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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

8698OS5:2023/07/31(月) 07:50:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d7db16bd57eff0e906ae707875ecbae17291db7
閣外放出必至! 高市早苗大臣が失った「もう一人の理解者」 「筋を通さない」と厳しい評価も
7/31(月) 5:56配信
 今秋と目される内閣改造での“放出候補”が話題だ。その筆頭格が、初の女性総理の座を狙う高市早苗経済安全保障相とされる。


 政治部デスクが解説する。

「岸田文雄総理も、一時は総理総裁の座を争うライバルとして閣内に封じ込めた。が、もはや脅威ではないと判断したようです」

 昨夏の内閣改造に際して、岸田総理は高市氏を政調会長から外し、現在の特命大臣に任用した。衆目一致する“格落ち”だったが、「彼女は急逝した安倍晋三元総理に近い存在だから、保守層に配慮した末の人事だった」(閣僚経験者)とも伝えられる。

 先の政治部デスクが言う。

「高市を巡る潮目はすでに変わっています。放送法にまつわる総務省の行政文書問題では乱雑な答弁で国会を混乱させ、地元・奈良県知事選に際しては自身に近い元官僚を擁立。反発した現職の出馬を招いて維新に漁夫の利を得さしめた。経済安保相への就任時にも、ポストへの不満をツイートして、初っぱなから岸田総理の不興を買いましたね」

 いまや永田町では「筋を通さない、義理を欠く」(別の閣僚経験者)との厳しい評価も少なくない。

「自分の選挙区である奈良2区内の河合町長選挙でも、自民党系の現職が維新の新顔に敗北。それでも高市さんは、他になり手がいないのをいいことに県連会長の座に居座っている。あまりの身勝手に、地元では確実に高市離れが進んでいます」(地元関係者)

「推薦人20人は確保しています」
 さりとて、明るい話題がないわけではない。4月には奈良市で「高市早苗議員を内閣総理大臣にする会」の設立総会が開催された。政治部記者が後を引き取る。

「この場で高市さんは、次期総裁選を念頭に“すでに推薦人20人は確保しています”と大見得を切ったんです。会場は大きな拍手に包まれましたよ」

 が、党内にはこの発言に疑義を持つ声が少なくない。

「前回の総裁選で高市さんを推薦し、選対幹部を務めた城内実元外務副大臣は、5月に森山裕選対委員長が率いる森山派に入会済み。城内さんは当選6回の大臣待機組。先が見通せない高市さんを見限って、秋の党役員人事で幹事長との呼び声も高い森山さんに乗り換えたと見られています」

 頼みは党内の保守系だが、

「今月8日、彼女は安倍元総理の一周忌に際し“安倍総理とは知らないうちに同じ行動を取ることが多かった”と安倍氏の死を悼みました。さらに追悼集会で“安倍総理の代わりになる人なんていやしませんよ”と、迷走する清和会(安倍派)の新会長人事にも言及。横やりを入れたんです」

大物の理解者を失い…
 清和会は将来的に分裂が不可避と見られている。

「それを見越して高市さんは、“安倍氏の正当な後継者は自分”と訴えたつもりでしょう。とはいえ、かつて清和会を飛び出した彼女を担ぐ議員がどれだけいるのかはまったくの未知数です」

 その高市氏は安倍元総理に続いて大物の理解者を失っている。

「ウシオ電機創業者の牛尾治朗元会長です。牛尾氏が松下政経塾の創設に関与していた関係で、塾出身の高市さんは、折に触れて助言を仰いでいました。牛尾氏は安倍総理と姻戚関係にもあったので、財界人の中でも保守系の主張に理解を示す、貴重な存在だったんですが」

 ジジ殺しで鳴らした女傑も年貢の納め時――。

「週刊新潮」2023年7月27日号 掲載

新潮社

8699OS5:2023/07/31(月) 10:57:48
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/885778/
自民の各派閥、夏の研修会復活 党人事・内閣改造へ 水面下で駆け引き
会員限定記事
2023年7月30日 19:23


 自民党の各派閥が新型コロナウイルス禍で自粛してきた夏の研修会を復活させている。岸田文雄首相(党総裁)が9月前半にも行う党役員人事や内閣改造を見据え、結束を確認する狙いがある。各派にはそれぞれ事情や課題もあり、水面下の駆け引きも活発化する。
 夏の派閥研修会は、派閥領袖(りょうしゅう)が党総裁選で支持する候補を表明するなど政局の分岐点にもなってきた。2020年のコロナ禍以降は中止や規模を縮小して実施してきたが、今年は各派とも4年ぶりに宿泊を伴う従来の形式に戻す方針。
 先陣を切り、26〜27日には第2派閥の麻生派(志公会、56人)が横浜市などで研修会を開催。会長の麻生太郎副総裁は「多くの仲間と党内の議論をリードし、岸田政権のど真ん中でしっかり支える」と強調した。
 麻生氏は首相、第3派閥の茂木派(平成研究会、54人)を率いる茂木敏充幹事長と政権の中枢を固めており、3氏は26日にも東京都内で会食した。今後の政権運営について意見を交わしたとみられるが、麻生派で将来の首相に意欲を示す河野太郎デジタル相はマイナンバーを巡る問題で批判を浴びており、首相が内閣改造で河野氏を交代させるかが焦点となっている。
 最大派閥の安倍派(清和政策研究会、100人)は8月20〜21日に長野県軽井沢町で研修会を開く。今月8日に一周忌を迎えた安倍晋三元首相の後継会長は今も決まっておらず、派内には「人事交渉で軽く見られる」(ベテラン)と早期決着を望む声は強い。ただ有力視されてきた萩生田光一政調会長ら有力者5人の集団指導体制にも派内に異論があり、研修会までの新体制決定は難しい状況だ。
 茂木派は8月9〜10日に横浜市内で研修会を開催する。「ポスト岸田」に意欲を示す茂木氏が、党人事で首相を支える幹事長にとどまるかが最大の焦点だ。
 首相が率いる第4派閥の岸田派(宏池会、45人)は9月中旬にも研修会を開く予定だが「内閣改造の時期の臆測を招く」として、日程の発表を保留している。第5派閥の二階派(志帥会、41人)は日程を調整中。党内最小派閥の森山派(近未来政治研究会、8人)は9月7〜8日に鹿児島県で研修会を開く。(関口潤)

8700OS5:2023/07/31(月) 10:58:23
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/884630/
自公、国交相ポスト綱引き 公明「指定席」10年超 自民内に奪還論
会員限定記事
2023年7月27日 22:09(7月27日 23:24更新)

 9月前半を軸に内閣改造が見込まれる中、国土交通相のポストを巡って自民、公明両党の神経戦が始まっている。10年以上ポストを独占する公明側に譲る気配はないが、建設・運輸業界を支持基盤に抱える自民党内から奪還論が浮上。東京都の衆院小選挙区での候補者調整を巡る対立のしこりも残る中、両党間の新たな火種となる可能性もある。
 「地方から国への要望で、国交省の所管する事項が本当に多い。国交相はわが党に非常にふさわしいポストだ」。公明の北側一雄副代表は27日の記者会見で、自身も経験した国交相ポストの重要性を強調。「決めるのはあくまで首相」としつつ、ポスト継続に期待感をにじませた。
 公明は自民と連立した1999年以降、当初は厚生労働、環境、国交などの大臣ポストを担った。ただ、政権に復帰した12年の第2次安倍晋三政権発足以降は、太田昭宏前代表から現職の斉藤鉄夫氏に至るまで計4人の公明議員が、一貫して国交相を務めている。
 国交省は道路整備や災害対策、交通など社会基盤全般を担う巨大省庁だ。全国に出先機関を持つため、公明が特に重視する地方の知事や首長からの陳情も多く、有権者との接点を得やすいメリットもある。公明関係者は「厚労相や環境相ポストは票につながらなかった」と明かす。
 公明は次期衆院選で、現職議員がいる関西の小選挙区で日本維新の会と全面対決となる見込みで、危機感を強めている。27日に神戸市で建設、運輸、港湾などの業界関係者らを集めた会合には斉藤国交相も駆け付け、支持を呼び掛けた。
 ただ、国交相が魅力的なのは自民にとっても同様だ。公明に譲り続けたことで、自民の現職議員で国交相経験者はゼロ。自民内には巨大な権限を持つ大臣につけないことで、業界とのパイプが細ることなどを危惧する声も根強い。表だった奪還論は控えているが、自民幹部の一人は複数の議員との会合で「公明から国交相を奪ってやる」と明言。閣僚経験者は「この10年、自民の国交相がいないのは問題だ」と語った。
 自民は今月中旬、公明との候補者調整が決裂した東京28区(練馬区東部)を含む五つの小選挙区の支部長を決め、東京の擁立作業を終えたばかり。選挙協力を巡っても強気の姿勢を崩さない公明に、自民幹部は「強欲すぎる」と不快感を隠さないが、国交相ポストを巡って自民が強気に出れば、両党の関係がさらに悪化する恐れもある。(敦沢政俊)

8701OS5:2023/07/31(月) 11:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f536596e21f3ef6da84e846d019418085a52edb
岸田内閣の改造、抜擢人事に小渕優子、河野太郎大臣はまさかの留任? 顔ぶれ、専門家の見立て
7/29(土) 10:32配信

AERA dot.
講演する小渕優子氏=5月30日、東京都千代田区

 岸田政権の支持率の下落が止まらない。毎日新聞が7月に実施した世論調査では前月の調査から5ポイント下落し28%、読売新聞でも6ポイント下落の35%だった。2カ月前の調査と比較すると、それぞれ20ポイント前後も減少している。このような状況で控えているのが内閣改造だ。支持率回復に向けた陣容を固めることができるか。政治ジャーナリストの角谷浩一さんに、どのような顔ぶれが考えられるのか聞いた。


*   *   *

 内閣改造は、おそらく9月下旬ごろになるのではないかと見ています。

 前回の内閣改造は昨年の8月10日にしており、当初は1年の節目が人事の時期になると見ていましたが、省庁のほうから反発があるようです。

 8月末に2024年度予算の概算要求の締め切りがあるから、ではなくて、この時期に改造をすると、その対応のために官僚らが夏期休暇を取れなくなるためです。働き方改革を進める岸田首相が、2年連続で官僚らの夏期休暇を潰すわけにはいかないようです。

 また、9月上旬からはインドネシアでASEAN(東南アジア諸国連合)関連首脳会議、インドでG20サミット(主要20カ国・地域首脳会議)、アメリカで国連総会と立て続けにあり、日程が詰まっています。そうなると、9月中旬以降が改造のタイミングになってくると思います。

 改造のポイントは、首相候補といわれている河野太郎・デジタル大臣や茂木敏充・自民党幹事長の処遇をどうするかでしょう。

■河野大臣は交代しない?

 河野氏は、マイナンバーカードをめぐるこれまでの不始末の責任を取らせるかたちで交代という見方もありますが、私は留任させるのではないかと見ています。

 マイナカードの問題は、いまは誰が閣僚を務めてもサンドバッグ状態になるでしょう。そうなってくると、能力的に問題があるとしても、河野氏に責任をもって最後までやってもらうという状況になるように思います。

 河野氏は8月下旬に予定されていた外遊を取りやめました。それはデジタル大臣の留任が視野に入っているからだと見ています。

 国民の側からすると、「河野氏を留任させるとは何事か」という気持ちもあると思いますが、岸田首相の立場からすれば、この厳しい状況を図太く乗り切れるのは河野氏以外にはいない、という流れになるのもあり得ると思います。

8702OS5:2023/07/31(月) 11:49:52
■自民党幹事長に小渕氏抜擢も

 茂木氏は東京都での公明党との衆院選の選挙協力に関して調整に失敗し、交代説があります。茂木氏は外務大臣をやり、幹事長もやりましたから、次は財務大臣に就く可能性があります。

 そうすると、幹事長を誰にするのか。麻生派から幹事長を出すとしたら、鈴木俊一・財務大臣が考えられます。ただ、鈴木氏が幹事長になれば、麻生氏が面白くないでしょう。自分の引退を早めることになりますから。

 そこで白羽の矢が立つのが、小渕優子衆院議員です。閣僚などの候補となる女性は高市早苗や稲田朋美、野田聖子ら各氏がいますが、勢いはありません。これまでの雰囲気を一新するために、新しい女性の顔を出したいとなると、小渕氏が有力です。

 小渕氏は2014年に政治資金規正法違反容疑が発覚して、経済産業大臣を辞任。問題発覚後にドリルで破壊されたパソコンのハードディスクが見つかり、「ドリル優子」などと揶揄されてきましたが、党内外の役職も断わりながら長く謹慎期間を過ごしてきました。事件から9年がたっていますから、ここら辺で「反省とみそぎは終わった」として抜擢されるかもしれません。

 ただ、小渕氏が幹事長になると、面白くないのは茂木氏でしょう。

 小渕氏は茂木派です。茂木氏からすれば派閥内に、首相を目指すライバルが出現するのは面白くない。財務大臣のポストも、国民の負担が増しているなかでまさに「悪役」。茂木氏にとっても魅力的なものには映らないかもしれません。そうなると、茂木氏も幹事長に留任ということになるかもしれません。

■そもそも支持率下落の原因は

 内閣改造をすれば、支持率は一時的に改善するとは思いますが、支持率が下落している根本的な要因は、岸田首相の姿勢にあります。

 岸田首相は防衛費を増額させるために増税する方針を示しましたが、何が足りず、なぜ必要なのか、どこまで装備を増やすのか、などの具体的な説明は一切せず、国民が納得する状況にはなっていません。

 国民の反発の強いマイナカードの問題では河野大臣に任せきりで、事態を悪化させました。岸田首相は大変なことに手を突っ込まないような印象もあります。

 7月に九州各地で豪雨が発生し、多数の死傷者が出るなど多大な被害が起きましたが、岸田首相は7月11日からNATO(北大西洋条約機構)の首脳会議などに出席するためにヨーロッパに、そして16日からは中東へ行きました。

 すでに決まっていた予定だからとはいえ、国内に甚大な被害が出ており、「いまこそ国内に注力すべき」というタイミングで外遊に出ていったのは、「優先順位を考えられない首相」という印象を与えました。

 内閣改造では改めて国民の声に向き合う姿勢を示す必要があるのですが、岸田首相のこれまでの言動を見ていると、それは難しいように思えます。下落する支持率を反転させ、攻勢に出る岸田首相の姿は現時点では思い描けませんね。

(AERA dot.編集部・吉崎洋夫)

吉崎洋夫

8703OS5:2023/07/31(月) 11:56:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/956e20e1321bd480d92dd81b2f43aef33e57765a
安倍派、新体制づくり手詰まり 思惑交錯、総会めど立たず 自民
7/29(土) 7:22配信
時事通信
6日、東京・永田町の自民党本部で開かれた安倍派の会合

 自民党安倍派(清和政策研究会)の新体制づくりに手詰まり感が漂ってきた。

 新会長の選出案と、有力議員「5人衆」の集団指導体制案のいずれも支持を集めきれず、派閥総会を開くめどは立っていない。最大派閥の「顔」選びは急速に熱気を失い、対立回避と現状維持の安定志向が目立ち始めた。

 「混沌(こんとん)としている。もうさじを投げた」。「5人衆」の一人は今週、周囲にこう嘆いた。

 同派の新体制を巡る動きは、安倍晋三元首相の死去から1年となる今月に入って活発化した。高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長の「5人衆」は、自身らによる集団指導体制への移行を強硬に主張。同派の会長代理を務め、新会長の決定を目指す塩谷立元総務会長、下村博文元政調会長との対立が深まった。

 しかし、集団指導体制案を巡っては、中堅・若手からも「抵抗感がある」などと反発の声が上がる。思うように賛同が広がらないとみるや、もともとライバル関係にあった「5人衆」内の温度差が表面化。「リーダーを1人に決めるのは今の状況では難しい」と主張する世耕氏に対し、別のメンバーは「5人衆と言われるのも嫌だ。続くわけがない」と漏らした。

 その一方で、派内に安倍氏の後継として衆目の一致する名前が見当たらないのも事実だ。無理に新会長を選べば、内部対立が深刻化する可能性もあり、中堅は「最も大事なのは派閥が割れないことだ」と訴えた。

 同派は8月20、21両日に研修会を予定している。これに先立ち、同17日に派閥総会を開くことも検討中だが、実現するかは不透明。会長ポストは引き続き空席とし、現在の幹部体制の微修正にとどめる案も取り沙汰される。これに関し、派内の有力議員は「事実上の現状維持だ」と解説した。

8704OS5:2023/07/31(月) 11:57:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/4fdb2996cfab6099e5d212325e7274f241c9b22f
永田町に広がる “河野太郎” 包囲網…派閥のトップ麻生氏が「下働きをして苦労を知れ」と発言報道も
7/28(金) 17:20配信


SmartFLASH
河野氏と話す麻生氏(写真:つのだよしお/アフロ)

 7月27日午前、岸田文雄首相は大雨の被災地である福岡県久留米市を訪れ、土石流によって1人が亡くなった地区などを視察。その後、河野太郎デジタル大臣とともに、高島宗一郎福岡市長の説明を受けながらオンラインでの行政手続きを体験した。

「デジタル関連事業に携わる人たちと車座対話もおこないました。首相はそのなかで『マイナンバーカードで国民に不安を与えていることを申し訳なく思っている』と陳謝しましたが、河野大臣はいつも以上に渋い表情をしていて、何も話さずピリピリした雰囲気でした」(政治担当記者)

 ピリピリの原因は、「永田町に急速に広がっている河野包囲網」(自民党関係者)のせいかもしれない。

「7月26日、マイナンバーカードに関する参院特別委員会の閉会中審査が開かれました。そこで河野大臣は、『カードに保険証を統一したあとも、安心して保険診療を受けていただけるという広報をきちんとやり、心配や懸念を払拭したい』として、野党が求める『従来保険証の廃止撤回』に応じる考えはないとしました。

 ところが、質問に立った自民党の山田太郎参院議員から『期限ありきではなく、ていねいに国民からの理解を得るべきではないか』という発言があり、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長などからも『廃止の時期にこだわる必要はない』という声が高まっているのです。

 そして、岸田首相までもが記者団に『現場の意見を伺いながら考えていきたい』と廃止撤回を匂わせる発言をして、まさに河野大臣は『梯子を外された状態』になっています」(前出・政治担当記者)

 さらに27日、時事通信が《所属する麻生派の領袖(りょうしゅう)である麻生太郎副総裁も「下働きで人の苦労を知るべきだ」と周囲に漏らす》と河野大臣を見放したような発言をしたと伝えている。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏がこう話す。

「本来、政策における最高責任者は岸田首相ですし、マイナカードの普及を急いだのも岸田首相です。批判を受けてしかるべきは首相なんです。しかし矢面に立っている河野大臣の影に隠れて批判をかわしています。

 世論のマイナカード反発が強くなり、新たなトラブルが見つかれば、岸田首相は廃止時期を延期する可能性は十分あります。一度決めた方針を変えると『ブレた』と批判されますが、岸田首相の場合はなぜか『柔軟に対応した』と言われるんですよね(笑)」

 9月にもあるとされている内閣改造で、河野大臣はどう処遇されるのか。

「デジタル大臣を交代させる可能性もありますが、(人選を)間違えると岸田首相自身が責任追及の的になることも考えられます。そうならないよう、河野大臣を継続させることも選択肢としてあるでしょう」(伊藤氏)

 突破力の発揮は今後、あるのだろうか。

8705OS5:2023/07/31(月) 16:02:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/b44cfc3a4c6617b8488e7575906bc836e99e8a40
エッフェル塔前でポーズ 自民党女性局の仏研修、投稿に批判相次ぐ
7/31(月) 12:55配信

朝日新聞デジタル
自民党女性局長の松川るい参院議員(中央)らがフランスのエッフェル塔前で撮影したとされる写真。SNSで松川氏のアカウントからは削除されたが、拡散されている

 自民党女性局がフランス研修中に撮影したとされる写真がSNS上で批判を浴び、物議を醸している。写真は女性局長の松川るい参院議員のSNSで投稿され、エッフェル塔前でポーズをとる写真などに「世間の感覚とズレすぎ」など批判の声が寄せられた。


 松川氏は31日、「中身のある真面目な研修なのに誤解を招いてしまっており、申し訳なく思っています」とのコメントを出し、一部の写真を削除した。

 松川氏は27日、研修中に撮影したとされるフランス上院のリュクサンブール宮殿内や、エッフェル塔前での記念撮影の写真などを複数投稿。エッフェル塔前で塔をまねたポーズで撮った写真もアップした。SNS上では「世間の感覚とズレすぎ」「修学旅行にしか見えない」「国民が増税や物価高で困窮しているのに」などの批判が相次いだ。

 松川氏の投稿によると、研修は3泊5日で、全国の女性局所属の地方議員ら38人が参加し、国会議員は松川氏を含めて4人。費用は党費と自腹でまかない、少子化対策や女性活躍などをテーマに、フランスの上院や下院の議員と意見交換をしたという。

朝日新聞社

8706OS5:2023/08/01(火) 08:53:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab323ad0416378b691ae76cc905c23cfe969ac5e
非主流派の実力者と急接近…動き始めた麻生太郎氏 いずれ迎える日を見据えた「長期戦略の一環」か
8/1(火) 8:50配信

西日本新聞
自民党の麻生太郎副総裁

 岸田文雄首相の後ろ盾として存在感を高める自民党の麻生太郎副総裁が、岸田政権と距離を取る実力者たちと接近している。5月以降、自らとも溝があるとされる二階俊博元幹事長や菅義偉前首相らと会食やゴルフを重ねている。今後の政局をにらんで関係を深める狙いにとどまらず、いずれ迎える政界引退を見据えた「長期戦略の一環」(側近)との見方も出ている。 (河合仁志)

【画像】「つまらないプリンス」が首相就任会見で見せた「らしくない」顔

二階氏と会食、菅氏とゴルフ
 20日夜、東京都内の中華料理店。麻生氏が杯を交わすのは幹事長の歴代最長記録を持つ二階氏。岸田政権で非主流派に追いやられた筆頭格だ。二階氏が麻生氏に持ちかけた会食は、側近を交えて終始和やかなムードだったという。

 2カ月前は麻生氏から声をかけた。二階派に退会届を出した衆院中堅が麻生派入りを希望したためだった。「いいんじゃないか」。麻生氏のもてなしに気を良くした二階氏は派閥移籍をあっさり快諾した。

 「これからいろんな話ができそうだ」。麻生氏は満足げにこう語っているという。周辺も「いざというときに腹を割って話せる関係が大事。二階氏との意思疎通はうまくいっている」。来秋の党総裁選も視野に意見を交わす間柄に発展させたい考えだ。

 今月初めには岸田政権への苦言をいとわない菅氏と都内でゴルフをプレー。茂木敏充幹事長も加わり旧交を温め直している。

代替わり「環境整備まだまだ」
 麻生氏の一連の動きは首相のバックアップに加え、先を見通した思惑も見え隠れする。当選14回を重ねた麻生氏は9月には83歳になる。長年、麻生氏を下支えしてきた裏方の勇退も相次ぎ、「次が最後の衆院選」との観測も強い。

 ただ、後継者と有力視される長男を含め、代替わりを円滑に運ぶ上で「環境整備がまだまだ残っている」(側近)。二階氏や菅氏と今のうちに距離を縮め、因縁を取り除こうと腐心するのは、こうした「親心」も少なからずありそうだ。

盤石とは言えない足元
 さらにここに来て、目をかけてきた麻生派で地元福岡選出の大家敏志参院議員が衆院へのくら替えを希望。麻生氏は面会を重ねて慰留したが、大家氏は制止を振り切って公募に突き進んだ。6月には別の麻生派参院議員も不祥事で失職。足元は盤石とは言えない。

 最大の盟友だった安倍晋三元首相を失い、「ポスト麻生」を巡り自ら動き始めたキングメーカーは、党内力学に何をもたらすのか-。8月15日には森喜朗氏や小泉純一郎氏ら首相経験者との私的な会合も持つ予定だ。

西日本新聞

8707OS5:2023/08/01(火) 11:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/54c76f10a35b451aefe1c7aff614480dc41ba962
森山裕・選対委員長 定数是正の公認調整、自公の関係修復で岸田首相の窮地を救う 幹事長への抜擢も有力視
8/1(火) 11:15配信

NEWSポストセブン
「岸田首相が一番頼りにしている政治家」と言われる森山裕氏(時事通信フォト)

 7月4日の自民党本部には緊張が張り詰めていた。「維新に勝てる候補を選ばなければならない」──自民党の茂木敏充・幹事長と森山裕・選対委員長は佐藤ゆかり氏(二階派)、中山泰秀氏(安倍派)、岡下昌平氏(二階派)ら前回選挙で落選した大阪の自民候補6人を前に、候補者(支部長)差し替えのための公募の実施、つまり「クビ」を言い渡したのだ。

「どういう判断基準で公募対象としたのか」。6人はなおも食い下がったが、「幹事長も選対委員長も『公募にはあなた方も参加できます。もう決まったことです』と取り付く島もなかった」(出席者)という。

 面談後、佐藤氏が会見で「支部長を差し替えて大阪の自民党が刷新できるわけではない」と捨て台詞を残して政界引退を表明し、話題を呼んだ。

 自民党の議員・候補者にとって、選挙で党の「公認」を得られなければ議員として生き残れない。その生殺与奪の権を握っているのが、選対委員長の森山氏なのだ。

 解散・総選挙を視野に入れる岸田首相は選対委員長に森山氏を抜擢、「10増10減」の衆院定数是正に伴う公認調整をはかる特命を与えた。

「森山さんは各選挙区の情勢調査を行ない、議員・候補の地元活動や党員獲得数などのデータを集めた閻魔帳をつくって差し替えを判断している。候補者選びは都道府県連の推薦が前提になるが、それに従えば全員落選した大阪では落選議員たちが傷をなめ合って候補者差し替えが難しい。そこで森山さんは茂木さんを先頭に党本部に『大阪刷新本部』をつくらせ、党本部直轄で候補者選びをやり直すという荒療治をやった」(自民党選対関係者)

 この翌7月5日、岸田首相の腹心の嶋田隆・総理首席秘書官が森山氏の事務所を訪ねた。

「難しい役目を果たしてくれた森山さんに総理からの感謝の言葉を伝えたと見られています。嶋田秘書官を派遣するのはよほど総理に信頼されているということでしょう」(政治部記者)

 岸田首相の危機も救った。先の通常国会終盤、自民党と公明党は東京28区の候補者選びで対立、一時は公明党の連立離脱かという観測が流れるほど関係が極度に悪化した。

「森山さんは『連立政権に影響させるつもりはない』と火消しに回り、公明の石井啓一・幹事長、西田実仁・選対委員長と何度も接触して愛知と埼玉で自民党が公明党候補を支援することで説得した。そして6月27日には自ら自公の選挙協力に関する基本合意文書(東京以外の協力)を結んで関係修復を成し遂げた」(自民党国対幹部)

 ほっとした岸田首相は6月30日に森山氏をザ・キャピトルホテル東急の和食「水簾」に招き、2人だけで1時間昼食をとって労をねぎらった。

 今や「岸田首相が一番頼りにしている政治家」と言われる森山氏は、8月下旬と見られている内閣改造で茂木氏に代わる幹事長への抜擢が有力視されている。

※週刊ポスト2023年8月11日号

8708OS5:2023/08/01(火) 14:08:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/62667d1ff426c346e118135969bfc5cbfb29f82e
木原副長官、取材避けて1カ月 岸田首相最側近、文春報道が影響
7/30(日) 7:07配信
時事通信
木原誠二官房副長官=6月19日、首相官邸

 岸田文雄首相の最側近である木原誠二官房副長官(53)が、約1カ月にわたり記者団の取材を避けている。

【国会議員情報】木原 誠二(きはら せいじ)氏

 それまで首相官邸を出入りする際に質問に答えていたが、正面玄関にほとんど姿を見せなくなった。木原氏の妻が警視庁から任意聴取されていたと週刊文春に報じられ、関係者によると「家族のケア」が必要になったことを理由としている。

 週刊文春は7月に入り、2006年に東京都内で男性が死亡したことに関し、木原氏の妻が聴取されていたなどとした記事を4週連続で掲載。松野博一官房長官は28日の記者会見で、木原氏から「私が捜査に圧力を加えたとの指摘は事実無根だ」との報告を受けたと明かしたが、木原氏本人は公の場で一切説明していない。

 木原氏は自民党岸田派に所属し、21年10月の岸田内閣発足に伴って副長官に就任。以来、朝か夕に取材に応じていたが、6月下旬以降は一度も行われていない。7月6日には関係者を通じ、しばらく取りやめる意向を記者側に伝えた。

 副長官は首相の外国出張に同行し、首脳会談や国際会議の内容を報道陣に説明する役割もある。だが、7月に首相が欧州と中東をそれぞれ訪問した際はいずれも木原氏ではなく、磯崎仁彦官房副長官が同行した。松野氏が沖縄出張で官邸不在だった24日、午前と午後の官房長官の定例会見を代行したのも磯崎氏だった。

