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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6439名無しさん:2021/02/14(日) 08:46:21
>>6438

二階幹事長との蜜月ぶり
 ただ、昨年9月の自民党総裁選の構図が今も基本的に変わらない点は確認しておく必要がある。

 つまり、表向きは菅氏、岸田文雄前政調会長、石破氏の3者による争いだったが、その底流には安倍―麻生(太郎副総理)ラインと菅―二階(俊博幹事長)ラインによる権力闘争の構図もあった。安倍―麻生ラインは「石破潰し」には成功したが、結果として二階氏が権力を握り、現在に至っている。

 一方で、菅政権は「無派閥宰相」であり、派閥の後ろ盾は強固とは言えない。しかも、安倍前首相を支えた「ウルトラ保守」のような強固な支持勢力は不在であり、政権基盤はかなり脆弱だ。このため、菅氏の二階氏への依存度が高い。

 しかもコロナ禍さなかに開催されて批判を浴びた昨年12月の「ステーキ会食」にて、主催者の二階氏が首相を呼び付けていたことが、政権内における二階氏優位の力関係を見せつけた。

 菅首相が昨年12月14日にGo Toトラベルの一斉停止を決定した際も、二階派幹部が「勝手なことをしやがって」と不快感をあらわにすると、政界では「二階氏の本音が出た」(公明党関係者)と受け止められた。

 これには「菅―二階関係に溝が入ったのでは」との憶測も飛んだが、この点について、年末に時事通信のインタビューに応じた二階氏側近の林幹雄幹事長代理は「(溝は)全くない」と打ち消した。

 1月18日、二階氏は今年初めて菅首相と会談し、コロナ対応で政府・与党が結束することを確認。20日には衆院本会議の代表質問に1年ぶりに登壇し、首相について「地方に住む人の心を十分理解する政治家の代表だ」と持ち上げて、蜜月ぶりをアピールした。

 二階氏と気脈を通じる与党関係者も言う。

 「二階氏が菅政権を支える姿勢は変わらない。他に誰を支えるのかが見えないうちは、菅氏を支える姿勢を変えまい」

 それでも、菅政権が失速気味となる中、二階氏の言動に注目が集まる。総勢48人の第4派閥を率いる二階氏にとって力の源泉は「幹事長ポスト」である以上、将来、「菅降ろし」を主導するとしても、党内主流派の地位を死守することが前提だ。闇雲に菅降ろしに動くわけにはいくまい。次の「当て」、つまり次期首相としてふさわしい候補者がいることが必須条件なのだ。安倍政権を支えた閣僚経験者はこう語る。

 「今後、『菅降ろし』の動きが始まった場合、首相に鈴を付けるか、引導を渡すとすれば、政権の後見人である二階氏の役回りとなるのではないか」

6440名無しさん:2021/02/14(日) 08:46:37
>>6439

「ポスト菅」として人気の河野氏
 そうした中、1月19日。首相が新型コロナのワクチン接種の総合調整役として河野太郎規制改革担当相を充てたことに政界はざわついた。昨年の政権発足に伴い、菅首相は同じ神奈川県選出で自身の息がかかった河野氏を行政改革担当相に起用。肝いりの「縦割り行政の打破」を担わせた。それに続くワクチン担当への抜てきにこんな憶測も飛んでいる。

 「菅首相は、自身の後継として河野氏に政権を引き継ぐための布石を打ったのではないか。仮に9月の総裁選に出馬しない状況となれば、直ちに(河野氏を)『菅後継』とする含みがあるのではないか」(二階派中堅議員)

 河野氏は最近の世論調査でも、これまでポスト菅候補としてトップだった石破氏を抜いて一番人気だ。このため菅首相自ら「ポスト菅」をにらんで先手を打つ形で動きだしたようにも見える。これに対し表向きは「適材適所だ」と理解を示す二階氏だが、胸中穏やかではなかろう。「菅氏の二階氏離れ」(公明党関係者)とも受け止められるからだ。

 事実、二階派幹部は「田村憲久厚生労働相もいる、西村康稔経済再生担当相もいるのに、ワクチン担当相は必要なのか」と不快感をにじませている。菅、二階両氏の間に漂う微妙な空気が、一層の不透明感につながっている。

 しかも、河野氏は麻生派に所属。先の総裁選ではぎりぎりまで出馬の可能性を模索したが、麻生氏の説得を受け入れて断念した経緯がある。麻生氏としては河野氏を将来の「麻生派自前の首相候補」として温存したい考えとされる。

 次の自民党総裁選に菅氏が出馬して再選を目指す場合は、前回と同様、岸田、石破両氏が菅氏に挑む構図が想定される。このケースだと、昨年9月の総裁選では投票権がなかった党員も投票することになるが、「現職の菅氏が優勢」(自民党関係者)との見方が有力だ。一方、将来の総裁選への立候補に意欲を示す河野氏も、菅氏を相手に出馬する可能性は小さいと見られている。

 しかし菅氏の再選がほぼ絶望となる五輪中止や五輪花道論が現実となれば、様相は一変する。総裁選は目前に迫った衆院選の「顔」選びとなり、河野氏も出馬に踏み切るだろう。

6441名無しさん:2021/02/14(日) 08:47:36
>>6440

他にも取り沙汰され3人の名前
 昨年の総裁選で2位につけた岸田氏は、次期総裁選に強い出馬意欲を示している。1月17日に出演したBSの番組でもこう言明した。

 「どんな政治状況になっているか分からないが、行われるならばぜひ挑戦したい」

 ただ、岸田氏は、総裁選後も地味なイメージが払拭できず、依然として世論の支持が低い。1月16日の毎日新聞調査では「次の衆院選後にふさわしい人は」との問に、トップは河野氏の12%、次いで石破氏は10%なのに対し、岸田氏は2%で9位にとどまった。

 昨年の総裁選で岸田派は、所属47人に対し国会議員票79票を獲得。菅氏に次ぐ2位につけたとはいえ、党員投票を含めフルスケールの総裁選はハードルが高い。岸田氏は、「ポスト安倍」で政権禅譲を期待した安倍氏や、「宏池会」(岸田派)の流れをくむ麻生氏との連携を模索するが、展望は開けていない。

 総裁選で3位に甘んじた石破氏は昨年12月、総裁選敗北の責任を取って派閥会長を辞任。石破派は集団指導体制に移行した後、退会者も出て現在は18人の所帯となり、総裁選出馬に必要な推薦人20人の確保が大きな課題だ。また党内の「アンチ石破」の空気も依然として根強い。

 ただ、世論調査では国民的な人気は依然高いのも事実。派内からは「石破氏は意欲があれば出るべきだ」(平将明衆院議員)との声も聞かれる。

 「菅氏が再選を目指さない総裁選が五輪後に行われれば、河野、岸田両氏との戦いになるのかな」

 最近、周辺にこうつぶやいた石破氏は、いずれは派閥会長に復帰したい意向とされる。「ポスト菅」を決める総裁選が党員投票も含めた形で行われることになれば、地方党員からの支持が根強い石破氏が波乱要因となる可能性は否定できない。

 ポスト菅のサプライズカードとして野田聖子幹事長代行の名もささやかれている。総選挙前に、「選挙の顔」選びの総裁選が実施された場合を想定したものだ。無派閥の野田氏にとって推薦人集めは依然高いハードルに見えるが、自身は次期総裁選について「常に出馬すると言っている」と強い意欲を示している。

 野田氏をめぐっては、昨年の総裁選も含めて過去3回の総裁選で出馬を目指しながら、推薦人20人が集められず断念した経緯がある。ただ、女性の閣僚経験者は

 「野田氏が出馬するなら、今度は応援したい。今回の総裁選は何が起こるか分からない選挙になる」

 と話す。

 ポスト菅をめぐって、旧来の党内力学の論理を超えて河野氏や野田氏の名が取りざたされる。それ自体が今後の「ポスト菅」をめぐる混沌とした状況を予感させる。

山田 惠資(ジャーナリスト)

6442名無しさん:2021/02/14(日) 12:40:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/ace976c028d01eaeec083d5a1ebc74f3db5aebda
「横紙破り」河野太郎の政権盗り
2/14(日) 10:48配信
毎日新聞
 河野太郎氏に政界の耳目が集まっている。菅義偉首相が新型コロナウイルスのワクチン接種を仕切る担当相に指名したからだ。コロナ第3波で激増する感染者、重症者救済の切り札となるワクチン対策は政権の最重要課題。菅首相が河野氏に対して並々ならぬ期待感を持っていることをうかがわせた。

 昨年9月、7年8カ月続いた安倍晋三政権の後を受け、自民党内の圧倒的支持を受け首相に就任した菅氏だが、コロナ禍対策のまずさで、発足4カ月で内閣支持率はつるべ落としだ。衆院解散・総選挙のタイミングも失いつつある。今年9月には総裁選が控えるが、菅氏の反転攻勢は次第に難しくなっている。

 そんな中、菅首相にしてみれば、河野氏を自分の後継者とみなすことで、ポスト菅をにらんで影響力を行使できるようにしておきたいとの思惑もあるのだろう。河野氏自身も政権盗りに意欲満々だ。

 ◇一族の悲願

 河野氏は政界屈指の名門一族の出だ。父の洋平氏は副総理・外相、自民党総裁、衆院議長、祖父の一郎が農相、建設相、副総理格の東京五輪(1964年)担当相、大叔父の謙三は参院議長だ。参院議員だった謙三は除き、一郎も洋平氏も首相の座を目前で逸しているだけに、太郎氏が首相に就任すれば、河野一族の悲願がかなうことになる。

 太郎氏はハト派で親中韓だった洋平氏よりも、横紙破りでばく進型の党人政治家だった一郎のDNAを引き継いでいるようだ。

 ここで、河野一郎という政治家を振り返っておきたい。一郎は1898(明治31)年生まれ、早大を卒業後、朝日新聞社に入り、記者として活躍した。一郎は早大時代陸上長距離選手であり、箱根駅伝でも活躍したことで有名だ。

 戦後は吉田茂首相に敵対し、吉田のライバル鳩山一郎の有力な幕僚として、吉田内閣打倒にまい進、吉田からは「梟雄(きょうゆう)」として蛇かつのごとく嫌われた。一郎は吉田とは不倶戴天の敵同士だったのだ。

 1954年鳩山内閣の農相。日ソ国交正常化に尽力し、鳩山首相に同行してモスクワに乗り込んだ。岸内閣末期に自民党内の反主流派に転じ、60年の日米安保改定の国会承認時は衆院本会議を欠席している。

 岸内閣退陣後、自民党総裁選に大野伴睦副総裁を擁立しようとして失敗、一時、自民党離党、新党結成を模索したこともあった。池田勇人内閣ができて、1年ほどで再び農相として入閣。その後建設相や副総理格の五輪担当相として、佐藤栄作を凌駕(りょうが)し、党内きっての実力者にのしあがった。五輪に向けた首都高速道路の新設などを指揮し、「池田内閣のうち建設、農林行政は河野内閣だ」と豪語したと言われる。

 ただ、吉田茂や石橋湛山ら首相経験者から嫌われたことや、当時の河野派拡大に対する自民党内の反発から、池田首相退任表明後の池田による後継首相指名(64年11月)は、河野ではなく佐藤になり、首相の座を逸する。そして翌年6月佐藤内閣の国務相を退任した直後、腹部大動脈瘤(りゅう)で急死してしまい、悲劇の政治家と言われた。京の都を目の前にして死んだ戦国武将・武田信玄のようでもあった。

 息子の洋平氏は一郎の地盤を引き継いで衆院議員となったが、父の派閥を引き継いだ中曽根康弘(元首相)のタカ派色になじめず、その上田中角栄(元首相)の金権体質に反発して76年に自民党を離党し、新自由クラブを結成した。しかし新自由クラブは10年で解党し、再び自民党に戻る。自民党では宏池会(当時は宮沢派)に所属し、宮沢内閣の官房長官を務めた。この時、従軍慰安婦の河野官房長官談話を出す。

 宮沢政権後、自民党総裁に当選したが、非自民の細川護熙内閣の誕生で、首相にはなれず、初の野党総裁に甘んじる。94年自民、社会、さきがけ3党の村山富市内閣の副総理兼外相となるが、政権与党に返り咲いたとは言え、社会党の村山首相に次ぐナンバー2にすぎなかった。95年の自民党総裁選では出馬辞退に追い込まれ、98年には宏池会を脱会し、麻生太郎氏(後に首相)らとともに河野グループ大勇会を結成する。約6年の衆院議長を経て2009年に政界を引退している。

 一郎も洋平氏も反骨精神があったが、一郎の方がはるかに野性味があったという。攻めて攻めて攻めまくり、最後は刀折れ矢尽きたという感が強い。しかも「陽性」(岸信介元首相の言=「岸信介回想録」より)だった。洋平氏は敗軍の将というイメージが強く、総裁再選を果たせなかったひ弱さ、暗さがその後もついてまわった。

6443名無しさん:2021/02/14(日) 12:40:47
>>6442

 ◇祖父に似て物議醸す太郎氏

 太郎氏は実は父よりも祖父の政治家像に強い親近感を持っていると言われる。一郎は65年に死去しているので、63年生まれの太郎氏は実際の思い出はないだろうが。

 安倍晋三前首相が父の安倍晋太郎元外相より母方の祖父だった岸元首相の政治行動を敬愛している姿と似ている。岸・安倍3代と河野3代の類似性と言ってよい。太郎氏が所属する麻生派の幹部によると「(河野)太郎さんは息子に一平と名前をつけたが、『一は一郎の一だが、平は洋平の平ではない。(自分の選挙区の)平塚(神奈川県平塚市)の平だ』と言っている」という(長男一平氏は2002年生まれ。太郎氏の衆院初当選は1996年)。ただそうは言っても父洋平氏と息子太郎氏の間の情愛は健在で、かつて洋平氏が生体肝移植を受けた時に、太郎氏はドナーになったこともある。

 河野家3代目の太郎氏も自民党では有数の閣僚経験者に育っている。2度の規制改革・行政改革担当相、外相、防衛相を歴任。菅氏の後継首相になってもおかしくない経歴だ。日本経済新聞社の1月29〜31日の世論調査では、「次の首相にふさわしい人は」という問いに、太郎氏が1位の25%、2位が石破茂元幹事長の16%、3位が小泉進次郎環境相の13%、4位が安倍前首相の7%、5位が菅首相の6%との結果が出ている。

 しかし、太郎氏は祖父の一郎同様、ハレーションを起こしやすい体質を持っている。ワクチン担当相になってまもなく、ワクチン接種の時期を巡り、首相側近の坂井学官房副長官と認識が食い違い、物議をかもした。

 ワクチン接種は「日本医療史上、最大のプロジェクト」(鴨下一郎・自民党ワクチンプロジェクトチーム座長)となるのは間違いない。厚生労働省、総務省、経済産業省、国土交通省の4省にまたがる事業だ。田村憲久厚生労働相、武田良太総務相、梶山弘志経済産業相、赤羽一嘉国土交通相ら一家言を持つ関係閣僚と調整を行うのは容易ではない。

 また、コロナ対策の司令塔とも言うべき、西村康稔経済再生担当相もいる。西村氏は最大派閥・細田派のプリンス的存在で安倍前首相にも近く、ポスト菅を虎視眈々(たんたん)と狙っている。太郎氏をライバルとみなし、強い警戒感を持っている。菅首相のワクチン担当相人事は「船頭多くして」の典型になりかねない危険性を秘めている。突破力はあっても、太郎氏のアキレスけんは、切れやすく強情だという点だ。

 所属する麻生派も太郎氏を総力挙げて支えようという空気ではない。同派会長の麻生太郎副総理兼財務相は太郎氏を高く評価し、将来への期待感を隠さないが、一匹狼的な太郎氏が政治家として練れることを願っているようだ。

 練れるとはどういうことか。吉田茂元首相の孫だった麻生太郎氏は祖父が嫌った一郎の息子の洋平氏とタグを組み、ハト派の洋平氏とは全くそりの合わない安倍晋三氏の政権下では、安倍氏の盟友として副総理兼財務相を全期間務めた(第1次安倍内閣では外相、自民党幹事長)。また保守本流の吉田とは全く違う保守傍流の三木武夫元首相の流れをくむ番町政策研究所を自派に引き入れた。

 自民党派閥の系譜を乗り越えて、10人程度の河野グループから党内第2派閥に成長させ、1度は首相の座に上り詰めた麻生氏からすれば、太郎氏の行状は見ていて、まだまだ危なかしさを感じるのであろう。太郎氏の祖父一郎への憧憬(しょうけい)はもろ刃の剣になりかねない。【中川佳昭】

6444名無しさん:2021/02/15(月) 13:42:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b827172ecff8b0cec6612c7c1ebc02a36e47b6f7
失言・森喜朗政権と同じ…“支持率暴落”の菅政権を待ち受ける「崩壊シナリオ」
2/15(月) 8:01配信
現代ビジネス
政権の支持率が急落している
 2020年の年末から、菅政権の支持率が残念ながら低下を続けていて、新聞各紙の世論調査で30%代と報じられている。最初の3か月だけご祝儀的に政権支持率が高い「ハネムーン」期間を過ぎ、2021年に入ってからは、多くのメディアで支持と不支持が逆転することが常態化するようになった。

 1月31日に、緊急事態宣言の中で行われた東京都の千代田区長選や北九州市議選でも、自民党は手痛い敗北を喫した。このままでは、7月4日投開票の東京都議選、そして今年の10月21日の任期満了までには必ず行われる衆院選にも、悪影響をおよぼす可能性がある。

 自民党内では、「菅は9月の総裁選に勝てないかもしれない」と、ささやかれ始めている。菅氏が続投出来ないとすると、辞任のタイミングは4月か9月が有力ではないだろうか。21世紀になって、似たような結末を迎えたのが、それぞれ2001年、2009年に辞職した森喜朗内閣と麻生太郎内閣である。

 仮にコロナが沈静化し、東京オリンピック・パラリンピックが開催できたとして、どういった「菅政権の終幕シナリオ」が予想されるのか、過去の事例から考察する。

菅首相、コロナ対応の大誤算
 「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙に落ちればただの人」

 とよくいわれる。そこで一般に、政党のリーダーに要求されている資質は「選挙に勝てるカオ」ということになる。安倍晋三前首相が憲政史上最長の連続政権を維持できたのは、彼が自民党にとって「選挙に勝てるカオ」だったからである。

 そこで、後継の菅氏はまず、政策面で結果を出すことで国民の支持を取り付け、「選挙に勝てるカオ」として解散総選挙に勝利し、その勢いで政権を継続することを企図したのであった。

 しかしそもそも菅政権は、二階俊博幹事長を領袖とする二階派に先導され、「派閥の力学」によって誕生したという経緯があった。また首相として異例の「無派閥」であることは、自身を支持する強力な集団がなく、二階派を中心に、自分を支持してくれた各派閥に配慮しなければならないという弱点を抱えていた。

 そのため菅氏が政権を維持するためには、何よりも国民からの支持を維持して、党内が納得する「選挙に勝てるカオ」になるしかなかった。つまり党内基盤が弱いため、これまでの総理総裁以上に国民からの支持を必要としているのだ。しかし最近の支持率低下によって、菅氏の「長期政権計画」は根本から崩壊しかけている。

 経済再生を優先させコロナ対策が後手に回ってしまったことにより、支持を失ってきた菅政権。そして重要な地方選での敗北は、東京都議選の帰趨にも不安を与える結果となった。連立のパートナーである公明党が、歴史的に「政界進出の原点」と重視する東京都議選への影響は、菅内閣の命運を握るといってもいい。

 1993年以降の日本政治は「93年体制」と呼ばれる「連立内閣の時代」であり、自民党は公明党と協力することで政権を維持してきた。そこで、単に党内だけではなく、連立のパートナーの意向にも配慮しながら、政権運営を行う必要がある。

 支持率が低迷する中で、選挙のために総辞職せざるを得なかった内閣は、93年体制下で2つ存在する。その2つである森内閣と麻生内閣がそれぞれ、菅政権が4月と9月に辞職した場合のモデルケースとなるのだ。

6445名無しさん:2021/02/15(月) 13:42:56
>>6444

4月で辞職する「森内閣ルート」
 森内閣は、前任の小渕恵三首相の予期せぬ入院、死去により「緊急避難」的に成立した。政権の空白を防ぐために、早急に総理を決定しなければならなかったとはいえ、各派閥の5人の有力者が主導して成立させた政権には批判が集まった。この点で、菅内閣とも、重なるところがある。

 2000年4月5日に成立した森内閣は、失言が尾を引いた6月2日の「神の国解散」に続く第42回衆院選で、単独過半数を失うという手痛い敗北を喫した。森内閣の支持率は低下し続け、11月には自民党内の加藤紘一・山崎拓が中心となって森内閣打倒を試みる、いわゆる「加藤の乱」を招いた。

 この森内閣の命運を決定したのが、2001年2月に水産高校の練習船がアメリカの原子力潜水艦に衝突、沈没して9名が亡くなった「えひめ丸事故」である。事件の一報を聞いた後もゴルフを続けた森氏の対応に批判が集まることで支持率は1ケタまで低下し、6月の都議選の結果が不安視された。そこで2001年度の予算が成立した後、4月26日に森内閣は総辞職することとなった。

 菅内閣が辞任するシナリオのうち、第一の4月パターンは、この森内閣が先行事例となる。もし新年度までに菅政権の支持率が思ったように上がらないとすると、2021年7月の東京都議選への影響は必至である。今回の都議選は、与党にとって非常に重要な選挙であり、その後の国政への影響も大きい。

 先述の通り連立相手の公明党が重視しているのはもちろん、自民党の東京都連にとっても、小池百合子都知事や都民ファーストの会に惨敗した、前回2017年都議選のリベンジと位置づけている。また小池氏や都民ファ側も、菅内閣の支持率の低下を見ながら、先日の千代田区長選にみられるように自民との対決姿勢を強めてきている。

 そこで、森内閣と同様に、2021年度の予算を成立させた後、「ピンチヒッター内閣として一定の仕事はした」ということを花道とする辞任が考えられるだろう。支持率の低下に歯止めがかからないとすれば、最短ではこの4月辞職シナリオが考えられる。

 この選択には、春先の時点で、都議選で菅を「選挙のカオ」として勝てるかどうか、ということへの見極めが必要であろう。つまり3月ごろまでの支持率が政権の命運を決めると思われる。

 その後の総選挙の日程は、オリ・パラ後の9月が有力ではないだろうか。

6446名無しさん:2021/02/15(月) 13:43:29
>>6445

9月までねばる「麻生内閣ルート」
 さて、仮にワクチンの接種や、オリ・パラの開催が決定し4月までに少しは支持率が好転すれば、都議選への影響はそれほど大きなものではないかもしれない。そうであれば、菅首相は予算成立後という早期での辞任を選ばず、秋まで政権の維持は可能かもしれない。菅氏にとっては、この4月が正念場なのだ。

 しかし、オリ・パラ以降も大幅な支持率の好転がない場合、次の辞任の可能性は自民党総裁の任期満了にともなう9月末の総裁選ということになる。

 というのも5月にもなって「菅おろし」で政局が混乱していては、7月の都議選までにあまりに時間がなく、選挙の準備が十分に出来ない。同時に、7月23日から予定されているオリ・パラまでにもあまりに時間が足りなく、その準備も満足に出来ないということになる。それでは有権者の批判を招き、結局都議選や、やがて来る衆院選などの選挙にとって不利となる。

 そこで党内の「菅おろし」は一旦落ち着きを見せ、秋の総裁選まで政権は継続する可能性が高い。

 コロナ・ワクチンが行き渡り、オリ・パラが無事に開催された高揚感と経済再生への実感があれば、支持率が好転する可能性もある。場合によっては秋の総裁選を菅は乗り切ることが出来るかもしれない。だが、そうでなければ、菅の政権継続は難しく、オリ・パラを開催したことを花道に辞任という結果となるであろう。

 ここで第二の9月シナリオを検討するために参考にすべき先行事例は、麻生太郎氏を首班とした麻生内閣である。麻生氏は2008年9月24日に、衆参ねじれ国会の中で政権運営に難を抱えていた福田康夫政権の総辞職をうけ、事態の打開のために発足した。

 陽気で明るい人柄から、就任当初は党内から圧倒的な人気を誇り、就任冒頭での解散を考えていたとされる。しかしリーマンショックによる世界的な金融危機への対応を優先させたために、解散総選挙の時期を逸してしまった。奇しくもそのとき麻生首相に解散先送りを進言したのは、菅氏だったと言われている。

 麻生氏は政権運営を続けていく中で、閣僚の辞任も続き、支持率が低下した結果、衆議院の任期間際の解散総選挙という「ジリ貧」に追い込まれたのであった。その総選挙で政権交代が起こり、民主党の鳩山由紀夫内閣が成立した。

 コロナという国難といえる危機に対峙している菅内閣は、リーマンショック後の麻生内閣と似ており、「就任当初の高い支持率での解散総選挙」という機会を逸した点でも共通している。菅氏が9月に総裁を辞職した場合、彼よりは少しでも「選挙に勝てそうなカオ」の新総裁が選ばれ、任期満了の前に衆院選が行われると考えられる。

菅首相の「命綱」は東京オリンピック
 先述の通りここまでの分析は、コロナが沈静化し、東京オリンピック・パラリンピックが開催されるという前提に立ったものである。オリ・パラがなければ、菅政権は短命に終わる可能性もあり、ある意味で、コロナとオリンピックが辞任時期を決めるとも言える。

 というのも、コロナとオリ・パラにより、菅内閣の支持率は大きく変動する可能性があるからである。これらの政策が成功し、感染拡大を防止することができて、国民が「経済が再生した」という実感を共有することになれば、支持率は息を吹き返し、菅内閣が継続する可能性はある。が、党内的に無派閥であり、そのために政権の維持には国民の支持を得ること以外に方法がないといった束縛からは逃れられない。

 およそ政治家は、ひとたび権力を手にしてしまうと、それを失うことに恐怖するようになる。中でも菅氏は、上述の事情のため権力の源泉となる支持率に人一倍敏感なはずだ。権力を失って辞任するにしても、有権者の好感を得られて、本人にとっても次につながる辞め方が理想的である。しかし、そうした辞め方を探すのは非常に難しいといわざるをえない。はたして菅政権の最後は、綺麗な終わり方になるのだろうか。

白鳥 浩(法政大学教授)

6447チバQ:2021/02/15(月) 23:09:35
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20210215-567-OYT1T50101.html
「鼻出し」二階氏に批判、自民が急きょアクリル板設置
2021/02/15 20:43読売新聞

「鼻出し」二階氏に批判、自民が急きょアクリル板設置

新型コロナウイルス感染対策で会見室に設置されたアクリル板越しに記者会見する二階幹事長(右)=源幸正倫撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 自民党は15日、党本部の記者会見場の演台に、新型コロナウイルス対策として飛沫ひまつ感染を防ぐためのアクリル板を設置した。

 党関係者によると、二階幹事長が今月8日、マスクから鼻を出した状態で記者会見した姿がインターネット上などで批判されたため、急きょ設置することになったという。二階氏はこの日、マスクを外して記者会見に臨み、記者団と質疑を行ったが、党関係者は「二階さんは質問が聞きづらかったようだ」と語った。

6448チバQ:2021/02/15(月) 23:44:19
田村厚労相にこれ以上仕事増やすな と
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASP2D4DBBP2DUTFK004.html
「孤独」担当、厚労相から坂本地方創生相に 首相が指名
2021/02/12 13:26朝日新聞

「孤独」担当、厚労相から坂本地方創生相に 首相が指名

首相官邸に入る坂本哲志地方創生担当相=2021年2月12日午前8時17分、恵原弘太郎撮影

(朝日新聞)

 菅義偉首相は12日午前、坂本哲志地方創生相と首相官邸で面会し、新型コロナウイルスの感染拡大で深刻化する「孤独問題」を担当するよう指示した。首相は「いろいろな問題が顕在化している。そういったものを洗い出し、各省庁と調整し、総合的に対策を進めてほしい」などと述べたという。

 坂本氏は閣議後の記者会見で「社会全体のつながりが希薄化している中、新型コロナで人の接触機会が減っている」と指摘。自殺防止、高齢者の見守り、子供の貧困などの対策をめぐり、「それぞれの省庁が様々な支援に取り組んできたが、これらをよりいっそう的確に、必要とする方々に届けていく」と述べた。

 孤独担当の新設は、1月28日の参院予算委員会で、国民民主党の伊藤孝恵氏が要求。伊藤氏が「今はどの大臣が担当なのか」と問うと、首相は「厚労大臣です」と答弁。田村憲久厚生労働相は「任命いただいたのかよく分からないが……」と困惑しながら、「孤独問題もしっかり取り組みたい」と述べていた。

 加藤勝信官房長官は12日の記者会見で、首相の参院予算委での発言について「さまざまな課題は、かなりの部分は厚生労働行政にかかる話であり、それを踏まえて話したと思う」と説明。「坂本氏は1億総活躍、子どもの貧困対策などに取り組んできた。調整担当ということで坂本氏が適任と首相が指名したと承知している」と語った。(菅原普)

6449名無しさん:2021/02/16(火) 11:02:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/95e49ba517211459e4a84b2509d30c717038f6f7
自民、1.5億円使途の再説明せず 河井元法相公判では「原資」供述も
2/15(月) 22:13配信
中国新聞デジタル
 自民党の林幹雄幹事長代理は15日、2019年7月の参院選広島選挙区の公示前、党本部が元法相の河井克行被告(広島3区、自民党を離党)と妻の案里元参院議員の党支部へ提供した1億5千万円の経緯や使途に関して「事実関係はもう申し上げている通り。あとは裁判の行方を見守るだけ」と述べ、党として現時点では再説明しない姿勢を示した。

 参院選広島選挙区を舞台にした大規模買収事件を巡る克行被告の9日の公判で、1億5千万円の一部が運動員買収の原資に充てられたとする陣営の会計担当者の供述調書が明らかにされた。菅義偉首相は15日の衆院予算委員会で「使途の詳細は検察に押収された関係資料が返還され次第、党の公認会計士がチェックする」と従来の答弁などと同じ言葉を繰り返した。

 これを受け、押収資料の返還後、党として事実関係を改めて説明するかどうかをただす質問が同日の二階俊博幹事長の記者会見で出たが、二階氏は答えず、同席した林氏が見解を示した。

 また、衆院予算委では立憲民主党の今井雅人氏が「1億5千万円も交付したことが結果的に買収事件を招いたのではないか」と追及したが、菅氏は党としての責任に触れなかった。

