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欧州情勢・西洋事情

2267とはずがたり:2017/09/16(土) 20:11:09
2017年9月16日 / 08:14 / 5時間前更新
メルケル首相、ドイツ総選挙で想定される「連立シナリオ」
http://jp.reuters.com/article/german-merkel-option-idJPKCN1BQ093

[ベルリン 14日 ロイター] - 24日のドイツ連邦議会選挙はメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の勝利がほぼ確実視されているが、重要なのはどの政党と連立を組むか、また連立工作にどの程度の時間を要するかだ。

今回は極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が初めて議席を確保する見通し。ただ、他のすべての政党がAfDとの連立を排除しており、CDUは引き続き社会民主党(SPD)と「大連立」を組む可能性が最も高そうだ。

首相は選挙後すぐに各党に打診を初めそうだが、交渉が長引いて数カ月にわたり政策がマヒする恐れもある。

今回は議会内の党派数が4から6に増える可能性があるため、連立交渉はなおさら複雑になる。

新たな連立政権は、過去2年間で100万人を超えた移民の融合や欧州連合(EU)改革、ロシアやトルコとの関係といった重要課題に取り組むことになる。

主な連立シナリオは以下の通り。

●CDUとSPDの大連立

最も可能性の高いシナリオだ。メルケル政権12年のうち、CDUとその姉妹政党であるキリスト教社会同盟(CSU)は過去4年間を含む8年間にわたってSPDと連立を組んできた。

─実現のシナリオ 

メルケル氏はSPDとの連立に居心地の良さを感じているようだ。安定多数を抑えられ、政策の継続性もあり、欧州、トルコ、外交、移民、安全保障を巡って概ね見解が一致している。

─障害

大連立は両方にとって最終手段。特にSPDは格下の連立相手という地位に甘んじることを恐れている。SPDは投資、教育、格差、公正な年金といった問題を重視しているのに対し、CDU・CSUの軸足は減税にある。

●CDUと自由民主党が連立

保守のCDUとビジネス寄りの自由民主党(FDP)は伝統的に協力関係にあり、特に財政や経済政策の連携相手。戦後70年間のほぼ半分は連立を組んでおり、十分な議席を確保できればこの組み合わせの可能性が最も高くなる。

─実現のシナリオ

FDPの支持率は今年回復しており、5月のノルトライン・ウェストファーレン州議会選では十分な議席を獲得してCDUと連立を組んだ。

─障害

FDPが前回、CDUと連立を組んだ4年間は混乱続きとなり、2013年の連邦議会選挙では議席をすべて失った。FDPの減税、民営化案はCDUより過激で、EUの統合深化に反対し、EU加盟諸国のユーロ離脱を認めるべきとの立場だ。

●CDU、FDP、緑の党の連立

連邦政府レベルでの連立実績はないが、北部シュレスウィヒ・ホルシュタイン州では連立を組んでいる。

─実現のシナリオ

メルケル氏がFDPもしくは緑の党だけとの連立では政権を樹立できない場合、3党連立を模索するかもしれない。FDPと緑の党はこの選択肢を否定しているが、政権入りの魅力に引かれる可能性がある。

─障害

緑の党とFDPの政治的主張は対極にある。税制、エネルギー、EU、移民などの問題で衝突しそうだ。


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