 立憲民主党の泉健太代表は28日の会見で「木原氏は説明責任が求められている」と訴えた。政府関係者は「副長官の業務をこなせないのは問題だ」と指摘し、「けじめを付けた方が本人のためだ」(閣僚)との声も出始めた。9月に想定される内閣改造・自民党役員人事では木原氏の去就が焦点の一つとなる可能性もある。

8709OS5:2023/08/02(水) 08:25:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/ad0eff7647b0c7be459122e68f68c8817cc77609
森山裕・選対委員長 抜群の集金力で“第2の金丸信”ヘの道ひた走る
8/2(水) 7:15配信

NEWSポストセブン
“裏で自民党を切り回すドン”との声も(時事通信フォト)

 選挙区の10増10減に伴う候補者調整をめぐって悪化した自公関係。その修復のために奔走し、岸田文雄・首相から絶大な信頼を得ているのが森山裕・選対委員長だ。今では全選挙区の候補者の公認権を握ることにより、“裏で自民党を切り回すドン”との声も高く、8月下旬と見られている内閣改造で茂木敏充氏に代わる幹事長への抜擢が有力視されている。自民党に突然現われたこの新実力者は、一体何者なのか。


 森山氏は鹿児島が大空襲に襲われた昭和20年4月8日、同県鹿屋市の防空壕の中で生まれた。

 実家は農家と新聞販売店を営み、森山氏も小学生の頃から毎日自転車で新聞を配達したが、中学卒業後、「つらい農業はやりたくない」と就職。働きながら定時制高校を卒業した。この生い立ちは、今年4月27日、森山氏が議員在職25年表彰を受けた際の国会演説で自ら語ったものだ。

 中古車販売業で身を起こし、鹿児島市議を7期23年務めた後、53歳の時に参院補選(1998年)で国政に出て、2004年に衆院に転じた。苦労人で、遅咲きの政治家である。市議時代の同僚が語る。

「森山さんが中学を卒業して最初に勤めたのが自動車関係の会社で、自転車に乗って工具などをお客さんのところに運ぶ仕事をしていたそうです。生活は非常に厳しかったと。中古車販売会社を立ち上げた頃から人との付き合いに才覚を発揮し、同業者をまとめて組合をつくるなど実績をあげています。苦労人だけに市議時代も気配りを忘れなかった。議員の中には市の職員に威張り散らす人もいたが、森山さんは『市議も職員も市民の負託を受けて仕事をしているのだから、職員が働きやすい職場にしなければならない』と言っていて職員から信頼されていた」

 この市議時代に大きな資産を築いた。

 森山氏の「後援者の息子」であるIT経営者・金丸恭文氏が鹿児島で起業した会社(現フューチャー)に出資したところ、会社が急成長して保有する株の評価額が今やざっと20億円に膨れ上がった。

 森山氏は以前、本誌・週刊ポスト(2023年7月10日発売号)の取材に同社株を保有した経緯をこう語っている。

「同社の金丸社長とは地元・鹿児島で同郷だった縁で、創業時(1989年)に応援する目的で210万円を出し42株を取得した」

 前出・市議時代の同僚はこう付け加える。

「出資する時に奥さんに反対されたから、自分のヘソクリから210万円出したら大化けしたと言ってました」

 資産家とあって、地元では「政治資金パーティーを開かない政治家」として知られる。

 だが、国政に出てからも苦労は続いた。自民党では最初に橋本派(現・茂木派)に所属したが、小泉内閣の郵政民営化に反対して公認を得られず、2005年の総選挙は無所属で当選。その後、復党すると旧山崎派(近未来政治研究会)→旧石原派に所属した。

 頭角を現わしたのは安倍内閣で国対委員長に就任(2017年)してからだ。当時の二階俊博・幹事長と難しい国会運営を切り回し、菅内閣まで最長の4年2か月国対委員長を務め、野党に太い人脈をつくった。気難しいことで知られる立憲民主党の安住淳・国対委員長が「自民党で唯一話ができるのは森山さん」(政治部記者)といわれる。

8710OS5:2023/08/02(水) 08:26:05
 立憲民主党の国対ベテランが語る。

「安倍政権は強引な国会運営が多かったが、森山さんは官邸から対決法案を早く通せと言われても、『それでは国会が止まってしまう』と掛け合って審議日程などで野党の言い分を聞き入れてくれた。

 野党の国対控え室にもよく御菓子などを差し入れてくれた。そうした野党への気配りは二階さんに学んだのでしょう。二階さんは国対委員長時代、野党幹部の孫の誕生日にプレゼントを贈って喜ばれていたほどですから」

 岸田政権になってからも、「国会が揉めた時は森山さんが裏で収拾に動いている」(同前)という。

第2の金丸信
 その森山氏は、前回総選挙の後、落選した石原伸晃氏から派閥会長の座を引き継ぎ、森山派会長に就任した。自民党の派閥領袖の1人として自前の勢力を持ったのだ。同派創設者の山崎拓・元自民党副総裁が語る。

「森山さんを会長に推進したのは私だ。自民党には数少なくなった苦労人の叩き上げ政治家で、国民感情、人情の機微がよくわかっている。派閥の議員の面倒もよく見てくれるから、会長は彼がふさわしいと思った。政治家としての実力もある。岸田内閣は不祥事が続き、公明党との関係もギクシャクするなど、政権運営がうまくいかないことが目立つが、森山さんがそれをカバーしている。国会運営でも、選挙対策でも、今や自民党になくてはならない政治家だ」

 森山派は所属議員8人の党内最小派閥ながら、森山氏は数だけでは計れない強力な政治力を持った。それを物語るのが、昨年3月、「自民党建設族のドン」が座るポストとして知られる、全国治水砂防協会の会長に就任したことだ。

 同協会は全国約1400の市町村が加盟する治水・砂防事業の普及啓蒙組織で、歴代会長には田中角栄・元首相や金丸信・元自民党副総裁ら旧田中派の流れを汲む派閥領袖が就いてきた。前会長も小渕派会長を務めた綿貫民輔・元衆院議長で、現理事には二階氏、小渕優子氏らが名を連ねている。

「二階さんが推進した国土強靭化政策と毎年発生する大水害などの災害復旧で公共事業は増大しており、その柱が治水砂防だ。現在、自民党で公共事業政策を仕切っているのは二階さんと森山さんで、業界からも頼りにされている。森山さんの砂防協会会長就任は、その二階さんや亡くなった青木幹雄・元参院議員会長が推したと聞いている。党内からも業界からも、名実ともに建設族のトップとして認められたわけです」(自民党ベテラン秘書)

 それは森山氏の集金力にも現われている。岸田首相はじめ自民党の有力政治家の多くがパーティー中心に政治資金を集めているのに対し、森山氏はパーティーを開いていない代わりに、企業献金が突出して多い。

 森山氏が代表の自民党鹿児島県第4選挙区支部の政治資金収支報告書(令和3年分)を見ると、この年の収入は約9443万円。そのうち企業献金が約3978万円もあり、寄付者の欄には建設関係の企業名がズラリと並んでいる。公表されている3年分(令和元年〜3年)を合わせると、企業献金だけで1億円を超える。

 かつて「自民党のドン」と呼ばれた金丸氏は、国対委員長として野党との人脈を広げて力を蓄えて幹事長となり、建設族の大物としての集金力で政界に君臨した。今、森山氏が辿っているのは、“第2の金丸”への道に見えてくる。

※週刊ポスト2023年8月11日号

8711OS5:2023/08/04(金) 08:47:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a0aabe3d7187734f0948caa16c37a39f069032c
塩谷立氏、安倍派主導の意向伝える 派閥中枢5人との会合で
8/3(木) 20:17配信

毎日新聞
自民党の塩谷立氏

 安倍晋三元首相の死去により会長不在が続く自民党安倍派(清和政策研究会)の塩谷立会長代理は3日、萩生田光一政調会長ら派閥の中枢メンバー5人と東京都内で会合を開き、塩谷氏と下村博文会長代理が暫定的に派閥運営を担う現在の体制を見直し、自身が派閥を主導していく意向を伝えた。17日に派閥総会を開くことも提案した。

【写真】浮かれすぎ?物議を醸した自民女性局のフランス研修

 自民関係者が明らかにした。関係者によると、塩谷氏は現在の体制では派閥内の意思疎通が図りにくいため、体制強化に向けて自身が派閥を主導する考えを示したという。

 派閥会長を巡っては、安倍氏の一周忌を前にした7月6日の幹事会で、萩生田氏ら「5人組」側が集団指導体制を提案したが、反対の声が上がり難航。20、21日に長野県内で行う派閥の研修会前に新体制を求める声が出ていた。【畠山嵩】

8712OS5:2023/08/04(金) 08:48:17
https://mainichi.jp/articles/20230611/k00/00m/010/133000c?inb=ys
自民・清和会「安倍系」は蜜月 旧統一教会巡り「福田系」と温度差
毎日新聞 2023/6/12 06:30(最終更新 8/4 08:41)
 2022年7月に銃撃された安倍晋三元首相ら歴代5人の首相を輩出した自民党最大派閥「清和会」(安倍派)。自民党と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係は、この派閥の保守系議員を中心に続いてきた。しかし、教祖・文鮮明(ムン・ソンミョン)氏の約53年分の発言録や関係者の証言などをたどると、清和会内でも関係に温度差があることが見えてきた。【田中裕之、渋江千春、ソウル坂口裕彦】

「岸派のプリンス」福田元首相が創設
 自民党と教団の関係は、安倍氏の祖父・岸信介元首相にさかのぼる。文氏が信者に説教した内容を韓国語で収めた発言録「文鮮明先生マルスム(御言=みことば)選集」によると、文氏は「岸首相(の時)から私が(日本の政界に)手を出した」と述べている。

 その岸政権で幹事長に起用されるなど「岸派のプリンス」として頭角を現した福田赳夫元首相は、岸派の人脈を引き継いで1979年に清和会を創設し、初代会長に就いた。

 その後、福田氏の流れをくむ「福田系」からは森喜朗氏(4、6代会長)、小泉純一郎氏(5代会長)、福田氏の長男・康夫氏が首相となったが、福田氏を含めた4氏に教団との強い関係性は見られなかった。

 一方、岸氏の義理の息子・安倍晋太郎元外相(2代会長)、その息子である安倍晋三氏(10代会長)には教団との深い結びつきが見られ、「安倍系」の蜜月ぶりが際立った。ただ、福田氏らが教団と無縁だったわけではない。

福田氏「文鮮明氏は偉大なる指導者」
 発言録全615巻(計約20万ページ)で、福田氏は139回言及されていたことが毎日新聞の集計で既に判明している。歴代首相では中曽根康弘氏(693回)、岸氏(188回)に次ぐ3番目の多さだ。

 福田氏は蔵相を務めていた74年5月7日、帝国ホテル(東京)で開かれた晩さん会のスピーチで、文氏をこう礼賛した。

 「アジアに偉大なる指導者現る。その名は文鮮明である。私はこのことをうかがい久しいが、今日は待ちに待った文鮮明先生と席を同じくし、文先生のご高邁(こうまい)なご教示にあずかり、本当に今日はいい晩だなと気が晴れ晴れしたような感じがいたすのであります」

 教団の政治団体「国際勝共連合」の機関紙「思想新聞」によると、晩さん会には晋太郎氏ら国会議員を含む1700人が出席し、文氏が日本語で記念講演した。主催した実行委員会の名誉委員長には、福田氏を重用していた岸氏が就いた。

福田氏スピーチ巡り「大騒ぎ」
 約4年後の78年4月、首相の座に就いていた福田氏は参院予算委員会で共産党議員にスピーチを問題視され、こう釈明した。

 「(晩さん会出席は)同僚の自民党の議員の案内だった。(文氏は)大変立派な人だというので出ていった。(文氏が講演で)いいことを言ってくれると存じて、私はそれに相応じるがごときあいさつをしたことを記憶しているが、文鮮明氏が他にどういうことをしているのかについてはいささかも承知していない」

 福田氏は「自民党の議員」の名前を明かさず、自身と文氏との間に個人的な関係はなかったと主張した。ただ、「勝共連合が反共を旗印にしている点に着目して自民党と勝共連合が協力的側面を持っていた」とも述べ、当時から多くの自民党議員が教団側と接点を持っていたことを認めた。

 発言録437巻246ページの記述によると、文氏は04年2月12日、晩さん会について「岸首相は、私が会いに行かなくても実行委員長(の役職)をつくってくれた。(岸氏が晩さん会を開催)しないわけにはいかない環境条件を私が準備しているからだ」と述べた。

 福田氏のスピーチについては、03年12月25日に「日本の政界が…

8713OS5:2023/08/04(金) 08:50:09
>>8711
比例定年で、比例復活できないから 下手したら「最大派閥のトップが落選」ってのが見れるかも!

8714OS5:2023/08/04(金) 08:56:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/33999e89cc00cfded38ec5c7abdda70e51e79618
自民党安倍派「塩谷代表案」が浮上…暫定体制「5人衆」ら調整
8/4(金) 5:03配信

読売新聞オンライン
自民党本部

 自民党の萩生田政調会長ら安倍派中枢を担う「5人衆」と塩谷立・同派会長代理は3日、派の新体制を協議し、会長ポストを不在にしたまま、塩谷氏を代表に位置づける方向で調整に入ることを確認した。17日にも派閥会合を開き、「塩谷代表案」の提示を目指す。派内では、新会長選任を求める意見も根強く、実現は不透明だ。

 複数の派閥関係者が明らかにした。「5人衆」は萩生田氏のほか、松野官房長官、西村経済産業相、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長。5人と塩谷氏は都内のホテルで会合を開き、安倍晋三・元首相の後継となる新会長は当面置かず、塩谷氏を事実上の代表とすることで大筋で合意した。閣僚経験者による「常任理事会(仮称)」を設置する案も出た。

 安倍派は、塩谷氏と下村博文・会長代理を中心とする暫定的な体制を続けている。派内では、20日から始まる研修会前の新体制発足を求める声が強まっている。ただ、「塩谷代表案」は暫定体制との違いが分かりづらく、異論が出る可能性もある。

8715OS5:2023/08/04(金) 17:54:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/6be8a087ebad74fd86e180a1faca2a35fc00f3eb
トップ不在・集団体制続く安倍派の「座長」に「比例復活」塩谷立氏が名乗り…透けて見える「苦肉の選択」
8/4(金) 17:30配信

SmartFLASH
自民党安倍派の会合で発言する塩谷立会長代理(写真・時事通信)

 安倍晋三元首相の死去により、会長不在が続く自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)。

 安倍元首相の一周忌法要を目前にした6月下旬、都内の料理店に世耕弘成参院幹事長、松野博一官房長官、高木毅国会対策委員長、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長の“5人衆”が集まり、当面は集団指導体制でいくことが決まっていたはずだが、8月3日付の毎日新聞が「塩谷立会長代理は3日、萩生田光一政調会長ら派閥の中枢メンバー5人と東京都内で会合を開き、塩谷氏と下村博文会長代理が暫定的に派閥運営を担う現在の体制を見直し、自身が派閥を主導していく意向を伝えた」と報じ、永田町を驚かせた。

「毎日新聞は『現在の体制では派閥内の意思疎通が図りにくいため、体制強化に向けて自身が派閥を主導する考えを示した』とも伝えています。たしかに派閥内には『トップを決めなければ、閣僚人事や党内人事での要望が通りにくくなる』と、集団指導体制を心配する声が上がっていました」(政治担当記者)

 しかしなぜ、いま塩谷氏が手をあげたのか。

「塩谷氏の印象ですか? ひとことで言えば地味な存在ですが、文部科学大臣や自民党総務会長や選挙対策委員長など、要職を務めています。初当選は1990年の衆院選で、その後、1996年、2000年衆院選で落選。2009年と2021年は比例復活当選ですから、当選回数は10回を重ねているものの、選挙に強いとはいえません。今回、なぜ塩谷氏は『座長』という立場で、派閥のトップになると決めたのか不思議です。2022年秋にも、派内の一部で『塩谷会長案』が浮上しました。しかし若手や中堅議員から『派閥のトップが比例復活議員でいいのか』などの異論が噴出して、立ち消えになった経緯がありました」(自民党関係者)

 前出の政治担当記者は「それだけ安倍派は、分裂の危機に直面している」と解説する。

「最大派閥のリーダーは、すなわち総理大臣候補ですから、誰もがリーダーの椅子を狙っているでしょう。しかし、萩生田さんは旧統一教会(世界平和統一家庭連合)との関係でゴタゴタがあり、世耕さんは解散がない参院議員だから『首相になって解散権を行使するのはいかがか』という声があります。西村さんは人望がいまひとつ。松野さんは地味だし、高木さんは当選回数が多いだけ。頭ひとつ抜け出ている方がいないんです。誰がトップになっても、安倍派は一枚岩になれない。しかしトップがいないと、党内の影響力は低下するばかり。『塩谷座長』は苦肉の選択でしょう」

 ネットニュースのコメントでも《塩谷氏ってどんな政治家なのか?全く存在感も無く、わかりません》という声がある一方で《地元では父親の地盤を引き継ぐ、典型的なおぼっちゃまの2代目。他人を批判したりしないから敵も少ない》《塩谷立氏なら、誰の目にもいわゆる「雇われマダム」であることが明白で、当面分裂は避けられるだろう》と、派内事情を優先した結果との見方が多かった。8月17日にも派閥総会が開かれ、議論されるようだが、はたして……。

8716OS5:2023/08/05(土) 08:30:45
https://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-20230804200410.html河野太郎氏「先憂後憂」 首相が現行健康保険証「廃止延期」に含み、後輩の疑惑も浮上
2023/08/04 20:04神奈川新聞

河野太郎氏「先憂後憂」 首相が現行健康保険証「廃止延期」に含み、後輩の疑惑も浮上

神奈川新聞

(神奈川新聞)

 マイナンバーカードとの一体化に向けた健康保険証の廃止時期を巡り、岸田文雄首相は「来秋廃止」方針を当面維持するものの、「廃止延期」の可能性に含みを持たせた。日程厳守の中で対応に当たる河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は、いつはしごを外されるか分からない状況で、さらにここへ来て、再生可能エネルギー推進派の後輩である秋本真利衆院議員の金銭授受疑惑が浮上。自民の閣僚経験者は「先輩からも後輩議員からも裏切られ、先憂後楽ならぬ『先憂後憂』だ」と河野氏をおもんぱかる。

 秋本氏は河野氏とともに原子力発電への依存に疑問を投げ掛け、風力など自然を利用する発電の拡充を推進してきた。選挙応援では河野氏が「私の大切な右腕」と評することもあったという。両氏と再生可能エネルギーを推進してきた議員は「政権構想の中で河野さんの頭の中には秋本さんの存在があったと思う。河野さんにとどまらず、運動を担ってきた市民団体などにとっても大変なショック」と影響を説明した。

 健康保険証の「来秋廃止」を巡っては、岸田首相は萩生田光一政調会長ら自民党の提案などを受け、今週初めに延期方針の公表に傾いていたという。首相の意を受けた官邸は河野氏の外堀を埋めるべく、加藤勝信厚生労働相の説得に動いたが、政府関係者によると加藤氏は「延期と言うのは簡単だが『来秋』は法律に明記されている。秋の臨時国会に改正案を出せば野党から蜂の巣にされる」と一蹴したという。

8717OS5:2023/08/05(土) 10:06:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ca8d5e7f73b3b27302f65f68fdcc96750b26225
自民、地検捜索で危機感 衆院解散「困難」の見方も 秋本議員
8/5(土) 7:17配信

時事通信
記者会見する岸田文雄首相=4日午後、首相官邸

 東京地検特捜部が自民党の秋本真利衆院議員の事務所などの家宅捜索に踏み切った4日、同党には岸田内閣の支持率下落に拍車が掛かりかねないとの危機感が広がった。

【国会議員情報】秋本 真利(あきもと まさとし)氏

 党内では今秋の衆院解散の可能性も取り沙汰されてきたが、捜査の展開次第では解散が遠のくとの見方も出ている。

 「捜査機関の捜査が進んでいる状況なので、今の時点で政府としてコメントすることは控えなければならない」。岸田文雄首相は4日の記者会見でこう語った。

 岸田政権に対しては、マイナンバーカードを巡るトラブル続出に加え、海外研修中の自民党女性局議員の軽率なSNS投稿を受けて風当たりが強まっている。そこに内閣の一員だった秋本氏(4日に外務政務官を辞任)側の収賄疑惑が追い打ちをかける形となった。

 党関係者は「今解散すれば言い訳ばかりの選挙になる」と指摘。「そういう選挙では勝てない。首相は当面、解散を打てないだろう」と語った。党内からは秋本氏に離党を求める声も上がっている。連立を組む公明党の石井啓一幹事長は記者会見で「事態の進展を見守りたい」と述べた。

 一方、野党は批判を強める。立憲民主党の泉健太代表は会見で、収賄疑惑が洋上風力発電絡みであることに触れ、「クリーンなエネルギーなのにダーティーな話が出てくる。企業・団体献金の禁止にチャレンジしなければ政治は腐る」と非難。秋本氏に説明責任を果たすよう求めた。

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は「党もほっておいては駄目だ。政府も本気で汗をかかなければ駄目だ」と述べ、真相究明への努力を要求。共産党の小池晃書記局長は「トカゲのしっぽ切りのように真相隠しするなら、岸田政権全体の責任に発展する」と指摘した。

8718OS5:2023/08/05(土) 17:15:15
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASR853HWPR85UTFK002.html
秋本衆院議員が自民離党 党側がコメント「説明責任果たしてほしい」
2023/08/05 11:30朝日新聞

秋本衆院議員が自民離党 党側がコメント「説明責任果たしてほしい」

参院内閣委員会で、答弁する秋本真利外務政務官=2023年3月17日午前10時31分、国会内、上田幸一撮影

(朝日新聞)

 自民党は5日、秋本真利衆院議員(47)=比例南関東、当選4回=が離党届を提出し、受理したと発表した。秋本氏をめぐっては、風力発電会社「日本風力開発」側から計3千万円近い資金提供を受けたとされる問題で、東京地検特捜部が4日に秋本氏の事務所などに収賄容疑で家宅捜索に入り、同日付で外務政務官を辞任していた経緯がある。

 秋本氏の離党を受けて、自民の茂木敏充幹事長は5日、「今回の件については極めて遺憾であり、秋本議員にあっては説明責任をしっかりと果たし、事案の解明に努めてもらいたい」としたコメントを出した。

8719OS5:2023/08/06(日) 10:15:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/78f4a3a3bdb8be207ba0fa0a010f4f5b64fd985b
自民党屈指の再エネ派「秋本議員」強制捜査の衝撃、「論客」退場で自民党のエネルギー政策に影響も
8/6(日) 5:02配信
 「私は自由民主党の国会議員ですが、党内の主流派とは異なり、原子力発電の新増設やリプレース(建て替え)、核燃料サイクルには明確に反対しています」

 「政治がやるべき仕事は、危険で経済合理性もない原発や核燃料サイクルの延命に巨額の国費をつぎ込み続けることではなく、再生可能エネルギーを主力電源として独り立ちできるように育成することである、というのが私の基本的な主張です」

 自著『自民党発!  「原発のない国へ」宣言』(2020年、東京新聞刊)でこう述べていた、自民党屈指の「再エネ・脱原発派」である秋本真利衆議院議員(比例代表・南関東ブロック選出)。

 同党の「再生可能エネルギー普及拡大議員連盟」事務局長を務めてきた秋本氏が収賄容疑で東京地検特捜部の強制捜査を受け、8月4日付で外務政務官を辞任。翌5日、自民党を離党した。

■「開いた口がふさがらない」と賄賂性を否定

 一連の報道によれば、秋本氏側に資金を提供していたとされるのが再エネ発電を手がける「日本風力開発」社長の塚脇正幸氏。同氏から約3000万円が複数回に分けて秋本氏側に渡ったという。

 8月5日付の毎日新聞によれば、塚脇氏の代理人弁護士は「共に所有する競走馬の購入代金に使われた」「秋本議員個人に利益提供したなんて話はまったく違う。なぜ贈賄を疑われるのか理解ができず、開いた口がふさがらない」などとして、賄賂性を強く否定している。他方、秋本氏は取材にいっさい応じていない。

 「第1ラウンドのやり方がよろしくなかったから変えてほしいと、塚脇さんは(役所や国会議員、業界団体など)関係先にものすごく働きかけをしていた。秋本議員も働きかけの対象の1人だったことは間違いない」

 秋本氏や塚脇氏を知る関係者はこう語る。

 「第1ラウンド」とは、経済産業省と国土交通省が実施した、洋上風力発電に関する第1回目の入札を指す。「再エネ海域利用法」に基づき「促進区域」として指定された秋田県沖や千葉県銚子市沖の3海域での公募入札で、三菱商事を筆頭にした企業連合が2021年12月に3案件を“総取り”した。

 落札結果が公表され、三菱商事連合が提示した電力の販売価格がほかの企業連合を圧倒する低価格だったことが判明し、業界に衝撃が走った。

 とりわけ、ショックを受けたのが、日本風力開発やレノバなど、早い時期から地元の漁業関係者の協力を取り付け、風況調査など調査活動を手がけてきた企業だった。

 秋田県由利本荘市沖の海域入札で本命とされたレノバが敗退したことは「レノバショック」と称され、同社の株価大暴落の引き金になった。秋田県の2海域で有力視されながら、いずれも落札できなかった日本風力開発が受けた打撃も大きかったといわれる。

8720OS5:2023/08/06(日) 10:15:22
■秋本氏の働きかけは功を奏したのか? 

 それから間もなくの2022年2月17日に開催された衆議院予算委員会第7分科会。質問に立った秋本議員は萩生田光一経産相(当時)を前にこう言い切った。

 「2回目の公募(第2ラウンド)から評価の仕方を見直していただきたい」「運転開始時期というのは非常に大事なファクターなので、ウエイト付けを見直すべきだろうというふうに思っています」

 第1ラウンドの入札では、安値で応札した企業が有利になる一方、運転開始時期については評価点に含まれていなかった。秋本議員はこの点を問題にし、「第2ラウンド以降ではぜひ見直してほしい」と萩生田経産相に強く働きかけたのである。

 これに対して萩生田氏は次のように答えた。

 「今後の見直しの方向性については、まずは、今回の公募結果について総括したうえで、引き続き多くのプレーヤーに参加していただくためにも、選定の基準や開示情報のあり方も含め、外部有識者の知見もいただきながら検討してまいりたいと思います」

 この時点ですでに第2ラウンドの入札プロセスはすでに始まっており、途中段階でのルール変更は簡単ではないと見られていた。

 ところが、経産省はわずか1カ月後の2022年3月18日、第2ラウンドの入札プロセスを見直すと突如発表。同6月10日に設定されていた公募締切日を延期すると明らかにした。

 そして有識者会議での審議を踏まえて、同6月23日に新たな評価基準案を取りまとめた。そのときの公表資料では事業計画の迅速性を重視し、「『運転開始時期』を切り出して評価する」との文言が盛り込まれた。

■国会質問と資金提供の関係は? 