中国新聞社

6450名無しさん:2021/02/16(火) 11:04:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb99401a92562083090af1aa60ab439a2ba41368
自民・二階氏「自分で感想考えれば」 記者会見場にアクリル板設置
2/15(月) 20:25配信
産経新聞
 自民党は15日、新型コロナウイルス対策のため、党本部の記者会見場に透明アクリル板を設置した。マスクを外して記者会見に臨んだ二階俊博幹事長はアクリル板の感想を記者に問われ、「あなたも後でここにきてやってみて、自分で感想を考えればいい」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b223e71ec785f49ca4694ba352cf6505601e1c7
自民も会見場にアクリル板
2/15(月) 19:54配信
時事通信
 自民党は15日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として、党本部の記者会見場の演台前に透明なアクリル板を設置した。

 記者との間に挟むことで飛沫(ひまつ)を防ぐためで、これまでマスクを着用して臨んでいた二階俊博幹事長は同日からマスクを外して会見を行った。

 立憲民主党など各党は既に会見室にアクリル板を置いている。一方、菅義偉首相や加藤勝信官房長官らの首相官邸での会見には導入されていない。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a92b80bb7123dc1f8631812dc0543bf91d2764de
「鼻出し」二階氏に批判、自民が急きょアクリル板設置
2/15(月) 20:47配信
読売新聞オンライン
 自民党は15日、党本部の記者会見場の演台に、新型コロナウイルス対策として飛沫(ひまつ)感染を防ぐためのアクリル板を設置した。

 党関係者によると、二階幹事長が今月8日、マスクから鼻を出した状態で記者会見した姿がインターネット上などで批判されたため、急きょ設置することになったという。二階氏はこの日、マスクを外して記者会見に臨み、記者団と質疑を行ったが、党関係者は「二階さんは質問が聞きづらかったようだ」と語った。

6451名無しさん:2021/02/16(火) 11:07:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfe59933e97d2333b8879cc54fd744a8afe15c1f
稲田氏らが森氏発言批判 二階幹事長に女性役員増など緊急提言
2/15(月) 19:22配信
産経新聞
 辞任表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視とも受け取れる発言を受け、自民党の稲田朋美前幹事長代行が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」は15日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、党の要職や役員会メンバーに女性議員の登用を求める緊急提言を申し入れた。

 提言には、女性閣僚の倍増や各種選挙で女性候補を将来的に35%とする要求なども盛り込まれ、二階氏は「全くその通りだ」と応じたという。

 森氏の発言について、稲田氏は記者団に「日本が女性の発言を軽視したり、偏見があったりということを世界に知らしめる結果になったことはとても残念だ」と指摘。「日本は男女が不平等な国だと世界に思われたことを払拭する必要があり、これを契機に社会全体を変えていくことが求められている」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b381dbe06a0f746c33802b6f846967c7fc041ca7
党4役への女性起用提言 自民・稲田氏らが二階幹事長に
2/15(月) 19:29配信
時事通信
 自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」の稲田朋美元防衛相らは15日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、女性議員を党4役に起用することなどを求める提言書を提出した。

 各種選挙での女性候補者の積極的な擁立を求め、次期衆院選では30%を女性にすべきだと明記した。

 稲田氏は、衆院予算委員会で同党女性議員が所属していないことは問題だと指摘。二階氏は改善を約束したという。

 提言は、森喜朗元首相の女性蔑視発言を念頭に「(会議などで)女性の声が半分に近づかなければ社会のひずみは直らないし、女性蔑視の失言もなくならない」と訴えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1556bff8ca0bdd7700a336d3ce058705141dfc3c
党役職に女性登用を 自・女性議員有志が申し入れ
2/16(火) 7:37配信
テレビ朝日系(ANN)
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性蔑視発言などを受けて自民党の女性議員有志は、党の役職に女性を登用することなどを求める提言を二階幹事長に申し入れました。

 自民党・稲田朋美議員:「今の日本の女性の偏見であったり、そういったものをですね、あと女性の発言を軽視するような、そういう風潮であったり、社会変革を目指すためにやはりここで緊急に提案する意味があると思いました」

 提言では幹事長らいわゆる「党4役」や役員会メンバーに女性を登用することや、閣僚や政府の管理職の女性を倍増させること、国政選挙などで女性候補者の割合を将来的に35%にすることなどを求めています。

 この提言を受けて女性候補者の数値目標を掲げる考えがあるか問われた二階幹事長は、否定的な見解を示しました。

 自民党・二階幹事長:「我々の側から何名にしよう、何名にしようなんていうことを言ってみるところで、それよりも選挙民の皆さんがどうお考えになるかということに、しっかりと耳を傾けながら対応して参りたいと思います」「(Q.女性議員が増えにくいのは社会的障壁があるとお考えか?)障壁なんか全然ありませんよ。我々もなすべきことがあれば、そうしたことに対して配慮していくことは当然のことだと思っております」

テレビ朝日

6452名無しさん:2021/02/16(火) 11:07:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/015179989fa09aeec53ae66f967a7e5fad97b588
自民党の女性議員、幹部への女性登用推進求める
2/16(火) 5:18配信
TBS系(JNN)
 森元総理の女性蔑視発言など一連の問題を受けて自民党の女性議員は、多様性確保のため党幹部などに女性を登用するよう二階幹事長に求めました。

 自民党の「女性議員飛躍の会」のメンバーは15日、会議への女性参画を加速化し発言の多様性を確保することなどを求める提言を二階幹事長に申し入れました。提言では、党幹部への女性登用や、女性閣僚の人数を倍増すること、党の政策立案の中心メンバーに必ず女性を入れることなども求めています。

 稲田元防衛大臣は“森元総理の発言などを契機に社会全体を変えていくことが求められている”などと述べ、女性参画の重要性を強調しました。提言は菅総理らが出席した役員会でも話題となり、女性の意見を尊重し、党運営を行う姿勢を強めていくことを確認したということです。(16日00:16)

https://news.yahoo.co.jp/articles/9572ff8ae3a24164d9fce520c231ba718b4bbb14
二階幹事長に女性議員“女性登用”申し入れ
2/15(月) 20:54配信
日本テレビ系(NNN)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長による女性蔑視発言を受け、自民党の女性議員が二階幹事長に対し、女性候補者の比率を引き上げることなどを申し入れました。

稲田元防衛相「今回のことで、やっぱり日本って男女が不平等の国だねと世界で思われたことについても、それを払拭するっていうことが必要だと思います」

稲田元防衛相など自民党の有志の女性議員の会は二階幹事長に対し、次の衆議院選挙などで、女性候補者の比率を当面30%まで引き上げることや、自民党役員に女性を登用することを求めました。

これに対して二階幹事長は、その後の記者会見で「選挙民のみなさんの考えにしっかりと耳を傾けて対応したい」との考えを示しました。

また、女性候補が増えにくい状況については、「障壁はない。女性議員のほうが歓迎される風潮にある」と述べた上で、「我々のなすべきことがあれば、配慮するのは当然だ」と強調しました。

6453名無しさん:2021/02/16(火) 11:08:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb404ce4704091ba386e0d359865a1184a045fd1
二階俊博幹事長が着用 党のマークが入った「自民党マスク」の正体
2/15(月) 19:05配信
NEWSポストセブン
 2月9日、自民党本部で会見した二階俊博幹事長の姿に、SNSが反応した。〈これ、自費で作ったのかな?〉〈いつのまにこんなもの作ってたんだ〉──二階氏の着用していたマスクに、自民党のシンボルマークが描かれていたからだ。これはどんな目的で作られたのか。党本部に聞いた。

「党が制作している『自民党グッズ』のひとつです。最近は国会中継を見た一般の方からも問い合わせも多い。数量限定ですが、自民党サービスセンター(永田町)で販売しています。製造費用など細かい点については答えられません」

 値段はひとつ700円(税込)。洗って繰り返し使える布マスクで、商品の袋には「薄型」「無縫製」「立体形状」といったアピール点も列挙されている。

 購入者によれば、「付け心地はなかなか良かった」という。

 血税260億円を投じた「アベノマスク」が作られてからまだ1年余。政権与党がわざわざ“別のマスク”を作る必要があるのだろうか。

 森喜朗氏の女性蔑視発言を受けて東京五輪ボランティアの辞退者が続出したことについて、「瞬間的なもの」と述べて批判を浴びた二階氏。飛沫はさておき失言を食い止める効果はなさそうだ。

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

6454名無しさん:2021/02/16(火) 18:16:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/3955b19c3e5125063e8956d14e9e8fd39f6d16b4
自民・二階幹事長 役員会への“女性参加”を指示
2/16(火) 15:09配信
TBS系(JNN)
 自民党の二階幹事長は、役員会など党の幹部会合に女性議員を参加させることを検討するよう党幹部に指示しました。

 森元総理の女性蔑視発言が問題となるなか、自民党の女性議員は15日、二階幹事長に党幹部への女性の登用や女性閣僚の倍増などを求めました。これを受け、二階氏は16日、役員会や総務会など党幹部が集まる会議に女性議員をオブザーバーとして参加させることを検討するよう党幹部に指示しました。

 「この役員会等で、あるいは総務会等で、どういう議論がなされているのかということが十分ご了解いただくことが大事ですからね。それをご覧にいれようと」(自民党 二階俊博幹事長)

 自民党は党の組織である女性局を通じて、女性議員参加に向けた調整を図ることにしています。(16日13:59)

最終更新:2/16(火) 16:52
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f58c0d216b48e3a6deeeaba08849ed39231e1e35
自民、女性議員が幹部会議に出席案 ただし発言権はなし
2/16(火) 16:36配信
朝日新聞デジタル
 自民党の二階俊博幹事長は16日の役員連絡会で、党所属の女性国会議員を5人程度ずつ、党の幹部会議にオブザーバーとして出席してもらうことを提案した。今後、どの会議に出席するかなどについて検討する方針だ。

 出席を想定している会議は、党としての方針を機関決定する総務会や、党幹部らが情報共有を図る役員連絡会など。ただ、党幹部らによるとオブザーバーとして出席する女性議員には発言権はなく、あくまで「見学」にとどまる見通しだという。

 二階氏は同日の記者会見で、女性のオブザーバー参加の狙いについて、「どういう議論がなされておるかを十分ご了解いただくことが大事。それをご覧に入れようということだ」と説明した。

 これに先立ち、15日には自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」の共同代表を務める稲田朋美元防衛相らが二階氏と面会。会議への女性参画や各界における女性登用などを盛り込んだ提言を提出していた。(野平悠一)

朝日新聞社

6455名無しさん:2021/02/16(火) 18:16:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/f37fcd008663508f5e9d2bab7f9aedb41f4acc1f
自民、幹部会合に女性議員をオブザーバー参加へ
2/16(火) 16:49配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は16日の党役員連絡会で、党幹部が集まる会議に女性議員のオブザーバー参加を認める方針を示した。女性活躍の推進や党役員を目指す女性議員の育成に役立てたい考え。今後、女性局が中心となり陪席を希望する議員を募る。

 二階氏は同日の記者会見で、「役員会などが男性に偏重されているように言われがちだが、選挙で公明正大に選んできているので問題はない」と指摘。その上で、オブザーバー参加に関し「役員会や総務会でどういう議論がなされているか、ご覧に入れようということだ」と説明した。

 これに先立ち、15日には稲田朋美前幹事長代行が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」が二階氏と面会し、党の要職や役員会メンバーに女性議員の登用を求める緊急提言を行った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/641a56b5161382e5e5b9c18ff5d2d355b93d1e21
自民、役員会に女性議員陪席へ 二階氏、意思決定「知ってもらう」
2/16(火) 17:04配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、役員会や総務会など党の意思決定を行う重要会合に、女性議員を毎回5人程度、オブザーバー参加させる方針を明らかにした。

 将来の女性幹部の育成が目的。二階氏は「(幹部間で)どういう議論が行われているかを知ってもらうことが大事だ」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/998ada9d17b0097bb1e5d47a2eff1e8dfcd2f316
二階幹事長、女性議員を幹部会議オブザーバー参加へ
2/16(火) 15:22配信
テレビ朝日系(ANN)
 自民党の二階幹事長は党の幹部会議において女性の目線を反映させるべきとの意見があったことを受けて、今後は女性議員を陪席させる考えを示しました。

 自民・二階幹事長:「政治のこの現場、現場だけではなくて、さらにこの役員会等で、どういう議論がなされているのかということが、十分ご了解頂くことが大事ですからね、それをご覧にいれようと」

 さらに、佐藤総務会長も「オブザーバー出席みたいな形で、雰囲気を味わって頂け」と幹事長から指示があったことを明かしました。

 党所属の女性議員を数名、毎回入れ替えて出席させる方針ですが、陪席という形では議決権などがないため「そういうことではない」「カメラに映るだけでいいのか」と疑問視する声も出ています。

 一方、候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」について、佐藤総務会長は「地域ごとのしきたりや文化がある」として次の衆院選からの導入には否定的な考えを示しました。

 まずは比例区や現職議員が引退したいわゆる「空白区」などで女性候補の擁立を促していく方針です。

テレビ朝日

6456名無しさん:2021/02/16(火) 18:27:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/94b3c0f554d1693701a77bf346a0d6a737620eca
自民、3月21日に党大会 衆院選方針を決定
2/16(火) 12:08配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は16日の記者会見で、3月21日に東京都内のホテルで定期党大会を開催すると発表した。

 菅義偉首相(党総裁)の就任以降、初めての開催。秋までに行われる次期衆院選への対応など、今後の運動方針を決定する。

 党大会には例年、国会議員ら約3000人が参加してきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年は中止。今年は感染防止のため、会場を国会議員のみに限定し、地方組織の代表者はオンラインで参加する。

6457名無しさん:2021/02/16(火) 18:34:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9638f8b291d0c84491c27d5188b2d44ea3c20d8e
低空飛行だが墜落せず?菅政権発足5カ月 鍵握るワクチン接種
2/16(火) 16:02配信
47NEWS
 逆風下にある菅義偉首相だが、意外なことに与党内では「なんとか墜落せずに持ちこたえる」と延命予想が膨らんでいる。永田町に「菅降ろし」の動きは見えない。新型コロナウイルス感染の第3波収束とワクチン接種の進捗に伴い、政権運営は低空飛行の安定期に入ったのか。2月16日で発足5カ月となった菅内閣の“現在地”を、世論調査を手がかりに分析した。(共同通信=杉田雄心)

 ▽臨界点は支持率30%

 「感覚的に30かな」。自民党最大派閥の細田派幹部は「内閣支持率がどこまで落ちたら政局になるか」との問いに、こう答えた。そして2月6、7両日の共同通信社電話世論調査の支持率が38.8%だったのを踏まえた上で、「このまま菅内閣で衆院選に突っ込む確率が高い」と付け加えた。

 どうして、不人気内閣のまま、選挙を迎えることができるのか?後手に回っているコロナ対応、女性蔑視発言による森喜朗氏の東京五輪・パラリンピック組織委員会会長辞任、首相長男の総務省幹部への高級接待、自公議員の夜の銀座訪問…。政権のマイナス材料を数え上げれば、きりがない。秋までの自民党総裁選と衆院選をにらみ、「ポスト菅」へのうごめきが表出してもおかしくない。

 過去の世論調査結果を振り返ると、「30」には、経験則が導く特別な意味があったのだ。最近20年の内閣支持率の変遷のグラフを見てほしい。共同通信社世論調査は携帯電話を対象に追加するなど手法の変化があるため、厳密な比較はできないが、大きな傾向は十分つかめる。

 赤い楕円でくくったのが6人の首相による短期政権期。この期間の内閣はいずれも、どこかで支持率が30%を下回った。重要なのは、落ち込んだ後に50%を超えて上昇した動きは、全て首相の交代を伴っていることだ。裏返すと、冷徹な現実が浮かぶ。「内閣支持率が30%を下回ったら、その首相の下では支持率は復活しない」―。

 菅内閣支持率は昨年11月の63.0%から50.3%(12月)、41.3%(1月)、38.8%(2月)と続落が止まらない。立憲民主党の長妻昭副代表は「徐々に下がる傾向は変わらないだろう。森喜朗さんの女性蔑視発言の際は、首相しか辞任の鈴を付けられなかったが、やり切れなかった。煮え切らないと世論に思われている」と、世論離反の加速を予想した。低落傾向が進み30%を切るという見立てだ。

 一方、公明党の山口那津男代表は取材に「油断できないけれども、これからの取り組みにかかっている」と低落が底を打つ可能性に言及した。2月の落ち込み幅が小さく、30%台に低迷していても、30%を切っている訳ではないことを踏まえた発言だ。

 双方とも政界の化学変化が起きる臨界点「30」を意識しているとみられる。

 ▽「指導力発揮」で支持に転換?

 次に、世論調査で毎回質問している「不支持理由」に視点を移したい。安倍、菅内閣にまたがる過去1年の不支持理由の変化を見ると、次のグラフのようになる。

 見えてくるのは「首相に指導力がないから菅内閣を支持しない」とする世論が多いことだ。2020年11月以降の不支持率の上昇と、グレー線の「首相に指導力がない」はほぼ連動している。

 不支持理由のうち、この「指導力がない」は「首相にふさわしいと思えない」「首相が信頼できない」と比べて反感の度合いが弱いと言える。

 2020年、安倍内閣の不支持率が高かったときの理由は「信頼できない」が多かった。桜を見る会問題に象徴される詭弁と独善的対応に対し、多く人がノーを突き付けた表れだ。この安倍内閣の不支持層を、支持に転じさせるのは難しい。

 それに比べ、菅内閣の不支持層は、支持に変わる余地がある。指導力の発揮と言えば、目下の情勢ではコロナ感染対策だ。山口公明代表は取材に「今まで『首相に指導力がない』というのがどんどん増えていたが、これがちょっと戻している。だから、『ワクチン接種の準備に不安はあるが、しっかりやってもらいたい』という期待感の裏返しだ」と解説した。

6458名無しさん:2021/02/16(火) 18:34:41
>>6457

 ▽派閥の支持、野党の体たらく

 最近、菅首相に2つの小さなサプライズがあった。一つは、のど飴の差し入れだ。せき込む様子を見た麻生太郎副総理兼財務相が心配して贈った。「麻生派は首相の後ろ盾、という重要なメッセージを感じ取った」(首相周辺)という。

 もう一つは細田派の下村博文政調会長の2月4日の衆院予算委員会での質問だ。締めくくりで「菅総理にエールを送りたい。自民党は全力で支えていく。国民の安心安全だけ考えて思い切ってやっていただきたい」と激励した。

 下村氏は1月には「4月の補欠選挙の結果次第で政局になる」と発言。次の首相を狙っているとされ「政調会長ならぬ『政局』会長」とやゆされた。そんな下村氏が一転した背景は「細田派を実質的に統括する安倍前首相が、派閥として菅首相を支えることを明確にするよう強く伝えた」(党関係者)という。

 党内第1、第2派閥である細田派、麻生派に加え、幹事長職を持つ二階派の支持があれば政権基盤は強い。野党第1党の立憲民主党の支持率が伸びない「体たらく」も変わらない。だから、30%台に内閣支持率が低迷しても、菅内閣が続くとの楽観論が今は与党内に広がる。

 ▽ワクチン最優先

 しかし、派閥の支持も野党の低迷も、全ては移ろいやすい世論の動向が左右する。内閣支持率が臨界点となる30%を割り込めば、一気に局面が転換するもろさをはらむ。

 さらに、秋にかけて想定される自民党総裁選から衆院選への流れが議員心理を敏感にする。閣僚経験者は「次の総理総裁は、選挙に勝てるかどうかが唯一無二の基準となる」と指摘する。

 国会答弁にも慣れ、喉の調子も戻った菅首相。内閣支持率に直結するワクチン政策を政権の最優先課題とする。

 まずは医療従事者からで、4月以降に住民への接種が高齢者から始まる。輸入に頼り、国と市町村との連携が問われる前例のない事業が綱渡りとなるのは間違いない。

 菅首相は15日、「ワクチンは感染対策の決め手であり、なんとしても全ての国民に安心して接種していただけるような態勢を速やかに構築しなければならない」と強調した。17日に接種が始まるワクチンには国民の健康だけではなく、政権の浮沈が懸かっているからだ。

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6459名無しさん:2021/02/16(火) 19:02:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/7576e7da34b6a09ea85fbec8564e400911607e51
森喜朗氏vsマスコミ「失言報道」の歴史 「報道は意図的」なのか?
2/16(火) 16:05配信
NEWSポストセブン
〈恨み節残し途中退席、森会長「意図的な報道があった」〉(読売新聞オンライン 2021年2月13日)
〈奔走7年 志半ばの退場 森喜朗氏「解釈の問題だが迷惑かけた」〉(産経ニュース 2021年2月12日)

 2月12日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が「女性蔑視発言」の責任を取って辞任表明した。同日の組織委の評議員と理事による合同懇談会では、上記の見出しにあるように「多少、意図的な報道があった」とも口にしたという。

 今回の問題発言の翌日には、『プライムニュース』(BSフジ・2月4日放送)に出演。反町理キャスターから〈森会長の発言。「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」。「組織委員会も女性は7人くらいおられるが皆わきまえておられる」。発言と撤回の真意は〉と問われると、森氏は〈女性を蔑視する意図ではない。発言の前後が消えている〉と答えていた。

 森氏の発言は、今回だけでなく過去にも何度となく問題視されてきた。それらの直後の弁明では、どんな言葉を述べていたのだろうか。

 自民党、社会党、新党さきがけの3党連立による村山富市内閣の1995年5月10日、自民党の森幹事長は内外情勢調査会の講演でこう話した。

〈三党連立がこういう形で続いていることは、国民には必ずしも満足感がない。いらいらも出てくる。首相自身も、第一党でない党首が内閣をつくることについては、過渡的な内閣であり、おのずと仕事に限界がある、ということを吐露されている〉(1995年5月11日・読売新聞)

 読売はこの一部を切り取ったわけではなく、以下の発言も記している。

〈ただ、森氏は同時に「そういうことが伝わると、村山首相は投げ出すと受けとられるから気を付けなければならない。自民、さきがけ両党も、さらに協力して首相を支えて行くことが大事だ」と強調した〉(前掲紙)

 森氏には〈そういうことが伝わると、村山首相は投げ出すと受けとられる〉と分かっていながら、〈過渡的な内閣であり、おのずと仕事に限界がある、ということを吐露されている〉と自ら伝えてしまうという矛盾が生じていた。読売が〈村山首相、退陣意向もらす 「過渡的内閣に限界」 森自民党幹事長ら周辺に〉と見出しを打つなど、各紙とも森氏の発言を取り上げ、大ニュースとなった。

 これには与党内から批判が相次いだ。特に、野中広務自治相は手厳しくコメントした。

〈公邸内での話を公の場所で話すのは(問題がある)、しかも最大与党の幹事長というのは誠に重大な責任だ。こういうことをするのは政治家の資質に欠けているとさえ思う〉(1995年5月13日・産経新聞)

 森氏は対応に追われ、自らの意図を述べた。

〈「連立の難しさに理解を得たいという趣旨だ」としたうえ、「私が一番強く村山政権を支えている」と述べた〉(1995年5月12日・読売新聞 ※11日の記者会見で)
〈「報道は真意を伝えていない」「村山首相の限界でなく連立の限界を指摘するためのもの」などと、説明した〉(1995年5月13日・朝日新聞 ※12日の総務会などで)

6460名無しさん:2021/02/16(火) 19:02:18
>>6459

 森氏の地元・石川県の地方紙『北國新聞』にはこんな一文も載っている。

〈「軽々に話すような内容ではない。幹事長には狙いがあったはず」と、自民党内では森氏が仕掛けに動いたとの見方も一人歩きしている〉(1995年5月14日・北國新聞)

 今思えば、特に狙いはなく、軽々と話してしまったのではないか、とも思える。見方を変えれば、当時は『森氏=失言』のイメージは定着していなかった。地元紙という性質も考慮に入れなければならないが、まだ〈狙いがあったはず〉という予想を書けるほどだったのだ。

 この時点で、森氏が幹事長という立場を頭に入れるべきだと思考を変えれば、その後の失言は生まれなかったかもしれない。しかし、森氏は前述のように〈報道は真意を伝えていない〉と不満を持っていた。

 その苛々は、年を追うごとに募っていく。自民党、自由党、公明党の連立内閣時代の1999年11月2日、自民党の森幹事長は東京・赤坂プリンスホテルでの懇談会で、次の総選挙について私見を述べた。

〈今の衆院選挙制度ではどんなに努力しても過半数を取るのは難しい。この間取った二百三十九を(次回も)取れるとは毛頭考えられない〉(1999年11月3日・読売新聞)

 すると、党内の加藤紘一氏や山崎拓氏、伊吹文明氏などから「過半数を目指すべき」という声が続出。森氏はまたしても弁明に追われた。

〈過半数を求めて努力するのは当然で、講演でもそう申し上げた。一部だけが報道されて遺憾だが、党の皆さんに心配をかけたことはわびたい〉(1999年11月6日・産経新聞)

 マスコミ不信を増大させていた森氏は、小渕恵三首相が倒れる直前の2000年3月に異例の表明をした。地元後援会などの会合の取材は地元の報道機関のみにしてほしいと石川県政記者会に申し入れたのだ。理由は以下だ。

〈秘書は「後援会など身内の会合で発言した内容を、自民党幹事長としての公の場での発言のようにとらえられると、真意が伝わらず、誤解を受ける。幹事長として話す場合は、担当記者が来る」ことなどを挙げた〉(2000年3月24日・朝日新聞)

 この提案は拒否された。森氏は、講演会でのリップサービスを大々的に報じるのは辞めてほしいと願ったのだろう。その場のノリで発した言葉を書いてほしくないという思いもあったはずだ。しかし、文章を吟味する時間もあり、誰もが読める出版物でも、森氏は筆を滑らせている。

 1999年出版の著書『あなたに教えられ走り続けます』(北國新聞社)の目次には、〈白紙答案で産経新聞に入社〉という項がある。

 同書によると、産経は1960年度の新卒採用予定がなかった。しかし、早稲田大学4年生で雄弁会の森氏はマスコミを志望し、政治家の紹介で水野成夫社長との面会に成功した。水野氏は秘書室長に「産経新聞の担当者を紹介してやってくれ」と指示し、森氏は産経本社を訪れた。その場で「わかった。追って連絡がいくから」と返答されたが、年が明けても何の音沙汰もない。業を煮やして電話すると、「新人は採用しない」と告げられる。

 それでも諦めず、なんとか入社試験の約束を取り付けた。テストは自分を落とすための口実と考えた森氏は、答案用紙に「天下の水野成夫氏は前途有望な学生をつぶすようなことがあってはならない」というようなことだけを書き、合格を勝ち取ったという。

6461名無しさん:2021/02/16(火) 19:02:29
>>6460

 首相になった直後の2000年4月24日の衆議院予算委員会で、社民党の保坂展人氏が同書の記述について追及した。

〈保坂氏は「コネ入社ではないか。恥ずかしいと思わないのか。若い人に悪い影響を与える。回収する考えはないのか」とただした。首相は「もう少し勉強しておけばよかったと反省している」としながらも「企業側は試験だけでなく、人間性を見るとか、運動部で鍛えたところを見るとか、多面的な要素を考えてほしい」と答弁。収まらない保坂氏は「首相が平然としていられることに不快感を覚える」と捨てゼリフを残した〉(2000年4月25日・日刊スポーツ)

 そして1か月も経たない5月16日、森氏は『神道政治連盟国会議員懇談会』の結成30周年記念祝賀会で「日本の国は天皇を中心とした神の国」と言い、批判を浴びた。代議士引退直前、こう話している。

〈私が言いたかったのは、「親子の間で殺人が起きる時代だ。これは机上の勉強、啓蒙だけで済む問題ではない。結局は宗教の理念が大事で、命を大切にする神様、仏様の考えが必要になってくる」ということ。「神の国」のほかにも、「キリスト様も、マリア様も、日蓮さんも、親鸞上人も、自分の心に宿る宗教文化が日本にはある」と言っているんですが、例の部分だけ取り上げられたんです〉(2012年8月27日号・日経ビジネス)

 これには、同情の余地があるかもしれない。一部を切り取って問題視する報道を許せないという心情も理解できる。一方、当時の読売新聞は発言の全文に言及した上で、こう書いている。

〈発言の全文を見ると、首相が言いたかったのは、一連の高校生による殺人事件などを念頭に、子供たちに命の大切さを教えるため、宗教教育を積極的に取り入れていくべきだという趣旨だったとわかる。首相も、憲法の主権在民や信教の自由を否定し、戦前のような天皇制に戻そうと考えているわけではあるまい。しかし、「神の国」発言は、そうした誤解を招きかねない表現である。現に野党は「憲法違反」との批判を強めている〉(2000年5月17日・読売新聞)

 この論評は、発言の意図も汲んだ上で、“誤解を招きかねない表現”と綴っている。森氏には前後の発言を聞けば国民が理解してくれるはずという自負がある一方、“誤解を招きかねない表現”に注意を払う様子がなかった。当時、既に森氏とマスコミの間には敵対関係が生まれていたようにも見える。その背景を考慮して警戒すれば、騒動は起きなかっただろう。もちろん、切り取る傾向のあるメディアも問題視されて然るべきだろう。

 森氏は首相就任以前から失言が取り沙汰され、弁明の場になると〈報道は真意を伝えていない〉〈一部だけが報道されて遺憾〉などと述べていた。25年以上前から現在まで森氏の根底には、「全文を読めばわかる」という考え方があったようだ。

 しかし、今回のいわゆる女性蔑視発言は全文を読んでも、アウトだと感じる。これからも、政治家とマスコミの間で“切り取り論争”は起こるに違いない。報道側が明らかに切り取ったと判断できる場合もあるだろう。逆に、全文を読んでも変わらないのに政治家が切り取り批判の風潮を利用し、自分に有利に進めるケースも生まれるはずだ。

 現在は、受け取る側が発言の全文を読めるような状況になりつつある。決して先入観を持って結論ありきで見るのではなく、ひとつ一つの事柄をフラットな状態で判断していきたい。(文中の役職、所属政党などは当時)

■文/岡野誠:ライター。著書『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)では、いわゆる『ビッグ発言』前後のマスコミ報道を徹底的に調査。当時の新聞雑誌記事のみならず、記者会見当日のワイドショーのVTRまで入手して事細かに分析した。1980年代以降、芸能マスコミがどのように変貌していったかも詳細に綴っている。

6462チバQ:2021/02/16(火) 23:04:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/277a735e84e378a0d26e72204098d4cfa573309a
自民・世耕氏、コロナ・孤独問題で存在感
2/16(火) 21:59配信


産経新聞
会見で記者団の質問に答える自民党・世耕弘成参院幹事長=16日午後、国会内(春名中撮影)

 自民党の世耕弘成参院幹事長が新型コロナウイルス禍で存在感を高めている。ワクチン接種をめぐる地方自治体の要望や、孤独に悩む人々の声を吸い上げて政府に対策を求めるなど参院自民の独自色を打ち出しているためだ。一方、野党は世耕氏が歴代の参院自民幹事長に比べ首相官邸や衆院の意向に従順だとの印象を持っており、「良識の府」の役割を果たせていないと不満げだ。


 「地方自治体の真剣な声に耳を傾け、ワクチンの円滑な接種に努めてほしい」

 世耕氏は9日、1012市区町村・団体などから寄せられたヒアリング結果を河野太郎ワクチン担当相に手渡す際、こう要望した。ヒアリングはワクチン接種の疑問点などを洗い出すために世耕氏が発案。「医師の数が足りず計画を立てづらい」(熊本県南関町)などの意見が寄せられた。

 世耕氏が座長を務める「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」も精力的に活動。アンケートを通じて、コロナ禍の不安に関する1万3000件以上の声を集めた。世耕氏は16日の記者会見で「18日にコロナ禍の不安に関する緊急提言案を議論し、結果を関係各所に持っていきたい」と意欲を示した。

 参院自民関係者は、世耕氏について「官房副長官として長年、首相官邸で経験を積んだこともあってか政治的センスが高い。発信力もある」と語った。

 一方で参院の野党側には、首相官邸や衆院の「言いなり」(国民民主党参院幹部)といった厳しい見方がある。改正新型コロナウイルス特別措置法をめぐる与野党の修正協議は、衆院側の主導により刑事罰削除などで折り合った。

 「衆参2日ずつの審議」という異例のスピードで今月3日に成立させた日程も、参院への法案送付前に水面下で決まり、参院側には二院制の役割が果たせていないとの不満が募る。

 立憲民主党の参院幹部は「青木幹雄氏や村上正邦氏、吉田博美氏ら過去の自民の参院幹事長には『衆院や官邸の言いなりにならないぞ』という信念があったが、今は感じられない。参院全体として独自性を発揮できなくなった」と語る。

 野党側には、衆院議員へのくら替え話が絶えない世耕氏の下では参院の存在感は高まらないとの見方もある。「良識の府」のキーマンに上り詰めた世耕氏の今後の言動が注目される。(今仲信博、田中一世)

6463チバQ:2021/02/17(水) 11:36:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ddbce178b4ac1d770694d556bd6f6d703a07a68
自民党・白須賀衆院議員 緊急事態宣言下に麻布「高級ラウンジ通い」写真
2/17(水) 11:12配信
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白須賀貴樹衆院議員 ©共同通信社
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)が緊急事態宣言下において、午後8時を過ぎてから港区の高級会員制ラウンジを訪れ、午後10時まで滞在していたことが「週刊文春」の取材で分かった。

 白須賀氏は2012年に千葉13区で初当選。安倍晋三前首相や森喜朗元首相らを輩出した清和政策研究会(細田派)に所属し、2018年10月から2019年9月まで文科政務官を務めている。

 2月10日の夕方、衆院予算委員会を終えた白須賀氏は事務所の車で六本木へと向かう。一人でマンションに入っていくと、約10分後、若い女性を連れて外に出てきた。二人はタクシーで赤坂に向かい、午後6時過ぎに高級フレンチレストランに入店。午後8時20分頃まで1万円以上のコース料理を堪能した後、タクシーで麻布十番に。そして午後8時34分、二人で会員制の高級ラウンジ「X」へと入店した。

「『X』は看板を出しておらず、自粛要請の中でも夜8時から深夜1時まで営業している。席料は60分1万円からで、銀座に飽きた芸能人やスポーツ選手がお忍びで訪れる穴場です。白須賀先生も以前から秋元司先生ら議員仲間とよく使っています」(「X」関係者)

 白須賀氏は同店に午後10時まで滞在し、その後タクシーで自宅マンションへと帰宅した。

 政府は1月8日の緊急事態宣言発令に伴い、二階俊博幹事長が自民党の国会議員に対して「飲食を伴う会合への参加」と「午後8時以降の不要不急の外出」の自粛を要請。1月に深夜まで銀座のクラブに滞在していたことが発覚した4人の与党議員のうち、公明党の遠山清彦氏は議員辞職、自民党の松本純・元国対委員長代理ら3議員は離党している。この“夜の銀座”事件を受け、自民党の衛藤晟一党紀委員長は2月1日付で、次のような自粛令を所属議員に重ねて通達していた。

〈各位におかれては、今般のことを機に、改めて自ら行動を厳しく律し、有権者の皆様からいささかも批判を受けることのないよう、党紀委員長として強く要請いたします〉

 2月16日、白須賀氏を電話で直撃した。

白須賀氏は直撃取材に何と答えたか
――二階幹事長の外出自粛要請を破ったことは?

