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公明党・創価学会スレ

338とはずがたり:2018/04/08(日) 18:13:50
公明代表が首相夫人に注文 行動を「省みてほしい」
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2018040801000262
12:16共同通信

 公明党の山口代表は8日放送のラジオ日本番組で、森友学園が開設予定だった小学校の名誉校長に一時就任した安倍昭恵首相夫人について「『李下に冠を正さず』という不文律をよくよくわきまえ、省みてほしい」と述べ、行動を慎むよう注文を付けた。

 決裁文書改ざんを巡る証人喚問で証言回避を繰り返した佐川前国税庁長官に対し「国民のいら立ちは強い。事実をはっきり述べるのが望まれる態度だった」と不満を表明。野党が求める昭恵夫人の証人喚問は「冷静に判断する必要がある」と否定的見解を示した。

 9月の自民党総裁選に関しては「自民党自身が決めることであり、口出しせず見守る」とした。

339とはずがたり:2018/05/02(水) 13:49:52
公明 山口代表 憲法改正は慎重に議論すべき
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180502/k10011425181000.html
5月2日 13時43分

3日の憲法記念日を前に、公明党の山口代表は、東京 新宿で街頭演説し、これまで解釈や立法措置によって憲法を時代の流れに合わせ、一度も改正して来なかったと指摘し、憲法改正は慎重に議論すべきだという考えを示しました。

この中で山口代表は「日本国憲法は、施行から71年を迎えようとしているが、これまで、改正を一度も行ってこなかった。各国は改正を重ねているが、日本は、憲法の解釈や立法によって懸命に時代の流れに合わせてきた。この日本の戦後の歴史を、改めて問い直すべき時だ」と述べ、憲法改正は慎重に議論すべきだという考えを示しました。

一方、山口氏は、財務省の決裁文書の改ざんなど、公文書をめぐる問題が相次いでいることについて、「政府の行政情報が、国民にひとしく行き渡る保障がなければ、国民主権を全うすることはできない。決裁が済んだ公文書を改ざんしたり、あるべきはずの文書を『ない』と国会で公言し、あとから発見されたりするのは、主権をないがしろにする行いと言わざるをえない」と批判しました。

340チバQ:2018/05/03(木) 15:39:43
https://news.goo.ne.jp/article/bunshun/nation/bunshun-7059.html
創価学会「極秘資料」が暴く負の歴史

07:00

 創価学会における絶対権力の空白は早8年に及ぼうとしている。半世紀以上にわたり巨大教団を率いてきた池田大作名誉会長は1月に卒寿を迎えたが、年に数回、『聖教新聞』に近影が掲載されるだけで、公の前に姿を見せなくなって久しい。2010年5月の本部幹部会の後、脳梗塞で倒れたというのが定説だ。大小様々な本部施設が蝟集する東京・信濃町の真ん中にひっそりと佇む第二別館にほぼ籠もりきりとされる。

一枚岩だったはずの組織に……
池田大作名誉会長 ��躑ζ営命�社

 この間、原田稔会長以下の集団指導体制により教団の運営は滞りなく行われてきたかに見える。が、カリスマ指導者の重石がなくなれば必然のこと、一皮剥けば、信濃町の内部では次期会長の座を巡る暗闘が繰り広げられ、一枚岩だったはずの組織に動揺を来しているのが実際だ。

「谷川佳樹主任副会長のラインが巻き返しに出たのかもしれない」

 1月下旬、ある本部人事が各方面を駆け巡り、憶測を呼んだ。副会長の岡部高弘氏が広報室長を突如外され、聖教新聞広告局の閑職に追いやられたのだ。遠因として囁かれているのは昨年9月の『週刊文春』記事である。報じられたのは復興副大臣も務める長沢広明・公明党参院議員の女性スキャンダルだった。組織政党にとって所属議員は単なる駒にすぎない。本人は雑誌発売前に早々と議員辞職した。

会長の権限はそれほど強くない

 創価学会・公明党にとって重大な意味を持っていたのは、長沢氏が佐藤浩副会長の一の子分で知られていたことである。佐藤氏は菅義偉官房長官と太いパイプを持つことで有名。信濃町の勢力図においては、事務総長として本部機構を取り仕切り次期会長候補の最右翼とされる谷川氏や、その後見人で隠然たる力を持つ弁護士グループのトップにある八尋頼雄副会長、前会長で最高指導会議議長を務める秋谷栄之助氏らとともに主流派と目されてきた。政治的には自公連立路線の旗振り役だ。

 現在の学会においては「会長の権限はそれほど強くない」(元本部職員)とされ、それがため主流派こそが組織を動かしてきたと言われる。記事は内部告発がなければ知り得ない内容だったが、その追及は長沢氏よりむしろ政治担当として絶大な影響力を握り続ける佐藤氏に向いていた観があった。

 そこで佐藤氏ら主流派が岡部氏の更迭に動いたというのが一つの見立てである。怒りの矛先が岡部氏に向かった理由は今ひとつ分からないが、もともと両者の折り合いは悪かったとも言われる。後任の広報室長となった長野祐樹氏は長く神奈川担当の副会長を務めこれまで広報とは無縁だが、佐藤氏と極めて近いことで知られる。そのことも更迭人事が主流派の強い意向によって行われたと見られる理由となっている。

 そして、さらにその背後にあるのが次期会長の座を巡る谷川氏と萩本直樹主任副会長との神経戦とも言える綱引きだ。創価学会には200人以上の副会長がいるとされるが、15年に新設された主任副会長ポストは8人に限られる。谷川、萩本両氏はその中でも一歩抜け出た。萩本氏の後見役は原田会長とされる。

 スキャンダル記事は主流派を牽制するものだっただけに、萩本氏を利するところがあった。おまけに年が明けた1月7日付の人事は両者の形勢逆転をも思わせるもの。谷川氏が壮年部長に回ったのに対し、萩本氏がそれより遥かに格上の総東京長となったからだ。そうしたこともあり、岡部氏の更迭人事は谷川氏ら主流派による主導権奪還の意味合いも見え隠れしていたのである。

学会の「影の会長」

 次期会長レースに対し中立派と見られていた原田氏がにわかに萩本氏を後押ししだしたのは15年秋、ある暗闘劇が幕引きとなった前後からと見られている。それまで学会内で繰り広げられたのは谷川氏ら主流派と「創価大学卒のプリンス」と謳われた理事長の正木正明氏を担ぐグループとの対立だった。それが頂点に達したのは信濃町に新たなシンボル施設「広宣流布大誓堂」が完成した13年のことだ。

「全部、見られているぞ! 恥知らず! バカ者!」

 谷川氏や佐藤氏らを中傷するそんな怪文書が撒かれたかと思えば、ある主流派の副会長に対するこんな告発文書がマスコミに持ち込まれた。

「学会の『影の会長』であり……権力を好き放題に使っている人間であることに気づいてください」

 文書が告発するのは蓄財疑惑だった。不正とまでは認められないものの、そこで指摘された不動産に関する情報はじつに正確で、よほどの関係者しか知り得ないものだった。

341チバQ:2018/05/03(木) 15:40:44
Xデー後の学会分裂などあり得ない

 しかし、もともと非力な正木グループは13年暮れから一人また一人と信濃町の要職から外されていく。その後も主流派の教学方針に反発する2通りの内部告発文書が流出したりしたが、結局、肝心要の正木氏は15年11月、体調不良を理由に理事長から参議会副議長という名ばかり職に更迭、完全に失脚することとなった。かわりに原田氏が権力への執着を見せ始め、萩本氏への禅譲に傾いていったという流れである。

 現在の会長任期は来年11月に切れる。池田氏のXデーを横目に見ながら次期会長の座を巡る組織内の不協和音や動揺はなお続くことだろう。ただ、誰が次期会長になろうとも間違いなく言えることがある。それは池田氏にかわり独力で巨大教団を統率できるような人物はもはや見当たらないということである。

 高等教育をろくに受けていない一方で32歳の若さにして会長となった池田氏の人間的迫力を谷川氏や萩本氏に求めることは到底無理な話だ。2人とも東京大学卒で、谷川氏は三菱商事を経て、萩本氏は新卒で本部職員となった。リクルーター役を務めていたのがやはり東大卒の原田氏だった。学歴エリートの宗教官僚にカリスマ性などあるはずもない。皮肉な逆説だが、巷間囁かれるXデー後の学会分裂などあり得ない。それほどの人物はいないのだ。

都合の悪いものは闇に

 では、今後の集団指導体制は何を拠り所に組織をまとめ上げていくことができるのか。創価学会はもともと日蓮正宗の在家信徒団体だったが、1990年代に宗門と決別したため、その信仰を学会員の求心力とすることはもはやない。それにかわるものを学会が何に求めようとしているのか知ることができる格好の内部資料がある。08年6月に外資系コンサルティング会社のアクセンチュアが学会の内部組織「ビジョン会議」に宛てた提案資料がそれだ。

 当時、学会は谷川氏の主導によりアクセンチュアのコンサルタントを大量に動員して外郭企業の統廃合や人員削減といった法人改革を進めていた。宗教団体がコンサル会社を起用するとは前代未聞だが、件(くだん)の提案資料はその中心活動である広宣(=布教)領域にも踏み込むものだった。「リソース」や「コンテンツ」など営利企業と見まがうようなカタカナ用語が多用される中、そこには仏教用語はかけらも見られない。提案資料が広宣事業の中核となる「会の価値」に据えたのは「3代会長の思想・行動」だった。

 初代会長の牧口常三郎(1871��1944年)から第2代会長の戸田城聖(1900��1958年)を経て池田氏へと至る「3代会長」を、学会は02年の会則改正で「永遠の指導者」と定めた。この日蓮正宗から離れ3代会長を「神格化」「偶像化」する動きは14年から毎年のように続くさらなる改正で強められている。今や学会員は3代会長を「先生」との敬称で呼び、毎日の勤行では「報恩感謝」を捧げることが求められている。そして3代会長がそうであったとされるように「師弟不二の精神」により弟子は師匠を未来永劫守っていくのである。組織にとりじつに都合のいい理屈だ。


「歴史を歪める資料」は却下される

 アクセンチュアの提案資料はそうした3代会長の事績を新聞・雑誌やインターネット、展示イベントなど様々な経路を通じて学会員や社会に送り届けることを現代の広宣流布と位置づけていた。そして、そのためのアーカイブ事業を確立することが取り組むべき大きな眼目とされた。ただ、そこには巧妙な仕掛けも用意される。「永遠の規範」や「歴史の証明」となるアーカイブ資料は「正当性を担保する仕組み」として認定委員会の承認を経なければならず、そこでは「歴史を歪める資料」は却下されるのである。要は都合の悪いものは闇に葬るわけだ。

 今日、創価学会は「反戦・平和の団体」を標榜し、世間からもそう見られることが多い。そこで象徴的に語られるのは前身の創価教育学会が治安維持法違反・不敬罪により特高警察の弾圧を受け、初代会長の牧口が巣鴨拘置所で獄死した事実である。創価学会はそれらを軍部政府と対決した末のこととしている。

 しかし、歴史的事実は大きく異なる。当時の創価教育学会の実像を赤裸々に記録した戦前・戦時中の機関紙誌がある。35年7月から約1年間発行された『新教』と41年7月から1年弱続いた『価値創造』だが、創価大学はじめどの図書館にも所蔵はない。学会は都合のいいごく一部分のみ公にしあとは封印してしまっている。「歴史を歪める資料」とみなしているからだ。

知られざる歴史をつぶさに調べ上げた

 筆者は現存が確認されている『新教』の大半と『価値創造』のすべてのそれぞれコピーを入手した上で30年代から50年代初頭にかけての知られざる歴史をつぶさに調べ上げ、先頃、『創価学会秘史』(講談社刊)という単行本にまとめた。詳しくはそれに譲るとして、当時の学会の実像は次のようなものだ。

342チバQ:2018/05/03(木) 15:41:31
 57歳を目前にして日蓮正宗と出会った小学校校長の牧口は30年11月に教育書『創価教育学体系』の第一巻を出す。資金面で支えたのが元部下で補習塾の経営者に転じていた29歳年下の戸田だった。この時が創価学会の創立とされているが、実際のところ、組織的な活動はその後しばらくは見られない。

 4年余り後、日蓮正宗と教育論の融合を唱える牧口の下に若者が集まり始め、創価教育学会は組織の相貌を現していく。活動の先頭に立っていたのはかつて左翼運動に身を投じ、「長野県小学校教員赤化事件」と呼ばれた一大弾圧で投獄後に転向していた元教員たちだった。その頃、国は転向政策に力を入れ始めていた。思想犯保護施設を整備し、知識水準が高い左翼活動家たちの思想善導を推し進め、戦時体制に組み込んでいくわけだ。そこで利害が一致したのが牧口ら創価教育学会だった。失意の底にある元赤化教員たちは新たな信者を獲得する折伏(しやくぶく)の対象としてうってつけだったのである。

 このため牧口らは特高警察やその元締めである内務省警保局、さらには共産党取り締まりに辣腕を揮い転向政策の仕掛け人でもあった大物思想検事の平田勲らと緊密に連絡を取り合っていた。折伏要員を長野県に派遣する際には東京の治安当局に地元での手配を依頼し、そのおかげで20代半ばの若者一人に対し特高課長や思想検事、教育当局者らが勢揃いで応対する歓待ぶりだった。

 牧口は天皇中心の国体観念を支持していたし、中国大陸への拡張政策にも反対はしていなかった。満州事変後に入植した初期の会員に対しては最大限のエールを送っていた。「わが国は大東亜戦争完遂、世界新秩序建設のために、1億国民血みどろになって、獅子奮迅の勇猛戦を行っている」などと、太平洋戦争が始まると幹部からは戦争翼賛的な発言が次々と飛び出した。『価値創造』はヒトラーの『我が闘争』の紹介に大きく紙面を割いてもいた。

兵器産業に乗り出そうとすら企てた

 その頃、現世利益を強調する折伏に舵を切っていた創価教育学会には出版業を中心に中小企業経営者が多く集まるようになっていた。彼らは戦争文学で儲け、それを信心の功徳と感じ、営業成績を競い合っていた。戸田はその最たるもので、40年に創刊した小学生向け雑誌『小国民日本』では海軍特集を組み、少年航空兵の募集に一役買っていた。さらに戸田は会員が個人経営するレンズ工場を買い取り、兵器産業に乗り出そうとすら企てた。

 それでも創価教育学会が弾圧を受けたのは他の宗教・宗派を「邪宗」として認めない日蓮正宗の原理主義が行き過ぎたからだ。牧口は「取払え」と称して伊勢神宮の大麻(おおぬさ)などを撤去して焼却することを会員に行わせていた。天皇も含め国を挙げて日蓮正宗に帰依すべきとの牧口の考えは国家神道とは相容れず、それがため投獄されたのが実相だ。決して反戦・平和を唱えたからではない。

 創価教育学会に集った元赤化教員の何人かはその後、出征して戦地で命を落としている。牧口や戸田はそうした事実にまったく関心を払わなかった。戸田は終戦直後に中国で戦病死した元赤化教員の一人に関し「信心が足りないからあえなく死んだ」との趣旨の発言を戦後間もない頃の座談会で言い放っていた。

表の正論と裏の謀略

 戦後、事業に失敗した戸田は軍隊式組織論を導入して折伏を大々的に行い、学会組織は急角度で拡大していった。宗門の反対を押し切り宗教法人化を目指す中、池田氏ら青年部メンバーは宗門の老僧を暴力的に吊し上げる事件を52年に起こした。創価学会の傍若無人な組織力を前に宗門はもはやなす術がなかった。

 じつのところ創価学会が大々的に「反戦・平和の団体」を標榜したのは池田氏の会長就任からちょうど10年が経った70年以降のことだ。折伏至上主義で「貧・病・争」に悩む社会の下層を取り込み組織を膨張させてきた学会はその年前半、批判を力ずくで押さえようと言論出版妨害事件を引き起こし、激しい社会的反発を招いていた。そこでとったのが学生やインテリ層も取り込もうとするソフト路線だった。すでに過去の人となっていた牧口の獄死を反戦・平和の象徴的出来事にすり替え、かわりに真実を封印したのである。

 学園紛争が吹き荒れていた前年、創価学会は日共系でも反日共系でもない第3の道として学生部を母体に新学生同盟を組織化していた。68年に入信し学会の東大総合委員長も務めた元公明党参院議員の福本潤一氏によると、「その頃は折伏戦ばかりで、全共闘から入ってくる人もいたけど定着しなかった」という。ただ、その後のプロパガンダは成功した。核兵器廃絶など平和運動が一定の実績を積んでいったのも確かだ。池田氏は72年に行われた歴史学者トインビーとの対話を皮切りに中国の周恩来など各国要人との会談を次々実現して海外進出を進めたが、その際、「反戦・平和の団体」との表看板は大いにものを言った。

343チバQ:2018/05/03(木) 15:42:15
 しかし、創価学会が真に過去から連綿と受け継いできたのは独善的で閉鎖的、そして不寛容な組織体質だ。そして、いつ何時も最優先されるのは組織の維持拡大である。

 前出の福本氏はそうした創価学会の二面性を「表の正論と裏の謀略」と表現する。平和運動を声高に叫び始めたかたわら、学生部の精鋭メンバーは70年代前半、敵対関係にあった共産党の委員長宅などの盗聴を繰り返し、偽装入信させたスパイをライバル教団に潜入させたりもした。90年に始まった日蓮正宗との宗門戦争でも盗聴や尾行は秘密部隊である創価班広宣部を中心に広く行われていたことが知られる。「情報収集のためのゴミ漁りや深夜の団地での匿名ビラのばらまきなど何でもやりましたよ」と、元広宣部員は当時を語る。ただ、大方の一般会員はそんな実態を知らされない。

本部執行部に対する不満が燻っている

 宗門戦争が一巡した00年代以降、創価学会における信仰の中心は急速に選挙活動が占めていくようになる。とはいえ、大黒柱である婦人部がとりわけそうだが、会員はおしなべて政策に無関心。「池田先生がつくった公明党が間違えることはない」(別の元本部職員)という思考停止による集票活動は国政選挙で全国700万票以上を獲得してきた。

 それでも半世紀近く「表の正論」を注入されてきた会員の中には反戦・平和こそが池田氏始め3代会長の真意と信じ込む急進者が少なくない。国会議事堂前で安保法案反対の大規模デモが毎週末行われた15年夏、公明党の法案容認方針をよそに少数の学会員の姿がそこにはあった。戦前の実像を教えられていない彼らは学会の三色旗とともに牧口の肖像を掲げ、法案反対を叫んでいた。じつにパラドキシカルな光景だ。

 池田氏が公に姿を現さないこともあり、ある意味で純粋な急進者の間では今日、自公連立路線を推し進める主流派牛耳るところの本部執行部に対する不満が燻っている。「足軽会」なる「組織内組織」を作ったとして12年に懲戒解雇された若手の元本部職員3人を中心とするグループのように、信濃町で無言の抗議デモを行うなど公然と批判活動に出る者も現れた。異論を許さない本部執行部はそうした不満分子をあぶり出そうと15年頃から査問に血道を上げている。その結果、除名や会館への出入り禁止といった懲戒処分が次々下っている殺伐たる情況だ。

 昨年12月、ノルウェーのオスロで行われたノーベル平和賞の授与式。受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の関係者とともに創価学会の寺崎広嗣副会長が現地で記者会見を行った。スイス・ジュネーブに事務局を置くICANが発足した07年以来、創価学会の海外部門であるSGI(創価学会インタナショナル)は国際パートナーの一角として活動を支援してきた。創価学会にとってまたとない国際的な宣伝の機会であり、「反戦・平和の団体」を信じ込む国内の学会員に向けては批判を宥める何物にも代えがたい好機と言えた。が、これまで述べてきた実態を知る者の目からすると白々しい思いしか催さない。

海外に活路を求める

 創価学会は昨年9月、それまで対等の立場としていたSGI組織を日本の本部の下に置くことを定めた「会憲」を制定した。これにより信濃町は各国組織に対するヒト・モノ・カネの統制を強力に進めると見られる。もはや国内で折伏の余地はなく、逆に高齢化が急速に進む組織は下り坂を転げ落ちようとしている。昨年10月の総選挙で公明党は全国で700万票を切る惨敗を喫したが、これは「F票」(会員外の得票)のリベラル層が立憲民主党に流れたというより、組織の弱体化を反映したものと見た方が正解だろう。

 斜陽の国内に見切りをつけ海外に活路を求めるのが、今の創価学会の戦略であり、会憲はそのための布石だ。日蓮正宗と決別した直後、創価学会は「日蓮世界宗」を商標登録し、世界宗教へ脱皮する構想を温めてきた。すでに会則の前文でその名を謳っており、いよいよ正式な旗揚げが近いと見られる。先述の大誓堂は「世界広宣流布の……中心道場」とされており、さながらイスラム教のメッカのような位置づけだ。将来そこに安置されるのは池田氏を始め3代会長の神格化された偶像なのかもしれない。とすれば、ソビエト共産党のレーニン廟がごときである。

 しかし、過去を封印して都合良く歴史を語り、異論を一切許さない不寛容な組織が設(しつら)えた無味乾燥な聖地をありがたがって巡礼に訪れる人々がこの先どれだけいるというのだろうか。誰が次期会長になろうが、組織の求心力は低下していくだろう。選挙活動に明け暮れる仏教と個人崇拝のパッチワークのような巨大教団は、すでに崩れ落ち始めている。

(高橋 篤史)

344とはずがたり:2018/05/04(金) 08:07:50

「主権をないがしろに」山口代表が政府を批判(2018/05/02 19:13)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000126421.html

 公明党の山口那津男代表は、森友問題など公文書を巡る相次ぐ政府の不祥事に対して「主権をないがしろにする政府の行いと言わざるを得ない」と強く批判しました。

 公明党・山口那津男代表:「例えば決裁の済んだ公文書を改ざんするようなことが起きたり、あるいはあるべきはずの文書がないと国会で公言して、後からその文書が発見されると。こういうことが起こっていては、これは主権をないがしろにする政府の行いと言わざるを得ない」
 憲法記念日を前に、都内で演説した山口代表は日本国憲法に記された国民主権など三原則の重要性を改めて訴えました。そのうえで、昨今の公文書問題を念頭に「行政情報が国民に等しく行き渡らなくては、国民主権を全うできない」と、公文書を巡る政府の対応について批判しました。

345とはずがたり:2018/05/04(金) 10:53:36

https://twitter.com/naka8952/status/992148457237299200
中川 均
@naka8952
フォローする @naka8952をフォローします
その他
しかし驚いたね。公明党が日本会議を中心とする改憲集会に代表を送っているではないか=報ステ。これで公明党がもう何の期待もできない平和の敵に成り下がったことが判明した。安保法制にも南スーダンへの派遣にも結局同調し、公文書改ざんや柳瀬秘書官逃亡にも結局は手を貸す公明党の正体は改憲派だ。

14:06 - 2018年5月3日

346さきたま:2018/05/04(金) 12:08:34
>>345
これは「第20回 公開憲法フォーラム」のことですね。
憲法記念日に開催される改憲派の代表的な集会で、
美しい日本の憲法をつくる国民の会、民間憲法臨調の共催で行われています。
「国民の会」の共同代表は櫻井よし子、田久保忠衛、三好達。
三好達は日本会議名誉会長でもあり、事務局長を椛島有三(日本会議事務総長)が務める組織。
https://kenpou1000.org/about/member.html


このフォーラムに、公明党からは遠山清彦(党憲法調査会事務局長)が参加しています。
安倍が2020年に新憲法を施行したいのビデオメッセージを寄せたのが、昨年の第19回フォーラムになります。
この昨年の集会にも、遠山清彦は参加しています。

ちなみに、ここ数年の現職議員の参加者は下記のとおりです。
2018年:細田博之(自民党憲法改正推進本部長)、遠山清彦、浅田均(日本維新の会政調会長)中山恭子(希望の党)
2017年:古屋圭司(自民党、衆院憲法審査会幹事)、遠山清彦、足立康史(日本維新の会、衆院憲法審査会委員)
2016年:下村博文(自民党総裁特別補佐)、松原仁(民進党)、江口克彦(おおさか維新の会)、中山恭子(日本のこころ代表)
2015年:古屋圭司(自民党、衆院憲法審査会幹事)、礒崎陽輔(自民党憲法改正推進本部事務局長)、松原仁(民主党)、柿沢未途(維新の党政調会長)、中山恭子(次世代の党参院会長)

347とはずがたり:2018/05/04(金) 19:20:33
>>346
解説,ありがとうございます!
憲法スレにも転載させて頂きますね!

