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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

6165名無しさん:2021/01/17(日) 12:00:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/733bab6f8e9929e90b621d128aa37caaadb113bd
首相、深まる孤立感 就任4カ月 言い間違い連発、悪循環
1/16(土) 17:04配信

 16日で就任から4カ月を迎える菅義偉首相が孤立感を深めている。新型コロナウイルス対応が後手に回り、支持率の下落が続くが、官邸内で首相に意見具申できる空気は薄く、蜜月だった自民党ともすきま風が吹き始めている。首相は重要案件で言い間違いを連発するなど、負の連鎖から抜け出せずにいる。

 首相は15日朝、日課の散歩をこなし、官邸で閣議に出席。午後には田村憲久厚生労働相らとコロナ対応を協議し、複数の議員らと面会をこなした。年末から休み返上で働いており、せき込む場面が目立つなど、官邸内からは疲労を懸念する声も出ている。

 首相周辺は「体調は問題ない」と話すが、目立つのが言い間違いだ。13日の記者会見で医療提供体制の逼迫(ひっぱく)を改善する法改正について問われ、首相は「国民皆保険を続けていく中で今回のコロナがあり、検証していく必要がある」と発言。ネットで国民皆保険の見直しに言及したとの臆測が広がり、加藤勝信官房長官が翌日の会見で火消しに追われた。

 13日の政府対策本部でも緊急事態宣言を発令する地域について「福岡」を「静岡」と発言。厚生労働省幹部は「問題なのは間違ってもすぐに訂正しようとする官僚がいないこと。半分は怒られたくないから、半分はこの人を守っても仕方がないという空気になっている」と推測した。

 周辺が萎縮して意見を言えず、トップの言動が物議を醸す。こうした悪循環を生んだ一因とささやかれるのが官邸内の体制だ。歴代首相の事務担当秘書官は通常、省庁の局長級の幹部が務めてきた。安倍政権時の秘書官は「首相を交えてガンガン意見交換する場面があった」と振り返る。

 一方、菅内閣の事務秘書官5人中4人は官房長官時代からの昇格。課長級で年次が若く、首相が「政策も国会対策もおれがやる」と周囲に語る中、自由に意見具申できる空気はない。

 首相は状況打開のために元日付で政務担当の秘書官を交代させた。財務省出身の官房長官時代の秘書官を起用し、省庁とのパイプを強化する狙いがあったが、別の首相秘書官経験者は「政務秘書官は党との窓口や選挙対策が主な仕事。省庁の調整を求めるのは妥当なのか」と首をかしげる。

 良好とされてきた党との関係も微妙だ。後見役の二階俊博幹事長は、首相が観光支援事業「Go To トラベル」の全面停止を発表した際に「勝手にしろ」と周囲に激怒。首相は多人数でのステーキ会食を批判された12月14日以降、二階氏と会食していない。今月13日の党外交部会では米連邦議会議事堂をトランプ大統領の支持者らが一時占拠した事件で、首相が強いメッセージを発しなかったことに不満が噴出した。

 数少ない相談相手は麻生太郎副総理兼財務相。5日には官邸で食事を共にした際、コロナ対策による財政悪化を心配する首相に麻生氏は「財政は気にせず、ドーンとやれ」と激励した。首相の漢字の読み間違いやバー通いなどで支持率が短期間で急落した麻生政権と比較する向きも多い。

 政府関係者は「同じ表情をしていても4カ月前なら切れ者だと思ってたのに、今は『大丈夫かこの人』と思ってしまうのが政治の怖さだ」と話す。「仕事人」のさえを見せられない首相を見る目は厳しさを増している。(石井努)

6166名無しさん:2021/01/17(日) 19:07:03
https://www.nikkansports.com/m/general/column/jigokumimi/news/202101090000058_m.html
西村に責任押しつけ、細田派も分断/政界地獄耳
[2021年1月9日9時56分 ]

★言葉足らずの発言や、1日には門松の横にタキシード姿で立つ写真とともに、「新年おめでとうございます。宮中の新年祝賀の儀に参列してまいりました」とネットに投稿。「マスクしろ」と炎上した。言葉が軽く根回しが下手。調子に乗りやすいといえば経済再生相でコロナ担当・西村康稔。最近は首相・菅義偉に代わり、7日には衆院の議院運営委員会に緊急事態宣言の事前報告で答弁。本来首相が国民に説明し、協力を訴える役割を一括して担っている。

★都知事・小池百合子にあしらわれながらも首相の信任が厚いことに、政界では前首相・安倍晋三の側近だと思っていたが、官房長官・加藤勝信が伸び悩む中、目下大売り出し中という評価なのだろうか。自民党中堅議員が言う。「コロナ禍になる前は暇さえあればパーティーばかりやっているイメージ。そつなく動き回り、上昇志向が強い。経産省の先輩にはぺこぺこしていると思っていたが、早くから総裁選に出馬。安倍退陣の総裁選でも構えを見せたが、次はかわいがられている菅に代わる総裁選挙に出馬するのだろうか」と党内の評判がいいわけでもなさそうだ。

★「それにはもうひと裏ある」とは西村が所属する清和会(細田派)の幹部だ。続けて「1月4日に首相に呼ばれた西村は『君が僕の代理だから』と緊急事態宣言発出の国会説明役をまかせるためにおだてられた。西村はすっかり舞い上がり清和会会長・細田博之に相談というよりもっぱら自慢。それを耳にした派閥幹部でポスト菅を狙う党政調会長・下村博文が『貴様ごときをポスト総理にはしないぞ』となって5日の『4月の補選に負けると菅政権にとって大ダメージになる。その後は政局になる可能性もある。補選の時に解散・総選挙もあるかもしれない』という発言につながった。これで緊急事態宣言発出が失敗しても西村のせいにできるし、細田派の分断もできる」。首相はなかなかしたたかだ。(K)※敬称略

6167チバQ:2021/01/17(日) 19:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/392814c094b627e8281c72079ff6845cacf34c3e
高まる「後手」批判…支持率急落の菅政権、道険し 衆院解散いつ? 通常国会あす召集
1/17(日) 11:52配信

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西日本新聞
国会議事堂

 通常国会が18日、召集される。新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発出される中、政府、与党は対策の柱となる2020年度第3次補正予算案と、コロナ特別措置法改正案の早期成立にまずは全力を傾ける。ただ、政府の一連の対応に「後手」との批判が高まっており、「政治とカネ」を巡る問題も再燃し、野党の厳しい追及は必至。内閣支持率が急落している菅義偉首相は次期衆院選の時機も見据えつつ、きわどい国会運営を強いられそうだ。

【関連】国民に届かない「自粛」メッセージ

 会期は6月16日までの150日間で、夏に東京都議選と東京五輪を控えており、会期延長は困難とみられている。開会日の18日に首相が施政方針演説し、それに対する衆参両院の各党の代表質問は20日から3日間となる。

 序盤の注目点は、第3次補正予算案の成立後に審議入りするコロナ特措法改正案だ。緊急事態宣言下で休業、営業時間短縮に応じない事業者に50万円以下の過料を科す罰則を導入する内容だが、野党には否定的な意見もあり、攻防が予想される。政府は2月上旬の成立を目指すが、法律の周知期間があるため、緊急事態宣言期間の2月7日までの施行は難しい見通し。

 野党は、観光支援事業「Go To トラベル」の全国停止、緊急事態宣言の再発出、入国制限など水際対策の強化のタイミングが遅いなどと、政府のコロナ対応をただす。

 「政治とカネ」の問題では、召集直前の15日に吉川貴盛元農相=衆院議員を辞職、自民党離党=が収賄罪で在宅起訴され、親しい関係だった首相に打撃となった。野党は「吉川氏の国会招致は不可欠だ」(立憲民主党幹部)と息巻き、加えて、安倍晋三前首相側による「桜を見る会」前日の夕食会費用補填(ほてん)問題も重ねて取り上げ、攻勢をかける。

 10月に衆院議員の任期満了を控える今年は、首相がいつ衆院解散に踏み切るかが政治の最大焦点。

 通常国会会期中の4月25日には、衆院北海道2区と参院長野選挙区の両補欠選挙がある。自民は北海道2区の候補擁立見送りを決めたが、長野選挙区には擁立する方向だ。ここに衆院選をぶつける同日選の可能性もささやかれるものの、公明党の石井啓一幹事長は「仮に厳しい補選をしのぐためであれば、意図はすぐ見透かされる」とけん制している。

 デジタル庁創設に向けた関連法案などを着実に成立させ「働く内閣」をアピールし、閉会後には東京五輪・パラリンピックを成功に導き、その実績を掲げて秋に解散-というのが最もあり得るシナリオ。だが、最近の報道各社の世論調査では、内閣支持率を不支持率が上回る結果が相次ぐ。さらに支持率が続落していけば、与党内から「菅総裁の下では総選挙を戦えない」との声が噴出して政局になる可能性もゼロではない。まずは、早期に新型コロナを収束に向かわせられるか否かが、首相の命運を握る。 (森井徹)

西日本新聞社

6168チバQ:2021/01/17(日) 19:40:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a7ec5e5f92d7f204cde1e6530bded1458e9354f
総理首席秘書官が3か月半で異例の交代 近づく官邸崩壊の足音
1/17(日) 11:05配信

387
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NEWSポストセブン
異例の早さで政務秘書官を交代させた背景とは(写真/共同通信社)

 菅政権がコロナ対策の甘さで窮地に陥っているが、官邸崩壊も近づいているようだ。元日、首相官邸で異例の人事が発令された。「総理首席秘書官」と呼ばれる政務秘書官の交代だ。菅事務所の秘書である新田章文氏が辞職し、後任に財務官僚で内閣審議官を務めた寺岡光博氏が就任した。

【写真】官邸で、盆栽をバックに会見する菅首相

 政務秘書官は各省庁から派遣される6人の事務秘書官を束ねる役割で、官房長官と並んで官邸中枢を取り仕切る。

 安倍前内閣では、“総理の懐刀”といわれた経産省出身の今井尚哉氏が7年半にわたって政務秘書官を務めたが、政権発足3か月半での政務秘書官の交代は例がない。政治ジャーナリスト・藤本順一氏が語る。

「勝負の3週間が始まった昨年11月頃から、菅首相の秘書官が『総理に直接、打ち込めない』とぼやいているという情報があった。菅首相は各省出身の秘書官と頻繁に打ち合わせをしているが、首相がGo Toを継続したいと頑なだから、秘書官が中止を具申したくてもできないというのです」

 その結果、対策が後手に回ってGo To一時停止と支持率急落に見舞われた。官邸スタッフが語る。

「菅総理は官房長官時代のように役所や党の情報が入ってこないからコロナ対策の判断が遅れたと不満が強い。その責任を政務秘書官が取らされた」

 安倍政権時代、コロナ対策は「官邸官僚」といわれた今井氏を中心とする経産官僚が仕切り、各省庁をまとめていたが、菅首相は安倍時代の官邸官僚を“パージ”し、官邸から追放した。その結果、経産省は菅政権と距離を置き、コロナ対応も情報の継続性が失われた。

 菅首相が推進するデジタル庁設立や「縦割り行政の打破」という行革も霞が関を敵に回す政策だ。

 財務官僚の寺岡氏を政務秘書官に据えたのは、財務省の力を借りて官邸を立て直し、役所の反乱を防ぐため。つまり、菅氏自身が総理としての力の低下を自覚し、延命を図る目的ではないか。

※週刊ポスト2021年1月29日号

6169名無しさん:2021/01/18(月) 14:38:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/114926b5e316ecdb22653e37dedb7358e74cef50
菅首相“オレがやるからコロナは大丈夫”の過信が仇に 「アフター菅」への道
1/18(月) 11:31配信

世の中を動かしているのは政治
 通常国会は今日開会。首相就任直後に高い内閣支持率を誇った菅義偉政権には、自民党内から「早期解散に踏み切るべきだ」という期待が拡がったが、コロナ対策での躓きが重なり、アフターコロナならぬアフター菅などという不名誉な言葉が出回り始めた。官房長官として在職歴代1位で、特に危機管理対応力が評価されていただけに、「菅さん自身が一番、“こんなはずじゃなかった”と思ってるんじゃない?」と指摘する声も。

「これだけ新型コロナが猛威を振るっている中だと、誰が首相をやっても同じでしょ。安倍さん(晋三前首相)だって、マスクとかやることなすこと空回りでうまくいっていなかったわけだし。コロナがなければ携帯電話の値下げやデジタル庁とか、バリバリ仕事をしていただろうに」

 と話すのは、ある官邸関係者。

 官邸スタッフだから首相の肩を持つのは当たり前と言えばそうなのだが、その一方で、こうも続ける。

「菅さんの場合は、“誰がやっても同じ”とは考えていなかった。“オレがやるんだから大丈夫だ”って考えていたはずです。その強烈な自負心に足をすくわれた感じがします」

 菅氏は民間企業で働くうちに、「世の中を動かしているのは政治だ」と考えるようになった。

 国会議員秘書、市会議員、国会議員と権力の階段を上っていくことになった背景に、「政治家は地元、国民に尽くすのが全てなのに何もしない、してくれない。ならば自分がやるしかない」という思いがあったと周辺に語っていたことがある。

怒ってるよぉ、ふふふ
 菅氏といえば官僚の人事掌握である。

 2014年5月、国家公務員の幹部人事を一元管理する内閣人事局が設置された。

 ありきたりの人事に風穴を開け、適材適所、政治主導を極めると聞こえは良いが、実際は「菅主導」。

 菅氏と相いれない総務次官候補がパージされたこともあった。

「菅氏に睨まれれば見捨てられ、媚びれば逆転も可能」という虚しい人生すごろくが、霞が関で生まれたわけだ。

 例えば2017年6月のこと。通常国会が延長なく閉じられた後、新聞紙面に各省庁のトップ人事が連日躍った。

 夜の会合を終えた菅氏と番記者とのオフレコ懇談の場で、こんなひと幕があった。

記者:次官人事がどんどん報じられていることについて、長官ご本人はやはりご機嫌斜めですか? 

菅:怒ってるよぉ、ふふふ。

記者:報道が出ちゃった今、これから変える可能性は? 

菅:(苦笑いし)変えてやるよ。

記者:ホントにそういうことはありますか? 

菅:まあ、どこか(の社)は訂正の記事を出すことになるんじゃないの。

記者:文科省の人事は(まだ)出ていませんね? 