「ないですね」

――20時以降に接待を伴う飲食店や、クラブやラウンジに行ってませんか?

「ないですね」

――銀座や麻布十番のラウンジに出入りしていない?

「質問は書面でいただけたらありがたいんですけど」

 そう言うと電話は切れた。

 事務所に書面で問い合わせると、午後8時以降にラウンジを訪れたかについては回答せず、同行していた女性との関係についてのみ、「交際している事実はございません」と答えた。”夜の銀座”事件で厳しい批判を受けた後だけに、自民党の対応が注目される。

 緊急事態宣言下に白須賀氏はなぜ、このラウンジを訪れたのか。そこには元アイドルで、現在はモデルをしている一人の女性の存在があった――。

「週刊文春」2月18日(木)発売号では、白須賀氏が訪れたラウンジに勤める女性との“パパ活”の実態や、夜の街での豪遊の様子などについて詳報する。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年2月25日号

6464チバQ:2021/02/17(水) 12:22:13
白須賀は公認差し替えになりそうですね

6465チバQ:2021/02/17(水) 16:49:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/f467095dcf107d24bc57df56e7b82bf4335b8e72
自民・白須賀議員が離党 宣言下の夜、高級ラウンジに
2/17(水) 15:51配信

取材に応じる自民党の白須賀貴樹衆院議員=2021年2月17日午後1時31分、東京・永田町の自民党本部、恵原弘太郎撮影
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)は17日、緊急事態宣言下の夜に東京都内の接待を伴う飲食店に行ったとして、党に離党届を提出し、持ち回りの党紀委員会で了承された。白須賀氏は記者団に対して議員辞職を否定したが、次期衆院選への立候補は見送る考えを示した。

 文春オンラインが同日、白須賀氏が2月10日午後8時すぎから午後10時まで、女性を伴って東京・麻布の高級会員制ラウンジに滞在していたと報じた。

 白須賀氏は17日、記者団の取材に「コロナで自粛する方の気持ちを踏みにじる形で、本当にすみませんでした」と謝罪。報道の事実関係を認めたうえで、「売り上げに苦しんでいる飲食店の方々もいる。知り合いのお店だからということで、生意気ですけども、少しだけでも売り上げに貢献したいと思った」と述べた。議員辞職については、「(地元の)予算をとるため、陳情を受けるために頑張っていきたい」と否定する一方、次期衆院選には「出馬をいたしません」と話した。
朝日新聞社

6466名無しさん:2021/02/17(水) 19:59:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd270406193dc4a9033cb6569530127298d24c3d
自民党総務会に女性議員5人程度オブザーバー参加…二階幹事長方針
2/17(水) 0:03配信
読売新聞オンライン
 自民党の二階幹事長は16日の記者会見で、党の総務会などの重要会合に、毎回5人程度の女性議員を参加させる方針を示した。政策決定プロセスや党務を学ぶ機会を増やし、女性幹部の育成につなげる狙いがあるという。

 二階氏は「(幹部間で)どういう議論がなされているか、十分了解いただくことが大事だ」と述べた。基本的にオブザーバー参加となる見通しで、党女性局が人選を進める。

6467名無しさん:2021/02/17(水) 20:57:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f556c351621140a21d3c749261923221dcf4d12
森発言に対し「わきまえない女でありたい」――稲田朋美議員に聞く、自民党という男社会
2/16(火) 18:02配信
Yahoo!ニュース 特集
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長による「女性の多い会議は時間がかかる」発言に対し、国内外で「女性蔑視」との批判が巻き起こった。自民党・稲田朋美元防衛相は自身のTwitterに、「私はわきまえない女でありたい」「女性も臆せず意見を言うべきだから」などと投稿した。自民党内からの踏み込んだ発言。真意は何なのか、森発言はなぜ起きたのか。稲田氏に聞いた。(インタビュー:ジャーナリスト・森健、構成:Yahoo!ニュース 特集編集部)

――森喜朗会長が「女性蔑視発言」の責任を取り、辞任を表明しました。所感を聞かせて下さい。

稲田氏:今回の発言(の影響)が長引いたこともあって、世界から「日本は男女平等が実現されていない」「男女不平等の国」と受けとられることもあったのかと感じます。そういったなかで、森会長が重い決断をされたのだと思います。

――問題の発言をどう受け止めましたか。

稲田氏:日本に潜在的にある、女性の発言を軽視したり、偏見をもって捉えたりする風潮を表しているのではと感じました。

Twitter投稿の真意
2月4日、稲田氏はTwitterに「私は『わきまえない女』でありたい。なぜなら、女性も少々空気読めないと思われても、臆せず意見を言うべきだから」と投稿した。ただし稲田氏は「保守系」の議員として活動をしているため、投稿に対しては、「がっかりした」「そんな人だと思わなかった」などの批判が一部の支援者からあったという。発信の真意はどこにあったのか。

稲田氏:世の中の人が私をどう見ていたかなんですけど、ずっと「わきまえない人」だったんです。政治の世界で男性議員だったら、何かを通す際は8割ぐらいの力でもよいのかもしれません。しかし、女性議員の場合、100%の力でやりきるぐらいでないと成し遂げることはできないんです。「わきまえない」ぐらいでないとやってはいけない。
それに「わきまえる」「わきまえない」っていう言い方は、単に女性に対してだけでなく、上の人が会議で決めてきたことに対する姿勢も指していると思います。会議の場で(キャリアの浅い議員が)「おかしいですよね?」と声を上げることは、「わきまえない人」ということになる。でも国会議員である以上、おかしいと感じたことには異論を唱えないといけないのではないでしょうか。

――Twitterに投稿した後、党内の空気感は変わりましたか。

稲田氏:日本社会のありよう、あるいは女性の政治参画、会議のありかたなど党内の議論がもっと活発になるのかと思いました。しかし、そうでもなかった。寂しいなと感じました。

6468名無しさん:2021/02/17(水) 20:58:13
>>6467

森発言の背景
森会長の女性蔑視の発言はなぜ起きたのか。背景として指摘されるのは、政治の世界における圧倒的な男性優位性だ。一般企業は大きく変わりつつあるのに、政治の世界では男性優位の状態が長く続いていて、その延長として森会長の発言があるのではないか。森会長は、かつて自民党の派閥「清和政策研究会」の領袖で、稲田氏は現在そこに所属している。

稲田氏:私が国会議員になって16年、女性の国会議員はまったく増えていません。(衆議院で)1割という水準がずっと続いている。日本の総人口に占める女性の割合は約半分です。女性の意見が政策にもっと反映されてよいはずなのに、現実は違います。女性議員の数が少ないから、女性の意見は切り捨てても構わない、軽く扱っても構わない。そんな雰囲気を感じてきました。
日本のジェンダーギャップ指数は153カ国中121位です。経済界でも女性がトップに就くことがとても少ない。このことを言っても、党内で「大きなことだ」と捉えられたことはありません。

――自民党の部会や会議でも「男性優位」が続いているのでしょうか。

稲田氏:その場にいる女性議員がひとりだけ、という会議も珍しくありません。でもそれで発言を控えることは、私はしていないんです。議員を16年もやっていますので。けれども、各政策を議論する部会の前段階ですよね。その政策に詳しい議員たちが集まって大枠の方向性を決めてしまうことがあります。非公式な場ですね。納得がいかなければ後からひっくり返すこともできますが、意思決定のコアな部分に女性が入れていないな、とは感じます。
女性も入れて欲しいと、党に何度も提言をしてきました。ただ、満足な答えが返ってきたことはありません。「わかりました」「そうだね」とは言うものの、状況が変わることはありません。

――男性優位の現場といえば、「夜の会食」もあります。コロナ禍以前は連日あるのが当たり前でした。夜遅くまでこういった場に出るとなれば、子育て中の女性議員にとっては負担です。

稲田氏:女性で議員になりたい人が少ない原因に、「育児と仕事の両立」があるのは間違いありません。そもそも、子育てをしている女性が政治家だ、という視点が当たり前ではない。衆議院の規則は2001年に改正され、議会の欠席届の理由に出産と明記できるようになりましたが、それまでは出産・育児を理由にした欠席届はなく、「事故」扱いでした。いまだに女性の出産を想定していない地方議会は少なくないようです。

――夜の会食を通じて「男同士の絆」を確認したいという議員もいるかと思います。「おれとお前」という関係性を基盤に、事前の相談や根回しを進めることもあるでしょう。女性議員として疎外感をもったことはありますか。

稲田氏:それはしょっちゅうです。男性同士で「昨日はありがとう」「お世話になっている」「(この人は)兄貴みたいな存在だから」とか、そういう盛り上がりかたをすることは多い。そこに女性って入りにくいですよね。(男同士の)絆っていうのは……「違うな」「真似できないな」と感じます。

女性議員を増やす活動
女性議員を増やし政策に反映させようと、稲田氏は2019年に議員連盟「女性議員 飛躍の会」を発足させ、共同代表に就任した。会では、選挙候補者の3割を女性にすべきという提言もしている。

稲田氏:16年前、議員になりたての頃は、女性の割合を一定数に定めるクオータ制には反対でした。議員になったら男も女も関係ないと思ったからです。しかし、先ほど触れたように、16年間で女性議員の数が増えないことによる問題点も多く見てきました。だから考えを変えました。女性に寄り添った政策を作るために数を増やさなければならない。そのためのクオータ制なんです。最終的に有権者に選んでもらう必要があります。決して女性に「下駄を履かせる」ための施策ではありません。

6469名無しさん:2021/02/17(水) 20:58:25
>>6468

わたしたちにも責任があった
稲田氏は議員連盟で積極的な活動をしているが、これまでも「男性優位」を変える機会はあったのではないか、という疑問もある。これについては「わたしたちにも責任はあった」と認めた。

稲田氏:女性議員飛躍の会の会合で、メンバーからこんな話が出たんです。森会長の発言があった会議で笑い声が起きたという報道がありますね。「もし、自分があの場にいたら笑ったかもしれない」というんです。本心は違っても、雰囲気に流されてしまったかもしれないと。

――男性優位の自民党を認めてしまったところはありますか

稲田氏:男社会のなかで、うまく寄り添って生きていく。そういう選択をしたことも私自身ありました。責任はあったかなと思います。わたし自身、男性議員から「総理を目指すなら癒し系になった方がいいよ」と言われ、「何言っているのよ」とはっきり反論せず、「そうだね〜」と言って終わらせてしまった経験があります。

――稲田さんは2017年、陸上自衛隊の南スーダンの日報隠蔽問題で防衛大臣を引責辞任されました。著書では「挫折があったからこそ気づいたことがあまりに多い。人間、あまりに順調だと、周りの人の痛みに鈍感になる」と書いています。この経験も今に繋がっていますか。

稲田氏:防衛大臣時代の経験は非常に大きいですよね。大きな失敗であり、私にとっては試練でした。ただ、あのときがあったから、少し外れてしまう人だったり、排除されたり、後ろ指を指されたりする人のことが「自分ごと」になったんです。

――女性の声を大きく、増やしていくこと。この施策を進めるために、今後超党派の動きにつながることはあり得ますか。

稲田氏:衆院選が近づくなかで、小選挙区で戦うことになる他党の女性議員と活動できるかというと、ハードルは高いかもしれません。ただし、女性の声が政治に反映されない、そもそも女性議員が少ないという問題に与党も野党もないと思うんです。自民党は自民党で問題を抱えているけれど、野党がバラ色かといえばそんなことはありません。わたしは超党派で取り組んでよいと思います。


稲田朋美(いなだ・ともみ)
1959年2月20日生まれ。福井県出身。早稲田大学法学部卒業後、弁護士に。2005年の衆院選で自民党公認候補として立候補し、初当選(福井1区)。現在まで当選5回。第二次安倍政権で党政調会長、防衛大臣などを歴任。2019年、党内で議員連盟・女性議員飛躍の会を結成。共同代表に就任する。

森健(もり・けん)
ジャーナリスト。1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、総合誌の専属記者などを経て独立。『「つなみ」の子どもたち』で2012年に第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『小倉昌男 祈りと経営』で2015年に第22回小学館ノンフィクション大賞、2017年に第48回大宅壮一ノンフィクション賞、ビジネス書大賞2017審査員特別賞受賞。

6470チバQ:2021/02/17(水) 21:01:30
https://news.goo.ne.jp/article/tokyosports/entertainment/tokyosports-2770623.html
離党した白須賀議員は〝魔の3回生〟過去に醜聞だらけ
2021/02/17 15:59東スポWeb

離党した白須賀議員は〝魔の3回生〟過去に醜聞だらけ

白須賀貴樹議員

(東スポWeb)

 緊急事態宣言下に自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)が高級会員制ラウンジに行っていたと「文春オンライン」が17日に報道したことを受けて、白須賀氏は即日離党届を提出した。自民党からは松本純衆院議員ら3人が銀座の高級クラブに宣言中に行っていたとして離党している。

 白須賀氏は店長が知人だったと言い、「売り上げに貢献したかった」などと報道陣に説明。文春オンラインで報じられたパパ活疑惑については否定している。

 白須賀氏は醜聞の多い〝魔の3回生〟の1人。これまでもニュースをにぎわせてきた人物でもある。

 2018年には党内の会議でマタニティーハラスメントと受け取れる発言をして物議をかもした。19年に文科省政務官だったころには緊急時に備えて東京にいないといけない「在京当番」の日に選挙区の千葉に帰っていたことが問題視された。20年にはカジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件でも名前が報じられていた。

 次の衆院選には出馬しないという。

6471名無しさん:2021/02/17(水) 21:36:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/f641fc36d770c081282f3d109d34caf22f0c3b92
ワクチン、衆院解散の足かせ?  接種対応で自治体忙殺
2/17(水) 7:12配信
時事通信
 17日から始まる新型コロナウイルスのワクチン接種が本格化すれば、菅義偉首相の衆院解散判断に影響しかねないとの見方が出ている。

 現場で対応する自治体が職員を集中的に投入せざるを得なくなり、投開票などの選挙実務に割く余力がなくなる可能性があるからだ。

 「国家最大の課題であるワクチン接種を迅速かつ円滑に進めるため、関係者の力を結集して取り組む」。首相は15日の自民党役員会で、全国の自治体、医療関係者を総動員する考えを示した。

 自治体のうち「実施主体」の市町村は、特に多忙を極めると予想されている。4月以降に高齢者から始まる一般向けの接種で、政府が柱と想定するのは集団接種。市町村は会場を設営し、住民にクーポン券を配布し、接種を滞りなく終えた後、接種情報を管理しなければならない。健康被害の救済手続きも担うことになっており、「猫の手も借りたい」(関係者)のが実情だ。

 接種会場をめぐっては、選挙時に投票所となる学校の体育館などを予定している市町村が多いとみられる。衆院が解散されれば、投票所の確保に手間取る市町村も出てきそうだ。

 福岡県のある市長は「ワクチン接種と選挙実務の両立は至難の業。解散になればワクチン接種をストップせざるを得なくなる」と強調。政府関係者の一人は「高齢者への接種が始まれば、早期解散は難しくなるのではないか」と述べ、衆院選は10月の任期満了に近づくとの見方を示した。

 一方、北海道の自治体幹部は「負担は大きいが対応できないことはない」と話す。医療機関での個別接種が広がったり、扱いやすいワクチンが承認されたりすれば、自治体の負担は軽減されそうだ。自民中堅は「首相が決めればスタッフや投票所などどうにでもなる。早期解散の可能性は十分残っている」と指摘した。

6472名無しさん:2021/02/17(水) 21:53:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/36d595ccedd54a2766de67e6c05dc276e9e2b5ec
自民・白須賀衆院議員、緊急事態宣言下に「高級会員制ラウンジ」 週刊誌サイト報道
2/17(水) 12:07配信
産経新聞
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下の午後8時以降に東京都港区の飲食店に滞在していたと、文春オンラインが報じた。写真も撮影されているという。

 文春オンラインによると、白須賀氏は2月10日午後6時ごろ、東京・赤坂のフランス料理店に女性を伴って入店。午後8時20分ごろに店を出てタクシーで麻布十番に向かい、午後8時半すぎに同じ女性と会員制の高級ラウンジに入店し、同10時まで滞在した。

 自民党の二階俊博幹事長は党所属の国会議員に対し、飲食を伴う会合への参加と午後8時以降の不要不急の外出の自粛を要請している。国会議員による夜の飲食店への訪問をめぐっては、松本純、大塚高司、田野瀬太道の各衆院議員が銀座の飲食店を訪れたとして自民党を離党し、公明党の遠山清彦氏は議員辞職した。

 白須賀氏は平成24年衆院初当選で現在3期目。最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属し、文部科学政務官などを務めた。衆院3回生はトラブルが多いことなどから「魔の3回生」とも呼ばれている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e236f9f9c461e3f28fc5026279eb2fd130e11c7c
白須賀衆院議員が自民離党 緊急事態中にラウンジ訪問
2/17(水) 12:15配信
共同通信
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=は17日、緊急事態宣言中の夜に東京都内の高級ラウンジを訪れていたことが判明し離党した。緊急事態下の夜の飲食を巡っては、自民、公明両党の幹部らが先月、それぞれ東京・銀座のクラブで会食。離党や議員辞職に追い込まれた。与党内では、相次ぐ不祥事が政権への打撃となりかねないとの懸念が出ている。

 白須賀氏のラウンジ訪問は、週刊文春が17日にウェブサイトで報じた。これを受け白須賀氏は二階俊博幹事長を党本部に訪ねて離党届を提出し、受理された。二階氏は「より一層、各議員に規律の徹底を図っていきたい」とのコメントを発表した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b2cc8e8bfe2ee9ca50b3324d425454ebfc9f69a
自民・白須賀議員が離党届、夜にラウンジ 次期衆院選出馬せず
2/17(水) 14:38配信
毎日新聞
 自民党の白須賀貴樹元文部科学政務官(45)=衆院千葉13区=は17日、党本部で二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理された。緊急事態宣言下の10日夜、午後8時以降に東京都内の会員制ラウンジを訪れたと週刊文春電子版に17日に報じられたことを受けた対応。白須賀氏は離党届提出後に取材に応じ、「コロナで自粛されている皆様方の気持ちを踏みにじる形で飲食を伴う店に出入りしたことを心からおわび申し上げる。本当にすみませんでした」と頭を下げて謝罪した。

 白須賀氏は今秋までにある衆院選には立候補しない意向も表明。任期いっぱいは議員を続けるという。

 文春電子版によると、白須賀氏は10日夜に都内で女性と会食した後、女性とともに午後8時半過ぎから会員制ラウンジを訪れ、午後10時ごろまで滞在したという。白須賀氏は取材の際にそうした事実関係を認めた。店に赴いた理由については「その店の店長が私の(経営していた)学校の卒業生で『お店が厳しい』『潰れてしまう。やっていけない』と聞き、だったら1時間だけでも行って少しお金を落としてあげようと思って行ってしまった。非常に軽率な行動だった」と説明した。女性とは交際しておらず、「あくまでお客さんとホステスの関係だ」とした。

 緊急事態宣言下の自民党議員の夜の飲食を巡っては、松本純元国家公安委員長ら3人が1月、東京・銀座のクラブを訪問。野党などの批判を受け、3人とも今月1日に離党していた。公明党の遠山清彦元幹事長代理も夜の銀座のクラブ訪問などが発覚し、1日議員辞職した。白須賀氏の飲食は松本氏らの離党・議員辞職後で、自民党内から即時離党を求める声が上がっていた。

 白須賀氏は2012年衆院選で初当選し、当選3回。党内最大派閥の細田派に所属していた。【野間口陽】

6473名無しさん:2021/02/17(水) 21:54:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/f12671fda5d1181c28c453ef92cec476bba3ccf9
自民・二階幹事長「規律の徹底図る」 “高級ラウンジ”白須賀氏の離党届で
2/17(水) 15:00配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は17日、緊急事態宣言下で夜遅くに東京都内の高級ラウンジを訪問したことが報じられた白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)の離党届提出を受けて、コメントを発表した。コメント全文は次の通り。

 本日、白須賀貴樹議員より離党届の提出があった。今後、党紀委員会の開催を求め、手続きを進めていく。

 政治家の出処進退は自らが決めることではあるが、今回の報道の内容が事実であるとすれば、大変遺憾であると申さざるを得ない。

 国民の負託を得て国政にあたる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る活動をすべきであり、党としても、各議員に対して自らの行動を厳しく律する旨、要請しているところ。

 わが党は、国民の皆さんのご批判を真摯(しんし)に受け止め、より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a00399e28b2f084bea3ccfed0bedde0a787195f
二階幹事長が離党の白須賀議員に異例の「遺憾」コメント ネットでは議員辞職求める声
2/17(水) 15:45配信
東スポWeb
 自民党の二階俊博幹事長(83)は17日、白須賀貴樹衆院議員(45)が、緊急事態宣言下の夜8時以降、都内の高級会員制ラウンジを訪れたことが分かり、離党届を提出した問題についてコメントを発表した。

 この日「週刊文春」電子版は、白須賀氏が今月10日夜にラウンジを訪れていたと報じた。

 二階氏はこれを重く受け止め「白須賀貴樹議員より離党届の提出があった。今後、党紀委員会の開催を求め、手続きを進めていく」とした上で、「政治家の出処進退は、自らが決めることではあるが、今回の報道の内容が事実であるとすれば、大変遺憾であると申さざるを得ない」とした。

 続けて「国民の負託を得て国政にあたる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る行動を厳しく律する旨、要請しているところ。わが党は、国民の皆さまのご批判を真摯に受け止め、より一層、各議員に紀律の徹底を図ってまいりたい」と結んだ。

 夜の会食を巡っては、今月1日に松本純元国家公安委員長(70)ら3人の衆院議員が先月、東京・銀座のクラブを訪れるなどして自民党を離党している。二階氏はこの手の問題が起きると「出処進退は、ご本人自らが決めること」と繰り返してきたが、今回は事態を重くみたのか「大変遺憾」という言葉を付け加えた形だ。

 白須賀氏(千葉13区)は2012年衆院選で初当選し、当選3回。党内最大派閥・細田派に所属していた。

 ネット上では白須賀氏の議員辞職を求める声が多く上がっている。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/056edabdabb6b5ca0fe969e8f92920fecdceb479
二階氏「遺憾」高級ラウンジ訪問白須賀氏の離党受理
2/17(水) 16:28配信
日刊スポーツ
自民党の二階俊博幹事長は17日、緊急事態宣言中の今月10日夜、女性と都内の高級ラウンジを訪れていたことが判明した白須賀貴樹衆院議員(45=千葉13区)が離党届を提出したことを受けて、党を通じてコメントを発表した。

白須賀氏の行動は、この日、週刊文春が「文春オンライン」で報じて明らかになった。

二階氏は「政治家の出処進退は自らが決めること」とした上で「報道が事実であるとすれば、大変遺憾であると申し上げざるを得ない」とした。

「国民の負託を得て国政に当たる国会議員は、常日頃から国民の信頼に足る行動をすべきであり、党としても各議員に対して自らの行動を厳しく律する旨、要請しているところ」とも記し「より一層、各議員に紀律の徹底を図ってまいりたい」と、強調した。

離党届はこの日、受理され、白須賀氏は自民党を離党した。

6474名無しさん:2021/02/17(水) 21:55:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/853946a5475d4124913a5796b96c8f8c8835adec
自粛破りの白須賀議員「売り上げの足しにと…」、辞職はせず 一問一答
2/17(水) 17:47配信
産経新聞
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(千葉13区)は17日、緊急事態宣言発令下の午後8時以降に東京都内の飲食店を訪れた問題の責任を取り、二階俊博幹事長に離党届を提出した。提出後、白須賀氏は記者団に「自粛されている皆さまの気持ちを踏みにじり、心からおわび申し上げる」と陳謝した。党本部での記者団との主なやり取りは次の通り。

 --幹事長室に入った用件は

 「明日発売の週刊誌で報道があるように、新型コロナウイルスで自粛されている皆さまの気持ちを踏みにじる形で、私が夜、飲食店に出入りをしたことに対し、まずは心からおわび申し上げます。本当にすみませんでした。その責任を取る形で本日、自民党に離党届を提出させていただいた」

 --二階氏からは

 「幹事長は受理をしていただいて、これからの政治活動についての励ましのお言葉を頂戴した」

 --議員辞職については

 「私の選挙区は、各市の予算がそれほど大きくない。これから大切な予算の時期でもあるので議員辞職はせず、しっかりと地域の陳情などを含め、自民党の先輩方に土下座してでも私の地元のために、予算を取るために、陳情を受けるために、頑張っていきたい」

 「しかし、私もけじめをつけないといけない。次回の衆院選には出馬しない。そして自民党の党本部の皆さま方には、次の千葉13区の支部長を選んでいただき、私はその方が当選するために一生懸命力を尽くしてまいりたいと思っている」

 「特に私の選挙区は予算の関係を含めて、どうしても自民党の衆院議員がいないと大変厳しい市町村がある。私が出馬することによって、保守票が割れてしまったり、また、与党議員がいなくなってしまうことは避けたいと思っているので、そういった意味での仕事のけじめと政治家としてのけじめをつけていきたい」

 --いつ誰と店を訪れたのか、事実関係を

 「たしか報道で2月10日だったと思うが、そちらのお店の女性の方と1時間ほど夜の接待を伴う店に伺った」

 --時間帯は

 「報道によると、自分では把握していないが、午後8時34分から午後10時前くらいと書いてあった。おそらくそれで間違いないと思っている」

 --(深夜の飲食店訪問で)既に自民党議員3人が離党している中、そういった行動を取ったことについて

 「私自身、本当に大変軽率な行動をしたことは重々分かっているが、実はそこの店の店長が、私の学校の卒業生で、その方から『店が厳しい』『もう潰れてしまう』という話を聞いて、だったら1時間だけでも行って少しお金を落としてあげようと、少しでも売り上げになればと思って行ってしまった。それは政治家の行動として非常に軽率な行動だったと思っているが、正直泣きつかれてしまったときに、少しでも売り上げの足しになればと思ってしまった私が本当に軽率だったと思うが、そういった理由で伺った」

6475名無しさん:2021/02/17(水) 21:55:57
>>6474

 --報道では「パパ活」と報じられているが、女性との関係は

 「その女性の名誉のために、そういったパパ活とか、そういう報道に出てくることはない。その彼女も売り上げをなんとかするために頑張っている子で、報道にあった通り、2日前に一緒に食事に行ったときは店に送って、私は自宅に帰った。その時は店の窮状を知らなかった。その後に店長から連絡をいただいて、そういう状況だと聞いて、それで伺った次第だ。その女性との交際関係は一切ない。あくまでお客さんとホステスさんの関係だ」

