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欧州情勢・西洋事情

2449チバQ:2017/12/18(月) 21:51:46
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171217-00000037-san-eurp
EU 行く試練、来る不安 東西対立露呈 誤算はドイツ
12/17(日) 7:55配信 産経新聞
EU 行く試練、来る不安 東西対立露呈 誤算はドイツ
欧州をめぐる主なできごと(写真:産経新聞)
 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)の今年最後の首脳会議が15日閉幕した。大衆迎合主義(ポピュリズム)の台頭で「試練」とされた1年。主要国に「反EU」政権が広がる最悪の事態を免れた首脳らは英離脱交渉を前進させ、重要改革の論議に本格着手したが、先行き不安が完全に払拭されたわけではない。

 「過去数カ月に示された団結は素晴らしかった。感謝したい」。トゥスクEU大統領は14、15日のEU首脳会議に先立ち、各首脳宛ての書簡でこう強調した。

 EUの1年はトランプ米政権誕生や英離脱決定で反EU勢力が勢いを増す中、幕を開けた。だが、EUの将来を占うとされた3月のオランダ総選挙や5月の仏大統領選で反EU勢力の権力奪取という事態を回避。EU推進を前面に掲げたマクロン仏大統領の勝利で欧州統合は息を吹き返した。

 今会議では加盟国の本格的な防衛協力体制「常設軍事協力枠組み」(PESCO)を正式に発足。防衛協力は1950年代の試みが頓挫後、停滞してきただけに統合推進の決意を示す成果だ。難民・移民対策やユーロ圏改革も来年6月に一定の合意を得ることを目標に議論を本格化させた。

 ただ、難民対策では西欧など多くの国が目指す受け入れ分担制度の恒久化に東欧勢が反対を堅持。会議では東西間の激しい対立となり、重要課題での合意形成の難しさが露呈した。

 誤算はドイツだ。メルケル首相の新政権樹立の難航は、仏独でユーロ圏改革を牽引(けんいん)する筋書きに影を落とす。「欧州金融基金」(EMF)創設など争点が少ない課題に当面集中するが、フランスが提唱し、ドイツなどに異論が強いユーロ圏共通予算などの議論は深まらず、マクロン氏は「この間、決定的な議論はできない」と率直に語った。

 ドイツが再選挙になる可能性もまだ否定しきれず、来春にも総選挙が見込まれるイタリアでは大衆迎合勢力が勢いを保つ。一段の難航が予想される英国との将来関係に関する協議では、EU側の結束維持も容易でないとされ、前途にはなお多難が待ち受けている。


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