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欧州情勢・西洋事情

1115チバQ:2016/04/17(日) 22:53:49
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/sankei-wor1604170030.html
【移民ショック】メルケル独首相、移民対応に余波 表現の自由で板挟み
19:49産経新聞

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツのメルケル首相が打ち出した寛容な難民・移民受け入れ策について、独紙ターゲスシュピーゲル(電子版)は16日、コール元首相が近く出版される著書で批判したと伝えた。メルケル氏は移民らの流入対策で協力が不可欠なトルコとの関係でも、同国のエルドアン大統領を風刺した作家の刑事訴追に関して「表現の自由」との板挟みに陥るなど、移民らの問題をめぐり苦慮している。

 コール氏はメルケル氏を早くから閣僚に抜擢するなどした“政界の恩師”に当たる。同紙によると、近くハンガリー語で出版される著書で、「欧州は苦境にある世界中の何百万人もの人々の故郷にはなれない」と述べ、名指しは避けながらもメルケル氏を批判しているという。

 コール氏は近く、移民問題でメルケル氏に批判的なハンガリーのオルバン首相と面会する予定だ。

 一方、「表現の自由」をめぐる問題は3月末、風刺作家が独公共テレビで披露した詩が発端だ。作家はエルドアン氏について「同性愛者」といった過激な性的表現を交え、トルコ国内の少数派に対する姿勢などを批判し、エルドアン氏から名誉毀損で告訴された。

 ドイツでは外国の首脳に対する侮辱や名誉毀損の罪では、最大禁錮5年の刑罰が科せられるが、捜査には政府の許可が必要だ。メルケル氏は15日、「法治国家では政府ではなく司法が検討すべきだ」と述べて捜査を許可した。

 だが、独国内ではメディアなどに抑圧的なエルドアン氏への批判は強い。告訴には「表現の自由を侵す」との反発も広がり、世論調査では捜査に反対するとの回答は5割超に上った。

 メルケル氏としては密航移民の送還策をめぐってトルコとの関係を悪化させたくない事情もあり、独メディアは「危機解決のため、摩擦を避けたという致命的な印象を与えた」との見方も出ている。


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