 --今回離党届を出されたのは幹事長らから促されたのか、自らの意思なのか

 「一切、他の先生方からそういった離党に対しての話はございません。3人の先生方が離党されたということもあり、たとえどんな事情で私の中で善悪があったとしても、やった行動に対しては責任を取らなければいけないと思って離党を決断した。また、次の衆院選に出馬しないのも、私の中である程度の政治家としてのけじめをつけなければいけない」

 「ただ、議員辞職をしてしまったら、地元の陳情も含め、予算もこれから取らなければいけない時期ですから、政治家としての最後のお仕事はさせていただかないと私は死んでも死に切れない。本当に地元にお世話になりっぱなしなので、最後のご奉公をさせていただいて、そのあとはちゃんとした次の自民党の代議士が誕生できるように一生懸命私も頑張る」

 --政治活動は完全に引退するのか

 「私みたいな人間が必要とされる政治の世界がひょっとしてあるかもしれない。ですから、引退するかしないかはこの先ゆっくり考えるが、まず目の前にある地元の陳情とか予算とか、そちらの獲得に向けて一生懸命やって、その結果だと思っている」

6476名無しさん:2021/02/17(水) 21:56:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8a7a9494fbe4e84bd0f6cb4c34d971ee5c8fbf
「軽率だった」自民・白須賀氏も…離党ラッシュ 問われる与党の自覚
2/17(水) 18:09配信
産経新聞
 自民党の白須賀貴樹衆院議員=千葉13区=が緊急事態宣言下の10日夜遅く、東京・麻布十番の高級ラウンジを訪れていたことが判明し、白須賀氏は17日、二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理された。白須賀氏は次の衆院選に出馬しない意向も示したが、自民では深夜会合が発覚した衆院議員3人が1日に離党したばかりで、改めて与党の自覚が問われている。

 文春オンラインの報道によると、白須賀氏は10日午後6時ごろ、東京・赤坂のフランス料理店に女性を伴って入店。その後、午後8時半すぎに同じ女性と麻布十番の会員制の高級ラウンジに入店し、同10時まで滞在した。

 白須賀氏は離党届を提出後、党本部で記者団を前に「自粛している皆さんの気持ちを踏みにじった。軽率だった」と謝罪した。次期衆院選に関しては「出馬することで保守票が割れてしまったり、与党議員がいなくなってしまうことは避けたい。政治家としてのけじめをつけたい」と述べ、立候補しない考えを示した。

 自民は所属国会議員に対し、飲食を伴う会合への参加と午後8時以降の不要不急の外出の自粛を要請していた。二階氏は白須賀氏の問題を受け、「国民の批判を真摯(しんし)に受け止め、より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とのコメントを発表した。

 白須賀氏は平成24年の衆院選で初当選し、現在3期目。最大派閥の細田派(清和政策研究会)に所属し、文部科学政務官などを務めた。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件では、事務所が東京地検特捜部の捜索を受けた。

 与党議員の深夜会合をめぐっては、松本純、大塚高司、田野瀬太道の各衆院議員が自民離党に追い込まれ、公明党の遠山清彦氏が議員辞職している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e107639ca14517adada7c0fcafa83c5442f3b7a7
離党の白須賀議員「客が一組しかいないと聞いて…」
2/17(水) 19:33配信
日刊スポーツ
またしても不適切な夜の飲食で政権与党から離党者が出た。自民党の白須賀貴樹衆院議員(45=千葉13区)が緊急事態宣言下の今月10日夜に、東京都内の高級ラウンジに女性同伴で訪れていたことが17日、明らかになった。白須賀氏は自民党党本部で二階俊博幹事長に離党届を提出し、受理され、「新型コロナウイルス禍で自粛している国民の気持ちを踏みにじる形で、夜に飲食を伴う店へ出入りしたことを心からおわびする」と陳謝した。

2012年の衆院選で初当選し、当選3回。文部科学政務官など歴任した白須賀氏は、今秋までに行われる次期衆院選に出馬しない意向を表明したが、議員辞職については否定した。

白須賀氏のラウンジ訪問は、週刊文春がウェブサイトで報じた。白須賀氏は10日午後6時すぎに女性と都内・赤坂のフランス料理店に入り、午後8時20分ごろまで滞在。その後、女性とともにタクシーで麻布十番にある、会員制の高級ラウンジに移動し、午後10時までいた、とされている。

1日に緊急事態宣言下の深夜の飲食が発覚した上、虚偽の説明をした松本純元国家公安委員長ら3人が離党したばかり。また公明党の遠山清彦衆院議員も、同じ日に深夜の東京・銀座クラブ飲食が明らかになり、議員辞職に追い込まれた。 

白須賀氏は高級ラウンジを訪れた理由を「以前、理事長をやっていた幼稚園の卒業生が店長をやっているお店。彼から、その日は客が一組しかいないという話を聞いて、1時間だけ」などと説明した。

立憲民主党の蓮舫代表代行は「政党を超えて、国民のみなさんにお願いをしている。その立ち位置にある政治家として、非常に残念であるとか言いようがない」と批判した。【大上悟】

6477名無しさん:2021/02/17(水) 21:57:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3555064702cd6d7079734e657e8ab3d09619eb9
白須賀議員が離党 宣言下で“飲食店滞在”
2/17(水) 20:15配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の白須賀貴樹衆議院議員が緊急事態宣言中の今月、都内の飲食店に午後10時まで滞在していたとして、17日、離党しました。

白須賀議員「コロナで自粛されている皆様、そのお気持ちを踏みにじる形で、私が夜飲食を伴うお店に出入りしたことに対して、まず心からお詫び申しあげます。本当にすみませんでした」

白須賀議員は、緊急事態宣言中の今月10日、都内の飲食店に午後8時半から10時ころまで滞在していたとして、二階幹事長に対し離党届を提出し、受理されました。

白須賀氏は報道陣に対し、「知り合いのお店で、売り上げに貢献したいと思った」と説明しました。

また、次の衆議院選挙には立候補しない意向を明らかにしましたが、「地元のための予算を取る陳情を受けるため」に議員辞職はしないということです。

二階幹事長は「大変遺憾である。より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とコメントしました。

自民党では、今月1日にも、松本純元国家公安委員長ら3人の衆議院議員が、緊急事態宣言中の深夜に銀座のクラブを訪れていたとして、離党したばかりでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f046637b649340aef4ada29a8d22d1f0a41d23b0
白須賀議員が離党届 次の衆院選には出馬しない意向
2/17(水) 16:04配信
テレビ朝日系(ANN)
 緊急事態宣言のさなかに都内の高級ラウンジを女性と訪問していたとして、自民党の白須賀貴樹衆議院議員が自民党に離党届を提出し、次の衆議院選挙には出馬しない意向を明らかにしました。

 自民党・白須賀貴樹衆議院議員:「軽率な行動をしたことに心からおわび申し上げます。本当にすみませんでした」

 白須賀議員は10日午後8時半ごろ、東京・港区麻布十番の高級ラウンジにその店で働く女性とともに来店し、午後10時くらいまで飲食していました。

 「店長から経営の厳しさを聞き、売り上げの足しになればと思い行ったが、軽率だった」と釈明しました。

 議員辞職はしませんが、「次の衆議院選挙には出馬しない」と述べました。

 二階幹事長は「大変、遺憾だ」としたうえで、「より一層、各議員に規律の徹底を図って参りたい」とコメントしました。

 与党議員による緊急事態宣言下での深夜のクラブ訪問は、これまでも相次いで発覚し、責任問題となってきました。

 1日には当時、公明党の幹事長代理だった遠山氏が議員を辞職したほか、当時、自民党の国対代理だった松本純衆議院議員、文部科学副大臣だった田野瀬衆議院議員ら3人が自民党を離党しました。

 この件で菅総理大臣は陳謝し、「襟を正さなければならない」と強調していました。

テレビ朝日

6478名無しさん:2021/02/17(水) 21:57:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f50471ced84293243d1b50a60b9d642eb395165
“夜に飲食店”自民・白須賀議員が離党届
2/17(水) 15:29配信
日本テレビ系(NNN)
自民党の白須賀衆議院議員が緊急事態宣言中の今月、都内の飲食店に午後10時まで滞在していたとして、17日、離党届を提出しました。

白須賀衆議院議員「コロナで自粛されている皆様、そのお気持ちを踏みにじる形で私が夜、飲食を伴うお店に出入りしたことに対して、まず心からおわび申しあげます。本当にすみません」

白須賀議員は、緊急事態宣言中の今月10日、都内の飲食店に午後8時半から10時ごろまで滞在していたとして、二階幹事長に対し離党届を提出しました。

白須賀議員は報道陣に対し、「知り合いのお店で、売り上げに貢献したいと思った」と説明しました。また、次の衆議院選挙には立候補しない意向を明らかにしましたが、「地元のための予算を取る陳情を受けるため」に議員辞職はしないということです。

自民党は、近く党紀委員会を開いて離党を認める方針で、二階幹事長は「大変遺憾である。より一層、各議員に規律の徹底を図ってまいりたい」とコメントしました。

自民党では、今月1日にも、松本純前国家公安委員長ら3人の衆議院議員が、緊急事態宣言中の深夜に銀座のクラブを訪れていたとして、離党したばかりでした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8930813552c3ab1fc8fb4dae0e1b3448d70d95b4
【速報】高級ラウンジ訪問 自民・白須賀氏離党届提出
2/17(水) 13:47配信
TBS系(JNN)
 自民党の白須賀貴樹衆議院議員が、緊急事態宣言中の夜に東京都内の高級ラウンジを訪れたなどと一部週刊誌で報じられたことをめぐり、離党届を提出しました。

 「ただいま、私、自民党総裁、菅義偉総裁に対して、離党届けを提出させていただきました」(自民党 白須賀貴樹衆院議員)

 自民党の白須賀衆院議員は午後1時過ぎ、二階幹事長のもとを訪れ離党届を提出しました。

 文春オンラインによりますと、白須賀氏は緊急事態宣言中の今月10日、東京・港区の高級ラウンジに午後10時まで滞在していたということです。

 今月1日には、松本純・元国家公安委員長ら3人の議員が緊急事態宣言中の夜の飲食を理由に離党していて、相次ぐ与党議員の夜の飲食に批判の声が高まっています。(17日13:45)

6479名無しさん:2021/02/17(水) 22:10:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/edd5b9139dc29f5f863d75bd0998b0c3b65566ef
女性議員見学も発言権なし 二階幹事長に「見下してる」の異論
2/17(水) 19:20配信
女性自身
《本日「自民党女性議員飛躍の会」で二階幹事長と面会。党の要職に女性の登用、女性閣僚の倍増や各種選挙で女性候補を将来的に35%とするなど緊急提言。幹事長は改善を約束》

2月15日、こうTwitterで報告したのは自民党の稲田朋美議員(61)。稲田氏が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」は、森喜朗氏(83)の女性蔑視発言を受けて二階俊博幹事長(82)と面会。女性議員を党の要職や役員に登用するよう求めた。

「同会は稲田氏が19年に発足させました。稲田氏が国会議員となった当初は、『男も女も関係ない』と考えていたそうです。ですが女性の政治家が増えないことから、彼女はこれまでも“議席や候補者の一定割合を女性にする”というクオーター制を呼びかけてきました。今回、二階氏は稲田氏らの提言に『全くその通りだ』と応じたといいます」(全国紙記者)

各紙によると提言を受けた二階氏は16日、幹部職に就いていない女性議員を役員会や総務会などでオブザーバーとして参加するよう提起。「役員会や総務会でどういう議論がなされているか、十分ご了解いただくことが大事。それをご覧に入れようという」と説明した。

党則に基づく参加資格を有する女性議員は現在、野田聖子幹事長代行(60)と丸川珠代広報本部長(50)の2人のみ。ただオブザーバー参加の女性議員は見学だけで、発言権はなし。意見があれば、会合後に事務局に伝える仕組みだという。

一見すると“女性議員推進”のように見える方策だが、異論を唱える声が広がっている。

■「完全に女性を見下してる」

《女性も出席させてやるから、黙って見てろってこと? 完全に女性を見下してる。これが自民党なんだよな》
《女性を積極的に参画する流れは大歓迎だけど、「幹部ではない議員」に同等にオブザーバーとして陪席する権利を与えるのでなければ、結局、性差別と変わらない。こういう取り組みが増えて、「女性だから」「男性だから」という性の垣根がない世界への布石となりますように》
《「幹部が男ばかりだから、女を増やそう」てするならわかるけど、これじゃ、「女はまず、男がやる会議を見てろ。それが正しい会議のあり方だから。そして男の会議のやり方を覚えろ」て言ってるも同然ではないか、と思う》

森氏の問題発言について「撤回したので問題はない」とコメントしていた二階氏。自らの提起もまた、波紋を呼んでしまったようだ。

6480チバQ:2021/02/18(木) 00:08:09
ラウンジとクラブってなにが違うんですか?

6481名無しさん:2021/02/18(木) 07:37:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/77eb43a2b2533dae7a52ca676ce92aa0554a422f
「夜の銀座」に続き政権に打撃…白須賀氏離党、「辞職すべきだ」の声も
2/17(水) 21:52配信
読売新聞オンライン
 緊急事態宣言下での自民党議員の不適切な行動が17日、新たに発覚した。同党は問題発覚後、すぐに離党させるなど火消しに躍起だが、菅政権への打撃は必至だ。

 白須賀貴樹衆院議員(細田派)は同日午後、党本部に離党届を提出した。記者団の質問には、「政治家として本当に軽率だった」と語った。二階幹事長は「大変遺憾だ。より一層、規律の徹底を図りたい」とコメントを出した。

 自民党では1日、衆院議員3人が深夜まで東京・銀座のクラブに滞在した問題で離党に追い込まれたばかり。その際は問題発覚から離党まで1週間かかり、批判の拡大を招いた。今回は細田派幹部らが主導して早期離党の流れを作った。

 自民党は、白須賀氏が党本部で取材に応じる直前、背後に映り込む位置にある菅首相のポスターをはがした。繰り返しテレビなどで流れると、菅政権の印象まで悪くなるとの懸念からだ。

 白須賀氏に対しては、与党からも厳しい意見が相次いだ。自民党の閣僚経験者は、「『夜の銀座』問題の後に信じられない。同情の余地はない」と語った。公明党の竹内政調会長は「もういいかげんにしてもらいたい。与党への悪影響を真剣に考えてもらいたい」と記者会見で述べた。白須賀氏は議員辞職は否定しているが、公明幹部は「辞職すべきだ」と語気を強めた。

 白須賀氏は2019年に、秋元司衆院議員(自民党を離党)が逮捕されたカジノを中核とする統合型リゾート(IR)事業を巡る汚職事件に絡み、事務所が東京地検特捜部の捜索を受けた。地元からは次期衆院選に向け、候補者差し替えを求める声が上がっていた。

 白須賀氏を含む12年衆院選の初当選組は、「魔の3回生」と呼ばれる。政策立案や党務で活躍する議員がいる一方、不祥事が相次いでいるためだ。ベテラン議員は「厳しい選挙を経験しておらず、資質に問題がある議員が多い」と指摘する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a69d841534c400770e1d049f3301760d447d4fc
女性議員陪席は「真逆」 自民・稲田氏
2/17(水) 22:44配信
時事通信
 自民党の稲田朋美元防衛相は17日のインターネット番組で、同党の役員会や総務会に女性議員をオブザーバー参加させる方針について「単に参加するだけではなく、重要な意思決定や政策をつくる場に女性を入れていただきたいという提言なので、アプローチの仕方が真逆だ」と指摘した。

 方針は二階俊博幹事長が16日の記者会見で表明。稲田氏が共同代表を務める議員連盟「女性議員飛躍の会」は15日、女性を要職に積極的に登用するよう求める提言を提出していた。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/8e2e07639732a485759e1abe53bcbea3fbcab62f
幹部会出席も発言権ナシ?“政界の男女平等”実現は
2/17(水) 22:06配信
テレビ朝日系(ANN)
 森会長の発言などを受け、自民党の女性議員が出した党の役職への登用などを求める提言に対し、二階幹事長は数値目標には否定的に見解を示しました。

 自民党・稲田朋美議員:「やはり女性の意見が半分に近付くことが、そして多様性が担保されることが日本の社会を良くする」

 もっと女性に活躍の場を。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会、森会長の発言から広がった女性蔑視についての議論。

 自民党の稲田朋美議員らは女性議員の会議への参画について、二階幹事長に提言を行いました。その内容は…。

 自民党・稲田朋美議員:「例えば党の四役や役員会のメンバーに女性を登用する。政府の管理職や閣僚の女性の人数を倍増して頂きたい」

 提言を受けて二階幹事長は今後、役員連絡会や総務会など重要な会合に毎回、5人程度の女性議員を出席させる方針を示しました。

 自民党・二階幹事長:「役員会等で、総務会等で、どういう議論がなされているかということが十分ご了解頂くことが大事ですから」

 自民党・佐藤総務会長:「(二階幹事長からは)総務会にも毎回、女性の議員さんたちにオブザーバー出席みたいな形で雰囲気を味わって頂けというご下命もございましたので」

 “オブザーバー”。提案や議決の権利を持たない、いわゆる「見学」です。

 これには党内などからも「そういうことではない」「カメラに映るだけでいいのか」。

 一方、経済同友会の櫻田代表幹事は経済発展に多様性は重要であるとしたうえで…。

 経済同友会・櫻田代表幹事:「女性側にも原因がないことはない。与えられたらという方はいるが、自ら取りに行こうという人はまだまだそんなに多くないのではないかと思う」

テレビ朝日

6482名無しさん:2021/02/18(木) 07:56:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9456ad556e276fa232d9654aa51b32203c1da37
生活困窮者に現金給付 自民・岸田氏
2/17(水) 22:14配信
時事通信
 自民党の岸田文雄前政調会長は17日のBS―TBS番組で、新型コロナウイルスの緊急事態宣言延長を受けた追加経済対策として、生活困窮者に限定した給付金の支給が必要だとの考えを示した。

 岸田氏は「一人親世帯、学生、フリーターをはじめ弱い立場の方々に現金、手元流動性を考える必要がある」と指摘。金額については「5万とか10万とかいろいろ議論がある」と語った。

6483チバQ:2021/02/18(木) 09:49:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/e9aad300aa3d177727fb34389cdb047ae24d0416
自民党の新藤義孝元総務相が新型コロナ感染
2/17(水) 20:10配信


 衆院は17日、自民党の新藤義孝元総務相が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

6484とはずがたり:2021/02/18(木) 15:07:59
こすっからい真似をw

背景の首相ポスター撤去 白須賀氏離党会見前
2021年02月17日19時10分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021701077&g=pol

 自民党本部4階のエレベーターホールの壁に貼られていた菅義偉首相(党総裁)の顔が大きく映るポスターが17日、白須賀貴樹衆院議員の離党会見の直前に外された。首相ポスターが白須賀氏の背景に映るのを避けるための対応とみられる。会見後、首相ポスターは憲法改正を訴えるものに差し替えられた。

 白須賀氏は、緊急事態宣言下に夜の高級会員制ラウンジを訪れた責任を取って離党した。松本純前国対委員長代理を含む3議員が「自粛破り」で同党を離党したばかりで、党内からは「また夜の飲食がばれて離党者が出ることに備えたのでは」と疑心暗鬼の声も出ている。

6485とはずがたり:2021/02/18(木) 16:16:15
二階の女子陪席後は竹下が知事に注意http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1512569557/1960に引き続き橋本は男みたいな性格と。自民党って失笑系コントしかできないんじゃね?w

橋本氏は「男みたいな性格、ハグ当たり前」自民・竹下氏
大久保貴裕
https://www.asahi.com/articles/ASP2L51QYP2LUTFK00W.html
2021年2月18日 15時15分

 自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長は18日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長就任が有力視される橋本聖子五輪相について、「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界だ」と発言した。党本部での派閥会合後、記者団に述べた。

 橋本氏をめぐっては、2014年に男性アスリートに対して無理にキスをしたと週刊誌で報じられたことがある。竹下氏は橋本氏にとって「ハグなんて当たり前」とし、「セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」と主張。「我々とも簡単にハグ。普通はなかなかしないですよ、我々も。簡単にこの人とはハグができる」などと述べた。

 この発言の後、竹下氏の事務所は報道各社に「正確には『男勝り』と言いたかった」として発言を訂正した。

 橋本氏が新会長となる見通しの組織委の会長交代では、森喜朗会長が女性蔑視発言の責任を取って辞意表明した経緯がある。

 竹下氏は島根2区選出の当選7回。復興相や党総務会長などを歴任した。(大久保貴裕)

6486とはずがたり:2021/02/18(木) 21:02:18

話しが長いのは女性では無く森,お前じゃ!

森喜朗氏 通常数分程度の来賓挨拶でいつも30分以上話していた
2/15(月) 16:05配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d11771c6fa7229734bc9f3d4e7a67216f89a00
NEWSポストセブン

「女性は話が長い」と女性蔑視の発言をした森喜朗五輪・パラリンピック組織委員会会長が辞任表明したが、振り返れば、森氏はこれまで数々の女性へ放言を繰り返してきた。因縁のあった女性たちはいま何を思うのか。

 現職のJOC(日本オリンピック委員会)理事である山口香氏は新聞各紙の取材で、「東京五輪や日本のスポーツ界は多様性の順守に取り組んでいると思っていたが、一言ですべてが否定された」と発言。本誌・週刊ポストが改めて取材を申し込むと、「新聞で言ったことがすべてです」と回答した。

 森氏発言で「今までの倍時間がかかる」と槍玉に挙げられたラグビー協会で理事を務める谷口真由美氏はこう言う。

「今回の森さんの発言にはファクトがない。私は2019年から理事を務めていますが、会議時間が倍になったことはありません。ラグビー協会で女性理事が増えたのは森さんの退任後で、私は理事会で一度もお目にかかっていない。

 いま協会では会議のやり方を変え、時間をかけて議論しています。女性に限らず、どんな立場の人も言うべきことを発言するのは森さんの言う『競争心』ではなく責任感からです」

 同じく同協会理事で昭和女子大特命教授の稲沢裕子氏は、「今回の問題はなぜジェンダーギャップの解消が必要なのかを考えるきっかけになった」とメディアで発言している。

 政界にも、森氏と因縁浅からぬ女性は多い。滋賀県知事時代の2007年、新幹線の新駅建設を中断したことで森氏に「あぁ、女の人だなぁ。やっぱり視野が狭いなあ」と批判された嘉田由紀子・参院議員が語る。

「あの方はずっと、古典的な『女はこうだ、男はこうだ』という差別意識をもっていらっしゃると思います。私としては、国としての品格が疑われてしまうので、もっと早い段階で森さんは身を退かれたほうがいいと思っていました。

 萩生田文科大臣と橋本五輪担当大臣に宛てて、大臣として公正な決断をするよう求める要請文を出しました」

 2009年衆院選挙で民主党の刺客候補として森氏の地盤・石川2区に送り込まれた元衆院議員で現・金沢市議の田中美絵子氏は地元での姿をこう語る。

「客観的な事実を一つ申し上げたいのは、元総理とは現職時代よく公式行事でご一緒しましたが、通常2〜3分程度の来賓挨拶の際にいつもご本人だけ30分以上挨拶をされていたということです」

「話が長い」のは森氏自身なのだ。

 五輪の負担などについて、折に触れ森氏の口撃の的となった小池百合子・東京都知事には、こんな電話があったという。

「森会長から、『あの発言は誤りで撤回をした。申し訳ない』と連絡があった。私からも不適切だと申し上げました」(小池知事)

“森語録”のなかでもとりわけ有名なのが、ソチ五輪(2014年)に出場した浅田真央に向けられた「あの子、大事な時には必ず転ぶんですね」発言だろう。

 浅田は帰国後、日本外国特派員協会での会見で「森さんも少し後悔しているんじゃないかと思います」と“大人の対応”でたしなめた。

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

6487名無しさん:2021/02/18(木) 21:05:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/119f5db512c27c241dc060be2bdc1239aa21007b
橋本氏は「男みたいな性格、ハグ当たり前」自民・竹下氏
2/18(木) 15:15配信
朝日新聞デジタル
 自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長は18日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就任した橋本聖子・前五輪相について、「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界だ」と発言した。党本部での派閥会合後、記者団に述べた。

 橋本氏をめぐっては、2014年に男性アスリートに対して無理にキスをしたと週刊誌で報じられたことがある。竹下氏は橋本氏にとって「ハグなんて当たり前」とし、「セクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」と主張。「我々とも簡単にハグ。普通はなかなかしないですよ、我々も。簡単にこの人とはハグができる」などと述べた。

 この発言後、竹下氏の事務所は報道各社に「正確には『男勝り』と言いたかった」と発言を訂正した。

 また、竹下氏は18日の派閥会合で、島根県の丸山達也知事が東京五輪聖火リレーの中止を検討すると表明したことについて「コロナの一番遠いところにいる島根がなにを言うんだ」と発言。「コロナ(感染)が激しいところが言うならともかく、一番遠いところが言い始めたのは、うならざるを得ない」とし、「私自身、知事を呼んで注意をしっかりしなくてはいけないなと思う」とも語った。

 竹下氏は島根2区選出。19年の島根県知事選で、丸山氏と別の候補を応援した経緯がある。(大久保貴裕、楢崎貴司)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/32a99a7300dc67469b188ee9ead5bea7c3949092
山口二郎教授「島根は俺の領地だと思っているのか」…自民・竹下亘氏の発言に
2/18(木) 17:25配信
デイリースポーツ
 山口二郎法政大学教授が18日、ツイッターに新規投稿。自民党竹下派の竹下亘会長=衆院島根2区=が島根県知事を「注意する」とした発言に疑問を呈した。

 竹下氏は、島根県の丸山達也知事が県内の東京五輪聖火リレーの中止する考えを示したことに「知事の発言は不用意だ。注意しようと思っています」との報道を引用。

 山口教授は「竹下派会長は何様なのだ。島根は俺の領地だとでも思っているのか。県民の生命に責任を持つ知事の良識を見習え」と投稿した。

6488名無しさん:2021/02/18(木) 21:07:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/1574446d4f52af59f42182a297e1c58f226170c6
自民・竹下氏「島根知事を注意する」聖火リレー発言巡り
2/18(木) 11:52配信
朝日新聞デジタル
 自民党竹下派会長の竹下亘衆院議員(島根2区)は18日、島根県の丸山達也知事が東京五輪聖火リレーの中止を検討すると表明したことについて、「知事の発言は不用意だ。注意しようと思っている」と語った。首相官邸で菅義偉首相と面会後、記者団に語った。

 丸山氏は17日に開いた同県の聖火リレー実行委員会の臨時会で、中止検討を提案。「東京都と政府が適切な新型コロナウイルス対策を行っていない」ことを理由に挙げている。

 竹下氏によると、首相との面談では聖火リレーは話題にしなかったという。どのような立場で知事を注意するかは語らなかった。竹下氏は2019年の同県知事選で、丸山氏と別の候補を応援した経緯がある。(楢崎貴司)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/ca8a1d9d39231b253cf8d471d5005ec06e8c66e0
橋本氏起用、「小池氏牽制」の効果も
2/18(木) 18:30配信
産経新聞
 女性蔑視ともとれる発言で引責辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長の後任をめぐっては、政界では早くから五輪相を務めた自民党の橋本聖子参院議員の名前が挙がっていた。元五輪選手で国際オリンピック委員会(IOC)や政権中枢にもパイプを持つためで、政治的には「橋本氏しかいない」(同党幹部)状況となっていた。

 政権幹部によると、菅義偉首相は女性の起用にこだわった。森氏の発言によって国内外では「日本は男女平等が徹底されていない」との批判が広がり、橋本氏の起用には火消しの狙いもありそうだ。

 橋本氏は前回東京五輪直前の昭和39年10月5日生まれで名前は聖火にちなむ。スピードスケートと自転車競技で夏冬計7回、五輪に出場。「五輪の申し子」といわれ、新型コロナウイルス禍によって大会開催に懐疑的な声も広がる中、開催に向けて国民世論を喚起する期待もかかる。

 橋本氏は森氏の誘いで政界入りし、五輪相就任に当たっても森氏に相談した経緯があり、森氏は橋本氏の後見人的存在だ。IOCなどとの調整に際しては、水面下で森氏の助力も得られるとの見方がある。五輪招致と開催準備に尽力した安倍晋三前首相も橋本氏を推していたとされる。

 橋本氏の起用は森氏辞任を方向づけた小池百合子都知事を牽制(けんせい)する効果もある。自民党幹部は「同じ女性ということもあり、小池氏が橋本氏を『悪者』にするという得意の構図を作りにくいだろう。橋本氏と後任五輪相の丸川珠代氏で小池色を薄める」と語った。

 ただ、懸念もある。橋本氏は過去に男性アスリートにキスを強要したと報じられた。海外を中心に「セクハラ」や「パワハラ」だと指摘される可能性もあり、橋本氏には丁寧な説明が求められそうだ。(沢田大典)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5fa1ea195335e231702d268f03bb24d29b0ff374
丸川氏、五輪相に就任
2/18(木) 19:09配信
共同通信
 橋本聖子氏の後任となる丸川珠代五輪相の皇居での認証式が18日夜、終わり、丸川氏が五輪相に正式に就任した。

6489名無しさん:2021/02/18(木) 21:10:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b12be58ee8034ec30382ba2496aee5de5ab82ff
白須賀議員は過去にも“不祥事のオンパレード” 被害にあった女性県議も「決して許されない行為」と怒り〈dot.〉
2/18(木) 13:48配信
AERA dot.
 自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)が17日、離党を表明した。発端となったのは、同日に出た週刊文春の記事だ。2月10日の夕方、東京・六本木のホステス宅とみられるマンションから女性を連れ出し、赤坂の高級フレンチレストランに入店。その後、午後8時過ぎに麻布十番の高級会員制ラウンジを訪れ、午後10時まで滞在したという。

 折しも緊急事態宣言下で与党議員4人の銀座クラブ通いが発覚し、綱紀粛正を図っていた真っただ中である。この状況で女性同伴で飲み歩く白須賀氏とは一体どんな人物なのか。過去をたどれば、不祥事のオンパレードだった。

*  *  *
「昔、父親は自宅で歯科医をしていたんだけど、彼(白須賀氏)が20歳くらいのときに亡くなった。それで彼が医院を継いでリニューアルして、一時期は歯科医として勤務していたんです。母親の家系がすごい資産家で、地元では有名ですよ。今でも保育園を手広く経営している。本人(白須賀氏)も金はあり余るほどあるようです」