菅:(再び苦笑い)

 事実、紙面に掲載された幾つかの人事がその直後にひっくり返された。

「菅さんは何でもそうですが、前もって漏れた話を覆すのが好きでした」(先の官邸関係者)

 番記者たちは長官に集中する権力を嫌と言うほど見せつけられたに違いない。

 何かを書けばそれがなかったことになるどころか、下手をすれば「誤報」となる。

 記者から書くことを奪ってしまうのも、自らの権勢を確認する手段だったのかもしれない。

 2019年10月から約1年間、菅氏を官房長官の番記者として取材し、『菅義偉とメディア』を出版した毎日新聞の秋山信一記者は、菅氏の首相就任直後、こんな記事(2020年10月2日付)を書いている。

6170名無しさん:2021/01/18(月) 14:38:49
>>6169

大臣は総務相しかやっていないなぁ
《19年11月に安倍晋三首相(当時)の通算在任日数が歴代最長になった時だった。議員宿舎に帰宅した菅氏は「長く続けることがおめでたいわけではない」と言った上で、「権力」について「重みと思うか、快感と思えるか」とボソッと語った。重圧に潰されないようにするためには、思うように政策を進める快感を力に変えられるかどうかだということだ。別の機会に「官房長官は楽しいか」と尋ねると、「楽しいに決まっているだろ。やりたいことができるんだから」と明快だった》

《そんな菅氏には安倍政権の官房長官は理想の役回りだった。菅氏は言葉足らずな面が目立ち、政治的パフォーマンスも苦手で、国家観がなく、外交に強い思い入れはないように見える。安倍氏がこうした面で前面に立つ一方、内政の統括を菅氏に任せた。この信頼感が菅氏に並の官房長官以上の「権力」を与えた》

 ある自民党の閣僚経験者はこんな風に評する。

「たっぷり汗をかいてきた、官房長官を歴代最長期間務めた、それで首相の意思決定を間近で見続けた……というのが菅さんの売りだったわけですが、こうやってコロナ対策で国民の不満のマグマが高まり、あっと言う間に内閣支持率が不支持率を下回ると、“そういえば菅さんって大臣は総務相しかやっていないなぁとか、党3役を1つもやってないよね、だからダメなんじゃないの”っていうような批判が出てくるんですよ。菅さん自身が一番、“こんなはずじゃなかった”と思ってるんじゃない?」

“こんなはずじゃなかった”は足元でも進行しており、元日付けで、政務担当の首相秘書官を菅事務所の秘書から派遣されていた新田章文氏から財務省出身の寺岡光博氏に交代させた。

 事実上の更迭である。

 首相秘書官は7人いるが、6人は各省庁からの出向。うち4人は官房長官時代からスライドだった。

 政治部デスクによると、

「更迭された新田さんは39歳で、内閣支持率が下がり続ける中で危機感を持ち、課題をまとめて菅さんに提案していたようですが、菅さんは“若くて力不足”と判断したようです」

「世の中を動かしているのは政治だ」は、「世の中を動かしているのはオレだ」へ。それが「そんなオレがやるんだから間違いない」となり、落とし穴があった。

「今のところ、支持率が下がってもそれが野党の支持率アップにつながっているわけではないのは、言い方は悪いのを承知で言えば不幸中の幸い。今後、ワクチン接種が拡大していけば状況は好転するんだろうけど、それがうまく行かなければ、菅さんで選挙は戦えない、“アフター菅だ”っていう話にならざるを得ないでしょう」(先の閣僚経験者)

週刊新潮WEB取材班

2021年1月18日 掲載

新潮社

6171名無しさん:2021/01/18(月) 14:39:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c8ad18ffb78d96bbb5c7eee0dc919e1a435f304
自民党内で菅政権を見限る動き 菅&二階では選挙を戦えないの声
1/18(月) 7:05配信

 後手後手に回ったコロナ対策で、菅政権が窮地に陥っている。自民党内では“泥船”の菅政権を見限る動きも始まってきた。

 緊急事態宣言の国会報告が行なわれた1月7日の衆院議院運営委員会。トップバッターに立った自民党の松本洋平・元経産副大臣(東京19区)が、西村康稔・経済再生相に厳しい質問を浴びせた。

「去年12月には新規陽性者数が過去最多の水準になっていた。年明けのこのタイミングで発令した理由は何か。もっと早く出すべきだったとの批判にどう答えるのか」

 野党より厳しい追及だ。それもそのはずで、内閣支持率は急落を続け、NHKの1月調査では支持率40%で不支持率(41%)が上回った。緊急事態宣言については「遅すぎた」が79%に達している。いまや自民党議員は菅首相を批判しないと選挙で生き残れないのだ。

 週刊ポストでは、政治ジャーナリスト・野上忠興氏の協力で衆院の全選挙区と比例代表の選挙予測を行ない、自民党にとって最悪ケースでは、53議席減で過半数割れもあり得ると報じた。

 実は、自民党もこの年末年始にひそかに世論調査を行ない、全小選挙区の情勢を調査していた。自民党選対関係者が語る。

「全体の結果は菅総理と二階俊博・幹事長らごく一部の幹部にだけ報告されたが、現段階でも小選挙区だけで40議席くらい減らす可能性がある。各議員にはそれぞれの選挙区の情勢が伝えられ、どんな手を使っても挽回しろとムチが入っている」

 苦戦を知らされた議員たちは、票が取れるなら、総理批判であろうとなりふり構っていられない。自民党の大臣経験者が言う。

「衆院選を巡る状況は、追い込まれ解散で自民党が大敗した麻生内閣の時(2009年)にものすごく似てきた。コロナ対応が後手後手に回り、地元を回っても“今頃緊急事態宣言なんて何をやってるんだ”と言われ、強い逆風を感じる。支持率はもっと落ちていくだろう」

 菅首相への党内からの批判も今後増えるという。

「選挙が終われば総理は代わる。ポストが欲しいベテランも選挙が厳しい若手も、菅さんの顔色を窺う必要はなくなった」(同前)

※週刊ポスト2021年1月29日号

6172チバQ:2021/01/18(月) 19:34:52
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/politics/fnn-132558.html
【速報】ワクチン担当相に河野太郎氏 菅首相が正式表明
2021/01/18 18:55FNNプライムオンライン

菅首相は18日午後、新型コロナウイルスのワクチン接種を円滑に行うための担当閣僚を新たに設置し、河野太郎規制改革担当相を起用する方針を固めた。

午後6時45分ごろ、菅首相が記者団の取材に応じた。

菅首相「ワクチンは感染対策の決め手であります。できる限り、2月下旬までに開始をします。必要な方に円滑に接種ができるように自治体とも連携し、準備をしてきております。これまでは、官邸チームによって、それぞれの各大臣のもとで執り行ってきました。今回、体制を強化することとし、先ほど、全体の調整を河野大臣に指示を致しました。そして、皆さんに安全で有効なワクチンがお届けできるよう全力で取り組んでいきたい。このように思ってます」

(河野大臣を任命された狙いは何だったのでしょうか?)

菅首相「規制改革担当大臣として、それぞれの役所にわたる問題について解決をしてきた。そうした手腕に、河野大臣を任命しました」

ワクチンについて、政府は感染収束へのカギと位置づけ、2月下旬までの接種開始を目指していて、河野大臣は、円滑な接種に向け、自治体と連携し、万全な接種体制を確保するための調整にあたる。

6173チバQ:2021/01/19(火) 09:44:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7823c537b28882018b252c9668348a96500c1e01
二階幹事長ら自民党3人組 「菅降ろし」の時機を見計らっている
1/19(火) 7:05配信
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二階俊博・幹事長らの3人組はどう動く?(写真/共同通信社)
 後手後手に回ったコロナ対策で菅政権が窮地に陥っている。その菅政権の命運を決めるのは、4月25日に行なわれる北海道2区と参院長野選挙区のダブル補選だ。
 北海道2区は鶏卵業者から現金を受け取り、東京地検特捜部の捜査を受けて自民党を離党した吉川貴盛・元農水相(議員辞職)の後任を争い、参院長野選挙区は立憲民主党の羽田雄一郎・元国交相がコロナで急死したことによる補選だ。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が語る。

「長野は雄一郎氏の弔い合戦で、後継候補が出馬すれば勝利の可能性が高い。北海道2区もスキャンダル批判で自民党に勝ち目はないでしょう(その後、1月15日に自民党は候補擁立断念を表明)。連敗すれば党内から“菅義偉・首相では総選挙を戦えない”という声が噴き出し、政権の致命傷になり得る」

“政権の余命は3か月”というわけだ。そうした“菅降ろし”のタイミングを虎視眈眈と見計らっているのが、二階俊博・幹事長、林幹雄・幹事長代理、森山裕・国対委員長の「3人組」だ。

 昨年の総裁選では、菅氏を総理・総裁に担ぎ上げる原動力となった。ところが、昨年12月のステーキ会食が批判されて以来、頻繁だった3人組と菅首相の会合がパッタリなくなった。政治ジャーナリスト・角谷浩一氏が指摘する。

「菅首相は支持率急落に合わせるように3人が自分と面会しなくなったことに、“菅降ろしに動くつもりなのでは”と疑心暗鬼になっているようです。二階さんは菅政権の生みの親ではあるが、菅首相の続投にはこだわらない。野田聖子氏を幹事長代行に抜擢し、石破茂氏についても『まだ可能性はある』と発言するなど、ポスト菅候補2人を手駒にしている」
 自民党内は、キングメーカーの二階氏ら3人組がどんなタイミングで動くかに注目している。

「もちろん、菅政権の“大幹事長”として好き放題に権勢を振るってきた二階さんへの不満も党内には根強くある。下村博文・政調会長がわざわざテレビ番組で、3か月後の補選で2つとも負けたら『政局になる可能性もある』と言及したが、政局となれば選挙の責任者である幹事長は当然、総理と一緒に退場してもらうという話になる」(自民党関係者)

 自民党内の醜い権力闘争というわけだが、もはや菅首相にそれを抑える力は残っていない。国民の信を失い、支える味方もいなくなった総理大臣には退場してもらうほかないのである。

※週刊ポスト2021年1月29日号

6174チバQ:2021/01/19(火) 09:44:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/96599da3873733c7ee5eb30697243ab992c81a9f
「ポスト菅」候補の可能性も? “困った時の林”林芳正参院議員の勝算と弱点
1/19(火) 6:12配信
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父は厚生相、蔵相を務めた林義郎 ©文藝春秋
 自民党の林芳正参院議員(59)が、衆院山口3区への鞍替え出馬を固めた。「参院のドン」青木幹雄元官房長官や、林氏が所属する岸田派の前会長、古賀誠元幹事長にも1月6日に面会し、出馬の意向を伝えたという。

【画像】安倍氏の求心力低下も好機に

 林氏は東大、ハーバード大院、父の秘書などを経て、1995年に参院に初当選。防衛相、経済財政相、農水相、文科相を歴任した。閣僚の不祥事が起こるたびに、代打起用が取り沙汰され、「困った時の林」と言われるその能力は折り紙付きだ。

 早くから宰相を目指し、2012年の総裁選に出馬したが、これは“負け覚悟”の顔見せ興行。本気で首相を目指す際に避けて通れなかったのが衆院鞍替えだ。衆院の解散権を持つ首相は衆院議員であることが不文律。選挙のたびに鞍替えが囁かれてきたが、今回は不退転の決意だ。

「林氏は1月19日に60歳になる。また山口は次の次の衆院選から選挙区が4から3に減る見込み。首相を目指して勝負するなら今年の衆院選しかないと思ったのだろう」(政治部記者)
無所属で挑む林氏の勝算は?
 山口3区は二階派の重鎮・河村建夫元官房長官(78)が現職。昨年10月には二階俊博幹事長自らが派閥の19人を率いて山口入りし、林氏の除名もちらつかせる示威行動を行ったが、林氏は無所属でも挑戦する構えだという。河村氏は昨年末に入院し、高齢による体力の衰えが不安視されるため、地元記者は「3区の県議らは林氏支持でほぼ固まっており、無所属でも林氏が勝つだろう」とみる。

 林氏にとっては、同じ山口の安倍晋三前首相が体調不良で退陣し、「桜を見る会」事件もあって求心力が落ちているのも好機だ。林氏の父と安倍氏の父は、中選挙区制時代のライバルで、息子の代になっても緊張関係が続いてきた。そうした背景もあり、これまで山口では安倍氏(4区)と実弟の岸信夫防衛相(2区)、高村正彦前副総裁(1区)らが「反林」で固まり、鞍替えの壁となってきた。だが安倍氏の権勢も落ち、岸氏も昨秋、息子を防衛相秘書官にして代替わりの準備に入り、高村氏は前回衆院選で既に息子に世襲した。

「初代の伊藤博文以来、8人、のべ42年間にわたり総理を輩出してきた山口政界において、近く総理を目指せるのは林氏だけ。地元の期待は林氏にとって追い風だ」(政治部デスク)

 林氏の弱点は、所属する岸田派のお公家体質だ。「宏池会は能力が高い人が多いが、政局が苦手。私たちをきちんと使ってくれるかどうかが大切だ」と語ったこともある林氏。二階派からの今後の圧力も跳ね返し、お公家さんから脱却できれば、「ポスト菅」候補に躍り出る可能性は十分ある。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年1月21日号

6175チバQ:2021/01/19(火) 11:16:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa2274a1fe591f332ff178b0fe23b32a33ae5795
徹底的?限定的? 言い間違え続ける首相、頭抱える自民
1/19(火) 8:00配信

参院本会議で施政方針演説をする菅義偉首相=2021年1月18日午後3時51分、恵原弘太郎撮影
 通常国会が18日から始まり、菅義偉首相の安定しない答弁ぶりに注目が集まっている。重要な場面での発言や記者会見などで「言い間違え」が相次いでいるためだ。20日の代表質問から論戦に入り、リーダーとしての発信力も問われる。今後も続くと、政権運営の不安定要因ともなりかねない。

 首相は18日に開会した通常国会で施政方針演説に臨んだ。衆院本会議ではほぼ原稿通り読み上げたが、その後の参院本会議では、新型コロナウイルス感染症対策の緊急事態宣言をめぐり、「徹底的な対策」というべきところを「限定的な対策」、35人学級について「小学校」と言うべきところを「小中学校」と口にし、言い直す場面もあった。

 首相は17日、東京・赤坂の衆院議員宿舎から外出しなかった。18日午前、記者団からどう過ごしていたのか聞かれ、「施政方針演説など、そうしたことを一通り復唱をしていた」と語り、準備に充てたことを明かした。だが、演説を聴いた党幹部は「あれでは伝わらない」と漏らした。

 最近の言い間違えは、首相発言に注目が集まる場面で続いた。13日は、新型コロナの政府対策本部だった。緊急事態宣言の対象地域を追加すると表明する際、「福岡」というべきところを「静岡」と言い、その場では訂正しなかった。最も重要な対象地域の言い間違えに、記者団は騒然とし、一時、SNS上でも困惑する投稿が続いた。自民党ベテランは「どうなっているんだ」と頭を抱えた。
朝日新聞社

6176チバQ:2021/01/19(火) 18:30:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7111e86cedd849fa9c5288486dbd1bae45030a7
武田総務相が釈明 KDDI新料金プラン「評価」 PR方法は「問題」
1/19(火) 17:08配信
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武田良太総務相=竹内幹撮影
 KDDIが発表したデータ容量20ギガバイトで月額2480円(税抜き)の新料金プランについて、武田良太総務相が「紛らわしい」と批判していた件で、武田氏は19日の閣議後記者会見で「音声通話をあまり利用されない方にとってはありがたい制度」と述べた。同社のPR方法は問題だと改めて指摘した上で、選択肢が増えることは評価した。

 KDDIは13日にオンライン専用の新プラン「povo(ポヴォ)」を発表。1回5分以内の国内通話無料を500円のオプションとして、通話料込みのNTTドコモやソフトバンクよりも安く設定した。高橋誠社長は会見でオプションなどについて説明した上で「最安値を目指した」と言及。武田氏は15日の会見で、料金比較の条件が異なるとして「あたかも一番安いと思わせるやり方」と強く非難していた。

 KDDIによると、20代以下の利用者の6割が月の通話時間が10分以内。新プランはこうしたニーズに対応したものだ。武田氏の発言が報じられると、ネット上ではKDDIを擁護する声が多かった。

 武田氏は19日の会見で「料金プランに対して指摘したつもりはない。さらなる低廉化が進むことは非常にいいこと」と釈明。その上で「発表する記者会見の席で(社長が)使った『最安値』という言葉が誤認を導くことを懸念した。これからも消費者の立場に立って、指摘していくべきことは指摘していきたい」と強調した。【松倉佑輔】

6177チバQ:2021/01/19(火) 18:52:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4711b7588b51d06f98edd4585c7b60860d51a01
自民・安藤衆院議員が感染 コロナ、国会議員8人目
1/19(火) 12:19配信
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安藤高夫衆院議員
 衆院は19日、自民党の安藤高夫衆院議員(61)=比例東京=が新型コロナウイルスに感染したと発表した。国会議員の感染確認は8人目。喉の痛み以外に症状はなく、自宅で療養している。

 議員会館の事務所に勤めるスタッフの感染が18日に判明し、検査を受けた結果、感染が分かった。18日午後の国会開会式などには出席したが、保健所は事務所の別のスタッフのみ濃厚接触者に認定した。

6178名無しさん:2021/01/19(火) 20:49:30
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-p自民・二階氏「とりあえず河野くんで」 ワクチン担当相任命に
2021/01/19 11:49産経新聞

自民・二階氏「とりあえず河野くんで」 ワクチン担当相任命に

自民党役員会に臨む二階俊博幹事長(左)と菅義偉首相=18日午後、国会内(佐藤徳昭撮影)

(産経新聞)