348名無しさん:2018/05/07(月) 16:46:23
https://www.sankei.com/politics/news/180507/plt1805070010-n1.html

離党ドミノで勢力縮小…参院第2会派に公明党が“昇格”
国民民主党結成2018.5.7 13:27

 民進党と希望の党が結成する新党「国民民主党」の所属参院議員数が23人になることが7日、固まった。これにより、現在は参院第3会派の公明党(25人)が第2会派になる見通しだ。

 参院では現在、125人の自民党が第1会派で、41人の民進党が第2会派。参院民進党の小川敏夫元法相ら18人が離党し、新党の勢力縮小を招いた。

349とはずがたり:2018/05/09(水) 00:43:59
政治
安倍首相で本当にいいのか! 「安倍退陣」を視野に動き出した公明党の裏事情=鈴木哲夫
https://mainichi.jp/sunday/articles/20180501/org/00m/070/007000d
2018年5月8日
サンデー毎日

▼支持団体「創価学会」幹部が漏らした「衆院解散論」

 水面下で「ポスト安倍」の“暗闘”が激化しつつあるが、その一方で、衆院解散論も浮上している。この政局を連立パートナーの公明党はどう見ているのか。取材を進めると、「安倍政権の命運を握っている」のは、実は公明党だということが見えてくるのだ。

 安倍首相は、今年9月の総裁選で3選を果たせるのか――。財務省の決裁文書改ざん問題などで支持率が低落し、ポスト安倍と呼ばれる面々の動きも活発になってきた。こうした中、起死回生の解散・総選挙に打って出るのでは、との見方も出始めた。

 総選挙で、安倍首相が勝つために絶対に必要なのは、公明党の選挙協力である。連立パートナーの協力がなければ、「自民党は100人は落選する」(自民党選対幹部)と言われるほどだ。

 ところが、その公明党は、果たして安倍首相が解散と言えば黙って協力するのか、安倍政権を擁護するのか。ここに来て、公明党も大きな正念場を迎えている。

 4月中旬、公明党の最大の支持団体である創価学会幹部は、山口那津男代表にこう話した。

「内閣支持率がどんどん下がっている。GW(ゴールデンウイーク)明けに自民党は一体、どうするつもりか。ちゃんと党レベルで詰めてほしい」

 それを受けて、山口氏は井上義久幹事長に対して、「自民党の二階俊博幹事長としっかり話して、GW明けに解散や総辞職はあるのかどうか、しっかり確認し合うように」と指示したという。

 公明党関係者が明かす。

「井上幹事長は二階氏と会って、“もし、いま解散したら”という前提で、選挙結果を予測した。野党は準備できていないとはいえ、与党の結果は厳しい。自公で過半数は取るが、野党と拮抗(きっこう)するのではないかという結論に達して、2人で苦笑いしたそうです。いずれにせよ、世論の政権への見方は厳しい。あらゆる事態を想定し、安倍首相がどう動くか注視しなければ、という話になったそうです」

 公明党にとって、実は安倍政権の支持率低下と弱体化は必要以上に痛い。その理由は、「来夏の参院選」だという。公明党幹部が語る。

「来年には統一地方選がありますが、わが党は昨年秋の総選挙で敗北し、国政での党勢挽回が大命題。そのため、参院選に照準を当てています。参院選は、前回のウラでも候補を立てます」

「ウラ」とは何か。2016年参院選での愛知、兵庫、福岡の三つの選挙区のことだ。それまで公明党は、選挙区では東京、神奈川、埼玉、大阪の四つのみ候補を擁立し、それ以外は比例で戦ってきた。しかし、前回は前述の3選挙区でも戦い、当選した。参院の改選は半分ずつで3年おき。つまり、その3選挙区を「ウラ」選挙というのだ。

 ただ、これらの選挙区は「複数人区」なので、自民党とも戦うことになる。すると公明党が勝つためには、どんな選挙が望ましいのか。

「もちろん、これらの選挙区で自民党と票を分け合うようなことはできません。真っ向からぶつかる。ただ、自民党は勢いがあって強いほうがいい。なぜなら、こっちも自民党に遠慮なくぶつかって、無党派層を引き込めるからです。ところが自民党が弱ければ、連立を組んでいる以上、政権批判がウチにも影響し、共倒れもある。前回、三つとも勝てたのは安倍政権に勢いがあったからです。政権の支持率が高いほうが有利な戦いができるのです」(同)

 つまり、支持率の低い安倍首相が9月に3選し、「来年夏に政権の顔では困る」(同)ということなのだ。

350とはずがたり:2018/05/09(水) 00:44:13
>>349
「解散は封印し、総辞職を迫る」
 そして、創価学会幹部はこう漏らす。

「GW明けには、別の官僚のセクハラ問題を週刊誌が報じる、というウワサも聞こえてきた。セクハラは学会婦人部にとって言語道断。そもそも安倍政権に対して、待機児童問題や安保法制、そしてモリ・カケ問題でウチの女性支援者の支持はいまひとつ。今後、麻生太郎財務相の進退問題も再燃するだろう。このまま内閣支持率が下がる一方なら、現場はもう持たない。総裁選はあくまでも自民党員で選ぶが、井上・二階ラインを使って、学会は安倍3選に『ノー』と伝えざるを得ないだろう」

 また、前出の公明党関係者によると、ある公明党幹部が安倍首相の退陣を前提に、自民党の一部幹部に対して「ポスト安倍」についてこう伝えたと言う。

「国民的人気なら石破茂元幹事長が優位だが、政策的に憲法改正の考え方が公明党と異なる。岸田文雄政調会長は政策的には合うが世論へのアピール度が弱い、といった意見を伝えた、と聞いています」

 ただ一方で、現政権が終焉(しゅうえん)することには、悩ましい部分もあるという。それは菅義偉官房長官の存在だ。

「自公の選挙協力は、調整がけっこう難しい。たとえば、選挙区で公明党が自民党を応援する代わりに、比例では『公明党』と書いてもらうといったケースが出てくるが、なかなかうまくいかない。結局、自民党だけがおいしい思いをする。そういう部分をきちんと差配してくれたのが、学会幹部とも太いパイプがある菅氏だ。菅氏は自民党支部などにも人脈がある。安倍内閣が崩壊しても構わないが、菅氏が引き続き要職に就くかどうかに注目している」(公明党議員)

 前出の創価学会幹部が言う。

「政局次第では、安倍退陣も選択肢に入っていい。ただし自民党内政局にならず、穏便に進めてもらいたい。これがホップとすれば、来年春の統一選がステップだ。そして夏の参院選がジャンプ。こうしたスケジュールで組織が動いている。6月会期末の解散・総選挙など考えられない。安倍首相は3選が厳しくなってくれば、衆院解散を打ってくるかもしれないが、必ず阻止する。『選挙協力はできない、与党は負ける』とはっきりと言う」

 こう見ると、公明党は「支持率低下でも解散は封印し総辞職を迫る」ということか。いずれにしても、公明党にも党勢拡大という裏事情がある。同党の動向が、安倍首相の「命運を握っている」のは間違いない。

(ジャーナリスト・鈴木哲夫)

すずき・てつお
 1958年生まれ。ジャーナリスト。テレビ西日本、フジテレビ政治部、日本BS放送報道局長などを経てフリー。豊富な政治家人脈で永田町の舞台裏を描く。テレビ・ラジオのコメンテーターとしても活躍。近著『誰も書けなかった東京都政の真実』『戦争を知っている最後の政治家 中曽根康弘の言葉』

351とはずがたり:2018/05/09(水) 10:29:40
郡司参院副議長が続投へ=第2会派の公明、交代求めず
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018050800963&g=pol
参院選

 国民民主党に参加せず、民進党を離党した郡司彰参院副議長が、来年の参院選まで続投する見通しとなった。関係者が8日、明らかにした。副議長は第2会派から選ぶのが慣例だが、民進の分裂で第2会派になった公明党は副議長交代を求めず、郡司氏の続投が決まった。(2018/05/08-18:09)

352 チバQ:2018/05/09(水) 12:39:06
>>351
大人な対応ですね

353チバQ:2018/05/09(水) 21:52:44
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180509-00000074-mai-pol
<参院>郡司氏が副議長続投 民進出身、公明交代求めず
5/9(水) 19:23配信 毎日新聞
 国民民主党の結党を受け、参院で旧民進党に代わる第2会派に浮上した公明党は、副議長ポストを要求しない方針を決めた。民進出身の郡司彰副議長が続投する。副議長は第2会派から選ぶのが慣例だが、公明党の山口那津男代表は「形式的な第2会派がこなすのは重い負担になる」と述べ、野党に対して副議長交代を求めない意向を示した。

 一方、参院は9日の本会議で、国民民主党の結党に伴う会派変更などを受け、常任委員長5人を新たに選出した。【高橋恵子】

354とはずがたり:2018/05/13(日) 14:58:15
須賀原洋行https://twitter.com/tebasakitoriri/status/994860365099028480並になった山口氏。嘆かわしい。

加計問題「どんな国政上の意味あるのか」 公明・山口氏
https://www.asahi.com/articles/ASL5C42BTL5CUTFK00C.html
2018年5月11日16時57分

 (加計学園問題について)国家戦略特区の制度を用いて四国に獣医学部を新設し、すでに開学をして学生が学び始めている。これらについてどういう意味があるのか、なにゆえの主張なのか、(国会で)議論することがどんな国政上の意味があるのか、結果として何をしたいのか。時間を費やすのであれば、そういうことを(野党側は)はっきり主張する必要がある。そこがぼやけているという印象がぬぐえない。印象付けの、事実解明に直接結びつかないような発言を何度繰り返しても、それは深まることにはならないという印象を持ちました。(党参院議員総会のあいさつで)

355とはずがたり:2018/05/13(日) 19:12:53

参院副議長選出「かなり重い負担になる」公明・山口氏
https://www.asahi.com/articles/ASL5841DNL58UTFK00J.html
2018年5月8日16時05分

 (参院で第2会派となった場合に副議長を出す可能性について)過去、硬直的なルールの運営でない実例もあったように聞いている。いずれにしても第2党から第4党ぐらいまで大きな議席差がない。しかも第1党とは相当な議席差があり、第2党以下は小さい勢力と言わざるを得ない。その中で、従来第2党に与えられていたポストなど、形式的な第2党だけがこなすというのはかなり重い負担になる。(記者会見で)

356チバQ:2018/06/26(火) 10:26:31
https://www.sankei.com/politics/news/180626/plt1806260003-n1.html
2018.6.26 05:00

公明党大会9月30日開催で調整 山口那津男、井上義久両氏の去就焦点
 公明党は2年ごとの党大会を9月30日に開く方向で調整に入った。これまで9月20日前後に行っていたが、自民党が安倍晋三首相(党総裁)の任期満了に伴う総裁選を同月20日か21日に実施する方向で調整していることを踏まえ、1週間程度後ろ倒しする。来年の統一地方選や参院選で勝利するための方針を確認する。平成21年9月に就任し、10年目となる山口那津男代表と井上義久幹事長の去就も注目される。

 公明党は来月7日に全国代表者会議を開き、統一地方選と参院選の候補者を発表する。昨年の衆院選で比例代表の得票数が現行制度で初めて700万票を割ったことから、党大会では党勢回復に向けた運動方針や重要政策などを議決する見通しだ。

 山口、井上両氏は自民、公明両党が野党に転落した平成21年から代表と幹事長を務めており、今期も継続するかが焦点となる。党関係者は「来年の大型選挙を控え党の顔が代わるのは考えにくい」と話すが、若手へのバトンタッチを訴える声も出始めている。

357とはずがたり:2018/07/14(土) 05:02:15

赤坂自民亭「軽率のそしり免れない」 公明党・井上義久幹事長が厳しく批判
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt1807130012.html
07月13日 13:04産経新聞

 公明党の井上義久幹事長は13日午前の記者会見で、西日本豪雨の初期段階にあたる5日夜に、東京・赤坂の衆院議員宿舎で安倍晋三首相と党所属議員が懇談する「赤坂自民亭」を開催したことについて、「軽率のそしりを免れない」と厳しく批判した。

 井上氏は5日時点で記録的な大雨になる恐れがあると気象庁が発表していたことを踏まえ、「(被害が拡大する可能性は)当然、想定できたのではないか。踏みとどまるべきだった」とも語った。

 また、被災地の復旧・復興に向けた補正予算編成の必要性について、「本格的な復旧・復興になると、相当、大きな予算が必要になってくる。秋の臨時国会があれば当然、補正予算(編成の話)は出てくる」と指摘した。

358チバQ:2018/07/23(月) 11:16:44
とはいえ 神崎・太田に比べて地味なんだよなあ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180723-00545462-shincho-pol
創価学会婦人部の声援で 定年「公明・山口代表」が続投へ
7/23(月) 5:59配信 デイリー新潮
創価学会婦人部の声援で 定年「公明・山口代表」が続投へ
婦人部のアイドル?!
 創価学会が若い力を原動力に勢力を拡大させたのも今は昔。当時、まだ熱い血の滾(たぎ)る青年だった池田大作名誉会長も御年90なのだから隔世の感がある。

 高齢化の波に抗えないのは、学会を支持母体とする公明党も然りだ。同党には、任期中に69歳を超える場合は原則公認しないとする党内規定が存在するのだが、

「このほど“定年”にあたるハズの山口那津男代表(66)が来夏の参院選の第1候補に内定したのです」

 と、党関係者。

「山口さんは2009年以来、5期にわたって代表を務めてきましたが、これで6期目も続投することが既定路線になりました」

 もっとも定年の例外をたやすく認める“ご都合主義”は公明党に限った話ではない。ただ、党の一挙手一投足すべてに学会の影響が及ぶこの党だからこそ、永田町では背後に蠢く力学がまことしやかに囁かれる。

「現在の学会で力を握っているのは、官邸に太いパイプを持つ谷川佳樹主任副会長と、佐藤浩副会長のライン。ただ、彼らが今回の人事で最も“忖度”したのは、学会の婦人部の意向だといわれています」(同)

 婦人部といえば創価学会の集票マシーンの中核をなす、いわば“選挙の実働部隊”である。

「山口さんはマジメで二枚目、さらに東大出身の弁護士でインテリということもあって婦人部からの人気は絶大。どこへ行っても地元婦人部から“なっちゃん”コールが沸き起こり、山口さんを引退させれば婦人部が黙っていない。来夏の参院選、それに続く統一地方選を睨めば、山口さんが引退するという選択肢はありえないのです」(同)

 今も昔も、創価学会を突き動かすのはオバサマ方の黄色い声援なのである。

「週刊新潮」2018年7月19日号 掲載

359とはずがたり:2018/07/30(月) 17:13:26
「創価学会」新年会で「生粋の学会っ子」と紹介された大河主演「井上真央」
芸能週刊新潮 2015年1月22日号掲載
https://www.dailyshincho.jp/article/2015/01240800/?all=1


 史上初の音楽DVD10作連続1位の記録を持つジャニーズの滝沢秀明(32)、モデルの小雪と結婚した俳優の松山ケンイチ(29)、そして日本アカデミー賞主演女優賞の井上真央(28)。彼らの共通点はNHK大河ドラマで主役を務めたことだが、それだけではない。実は、3人とも創価学会の会員だったのだ。

 ***

 松の内が始まったばかりの1月2日、全国に点在する創価学会の関連施設では新年勤行会が開かれていた。これは学会員にとって初詣代わりの宗教的行事であると同時に、1年間の活動指針が示される重要な催しだという。出席した古参会員によれば、

「当日は、題目の読経などの後、地区トップから挨拶がありました。“今日は、壮年部の旦那さんたちはテレビの前で釘付けになり、婦人部の奥さんたちは仏壇の前で必勝の唱和をしていたはず”などと、創価大学が初出場を果たした箱根駅伝を話題にして笑いを取っていましたね」

 その後、地区トップからこんなサプライズ発言が飛び出して、学会員たちを喜ばせたのだった。

「大河で主役を務める井上さんは生粋の学会っ子で、自宅は活動の拠点でした。彼女も、少年少女部会には欠かさず参加していたのですよ」

 地区トップが言う井上さんとは、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』で、主役を務めている井上真央に他ならない。学会ウォッチャーが言うには、

「滝沢秀明さんや松山ケンイチさんが学会員であることは知られていますが、彼女はこれまで聖教新聞や学会系機関紙に登場したことは一度もない。報道されたこともなかったはずです」

 所属事務所や、創価学会は、彼女が学会員であることを肯定も否定もしなかったが……。

■祖母の代から信仰

 3年前、井上が建てた1億円の豪邸を訪ねると、実母がこう話をする。

「私の母の代から創価学会に入っているし、私も娘も信仰しています。今はドラマの撮影で忙しいので、昔のようには活動できていませんがね」

 やはり、生粋の学会っ子であることは間違いなく、聖教新聞も購読しているという。

 だが、なぜ創価学会は、このタイミングで彼女が会員であることを明らかにしたのか。創価学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏が解説する。

「もちろん、井上さんが大河ドラマの主役になったことも大いに関係あるが、今年は4月に統一地方選があります。創価学会は、新年勤行会で彼女の名前を出すことで、選挙で戦う会員たちの士気を高めるとともに、“大河ドラマに出ているあの井上さんも学会員なのです”と票集めや勧誘の話の枕に使おうと考えているわけです」

『花燃ゆ』の初回は、16・7%という史上3番目の低視聴率。これ以上、視聴率が下がれば、この一件が学会内でより喧伝されることになるかもしれない。

「ワイド特集 誘い文句と捨て台詞」より

360とはずがたり:2018/08/19(日) 22:52:31
創価学会が靖国神社「みたままつり」に提灯奉納! 公明党はもう安倍政権の軍国主義の抑止力にはなれない
2018.08.13
http://lite-ra.com/2018/08/post-4186.html

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『実名告発 創価学会』(金曜日)

 毎年、8月15日の終戦記念日が近くなると、安倍首相や現役閣僚らによる靖国神社の参拝の是非にスポットがあたる。安倍首相は2013年12月を最後に公には靖国参拝をしておらず、「今年の終戦の日も中国や韓国、米国との関係に配慮して参拝自体は見送り、玉串料奉納にとどめるだろう」(全国紙政治部記者)との見方が強いが、閣外から稲田朋美衆院議員や萩生田光一幹事長代行ら首相の側近が参拝するとも見られている。

 他方で、最近、靖国をめぐっては、大きな話題にこそならなかったが波紋を広げていることがある。自民党と連立与党を組む公明党の母体である、あの創価学会が7月、靖国神社の「みたままつり」に提灯を奉納した、というのだ。

361チバQ:2018/08/30(木) 19:06:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180830-00000100-jij-pol
山口氏、6選へ=井上幹事長の去就焦点―公明
8/30(木) 17:54配信 時事通信
山口氏、6選へ=井上幹事長の去就焦点―公明
公明党の山口那津男代表(66)は、任期満了に伴う9月の党代表選に立候補する方針を固めた。関係者が30日、明らかにした。他に出馬を目指す動きはなく、山口氏の無投票での6選は確実だ。
 公明党の山口那津男代表(66)は、任期満了に伴う9月の党代表選に立候補する方針を固めた。

 関係者が30日、明らかにした。他に出馬を目指す動きはなく、山口氏の無投票での6選は確実だ。焦点は井上義久幹事長(71)ら党幹部の世代交代の行方に移る。

 代表選挙管理委員会は30日、代表選を「9月19日告示、同30日投開票」の日程で行うと中央幹事会に報告、了承された。無投票なら告示日に山口氏の6選が決まる。

 山口氏は、同党が自民党とともに野党に転落した2009年の臨時全国代表者会議で代表に選出された。この後、代表選は4回行われたが、山口氏の対抗馬は現れず無投票で連続当選している。

 今回も来春の統一地方選、来夏の参院選をそれぞれ控え、党内では知名度と安定感に定評がある山口氏の続投を求める声が強まっていた。

 井上氏の去就をめぐっては、手堅く「山口―井上体制」を維持するのが得策との意見がある。一方、幹事長ポストを含め執行部が若返りしなければ、後進の育成が進まないとの懸念の声も出ている。

362チバQ:2018/08/31(金) 19:08:11
https://www.sankei.com/politics/news/180829/plt1808290014-n1.html
2018.8.29 13:22

公明党・井上義久幹事長、続投に意欲? 「選挙は幹事長の仕事だ」
 公明党の井上義久幹事長(71)は29日放送のラジオ日本の番組(22日収録)で、来年の統一地方選と参院選について「選挙は幹事長の仕事だ。しっかりやっていきたい」と述べ、幹事長続投に意欲を示した。

 同党は9月30日に2年に1回の党大会を開き、新代表選出を含む幹部人事を行う。井上氏は民主党に政権交代した平成20年の衆院選での敗北後、幹事長に就任した。山口那津男代表(66)とともに来年で就任10年目を迎えることから、去就が焦点となっていた。

 来年は統一地方選と参院選が同年に実施される12年に1回の「亥年の選挙」となる。同様の平成19年の参院選で自民、公明両党は敗北したため、その反省を踏まえて早めの準備を進めてきた。

 井上氏は来年の大型選挙に関し「公明党は地方議員のネットワークが生命線であり、統一地方選に総力を挙げなければならない。その後に参院選があり、極めて厳しい選挙だ。完勝を期していきたいと決意している」とも語った。

 同党幹部人事をめぐっては、山口氏が「任期中に69歳を超える場合は原則公認しない」とする党内規の例外を適用し、来年の参院選への出馬を表明しており、代表続投は確実視されていた。一方、井上氏は支持母体の創価学会とのパイプが太く、「来年の大型選挙を考えた場合、幹事長の交代は考えにくい」(党内中堅)との声が強い。

363とはずがたり:2018/09/02(日) 10:13:56

https://twitter.com/sangituyama/status/1035954401398013953
こたつぬこ
@sangituyama

創価学会総県長会議で、沖縄県長を登壇させ決意を語らせる原田会長。佐喜真候補勝利に大動員をかけるわけだ。
創価学会が沖縄県知事選に前代未聞の大動員をかけるのは、もちろん、安倍三選にむけ公明党・創価学会の地位を固めるため。

11:15 - 2018年9月1日

364とはずがたり:2018/09/03(月) 16:14:02

2018.9.3 14:44
公明党・山口那津男代表、首相の改憲意欲に不快感
https://www.sankei.com/politics/news/180903/plt1809030010-n1.html