 白須賀氏が生まれた千葉県流山市の地元住民はこう話す。聞き込みをすると、歯科医時代までの白須賀氏の評判は決して悪くない。

「本当はここ(千葉7区)から出馬したかったようだけど、地元にはすでに比例で国会議員になっていた齋藤健っていう自民党の議員がいたから、党の都合で縁のない13区に行かされたみたい。そこはかわいそうだよね」(別の流山市民)

 白須賀氏は2010年7月に自民党千葉県第13選挙区支部長に就任し、12年の衆院選で初当選を果たした。現在は3期目だが、その政治家人生は「不祥事のオンパレード」と言っても過言ではない。

 記憶に新しいのは、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件だ。

 2020年1月に秋元司衆院議員が中国企業「500ドットコム」社から現金や旅費など計約760万円相当の賄賂を受け取ったとして起訴されたが、白須賀氏も秋元氏とともに、「500」社側が費用負担したといわれる中国への視察旅行に同行。同企業から現金100万円を受領し、同年末に、東京地検が白須賀議員の地元事務所を家宅捜索する事態に発展した。

 この前年には「ポスターひきはがし事件」も起こしていた。19年春の千葉県議選で、候補者だった高橋祐子氏の選挙ポスター120枚をはがしたとして、同年9月に公設秘書ら4人が器物損壊容疑で逮捕(不起訴処分)された。高橋氏は、白須賀氏が支援する保守系の男性候補者と1議席を争っていた。結果、高橋氏が当選し、千葉県議となった。

 被害にあった高橋氏は「あの行為は民主主義の根本である政治活動の妨害であり、到底あってはならないことだ」と今でも憤りを隠さない。

「やられたこと自体はもちろん考えられないことですが、それ以上に、不起訴になったことが驚きでした。秘書も自供してすべて明らかになっているのに、許されてしまうのは大きな問題。『千葉はポスターをはがしても許される』という前例を作ることになってしまう。有権者からも、『前代未聞だ』『あり得ないことだ』と言われます。実力行使でこういうことをやること自体、民主主義に反する、許されざる行為です」

 他にも、文部科学政務官を務めていた19年の1月には、秘書の「当て逃げ事故」も報じられた。千葉県内で対向車と接触し、双方のドアミラーが破損。接触事故を起こしながら立ち去ったとして、運転していた秘書が道路交通法違反の疑いで書類送検された。秘書が運転していた車には白須賀氏も同乗していたが、白須賀氏は「助手席で眠っていて事故に気付かなかった」と釈明している。

 目を覆いたくなるばかりだが、不祥事はこれだけではない。18年3月の「マタハラ発言」も世間の反感を買った。当時の報道によれば、白須賀議員は働き方改革関連法案を議論する党の会議で、自身が運営する保育園で採用した看護師について「雇って1カ月後には実は妊娠して産休に入ると(言ってきた)。人手不足で募集したのに、それは違うだろと言った瞬間に労基に駆け込んだ」と発言。これがマタハラと受け取られかねないと批判を浴びた。

6490名無しさん:2021/02/18(木) 21:10:32
>>6489

 また保育園を巡っては、民主党(当時)の山尾志桜里衆院議員へのヤジ問題も。16年2月の衆議院予算委員会で、「保育園落ちた日本死ね」のブログを取り上げた山尾議員の質疑に、「誰が書いたんだよ」「匿名だよ、匿名」「うざーい」などとヤジを飛ばしていたと報じられている。

 こうした白須賀氏の素行について、選挙区である千葉13区の県議たちの視線も厳しい。昨年8月、白須賀氏の素行を問題視した13区の県議9人と柏、鎌ケ谷2支部が辞職などを求める嘆願書を県連に提出。翌月に党本部に上申されて判断をあおぐ形となったが、結局、処分は下されていない。

 ある地元県議は、嘆願書を提出した理由を次のように話す。

「有権者の方々に胸を張って『白須賀議員を応援します』とは言えない。そのことが一番の理由です。何か問題を起こしたら、支援を受ける支部や議員に直接出向くのが筋です。しかし、(白須賀氏は)反省の態度や後始末の行動が何もないのです」

 今回の高級ラウンジ訪問については、「夜に出歩いている話はうわさで耳にしてきたが、クラブ通いで何人も離党した後です。さすがにないだろうとは思っていた」と話す。

 もはや地元は冷めきっているという。

「IRにしろ今回の件にしろ、こうした行動が世に出ること自体、地元の人間からしたら恥ずかしいこと。地元有権者の方々も、多くが同じ思いのはず。それでも応援しよう、擁護しようという人はそうそういないでしょう」(同)

 自民党は離党したが、議員辞職はしないという白須賀氏。17日、その理由を記者団にこう語った。

「私の選挙区は、各市の予算がそれほど大きくない。(中略)しっかりと地域の陳情などを含め、自民党の先輩方に土下座してでも私の地元のために、予算を取るために、陳情を受けるために、頑張っていきたい」

 だが、今の白須賀氏に地元を託せる有権者はどれほどいるのだろうか。生まれ故郷である、前出の流山市の住民はこうつぶやく。

「こうなったらもう議員を辞めて、ここで歯医者やれよって」

(取材・文=AERAdot.編集部・飯塚大和、國府田英之)

6491名無しさん:2021/02/18(木) 21:30:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/3e573391e285920d757d91a16eb924cd38e25c62
離党の白須賀議員に憤る地元 重なる不祥事「臨界点に」
2/18(木) 9:54配信
朝日新聞デジタル
 「この人はダメだ」「自民党はおごっている」――。コロナ禍で接待を伴う飲食店に行き、17日、離党した自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=。度重なる不祥事に、県民からは憤りやあきれる声が上がった。来月に知事選が迫る中、自民推薦で立候補を予定する関政幸県議(41)の陣営は白須賀氏との2連ポスターの撤去を開始。13区の党公認問題が再燃しそうだ。

 白須賀氏はこの日、党本部で記者の取材に応じ、緊急事態宣言が出ている10日、東京・麻布の接待を伴う飲食店に行っていたことを認めた。「お店が潰れてしまうという話を聞き、お金を落としてあげようと思った。本当に軽率な行動だった」と謝罪。次期衆院選へ立候補しない意向も明らかにした。

 これまでに、自民党国会議員3人が宣言下に飲食し、離党している。白須賀氏の地元、鎌ケ谷市の主婦(51)は「私も買い物以外出かけないし、知人が経営する居酒屋さんも休業して感染防止に協力しているのに、国会議員はどうなっているのか」と憤る。

 30代の男性会社員も「政治に興味がない。白須賀さんの次に誰がしても同じ。与野党問わず、政治家にはへきえきしている」と足早に立ち去った。

 白須賀氏は文部科学政務官だった19年1月、県内で接触事故を起こして立ち去ったとして秘書が書類送検された。同年4月の県議選では公設秘書ら4人が対立候補のポスター計120枚をはがした疑いで、書類送検された。カジノを含む統合型リゾート(IR)事業をめぐる汚職事件では、地元事務所が東京地検の家宅捜索を受けている。

 鎌ケ谷市の男性(82)は「IR疑惑で名前があがったときから、この人はダメだと思っていた。(次の衆院選は)自民系候補には投票しない」と話した。地元県議も「これまでの不祥事が臨界点に達した」と切り捨てた。

朝日新聞社

6492名無しさん:2021/02/18(木) 21:38:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcd04f46ccd214e45e4c80a2973ee7f11673a9cb
「私たち女性議員の提言とは真逆のアプローチだ」稲田朋美議員が自民党執行部の“オブザーバー扱い”にコメント
2/18(木) 19:22配信
ABEMA TIMES
 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森前会長の女性蔑視発言をめぐる議論が沸騰する中、自民党の議員連盟「女性議員飛躍の会」のメンバーが15日、党4役や役員会への女性の登用などを求める提言を行った。

 同会の共同代表を務める稲田朋美衆院議員は「やはり女性の意見が半分に近づくことが、そして多様性が担保されることが日本の社会をよくする」とコメントし、提言を受けた二階幹事長は役員連絡会や総務会などの重要な会合に毎回5人程度の女性議員を出席させる方針を示した。

 ところが、「(二階幹事長からは)総務会にも毎回女性の議員さんたちにオブザーバー出席みたいな形で雰囲気を味わって頂け、というご下命もあったので」と佐藤勉総務会長が発言すると、党内などからも「そういうことではない」「カメラに映るだけでいいのか」との批判の声が上がった。

 提案や議決の権利を持たない、いわゆる“見学者”としての扱い。17日の『ABEMA Prime』に生出演した稲田氏は「確かに総裁も来られる役員会など重要な会議についてはオブザーバーとして参加するだけでも役に立つとは思うし、幹事長の発言も女性に育ってほしいという善意からのものだろう。しかし単に参加するだけではなく、重要な意思決定をしたり、政策を作ったりする場に女性を入れていただきたいというのが私たちの提言。それとは真逆のアプローチだ」と苦笑する。

 自民党所属の国会議員の男女比を見ると、女性は10%程度という状況が続いてきた。こうした状況を打破するため、稲田氏らは立候補者の30%、将来的には35%を女性にすることも求めている。

 稲田議員は「“努力しましょう”という法律ができ、そこに魂を入れるため、政府の第5次男女共同参画基本計画では“2025年に35%の候補者にしましょう”ということになった。しかし、こうしたものが政府与党である自民党の方針になったことはない。やはり真剣に取り組まなければいけないと思う。有権者の半分は女性であるにも関わらず、最終的に議員になっているのは10%。この現実を変えるためにも、まずは女性の候補者を増やしていくべきだ」と指摘。

 さらに「経済同友会の櫻田代表の発言の中に“なかなか女性が取りにこない”という話があったが、たしかにそういう面はあると思う。ただ、それは取りに行くことで責任が生じ、家庭などを犠牲にしなければならないかもしれないと考え、二の足を踏んでしまうからだ。育児も家事も男女の別なくやっていこうと働き方改革が進んでいるが、政治家の世界は夜の会合もきちんとこなさなくてはならないという風潮があるし、保守的な地域では“政治は男がやるもの”という意識もあると思う地元で活躍している女性を見ていても、夜に会合で“カレーやおでんを作ってから来たのよ”などと言う。そういうところが変わらなければ、ただでさえ“女性の政治家になったらあんなに大変なんだ、あんなに批判されるんだ”という中、少女たちが政治家を目指すということにはなりにくいと思う」と訴えた。

 稲田議員の話を受け、元新聞記者の「アゴラ」の恩田和編集長は「私は2000年に新聞社に入社したが、社内には女性の先輩が非常に少なく、地方支局に行ってみると女性は私一人だった。10年後、20年後の自分の姿も全くイメージできず、結局辞めてしまった」とコメント。作家の乙武洋匡氏は「海外のNGOなどに行くと、日本から飛び出して行った優秀な女性たちがいっぱいいる。スポーツ競技団体の理事の話もそうだが、やはり家庭、そして社会の風潮の問題に繋がってくると思う。例えば政治家になろうとすれば、パートナーや家族のサポートが必要不可欠だ。しかし妻が夫を支えることはあっても、夫が妻を支えることには世間体を気にする風潮があると思う」と指摘した。

 政府の規制改革推進会議のメンバーでもある慶應義塾大学特別招聘教授でドワンゴ社長の夏野剛氏は「若い世代の意識はかなり変化していて、うちの会社でも夫が育休を取り、妻が出社しているという社員のカップルがいる。問題は、その親世代で、未だに“嫁が”みたいなことを言う。だから古い”イエ観”が残っていることは事実だろう。しかし安倍さんは政府の会議の場で、委員の3割は女性にしろと明言していた。規制改革推進会議でも、4割以上は女性だ。政府ではそういうことできているし、しかも主導したのが自民党の総裁だったんだから、女性候補者を増やすということも率先してやってほしい」と話していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

6493名無しさん:2021/02/18(木) 21:39:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd863e67e705b7646a7b2eca7ac4be080f73bdaa
自民党、女性議員に党会議「見せる」が発言は認めず 方針表明
2/18(木) 11:34配信
BBC News
日本の与党・自民党は16日、党の主要会議に女性議員を招き入れる方針を示した。ただし発言は認めない考え。日本では東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が、性差別発言で辞任に追い込まれたばかり。

報道によると、自民党の二階俊博幹事長(82)が党役員連絡会で、男性が圧倒的に多い党幹部会議に女性国会議員5人がオブザーバーとして出席するのを認めることを提案した。

女性議員らは会議で発言はできず、会議後に限って意見を提出できるようになるという。

二階幹事長は16日の記者会見で、党幹部会議にもっと女性の視点を取り入れたいと述べた。

ロイター通信によると二階氏は、党執行部のほとんどが男性であることへの批判を認識しているとし、女性党員が意思決定過程を「見る」ことが大事だと話した。

「どういう議論がなされているのかを十分ご了解いただくことが大事だ。それをご覧にいれようということだ」

■女性が活躍から疎外

日本では長年、女性が政界や経済界から疎外されている。

世界経済フォーラムが昨年発表した、男女格差を示すグローバル・ジェンダー・ギャップ指数では、日本は153カ国中121位とされた。

衆議院は議員465人のうち、女性は10%程度の46人だけだ。世界的には女性議員の平均比率は25%となっている。

自民党は1955年以降、ほぼ政権を握り続けている。同党役員から成る執行部12人のうち、女性は現在2人しかいない。

■森会長発言問題

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森会長は今月3日、日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、会議の場に女性を増やすことについて、「時間も規制しないとなかなか終わらないので困る」などと発言した。

これに対して大きな批判が起こると、森氏は12日、「不適切な発言」をしたとして辞任を表明した。

トヨタなど東京オリンピックの主要スポンサー企業も、森氏の発言を批判した。

国会では女性議員らが抗議の表明として、白色の服を着用した。東京都の小池百合子知事は、オリンピック関係組織のトップが協議する「4者会議」への欠席を表明した。

今年夏に延期された大会のボランティア予定者で、辞退するとした人は400人を超えているとされる。

■「見慣れたやり方」としての何気ない性差別――大井真理子(BBCニュース)

日本人女性として、何気ない性差別に対しては、残念なことに長年のうちに慣れてしまった。ビジネス会合でも、職場の飲み会でも、家族の集まりでも、それは起こり得る。私を含め多くの日本人女性ははただ笑い、耳にしなかったふりをしてやり過ごす。

だから、森氏の発言が出た時も驚かなかった。自民党が会議に無言の女性の参加を認めるというのも、見慣れたやり方だ。

安倍晋三前首相の政権下で、政府は2020年までに女性のリーダーの数を増やすという目標を打ち出した。しかし達成できないとなると、政府は淡々と期限を10年先延ばしにした。

ただ単に女性の数だけを増やそうとするのではなく、教育から雇用に至るまでの根本的な改革が必要だ――。そうした批判が、日本では以前から出ている。

(英語記事 Japanese party invites women to 'look, not talk')

(c) BBC News

6494とはずがたり:2021/02/18(木) 23:27:30

弁えてる森さんを起点に役員会に発言権無しで参加の二階,男みたいな性格の竹下とまあ昭和がぞろぞろとよくもまあ出て来ますね〜。
みんな昭和的な感覚で一生懸命配慮してるのはよく解るんだけどw

6495チバQ:2021/02/19(金) 00:46:39
悪気がない、本人としては差別的だとは全く思ってない。
その辺の感覚がヤバイですよねー

6496名無しさん:2021/02/19(金) 06:15:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/5edf3433dc6bbec5e532669c6394cbc9fdf303b9
島根知事の聖火リレー中止発言 自民・竹下氏「不用意で注意する」
2/18(木) 11:52配信
産経新聞
 自民党の竹下亘元総務会長(衆院島根2区)は18日、島根県の丸山達也知事が県内での聖火リレー中止を検討すると表明したことについて「知事の発言は不用意な発言だ。注意しようと思っている」と述べた。首相官邸で菅義偉(すが・よしひで)首相と面会後、記者団の質問に答えた。

 竹下氏は首相との面会で、4月に行われる衆参両院の補欠選挙についても協議したと説明。丸山氏の発言は話題に上らなかったと語った。

 竹下氏はまた、4月25日投開票の補欠選挙などについて「われわれもしっかりやるが、首相からもしっかりやれといわれた」と説明。一方で、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、大きな会場に大人数を集めることは難しいことを踏まえ「首相はどういう選挙になるのかということは心配していた」と明かした。

 竹下氏は同日の竹下派(平成研究会)の会合でも「今は五輪に向けてもう一回態勢を作り直し、盛り上げようというところだ」と不快感を示した。会合後、記者団に対し「たぶん(全国)知事会の中でも支持する人はいない。世の中の空気と違うぞという話を(丸山氏に)しないといけない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61ce8a078634bef09d3a7a306d46a0232fd1bfb6
平野啓一郎氏、自民幹部の橋本聖子氏は「男みたいな性格」発言をピシャリ「こういう社会を変えないといけない」
2/18(木) 18:30配信
スポーツ報知
 芥川賞作家の平野啓一郎氏(45)が18日、自身のツイッターを更新。自民党竹下派会長の竹下亘元総務会長(74)がこの日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就任した橋本聖子前五輪相(56)について、「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界だ」と発言したと報じられたことを批判した。

 この日、竹下氏の発言を報じる記事を貼り付けた平野氏。

 「これでもかと続くな。こういう社会を変えないといけない」とピシャリ。「そこじゃないけど、ハグするのと、キスまでするのも意味が違うだろう」と橋本氏の過去のセクハラ騒動にも触れ、続けていた。

報知新聞社

6497名無しさん:2021/02/19(金) 10:30:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/bacdb1917a7a118857d2e906efba9635057b2d16
二階俊博「最悪の提案」に自民党女性議員が本気で怒りだした…!
2/19(金) 7:31配信
現代ビジネス
 「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかる」との発言で東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長を辞任した森喜朗元首相の後任に、橋本聖子五輪担当相が就任した。その後任の五輪担当相には、丸川珠代党広報本部長が就任予定(執筆現在)。世界が注目する騒動に発展した森元首相の女性蔑視発言から、思わぬ女性登用が実現した。

 だが現実では、日本の女性の社会進出は進んでいない。世界経済フォーラムが2019年12月に公表したジェンダーギャップ指数によれば、日本は153か国中で121位。ドイツ(10位)、フランス(15位)、英国(21位)、米国(53位)はおろか、中国(106位)や韓国(108位)にも及ばない。

 とりわけ低いのは政治の分野で、日本はほぼ最下位に近い144位だ。小泉政権時の2003年6月に掲げた「2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度」との政治目標は達成されないまま。目標年である2020年9月に成立した菅政権では女性の閣僚はわずか2名で、9.5%という絶望的な数字だ。

 しかも2020年12月15日に閣議決定された第5次男女共同参画基本計画では、その目標値を「2020年代の可能な限り早期に30%程度」と緩め、国政選挙での女性候補の割合を「25年に35%」と掲げたものの、努力目標にとどめている。

世界に流布された「自民党の前近代性」
 そうした体質を露呈させたのが、「女性議員を5名程度、オブザーバーとして参加させる」という2月16日の自民党役員連絡会の決定だ。

 これを提案した二階俊博幹事長は前日の15日、「自民党女性議員飛躍の会」の稲田朋美前幹事長代行らから「『真の女性活躍』に向けた緊急提言」を受け取ったばかり。

 同提言は森元首相の女性蔑視発言を踏まえて同会が作成したもので、「二階さんは女性議員の権利について理解がある」(同会メンバー)と期待されていたのだが、最悪のものが出てきたといえるだろう。

 さっそくロイターは“Japan's ruling party invites more women to meetings, as long as they don't talk”(日本の与党は女性議員が会議に参加することを容認するが、発言は認めない)と題した記事を世界に配信し、BBCも「自民党、女性議員に党会議『見せる』が、発言は認めず 方針表明」と報道した。あまつさえ、自民党の前近代性が世界に流布されたことになったのだ。

 実際に女性議員の割合は、自民党を中心とする院内会派は衆議院で7.5%、参議院でも15.8%と、立憲民主党を中心とする院内会派の13.3%・32.6%や共産党の25%・38.5%など他の政党と比べても低い(2021年2月3日現在)。

 自民党ばかりではない。連立を組む公明党も女性議員の割合は、衆議院では14.3%、参議院では17.9%と、決して高くはない。さらに2020年9月27日に開かれた党大会で衆議院選の公認候補が発表されたが、その中に女性候補の名前はなかったのだ。

6498名無しさん:2021/02/19(金) 10:30:34
>>6497

女性の活躍は、国の衰退に繋がらない
 問題はこうした現状を「おかしい」と思わない土壌だ。「女性という属性で差別はしていない。実力で判断している」との言い訳も聞くが、もしその通りだとすれば、女性議員の割合が9.9%の衆議院では「女性の実力は男性の10分の1にも満たない」ということになってしまうのだ。そこにフェアな競争原理が働いていないことは明らかで、そうしたいびつさが政治を歪める主因となっている。

 女性が政治で活躍することは、国の衰退に繋がらない。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は絶大なリーダーシップを発揮して世界政治をリードしているし、台湾の蔡英文総統やニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は新型コロナウイルス感染症の蔓延を見事に抑えている。活躍の場を与えられれば、能力を発揮できる女性は多いのだ。

 その実証をスペインで見ることができる。スペインはもともとカトリック教徒が多く保守的傾向が強かったが、全体主義的なフランコ政権下では女性の権利は全く否定されていた。

 しかしフランコ大統領が1975年11月20日に死去して独裁が終わると、民主主義が復活。ゴンザレス首相の下で女性の参政権が復活し、サパテロ大統領の下では男女共同推進政策がさらに推し進められた。

 ここで重要な点は、2004年の組閣で女性副首相(筆頭)など8名の女性閣僚が抜擢されたことと、2008年に平等省が創設されたことだ。

 女性登用の方針は現在のサンチェス政権にも受け継がれ、2020年1月の内閣改造では、23のポストのうち11を女性に当てがった。

 副首相枠である4つのうち、筆頭副首相をふくむ3つのポストは女性が占め、外相や国防相、財務相など要職も女性が獲得した。首都であるマドリード市の前市長と前々市長も女性であり、バルセロナ市の現市長も女性が就任している。

 そのおかげで、スペインのジェンダーギャップ指数は世界8位で、経済分野では72位(日本は115位)、教育分野では43位(同91位)、政治分野では8位(同144位)を占め、保健分野(スペインは93位で、日本は40位)以外では日本より優っている。

 こうした事実を踏まえれば、やはりクオーター制などを導入することで、客観的かつ大胆な改革を行う必要がある。決して旧い考えにとらわれがちな一部のトップの独断によって決めるべきではない。

6499名無しさん:2021/02/19(金) 10:31:11
>>6498

政治的な匂いは消えていない
 さて二階幹事長の「女性議員にご覧にいれよう」発言を踏まえて稲田氏らは2月18日、世耕弘成参議院自民党幹事長と面談し、次期衆議院選での比例区での女性候補擁立などについて申し入れた。19日には山口泰明党選挙対策委員長にも面談し、同様の申し入れを行う。

 この度の森元首相の女性蔑視発言で、女性の東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長が誕生した。

 これで東京五輪では、開催地である東京都知事、五輪担当相、組織委員会会長の3名が女性ということになるが、橋本組織委員会会長の任命の背景に橋本会長の「永田町の父」と言われる森元首相の影響が伺えたり、丸川五輪担当相抜擢の背景に丸川大臣と関係が良くない小池百合子都知事に対する牽制が垣間見えたりで、政治的な匂いは消えていない。

 さらに前日の「女性議員飛躍の会」の申し入れに対して2月16日の自民党役員連絡会でそれを無実化しかねない二階幹事長の「オブザーバー」発言が出たことに、役員連絡会に参加資格のある野田聖子幹事長代行や丸川広報本部長(当時)は奇異とは思わず、異議を唱えなかったのかという疑問も残る。

 7月23日の開会を5ヵ月後に控え、東京五輪はいよいよ悩ましさを増している。

安積 明子(政治ジャーナリスト)

6500名無しさん:2021/02/19(金) 10:32:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5bb8ca7c8e52c0dbd82f99da8a4cbcc5b93a6cb
橋本氏、ぎりぎりまで苦悩 森氏後任決着に政府・与党は安堵 東京五輪
2/19(金) 7:08配信
時事通信
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は、就任要請を受けるかどうかぎりぎりまで苦悩した。

 しかし、女性蔑視発言で辞任した森喜朗氏の後任として早い段階から有力視され、次第に外堀が埋まっていった。橋本氏の決断次第では大会の「顔選び」が混迷し、大会準備に支障が生じる恐れがあったため、政府・与党内には安堵(あんど)感が広がっている。

 「悩みに悩んだ末だったと思う。大いに期待している」。菅義偉首相は18日夕、橋本氏の就任について、ほっとした表情を記者団にのぞかせた。

 橋本氏は森氏の後継として、政府・与党内で「衆目の一致する適任者」(自民党関係者)だった。「女性、元五輪選手、森氏と話せるという3条件を兼ね備えた人は他に見当たらなかった」(政府関係者)からだ。

 複数の関係者によると、森氏が辞意を固めた段階で、首相自身も周辺に「橋本氏でいいのではないか」と漏らしていたという。

 一方、橋本氏は会長就任に一貫して慎重だった。五輪開幕まで5カ月あまりとなる中、新型コロナウイルスの感染収束は見えず、会長を引き受ければ大会を決行するかどうかの重い決断が待ち受ける。組織委幹部から就任の打診を受けても「さすがに無理」と断っていた。

 候補者検討委員会には政府から室伏広治スポーツ庁長官が参加したが、首相が自身の意向を検討委に伝えた形跡はない。森氏による川淵三郎氏の後継指名に「若い人か女性がいい」と難色を示したことが明らかとなり、官邸の介入と批判も出たため、表立った働き掛けは控えたとみられる。

 ただ、検討委が17日に橋本氏への就任要請の方針を固めると、官邸は後任の五輪相選出の準備に入った。橋本氏は18日午前に自民党ベテランから「もう引き受けるしかない」と電話で助言された際には、固辞の言葉をもはや口にせず、黙って聞いていたという。

 橋本氏をめぐっては、2014年にフィギュアスケートの男子選手にキスを強要したとされる問題を週刊文春が改めて報じ、野党からは「世界からどう見られるか」と不安の声も漏れる。しかし、政府・与党は「火中の栗を拾った」(麻生派中堅)として、橋本氏を全力で支える方針だ。

 政府関係者は文春の報道を「過去の話だ」と一蹴。自民党の竹下亘元総務会長は記者団に「橋本氏は男みたいな性格。スケート界はハグなんて当たり前の世界だ。それをセクハラと言われたらかわいそうだ」と擁護した。公明党幹部もセクハラとの指摘を一笑に付した。

6501名無しさん:2021/02/20(土) 07:45:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/699760ed1cdd9d8c758a2a57cff904775f670b5e
大物政治家子弟の「就職先」は “親の七光り”? 自民・二階幹事長と菅首相の息子は…
2/20(土) 6:01配信
SmartFLASH
 菅義偉首相の長男・正剛氏が、衛星放送関連事業もおこなう「東北新社」社員の立場で、放送行政を所管する総務省幹部との “濃厚接待” を報じられた。コロナ禍に世間が喘ぐなか、やはり “上級国民” は違うのか――。永田町と一流企業には、“子弟子女” を通じた蜜月があるのだ。

 麻生太郎副総理兼財務相の長男が、麻生家のグループ企業の社長に就く前の勤め先は、トヨタ自動車九州。二階俊博自民党幹事長の政策秘書を務める三男はANAと輝かしい。「麻生氏は経済関係の元閣僚、二階氏は元運輸相で、両社とも所管する企業にあたる」(政治部デスク)というが、なぜそこに子供を就職させたのか、首を傾げたくなる。

 なかでも、加藤勝信官房長官の長女や、安倍晋三前首相の実弟である岸信夫防衛相の長男を受け入れたフジテレビや、田村憲久厚労相の娘・田村真子アナがいるTBSなど、テレビ局が目につく。政治アナリストの伊藤惇夫氏は、「テレビ局は、電波行政を総務省が握っているため、政治家の子供という “人質” を取っておいたほうが安心なのでしょう」と語る。

 かつて、“親の七光り” で入社する企業として名前がよくあがったのは電通だという。

「電通は、利害に関わる政治家の子供を入社させることで、事業を有利に展開してきました。政治家の子を社内に囲っていること自体がメリットだったわけです。

 最近は、企業が政治家の関係者の子弟を “縁故入社” させたという話は聞かなくなりました。しかし、『週刊文春』が報じた菅首相の長男のケースは、反感を買っても仕方ない。東北新社の創業者は、菅首相の長年の支援者だったうえ、首相は総務相を務めたこともある。“親の七光り” と臆測を呼ぶのは、無理もないのです」(伊藤氏)

 こんな蜜月が健在では、政治家に “庶民性” など、求めようがない。以下の関連リンクでは、政治家子弟の就職先をご紹介しよう。


(週刊FLASH 2021年3月1日号)

6502名無しさん:2021/02/20(土) 07:46:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/1101457a4a13fd63cc1df2efd1ded3e761615d6c
菅首相長男疑惑 証拠音声でわかった人気急上昇中「イケメン議員潰し」
2/18(木) 11:15配信
東スポWeb
 菅政権にまたも“文春砲”だ。発売中の「週刊文春」は自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)の“夜のパパ活”疑惑と、菅義偉首相(72)の長男から総務省幹部が接待を受けた疑惑の続報という2発をセット。さっそく白須賀氏は17日に離党に追い込まれた。長男の疑惑ではイケメン議員へのよこしまな策謀も発覚。野党関係者は特に長男の疑惑に強い関心を持っている。支持率が上がる要素のない菅政権にとっては泣きっ面にハチだ。

「(緊急事態宣言下でもクラブ通いを)我慢できない人がいたらバカな方とのお墨付きになりますね。ただ、誰かはいるんじゃないでしょうか」と2月4日付の本紙で予言したのは横粂勝仁弁護士だが、やはり“バカ”は現れた。

 宣言中に高級ラウンジに行っていたことを暴かれた白須賀氏のことだ。週刊文春によれば、2月10日夜、若い女性と一緒にフレンチレストランで食事を楽しんだ後、ラウンジに“同伴”したという。

 報道を受けて、白須賀氏は17日に自民党本部に離党届を提出。集まった報道陣に「心からおわび申し上げます」と謝罪した。ラウンジに行った理由については知人が店長だったとし、「少しでも売り上げの足しになればと思ってしまった私が軽率だった」と明かした。新型コロナウイルスで困る店を助けようとしたと言わんばかりだ。

 白須賀氏は「次回の衆院選には出馬しない」と断言するも、議員辞職は否定した。「今、辞職すると補選となり、自民党にとって厳しい戦いとなることを配慮したのではないか」(永田町関係者)。