 自民党の二階俊博幹事長は19日午前の記者会見で、河野太郎行政改革担当相がワクチン担当相に任命されたことについて「適材適所ということに尽きる」と述べた。その上で、「自民党は人材豊富だ。それに代わる者を用意しろといわれたらいくらでも準備できるが、今はとりあえず河野くんだけでいい」と語った。lt2101190011.html

6179名無しさん:2021/01/19(火) 23:06:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/accb25fe176123ff288bcf4c2c7c260ba287a3c3
自民・二階氏「とりあえず河野くんで」 ワクチン担当相任命に
1/19(火) 11:45配信

 自民党の二階俊博幹事長は19日午前の記者会見で、河野太郎行政改革担当相がワクチン担当相に任命されたことについて「適材適所ということに尽きる」と述べた。その上で、「自民党は人材豊富だ。それに代わる者を用意しろといわれたらいくらでも準備できるが、今はとりあえず河野くんだけでいい」と語った。

6180名無しさん:2021/01/19(火) 23:06:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbd1dcd6f2b0bced0529b045a22d8ec2b8658b9b
二階幹事長「鼻出しマスク」で会見 ネット一斉ツッコミ「失格」「受験生ダメなのに」
1/19(火) 19:58配信

 自民党の二階俊博幹事長が19日午前に党本部で行った会見で、「鼻出しマスク」だったとネット上で突っ込みが相次いでいる。自民がコロナ対策で提言を行うことを伝えるテレビのニュースなどで、マスク姿の議員らに囲まれた形で会見を行っている二階氏のマスクが、鼻の下まで下がっている映像が流れたことを受けて。

 会見時にマスクを外して会見する政治家も多いが、くしくも16日の大学入学共通テストで、鼻出しマスクを再三注意されても従わずに失格になった受験生の行動が物議をかもしているタイミングとあって、気になる人が多いようだ。

 ネット上には「二階幹事長は鼻出しマスクで記者会見やってるし」「誰か注意してやってくれ」「早速二階さんが鼻出しマスク」「あれが、失格、退場になったってやつですか?」「鼻だしマスクはやめなさい!」「二階さんも気をつけなさい」「受験生はダメでも二階は鼻出しマスクいいんだな」「つまみ出されないの?」「周りは誰も注意しないの?」「こんな騒がれてるのに」との投稿が相次いでいる。

6181名無しさん:2021/01/19(火) 23:08:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/1798ad3a25ba9ecf3273033c222d5fe57629e8b4
菅首相が朝食会をとうとう自粛 やめられなかった理由はお気に入りの店の「権力の味」?
1/19(火) 12:03配信

 筑波大学准教授、メディアアーティスト、写真家など様々な才能を持ち、著名作家落合信彦氏の子息でもある落合陽一氏が、菅義偉首相や産経新聞幹部らと朝食会をしていたことをめぐって、テレビコメンテーターの古市憲寿氏とバトルを繰り広げる出来事がありました。菅氏は昨年のステーキ会食が批判されたことから、夜の会食は控えたものの、お気に入りの店での朝の会食は続けていたわけですが(その後、朝の会食も自粛)、菅氏がどうしても会食をやめられないほどのお店というのは、どのようなところなのでしょうか。

 菅氏がいつも朝食会に利用しているのは、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急のレストラン「ORIGAMI」です。このホテルとホテル内にある「ORIGAMI」「星ヶ岡」というレストランは、永田町や霞が関では知らない人はほとんどいません。

 ザ・キャピトルホテル東急は、以前は東京ヒルトンホテルという外資系のホテルで、ORIGAMIはヒルトン時代からあったラウンジ/レストランです。同ホテルには星ヶ岡というレストランもありますが、この店名は、戦前、同じ敷地に「星岡茶寮」という高級料亭があったことに由来しています。星岡茶寮は、もともと要人たちの会合の場として作られたもので、著名な芸術家であった北大路魯山人がプロデュースしたことでも知られています。料亭の隣には山王ホテルという別のホテルもあり、二・二六事件では反乱将校側の司令部が置かれました。首相官邸や国会に近いため、この一帯はもともと権力者ゆかりの場所だったわけです。

 東急にホテルの運営権が移ってからも、要人御用達ホテルとしての役割は変わりませんでした。中曽根政権当時には、首相のブレーンとして活躍した瀬島龍三氏(元陸軍参謀でのちに伊藤忠商事会長)が同ホテルのスイートルームに事務所を構え、さながら第二の首相官邸という状況でした。

 こうした経緯から、同ホテルのレストランで会食をすることは、権力を掌握したことの象徴となっており、多くの政治家や関係者にとって憧れの場所となっています(気持ちを奮い立たせるため、初登院した新人議員が会食の予定がなくても、あえて食べに行くことさえあるとも言われています)。

 安倍前首相もORIGAMIと星ヶ岡をいつも利用していましたし、安倍氏と極めて親しいジャーナリストで、同じくジャーナリストの伊藤詩織さんに対する性的暴行について裁判で争っている山口敬之氏も同ホテルを事務所兼自宅にしていたと報道されています。

 ちなみにORIGAMIはパーコー麺が非常に有名で、2800円と少々値段は張りますが、ボリュームがありますし、何より多くの権力者が食べたメニューですから、もしかすると権力の味がするかもしれません。

(The Capital Tribune Japan)

6182名無しさん:2021/01/19(火) 23:18:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b19527b3002b7d80b0cdba3d255dabee12d3a6b
「ギリギリの瀬戸際なのに…」菅首相の“説得”伝わるか 不信感拭えず正念場
1/19(火) 9:49配信

 新型コロナウイルスの脅威にさらされ、緊急事態宣言下で迎える異例の通常国会に-。18日の施政方針演説で、菅義偉首相は「安心」と「希望」をキーワードに据え、感染拡大抑止と暮らしの立て直しを訴えた。コロナ対応でこれ以上の「後手」に回れば、政権の前途は視界不良になる。低支持率にあえぐ野党も存在意義を問われている。近づく衆院選も念頭に、国民注視の論戦の幕が上がった。

 「まずは『安心』を取り戻すため、新型コロナウイルス感染症を一日も早く収束させる」。午後2時、衆院本会議場。首相は静かに語り始めた。

 「私自身もこの闘いの最前線に立ち、難局を乗り越えていく決意だ」。時折、声のトーンを上げたものの、自身のスタイルである淡々とした語り口を通した。罰則や財政支援を盛り込む新型コロナ特別措置法改正案の提出に言及すると、野党席から「遅すぎる」とやじが飛んだ。

「覇気も危機感も感じなかった」
 演説を聞き終えた自民党のベテラン議員は「国民の不安を払拭(ふっしょく)しようとの覇気も危機感も感じなかった」と首をかしげた。「政権はじり貧、ギリギリの瀬戸際なんだけどな…」

 ウイルスが全国で猛威を振るうにつれ、日を追うごとに政権の体力が削られている。観光支援事業「Go To トラベル」の停止、緊急事態宣言の再発出のいずれも時機を逸したとの声や、政策判断が「朝令暮改」との批判も。発足時、70%前後あった内閣支持率は急落し、報道各社の世論調査は軒並み、不支持が支持を上回る。

 「首相への信頼が薄れ、言葉とメッセージが国民に響かなくなっている」。宣言という「カード」を切り、外出と人との接触を控えるよう訴えても人出があまり減らない現状に、政府関係者は頭を抱える。

「首相がさらに追い込まれれば…」
 今国会の攻防線には「政治とカネ」もある。吉川貴盛元農相の汚職事件、安倍晋三前首相側による「桜を見る会」前日の夕食会費用補填(ほてん)問題。国民が政治不信を強める中、衆院議員の任期満了は10月に迫り、衆院選の足音を聞きながらの与野党攻防が激しさを増すのは必至。ある閣僚経験者は「首相がさらに追い込まれれば『選挙の顔にならない』となって、会期途中に『ポスト菅』の動きが急加速する」と話す。

 この日の演説で、首相が「私の信条」としてひときわ力を込めて紹介した言葉がある。

 「…国民に負担をお願いする政策も必要になる。その必要性を国民に説明し、理解してもらわなければならない-」

 長らくコロナと向き合い、緊急事態宣言で制約された暮らしを何とか営んできている国民に、もう一段の忍耐とその先にある希望を納得してもらえるか。25年前の衆院議員の初当選時、「政治の師」と仰ぐ故梶山静六元官房長官から授けられたという信条の強さを問われる国会論戦。首相にとって正念場となる。 (一ノ宮史成)

6183名無しさん:2021/01/19(火) 23:18:49
>>6182

追及と提案 野党両立探る
 政権批判の高まりは野党にとって「大きな好機」(共産党幹部)のはずだが、支持は集まっていない。新型コロナ禍で追及にばかり時間を費やせば批判も招きかねず、野党は衆院選に向けて吹く風を慎重に読みながら「提案」もアピールしていくことになりそうだ。

 「菅政権は支離滅裂。今こそ、もう一つの選択肢を示すのが最大野党の責任だ」。立憲民主党の枝野幸男代表は18日、オンライン会議で同僚議員にハッパを掛けた。

 立民が神経をとがらせるのが「建設的提案」の演出。20日の衆院代表質問で、枝野氏は安倍晋三前首相らによる「政治とカネ」の問題には触れず、コロナ対策に的を絞ってただす方針。立民幹部は「こんなに先が読めない通常国会は初めて」とし、新型コロナ特措法改正案を巡っても、感染状況や世論の動向を見極めて瞬発力で対応することになると話す。

 迫力を欠くムードの背景には、内閣支持率の急落にもかかわらず、立民をはじめとする野党の支持率が上向かない現実がある。「政権交代」を掲げ、一刻も早く衆院解散に追い込もうとする熱は感じられない。

 旧民主党の政権交代を経験した立民秘書は「当時の政権前夜と今では、肌感覚が全く違う。政府の失策が野党への期待につながらない」。立民の衆院議員も「昨年12月に特措法改正案を示すなど、政権に対し先手を打っているのに…」と唇をかむ。

 コロナ対策の提案と、厳しい政権攻撃は両立し得ないのか。共産の志位和夫委員長は、この日の記者会見で「コロナ対応に一番大事な政治に対する信頼を回復する上でも、一連の(政治とカネの)疑惑究明は必要だ」と強調した。総選挙の前哨戦となる論戦で、二つのバランスを取りながら野党が効果的な国会共闘を組めるかも鍵となる。 (川口安子)

6184名無しさん:2021/01/19(火) 23:20:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/afeb5adc6246345839752661c4854d9f93e367dc
支持率下落が止まらない菅政権 自民幹部「人心が離れた菅さんで乗り切るのは容易でない」〈AERA〉
1/19(火) 8:02配信

 コロナ禍への対応が後手に回り、支持率が急落する菅政権。身内の自民党内でも厳しい受け止めが広がる。また、感染リスクが高い医療や介護などの現場で働く人々からは、緊急事態宣言の有無にかかわらず現場環境は好転しないという悲観的な声があがっている。AERA 2021年1月25日号から。

*  *  *
 菅義偉首相は13日、それまで東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県に発令していた緊急事態宣言を、栃木、愛知、岐阜、大阪、兵庫、京都、福岡の7府県にも拡大すると発表した。

 しかしこれまでの会見で、菅首相は「北海道、大阪など営業時間短縮を行った地域は(感染抑止の)結果が出ている」(4日)、「今の時点ではそういう(緊急事態宣言を出す)状況ではない」(7日)と明言していた。

■「支援の枠組みを」悲鳴

 7日の時点で感染拡大が全国で進んでいることは政府の新型コロナウイルス対策分科会が明確に認めていたにもかかわらず、なぜ官邸は「1都3県」にこだわったのか。自民党幹部は、政府のこの方針は、当初から首をかしげる内容だったと語る。

「経済への打撃を鑑み、緊急事態宣言の発令は『限定的・集中的』にやるのが効果的という大方針を政府は打ち立てました。しかし、感染拡大地域の首長らの要請も圧力となって、結果、1週間も経たないうちに方針転換を強いられた。この先も芋づる式に該当県が増えていくのは明らかで、それでは緊急事態宣言そのものが形骸化してしまう。案の定、支持率は落ちる一方。最悪のケースは人心が離れること。そうなると、この危機を菅さんの顔で乗り切るのは容易ではなくなる」

 この自民党幹部の言葉通り、すでに当該地域の、とくに医療や介護などの現場で働く人々からは、諦めにも似た「しらけた」声もあがる。大阪市内にある介護施設の幹部は、政府が今更、緊急事態宣言を発出しようがしまいが、現場の環境は好転しないのではないかと、悲観的な見方を示す。

「施設内でクラスターが出たとしても、スタッフに対するPCR検査は『マスクをつけないで15分以上会話した』などの条件がないと、濃厚接触者として認められず公費での検査も受けられない。この対応はソーシャルワークの最前線で働いていても、一般人と同じ。結局、自分たちで民間の検査施設を探して検査を受けるしかない。これでどうやって社会的に最も弱く、感染リスクが高い人々を守れるのか。この状況が去年の春から全く変わっていないのです」

 その上で、最大の課題は、すぐに使える支援のスキームがないことだと嘆く。

「当初、病床や宿泊医療施設をはじめ、介護や福祉施設にも使える緊急包括支援交付金があったのですが、第2波でその予算も底を突いてしまっています。そんなことは、厚生労働官僚であれば誰でも知っている。明日にでも施設の運営、経営そのものが破綻するかもしれないと、胸が張り裂けそうな危機感を抱く事業者の具体的な受け皿が、ここにきて何もない。結局、自力でなんとかしろ、と国に突き放されたとしか思えないのです」

(編集部・中原一歩)

※AERA 2021年1月25日号より抜粋

6185名無しさん:2021/01/19(火) 23:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c35641f1136db4354027e0f36d17ce154f1806
「二階俊博」を権力者にした“気遣い伝説” 視察に美女を手配、お土産の配り方も一流
1/19(火) 5:59配信

 その風貌は決して冴えたものとは言い難い。だが、現下の政局では抜群の切れ味を誇る。男の名は二階俊博(81)。いかにしてこの面妖なるドンは自民党歴代最長幹事長に昇り詰めたのか。サラリーマン必読、出世術の極意に迫る。

 ***

「金銀ではない。だが……」

 聞き覚えのある、浪花節を思わせるだみ声。その声の主は続く一言で本質をついてみせた。

「鉛のようなどす黒い光を放つ男」

 それが「歴代最長幹事長」なのだと。どす黒い光、すなわち妖しげな光……。

「俺が郵政民営化に反対して自民党を離れたら、あいつは志帥会(現・二階派)に入りこんで会長になった。いわば『空き巣泥棒』だ」

 元運輸相の亀井静香。二階をこう評しつつも、昨年11月、自身の84歳の誕生日祝いでふたりは酒席をともにしている。

「ああいう男と呑んでも面白くもおかしくもない。光がない。くらーい顔してさ。友だちにはなりたくないね。でも、無口なところが二階の力になっている。何を考えているか分からない、その気持ち悪さ。国民に腹の内を見せないというのも政治家の一つの手だ。今や二階は天下の幹事長。もう志帥会の長というより、立派な党の長だ。だがね……」

 だみ声が一段と凄みを増す。

「菅(義偉・総理)と同じで、二階も田舎から出てきた、たたき上げの庶民政治家。だから二階に金メッキを施したらダメなんだ。彼の『数は力』という考え方は、俺は間違っていると思う」

 亀井の「親心」を知ってか知らずか、二階当人は今なお派閥拡大路線を押し進め、数という「金メッキ」を纏(まと)い、最長幹事長として絶対的権力者の道をひた走っている。どす黒く、妖しげな光を放ちながら――。

 1939年、和歌山県御坊市に生まれた二階は、戦前に木造船会社を起こし後(のち)に県議となる父と、医療従事者の母を持つ。

 中央大学法学部政治学科を卒業し、11年間、衆院議員の遠藤三郎の秘書を務めた後、8年間の和歌山県議生活を経て、83年に衆院議員に初当選する。

 田舎の出から経歴を積み重ね権力の階段を駆け上がる。菅と似てたたき上げのイメージの強い二階だが、本人はそれを嫌がる。

〈“秘書上がり”だとか、“たたき上げ”とか生意気なことを言うやつがいる。お前は何アゲだ。唐揚げとは言わんが、何で俺だけ“たたき上げ”なんだ。俺は、政治学の本筋をずっとやってきたんだ〉(「文藝春秋」2020年11月号)

