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欧州情勢・西洋事情
2534
:
チバQ
:2018/02/28(水) 18:01:27
https://mainichi.jp/articles/20180218/ddm/007/030/161000c
終わらぬ憎悪
コソボ独立10年/2 台頭する「孤立主義」
会員限定有料記事 毎日新聞2018年2月18日 東京朝刊
「国際社会による『集中治療』の時期は過ぎた。これから我々自身で繁栄を手に入れるのだ」。昨年6月のコソボ議会選。第1党となった新興政党「自己決定」のアルビン・クルティ党首(42)が満足げにそう語った。セルビアから独立するコソボ紛争を戦ったコソボ解放軍(KLA)の元幹部が率いる政党以外が第1党になったのは初めてのことだ。
2008年の独立後、コソボは米国などの支援を受けながらも経済は停滞し、汚職も横行。失業率も3割を超え、旧ユーゴ7カ国では最貧国のままだ。独立で生まれた期待が失望に変わる中、効果的な策を打てない政府や政府を支えてきた国際社会への不信が国民の間に広まった。
そこで支持を拡大したのが「自己決定」。国際社会の干渉を嫌い、「コソボ国民によるコソボ統治」が旗印だ。「反汚職」を強調し、教育や福祉などへの予算重点配分を主張するリベラル政策を前面に出す。汚職との決別を宣言し13年に「自己決定」から首都プリシュティナの市長になったシュペンド・アフメティ氏(39)は、断水が続く上水道を改善し、学校給食の開始などにも着手。「プリシュティナの奇跡的変化」と欧米メディアから絶賛された。
「自己決定」を支持する大学生のオーロラ・ムラタヒリさん(22)は「大学を出ても職がない状況は異常。政府幹部は戦争の英雄かもしれないが、今の政治は間違っているとしか思えない。コソボは変革が必要だ」と話す。 だが、「コソボ国民ファースト」とも言える分かりやすい「正論」を声高に主張する「自己決定」には危うさもつきまとう。
コソボは欧州連合(EU)の仲介を受け、セルビアとの関係正常化交渉を行っているが、「自己決定」は「セルビアが戦争犯罪を認め、我々に謝罪をしないと対話はしない」と主張。スペインなど加盟5カ国がコソボの独立を認めていないEUについても、仲介者として「問題がある」と歯牙にもかけない。
コソボ国民の統合を阻害すると見なし、北部のセルビア系住民居住区への自治権付与には強く反発。クルティ氏は16年、自治権問題を審議中の国会で何度も催涙ガスをまき散らし、審議を止めるという荒業にまで出た。
選挙後、第2党などによる連立政権が発足したため、現時点では野党に甘んじる「自己決定」だが、シンクタンクの調査では、クルティ氏が若者から「次期首相候補ナンバーワン」に選ばれた。セルビアともEUとも距離を置く「孤立主義」政権の到来が現実味を帯びて語られ始めている。【プリシュティナで三木幸治】=つづく
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