 公明党の山口那津男代表は3日、安倍晋三首相が憲法改正に前向きな姿勢を見せたことに不快感を示した。首相が同日、防衛省で開かれた自衛隊高級幹部会同で「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える」などと訓示したことに関し「(改憲への意欲とは)私は受け止めない。(首相は)新聞のインタビューで『首相、政府が憲法改正案を発議する立場にはない』と明確に述べている」と述べた。政府与党連絡会議後、首相官邸で記者団に語った。

 自民党総裁選(7日告示、20日投開票)で改憲が争点の一つに浮上していることについては「静かに見守りたい」と述べるにとどめた。

365とはずがたり:2018/09/04(火) 10:14:36
https://twitter.com/fuyQsyHajzWr8QS/status/1034088995876040704
かまいたち
@fuyQsyHajzWr8QS

昔、学会は選挙になると住民票を大移動するとデマが流れたが、住民票ではないが、まさか沖縄に6000人の男子部が大移動し選挙活動をする日が来るなんて夢にも思わなかった。しかも公明党候補ではなく日本会議系の候補を応援する為に。

7:43 - 2018年8月27日

沖縄県知事選、保守系候補の佐喜真前宜野湾市長は日本会議の会員!!「平成24年9月10日ぎのわん市議会だより」で明言。
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/7b21f60c1c173e0142d0f62395ffe59f

翁長沖縄県知事の死去により、沖縄県知事選挙が2018年9月30日に迫ってきていますが、その自民党側の候補がこの人だというのであ然としています。

 なんという保守の人材不足。それは国政に限ったことではないのですね。

 2016年1月23日付けの

『やっぱり佐喜真宜野湾市長は日本会議の会員だった!「平成24年9月10日ぎのわん市議会だより」で明言。』

を改題して、再びアップすることにします。

https://twitter.com/heno_ko/status/1036606201444716544
如蓮華在水
@heno_ko

本土の創価学会員です。創価学会は沖縄県知事選の公明推薦候補の支援に全勢力を上げて動いています。全国幹部や男子部を沖縄に派遣、本土では地区単位までF(フレンド)票の獲得にハッパをかけています。宗教団体のこんな異様な地方自治への政治介入を許しておいて良いものでしょうか。如蓮華在水さんが追加
こたつぬこ

@sangituyama
創価学会、前代未聞の動員ですね。 https://twitter.com/fuyqsyhajzwr8qs/status/1034088995876040704
6:25 - 2018年9月3日

366とはずがたり:2018/09/09(日) 00:39:40
https://twitter.com/liberal_dive/status/1038406441508515847
libr0l_d
@liberal_dive

#創価学会 #公明党 #池田大作 #玉城デニー #佐喜真淳 #沖縄県知事選 #憲法改正
1:31
5:39 - 2018年9月8日

367とはずがたり:2018/09/13(木) 16:11:04
<公明代表選>山口氏が出馬表明 6選の公算大きく
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20180913k0000e010289000c.html
12:11毎日新聞

 公明党の山口那津男代表(66)は13日午前の記者会見で、党代表選(19日告示、30日投開票)に立候補すると表明した。他に出馬の動きはなく、同氏の6選が決まる公算が大きい。

 山口氏は「立候補する決意を固めた」と述べ、来年の統一地方選と参院選に関し「戦いに勝利する先頭に立ちたい」と強調した。山口氏は党政調会長などを経て、2009年9月から代表を務めている。【木下訓明】

368チバQ:2018/09/19(水) 20:47:54
http://www.sankei.com/politics/news/180919/plt1809190014-n1.html
2018.9.19 18:00
【独自】
公明党幹事長の交代論が浮上 山口那津男代表が無投票6選
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無投票で代表選6選を果たし記者会見に臨む公明党・山口那津男代表=19日午後、東京都新宿区(春名中撮影)
無投票で代表選6選を果たし記者会見に臨む公明党・山口那津男代表=19日午後、東京都新宿区(春名中撮影)
 任期満了に伴う公明党代表選(30日投開票)の立候補の受け付けが19日締め切られ、山口那津男代表(66)のみが届け出て、無投票で6選が確定した。代表任期は2年で、30日の党大会で正式に承認される。山口氏は世代交代を図る考えを示しており、井上義久幹事長(71)の交代論が浮上している。

 山口氏は6選確定後、党本部で記者会見し「党大会で新たな党の態勢を固め直し、来年の統一地方選、参院選に総力を挙げて当たりたい」と述べた。

 焦点の人事をめぐっては、山口氏の代表就任と同じ平成21年から幹事長に就いている井上氏を交代させ、フレッシュな陣容で来年の大型選挙に備えるべきだとの声が強い。井上氏の後任には、石井啓一国土交通相(60)や斉藤鉄夫幹事長代行(66)らの名が浮上しているが、山口氏は19日の会見で「今の段階で話すことはない」と述べるにとどめた。

369とはずがたり:2018/09/28(金) 22:22:31

前回の総選挙で沖縄自民は比例は公明で結果を出したのでそれに報いる為に頑張ってるという指摘も説得的だった。

沖縄県知事選“学会の乱”で玉城氏支持が続々 安室奈美恵の翁長コメントに官邸「けしからん」
https://dot.asahi.com/dot/2018092800007.html?page=1
桐島瞬2018.9.28 10:35dot.

 9月30日の投票日まで3日に迫った沖縄知事選は、オール沖縄が支援する玉城デニー氏(58)を、自民、公明、維新、希望推薦の佐喜真(さきま)淳氏(54)が僅差で追い上げる大接戦を繰り広げている。

【玉城デニー氏の集会に集結した創価学会員たち】

 佐喜真氏が子育て、経済、地域振興などの公約を掲げれば、玉城氏は「新時代沖縄」として、人材育成、文化、観光などに重点を置く。基地問題では玉城氏の辺野古移設反対に対して、佐喜真氏は日米地位協定の改定を政府と対等に交渉するとぶち上げた。

 佐喜真陣営を応援する自民は、菅義偉官房長官自ら足繁く沖縄へ通い、知名度の高い小泉進次郎衆議院議員や小池百合子都知事などを次々に送り込んだ。一方、玉城氏は翁長雄志知事の後継者をアピールしながら、オール沖縄の支持層から幅広く票を取り込む狙いだ。

 公明党は自主投票だった前回の知事選と違い、今回は佐喜真氏支持。選挙期間中に支持母体の創価学会員を大量に沖縄へ送り込んでいる。

「本土から約5000人を沖縄入りさせ、学会員や自民党員を投票所へ連れて行く役割を負わされています。そのため、選挙期間中の沖縄のレンタカー予約はたくさんの学会員で埋まっています」(創価学会関係者)

 ところが、学会員でありながら公然と玉城氏を支援する人たちが現れた。きっかけを作ったのは浦添市の野原善正氏(58)。30年以上に渡る創価学会員だが、玉城氏の街頭演説で学会のシンボルである三色旗を降りながら支持を打ち出したのだ。

 野原氏が語る。

「佐喜真氏は日本会議とも関係が深く、平和思想を説いた創価学会の池田大作名誉会長の考えとは真逆な人。そんな人が知事になれば沖縄が大変なことなってしまう。そもそも公明党自体が自民べったりでおかしくなってしまった。いま声を上げないといけないと思い、玉城氏の支援に回ったのです。10万人とも言われる沖縄の学会員が、少しでも多く玉城氏に投票して欲しい」

370とはずがたり:2018/09/28(金) 22:23:04
>>369
 組織力の強い創価学会で、党が決めたことに公然と反対するのは相当な勇気がいる。野原氏は「すでに村八分状態」というが、YouTubeやツイッターを立ち上げて自らの考えを明らかにすることをやめない。

 野原氏に刺激を受けた学会員も出てきた。9月22日に開かれた玉城氏の1万人集会に地元や本土から学会員が参加し、三色旗を降る姿が見られたのだ。

 那覇市在住の50代の男性学会員は「いままで学会の選挙活動には協力してきたが、平和思想をないがしろにするような候補を応援する今回ばかりは協力できない」

 また、千葉県からたまらず沖縄に駆け付けたという50代の女性学会員は、「玉城氏を支持するというと周りの学会員にはだいぶ怒られた。だけど、いま勇気を出して言わないと沖縄がダメになってしまう」と話した。

 一方、沖縄県は8月、名護市辺野古の埋め立て承認を撤回するなど政府と対立姿勢を強めているだけに、自民は佐喜真氏を是非とも勝たせたい。それを象徴するような話がある。

 沖縄出身で5月に県民栄誉賞を受けた安室奈美恵さん(9月16日に引退)は、翁長雄志前知事が亡くなった翌日にこんなコメントを発表した。

<翁長知事のご遺志がこの先も受け継がれ、これからも多くの人に愛される沖縄であることを願っております>

 沖縄の若者に大きな影響力を持つ安室さんだけに、翁長氏寄りとも読めるこのコメントを面白く思わなかったのが官邸サイド。地元に怒りをぶちまけたと言うのだ。社民党の照屋寛徳衆議院議員が言う。

「官邸が沖縄の建設業者へ電話を入れ、『安室奈美恵は、あんなコメントを発表してけしからん』と不満を漏らしたのです。そんなことを沖縄の人たちに言う官邸こそ、奢り高ぶっていてけしからんのではないでしょうか」

 こうした自民党の奢りを指摘する声は、自民内部からも聞こえてくる。

「佐喜真氏は沖縄の携帯料金を4割下げると言ったが、あれこそ沖縄県民を金で釣ろうとバカにしている。それを言わせた安倍政権が奢ってしまっている証拠です」(中堅議員)

 選挙戦もいよいよ終盤だが、今回の知事選では期日前投票が際立って多い。9月26日現在で全体の約2割に当たる1万6183票が投票を済ませた。これは4年前の知事選と比べて2・4倍多い。期日前投票数は組織票の多さに比例すると言われるが、今回は投票日に台風24号が沖縄に接近すると予想され、両陣営や選挙管理委員会が早めの投票を呼び掛けていることもある。

 果たして、県民はどちらを選ぶのか。(ジャーナリスト・桐島瞬)

371チバQ:2018/09/29(土) 09:58:27
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180929-00000033-jij-pol
公明幹事長に斉藤氏=石井国交相、留任へ
9/29(土) 9:25配信 時事通信
 公明党の山口那津男代表は29日、党執行部人事で井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を起用する方針を固めた。

 30日に東京都内で開かれる党大会に人事案を諮り、承認を得たい考えだ。10月2日の内閣改造では、石井啓一国土交通相(60)の留任を安倍晋三首相に要請する。複数の同党幹部が明らかにした。

 山口氏は、かねて党の世代交代を進めたいとの意向を示してきた。選挙対策委員長を兼務する斉藤氏は、山口、井上両氏からの信頼が厚い。来年には統一地方選と参院選が控えており、執行部を刷新する必要があると判断した。

 石井氏は2015年10月に国交相に就任し、安定した答弁に定評がある。相次ぐ自然災害を受けて首相が防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための緊急対策を3年間で集中実施する方針を掲げたため、山口氏は行政の継続性を重視し、続投させることにした。

372とはずがたり:2018/09/29(土) 19:18:28

連立のブレーキ役という事は不可能で下駄の雪であるがそれを抛棄出来ないので,総選挙で公明に全面的に配慮した沖縄スキームに縋ってるのが今の知事選の姿だ

【どうなる?】元公明副委員長・二見伸明氏「公明党が比例区で5議席も負けた。創価学会の体力が相当に衰えている。右傾化路線に会員が疑問を持ち始めた」
投稿日:2017/10/24/ 05:00
http://xn--nyqy26a13k.jp/post-35597

373チバQ:2018/09/30(日) 01:01:19
https://mainichi.jp/articles/20180930/k00/00m/010/092000c
公明
世代交代図る 幹事長に斉藤氏昇格へ
毎日新聞2018年9月29日 22時50分(最終更新 9月29日 23時00分)

 10月2日の内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相(60)が留任する見通しになった。同党の山口那津男代表(66)は30日の党大会で、井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を充てる党役員人事を発表する。

 山口氏は週明けにも安倍晋三首相と会談し、防災・減災対策を重要政策に掲げる公明の立場から関係閣僚の石井氏留任を要請する。首相は、連立重視や行政の継続性などの観点から受け入れる見通しだ。

 一方、山口氏が斉藤氏を幹事長に起用するのは、公明が国政選挙並みに重視する来年の統一地方選と参院選に向け、党の世代交代を有権者にアピールする狙いからだ。2009年から9年続いた「山口代表-井上幹事長」体制に対し、党内に若返りを求める声があることにも配慮した。

 また井上氏は副代表に就き、引き続き党運営の中枢を担当。支持母体の創価学会との調整役を務めてきた実績があり、新体制の党運営を安定させる狙いだ。

 石井氏は、衆院比例代表北関東ブロック選出で当選9回。党政調会長などを歴任し、15年10月から国交相を務めている。

 斉藤氏は同中国ブロック選出で当選9回。現在は党選対委員長や税制調査会長も兼務している。【木下訓明】

374とはずがたり:2018/09/30(日) 12:17:19
なんか公明の幹事長って存在感ないよね

公明
世代交代図る 幹事長に斉藤氏昇格へ
https://mainichi.jp/articles/20180930/k00/00m/010/092000c
毎日新聞2018年9月29日 22時50分(最終更新 9月29日 23時00分)


 10月2日の内閣改造で、公明党の石井啓一国土交通相(60)が留任する見通しになった。同党の山口那津男代表(66)は30日の党大会で、井上義久幹事長(71)を交代させ、後任に斉藤鉄夫幹事長代行(66)を充てる党役員人事を発表する。

 山口氏は週明けにも安倍晋三首相と会談し、防災・減災対策を重要政策に掲げる公明の立場から関係閣僚の石井氏留任を要請する。首相は、連立重視や行政の継続性などの観点から受け入れる見通しだ。

 一方、山口氏が斉藤氏を幹事長に起用するのは、公明が国政選挙並みに重視する来年の統一地方選と参院選に向け、党の世代交代を有権者にアピールする狙いからだ。2009年から9年続いた「山口代表-井上幹事長」体制に対し、党内に若返りを求める声があることにも配慮した。

 また井上氏は副代表に就き、引き続き党運営の中枢を担当。支持母体の創価学会との調整役を務めてきた実績があり、新体制の党運営を安定させる狙いだ。

 石井氏は、衆院比例代表北関東ブロック選出で当選9回。党政調会長などを歴任し、15年10月から国交相を務めている。

 斉藤氏は同中国ブロック選出で当選9回。現在は党選対委員長や税制調査会長も兼務している。【木下訓明】

375とはずがたり:2018/10/03(水) 20:24:31

公明党・民社党の連携復活だなw

安倍の滞貨一掃内閣は卒業旅行内閣的で公明の反応から改憲は諦めて好き放題やるという感じにか思えない。

それにしても意気投合とか意味深な表題付ける朝日も罪やねえw

改憲論議めぐり公明と国民が意気投合 慎重に対応で一致
https://www.asahi.com/articles/ASLB3555CLB3UTFK00Q.html?ref=tw_asahi
今野忍2018年10月3日19時07分

 公明党の山口那津男代表ら同党幹部は3日、新執行部発足に伴うあいさつ回りで野党幹部らを訪問。国民民主党の玉木雄一郎代表とは、安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正に対し、慎重に対応する考えで一致する一幕もあった。

 国会内で山口氏らを迎えた玉木氏は「憲法改正は数で押し切るのではなく、野党も巻き込んで合意形成していくのが大事だ」と指摘。自民、公明の与党で先行して改憲案をまとめたいとしている首相の姿勢を批判した。

 これに対し、山口氏は「憲法に与党や野党という区別はない。国会では同等のプレーヤーで、場外で合意を先行させて持ち込むことはない」と同調してみせた。玉木氏は会談後、「(公明党とは)かなり共通して憲法に向き合えるところがある。よく連携して憲法の問題に取り組みたい」と記者団に語った。(今野忍)

376とはずがたり:2018/10/12(金) 15:46:42

田中龍作2018年10月12日 09:44【那覇市長選】
学会、今度は本部も地元も自民支援せず 安倍が沖縄の支配権を失う日
http://blogos.com/article/331075/

 14日告示の那覇市長選挙に出馬する自公候補の総決起集会が今夜、那覇市内であった。オール沖縄からの県都奪還を目指す自民は、県議会の重鎮だった翁長政俊氏を候補に立て、万全を期した。

 集会そのものは自民得意の動員で盛況だったが、候補者が「お通夜状態」なのだ。顔は下を向いたまま、目も虚ろだ。涙目ではないかとさえ思えるほどだ。負ける候補者特有の悲愴な表情だった。

 理由は自民党の選挙を支えてきた創価学会が動かないことだ。学会は本土、地元沖縄ともに、今回は自民党候補のための票集めをしないことを決めたのである。

 10月1日、創価学会の東京や関西などの方面本部が下部組織に通達を出した-

 「徹底していただく予定だった那覇市の取り組みについては、F報告も含めて、一切取り消し(何も打ち出さなくて良い)となります」

 『那覇市の取り組み』とは那覇市長選挙のことで、那覇市の学会員をレンタカーに乗せて連れ出し、自民党候補の名前を書かせることだ。『F報告』とは、学会員が非学会員の友人(Friends)に自公候補への投票を依頼、確保することである。

 通達の内容を要約すると「(自民党候補の)選挙運動のために那覇に行く必要はない」ということだ。

 通達が出た10月1日とは、自公候補が大差で敗れた県知事選挙の翌日だ。衝撃の大きさが手に取るように分かる。

 大阪の学会員は「本当は出る(行く)はずなんだが、今度は指示がない。だからやらない」と納得していた、という。

 方面本部の通達によれば、沖縄の学会員については「沖縄・地元の取り組みとして推進する」としていた。ところが、地元も取り組まないことにした。創価学会・沖縄総県(支部)長の名前で「11月4日までは会合を持たなくてよい」とするお達しを出したのだ。「会合を持たなくてよい」とは選挙の取り組みをしなくてよい、という意味だ。

 ベテラン学会員は「那覇の市長選挙で『何もしなくていい』なんてことありえない」と驚きかつ呆れた。公明党本部の元幹部がいみじくも言った。「那覇市長選挙でも自公が大敗したら、安倍は沖縄の支配権を失うね」と。

    〜つづく〜

377とはずがたり:2018/10/14(日) 15:03:29

「新・人間革命」終了で脱「池田大作」という「創価学会」の揺らぐ明日
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/10020558/?all=1
社会週刊新潮 2018年9月27日号掲載

〈小説「新・人間革命」が本日、ついに連載完結を迎えました〉――9月8日付の聖教新聞一面に掲載されたのは、創価学会の原田稔会長の談話だ。あの池田大作名誉会長の“代表作”が読めなくなる。その背景には、学会の揺らぐ明日が見え隠れしているという。

 ***

 連載をまとめた新刊が出ると、書店のベストセラーとして棚に並ぶ。そんな事情から、図らずも『新・人間革命』の書影に、見覚えのある方もいるだろう。

 その中身は、創価学会3代会長・池田氏の一代記だ。前作「人間革命」と合わせれば、実に50年以上続いた長期連載だったが、

「60年にわたって創価学会に君臨してきた池田氏の時代が、事実上終わったことを象徴する出来事ですね」

 とは、学会に詳しいジャーナリストの乙骨正生氏だ。

「前作『人間革命』は、2代目の戸田城聖会長が亡くなるまでが書かれ、『新・人間革命』は3代目の池田時代を描いている。連載は2001年頃の様子を書いて終わりましたが、本来なら執筆者とされる池田氏の息が絶えるまで書き続けるべきもの。それを途中で止めるのは、おかしな話です」

 そもそも、健康不安説が絶えない池田氏は、8年前から公の場に出ることなく、ごく一部の幹部を除き、学会員ですら生の姿を見た者は皆無といっていい。

 ということは……と思わず勘繰ってしまうムキもあろうが、学会にも言い分があって、連載が開始された1993年の時点において、“書籍が30巻に達したら完結する”と明言している。その時が来たので終了したまでだと言うのだ。

“池田カラー”の払拭
 だが、ある古参の学会員はこう指摘する。

「そもそも、池田先生が前作の『人間革命』の執筆を始められたのは沖縄の地でした。戦争の犠牲になった島には、核も基地もいらない、県民に負担を強いるなと主張したのが池田先生です。そのような教えを信じてきた会員の中には、自公政権が進める安保法制や辺野古の問題などで、公明党は変わってしまったと不信感があるのです」

 奇しくも、連載終了は沖縄県知事選が告示される5日前のことだった。

「知事選の争点は『辺野古問題』で、地元、公明党沖縄県本部は移設反対の立場なのに、公明党の山口代表ら党執行部は自民党系の候補に推薦を出した。学会内で捻(ねじ)れが生じていることもあり、票固めに躍起の山口代表は、首長選では異例ともいえる沖縄入りを決めました」(県政担当記者)

 知事選が象徴するように、安倍政権と一蓮托生の公明党を支える学会執行部にとって、その体制が揺らぎかねない“池田カラー”の払拭が、連載終了の背景にあると先の乙骨氏は指摘する。

「昨年9月、創価学会は規範となる『会憲』を制定し、本尊や教義の抜本的な変更を行っています。その目玉は、原田会長の権限強化に他なりません。池田氏が会長を務めている創価学会インタナショナル(SGI)が学会の下部組織となったことで、既にSGI会長も学会の指揮下に入った。事実上、池田氏がいなくても学会は動かせるという“ポスト池田体制”が、名実ともに完成した帰結が、連載終了に他なりません」

 もの言わぬ池田氏は、信濃町の奥の院で何を思うか。

ワイド特集「沈黙は金」より

378とはずがたり:2018/10/14(日) 16:33:05
『創価学会』を出版した田原総一朗 学会と公明党の政教一致は「大した問題じゃない」
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/nation/dailyshincho-549992.html
10月12日 07:00デイリー新潮

 ジャーナリストの田原総一朗氏(84)が『創価学会』(毎日新聞出版)を上梓した。池田大作名誉会長(90)が公の場に姿を現さなくなって8年余となるが、その池田氏に複数回にわたるインタビューを実現した田原氏の総括本といっていいだろう。だが、その内容は「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で見られるような、歯に衣着せぬいつものスタイルとは異なる。田原氏の眼に、現在の創価学会はどう映っているのだろうか。ご本人に訊いた。

 ***

――なぜ、いま『創価学会』という本を出版したのでしょう。

田原:創価学会へは1964年、公明政治連盟を改組して公明党を結成した時に初めて取材をしました。当時は日蓮正宗の本山である大石寺にも行っているし、学会員の座談会にも参加した。それ以来、学会には関わってきたから、いつか一冊の本にしたいとは思ってきた。たまたま毎日新聞から声がかかったというのもあるんだけど。

――半世紀以上にわたって取材してきたというわけだ。だが、池田氏は8年以上も表舞台に出て来ていない。健康状態はどうなのでしょうか。

田原:わからないね、生きているとは思うけど。

――『創価学会』では、初代会長である牧口常三郎(1871?1944)の生い立ちに始まり、戸田城聖(1900?1958)が2代会長に就任するまでが最初の一章に費やされ、学会の歴史が分かりやすく描かれている。第2章から、いよいよ3代会長を務め現名誉会長の池田大作氏が登場する。かつて田原氏は池田氏の単独インタビューに成功している(「中央公論」95年4月号)。再掲載を期待していたが、それも細切れで引用される程度だ。