 朝日新聞などの報道によれば、塚脇氏側から「共有する競走馬の購入代金」として資金が流れたのは2021年頃から今年6月にかけてのことだという。東京地検特捜部はこうした動きを捉えて「贈収賄」が成り立つと見ているようだ。

 なお、塚脇氏の代理人弁護士は賄賂性を否定している。

 西村康稔経産相は8月4日、記者団に対して「見直しのプロセスは外部有識者を含む経産省と国交省の審議会で議論し、パブリックコメントを経て決定したものだ」と述べ、秋本議員からの働きかけによる政策決定への影響について否定的な見方を示した。

 自民党随一の「再エネ派」と見られている秋本議員に疑惑が浮上したことは、日本が目指すカーボンニュートラル実現や、そのための「切り札」とされる洋上風力発電を含む再エネの推進に暗い影を落としている。秋本氏は国土交通政務官時代に再エネ海域利用法の制定に尽力し、洋上風力発電を含む再エネに関する政策や制度を熟知する数少ない議員の一人だ。

8721OS5:2023/08/06(日) 10:15:39
 他方、日本風力発電は子会社の「エネルギー戦略研究所」を通じて、京都大学大学院の「再生可能エネルギー経済学講座」を産学共同講座として支援してきた。同講座には、日本のエネルギー政策を批判的な視座で研究する学識経験者が集まり、送電線の空き容量問題の指摘をはじめ、その提言内容はエネルギー業界でも一目置かれていた。

 同講座に所属する山家公雄・京大大学院特任教授は、「秋本議員の働きかけによって、公募ルールが事業者に有利になるようにねじ曲げられたという事実はない。それどころか、今のような価格偏重の入札方式が続けば、日本の洋上風力政策は立ち行かなくなる」と危惧する。

■「再エネ利権」のごとくみなす意見も

 ただ、山家氏の指摘が正しかったとしても、経営者による資金提供の目的を含めて、日本風力開発がガバナンスのあり方を厳しく問われることは間違いないだろう。秋本氏が沈黙し続ける中、すでにSNS上では「再エネ利権」のごとくみなす意見も持ち上がっている。

 秋本氏の著書では「河野太郎行政改革担当大臣推薦!」(当時の肩書)という帯が巻かれ、「俺よりすごい、自民党一の『脱原発』男だ」との一文がある。

 その河野デジタル相はマイナンバーカード保険証問題で党内外の批判に見舞われているうえ、今回、秋本氏が“一発退場”となったことで、自民党内では現行のエネルギー政策に「物申す」議員はいなくなりつつある。

 日本の再エネ政策に影響が広がるのは必至だ。

岡田 広行 :東洋経済 解説部コラムニスト

8722OS5:2023/08/09(水) 13:21:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd0957c47851a14ebd3db44bc1bd72ebbeab8f33
秋本議員、先物で数千万円損失か 多額の資金受領と関連捜査
8/8(火) 21:00配信

共同通信
衆院本会議に出席した自民党の秋本真利衆院議員=6月

 秋本真利衆院議員(47)=自民党を離党=が洋上風力発電を手がける日本風力開発の塚脇正幸社長から多額の資金を受け取ったとされる事件で、秋本氏がここ数年の間に先物取引で数千万円の損失を出したとみられることが8日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は損失と資金受領との関連を調べるもようだ。


 秋本氏や塚脇氏らは2021年秋ごろ、競走馬の組合を設立。その頃から今年6月まで、塚脇氏は馬の購入代金などとして3千万円余りを支出したとされる。関係者によると、秋本氏が取引で損失を出したのは組合設立の前後で、資金繰りに困っていた可能性がある。

 特捜部は秋本氏が組合を実質的に管理し、塚脇氏からの資金は秋本氏への賄賂に当たるとみて捜査している。塚脇氏の弁護士は賄賂ではないと否定。塚脇氏も組合の所有者で、あくまでも組合への支出だとしている。

 関係者によると、塚脇氏側は昨年10月下旬、東京・永田町の秋本氏の議員会館事務所に現金1千万円を届けたといい、弁護士によると、馬3頭の購入などに充てられたとされる。

8723OS5:2023/08/10(木) 08:41:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/af8468a8d85d9537fc18b16f7f0a5e0d667e3eeb
岐路に立つ茂木氏、「戦う覚悟」麻生氏…首相が気になる2人
8/9(水) 19:47配信

産経新聞
自民党役員会に臨む麻生太郎副総裁(左)と茂木敏充幹事長=6月12日午後、東京・永田町の党本部(矢島康弘撮影)

第2次岸田文雄改造内閣は10日、発足から1年を迎えた。この1年、政権の要として岸田首相を支えてきた自民党の茂木敏充幹事長と麻生太郎副総裁には、首相も配慮を重ねる。主流派として存在感を示す両氏だが、今後の権勢維持に向けては課題も抱える。

■幹事長留任か交代か 茂木氏、勝負の夏

9月に行われる見通しの内閣改造・党役員人事は、首相の座を視野に入れる茂木氏にとっても重大な岐路となる。幹事長に留任して岸田首相を支え続けることになれば、来秋の党総裁選への挑戦は困難になる。交代となれば、自身初となる総裁選出馬の公算が大きくなる。茂木氏は両にらみで人事権者である首相の沙汰を待っている。

「平成研は内閣、党、国会の中核で岸田政権を支えてきた。これからもこの基本方針を貫いていきたい」

9日に横浜市で開かれた茂木派(平成研究会)研修会で、茂木氏はこうあいさつした。これまで折に触れ首相への意欲を示してきた茂木氏だが、最近は水を向けられても言葉を濁すことが多い。茂木派議員は「人事構想を練っている首相に誤ったメッセージを送りたくないのでは」とみる。

首相は茂木氏を続投させるとの見立てが大勢だ。党運営に安定した手腕をみせ、昨年の参院選や今年4月の統一地方選も勝利で乗り切った。なにより、党第3派閥の領袖(りょうしゅう)を野に放てば政権に牙をむく可能性が生じる。財務相に処遇して閣内に囲い込む案も浮上するが、茂木派幹部は「受けないだろう」と言い切る。

幹事長に留まれば、茂木氏は引き続き党の人事や財政で絶大な権力をふるえる。半面、首相が総裁選再選へ出馬を表明した場合は動きを封じられる。政権と命運を共にする幹事長が出馬を強行すれば「裏切り者」のそしりは免れない。

無役となればフリーハンドを握れるが、政権の中枢から離れることで求心力の低下が懸念される。茂木氏には石破茂元幹事長や河野太郎デジタル相らほどの知名度もない。満を持して出馬しても党内の支持が集まる保証はない。

「幹事長派閥であることが最優先だ」「動かなければ勝ち筋は見えてこない」―。茂木派内では続投への期待と総裁選出馬への待望論が入り交じる。

党内の実力者の思惑も絡む。麻生氏は茂木氏の続投を望む。副総裁は総裁に次ぐ地位だが、実質的な権限は乏しい。気脈を通じる茂木氏が幹事長の座にあった方が自身の意向を党運営に反映できる。首相も政権の屋台骨である麻生氏の希望は無視しにくい。

「一緒に支えよう。お前のことは買っている」

7月、麻生氏は党本部の幹事長室で茂木氏にこう語りかけた。「いずれはという思いを持ってるのはわかってる。でも、焦ってないよな」とも念を押した。

自身の去就について「さまざまな意見をよく聞きながら対応を考えたい」と両にらみの姿勢を貫く茂木氏。この時も麻生氏に「支えるという気持ちは同じです」とだけ返答した。(石鍋圭)

8724OS5:2023/08/10(木) 08:41:57

■後継者は誰?麻生氏の悩みどころ

麻生氏は9日、台湾訪問を終え、帰国した。1972年の断交後初めてという自民副総裁による訪台で、来年1月に総統選を控え、政府に代わって日台関係の強化に尽力した。岸田政権の支持率は低迷が続いているが、「政権をど真ん中で支える」と強調する麻生氏は内政・外交の両面で政権の要となっている。

「台湾の次の代表(総統)がしっかりとした見識を持って(台湾を巡る情勢に)対応する人かどうかは極めて重要な問題だ。今回、頼氏に会えたのはよかった」

麻生氏は訪台中の8日、総統選に与党から出馬予定の頼清徳副総統や蔡英文総統とそれぞれ会談した後、記者団に語った。

麻生氏は今年に入り、最大野党・中国国民党の侯友宜氏らとも会談している。総統選候補者として名前が挙がる人物とは一通り面会した形で、台湾情勢に関する日本側の認識を伝えた。

8日に現地で行った講演では、台湾有事を念頭に「戦う覚悟」を表明した。政府見解よりも踏み込んだものだが、麻生氏周辺は「岸田首相と麻生氏の認識に違いはない」と説明する。

麻生氏が外交面で政権をサポートするのは初めてではない。昨年11月には韓国を訪問して尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と会談し、いわゆる徴用工訴訟問題などで悪化した日韓関係の改善に向けた地ならしを行った。

一方、内政では、自民党第2派閥の麻生派(志公会)の領袖として政権を支え、第3派閥の茂木派(平成研究会)を率いる茂木氏と良好な関係を築く。首相と頻繁に面会し、政権運営などを助言している。同時に、二階俊博元幹事長や菅義偉前首相らとも接触を図り、非主流派にも気を配る。

ただ、自派の後継者育成という面では課題もある。麻生派には「ポスト岸田」と目される河野太郎デジタル相がいるが、党内にはマイナンバー問題の対応などを疑問視する意見が根強く、派内でも衆目の一致する首相候補にはなっていない。

派の存続に向け、麻生氏がどのような道筋をつけるかが焦点になる。(大橋拓史)

8725OS5:2023/08/10(木) 08:43:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb8084b386ec31d4810eca761e1bfe32fbc0da1e
内閣改造、9月下旬論が浮上 日程窮屈で岸田首相熟慮
8/10(木) 7:21配信

時事通信
首相官邸に入る岸田文雄首相=9日午前、東京・永田町

 岸田文雄首相(自民党総裁)が9月中旬を軸に検討する内閣改造・党役員人事を巡り、同下旬に時期を遅らせるべきだとの声が、政府・自民党内に浮上した。

 中旬は外国訪問などが立て込み、新体制を整えるには時間的余裕が乏しいとの判断が背景にある。首相は今週末から夏休みに入る予定で、秋の政治日程について熟慮する見通しだ。

 首相は、人事を通じて政権浮揚を図った上で、衆院解散・総選挙の時期を探る構え。9日には、自民党の茂木敏充幹事長、遠藤利明総務会長、公明党の山口那津男代表と首相官邸で相次ぎ会談した。今後の政権運営について意見交換したとみられる。

 松野博一官房長官は記者会見で、人事の時期について「首相の専権事項だ」と述べるにとどめた。

 お盆明けは、18日に米ワシントン近郊のキャンプデービッド山荘で日米韓首脳会談が開かれる。その後は2024年度予算案の概算要求が予定され、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡る政治判断も迫る。

 9月に入っても、上旬はインドネシアで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、インドで20カ国・地域(G20)首脳会議と、重要な外交日程が続く。11日ごろの帰国後、19日から米ニューヨークで始まる国連総会の一般討論演説に出席するまでの間に、首相は人事のタイミングを模索していた。

 ただ、岸田派が14、15両日に夏季研修会の実施を決め、日程の窮屈感はさらに強まった。政府筋は「人事は帰国後の9月最終週でいい」と指摘。自民党関係者も「9月下旬の可能性が出てきた」と語った。

 とはいえ、人事が遅れれば秋に想定される臨時国会の召集時期もずれ込む。物価高対策のための23年度補正予算案を求める声が出始める中、首相周辺には「国会召集を遅らせるのは得策ではない。人事は9月中旬に済ませるべきだ」との意見も根強い。

 人事では、茂木氏の処遇が焦点。マイナンバーカード問題で批判を浴びる河野太郎デジタル相、週刊文春で家族を巡る疑惑が報じられた木原誠二官房副長官らの去就にも注目が集まる。首相は夏休みを利用して人事構想を練るとみられる。

8726OS5:2023/08/10(木) 11:09:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6932371a0c7f3562ecc970cb73464d3170cecb1
安倍派新体制協議、塩谷、下村両氏はまた物別れ
8/10(木) 10:31配信

産経新聞
下村博文氏(左)と塩谷立氏

自民党最大勢力である安倍派(清和政策研究会、100人)の塩谷立、下村博文両会長代理は10日午前、会長を務めた安倍晋三元首相死去後の新体制を巡り国会内で協議したものの、8日の協議に続き物別れに終わった。

関係者によると、塩谷氏は8日と同様に会長不在のまま派の意思決定を担う「常任幹事会」を新設した上で、自らがトップの「座長」に就くことを提案した。これに対し下村氏は座長ではなく会長になるべきだと主張し、両氏は折り合わなかった。16日にまた協議する。

8727OS5:2023/08/10(木) 19:28:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/554c84249ee53452c82817e3a5e246a4ca1d81a1
自民安倍派、後継体制で議論平行線 「塩谷座長」案に下村氏反対
8/10(木) 18:22配信

毎日新聞
自民党

 自民党安倍派の塩谷立、下村博文両会長代理は10日、安倍晋三元首相の死去後の後継体制を巡り、国会内で会談した。塩谷氏は、新会長を置かないまま自身が「座長」に就任し、「集団指導体制」の実質的な取りまとめ役を果たす案を示したが、下村氏は反対し、議論は平行線をたどった。17日には派閥の議員総会が予定されており、両氏は16日に改めて協議する。

 関係者によると、塩谷氏は会談で、当面は萩生田光一政調会長や西村康稔経済産業相ら「5人衆」を含む集団指導体制とした上で、その意思決定機関として「常任幹事会」を新設することを提案。自身が常任幹事会の座長に就く考えを示した。下村氏は常任幹事会の設置には理解を示した一方で、座長については「座長ではなく会長を決めるべきだ」と反発。8日に続く両氏の会談だったが、この日も意見の一致をみなかったという。

 塩谷氏は、常任幹事会の構成人数について「(既存の幹事会よりも)数を多くしたい」との意向を示したといい、今後派内の意見を踏まえた上で人数や人選の調整を進める見通し。

 安倍氏の死去後、ベテランの塩谷、下村両氏が暫定的な派閥の取りまとめ役を担ってきたが、今秋にも想定される内閣改造・党役員人事に向け、今月20、21両日に長野県内で開く派閥研修会の前には「新体制を決めるべきだ」との声が派内には根強い。早期の会長選出を求める声は下村氏以外からも上がっており、16日の協議で両氏が一致点を見いだせるかは不透明だ。【畠山嵩】

8728名無しさん:2023/08/10(木) 19:41:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/628343f403fb09655820cbfda7192944c9115ea9
木原誠二官房副長官に公選法違反の疑い 衆院選の選挙事務所家賃を不記載
8/10(木) 11:12配信

文春オンライン
木原氏 ©時事通信社

 木原誠二官房副長官(53)が、2021年の衆院選で提出した「選挙運動費用収支報告書」に、選挙事務所の家賃支出を記載していないことが「文藝春秋」の取材で分かった。公職選挙法違反の疑いがある。

【写真】公選法違反の疑いのある木原誠二官房副長官の東久留米事務所

 木原氏は「総理の懐刀」と呼ばれる一方で、妻が、過去に結婚していた男性の不審死を巡って、重要参考人として警察から事情聴取を受けていた疑惑を「週刊文春」が報じている。

 今回、新たに発覚したのは、木原氏が東久留米市内に置いた選挙事務所を巡る疑惑だ。

「3階建てオフィスビルの1階部分にあり、ビルを所有するのは市内の建設会社A社です。代表取締役を務めるのは、自民党の東久留米市議でもあります。2021年の選挙では、街頭演説会の司会を務めるなど、 木原選対の“実働部隊”として活動していました」(地元関係者)

3年以下の禁錮又は50万円以下の罰金
 選挙事務所については設置主体などが公職選挙法で厳格に定められている。「候補者個人」と「候補者届出政党」の二者は事務所を設置することができる。

 自民党関係者が語る。

「自民党として届け出た選挙事務所は東村山市にあります。日ごろから、木原氏が政治活動を行うための地元事務所でもある。木原氏が代表を務める『自民党東京都第20選挙区支部』など各政治団体の所在地にもなっています」

 公選法では政党が設置できるのは一箇所だけと定めている。つまり、東村山市の事務所は自民党の選挙事務所、これに対してA社が所有するビルに入っている東久留米事務所は、木原氏が候補者個人として届け出た選挙事務所ということになる。

 東村山事務所の家賃は選挙期間中に限らず、毎月、第20支部が所沢市の不動産会社に支払っている。他方、選挙期間中に借りた東久留米事務所の家賃は木原氏個人が支払う必要がある。ところが、木原氏が東京都選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」には、東久留米事務所の家賃の支出が記されていないのだ。

 公選法に詳しい神戸学院大学の上脇博之教授が語る。

「家賃を支払っているにもかかわらず、報告書に記載していないとすれば、公選法違反の虚偽記入罪に当たる。3年以下の禁錮又は50万円以下の罰金が科せられます」

事務的ミスを認めた木原氏
 当事者たちはどう答えるのか。A社に事務所の賃料や賃借期間について尋ねたが、期限までに回答はなかった。

 木原事務所に書面で尋ねると、弁護士を通じて下記のように回答した。

「令和3年の総選挙における選挙事務所は、候補者の事務所は東村山事務所(東村山市廻田)です。候補者届出政党の事務所は、東久留米事務所(東久留米市幸町)です。しかしながら、届出時の事務的なミスにより、候補者届出政党の事務所を東村山事務所として届け出ていました。(編集部注・届け出時に提出した書類の)訂正について選管に確認すると承知しています」

 東久留米事務所は「候補者の事務所」でないため、木原氏が家賃を負担する必要が無いとする主張だろう。だが、この回答も重大な問題を孕んでいる。

 前述のように東村山事務所は、木原氏が代表を務める第20支部が、選挙期間中以外でも不動産会社に毎月の家賃を支払っている。だが、公選法上は、「第20支部の財布」と、「木原氏の財布」は全く別のものとみなされる。

「第20支部が借りている東村山事務所を木原氏個人が選挙事務所として使った場合、家賃を支払っていればその支出を、無償提供されていればその旨を選挙運動費用収支報告書で報告しなければなりません。その記載が無い以上、木原氏が届け出た選挙事務所が東村山であった場合でも、公選法に違反する疑いがあります」(前出・上脇氏)

 この点を改めて木原氏に尋ねると、こう回答した。

「念のため選管に確認いたします」

 だが、木原氏を巡る公選法違反疑惑はこれだけではなかった。

 8月10日に配信した「文藝春秋 電子版」の オリジナル記事 では、東久留米事務所を巡る疑惑の詳細に加えて、別の問題である“ヤミ選挙事務所”疑惑についても報じている。

「文藝春秋」編集部/文藝春秋 電子版オリジナル

8729OS5:2023/08/11(金) 22:51:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9038a37732ca8fe1b64411693fb8b280c17a0349
自民に「国交相」奪還論 内閣改造、公明と新たな火種
8/11(金) 7:13配信

時事通信
記者会見する公明党の北側一雄副代表=10日午前、同党本部

 岸田文雄首相が9月中で検討する内閣改造に向け、自民党内で国土交通相ポストを公明党から奪還すべきだとの声が強まってきた。

【図解】公明党が経験した閣僚ポスト

 全国の公共事業を差配する巨大官庁のトップを10年以上、公明に独占され、抜群の集票力を誇ってきた建設・運輸業界を侵食されかねないとの危機感からだ。ただ、公明は譲らない構えで、自公関係の新たな火種となりそうだ。

 「そろそろ返してもらわなければならない。ひさしを貸して母屋を取られてはならない」。自民の閣僚経験者は、ポスト奪還に向け語気を強めた。

 「福祉の党」「環境の党」を掲げる公明は、1999年の連立政権参加から2009年の野党転落までの約10年間、国交相以外にも厚生労働相や環境相などを担った。ただ、旧民主党から政権を奪還した12年末からは公明議員4人が連続して国交相に就いている。

 これに対し、自民は08〜09年の金子一義氏が最後の国交相。同党現職議員に国交相経験者が皆無となり、かつて誇った建設・運輸業界への影響力は衰えつつある。奪還論は支持者からも出ており、党幹部は「今秋の内閣改造が流れを変えるタイミングだ」と語った。

 とはいえ、公明にとって国交相ポストは魅力的だ。党関係者は「さまざまな業界から陳情が寄せられ、人脈が広がる」と指摘。自民関係者によると、22年8月の前回改造時に首相は公明に閣僚ポストの変更を持ちかけたが、断られたという。

 日本維新の会の攻勢に直面し、次期衆院選で議席減の危機にひんする公明は、国交相ポストについて「これからも重要だ」(山口那津男代表)と死守の姿勢を強める。国交相経験者の北側一雄副代表は10日の記者会見で「わが党に非常にふさわしいポストだ」と強調した。

 衆院選の候補者調整がもつれ、公明は5月、東京都内の選挙協力を解消すると自民に通告。両党に歩み寄りの動きはあるものの、亀裂の修復には至っていない。公明関係者は「自民がポスト奪還にこだわれば、自公関係の溝はさらに広がる可能性がある」と自民をけん制した。

8730OS5:2023/08/12(土) 23:51:07
困難とユーか よほど勝てる状況じゃなければ 解散する必要はないわけで


https://news.yahoo.co.jp/articles/47201598e470d40edfd44a7372e9f1ffd74e11ec
年内解散、困難の見方 政権立て直しへ人事カギ 岸田首相思案の夏休み
8/12(土) 7:10配信

時事通信
富山県での視察を終え、記者団の質問に答える岸田文雄首相=10日、同県射水市(代表撮影)

 岸田内閣の支持率下落が続く中、年内の衆院解散・総選挙は困難との見方が、与党内で強まってきた。

 岸田文雄首相(自民党総裁)は、内閣改造・党役員人事で刷新感を印象付け、政権浮揚につなげたい考えだが、思惑通りに進むかは不透明。11日からの夏休みは、政権立て直しに向け、思案を重ねる機会となりそうだ。

 首相は10日、視察先の富山県射水市で記者団に対し、今後の政権運営について「先送りできない課題に取り組み、答えを出していく」と強調。9月中で検討する人事は「適材適所で考えていきたい」と語った。

 首相は来年9月までに衆院選で勝利し、同月の任期満了に伴う党総裁選を無風で乗り切るのが基本戦略。先の通常国会でも解散を模索した。この時は時期尚早と判断して見送ったが、衆院議員の任期は10月末で折り返しを迎えることから、党内では「首相は年内解散を探っている」(関係者)との見方がなお強い。

 ただ、政権を取り巻く環境は厳しさを増している。マイナンバー問題は収束の兆しが見えず、8日に公表した総点検の中間報告でも累計8000件超の誤りを確認。秋本真利衆院議員が収賄疑惑で離党し、松川るい女性局長らのフランス研修も「まるで観光」と批判を浴びた。首相側近の木原誠二官房副長官も、自身や家族を巡る疑惑が相次ぎ報じられている。

 時事通信の8月の世論調査で内閣支持率は26.6%に下落し、5カ月ぶりに「危険水域」とされる2割台に突入。自民党支持率も21.1%に落ち込んだ。政界には、内閣と党の支持率の合計が「50」を切ると政権維持が困難になるという、故青木幹雄元官房長官が唱えた「法則」がある。岸田内閣の発足以降、これを割り込んだのは今回の「47.7」が初めてだ。

 調査結果を受け、首相周辺は「厳しい」と絶句。党内には「解散などできるわけがない」(閣僚経験者)との認識が広がる。今秋の解散を想定して衆院選の準備を進めてきた公明党からも「年内は無理だ」(重鎮)との声が漏れる。

 政権立て直しのカギを握るのが人事だ。自民党内では「政権の顔ぶれを刷新しなければ状況は好転しない」(幹部)との見方が強く、茂木敏充幹事長や河野太郎デジタル相らの去就が焦点となる。ただ、党関係者は「政権の体力は落ちており、大幅な人事は難しい」と指摘する。

 首相は人事に続き、2023年度補正予算案の編成も検討。10月に臨時国会を召集し、着実に成果を積み上げることで国民の信頼回復を図る考えとみられるが、マイナ問題などで野党の追及を受けるのは必至だ。11月末には総点検の「最終報告」も控えており、政権の先行きは見通せない。

8731OS5:2023/08/15(火) 19:16:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/b293e60eec0e9c2406686cad96444ebbccd728d4
ダークスーツ着込み、首相の半歩後ろを…政権の命運をも左右する最側近たちの役割とは
8/15(火) 5:01配信

読売新聞オンライン
 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「首相秘書官」。

 ダークスーツを着込み、国会では背後からメモを差し入れ、移動の際には資料でふくれあがったカバンを手に半歩下がって付きそう――。常に首相と行動を共にし、黒子として支える首相秘書官の姿は、テレビニュースなどでもおなじみだ。時に政権の命運をも左右する首相の最側近たちの役割を探る。

国会答弁や政策立案 会食にも随行
 首相秘書官は首相が任命する特別職の国家公務員で、政権運営全般を見渡す「政務」と、各省庁から出向し官邸と省庁のパイプ役となる「事務」に分かれる。事務担当は当初、外務、財務、警察の3省庁出身者が基本業務を担っていた。第1次石油危機を契機に通商産業省(現・経済産業省)が加わり、官邸主導が強化されてからは、厚生労働省などからも出向している。

 事務担当には、各省庁の課長級以上の「エース格」と目される官僚が起用され、首相の理念実現に向け、国会答弁の調整や重要政策の立案などに携わる。日替わりで会食先などにも随行し、年末年始なども緊急時に備えて首相と過ごすこともある。

 首相が退陣すると、事務担当は職を解かれて出身省庁に戻るのが通例だ。牧原出・東大教授(行政学)は、「その後の昇進などを含めた秘書官経験者の役人人生は、退陣後の首相の影響力にも左右される。ひとたび秘書官になれば、首相経験者が政治力を持つ限り一蓮托生(いちれんたくしょう)だ」と話す。

ホテル住まい、睡眠2時間…「鉄の団結」
 一方、政務担当は秘書官の筆頭格で、与党幹部や政財界との政策のすりあわせなど、多岐にわたる首相の政治活動を支える。そのため首相の理念を熟知する人物が求められ、事務所秘書や親族などが就くケースが多い。

 歴代内閣では、政権運営の要となる“大物”もいた。小泉内閣の政務秘書官だった飯島勲内閣官房参与は、首相が1日2回、テレビカメラの前で発言するメディア戦略などを考案し、小泉氏の発信力を生かして高い政権支持率を維持した。今井尚哉内閣官房参与は安倍内閣で事務・政務双方の秘書官を経験し、「1億総活躍社会」など看板政策の立案に携わったほか、政局でも参謀として首相を支えた。

 飯島氏は秘書官時代、官邸近くのホテルに泊まり込み、1日約2時間の睡眠で政権を支えた。政権発足から間もない2001年9月の米同時テロでは、飯島氏が事務秘書官らを指揮し、国内外の情報収集に奔走した。未曽有の事態を一丸となって乗り越えた“チーム飯島”は「鉄の団結」(飯島氏)を誇ったという。

(写真:読売新聞)

 飯島氏は、内閣改造時に閣僚候補の政治資金や過去の発言を調べる“身体検査”も徹底し、長期政権の実現に寄与した。飯島氏は「小泉内閣では、本人の政治資金疑惑で辞任した閣僚は一人もいなかった」と振り返る。

8732OS5:2023/08/15(火) 19:17:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8c40fa191958b80ca368db193dde59e9f866c5a
「岸田総理には必ずいつかやり返す」木原問題、エッフェル塔写真炎上で大逆風の岸田政権に菅・二階両氏ら“非主流派”が虎視眈々「やるときは一気にやって、奪い返すぞ」
8/14(月) 8:01配信

集英社オンライン
集英社オンライン

支持率の下落傾向が止まらない岸田政権。一方、この混乱を機に「政局を仕掛けてくるのでは」と、その動向に注目が集まっているのが、菅義偉前首相、二階俊博元幹事長らの「非主流派」だ。両氏による岸田文雄首相批判は止まらないようで…。

【画像】具志堅用高と笑顔でツーショット写真におさまる今井絵理子議員(本人Facebookより)

木原氏、取材対応を一時再開も「違法風俗」報道で再び雲隠れ
ここ1ヶ月、岸田政権を最も動揺させているのが、首相最側近にして“陰の総理”とも言われる木原誠二官房副長官をめぐる報道だ。
木原氏は「週刊文春」で妻の元夫の不審死についての疑惑を報じられて以降、約1ヶ月にわたり、記者が接触できない首相官邸の裏口からの出入りを続けている。日々慣例として行われてきた番記者による取材も「家族のケアが必要」という理由で応じていない。

首相の外遊にも同行せず、松野博一官房長官が不在時の定例会見の代行もしない木原氏には、「副長官としての責務を果たしていない」と党内外から批判が噴出。こうした声を気にしてか、8月7日には突然、この1ヶ月間応じていなかった番記者からの取材対応を再開した。

全国紙政治部記者が明かす。

「午後6時半ごろ、いきなり『6時40分から取材に応じる』と幹事社を通じて連絡があり、各社の記者はあわてて官邸のエントランスに集まりました。
そこに現れた木原氏は何事もなかったかのように、いつもの上から目線で開口一番、『なんか、ある?』と言い放ちました。1ヶ月、取材に応じなかったことの釈明や謝罪はなし。突然の連絡だったので、木原氏とは初対面の記者も多数いて、一連の報道についての質問は出ませんでした」

翌8日も取材に応じたものの、9日には「文春オンライン」が、木原氏が違法な“本番行為”が横行する風俗店の常連だったと報道。
すると、「再び取材対応がなくなり、お盆明けも『取材対応は難しい』と各社に連絡してきました」(前出の全国紙政治部記者)
木原氏が「休む」と各社に連絡してきた10日にも、衆院選の「選挙運動費用収支報告書」に事務所の家賃支出を記載していないという公職選挙法違反の疑いが「文春」に報じられたが、木原氏はコメントを避けたままだ。

相次ぐ報道のなか、この記者は、木原氏の明らかな変化を感じ取ったという。

「記者団の前に現れたときは平静を装っていましたが、かなりやせたのは明らかでした。9月にも行われる見通しの内閣改造では、副長官を外される可能性が高い。連日の報道で、心身ともにまいっているのではないでしょうか。“影の総理”のピンチは、すなわち政権のピンチです」

8733OS5:2023/08/15(火) 19:17:58

10月22日総選挙の憶測も、大逆風で解散は先送り?
木原氏をめぐる問題以外でも、政権への逆風は強まるばかりだ。

「松川るい、今井絵理子両参院議員のフランス視察をめぐる炎上が収まりません。
松川氏が連れていった子どものお世話を現地の大使館にさせていたことや、研修日程がスカスカだったことも報じられました。松川氏のお膝元の大阪は、ただでさえ維新に押され、自民が苦戦しているだけに、地元はおかんむり。松川氏は、エッフェル塔ポーズを一緒に撮った地元・大阪の女性議員に謝ろうと電話をかけても、出てもらえなかったとか。
自民党枚方市支部は、松川氏を選挙区支部長から更迭するよう、茂木敏充幹事長に要求しました」(自民党関係者)