 滲み出る「プロ政治家」の自負。それはどこから生まれたのか。

6186名無しさん:2021/01/19(火) 23:23:23
>>6185

越山会の女王に…
「二階さんは、講演などでよく『私が政治を学んだのは県議会です』と言っています」

 和歌山県政における二階の1期先輩で、元公明党県議の渡辺勲が証言するよう、二階は県議時代から現在の姿を髣髴させる「政治家ぶり」を発揮していた。

 二階と県議当選同期の盟友、元和歌山県議会議長の門三佐博(かどみさひろ)が振り返る。

「二階さんは若い頃から組織をまとめ上げる力のある男でした。当時、和歌山県政では保守系が人事を争って分裂していたんですが、二階さんは36歳で県議に初当選すると、まず同期の議員10人を集めて『清新クラブ』という会派を作ります。それが後に『清新自民党県議団』となり、公明党や社会党、共産党も巻き込んで『六派連合』を結成。こうして県政でのキャスティングボートを握り、最終的には県議会のドンと言われた人物に、『議長と副議長ポストさえ渡すなら他は好きなようにしろ』と言わせてしまいました」

 目下、「数は力」を地で行き、派閥を急膨張させることでキングメーカーに昇り詰めた二階。だが所詮、彼の派閥は党内第4派閥に過ぎない。

 しかし第2派閥の麻生派、第3派閥の竹下派、いずれも二階派の「47人」と合わせると、第1派閥の細田派を数で凌ぐ。後に触れる「裏切り」の過去を持つ二階を誰も敵には回したくない。斯(か)くして党内キャスティングボートを掌握。

 昔も今も二階は変わらない。

 県議時代から「数集め」に長(た)けていた二階。それを可能にした彼の「武器」とは何なのか。渡辺の回顧から読み解く。

「県議時代の1977年頃のことでした。二階さんが主催したイサキ釣りに、県幹部と一緒に参加したんです。前夜から呑んだくれて早朝に出発したものだから、みんな船酔いしてそれは酷いものでした。でも港に帰ってくると、発泡スチロールの箱に入ったイサキが50匹くらい用意されていた。釣れなかった時、ちゃんとお土産として持って帰れるようにね。用意したのは二階さんでした」

 痒いところに手が届く「ザ・昭和型」の出世術。

 門が明かすエピソードも負けてはいない。

「県議時代、二階さんに声をかけてもらい一緒にシンガポールに視察に行きました。すると現地には、日本語を話せる容姿端麗なシンガポール人女性が案内役として待っていた。なんでも彼女は、鈴木善幸総理をアテンドしたこともある才女だそうです。手配したのは二階さんでした」

 こうして「数」と「気遣い」を駆使し県政の実力者となった二階は、44歳で衆院選に挑む。

 渡辺がその経緯を明かす。

「二階さんが国政に打って出た時、私は創価学会和歌山県支部の青年部トップでした。そして彼を当選させるために、和歌山では公明党と二階さんたちとで選挙協力することにしました。今のような自公協力体制が築かれる、遥か前のことです。二階さんは中選挙区時代の旧和歌山2区から出馬。1区には公明党の候補者がいました。その1区では公明党の候補を応援してもらう代わりに、2区では学会票を二階さんらに回すことにしたんです」

 すなわち、自公のバーター。結果、二階は見事当選する。

「衆院議員二階俊博」

 それは誕生の時から「数の力」の申し子だった。

 また、「禁断の自公協力」の恩恵に与っ(あずか)た点では、今の二階の「何でもあり」の原点であったのかもしれない。

 この和歌山における二階のデビュー戦には田中角栄も気を揉んでいたという。その恩義からなのか、田中の金庫番と言われた「越山会の女王」佐藤昭(あき)との秘話を渡辺が繙(ひもと)く。

「無事、二階さんは衆院選で当選を果たし力をつけていった。そして私たちは佐藤さんから河口湖の別荘に招かれます。そこに二階さんはいませんでしたが、彼女はこう言っていました。『二階は可愛いのよ』と。なんでも二階さんは、毎週、その別荘に活きのいい魚を送り届けていたそうです」

 田中派のメンバーとして国政デビューした二階は、以後、師匠である田中角栄の振る舞いを模していく。

6187名無しさん:2021/01/19(火) 23:23:43
>>6186

「表の顔」と「裏の顔」
 日本経済新聞の記者だった政治評論家の篠原文也は、二階が衆院議員に初当選して以来40年近くの親交を持つ。

「あれは二階さんが当選1期目のことだったと思います。ある経済人から『会わせたい人がいる』と言われたのが二階さんでした。赤坂の料亭『大乃』で、3人で会食する予定になっていたんですが、私は仕事で到着が1時間ほど遅れてしまったんです」

 待たされているのはイサキから才女まで気が利く男、二階である。

「さすがに、もう料理も出されているだろうと思いながら慌ててかけつけました。すると、なんとまだお茶とおしぼりしか出ていない。驚いて、『先に始めていなかったんですか?』と訊(き)くと、その経済人が『俺は始めようと言ったんだけど、この人が“待ちましょう”と言って料理を運ばせなかったんだよ』と、指をさした先が二階さんでした。これには参った。1年生議員でこんな気遣いができるなんてただ者じゃないと、強烈な印象が残ったことを今でも覚えています」

 源流は田中派で、一度自民党を離れてから復党し、幹事長まで昇り詰める――二階と同じ道を歩んだ石破茂も彼の「角栄流」を目の当たりにしたひとりだ。

「いわゆるロッキード選挙と言われた83年の衆院選で二階さんたちが初当選した時、私は田中派の職員でした。二階さんと当選同期の中で、当時一番輝き、注目されていたのは角栄先生の娘婿の田中直紀さんだった。でも、選挙後に我々のような末端職員まで招き、『皆さん、ありがとう』と言って宴席を持ってくれたのは二階さんだけでした」

 角栄流で磨きをかけた気遣いを武器に、二階は国政を遊泳し始める。

 92年、田中派の流れを汲(く)む竹下派(経世会)が分裂。剛腕・小沢一郎らは政治改革を旗頭に「改革フォーラム21」を名乗り、後に総理となる羽田孜(つとむ)を担いで新派閥を結成。翌年、小沢らは自民党を離党して新生党を結党する。二階も小沢に追随。その後、小沢側近として頭角を現していく。

 流浪を経て老骨となった今なお、小沢は「改革」を叫んで止まない。その小沢の側仕えであったならば、二階もまた筋金入りの改革主義者であるはずだ。

 だが、小沢の知恵袋として知られる元衆院事務局職員(後に参院議員)の平野貞夫は一笑に付す。

「当時まだペーペーだった二階さんは、はじめ、政治改革法案に大反対だった梶山さん(静六・元官房長官)にくっついていましたから政治改革に後ろ向きでした。梶山さんには『おい平野、お前と小沢と羽田は水戸藩の諸生派なんだ。屁理屈ばっかり言って自民党を潰すつもりか!』と、ものすごい剣幕で怒られたものです。二階さんは、もともとはそんな梶山さんの子分でしたから、あくまで世論の流れを読んで『選挙に勝つため』に小沢さんのほうに乗った議員。政治改革とは何かということを全く理解していなかったと思います」

「選挙に勝つ」、つまり「数」を求めて小沢に張った二階は、その後、新生党、新進党、自由党と小沢に付き随(したが)い、側近の座を揺るぎないものにしていく。

 平野が振り返る。

「小沢さんにしてみれば、新生党からずっと自分の後ろをくっついてくる二階さんは、そりゃ可愛かったと思いますよ」

 だが二階の思いは違った。

 99年1月、自民党と自由党による自自連立政権がスタートすると、10月、小沢は寵愛していた二階を運輸相の座に押し込む。この時、二階は60歳。念願の初入閣だった。

 00年、小沢は公明党が加わり自自公となっていた連立政権からの離脱を決意。当然、二階も小沢と行動をともにするものと思われた。しかし……。平野は今でも鮮明に記憶している。

「2000年の4月1日の18時に自自公の3党首会談が行われ、正式に自由党の連立政権離脱が決まることになっていた。その直前、2時間前のことでした。小沢さんが私を呼び出し、こう打ち明けたのです。『昨日まで、中西(啓介・元防衛庁長官)と二階は俺と一緒にやると言っていたのに、さっきふたりが(小沢とは)別れますと言ってきた』と。中西さんも二階さんも、小沢さんの側近中の側近。それなのに、ギリギリになって裏切ったのです」

「二階の駒」を自称し、新進党から今に至るまで、常に二階と歩みをともにしてきた自民党参院議員の鶴保庸介はこう説明する。

「連立政権離脱直前の3月31日、有珠山が噴火しました。二階さんから『そんな時に離脱騒ぎをしている場合ではない』と言われたことを覚えています。大臣の職責をほっぽり出すわけにはいかないんだと」

 だが小沢の元秘書に言わせると、それは二階の「表の顔」に過ぎない。「裏の顔」は、この元秘書が当時聞いた、二階に関する小沢の呟きから浮かび上がってくる。

「まあ、権力の味を知ったってことだわな」

 小沢率いる自由党と袂を分かった二階は保守党、保守新党を経て03年、結局、「ザ・権力」である自民党に復党していった――。

6188名無しさん:2021/01/19(火) 23:24:10
>>6187

「割り切る」資質
 かつて総理にしたい政治家ナンバー1だった石破茂。令和3年の今、彼は総理候補はおろか派閥の長の座すら失い、自民党の中を揺蕩(たゆた)う。いくつかあるその原因のひとつは、離党経験を持つ出戻り組という点にある。元総理の森喜朗をはじめ、自民党には生え抜きを重んじる文化が残る。

 然(しか)るになぜ、同じ出戻り組の二階は最長幹事長として我が世の春を謳歌できているのか。それは、石破にはないふたつの「資質」を二階が有していたからである。

 ひとつは、自身も幹事長経験者である石破の解説に耳を傾けるとよく分かる。

「本来、党のまとめ役である幹事長は派閥の長であってはいけないわけだ。私が幹事長の時は、派閥を離脱していたしね。でも、二階派は来る者を拒まないというところがあってね。幹事長の権力をどう使うかは人によりけり。何をしようが、幹事長派閥が勢力を拡大してきたってのは、それはもうひとつの割り切りだよ。私はやらないけどね」

 二階を最長幹事長たらしめた「割り切り」。それは05年の郵政政局でいかんなく発揮される。

 変人総理の小泉純一郎が仕掛けた郵政民営化。郵政、それは旧田中派の牙城だった。当然、二階も民営化反対派と目されていた。

 鶴保が回想する。

「私も二階さんは反対派だと思っていたし、反対派の議員からすれば二階さんは頼みの綱みたいなところがありました」

 ところが二階は、小泉から指名された衆院郵政民営化特別委員長のポストを受け、一転、民営化賛成派の旗振り役を担うことになる。

「(当時事実婚していた)野田聖子と、家に帰って二階さんが特別委員長になったことを話し合いましたね。野田に『あなたは二階さんに従って賛成していい』と言われてね。『それなら別れようや』みたいな話をしました」(同)

 野田はその後、反対の立場を貫き自民党から離党勧告を受ける。一方、二階は郵政選挙の際、現在の選対委員長にあたる総務局長を任され、刺客を送って野田ら造反組を追い落とす選挙の責任者の立場を全うする。

 どうして二階は特別委員長を引き受けたのか。鶴保はこう言って苦笑いする。

「聞いたことがない。今でも分からない」

 二階取材歴40年弱の篠原はこう見る。

「二階さんは時のリーダーに求められたこと、与えられたミッションは必ずやり遂げる。小泉さんの時の郵政民営化然り、安倍さんの時も、二階さん自身は憲法改正にそれほど意欲的ではなかったと思うんですが、実は地元の和歌山県で大々的に憲法集会を開いているんです。安倍さんと二階さんは政治的価値観が一致していない部分も多い。それでも、そういうところを二階さんは克服できる人だと感じます」

 自らの「信念」はさておき、時の権力者に従う。この「割り切り」を持っていたら、石破は今どうなっていたのだろうか……。

6189名無しさん:2021/01/19(火) 23:24:50
>>6188

超速攻の「陳情さばき」
 そしてもうひとつの二階の資質は、県議時代から培ってきた類まれなあの能力だった。

「ある時、経産省管轄の陳情を二階先生のところに持っていったら、『じゃあ、経産省の役人を紹介するから』と、すぐに秘書さんを呼び出して、その役人と電話をつないでくれました」

「4年ぶり2度目不倫」として知られる元二階派衆院議員の宮崎謙介。宮崎が初当選した2012年、二階は志帥会会長に就任し、名実ともに二階派が誕生する。

「そして、『今、うちの派閥の若手で宮崎先生という方がこちらにいらしてるんですが、相談案件があるので話を聞いてやってくれませんか。では、後ほど本人の事務所から連絡させますので、よろしく』と。あっという間に話をつけてくれたんです」

 先輩議員に陳情の相談をしても適当にあしらわれることの多かった宮崎は、この派閥の領袖の対応に言い知れぬ感動を覚える。

 また宮崎は、「佐藤昭への送り届け」を想起させる「物」による気遣いも体験している。

「毎週木曜日の昼に開かれる派閥総会では、普段のお弁当に加えて、何かおめでたいことがあると赤飯がプラスして出されるんです。私が(金子恵美との)結婚発表をした後の総会でも赤飯を出していただきました。二階さんが総会直前に指示し、用意する派閥の事務局長は相当焦ったそうです。和歌山名産のちりめんじゃこやあんぽ柿も、よくいただきました」

 自民党のある参院議員秘書も、「二階の物」にやられた記憶を持つ。

「うちの議員のお供で、議員会館の二階さんの部屋に行ったら、その帰りしな、二階さんがうちの議員に箱に入った和歌山産のミカンをくれたんです。すると、二階さんが『ほら、もう1個あるから持って帰って』と言う……。うちの議員が戸惑っていると、二階さんは『一緒に来ている人がいるでしょ』と。秘書の私にまでお土産をもたせてくれたんです」

 活魚、ちりめんじゃこ、あんぽ柿にミカン……。

 こうした気遣いに引き寄せられ、「来る者は拒まず」の二階派に次々と議員は参集。二階は「数は力」を体現していった。

 鶏卵大手「アキタフーズ」疑惑の吉川貴盛、西川公也の元農水相コンビ。

 公選法違反で逮捕された参院議員の河井案里。

 IR疑獄の衆院議員・秋元司。

 そして4年ぶり2度目の宮崎……。

 二階の土産物のレパートリーと遜色ないほど、二階派議員の不祥事は選り取り見取りの様相を呈している。すなわち、「数は力」=「質より量」。

 ここでこの稿はひとつの訂正を迫られる。先に〈二階のふたつの資質〉と記した。

「割り切り」と「気遣い」

 だが、自身の信念に殉じない割り切りと、質を問わずとにかく数を集めるために使われる気遣いは、とどのつまり同根であり、〈二階のひとつの資質〉と言わねばならなかったのだ。

「融通無碍」

 換言すると、何でもありの無原則。

 それが派閥の数集めに使われているうちはまだ可愛い。しかし、一度(ひとたび)外交の場に持ち込まれると話は違ってくる。

 昨年後半、二階の地元和歌山では、毎月の如くある「恒例行事」が開催されていた。そこでいつも木霊(こだま)したのは、ひとつのキーワードだった。

「親中派、親韓派の二階俊博」

 右翼団体による街宣活動。それは故なき誹謗中傷ではなかった――。

(敬称略)

「週刊新潮」2021年1月14日号 掲載

新潮社

6190とはずがたり:2021/01/19(火) 23:45:01

自民・二階氏「とりあえず河野くんで」 ワクチン担当相任命に
1/19(火) 11:45配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/accb25fe176123ff288bcf4c2c7c260ba287a3c3
産経新聞

自民党役員会に臨む二階俊博幹事長(左)と菅義偉首相=18日午後、国会内(佐藤徳昭撮影)