 白須賀氏の件より燃え上がりそうなのが、放送事業会社「東北新社」に勤める菅首相長男の件だ。同誌では録音データをもとに、長男と総務省幹部の密接な関係に迫っている。

「菅首相長男『ウソ答弁』証拠音声を公開する」と題した記事で、接待の席でどんな会話がなされていたかが詳細に書かれており、なかでも注目を引くのが自民党の小林史明元総務政務官(37)に言及したくだりだ。小林氏はBS放送の新規参入に前向きな人物で、菅首相長男と関係が深い東北新社にとって要注意人物だったことが会話から分かる。

 驚くのは総務省幹部が小林氏について「どっかで一敗地に塗(まみ)れないと、全然勘違いのままいっちゃいますよねぇ」と評価していること。官僚たちが気に食わない政治家潰しの策謀でもしているのかと受け取られても仕方がない表現だ。

 政界関係者は「官僚と政治家の力関係は官僚の方が上になりがち。というのも政治家が政務官や副大臣になっても、その専門に詳しい官僚から見ればヒヨッコ。政治家もそれが分かっているから特に幹部にはペコペコする」と指摘する。

 小林氏は当選3回の若手だが、現在はワクチン担当大臣補佐官を務めるホープでもある。しかも、イケメン議員としても注目を浴びている。総務政務官の経歴についても、小林氏はNTTドコモ出身だけに、総務省の分野について何も知らないわけではなかったはずだ。

「そこが官僚からすると鼻についたというのはあるでしょう。幹部なら若い政治家を潰すとは言わないまでも、『調子に乗るなよ』とコツンとすることぐらいはできる」と政界関係者は言う。

 いずれにせよ、生々しい話ができるほど菅首相長男サイドと総務省幹部は密な関係ということだ。

 もちろん野党は臨戦態勢。立憲民主党関係者は「菅首相の息子だからという“忖度”があったことをあぶり出したい。菅内閣のすべてがこうした忖度で決まっているという体質が果たしていいのか。そこを国会質疑を通して国民に判断してほしい」。菅政権は崖っ縁だ。

東京スポーツ

6503名無しさん:2021/02/20(土) 07:48:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e0af9e244c38c361f744ce3e7bde737673ae7a1
白須賀氏に辞職勧告を 自民千葉県議団
2/19(金) 18:41配信
時事通信
 自民党千葉県連会長の渡辺博道元復興相は19日、党本部で二階俊博幹事長と面会し、緊急事態宣言中の夜に高級ラウンジを訪れ離党した白須賀貴樹衆院議員=千葉13区=に対し、議員辞職勧告と除名処分を行うよう申し入れた。

 党千葉県議団の総意といい、二階氏は「重く受け止める」と応じた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60cfaf4cbf7d52145fdb2188bf393e67fe79b007
宮崎謙介氏、当選同期の自民党離党の白須賀貴樹衆院議員に「彼と銀座、赤坂に一回も行ったことない…レベルが違った」
2/18(木) 13:39配信
スポーツ報知
 18日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜・午前11時55分)で、自民党の白須賀貴樹衆院議員が新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言下の今月10日夜に東京都内の高級会員制ラウンジを訪れていたことを受け、同党に離党届を提出したことを報じた。

 白須賀氏のラウンジ訪問は17日に週刊文春の電子版が報じた。白須賀氏は次期衆院選に出馬しないと表明したが議員辞職は否定した。

 同党では今月に入り、銀座のクラブをはしごした松本純前国対委員長代理ら3人が離党したばかりだった。

 スタジオには白須賀議員と当選同期だった元自民党衆院議員の宮崎謙介氏が生出演した。宮崎氏は白須賀氏について「彼とは銀座とか赤坂に一回も行ったことない。同僚の居酒屋では一緒になったことはありますが、レベルが違うので一緒に遊ぶことは私はできなかった」と明かし「華やかな背景のある人なので一緒に行くと会計の時、困ると思っていた。別格、ある種ステージが違うと思っていました」とコメントしていた。

報知新聞社

6504名無しさん:2021/02/20(土) 07:49:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/e3a508cba8a4f66493228eb1df6606779712bdfe
橋本新会長 やっぱり離党、ドタバタ急転背景に“自民のドン”二階幹事長
2/20(土) 5:30配信
スポニチアネックス
 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)は就任から一夜明けた19日、丸川珠代五輪相(50)と引き継ぎを行い、都庁に小池百合子知事(68)を訪ね面会した。五輪に向け女性3人の新体制が始動した。自民党所属の参院議員と兼ねることに批判が集まっていた橋本氏はこの日、離党届を提出。一度は離党しないと公表したが、約3時間後に急転撤回。ドタバタのスタートとなった。

 この日午後、橋本氏は党本部で二階俊博幹事長(82)と面会し、離党届を提出。記者団に「透明性を持って国民に歓迎される会長を務めるには、政党に所属していては国民に理解してもらえない」と説明し、参院議員辞職に関しては「尊い議席はこのまま守りたい」と否定した。

 午前に二階氏と面会した後は、記者団に離党の考えを否定。だが、この日2回目の二階氏との面会後、一転して前言撤回となった。

 ドタバタ劇の裏に、自民党を牛耳る二階氏の存在が見え隠れする。この日午前、橋本氏は二階氏との面会前に出席した自民党北海道議員の会合でも「IOC(国際オリンピック委員会)や党本部などと相談し議員辞職や離党は必要ないとの判断に至った」と出席者に説明。「議員辞職はまだしも、離党は不可避」(組織委関係者)が大方の見方だっただけに、周辺には驚きの声が上がった。

 五輪憲章にうたわれている政治的中立。過去にロンドン五輪組織委員会の会長を務めたセバスチャン・コー氏が上院議員と兼任した例があるが、上院は終身任期制。選挙で選ばれた自民党議員とは立場が違う。

 女性蔑視発言から引責辞任した森喜朗前会長(83)も、愛弟子の橋本氏に組織委会長になるには「離党して議員を辞める必要がある」とはっきり伝えていたとされる。「橋本氏が議員辞職や離党に難色を示したので、決定まで時間を要した」(同関係者)という。

 離党せず会長職を務める選択に野党や世論が猛反発。橋本氏も五輪開催や国会審議への影響を回避するため、離党に方向転換した。

 元アスリートでもあり、政界の父と慕う森氏の姿勢からも、橋本氏は当初から離党の必要性は理解していたと思われる。「橋本さんは、離党しなくていいと勘違いしてしまっていた。党本部、いわゆる二階さんが離党しなくてよいとしたのでしょう」(自民党若手議員)と、二階氏からの許可があったとの見方がある。「離党せず」を翻意したのも二階氏との面会直後。与党関係者は「二階氏の言動に橋本氏は振り回されたようだ」と話した。

 組織委の混乱を鎮めるために就任した新会長のブレた決断。離党という判断ですら背後の重鎮の意見で変わる橋本氏の判断力、運営力の危うさが、いきなり露呈する形になってしまった。

 《家族に反対されていた》橋本氏はこの日夕、日本テレビ「news every.」に生出演。離党について「当初IOCの見解は“問題ない”ということだったが、大臣を兼務することは許されないので、辞職し行動規範を順守して会長職を全うしたいと考えた」と明かした。会長就任には家族の反対があったと言い「子供たちに“オリパラ担当で最後まで頑張るのがお母さんらしい”と言われ悩んだ」と告白。「検討委員会の内容をうかがい“アスリートファーストの大会を成功させるのは、アスリート出身の橋本しかいない”と言われ私の魂に火が付いた」と語った。

 《初日あいさつ「魂込めて全う」》橋本氏は新たな職場となった都内の組織委に初出勤し、リモートを通じて全職員にあいさつ。「オリンピアンとしての魂を込めて会長職を全うする」と決意表明した。内閣府では、後任となる丸川五輪相と引き継ぎ式を行い、コロナ対策など重点的な課題を伝達。都庁では小池知事を表敬訪問。「会長という立場で小池知事とやっていけるのは大変に光栄」と話し、小池知事も「スケートも自転車も最後の1周は凄く厳しいと想像する。今、我々はそこにいると思う」と橋本会長が携わった競技を現状に重ね、協力する姿勢を示した。

6505名無しさん:2021/02/20(土) 07:51:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/2334f228bc40dbfd9dd8c6842bbe5f3f5eda35a5
DAIGOへの世代交代に期待も 時代に取り残された「島根の王」竹下亘会長の落日 〈週刊朝日〉
2/19(金) 16:23配信
AERA dot.
 自民党竹下派会長、竹下亘衆院議員の発言が相次いで炎上している。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長に就任したばかりの橋本聖子氏に対し、セクハラ擁護発言をしたり、島根県の丸山達也知事の五輪発言に噛みつき、反発を招いているのだ。

「橋本氏が会長になって、これからという時にいらんこと言って、何を考えているのか」

 自民党のベテラン議員はこうぼやく。

 竹下氏は2月18日の派閥会合後に橋本新会長のセクハラ問題についてコメントを求められ、「スケート界では男みたいな性格でハグなんて当たり前の世界だ」「それをセクハラと言われたらかわいそう。別にセクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」「理解してあげて」などと発言。

 竹下派の加藤勝信官房長官が翌19日の記者会見で「男女共同参画という観点から、いろんな疑問が出されている」と火消しに追われた。

 竹下氏は「男勝りと言いたかった」などと訂正したが、後の祭りだった。炎上はこれだけではない。

 竹下氏の地元、島根県の丸山知事はコロナ感染対策への不安から、オリンピックの聖火リレーの中止を検討すると語った。この件に触れ、「島根はコロナに一番遠いところにいる。何を言うんだ。一番遠いところが言い始めるのは、どうなのか」と丸山氏を非難。

 そして「私が知事を呼んでしっかり注意をしなくてはいけない」とまで言い放った。SNSでは国会議員が知事を注意するという趣旨の発言に「上から目線」とまたも大炎上した。

 五輪組織委員会会長だった森喜朗元首相は女性蔑視発言で辞任に追い込まれたばかりのところへ、竹下氏の「セクハラ擁護」「上から目線」発言と問題が相次ぎ、自民党幹部は頭を抱える。

「竹下氏は橋本氏を擁護するつもりで言ったのでしょうが、落ち着きつつあった森氏の発言まで再浮上してしまった。橋本氏はまた、ひとつ難題を抱えることになる」

竹下氏の炎上発言には、島根県独特の政治風土があるとも指摘する。

 これまで島根県は竹下氏の異母兄、竹下登元首相、青木幹雄元参院幹事長という大物が牛耳ってきた竹下派王国。兄の登氏の他界、青木氏の引退で竹下氏にバトンがまわってきた。兄の秘書として長年、使えた竹下氏は後継者として衆院議員のバッジをつけ、政界入り。復興相、党三役も務め、竹下派の派閥会長にも就任した。

 その影響力を最大限に見せつけるはずだった2019年の島根県知事選で、竹下氏が推す、自民党候補に丸山知事が圧勝。島根県議会では、自民党会派が丸山氏を支えるというねじれになっている。この敗北により、これまで脈々と続いてきた「竹下派支配」が崩れてしまったのだ。

「竹下氏は子分のような県議、市議らに反旗を翻され、知事選は負けた。竹下王国の威光は大きく後退した。丸山知事へ注意したのは、永田町での影響力を見せようとしたのでしょうが、完全に裏目に出ました。丸山氏周辺は竹下氏が嫌味を言っているという感じ。丸山氏の発言は、コロナが東京などと比べて圧倒的に少ない島根県知事として提案に過ぎない。竹下氏の苦言は気にしていないでしょう」(自民党の島根県議)

 ガンを患い、闘病から復帰してまだ日が浅い竹下氏。

「選挙で負けた丸山氏には普段から愚痴っている。その延長のような発言ですが、派閥会合という公の場で言うとまずい。竹下氏は去年の総裁選でも出遅れて、派閥トップとして統率力がないと内部で不満が出ている。橋本氏のセクハラ擁護発言も丸山知事への苦言も竹下派が鉄の結束を誇った時代なら世間もスルーしてくれかもしれないが、今は派閥の数も減って、影響力が低下。時代が変わり、昔のようにはいかない」(竹下派の国会議員)

 地元では「そろそろ、地盤を登氏の孫にあたるDAIGOに譲った方がいいのではないか」という声も出ているという。(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

6506名無しさん:2021/02/20(土) 07:51:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/8022a96864c9249234592b73219a175a286e8256
自民・竹下亘氏 五輪巡りハラスメントの失言コンボで批判殺到
2/19(金) 15:50配信
女性自身
東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長の選任をめぐって2月18日、混乱の末に橋本聖子氏(56)が正式に選出された。

森喜朗氏(83)の女性蔑視発言による会長辞任に政界や経済界のトップ陣がコメントを出すものの、さらなる“失言”によって波紋が広がり続けている。

自民党の竹下亘元総務会長(74)は橋本氏が会長に決定した同日、彼女が過去に起こした“セクハラ問題”について言及。だが、そのコメントに批判が殺到しているのだ。

「週刊文春14年8月28日号によると、ソチ冬季五輪閉会式後の打ち上げパーティーで橋本氏はフィギュアスケート男子の高橋大輔選手(34)にキスを強要したとのこと。『初恋の先輩に似ている』と周囲に話していた橋本氏は、“大ちゃん”と呼ぶほど高橋選手がお気に入り。橋本氏は『強制した事実はない』と否定したといいます。しかし彼女から迫るような“キス写真”は、今もネット上に拡散されています。結果的にJOCは不問としましたが、今回の新会長選任をめぐって蒸し返されたかたちとなりました」(スポーツ紙記者)

各メディアによると過去の騒動が問題視されている橋本氏について、竹下氏は「スケート界では男みたいな性格で、ハグなんて当たり前の世界」とコメント。さらに「セクハラと言われたらかわいそう。セクハラと思ってやっているわけではなく、当たり前の世界である」と擁護したという。

その後、事務所を通じて「男勝りと言いたかった」と訂正した竹下氏。だがジェンダー問題が取り沙汰されているなかで、「男みたいな性格」や「セクハラと思っていない」「当たり前」などと主張したことに厳しい声があがっている。

《ハグとキスは全く違います。なぜ男女で例えるのか。一連の騒動を全くご理解いただいていない》
《ご自身が当たり前と思っている価値感自体に問題があれば、それを言動に表すことはハラスメントを起こします。ご自身は橋本氏を擁護しているつもりかもしれませんがなってないですよ》
《この人は、何処に向いて、誰に対して話しているのか。危機感も無い、問題点も分からない人間は国政に要らない》

■島根県知事にも“上から目線”で苦言

橋本氏を擁護したつもりが、かえって物議を醸してしまった竹下氏。しかし、彼の“失言”はこれだけに留まらなかった。

大会開催まであと5カ月と迫るなか、島根県の丸山達也知事(50)は17日に聖火リレー中止の意向を表明。各紙によると新型コロナウイルスに対する政府や東京都の対応が不十分として、現状のままでの大会開催に反対姿勢だという。1カ月程度の状況を踏まえて、最終判断をすることになった。

すると慎重な丸山知事に対して、竹下氏は18日に「困惑している」「発言は不用意だ」などとコメント。加えて「知事を呼んで、注意をしっかりしないといけない」「知事会でも誰もついてこないのでは」などと、苦言を呈したのだ。

地方行政のトップとして、執行権を持つ知事。緊急事態宣言下において改正された特別措置法では権限も強化され、その責任の重さは一段と増している。そんななかで、衆議院島根2区選出の国会議員で立場の異なる竹下氏に「上から目線」と批判の声があがっている。

《県のトップは知事だ。単なる一国会議員如きに何の権限も無い。勘違いも甚だしい》
《注意って言葉を選んでる時点で上から目線だなと感じますね。立場が違うので注意はおかしいなと》
《は? これってパワハラやんか。 県民の事を最優先に考えた上の苦渋の決断だったのに。何を注意するつもりですか?? 竹下氏は何を具体的にどう注意するか説明しろ》

五輪をめぐって同日中に“失言コンボ”を繰り出してしまった竹下氏。当の本人は、世間からの声をどう受け止めているのだろうか。

6507名無しさん:2021/02/20(土) 07:53:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/7344f53bad8b206d36ee27bb6947f46820ea82c7
「森さんは女性を否定したわけじゃない」亀井静香氏が会長辞任劇、コロナワクチン接種を斬る
2/19(金) 18:42配信
FNNプライムオンライン
新型コロナウイルス感染拡大に対する緊急事態宣言下、ワクチン接種がいよいよ始まった。一方、今夏開催予定の東京オリンピック・パラリンピックは、森喜朗前組織委員会会長の女性蔑視発言による会長辞任劇でその行方が益々混迷の度を深めている。菅政権が発足して5ヶ月がたち、年内に国政選挙が控える中、この国の政治と社会はどこに向かうのか。かつて菅総理の国政デビューを後ろ盾し、森氏とも気脈を通じる亀井静香元建設相に聞いた。

「森さんは辞めたいなら辞めればいい」


――森会長が組織委員会会長を辞任されました。今回の騒動をどうご覧になっていますか。

亀井氏:
近いうちにちょっと彼と会うことになっているけどね。彼が辞めるといったんでしょ。辞めたいなら辞めればいいんだよ。だいたいね、オリンピックって騒ぐけど、昔のオリンピックはスポーツの頂点、華だったんだよ。ところがいまは種目ごとに世界大会がどんどん開催されているでしょう。それともう1つ、オリンピックは商業主義に毒されてしまった。もう昔のオリンピックとは違う。だからそういうオリンピックをまるで神様がやってくるみたいにありがたがる必要はないでしょ。

――東京オリパラは今夏行われると思いますか?

亀井氏:
オリパラはやれるわけがないじゃない。スポーツというのは、肌と肌が接しあう、息をかけ合うんだよ。物理的にできっこないでしょ。今の検査は陰性が陽性になったりして完全なものじゃないわけだし。



「森さんは女性を否定したわけじゃない」


――森さんの会長辞任の理由としてあったのが女性蔑視ともとれる発言でした。

亀井氏:
女性蔑視?ふざけたこといいなさんな。森さんは女性を否定したわけじゃない。女性の役割が非常に大事だということを彼はしっかりと認識して説明していますよ。



――今回の辞任劇の背景に小池東京都知事の四者会合欠席の意向があったと報道されています。

亀井氏:
そんなことないよ。それでどうこう判断する森さんじゃないよ。マスコミは少しくらい彼女を批判する記事があってもいいと思うよ。だから彼女ものぼせすぎているんじゃないか。

6508名無しさん:2021/02/20(土) 07:54:11
>>6507

「菅さんの初の国政選挙を応援したんだ」


――菅総理が昨年9月に就任してから、約5ヶ月になります。亀井さんは菅総理と昔からの付き合いだと聞いていますが。

亀井氏:
菅さんが横浜市議のとき私が自民党の政調会長で、私の知人の藤木幸夫さん(横浜港湾協会会長)から「国政に出るので応援してやってくれ」と言われ、横浜まで行って彼を応援したというのが始まりだね。



――菅政権は発足当初は高い支持率でしたが、いまは支持と不支持が拮抗しています。その理由の1つが「コロナ対策が後手に回っているんじゃないか」という国民の不信感がありますが。

亀井氏:
コロナより先手を打つことは無理だね。コロナという虫は利口な虫でさ、対応はそう簡単にはいかない。その中で菅さんは悪戦苦闘しているわけで、彼が全知全能の神なら別だけど、ぴたっと当てはまるようなことができるわけない。批判が出てくるのは仕方ないけど、これは誰がやっても目の覚めるような対策はできるはずがないですよ。



「菅さんはよくやっていると評価すべき」


――今回の特措法の改正では入院拒否、時短拒否に過料を課すことになりました。

亀井氏:
まあこれはね、簡単に言うとイギリスのようにロックダウンする方法もあるけれど、日本でやったら政権が倒れるわい。日本人というのは「座禅を組むようにじっと耐えましょう」と言われてオッケーする国民じゃないですよ。だから菅さんはそういう国民性の上に乗っかっていまやれることをやっているんで、これはよくやっていると評価してやるべきじゃないのかな。



――いよいよ日本でもワクチン接種が始まりました。菅総理は担当大臣として河野太郎さんを抜擢しましたが、この人事についてどう思いましたか。

亀井氏:
能力があると思ったのかね。しかしいままでの所管の延長線上を離れてやることはなかなか困難が伴うな。河野太郎はよく知らんけどね。河野一郎さん(※)はごつい人だったけどなあ。息子の洋平さんは柔らかい人だった。総理になれなかったのには、俺も責任あるけどね(笑)

(※)元副総理。河野太郎氏の祖父。

6509名無しさん:2021/02/20(土) 07:54:24
>>6508

「ワクチン接種なく選挙やるのは自殺行為」


――2021年は衆議院選挙がありますが、いつごろの時期になると思いますか。

亀井氏:
ギリギリ解散ってことはやらんだろう、見通しとしてね。コロナの問題があるから、ワクチンが6月か・・。とにかくワクチンを接種した後だよ。だから都議選と一緒にやったらどうなの。選挙というのは人と接触するから、ワクチンも打たないで選挙をやるのは自殺行為ですよ。そういうのは絶対やっちゃいかんわな。菅さんも考えているはず。



――今の野党の動きはどうみていますか?

亀井さん:
野党はね・・・あって無きがごとしじゃないの。玉木(国民民主党代表)なんか優秀だけど、何しろ野党に共通しているのは、度胸と胆力がないんだよ。突き進んでいっても「誰かついてくるかな」、「マスコミが支持してくれないかな」とか、そんなことばかり考えているから、結局気がついてみれば国民がもうそっぽを向いちゃっているな。どの新聞見ても非常に支持率が低いし、期待感がないということだな。

「株価3万円はバブルと菅さんに教えてやる」


――日経平均株価が3万円を突破しましたけど、これについてどう思われますか。

亀井氏:
バブルだから。金の行き場がないからしょうがない。マネーゲームだな。これは庶民や実体経済には関係の無い話だな。この株の状況というのは良くないね。だから今度菅さんに会ったら教えてやろうと思っているけど、兜町の株が上がった、下がったと一喜一憂しているのは1部の人間だけだよ。



――こうしてお話を伺っていると、菅総理に対してとても心情的に近いのを感じますね。

亀井氏:
キラキラする人間じゃないからいいんだよ。だいたいいまの総理は、お父さんやおじいちゃんが大変な政治家で、その子どもや孫だわな。福田さんも安倍さんも麻生さんもそうだし。だが菅さんだけは土の匂いがするんだよ。だからこのままでいくべきだと私は思っている。彼の良さは土の匂いなんだよ。

「菅さんも二階幹事長も土の匂いがする」


――菅総理はいまのままでいいと。

亀井氏:
ただね、最近彼は新自由主義者を次から次へと登用しているでしょ。これは良くないことだよ。権力を握った人間が陥りやすい。たとえば豊臣秀吉みたいな百姓の子どもが天下を取ったらキンキラキンが好きになっちゃった。菅さんもそれと同じだ。竹中平蔵やアトキンソンとかキラキラするような新自由主義者になびき出して危険な兆候だな。



――二階幹事長は派閥の後輩ですよね。

亀井氏:
そうだよ。すっと派閥に入ってきて乗っ取りやがった(笑)。彼も人相を見たらわかるだろ。土の匂いがするんだよ。それが彼の持ち味だから、それを活かして政治をやるのがいいんだ。だいたい国民もいかんのだよ。自分に無いキラキラしたものに憧れちゃう。日本人はね、そういうものに憧れるところがあるんだね。

――ありがとうございました。

【執筆:フジテレビ 解説委員 鈴木款】

鈴木款

6510名無しさん:2021/02/20(土) 12:36:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0fa68f36bceee71025945c9905f0e9264114674
自民広報本部長に有村氏 丸川氏後任で綱引き
2/20(土) 7:38配信
時事通信
 自民党は19日、丸川珠代五輪担当相(細田派)の後任の広報本部長に、有村治子元少子化担当相(麻生派)を充てることを内定した。

 人事をめぐっては細田派と二階派が自派議員を押し込もうと綱引きを展開。最終的に両派以外から選ばれ、痛み分けとなった。

 広報本部長は菅義偉首相(党総裁)が出席する役員会のメンバー。閣僚経験者が就くケースもある重要ポストだ。

 先に動いたのは党内最大の細田派。丸川氏が同派の橋本聖子前五輪相の後任に起用されると見越し、その人事の決定前から派幹部が首相に働き掛けた。具体的には稲田朋美元防衛相、森雅子前法相の名が挙がった。

 これに反発したのが二階派。「広報本部長は細田派の指定ポストではない」として自派の片山さつき元地方創生担当相を推し、18日には幹部が二階俊博幹事長と対応を協議した。

 今回の人事は東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長による女性蔑視発言が発端だけに、「女性枠」とするのが党内の空気。竹下派の小渕優子元経済産業相の名も取り沙汰された。

 結局、下馬評に上がっていなかった有村氏とすることで決着。党関係者は「細田、二階両派の対立激化を避ける必要があった」と解説した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e3b239ecd30a402fd08040bef7a2caf80f2b9a
3次補正でGo To予算1兆円 二階幹事長らは過ちを繰り返すのか
2/20(土) 7:05配信
NEWSポストセブン
 日本は、猛威を振るう新型コロナウイルスの対応に失敗した国だと言わざるを得ない。医療面では、人口あたりの病床数が先進国でも飛び抜けて多いにもかかわらず、重症患者やハイリスクの高齢者が病床不足で入院できない医療崩壊を招いた。

 さらに菅政権は、感染対策において大きな失敗をする。それは「Go Toキャンペーン」だ。

 推進したのは、全国旅行業協会会長で“観光業界のドン”である二階俊博・幹事長が最高顧問を務める「自民党観光立国調査会」だ。

 会長は二階氏の“右腕”と呼ばれる林幹雄・自民党幹事長代理、事務局長は福井照・元沖縄北方相、事務局次長は二階側近の門博文・代議士と二階派議員が幹部に並ぶ。

 菅氏と二階氏は感染第2波が始まっていた昨年7月にGo Toトラベルを見切り発車すると、9月の総裁選で二階氏は菅氏を強力に支援して総理の座につけ、Go Toで旅行者が増えていた10月に二階派は盛大な政治資金パーティーを開催した。就任したばかりの菅首相が「二階会長をはじめ、皆さまに大変世話になった」と挨拶している。

 Go Toトラベルは緊急事態宣言で停止期間が延長されたが、同調査会の面々は再開に動いている。菅首相が緊急事態宣言を発出した今年1月7日、二階氏や林氏ら同調査会幹部と官公庁、旅行業界幹部が自民党本部に集まり、宣言の解除後に早期にGo Toトラベルを再開するよう求める提言を決定。政府は第3次補正予算でGo Toに約1兆円の予算を追加した。

 二階氏が政治力によって菅首相を動かし、感染収束する前にGo Toトラベルを再開させれば、昨年の二の舞になりかねない。経済ジャーナリスト・荻原博子氏が語る。

「Go Toは本来、コロナ後の政策です。菅さんは感染防止と経済の両立というが、二階さんに総理にしてもらったから貸し借りで再開するというのは経済対策でもなんでもありません」

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

6511名無しさん:2021/02/20(土) 19:10:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3d0a7118c84a85c02bad1e10c7d78066fb24341
3週間で10回!止まらぬ自民党の“失態”に「わざと?」の声
2/20(土) 16:36配信
女性自身
「スケート界で男みたいな性格なので、ハグなんて当たり前だ。セクハラと言うのはかわいそうだ」

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長(56)をこう擁護したのは、自民党の自民党の竹下亘元総務会長(74)。各メディアによると、これは18日に橋本会長が過去に報じられた“セクハラ疑惑”について竹下氏が見解を述べたものだ。竹下氏はその後、「男勝りと言いたかった」と訂正したが、厳しい声が相次いだ。

また同日、竹下議員は17日に東京五輪の聖火リレー中止の意向を表明した島根県・丸山達也知事(50)に「知事を呼んで、しっかり注意しないといけない」とコメント。これにも吉村洋文大阪府知事(45)も「なぜそんなことを言われないといけないの」と反発を示すなど、批判の声があがっている。

ここ数週間、自民党所属の議員らによる失言や失態が多発している。

1月26日に松本純衆議院議員(56)が、緊急事態宣言中に銀座のクラブに深夜まで滞在していたことを『デイリー新潮』が報じた。報道を受け「一人だった」と説明した松本議員だが、後日、ともに自民党の田野瀬道元衆議院議員(46)、大塚高司衆議院議員(56)と行動をともにしていたと、嘘をついたことを告白。これにより3氏は自民党から離党勧告を受け、離れることに。

この一件は日本中から批判を浴び、自民党議員による“失態”は減るかと思われたが、むしろ加速していくことに。

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長(83)が2月3日、臨時評議員会で「女性がたくさんいる会議は時間がかかる」と発言し、批判が殺到。連日、メディアで大きく取り上げられていた。

そんな状況でも、8日に自民党の二階俊博幹事長(82)は、森前会長の発言について「(森元会長が)撤回を既にしたことだし、問題はない」と擁護。世耕弘成参院幹事長(58)も森前会長について「余人をもって代えがたい」と続投を求めて、批判を浴びていた。

また16日、同党の役員会や総務会に女性議員をオブザーバーとして参加するよう提案した二階幹事長だが、参加した女性議員に発言権がないことも問題視されていた。

さらに松本議員の報道があったにも関わらず、2月17日緊急事態宣言中に白須賀貴樹衆議院議員が高級ラウンジに午後10時ごろまで滞在していたことが『文春オンライン』で報じられた。同日、白須賀議員は離党した。

他にも、鶴保庸介元沖縄北方相(54)と門博文衆議院議員(55)の公設秘書が、緊急事態宣言中にカラオケバーで会食し、新型コロナウイルスに感染。山口泰明選対委員長(72)の衆議院本会議中に禁止されている携帯電話を使用したことなど、枚挙に暇がない。

松本純議員の報道があった1月26日から竹下議員の失言があった2月18日までの期間で、本誌が確認できた自民党の失態や失言はなんと10件!