田原:池田さんについて書きたかったのは4点だからね。第1は、なぜ戸田城聖の話を聞いて入信する気になったのか。これについては「逮捕されても、転向しなかったから」と答えている。第2に、ボクは池田さんに「他宗を邪教と言って攻めるのは孤立するだけだから、止めたほうがいい」と言っていたんだけど、これについては「その通り。ちょっと時間はかかるかもしれないけれど、必ず止めます」と答え、実際にそうするようになった。第3に、ボクは「公明党があるから、あなたは非難される。公明党を辞めてしまったらどうか」と言うと、池田さんは「うちは選挙があると、みんなが結束し、頑張れるのです。それが創価学会のエネルギー、バイタリティにつながっていくのです」と、政教一致ギリギリのことを話したこと。第4に、創価学会は“前世・現世・来世”というけれど、ボクはピンとこない。見たことがないし、誰も見ていないからね。なのにどうして信じられるのかを問うと、池田さんはこう答えた。「あるかどうかはわかりません。でも、あると思ったほうがいい」と。そのわけを、あの世があると信じていれば、人はこの世でいいことをする、という。なかなか素直な男だと思った。この4つを書きたかったんだ。

――田原氏は、池田氏に肩入れしているかのようにも読みとれる箇所もある。例えば、1957年に池田氏が公職選挙法違反の容疑で逮捕され、のちに無罪となった件では、田原氏はこう綴っている。「彼は会長として激務を続けながら、被告人として裁判所に出廷するという生活を続けた。日本の刑事裁判は検察から起訴されれば、99%以上の高率で有罪になるといわれる。その中で無罪を勝ち取ることがいかに困難だったか想像に難くない」……。

田原:ボクはね、ずっと検察がやっつけようとする人間の味方をしてきたの。ロッキードの田中角栄(1918?1993)、リクルート、堀江貴文(45)、鈴木宗男(70)、小沢一郎(76)……。池田名誉会長さんと話してみると、田中角栄や松下幸之助(1894?1989)などに通じるものがあるんだな。危ないことでも素直に答える。べらんめえ調でね、誌面に載る時には直されるんだけど。今回、この本には3年かかってるんだ。取材に1年半、後の1年半は創価学会との交渉だよ。彼らは全面改定してくれと言ってきたこともあった。もちろん断ったけどね。ボクは誰にも遠慮はしないから。

379とはずがたり:2018/10/14(日) 16:33:19


――学会はどの部分について書き直しを求めてきたのだろうか。

田原:日蓮は「立正安国論」で、当時の日本に他国が攻めてきたり災害が起こるのは、邪宗を信じるからだと、他宗を攻撃した。科学が発展した今ではあり得ないこと。ボクはそれを池田名誉会長さんに止めるように言ったし、書いているけど、そこをもうちょっと穏やかにしてくれないかと学会は言ってきた。学会員は日蓮の教えを批判できないからね。

――今回の本の出来には満足しているのだろうか。

田原:感じたことは全て書いたと思っている。公明党についても書いているしね。公明党=創価学会であり、自民党が公明党と連立したのは学会の票が欲しいから。腐敗した自民党と連立している疑問も書いたしね。

――創価学会と公明党との政教一致の問題については、どう考えているのだろうか。

田原:大した問題じゃない。アメリカの大統領は就任時に聖書に手を置いて誓っている。完全に政教一致じゃない? ドイツのメルケル首相(64)はキリスト教民主同盟の党首ですよ。政教一致に反対するのは、ヨーロッパではフランスだけなんだから。

――学会員が選挙時になると、知人に連絡を取り票を集めるF(フレンド)票についてはどう思っているのだろうか。

田原:学会の力を伸ばせることだからね、各党がやっていることでもある。立憲民主党だって共産党だって、支持層は自分の知り合いに応援を頼んでいる。だから池田名誉会長さんは「選挙が学会のバイタリティになる」とキワドイこと言っていたしね。

――田原の古巣であるテレビ東京の選挙特番では、選挙運動に駆けつけた学会員のおばちゃんが「選挙をやると功徳になる」と胸を張って言っていたが。

田原:いいんだよ、信者が思ってる分には。幹部はそんなこと絶対に言わないから。

――いやいや、信者たちは、幹部にそう教え込まれているんじゃないの?

田原:そうじゃないと思う。だって、病気が治ったって、結局みんな死ぬんだから。

――ミイラ取りがミイラになったわけではなかろうが……ひょっとして創価学会に入信したのだろうか。

田原:ボクは特定の宗教の信者ではないけど、無神論でもない。やっぱりね、きちんと正しいこと、世の中の為になることをやっていれば、天が見ていてくれるという気持ちはある。でも、信者になると主体性がなくなっちゃうからね。ボクは主体的でありたいから、どこにも入信しないんだ。

――じゃあ投票は公明党に?

田原:それもないよ。ボクはずっと日本共産党に投票してきた。この間の選挙では、立憲民主党に入れたけど、基本は共産党。だって自民党批判で、一番よく調べているのは共産党だもの。ただ、あそこは政権取る気は全くない。もっとも、取ったら大変だけどね。

380とはずがたり:2018/10/14(日) 16:33:57
>>378-380
――集票マシンとなった創価学会は、自民党の支持団体という声まで上がっていることについてはどう考えているのか。

田原:原田稔会長(76)はじめ8人の幹部に話を聞いていますが、いま創価学会は正念場だと思っている。安倍内閣が進める憲法改正に、もし平和の党を謳う公明党が賛成したら、創価学会の存在が揺らいでしまうからね。その時は、学会員が公明党から離れていく。原田会長以下全員が「頑張ります」と答えているよ。公明党が与党にいるのは、自民党にブレーキになることだからね。

――『創価学会』を出版して、これまでに反響はあっただろうか。

田原:面白いのは、「この本を読んで、初めて創価学会がわかったという会員がいる」と学会幹部が言っていることだ。第1次宗門戦争、第2次宗門戦争、そして藤原弘達『創価学会を斬る』への言論出版妨害事件、信者はそういうところに触れちゃイケないと思ってきたみたいなんだ。この本には、全部それが書いてあるからね。

――元々、日蓮正宗の信徒団体にすぎなかった創価学会だが、77年1月に池田名誉会長が学会内の講演で「出家も在家も同格」と発言したことで宗門からの怒りを買ったことをきっかけに、池田名誉会長は宗門に対し謝罪。79年に3代会長を辞任することになる(第1次宗門戦争)。また、91年11月には創価学会は宗門から「解散勧告」と「破門通告」を受けた。いわゆる第2次宗門戦争だ。先に紹介した「中央公論」のインタビューで、田原氏は「創価学会が日蓮正宗(宗門)から破門されたら、もう宗教法人ではないのではないか」と重要な質問を池田名誉会長に投げかけている。それについては、今回はまったく触れていない。

田原:宗門から破門されたために、創価学会は世界に広めることができた。それまで宗門は「他宗は邪教」と言ってきたから、池田名誉会長さんは欧米に行くだけで「キリスト教を認めるのか」などと大反対を受けてきた。それが創価学会の破門につながった。宗門は池田名誉会長さんを潰したかったんだね。

――ただし、これについては一方的に描かれた感が強い。創価学会が破門されるに至った理由を学会の主任副会長である谷川佳樹氏(62)に語らせている。谷川氏曰く、「創価学会側としては登座当初から日顕を非常に立てていました。ところが、学会員たちが本当に尊敬しているのは名誉会長なので、それが正直に態度に表れるわけです。例えば、文化祭などで名誉会長が登場するとわっと歓声が上がる。しかし日顕に対してはそうはならない。それが宗門側としては面白くなかった。要するに嫉妬していたわけですね」。破門の原因はただの嫉妬、と言わんばかりだ。しかし、当時、宗門側は、月刊「文藝春秋」(92年2月号)に第67世法主・阿部日顕が「宗門はなぜ『破門』を通告したか 創価学会会員に告ぐ」として、13ページにわたる文章を寄せている。その中には、信徒である池田名誉会長の横暴ぶりが書き連ねてあるのだが、それについて田原氏は触れず、「宗門が破門を通告した理由を説明し、学会員に脱会を呼びかけたが、ほとんど効果はなかったようだ」と書くのみ。

田原:「報道は中立」とかなんとか言うけど、そんなものはあり得ないんだよ。ジャーナリズムに中立はないんだ。まだ若い頃、ボクは日米安保に反対する全共闘と機動隊の闘いを取材に行った。全共闘の側から撮ると、警棒と盾を持って学生を叩こうとする機動隊の画になる。機動隊の側から撮れば、ヘルメット被ってゲバ棒持った左翼運動家たちの画になる。真ん中にカメラマンを行かせたらケガしちゃった。君はどっち側から撮る?

――言わば“田原史観”で書かれた『創価学会』。その上で、政権を陰で支える創価学会に興味のある方はご一読を。

週刊新潮WEB取材班
2018年10月12日 掲載

381とはずがたり:2018/10/18(木) 14:10:51
3連勝して欲しいなあ

田中龍作2018年10月17日 21:55【学会のいない選挙】
公明党・遠山清彦幹事長代理の演説に聴衆ゼロ オール沖縄候補は1千人超
http://blogos.com/article/332339/

聴衆なき街頭演説。いるのはマスコミだけ。それも3〜4人だ。左から2番目が遠山清彦幹事長代理。=17日午後4時30分頃、那覇市水道局前 撮影:田中龍作=

 オール沖縄候補の圧勝と自公候補の惨敗に終わった県知事選挙よりも、さらに衝撃的な光景が県都那覇で展開された。

 きょう17日、自公維が推すオナガ政俊候補の応援に公明党沖縄方面本部長の遠山清彦幹事長代理が入った。公明党大幹部の一人である。遠山本部長は那覇市内の4ヵ所で街頭演説をした。「小禄のイオン前」「(国際通りと交わる)むつみ橋交差点」「水道局前」「安謝交差点」の4ヵ所である。

 田中は4ヵ所とも現場にベッタリ張り付いて取材した。4ヵ所とも聴衆はゼロ人だった。足を止める人もいない。公明党大幹部が訪れ、演説しているのにもかかわらずだ。

 理由は簡単である。創価学会が選挙から手を引いているからだ。10月11日付の拙ジャーナルで詳述しているので御一読頂きたい。

 田中は公明党の元幹部に携帯電話で事態を報せた。元幹部は「え!そんなことあるのか?」と驚き、「選挙になっていないなあ」と呆れた。


スーパーとモノレールの駅があり、人の流れは多いのだが、足を止める人はいなかった。街宣車上、左側が遠山幹事長代理。=17日午後3時頃、イオン那覇店前 撮影:田中龍作=

 自民党本部は那覇市長選挙を捨てたようだ。安倍官邸は、沖縄県による辺野古の埋立て承認撤回の効力を失わせるための行政不服審査を、きょう17日、国土交通省に請求したのである。21日にある那覇市長選挙の投票まであと5日待てばよいものを、急いだのだ。

 辺野古埋立てに反対する39万6千人の民意を踏みにじったのだから、自民党のオナガ政俊候補はますます不人気となるだろう。学会員の反発もさらに強まる。

 オール沖縄の城間みきこ候補の街頭演説は、自公候補とは真逆の光景だった。この日の夕方、県庁前であった街頭演説には1千人を超す聴衆が集まった。人数もさることながら熱気にも驚く。参加者の一人に「凄いですね」と水を向けると、「政府が辺野古にあんなこと(行政不服審査請求)するからよ」と足を運んだ理由を話してくれた。

 那覇市長選挙は県知事選同様、明らかに安倍政権と沖縄の戦いとなってきた。市が国を打ち負かせば、安倍暴政に対する防波堤がもう一つできる。

382とはずがたり:2018/11/15(木) 16:21:40

http://makamatsu.com/kaisouki/sample-page
赤松正雄のプロフィール
1945年兵庫県姫路市に生まれ、神戸で育つ。県立長田高を経て1969年慶応義塾大学法学部政治学科卒業。公明新聞記者を18年、市川雄一衆議院議員の秘書等を経験した後、1993年に衆議院議員に初当選。6期20年務めて、2012年に引退。その間に、厚生労働副大臣、衆議院国土交通委員長、総務委員長を歴任。党にあっては、外交安全保障調査会長、憲法調査会座長に就いた。著書に『忙中本あり 新幹線車中読書録』(論創社2001年)。


今の公明党はどう見られているかー地域の最前線の声
http://makamatsu.com/kaisouki/archives/1804
2018年10月20日 ad-akamatsu 未分類 0

沖縄県知事選における自公推薦の候補者・佐喜真氏の敗北、玉城デニー新知事の誕生に端を発し、明年の統一地方選、及び参議院選挙における与党側の行方を危ぶむ声が喧しいようです。確かに、沖縄の豊見城市、千葉県の君津市の市長選挙で与党推薦候補が野党連合候補に連敗しました。21日の那覇市、28日の新潟市の両市長選挙の動向が気になります。安倍首相があと3年の長期政権を運営する流れが決まった中で、こうした傾向はむしろ大いに歓迎すべきだと私は思います。どうしてかというと、緊張あってこその政治だからです。安倍独走は、中央における野党のだらしなさと自民党内の人材枯渇によるもので、地方からの警鐘乱打は決して困ったことではないと思われます

■今週の日曜日に、我が兵庫では、加東市と川西市とで市議選(川西は市長選挙も)が告示されました。公明党から立候補する後輩(加東市1、川西市5)たちの応援に二日間、両市に行ってきました。加東市での長谷川候補の事務所開きでは、彼の水道問題における大活躍で話題は持ちきり。心底から候補者の粘り強さを賛嘆する声が地域の自治会長たちから相次ぎました。これには私も少し関わっただけですが、終了後の懇談で嬉野東自治会の立岡高昭会長から「貴方には一番はじめにお世話になった。有り難かった」と身に余るお褒めの言葉を頂きました。引退後5年の老政治家にとってこよなき激励です。良い後輩を持つ嬉しさをしみじみ味わいました。川西市では、私の年来の友人である元沖縄海兵隊の幹部で、いまは政治学者のロバート・エルドリッジ氏が後輩市議の応援演説に立ってくれるとの話(実際に17日に実現)を聞きました。この背景には、エルドリッジ氏から川西における市政への要望を聞いた私が、地域に住む市議を紹介したことがあります。パワーあふれる同市議のすぐさまの対応にすっかり喜んで、熱心な支持者になってくれたのです

■一方、このところ中央公明党の動きに批判的な意見もよく聞きます。先日は加西市の仲間から、「自民党に歩調を合わせすぎ。もっと独自路線を歩むべきでないのか。現状では、明年の選挙で手痛い目にあってしまう」と、真剣な忠告を受けました。また、川西市では学生時代に付き合った友人から同じように「公明党は第二自民党だ。昔の野党時代の方が良かった。確かに若くて立派な議員が多いが、学校の勉強がいくらできても、ひ弱さは否めない。叩き上げの雰囲気を持つ人がいなさすぎる」と、真剣に訴えられたものです。また昨夜は、姫路で自動車関連の中小企業を経営する二人と会い、種々懇談しました。その中では「公明党が野党と協力すれば、もっと日本の政治は良くなるはず。なにゆえに自民党を助け続けるのか。もはや度を越している。安倍政権と離れる時がきているのではないか」との厳しい意見を頂きました

■地方と中央との政治的落差は今に始まったことではありません。いみじくも、床屋談義や井戸端会議のような地域の最前線での政治をめぐる話題は中央政局がらみのものが殆どでしょう。もっと野党色をとの声があるのは十分承知していますが、政権与党にあり続けているメリットも大きいものがあります。政治の安定に寄与してるということを筆頭に、ありとあらゆる政治課題の解決に預かって大きな力を発揮している事実はいくら強調してもしすぎるとことはありません。所詮、野党では政治の傍観者ですから。もし、今公明党が自民党離れをすれば、政治は一気に混乱します。果てしない混迷に陥ることは目に見えています。舵取りを変える時は、十分に情勢を見極め、つまり不安定な政局にならぬように、やるときはタイミングを見計り一気にやらねば、国民にとってマイナス以外に何ものも生み出さないと思います。地方政治は、先に述べたように、地域のお一人おひとりの信頼を勝ち取る作業の積み重ねしかないと思います。政治はよりマシ選択です。中央で公明党のやってることはベストではなくとも、ベターだと私は確信しています。(2018-10-20)

383名無しさん:2019/01/03(木) 10:38:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190103-00000009-jij-pol
公明、選挙にらみ独自色腐心=連立20年目、党勢立て直し全力
1/3(木) 7:17配信 時事通信
 公明党は4月の統一地方選と今夏の参院選での勝利に全力を挙げる。

 前回衆院選では議席を減らしており、党勢立て直しが懸かる決戦に向けて、党の独自色を強めていく方針だ。ただ、10月で連立20年を迎える自民党との間では、憲法改正をめぐって対応に苦慮する場面もありそうだ。

 「日本の政治で公明党の果たしてきた役割を、自らに言い聞かせながら取り組んでいきたい」。同党の山口那津男代表は2日、東京都内での街頭演説で、年頭の決意をこう述べた。

 公明党は1999年10月、小渕内閣で政権入りし「自自公」連立が発足。固い支持基盤を擁して、国政選挙で自公協力を重ね、自民党との関係を深めてきた。

 だが、安倍内閣の下では、2015年の集団的自衛権の行使を一部容認する安全保障関連法や、17年の改正組織犯罪処罰法などの成立で、公明党が掲げる「平和の党」の看板は揺らいだ。17年10月の前回衆院選では6議席減らし、比例代表は697万票でピーク時の898万票から大きく落ち込んだ。同党は政権内での埋没に危機感を募らせている。

 このため、今年10月の消費税率引き上げに伴う反動減対策では、低所得者や子育て世帯対象のプレミアム付き商品券を主導。新たな防衛大綱でも、事実上の「空母」導入をめぐり、「専守防衛」を確認する文書をまとめた。山口氏は「公明党がしっかりチェックした」と胸を張る。

 一方、安倍晋三首相は20年の改憲実現を目指しており、自民党は通常国会で9条を含め党改憲案を提示したい考え。公明党の支持母体である創価学会は9条改正に慎重で、同党にとっては譲れない一線だ。自民党とどう折り合いを付けるか、山口氏は難しい党運営を迫られそうだ。

384名無しさん:2019/01/08(火) 21:56:59
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190106-00050036-yom-pol
衆参同日選「決して得でない」…公明・山口代表
1/6(日) 17:35配信 読売新聞
 公明党の山口代表は6日のNHK番組で、夏の参院選に合わせて次期衆院選を行う「衆参同日選」に反対する考えを重ねて示した。「(投票の仕方が)複雑になり、エネルギーも分散する。決して得ではない。(自民党との)選挙協力の成果を生み出すため、できるだけ避けた方がいい」と述べた。安倍首相は同番組で衆参同日選は「頭の片隅にもない」と語り、改めて否定した。

385名無しさん:2019/01/18(金) 01:48:42
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190117-00010001-chibatelev-l12
自民党千葉県連桜田義孝会長「手を握って勝ち抜こう」 公明党新春の集いであいさつ
1/17(木) 11:02配信 チバテレ

公明党の新春の集いが16日、千葉市のホテルで開かれました。公明党千葉県本部の新年会には公明党関係者のほか、国政で連立政権を組む自民党関係者や千葉県内の市町村長ら約1500人が出席しました。

 公明党を代表して斉藤鉄夫幹事長が挨拶したのち、続けて自民党県連の桜田義孝会長も挨拶。「安定した政権が日本経済の成長につながっている。統一選も参院選も自民党と公明党が手を握って勝ち抜こう」と結束を呼びかけました。

チバテレ(千葉テレビ放送)

386チバQ:2019/02/04(月) 10:45:23
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190203-00000548-san-pol
亥年選挙見据え独自色強める公明 自民との距離感に苦慮
2/3(日) 21:00配信 産経新聞
亥年選挙見据え独自色強める公明 自民との距離感に苦慮
統一地方選の候補者と街頭に立った公明党の山口那津男代表=3日、新潟市(大橋拓史撮影)
 公明党が統一地方選と参院選を見据え、独自色を強めている。平成29年衆院選で議席を減らしたことなどを教訓に、憲法改正議論や安全保障政策で自民党のブレーキ役を担い、厚生労働省による「毎月勤労統計」の不適切調査問題でも厳しく政府に反省を求めている。ただし、与党として政権安定を図る必要もあり難しい対応を迫られている。

 「(統計不正に)気が付かなかった政治家の監督責任のあり方も問われる」

 公明党の山口那津男代表は3日、新潟市で記者会見し、不適切調査をめぐる政治家の責任に言及した。党では問題発覚直後から「当事者が調査をすると甘い結果になる」(斉藤鉄夫幹事長)として、第三者機関による調査を求めるなど厳しい姿勢を示してきた。

 今年のように、統一選と参院選が重なった19年には、同じ厚労省の「消えた年金」問題があり、公明党は参院選選挙区で3敗した。それだけに、今回の問題にも「対処を間違えると大変なことになる」(党幹部)と危機感が強い。

 29年衆院選では改選前から6議席減となり、比例代表の得票数は現行制度で初めて700万票を割った。統一選でも23、27両年は至上命令の「全員当選」を果たせなかった。山口氏が統一選の重点政策を新潟市で発表したのも、市議選と新潟県議選が重なる「最も厳しい選挙区」のテコ入れを図るためだ。

 公明党は昨年の臨時国会で、憲法改正への動きを進めようとする自民党に「与野党合意」の必要性を説き、一定のブレーキ役を果たした。新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」の策定過程でも、護衛艦「いずも」の改修は専守防衛の範囲を守ることを安倍晋三首相に約束させた。いずれも政権与党として埋没しないための策だ。

 「『公明党らしさ』を自信を持って語り抜き、党支持の輪を広げていこう」

 山口氏は2日の党全国県代表協議会で、自信満々にこう呼びかけた。

 ただし、ブレーキ役ばかりでは自公の選挙協力に影を落としかねない。山口氏は1日、参院本会議での代表質問で、不適切調査問題には触れなかった。公明党関係者は「自民党との協調を打ち出すのも必要」と語り、距離感に神経をとがらせている。(大橋拓史)

387とはずがたり:2019/02/07(木) 20:40:01
公明、自主投票を決定 県民投票 静観構え、座談会欠席
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190207-00000008-ryu-oki
2/7(木) 11:04配信

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設の賛否を問う県民投票について公明党県本は6日までに自主投票する方針を決めた。金城勉代表は6日、本紙に対し「県本として辺野古反対の立場は堅持しているが、普天間問題は非常にデリケートな問題で、二十数年にわたり解決していない経緯もある。党として県民を誘導する運動はしない。謙虚に県民の判断を待つ」と話した。

県民投票を巡り、公明党県本は当初、県議会に自民党と共同で選択肢を4択とする条例案を提出したが否決されたため静観する構えだった。その後、5市長が不参加を表明した事態を重くみて全市町村実施に向け新里米吉県議会議長に対し3択案を提案した経緯がある。金城代表は「全県実施に向けた環境整備が整った以上、あとは県民の判断を仰ぎたい」と述べた。

 公明党県本は自主投票の方針を踏まえ、「辺野古」県民投票の会などが実施するシンポジウムや本紙が企画した政党関係者らによる座談会への出席は見送る方針。

 一方、野党の自民党は近く、県民投票に対する県連としての態度を決める予定だが、党内からは「県民投票自体に反対する議員もいる」(自民県連関係者)として、不透明な状況となっている。

388とはずがたり:2019/04/15(月) 17:07:15

公明党が"創価学会員"から批判される理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190415-00028291-president-pol
4/15(月) 15:15配信 プレジデントオンライン