 自民党の二階俊博幹事長は19日午前の記者会見で、河野太郎行政改革担当相がワクチン担当相に任命されたことについて「適材適所ということに尽きる」と述べた。その上で、「自民党は人材豊富だ。それに代わる者を用意しろといわれたらいくらでも準備できるが、今はとりあえず河野くんだけでいい」と語った。

6191名無しさん:2021/01/19(火) 23:48:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ba2ea18e6efbdf3160e74cf2ca60c9ddc326b8b
自民若手議員 二階氏らに「73歳定年制」厳守を要望
1/19(火) 20:30配信

 自民党の青年局が二階幹事長ら党幹部に次の衆議院選挙で「73歳定年制」のルールを厳守するように求めました。

 自民党は衆議院選挙の比例区では73歳以上の候補者を認めない「定年制」を設けています。

 菅総理大臣と山口選対委員長は定年ルールを堅持すると確認していますが、去年6月にはベテラン議員を中心に、このルールを撤廃するよう求め、二階幹事長は理解を示していました。

 今月19日の青年局の申し入れに対して二階幹事長は「青年局の活動は応援している」と応じたものの、定年制を維持するかどうかについて具体的な言及はなかったということです。

 45歳以下で構成される自民党青年局のトップは、これまで安倍前総理大臣や小泉環境大臣など男性のみが務めてきましたが、50代目となった今の局長は牧島かれん氏が務めています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea9cb16e28ed3a71fd69a75bc2dcdaba01027529
比例73歳定年の堅持要請 自民青年局
1/19(火) 19:06配信

 自民党の牧島かれん青年局長は19日、二階俊博幹事長、山口泰明選対委員長と党本部で会い、内規で定める衆院比例代表候補の73歳定年制を堅持するよう申し入れた。

 山口氏は「原則堅持は同じ思いだ。ベテランは地域でしっかり地盤を持っている」と応じた。

6192名無しさん:2021/01/19(火) 23:50:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dc0bfefd799da74e155a11325472a0f8fb2f890
二階氏 五輪開催に意欲 「躊躇する問題ではない」
1/19(火) 19:12配信

自民党の二階幹事長は、「躊躇(ちゅうちょ)する問題ではない」と、夏の東京オリンピック・パラリンピック開催に強い意欲を示した。

自民党・二階幹事長「ここで五輪を開催するのしないのって躊躇している問題じゃない。あらゆる困難を乗り越えて、国民の期待、世界の皆さんの期待に応えるべきだと思います」

さらに、二階幹事長は「最終的には政府が決断すべきことだが、常に積極的に前を向いて進んでいかなければならない」と述べ、政府に東京大会の開催を強く求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25a472d5216a3b99c40c2b4652c975039135a57e
二階氏 東京大会開催に強い意欲 「ちゅうちょする問題ではない」
1/19(火) 14:46配信

自民党の二階幹事長は、夏に予定されている東京オリンピック・パラリンピックについて、「開催をちゅうちょする問題ではない」と述べ、開催に向けた強い意欲を示した。

自民党・二階幹事長「ここで五輪を開催するのしないのって、ちゅうちょしている問題じゃない。あらゆる困難を乗り越えて、国民の期待、世界の皆さんの期待に応えるべきだと思う」

東京大会の延期や中止の観測も出る中、二階幹事長は、「最終的には政府が決断すべきことだが、常に積極的に前を向いて進んでいかなければならない」と述べ、政府に開催を強く求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9f8f27e61c3afaf5948e467c2db5618360a6c26a
自民・二階氏「困難乗り越え世界の期待に応える」 五輪に意欲
1/19(火) 13:14配信

 自民党の二階俊博幹事長は19日の記者会見で、今夏に予定される東京五輪・パラリンピックについて「あらゆる困難を乗り越えて、国民の期待、世界の皆さんの期待に応えるべきだ」と意欲を示した。

 開催可否の判断時期に関しては「できるだけ早いうちに方向を決めればいい」と指摘。その上で「五輪を開催する、しないと躊躇(ちゅうちょ)している問題ではない。問題は新型コロナウイルスにどう対応するか、どう乗り越えることができるかという問題だ」と強調した。

6193名無しさん:2021/01/19(火) 23:51:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e5858f9cdfc6ef28ae62eea90ac020eaad54647
河野氏起用は適材適所 自民・二階幹事長
1/19(火) 11:37配信

 自民党の二階俊博幹事長は19日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン接種の総合調整に河野太郎規制改革担当相を充てることについて、「ワクチンを速やかに、大人数に接種してもらわないといけない。相当の気構えでやることを内外に発信した。適材適所だ」と評価した。

 コロナ感染が拡大する中で東京五輪・パラリンピック開催を危ぶむ声が出ていることには、「常に積極的に前を向いて進めることでないといけない。開催する、しないとちゅうちょする問題ではない」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6c4470300510aaccb9fed439005d99335d660399
二階氏「とりあえず河野君」 “ワクチン担当相”への起用
1/19(火) 18:48配信

河野大臣をワクチン接種担当の大臣に起用したことについて、自民党の二階幹事長は「党は人材豊富だが、とりあえず河野君だけでいい」と述べた。

自民党・二階幹事長「自民党、人材豊富ですから、それに代わるべき者をもっと用意しろと言ったら、いくらでも準備できますが、今とりあえず河野君だけでいいと思います」

二階幹事長は、河野氏の起用について、「適材適所ということに尽きる」と強調した。

6194名無しさん:2021/01/19(火) 23:53:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/6a265a3a0cf03010dc6ed4ac888b251ee4eb0d2d
菅首相と二階幹事長らコロナ対応などを協議
1/19(火) 19:43配信

菅首相と自民党の二階幹事長らが会談し、新型コロナウイルスへの対応などについて協議しました。

自民党・二階幹事長「国民の皆さんが不安に陥ってるわけですから、解消のために政府はできることは、あらゆる対策、これは労を惜しむことなく、しっかりやってもらいたいということを申し上げてまいりました」

会談には、自民党の林幹事長代理と森山国対委員長も同席しました。二階幹事長が新型コロナ対応について「しっかりやってもらいたい」と要請したのに対し、菅首相は「政府の責任においてしっかりと対応したい」と述べたということです。

新型コロナ対応などをめぐって自民党内からは、「官邸の情報が党に届かない」などと不満の声が出ていて、国会論戦が本格化するのを前に、改めて協力体制を確認した形です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/34093c2be16bc0af3adb68843e5ca9ffd95fdf15
首相、二階氏とコロナ対応めぐり会談 「政府の責任でしっかり対応」
1/19(火) 16:01配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は19日、官邸で自民党の二階俊博幹事長と会談し、新型コロナウイルス対応について意見交換した。二階氏は会談で「コロナの問題は、国民が大変不安に思われているので党は頑張る決意だ。政府も一つしっかりやってもらいたい」と要請。首相は「政府の責任においてしっかりと対応したい」と応じた。会談後、二階氏が記者団に明らかにした。

 会談は首相が二階氏に呼びかけ、林幹雄幹事長代理と森山裕国対委員長が同席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/66e913c4d23e7a604de57e13536648d10efbc4e2
コロナ対応の連携確認 菅首相、自民幹事長と会談
1/19(火) 16:44配信

 菅義偉首相は19日、首相官邸で自民党の二階俊博幹事長、森山裕国対委員長らと会談し、政府・与党が結束して新型コロナウイルス対策に取り組むことを確認した。

 会談は首相が呼び掛けた。首相が二階氏と官邸で会談するのは、政府・与党連絡会議を除き、今年に入って初めてとみられる。

 二階氏は「コロナ問題を国民は大変不安に思っている。党も頑張るので、政府もしっかりやってもらいたい」と述べた。首相は「政府の責任でしっかり対応したい」と応じた。衆院解散・総選挙や東京五輪・パラリンピックの開催の是非などは話題にならなかったという。

6195名無しさん:2021/01/19(火) 23:53:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/90a140eedefffdb4fa1db2c07b07a08e01e30ed6
自民派閥、結束確認の「箱弁」ダメ コロナで自粛「さびしい」の声も
1/19(火) 18:27配信

 自民党の各派閥は19日、毎週木曜昼の会合時に所属議員に振る舞う「箱弁当」を当面自粛すると決めた。そろって弁当を食べることで派閥の結束を高めるのが伝統とされてきたが、コロナ禍での感染対策として会食を控えることにした。

 各派閥の代表者が党本部に集まって決めた。麻生派事務総長の棚橋泰文衆院議員は記者団に「国民に範を示す」と説明。議員に箱弁当を提供する場合は、その場で食べずに持ち帰ってもらうことも確認した。

 自民の各派閥は基本的に、毎週木曜正午から永田町周辺の派閥事務所で所属議員の意見交換会を開催。近くの仕出屋や料亭などの弁当を用意するのが慣例とされてきた。「箱弁当」は派閥政治の象徴でもあり、昭和時代に権勢を振るった旧田中派では「一致団結、箱弁当」とのかけ声も生まれた。

 旧田中派の流れをくむ竹下派は、この日の決定に先立って14日から箱弁当なしの会合に切り替えた。「さびしい」(若手)との声も出たが、同派事務総長の山口泰明・党選挙対策委員長は「弁当があると、持ち帰りでも議員同士で食べてしまうかもしれない」として理解を求めた。(大久保貴裕)

朝日新聞社

6196名無しさん:2021/01/19(火) 23:54:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ed30200742ddb4a80282b36376dd8dd920b389a
二階幹事長に麻生財務大臣…コロナ対策の足引っ張る自民党の二大重鎮
1/19(火) 15:50配信

60%を超える高い支持率で船出した菅義偉首相だが、NHKの世論調査(1月13日)によると内閣支持率は40%まで急落した。後手後手の新型コロナウイルス対策で国民から愛想を尽かされつつある菅内閣。国民が疑問に思う“なぜ?”の理由を専門家に聞いた!

■Go Toトラベルはなぜ止められなかった?

菅首相が「Go Toトラベル」の全国一斉の一時停止を突如表明したのは昨年12月14日。新型コロナウイルスの感染再拡大の要因と指摘されていても、なかなか止めることはなかった。

「国民よりも、菅政権の生みの親である自民党の二階俊博幹事長の顔色を見ていたんですね」

そう語るのは、政治評論家の有馬晴海さんだ。

「無派閥の菅さんは、党内をまとめ首相の椅子に座らせてくれた二階さんには絶対に頭が上がらない。全国旅行業協会会長をつとめ観光需要を喚起するGo Toトラベルを強く推し進めている二階さんの顔に泥を塗るわけにはいかなかったのです。国民の不安が高まり、ようやく停止を表明しましたが、その直後に、二階さんに呼び出されて“ステーキ忘年会”に参加し世間の批判を浴びました。そもそも菅さんが二階さんの誘いを断れるわけがないのです」

■2回目の給付金になぜ消極的なの?

8日の記者会見で、定額給付金を再び出すかどうかを問われた菅首相は言葉を濁している。

政治アナリストの伊藤惇夫さんが解説する。

「菅さんとしても、支持率が下がり続けるなか、国民の関心が高い定額給付金は、いずれ出さざるをえないと考えているはず。しかし、党内では立場が不安定な菅さんは麻生太郎財務大臣にも気を配らなければいけません。麻生さんは、前回の給付金の多くが貯蓄に回ったとして不満に思っていますから、追加の一律給付には否定的。“財布のひも”を握る麻生さんをどう説得すればいいのか考えあぐねていることでしょう」

そして、伊藤さんはこう続ける。

「菅首相は“ブレる”ことを嫌う政治家です。自分が示した方針を曲げることは“負け”に等しいと考えています。平時ならば、一貫した姿勢が評価されることもありますが、このコロナ禍という非常時には柔軟に対応しなければいけません。危機的な状況には不向きな首相だと思います」

国民の切実な声に、菅首相が寄り添う日は来るのだろうか?

「女性自身」2021年2月2日号 掲載

6197チバQ:2021/01/20(水) 10:32:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e1e9b861a2dfde325966e2066571c1e938a5489
苦境脱却へ河野氏に白羽 ワクチン接種準備、不安も 新型コロナ
1/20(水) 7:09配信
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記者団の取材に応じる河野太郎規制改革担当相=19日午後、東京・永田町の自民党本部
 菅義偉首相は、新型コロナウイルスのワクチン接種の担当として、河野太郎規制改革担当相に白羽の矢を立てた。

【図解】新型コロナワクチンの接種計画

 内閣支持率急落で苦境にあえぐ菅内閣の命運を握るのがコロナ対策。その「切り札」となるワクチン接種の総合調整を河野氏の突破力に託したが、先行きには不安も入り交じる。

 「各省にまたがっているから(河野氏に)担当相を決めた。政治主導でしっかり臨んでいく」。首相は19日、首相官邸で会った自民党の下村博文政調会長に、2月下旬までに始めると「公約」したワクチン接種への決意を示した。

 首相が河野氏を起用したのは、所管の厚生労働省の動きが鈍いことが背景にある。同省は米製薬大手ファイザーの日本法人を窓口としていたが交渉は遅れていた。これを察知した首相官邸がワシントンの日本大使館を通じて米国のファイザー本社と直接交渉に臨み、進展した経緯がある。「官邸の言うことを聞かない厚労省」(官邸筋)に首相は不満をため込んでいたという。

 ワクチンは超低温で保管する必要があり、輸送も大掛かりとなる。接種会場の確保も急務だ。河野氏は19日の会見で「輸送や保管、会場設定といったロジを担当する」と説明。早速、医療機関や自治体、関連企業などとの調整に入る。首相と河野氏は19日夜、官邸で小泉進次郎環境相らを交え対応を協議した。

 首相は河野氏が規制改革担当相として押印廃止など省庁間の課題に「手腕」を発揮したことを評価。政府高官も「発信力もあり、説明も分かりやすい」と河野氏を持ち上げる。

 ただ、河野氏の調整力を不安視する向きもある。防衛相時代に陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の計画停止を発表した際、要所への根回し不足で批判を招いた。自民党ベテランは「目立ちたがり屋で調整能力が全くない」と漏らす。昨年9月の就任直後に設置した「縦割り110番」も殺到する情報を処理し切れず、約2カ月で中断した。

 ワクチンをめぐり、厚労省は2月中旬の承認も視野に審査を急ぐ。医療従事者1万人への先行接種は、国立病院機構など医療系3独立行政法人傘下の医療機関での実施に向け準備を進める。65歳以上の高齢者や基礎疾患がある人などを経て、一般国民への接種は「5月以降」(政府高官)になる見通し。河野氏起用でも、接種時期が遅れたり混乱が生じたりすれば、批判の矛先が首相に向く可能性もある。

6198チバQ:2021/01/20(水) 10:34:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c6fd91443ac4e8337ad7f1bed09aea1702c871b
なぜ菅首相の言葉は“響かない”のか 表情、話し方、しぐさ…過去の首相との「決定的な違い」〈dot.〉
1/20(水) 8:02配信
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菅義偉首相(c)朝日新聞社
 18日、義偉首相は開会した通常国会で施政方針演説に臨んだが、重要な場面で「言い間違え」を連発するなど不安定さも目立った。政権の支持率が急落している背景には、菅首相の発信力の弱さも挙げられるだろう。トップとして、このコロナ禍にどう立ち向かうのかという力強い言葉が一向に聞こえてこないのだ。言っているのかもしれないが、まったく伝わらない。それは一体なぜなのか。「政治家の日本語」の著書がある信州大学の都築勉名誉教授に聞いた。

*  *  *
――18日の菅首相による施政方針演説はそつなくこなしたとの評価がある一方で、コロナ対策に関する重要な場面で「徹底的な対策」と言うべきところを「限定的な対策」と言い間違えるなど、相変わらず不安定な場面もありました。19日付の朝日新聞では「あれでは伝わらない」と漏らした自民党幹部の声も紹介されています。国民に対して「大変申し訳なく思う」などの言葉はあるのですが、表情や口調の問題もあるのか、いまいち切迫感が伝わってきません。なぜ菅首相の言葉はわれわれに響いてこないでしょうか。