あまりにも頻発する自民党関係者の“失態”に、SNS上では呆れる声が相次いでいる。

《自民党の人はわざとやってるのか? と思うくらいの失言のオンパレードですね》
《最近の自民党はわざとオリンピックを中止にしようとしてるんじゃないかなって思うくらい失態続くね》
《最近の自民党は見えてる地雷をわざと踏んで、ガソリンを撒き散らしていくスタイルだよなー》

6512チバQ:2021/02/20(土) 22:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/e52a41e997aec266cfcba29294418efde84a66fa
「トカゲの尻尾切り」総務省2幹部更迭 会食説明一転、深まる疑惑
2/20(土) 10:52配信

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西日本新聞
国会議事堂

 総務省の幹部4人が放送関連会社に勤める菅義偉首相の長男から接待を受けていた問題は、会食した同省局長が所管事業に関するやりとりがあったと一転して認めたことで疑惑がさらに深まった。政府は幹部2人の更迭を発表して幕引きを図るが、野党は「首相の長男だから、特別扱いしたのでは」と追及姿勢をさらに強める。批判は与党内からも上がり始めており、政権は新たな難題を抱えた格好だ。 

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「(衛星放送に関する)発言はあったかもしれない」。総務省の秋本芳徳情報流通行政局長は19日の衆院予算委員会で、衛星放送の話題が会食の場で出たと認めた。長男の会社の子会社は衛星放送事業者で、同省は衛星放送の許認可権を有している。秋本氏はこの日、「(長男らは)利害関係者と認識している」とも答弁した。

 秋本氏の説明は連日、二転三転している。17日の衆院予算委では、会食の趣旨を「東北出身者らの懇談」とし「衛星放送が話題に上った記憶はない」と答弁。同日付の「文春オンライン」が「BS」という衛星放送を示す言葉を含む音声を「会食時の記録」として公開すると、18日はこの部分とは別のやりとりのみを「自分の声」とした。立憲民主党などは不自然さを指摘し、審議拒否に打って出ていた。

 「うそにうそを固めている」(自民党関係者)「後手後手になることが信頼を落としている」(自民中堅)…。総務省サイドの姿勢に、与党内からも疑問の声が上がる。

 武田良太総務相は19日、秋本氏ら接待を受けた幹部2人を更迭する人事を発表した。総務省の上層部は更迭の意図について「正式な処分結果が出る前に先手を打つことで事態の収束を図ろうとした」と強調するが、野党側は「トカゲの尻尾切りだ」(立民の辻元清美氏)と反発。「放送行政はゆがめられていない」との武田氏の答弁も問題視し、「組織ぐるみの隠蔽(いんぺい)だ」と攻勢を強める。首相の身内が関与する問題で、政権にダメージを与える戦略だ。

 一連の問題で予算委は日程に遅れが生じている。今国会では新型コロナウイルスに対応する改正特別措置法を優先したため、政府、与党が年度内の成立を目指す2021年度予算案の審議日程に余裕はない。

 政府関係者によると、首相は「全て武田氏に任せている」と周囲に語る一方、いら立ちを隠せない様子だという。 (森井徹)

西日本新聞

6513名無しさん:2021/02/21(日) 19:53:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/e98deadb91acde18df6e8b581e4f2eef69741972
【点描・永田町】案里被告議員辞職の“権謀術数”
2/21(日) 19:03配信
時事通信
 「広島の乱」とも呼ばれた2019年参院選広島選挙区での巨額買収事件で逮捕・起訴され、1月21日に一審の東京地裁で有罪判決を受けた参院議員の河井案里被告(自民離党)が3日、議員辞職し、控訴も断念したことが政界に波紋を広げている。当初から「無罪」を主張し、公判で徹底抗戦を続けてきただけに、控訴期限(4日)直前のギブアップには「裏に何かある」(立憲民主党幹部)と勘繰る向きが多いからだ。検察側も控訴せず、案里被告の懲役1年4月、執行猶予5年の有罪判決も確定。これにより、案里被告の当選も無効となって参院広島選挙区の1議席は再選挙となり、4月25日実施の衆参統一補欠選挙に組み込まれる。その結果、現時点ではすでに決まっている衆院北海道2区と参院長野選挙区と共に「4・25決戦」は“トリプル選挙”となる見通しだ。
 そこで注目されるのが、菅義偉政権発足後初の国政選挙となるこの4・25決戦の勝敗と、それによる政局への影響だ。昨年末にダブル補選が決まったことを受け、年明けに自民党の下村博文政調会長が「両方負ければ政局になる」と発言、二階俊博幹事長を激怒させて謝罪したが、それ以来下村は「政局会長」と揶揄されている。
 これは、4・25決戦の勝敗が政権危機につながることへの首相や二階氏の強い不安の表れでもある。というのも、すでに補選実施が決まっている「鶏卵」汚職での吉川貴盛元農林水産相(自民離党)の議員辞職に伴う衆院北海道2区と、立憲民主党参院幹事長だった羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴う参院長野選挙区は、いずれも野党側の勝利が確実視されているからだ。自民党はすでに北海道2区では不戦敗を決め、参院長野は候補を擁立するものの「野党側は故羽田氏の弟を擁立しての弔い選挙なので勝ち目はない」(地元県連)と諦め顔だ。
◇克行被告議員辞職の“ウルトラC”も
 ただ、2人区の参院広島は残る現職が立憲民主党所属議員で、自民党は「4年後の改選をにらむと、野党は強力な候補を出しにくく勝機は十分」(選対幹部)と読む。だからこそ、4・25決戦の全敗を回避したい自民の思惑が、案里被告辞職の背景にあるとみられるのだ。案里被告議員辞職の直前には、コロナ感染拡大による緊急事態宣言下での与党4議員の「銀座の夜遊び」が発覚し、それぞれ議員辞職や離党に追い込まれている。それだけに、事件発覚以来雲隠れを続けてきた案里被告に対する「歳費泥棒」(立憲民主幹部)との批判が加わることでの政権運営への打撃を恐れる首相や二階氏が、「水面下で案里被告に圧力をかけた」(閣僚経験者)との臆測も広がった。
 そこで、自民党内の一部でささやかれているのが案里氏の夫で元法相の河井克行被告(自民離党)の議員辞職説だ。克行被告の公判は途中で案里被告とは分離され、結審は今年度末以降とみられている。克行被告も徹底抗戦の構えだが、首相の元側近でもあり、「判決が出る前の3月15日までに議員辞職すれば、衆院広島3区も補選となる」(自民選対)からだ。克行被告の離党に伴い、すでに広島3区では与党統一候補として斉藤鉄夫・公明党副代表の擁立が固まっている。与野党全面対決の構図となるのは確実だが、圧倒的保守地盤とされる広島だけに「自公が一体となって戦えば負けない」(自民幹部)との声も多い。そうなれば「4・25決戦も自民の『2勝2敗』となって政権危機も避けられる」(同)という“ウルトラC”の策謀だが、「有権者に見透かされて、かえって傷口を広げるだけ」(自民長老)と冷笑する向きも少なくないのが実態だ【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」2月15日号より】。

6514名無しさん:2021/02/22(月) 06:04:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/40c00b15b4a172b9fb2925099c7cf27ea0f174c4
自民・牧島氏「発言権ない出席求めず」 二階氏の提案に
2/21(日) 19:52配信
朝日新聞デジタル
 自民党青年局長の牧島かれん衆院議員は21日、党の幹部会議に女性議員をオブザーバー参加させると二階俊博幹事長が提案したことについて、「発言権のないオブザーバー出席は求めていない」と指摘した。二階氏の提案には党内外から批判が出ており、牧島氏は「(女性のオブザーバー参加は)なくなるという風に聞いている」と明らかにした。

 「選択的夫婦別姓」の導入をテーマに開かれた朝日新聞のオンライン記者サロン「#いつになったら選べますか 夫婦別姓」に出演し、語った。

 オブザーバー参加をめぐっては、16日の党役員連絡会で二階氏が提案。党幹部らによると発言権はなく、あくまで「見学」にとどまる見通しとされたため、女性議員から批判の声があがり、ネット上でも批判が広がった。

朝日新聞社

6515チバQ:2021/02/22(月) 08:46:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/54b087e3a95e37f9cd46a96e1ae189d11c0b0fda
自民・岸田氏、負けられぬ戦い 参院広島再選挙 総裁選再挑戦にらみ全力
2/22(月) 7:21配信
38




自民党の岸田文雄前政調会長=2020年12月23日、東京・永田町の衆院議員会館
 自民党の岸田文雄前政調会長は、4月25日投開票の参院広島選挙区再選挙での勝利に向け全力を挙げる方針だ。

 存在感の低下が目立つ岸田氏にとって、地元・広島での勝敗は9月末の自民党総裁任期切れに伴う総裁選への「挑戦権」確保に影響しかねないためだ。

 「自民党、宏池会(岸田派)にとって大切な選挙だ。協力をお願いする」。岸田氏は18日、自身が会長を務める同派会合でこう檄(げき)を飛ばした。

 岸田氏は昨年9月の総裁選で菅義偉首相に敗北。政府・自民党の要職から外れ、反転攻勢を狙い同11月から開始した地方行脚も、新型コロナウイルス感染拡大で中断を余儀なくされた。同派幹部は「このままでは忘れ去られる」と焦りを隠さない。

 こうした状況から、岸田氏は再選挙を党内外に向けたアピールの好機と捉えている。党広島県連は、河井案里前参院議員の当選無効からわずか2週間足らずで元官僚の擁立を決定。岸田派は独自の選対本部を設置し、必勝を期す。岸田氏は17日、広島県選出の衆院議員2人が所属する竹下派会長の竹下亘元総務会長に電話し、連携を呼び掛けた。

 再選挙は、衆院北海道2区補欠選挙、参院長野選挙区補選との同日選。自民党は北海道で候補擁立を見送り、長野は苦戦必至とみられている。このため、岸田派幹部は「広島で勝てば、きらりと光る一勝になる」と語る。

 ただ、案里前参院議員と夫で元法相、克行被告(衆院広島3区)による選挙買収事件が影を落としており、現金を受け取った地元議員らは表だって活動しにくい。衆院広島3区をめぐり自民、公明両党が対立し、自民党広島県連の宮沢洋一会長が責任を取って辞意を表明するなど、地元の結束にも不安が残る。

 再選挙で敗れれば、岸田氏の求心力が一層低下するのは必至。政府関係者は「総裁選に黄信号がともる」との見方を示し、参院幹部は「地元で勝てない人が総裁選で勝てるのかという声が出てくる」と予想した。

6516名無しさん:2021/02/22(月) 17:16:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/00a1d49fec16b98f25524c511994ab04ec954797
橋本聖子会長が自民離党 党北海道連会長も辞任へ
2/22(月) 15:17配信
共同通信
 自民党は22日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長の離党届を受理した。党紀委員会が審査し了承、二階俊博幹事長に報告した。橋本氏は党北海道連会長の辞任も表明している。衆院議員の任期満了が10月に迫っており、道連は衆院選の指揮に当たる後任の選出を急ぐ。

 橋本氏は19日午前、離党を否定していたが、野党の批判を受け、同日午後に二階氏に離党届を提出した。

6517チバQ:2021/02/22(月) 21:33:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/971b9bc3858ce93c407099f5cb4204402ee0b7c3
「行政、ゆがめられた」立民 菅首相に集中砲火 狂う早期決着
2/22(月) 19:15配信
 放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉(すが・よしひで)首相の長男による接待問題は幹部4人に加え、別の9人も同様の接待を受けていたことが判明した。22日の衆院予算委員会の集中審議では、立憲民主党が首相に「行政がゆがめられたのではないか」と集中砲火を浴びせた。立民は首相のイメージダウンにつながる接待問題の追及に色めき立っており、早期決着を図ろうとしてきた政府・与党の目算は狂いつつある。

 「私自身、普段から息子とは仕事の話は一切していなかった」

 首相は予算委で神妙な表情でこう語り、長男と総務省幹部らの接待が40件近くに及んでいたことに「驚いた」と率直に語った。

 立民の奥野総一郎氏は首相の著書「政治家の覚悟 官僚を動かせ」を踏まえ、「間違った方向に官僚が動いている。長男の陰に首相がいるので、官僚が間違った方向に動くのではないか」と厳しく指摘した。

 立民などの野党が今回の接待問題の追及に前のめりになっているのは、首相の身内がかかわっていることに加え、首相は総務相や総務副大臣を歴任し、同省は首相の「直轄地」と呼ばれるほど、影響力が強い省庁だからだ。

 野党は接待問題への追及は菅政権の打撃に直結すると踏んでおり、令和3年度予算案への採決拒否もちらつかせ、攻勢を強める姿勢を崩していない。

 立民の枝野幸男代表は党の会合でかつての大蔵省の接待汚職事件も念頭に「今時、こんなことが堂々と行われているのか。20〜30年、時代が戻っている状況だ」と批判した。福山哲郎幹事長も長男の国会招致の必要性に改めて言及した。

 立民は、今回の接待問題を安倍晋三政権時代の森友・加計学園問題と重ね合わせており、大串博志役員室長は「政権に近い関係を持つ一部が利益を得るのではないかという国民の疑念の声がある」と指摘した。ただ、森友・加計学園問題では、当時の野党が主張した「行政がゆがめられた」という具体的な根拠は示されなかった。

 立民は予算委で大串氏が新型コロナウイルスワクチン、広田一氏が中国海警局に武器使用の権限を付与した海警法を取り上げたものの、接待問題に大半の質問時間を費やした。新型コロナが収束しない中、不祥事追及に傾注し過ぎれば世論の反発も招きかねず、攻め方にバランスも求められそうだ。(永原慎吾)

6518チバQ:2021/02/22(月) 21:33:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/971b9bc3858ce93c407099f5cb4204402ee0b7c3
「行政、ゆがめられた」立民 菅首相に集中砲火 狂う早期決着
2/22(月) 19:15配信
 放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉(すが・よしひで)首相の長男による接待問題は幹部4人に加え、別の9人も同様の接待を受けていたことが判明した。22日の衆院予算委員会の集中審議では、立憲民主党が首相に「行政がゆがめられたのではないか」と集中砲火を浴びせた。立民は首相のイメージダウンにつながる接待問題の追及に色めき立っており、早期決着を図ろうとしてきた政府・与党の目算は狂いつつある。

 「私自身、普段から息子とは仕事の話は一切していなかった」

 首相は予算委で神妙な表情でこう語り、長男と総務省幹部らの接待が40件近くに及んでいたことに「驚いた」と率直に語った。

 立民の奥野総一郎氏は首相の著書「政治家の覚悟 官僚を動かせ」を踏まえ、「間違った方向に官僚が動いている。長男の陰に首相がいるので、官僚が間違った方向に動くのではないか」と厳しく指摘した。

 立民などの野党が今回の接待問題の追及に前のめりになっているのは、首相の身内がかかわっていることに加え、首相は総務相や総務副大臣を歴任し、同省は首相の「直轄地」と呼ばれるほど、影響力が強い省庁だからだ。

 野党は接待問題への追及は菅政権の打撃に直結すると踏んでおり、令和3年度予算案への採決拒否もちらつかせ、攻勢を強める姿勢を崩していない。

 立民の枝野幸男代表は党の会合でかつての大蔵省の接待汚職事件も念頭に「今時、こんなことが堂々と行われているのか。20〜30年、時代が戻っている状況だ」と批判した。福山哲郎幹事長も長男の国会招致の必要性に改めて言及した。

 立民は、今回の接待問題を安倍晋三政権時代の森友・加計学園問題と重ね合わせており、大串博志役員室長は「政権に近い関係を持つ一部が利益を得るのではないかという国民の疑念の声がある」と指摘した。ただ、森友・加計学園問題では、当時の野党が主張した「行政がゆがめられた」という具体的な根拠は示されなかった。

 立民は予算委で大串氏が新型コロナウイルスワクチン、広田一氏が中国海警局に武器使用の権限を付与した海警法を取り上げたものの、接待問題に大半の質問時間を費やした。新型コロナが収束しない中、不祥事追及に傾注し過ぎれば世論の反発も招きかねず、攻め方にバランスも求められそうだ。(永原慎吾)

6519チバQ:2021/02/22(月) 21:46:32
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2102220015.html
内閣広報官への接待7万4千円に立民・辻元氏「びっくりしたわ」
2021/02/22 14:19産経新聞

内閣広報官への接待7万4千円に立民・辻元氏「びっくりしたわ」

衆院予算委員会で答弁する菅義偉首相=22日午後、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)

(産経新聞)

 菅義偉首相の長男が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題で、総務省は22日昼の衆院予算委員会理事会で、山田真貴子内閣広報官が総務審議官を務めていた令和元年11月6日に受けた接待の単価は7万4203円だったと明らかにした。接待は東京・虎ノ門で行われ、首相の長男も同席していた。

 予算委の辻元清美・野党筆頭理事(立憲民主党)は記者団に「どんなところに行っているんやろね。びっくりしたわ。こんな高いご飯、下心がなかったらおごらないと思う」と述べた。

 また、一連の接待問題について「首相の息子さんが関わっているから(総務省幹部は)たくさん接待を受け続けてきたのではないか」と強調。同省は国家公務員倫理法規程に違反する疑いがあるとして24日にも幹部らを処分する方針だが、辻元氏は東北新社側が接待を行った動機も引き続き追及する考えを示した。

6520名無しさん:2021/02/23(火) 07:34:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f8aa5a219a8aa14ec18a722a47c9ab49faddad9
自民、女性議員陪席を見合わせ 幹事長との意見交換に変更
2/22(月) 21:08配信
時事通信
 自民党の野田聖子幹事長代行は22日の記者会見で、二階俊博幹事長が表明した女性議員を役員会などの幹部会合に陪席させる方針を、当面見合わせると明らかにした。

 代わりに二階氏と女性議員の意見交換会を近く開催する。

 野田氏は「それぞれの女性議員が抱える声を直接、執行部が吸い上げることを先に進めたい」と理由を説明した。

 幹部会合への陪席は、二階氏が16日の会見で表明。「女性活躍」をアピールするためだったが、発言権のない出席に対し、当の女性議員から批判の声が出ていた。

 これに関し、二階氏は22日の会見で「意見はしっかり聞いて、取り上げるべきことは取り上げる」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc1d7569eba05256440201501855803d5ae4971b
自民、幹部会の女性陪席構想を凍結 二階氏との意見交換会に変更
2/23(火) 6:30配信
毎日新聞
 自民党の野田聖子幹事長代行は22日の記者会見で、二階俊博幹事長が打ち出した女性議員の党幹部会合への陪席構想を当面凍結し、代わりに女性議員と二階氏による意見交換会を開催する方針を表明した。議決権や発言権のない陪席止まりでは「意味がない」との批判が女性議員から相次いだため。二階氏と膝詰めで、あるべき女性起用策について協議してもらう。

 緊急事態宣言が解除され次第、衆参別々に数回に分けて少人数会合を開催する方向だという。野田氏は「直接執行部、幹事長との対話が必要だということが(女性議員から)あったので、意見交換会を近々設けさせていただきたい」と述べた。二階氏も同日の会見で「取り上げるべきご意見はしっかり取り上げてやっていく」と述べた。

 自民党内では東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長による女性蔑視発言を受け15日、党内議員連盟「女性議員飛躍の会」(共同代表・稲田朋美元政調会長)が各種会議への女性起用増を求める緊急提言を二階氏に提出。二階氏はすぐさま16日の党役員連絡会で、総務会など幹部会合に女性議員を数人加えるよう指示した。しかし追加出席する女性議員には議決権や発言権を与えず「オブザーバー出席みたいな形」(佐藤勉総務会長)にする党執行部の方針が伝わると、女性議員や海外メディアから「見学止まりか」などと反発を招く事態になっていた。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a98da73337b55f17ba8a6205a06182ee99031fd
自民、女性議員の幹部会合の参加方針を転換 意見交換会に
2/22(月) 20:13配信
産経新聞
 自民党の野田聖子幹事長代行は22日の記者会見で、役員会など党幹部が集まる会議に女性議員のオブザーバー参加を認める方針を転換し、二階俊博幹事長と女性議員の意見交換の場を設ける考えを表明した。「役員会や役員連絡会には女性議員が出席している。現場での声を直接吸い上げていくほうを先に進めたい」と述べた。

 二階氏は16日の記者会見で「役員会や総務会でどういう議論がなされているか、ご覧に入れようということだ」と述べたが、「見学」に近い形となることに対してインターネット上や女性議員の間で反発もあった。

6521名無しさん:2021/02/23(火) 07:36:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba854217ccdfa931dfdc4ee6aa0f513f46a8c5b4
橋本聖子氏の離党了承 自民
2/22(月) 15:22配信
時事通信
 自民党は22日、党紀委員会を開き、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長に就任した橋本聖子参院議員の離党を了承した。

 当初、橋本氏は離党せずに組織委会長として活動する考えだったが、政治的中立性を問題視する声が上がり、19日に離党届を提出していた。

 二階俊博幹事長は22日の記者会見で「離党する、しないというのは大した問題ではない」との見解を示し、「不必要な議論を呼ばない方が円満なことだ。常識的な対応をした」と説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7f0777d44c24ec9489302418bd569b6dfb37802a
接待問題に「大変遺憾」と自民幹事長
2/22(月) 18:40配信
共同通信
 自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、菅義偉首相の長男らによる総務省幹部接待問題に関し「大変遺憾だ。しっかり反省し、今後このようなことが起こらないよう対応してもらいたい」と述べた。

6522名無しさん:2021/02/23(火) 07:36:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/44db428f647e46145778558db2732f9909346604
自民・二階幹事長「二度寝の寝坊」で欠席した福島沖地震 “言い出しっぺ” 緊急役員会
2/23(火) 6:02配信
SmartFLASH
「対策本部を作るぞ」
 2月14日朝、前日深夜に福島沖で発生した震度6強の地震を受け、二階俊博自民党幹事長(82)の動き出しは早かった。

 野田聖子幹事長代行(60)、下村博文政調会長(66)、佐藤勉総務会長(68)、山口泰明選対委員長(72)、世耕弘成参院幹事長(58)といった党四役以上と、小此木八郎防災担当相(55)や関係省庁の官僚に一斉に号令をかけた。

 幹事長の権勢を見せつけるような速さで、午前10時30分から緊急役員会が開かれることになった。しかし待てど暮らせど、肝心の二階氏が来ない――。

「事務方が確認すると、『所用のため欠席』と言ってきたんです」(自民党関係者)

 結局、午前11時に二階氏抜きで緊急役員会が始まった。

「幹事長挨拶を頭撮りする予定もあり、二階氏が読み上げる原稿まで用意されていたのに、すっぽかしたんです。結局、代わりに野田幹事長代行が挨拶をしていました」(政治部記者)

 ある自民党幹部は、欠席の理由をこう明かす。

「二度寝して、寝坊したそうだよ。2021年1月に通した第3次補正予算でも、『災害に強い国にしよう』と言って、約20兆円のうち、『国土強靭化』に約3兆円も割り当てた。新型コロナ対策は4兆円ほどだから、二階さんがこの分野に熱心に取り組んできたのがわかるでしょ。それなのに寝坊とは、信じられないよ」

 もともと二階氏には、“寝坊癖” があるという。

「うちと公明党の幹事長と国対委員長が毎週水曜朝に開く、『二幹二国』という定例の会合を寝坊して欠席したことが何度かあった。昔から二階さんは夜は強いんですが、朝は弱い。最近は、毎晩のように入れていた会食もできず、二階さんの生活リズムが崩れているそうです」(二階派議員秘書)

 だが、今の自民党が抱えるいちばんの “闇” は、誰も二階氏に意見できないことだ。

「誰か幹事長に注意したって? 誰も言えるはずがない。二階さんが謝ったとは聞かないし、役員たちが怒ったとも聞かない」(前出・自民党幹部)

 二階氏に代わって役員会を仕切った野田氏の事務所にコメントを求めたが、「確認が取れない」と答えるのみだった。“裸の王様” が君臨する政権与党に、国家の舵取りが委ねられ続けている。

(週刊FLASH 2021年3月9日号)

6523名無しさん:2021/02/23(火) 13:44:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/3249098b22b46413c551a3c71559e6c19b590a63
幹部と女性議員との意見交換会 自民党が近く開催へ
2/23(火) 7:26配信
テレビ朝日系(ANN)
 自民党は二階幹事長が発案した党の幹部会議に女性議員を出席させる方針を転換し、幹部と女性議員との意見交換会を近く開催することを決めました。

 自民党・野田幹事長代行:「この間に衆参の女性国会議員から様々、提案がありまして、直接、執行部、幹事長との対話が必要だということがありましたので、意見交換会を近々、設けさせて頂きたい」

 森前会長の女性蔑視発言を受け、自民党内から党の幹部会議などに女性を増やすよう求める声が上がり、二階幹事長は女性議員を役員連絡会に出席させる案を示していました。

 ただ、意思決定には参加できないことから、「そういうことではない」などと疑問の声が上がり、方針の変更が迫られた形です。

 緊急事態宣言が解除されれば来月中にも、幹部と女性議員との意見交換会を開催する方針を新たに示しましたが、二階幹事長は方針転換ではないと強調しました。

 自民党・二階幹事長:「変わっても何でもないんですよ。色々やっていくもんです」

テレビ朝日

6524名無しさん:2021/02/24(水) 06:26:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/b1d887d1fe9c5e613090e60bafffdc3fbc901685
福岡で保守分裂 背景に「麻生」「二階」対「古賀」の構図か
2/24(水) 5:56配信
デイリー新潮
 現職優先――。自民党の政治家にとって最初の既得権益であり、最大の身分保障ともいえる制度が揺らぎはじめている。

 昨年、衆院福岡5区で勃発した自民党内の次期衆院選を巡る公認争いである。

 麻生派で前環境相の原田義昭衆院議員(76)に公然と反旗を翻したのは、福岡県議会議長などを歴任した栗原渉県議(55)だ。

「発端は昨年9月。自民党の県議たちが、2019年の県議選が分裂選挙となった責任は原田氏にあると言いがかりをつけ、栗原氏を担いだのです」(地元記者)

 10月には党県連が栗原氏に有利な党員投票で推薦候補を選考する方針を決定。

「当然、麻生太郎財務相は猛反発。12月には麻生氏とも協議した山口泰明選対委員長が、原田氏に次の選挙を最後とし、その次は栗原氏に譲ると明言させる異例の仲裁を試みました。しかし、栗原陣営は“信用できない”と反発し、空振りに終わったのです」(同)

 年が明け、騒動は収まるどころか勢いを増していく。

「1月31日に行われた北九州市議選で自民党は6議席を失う大敗を喫した。中でも注目を集めたのは2人の重鎮議員の落選でした。この結果に栗原陣営は“世代交代を訴えれば勝ち目はある”と、むしろ自信をつけることになった」(同)

 原田氏がかような憂き目に遭うのには、福岡独特の事情があった。

「栗原氏の背後には福岡政界に強い影響力を持つ古賀誠元衆院議員の影がチラつくんです。麻生氏と古賀氏は犬猿の仲。古賀氏は昨年10月に岸田派の名誉会長を辞する意向を示しましたが、これで岸田氏の立場に配慮する必要がなくなり、堂々と麻生氏にケンカを売れるようになった」(麻生派関係者)

 一方、麻生氏にとっては思わぬ“援軍”が。

「二階俊博幹事長です。目下、二階派の懸案事項は河村建夫衆院議員がいる山口3区ですが、この地での鞍替え出馬を目論む林芳正参院議員のバックにいるのも古賀氏。二階氏は、山口3区のためにも“現職優先”の原則を曲げるわけにはいかず、福岡県連幹部を呼び出して“世代交代なんて許さん”と叱りつけたこともあったとか。それと呼応するかのように、これまで福岡で麻生氏と対立してきた二階派の武田良太総務相も、今回の騒動では静観を決め込んでいますしね」(同)

 全国の“現職”たちが三老人のツバ迫り合いを見守っている。

「週刊新潮」2021年2月25日号 掲載

新潮社

6525チバQ:2021/02/24(水) 10:43:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f1f2802136123b6f73508ab68d8e384dd01a9f2
自民「小池政局」に警戒 森氏引導で存在感 衆院選・都議選に布石? 
2/24(水) 7:11配信


 自民党が、東京都の小池百合子知事の言動に神経をとがらせている。

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗前会長に対し、事実上の引導を渡したのは小池氏。その派手な立ち回りが、過去に何度も翻弄(ほんろう)されてきた同党には、7月の都議選や秋までの衆院選をにらんだ「布石」と映るためだ。

 「今ここで4者会談しても、あまりポジティブな発信にはならない。私が出席することはない」。森氏を会長辞任に向かわせるきっかけとなったのは、小池氏による10日の発言だ。実際、森氏は周囲に「小池氏が許せなかった」と漏らし、辞任理由の一つだったと認めている。

 4者会談は国際オリンピック委員会(IOC)、組織委、政府、都のトップ級協議。森氏の女性蔑視発言を受け、10日時点で開催予定はいったん白紙に戻っていたが、小池氏は記者団を前に自らこの話題を持ち出し、不参加を宣言した。これに、自民党関係者は「小池氏自身のアピール狙いだ」といら立ちを隠さない。

 自民党はこれまで、繰り返し「小池劇場」に煮え湯を飲まされてきた。2016年の都知事選では、党都連の運営を「ブラックボックス」と批判され、推薦候補が敗北。17年の都議選でも、小池氏率いる地域政党「都民ファーストの会」に惨敗した。続く衆院選では一時、政権維持が危ぶまれる状況に追い込まれた。

 小池氏は最近、自民党の二階俊博幹事長と頻繁に会談。同党も昨年の都知事選で、小池氏の対抗馬擁立を見送るなど、双方の再接近もささやかれていた。

 ただ、1月の東京都千代田区長選で、小池氏が応援した都民ファの推薦候補が、与党の推薦候補に勝利。自民党内では「小池氏は再び野心が出てきた」(都連関係者)との見方が広がりつつある。

 関係者によると、都民ファは最近、国民民主党と水面下で接触。国民側も「都議選や衆院選で小池氏との連携はあり得る」(中堅)と前向きだ。菅義偉首相は安倍政権の官房長官時代から、小池氏と確執が続いていることもあり、自民党は「小池氏は何をしてくるか分からない」(閣僚経験者)と身構えている。

6526名無しさん:2021/02/24(水) 19:32:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/bd44f0a4ae57f3d15bcc59e2b52e24d932ed84f1
菅総理と"側近議員たち”の「秘密会合」…週末に話し合っている「驚きの中身」
2/24(水) 8:02配信
現代ビジネス
当初は「心の癒し」目的だったが…
 「いまや赤坂議員宿舎は『大本営』状態ですよ。重要政策は宿舎内の会議室で決まるようになった。記者も入れないし、関係者の出入りも悟られない。菅さんは官邸よりも安心できるんでしょう」(自民党閣僚経験者)

 12月の二階俊博自民党幹事長らとの「ステーキ会食」、盟友・吉川貴盛元農水相の在宅起訴、自民党議員らの銀座通い、長男の総務省幹部接待問題と、相次ぐ不祥事対応に追われる菅総理に、ある異変が囁かれている。

 「私邸」の赤坂議員宿舎で毎週末、秘密会合を開催しているというのだ。

 出席者は河野太郎行政改革相、小泉進次郎環境相、小此木八郎国家公安委員長ら総理の地元、神奈川選出の閣僚である。

 「年明けに、表向きは『ワクチン勉強会』と称して、土曜日の18時ごろから食事をしながらの意見交換を始めた。と言っても実際には、総理が気心の知れた河野氏や小泉氏、小此木氏と話して『心の癒やし』を得るのが目的でした。

 あまりに総理が疲れているのを見て、二階幹事長がお膳立てしたとも言われています」(前出・自民党閣僚経験者)