■1970年代には公明党の理念が消滅していた

 公明党が揺れている。

 今春の統一地方選最大の目玉となった大阪府知事・市長選挙は、これまで大阪維新の会と協調関係にあった大阪公明党が、維新の悲願「大阪都構想」に関し難色を見せ始め、松井一郎前府知事(維新代表)らと決裂した結果引き起こされたもの。東京都政でも公明党はこれまで小池百合子都知事率いる「都民ファーストの会」と協力関係にあったが、最近は小池都政に対し「是々非々」を標榜。マスコミに「距離ができ始めている」などとも書かれる。

 身内からの反発も目立ってきた。2018年9月の沖縄県知事選で、公明党は自民党が擁立した佐喜眞淳候補を全面支援したが、対立候補の玉城デニー氏に惨敗。関係者に衝撃を与えたのは、公明党支持者の3割近くが玉城氏に投票していたという、マスコミ各社の出口調査結果であった。

 実際に選挙中、玉城陣営には公明党の母体である宗教団体・創価学会のシンボル「三色旗」がひるがえり、それを持ち込んだ創価学会員たちはマスコミの取材に「現在の公明党の姿勢は創価学会の平和思想に反する」「創価学会が自公の集票マシンに使われている」などと、公明党中央の方針に対する不満をぶちまけた。

 また現在全国各地で行われている「反安倍政権デモ」などの現場にも、そのような主張を叫ぶ創価学会員たちが少なからず加わっている事実があり、それらは広く報道もされている。

 一連の流れから感じられるのは、公明党のかつてないブレである。そもそも公明党は1999年以来、国政の場で自民党と連立。閣僚まで輩出しているわけだから、自民党への対抗勢力として誕生した大阪維新の会や都民ファーストの会と協力するのは本来おかしい。

 また公明党は長年、中道左派的なポジションで歩んできた政党。創価学会のカリスマ、池田大作名誉会長も護憲や反核兵器など、リベラル寄りの発言を行い続けてきた人物だ。それを素朴に信じている創価学会員、つまり公明党支持者も数多い。なのに現在の公明党は、自民党・安倍晋三政権の改憲や原発再稼働といった政策を容認している流れがあり、一部の創価学会員らが公明党不信に陥るのも道理だろう。

 「公明党は活動理念を見失っている」

 少なからぬ創価学会員たちの間から、率直に漏れてくる党批判だ。公明党の結党は64年のことだが、当時関係者が盛んに口にしていたのが「王仏冥合」「国立戒壇の建立」といったフレーズだった。つまり当時の創価学会が上部団体と仰いでいた日蓮正宗(91年に破門・決別)の教義を国教にし、国にその宗教施設を造らせるという構想で、初期の公明党とはそのような徹底した宗教政党だった。

 ただそのような姿勢は「政教分離違反」といった批判を多方面から浴び、公明党は70年にそれまでの方針を撤回。言ってみればこのとき、公明党の思想集団としての「理念」は消失してしまっているのだ。

 以後、公明党は「福祉の党」を標榜しながら創価学会員のために行政からの生活支援などを引き出すことに力を注ぎ、また選挙を事実上の宗教行事に位置付けて創価学会員の引き締め、盛り上げに利用するなど、あけすけな利権追求集団に変貌していく。93年の細川非自民連立政権以来、彼らが「勝ち馬」に乗らなかったのは原則として2009〜12年の民主党政権期だけで、そのときでさえ常に自公協調の解消はささやかれていた。実際、政界関係者の中に公明党を「コウモリ集団」と唾棄する向きは少なくない。

 ただ、善し悪しはともかく現在の日本政治をかき回しているのは、安倍晋三首相や小池百合子都知事、また橋下徹氏など、イデオロギー先行型の政治家たちだ。そこにマキャベリズムだけで絡もうとする公明党の空回りが、最近の彼らのブレの原因であるようにも見える。

 また創価学会員の主要層はすでに2〜3世信者となっており、彼らは自身で信仰をつかんだ1世より公明党にも冷淡。創価学会・公明党本部は現在、いつ自分たちの「底が抜ける」のか戦々恐々だという。宗教政党でありながらイデオロギーを捨てたコウモリに、天の裁きが下る日は近いのか。

雑誌「宗教問題」編集長 小川 寛大

389とはずがたり:2019/04/17(水) 15:49:43

大阪補選で自公ぎくしゃく=党首応援、思惑にずれ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000019-jij-pol
4/17(水) 7:14配信
時事通信

 21日投開票の衆院大阪12区補選の対応をめぐり、自民、公明両党がぎくしゃくしている。

 安倍晋三首相(自民党総裁)と山口那津男代表を最終盤にそろって現地入りさせたい自民党に対し、公明党が難色を示しているからだ。

 「既に私の日程はタイトな状況だ」。山口氏は16日の記者会見で、選挙期間中の大阪入りについて問われ、いら立ちを隠さなかった。

 発端は自民党の甘利明選対委員長の15日の発言。応援演説で「最終日には首相が入る。恐らく山口氏も入って、首相とマイクを握ると思っている」と述べたものだが、公明党幹部は「何の根回しもない」と猛反発。別の幹部は「完全にフライングだ」と憤った。

 背景には公明党が抱える地域事情がある。同党は大阪12区補選で、自民党の新人を推薦する一方、無所属の元総務相とも良好な関係にある。国政選挙で関西の議席を維持するため、日本維新の会との全面対決を避ける配慮も欠かせない。

 ただ、自民党は引き続き、公明党に協力を求める考えだ。自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、自公党首の大阪入りに関し「この選挙戦を重要視していることを内外に示す絶好の機会だ」と意義を強調した。

390とはずがたり:2019/04/23(火) 12:14:37

まあ維新に頭下げて住民投票容認して選挙区で棲み分けがこの統一地方選ではっきりしたな。


山口公明代表、大阪都構想「民意を尊重」=統一地方選
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019040800016&g=pol
2019年04月08日00時23分

 公明党の山口那津男代表は7日夜、党本部で記者会見し、大阪府知事・市長のダブル選挙敗北について「極めて残念だ」と述べた。地域政党「大阪維新の会」が目指す大阪都構想に関しては「議会の(選挙)結果を待った上で民意を尊重しながら進めていくことが大切だ」と強調した。

391とはずがたり:2019/05/24(金) 17:52:37
公明・山口代表、県民投票絶対得票率は「38%程度」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190226-00000554-san-pol
2/26(火) 12:48配信 産経新聞
公明・山口代表、県民投票絶対得票率は「38%程度」
投票締め切りと共に配布された地元紙の「反対多数」の号外を見る人たち=24日午後、那覇市(桐原正道撮影)
 公明党の山口那津男代表は26日の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を問う県民投票で「反対」が多数となったことについて「(得票総数を有権者総数で割った)絶対得票率は38%程度にとどまった。その他の思いがかなりあるという結果をありのままに受け止める」と述べた。

 同時に「普天間の危険性除去が20年来、改まらない状況は政府の責任として極めて重大だ。移設先の現実的な近道はどこかということを県民に理解してもらえるよう、政府として努力してほしい」と語った。

392とはずがたり:2019/05/31(金) 12:02:13
1341 名前:チバQ[] 投稿日:2019/05/30(木) 23:12:38
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/289987?rct=n_unified_localelections
<パーソン それぞれの統一地方選>知事選推薦で先手 議席死守へ 公明動く
03/26 09:17
 「この8年間、最も身近な政治家の一人として見てきた。自信を持って鈴木直道を紹介できる」。まだ雪深い2月1日。公明党道本部の稲津久代表は、鈴木直道前夕張市長(38)から道知事選への推薦の要請を受け、その場で快諾した理由をこう話した。鈴木氏が出馬表明してわずか3日での決断だった。

 公明党が自民党に先んじて知事選候補に推薦を出すのは、かつてないこと。誠実でまじめ。どちらかと言えば派手さに欠ける印象の稲津氏が、強引とも言える速さでそれを決めた。当時、自民側には国土交通省の局長を擁立する動きがあり「推薦候補が自民とねじれたらどうするんだ」との指摘も党内にあった。ある公明幹部は「穏やかな稲津が血相を変えた。乾坤一擲(けんこんいってき)の大勝負に出た」と解説した。

 布石はあった。推薦決定の直前、党の支持母体・創価学会の原田稔会長が札幌を訪れ、統一地方選について情勢を分析する中で「党としての主体的な判断があってもいいんじゃないか」と語ったという。

 公明は今回、道議選で8、札幌市議選で10の現有議席死守が目標だが、各地で厳しい戦いが予想される。事前の世論調査で知名度が高かった鈴木氏を支援すれば、相乗効果を期待できるとの読みがあった。

 もう一つは、稲津氏自身の政治家生命にある。東北以北で唯一の公明の小選挙区選出議員ながら、2017年衆院選では、道10区(空知、留萌管内)で立憲民主党の候補に513票差まで迫られ、復活当選を許した。夕張を含む空知管内の地盤強化は重要な課題だ。

 「夕張は公明と学会にとって象徴的なマチなんです」。学会幹部は指摘する。1956年の参院選を巡り、夕張で日本炭鉱労働組合(炭労)と地元学会員の間でトラブルがあり「炭労が地元学会員を追いだそうとしたが、学会側はデモや大会の開催で抵抗した」(学会幹部)。関係者には「夕張事件」として知られる。

 さまざまな思惑が絡み合う稲津氏。党道本のエースとして「まだ2、3期はやれる」(党関係者)との期待が重くのしかかる。(小林史明)

393とはずがたり:2019/06/04(火) 14:12:02
公明代表、大連立の言及に不快感
「自民から聞いたことない」
https://this.kiji.is/508484924525823073
2019/6/4 12:58 (JST)
c一般社団法人共同通信社

 公明党の山口那津男代表は4日の記者会見で、自民党の下村博文憲法改正推進本部長が憲法改正を目的とした大連立に言及したことに不快感を示した。「連立という重要課題について、自民党幹部から話を聞いたことは全くない」と述べた。

 自民党の加藤勝信総務会長は会見で、下村氏の言及について「議論を進めて賛成者を増やしていくとの意味ではないか」と述べた。

394チバQ:2019/06/05(水) 21:23:07
どうやって10万人いれたんだ?2回やった?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190605-00000127-jij-pol

東京ドームで10万人集会=参院選決起-公明
6/5(水) 20:06配信 時事通信
 公明党は5日、夏の参院選に向けた決起集会を東京都文京区の東京ドームで開催した。

 首都圏の支援者計10万人が参加し、山口那津男代表は「参院選は重要な選挙だ。政権の安定性を継続していくためにも公明党の議席はなくてはならない」と訴えた。

 集会では、公明党の選挙区候補7人のうち、自民党の推薦を得た埼玉、神奈川、愛知、兵庫、福岡の5選挙区の候補が支援を呼び掛けた。

395チバQ:2019/06/06(木) 20:48:14
>一部と二部に分けて行われた集会
やはり二部制か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00010000-fnnprimev-pol

東京ドームに10万人が集結!巨人戦でもアイドルのコンサートでもなく公明党の集会
6/6(木) 6:01配信 FNN.jpプライムオンライン
東京ドームに10万人が集結!巨人戦でもアイドルのコンサートでもなく公明党の集会
写真:FNN PRIME
公明党が東京ドームで開いた参院選の決起集会
6月5日、東京ドームの入場口は人で溢れていた。行列している人たちの目的は巨人戦でも人気アイドルのコンサートでもない。
開催されたのは、「公明フォーラム2019 in 東京ドーム」。夏に行われる参議院選挙に向けた公明党の決起集会だった。

【写真】公明党の集会で東京ドームにはこんなに人が・・・

一部と二部に分けて行われた集会には主に首都圏から集結した党員や支持者など総勢約10万人が参加した。観客席はもちろん満席、マウンドにも簡易の椅子が置かれ、ドームは超満員となった。

集会はマスコミ完全シャットアウトで行われたが、関係者によると、太田昭宏前代表が次期衆院選における選挙区からの出馬を見送ったことに伴い東京12区の後継候補者となった岡本三成衆議院議員のあいさつから始まったという。

その後、歌手による歌、参議院選挙の候補者による決意表明と続き、自身も候補者である、山口代表があいさつした。山口代表は、公明党が政権の安定や政治の信頼醸成に寄与していると訴え、参院選の勝利に向けた一致団結を呼びかけ、最後に会場一体となっての「エイエイオー」で締めくくられたという。

政党が、巨大なキャパシティを誇る東京ドームで集会を開くのは異例のことで、関係者は「他の会場が埋まっていたためだ」と説明するが、公明党のこの参院選にかける意気込みがうかがえる。

実は公明党は近年、支持者の高齢化が進んだこともあり、集票力の低下が指摘されている。そこで今回の参院選では巻き返しを図るべく、比例で少なくとも700万票以上獲得という目標を掲げていて、先月に情勢の厳しい兵庫選挙区に絞った決起集会を開催したのに続き、今回の東京ドームでの集会では首都圏での組織引き締めを図った形だ。

永田町では解散風、公明党の警戒は強まる・・・
一方、集会に関して注目されたのは、永田町で憶測が広がる、参院選に合わせて衆議院を解散して総選挙を行う「衆参ダブル選挙」への言及だったが、山口代表がこの日、触れることはなかった。

公明党は、「衆議院の解散は総理の専権事項だ」としながらも、投票が複雑になるため支持者の混乱を招くことや、解散した後に政府・与党のスキャンダルが発覚した場合のリスクをあげ、衆参ダブル選はやるべきではないとの立場を貫いている。なにより、公明党の支持母体である創価学会の反対は強い。

しかし、6月に入ってから、安倍首相が自民党の二階幹事長や岸田政調会長と立て続けに会談を行ったほか、麻生財務相も安倍首相にダブル選挙を行うよう進言しているとされる。

永田町では衆参ダブル選挙に向けた環境整備だとの憶測が広がっていて、東京ドーム集会でその結束力の強さをみせつけた形の公明党が今後、ダブル選への警戒を強める立場から、どのような動きを見せるのか注目される。

396とはずがたり:2019/06/25(火) 18:28:03

ほんとかな?!?

https://twitter.com/itsgroovymasa/status/1142802132740919296
Masa da Oldskooler
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とうとう公明党支持者が創価学会の会合の場で同じ学会員に向かって公明党が嫌なら日本から出ていけと言い始めましたか。創価学会のネトウヨ化が浮き彫りになってきましたね。

前々から申し上げてきましたが、現代版国防婦人会のコアとなるのはやはり創価学会婦人部なんでしょうね。倒錯した信仰心の成れの果て。

7:30 - 2019年6月23日

397チバQ:2019/06/26(水) 09:58:57
https://www.sankei.com/premium/news/190625/prm1906250006-n1.html
【政界徒然草】ついに「定年制」に着手した公明党 世代交代は進むか
2019.6.25 07:00
 公明党は、次の衆院選で東京12区に太田昭宏前代表(73)=当選8回=を擁立しないことを決めた。公明党は内規で「任期中に69歳を超える場合は原則公認しない」と定年制を導入しており、太田氏はこれに該当する。ただ、太田氏のほかにも定年制にあてはまる現職議員は少なくなく、実効性を持たせることは長年の課題でもあった。公明党は定年制の実行に本腰を入れるのだろうか。

同日選ない今のうちに…

 「(夏の参院選と合わせて衆院選も行う)衆参同日選に向けた準備ではないか」

 太田氏の不出馬が発表されたのは5月23日。定年制を厳格に適用し、より若い候補へ差し替えるという動きは、一見すれば同日選への準備とも受け取られかねない。ちょうど永田町では同日選が取り沙汰されていた最中だっただけに、与野党にはこんな臆測が広がった。

 同じ時期には、大阪都構想をめぐり関係が悪化していた日本維新の会との関係修復も急ピッチで進められていた。維新幹部は4月の大阪府知事・市長のダブル選で、次期衆院選で大阪、兵庫の公明現職がいる6選挙区に対抗馬を立てる可能性を示唆していた。維新と選挙区の住み分けを行うことは公明党の重要課題の一つだった。

 東京と大阪での公明党の衆院選に絡む動きは、永田町に吹く解散風の勢いをさらに強めた。

 山口那津男代表は太田氏の不出馬を発表する際、記者から問われることなく「同日選とは一切関係ない」と強調した。このタイミングでの発表が同日選を意識した動きと受け止められることは覚悟の上だった。

 徹底した組織選を展開する公明党にとって、同日選は組織力が分散されるため、分が悪くなる。解散風が強まるにつれ、自民党や野党の中には選挙準備を加速する衆院議員が出始めていた。

 そんな中でも、公明党の選挙態勢は参院選に特化したものだった。衆院選に向けた動きを取れば「公明が同日選を認める方向に転じた」と受け取られかねず、むしろ同日選を実施する上での好材料を与えかねないからだ。

 山口氏が太田氏の選挙区不出馬の公表に踏み切った背景について、ある党幹部は「同日選と無関係なのは本当だ」と語る。この幹部は「同日選をやるなら選挙区に地盤を築いている太田氏のままの方がいい。同日選ならば後任(岡本三成元外務政務官)には時間が足りなすぎる」と指摘する。

 太田氏は東京12区で独自の後援会を持ち、地元の自民党組織とも太いパイプを築いていた。自民党の閣僚経験者は「太田氏は地元の祭りなどにも細かく足を運んでいた。浮動票の多い東京12区で勝ち抜くには、太田氏のように時間と労力をかけ、名前を知ってもらう必要がある」と語り、短期決戦となる同日選での世代交代は難しいとみる。

国会議員9人が定年に該当

 別の公明党関係者は「太田氏の定年の話は前々回の衆院選からあったが、過去2回は解散が突然で準備できていなかった。遅すぎたくらいだ」と話す。

 公明党は昭和54年に定年制を導入し「いち早く実行してきた」(山口氏)自負がある。他方で、仮に同日選が実施される場合、衆参で54人いる国会議員のうち、9人が定年に該当する。その多くが党の重要ポストを占めているのが現状だ。

 今回の参院選で東京選挙区から立候補する山口氏自身も定年制に該当するが、例外の条件((1)余人をもって代えがたい(2)地元からの強い続投要請(3)その人物が党運営に今後も必要)を満たしているとして、公認されている。

 党内で世代交代が進まないことへの不満がくすぶる中、「活力を維持するための党の基本命題」(山口氏)と位置付ける定年制の実行に公明党がどう取り組んでいくのか。本気度が問われている。


(政治部 大橋拓史)

398とはずがたり:2019/06/28(金) 14:41:57
都議会に続いて公明がクソ自民から自主独立の動き??

参院選東京選挙区で自民党と戦うからだけだろうけど公明党が局所的・一時的にでも正気に戻るのは悪いことではない。

https://twitter.com/shinfujin8ngo2/status/1143769357501095936
新婦人はちおうじ(新アカウント)
@shinfujin8ngo2

その他
ビッグニュース!
八王子市議会で、核兵器禁止条約への署名、批准を求める意見書が賛成多数で可決されました!
自民だけが反対。公明が賛成に

23:33 - 2019年6月25日

399とはずがたり:2019/07/03(水) 21:22:11

https://twitter.com/ryuryukyu/status/1146314209526861825
琉牛牛
@ryuryukyu
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その他
今日の党首討論

記者「原発の新設・増設を認めないという方は挙手してください」

野党各党がすぐに挙手

公明党山口が最初躊躇するも、その後チラッと安倍を見ながら挙手

公明党いくらなんでもダサすぎねえか
自民党の下部組織か何かなのか
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0:22
0:06 - 2019年7月3日

400とはずがたり:2019/07/16(火) 17:25:14


創価学会「常勝関西の落日」(前編)
掲載日時 2019年07月03日 22時00分 [社会] / 掲載号 2019年7月11日号
https://wjn.jp/article/detail/8967604/

 創価学会には「常勝関西」の言葉がある。それが都市伝説なのか否か、鼎(かなえ)の軽重が問われる参院選が迫ってきた。

 東京・新宿区信濃町――慶應大学付属病院などに用事のある人々を除けば、圧倒的多数の乗降客は「創価学会施設」に詣でる(?)会員たちである。平成になってから建設にドライブがかかり、宗教建造物とはとても感じられない学会高層ビル群が街を制圧しているかのようだ。

 池田大作名誉会長の私邸をはじめ、信濃町駅南側の公明党本部までの広大な学会エリア(村)は「信濃町」とよばれるが、実は日本にもう一つ、同様の場所がある。関西で「リトル信濃町」と呼ばれているその場所は、大阪市・近鉄上本町駅周辺を指す。このエリアの主要学会関連建物を列挙すると、
●創価学会関西池田記念館
●聖教新聞社関西支社
●創価学会関西文化会館及び別館
●創価学会関西白百合文化会館(婦人部の拠点)

 等々だ。密集度は信濃町ほどではないが、ここには同様に「職員専用住宅」(ビル)もある。 …  2015年3月15日、創価学会関西のドン、西口良三氏が亡くなる。西口氏は当時、先の「リトル信濃町」と府下2カ所に住まいがあって、直撃取材にも腰を低くして対応してくれた記憶がある。

 1998年から1909年まで総関西長を務めたが、彼がその職を退いたのは民主党政権の誕生時である。2009年8月の衆院選で、公明党は兵庫と大阪の6選挙区で全員敗北。その責任をとる形で退任したのだが、逝去の折りの肩書は『創価学会副理事長 関西総主事』であった。

「この肩書が完全引退でなかったことを示しています。創価学会にはもう1人、東京に藤井富雄氏というドンがいる。この人の肩書は『公明党東京都本部顧問、公明文化協会理事』です。藤井さんの方が先輩だが、格は西口さんが上ですよ」(創価学会関西の古参幹部)

 西口氏はどのような人脈を持っていたのか。たとえば、2015年3月18日の通夜・葬儀弔問客の中には、以下のような人々がいた。

●二階俊博自民党総務会長
●古賀誠元自民党幹事長
●樽床伸二元総務相
 そして、前原誠司元外務相といった面々だ。

「一番大きなパイプがあったのは、小沢一郎さんです。 … 常勝関西のシンボルは、選挙区で当選する公明党候補の存在にあります。その母体を作ったのが西口氏でした」(大阪の公明党関係者)

 当の西口氏を失って4年、公明党は関西で「大きな政治を仕掛けられない」状況に陥っている。言い方を換えれば、西口氏が築いた「常勝関西の凋落」が始まったのだ。

 その現実を選挙結果から見る前に、西口氏の“選挙上手”がいかなるものだったかを検証してみよう。

★関西のドン亡き後ブレまくり

 まず、東京都と大阪府の選挙データに触れる。2007年から2016年までの間、大阪府の有権者数は700万人台で微増している。他方、東京都は約1000万人。こちらの増え方の方が大きく、昨年で1100万人の大台に乗った。では、最も組織力・集票力が表れる参議院議員選挙での「政党名得票」はどうか。

 大阪の公明党票は10年間で、70万票台から60万票台に減らしている。一方の東京は、70万と60万の間を行ったり来たりの状況である。つまり大阪は、有権者数の約1割が公明党票であり、6%や7%であるのが東京といえる。この点だけを比較すれば、確かに大阪の学会員は人口比で東京より多数派と想定しうる。

 しかし、これを全国規模で均してみると、大阪府より多くの得票率がある県は福岡をはじめ複数存在する。突出して大阪の創価学会が“強い”“多数派”とは言えないのである。

401とはずがたり:2019/07/16(火) 17:25:29
>>400
 最も大きな誤解は、大阪や兵庫の衆院小選挙区で「公明党が勝っている」というものだ。
「ここがキモです。それらの選挙区に自民党は公明党に遠慮して候補者を立てず、側面から応援する。ために野党が議席を取れない。自民党からすれば、連立バーターでの“議席贈与”みたいなものです」
 と語る関西在住の政治部記者の分析にはうなずける。