都築:ひとことで言えば“細かい”からです。個別の政策に切り分ける前の社会認識や、国の将来像を共有できるような言葉がないので、発信の仕方が「政策の羅列」になってしまっている。「午後8時以降の外出は自粛してください」「テレワークの活用で出勤者の7割を削減を目指します」など、細かい話から入るので「じゃあそれ以外はいいのか」となって、また批判を受ける。

 携帯料金やNHKの受信料の引き下げなど、菅首相が推し進める政策はターゲットを絞ってピンポイントで働きかけるものが多い。それが奏功した政策もあるが、コロナ対応では“細かい”ことが完全に裏目に出てしまっています。安倍晋三前首相が非常にイデオロギー的な思考だったので、コントラストが浮かび上がってしまい、「大局観がない」と捉えられている部分もあると思います。

――菅首相の話し方はどうでしょうか。ご本人もインタビューなどで口下手であることは認めていますが、官房長官時代から、会見や国会では無表情で平板なイントネーションで受け答えをしていました。それゆえ、温かみよりも冷たい印象を与えてしまい、首相になってからも国民に“熱量”が伝わっていないように思います。

6199チバQ:2021/01/20(水) 10:34:41
都築:7年8カ月も官房長官をやっていたのだから、話し方の癖はなかなか抜けないでしょう。ただそれ以前に菅首相の政治的なリソース(資源)は、情報と人事を握っていることです。言い換えれば、インテリジェンスの出身なんですね。国家の情報収集や分析、人事の差配などは見えないところでやるものなので、言葉は重要視されません。むしろ周りに気付かれてはいけないものであり、「国民に向けて語りかける」という方法とは180度違う政治手法です。

 菅首相はインテリジェンスで政治の世界を生き抜いてきました。言葉というものは、経験がにじみ出るので、同じ言葉でも話している人によって伝わり方が違います。国民と一緒に共感を得ながら進めよう、という姿勢が薄いのは菅首相が歩んできた政治的キャリアの“帰結”でもあるのです。

――言葉は少なくとも、歴史に名を残す首相はいました。たとえば大平正芳氏は「アーウー宰相」と呼ばれ、饒舌ではありませんでしたが、一つ一つの言葉には無駄がなく、とても論理的だったとされます。また、小渕恵三氏は首相在任中、自らの発信力を卑下して「ボキャ貧」と述べて流行語大賞にもなりましたが、その人柄が国民にも受け入れられるようになり、低かった内閣支持率を上昇させていきました。

都築:大平さんとはバックグラウンドが違うのであまり比較になりませんが、たたき上げという点で、菅さんは小渕さんのようなタイプになるのかと思っていました。小渕さんもアジア通貨危機と日本の金融危機に直面していた大変な時期に首相になりました。本当に笑っている場合ではなかったと思いますが、小渕さんにはユーモアがありました。社会が厳しい状況であるほど、トップがユーモラスであることは大切です。菅首相とはそこが違う点でしょうね。

 私は首相は雄弁である必要はないと思っています。たとえば海部俊樹さんは早稲田大学雄弁会出身で饒舌でしたが、逆に型にハマった言葉が多く、あまり伝わってくるものがありませんでした。言葉が「インフレ」にならず、言葉の中身に注目してもらえるという点では、口下手であることも悪くはないと思います。

――失言はどうでしょうか。過去にも「ASEAN」を「アルゼンチン」と間違えたり、緊急事態宣言の対象地域の「福岡」を「静岡」と言い間違えたり、菅首相は重要な場面で言葉を間違えることが少なくありません。また、緊急事態宣言の延長について「仮定の質問には答えない」という旨の発言をして批判を浴びたこともありました。

都築:失言が多いということは、国民には発信力や指導力のなさとして映ってしまいます。菅首相はまだ就任4カ月ですが、政権末期の麻生太郎さんのようにもみえてしまいます。あのときはリーマンショックの対応が猛バッシングされて、麻生さんは何を言っても批判されました。失言癖があり、上から目線だという点も似ています(笑)。

 揚げ句の果てには、漢字が読めないことも連日攻撃されて、追い込まれ解散になり衆院選で大敗しました。今年の秋までに衆院選があることは確実なのですから、菅政権もこのままいけば、追い込まれた形で衆院選突入という可能性もゼロではありません。政治家にとって「言葉は命」という格言は、まさにその通りなのです。(構成=AERAdot.作田裕史)

6200チバQ:2021/01/20(水) 10:53:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b4d4e1edc45ea767fed2756afec3b951e9e0f2c
特命大臣は河野太郎氏…サプライズ人事に担当者困惑
1/19(火) 18:00配信
104




河野太郎行革担当相(2018年4月6日撮影)
立憲民主党など野党会派は19日、新型コロナウイルス対策などについて厚生労働省に質疑を行った。前日に河野太郎行革相がワクチン担当の特命大臣に指名され、田村憲久厚労相との法的な関係性などについては質問が出ると「昨日、うかがったばかりで…」と厚労省担当者もサプライズ人事に戸惑いを隠せなかった。

【写真】菅首相、コロナワクチン調整を河野行革担当相に指示

また前日の施政方針演説で菅義偉首相がワクチンを「私も率先して接種します」と宣言した。「接種順位はいつ、どこで決まったのか」との質問に「まず一番最初に医療従事者から、接種いただくということなので、総理が一番最初というわけにはならないと思う」と厚労省の担当者も困惑の表情だった。

6201チバQ:2021/01/20(水) 15:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcadc90ed4bbd69e3f2aa23af284b35817880429

ワクチン担当の河野氏の補佐官、小林史明氏を起用へ
1/20(水) 14:21配信
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河野太郎行政改革担当相=15日午前、首相官邸(春名中撮影)
 政府は20日、新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた調整を担当する河野太郎行政改革担当相の補佐官として、自民党のデジタル社会推進本部の事務総長を務める小林史明衆院議員を起用する方針を固めた。近く正式に発表する。ワクチン接種の記録管理などに関わる政策を担うとみられる。


 小林氏はNTTドコモ社員を経て政界入りした当選3回の若手。第2次安倍晋三政権で総務政務官兼内閣府政務官を務め、NHK改革や楽天の携帯市場への参入など放送・通信分野で規制改革を進めた。

 昨年10月に発足した党デジタル社会推進本部の事務総長として今国会に提出されるデジタル改革関連法案の党内議論を取りまとめている。

6202チバQ:2021/01/20(水) 15:30:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6db7122c4300dcf2d97f658ff70bc4d7bad9f0f

河野氏「想像を絶する」、迅速接種へ課題続々…輸送・人手・会場
1/20(水) 9:12配信




閣議に臨む河野行革相(左)と田村厚労相(19日午前、首相官邸で)=源幸正倫撮影
 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、政府の描くスケジュール通りに実施するには多くのハードルが待ち構えている。コロナ対応への批判が強まる中、菅首相は、ワクチン接種に向けた調整担当に河野行政・規制改革相を起用した。迅速な接種を進め、苦境からの脱却を図りたい考えだ。
 首相は19日、河野氏と首相官邸で会談し、「しっかりやってほしい」と指示した。河野氏は会談後、記者団に「1億2000万人分のワクチン接種は、想像を絶する。一から十まで課題(ばかり)だ」と表情を引き締めた。

(写真:読売新聞)
 これに先立ち、首相は同日、自民党の二階幹事長、森山裕国会対策委員長らと会談し、接種開始をできる限り早める考えを示した。政府は、ワクチン接種を「感染対策の決め手」と位置づけており、2月下旬の開始を想定する。先行して接種の対象となる医療従事者や高齢者ら以外の国民については、5月にも接種を始めることを目指している。
 首相が河野氏に白羽の矢を立てたのは、発信力に期待しているためだ。河野氏は、ツイッターのフォロワー数が200万人を超えており、「国民に理解と協力を求めるのに適任」(ベテラン)というわけだ。接種が始まっている欧米では事前の想定よりペースが遅れており、首相は、河野氏をトップに万全の態勢を築くことで、円滑な接種につなげたい考えだ。

6203チバQ:2021/01/20(水) 20:27:45
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2021011900036.html
ガースー孤立で官邸機能不全 事実上の「二階『傀儡』政権」に
2021/01/20 08:02AERA dot.

ガースー孤立で官邸機能不全 事実上の「二階『傀儡』政権」に

味方はどこに? 厳しい政権運営が続く菅義偉首相 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

 今、日本で最も“緊急事態”に陥っているのは首相官邸ではないか。官邸関係者は言う。



「菅義偉首相の周囲にいる官僚はイエスマンばかり。問題点を進言しても菅首相の耳には入らない。官僚たちも嫌気がさしていて、『菅離れ』は政権末期のような状況です」

 1月13日の新型コロナウイルス感染症対策本部で緊急事態宣言を再発出した際には、「福岡県」を「静岡県」と読み間違える失態を犯した。同日夜の記者会見では質問と回答がかみ合わず、「官邸はどうなっているんだ」(自民党幹部)と怒りの声も。

 特に与党議員が反発したのが、国外からの往来規制についてだ。菅首相は当初、緊急事態宣言が出てもビジネス人材の入国は受け入れる考えだった。自民党議員は憤る。

「新型コロナの変異種が警戒されているのに、こんな対策はありえない。党の外交部会でも『水際対策をやっているのに、これでは水浸しになる』と批判が噴出した」

 結果として、菅首相は海外からの往来停止を表明。だが、外国人の入国受け入れにこだわった理由は説明がないままだ。そこにはある事情があったという。自民党関係者はこう解説する。

「外国人労働者の受け入れは、菅首相が官房長官時代に手がけた政策。それに中国やベトナムと関係が深い二階俊博幹事長も関与した。菅首相は、二階幹事長に配慮して往来停止を言えなかったのでは」

 内閣官房関係者が話す。

「すべての政策でお伺いを立てるというわけではないようだけど、『二階さんの傀儡(かいらい)』という見方をする人だっていますよ」

 二階派の意向が強く出た場面は他にもある。

 昨年12月21日の国家戦略特区諮問会議では、企業による農地取得の自由化が議論された。現在、企業による農地の取得は国家戦略特区として兵庫県養父市でのみ認められている。会議では、民間の有識者議員である竹中平蔵氏らが特区の全国展開を主張。結論は、竹中氏と親しい菅首相の「預かり」となって終わった。

 これに怒りをあらわにしたのが二階氏に近い自民党議員だ。

「多くの企業はリース形式が良いと言っているのに、なぜ、竹中氏らの意見で農地取得を検討するのか。党として絶対に認めさせない」

 政権を支えるはずの議員から予想以上の反発を受けた菅首相は、特区の全国展開をあっさりと断念。現在は、養父市の取り組みを一定期間延長する方向で決定した。前出の自民党幹部は「官邸内の議論が詰め切れていない。これでは通常国会を乗り切れないよ」と嘆く。

 官邸で孤立し、判断ミスを重ねる菅首相。前出の内閣官房関係者がこう話す。

「菅首相は、やることすべてが裏目に出て、今は自信をなくしている感じ。党の後ろ盾がないと厳しいことも痛感している」

 一方、菅首相に直言できる数少ない人物である二階氏の影響力は、党内で高まるばかりだ。しかし、その二階氏、「菅首相がダメなら、別の政治家を首相に担ぐのでは」(前出の自民党関係者)との臆測も出ている。二階派の国会議員も「いいタマ(次の首相候補)がいないなら、小池百合子東京都知事でもいい。小池氏が乗ったら政局は面白くなる」と話す。前出の官邸関係者は言う。

「これ以上の支持率下落は致命的。それで焦って対策を打つからミスが生まれる。新型コロナ対策が政局に翻弄(ほんろう)されている」

 官邸が正常化する日は来るのか。(本誌・西岡千史/今西憲之)

※週刊朝日  2021年1月29日号

6204名無しさん:2021/01/20(水) 20:50:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/b478b9d3a812861cbfb42ec7e0723d0eec8b1fac
ガースー孤立で官邸機能不全 事実上の「二階『傀儡』政権」に〈週刊朝日〉
1/20(水) 8:02配信

 今、日本で最も“緊急事態”に陥っているのは首相官邸ではないか。官邸関係者は言う。

「菅義偉首相の周囲にいる官僚はイエスマンばかり。問題点を進言しても菅首相の耳には入らない。官僚たちも嫌気がさしていて、『菅離れ』は政権末期のような状況です」

 1月13日の新型コロナウイルス感染症対策本部で緊急事態宣言を再発出した際には、「福岡県」を「静岡県」と読み間違える失態を犯した。同日夜の記者会見では質問と回答がかみ合わず、「官邸はどうなっているんだ」(自民党幹部)と怒りの声も。

 特に与党議員が反発したのが、国外からの往来規制についてだ。菅首相は当初、緊急事態宣言が出てもビジネス人材の入国は受け入れる考えだった。自民党議員は憤る。

「新型コロナの変異種が警戒されているのに、こんな対策はありえない。党の外交部会でも『水際対策をやっているのに、これでは水浸しになる』と批判が噴出した」

 結果として、菅首相は海外からの往来停止を表明。だが、外国人の入国受け入れにこだわった理由は説明がないままだ。そこにはある事情があったという。自民党関係者はこう解説する。

「外国人労働者の受け入れは、菅首相が官房長官時代に手がけた政策。それに中国やベトナムと関係が深い二階俊博幹事長も関与した。菅首相は、二階幹事長に配慮して往来停止を言えなかったのでは」

 内閣官房関係者が話す。

「すべての政策でお伺いを立てるというわけではないようだけど、『二階さんの傀儡(かいらい)』という見方をする人だっていますよ」

 二階派の意向が強く出た場面は他にもある。

 昨年12月21日の国家戦略特区諮問会議では、企業による農地取得の自由化が議論された。現在、企業による農地の取得は国家戦略特区として兵庫県養父市でのみ認められている。会議では、民間の有識者議員である竹中平蔵氏らが特区の全国展開を主張。結論は、竹中氏と親しい菅首相の「預かり」となって終わった。

 これに怒りをあらわにしたのが二階氏に近い自民党議員だ。

「多くの企業はリース形式が良いと言っているのに、なぜ、竹中氏らの意見で農地取得を検討するのか。党として絶対に認めさせない」

 政権を支えるはずの議員から予想以上の反発を受けた菅首相は、特区の全国展開をあっさりと断念。現在は、養父市の取り組みを一定期間延長する方向で決定した。前出の自民党幹部は「官邸内の議論が詰め切れていない。これでは通常国会を乗り切れないよ」と嘆く。

 官邸で孤立し、判断ミスを重ねる菅首相。前出の内閣官房関係者がこう話す。

「菅首相は、やることすべてが裏目に出て、今は自信をなくしている感じ。党の後ろ盾がないと厳しいことも痛感している」

 一方、菅首相に直言できる数少ない人物である二階氏の影響力は、党内で高まるばかりだ。しかし、その二階氏、「菅首相がダメなら、別の政治家を首相に担ぐのでは」(前出の自民党関係者)との臆測も出ている。二階派の国会議員も「いいタマ(次の首相候補)がいないなら、小池百合子東京都知事でもいい。小池氏が乗ったら政局は面白くなる」と話す。前出の官邸関係者は言う。

「これ以上の支持率下落は致命的。それで焦って対策を打つからミスが生まれる。新型コロナ対策が政局に翻弄(ほんろう)されている」

 官邸が正常化する日は来るのか。(本誌・西岡千史/今西憲之)

※週刊朝日  2021年1月29日号

6205名無しさん:2021/01/20(水) 22:04:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a40034d7a88e0d4f832a49b3abe75e0f045e6e3
自民・二階幹事長、議場にらむ 野党に結集呼び掛けの場面でやじ
1/20(水) 20:49配信

 「だから野党に呼び掛けているんじゃないですか」。20日の衆院本会議の代表質問で登壇した自民党の二階俊博幹事長が、語気を強めて議場をにらみつける場面があった。新型コロナウイルス対応に関し「与党も野党も力を結集しよう。私どもは、いかなる努力も惜しまない」と呼び掛けた際、場内からやじが飛んだのが原因とみられる。

 二階氏は「必要な政策の速やかな決断・実行を誓う」との締めくくり部分を読まずに切り上げた。

 菅義偉首相誕生の立役者となった二階氏は約1年前の本会議以来となった。質問では、首相を「地方に住む人々の心を十分に理解する政治家の代表だ」と持ち上げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e3733c9748f7acf9071298e919010650e511453a
菅首相との蜜月誇示 代表質問で1年ぶりに登壇 自民・二階氏
1/20(水) 19:34配信

