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欧州情勢・西洋事情

495チバQ:2015/05/29(金) 21:40:45
>>487
http://www.sankei.com/west/news/150529/wst1505290062-n1.html

2015.5.29 15:11

「コンクラーベ」も顔負け 世界最高峰のオケの選挙で結果出ず ベルリン・フィルの次期首席指揮者は誰に!?





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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーc Hanel / Berliner Philharmoniker
 世界最高峰のオーケストラの“顔”は誰に-。今月、世界中のクラシックファンが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の次期首席指揮者兼芸術監督を決める選挙を固唾をのんで見守った。厳格な選挙制度はローマ法王を決める選挙(コンクラーベ)になぞらえられるほど。しかし、11時間かけて投票と議論が行われたが結果は出なかったという。次代を託す“顔”の行方が注目されている。(安田奈緒美)

 2018年に退任予定の現・首席指揮者兼芸術監督、サイモン・ラトル氏(60)の後任を決めるための選挙は、今月11日午前10時(現地時間)から始まった。会場は、ベルリン・フィルの終身指揮者・芸術監督を務めたヘルベルト・フォン・カラヤンがレコーディングしたことで知られるイエス・キリスト教会。123人の選挙資格を持つ団員が集まった。

 携帯電話の持ち込みは禁じられ、議論の内容は外部に漏らさないことや、候補者名を公表しないことなど厳格なルールが定められているという。

 現地の報道陣は当日午後2時に教会前で待機し、結果発表を待ったが、オケの代表が現れたのは午後9時半を回ってから。「結論を出すことができなかった」との発表は、フェイスブックやツイッターなどで配信され、世界中のクラシックファンを騒がせた。

       □ 

 首席指揮者はオケの特色を決定づけ、集客にも影響するため、人選は通常のオケでは経営陣があたる。対して、楽団員が投票で選ぶ伝統は、カラヤンの後任にクラウディオ・アバドを選んだ1989年の選挙以来続いているという。

 ベルリン在住の音楽評論家、城所孝吉さんは「選挙は世界でもほとんど例がありません。伝統ある世界最高のオケだからこそできること。ベルリン・フィルが選んだら断る指揮者はまずいないでしょう」。コンサートマスターの樫本大進さんやフルートのエマニュエル・パユさんら一流の音楽家たちが名前を連ね、精緻なアンサンブルと豊かな音楽性は指揮者にとっても魅力的なのだ。

 前回の99年の選挙の様子は、ドキュメンタリー作品にもなった。映像には「民主的に指揮者を決めたい」と話す楽員たちの姿があり、楽団が重んじる“自治”の精神と歴史がにじむ。1882年、音楽が宮廷や貴族などのパトロンによって守られていた時代に、「王立管弦楽団」ではなく、自主運営楽団として創立されたベルリン・フィル。城所さんは「豊かな独立精神は受け継がれている」と話す


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