6月の衆院解散を見送った首相は、秋の解散・総選挙を検討しているとみられていたが、その戦略にも暗雲が立ち込めてきた。

自民党の中堅議員がため息をつく。

「当初は9月後半にも召集する臨時国会の冒頭で解散し、10月22日投開票というスケジュールがささやかれてきました。
選挙区の『10増10減』にともなう候補者調整も落ち着き、『1票の格差が生じている違憲状態を早く解消する』という名目での解散があり得るのでは、との見立てです。
しかし、ここまで逆風が吹くと、総理が解散権を行使できるかはわかりません」とため息をつく。

菅氏「総理がリーダーシップをとらないとダメ」岸田首相をチクリ
こうしたなか、動向が注目されているのが、菅前首相や二階元幹事長ら「非主流派」だ。

「菅氏、二階氏が森山裕選挙対策委員長も交えて7日夜、日本料理店で会食しました。定期的な会合ですが、約2時間にわたって、ピンチに陥っている政権運営や、今後の政局について意見を交わしたとみられています」(全国紙政治部記者)

そもそも菅氏、二階氏ともに岸田首相とは距離があるというのは、永田町では衆目一致した見方だ。
菅氏が首相時代にコロナの感染拡大や東京オリンピック開催をめぐる混乱で支持率を下げるなか、岸田氏は早々に自民党総裁選への立候補を表明。当時、幹事長を5年以上務めていた二階氏を念頭に「党役員の任期は1期1年、連続3期まで」とする党改革案を掲げ、これによって追い込まれた菅氏は総裁選への出馬を断念した。

それ以来、「非主流派」となった菅・二階両氏は、岸田首相の政権運営に辛らつだ。
菅氏はここ最近、マイナンバーをめぐる政権の迷走を横目に、「俺が総理のときには、俺が陣頭指揮をとって、総務省や厚労省にコロナワクチン接種施策を進めさせた。マイナンバーだって、デジタル庁、総務省、厚労省が関わるんだから、総理がリーダーシップをとらないとだめだろう」と、周辺の前で岸田首相をチクリ。

一方の二階氏も岸田氏について「周囲への根回しが足りない。自分だけ目立てばいいってもんじゃない」などと批判する。

「菅氏と二階氏は、木原氏の妻が重要参考人として事情聴取を受けていたときに、それぞれ官房長官、幹事長を務めていました。当然、事件についての動きは熟知しているはずで、岸田政権を一気に追い込める弱みを握っているとも言えます」(全国紙政治部記者)

非主流派のベテランのひとりは逆襲を誓って、こうつぶやく。

「岸田総理には、必ずいつかやり返す。やるときは一気にやって、奪い返すぞ」

取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

8734OS5:2023/08/15(火) 19:18:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/2365dae6f4f45a3b5e803098fc09fe61a2650748
自民党安倍派の新体制巡り両会長代理が平行線…塩谷氏は「座長」案、下村氏は「会長」専任求める
8/10(木) 22:15配信

読売新聞オンライン
(写真:読売新聞)

 自民党安倍派の塩谷立、下村博文両会長代理は10日、派閥の新体制について、国会内で会談した。塩谷氏は事実上の代表と位置づける「座長」に自身が就く案を主張する一方、下村氏は「会長」の選任を求めて互いに譲らず、平行線に終わった。塩谷氏側は17日の派閥会合で了承を取り付けたい考えだが、決着するかどうかは不透明だ。

 会談は約40分行われ、塩谷氏が派の運営を主導する「常任幹事会(仮称)」を設置した上で、自身が座長に就く案を説明した。これに対し、下村氏は会長を決めるべきだと主張した。両氏は8日にも協議していたが、再び物別れとなり、16日に改めて協議する予


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/
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塩谷立氏

定だ。

 新体制を巡っては、塩谷氏が3日、高木毅国会対策委員長、萩生田政調会長、世耕弘成参院幹事長、松野官房長官、西村経済産業相の「5人衆」と都内で会談。会長を不在にしたまま、塩谷氏を座長に位置づける案をまとめていた。

 派内では「下村氏の主張が正論だ」(中堅)として、新会長の選任を求める意見もある。ただ、内閣改造・党役員人事が9月11〜13日の間にも行われるとの見方が強まる中、「一刻も早く新体制を発足させるべきだ」(若手)として「塩谷座長案」での早期決着を求める意見が広がっている。

8735OS5:2023/08/15(火) 20:05:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d54bd7f4d584ca5f6a5c1c53e5800a7d24b9328
16日に安倍氏追悼ゴルフ 首相が不参加 台風直撃で危機対応優先 世論の批判を回避 
8/14(月) 18:51配信

カナロコ by 神奈川新聞
岸田文雄首相(資料写真)

 岸田文雄首相は14日夜、森喜朗元首相らが16日に企画した安倍晋三元首相の「追悼のゴルフ」(安倍派関係者)への参加を取りやめることを決めた。首相にとっては夏休み期間中だが、台風7号の日本直撃が確実な情勢下で危機対応を優先した。「党重鎮より国民へ目を向けるべきだ」(公明党議員)など与党内からも自重を促す声が上がっており、世論の批判を浴びるリスクも勘案したようだ。  

 関係者の話を総合すると、開催は安倍氏の派閥の先輩である森氏らが呼び掛け人。首相経験者の小泉純一郎氏、自民党副総裁の麻生太郎氏も参加予定だった。場所は安倍氏が好んで利用していたという山梨県内のゴルフ場。15日には夕食会もセットされ、「その場で内閣改造や党役員人事、望ましい総選挙の時期を話し合うのでは」(自民議員)との観測も呼んでいた。

 首相は11日から16日までを夏休み期間とし、15日の全国戦没者追悼式と閣議以外、公務は原則として外している。12、13日に予定していた家族同伴の静岡県での農山漁村への交流宿泊は台風に備え取りやめた。

神奈川新聞社

8736OS5:2023/08/16(水) 09:39:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/e13ad7dbbbf08a53a2495f7d5ac08460d98fd7fe
「ポスト岸田は岸田」という政界で名前があがるダークホース 石破、河野、小泉、茂木ではない「国民人気ほぼゼロ」の意外な大臣が
8/16(水) 6:02配信

デイリー新潮
政界人気の低い3人
低空飛行を続ける岸田政権

 8月5・6に実施されたJNNの世論調査で、ポスト岸田にふさわしい自民党議員について聞き取りしたところ、1位・石破茂元幹事長16%、2位・河野太郎デジタル相16%、3位小泉進次郎元環境相14%……といった順番で岸田首相は5位で5%だった。一時に比べれば内閣支持率は下げ止まっているものの、再び上昇に転じる要素はなく、秋以降はさらに苦しい政権運営を迫られそうなのだが、一方で政界では「ポスト岸田は岸田」との声があがっているという。

【写真を見る】「ロールスロイスの男」に呼び出される岸田首相、「国民人気ほぼゼロ」の意外な大臣など

「JNNの今回の調査については、石破、河野、小泉の各氏の国民人気の高さを改めて感じました」

 と、政治部デスク。

「一方でこの3人は永田町ではあまり人気がありません。各人に共通するのは、派閥やグループの面々の面倒をちゃんと見ているという声が聞こえてこないこと。石破氏については“2021年の総裁選に出馬できなかったのが良くなかった。終わった人だ”と評する人がいますね。小泉氏は無派閥ですが、彼のために尽力したいと言っている人を見たことはないですね。実際にはいるのかもしれませんが」(同)

下げ止まったが
「政界の常識は国民の非常識」という言葉をなぞるような調査結果だったということになるだろうか。

 圧倒的な国民的人気を背景に総裁選に地滑り的勝利を収め、首相の座に就くというやり方がないわけではないが、永田町での人気がある程度なければその座を射止めることは難しいだろう。

「仲良しクラブとしての派閥が機能している以上、その内部を固め、他派閥の幹部とも気脈を通じ、協力体制を築いておくということが総裁への必須ルートでしょう。国民的人気で突っ走れるのは自民党が政権を失うとか、そういう危機的状況だけです。石破、河野、小泉が浮上するのはそういうタイミングでしょうが、今はそうではありません」(同)

 一方、内閣支持率に目を転じると、

「日韓首脳会談、ウクライナ電撃訪問、G7広島サミット開催とトピックの続いた5月をピークに、マイナンバーカードでの不手際などがあり、内閣支持率は下落を続けました。さすがに下げ止まったかなというところですが、“再び上昇に転じる要素もないよね”というのが永田町の住人らの一致した見解のように感じます」(同)

ほくそ笑む茂木幹事長
 9月半ばには内閣改造、党役員人事が行われる予定だ。

「それで支持率をぶち上げて解散総選挙に打って出ようというスタンスではありません。5月時点で解散があれだけ取り沙汰されていたことを思うと、何があっても驚きはありませんがね」(同)

 そういった体たらくにほくそ笑んでいるのが、茂木敏充幹事長なのだという。

「支持率が低下すれば自分にお鉢が回って来る可能性が高まるからということのようです。かねて首相への意欲を隠さず、岸田首相、麻生太郎副総裁と自分を並べて、三頭政治などと称してしまうあたりが失笑を買ってきました。自身が領袖を務める平成研究会を十分まとめられていないので岸田首相は脅威には感じていないようですが。岸田首相を支える姿勢を鮮明にする麻生氏からは“変な気を起こさず、岸田を支えろ”と告げられているようです」(同)

 ちなみに先のJNNの調査では、茂木幹事長は6位で2%と、岸田首相の後塵を拝している。

8737OS5:2023/08/16(水) 09:39:23
ダークホース
 他方、安倍晋三元首相の死去から1年が経過したものの、最大派閥である安倍派は突出した存在がおらず、トップを決められずにいる。

 内閣支持率は低空飛行を続けるが、岸田首相にとって強力なライバルがいないという状況のようだ。

「そうですね。来年9月の総裁選再選に向けてのらりくらりと政権をかじ取りしていくなか、党内で“ポスト岸田は岸田”のムードが出来て行くことを狙っているのかもしれません。実際、そのように指摘する声は少なくないですからね。首相をやりたいと言っている人はたくさんいますけれど、推薦人が確保できて見切り発車で出馬したとしても惨敗でもしたら政治生命を失いかねず、二の足を踏む候補の方が多い印象です」(同)

 有力候補が見当たらず、「ポスト岸田は岸田」の声が高まりそうな気配があるなか、ダークホースの存在を指摘する、こんな声も聞こえてきた。

「加藤勝信厚労相ですね。政界では嫌われていないし、元財務官僚として霞が関のこともわかっているので河野氏や茂木氏と違って当たりも柔らかいと言われています」(同)

「岸田支持」の理由
 先程触れた世論調査では、加藤氏の名前が上位にはあがっていない。失礼ながら、現時点での国民人気はゼロに等しいのだが……。

「どうしても岸田首相ではダメだとなったときに、各派閥が一番まとまりやすいのが加藤氏だと言われています」(同)

 平成研所属で、トップの茂木氏とは同年齢だ。

「派閥の総裁候補として茂木氏が素直に認めるとは到底思えませんが、先ほどもお話したように茂木氏が派内を掌握しているとは言い難いので、加藤氏にチャンスがないわけではない。加藤氏は普段から慎重なタイプではありますが、首相への意欲を隠すことはありません。安倍派所属の萩生田光一政調会長とは親しい間柄ですね。麻生氏も含めて党内の重鎮は軒並み“加藤ならやれる”と見ているようです」

 それでも麻生氏が「岸田支持」を堅持しているのは、かつて自身が所属した宏池会を率いる岸田首相へのシンパシーもあるのだろうか。

「そもそも副総裁をやってほしいと岸田首相に頼まれていますからそれを裏切れないということでしょうし、一番の動機は勝ち馬に乗ろうとしているのだと思いますよ(笑)。主流派はやはり美味しいですからね」(同)

デイリー新潮編集部

新潮社

8738OS5:2023/08/16(水) 18:20:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e573fe1255276f502e9d49e5a01ff073ed129b2
「塩谷座長」案で協議 自民安倍派、なお反対も
8/16(水) 18:01配信

時事通信
 自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)の新体制を巡り、同派の塩谷立、下村博文両会長代理が16日、国会内で会談した。

 塩谷氏を「座長」とする集団指導体制案について、下村氏は重ねて反対を表明。同派は17日に総会を開く予定だが、意見集約の見通しは立っていない。

 下村氏は、座長ではなく新たな会長を決めるべきだと主張。派内には「会長を置くべきだ」との声は少なくない。

8739OS5:2023/08/16(水) 22:26:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/e90323b1c18d9d05108c3b28ecf9ec1b09abe265
安倍派新体制、またも結論出ず 塩谷、下村氏「混乱回避」一致も…
8/16(水) 19:00配信

朝日新聞デジタル
自民党安倍派研修会の冒頭、あいさつする塩谷立・会長代理=2022年9月19日午後、東京都港区、諫山卓弥撮影

 自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)の新体制をめぐり、ともに会長代理を務める塩谷立・元文部科学相と下村博文・元政調会長が16日午後、国会内で会談した。両氏の会談は8、10日に続いて3回目。17日に派閥の幹事会と総会を控えるが、この日も新体制に関する結論は出ず、物別れに終わった。


 安倍晋三元首相の死去後、暫定的な「双頭体制」を敷く塩谷、下村両氏。塩谷氏は、自身が会長ではなく「座長」に就任したうえで、松野博一官房長官や萩生田光一政調会長ら同派の有力議員らで構成する「常任幹事会」を新設するべきだと主張。これに対し、下村氏は「会長選出を目指すべきだ」と否定的だった経緯がある。

 関係者によると、この日の会談でも、両氏はこれまでの主張を繰り返した。一方で、17日の派閥会合で「混乱は回避する」という点では一致したという。ただ、具体的な妥協案は見えていない。

 塩谷氏は、17日の会合で新体制案を提示する考えだが、若手議員の一部には下村氏と同様に「『座長』ではなく早期に会長を選出すべきだ」との意見もある。下村氏が除かれる見通しの「常任幹事会」をめぐっても、「下村氏外し」との見方が強い。下村氏らの反発が予想され、調整が難航する可能性もある。(森岡航平)

朝日新聞社


https://news.yahoo.co.jp/articles/d155e942ed75670298850a3ad5f8b2767be1fef9
自民党安倍派の新体制、塩谷氏と下村氏が3回目の協議も折り合えず…17日に幹事会と総会で議論
8/16(水) 21:23配信

読売新聞オンライン
自民党安倍派の(手前から)塩谷立・会長代理、萩生田政調会長、下村博文・会長代理(7月6日)

 自民党安倍派の塩谷立、下村博文両会長代理は16日、国会内で派閥の新体制について協議した。塩谷氏は、集団指導体制とした上で自らが「座長」に就く案を改めて提示して理解を求めたが、下村氏は「(塩谷氏の案には)派内に反対意見が多い」として新しい会長の選出を求め、折り合えなかった。同派は17日に幹事会と総会を開いて議論するが、意見集約できるかどうかは不透明だ。


 両氏の協議は、8、10両日に続いて3回目。この日は、「17日の幹事会などが紛糾する事態は避けるべきだ」との考えでは一致し、ぎりぎりまで妥協点を探ることを申し合わせた。

 塩谷案は、閣僚経験者らによる「常任幹事会(仮称)」を設ける内容で、派内で中心的な立場にある萩生田政調会長、松野官房長官、西村経済産業相、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長の「5人衆」はおおむね了承している。塩谷氏は、下村氏の同意が得られない場合でも、17日にこの案を提示する構えだ。

 派内では、9月の内閣改造・党役員人事を見据え、「交渉力を高めるには会長選出が必要だ」との意見が根強い一方、塩谷氏の案に一定の理解を示す声も出ている。

8740OS5:2023/08/17(木) 18:56:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/926b8f2fa95a8385b6ab3ccf6c230cb251a01b45
自民党安倍派、塩谷「座長」案で決着 意思決定は「常任幹事会」で
8/17(木) 13:20配信

毎日新聞
自民党安倍派の幹部会に臨む塩谷立会長代理=東京都千代田区の同党本部で2023年7月6日午前11時34分、竹内幹撮影

 自民党安倍派は17日、党本部で会合を開き、安倍晋三元首相の死去後の後継体制について、塩谷立会長代理が事実上の派閥代表となる「座長」に就き、意思決定機関として「常任幹事会」を設置するなどとする新体制案を決めた。


 派内では、もう1人の会長代理を務める下村博文元文部科学相らが新会長選任を主張していたが、塩谷氏はこの日の議員総会で「座長案」を提案。対応を一任され、事実上了承された。当面は会長を置かず、萩生田光一政調会長、西村康稔経済産業相、世耕弘成参院幹事長、松野博一官房長官、高木毅国対委員長の「5人衆」を含む集団指導体制とすることで決着した。

 塩谷氏は総会後、記者団に「会長を今なかなか決められない状況は、ほぼ全員に理解いただいたと思っている。その上で常任幹事会で会の運営の重要事項が決定し、その座長として私が(就く)、ということだ」と説明。常任幹事会のメンバーは現職を含めた閣僚経験者を中心に選ぶ意向を示した。

 総会では「座長」の名称を「代表」などとすべきだとの意見も出された。塩谷氏は「私の考え方は座長がその会を代表する立場だ。意見としてはしっかり受け止め検討したい」と述べた。新会長については「具体的な話がない中でまだ見通しがつかない。例えば次の(衆院)選挙あるいは総裁選とか、何かの節目の時期を考えていろいろ動きが出てくるかと思う」と述べるにとどめた。

 一方、会長を選ぶべきだと主張していた下村氏は派閥会合直前まで塩谷氏と協議したが折り合わなかった。総会出席後は記者団の取材に応じなかった。【畠山嵩、李舜】

8741名無しさん:2023/08/17(木) 23:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/8adcf6566905c37d1e2a5e91164a1efc0ae60bfb
安倍派、塩谷新体制は乱闘の幕開けか 総裁候補争いも
8/17(木) 20:05配信


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産経新聞
自民党安倍派の総会であいさつする塩谷立会長代理(右から2人目)=17日午後、東京・永田町の党本部(矢島康弘撮影)

自民党安倍派(清和政策研究会、100人)は17日の総会で、代表となる「座長」に塩谷立会長代理が就く新体制を了承した。昨年7月に安倍晋三元首相が死去して以降、止まっていた時計の針が動いた。ただ、実態は集団指導体制であり、塩谷氏のリーダーシップや選挙・人事面での交渉力に期待する声は乏しい。会長ポストや党総裁候補を巡る暗闘も想定され、党最大派閥の力を発揮できるかは不透明だ。

【写真】銃撃された安倍元首相が最後に握っていた傷のついたマイク

塩谷氏は総会後、記者団に「大変重責を担ったという思いだ」と語った。塩谷氏は9月にも行われる内閣改造・党役員人事に際し、岸田文雄首相と交渉する窓口となる。

総会では、下村博文会長代理らが人事での交渉力確保を念頭に「座長では弱い。代表になるべきだ」などと訴えて反対したが、同調は広がらなかった。閣僚経験者は「正論は下村氏だが、みんな飽きていて、なんでもいいから決めてほしいという感じだった」と振り返る。ただし、塩谷氏がトップとなれば下村氏は格下げになる。下村氏側近は周囲に「納得していない」と不満をぶちまけるなど、禍根を残した。

常任幹事会のメンバーとして、塩谷氏は有力者「5人衆」と呼ばれる高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長を中心に、閣僚経験者を想定する。世代交代が進むとともに、5人衆が派の中心となるとみられる。

伏線は安倍氏が死去した昨年7月にあった。5人衆は都内の日本料理店に集まり、協力して派を運営していくことで一致した。ここに塩谷氏を追加で招いた。今回の新体制のひな型ともいえ、派に影響力を残す森喜朗元首相も支持した。

その後、塩谷会長案や5人衆による集団指導体制案が浮上したこともあったが、今月3日に塩谷氏が5人衆と東京都内で会談して今回の方向性で一致し、流れが固まった。

若手議員は「これは『乱闘』だ。1年かけて下村氏が外れ、次は塩谷氏や5人衆の誰かが脱落するといった争いだ」と話した。空席となっている新会長選びの際に、5人衆らの綱引きになることも考えられる。

塩谷氏は今後、派の代表者として人事や選挙の結果で評価を受ける。ただ、前回の令和3年衆院選は静岡8区で敗れ、比例代表で復活した。指導力に疑問を向ける向きもある。(沢田大典)

8742OS5:2023/08/18(金) 17:16:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/765ee091a9b09aeea5ac70dd87b96c7aca6b5f48
安倍派 人材見当たらず、集団指導体制で決着 急場しのぎの新体制、分裂の懸念も
8/18(金) 10:19配信


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北海道新聞
自民党安倍派の新体制のイメージ

 昨年7月に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件以降、1年以上迷走してきた自民党安倍派(清和政策研究会)の新体制を巡る議論は17日、後継会長選びを先送りし、常任幹事会による集団指導体制という形で決着した。急場しのぎの感は否めず、常任幹事会の座長に就く塩谷立会長代理は100人規模の大所帯をまとめ、内閣改造・党役員人事で主要ポストを獲得できるか手腕が問われる。早期の会長決定を主張してきた下村博文会長代理らは不満を募らせており、派閥分裂の懸念もくすぶる。

 「派閥をしっかり運営していかなければならない。一任をお願いし、全会一致で了承してもらった」。塩谷氏は派閥総会後、記者団にこう述べ、自身を座長とする常任幹事会を新設し、重要事項を決定していく方針を強調。常任幹事会が従来の会長の代わりとして、他派閥との交渉などを担っていくと説明した。

 ただ安倍氏という強い影響力を持っていた会長を突然失った結果、将来の首相・党総裁候補となり得る人材が派内に見当たらず、集団指導体制に移行せざるを得なかったのが実情だ。

 昨年9月の安倍氏の国葬後、一時は塩谷氏が新会長に就く案が検討されたが、森喜朗元首相や若手の異論が強く頓挫。今年7月の安倍氏の一周忌の前には萩生田光一政調会長ら有力者5人による集団指導体制案が浮上したが、塩谷、下村両氏が反発し、結論を持ち越していた。安倍派の参院若手は「他派閥の領袖(りょうしゅう)は数年かけて会長に就いた。うちは誰も準備ができておらず、1年で会長を決めるのは無理があった」と漏らす。

 一方、今月20、21日に長野県軽井沢町で派閥の研修会も控える中、新体制を決められない状況が長期化すれば安倍派の存在感が低下し、内閣改造・党人事で他派閥に後れを取りかねないとの懸念が拡大。塩谷氏は3日に萩生田氏ら有力者5人とひそかに会談し、常任幹事会による集団指導体制案への了解を取り付けた。

 ただ党総裁選出馬に意欲を示してきた下村氏は、自身が「蚊帳の外」に置かれかねない塩谷氏の提案に反発。両氏は8、10、16日に3回会談したが溝は埋まらず、下村氏は17日の総会でも「会長を置くべきだ」と主張したが、世耕弘成参院幹事長ら参院議員にも会長決定先送り論が強く、支持は広がらなかった。

 派内の関心は常任幹事会の人選と、その後の内閣改造・党人事に移った。下村氏に近い議員は「塩谷氏らが、あからさまに下村氏を外すようなことがあれば禍根を残す」とけん制した。

8743OS5:2023/08/18(金) 17:16:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d2603e67018b6e59dfd04910526ea7fbf7a4262
【自民党役員人事】小渕優子議員、党3役で処遇が濃厚 閣僚では国会で「ドリル事件」が蒸し返される危険が
8/18(金) 15:55配信

SmartFLASH
小渕議員は26歳で初当選。衆院議員歴は23年を超えた(写真・時事通信)

 「9月にもあるではないか」といわれている、内閣改造と自民党役員人事に向けて永田町がかまびすしい。話題の中心は、マイナンバーカードのトラブルで矢面に立たされている河野太郎デジタル大臣と、フランス視察での「エッフェル塔ポーズ」が炎上した松川るい参院議員を厳重注意した、小渕優子衆院議員・党組織運動本部長だ。


「河野大臣は岸田文雄首相の“弾除け”のように批判を一身に受け、大臣給与を3カ月、自主返納することも発表しました。各マスコミの政治記者に話を聞くと『首相は、マイナンバー総点検の最終報告の期限である11月末までは、河野大臣に任せる』ということなので、留任は濃厚です」(週刊誌記者)

 小渕議員はどうだろうか。

「現在、自民党の女性議員比率は衆参両院で11.8%。茂木敏充幹事長は、今後10年間で女性議員比率を30%に引き上げる計画を発表しました。首相は女性活躍の象徴として、小渕さんの処遇を考えています。

 小渕さんは2008年、34歳のときに麻生太郎政権で少子化対策大臣として初入閣。しかし2014年、経済産業大臣のときに政治資金問題で、大臣を辞任しました。そのとき、事務所にあったパソコンのハードディスクがドリルのようなもので破壊されていることがわかり、それからネットなどでは『ドリル優子』とありがたくない名前で呼ばれています。有罪判決を受けた秘書の執行猶予が明けた2018年からは『党沖縄振興調査会長』『政務調査会長代理』など党の要職を担うようになりました。

 父の小渕恵三元首相が亡くなってから、青木幹雄元官房長官(故人)や森喜朗元首相などが『親代わり』になってきました。その森さんが『幹事長に』と猛プッシュしています」(政治担当記者)

 閣僚ではなく、党3役というところにも「親心」が透けて見えるという。

「閣僚だと、国会の委員会などで答弁をしなければなりません。政治資金問題では歯切れが悪い答えに終始して批判されたので、それが蒸し返される可能性があります。そのときに答弁が立ち往生したり、当時の答えと食い違ったりしたら、審議がストップすることも考えられますから、記者会見しかない党3役へ、というわけです」(自民党関係者)

 元衆院議員で「薄口政治評論家」のタレント、杉村太蔵も、8月16日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で「小渕優子さんって国会議員の間、永田町のかいわいで、すごく高い評価(がある)。悪く言う人を、聞いたことないくらい。いま、あえて女性初の自民党総裁っていうと、小渕優子さんがいちばん可能性が高い」とコメントした。しかし、これを報じたニュースサイトには《内部で悪く言う人は誰もいないのに、国民のほとんどはドリルのイメージが払拭できず、そりゃ説明してないからね》《国民にはドリル優子として刷り込まれています。なかなか、そのイメージを払拭するのは容易でないと思います》 《幹事長に就任するなら、まず証拠隠滅の経緯を国民が納得する説明をきちんとする事が必要だよ》など、批判の声が多かった。

 国民的にはまだ“禊”は終わっていないということだ。

8744OS5:2023/08/18(金) 19:55:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0adab86c5d56d820d823c1d3450b2a52dab9b30
自民党・二階派、相次ぐ離脱 第5派閥、後継問題も
8/18(金) 17:50配信

共同通信
昨年4月、記者団の取材に応じる自民党の二階俊博元幹事長=和歌山市

 自民党の二階俊博元幹事長が率いる二階派を離脱する議員が相次いでいる。所属議員は41人まで減り、党内6派閥中、5番目。非主流派から反転攻勢に出る展望は描けていない。84歳の二階氏の後継者問題も抱える。

 「去る者は追わず、だ」。二階氏は7月18日、かつて派閥の会長代行を務めた河村建夫元官房長官の長男・建一氏が求めた面会を拒否した。建一氏は自民を離党し、次期衆院選で日本維新の会から出馬する報告のため自民党本部を訪れた。

 二階氏は安倍、菅両政権下で歴代最長の5年超幹事長を務め、主流派の一角を占めた。選挙の公認や資金配分を決める絶大な権限を握る幹事長派閥の恩恵にあずかろうと、入会希望者が続いた。20年10月には48人に達し、岸田派を抜いて第4派閥となった。

 だが「党役員は1期1年、連続3期まで」との党改革を掲げた岸田政権が発足すると、二階派は党四役から外され、非主流派に転落した。

 昨年4月、片山さつき元地方創生担当相と衛藤晟一元沖縄北方担当相が退会。今年2月と6月には、泉田裕彦、中川郁子両衆院議員が派閥を去った。

8745OS5:2023/08/21(月) 08:43:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd7f36b46e4a4a0a94a48b4ce5a9808e6c060649
自民・安倍派、再出発も前途多難 幹部構成、改造人事が試金石
8/21(月) 7:07配信


時事通信
自民党安倍派の研修会であいさつする塩谷立元総務会長=20日午後、長野県軽井沢町

 自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会、100人)は20日、長野県軽井沢町で研修会を開いた。

 新たに集団指導体制の下で再出発を期すものの、派閥の「顔」となる会長は引き続き空席で、対立回避を優先した妥協策の色合いが濃い。今後の幹部構成や、9月に想定される内閣改造・党役員人事の行方次第で、摩擦が再燃しかねない情勢だ。

 新体制で事実上のトップとなる塩谷立元総務会長は研修会で「しっかり岸田政権を支え、日本の発展につなげていくことがわれわれの役目だ」と派内の結束を重ねて訴えた。今月末までに新体制下の幹部構成を発表する考えも示した。

 17日の派閥総会では、意思決定機関として「常任幹事会」を置き、取りまとめ役に塩谷氏を据えることを決定。幹事会の人選は塩谷氏に一任されており、かねて集団指導を主張してきた高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長の「5人衆」の参加が確実視される。

 今回の決定は、派内になお影響力を持つ森喜朗元首相の意向が反映されたとの見方が強い。安倍晋三元首相の死去後、森氏は「5人衆」の後ろ盾となってきた。

 派内の路線対立が続いていた先月6日には、5人全員を呼び集め早期決着を促した。ハッパを掛けられた「5人衆」は今月3日、塩谷氏と会談。この場で、新体制に移行する流れが固まった。

