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欧州情勢・西洋事情

294チバQ:2015/01/14(水) 21:27:45
http://mainichi.jp/select/news/20150114k0000m030118000c.html
仏週刊紙襲撃1週間:テロ支援、謎ばかり…
毎日新聞 2015年01月14日 08時30分
 12人が犠牲となった仏週刊紙「シャルリーエブド」襲撃事件は14日で発生から1週間。ユダヤ教徒向けスーパー立てこもり事件を含め、射殺された容疑者3人の背後関係の解明が進められているが、国際的な過激派組織の関与の程度や武器の入手経路など未解明の部分も多く、なお深い闇が横たわる。テロ再発防止に向け、仏独英ではインターネット上の個人情報の監視を強化する対策案も出ているが、プライバシー侵害に対する懸念が強く、実効性のある対策の実現は困難に直面している。【パリ宮川裕章、ブリュッセル斎藤義彦】

 ◇武器入手/シリア逃亡/声明映像

 白いスカーフをかぶった女と若い男がパスポートを出すと、係官は何事もなく判を押し、入国を許した。2日に撮影されたトルコ・イスタンブールにある空港の監視カメラの映像は、スーパー立てこもり事件を起こしたアメディ・クリバリ容疑者(32)の内縁の妻アヤト・ブメディエンヌ容疑者(26)と同行する仏国籍の男(23)の姿を捉えていた。2人は8日に隣国シリアに入り、イスラム教過激派組織「イスラム国」の支配地域に向かったとみられる。クリバリ容疑者は「イスラム国のメンバー」と主張、事件前にブメディエンヌ容疑者を協力者とともに逃がした可能性がある。

 AP通信などによると、仏週刊紙襲撃事件のサイド・クアシ(34)、シェリフ・クアシ(32)両容疑者兄弟とクリバリ、ブメディエンヌ両容疑者を含む10人程度の犯行グループが存在し、協力者5〜6人が逃走中であることが仏捜査関係者の証言で明らかになった。

 ブルガリアではシリアに渡ろうとした仏国籍の男(29)が1日に別の容疑で逮捕されており、シェリフ容疑者と連絡を取り合っていたことからフランスに送還されることも判明した。

 仏国営放送などによると、クリバリ容疑者がイスラム教徒に決起を呼びかけたネット上の映像は8〜9日に撮影され、同容疑者が射殺された後の11日、イスラム国が拠点を置くシリア北部ラッカ周辺から流されたことが仏捜査当局の調べで分かった。映像の編集技術がイスラム国に近いとの専門家の指摘もある。

 一方、クアシ兄弟は2011年、イエメンに渡航し、国際テロ組織アルカイダ系団体「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の拠点で軍事訓練を受けたとされる。弟のシェリフ容疑者は仏テレビの電話取材に「(AQAPから)財政支援を受けた」と述べたほか、AP通信はイエメン人記者の話として、サイド容疑者が、09年に米旅客機爆破未遂事件を起こしたナイジェリア人服役囚とイエメンの首都サヌアで一時同居していたと伝えた。

 イスラム国とAQAPは中東で勢力争いを続け、資金源が競合していることもあって対立関係にある。ただ、欧米を敵視する主張では共通する部分もあり、テロリストが末端で協力している実態が浮かび上がる。

 新たな協力者の存在や国際的な組織の影が明らかになる一方で、犯行で使われた武器の入手経路は全く解明されていない。欧州連合(EU)欧州委員会の13年の報告によるとEUには8000万丁の登録銃があるが、ほかに50万丁が盗まれるなど行方が分からなくなっている。1990年代に旧ソ連などから流入した武器も闇市場に流れている。今回のテロ事件で見つかった自動小銃やロケット砲などの推定価格は闇市場で計1万ユーロ(約140万円)とされ、貧しい容疑者らがどのように資金調達したか詳細は謎に包まれている。


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