 このバーターシステムを構築した功労者こそ、先の西口氏その人だったのだ。ところが、逝去後に「西口政治」、つまり常勝関西の布陣がガタガタになってしまった。しかも、
「これが、西口さんの退いた時のような野党への風が吹きまくっている時なら仕方ない。しかし、身近な『大阪都構想』での躓きというのが痛い。大阪の公明党が右顧左眄し、ブレまくっているのを有権者ははっきり分かってしまった」(前出・古参幹部)

 維新に対する公明党候補の敗北を拾ってみよう。大阪市議選では、東成区で4票差の現職候補落選にはじまり、大阪府知事選、市長選では自民党候補を応援して惨敗。そして極めつけは、4月21日開票の衆院大阪12区補欠選挙である。 … 自民新人と樽床氏に創価学会票が割れてしまったための敗北という総括は簡単だ。 … 橋下氏は、ネットテレビでこう述べている。
〈今、維新は大阪都構想をやろうとしても大阪市議会で2議席が足りてない。そこで“政治のプロ”松井一郎(大阪市長)が対立してきた公明党以外のところから2人引き抜こうと、凄まじい政治をやっている。これが実現すれば公明党に義理立てする必要もなくなり、“常勝関西”と言われる公明党の6選挙区にぶつかっていくことになる。すでに“吉村(大阪府知事)チーム”と言って、実力もあって、むちゃくちゃ男前な“エース級メンバー”たちが控えている〉

 果たして、橋下氏は「言うだけ番長」なのか。都構想で公明党と合意した維新の「本気度」は、衆参同日選挙になってみないと分からない。ただし、参院選だけでも公明党は対維新で厳しい立場に立たされている。

 それが兵庫選挙区だ。維新、自民、立憲民主で定数3が埋まる現状に、公明党が食い込めるのか。
「ここで兵庫の学会票の素の数字が出る」(前出・政治部記者)

 常勝関西の落日、といえそうな話である。大阪がそうなら、その影響は全国レベルにどう響くのか。

創価学会「常勝関西の落日」(後編)
週刊実話 2019年7月11日 01:00
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_19325/

 創価学会の関連文化施設である『東京富士美術館』は、7月1日から12日まで休館する。
「それは創価学会の選挙のためですよ」

 と、語るのは知己の美術館お膝元・東京都八王子市の創価学会中堅リーダーだ。同氏は続けて、
「創価学会の選挙は、公明党への投票依頼ですが、もちろん非会員のF(フレンド)票をどれだけ獲得したかが評価ポイント。そして、その『フレンド』を、なるべく期日前投票へ行かせる。ここが勝負なんです。もちろん、会員それぞれは期日前投票開始とともに自身の選挙を終えている。美術館のスタッフだって、選挙活動で大忙しですから、12日まで“期日前に合わせて”前倒しで休む。公示日から投票日までまるまる休んだら、世間はどう見ます?」

 展示替えなどで、この時期に休館するのは珍しいことではない。昨年は7月の12日間、別の日程で休館した。勘繰りすぎとも思えるが、これに限らず今回の参院選では極めて特異な学会の選挙活動が目立つのだ。

 たとえば、選挙区に公明党参議院候補が立たないエリアでは、学会員に対して「兵庫へ向かえ!」との大号令が発せられている。以下は、それを報じた5月31日付の毎日新聞の記事(デジタル版)である。
〈公明党は今夏の参院選で『兵庫シフト』を強めている。新人を擁立する兵庫選挙区(改選数3)の議席確保に向け、支持母体の創価学会を含め全国から数千人規模で支持者らを動員する予定で、参院選では異例の総力戦を展開する〉

 学会員の組織動員を、一般紙がここまであけすけに報じたのも久方ぶりである。しかも、特定地域への根こそぎ動員だ。公明新聞も危機感をあらわにして、こんな絶叫を上げている。
〈公明党は今夏の参院選で、7選挙区の完勝、比例区6議席以上の獲得をめざしている。中でも兵庫選挙区(定数3)に挑む新人の高橋みつお党国際局次長(自民党推薦)の情勢は極めて厳しく、現状では議席獲得は困難となっている〉
〈公明・高橋氏は支持を伸ばすも、保守・無党派層、男性層への浸透が弱く、依然、差をあけられ4番手の“当選圏外”。崖っぷちの高橋氏の逆転勝利には、全人脈に総当たりする執念の猛拡大、大攻勢が急務〉
(いずれも6月9日付・デジタル版)

402とはずがたり:2019/07/16(火) 17:25:42
>>401
 執念の猛拡大、大攻勢でハッパをかけられているのは、学生部だ。創価学会機関紙『聖教新聞』(6月27日付)の4面「座談会」記事で、6月30日に結成記念日を迎えた学生部へ原田稔会長はこう吠えている。
〈全軍を鼓舞する拡大を先頭に立って成し遂げる――学生部の皆さんは、どうか、この気概で進んでもらいたい〉

 1995年、宗教法人法改正に関し、国会へ参考人として招致された秋谷栄之助・創価学会会長(当時)に対して、共産党の橋本敦参議院議員は、
「創価学会は仏敵と戦う仏の軍勢と書いてある」

 と述べたが、今もってそうなのである。全軍=創価学会組織と表現して、ためらいもないのが原田会長というわけだ。その原田会長自身、異例とも言える兵庫入りを6月24、25の両日に行った。
最高幹部が続々「兵庫入り」

 「この時のスピーチでは『丈夫』という言葉まで登場しました。どうやら、これは壮年部を指しているようなんですが、『全軍』だの『丈夫』などと、戦争を想起させるような言葉を使うのは、とても“平和団体とは思えない”とこぼす仲間もいますよ」

 と言うのは、地元兵庫の創価学会地域幹部だ。
「ムリをして投票依頼を行うと、事故(選挙違反=筆者注)が起きる可能性もある。そうでなくとも、これから投票日までの間に豪雨災害とか熱中症とか、動員されて駆け付けてきた応援の学会員にはリスクのある時期なんです。特に兵庫は、前回の参議院選挙で当選している現職がいるので、負けられない気持ちはありますが、谷川さんまで来たのにはびっくりした」(同)

 実際、原田会長とは別会場へ6月25日に現れた谷川佳樹主任副会長は、
「不可能を可能にする祈りで、新時代の常勝の歴史を…」

 と、訴えている。新時代とは谷川会長誕生のことなのかと、そう想像するしかないが、要は「信濃町の最高幹部のほとんど」が、兵庫入りしているのだ。これほどの集中度はあまり聞いたことがない。
「とにかく力の入りようが、これまでにないほどなのです。全国的に見れば、統一地方選挙に“勝った”勢いで、参議院選挙も戦えるという目論見なんですが、4月27日の全国代表者協議会で維新と大阪都構想で揉めていた時期に、『参議院で13議席以上』『選挙区7人の全員当選』を組織目標にしてしまったから、後に引けない。結局、常勝関西の右顧左眄が、全体目標到達困難の原因の一つに数えられそうなんです」(大阪府の創価学会中堅幹部)

 要するに、対維新で統一地方選挙から大阪府知事・市長ダブル選挙、大阪12区の衆議院補選までの敗北を、とにかく勢いで挽回する方策なのだ。

参院選結果で会長交代直結

 筆者が大阪で維新関係者へ取材した過去から捉えると、以下のようなことが言える。少なくとも大阪では、自民党以上の“どぶ板”活動に邁進しているのが維新であり、基盤のある「保守」なのだ。東京から見る「維新像」は、橋下徹氏はじめ「パフォーマー」に写るが、それは間違っている。ある意味、真正の保守政党といえるのだ。
「今回の場合、仮に維新と揉めてなかったら、統一地方選から大阪府知事と大阪市長選での敗北はあり得なかった。一方、維新は菅官房長官とは大きなパイプがある。自民党からすれば、安倍さんの掲げる憲法改正では維新と親和性がある半面、選挙では創価学会票に頼らざるを得ない。自民党は双方を天秤にかける余裕がありますが、公明党=創価学会は負ければ維新より大きな痛手となる。常勝関西神話の崩壊は、この11月に控える原田会長任期(再任)に直結します」(信濃町の創価学会中堅幹部)

 ついでに言っておくと、参院選比例区総得票数で600万台を切ったとすると、「会長責任も発生する」という声は、知己の学会幹部たち複数から聞こえてきた。…

***************************************
山田直樹…「週刊文春」専属記者を経てフリージャーナリスト。週刊新潮で2003年に連載した『新「創価学会」を斬る』で第10回雑誌ジャーナリズム賞大賞を受賞。著書多数。

403チバQ:2019/07/24(水) 09:40:02

1935 :チバQ :2019/07/24(水) 09:39:24
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190724-00573511-shincho-pol
100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
7/24(水) 6:01配信 デイリー新潮
100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
公明党代表の山口那津男氏
「選挙をやると功徳が出る」とは、かつて「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京)で、インタビューされた支持母体の創価学会員が残した名言だ。

 令和初の国政選挙となった第25回参院選は、自民党が改選前から9議席を減らした57席に。一方、自民にと連立を組む公明党は、改選前より3議席を増やして14議席を獲得した。さすがの結束力である。

 だが、比例区の得票を見ると、あろうことか前回の参院選よりも103万票も減っている。これは、一体どうしたことか――。

 ***

 今回、公明党が獲得した比例区の得票数は653万63356票である。前回の第24回参院選(2016年7月10日投票)は757万2960票、〆て103万6624票が減ったことになる。

 ちなみに自民党の得票は1771万票で、前回から240万票減らしている。似たようなものに映るかもしれないが、公明党はこれまで、強固な学会という組織票に支えられ、何が起ころうと揺らぐものではなかったのだ。過去の比例区での得票を見てみよう。

100万票も減らした「公明党」 「れいわ」に奪われたか「創価学会」の弱体化か
公明党の参院選比例区
 600万票台となったのは、実に27年ぶりのことなのである。

 今回、公明党の選挙にとって強敵が出現した。党代表の山口那津男氏(67)を擁する東京選挙区には、れいわ新選組から現役の創価学会員・野原吉正氏(59)が「ガチで闘う」と立候補。れいわの代表である山本太郎氏(44)は「公明党から票を奪う!」と公言していた。

 東京選挙区の野原氏も比例区の山本氏も当選は叶わなかったが、「山本太郎」と記名された票は、実に99万票もあった。公明党は彼らに票を奪われたのだろうか。創価学会に詳しい宗教学者の島田裕巳氏に聞いてみた。

404チバQ:2019/07/24(水) 09:40:25
1936: チバQ :2019/07/24(水) 09:39:37
自民党の一派閥
島田:まあ、今回は投票率が24年ぶりに40%台と低迷しましたからね。いくら創価学会に支えられているといえども仕方がないと思いますよ。

――投票率が低くなればなるほど、相対的に有利になると言われたのが、信者数827万世帯(2007年時点での公称)を誇る学会票ではなかったか。

島田:いえ、最近はそうでもなくなってきています。827万世帯というのは、信者の証しとして授与された御本尊の数ですからね、途中で信仰をやめてしまった世帯もカウントされています。私は信者の実数は約280万人と見ています。ですから、投票率が低い中にあって、信者の2・5倍近くになる650万票を集めているのですから、まだまだ大したものですよ。

――学会員が知り合いに電話するなどして公明党議員への投票を呼びかける、いわゆるF(フレンド)票のおかげか。

島田:そうです。でもね、これまでF票集めを熱心にやって来たのは創価学会の婦人部でしたが、高齢化が進んでいます。定年退職した男性信者の壮年部が代わりを務めるようになっていますが、婦人部ほどの選挙への慣れがない。若い学会員となると、選挙にはあまり関心を持っていないのは、創価学会といえども一緒です。

――れいわ新選組から出馬した野原氏に代表されるように、安保法案賛成に回った公明党は、平和の党ではなくなったと、反発している信者も出たのではないだろうか。実際、640万票しか獲れなかった1992年の参院選は、前年に湾岸戦争が起こり、選挙直前にはPKO法案に公明党が賛成。このときも反発した学会員が多かったとの声もある。

島田:いえ、あまり政策的な問題は関係ないと思います。野原さんも30万票に届きませんでしたからね。山本さんにもまだ、学会から票を奪うまでの力はないでしょう。

――やはり政策よりも、選挙をやると功徳になる、という信仰が優先するのか……。

島田:今回、創価学会の機関誌である聖教新聞には、選挙期間中に安倍晋三首相(64)はじめ、菅義偉官房長官(70)、二階俊博幹事長(80)が、公明党議員と並んだ写真が掲載されていました。これまでなかったことですから、学会員としては、まるで公明党が自民党の一派閥に成り下がったような印象を受けたかもしれません。

――確かに投票日である21日の聖教新聞には、公明党候補者の手を握って応援演説をする安倍首相の写真、17日には同様に菅官房長官と二階幹事長の写真が掲載され、山口代表の写真はその下に掲載されている。こうなると誰が公明党のトップか分からない。かつてなら池田大作名誉会長(91)が「大勝利!」と一喝すれば済んでいたものだが、10年近く表舞台に姿を現していない。

島田:代われる人がいませんからね。いまや池田名誉会長に直接会ったことのない信者も増えています。

――支持母体が弱体化すれば、公明党も必然的に弱体化ということか。

島田:今後、急激に票を失うとは思いませんが、徐々に減らしていくでしょうね。かつて信者を増やした高度経済成長期の60年代とは状況が違い、入会する人も減り、信者は高齢化が進んでいます。今後は構造的に学会員の数は減って行かざるを得ません。でも、議員の数はなるべく減らさない方向なので、これまで選挙で培った選挙のノウハウを活かして何とかやっていくしかないということでしょう。

週刊新潮WEB取材班

2019年7月24日 掲載

新潮社

405チバQ:2019/07/28(日) 12:08:29

1998 :チバQ :2019/07/28(日) 12:07:55
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190728-00000010-jij-pol
得票減少、募る危機感=議席最多も組織力に陰り-公明
7/28(日) 7:17配信 時事通信
 公明党は参院選比例代表で、得票数を2016年参院選から100万票以上も減らし、自民党との連立政権発足以降の国政選挙で最低となった。

 支持者の高齢化が進み、盤石を誇った組織力には陰りが見える。過去最多に並ぶ14議席を獲得したにもかかわらず、党内には危機感が募っている。

 公明党は、候補者を擁立した7選挙区全てで議席を獲得、比例でも7議席を得た。改選11議席を14に伸ばし、16年に並んだ。山口那津男代表は25日の党会合で「公明党の歴史でも最高タイ記録だ」と胸を張る一方、「党の発信力をどう強化していくのか、参院選の総括として議論してもらいたい」と幹部に指示した。

 ただ、5割に満たなかった低投票率に助けられた面は否めない。比例の得票数は653万6336票で、17年衆院選に続く700万票割れ。計画的に準備ができる参院選は750万票超で推移していたが、今回は大幅に下落し、05年衆院選で898万7620票とピークを迎えて以降の減少傾向が鮮明になった。

 原因について、党関係者は「支持者の高齢化で運動量が低下している」と指摘。一時的な現象ではなく同党が抱える構造的な問題との見方を示した。集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法の成立など、「安倍1強」の下で党の基本的立場と相いれない政策に協力していることへの支持者の不満もあるとみられる。

 ある幹部は「投票率が下がっただけで100万票も減るわけがない。深刻に受け止めないといけない」と懸念を示したが、党勢回復への妙案を見いだせるかは不透明だ。

406チバQ:2019/09/08(日) 22:43:54
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190906-00000090-mai-pol
公明・山口代表 8日に就任10年 比例票落ち込み、党勢拡大急務
9/6(金) 20:45配信毎日新聞
公明・山口代表 8日に就任10年 比例票落ち込み、党勢拡大急務
安倍晋三首相と内閣改造について協議後、記者団の質問に答える公明党の山口那津男代表=首相官邸で2019年9月6日午後5時51分、川田雅浩撮影
 公明党の山口那津男代表(67)が8日で就任10年を迎える。安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正などを巡り、「平和の党」を掲げる公明党としては対応に苦慮する場面もあるが、堅実な党運営で「長期政権」を築いてきた。ただ、近年は国政選挙での比例得票数の落ち込みが目立っており、党勢拡大が急務となっている。

 「政権の安定的運営に最大限の力を注いできた。これからも国民の期待に応える政権運営を目指したい」。山口氏は6日、首相官邸で記者団にそう語り、10年を振り返った。

 山口氏は、2009年衆院選で太田昭宏代表(当時)が落選したことに伴い、同年9月に就任した。「幹部が軒並み落選し、当初は緊急避難的な登板だった」(党関係者)が、「なっちゃん」の愛称で支持母体・創価学会の婦人部を中心に支持を拡大。当時野党だった自民党との連携を続け、早期の政権復帰につなげたことへの評価は高い。

 一方で、集団的自衛権行使を容認した15年の安全保障関連法制定を巡っては、支持者からの反発も強く、17年衆院選比例代表の総得票数は697万票と1999年の自公連立政権誕生以降で初めて700万票を割った。先の参院選では653万票とさらに落ち込んだ。支持層が高齢化する中、新たな支持層を開拓し、党勢拡大を図ることが急務だ。

 このため、6日の党会合では、無党派層への浸透を図るため「広報企画会議」の設置とツイッターなどによる発信力強化を表明した。さらに山口氏が22日から党代表として初めてトルコを訪問することも発表。党外交に積極的な姿勢もアピールしている。【村尾哲】

407名無しさん:2019/09/19(木) 21:43:14
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000538-san-pol
公明幹事長代行に石井氏 山口代表の後継候補へ
9/19(木) 14:13配信産経新聞
公明幹事長代行に石井氏 山口代表の後継候補へ
公明党中央幹事会に臨む石井啓一幹事長代行=19日午後、東京都新宿区の公明党本部(春名中撮影)
 公明党は19日の中央幹事会で、石井啓一前国土交通相(61)を党幹事長代行に起用する人事を承認した。斉藤鉄夫幹事長の下で国会運営や選挙などの党務を経験させ、山口那津男代表の後継候補として育てる狙いがある。

 また、魚住裕一郎前参院議員の引退に伴い空いていた党参院会長に西田実仁(まこと)参院幹事長(57)を充て、後任の参院幹事長に谷合正明参院政審会長(46)を起用することも決めた。

 山口氏は石井氏の人事に関し、党本部で記者団に「党運営の実務を幹事長とともに担う重要な立場だ。閣僚経験も生かしてほしい」と述べた。他の党幹部はほぼ留任となり、「基本的体制は継続性をもって進め、あとは次の布石を打つ構えだ」と語った。

 公明党は、平成27年9月の安全保障関連法成立などを機に一部の支持層が離反し、最近の国政選挙では比例代表得票数が700万票を割り込んでいる。次期代表を見据えた石井氏の要職への起用や、谷合氏ら若手の登用を通じて清新さをアピールし、党勢拡大につなげたい考え。

 太田昭宏前代表ら党の中心メンバーが軒並み落選した21年衆院選直後に代表となった山口氏は8日で就任10年を迎えた。来年秋の党大会で執行部の顔ぶれが大きく変わる可能性もある。

 次の焦点は党憲法調査会事務局長の人事だ。自民党は10月4日召集予定の臨時国会で党を挙げて憲法改正の議論を進める方針で、公明党の人選が注目されている。(清宮真一)

408チバQ:2019/09/20(金) 11:35:21
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190919-00000043-mai-pol
公明、石井前国交相が幹事長代行に 参院会長には西田氏を選任
9/19(木) 17:38配信毎日新聞
公明、石井前国交相が幹事長代行に 参院会長には西田氏を選任
公明党本部=東京都新宿区で、曽根田和久撮影
 公明党は19日の中央幹事会で、11日の内閣改造で国土交通相を退任した石井啓一氏(61)=衆院比例代表北関東ブロック=を幹事長代行に充てる人事を決定した。

 石井氏は当選9回。党政調会長などを経て2015年10月から国交相を務め、在任期間は公明党の閣僚で歴代最長となっていた。斉藤鉄夫幹事長と共に国会対策や選挙を取り仕切る。山口那津男代表は記者団に「これからの党運営の要衝を担ってもらう。閣僚経験を生かしてほしい」と語った。

 また、19日の党参院議員総会で、7月の参院選に立候補せず勇退した魚住裕一郎前参院会長の後任に、西田実仁(まこと)参院幹事長(57)を選出した。参院幹事長には谷合正明参院政審会長(46)が就任した。【村尾哲】

409とはずがたり:2019/09/23(月) 23:11:04

“待機組”平沢勝栄氏 入閣見送りの裏に公明山口代表の怨念
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261919
公開日:2019/09/18 06:00 更新日:2019/09/18 06:00

410チバQ:2019/09/26(木) 13:27:14
https://www.sankei.com/politics/news/190920/plt1909200001-n1.html
【政界徒然草】公明・赤羽国交相起用でうごめくポスト山口代表レース
2019.9.20 01:00
 公明党が山口那津男代表(67)の後継候補育成に動き出した。19日の中央幹事会で、石井啓一前国土交通相(61)を幹事長代行に起用することが決まった。将来の「党の顔」となることを見据え、要職で実務経験を積ませる狙いがある。石井氏の後任である赤羽一嘉国交相(61)を起用した裏には、党勢拡大の思惑も見え隠れする。

石井氏を党務で「育成」

 「幹事長代行は、党運営の実務を幹事長とともに担う重要な立場だ。これまでの閣僚経験を生かしてもらいたい」

 山口氏は19日の中央幹事会後、記者団に石井氏を幹事長代行に据えた狙いをこう説明した。歴代最長の3年11カ月にわたり国交相を務め、党務に復帰した石井氏の処遇は、今後の党体制の方向性を暗示する。

 旧建設省出身の石井氏は平成5年に衆院初当選。財務副大臣や党政調会長を歴任し、国交相としても手堅い仕事ぶりが評価されてきた。

 今回の閣僚交代は在職期間が長すぎるという理由だけではない。石井氏は党の要職経験が十分といえず、支持母体である創価学会の幹部は「『ポスト山口』の1人として育成モードに入った」とみる。

 こうした見方の背景に、山口氏が今月8日で代表就任から10年を迎え「明確な次期代表候補がいない」と懸念される事情がある。来年秋に執行部人事を決める党大会が控えていることも影響している。

 21年衆院選で落選した太田昭宏前代表の後任として急遽(きゅうきょ)「党の顔」に就任した山口氏は、もともと2年衆院選で国政に進出した。執行部を固める井上義久(72)、北側一雄(66)の両副代表や石田祝稔(のりとし)政調会長(68)も「平成2年組」だ。

 5年初当選の太田氏は10月に74歳となるため「任期中に69歳を超える場合は原則公認しない」との党の定年制に従い、次期衆院選で東京12区から出馬しないことが決まっている。

 山口氏とともに、学会青年部出身の太田、井上両氏らが屋台骨を支えてきた指導体制は転換期を迎え、世代交代が進みつつある。

 こうした中、新たに国交相に就いた赤羽氏は内閣改造当日の11日、「現場第一主義が私の信条」と強調した。翌12日にはさっそく台風15号で被災した横浜市内を視察した。

 赤羽氏は商社勤務を経て5年に衆院初当選。衆院国土交通委員長や財務副大臣を経て、第2次安倍晋三内閣で経済産業副大臣を務めた。安倍首相とは初当選同期で、公明党の現職国会議員の中では特に親しい。

