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欧州情勢・西洋事情

3013とはずがたり:2019/03/30(土) 20:13:00
>>3012
今回の投票で保守党議員は、棄権した主要閣僚以外は党議拘束を受けず、自由に投票が許された。

一方、最大野党・労働党は議員に、2度目の国民投票など党幹部が支持する案に賛成票を入れるよう指示した。

示唆的投票には、政府に対する拘束力はない。仮にいずれかの案が過半数の支持を集めたとしても、メイ首相と政府はそれに従う必要はない。

しかしメイ首相は、EUと取りまとめた離脱協定が2度にわたって否決されたことで窮地に立たされている。

首相はこの日、保守党の下院議員に対し、3度目の採決で離脱協定が承認されれば、首相を辞任する意向を伝えた。

なぜ示唆的投票を

英下院は25日夜、こう着状態を打破するために、EU離脱をめぐる27日の審議の主導権を政府から下院に移すという異例の修正案を329対302の僅差で可決した。

イギリスは3月29日にEUを離脱する予定だったが、下院は今月の審議でメイ首相の協定を否決したあと、合意なしブレグジットも否決した。その結果、メイ首相はEUに第50条で定められた離脱交渉期間の延長を申し出た。

EU首脳会議は21日、合意なしブレグジットは混乱を招くとして延長を承認し、2つの日程を示した。

5月22日:3度目の採決で下院が離脱協定を承認した場合
4月12日:下院が離脱協定を否決した場合。イギリスはこの日までに、延長の追加を求めるか、合意なしで離脱するかを決める必要がある

ただし、4月12日に延長の追加を決めた場合、イギリスは5月23日の欧州議会選挙に参加することになる。メイ首相はこれを望んでいないと述べている。

こうした流れを受けて英下院は27日、3月29日に離脱すると定めていた法律の改正を賛成441、反対105で可決した。

今後の展開は?

いい質問だ。

メイ首相は、当初の離脱期限だった29日夜までに離脱協定を3度目の下院採決にかける見通し。これについては、これまで強硬に反対していたボリス・ジョンソン前外相など、保守党の離脱派議員たちが支持に回りつつあるという見方もある。

これは、離脱派議員がブレグジットが大幅に遅れたり中止になる可能性を懸念し始めたことに加え、メイ首相が協定が承認されれば辞任するとの意向を示したからだとみられる。

しかしこの希望に水を差しているのが、北アイルランドの民主統一党(DUP)だ。DUPはメイ首相と閣外協力しており、下院で過半数議席を持っていない保守党にとって、法案成立に不可欠な10議席を握っている。DUP所属の議員はEU残留派で、メイ首相の協定も支持しないと明らかにした。


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