 最後まで新会長選出にこだわった下村博文元政調会長と、森氏は距離を置く。関係者によると、森氏は幹事会のメンバーから下村氏を外すよう求めているという。

 一方、派内には森氏が権勢を振るうことへの不満も根強い。森氏が支持する「5人衆」に対しても、「自分たちのことしか考えていない」(中堅)と厳しい声が。下村氏の処遇によっては、不協和音が一段と高まりかねない。

 今後の内閣改造・党役員人事では、どれだけのポストを獲得できるかが派閥の求心力に直結する。同派ベテランは「党4役に1人、閣僚に5人を確保しなくてはいけない」と息巻くが、派内はまとまりを欠いており、他派閥からは「派閥の体をなしていない」と足元を見透かすような発言も漏れる。

 人事に関する実際の調整は、塩谷氏ではなく、「5人衆」が中心になるとみられる。安倍派若手は「交渉で誰が最も『功績』を挙げたのかで、新会長候補も絞られてくる」と指摘。早くも「次」をにらんだ主導権争いが始まるとの見通しを示した。

8746OS5:2023/08/21(月) 09:07:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/195041efa66b94d8eaa03f6e7bd360dfea1bb8f8
安倍派体制、月末にも発表 塩谷氏表明、改造控え
8/20(日) 16:27配信

共同通信
自民党安倍派の研修会であいさつする塩谷元文科相=20日午後、長野県軽井沢町

 自民党安倍派(清和政策研究会)は20日、長野県軽井沢町のホテルで研修会を開いた。派の取りまとめ役の「座長」に就く塩谷立元文部科学相は、新設する意思決定機関である常任幹事会のメンバーを月末にも発表すると表明した。岸田文雄首相が9月中旬を軸に検討する内閣改造・党役員人事を控え新体制を早期に固めたい考えだが、人選を巡り火種も残る。


 塩谷氏は研修会冒頭、常任幹事会の狙いに関し、派閥が結束して力を発揮するためだと説明。「厳しい政治状況の中で、しっかり岸田政権を支え、新しい日本の発展につなげるのがわれわれの役割だ」と呼びかけた。

8747OS5:2023/08/21(月) 09:07:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd914768478fb217a442c575f1b98cfa3735d26
安倍派はこの危機を乗り越えられるか 同様の集団指導体制ののちに「旧小渕派」は分裂
8/18(金) 17:45配信

ニッポン放送
日本経済新聞コメンテーターの秋田浩之が8月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。新体制を決めた安倍派について解説した。

安倍派が「常任幹事会」を新設
自民党安倍派の総会に臨む(左から)岡田直樹地方創生相、西村明宏環境相、西村康稔経産相、松野博一官房長官=2023年7月6日午後、東京・永田町の党本部 写真提供:産経新聞社

自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は8月17日に党本部で総会を開き、新たな意思決定機関として「常任幹事会」を設け、会長代理を務める塩谷立・元文部科学大臣が取りまとめ役となる新体制を決めた。派閥トップの会長は引き続き空席とし、当面は集団指導体制とする。

経営に君臨してきたオーナーが亡くなり、後継者が決まっていない企業のよう 〜続けられるかどうかの危険リスクを抱えている
飯田)安倍派は100人の大所帯です。安倍さんが亡くなったあと、会長は空席のままでした。

秋田)安倍派で起きていることを企業に例えるなら、君臨してきたオーナー企業のオーナーが亡くなってしまい、その下にはどんぐりの背比べの重役しかいないので、後継者が決まっていない。そのような状況に近いですよね。

飯田)なるほど。

秋田)そうなると、だいたいは内紛が起きるか、派閥に分かれて派閥争いになる。それを乗り切った企業は2代目、3代目という形で続いていくわけですが、内紛の結果、バラバラになってしまうケースも少なくありません。

飯田)続けられなくなってしまうケースもある。

秋田)安倍派の場合は、そういう危機リスクをいま抱えているのだと思います。

「常任幹事会」を設け、塩谷立氏がまとめ役の「座長」に就任 〜全会一致で了承
飯田)今回、ここに至るまでに、会長代理は塩谷立さん・下村博文さんの2人の存在があり、また既に議員は引退されていますが、森喜朗さんも発言力があります。森さんは、「安倍さんの一周忌までには会長を決めなければならない」と発言していました。

秋田)新聞にも出ていますけれど、今回は森元首相の意向を受けた形で事実上、決着した。座長には塩谷さんが就任し、その下に常任幹事会を設けています。

飯田)常任幹事会のメンバーには、松野官房長官、萩生田政調会長、西村経産相、高木国対委員長、世耕参院幹事長ら「5人衆」も選ばれる見通しです。

外された下村博文氏が火種にならないか
秋田)そうなると下村博文会長代理は外されてしまいます。周囲に不満を漏らしているという報道もあり、火種にならないか気になります。

飯田)この体制で落ち着くかと言うと、やはり不満が残る人もいる。

会合や食事会を絶えず開いて大派閥の結束を維持していた「旧小渕派」
秋田)私はかつて、政治部の記者として現場を取材していた時期があります。当時は橋本政権、小渕政権、森政権、小泉政権の時代だったのです。

飯田)記者時代に。

秋田)私が自民党を担当していたとき、まさに安倍派と同じような最大派閥がありました。小渕派と呼ばれていましたが、田中角栄氏のつくった経世会の系譜を踏む最大派閥でした。

飯田)小渕派。

秋田)当時、「大派閥の結束維持はこんなに大変なのか」と思うくらい、「結束」と言っては会合や食事会を開いて、絶えずケアしていましたね。

飯田)経世会というと、「一致団結・箱弁当」というようなイメージです。

安倍派同様、小渕氏の急逝で集団指導体制が組まれたが分裂した「旧小渕派」 〜ここを安倍派は乗り越えられるか
秋田)ところが、残念なことに小渕さんが急逝されて、いなくなってしまった。今回の安倍さんと同じように、トップが急に不在になりました。

飯田)そうでしたね。

秋田)そのあとどうなったかと言うと、内部で野中元幹事長を中心とするグループと、それ以外の青木元官房長官のグループなどに分かれた。

飯田)参議院のドンと言われた青木幹雄さん。

秋田)それまでは本当に緊密な関係でしたが、そこにヒビが入り、求心力が落ちていってしまった。かつての安倍派の前身であるグループでも、似たようなことがありましたね。三塚派から、そういうパターンなのです。それを乗り切れるかどうかですね。

8748OS5:2023/08/21(月) 09:10:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bd914768478fb217a442c575f1b98cfa3735d26
安倍派はこの危機を乗り越えられるか 同様の集団指導体制ののちに「旧小渕派」は分裂
8/18(金) 17:45配信


ニッポン放送
日本経済新聞コメンテーターの秋田浩之が8月18日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。新体制を決めた安倍派について解説した。

安倍派が「常任幹事会」を新設
自民党安倍派の総会に臨む(左から)岡田直樹地方創生相、西村明宏環境相、西村康稔経産相、松野博一官房長官=2023年7月6日午後、東京・永田町の党本部 写真提供:産経新聞社

自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は8月17日に党本部で総会を開き、新たな意思決定機関として「常任幹事会」を設け、会長代理を務める塩谷立・元文部科学大臣が取りまとめ役となる新体制を決めた。派閥トップの会長は引き続き空席とし、当面は集団指導体制とする。

経営に君臨してきたオーナーが亡くなり、後継者が決まっていない企業のよう 〜続けられるかどうかの危険リスクを抱えている
飯田)安倍派は100人の大所帯です。安倍さんが亡くなったあと、会長は空席のままでした。

秋田)安倍派で起きていることを企業に例えるなら、君臨してきたオーナー企業のオーナーが亡くなってしまい、その下にはどんぐりの背比べの重役しかいないので、後継者が決まっていない。そのような状況に近いですよね。

飯田)なるほど。

秋田)そうなると、だいたいは内紛が起きるか、派閥に分かれて派閥争いになる。それを乗り切った企業は2代目、3代目という形で続いていくわけですが、内紛の結果、バラバラになってしまうケースも少なくありません。

飯田)続けられなくなってしまうケースもある。

秋田)安倍派の場合は、そういう危機リスクをいま抱えているのだと思います。

「常任幹事会」を設け、塩谷立氏がまとめ役の「座長」に就任 〜全会一致で了承
飯田)今回、ここに至るまでに、会長代理は塩谷立さん・下村博文さんの2人の存在があり、また既に議員は引退されていますが、森喜朗さんも発言力があります。森さんは、「安倍さんの一周忌までには会長を決めなければならない」と発言していました。

秋田)新聞にも出ていますけれど、今回は森元首相の意向を受けた形で事実上、決着した。座長には塩谷さんが就任し、その下に常任幹事会を設けています。

飯田)常任幹事会のメンバーには、松野官房長官、萩生田政調会長、西村経産相、高木国対委員長、世耕参院幹事長ら「5人衆」も選ばれる見通しです。

外された下村博文氏が火種にならないか
秋田)そうなると下村博文会長代理は外されてしまいます。周囲に不満を漏らしているという報道もあり、火種にならないか気になります。

飯田)この体制で落ち着くかと言うと、やはり不満が残る人もいる。

会合や食事会を絶えず開いて大派閥の結束を維持していた「旧小渕派」
秋田)私はかつて、政治部の記者として現場を取材していた時期があります。当時は橋本政権、小渕政権、森政権、小泉政権の時代だったのです。

飯田)記者時代に。

秋田)私が自民党を担当していたとき、まさに安倍派と同じような最大派閥がありました。小渕派と呼ばれていましたが、田中角栄氏のつくった経世会の系譜を踏む最大派閥でした。

飯田)小渕派。

秋田)当時、「大派閥の結束維持はこんなに大変なのか」と思うくらい、「結束」と言っては会合や食事会を開いて、絶えずケアしていましたね。

飯田)経世会というと、「一致団結・箱弁当」というようなイメージです。

安倍派同様、小渕氏の急逝で集団指導体制が組まれたが分裂した「旧小渕派」 〜ここを安倍派は乗り越えられるか
秋田)ところが、残念なことに小渕さんが急逝されて、いなくなってしまった。今回の安倍さんと同じように、トップが急に不在になりました。

飯田)そうでしたね。

秋田)そのあとどうなったかと言うと、内部で野中元幹事長を中心とするグループと、それ以外の青木元官房長官のグループなどに分かれた。

飯田)参議院のドンと言われた青木幹雄さん。

秋田)それまでは本当に緊密な関係でしたが、そこにヒビが入り、求心力が落ちていってしまった。かつての安倍派の前身であるグループでも、似たようなことがありましたね。三塚派から、そういうパターンなのです。それを乗り切れるかどうかですね。

8749OS5:2023/08/21(月) 09:12:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b61ec5a2af767240f618492956ceaab583c3b24
安倍派研修会 塩谷新体制で結束確認も残る不安
8/20(日) 19:45配信

産経新聞
安倍派(清和政策研究会)の研修会であいさつする塩谷立元文部科学相=20日、長野県軽井沢町

自民党安倍派(清和政策研究会、100人)は20日、長野県軽井沢町で夏季研修会を開いた。派の代表となる「座長」就任が決まった塩谷立(しおのや・りゅう)会長代理はこの日、月末にも派の意思決定を担う「常任幹事会」メンバーを発表する方針を示し、派の結束を呼びかけた。しかし派内には、9月に見込まれる内閣改造・党役員人事や、次期衆院選に向け、塩谷氏の指導力を不安視する向きもある。

「日本の誇りを取り戻して新しい時代を築く。清和研が中心となって、岸田文雄政権を支える」

塩谷氏は研修会の冒頭こう語り、党内最大派閥として政権運営に関わる考えを強調した。また、新体制を「清和研のメンバーが結集して力を発揮できる体制だ」と評価し、常任幹事会のメンバーについて「人事もあるので今月末ぐらいには発表したい」と述べた。

同派は昨年に安倍晋三元首相が死去した後、会長代理の塩谷氏と下村博文元文部科学相が暫定的に運営を担ってきた。今後は集団指導体制に移行し、幹事会には「5人衆」と呼ばれる高木毅国対委員長や松野博一官房長官らが入る方向だ。

当面、空席となっている会長は置かず、塩谷氏が取りまとめ役の座長として、内閣改造・党役員人事でポスト獲得に向けた交渉を担う。ただ、塩谷新体制には、派内で不安感が残るのも事実だ。

塩谷氏は令和3年衆院選では静岡8区で敗れ、比例代表で復活した。

派閥のトップは選挙中、全国各地で所属議員の応援に入るケースが多いが、塩谷氏は自分の選挙区にくぎ付けになりかねない。安倍派は、平成24年衆院選を含め、国政選挙で6連勝を果たした安倍氏の元で勢力を拡大した経緯があり、選挙基盤が弱い若手もいる。

20日の研修会は選挙プランナーの三浦博史氏を講師に招き、塩谷氏も「私もしっかりと勉強しなければならん」と危機感をのぞかせた。

新体制への移行を巡って新会長選出を主張し、塩谷氏と対立していた下村氏は記者団に、「選挙で勝ち抜くというのは、派閥単位でどれだけ選挙互助会的に応援できるかということだ」と指摘した。(大橋拓史)

8750OS5:2023/08/21(月) 17:28:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7c44cad2505c55a5e36b30e29e2df11a4e3cab6
石破氏「ポスト岸田」首位 〝復権〟へ意気盛ん
8/21(月) 12:46配信

産経新聞
自民党の石破茂元幹事長が首相候補としての〝復権〟へ意気軒高だ。メディアに頻繁に出演し、地方での講演なども行っており、「ポスト岸田」を尋ねる各社の世論調査でトップになり、根強い人気を確認できたことも背景にあるとみられる。もっとも、国会議員の支持基盤は脆弱(ぜいじゃく)なままで、次期総裁選に向けた具体的な戦略は描けていない。(奥原慎平)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が19、20両日に実施した合同世論調査で、次の首相に誰が一番ふさわしいかを尋ねたところ、石破氏は14・2%で、河野太郎デジタル相(10・7%)や岸田文雄首相(8・3%)らを抑え、首位になった。

共同通信社の同時期の調査でも、次の自民党総裁にふさわしい人として石破氏が18・5%でトップ。TBS系のJNNが5、6両日に行った調査でも石破氏は16%で、河野氏らを上回った。

「野党支持者が(自分に)投じたのだろう」

石破氏本人は世論調査の結果について無関心を装うが、岸田内閣の支持率が低迷し、河野氏もマイナンバー問題で批判を浴びる中、石破氏に注目が集まりやすい状況になっている。

石破氏に近い関係者は「一時しょんぼりしていたが、やる気スイッチが入ってきた。首相になろうとする野心は衰えていない」と述べ、その理由として衆目一致する「ポスト岸田」の不在を挙げる。

石破氏は、安倍晋三元首相の後継を争う令和2年の総裁選で最下位に終わり、出馬を見送った3年総裁選も支持した河野氏が岸田首相に敗れた。閣僚や党四役を離れて7年超となる。

ただ、今月4日夜には、首相と東京・赤坂の日本料理店で日本酒を酌み交わした。遠藤利明総務会長も同席し、党主流派との関係にも変化が見える。

論客ぶりも健在だ。テレビ番組で、中古車販売大手ビッグモーターによる保険金不正請求問題を巡り、制度上の課題を指摘。会長を務める党水産総合調査会の会合では、東京電力福島第1原発の処理水放出について、風評対策の要所を役所に指南する場面もある。

一方、石破氏を支える石破グループ(水月会)は約10人。解散した旧石破派と比べて結束は緩やかで、総裁選出馬に必要な20人の推薦人確保は見通せない。

「思いを共有する人が増えれば、手段として首相になることはあるかもしれない」

こう語り続ける石破氏だが、9月に見込まれる内閣改造・党役員人事も一つの契機になりそうだ。

8751OS5:2023/08/22(火) 14:12:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/beea36fa19d6bc22d5e93e79fc637ec30693bbcc
森喜朗氏が「仕切り役」、安倍派・新体制移行の混乱、「五人衆」主導も後継争いで分裂加速も
8/22(火) 6:02配信
 自民党の最大派閥・安倍派(清和政策研究会、100人)が会長空席のまま、新たに会長代理の塩谷立氏を「座長」とし、萩生田光一政調会長ら党・内閣の要職を占めるいわゆる「五人衆」を中心とする集団指導体制に移行する方針を決めたことが、自民党内に波紋を広げている。

 同派内には「五人衆」主導の新体制に反発する声もあり、今後の展開次第では分裂含みの状況がさらに深刻化するとの見方もあるからだ。しかも、会長が決まらない状態が今後も続くことで、同派の党内影響力の低下は避けられず、結果的に9月中旬にも想定される党・内閣人事で冷遇されれば、派内の対立・混乱も拡大しかねない状況だ。

 今回の新体制移行には、9月の党・内閣人事に向け、派の結束ぶりを示して岸田文雄首相に“圧力”をかける思惑もある。ただ、「仕切り役は首相と連携している森喜朗元首相」との指摘も多く、最大派閥の会長不在継続は、今後の自民党内の権力争いでの波乱要因になる可能性が大きい。

■塩谷氏を支える「常任幹事会」を新設

 昨年7月の安倍晋三元首相の突然の非業の死以来、後継会長選びで揺れ続けてきた安倍派は、お盆明けの8月17日に党本部で開いた総会で、引き続き会長は空席とし、会長代理の塩谷立・元文部科学相を「座長」とする新体制移行を了承した。

 新体制は、トップの塩谷氏を支える「常任幹事会」を新設し、集団指導体制で派閥を運営する形となる方向だ。塩谷氏は選任を一任された幹事会メンバーについて、月末にも決定・公表する意向で、具体的には萩生田氏、西村康稔経済産業相、松野博一官房長官らの「五人衆」を中心に、閣僚経験者で構成する案が有力だ。

 塩谷氏は総会などで「(会長候補が)具体的に出てこない中、派閥をしっかり運営していかなければならない」と新体制による結束の必要性を力説している。ただ、塩谷氏とともに会長代理を務めてきた下村博文元政調会長は、同派総会後、「納得できる結果ではない」と不満を漏らし、「早期の会長決定」を主張した。

 これを受けて同派は、8月20日に長野県軽井沢町で派閥研修会を開催。事実上の派閥代表である「座長」就任が決まった塩谷氏は研修会のあいさつで、「派の結束」を繰り返し訴え、所属議員の協力を求めた。

 塩谷氏は、新設される常任幹事会に「五人衆」を中心に閣僚経験者らを登用する見通しだ。塩谷氏とともに会長代理を務め、直ちに新会長を選ぶべきだと主張している下村博文元文科相をメンバーに含めるかなどが注目されるが、塩谷氏は研修会後、記者団に、人選について「いろいろな観点から検討していきたい」と具体的な言及は避けた。

 これに対し、下村氏も研修会後、記者団に対し「まもなく(内閣改造・自民党役員の)人事の時期だ。結束することがパワーを作っていくという意味で必要なことだ」と新体制での結束に理解を示す一方、「さらに結束していくためにはできるだけ早く会長を明確にする必要がある」として、早期の新会長選出が必要との考えを改めて強調した。

8752OS5:2023/08/22(火) 14:12:57
■「仕切り役」森氏が主導する“下村外し”

 もともと、派の絶対的支柱だった安倍氏の死去後、新体制をめぐって混乱が続いてきた安倍派にとって、岸田首相が断行する党・内閣人事に向け、新体制構築が必要だったことは間違いない。しかし、衆目が一致する後継者が居ないため、「次善の策」として集団指導体制選択を余儀なくされたのが実態だ。これに伴い「安倍派」の呼称も継続する。

 その一方で、秋口にも岸田首相が断行するとされる党・内閣人事を受けて、次期臨時国会での早期衆院解散論も取りざたされている。このため、同派内では「健全な形での後継体制作りができなければ、他派閥から馬鹿にされる」(閣僚経験者)との不安が募る。

 そもそも、同派の「仕切り役」とされる森氏は、2012年11月の衆院選に出馬せずに「政界引退」したが、その後も東京五輪組織委会長(途中辞任)を務めるなど中央政界への影響力を維持し、「安倍派の事実上のオーナー」(自民長老)とみられている。

 森氏は岸田政権発足後、早い段階から岸田首相の政権運営での相談相手となり、「党・内閣人事での安倍派の扱いはすべて俺が決めた」と公言してきたことから、「今後も人事の窓口は森氏というのが自民党内の常識」(同)となりつつある。

 新体制移行に不満を漏らす下村氏についても、「過去のあつれきから下村氏を毛嫌いする森氏が、塩谷氏に『下村外し』を進言した」(森氏周辺)との情報も飛び交っている。

 このため、新体制移行を受けて8月20日に長野県・軽井沢町で開催された同派研修会では、参加議員の間では「会長不在での森氏主導に対する不満と不安が隠せなかった」(派若手)とされる。

■首相らは「安倍派分裂」に期待し“高みの見物”

 こうした安倍派の現状について、岸田首相や麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長ら党最高幹部は、「安倍派の混乱に『高みの見物』を決め込んでいる」(自民長老)のが実態だ。新体制移行後も「五人衆」の後継争いが続くことは確実とみられるだけに「安倍派が混乱していれば、人事で気を使う必要もない」(官邸筋)と高をくくっているからだ。

 ここにきて、首相周辺からは「巨大派閥が空中分解すれば、長く続いた清和会支配も崩壊する」との声が漏れてくる。多くの他派閥幹部も「いずれ安倍派が分裂し、新たな派閥体制作りに向けての草刈り場になる」(麻生派)と期待も込めて状況を見守っている。

 そうした中、今後、安倍派新体制で最大派閥の結束を維持、強化できるかどうか。現状をみる限り、自民党内でも「安倍派新体制の前途は極めて多難」(自民長老)との厳しい声が広がるばかりだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

8753OS5:2023/08/22(火) 15:44:20
谷垣グループ、派閥化見送り 遠藤氏、岸田首相の総裁再選支援
8/22(火) 15:18配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a03dee0b5a531fa00feeaf9d2b34e0a66a08e18


時事通信
自民党谷垣グループの研修会であいさつする代表世話人の遠藤利明総務会長=22日午後、長野県軽井沢町

 自民党谷垣グループ(有隣会、約20人)は22日、長野県軽井沢町で研修会を開いた。

 代表世話人の遠藤利明総務会長は、同グループの派閥化について「『谷垣派』という思いもあったが、当面今のままでいく。他の派閥と違った形の政策集団として、力を合わせ努力していく」と見送る意向を表明した。

 有隣会は所属議員に他派閥との掛け持ちを認める「グループ」として活動している。遠藤氏は6月のグループの政治資金パーティーで派閥化を検討する考えを示していた。

 遠藤氏は研修会で、来秋の党総裁選に関し「ぜひ岸田文雄首相に再度頑張ってもらって、それを私たちとしてしっかり支えたい」と述べた。

8754OS5:2023/08/22(火) 16:57:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/dffb2baf88970f8173c0b8b945eaed93a620b859
松川るい氏が自民党女性局長を辞任へ、事実上の更迭…仏研修「観光旅行のよう」と批判
8/22(火) 5:00配信

読売新聞オンライン
松川るい参院議員

 自民党女性局長の松川るい参院議員(52)は21日、党執行部に辞表を提出した。7月下旬の女性局のフランス研修中に撮影してSNSに投稿した写真が「観光旅行のようだ」と批判を浴びたことを受け、責任をとったとみられる。同党は22日の役員会で受理を決める方向だ。


 複数の党関係者が明らかにした。研修は7月24日から3泊5日で、少子化対策や女性活躍などを議題にフランスの議員らと意見交換した。費用は党費と自己負担で賄ったという。

 投稿写真は、松川氏らがエッフェル塔前で塔をまねたとみられるポーズを撮影したものだった。研修の日程表には自由時間が目立ったほか、「ショッピングなどをお楽しみください」との記述もあり、研修内容を疑問視する声が広がっていた。

 岸田首相(党総裁)は9月中旬に内閣改造・党役員人事を調整しており、女性局長の後任は新体制発足まで空席とする案が有力だ。

8755OS5:2023/08/22(火) 17:37:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8a13a3e582278855a4caafbe7333b1be02545c7
「小渕優子幹事長」は実現するのか 岸田首相の「計算」と立ち塞がる「ドリルの記憶」
8/21(月) 11:04配信


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デイリー新潮
小渕優子元経済産業大臣

 ドドド……。この女性の顔を見ると、つい破壊音を想起する人は少なくあるまい。2014年に事務所が政治資金規正法違反で東京地検特捜部から家宅捜索を受けた際、ハードディスクがドリルで破壊されていたことから、「ドリル優子」の異名を持つことになった小渕優子元経済産業大臣(49)である。あれから9年。小渕氏が次の党役員人事で幹事長に抜擢されるのではないかとの観測が永田町で広がっている。岸田首相の狙いはーー。
 
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【ちょっと見てられない画像、13枚】ご自慢の「4代目」とインスタライブでハシャぐ岸田夫妻。「初デートはどこ?」との質問に答えて、フリップで回答(岸田総理のInstagramより)

最大の魅力は「血統書付き」
 9月半ばに行われる内閣改造・自民党役員人事で注目されているのが、小渕氏の処遇だ。9年前の「ドリル事件」以降、国民の目につく要職からは遠ざけられ、現在は党の組織運営本部長を務めている小渕氏。だが、ここにきて、森喜朗元首相が「華やか舞台にもう一度登場させたい」とエールを送るなど、自民党初となる「女性幹事長誕生」の機運が高まっている。

 大手紙政治部デスクも「十分考えられる」と語る。

「支持率が低迷している岸田首相としても、次の人事で若い女性を抜擢して政権を浮揚させたいところ。小渕氏は、“前科”さえなければ、経験、知名度、新鮮味、どれをとっても抜群に良い。何よりもの取り柄は小渕恵三元首相の娘である点。自民党はなんだかんだ言って“血統書”がモノを言う組織ですから」

真の狙いは「茂木外し」
 だが、小渕氏を幹事長に抜擢するということは、すなわち茂木敏充幹事長を外すことになる。「それこそが岸田首相の狙いです」と別のベテラン記者も続ける。

「党のカネと人事権を握る幹事長職に茂木氏をこのまま据え置けば、自身を脅かす存在になってしまうことを岸田さんは恐れている。いま党内には有力な総理候補が少ない。萩生田光一政調会長や河野太郎デジタル相は、それぞれ統一教会問題やマイナカード問題を抱えて具合が悪い。岸田さんにとって今、マークしなければならないのは茂木氏くらいなのです。小渕氏は総理を狙うとしてはまだ若すぎますしね」

 茂木氏は党内第3位の勢力を持つ平成研究会の現オーナーで、麻生太郎副総理とも近い。露骨に外してしまえば、党内バランスを崩すことになりかねない。だが、茂木派のホープである小渕氏を一本釣りしてしまえば、反発を抑えられるという算段もあると言う。

「というのも『茂木派』とはなっているものの、派閥内で茂木さんの求心力は弱いからです。今でこそ幹事長職にあるので、みな平伏していますが、心から慕っている人は少ない。理由は偉そうだから。6月に亡くなった『参院のドン』こと青木幹雄元官房長官も茂木さんを蛇蝎の如く嫌い、小渕さんの後ろ盾になってきた。平成研の参院議員たちは青木さんの遺志を引き継いでいる。もし小渕幹事長が実現すれば、茂木氏は一気に影響力を失い、『小渕派』へと代替わりするのではないか」(同)

8756OS5:2023/08/22(火) 17:37:55
公明党対策
 そればかりでなく、「茂木外し」は公明党対策ともなりうるというのだ。

「東京28区の選挙協力問題から始まった自公亀裂は、もともと茂木氏が学会嫌いだったからこそ起きてしまった騒動です。逆に、小渕氏は公明党にウケがいい。自公連立が始まったのは父・恵三氏が首相の時ですからね。ただし、東京28区の問題以降、自民党内でも連立解消を唱える声も大きくなっており、ギクシャクした公明党との関係がどうなっていくかは未知数。10年以上、公明党の指定席となっている国交相ポストを奪還すべしという声も噴出しており、公明党にどの閣僚ポストを据えるのかも注目の一つです」(前出・デスク)

 こう並べてみると、「小渕優子幹事長」は岸田首相にとって良いことづくめのようにも思えるのだが、最大の障壁はやはり「ドリルの記憶」だ。

「あまりに恥ずかしい不祥事でしたからね。先日、エッフェル党前でポーズを取った写真をSNSに投稿して大炎上した松川るい参院議員を小渕氏が呼び出して注意した際も、『ドリルを使ったお前が言うな』の大合唱が起きました。岸田さんは小渕氏の起用については、ギリギリまで世論の風向きを見極めると思いますよ」(同)

デイリー新潮編集部

新潮社

8757OS5:2023/08/22(火) 17:42:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f42de89e6f269ce0b3859ac2fc8873ffddf0685
安倍派は新体制スタートもまた会長不在 「“高市早苗”の名前が出る時点で不安定」と専門家
8/21(月) 20:26配信


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AERA dot.
自民党安倍派の総会で発言する塩谷立会長代理=永田町の自民党本部

 自民党の最大派閥、100人を擁する安倍派(清和政策研究会)は、8月17日に総会を開き、昨年7月に安倍晋三元首相が亡くなって以降、長期間不在だった会長のポストは決めず、塩谷立会長代理が「座長」に就く新体制を敷くことを決めた。

【写真】前回の総裁選はこんなメンツだった

 意思決定機関として「常任幹事会」を設置し、「5人衆」と呼ばれる萩生田光一政調会長、西村康稔経済産業相、世耕弘成参院幹事長、松野博一官房長官、高木毅国対委員長と、ほかの有力議員による集団指導体制となる。

「塩谷氏が座長として、まとめ役になるとの説明でした。つまり5人衆がケンカして派閥を割ったりしないように、調整するとのこと。これまでとさして変わりがないですけどね。けど、安倍元首相が亡くなって1年以上、会長は誰か、と5人衆をはじめ会長になりたい人の暗闘が続いていたので、正直疲れていました。派閥の多くのメンバーが『なんでもいいから、とにかく一度、決めてくれ』という感じで、総会は消極的な了承でしたね」

 安倍派の衆院議員は疲れた様子でそう話した。

 同様の声は、安倍派の他の議員からもあがっている。「座長」になった塩谷氏については、すでに「総裁候補」から外れているとされており、結局、会長不在の状態が続くことには変わりがない。

 安倍元首相の前の会長だった細田博之・衆院議長も、トップでありながら総裁候補というわけではなかった。

「細田氏が会長でありながらも首相を目指さないという立場でやれたのは、安倍元首相という強力なリーダーがいて、派閥はサポート役となる意味合いが強かったからだ。だが、今の政治情勢は安倍元首相亡きあと、劇的に変わっている。安倍派には会長が必要ではないか」

 そう話すのは、自民党の政務調査役として長く務めた政治評論家の田村重信さん。

 塩谷氏と並んで会長代行を務めてきた下村博文元文科相も総会で、

「会長を選ぶべきだ」

 と主張し、「集団指導体制」に難色を示した。

 その前にも下村氏は、

「5人組(衆)と言われる方、2人から今後はこちらに任せてくれと(会長選出に)反対されました。5人組(衆)の意見に賛同している人はゼロ」

 と述べ、来年の自民党総裁選をにらんで会長を選ぶべきだとして動いていた。

■総裁選に安倍派の候補なし?

