋によれば、マドゥロ氏は露政府と対米関係をめぐり連帯していくことを確認し合ったという。

 マドゥロ氏は続く中国への訪問で習近平国家主席と会談し、多額の支援を得ることに成功した。「(両国間の)協力は今年加速することになる」と、中国を持ち上げている。

233チバQ:2015/01/09(金) 19:43:24
http://mainichi.jp/select/news/20150109k0000e030214000c.html
ナイジェリア:ボコ・ハラムが国境の町バガ全域を焼き払う
毎日新聞 2015年01月09日 12時14分(最終更新 01月09日 13時05分)

 【ヨハネスブルク服部正法】西アフリカ・ナイジェリアのイスラム過激派ボコ・ハラムが7日、チャドとの国境に近いバガの町に激しい攻撃を加えた。地元住民の話などを報じた英BBC放送によると、町のほぼ全域が焼き払われ、多数の遺体が通りに散乱している状態で、相当数の犠牲者が出た模様だ。

 バガの人口は約1万人とされるが、攻撃後は町から人気が消え、多数の遺体が野ざらしになっているという。

 ボコ・ハラムは今月3日にバガに侵攻し、数時間の戦闘の末、ナイジェリア、チャド、ニジェールの3国の合同部隊がボコ・ハラム対策に用いてきた軍基地を奪っていた。7日になって今度は町そのものと市民を標的に大規模攻撃をかけた可能性がある。

234チバQ:2015/01/12(月) 23:02:57
http://www.sankei.com/world/news/150112/wor1501120035-n1.html
2015.1.12 18:19

イスラム過激派「人間爆弾」に10歳“女児”利用か 相次ぐナイジェリアの自爆テロ
 【カイロ=大内清】イスラム過激派ボコ・ハラムによるテロが続くナイジェリア北東部で、10歳前後の女児らが自爆するテロ事件が相次いでいる。ボコ・ハラムがテロリストだと疑われにくい女児を「人間爆弾」として利用している可能性が高い。

 現地からの報道によると、北東部ヨベ州ポティスクムの市場で11日、10歳前後とみられる女児2人が装着していた爆弾が爆発し、2人のほかに少なくとも3人が死亡、40人以上が負傷した。ポティスクムでは10日にも警察署を狙った自動車爆弾テロがあった。

 また、北東部ボルノ州の州都マイドゥグリの市場でも10日、10歳前後の女児による自爆テロがあり、女児を含む少なくとも20人が死亡した。女児が市場の入り口で身体検査を受けている際に、身に着けていた爆弾が爆発したという。

 マイドゥグリでは昨年もボコ・ハラムとみられる女による自爆テロが2回発生。ボコ・ハラムが、当局の目をかいくぐるために女性や子供を使った戦術を強化しているとみられる。

 同国北東部はイスラム国家建設を目指すボコ・ハラムの活動拠点で、昨年4月には女生徒200人以上が拉致される事件も起きた。

235チバQ:2015/01/13(火) 21:59:34
http://www.sankei.com/world/news/150113/wor1501130010-n1.html
2015.1.13 01:23

「自家製」伝統酒飲み69人死亡 モザンビーク、毒性物質に汚染か 





 アフリカ南部モザンビークの村で、葬儀で振る舞われた自家製の酒を飲んだ69人が死亡、196人が病院に運ばれた。何らかの毒性の物質に汚染されていた可能性があるという。AP通信が12日報じた。

 酒はトウモロコシなどの粉で造るビールのような地元の伝統の飲み物。汚染の原因は不明。

 葬儀は10日にあり、酒を飲んだ人々は下痢や筋肉の痛みなどの症状を訴えて病院に殺到した。保健当局が残った酒から原因物質の特定を急いでいる。

 大量の犠牲者が出たことを受け、モザンビーク政府は12日からの3日間を服喪期間に指定した。(共同)


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