 自民党の二階俊博幹事長は20日、衆院本会議の代表質問で1年ぶりに登壇した。

 政権の後ろ盾を自任する立場から、菅義偉首相について「地方の実情や地方に住む人の心を十分に理解する政治家の代表だ」と持ち上げるなど、蜜月ぶりを誇示した。

 政府の新型コロナウイルス対策もアピール。ワクチン接種の早期開始を求めると、首相も「一日も早く開始できるよう、あらゆる努力を尽くしている」と前向きに応じた。

 二階氏は、自民党のシンボルマークをあしらったマスク姿で質問に立った。ただ、終了後に自席で外し、側近から着用を促される場面もあった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/bfce1123d24441ea68847ef732109641e5c2be34
二階氏、菅首相に質問「総理の地方に対する哲学語って」
1/20(水) 15:45配信

 菅義偉首相に対し、昨秋の自民党総裁選時に「あんたしかいない」と立候補を促した二階俊博・同党幹事長が、20日午後の衆院代表質問に立った。秋田出身の菅首相について「地方の実情や地方に住む人々の心を十分に理解している政治家の代表だ」と述べ、「総理の地方の皆さんに対する哲学、思いを語っていただきたい」と質問した。

 菅首相は「私は政治家を志して以来、現場の声、皆さんの声に幅広く耳を傾け、国民目線で政策を進めてきた」と答弁。「活力ある地方を作る」とも述べ、総務相や官房長官時代に推進した「ふるさと納税」を実績に挙げた。

 首相は続けて「新型コロナの影響が長期にわたる中、国民の暮らしと雇用を守っていくことは政治の責務だ」とも答弁した。総裁選や昨秋の臨時国会での所信表明演説などで繰り返した「自助・共助・公助」については、18日の施政方針演説に続いて触れなかった。

 一方、二階氏は質問のなかで、「観光の語源は(中国の四書五経の)『易経』にある『国の光を観(み)る』から引いたものと言われる」「私はこの光が『子供の笑顔』であるべきだと思う」と主張。二階氏は「観光立国」を長年唱え、全国旅行業協会の会長も務める。

 二階氏は東京五輪・パラリンピックについて、「オリ・パラの成功が、世界中のアスリートの支援につながり、それをみて挑もうとする世界中の子供たちの笑顔と希望になると確信している」と述べ、「開催できるように努力するのは当然のことだ」と述べた。

朝日新聞社

6206名無しさん:2021/01/20(水) 22:04:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/55735f6771ffb455286cbda672360b85183c20d3
二階氏、首相持ち上げる 新型コロナ「果断に対応」 GoToに言及なく
1/20(水) 20:03配信

  20日に始まった衆院本会議の代表質問で、自民党の二階俊博幹事長は「果断」などを多用し、首相の「決断力」のアピールに腐心した。

 海外からのビジネス往来を2月7日まで停止する措置を「全体状況やタイミングを見て果断に対応した」と評価。昨年末に低所得のひとり親世帯への臨時特別給付金の再支給を決めたことも「まさに首相の決断により実行された」。関連するNPOが首相に感謝を伝えた例に触れ「誰一人忘れない、見捨てない、ひとりぼっちにさせない、という首相の思いが理解された瞬間だ。弱い側に立った政治を実践するのがライフワークだと常々おっしゃられ、地方の人々の心を十分に理解している政治家の代表だ」と持ち上げた。

 公立小学校の「35人学級」に関し「学校現場から歴史的な快挙と喜ばれるご決断だ」と言及。首相が推進する2050年の脱炭素社会実現は「首相のリーダーシップが最も大事」とアピールに努めた。

 首相は「35人学級は40年ぶりの大改正」と胸を張り、憲法改正手続きを定める国民投票法改正案に関し「今国会で『何らかの結論を得る』ことで(与野党が)合意したと承知しており、実現に強く期待している」と語気を強めた。一方、二階氏の質問にGoToトラベルに関する言及はなく、自民幹部は「昨今の情勢を見て意図的に入れなかったんだろう」と漏らした。【水脇友輔】

https://news.yahoo.co.jp/articles/48fc07414d9d59174dd4fb70eea1f9b56ccca1f8
金子恵美氏、二階幹事長の言葉に涙した過去「怒られると思ったら…」
1/20(水) 19:44配信

 元衆議院議員の金子恵美氏が、自民党の二階幹事長から掛けられた言葉に涙した過去のエピソードを明かした。

 夫の宮崎謙介氏と同じく二階派に所属していた金子氏は、結婚報告をするために二階幹事長のもとを訪れた時のことを振り返りながら次のように話した。

「結婚したら、これからはすべて二倍。喜びも二倍だし、一緒に選挙活動をすれば票も二倍。だけど、悲しみや辛さは半分になるな」

 そのように言葉を掛けられたという金子氏は「怒られると思ったけど、こう言われたのでこんな私が泣いてしまった」と当時のことを明かした。

 しかし、その話を聞いたお笑いタレントの千原ジュニアが「でもね…」と話を遮って「悲しみ半分どころではなかった」と暗に夫のことを突っ込むと、金子氏は「確かに…」としばし言葉に詰まって「怒りの方が倍に」と思わず漏らしたが、そのあとに続く言葉は飲み込んだ。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

6207名無しさん:2021/01/20(水) 22:05:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/40d741ba19c38fc28b3df733dfe2a7c72038347e
二階幹事長“政府にケチつけるな”発言に「引退して」と批判殺到
1/20(水) 18:20配信

「オリ・パラの成功が、世界中のアスリートの支援につながり、それをみて挑もうとする世界中の子供たちの笑顔と希望になると確信している」

こう語るのは自由民主党の二階俊博幹事長(81)。これは20日午後に開催された衆議院の代表質問に立った二階幹事長が答えたもの。

今夏に控える東京五輪・パラリンピックの開催意義を熱弁する二階幹事長だが、見通しは依然暗いままだ。1月8日には2度目の緊急事態宣言が発令されたが、新型コロナウイルスの感染者数は未だに全国で連日5000人前後を記録するなど終息の気配は見えない。

五輪開催についてもJOC(日本オリンピック委員会)理事の山口香氏は19日、毎日新聞のインタビューで《再延期にはコストもかかる。今回はやるか、やらないかの選択だと思う》と語るなど、“身内”からも厳しい指摘が飛び出している状況だ。

そんななか、二階幹事長のある発言に批判が殺到している。それは二階幹事長が単独インタビューに応じた19日放送の『クローズアップ現代+』(NHK総合)でのこと。

序盤、インタビュアーを担当した武田真一キャスターがNHKの世論調査で菅義偉首相(72)の不支持率が支持率を上回ったことについて触れると、二階幹事長は、

「これは、みんなやり場がないんですよ。この今の状況を。どこにぶつけていきますか。野党の某政党に『責任はお前の政党にあるよ』と言ってみたってしょうがないじゃないですか」

と、好転しない新型コロナへの“怒り”を国民が政府に転嫁しているという持論を展開。さらに水際対策や緊急事態宣言の発令タイミングなどが「後手後手」と批判を浴びていることについて、武田キャスターが「政府の対策は十分なのか。さらに手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問すると、二階幹事長は語気を強めながらこう答えた。

「それじゃあ、他の政党が何ができますか。他の政治家が何ができますか。今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチつけるもんじゃないですよ。与党になっていればいい時ばかりではないんですよ。いかなる時も与党は与党としての責務を果たさなければならない」

政府の新型コロナ対策への批判を“ケチ”と一蹴した二階幹事長の発言にはSNS上で批判が殺到した。

《NHKのクローズアップ現代で、二階幹事長「(政府に対して)いちいちケチをつけるもんじゃない」国民の切実な声を「ケチをつける」と思う人が政治の中心にいるとは。引退してください》
《「国民のために働く」と掲げながら国民の声に対して「ケチをつけるな」と一蹴。これが自由民主党です》
《いちいちケチつけるな、か。何様だ。一生懸命やってれば許されるのか。税金で食ってて王様か。だいたい日本語汚い。親でも上司でも先輩でも町内会長でも腹立つのに政治家にこう言われるとは。民主主義使えば良いんだよね。次の選挙まで忘れちゃいかん》

政府は、国民からの正当な批判を“ケチ”と認識しているところをまず改める必要があるのではないだろうか――。

6208名無しさん:2021/01/21(木) 10:24:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c81eb0fba8880a906cb3dec4d8348c67ccc64937
自民・二階幹事長 菅総理に対する代表質問に立つ
1/20(水) 23:34配信

 自民党の二階幹事長は菅総理大臣に対する代表質問に立ちました。コロナ禍での与野党結集を呼び掛けましたが、野党側からやじが飛び、瞬時に反論しました。

 自民党・二階幹事長:「与党も野党も皆で協力し合って政治の力を結集しようではありませんか。いかなる努力も惜しまない、だから野党に呼び掛けているんじゃないですか」

 二階幹事長は「与党も野党も国民に対して共同の責任を担っているという気持ちで立ち向かわなくてはいけない」との考えで述べたということです。

 自民党・二階幹事長:「瞬間的に何か大きい声でやじっとったから、ちょっと言ってやったんだ」

 また、二階幹事長は当初予定になかった北朝鮮による拉致問題について急きょ取り上げました。

 自民党・二階幹事長:「拉致問題は日本が一時も許してはないぞと、こんな理不尽なことがあるかということを常々いっておかなきゃいけないからアドリブで加えておいたわけです」

 菅総理はこう応じました。

 菅総理大臣:「新しい条件を付けずに金正恩委員長(総書記)と向き合う決意のもとで何としても解決したい、拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて頑張っていきたい」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/4393ac39159c512aa640457124e578d290b692a3
二階幹事長、野党からヤジも即座に反論「ちょっと言ってやったんだ」
1/21(木) 7:08配信

 20日に始まった衆院本会議で自民党の二階幹事長が菅総理大臣に対する代表質問に立った。
 
 二階幹事長が「与党も野党もみんなで協力し合って政治の力を結集しようではありませんか」とコロナ禍での与野党結集を呼び掛けると、野党側から「何か野党側にいうことはないのか!」「特措法の修正は!」などのヤジが飛んだ。すると二階幹事長は瞬時に「だから野党に呼び掛けているんじゃないですか」と反論した。

 これは「与党も野党も国民に対して共同の責任を担っているという気持ちで立ち向かわなくてはいけない」との考えで述べたといい、「瞬間的に何か大きい声で言っとったから、ちょっと言ってやったんだ」と振り返った。

 また、「拉致問題は日本が一時も許してはないぞと、こんな理不尽なことがあるかということをいつまでもいっておかなきゃいけないから。アドリブで加えておいたわけです」と、当初予定になかった北朝鮮による拉致問題について急遽取り上げたことについても説明した。

 菅総理は「新しい条件をつけずに金正恩委員長(総書記)と向き合う決意のもとで。何としても解決したい、拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて頑張っていきたい」と応じた。(ABEMA NEWS)

6209名無しさん:2021/01/21(木) 10:26:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/44f98cdf7a6ab30e958890df471a05e6bf4387ab
「あれだけのヨイショは異例」二階氏、露骨な首相擁護 窮地の裏返しか
1/21(木) 9:52配信

 新型コロナウイルスの封じ込めにつまずき苦境に陥っている菅義偉首相は、通常国会の論戦を乗り切れるのか-。20日、衆院本会議の代表質問で、首相を後見する自民党の二階俊博幹事長はそのリーダーシップをてらいなく持ち上げ、強力に援護射撃。対して立憲民主党の枝野幸男代表は、そのコロナ対応を「人災」と主張し、痛烈な批判を加えた。

 「不妊治療や(新型コロナの)PCR検査に対する全国民への支援を総理が決断されたことは、誠に勇断であったと思います」

 登壇した二階氏は、万事こんなあんばいで首相をたたえていった。世論で「後手」批判が強いコロナ対応に関しては「ビジネス入国の停止判断は、全体状況やタイミングを見て果断に対応された」と付け加えてフォローする念の入れよう。

 首相の力強さを引き出して印象付けるためか、北朝鮮による拉致問題の質問もこの日の昼、急きょ追加。首相に「一刻の猶予もない。条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長(朝鮮労働党総書記)と向き合う」と改めて決意の答弁を述べさせた。

 老練な二階氏の極め付きは、「地方の実情を理解している政治家の代表だ。地方に対する哲学、思いを」と首相の政治哲学を問うた場面。首相は、待ってましたとばかりに「現場の声に幅広く耳を傾け、国民目線で政策を進めてきた。まずは(コロナ)感染を収束させ、にぎわいのあるまちを取り戻すべく全力を尽くす」。一段と力を込めて呼応してみせた。

 現実には、報道各社の世論調査で内閣支持率を不支持率が上回るようになり、「何をやっても批判されてしまう」(首相周辺)との閉塞(へいそく)感漂うスパイラルに入っている。自民の衆院ベテランが「あれだけ、あからさまにヨイショするのは異例」と話すように、この日の問答はかえって政権がコーナーに追い込まれつつある事態を描き出す写し絵となった。

      ■ 

 トップバッターに立った立民の枝野氏は、今を「東日本大震災と並ぶ国家の危機」と位置付け、質問時間の大半をコロナ対応に充てる戦術を取った。

 政府による緊急事態宣言の再発出が、立民の提案から3週間後だったと指摘。枝野氏は「根拠なき楽観論によって対応が遅れたことを認め、最悪を想定した対応へ転換すべきだ」と迫ったが、首相は「ご指摘のようには考えていない」と明確に否定した。

 立民の提案もアピール。まず徹底的な防疫によってウイルスを下火にし、その後に経済活動を再開させる「ゼロコロナ」を主張し、観光支援事業「Go To トラベル」の対応をはじめ、経済をより重視してきた従来の政府との違いを打ち出した。

 最後に質問に立った立民の逢坂誠二衆院議員も、「桜を見る会」問題の再調査などを首相に求め、「政治とカネ」の解明に手綱を緩めない姿勢を示した。

 (郷達也、川口安子)

6210名無しさん:2021/01/21(木) 10:28:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/cdb6c8766739d208157af99cd4c12377bc53b450
米国レポートが二階幹事長を「親中派」と名指し 習近平の「反日演説」に媚びへつらい
1/21(木) 5:56配信

 その男が笑顔を見せる時、良からぬことが起きる――。中国、韓国のトップと笑って握手するのは、我が世の春を謳歌する自民党歴代最長幹事長の二階俊博(81)。「汝、隣人を愛せよ」を地で行く図。だが融通無碍な二階の笑みの裏では、「国辱」が積み重ねられていた。

 ***

「ほんまなんかな? なんか悪いことしてるんかな?」

 和歌山県御坊(ごぼう)市。うららかな師走の日曜日の昼時、部屋着のパーカー姿の30代主婦が思案顔で呟く。

「右翼が街宣で言ってること、ほんまなんかな?」

 主婦の傍らで、街宣の大音量に反応した犬が吠える。

「二階さん、不安やわ……」

 昨年12月6日、二階の地元は騒然としていた。

 右翼団体の街宣車二十余台が集結。二階事務所に向かって一斉にシュプレヒコールをあげる。

 そのおどろおどろしい声音と内容に、事務所の目の前に住む主婦は戸惑っていた。彼女を不安に陥れた、拡声器を通じて二階事務所一帯に響き渡った右翼団体の主張。

「中国・韓国の犬、二階俊博は恥を知れ!」

「日本の国益を脅かすパンダ二階はこの日本から出て行け!」

「二階俊博といえば、強力な親中派、親韓派」

「中国や韓国に行った時の二階先生の尻尾の振りようは、肉眼では捉えられないくらいそれは見事なものであります」

 抽象的な「レッテル貼り」に聞こえなくもない。だが、彼らにも「根拠」があった。

「全世界に武漢ウイルスを感染拡大させ、香港にあのような仕打ちをし、そして日本への侵略を着々と実行中の中国共産党。習近平を国賓として日本に呼ぶのを中止しようとすると、二階氏は激怒。この男は一体どこの国の政治家でしょうか」

