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欧州情勢・西洋事情

1817チバQ:2017/03/14(火) 19:10:12
http://www.sankei.com/world/news/170314/wor1703140054-n1.html
2017.3.14 18:48

オランダ、15日総選挙 中道右派与党と極右が対決 欧州ポピュリズムの行方占う
【ベルリン=宮下日出男】オランダの下院(定数150)選挙が15日実施される。大衆迎合主義(ポピュリズム)的勢力が台頭する欧州の行方を占うとされる中、ルッテ首相が率いる中道右派、自由民主党と反移民を掲げる極右、自由党が首位を競う。閣僚の入国拒否をめぐるトルコとの対立が投票動向に影響を与える可能性も否めない。

 「オランダが誤ったポピュリズムの潮流を最初に止める国となるのを望む」。ルッテ氏は13日、南部ロッテルダムで報道陣にこう強調した。

 最近の世論調査結果によると、自由党は失速気味。予想獲得議席は自民党の23〜27議席に対し、自由党は19〜23議席。自民党は現有40議席から大幅減となるが、当初首位を走った自由党を追い抜き、差も徐々に開く傾向にある。

 ただ、欧州連合(EU)離脱を決めた昨年6月の英国民投票や11月の米大統領選では大方の事前予想を覆す結果が出た。このためルッテ氏は12日、「自由党が勝つ可能性はまだある」と気を引き締めた。

 投票直前になり、トルコとの問題も影を落とす。トルコが4月に行う国民投票のキャンペーンで派遣した閣僚に対し、オランダ側は入国を拒否し、同国内ではトルコ系住民と警官隊の衝突も発生した。移民対策を主要争点とする選挙を控え、ルッテ氏は厳しい態度に出たともみられている。

 一方、「反イスラム」を掲げる自由党のウィルダース党首はトルコとオランダの対立を機に巻き返しに躍起だ。入国禁止は政府に対する「自由党の強い圧力」の結果と自賛。ツイッターにはトルコ系住民がトルコ国旗を手にする写真を載せ、「これが何十年も国境を開いた結果」と歴代政権を批判した。

 オランダのトルコ系住民は約40万人で、非欧米出身の移民系住民ではモロッコ系と並び最大規模。オランダの専門家はトルコとの対立はルッテ氏に有利にはたらくとみる一方、「最も利するのは自由党」との分析も根強い。

 一方、躍進が見込まれるのは自由党だけではない。31歳の移民系党首率いる左派系「グリーン・レフト」は「オランダの価値を壊している」と自由党を批判。主流派政党が自由党の主張に引きずれがちな中、移民にも寛容な態度を示し、現有4議席を四倍に増やす勢いで、選挙後の連立協議に影響を与える可能性も指摘されている。


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