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欧州情勢・西洋事情

1632チバQ:2016/12/04(日) 21:55:57
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161203-00000034-jij-int
「永遠の2番手」ついにトップ=左右共に揺らぐ結束-仏大統領選〔深層探訪〕
時事通信 12/3(土) 8:27配信

「永遠の2番手」ついにトップ=左右共に揺らぐ結束-仏大統領選〔深層探訪〕
フランスのフィヨン元首相=27日、パリ(AFP=時事)
 来春のフランス大統領選に向け最大野党の共和党など右派・中道陣営が候補者を決めた27日の予備選決選投票は、地味な印象が強く「永遠の2番手」(仏メディア)と呼ばれてきたフィヨン元首相(62)が大逆転の勝利を果たした。今後の焦点はオランド大統領(62)を支えてきた左派の与党・社会党に移る。オランド氏やバルス首相(54)らの出馬が取り沙汰され、来年1月の社会党予備選まで激しい駆け引きが続きそうだ。

 ◇候補者乱立の懸念
 「戦うためにしっかり準備する」。バルス首相は27日付の仏日曜紙ジュルナルデュディマンシュで、社会党予備選出馬への意欲を隠さなかった。

 オランド大統領は、相次ぐテロや失業問題を背景に支持率が10%台に低迷。左派陣営内では「オランド氏では選挙を戦えない」と懸念が広がる。既に現政権で経済相を務めながら中道票を糾合した上で出馬をもくろむマクロン氏(38)ら大統領に不満を持つ複数の有力者が予備選を経ずに直接、本選に立候補する考えを示している。左派は候補者乱立になりかねない。

 オランド氏も1期で終わりたくない。しかし、こうした情勢で再選を目指すと言い出せない。出馬の是非については近く最終判断する考えだが、これまで自身を支えてきたバルス首相が出馬に踏み切れば状況は一層厳しくなる。27日には外遊先のアフリカ南部マダガスカルから「いかなる状況になろうとも結束しよう」と呼び掛け、バルス氏をけん制した。

 ◇中道に造反の動き
 サルコジ前大統領(61)を首相として支えてきたフィヨン氏は、当初はサルコジ氏の補佐役というイメージが強かったが、最終盤にかけて実直な人柄が有権者に浸透した。予備選の直前、米大統領選があり、移民政策などをめぐって過激な発言を繰り返したトランプ氏(70)が勝利した。この反動でフランスでは、それまで有力候補だったサルコジ氏のタカ派的な言動に警戒が強まり、フィヨン氏には追い風となった。

 フィヨン氏は予備選勝利を受け「大統領選で政権交代を果たせば輝かしい未来が待っている」と訴えた。ただ、右派・中道陣営も盤石ではない。

 フィヨン氏の対立候補ジュペ元首相(71)を推してきた中道政党・民主運動のバイル党首(65)は、フィヨン氏の経済政策は企業寄りで「国民に多くの問題をもたらす」と批判。自身の本選出馬も検討中とみられている。陣営の結束は左派だけの課題ではない。

 ◇余裕のルペン氏
 調査会社ハリス・インタラクティブが27日に発表した世論調査結果では、大統領選第1回投票でフィヨン氏に投票すると答えた人は26%。移民排斥など過激な政策で台頭する極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首(48)は24%で2位だった。オランド氏はわずか9%だ。

 マクロン氏やバイル氏らも一定の支持を保つ。左右両陣営の分裂が続けばFNが「漁夫の利」を得て抜け出す可能性が高まる。右派予備選の結果発表後、ルペン氏はフィヨン氏が掲げた公務員大幅削減などの政策について「社会を破壊する最悪の公約だ」とこきおろした。フィヨン氏を「最良の対戦相手だ」と述べる余裕ものぞかせた。(パリ時事)


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