411チバQ:2019/09/26(木) 13:27:39
 一方、ラグビーの全日本高校選抜にも選ばれたラガーメンで、党執行部批判も辞さない「武闘派」として知られる。率直な物言いが煙たがられ、改造前は入閣候補の「大穴」との見方が強かった。党幹部を経験せずに抜擢(ばってき)されたこともあり「サプライズ人事」と受け止められた。

 山口氏は赤羽氏起用の理由を「若い世代に積極的に活躍してもらう」と説明する。ただ党内の陣容を見渡すと、苦しい事情もうかがえる。

党勢退潮に危機感

 党や学会の関係者によると、当初、石井氏の後任と有力視された石田氏は68歳という高齢に加え、連立を組む自民党の岸田文雄政調会長との関係継続が重視され、留任したとみられる。

 5年初当選組をみると、高木陽介氏は昨年、国対委員長に就いたばかり。政策通で知られる上田勇氏は29年衆院選で落選し、今は国政の場にいない。有資格者から選抜した結果、安倍首相と良好な関係にある赤羽氏に白羽の矢が立ったとみることもできる。

 国交相は道路や運輸、建設、観光など国民生活に身近な幅広い分野を担う。今後は「ポスト山口」候補とともに、公明党唯一の閣僚としても有権者への発信力を期待されている。党は最近の国政選挙の結果を踏まえ、党勢拡大を「根源的な課題」と捉えているためだ。

 公明党の比例代表得票数は28年参院選で757万票だったが、29年衆院選は697万票に落ち込み、今年7月の参院選では653万票とさらに減った。

 参院で過去最多の28議席を獲得しながら「票を増やすのは党の重要な役割だ。中核支持層周辺の有権者に投票してもらえるよう活動を強化する」(党幹部)と危機感は強い。

 公明党はこれまで安倍政権との親和性が高くないリベラル勢力を取り込み、政権の安定に貢献してきた。しかし、集団的自衛権の限定的行使を容認した27年の安全保障関連法成立を機に、支持層の一部が離反している。

 学会幹部は「右派も左派も関係なく、公明党持ち前の弱者目線で政策を発信できるかどうかだ」と語る。新たな陣容で党勢拡大につなげられるかは今後の取り組みにかかっている。

(政治部 清宮真一)

412とはずがたり:2019/10/23(水) 19:00:18

公明・北側副代表、自民憲法改正案に改めて慎重な姿勢
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20191019-00000011-jnn-pol
10/19(土) 2:30配信
TBS News i

 公明党の北側副代表はTBSのCS番組「国会トークフロントライン」の収録で、参議院議員選挙での合区解消など、自民党が提示している憲法改正案について改めて慎重な姿勢を示しました。

 「県から必ず1人出すんだというふうな書き込みをするのであるならば、(憲法)43条との関係、全国の代表と、そことの関係、やはり整合性を持つようにしないといけない」(公明党 北側一雄副代表)

 北側氏は、合区解消のため参院選で各都道府県から1人以上選出できるようにするという自民党の憲法改正案について、「憲法43条に衆議院も参議院も全国の代表と書いている。一票の価値は平等でなければいけない」と指摘し、合区解消と「一票の格差」の是正に整合性を持たせる必要があると強調しました。

 また、9条に自衛隊を明記する案についても「単に自衛隊の明記をする必要がどこまで高いのか」と述べ、改めて慎重な姿勢を示しています。(18日20:37)

最終更新:10/19(土) 7:25
TBS系(JNN)

413とはずがたり:2019/12/28(土) 20:24:03

公明・山口代表「特措法に匹敵」 自衛隊派遣の閣議決定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000545-san-pol
12/27(金) 15:20配信
産経新聞

 公明党の山口那津男代表は27日、中東海域への自衛隊派遣に関する閣議決定を受け、国会内で記者団に「自衛隊の部隊を海外に出すことは、これまで特別措置法を制定して対応した経過がある。それに匹敵する閣議決定の内容になった」と述べた。

 山口氏は閣議決定の具体的内容に触れ「目的を明確にし、情報収集が、優先順位の高い外交努力と連動して効果を上げるようにさせる。1年間という期間を区切って行い、活動の結果を国会に報告するシビリアンコントロール、民主的統制に付した」と強調した。

 同時に「法律的事項でないにもかかわらず、あえて重要性と説明責任を尽くさせる観点から閣議決定にした。国会での議論を通じ、国民に広く理解してもらう必要がある」とも語った。

414チバQ:2020/04/10(金) 17:19:22
動員できないとという党利党略かもしれないが
仕方ないかと思う
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200410-00000091-jij-pol

山口公明代表、地方選延期を改めて主張 緊急事態宣言


4/10(金) 17:13配信

時事通信



 公明党の山口那津男代表は10日の党参院議員総会で、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が発令された地域で予定される地方選挙を延期できる法案の提出に意欲を示した。

 同党のこうした主張には政府・自民党や野党から異論が相次いでいるが、山口氏は「大きな制約を受ける中で民主主義の基本に沿った選挙ができるのか」として改めて提唱。2020年度補正予算案と同時に大型連休前の成立を目指す考えも示した。

415チバQ:2020/04/12(日) 15:13:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2004100040.html
公明、「3密」回避で地方選延期を主張 組織戦に危機感
2020/04/10 20:34産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う7都府県への緊急事態宣言を受け、公明党が地方選の延期を訴えている。選挙活動は密閉、密集、密接の「3密」につながりかねないためだが、得意とする組織戦を展開できないとの危機感も透ける。

 「7、8割の人の動きをやめてほしいと政府が要請している中で、人が集まらざるを得ない環境を強いることが民主主義のあり方に沿っているのか」

 公明党の山口那津男代表は10日の党参院議員総会でこう述べ、地方選延期の必要性を主張した。9日には北側一雄中央幹事会長が、地方選を延期するための特例法を今月下旬に成立させたいとの考えを表明。5月6日までの宣言の期間中の選挙を想定するが、宣言の期間や対象が広がることも視野に入れている。

 選挙の投開票所は「3密」となる可能性がある。候補者や政策を有権者に広めるためには集会や街頭演説をはじめとする選挙運動も欠かせないが、現状では制限がかかり、党幹部は「これでは健全な選挙とはいえない」と主張する。

 特に公明党は地方選を重視しており、徹底した組織運動を強みに党勢を拡大してきた。それだけに新型コロナが収束するまで各地方選を延期したいのが本音だ。8日の自民党との幹事長、国対委員長会談でも延期に理解を求めた。ただ、自民党は消極的で、同党中堅は「今のところ動くつもりはない」と突き放す。

 公明党関係者は「選挙でクラスター(感染者集団)が発生したら責任を取れるのか」と懸念するが、高市早苗総務相は10日の記者会見で「不要不急の外出に当たらない」と投票を呼びかけた上で、延期については「各党各会派でよく議論してもらわないといけない」と述べるにとどめた。(石鍋圭)

416チバQ:2020/04/17(金) 11:05:07
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200417-00000026-jij-pol

公明、「連立離脱」論で押し切る 官邸主導の政治手法に影 現金給付1人10万円


4/17(金) 7:16配信

時事通信







公明、「連立離脱」論で押し切る 官邸主導の政治手法に影 現金給付1人10万円


首相官邸に入る安倍晋三首相=16日午前、東京・永田町


 新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済対策で、焦点の現金給付は国民1人当たり10万円とすることが決まった。

 連立解消まで持ち出した公明党の強硬な要求に安倍晋三首相が折れた形で、2020年度補正予算案を組み替える異例の展開となった。第2次政権発足以降貫いてきた官邸主導の政治手法が今回ははね返され、首相の求心力低下も印象付けた。

 「今、やらないと私も首相もおしまいですよ」。15日午前の首相官邸。公明党の山口那津男代表は首相に語気を強めて一律10万円給付の実現を迫った。複数の与党関係者によると、山口氏はこの際、「連立離脱」の可能性に踏み込んだとされ、あまりのけんまくに首相も動揺を隠せなかった。

 公明党は当初から10万円の給付を主張したものの、減収世帯に対象を絞った30万円給付で決着。公明支持層からは「受け取れない人が多い」との怒りが渦巻いた。公明党幹部によると、支持母体の創価学会から「このままでは公明の選挙に協力できない」と通告を受け、山口氏は危機感を募らせていた。

 30万円給付は自民党内でも不評で、同党の二階俊博幹事長が14日、国民1人当たり10万円の現金給付を行うべきだと表明。お株を奪われた公明党は「所得制限なし、一律10万円」実現へと一気にかじを切った。二階氏は追加の経済対策として検討の必要性を訴えたものだったが、公明党は失地回復の機会とみて攻勢を強め、予算の組み替えを要求。山口氏は斉藤鉄夫幹事長らに「決して妥協するな」と号令をかけた。

 首相周辺は15日夜、「公明党が連立を降りると言っている。今回は譲らざるを得ない」と環境整備に着手。16日に麻生太郎副総理兼財務相、二階幹事長を相次いで首相官邸に呼び、こうした方針を正式に伝えた。

 30万円給付は経済対策の目玉政策だったはずだが、結局実現しなかった。調整に汗をかいてきた自民党の岸田文雄政調会長の周辺からは「メンツをつぶされたように映り腹が立つ」(岸田派若手)と恨み節が漏れた。

 一連のコロナ対応をめぐっては、布マスクの全戸配布や、首相が自宅でくつろぐ動画の公開などで政権は批判を浴び、内閣支持率も下落傾向にある。公明党関係者は「首相が自分の周辺だけで物事を決めるからだ」と語り、トップダウンの政治手法を厳しく断じた。

 安全保障関連法を制定するため集団的自衛権の行使を容認した15年でも封印していた連立離脱カードを切るほど公明党内の不満が高まっていたことが明らかとなり、自民党幹部は「公明は押せば通ると思っていた。根回し不足だった」と唇をかんだ。

417チバQ:2020/04/24(金) 09:39:04
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-00000016-jij-pol

地方選延期法案、お蔵入りの公算 「10万円」騒動で主張抑制 公明


4/24(金) 6:54配信

時事通信



 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて公明党が唱える地方選延期法案は、お蔵入りする公算が大きくなった。

 自民党が「選挙は不要不急ではない」(幹部)として実現に否定的な態度を崩さないためだ。公明党も声高に迫れば、先の現金10万円給付騒動に続き、連立関係がぎくしゃくしかねないと判断、主張を抑制している。

 「感染を恐れて投票行動を控えた人も多いと思う。どうあるべきか各党に真剣に考えていただきたい」。公明党の山口那津男代表は21日の記者会見で、緊急事態宣言の全国拡大を踏まえ、延期法案の必要性を訴えた。

 同党は支持母体の創価学会をフル回転させた組織戦が持ち味。山口氏には、このまま選挙が続けば、支持者の「外出自粛」により党の力がそがれるとの危惧がある。

 ただ、10万円給付を「強引」に政府・自民党にのませて以降、公明党内の空気は微妙に変化。幹部は「(延期は)無理やりやるものではない」と指摘。別の幹部は「少なくとも自民党の合意が得られないと」と話す。

 北側一雄中央幹事会長も23日の記者会見で「(地方議員の)任期を延ばすのは恣意(しい)的にやってはならない」と述べ、延期実現は与野党の幅広い合意が前提との考えをにじませた。

 自民党関係者は延期法案について「もう終わった話。10万円給付の実現と引き換えに、公明党はその話を下ろした。動きはない」と語った。

418チバQ:2020/05/15(金) 13:29:54
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200514-00010012-jisin-soci

公明党・山口代表に失望続々…「与党のブレーキでは?」の声


5/14(木) 22:03配信

女性自身







公明党・山口代表に失望続々…「与党のブレーキでは?」の声


(写真:アフロ)


公明党の山口那津男代表(67)が5月12日、Twitterで検察庁法改正案について言及した。しかし、その内容を疑問視する声が相次いでいる。

同日、Twitterで《検察官の定年延長を含む検察庁法改正案の趣旨が国民に伝わるよう、政府として丁寧に説明していただきたい》と切り出した山口代表。さらに《検察官は一般職の国家公務員でもあり、一方で司法の担い手の一翼でもあることを踏まえて制度化を図っているという趣旨がよく理解できるよう、説明責任を尽くしてもらいたいと考えます》とつづった。

検察庁法改正案は、内閣の判断で検察幹部の役職定年を延長できるようにするもの。そのため「内閣による恣意的な人事が可能になることで、検察官の政治的な独立性や中立性が脅かされるのでは」と懸念されている。また「黒川弘務検事長の定年延長を後追い的に合法化するのか」という見方や、何より「コロナ禍にある今、国会審議を急ぐべきことなのか」と批判されている。

そうした多くの疑問をはらみながらも、今国会で採決をするという意向に異論を示さない公明党。12日に開かれた「検察庁法改正案に関する緊急記者会見」には、自民党とともに「会議」を理由とし不参加を表明していた。

公明党は「与党のブレーキ役」ではなかったのかーー。Twitterでは山口代表の投稿に対し、厳しい声がこう上がっている。

《政権側にいるからブレーキ役になれるというなら、本気の姿勢を見せていただきたいです。その為に、議員という職に押し上げた有権者もいるはずです》
《このまま押し切られるなら公明も傍観者にすぎない》
《単なる、「公明党は政権の暴走を止めるブレーキ役やってる感」アピール》

また「山口代表にも説明責任があるのでは」とし、こんな声も上がっている。

《貴方も与党の一部です。ご自身でも、きちんとご説明なされてはいかがですか?》
《説明責任を自民党だけに求めるのはおかしいです》
《他人事のように言ってますが、与党党首なのだから自分の言葉で趣旨を説明すべきでしょう。しかも自身も弁護士なのですから、日弁連や全国の弁護士会が示している反対の声に正面から向き合い回答すべきです》

13日に衆院内閣委員会で行われた検察庁法改正案に関する質疑で、野党が森まさこ法務大臣(55)の出席を求めたが与党は拒否。代わりに自民党・武田良太行政改革担当相(52)が答弁に立ったものの、「法務省の職員でもないので具体的に言えない」などと連発。また同日、強行採決に反対を表明した自民党・泉田裕彦議員(57)は内閣委員を外されることとなった。

「至誠一貫」を政治信条とする山口代表はどう考えているのだろうか?

419名無しさん:2020/06/23(火) 00:04:33
集団ストーカー被害者の人々よ!拡散頼む!

【都知事選2020】集団ストーカーから国民を守る党
http://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/bouhan/1592242484/

420とはずがたり:2020/07/14(火) 19:50:57
Gotoは公明党案件だなあ
>一方、政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、「観光業は甚大な打撃を受けており、感染防止策を実行したうえで、徐々に観光にも力を入れていこうという流れだ。感染が心配だからキャンペーンをやめるのは過度な対応だ」と述べました。

コロナ感染「国と都が言い合う状況ではない」公明 山口代表
2020年7月14日 14時48分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200714/k10012514891000.html

東京都内での新型コロナウイルスの感染状況をめぐって、公明党の山口代表は、「『国のせいだ』、『都の問題だ』と言い合っている状況ではない」と苦言を呈しました。一方、政府の「Go Toキャンペーン」について、「感染が心配だからやめるのは過度な対応だ」と述べました。

東京都内での新型コロナウイルスの感染状況をめぐって、菅官房長官が「東京中心の問題になってきている」と述べたのに対し、小池知事は、消費喚起策と感染拡大の防止策との整合性をどのようにとるのかを国が示すべきだという認識を示しました。

これについて、公明党の山口代表は、記者会見で「国も地方も結束して取り組まなければ乗り越えられず、政府や自治体の人たちには発言に注意してもらいたい。『国のせいだ』、『都の問題だ』と言い合っている状況ではない」と苦言を呈しました。

そのうえで「都民や国民が安心するよう、感染経路不明のところにも有効な手を打つ行政の対応と説明が必要だ」と指摘しました。

一方、政府の消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、「観光業は甚大な打撃を受けており、感染防止策を実行したうえで、徐々に観光にも力を入れていこうという流れだ。感染が心配だからキャンペーンをやめるのは過度な対応だ」と述べました。

421とはずがたり:2020/07/15(水) 22:21:23
公明 新たなミサイル防衛体制の在り方議論へ
2020年7月15日 18時53分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200715/k10012517411000.html

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の山口・秋田両県への配備断念を受けて、公明党は新たなミサイル防衛体制の在り方を議論していくことを確認しました。

「イージス・アショア」の山口・秋田両県への配備断念を受けて、公明党は、外交安全保障調査会を開き、防衛省の担当者らから、配備を断念した経緯や、イージス艦と地上配備型の迎撃ミサイルPAC3などを組み合わせた、現状のミサイル防衛体制などについて説明を受けました。

出席した議員からは「代替案の検討を進めるべきだ」とか、「ミサイル防衛体制の概念を大きく変える必要はないのではないか」といった意見が出されたものの、自民党が保有の是非を議論している「敵基地攻撃能力」への言及はなかったということです。

そして今後、有識者を招いて意見を聞くなどして、新たなミサイル防衛体制の在り方を議論していくことを確認しました。

422チバQ:2020/07/28(火) 18:22:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed61d9c5cfdfe90a032ec65c3e156ac57ba63f80
公明・山口代表の7選有力、課題は世代交代…「党の顔として代わりがいない」の声も
7/24(金) 21:29配信


(写真:読売新聞)
 任期満了に伴い9月に行われる公明党代表選で、山口代表(68)の無投票での7選が有力となっている。代表在任はすでに約11年に及ぶ。山口氏を含めて党幹部が軒並み「定年」を迎える中、世代交代という課題が重くのしかかっている。

 山口氏は22日のインターネット番組で、党代表選について「アフターコロナの世界にどう取り組むかが政策の柱になっていく。次の政権と話を尽くしていきたい」と述べた。来年9月に自民党総裁任期を迎える安倍首相の「次の政権」に触れ、自らの続投に意欲を示した格好だ。

 党代表任期は2年。山口氏は2009年9月、太田昭宏氏(74)の後を継いで代表に就くと、無投票での再任を繰り返してきた。衆院議員の任期満了を来年10月に控え、党内では「次期衆院選の党の顔として代わりがいない」(幹部)との見方が大勢で、9月27日開催で調整している党大会で正式に承認される見通しだ。

 ただ、19年の参院選では比例選の得票が16年の前回選から約100万票減少し、「『山口体制』長期化の疲れが出ている」(党関係者)との指摘が出た。自民党との連立樹立から20年が経過し、次期衆院選に向け、政権内でどう独自色を発揮するかが問われている。

 最大の課題は世代交代だ。公明党は国会議員や地方議員について「議員在任中に69歳か在職24年を超えない」とする内規がある。山口氏は昨年の参院選で、任期中に69歳を超えるが例外扱いとなった。次期衆院選では、現職29人のうち斉藤幹事長(68)、石田政調会長(68)、太田氏ら10人が内規に抵触する。

 山口氏は22日の番組で、「若い世代に理念なり伝統を引き継いでいかなければならない」とも語り、党の世代交代の必要性を強調した。党内には「国会議員への例外扱いを増やせば地方議員に示しがつかない」として厳格な運用を求める声がある。

 しかし、定年で幹部が一律に引退すれば、党運営が不安定になるのは必至だ。7月2日には北側一雄副代表(67)の例外扱いが決まり、斉藤氏も例外扱いとした上で幹事長の続投が有力視されている。山口氏が党大会に合わせて行う党役員人事で、世代交代を進められるかどうかが当面の焦点となる。

423チバQ:2020/07/29(水) 23:06:58
第49回衆議院議員総選挙(任期満了2021年)スレ
1107: チバQ :2020/07/29(水) 23:04:35
>>1075とか  公明党
任期中に69歳を超えてはならない
→富田より上あたりが引っ掛かりそう
通算24年の在職制限
ポスト山口世代の、石井啓一・赤羽一嘉・佐藤茂樹・高木陽介あたりが軒並み引っかかりそう

氏名 生年月日 当選回数 選挙区
太田昭宏 1945年10月6日 8 東京12   前代表
井上義久 1947年7月24日 9 (比)東北 副代表
桝屋敬悟 1951年4月3日 8 (比)中国
石田祝稔 1951年9月1日 8 (比)四国 政調会長
斉藤鉄夫 1952年2月5日 9 (比)中国 幹事長 元環境大臣
高木美智代 1952年9月13日 6 (比)東京
北側一雄 1953年3月2日 9 大阪16 【公認済】副代表
富田茂之 1953年10月1日 8 (比)南関東  
↑年齢内規に引っかかる
大口善徳 1955年9月5日 8 (比)東海
江田康幸 1956年3月19日 7 (比)九州
古屋範子 1956年5月14日 6 (比)南関東
稲津久 1958年2月9日 4 北海道10 【公認済】
石井啓一 1958年3月20日 9 (比)北関東   幹事長代行 前国土交通相
赤羽一嘉 1958年5月7日 8 兵庫2 【公認済】国土交通相
竹内譲 1958年6月25日 5 (比)近畿
佐藤茂樹 1959年6月8日 9 大阪3 【公認済】選挙対策委員長
高木陽介 1959年12月16日 8 (比)東京 国会対策委員長
佐藤英道 1960年9月26日 3 (比)北海道
太田昌孝 1961年8月28日 1 (比)北陸信越
浮島智子 1963年2月1日 3(参1) (比)近畿
岡本三成 1965年5月5日 3 (比)北関東 【公認済:東京12】
遠山清彦 1969年6月5日 4(参2) (比)九州 【公認済:神奈川6】
伊藤渉 1969年11月13日 4 (比)東海
浜地雅一 1970年5月8日 3 (比)九州
鰐淵洋子 1972年4月10日 1(参1) (比)近畿
國重徹 1974年11月23日 3 大阪5 【公認済】
伊佐進一 1974年12月10日 3 大阪6 【公認済】
濱村進 1975年9月30日 3 (比)近畿
中野洋昌 1978年1月4日 3 兵庫8 【公認済】

輿水恵一 元職 (比)北関東 【公認済】
福重隆浩 新人 (比)北関東 【公認済】
中川康洋 元職 (比)東海 【公認済】
金城泰邦 新人 (比)九州 【公認済】

424チバQ:2020/08/03(月) 13:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/850544740fa3b6d1f7efceef3ca6ab0e0a19e939
「なっちゃん人気も限界だ」公明・山口代表7選有力…進まぬ世代交代
8/2(日) 11:49配信


公明党の山口那津男代表
 任期満了に伴う9月の公明党代表選で、山口那津男代表(68)の無投票での7選が有力視されている。代表在任はすでに約11年に及ぶが、次の衆院選を見据え「党の顔」は代えられないとの見方が大勢だからだ。ただ山口氏を含む執行部の高齢化が目立ち、世代交代や党勢回復が課題となっている。

 「コロナ後の世界にどう取り組むかが、政策の柱になっていく。次の政権、自民党と話を尽くしていきたい」。山口氏は7月末のインターネット番組でこう語り、続投に意欲をにじませた。代表選は9月27日開催で調整を進める党大会で実施される。

 山口氏は2009年9月、太田昭宏氏(74)の後を継いで代表に就任。支持母体・創価学会の信頼は厚く、在任期間6期11年は歴代2位で、1998年の再結党からは最長になる。

 ただ、2019年の参院選では比例代表の得票が16年の前回より約100万票減少。党内からは「『なっちゃん』人気も限界だ」との不満の声も出ている。だが、世代交代が進んでおらず、次のトップが育っていないのが実情だ。

 定年を巡る党内規は「任期中に69歳か在職24年を超える場合は原則公認しない」となっている。山口氏は昨年の参院選で、任期中に69歳を超えるが例外扱いとなった。

 次の衆院選では、現職29人のうち10人が内規に抵触する。早期解散の可能性も取り沙汰される中で、幹部が一斉に引退すれば党運営が不安定になるため、北側一雄副代表(67)は例外扱いが決まり、斉藤鉄夫幹事長(68)も例外扱いとした上で、幹事長の続投が有力視されている。