 総会の直前までで、明らかになっている日程だけでも3度、塩谷氏と下村氏は話し合いを続けていた。

 下村氏に近いという安倍派の衆院議員は、

「派閥の最大の目的は、会長を総裁選に送り出して勝つこと。ここで会長を決めないのは、来年秋の自民党総裁選に出る候補が安倍派にはいませんと言っているのと同じことです」

 と話し、さらに続けた。

8758OS5:2023/08/22(火) 17:42:24
「会長を決めろという下村氏の主張は正論で、同調する声はかなりありました。派閥内で選挙をしてもいいのでは、という意見も出るほど。下村氏は来年の自民党総裁選に出馬したいという意向もあって、塩谷氏と会長を争ってでも、とまで口にしていました。一方、塩谷氏は、座長になって派閥運営をしたい、と根回しを続けていた。正論は下村氏だが、勝ったのは塩谷氏と見られても仕方ない。そこが下村氏の甘いところ。後がないのでガチンコで勝負してもよかった」

 さらに、安倍元首相亡き後も派内に影響力を残す森喜朗元首相が5人衆の形を支持してきたこともあり、距離のある下村氏の主張は広がることはなかったようだ。

■実質は“3人衆”

 ただ、塩谷氏が常任幹事会のメンバーから下村氏を外した場合は、また新たな火種になることも考えられる。

 そんななかで、早くも来年の自民党総裁選の話が出る安倍派。総裁選には西村氏、会長には萩生田氏という「分離論」がさかんに議論されている。これにも森元首相の意向が強く反映されているとみられている。

「5人衆と言われますが、世耕が参院議員のまま総裁選に出るのは現実的ではないし、皆さんがご存じのようにスキャンダルを抱える高木氏は圏外です。そうなると実質、西村氏と萩生田氏、松野氏という“3人衆”です。そのうちの誰か一人、となるとよけいに決まりそうにない」(前出の安倍派議員)

 そんななかで再度、浮上してきているのが高市早苗・経済安全保障相だという。

「2年前の総裁選では安倍元首相が推したことで、派閥の一部が高市氏についた。岸田首相に続き2番手に食い込んだのは記憶に新しい。高市氏は安倍派内でも潜在的な人気があり、保守層からも幅広い支持がみられる。派閥から誰も出ないとなれば、安倍元首相のお気に入りで、無派閥の高市氏をもう一度という人が出てきてもおかしくありません」

■派閥の選挙で決めればいい

 総会後、塩谷氏は取材に対し、

「全会一致で了承してもらいました。常任幹事会が会長の役割となって重要事項を決めていく。新しい会長は、解散・総選挙や総裁選など節目があるときに、動きが出てくると思う」

 と述べるにとどまった。

 前出の田村氏がこう指摘する。

「派閥に所属していない高市氏という名前が出てくる時点で派閥が不安定な証拠です。今、日本の経済がだめなのも、安倍派の会長が決められないのも根っこは同じで、問題の先送りに思えてなりません。民主主義なので、派閥の選挙で決めればいいのです。最大派閥のトップは日本のリーダーになる有資格者です。派閥で選挙をやって、自ら道を切り開くという覚悟のある人に出てきてほしいものです」

(AERA dot.編集部・今西憲之)

今西憲之

8759OS5:2023/08/22(火) 17:43:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0adab86c5d56d820d823c1d3450b2a52dab9b30
自民党・二階派、相次ぐ離脱 第5派閥、後継問題も
8/18(金) 17:50配信


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共同通信
昨年4月、記者団の取材に応じる自民党の二階俊博元幹事長=和歌山市

 自民党の二階俊博元幹事長が率いる二階派を離脱する議員が相次いでいる。所属議員は41人まで減り、党内6派閥中、5番目。非主流派から反転攻勢に出る展望は描けていない。84歳の二階氏の後継者問題も抱える。

 「去る者は追わず、だ」。二階氏は7月18日、かつて派閥の会長代行を務めた河村建夫元官房長官の長男・建一氏が求めた面会を拒否した。建一氏は自民を離党し、次期衆院選で日本維新の会から出馬する報告のため自民党本部を訪れた。

 二階氏は安倍、菅両政権下で歴代最長の5年超幹事長を務め、主流派の一角を占めた。選挙の公認や資金配分を決める絶大な権限を握る幹事長派閥の恩恵にあずかろうと、入会希望者が続いた。20年10月には48人に達し、岸田派を抜いて第4派閥となった。

 だが「党役員は1期1年、連続3期まで」との党改革を掲げた岸田政権が発足すると、二階派は党四役から外され、非主流派に転落した。

 昨年4月、片山さつき元地方創生担当相と衛藤晟一元沖縄北方担当相が退会。今年2月と6月には、泉田裕彦、中川郁子両衆院議員が派閥を去った。

8760OS5:2023/08/23(水) 11:11:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/31fa92b2423557e2aa6ea3818fe6ad41282ec5cc谷垣G、遠い独り立ち 主流派も見えぬ展望 派閥化構想は断念
8/22(火) 19:32配信


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産経新聞
自民党谷垣グループ(有隣会)の夏季研修会で講演する代表世話人の中谷元首相補佐官=22日午後、長野県軽井沢町(奥原慎平撮影)

自民党の谷垣禎一元総裁が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会、約20人)は22日、長野県軽井沢町で夏季研修会を開いた。同グループは代表世話人の遠藤利明総務会長らが岸田文雄政権で要職に就き、党主流派となっている。ただ、遠藤氏が6月に表明した派閥化構想は、所属議員の反発を受けて取り下げを余儀なくされるなど、グループの結束強化に向けた展望は開けないままだ。

「名称を変更し、『谷垣派』もどうかと思ったが、皆さんと話して、やはり今のままで当面いこうよと(なった)。少し混乱させたことはおわび申し上げたい」

研修会の冒頭、遠藤氏は出席者に陳謝し、派閥化を当面見送る考えを示した。

遠藤氏は6月7日、東京都内で開いた同グループのパーティーで、派閥化して「谷垣派」とする考えを表明した。昨年7月の参院選後、複数の当選議員を勧誘した際、無派閥を理由に入会を断られたためだ。

遠藤氏は令和3年総裁選で首相の勝利に貢献し、党総務会長に起用された。同じく代表世話人の中谷元・元防衛相も首相補佐官を務める。グループとしては岸田政権で主流派であるうちに派閥化することで求心力を高め、ポスト獲得などで有利に働くとの思惑があったとみられる。

だが、2カ月余りで撤回に追い込まれた。背景には、麻生派(志公会、55人)や菅義偉前首相に近い「菅グループ」など他派閥・グループと掛け持ちしているメンバーが多く、結束力が弱いことがある。

遠藤氏は派閥化した後も他派との掛け持ちを認める考えを示していたが、「所属する派閥同士が対立した場合はどうするのか。二重国籍はよくない」(中堅議員)などと疑問視する意見が根強かった。

過去にも派閥化だけでなく、他派閥との合流話などが浮上したが、いずれも実現しなかった。

今も影響力を持つ谷垣氏は平成29年の政界引退から6年近くが過ぎ、周囲に「グループ名に谷垣の名をわざわざ使う必要もないのでは」と漏らすなど、同グループに独り立ちを求めている。(奥原慎平)

8761OS5:2023/08/24(木) 13:56:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ef10e5868b87eca35d3fa879843d555c040ae73
岸田首相、二つの「約束」両立探る 漁業者理解と「夏」放出 処理水決断、中国なお反発〔深層探訪〕
8/24(木) 7:00配信


時事通信
東京電力福島第1原発の処理水に関する関係閣僚会議で発言する岸田文雄首相(右から2人目)=22日、首相官邸

 岸田文雄首相が東京電力福島第1原発の処理水を24日から海洋放出すると表明した。「春から夏ごろ」と繰り返してきた政府方針と、漁業関係者への「約束」の両立に向け、時期を慎重に探った。国内外に反発の声が残る中、「一定の理解を得た」と判断し政治決断を下した。

【ひと目でわかる】処理水の風評被害対策

 ◇「放出ありき」
 「理解は進んでいるとの発言をいただいた」。首相は22日の自民党役員会で、前日に全国漁業協同組合連合会(全漁連)の坂本雅信会長らと会談した結果を報告した。

 放出決定で、首相が心を砕いたのは漁業者への対応だ。政府は2015年、福島県漁連に「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」と約束。政府関係者は「漁業者の理解が得られれば環境が整う」と説明していた。

 「8月下旬」は放出開始の本命だった。国際原子力機関(IAEA)が日本の計画を妥当とする包括報告書を公表した7月、政府高官の一人は「海水浴シーズンが終わってからだ」と指摘。福島の底引き網漁の解禁を9月1日に控え、放出直後の海水をモニタリング(監視)する必要性も考慮すると時期は絞られた。

 首相は米国訪問から帰国した翌日の今月20日に第1原発を訪れ、安全性確保や風評被害対策に万全を期すよう東電幹部に指示。「夏ごろ」の期限が迫る中、手順を踏んだ上で漁業関係者との直談判に臨み、坂本氏から「安全性の理解は深まった」と一定の歩み寄りを引き出した。

 ただ、自民党からは「首相が福島で首長や漁業関係者と会うべきだった」(閣僚経験者)との不満もくすぶる。首相と坂本氏の会談に同席した漁業関係者は、意思決定を急いだ政府に「放出ありきで進んでいるんだろう」と不満を示した。

 ◇海外理解も後押し
 海外で支持や理解が浸透してきたことも決断を後押しした。首相は22日、「国際社会の正確な理解が広がりつつある」と自信を示した。外務省幹部も「韓国が前向きなことを言ってくれたのが大きかった」と語った。

 首相は5月以降、韓国の尹錫悦大統領と会談を重ねて説明し、理解を得た。今月18日の日韓首脳会談ではあえて議題とせず、韓国で世論の一部や野党から批判される尹氏に配慮を見せた。

 一方、中国は「汚染水」との表現を使い続けて日本批判を強める。日本産海産物への検査も強化して揺さぶっている。

 首相は9月上旬にインドネシアで、李強首相との会談を調整する。岸田首相は「科学的根拠に基づき規制撤廃を求める」と強調するが、政府内では「中国は外交カードに使っている」との見方が専ら。関係者は「中国は処理水を持ち出し優位に立とうとしている」と懸念を示した。

 ◇「解散遠のいた」
 首相の衆院解散判断にも影響を与えるのか。自民党幹部は「重い決断だ。内閣支持率は下がるだろう」と指摘。与党内では「秋の衆院解散は遠のいた」との声が出ている。

 報道各社の世論調査では海洋放出への支持や理解が広がる一方、「説明が不十分」との指摘や風評被害への懸念は根強い。放出は原発廃炉への過程に過ぎず、開始後も地元の理解を得る努力は不可欠だが、公明党幹部は「説明が足りない」と政府の姿勢に苦言を呈した。

 自民党ベテランはマイナンバーを巡る混乱や物価高も挙げ「総選挙はできない」と述べ、早期解散に否定的な考えを示した。

8762OS5:2023/08/26(土) 11:16:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d876ccff35d75bb0b2c5e08f6ccee014a23405f
自民・安倍派、塩谷立氏が「5人衆」と会談…下村博文氏は「常任幹事会」人選案から外れる
8/26(土) 5:06配信

読売新聞オンライン
自民党安倍派幹事会を終えて総会に臨む(手前から)塩谷立・会長代理、萩生田政調会長、下村博文・会長代理。党本部で(2023年7月6日)

 自民党安倍派の塩谷立・会長代理は25日、派の中枢を担う「5人衆」と東京都内で、新設する「常任幹事会」の人選を巡って意見交換した。集団指導体制に反対し、処遇が注目されている下村博文・会長代理は、この日の原案では、常任幹事会メンバーから外れた。

 複数の同派関係者が明らかにした。派に影響力を持ち、下村氏と折り合いが悪い森喜朗元首相の意向も影響したとみられる。原案では、取りまとめ役に就く塩谷氏のほか、松野官房長官、萩生田政調会長、西村経済産業相、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長の5人衆が入った。西村環境相や岡田地方創生相、稲田朋美・元防衛相も名を連ねた。

 常任幹事会は10人程度を想定し、閣僚などの要職経験を要件に人選を進めている。下村氏は文部科学相や党政調会長を歴任しているが、塩谷氏は「世代交代」を理由に理解を求める構えだ。ただ、下村氏の反発が予想され、見直しを迫られる可能性もある。同派は31日に予定する派閥会合での新体制発足を目指している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/397fc3b3771b11f0029596d906903c11a34f7c40
安倍派体制、下村氏除外へ 常任幹事会、31日決定
8/26(土) 0:09配信
共同通信
下村博文氏

 自民党安倍派(清和政策研究会)の新たな意思決定機関・常任幹事会のメンバーから、同派会長代理の下村博文元政調会長が外れる見通しとなった。31日に派閥会合を開き、正式に発足する。複数の関係者が25日、明らかにした。安倍派に強い影響力を持つ森喜朗元首相の意向が反映されたとみられる。


 常任幹事会の人選は、座長に就く塩谷立・元文部科学相に一任されている。関係者によると、10人程度の規模を検討。有力者「5人組」と呼ばれる高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長の他に、参院からも閣僚経験者が入る方向で調整している。

 塩谷氏は25日、東京都内のホテルで5人組のうち萩生田氏を除く4人と会談した。新体制案を説明し、理解を求めたもようだ。森氏は、下村氏を常任幹事会メンバーから外すよう求めていたとされる。

8763OS5:2023/08/26(土) 11:17:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f36ecfa8d5d100c30b0a7bd1fab4972437d0ca7
岸田首相の“支持率回復”は難しい? 内閣改造の“目玉人事”をしづらい背景に「大物が多すぎて代えづらい」 自民党内の派閥の内情を解説
8/24(木) 20:02配信

FNNプライムオンライン
FNNプライムオンライン

自民党の派閥研修会がラッシュだ。しかし、人事をやっても、支持率回復は難しいとされている。


自民党の派閥研修会ラッシュについて、政治部・福井慶仁記者がお伝えする。

党内の“派閥研修会”がラッシュ
まず岸田内閣の支持率だが、ここ3カ月下がり続けていたものの、先週末に行ったFNNの最新の世論調査では、7月より0.2ポイントUPとわずかながら上がり、41.5%という結果になった。

これは支持率が下げ止まったということなのだろうか。

形の上では下げ止まりだが、自民党内からは「小康状態だ。この先どうなるかはわからない」と、依然として岸田政権の今後を、心配する雰囲気がある。

その自民党内で、今ラッシュを迎えているのが各派閥の“研修会”だ。

自民党には現在、最大派閥の安倍派、麻生派、茂木派、岸田派、二階派、森山派、そして、派閥より結束の緩やかな谷垣グループと、6派閥1グループが存在している。

この派閥の研修会が佳境を迎えていて、麻生派と茂木派は横浜で、安倍派と谷垣グループは軽井沢ですでに開催した。このあと、二階派が軽井沢、岸田派は山梨、森山派は鹿児島で開催する予定だ。

研修会は避暑地や地方で開くケースが多いが、どんなことをするのだろうか。

例えば8月20日に、軽井沢で行われた安倍派の研修会は、軽井沢プリンスホテルで開かれたが、会場に長テーブルを並べた着座形式だった。

そして、座長に就任したばかりの塩谷元文科大臣の挨拶で始まり、選挙戦略の専門家の講演、AIの専門家の講演と続き、約3時間で終了した。

研修会の醍醐味は“夜の懇親会”
研修会の醍醐味は、この座学の後に行われた懇親会にあった。

みんなで食事をしてお酒を飲むわけだが、この日も、一部の議員は2次会はもちろん、3次会まで行ったということだ。

こうした研修会“夜の部”の目的について、ある議員に聞いてみたところ「同志の結束を確認し、普段できない様々な情報交換を行うには、絶好の機会だ」と答えた。

さらに、「研修会終了後に、人事の希望を提出することが多いから、お互い被らないように確認することもある」という人もいた。

秋に行われることが多いのは、人事の直前という意味合いもある。そこで、研修会の場を通して、人事に向けた派内調整を行う狙いもあるようだ。

では、2023年の人事は、どうなるのだろうか。

岸田首相は、9月中旬を軸に内閣改造・自民党役員人事を行う方向で検討していて、19日、人事についてこう述べた。

岸田首相:
先送りできない課題に取り組み、そして、答えを出していく。そのための適材適所。こういった考え方に徹して判断してきたい。

このように「適材適所」で判断したいと強調した。

8764OS5:2023/08/26(土) 11:17:34
改造人事をやっても“支持率回復”は難しい
岸田首相は、目玉人事と言えるような、思い切った人事をやりずらい状況に追い込まれていた。

その理由の一つは「大物が多すぎて、代えづらい」という点だ。

通常、目玉人事を行う際に注目されるのは、自民党側では副総裁、幹事長、政調会長といった役員クラス。内閣では、要の官房長官などが挙げられる。

ただ、麻生副総裁はお世話になりすぎてて代えられない。茂木幹事長も54人の議員を抱える派閥のトップで、外せば、その支持を失ってしまう。

では、政調会長と官房長官はというと、100人の最大派閥・安倍派の“5人衆”と言われる幹部のうちの2人が務めている。いまだ後任の会長が決まらず、この“5人衆”と言われる幹部が、100人の派閥がバラバラにならないよう、絶妙な力関係で維持している。

仮に、そこの2人を代えてしまうと、この絶妙なバランスで保っている安倍派からの支持も崩れる恐れがある。そのため、皆「外しにくい」状況が、できてしまっている。

中には、総理が党内でより広い支持を得るため、現在は非主流派とされつつも、大きな影響力を持つ菅前総理や、世論調査で「次の総理に一番ふさわしい」として名前が挙がる、石破元幹事長の重要ポストでの起用を推す声もある。

しかし、支持率が下がっている今の状況で、麻生副総裁や茂木幹事長といった党内の安定を捨ててまで、非主流派を取り込む人事をやる余裕はないと言える。

さらに、もう一つは「改造はリスクを伴う」ということだ。

1年前の内閣改造では、起用した閣僚に旧統一教会問題が浮上した。結局、辞任ドミノが起きて支持率がガタ落ちした。

あまり奇をてらった人事や、大幅に人を代えると、それだけその閣僚に不祥事が起きるリスクが出てくる。

総理の周辺からはすでに「人事をやったからといって、支持率への影響は限定的」だと、過度な期待への予防線を張る声が出ている。

ただ、少しでも何とかしたい岸田首相が、党内の重鎮からも推す声がある小渕優子組織運動本部長を人事で起用するか、この辺りが注目だ。

(「イット!」 8月23日放送より)

イット!,政治部

8765OS5:2023/08/26(土) 11:50:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/65bffe218d3ff0795d1af6c44e0c11ca837126f6
感染症統括庁トップに栗生俊一氏…コロナ分科会は廃止
8/25(金) 23:36配信

読売新聞オンライン
栗生俊一官房副長官

 政府は25日、9月1日に発足する「内閣感染症危機管理統括庁」のトップとなる内閣感染症危機管理監を、栗生俊一官房副長官が兼務する人事を発表した。栗生氏を補佐する内閣感染症危機管理監補は、藤井健志官房副長官補が兼務で就く。統括庁の担当相は後藤経済再生相が務める。


 統括庁の感染症危機管理統括審議官には、中村博治新型コロナウイルス感染症対策推進室長、感染症危機管理対策官には厚生労働省の迫井正深医務技監が起用される。

 25日の閣議では、有識者でつくる「新型インフルエンザ等対策推進会議」の体制を見直すことも決めた。新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行したことや、感染状況が落ち着いていることを踏まえ、推進会議の下部組織の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」や「基本的対処方針分科会」は廃止する。

 推進会議の委員は9月1日付で35人から15人に減らし、議長の尾身茂氏は退任する。新委員では、国立成育医療研究センター理事長の五十嵐隆氏や国立国際医療研究センター国際感染症センター長らが加わる。

8766OS5:2023/08/26(土) 11:56:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/246b5221e45d47d366cc0e567a669db210cd8307
処理水放出、手腕問われる林外相 親中派「ポスト岸田」へ試練
8/26(土) 7:13配信
時事通信
国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長とのテレビ会談に臨む林芳正外相=25日、外務省

 林芳正外相が、岸田文雄首相の後継を見据え、政権の安定に汗をかいている。

 当面、最大の課題は東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に対する国際社会の理解醸成だ。特に、処理水を「核汚染水」と表現して外交戦を展開する中国にどう対抗するか、その手腕が問われる。

 「日本政府は処理水の最後の一滴が放出されるまで安全確保に取り組み続ける」。林氏は25日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長とテレビ会議形式で会談し、計画完了に向けた決意を強調した。

 これに先立ち、メキシコのバルセナ外相とも電話で会談し、日本の立場を説明。バルセナ氏から「日本が国際的な基準を順守して実施していくことを信頼している」との言葉を引き出した。

 処理水への対応は、内閣支持率の低迷が続く政権の行方にも影響しかねない。中国は日本産水産物の輸入全面禁止などで揺さぶりを掛ける。他国にも同様の動きが広がれば、日本にとって経済的打撃は大きく、外相として林氏の責務は重大だ。

 「ポスト岸田」を目指す林氏に対し、周囲の期待は大きい。今月13日に地元・山口県下関市の集会に出席した際は、会場内で「下関育ちの首相誕生を」との声掛けに呼応し、「頑張ろう三唱」が起こった。

 自身が所属する自民党岸田派会長の首相を支える姿勢に徹し、禅譲を狙うのが林氏の基本戦略とみられる。派内でも「岸田氏にできるだけ長く首相を続けてもらうことが、われわれにとっても良いことだ」と説く。

 その一方で、6月に自身を中心とする勉強会「水正会」の会合を持つなど、党内の「仲間づくり」を意識したとみられる動きも。ただ、顔触れは岸田派が中心で、他派閥への浸透はこれからだ。

 国民的な人気も広がりを欠く。「次の首相にふさわしい人物」を問う報道各社の世論調査では軒並み下位に低迷する。

 党内では、外相就任まで日中友好議員連盟会長を務めてきた林氏を「親中派」と見る向きが強い。保守派を中心に厳しい視線が注がれる中、中国との向き合い方は、首相候補として林氏の評価を左右しそうだ。

8767OS5:2023/08/27(日) 10:03:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bb7a5348dba9acc15a18f1c8920ed93268838c3
「女性首相候補」の要職起用焦点 内閣改造で小渕・上川氏ら推す声
8/27(日) 7:07配信
時事通信
自民党の(写真左から)小渕優子氏、上川陽子氏、高市早苗氏、野田聖子氏

 岸田文雄首相が9月に予定する内閣改造・自民党役員人事で、将来の首相候補と取り沙汰される女性議員の要職起用があるかに党内の注目が集まっている。

 現状で期待が強いのは小渕優子党組織運動本部長(49)や上川陽子党幹事長代理(70)ら。各国で女性宰相の誕生が相次ぐ中、首相の座へと飛躍するきっかけになる可能性もある。

 元首相を父に持つ小渕氏は「党三役入り」などさらなるステップアップに期待する声がある。23日、会長を務める党沖縄振興調査会で「コロナの時期は本当に苦しい思いをした。われわれは強い経済をつくる共通の目標を持っている」と語り、父譲りの沖縄への思いを吐露した。

 ただ、難点は2014年に経済産業相辞任に追い込まれた政治とカネの問題。政治資金収支報告書への架空の寄付金計上で元秘書2人が有罪となったが、小渕氏の「説明不足」を指摘する声は今なお強い。「昔のことがまた掘り返される」(党関係者)との懸念も党内で漏れる。

 上川氏を「有望株」(自民参院幹部)と見る向きもある。これまで少子化担当相や法相を歴任。茂木敏充幹事長も実務能力を高く評価し、法相当時の部下は「判断が明確。省幹部からの信頼も厚かった」と振り返る。首相を目指すには年齢が比較的高いことがネックになるとの見方もある。

 21年の自民党総裁選で岸田氏と争った高市早苗経済安全保障担当相(62)と野田聖子前少子化担当相(62)も、首相の座になお強い意欲を示す。

 高市氏は後ろ盾だった安倍晋三元首相が死去。県連会長として元秘書官擁立を主導した4月の奈良県知事選では保守分裂を招き、日本維新の会候補に敗北を喫した。自民党関係者は「リーダーとしてはバツが付いた」と手厳しい。

 野田氏はなお高い知名度を誇るものの、無派閥で足場が弱い。前回総裁選では推薦人集めにぎりぎりまで苦労し、来年の総裁選も出馬できるめどは立っていない。

 国会議員のうち女性が占める割合は衆院で約10%、参院約27%。女性リーダーが生まれにくい背景には、女性議員の少なさという問題も横たわる。現在の岸田内閣に至っては、閣僚19人のうち女性は2人。「ガラスの天井」がいつ破られるか、見通せないのが実情だ。

8768OS5:2023/08/27(日) 10:15:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e3749f36c09f92afb36918c32fc062a6bad2677
迫る?9・11岸田内閣改造 支持率回復へ最後の切り札 菅氏のSNS投稿も話題
8/23(水) 22:41配信


カナロコ by 神奈川新聞
岸田文雄首相(資料写真)

 自民党総裁の岸田文雄首相が9月11日を軸とした内閣改造と党役員の刷新に向け、準備のピッチを上げている。人事は「内閣支持率回復の最後の切り札」(同党幹部)とされるだけに、支持率が持ち直すようであれば、秋風ならぬ“解散風”が強まりそうだ。

 「ありがたいよね」。23日の官邸では、菅義偉前首相が前日に発信した「X」(旧ツイッター)がスタッフ間で話題となった。

 「政府はアルプス処理水の海洋放出開始を決定し、24日の開始見込みを公表しました。私が総理として決めた2021年4月の政府方針に基づくものです。福島復興を実現する上で大きな一歩です」。政府関係者は「政治家は国民が歓迎する政策なら『自分がやった』と自慢しても嫌がることはだんまり。でも菅さんは一緒に泥をかぶってくれた」と感謝。

 一方、野党は「勝つためならなりふり構わず結束に走るのが自民。解散をにらみ生命維持装置を動かし始めた」(立憲民主党議員)と警戒を強める。

 岸田首相は漁業者から批判を浴びながらも処理水放出を決断。ガソリン補助金の10月以降の延長を政府内に指示するなど「解散判断に向けた障害物」(内閣府スタッフ)除去に懸命だ。海外研修を「観光旅行」と批判された松川るい参院議員の問題でも、党幹部に苦言を呈して女性局長辞任への流れを促したとされる。

神奈川新聞社

8769OS5:2023/08/28(月) 09:05:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/823c58f9a40c3fe10f5c27c02f656b10ce29431b
小泉進次郎氏が安倍派「新会長候補」に急浮上 跡目争いによる派の分裂を回避するため、森喜朗氏がスカウトか
8/28(月) 7:15配信
 跡目が決まらない自民党最大派閥の安倍派に“救世主が現われるかもしれない。小泉進次郎・元環境相を会長にスカウトするというウルトラCだ。

