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欧州情勢・西洋事情

2817とはずがたり:2018/10/29(月) 14:40:57

ドイツ
メルケル氏求心力低下に歯止めなし 州議会選連敗
https://mainichi.jp/articles/20181029/k00/00e/030/214000c#cxrecs_s
毎日新聞2018年10月29日 11時36分(最終更新 10月29日 12時03分)

 【ベルリン中西啓介】ドイツ西部ヘッセン州議会選挙が28日、投開票された。公共放送ARDの得票予測によると、メルケル独首相の保守系国政第1党・キリスト教民主同盟(CDU)は過去50年で最低の得票率に落ち込む見通し。メルケル政権を支える中道左派の社会民主党も戦後最低の得票率が予想され、内紛が相次ぐ国政与党に有権者が厳しい審判を突きつけた形だ。14日の南部バイエルン州議会選に続く与党敗北で、メルケル氏の求心力低下に歯止めが利かない状態になっている。

 金融街フランクフルトがあるヘッセン州は産業が盛んで、国政同様CDUと社民党が2大政党の地位を占めてきた。ARDの暫定得票予想(28日夜時点)は▽CDU26.9%(前回2013年比11.4ポイント減)▽社民党20.1%(同10.6ポイント減)▽左派系環境政党「緑の党」19.6%(同8.5ポイント増)など。反イスラムを訴える右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)も13%程度を獲得する見通しで、全16州議会への進出を果たすことになり、全国区の政党として基盤を固めた。

 ヘッセン州のブフェー州首相(CDU)は公共放送ZDFで選挙結果について「秩序ある政治をしろという中央政府へのメッセージだ」と述べ、3月の第4次メルケル政権発足以降、難民対策を巡るメルケル氏と保守強硬派のゼーホーファー内相の対立による政権危機が敗因との見方を示した。社民党は地方選で、緑の党に左派票を奪われる状況が続いている。ナーレス社民党党首は「政権の現状は受け入れられない」とし、政権安定に向けた方策を模索する考えを示した。

 ゼーホーファー内相は地盤のバイエルン州議会選で大敗後も引責辞任しておらず、与党内には不満が募る。社民党の若手などからは党執行部に対し、政権離脱を求める圧力も高まる。ただ、今メルケル政権が崩壊し、連邦議会(下院)で前倒し総選挙になれば、与党各党の党勢衰退は避けられない情勢。当面は求心力が低下したままメルケル政権が継続する見込み。


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