 昨秋には石井啓一前国土交通相(62)が幹事長代行に就任し、山口氏の後継として期待されているが、知名度不足は否めず、党の顔には時期尚早との声もある。

 首相官邸や自民党とのパイプ役の育成も急務だ。山口代表と安倍晋三首相とは一定の距離感があり、太田氏らベテランに頼る場面も目立つ。公明関係者は「長期政権に慣れすぎた弊害だ」と嘆く。(下村ゆかり)
西日本新聞

425とはずがたり:2020/08/21(金) 22:28:05
斉藤・公明幹事長「極めて遺憾」 秋元容疑者再逮捕を批判
https://mainichi.jp/articles/20200821/k00/00m/010/184000c
毎日新聞2020年8月21日 18時45分(最終更新 8月21日 18時45分)

426とはずがたり:2020/08/25(火) 15:53:59

公明の旅行業界推しが強い。

「GoTo」東京追加を 山口公明代表
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020082500595
2020年08月25日12時38分

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 公明党の山口那津男代表は25日の記者会見で、政府の観光需要喚起策「Go To トラベル」の対象から除外された東京都に関し、追加を検討するよう求めた。<下へ続く>


 山口氏は「東京の(新型コロナウイルスの)感染状況も、専門家や分科会等の分析によれば、ピークを越えたという認識を示している。東京も加える可能性についてしっかり検討してほしい」と述べた。

427とはずがたり:2020/09/01(火) 19:54:20
週末,義父母と女房・子どもが大阪のリーガロイヤルにお泊まりに出かけたんだけど日曜日のチェックアウト時に公明党の山口代表を見かけたとのこと。大阪に来てた模様。これ(大阪市内で開かれた同党議員向けの研修会)の様だ。

都構想投票と衆院選 「同時期避けたい」と公明代表
大阪都構想 関西 大阪 社会・くらし
2020/8/30 22:00日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63225610Q0A830C2AC8Z00/

428とはずがたり:2020/09/04(金) 16:30:19
早期解散に反対 公明の斉藤幹事長
2020年09月04日15時33分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090400828&g=pol

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は4日の記者会見で、早期の衆院解散・総選挙に反対の考えを強調した。「(新型コロナウイルスの)感染拡大が収束しつつある状況ではない。そういう中で解散・総選挙は行うべきでないとの考え方は全く変わっていない」と述べた。
早期解散は「状況次第」 菅氏、可能性否定せず

 一方、自民党総裁選後の連立政権合意については、15日に締結するとの見通しを示した。「ポストコロナ時代の社会の在り方やどう経済再生を果たしていくかという観点が最も大切だ」と指摘した。

429とはずがたり:2020/09/04(金) 18:20:44
総裁選後の早期解散「行うべきではない」 公明・斉藤氏
自民党総裁選2020
https://www.asahi.com/articles/ASN944FWDN94UTFK00H.html?ref=tw_asahi
大久保貴裕
2020年9月4日 13時41分

 公明党の斉藤鉄夫幹事長は4日の記者会見で、自民党総裁選後に選出される新首相が、早期に衆院解散・総選挙を行うことに否定的な考えを示した。新型コロナウイルスの影響で選挙準備が停滞している事情もあり、新政権も新型コロナ対策を優先するべきだとの考えを強調した。

 斉藤氏は「感染拡大が収束しつつある状況ではない。国民の多くも、感染拡大に色々心配をされている」と指摘。「そういう中で、解散・総選挙は行うべきではないとの考え方は全く変わっていない」と述べた。

 また、新政権発足に向けて自民、公明両党が新たに取りまとめる「連立政権合意文書」について、総裁選翌日の15日に両党首が署名するとの見通しも示した。

 解散・総選挙を巡っては、総裁選に立候補を表明した菅義偉官房長官が3日のテレビ番組で、新首相が速やかに総選挙で国民の信を問う必要性について問われて「状況次第だと思う」と述べ、波紋が広がっている。(大久保貴裕)

430名無しさん:2020/09/13(日) 14:13:34
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/fe407655b9c620dec2dff1cfaa166d3e299965cc

「菅義偉首相」にしがみつく創価学会と公明党の限界

9/13(日) 7:01
配信
現代ビジネス
菅義偉の力の源泉
写真:現代ビジネス

 「困難な中、一緒に努力してきたことが続けられなくなるのは非常に残念だ」

 8月29日午後、国会内で安倍晋三から辞意を伝えられた公明党代表の山口那津男は記者団を前に厳しい表情で語った。

【写真】安倍総理が恐れ、小池百合子は泣きついた「永田町最後のフィクサー」

 だが、2012年の第二次安倍内閣発足から8年近く、安倍と山口は数えきれないほど会談を重ねてきたにもかかわらず、最後までウマが合わない微妙な関係のままだった。

 リベラル思想の持ち主である山口は、気を許した相手との酒席では時に安倍を口汚く罵るほどの安倍嫌いであり、一方の安倍も「山口さんは形式的なことばかり言うから苦手だ」と側近にこぼしてきた。

 安倍政権下で常にギクシャクしていた自民党と公明党の仲を取り持ってきたのが、官房長官の菅義偉だ。

 公明党が支持者に約束してきた消費税の軽減税率導入問題で、2016年には財務相の麻生太郎や幹事長(当時)の谷垣禎一ら自民党側が強硬に反対する中、菅は「公明党が賛成しなければ法案は通らないし、選挙もできない」と公明党の主張を全面的に受け入れるよう安倍に迫り、飲食料品全般への軽減税率導入を実現させた。

 昨年の参院選では、公明党候補の苦戦が予想された兵庫選挙区に3回も入り、地元の自民党県連の猛反発を無視して、自民党支持の住宅・港湾関連の業界団体票を公明党に回すなどしてテコ入れし、当選させた。

 こうして強固さを増してきた公明党・創価学会とのパイプが、菅の力の源泉になってきた。

 いまや創価学会と本音で話ができる自民党議員は菅だけであり、衆院小選挙区ごとに2万票以上はあると言われる学会票を差配できるとなれば、選挙基盤が脆弱な若手議員たちは、こぞって菅になびく。

 昨年の参院選の広島選挙区で、新人の河井杏里が現職の溝手顕正を追い落として当選できたのも、菅の依頼を受けた創価学会が全力で河井を支援したからだった。菅と学会のパイプが河井当選の決め手だったのだ。もっともその河井夫妻が公選法違反で逮捕されたため、広島県の学会関係者の間では、菅に対する怨嗟の声が上がっている。

 学会とのパイプが有効なのは、自民党内だけではない。日本維新の会代表の松井一郎は、公明党が成否のカギを握る「大阪都構想」の実現に向け、菅に公明党対策をたびたび頼み込んできた。公明党・創価学会とのパイプは、維新をも引き寄せる効果があるのだ。

431名無しさん:2020/09/13(日) 14:15:08
>>430

学会の中枢と直結している
Photo by gettyimages

 自民党のベテラン職員は「菅は、かつての野中広務と同じような立場に立ったな」と評するが、そのパイプは野中以上に強い。

 それは菅が、2010年の参院選以降、創価学会で選挙対策を一手に担っている副会長で広宣局長の佐藤浩と極めて親密な関係を築き、その佐藤は会長の原田稔と主任副会長で本部事務総長の谷川佳樹という、今の学会を動かす中枢と直結しているからだ。

 創価学会の絶対的な指導者である名誉会長の池田大作が、体調悪化により人前から姿を消して10年余。もはや池田が指揮をとれなくなっていることは明らかで、原田と谷川が名実ともに学会を動かしている。

 そこに直結している佐藤と菅との約束は、そのまま創価学会と日本政府の約束になる。7年8か月の安倍政権の間に、公明党を「中抜き」して政府と創価学会の間で直接、物事が決まるという歪な関係ができているのだ。

 だが、こうした現状は、創価学会にとって政府・自民党とのパイプが菅だけになっているという脆さの裏返しでもある。

 自公連立政権発足当時の小渕恵三内閣では、官房長官の野中だけでなく、政権の後ろ盾だった元首相・竹下登や首相の小渕自身、それに古賀誠や大島理森などがそれぞれ学会や公明党の幹部とパイプを持ち、自民党と重層的な関係を築いていた。

 だが、安倍政権では菅ー佐藤ライン一本だ。それは代表の山口や、前幹事長で副代表の井上義久ら公明党の幹部が、安倍政権との間にパイプを作ってこなかったことの裏返しでもある。そもそも佐藤が菅との関係を深めるようになったのも、公明党幹部たちが安倍政権中枢との関係を作れず、機微な情報が入ってこないことに苛立ちを深めたからだった。

 こうした現状は、もし菅が政権中枢から外れてしまえば、政権とのパイプが直ちに失われることも意味している。学会幹部によれば、学会内でもそうした懸念の声は以前から出ていたという。だが、公明党・学会の意向を受けて自民党内をまとめてくれる剛腕政治家は他に見当たらず、菅が学会の「打ち出の小槌」になっていることから、学会は菅との関係にさらに嵌っていく。その結果、公明党・創価学会は菅に対して異常なまでに配慮を見せるようになった。

432名無しさん:2020/09/13(日) 14:16:34
>>431

「早期解散」をめぐる公明党の変節
 公明党は、東京都議選を国政選挙と同程度に重視する。1955年の統一地方選で創価学会が初めて政界に進出した際、学会の最高幹部が都議選で当選したことや、宗教法人としての認証を得ていた自治体が当時は東京都だったことも相俟って、東京都議は国会議員と同等に扱われ、その選挙には毎回、全国の学会員を動員して全員当選を目指してきた。

 しかし、衆院選がその都議選と近接した時期に行われると、どちらかの選挙の運動量が極端に落ちるため、従来、学会・公明党は都議選の前後半年ほどは衆院解散を避けるよう自民党側に全力で働きかけてきた。実際、都議選の1か月後に行われた2009年の衆院選で公明党は惨敗。2017年にも都議選から3か月後に衆院選が行われ、議席を大きく減らしている。いずれも解散時期をずらしてほしいという公明党の要請を当時の首相、麻生太郎や安倍晋三に却下された結果だった。このうち2017年の際は、学会の佐藤が菅に解散の先送りを強く働きかけたものの、安倍は菅の申し出を受け入れなかったという。

 今回は、都議選が来年7月初めに行われる見通しである一方、同年10月には衆院が任期満了を迎えることから、学会としては本来、衆院選は来年1月頃までに終わらせてほしいと自民党側に強く求めるところだ。

 ところが、6月末に副総理の麻生太郎から「この秋に安倍首相の手で解散することが望ましい」との考えを伝えられた公明党幹事長の斉藤鉄夫は「準備が全く進んでいない」として反対する考えを示し、代表の山口も記者会見などで年内解散に慎重な考えを繰り返し強調した。公明党が、従来の考えと異なる主張をしたのは一体なぜなのか。

 安倍は、この6月に計8回も副総理の麻生太郎と会談した。麻生は、「新型コロナウイルス対策で批判を浴びて求心力が落ちている現状を打開するためには、早期に解散・総選挙を行うべきだ」と繰り返し進言し、安倍も「やれるときにやる」と検討する考えを示していた。

 菅はこの動きを警戒していた。理由は後で述べるが、菅は二度と安倍の手による解散はさせたくなかった。それゆえ、解散は「首相の専権事項」とされ、官房長官といえども言及しないことが永田町の暗黙のルールになっているにもかかわらず、7月30日、TBSのCS番組の収録で今秋の衆院解散の可能性について問われると「新型コロナウイルスの問題がこのような状況では、難しいのではないか」と明確に否定。その後も同様の発言を繰り返した。

 これには今井尚哉首相秘書官兼総理大臣補佐官ら安倍の側近たちが「何様のつもりだ。菅は総理の解散権を縛るのか」と憤った。

433名無しさん:2020/09/13(日) 14:17:50
>>432

菅の依頼だったのでは
 東京都議選を来年に控えているに関わらず、公明党はなぜ年内解散への反対姿勢を強調してきたのか。

 創価学会はこの夏、コロナ禍でストップしていた活動を9月初めから再開させる方針を固めていた。そのため、初秋の解散には対応できないとしても、11月以降の解散・総選挙であれば対応は可能だった。そもそも都議選のことを考えれば、本来は年末・年始までに衆院選を終わらせたほうが有難いはずだ。

 この謎は、菅の解散否定発言と照らし合わせれば氷解する。つまり、安倍の解散権を縛るため、菅が佐藤を通じて公明党側にも「解散に反対の声をあげてくれ」と依頼した――と考えれば全ては符合するのだ。

 創価学会は7月8日、東京・信濃町の本部別館で「最高協議会」を開催した。この会議は、毎年夏と冬の2回開かれ、全国13方面の方面長や婦人部長らの地方幹部と本部の幹部たちが一堂に集まり、組織の課題を話し合う重要会議だ。今回は、新型コロナ対策で出席者を普段の約半数の50人程度に絞り、開催日数も3日から1日に短縮して行われた。

 会議の重要テーマは次期衆院選に向けた体制作りだった。会議の中で佐藤浩は「いよいよ衆院の任期満了まで1年余となった。9月以降はいつ衆院の解散があっても万全の戦いができるよう準備を進めて欲しい」と檄を飛ばした。

 そして出席者が最も高い関心を寄せる衆院選の時期については、「来年7月の都議選から3か月後の10月の任期満了近くになる可能性が最も高い」との見方を示す一方、「可能性は高くはないものの、早期解散を模索する動きもあるのは事実なので、この秋から冬にかけての解散も皆無とはいえない」として、9月から全力で選挙準備に取り組むことを申し合わせた。

 佐藤と菅が蜜月関係にあることは、今や学会内で知らないものはいない。出席した幹部たちは、佐藤の言葉はすなわち菅の考えだと思って聞いていた。会議で佐藤の見立てを聞いたある幹部は「菅さんは『安倍首相はもはや解散できない可能性が高いし、そもそも解散させたくない』と思っているのだろう」と呟いた。

 この幹部の見方は当を得ていた。もともと安倍は、この夏に東京五輪を終えた後、今秋にも途中辞任して党員投票を省略した形の総裁選に持ち込み、気心に知れた政調会長の岸田文雄を後継にする――という青写真を検討していた。来年9月の任期満了まで務め、党員投票が行われる正式な総裁選が行われると、地方党員に人気の高い元幹事長・石破茂が総裁に就任する可能性が高まるからだ。

 ところが東京五輪は1年延期となった。現職の首相として五輪を迎えたいと願っていた安倍が、任期いっぱい首相を務めることと、後継を岸田にすることを両立させるためには、もう一度自らの手で解散に踏み切って勝利し、求心力を回復させるしかない。それゆえ、無理は承知でなお解散を模索していたのだ。

 (文中敬称略。中編につづく)

戸坂 弘毅

434名無しさん:2020/09/13(日) 14:23:21
>このうち2017年の際は、学会の佐藤が菅に解散の先送りを強く働きかけたものの、安倍は菅の申し出を受け入れなかったという。

435名無しさん:2020/09/20(日) 01:31:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e54cc1cfbe5472dae39712ce5a3139383348b57d
公明党・創価学会が解散総選挙に怯える想像以上に「深刻なワケ」
9/19(土) 6:01配信

 菅義偉が第99代内閣総理大臣に就任し、菅政権が誕生した。

 政権の発足とともに、衆議院を解散し、総選挙が実施されるのではないかという声が高まってきた。

 発足直後の世論調査の内閣支持率は、安倍政権に批判的だった朝日新聞でも65%と高水準の結果が出た。政権発足当初の支持率は高くなる傾向がある。大臣も留任が多く、失言によって早々に失職する可能性も低い。来年には任期も訪れる。前回の総選挙は、2017年10月のことだった。

 ところが、安倍晋三元首相が辞任する前から、早期の解散に反対を表明していたのが、連立のパートナーである公明党だった。7月22日には、山口那津男代表が日本記者クラブで会見し、「野党が弱いから今のうちに解散してしまえというのでは国民は歓迎しない。国民が納得する大義名分が必要だ」と述べた。

 山口代表は、安倍元首相が辞任を表明した後にも、重ねて早期の解散、総選挙に反対した。新型コロナ・ウイルスの感染は終熄しておらず、政治に空白を作ることを国民は望んでいないというのだ。

 従来なら、自民党の方も、こうした公明党の主張に、少しは耳を傾けたであろう。少なくともそのポーズは示したに違いない。しかし、今回はその気配はない。公明党がいくら反対しても、新政権に高い支持が集まれば、早期の解散に打って出ることだろう。

選挙の力が落ちてきている
 それにしても、なぜ公明党は、これほど強固に早期解散、総選挙に反対するのだろうか。

 公明党のもっとも強力な支持母体と言えば、日本で最大の新宗教教団、創価学会である。創価学会が、選挙活動に積極的であることはよく知られている。

 国政に限らず、選挙が近づくと、創価学会の会員は、投票を依頼するために知人友人の元を訪れる。たしかに高校の同窓生だが、卒業後会ってもいなかったという創価学会員が不意にやってきて、投票依頼するということも各所で見られた。

 こうしたことから、創価学会は宗教団体ではなく政治団体ではないかという批判の声も上がってきた。政教分離の原則に違反するのではないかという批判もある。

 にもかかわらず、最近の公明党、創価学会は、できるだけ総選挙を遅らせようとしてきた。

 他の選挙は、国でだろうと地方でだろうと、任期は決まっている。そうした選挙を遅らせることはできないが、衆議院には解散という選択肢がある。総選挙はなるべく遅くしてほしい。それが、公明党、創価学会の今の考え方なのである。

436名無しさん:2020/09/20(日) 01:32:25
>>435

「3密」ができない宗教活動なんて
 総選挙を望まない1つの理由としては、コロナ・ウイルスの流行ということがある。

 感染の拡大を防ぐためには、密な状態を避けなければならない。そのため、これは創価学会に限られないことだが、宗教団体はどこでも、多くの信者を集めて集会を開くことができなくなった。たとえ人数が少なくとも、会合さえ開けなくなった。

 さらに、他の会員を訪れることも難しくなった。まして、勧誘のために会員でない人間の元を訪れることもできない。選挙だからといって、投票依頼に行くことなど到底不可能な状勢である。

 創価学会の活動の中心には、地域の会員が定期的に集まって開く「座談会」というものがある。座談会では、布教活動の成果を発表するとともに、会員同士が励まし合う。その座談会を開くことがままならなくなったのだ。

 それは、創価学会の活動が停止されたことを意味する。機関誌である聖教新聞を見ていると、オンラインの活用が日本だけではなく、世界各国の会員のあいだで実践されていることが報告されている。

 また、直接会いに行けないので、日に3回は電話をかけ、それで励ますことが強く奨励されている。コロナ禍のもとでも、なんとか会員の絆を維持し、宗教活動を継続させようと必死なのだ。

 ただ、それがどの程度効果を上げているかは分からない。

変えざるを得ない学会の選挙
 創価学会の会員は、自分の選挙区ではないところで選挙が行われる際には、そこに知り合いがいれば、そこまで出かけていき、投票依頼を行う。

 その際、費用は自分で負担する。創価学会の組織から金が出ているわけではない。それだけ会員たちは、組織の発展に寄与しようと懸命なのである。そこに、公明党が選挙に強い究極の原因があった。

 ところが、最近の創価学会は、そうした従来の選挙活動のやり方を変えようとしている。

 7月8日に信濃町の創価学会本部で開かれた方面長会議において、選挙担当の佐藤浩副会長は、選挙活動のやり方を大きく変えるという方針を発表し、その場に集まった方面長たちを驚かせた。

 従来のように、直接会員が訪れて投票依頼を行ったり、電話で公明党への支持を呼びかけるのではなく、各候補者が、他の政党のように個人後援会を作り、会員をその後援会員にしていくというのである(週刊文春、8月6日号)。

 創価学会、公明党は、1960年代の終わりに、自分たちの組織を批判する著作の刊行を差し止めようとして「言論出版妨害事件」を起こし、世間から強く批判された。

 その際には、創価学会と公明党の政教一致の体制を改め、議員は創価学会の幹部の職をいっせいに退くこととなった。合わせて、公明党は「国民政党」への脱皮を宣言した。

 これは選挙活動を創価学会の会員に全面的に依存する体制を改めるということだが、現実には、それに成功しなかった。いつの間にか、選挙活動は創価学会任せというところに立ち戻ってしまい、それが今日に至っている。

 今回は、改めてそれを根本から変えようというわけである。

437名無しさん:2020/09/20(日) 01:32:49
>>436

一時代が終わったのか、深刻な高齢化問題
 なぜ急に、そんなことになってしまったのだろうか。

 そこには、これまで選挙活動を中心になって担ってきた婦人部の会員が高齢化したり、亡くなりつつあることが深く関係している。

 創価学会には、「四部」と呼ばれるものがある。それが、壮年男性の所属する壮年部、壮年女性の婦人部、未婚、ないし年齢の若い男性の男子部、同じく女性の女子部である。

 このうち、数が多く、もっとも活動に熱心なのが婦人部の会員たちである。彼女たちは、第3代の会長だった池田大作氏を敬愛し、心酔してきた。

 そうした婦人部の会員のなかには、自分で入会した「1世会員」もいれば、親から信仰を伝えられた「2世」以下の会員たちがいる。ただし、活動に熱心なのは1世会員である。

 1世会員の多くは、創価学会が急速に拡大していた1950年代半ばから70年代はじめにかけて入会している。その時代のニュース映像などを見ると、会員たちが相当に若かったことが分かる。

 仮に彼女たちが20歳で入会したのだとすれば、生まれは1930年代半ばから50年代のはじめということになる。今では皆、高齢者だし、後期高齢者も多い。となれば、いくら熱意があっても、活動は難しくなるし、活動意欲も衰えていく。すでに亡くなっている人たちも少なくないはずだ。

 公明党の代表が、早期解散、総選挙を望まないという発言をくり返し、創価学会の幹部が、従来の選挙のやり方を根本から変えるという発言を行ったのも、これが深く関係する。従来のやり方でやろうにも、その担い手が消滅しつつあるのだ。

 しかも、コロナ禍では、従来の直接訪問による投票依頼が難しい。となれば、総選挙を行ったとき、公明党の集票能力が大きく落ち込む可能性がある。

12年前に比べ集票能力20%以上減少
 すでにその兆しは見えている。

 21世紀なってからの総選挙の比例代表において、公明党がもっとも多くの票数を獲得したのは2005年のことで、約899万票だった。900万票に限りなく近づいたのである。

 ところが、それからは次第に票は減るようになり、2017年には約698万票にまで低下した。05年に比べて、200万票以上減少したのだ。

 次の総選挙では、さらに公明党の票が減少する可能性が高い。そうなれば、当選者の数も減ることになろう。

 1999年に、自民党と公明党の連立が成立したとき、自民党の候補者のなかには、公明党の支援がなければ当選がおぼつかない者が少なくないと指摘された。自民党が、それまで対立していた公明党に歩み寄ったのも、創価学会の集票能力をあてにしてのことである。

 しかし、もしそれがあてにならないとしたらどうなるだろうか。公明党と選挙協力を行っている自民党の議員が、肌感覚として、創価学会の集票能力に翳りが見られると感じるようになる可能性は十分にある。

 これまでの創価学会なら、選挙が危ないとなれば、会員に檄を飛ばし、投票依頼に奔走するよう求めることができた。

 次の総選挙では、それができない。


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