 すったもんだの末に安倍派(清和会)の集団指導体制が決まった。長老の塩谷立氏が座長となり、後継会長を争う5人衆(松野博一・官房長官、西村康稔・経済産業相、萩生田光一・政調会長、高木毅・国対委員長、世耕弘成・参院幹事長)らの幹部が常任幹事に就任する予定だ。

 9月の内閣改造で大臣枠を減らされないために結束を示した形だが、派内の中堅・若手には不満がくすぶっている。

「塩谷さんは5人衆と対立する振りをしながら、最後は寝返った。なんとも情けない座長だ」(同派若手議員)

 今回の人事を仕組んだのは5人衆のバックにいる森喜朗・元首相とみられている。だが、その森氏は5人衆では頼りないと見て、ひそかに進次郎氏のスカウトに動いているという。森派関係者の話だ。

「5人衆は派内の人望がないうえ、5人が跡目争いをすれば派は分裂に向かいかねない。塩谷座長体制が壊れるのは時間の問題だ。森さんもあの5人には派閥を率いるのは無理だと考えていて、進次郎氏に安倍派入りを打診し、会長候補に担ごうとしている」

 進次郎氏の父、小泉純一郎・元首相はかつて清和会会長を務め、政治的血脈からいえば小泉家は安倍家、福田家と並んで同派のオーナー家の一角を占める。だが、進次郎氏は安倍晋三・元首相と折り合いが悪く、初当選以来、森氏がいくら誘っても派閥入りせずに無所属を通してきた。

「安倍さんが亡くなったことで進次郎氏が派閥入りを断わる理由もなくなった。進次郎氏は国民の人気も高いし、現在の5人衆はいずれも純一郎さんに育てられたから進次郎氏に一目置かざるを得ない。安倍派入りして進次郎氏が最大派閥を率いれば、勢いを盛り返すことができるかもしれない」(同前)

 小泉事務所に安倍派入りについて聞いたが、締め切りまでに回答はなかった。進次郎氏が「ウン」と言えば、安倍派の運命を変えることになるかもしれない。

※週刊ポスト2023年9月8日号

8770OS5:2023/08/28(月) 09:24:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b0fddce54efd902192a0ab32b56660b47357b2a
萩生田政調会長、安倍派に「内紛はない」…集団指導体制へ移行巡り強調
8/27(日) 20:02配信

読売新聞オンライン
萩生田政調会長

 自民党安倍派の萩生田政調会長は27日、大阪府泉佐野市で講演し、同派を会長不在のまま集団指導体制に移行させることについて、「人をかき分けて前に出ようという人がおらず、支え合いながら頑張っていこうという思いで決めた」と述べ、「内紛はない」と強調した。同派の世耕弘成参院幹事長は同日の徳島市内の会合で、新会長の選出には「ここから2年や3年はかかる」との見通しを示した。

8771OS5:2023/08/28(月) 17:12:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d80677eef48b257d7bc5134b0590b00549cb01a
首相が「ポスト岸田」うかがう河野、高市両氏と昼食
8/28(月) 13:57配信

産経新聞
令和3年、自民党総裁選で激突した(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)

岸田文雄首相(自民党総裁)は28日、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相とともに官邸で昼食をとった。両氏はいずれも令和3年の自民党総裁選に出馬し、首相に敗れたが、いまなお国政トップに意欲を持つとされ、「ポスト岸田」にも名を連ねる。首相が9月中旬にも行う方向の内閣改造・党役員人事でも両氏の処遇が注目されている。

昼食後、河野氏は記者団の問いかけに無言だったが、高市氏は首相が観戦した沖縄県でのバスケットボールワールドカップ(W杯)の話をしたと説明し、「楽しかった」と語った。両氏の出馬が取り沙汰される来年の党総裁選の話題はなかったという。

首相は今月4日には報道各社の世論調査で根強い人気がある石破茂元幹事長とも会食している。

8772OS5:2023/08/28(月) 17:12:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d80677eef48b257d7bc5134b0590b00549cb01a
首相が「ポスト岸田」うかがう河野、高市両氏と昼食
8/28(月) 13:57配信

産経新聞
令和3年、自民党総裁選で激突した(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)

岸田文雄首相(自民党総裁)は28日、河野太郎デジタル相、高市早苗経済安全保障担当相とともに官邸で昼食をとった。両氏はいずれも令和3年の自民党総裁選に出馬し、首相に敗れたが、いまなお国政トップに意欲を持つとされ、「ポスト岸田」にも名を連ねる。首相が9月中旬にも行う方向の内閣改造・党役員人事でも両氏の処遇が注目されている。

昼食後、河野氏は記者団の問いかけに無言だったが、高市氏は首相が観戦した沖縄県でのバスケットボールワールドカップ(W杯)の話をしたと説明し、「楽しかった」と語った。両氏の出馬が取り沙汰される来年の党総裁選の話題はなかったという。

首相は今月4日には報道各社の世論調査で根強い人気がある石破茂元幹事長とも会食している。

8773OS5:2023/08/28(月) 20:39:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/a80ac79feee6171763afd916baf71c6007e8f5ee
自民安倍派「下村外し」で調整 31日に総会、新体制なお火種
8/28(月) 19:57配信


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時事通信
自民党安倍派の総会に出席した下村博文・元政調会長=17日、東京・永田町の同党本部

 自民党最大派閥の安倍派(清和政策研究会)は28日、議員総会を31日に開くと発表した。

 新たな集団指導体制での幹部人事を協議する。意思決定機関となる「常任幹事会」は萩生田光一政調会長や松野博一官房長官ら「5人衆」をはじめ現職閣僚と閣僚経験者で構成。集団指導に反対してきた下村博文・元政調会長は外れる方向で最終調整しており、今後の派閥運営に火種を残しそうだ。

 新体制での取りまとめ役を務める塩谷立・元総務会長は25日、東京都内で5人衆メンバーと新体制の陣容を協議。常任幹事会には塩谷氏を筆頭に、萩生田、松野両氏、高木毅国対委員長、西村康稔経済産業相、世耕弘成参院幹事長の5人衆のほか、西村明宏環境相、岡田直樹地方創生担当相、稲田朋美元防衛相、柴山昌彦元文部科学相らが加わる方向となった。

 党三役や閣僚を歴任した下村氏については「顧問」とし、意思決定の中枢から外す方向。下村氏は新体制移行を巡り、集団指導を主導した「5人衆」と激しく対立。派内になお影響力を保つ森喜朗元首相も、自身と折り合いの悪い下村氏を幹部から除外するよう求め、5人衆の一人は周囲に「『下村外し』は絶対条件だ」と言明した。

8774OS5:2023/08/29(火) 06:53:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/461951bae3dc71cd1fd77704f9e91f74fe71ba69地方選苦戦で「逆風見える化」 効果なき地方行脚、党支持率も低迷
8/28(月) 21:41配信


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カナロコ by 神奈川新聞
岸田文雄首相(資料写真)

 全国3主要紙と2通信社、NHKの8月の岸田文雄内閣の支持率調査結果が28日、出そろった。いずれも減少か横ばいで3割前後と低迷。国会閉会中の「地方行脚」効果も出ていない。9月11日の週に見込まれる内閣改造と党役員人事が回復のカギとなるが、逆風は党支持率にも及ぶ。寒川町長選での推薦新人候補の苦杯や岩手県知事選での与党統一候補の苦戦など「逆風が見える化」(自民の閣僚経験者)している状況だ。

 8月の内閣支持率は通信社が共同33%、時事26%。新聞社は朝日33%、読売35%、毎日26%、NHKは33%でいずれも岸田内閣として最低値か最低と同水準だ。読売は前月と横ばいだがNHKは5ポイント、時事と朝日は4ポイント、毎日は2ポイント、共同は1ポイントの減だった。

 自民関係者が深刻に受け止めているのは政党支持の動向だ。読売は3ポイント減の30%で朝日(28%)同様に2割台目前。前月24%の毎日は25%と微増だが、比例投票先では4ポイント減の21%。4ポイント伸ばした日本維新の会に並ばれている。

神奈川新聞社

8775OS5:2023/08/29(火) 07:39:36
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/345679内閣改造、松野官房長官の去就が焦点 安倍派「5人組」の一人、派閥新体制の行方影響
政治・行政

国政
2023/8/12
twitter
内閣改造での去就が注目されている松野官房長官(撮影・山崎亮)
 岸田文雄首相が9月を軸に検討する内閣改造で、政権ナンバー2の松野博一官房長官の去就が焦点になっている。政府・与党内にはスポークスマンながら「発信力に欠ける」との批判がある半面、「官邸に安定感をもたらしている」との評も高まる。自民党最大派閥安倍派の幹部を務めるだけに、近く議論される同派の新体制の行方も首相の判断を左右しそうだ。

 連日官邸で記者会見し、国民への広報の要を担う松野氏。2021年10月の就任以来、用意された答弁書に目線を落として答えることが多く、与党内からも「官僚的で発信力に乏しい」とされてきた。ただ、最近は状況が変わりつつある。

 7月以降、首相最側近の木原誠二官房副長官に関する一部週刊誌報道を尋ねられることが増えた。表情を変えず淡々と答える場面が繰り返されると、官邸内には「冷静に切り返す胆力がある」(首相周辺)との評価が浸透した。この問題の質問は当分続くとみられ「今は松野氏の安定感が必要だ」(別の周辺)との声も出ている。

 8月1日夜には現政権下で初めて首相と2人きりで会食。首相が好む東京・赤坂の焼き肉店だった。普段は同席する麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長の姿はなく、官邸には「続投要請の布石か」との声も出たが、松野氏は周囲に多くを語っていない。10日夜にも再び2人は都内で食事をした。

 松野氏の人事に影響するとされるのは首相の政権運営を支える安倍派の行方だ。松野氏は安倍晋三元首相の次の会長候補と目される派内の有力者「5人組」の一人。17日の派閥会合では新体制が議題となる。

 安倍派事務総長も務めた松野氏が閥務で重責を担えば「官房長官との兼務は難しい」(自民党中堅)との見方が大勢だ。逆に現状の立ち位置にとどまれば―。首相に近いベテラン議員は「安倍派と連携し、時にけん制する意味でも松野氏を政権中枢に据える利点は大きい」とみる。

 松野氏の長官在任は1年10カ月を超え、平成以降では菅義偉、福田康夫の両元首相に次ぐ3番目の長さとなった。岸田首相が党政調会長時代に会長代理として支え、関係を深めたとされる松野氏。常々「ポストへの執着はない」と語る政治家の去就が今、にわかに注目されている。(樋口浩二)

8776OS5:2023/08/29(火) 07:44:03
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/345679内閣改造、松野官房長官の去就が焦点 安倍派「5人組」の一人、派閥新体制の行方影響
政治・行政

国政
2023/8/12
twitter
内閣改造での去就が注目されている松野官房長官(撮影・山崎亮)
 岸田文雄首相が9月を軸に検討する内閣改造で、政権ナンバー2の松野博一官房長官の去就が焦点になっている。政府・与党内にはスポークスマンながら「発信力に欠ける」との批判がある半面、「官邸に安定感をもたらしている」との評も高まる。自民党最大派閥安倍派の幹部を務めるだけに、近く議論される同派の新体制の行方も首相の判断を左右しそうだ。

 連日官邸で記者会見し、国民への広報の要を担う松野氏。2021年10月の就任以来、用意された答弁書に目線を落として答えることが多く、与党内からも「官僚的で発信力に乏しい」とされてきた。ただ、最近は状況が変わりつつある。

 7月以降、首相最側近の木原誠二官房副長官に関する一部週刊誌報道を尋ねられることが増えた。表情を変えず淡々と答える場面が繰り返されると、官邸内には「冷静に切り返す胆力がある」(首相周辺)との評価が浸透した。この問題の質問は当分続くとみられ「今は松野氏の安定感が必要だ」(別の周辺)との声も出ている。

 8月1日夜には現政権下で初めて首相と2人きりで会食。首相が好む東京・赤坂の焼き肉店だった。普段は同席する麻生太郎副総裁や茂木敏充幹事長の姿はなく、官邸には「続投要請の布石か」との声も出たが、松野氏は周囲に多くを語っていない。10日夜にも再び2人は都内で食事をした。

 松野氏の人事に影響するとされるのは首相の政権運営を支える安倍派の行方だ。松野氏は安倍晋三元首相の次の会長候補と目される派内の有力者「5人組」の一人。17日の派閥会合では新体制が議題となる。

 安倍派事務総長も務めた松野氏が閥務で重責を担えば「官房長官との兼務は難しい」(自民党中堅)との見方が大勢だ。逆に現状の立ち位置にとどまれば―。首相に近いベテラン議員は「安倍派と連携し、時にけん制する意味でも松野氏を政権中枢に据える利点は大きい」とみる。

 松野氏の長官在任は1年10カ月を超え、平成以降では菅義偉、福田康夫の両元首相に次ぐ3番目の長さとなった。岸田首相が党政調会長時代に会長代理として支え、関係を深めたとされる松野氏。常々「ポストへの執着はない」と語る政治家の去就が今、にわかに注目されている。(樋口浩二)

8777OS5:2023/08/30(水) 10:32:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ffa926999b431ee3c100b0a5bf334f6a3bf8efc
自民・安倍派、集団指導体制継続へ 有力会長候補不在で小泉氏勧誘構想再燃か 小泉氏「派閥入りない」
8/29(火) 20:31配信

カナロコ by 神奈川新聞
自民党本部=東京都千代田区

 自民党の故安倍晋三元首相の派閥「清和政策研究会(安倍派)」は31日に開く議員総会で幹部人事を協議する。関係者の話を総合すると、集団指導体制を継続し、塩谷立元総務会長を座長とした常任幹事会を発足させる方向が固まった。「会長選出」を主張した下村博文元政調会長は「顧問」として、常任幹事会から外れる見通しだ。

 常任幹事会には塩谷氏のほか萩生田光一政調会長、松野博一官房長官、高木毅国会対策委員長、西村康稔経済産業相、世耕弘成参院幹事長の通称「5人衆」が参加。岡田直樹地方創生担当相らを加えて10人前後となる方向だが「下村氏はリストアップされていない」(安倍派関係者)という。

 安倍派の新体制を巡っては、有力な会長候補がいないことで派内調整が長期化し、小泉進次郎元環境相(衆院11区)の派閥入りを求める意見も再燃。小泉氏は周囲に「それ(派閥入り)はない」と話している。

 小泉氏の父である純一郎氏は清和研の出身。3度目の総裁選を前に派を離れ「脱派閥」を掲げて勝ち抜き、首相に就いた。清和研関係者は小泉進次郎氏に対し2009年の初当選以来、アプローチを続けてきたが同氏は一貫して無派閥。最近は沈静化していたが、安倍氏死去に伴う混乱もあり勧誘構想が再燃したとみられる。

神奈川新聞社

8778OS5:2023/08/30(水) 11:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2384981274b39be463c8c8a1c0cd2652594bd6bd
茂木、高市、河野3氏は続投か交代か 来月内閣改造
8/29(火) 20:07配信

産経新聞
自民党役員会に臨む(左から)萩生田光一政調会長、茂木敏充幹事長、岸田文雄首相=29日午前、東京・永田町の党本部(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相が9月に行う内閣改造・自民党役員人事は、来年9月の任期満了に伴う党総裁選に向けてライバルの処遇が焦点となる。中でも「ポスト岸田」を狙う茂木敏充幹事長を続投させるかどうか決めかねているようだ。令和3年9月の前回総裁選で争った河野太郎デジタル相と高市早苗経済安全保障担当相は勢いが陰り、首相は2人を交代させる可能性がある。

【画像】自民党内の「ポスト岸田」を巡る相関図

首相は29日、自民党本部で麻生太郎副総裁、茂木氏と3人で約40分にわたり意見交換する場を持った。首相は麻生、茂木両氏を政権の骨格に位置付け、重要政策などを決定する前に相談してきた。両氏とは6月27日、7月26日と定期的に会食もしている。

今回の人事で最大の焦点は、次の総裁選で茂木氏を首相の陣営に取り込む意味も込め、幹事長職を続投させるかどうかだ。

官邸幹部は「長期政権だった安倍晋三元首相は骨格をあまり変えなかった」と語り、茂木氏を交代させた場合のバランスの不安定化を懸念する。一方、党の人事とカネに絶大な権限を持つ幹事長を続投させれば茂木氏が力を付けることになり、首相周辺は警戒感を示している。

首相が気になるのは、第3派閥の茂木派(平成研究会)会長の茂木氏を外した場合、自身への脅威になるリスクだろう。

ただ、同派の参院側に影響力を持ち、茂木氏に批判的だった青木幹雄元参院議員会長が6月に死去した直後、同派の参院メンバーは会合を開き、総裁選対応も含めて参院側で独自に判断する方針を確認した。首相は党内情勢も見極め、処遇を最終判断するとみられる。

河野、高市両氏については、昨年8月の内閣改造で閣内に取り込んだ。両氏は強力なライバルになりうると目されたが、現在は「それほど脅威ではない」(党幹部)とみられている。

河野氏は、主導したマイナンバーカードと健康保険証の一体化を巡りトラブルが頻発し、自民党内からも批判された。党内の人間関係作りが不得手とも評され、所属する麻生派(志公会)の領袖である麻生氏からは7月の北國新聞インタビューで「閣内に残らない方がいい」と指摘された。

一方、高市氏は前回総裁選で後ろ盾となった安倍氏を失った。高市陣営の中核だった城内実元外務副大臣も5月、無派閥から森山派(近未来政治研究会)に移るなど厳しい状況にある。

首相は28日、河野氏と高市氏を官邸に招いて約1時間昼食を共にした。内閣改造で踏み込んだ会話はなく、プロ野球などが話題になった。首相は広島、河野氏は巨人、高市氏は阪神-とライバル球団のファン同士だが、無事に「楽しい話」(高市氏)になったという。(田中一世)

8779OS5:2023/08/30(水) 11:46:11
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-_politics_situation_2J7YF25Z2BOIXBAW2B5NSBEVI4.html
自民経済対策 衆院解散の環境整備か 先送りはリスク大
2023/08/29 17:52産経新聞

自民党は29日の政調全体会議でガソリンなど燃料油の高騰対策に向けた提言案を取りまとめたが、党幹部の視線はすでに追加的な経済対策や令和5年度補正予算案の編成に向いている。物価高を受けた内閣支持率の続落を警戒しているためだ。岸田文雄首相(自民党総裁)が今秋にも衆院解散に踏み切るとの観測があるだけに、環境整備の側面もありそうだ。

自民の萩生田光一政調会長は29日の政調全体会議で「経済対策もしっかりやっていく必要がある」と述べ、政調の各部会長に議論を進めるよう求めた。

経済対策に関しては党幹部が相次いで言及している。

茂木敏充幹事長は26日、党本部での講演で「本格的な経済対策を秋にはまとめ、補正予算を実行したい」と表明した。電気・ガス料金の抑制策や賃上げ、先端分野への投資促進などを挙げた。世耕弘成参院幹事長も補正予算の必要性に言及している。

与党側には、国民生活に寄り添う支援策を並べることで、不満を和らげる狙いがあるとみられる。公明党の山口那津男代表は29日の記者会見で「物価高全体に対する政府の対応が不足している、もっと取り組んでもらいたい、ということが、各種世論調査に表れている」と指摘した。

次期衆院選を巡る思惑もありそうだ。内閣支持率が低迷する中、衆院解散について「慌てる必要はない」(自民の遠藤利明総務会長)との声はある。しかし、首相が来年9月の党総裁任期満了に伴う総裁選で再選し長期政権を狙うなら、その前に衆院選を勝ち抜けば可能性が高まる。

解散を先送りした場合のリスク要因は多い。国会が始まれば野党がマイナンバーカードを巡る問題や自民議員の不祥事を追及するのは確実だ。防衛増税や少子化対策に伴う負担増が焦点となりうるほか、経済の先行きも見通せない。自民の保守票の取り込みを狙う日本維新の会の選挙準備も進む。仮に10月22日の衆参両院の補欠選挙で自民候補が敗れれば、「選挙の顔」としての首相に傷が付きかねない。

首相は今月24日に官邸で山口氏と会談し、解消されていた次期衆院選での東京での自公の選挙協力を復活させることで合意した。東京電力福島第1原発処理水の海洋放出も始まった。衆院解散に向け、懸案が片付きつつあるともいえる。閣僚経験者は「近くある内閣改造・党役員人事と経済対策で支持率が上向けば、首相が信を問うことは考えられる」と話した。(沢田大典)

8780OS5:2023/08/31(木) 07:49:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/754da353070b83fe85e592f21ffb8079938095e6
岸田首相、発信強化に試行錯誤 支持低迷、「説明不足」批判で
8/31(木) 7:12配信

時事通信
取材に応じる岸田文雄首相=30日午後、首相官邸

 岸田文雄首相が発信力強化を狙い、試行錯誤している。

 報道各社のぶら下がり取材に頻繁に応じ、スライドを用いるなど工夫も凝らす。内閣支持率が低迷する中で現状を打開したい考えとみられるが、効果は未知数だ。

 「新しい激変緩和措置を9月7日から発動する」。30日、首相はスライドを使って記者団にガソリン高騰対策について説明した。努めて顔を上げながらカメラに語り掛ける姿は、メモを読み上げるだけだった従来のスタイルとは対照的だ。スライドは24日にも使用しており、周辺は「いろいろ試している」と明かす。

 30日には、首相官邸で福島県産ヒラメなどを使った昼食会も開催。中国の輸入規制に苦しむ漁業者に寄り添う姿勢をアピールした。

 これまで報道機関からのぶら下がり要請を断ることもあった首相だが、今月上旬ごろから積極的に取材に応じ、周辺には「どんどんやる」と語る。30日は、首相側から取材機会を設けると各社に通知した。

 背景には、上向かない内閣支持率がある。報道各社の世論調査では、処理水放出に関して賛成が反対を上回るものの、政府の説明については「不十分」との回答が過半数を占めている。与党内からは「国民への説明が足りない」(公明党幹部)との不満も漏れる。

 年内も含め衆院解散・総選挙のタイミングを探る首相は、発信強化で反転攻勢を狙う。ただ露出を増やしても支持回復につながるとは限らない。自民党内からは「メッセージが明確でないから誰の共感も得られない」(閣僚経験者)と冷ややかな声も出ている。

8781OS5:2023/08/31(木) 13:43:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/48fc51afc91fd823746158926683ca615bd666dc
自民安倍派、15人の集団指導に 常任幹事会、下村氏外れる
8/31(木) 12:53配信

時事通信
自民党安倍派の総会であいさつする「座長」の塩谷立元総務会長(右端)。左から2人目は下村博文元政調会長=31日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党安倍派(清和政策研究会)は31日、党本部で総会を開き、集団指導体制の陣容を決めた。

 派閥の意思決定を新たに担う「常任幹事会」は15人体制とし、塩谷立元総務会長が「座長」に就任。下村博文元政調会長はメンバーから外れた。

 常任幹事会は塩谷氏に加え、萩生田光一政調会長、松野博一官房長官、高木毅国対委員長、西村康稔経済産業相、世耕弘成参院幹事長の有力議員「5人衆」がメンバー。柴山昌彦元文部科学相、稲田朋美元政調会長、西村明宏環境相、橋本聖子元五輪担当相、岡田直樹地方創生担当相らも加わった。

8782OS5:2023/08/31(木) 23:58:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9720369c80e8c531c9a4907b78d7f1ec7253472
安倍派5人衆、けん制しあい会長選び難航…世耕氏「2年や3年はかかる」
8/31(木) 22:21配信

読売新聞オンライン
自民党安倍派総会であいさつする塩谷立氏(右から2人目)(31日、自民党本部で)

 自民党安倍派(清和政策研究会、100人)は31日の総会で、塩谷立会長代理が「座長」に就き、「常任幹事会」で重要事項を決める集団指導体制を発足させた。安倍派で会長選びが先送りされたのは、衆目の一致する会長候補がいないためだ。67歳で死去した安倍晋三・元首相は生前、長く会長を続ける前提で後継候補を1人に絞ることを避けていた。

 派内では一時、安倍氏の側近だった西村経済産業相と萩生田政調会長を軸に会長選びが進むとの見方が広がっていた。だが、西村氏は衆院当選7回、萩生田氏は同6回で、いずれも60歳だ。2人より当選回数が多く、年齢も高いベテラン組に世代交代が進むことへの警戒感が広がるなどし、実現しなかった。

 西村、萩生田両氏に、松野官房長官、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長を加えた「5人衆」は派の中枢を担いつつ、一定の力の均衡を保つ。1人の力が突出しないよう、けん制しあっている側面があることも会長選びを難しくしている。世耕氏は「2年や3年はかかる」との見方を示している。

8783OS5:2023/08/31(木) 23:59:07
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230831-OYT1T50203/?ref=yahoo
下村博文氏、執行部外され不快感…安倍派が15人の集団指導体制を発足
2023/08/31 20:30

スクラップ
 自民党安倍派(清和政策研究会、100人)は31日の総会で、塩谷立会長代理が「座長」に就き、「常任幹事会」で重要事項を決める集団指導体制を発足させた。会長選びは先送りし、塩谷氏とともに会長代理を務めてきた下村博文・元政調会長を執行部から外すなど、火種を抱えた船出となった。9月の内閣改造・党役員人事の結果次第で、不満が噴出する懸念も残る。

 「新体制に意見や批判があるかもしれない。受け止めながら、皆さんの踏み台として努力したい」


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自民党安倍派総会であいさつする塩谷立氏(右から2人目)(31日、自民党本部で)
下村博文氏(7月6日)
 最大派閥の事実上のトップとなった塩谷氏は総会冒頭、こう理解を求めた。会長だった安倍晋三・元首相の死去から1年以上を経ており、新会長を求める声が根強いためだ。

 総会では、新設の常任幹事会に入る15人(衆院9人、参院6人)も発表された。不定期で開き、初会合は9月上旬を見込む。塩谷氏のほか、松野官房長官、西村経済産業相、萩生田政調会長、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長の「5人衆」が名を連ねた。西村環境相や岡田地方創生相に加え、松島みどり・元法相や橋本聖子・元五輪相らもメンバーとなった。

 塩谷氏は、選定基準に関して「基本的に閣僚経験者で総合的に判断した」と述べるにとどめた。文部科学相経験者の下村氏を巡っては、5人衆が「会長が必要と唱え、集団指導体制に反対したため資格はない」との認識を共有していた。

 派に影響力を持ち、下村氏と折り合いが悪い森喜朗・元首相の意向も影響したと見る向きが派内には多い。下村氏は総会後、記者団に「常任幹事会は打ち合わせ機関だ」と評し、不快感をにじませた。

 そもそも常任幹事会がどこまで機能するかも未知数だ。党幹部の一人は「人数が多すぎる。常任幹事会の幹事会が必要になる」と皮肉交じりに語った。

 塩谷氏は早速、内閣改造・党役員人事で手腕を問われる。安倍派の閣僚は4人だが、第2派閥の麻生派(55人)と同数で、規模に見合っていないとの評価が支配的だ。塩谷氏は31日夕、首相官邸を訪れ、岸田首相に人事の要望を伝えた。自らに言い聞かせるように「問題はこれからだ。結束して政権を支える」とも語った。

8784OS5:2023/09/01(金) 07:44:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6fffc9f47a84348857c97944d7ebb2c9397fc3f
安倍派、15人で幹事会発足 下村氏は外れ、派内結束に残る不安
8/31(木) 19:19配信

毎日新聞
自民党安倍派の総会で発言する塩谷立会長代理(右から2人目)。同4人目は下村博文会長代理=東京都千代田区の同党本部で2023年8月31日午後0時5分、竹内幹撮影

 自民党安倍派(清和政策研究会)は31日、党本部で会合を開き、安倍晋三元首相の後継となる会長ポストは空席のまま、「座長」に就任する塩谷立会長代理や萩生田光一政調会長ら15人をメンバーとする「常任幹事会」で意思決定を行う新体制を発足させた。塩谷氏とともに会長代理として派閥運営に関わってきた下村博文元文部科学相は役職を外れた。

【下村氏、西村氏…安倍派の面々 杉田氏、生稲氏らの姿も】

 常任幹事会は萩生田氏、西村康稔経済産業相、松野博一官房長官、世耕弘成参院幹事長、高木毅国対委員長の「5人衆」ら、衆院9人と参院6人で構成。衆院は柴山昌彦元文科相、西村明宏環境相、参院は橋本聖子元五輪担当相や山本順三元国家公安委員長ら閣僚経験者も選ばれた。

 派閥の名称は「安倍派」を引き続き使う。塩谷氏は会合後、記者団に常任幹事会のメンバーについて「大臣を経験し、これからの時代を担う人たちだ。皆さんに力を発揮して新しいリーダーをつくってもらいたい」と語った。幹事会が15人体制となったことについては「多いなと思うが、いろいろな意見をいただき、状況判断した結果だ。これからの運営は数が多い分大変だと思う」と述べた。

 一方、常任幹事会のメンバーから外れた下村氏は記者団に「しっかりと清和研の中で貢献していきたいと思っているし、(常任幹事会入りは)こだわっていない」と述べた。

 下村氏は、自身の会長就任にも意欲を示してきたが、新体制では事実上、執行部から排除された形だ。派内には新会長の早期選出を一貫して訴えてきた下村氏に対して「正論ではある」(派閥中堅)と擁護する声もあり、今後の派内の結束には不安も残る。