 最大の活力源であった会食を、宿舎内での「お忍び」とはいえ再開した菅総理は、目に見えて元気を取り戻した。

 常に風邪気味で、微熱を薬で抑えながら何とか国会答弁に立っていたのが、「この『赤坂サロン』を始めてからは徐々に回復し、国会にも事前に論点を整理して臨めるようになった」(自民党幹部)という。

 だが、総理が復調するにつれて別の問題が発生した。冒頭の議員が言うように、この会合が徐々に重要度を増して「大本営化」してしまったのだ。

 「田村憲久厚労相を呼び出して、急に指示を出すこともある。『ワクチン特区を作って、先行接種を始めたらどうか』などと思いつきの案まで飛び出すので、指揮命令系統の混乱を招いています」(前出・自民党幹部)

 「密談」で国の行く末を左右する重要政策が決まるのは、いかがなものか。

 『週刊現代』2021年2月20日号より

週刊現代(講談社)

6527名無しさん:2021/02/24(水) 19:32:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/817b86233e7ae1826b9a453ad7f73847c1718096
二階俊博の「体調不良説」にザワつく現場…機嫌がいいのは女性議員といる時
2/24(水) 8:02配信
現代ビジネス
まさか、倒れている?
 「『幹事長、大丈夫でしょうか』と会議室の奥では事務方や側近議員が慌ただしく電話をかけていました。しかし二階氏が現れることはなく、『体調不良説』が広まったのです」(政治部デスク)

 福島・宮城で震度6強の地震があった翌日の2月14日。日曜日だが、午前11時から自民党の地震対策緊急役員会が開かれた。

 二階俊博氏は、幹事長としてそのトップ。「国土強靭化」を推し進めてきた実績もあり、防災・減災への思い入れも強い。にもかかわらず、一向に姿を現さない。

 「『宿舎で倒れているのでは』という憶測も広がりました。側近の電話に応答はあったものの、結局会議にはやってきませんでした」(同)

 急遽、野田聖子幹事長代行が会議を進行した。翌15日の役員会に、二階氏は何事もなかったかのように出席した。

 なぜ、日曜日の役員会を突然欠席したのか。

 「二階氏はいま議員宿舎でひとり暮らしをしており、着替えに手間取ったのではないかと言われています。最近は体調の波が激しいようです。

 平日は気合を入れて乗り切っていますが、休日になるとお休みモードになる。急な出勤には、対応ができなかったのでしょう」(前出・デスク)

 二階氏の調子の波はここのところ激しく乱高下しているという。

 「会議でも、一言も発さずに寝ているのではないかというような日もあれば、興奮した口調で檄を飛ばす日もある。以前よりその起伏が激しくなっているから、皆心配をしています。

 特に落ち込んでいるように見えるのは宿舎に戻る時です。会食が禁止されているのも大きいのでしょう。

 機嫌がよくなるのは女性議員と一緒にいる時です。15日に、女性議員を党四役に起用することを求める稲田朋美氏らと面会した時も、賛意を示して饒舌でした」(同)

 17日に誕生日を迎え、二階氏は82歳になった。寄る年波に勝てるのか。

 『週刊現代』2021年2月27日号より

週刊現代(講談社)

6528名無しさん:2021/02/24(水) 19:41:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/1aa62f502b66735a3228420d3228bf48cad38e96
離党でけじめ「身内の論理」 自民議員相次ぐ 透ける政府・党の責任回避
2/24(水) 13:26配信
北海道新聞
 緊急事態宣言中の夜の会食や、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長への就任でけじめをつけるなどとして、自民党議員の離党が相次いでいる。党が「個人の判断」と突き放すケースも多いが、世論の批判を議員個人にとどめて責任回避を図りたい政府や党の思惑も透ける。専門家は「責任の取り方として、離党という手段は身内の中でしか通用しない」と指摘する。

 「政治家の出処進退は自ら決めることだ」。自民党の二階俊博幹事長は17日、緊急事態宣言中の夜に高級ラウンジを訪れたことが発覚した白須賀貴樹衆院議員の離党届提出についてコメントを発表。白須賀氏自らの決断と強調したが、実際は白須賀氏の所属する細田派幹部が党幹部に「もう持たない」と伝え、本人の判断という形で離党させた。

 国会議員が政治不信を招いた場合の責任の取り方として議員辞職、離党、党の役職辞任などがある。緊急事態宣言中の夜に銀座のクラブを訪れた松本純氏は発覚当初、国対委員長代理だった役職の辞任にとどめていた。だが、同席者がいなかったとうそをついたことが明らかになり、同席していた大塚高司、田野瀬太道両氏とともに二階氏から勧告を受け、離党。いずれも離党後は公の場で経緯などについて説明していない。

 自民党規律規約は所属議員への処分として除名、離党勧告、党員資格停止などを定める。最も重い「除名」は復党が難しくなるため水面下の調整で離党させるケースが多い。今回離党したある議員は「(党から)役職辞任でいいと言われたのに、土壇場で離党しろと言われた」とこぼした。だが批判が広がる中、閣僚の一人は「本人の意思がどうかではなく、こうなれば(離党)ドミノだ」と語る。

 離党は党への批判をかわす一時的なリスク回避策として使われてきた。国会議員の身分は変わらないため歳費も引き続き受け取ることができる。次期衆院選で党公認を得るのは難しいが、「選挙に勝てば党に戻れる」(党関係者)のが実態だ。千葉県連の県議団は「国民の理解が得られない」と白須賀氏の除名処分などを党本部に求めている。

 政治家の情報発信を研究する専修大の武田徹教授は「離党は批判が党に及ばないようにする政治的技術でしかない。離党した議員はルールに反する行為をなぜしたのかなどをしっかりと説明し、党も改善策を示すべきだ」と批判する。

6529名無しさん:2021/02/24(水) 19:42:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8d7715364d86ed2314ff048868ecbb4a1fa45e4
【仰天撮】離党前夜 白須賀衆院議員が本誌直撃の直後に“パパ活美女”と貸切パーティ
2/24(水) 16:31配信
文春オンライン
 2月17日午前11時に週刊文春「スクープ速報」が緊急事態宣言下の「高級ラウンジ通い」を報じた2時間半後、自民党離党を余儀なくされた白須賀貴樹衆院議員(45)。その白須賀議員は離党前日の2月16日、本誌の直撃を受けた直後に高級レストランを貸し切りにして、高級ラウンジのホステスA子さんとパーティを開いていた。

 本誌は2月16日の正午前、白須賀氏を電話で次のように直撃していた。

――二階幹事長の自粛要請を破ったことは?

「ないですね」

――20時以降に接待を伴う飲食店や、クラブやラウンジに行ってませんか?

「ないですね」

――銀座や麻布十番のラウンジに出入りしていない?

「質問は書面でいただけたらありがたいんですけど」

 そう言うと電話は切れたため、事務所に書面で取材申請書を送付。午後5時前に事務所から回答が来たが、午後8時以降にラウンジを訪れたかについては回答せず、同行していたA子さんとの関係についてのみ「交際している事実はございません」と答えた。

“パパ活相手”A子さん含む4人のパーティが始まった
 その直後の夕方6時、白須賀氏の姿は、港区の東京タワー近くにある鉄板焼きレストランにあった。そこで合流したお相手は、緊急事態宣言下でも頻繁に会食を続け、高級ラウンジに同伴していた“パパ活相手”A子さん。店内にはもう一組の男女がおり、4人でのパーティが始まった。

 店の中には幅5メートルの水槽があり、シャンデリアに照らされている。この日は「臨時休業」の貼り紙があり、ブラインドも下げられていた。

 約2時間半後の午後8時40分、シェフに見送られながら、まず店から出てきたのは白須賀氏だった。黒マスクに黒パーカー、黒パンツと、全身黒ずくめの私服姿で足早にタクシーに乗り込む。その直後、A子さんも会食相手2人と店を後にした。

 この夜、店を出入りした客は白須賀氏ら以外確認していない。白須賀氏は小誌が直撃した後にもかかわらず、A子さんと会うために店を貸し切りにし、またもや外出自粛要請が出されている午後8時以降まで“自粛破り”していたことになる。

 白須賀氏に事実関係を尋ねたが、締め切りまでに回答はなかった。

 2月25日(木)発売の「週刊文春」では、白須賀氏が離党会見でついていた嘘や、A子さんとの“パパ活”の実態、地元選挙区で起きている動きなどについて報じる。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年3月4日号

6530チバQ:2021/02/24(水) 21:12:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/d698fae7ea678f7d1591ae853d3fe82a76a7a094
自称「飲み会を断らない女」山田広報官が接待リストに…重用職員の関与、菅政権に打撃
2/24(水) 20:41配信

 菅政権に打撃となったのが、山田真貴子内閣広報官が「接待リスト」に名を連ねたことだ。山田氏は総務省時代から菅首相に重用され、内閣広報官に抜てきされた経緯がある。野党は首相の責任も含め、厳しく追及する方針だ。

 「和牛ステーキや海鮮料理などが提供されたということだ」

 加藤官房長官は24日の衆院内閣委員会で、山田氏が東北新社から受けた接待について、こう説明した。山田氏は総務審議官だった2019年11月、首相の長男ら同社関係者4人と会食。5人で計37万1013円、1人あたり7万4203円という高額の接待を受けていたという。

 加藤氏によると、山田氏は「国民の疑念を招く事態となっていることを重く受け止め、その責任を痛感している」と説明しているという。

 山田氏は1984年に旧郵政省に入省し、主に通信畑を歩んだ。13年11月には第2次安倍内閣で女性初の首相秘書官となり、総務省では事務方ナンバー2の総務審議官に就いた。首相は官房長官時代から山田氏を高く評価し、昨年9月の菅内閣発足に合わせ、内閣広報官に起用した。省内では「『女性初』という肩書は多いが、総務省で目立った実績はなかった」とやっかみも聞かれる。

 内閣広報官は、政府の広報戦略を担い、首相の記者会見では司会を担当する。前任で経済産業省出身の長谷川栄一氏が首相補佐官を兼任し、対露外交などで存在感を発揮したのに比べ、「山田氏の政策への関与は薄い」(首相周辺)。

 総務審議官時代の20年6月には、若い世代に向け、「飲み会を絶対に断らない女としてやってきた」と動画で発信したこともある。

 衆院予算委は24日の理事会で、山田氏を25日の委員会で参考人招致することを決めた。野党は、首相が重用してきた山田氏に照準を合わせ、政権全体のイメージダウンを狙う戦略だ。

 立憲民主党の安住淳国会対策委員長は24日、国会内で記者団に「都合の悪いことも透明性をもって説明することが内閣広報官の仕事だ」と皮肉った。辻元清美副代表は「何の疑問もなく7万円以上の接待を受けた。ここは身を引いた方がいい」と辞職を迫った。

6531チバQ:2021/02/24(水) 21:14:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/a19f3e52f91e7c894a653c70b5ff7a85d33e1649
総務省幹部ら7人減給 接待受けた11人処分 武田氏は閣僚給与返納
2/24(水) 17:37配信



 総務省幹部が放送関連会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男らから接待を受けていた問題で、総務省は24日、国家公務員倫理規程に違反する行為があったとして、谷脇康彦、吉田真人両総務審議官ら7人を減給の懲戒処分とするなど、計11人の処分を発表した。

 武田良太総務相は閣僚給与3カ月分を自主返納する。同省出身の山田真貴子内閣広報官も総務審議官時代に接待を受けたとして、給与の自主返納を決めた。一連の不祥事は菅政権への打撃となりそうだ。

 武田氏は記者会見で「行政への信頼を大きく損なう厳しい状況で、改めて国民に深くおわびする」と陳謝。再発防止に向け、副大臣をトップとする検証委員会を設置し、放送行政への影響がなかったかを調べる方針を示した。

 懲戒処分を受けたのは9人で、谷脇氏と吉田氏が減給3カ月(10分の2)、秋本芳徳前情報流通行政局長が同(10分の1)、湯本博信前官房審議官と吉田恭子衛星・地域放送課長、井幡晃三放送政策課長、奈良俊哉内閣官房内閣審議官(出向中)は減給1カ月(10分の1)、課長2人が戒告。この他、課長1人が訓告、課長補佐級職員(出向中)は訓告相当とした。いずれも24日付。倫理監督官を兼務する黒田武一郎事務次官は厳重注意とした。

 東北新社は衛星放送事業を手掛けており、総務省はこの日に公表した調査報告書で、放送の許認可権を持つ同省の利害関係者に該当すると認定した。倫理規程は、利害関係者からの接待や金品の受け取りを禁じている。

 同社関係者と会食していたのは計12人。2016年以降延べ38回に上り、そのうち36回で飲食代の全額か一部を同社に負担してもらったり、一部の会合ではタクシーチケットや手土産を受け取ったりしており、倫理規程違反と認定された。会食時点で同社と利害関係がなく、本人が自己負担分を支払ったと説明している課長級職員1人は処分しなかった。

 首相の長男が会食に参加していたのは20回。武田氏は、首相の長男について「特別な役割を担っている事実は確認できていない」と説明した。 

https://news.yahoo.co.jp/articles/9bafbb9b0cc19a94e5f51f16fca958584311be5c
山田真貴子・内閣広報官が給与自主返納へ 「月額10分の6」
2/24(水) 17:58配信
 加藤勝信官房長官は24日午後の記者会見で、山田真貴子内閣広報官から「内閣広報官としての給与の自主返納を行いたい。月額の10分の6を返納する」と申し出があったと明らかにした。

総務省幹部が菅義偉首相の長男が勤める放送関連会社「東北新社」側から接待を受けていた問題では、総務省は24日、同社関係者と会食した職員計13人のうち11人を処分した。谷脇康彦総務審議官など7人を減給、2人を戒告、2人を訓告(及び訓告相当)とした。13人のうち山田内閣広報官は総務省の総務審議官だった2019年11月、1人あたり飲食代7万4203円の接待を受けていたが、総務省を退職し、現在「特別職」のため今回の処分には含まなかった。

6532チバQ:2021/02/25(木) 09:51:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/944ff4d63175f9328a739ac7e6c89868d69d6151
揺れる巨大官庁 繰り返される不祥事 総務省
2/25(木) 7:13配信
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総務省幹部の接待問題を受けて行われた記者会見で、厳しい表情を見せる武田良太総務相=24日午後、東京・霞が関の同省
 総務省は、国家公務員倫理規程に違反する接待を受けていた幹部や職員計11人の処分を発表。

 事務方ナンバー2の谷脇康彦総務審議官らが、利害関係者に当たる「東北新社」から繰り返し接待を受けていたことに省内では衝撃が広がっている。2019年12月に当時の鈴木茂樹事務次官が日本郵政への情報漏えいで更迭されたのに続く不祥事に巨大官庁が揺れている。

 総務省は、01年の省庁再編で旧自治、旧郵政、旧総務の3省庁が統合し誕生。旧郵政系の通信や放送、郵便など所管する分野は幅広く、大きな権限を持つ。それだけに、鈴木氏の不祥事を受け、全職員に法令順守の徹底が求められていた。

 しかし今回、放送行政に携わる幹部が接待漬けになっていたことが発覚。05年にも当時の郵政行政局長が利害関係者からタクシー券を受け取っていたとして懲戒処分を受けており、問題の根は深い。旧郵政系以外の職員からは「全くの別世界」と驚きの声が上がる。

 同省は再発防止に向け、利害関係者との会食について、1万円以下でも事前に届け出ることや、自己負担額を支払ったことを証明する書類の提出を職員に義務付けることを決めた。武田良太総務相は「二度とこういうことが起きないよう全員で反省する」と述べ、放送行政への影響などを調べる検証委員会を設置する方針を表明した。信頼回復に向け徹底した調査が求められる。

6533チバQ:2021/02/25(木) 11:25:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/6929f5640cf5eb78a6e493b6cb4abe2914707544
総務省内に組織風土問う声、繰り返される倫理違反
2/25(木) 10:25配信
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衆院予算委員会で総務省幹部接待問題について答弁する武田良太総務相=25日午前、国会・衆院第1委員室(春名中撮影)
 菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社「東北新社」による接待問題で24日、次期事務次官と目されていた谷脇康彦総務審議官(60)をはじめ、7人が減給となり、計11人が処分を受けた。度重なる接待の実態に、公務員に求められる倫理を軽視しているとの厳しい指摘や、総務省の組織風土を問う声もある。総務省は放送のほか、携帯電話などでも大きな権限を持つ。コンプライアンス(法令順守)の立て直しが急務だ。

 「強い疑念の目が向けられたことを重く受け止め、信頼回復に努める」

 武田良太総務相は会見で苦しい釈明に追われた。

 利害関係者からの接待は、一般的な国家公務員の処罰根拠となる国家公務員法とは別に、国家公務員倫理法で特に厳しく規制されている。近畿大学経営学部の中谷常二教授は「今回は回数、人数ともに多く、組織としての危機管理意識が低い」と指摘する。

 相手が利害関係者にあたるという認識がなかったと幹部らが答えたことも「倫理法は公務員が当然知っているべきもの」(中谷氏)と批判する。総務省の担当者は「ルールは知っているが(届け出などを)やるという意識がなかった。緩んでいるところもある」と述べ、省内で規制が形骸化していることを認めた。

 国家公務員倫理法は、金融機関が官僚や日銀職員らを風俗店などで接待していたことが明るみにでたことをきっかけに、平成11年に制定された。20年には、深夜帰宅でタクシーを使う際に運転手から現金やビールなどを受け取った「居酒屋タクシー」問題が発覚。同問題では、17省庁・機関の約1400人が金品を受け取っていたことが判明し、150人超が倫理規程違反で処分された。この他にも問題が発覚し、20年は処分人数が膨れあがった。

 その後も文部科学省の科学技術・学術政策局長が30年、息子を東京医科大に入学させる見返りに私立大学への支援事業で便宜を図ったとして受託収賄罪で逮捕された。局長級官僚が相次いで逮捕され、事務次官が辞職した。

 総務省でも、令和元年12月、保険の不正販売問題で調査を受けていた日本郵政の上級副社長に行政処分の情報を漏(ろう)洩(えい)したとして事務次官が更迭されている。業界関係者は「携帯電話でも料金値下げを迫るなど民業への異常な介入が目立つ。企業との適切な距離感を見失っている」と苦言を呈した。(高木克聡)

6534名無しさん:2021/02/25(木) 13:19:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/972ddd3b296a81a35d317c647196a4f875a03991
ピンチの時こそ女性、蔑視発言から日本救うか-自民総裁選への道筋も
2/25(木) 6:00配信
Bloomberg
(ブルームバーグ): 1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

女性蔑視発言が世界から批判を浴びた中、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長を引き継いだのは橋本聖子氏だった。火中の栗を拾わざるを得なかった今回の件は、日本の女性政治家が発言権を増すきっかけになるかもしれない。

自民党の稲田朋美衆院議員はインタビューで、森喜朗前会長の発言を「男女不平等な国なんだと必要以上に発信する結果となった」と話した。状況を変えるには、今年実施される党総裁選に女性議員が少なくとも1人は出馬することが必要であり、稲田氏自身も「環境が整えば挑戦したい」と意欲を見せた。今回と同様に自民党に危機が訪れ「選挙に勝てないとなった時に女性に出番がある」とみている。

過去には「首相を目指すなら癒し系になった方がいい」と男性議員から言われた。防衛相や党政務調査会長を歴任した稲田氏でも、女性は一歩下がった方が良いとの空気を今も感じるという。

結党66年となる自民党の総裁選に出馬した女性は、2008年の小池百合子氏(現東京都知事)だけ。森前会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」との発言は日本の男女格差を改めて浮き彫りにした。

世界銀行が23日に公表した経済的な権利を巡る男女格差を調査した年次報告書でも、日本は190カ国・地域のうち昨年の74位から80位に低下した。世界経済フォーラムが19年に公表した各国の男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数」でも153カ国中121位。政治分野での男女差が際立っており、衆院議員に占める女性の割合は約1割にとどまる。

稲田氏が共同代表を務める党の議員連盟「女性議員飛躍の会」は15日、幹事長や総務会長といった党四役への女性議員登用などを求めた緊急提言を二階俊博幹事長に提出した。党内の政策決定の場に女性議員を増やし、多様な意見を反映させるべきだとの考えだ。

10月までに実施される衆院選でも女性候補者を30%にするなど数値目標を掲げることが必要だと訴えている。議員や候補者の一定比率を女性とするクオータ制導入は、党内で反対の声が多く議論は進んでいないが、稲田氏は「そういうことをやらないと女性議員は増えない」と述べた。

(c)2021 Bloomberg L.P.

Emi Nobuhiro

6535名無しさん:2021/02/25(木) 21:32:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/4400c23e705447c67f7d3e031d6a222361809f61
コロナ失政の菅首相を推薦した河野太郎氏、平沢勝栄氏らの連帯責任
2/25(木) 16:05配信
NEWSポストセブン
 国民の怒りを恐れる菅義偉・首相は、選挙を衆院議員の任期満了が近い9月まで引き延ばすとみられているが、国民はそれまで待つ必要はない。「落選運動」なら今すぐ始めることができる。憲法学者の上脇博之・神戸学院大学法学部教授が指摘する。

「落選運動とは、政治家の問題ある言動を取り上げて“こういう人は次の選挙で落選させよう”と国民に伝える表現活動であり、憲法で保障されている言論、表現の自由に含まれる。特定の候補者を当選させる目的で行なわれる選挙運動にはあたらないので、誰でも、いつでも行なうことができます」

 政治を変えるために国民ができる“究極の実力行使”なのだ。

 とはいえ、議院内閣制の日本では、総理大臣は衆参それぞれの投票で指名され、国民が直接投票で選ぶことはできない。自民党が衆参で多数を握る現状では、自民党総裁選が事実上の首相選びになる。

 ならば、コロナ危機のさなかに総裁選で選ばれた菅義偉・首相が国民の期待を裏切った以上、菅氏を担いだ議員たちは連帯責任を負う。その議員たちも、国民による落選運動の対象となりうるのだ。

「自民党総裁選は派閥の多数派工作で勝敗が決まるが、昨年は細田派、竹下派、麻生派、二階派、石原派と主要派閥がすべて菅氏を担ぎ、各派が推薦人を送り込んでいる」(政治評論家・小林吉弥氏)

 菅首相の総裁選の「推薦人」は20人。そのうち14人が衆院議員(吉川貴盛氏は昨年12月に議員辞職)、6人が参院議員だ。

 有力な総裁候補の推薦人には、各派閥の「閣僚候補」が名前を連ねることが多い。菅氏の推薦人たちも論功行賞で菅政権で内閣や党のポストを与えられた。

 麻生派の河野太郎・行革相(ワクチン担当相)は4回目の入閣、石原派の坂本哲志・一億総活躍相、二階派の平沢勝栄・復興相は念願の初入閣を果たしている。

 これまで、首相が国民の支持を失って退陣に追い込まれても、総裁選の推薦人が有権者の厳しい批判を受けることがなかった。それが、総理・総裁が派閥の思惑と数合わせで選ばれる悪弊につながっている。菅総裁の推薦人を落選運動のターゲットとして責任を問うことで、自民党の総裁の選び方そのものに国民はNOを突きつけられる。前出の上脇氏が落選運動の注意点をあげる。

「誤った情報、フェイク情報で批判しないよう、情報の真偽確認には注意が必要です。その人の政治行動や発言を具体的に正確に示し、議員にふさわしくないと考える理由を伝える。方法は知人に口頭で伝えてもいいし、ネットならSNSやホームページなどで公表する。その意見が共感を得れば、拡散していって大きな流れになる可能性があるわけです」

 次の総選挙はポスト・コロナの新しい時代を開く責任を負う。その覚悟や能力がない議員には、この際、全員退場願おうではないか。

※週刊ポスト2021年2月26日・3月5日号

6536名無しさん:2021/02/25(木) 21:43:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/be04bbd9e64f4b21b7a525b4c47b7ffcfdaee187
二階派会合で伊吹元衆院議長が苦言 「小室圭さん側は国民が納得する対応を」
2/25(木) 15:01配信
フジテレビ系(FNN)
秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの結婚問題に関し、自民党の伊吹元衆議院議長は、小室圭さんに対し苦言を呈した。

自民党・伊吹元衆院議長「小室さん側は秋篠宮皇嗣殿下のお呼びかけに対して、やっぱり国民を納得する対応をしないといけない」

自民党二階派の会合で、伊吹氏は、天皇陛下の誕生日の記者会見でのご発言に触れ、小室さんに対し、国民が納得する対応をするよう促した。

陛下は記者会見で、「秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」などと述べられていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/574d519510d24474990fa0adf1b5d4bc02a1542a
自民・竹下氏、島根知事に苦言 東京五輪聖火リレーめぐり面会
2/25(木) 17:42配信
時事通信
 自民党の竹下亘元総務会長(衆院島根2区)は25日、島根県の丸山達也知事と衆院議員会館で面会した。

 丸山氏が政府や東京都の新型コロナウイルス対策を批判し、同県内での東京五輪聖火リレーの中止検討を表明したことに対し、「聖火リレーは次元の違う話だ。問題だ」と苦言を呈した。面会後、竹下氏が記者団に明らかにした。

 丸山氏が聖火リレー中止に言及したことを受け、地元選出の竹下氏は18日、「不用意な発言だ。注意しようと思っている」と不快感を表明。知事に対し、国会議員が「注意する」とした発言に、地方自治の観点から批判も出ていた。

6537名無しさん:2021/02/25(木) 21:46:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/a86ede1a06cd1c09ee71d0c70b59433f98ca162a
小池都知事も虎視眈々? コロナ禍の地方選で相次ぐ自民党の敗北、ネットを使った“空中戦”で番狂わせも
2/25(木) 15:12配信
ABEMA TIMES
 緊急事態宣言下での所属議員の夜の飲食、森発言に端を発する東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の騒動、さらに総務省幹部らが菅総理の長男が勤める東北新社の接待を受けていた問題など、秋までに控える衆院選で自民党への逆風となりそうなトピックが相次いでいる。

 その予兆は、すでに地方に現れている。大分市議選(21日投開票)では、立憲民主党、日本維新の会が議席を伸ばす中、最大会派の自民党は3人の現職候補が落選した。また、北九州市議選(先月31日投開票)でも現職候補6人が落選、議席数を22から16に減少している。

 こうした状況について、自民党幹部は「やはり自民党に対しての厳しいご意見があるということは、我々は承知しておかなければならない」(森山国対委員長)、「全く影響ないとは申しませんが、衆議院議員は衆議院議員で、それぞれの地域で日夜懸命に努力しているわけだから。他の選挙区に直接すぐ何か影響があるということは考えにくい」(二階幹事長)とコメントしている。

■北九州市で二重の衝撃
 25日の『ABEMA Prime』に出演した報道アナリストの新田哲史氏は「大分市は村山富市元総理の地元だし、北九州市は製鉄会社の労働組合の存在もあるので、野党が弱くはない地域だし、内閣支持率の低下を見てもわかるとおり、全国的に自民党政権への不満が溜まっているのは間違いない。与党系が苦しむ選挙というのは、もちろん自分たちのミスが原因である場合も多いが、経済情勢が厳しくなっていたり、自然災害、あるいは今回のコロナのようなことが起きたりすると、政治に対する関心が高まり、現職を見る目も厳しくなる。それでも2つの選挙区の投票率を見れば、組織力のある自民・公明の陣営にとって有利な状況であったはずだ。にもかかわらず、現職がこれだけ落選してしまう。異常事態だと見て間違いない」と話す。

 「北九州市議選の選挙区の一つ、小倉北区が象徴的だ。落選した自民党の3候補はいずれも60代で当選回数が3回、4回。政治家としては一番脂が乗っている時期。そういう候補者が、というのが衝撃的だ。まず後援会などの組織を固めて、そこから逆風が吹いても離れないような票を積み上げていくわけだが、その部分が軒並み離れていってしまったということだろう。加えて、北九州のような政令市クラスの市議選で無所属の新人がトップ当選するというのも衝撃的だ。やはりコロナ禍で伝統的な選挙活動がやりづらくなる中、ネットを積極的に使っている候補者にはチャンスが出てきつつあるということだと思う」。

 小倉北区でトップ当選を果たした新人の大石仁人氏はInstagramやYouTubeも活用したほか、GPSで選挙活動中の自身の位置情報を発信していた。
 
 「トラディショナルな地方選挙というのは、“同じ小学校の出身”みたいな、学区域のようなところで地盤を固めていくが、大石氏のような方は薄く広く、選挙区全域から空中線で支持を集めていく。そのようにして他の候補が気づいたときには若い新人候補がトップに躍り出ていたというケースが、ここ5、6年あちこちでみられる現象だ。地方ではSNSをしっかり活用できる候補者は決して多くはない。大石氏も、子育て中の同世代の有権者などに刺さるよう、しっかり情報発信をされていた。ライトな自民支持層、あるいは支持政党なしの方々が“ちょっと自民党がだらしない。お灸をすえるか”“でもちょっと野党には…”と考えていたところにアピールできたのではないか。今は60代、70代でもスマホやタブレットを使えるようになっているので、コロナ禍で直接的な訴えができないとなると、ネットで日頃から地道に発信をしていた大石氏が目立ったのかもしれない」。

6538名無しさん:2021/02/25(木) 21:46:57
>>6537

■小池都知事も虎視眈々?
 7月に予定されている東京都議選の“前哨戦”ともいわらえる千代田区長選(先月31日投開票)でも、小池知事が支援した樋口高顕氏が自民・公明推薦の候補ら3人を破って初当選を果たしている。

 新田氏は「樋口さんは国民民主党も推薦していたが、これは小池さんとも近しいと言われている玉木さんが、衆議院選に向けて都内での党の存在感を少しでも高めたいと考えたからではないか。小池さんも、去年の都知事選では街頭活動をしなかったのに、今回は自ら選挙カーに乗るという力の入れようだった。今回の千代田区長選を前哨戦として、ひとつ次に向けた布石を打てたということだろう。この先、“ホストシティの長としてオリンピックを成功させた”という実績を提げた小池さんが衆議院選のタイミングに何かを仕掛けてくる可能性はある」との見方を示す。

 「菅さんもそれを見越して対策を打つとは思うが、選挙の時期が延びれば延びるだけ打ち手も限られてくる。当初は4月という解散のタイミングもあったと思うが、長野、北海道の補欠選挙でも自民党は厳しいと言われているし、第一コロナでそれどころではない。都議選とのダブル選という選択肢もあるが、伝統的に国政選挙以上に都議選、そしてリアルな選挙活動を重視してきた公明党としては、“同時並行”にはリスクが高すぎる。一方、小池さんは前回、予想よりも速く安倍さんに解散を打たれてしまったために、急ごしらえの組織で戦わざるを得ず失敗した。菅さんの人気が低下し、自民党内で“菅降ろし”のような流れが出てくるのを上手く捉え、例えば裏で繋がっているとも言われる二階さんの勢力とくっつく可能性もある」。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)


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