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国際政治・世界事情(その2)

143チバQ:2014/10/19(日) 18:19:17
http://www.sankei.com/world/news/141018/wor1410180038-n1.html
2014.10.18 21:09更新


非常任理事国入り逃す トルコ、対外政策に厳しい視線
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 【カイロ=大内清】国際社会のトルコに対する視線が厳しさを増している。イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」との本格的な対決に踏み切れず、欧米などで形成する有志連合の批判が強まる中、16日には有力視されていた国連安全保障理事会の非常任理事国入りを逃すという出来事があった。国内ではエルドアン大統領の「強いトルコ」を目指す外交路線を疑問視する論評も出ている。

 トルコのメディアなどによると、安保理の非常任理事国に立候補していた同国は精力的なロビー活動を行い、投票の直前まで160カ国からの支持を集めていたとされる。しかし、3回行われた16日の投票の結果、トルコは同じ「西欧・その他」枠でニュージーランドとスペインの当選を許し、落選した。

 米誌ニューズウィーク(電子版)は複数の外交筋の話として、エジプトやサウジアラビアを中心に、トルコの当選を阻止しようとする動きがあったと指摘。背景には、イスラム原理主義組織ムスリム同胞団の影響を強く警戒する両国と、同胞団を支援するトルコのエルドアン政権との対立関係があるとみられる。

 イスラム系与党・公正発展党(AKP)出身のエルドアン氏は、「アラブの春」で中東・北アフリカが不安定化する中、各国のイスラム勢力を通じて影響力を拡大させてきた。隣国シリアではイスラム系を含む反体制派勢力を支援してアサド政権と敵対しており、イスラム国を攻撃すれば、結果としてアサド政権を手助けすることになりかねないため、本格的な関与を避けてきた事情がある。

 非常任理事国入りを逃したことについてトルコ紙トゥデーズ・ザマン(電子版)は17日、「トルコの外交政策を承認しないという(国際社会の)メッセージだ」と、政府を批判した。

 一方で同国政府は、自国国境に近いシリア北部のクルド人の都市アイン・アラブを攻めるイスラム国への慎重な姿勢を崩していない。トルコのダウトオール首相は15日、「シリア人のみがシリアに入って戦うことができる」と述べ、自国民のクルド人戦闘員らがイスラム国との戦闘に直接関与することを認めない考えを強調した。

 イスラム国空爆をめぐるトルコの基地使用の可否などで、米国との足並みの乱れも続いており、エルドアン政権の政策は今後も内外の圧力にさらされそうだ。


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