 安倍氏の死去から1年以上が経過したが、新会長は結局決まらず、常任幹事会メンバーの一人は「全くホッとなどできない。誰を会長にするか。むしろこれからが大変だ」と漏らした。【畠山嵩、高橋祐貴】

 ◇ 安倍派常任幹事会のメンバー(敬称略)

 ▽衆院 塩谷立、高木毅、松野博一、松島みどり、西村康稔、柴山昌彦、稲田朋美、西村明宏、萩生田光一

 ▽参院 世耕弘成、橋本聖子、野上浩太郎、山本順三、末松信介、岡田直樹

8785OS5:2023/09/01(金) 07:45:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/c04231e238a1ee69dbe7c36b405d2c5a48489355
森元総理に土下座したことを暴露された下村元文化相 清和会に大きな亀裂が
9/1(金) 5:56配


デイリー新潮
醜態をバラされた下村会長代理

 自民党最大派閥の混乱が収まらない。端的な例が、8月7日付の北國新聞で森喜朗元総理が明かした下村博文元文科相に関する動きだ。少し長いが引用する。

【写真】自民党最大派閥「清和政策研究会」で再び力を持った「森元総理」の姿

〈少し前のことですが、下村さんがこの事務所に来ました。「何とか私を会長に」と言うんですが、「それは私が決めることじゃない。みんなが決めることだが、君には味方がいないじゃないか。だったら自分はどうあるべきか考えてみたらどうだ」と伝えたんです。「今までのご無礼をお許しください」と土下座までするので、「君は私に無礼を働いたのか。その自覚があるのなら私は絶対に許さない。帰ってくれ」と言ったんです。ところが下村さん、外では「森会長の了解を得た」と言っているらしい〉

「仕返しを今になって受けている」
 真偽はさておき、清和会(安倍派)の跡目争いの一幕だ。自民党幹部が解説する。

「第2次安倍政権で文科相を務めた下村さんは、新国立競技場の建設を巡り、イラク出身の建築家であるザハ・ハディド氏の案を白紙撤回。一転して、隈研吾氏の案を採用したんです」

 が、この時、ザハ案を推していたのは誰あろう、文教族のドン・森氏だった。

「森さんは完全にメンツを潰された。その後も下村さんは、安倍晋三元総理と近い立場なのをいいことに、森さんを軽んじる発言を繰り返した。その仕返しを、いまになって受けている」

 8月17日、清和会は総会を開き、当面は会長を置かない方針を決定。下村氏とともに会長代理を務める塩谷立・元文科相を単独で常任幹事会の座長に据えた。

 政治部デスクが指摘する。

「座長とはいえ、あくまでお飾り。実際は萩生田光一政調会長、西村康稔経済産業相、世耕弘成参院幹事長、松野博一官房長官、高木毅国対委員長ら“5人組”による集団指導体制と言えば聞こえは良いですが……」

 すでに水面下では火花が。

「安倍の寵愛を最も受けたとされる萩生田と、かねて“総理を目指す”と公言している西村の綱引きが急浮上。党や政府で要職を担う世耕、松野、高木各氏も、巻き返しのタイミングを虎視眈々とうかがっています」

 有力者によるバトルは派閥分裂の呼び水たり得るが、

「とりあえず総会では、派内で最も“嫌われ者”の下村を閥務の中枢から外すことで一致しましたね」

8786OS5:2023/09/01(金) 07:45:36
“老害”“偉そうな口出し”と不満の声も
 一方で、当の清和会の中堅幹部は指摘する。

「森さんの暴露には“さすがにやり過ぎ”“下村さんが気の毒”との声があり、森さんに対して“老害”“偉そうな口出しでさらに派内がおかしくなる”“OBが好き放題では他派閥になめられる”との不満も。派内の雰囲気は最悪ですよ」

 清和会の若手も渋い顔だ。

「集団指導体制は、次期内閣改造と党役員人事を視野に、派内のゴタゴタを隠す応急処置。萩生田さんは旧統一教会問題の影響で当分は入閣が難しい。西村さんや世耕さんは人望に欠け、中堅から若手に支持を広げられていない状況で……」

 さりとて、福田シンパと見なされてきた“非安倍系”の松野、高木両氏では派内の掌握は難しいという。

「他派閥と渡り合うのは何とも心細い状況。そもそもウチは、人事でのうまみを期待した入会者が多い。秋以降は退会者が相次ぐかも」

「週刊新潮」2023年8月31日号 掲載

新潮社

8787OS5:2023/09/01(金) 14:05:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/19e6f2db4c130e4dd051a791fd0b7195f4f55950
12年ぶりシンガポール大統領選 1日に投開票、与党系候補が優勢
9/1(金) 13:17配信


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毎日新聞
シンガポール大統領選の投票の様子=2023年9月1日、ロイター

 シンガポールで1日、任期満了に伴う大統領選挙(任期6年)の投票があり、即日開票される。同国の大統領は儀礼的な職務が中心で、象徴的な意味合いが強い。選挙の実施は12年ぶりで、3人が出馬。与党・人民行動党(PAP)出身で、ターマン・シャンムガラトナム前上級相(66)が優勢とみられている。

 2017年の前回選挙では、憲法の規定により立候補者がマレー系に限られ、ハリマ・ヤコブ氏が無投票で女性として初めて当選した。今回は民族の縛りはなく、シャンムガラトナム氏のほかに、政府投資公社元幹部のウン・コクソン氏(75)と大手保険会社元幹部タン・キンリエン氏(75)が出馬した。

 シンガポールでは今年7月、運輸相が汚職捜査当局に逮捕されたり、国会議長が女性との不適切な関係などを理由に辞任したりするなどスキャンダルが続いた。

 大統領の政治的権能は限られているが、シャンムガラトナム氏は与党側の候補とみなされており、今回の選挙はPAPに対する国民の支持度合いを占うものとも見られている。【バンコク石山絵歩】

8788OS5:2023/09/01(金) 18:24:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/969d8d9ab3adf7a20262c9ae236b17af8ebd5b60
自民安倍派、新体制発足 5人衆に実権、下村氏は排除
8/31(木) 19:57配信
自民党安倍派の派閥会合を終え、取材に応じる塩谷立氏=31日午後、東京・永田町の党本部(矢島康弘撮影)

自民党安倍派(清和政策研究会、100人)は31日、党本部で総会を開き、新体制を発足させた。昨年7月に死去した安倍晋三元首相の後継会長は不在のまま、意思決定を行う合議体「常任幹事会」を新設し、塩谷立元文部科学相が座長に就いた。

塩谷氏は総会で「今のところ会長にふさわしい人はいない。新体制で新しいリーダーを出したい」と述べた。新会長を選ぶまでの暫定体制との説明だ。

常任幹事会は15人で構成する。派内の有力者「5人衆」と呼ばれる高木毅国対委員長、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長が入った。その他に閣僚経験者から選ばれ、「多すぎる」との批判もある。

参院幹部は「人数は関係ない。5人衆と塩谷氏の6人で決める」と話した。実権は5人衆にあるとの認識も示した。

常任幹事会以外の役職は基本的に白紙となり、会長代理として安倍氏死去後の派閥運営に関わってきた下村博文元政調会長は常任幹事会にも入らなかった。同派に影響力を持つ森喜朗元首相の意向が反映されたとの指摘もある。下村氏は記者団に「早く会長を決めるべきだ。清和研がパワーダウンをしてしまう」と反発。派の結束に不安が残った。

岸田文雄首相が9月中旬にも行う内閣改造・党役員人事が新体制の試金石となる。それぞれ内閣と党の要である官房長官か幹事長を安倍派が引き続き押さえられなければ、最大派閥の体面にかかわる。派所属の閣僚を現在の4人から5人に増やせるかも注目だ。(沢田大典)

8789OS5:2023/09/03(日) 13:25:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/ade3ebfd5731a5e1b8be39f21875d1dbbc1a4a4e
「鬼門」の農相ポストが再び時の政権を追い詰める?野村農相「汚染水」発言でも続投の背景とは
9/3(日) 11:00配信


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日刊スポーツ
岸田文雄首相(2023年6月撮影)

 海洋放出が始まった東京電力福島第1原発の処理水を「汚染水」と発言し、4時間あまりで謝罪と発言撤回に追い込まれた野村哲郎農相(79)の資質問題が、処理水をめぐる中国の日本産水産物輸入の全面停止という強硬な対応に追われる岸田政権を直撃した。野村氏は「言い間違え」を主張し、首相や政権幹部らも「言い間違え」で足並みをそろえるが、言い間違えても許されることと、そうではないことがあるのが、世の常だ。

【写真】自身の発言について改めて謝罪した野村農相

 今回、野村氏が発言したタイミングは、岸田首相が東京・豊洲市場を視察し、水産事業者への支援策を発表した日。結果的に、支援策のニュースをかき消すような形になった。支援策には多くの漁業関係者が注目しているはずだし、首相のメンツも丸つぶれ。「言い間違え」ですむ問題でないことは、一目瞭然だ。

 東日本大震災から12年が経過するが、被災地では今も震災前の生活に戻っておらず、特に原発事故の影響はなお続いており、政府には言葉も行動も合わせた支援継続が求められている。それを崩しかねない今回の出来事、しかも中国の主張をなぞるような発言を、言い間違えであっても水産事業者の担当閣僚が口にしてしまったという事実は、重いのだと思う。

 直近では第2次安倍政権で、震災に関連した失言をした2人の大臣は、発言直後に更迭された。岸田文雄首相は野村氏の更迭を否定したが、岸田政権で昨年秋から冬にかけて起きた「辞任ドミノ」では、問題を抱えた閣僚の処遇に対する、後手後手の対応が露呈したことは記憶に新しい。今週9月8日に予定される、処理水海洋放出をめぐる衆参両院での閉会中審査に野村氏が出席予定で、この場で再び「炎上」するようなやりとりが起きれば、再び首相の判断にも批判が高まることになる。

 野村氏の発言後、取材した政府関係者の言葉には、うなずくしかなかった。「まさかの鬼門復活だよ…」。

 「鬼門」とは、かつて安倍晋三政権(第1次も第2次も)で不祥事やスキャンダルで交代が相次いだ、農相ポストのこと。第1次安倍政権では、2007年5月から9月までの約4カ月間に、当時大きな批判を浴びた事務所費問題などで農相が3人交代し、第2次政権でも2015年2月、政治とカネの問題で農相が辞任した。第1次政権では、この農相ポストをめぐる「負の連鎖」が、安倍氏を退陣に追い込む一因になった。その役職が再び、首相の足を引っ張るような形になったのが今回の問題のもう1つの側面だ。

 野村氏は昨年8月の内閣改造で、当時78歳で初入閣を果たした。当選4回の参院議員。JA出身の農水族である一方、当選回数が適齢期となった「大臣待機組」の1人として、念願の入閣を果たした経緯がある。

 「政策に詳しいことと大臣の資質は、必ずしもリンクしない」(関係者)といわれる。野村氏は「汚染水」以外にも、全面輸入停止に踏み切った中国の対応を「想定は全くしていなかった」と素直に驚いて危機感のなさを露呈。6月の記者会見時にかりゆしシャツで臨んだ際には「遊び人みたいな感じ」などと述べ、沖縄ではかりゆしが正装という認識が不足しているとの指摘を受けたこともあった。今回、発言の不安定さがあらためて露呈しただけに、野党議員からは「岸田首相は本当にこのまま続投させるのだろうか」と、首をひねる向きもある。

 岸田首相が今回、野村氏の更迭を否定したのは、漁業者への支援策のとりまとめが迫ることに加え、近く内閣改造・自民党役員人事が予定されることも、影響しているとの見方が強い。更迭でダメージを負うより、内閣改造で何もなかったかのように退任させるのではないか…との見立てだ。

 首相動静によると、岸田首相は8月に入り、各閣僚と昼食を取っている。1回に2閣僚が出席しているが、永田町では、この場が、内閣改造を前に「大臣再任か退任かの『面接』になっている」との見方がある。8月28日には、ともに去就が注目される河野太郎デジタル相と高市早苗経済安保相が昼食の場に参加したため、さまざまな臆測が流れた。野村氏は8月2日、現在の処理水問題にともに取り組む西村明宏環境相とともに、首相との昼食に参加している。今回の発言問題のかなり前ではあるが、この時の「面接」も含めて、野村氏の処遇が判断されることになる。久しぶりに岸田首相の「人事眼」が問われるシーズンが迫ってきた。【中山知子】(ニッカンスポーツ・コム/社会コラム「取材備忘録」)

8790OS5:2023/09/03(日) 21:39:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc1e1acd3a9ec3df4d904f25ebe943c62dccfa0a入閣待機組の処遇が人事の焦点に 農水相失言
9/3(日) 20:01配信


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産経新聞
岸田文雄首相が月内に行う内閣改造・自民党役員人事では、党内各派が抱える「入閣待機組」の処遇も焦点になる。衆院当選5回以上、参院当選3回以上で閣僚経験のない待機組を入閣させられるかは、派閥領袖(りょうしゅう)の手腕の見せどころだ。もっとも人事を前に、かつて待機組だった野村哲郎農林水産相の「汚染水」発言が政権の足を引っ張っており、待機組を登用するリスクを露呈している。

野村氏は1日の記者会見で、「福島をはじめ関係者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳なかった。こういう気持ちでいっぱいだ」と重ねて陳謝した。

野村氏は令和4年7月の参院選で4選を果たし、同8月の改造で初入閣した。茂木派(平成研究会)に所属し、鹿児島県出身の農政通として知られ、念願の農水相ポストを獲得した。

ただ、今年8月に東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り、中国が日本産水産物の全面禁輸に踏み切った際、記者団に「大変驚いた。まったく想定していなかった」と発言。続けて「処理水」を「汚染水」と言い間違えた。自身が認める「ときどき口がすべってしまう恐れ」が現実のものとなった。

待機組の登用には同様のリスクがつきものだ。平成31年4月には、桜田義孝五輪相(当時)が「震災からの復興」より議員が「大事」と発言するなど失言が相次ぎ、辞任に追い込まれた。同29年4月には、今村雅弘復興相(同)が東日本大震災は「東北でよかった」と語り更迭された。両氏とも、長年入閣が見送られてきた待機組からの登用だった。

一方、所属議員のポストの獲得が自身の求心力に直結する派閥領袖にとっては、待機組の入閣はなおざりにできない課題だ。首相も安倍晋三政権下で岸田派(宏池会)の会長として、待機組を閣内に押し込むのに腐心した過去を持つ。

内閣支持率が低迷し、野村氏の失言がさらなるダメージとなる中、首相は派閥の意向に配慮した人事を行うのかどうか。党内の支持基盤が強くない首相にとって、難しい判断を迫られそうだ。(大橋拓史)

8791OS5:2023/09/04(月) 08:07:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb008d79df769513b57909012976d904b4031b44
二階氏訪中、処理水で暗礁 首相期待も早期は困難
9/4(月) 7:03配信

時事通信
日中友好議員連盟の会長に就任した自民党の二階俊博元幹事長(右から4人目)=4月19日、東京・永田町の衆院議員会館

 自民党の二階俊博元幹事長の中国訪問に向けた調整が暗礁に乗り上げている。

 超党派の日中友好議員連盟会長として9月にも訪中する方向だったが、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出への中国側の反発が収まらないためだ。悪化する日中関係の打開策として岸田文雄首相が強い期待感を示したが、側近議員は「様子を見るしかない」と話しており、早期訪中は困難な情勢だ。


 首相は8月30日、二階氏と党本部で面会し、「日中関係は難しい状況だが、対話は切らしたくない。中国と話ができるのは二階先生しかいない」と訪中を要請。中国側の軟化に向け、中国と独自の人脈を持つ二階氏に協力を呼び掛けた。

 二階氏は4月に議連会長に就任し、中国政府も歓迎した。二階氏が日中議員外交を長年けん引し、習近平国家主席ともたびたび会談するなど両国関係の維持・改善に尽力してきたことを中国側も重視し、訪中調整を続けてきた。

 だが、中国が処理水放出への対抗措置として日本産水産物の全面禁輸に踏み切り、「外交カード」にする姿勢を強めたことで暗転。公明党の山口那津男代表が8月28〜30日に予定していた訪中が直前で延期となった影響も大きく、二階氏の周囲からは「中国側が気持ちよく受け入れられる状況ではない」「今は時機ではない」との悲観論が相次いだ。

 首相は6〜7日にインドネシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に合わせ、中国の李強首相との会談を模索するが、実現するかは不透明。日中の溝が広がる中で二階氏の外交手腕も問われているが、側近議員は「年内訪中は難しい」との見通しを示した。

8792OS5:2023/09/04(月) 17:38:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ca79bb72cc381ba0e5831ddc924247a94ade1ca
岸田首相、麻生、茂木両氏と3者会談 内閣改造めぐり協議か
9/4(月) 16:58配信

朝日新聞デジタル
自民党役員会に臨む岸田文雄首相。右は麻生太郎副総裁、左は茂木敏充幹事長=2023年8月29日午前9時32分、東京・永田町の自民党本部、上田幸一撮影

 自民党総裁の岸田文雄首相は4日午後、麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長と党本部で40分ほど会談した。今月に想定されている内閣改造・党役員人事のほか、公明党との選挙協力の行方、他の野党との選挙協力から一定の距離を置く国民民主党との連携のあり方などについて協議したとみられる。

 終了後、茂木氏は「色々なことについて意見交換した」と記者団に説明。国民民主との関係については「今後のことは改めて考えてみたい」と述べるにとどめた。

朝日新聞社

8793OS5:2023/09/05(火) 08:01:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/494dd810b6d80c06f3527095877178dd1cc5a6c6
内閣改造・党役員人事「来週にも」…首相、外遊先で人事構想練り帰国する11日〜13日に実施か
9/5(火) 5:00配信

読売新聞オンライン
自公党首会談などについて取材に応じる岸田首相(4日、首相官邸で)=源幸正倫撮影

 岸田首相(自民党総裁)は4日、来週にも内閣改造・党役員人事を行う考えを複数の与党幹部に伝えた。外遊先から帰国する11日から13日の間に行う案が有力だ。首相は、国民民主党との連立構想が進展する場合を念頭に、米国での国連総会に出席後の下旬に人事を遅らせる可能性にも言及した。

 複数の政府・与党関係者が明らかにした。首相は5〜11日の日程で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が開かれるインドネシアと、主要20か国・地域首脳会議(G20サミット)があるインドを回る。外遊先で人事構想を練り、刷新感のある体制を早期に発足させ、新たな経済対策を含めた政策遂行の環境を整えたい考えだ。

 首相が下旬も排除しなかったのは、自民、公明両党の連立政権に国民を加える構想を巡り、2日に再選した国民の玉木代表の動向などを見極めるためとみられる。ただ、自国両党内では、「月内に連立協議が整うのは難しい」との見方が広がっている。

 首相は4日、国会内で公明党の山口代表と会談した。自民党本部では、茂木幹事長、麻生副総裁と面会し、今後の政権運営などについて意見を交わした。

8794OS5:2023/09/05(火) 09:00:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/b39a673f01141d67ecfcbfa528cc4945c5b3db26
秋本真利議員の立件視野 収賄容疑 風力前社長「便宜を期待」
9/5(火) 5:00配信


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毎日新聞
東京地検が入る庁舎=金寿英撮影

 秋本真利衆院議員(48)=比例南関東=が風力発電会社「日本風力開発」(東京都)の塚脇正幸前社長(64)側から多額の資金を受領したとされる事件で、前社長が東京地検特捜部の聴取に「洋上風力発電の公募で自社が有利になるよう便宜を期待した」などと供述していることが関係者への取材で判明した。秋本議員は国会で同社の希望に沿った質問をしており、特捜部は秋本議員に賄賂の認識があったとみて、収賄容疑での立件を視野に上級庁と協議している模様だ。

 秋本議員と前社長側は2021年10月ごろ、馬主組合「パープルパッチレーシング」を設立。前社長は今年6月までに、計約3000万円を競走馬の購入代金や厩舎(きゅうしゃ)料などとして組合側に支出。うち1000万円は22年10月に議員会館で現金で手渡されたとされる。

 関係者によると、前社長は特捜部の聴取に、秋本議員が自民党の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟の事務局長を務めていたことを挙げ、「国会で動いてくれると思った」と説明。同社は秋田、青森両県を中心に政府が進める洋上風力発電への参入を目指しており、前社長は、事業者の公募に関して秋本議員が自社に有利になるよう動いてくれることを期待したという趣旨の供述をしているという。

 秋本議員は実際に国会で洋上風力発電について度々質問。19年2月には青森の海域について、防衛施設への影響を過度に重視して規制を強めないよう求めた。また、秋田の2海域で日本風力開発が公募に敗れた約2カ月後の22年2月にも、早期の事業開始が見込める業者に高い評価点を付けるよう公募基準の見直しを求める質問をした。この見直しの内容は前社長側が望んでいたとされる。

 特捜部は秋本議員からも複数回にわたって任意で事情を聴いている。秋本議員の国会質問は日本風力開発への便宜に当たり、前社長側からの資金には同社への後押しや国会質問に対する謝礼の趣旨が含まれていたとみている模様だ。

 また、前社長は19年、秋本議員が日本中央競馬会に個人馬主として登録する際に保有資産の要件を満たせなかったことから約3000万円を貸し付けた。後に利子を含めて全額返済されているが、特捜部はこの金銭のやり取りについても経緯を調べているとみられる。【井口慎太郎、松尾知典、北村秀徳、岩本桜】

8795OS5:2023/09/05(火) 13:59:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/9bc7402dd158dd317de04fcbbdceaabb8952494e
岸田“公邸忘年会”報道からわずか3カ月で…森まさこ首相補佐官(59)が娘と友人たちを首相官邸ツアーに招待していた! 「官邸の私物化」と波紋広げる
9/5(火) 7:12配信
文春オンライン
岸田首相に新たな火種が……

 首相補佐官を務める自民党の森まさこ参議院議員(59)が、今年8月末に司法修習生の長女とその友人一行を首相官邸に招待し、“見学ツアー”をしていたことが「 週刊文春 」の取材で分かった。首相官邸は総理大臣をはじめとした政権中枢の執務空間であるだけに「首相補佐官の立場を使った私的利用ではないか」との指摘が浮上している。

【写真】疑惑の森まさこ首相補佐官(59)

 森氏は2007年の参院選に福島選挙区から出馬して初当選し、現在3期目。

「2012年の第2次安倍政権で、当選1回にも関わらず少子化担当大臣に就任。女性活躍のPRという狙いで、稲田朋美衆院議員とともに初入閣。2019年には法務大臣に就任。検察官の定年延長を可能にする検察庁法改正案を担当し、国民から大きな反発を食らいました」(政治部デスク)

 2021年からは岸田政権で首相補佐官を務め、昨夏の内閣改造でも留任した。

 プライベートでは、「4大法律事務所のパートナーを務める夫との間に2人の娘がおり、長女は弁護士志望の司法修習生です」(同前)

 森氏の長女A子さんは弁護士志望で現在は司法修習生。彼女が司法修習生の友人ら約7人を連れて首相官邸を訪れたのは8月28日午後6時頃のことだった。A子の知人が明かす。 

「A子さんから『国会議事堂に行くからきれいな服を着てきてね』と言われ、参加者はどこに案内されるのか事前によく分かっていなかった。ところが、連れていかれたのは国会議事堂ではなく首相官邸。A子さんの母親である首相補佐官の森さんから歓待を受け、みんな驚いていました」

「のけ者にされた」と不満の声も…
 司法修習生の数は1400人ほど。呼ばれなかった人からは「のけ者にされた」と不満の声が上がっているという。

「森さんが、娘と娘に近い人だけを招いて歓待していたとなると、首相補佐官という立場を使って首相官邸を私的利用したのではないかと言われても仕方がありません」(法曹関係者)

 森氏は取材に対し、官邸を見学させた事実はないとしながらも、「女性活躍に関連する意見交換を執務室において約20分間致しました」と官邸に招き入れた事実を認めた。

 今年5月には、「週刊文春」が岸田文雄首相の息子で首相秘書官(当時)の岸田翔太郎氏が、親族一同を招いて首相公邸で忘年会を開いていたことを報道。赤い絨毯が敷かれた公的スペースで集合写真を撮影したり、アイスクリームを食べていたことなどが「公私混同」「公邸の私物化」と批判を浴び、最終的に翔太郎氏は更迭に追い込まれている。あれからわずか3カ月しか経過していないこともあり、森氏の言動は波紋を呼びそうだ。

 現在配信中の「 週刊文春電子版 」では、森氏の長女Aさんによる友人との“首相官邸見学ツアー”の詳細、当日の森氏の様子、首相秘書官が首相官邸に親族を呼ぶことの問題点、“私的利用”の過去の事例などを詳しく報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年9月14日号

8796OS5:2023/09/06(水) 09:49:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/06d9e49cbc159917e8fde7922133893c81b21b47
改造時期、岸田首相明言せず 茂木氏処遇で苦慮か 「自公国」再燃も影響
9/6(水) 7:12配信

時事通信
自民党役員会に臨む岸田文雄首相(中央)ら=5日午前、東京・永田町の同党本部

 9月に予定する内閣改造・自民党役員人事について、岸田文雄首相は5日、実施の日取りを明言しないまま7日間のアジア歴訪に出発した。


 政権の要となる茂木敏充幹事長の処遇について頭を悩ませているのが理由の一つとみられ、国民民主党との連立構想再燃もあって最終判断を先送りしているとの見方が出ている。出発前に明らかにすると待ち構えていた党内には困惑が広がる。

 「人事は適材適所に尽きる。タイミングはまだ決まっていない」。首相は5日昼、羽田空港に向けて首相官邸を出る際、記者団にこう語るにとどめた。これに先立つ党役員会でも「9月は外遊が多くなり、日程が窮屈になる」と述べただけ。公明党の山口那津男代表は5日の記者会見で「首相から何の連絡もない」と明かした。

 首相はインドネシアとインドを訪れ、11日午前に帰国。その後、19日から米ニューヨークで始まる国連総会の一般討論演説に出席する予定だ。このため、人事の時期は11日からの第3週か25日からの最終週に事実上限られる。第3週ならアジア訪問の直後となるため、「5日に方針を言うはずだ」(自民関係者)というのが相場観だった。

 茂木氏を巡っては、政権の看板政策である少子化対策の具体策を首相に先んじて公にするなど、首相から「見せ場」を奪ってきたとの批判が自民内にある。東京での自公衆院選協力が一時破綻状態に陥った点について「責任は茂木氏にある」(中堅)との声も根強い。

 ただ、茂木氏を幹事長から外せば、首相の対抗馬として来年秋の党総裁選に出馬するとの見方は強く、首相はかねて周辺に「続投と交代、どちらがいいか」と苦悩をにじませてきた。

 連立参加に向けた国民の玉木雄一郎代表の本気度を見極めるため、判断を延ばしているとみる向きもある。内閣支持率が低迷する中、清新さをどう打ち出すかは悩みの種。年内の衆院解散・総選挙を視野に入れるなら、経済対策策定を含めて政治日程を組み立てる必要がある。

 人事日程を明らかにしなかったことを受け、自民内には「25日の週の可能性が濃厚になった」(閣僚経験者)との声も上がる。ただ、麻生太郎副総裁は安倍派幹部に「まだ分からない。11日の週の可能性もある」と説明。首相周辺は「決めていないから言えない」と語った。

 首相は5日午前、岸田派の小野寺五典元防衛相と官邸で会い、人事に関する派所属議員の希望を聴取した。安倍派など他派閥もしびれを切らし、派内の希望調査を始めている。閣僚経験者の一人は「判断をずるずる引き延ばしていると閣僚がだれてくる」といら立ちを隠さなかった。

8797OS5:2023/09/06(水) 17:03:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e674c6bb589a984d76b86f7506dabe1d0e60c63
首相、麻生氏留任の意向 木原氏も続投で調整 党役員人事・内閣改造
9/6(水) 5:00配信

朝日新聞デジタル
自民党役員会に臨む岸田文雄首相と麻生太郎副総裁(右)=2023年9月5日午前9時32分、東京・永田町の自民党本部、上田幸一撮影

 岸田文雄首相は近く実施を検討している自民党役員人事と内閣改造で、麻生太郎・党副総裁を留任させる意向を固めた。また、最側近の木原誠二官房副長官を続投させる方向で調整する。首相が重要課題に据える「デジタル行財政改革」の担当相の新設も検討する。複数の政権幹部が明らかにした。


 首相は5日、インドネシアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会議などに出席するため羽田空港を出発した。出発前に記者団の取材に「人事は適材適所に尽きる。タイミングはまだ決まっていない」と述べた。首相は出発前に与党幹部に対し、11日に帰国後、週内に党人事と組閣を行う考えを伝えた。ただ、調整次第で9月の最終週に遅らせる考えも示したという。

 首相は麻生氏について、2021年10月の政権発足時から党の要として首相を支えた実績を評価。自民第2派閥を率いる麻生氏を引き続き要職に据え、来年秋に任期満了を迎える自身の党総裁の再選に向け、政権基盤を安定させる狙いがある。

朝日新聞社


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