「竹島はどこにあるのか見えないほど小さな島だなどの発言は、絵に描いたような国賊であります」

「ほんまなんかな」――二階のお膝元で不安を抱える主婦の疑問に答える。

 令和3年、正月三が日。先の見えないコロナ禍。日本人から年明けを寿(ことほ)ぐ余裕は失われていた。そこに付け込むように、あるいは傷口に塩を塗り込むように、我が国に「攻め入る」者たちがいた。

〈尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で3日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは3日連続〉

 1月4日付の産経新聞はこう伝えた。しかも、

〈第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載していた〉

 狼藉国家中国。新年、日本人の胸に改めて刻まれた隣国像。しかしひとり、二階の心は異なる。彼の胸に刻まれているのは親近感。その心中は親中――。

 2020年7月7日、自民党本部、党役員会後の記者会見。二階はぶっきらぼうに言い放った。

「外交は相手のあることで、慎重の上にも慎重に行動すべきものだ。外交部会長か何部会長か知らんが、軽々に判断すべきものではない」

 その直前、世界情勢は激しく揺れていた。同月1日午前0時、通称「暗黒法」と呼ばれる香港国家安全維持法が施行。香港での表現の自由を奪う中国共産党の暴挙に、国際社会は恐れ戦き、そして非難した。

 自民党もただちに動く。いや、動こうとした。

6211名無しさん:2021/01/21(木) 10:29:23
>>6210

緊迫の幹事長室
 暗黒法に対する非難決議を発表。同時に年内にも予定されていた国家主席・習近平の国賓訪日について、〈中止を要請する〉決議文を出すことにもなっていた。この状況で、習を天皇陛下と会見する国賓として扱うことは、国際社会に向けて「日本は中国を支持する」とメッセージを送ることになる。当然の対応だった。

 だが、二階はそれを断じて認めようとしない。そこで「何部会長か知らんが」発言が飛び出す。

 中止要請を主導したのは党外交部会長(当時)の衆院議員・中山泰秀。党内タカ派として知られる。

 中山が振り返る。

「我々が外交部会で習近平国家主席の国賓訪日中止を要請する決議文の案を作っていることを知り、まず党の国際局長である小泉龍司先生が私に電話してきました。『中山さん、そんな訪日反対みたいな文書なんて出したらダメだよ』と厳しく仰り、『ちょっと顔を貸してよ』と。『どこに行けばいいですか?』と訊(き)くと、二階幹事長の部屋に来てくれということになった。それで党本部4階の幹事長室に行ったら、小泉国際局長、林幹雄(もとお)先生、そして二階幹事長がおられました」

 小泉、林ともに二階派の衆院議員である。

「二階派三人衆」vs.「親台派である細田派の中山一人」。緊迫の幹事長室――。

小泉「中山くん、習近平国家主席の国賓訪日中止だなんて、そんなことやったらエラいことになる。ねー、幹事長」

二階「あー」

林「幹事長も頑張っていらっしゃるんだから、こういう時期にこういう文書を出されると大変なんだよ」

 こうしたやり取りを経て、苦心の末に中山はどうにか決議文をまとめあげる。

 中山が胸を張る。

「何が何でも〈中止〉の文言は抜かないというこだわりを持ってまとめました。できあがった決議文についていろんな読み方をする人がいますが、要は〈中止〉の文言は残ったんです」

 結果を見てみる。

 当初案は〈中止を要請する〉。

 最終文言は〈中止を要請せざるを得ない〉。

 加えて党の総意ではなく、あくまで外交部会・外交調査会の見解であるとの位置づけになった。確かなのは、二階とその子分たちが動いた結果、あの朝日新聞までが〈表現弱まる〉と断じる決議文になったことだった――。

〈日本における中国の影響力〉

 昨年7月末、二階が「何部会長か知らんが」発言をした直後。米国ワシントンの最も大きなシンクタンクのひとつである「戦略国際問題研究所(CSIS)」がこう題したレポートを発表した。ここで二階は次のように評される。

〈和歌山県選出である自民党幹事長の二階俊博の名から、二階派と呼ばれるこの派閥は自民党内の親中派である〉

 安倍晋三に仕えた元総理補佐官の今井尚哉(たかや)と並び、〈親中派〉であると名指しされたのだ。レポートはこう続く。

〈二階は中国のパンダを5頭も自分の選挙区の和歌山の動物園に持ってきた実績がある。2019年4月には、二階は安倍総理の特使役として習近平国家主席と会談し、アメリカの意見にかかわりなく、日本が中国の一帯一路に協力することを主張してきた〉

〈二階はまた、習近平国家主席を日本への国賓として招くことを主唱してきた。同時に二階は長年にわたり、日本の中国に対する巨額の政府開発援助(ODA)の供与を一貫して求めてきた〉

 このレポートは、米国務省「グローバル関与センター」の支援で作成されている。したがって、長年ワシントンに滞在し、米国情勢に通暁したジャーナリストの古森義久に言わせると、「半ば公的な意味合いを持つレポート」となる。

 二階が「世界の超大国公認」の親中派となった瞬間だった。

 実際、米国の判断は適確だった。二階はその「実績」を積み重ねてきている。

6212名無しさん:2021/01/21(木) 10:30:34
>>6211

「老朋友」
 02年、二階は地元和歌山に江沢民の揮毫(きごう)を刻んだ石碑建立を計画。さらにそれを全国に広げようとした。

 県議当選同期の二階の盟友、元和歌山県議会議長の門三佐博(かどみさひろ)が記憶を繙(ひもと)く。

「1975年に県議に初当選して1期目の時、二階さんと一緒に中国視察に行き、ホテルに置いてあった赤い背表紙の『毛沢東語録』をお土産として持って帰ってきました。二階さんには隣の人、隣国とは仲良くせなあかんという信念がある。彼にとっては江沢民も『老朋友(ラオポンヨウ)』なんちゃうかな」

 その老朋友は1998年の訪日時、宮中晩餐会に中山服で出席する非礼を働き、さらにその場で天皇陛下(現上皇)を前に、「日本軍国主義は中国人民に大きな災難をもたらした」と放言。一瞬にして全日本国民を敵に回す。その江の石碑を建てることに世間は反発。だがただひとり、二階の心中は違った。

 二階は言った。

「石碑についてあれこれ言うのは中国に対する礼儀を欠くことになる」(「週刊新潮」03年2月13日号)

 天皇陛下への礼儀を弁(わきま)えない国に対する礼儀――。右翼団体の街宣がリフレインする。

「この男は一体どこの国の政治家でしょうか」

 結局、世論の反対に遭い、二階は渋々石碑の建立を断念する。

 二階の地元和歌山に、特殊法人「年金福祉事業団」が120億円もの年金資金をつぎ込んで建設した保養施設「グリーンピア南紀」。経営が行き詰まり、地元自治体に払い下げられると、05年、その土地と施設が中国系企業「香港BOAO」に、1億6千万円という破格の安値で事実上売却される。

 BOAOのオーナーは二階と昵懇、しかも売買契約は二階が経産相だった時に大臣応接室で行われていた。自身が懇意にする中国系企業に公的施設をタダ同然で安売り……。

 再びのリフレイン。

「この男は一体どこの国の政治家なのでしょうか」

 結局、BOAOはグリーンピア南紀をほっぽり出し、地元は振り回されるだけの結果となる。

 そして15年5月、二階は財界人など3千人の大訪中団を結成。二階らが集(つど)った北京でのパーティーで、習が反日演説をぶつ。

「日本軍国主義の侵略の歴史を歪曲し、美化しようとする言動を中国人民やアジアの被害国の国民は受け入れない」

 二階は応じた。

「習近平閣下のご挨拶の意味を充分理解して、それを実現、実行するために我々も努力していきましょう」

 遣唐使か、遣隋使か。見事な朝貢外交、華麗なる額(ぬか)づき。

 三度(みたび)のリフレインはいるまい。

 幹事長代理として二階を支える側近中の側近で、習近平国賓問題では中山を攻めた林幹雄が鼻を高くする。

「二階さんはこれまで計5回、習近平国家主席と対談しています。総理を除けば、政界でここまで国家主席に会っている人は他にいません」

 その結果が習国賓訪日への固執、妄執。CSISレポートが一段と重みを増す。

 林がなおも我が大将を自慢する。

「国は引っ越すことができないのだからなるべく仲良くしようや、というのが二階さんの基本的な考え方です。細かいことには目くじらを立てない、とでも言えばいいのかな。中国とも韓国とも」

 こうして二階の麗(うるわ)しき隣人愛は韓国にも向けられていく。

6213名無しさん:2021/01/21(木) 10:31:02
>>6212

インドネシアでの乾杯相手
3千人大訪中団を率い「遣習使」と化した二階。その3カ月前の15年2月、彼は1400人の大訪韓団を引き連れソウルにいた。普段、志帥会(二階派)の先輩である元運輸相の亀井静香曰く「くらーい顔」した二階は、この時、笑顔で大統領の朴槿恵(パククネ)と握手。二階の韓国への思い入れも、中国に劣らぬものがある。

〈二階氏は2010年、日本の民間団体による和歌山県での金忠善(キムチュンソン)将軍の記念碑建立に助力し、記念碑に韓日友好を願う文章も残した〉(15年1月27日付朝鮮日報)

 金忠善、日本名「沙也可」。豊臣秀吉の朝鮮出兵時、敵方に寝返った日本にとっての裏切り者である。

 二階は自由党時代、小沢一郎を裏切り、大臣ポストに居座った過去を持つ。似た匂いを感じるのか、沙也可への親近感を隠さない二階は、その顕彰碑の除幕式に出席する。

〈日本人武将・沙也可、朝鮮名・金忠善の顕彰碑が和歌山県和歌山市・紀州東照宮境内に建立された。和歌山が地元の自民党の二階俊博衆議院議員が9日、聯合ニュースに伝えた〉(10年12月10日聯合ニュース)

 わざわざ裏切り者の碑建立のニュースを韓国に売り込んだ二階。溢れ出る韓国愛。改めて右翼団体の街宣が思い返される。

「竹島はどこにあるのか見えないほど小さな島だと発言」

 12年、韓国で行われた麗水(ヨス)国際博。竹島問題を理由に、日本の国会議員からは参加すべきではないとの意見が出た。ここで二階の半島愛が迸(ほとばし)る。韓国メディアのインタビューに二階はこう答えた。

〈韓国が作成した麗水国際博の広報紙に、竹島が韓国の領土として記載されているとの理由で、(日本の)議員たちの不満が大きかった。地図を見せて「竹島がどこにある。見えないほど小さな島じゃないか。大げさに振る舞うのではなく、隣国のイベントの成功に向け力を合わせよう」と説得した〉(11年11月28日付朝鮮日報)

 二階には愛はあったが智がなかった。小国バチカン市国も独立国家であり、御坊市も世界地図ではどこにあるか見えないほど小さい。領土問題は面積では語れない。主権は「平方メートル」で譲るべきものではない。

 齢81、二階俊博。

 誰かがどこかの教育課程で、主権の意味を教えてあげるべきだった。

 昨年12月、二階が愛する韓国は竹島周辺で軍事訓練を行い実効支配を強め、年が明けた1月8日、日本政府に元慰安婦への損害賠償を命じる国際法無視の判決を下す。

 また1月6日、中国の圧政により、香港では53人の民主派元議員らが暗黒法を適用され逮捕された――。

 1月10日、御坊市。寒風吹き荒(すさ)ぶなか、再び右翼団体の街宣車が集結した。

「安倍元総理が韓国や中国に毅然とした態度を示していることで向こうの出方も確実に変わりつつある今、二階俊博大先生は日本の外交は大きな転換点を迎えていることに全く気付いていないのであります」

 地元の男子小学生4人組が街宣車に向かって無邪気に手を振る。まだ低学年。無垢で小さなこの野次馬たちの未来を二階は担う。

「二階俊博先生は第一に日本国のことを考え、敵を欺(あざむ)くにはまず味方からの手法で行動されていると、私たちは信じております」

 こうして「期待」を受ける二階の隣人愛は、中韓を飛び越え東南アジアへと広がる。

 15年11月、全国旅行業協会の会長でもある二階は、今度は1100人を引き連れインドネシアを訪問。その宴席で、二階が盃を掲げた相手の顔には笑みが浮かぶ。

 写真は語る。

 二階を解釈するキーワード「融通無碍」。中韓への対応にも滲み出るそれが、その写真からも窺える。

 二階と親しいジャーナリストは、「融通無碍」を「懐が深い」と翻訳しつつ、こう懸念する。

「だから大幹事長になった今も、付き合う必要のないような人たちを二階さんは近くに出入りさせている」

 二階の隣で笑う男、その名は矢島義也。政治系シンクタンク「大樹グループ」会長。人呼んで、令和の政商――。

(敬称略)

「週刊新潮」2021年1月21日号 掲載

新潮社

6214チバQ:2021/01/21(木) 11:04:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/44f98cdf7a6ab30e958890df471a05e6bf4387ab
「あれだけのヨイショは異例」二階氏、露骨な首相擁護 窮地の裏返しか
1/21(木) 9:52配信




自民党の二階俊博幹事長(撮影・中村太一)
 新型コロナウイルスの封じ込めにつまずき苦境に陥っている菅義偉首相は、通常国会の論戦を乗り切れるのか-。20日、衆院本会議の代表質問で、首相を後見する自民党の二階俊博幹事長はそのリーダーシップをてらいなく持ち上げ、強力に援護射撃。対して立憲民主党の枝野幸男代表は、そのコロナ対応を「人災」と主張し、痛烈な批判を加えた。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「不妊治療や(新型コロナの)PCR検査に対する全国民への支援を総理が決断されたことは、誠に勇断であったと思います」

 登壇した二階氏は、万事こんなあんばいで首相をたたえていった。世論で「後手」批判が強いコロナ対応に関しては「ビジネス入国の停止判断は、全体状況やタイミングを見て果断に対応された」と付け加えてフォローする念の入れよう。
 首相の力強さを引き出して印象付けるためか、北朝鮮による拉致問題の質問もこの日の昼、急きょ追加。首相に「一刻の猶予もない。条件を付けずに金正恩(キム・ジョンウン)委員長(朝鮮労働党総書記)と向き合う」と改めて決意の答弁を述べさせた。

 老練な二階氏の極め付きは、「地方の実情を理解している政治家の代表だ。地方に対する哲学、思いを」と首相の政治哲学を問うた場面。首相は、待ってましたとばかりに「現場の声に幅広く耳を傾け、国民目線で政策を進めてきた。まずは(コロナ)感染を収束させ、にぎわいのあるまちを取り戻すべく全力を尽くす」。一段と力を込めて呼応してみせた。

 現実には、報道各社の世論調査で内閣支持率を不支持率が上回るようになり、「何をやっても批判されてしまう」(首相周辺)との閉塞(へいそく)感漂うスパイラルに入っている。自民の衆院ベテランが「あれだけ、あからさまにヨイショするのは異例」と話すように、この日の問答はかえって政権がコーナーに追い込まれつつある事態を描き出す写し絵となった。
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 トップバッターに立った立民の枝野氏は、今を「東日本大震災と並ぶ国家の危機」と位置付け、質問時間の大半をコロナ対応に充てる戦術を取った。

 政府による緊急事態宣言の再発出が、立民の提案から3週間後だったと指摘。枝野氏は「根拠なき楽観論によって対応が遅れたことを認め、最悪を想定した対応へ転換すべきだ」と迫ったが、首相は「ご指摘のようには考えていない」と明確に否定した。
 立民の提案もアピール。まず徹底的な防疫によってウイルスを下火にし、その後に経済活動を再開させる「ゼロコロナ」を主張し、観光支援事業「Go To トラベル」の対応をはじめ、経済をより重視してきた従来の政府との違いを打ち出した。

 最後に質問に立った立民の逢坂誠二衆院議員も、「桜を見る会」問題の再調査などを首相に求め、「政治とカネ」の解明に手綱を緩めない姿勢を示した。

 (郷達也、川口安子)

6215名無しさん:2021/01/21(木) 17:08:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b48bda3f113a920f69e6742cc1b2b590adc0dd2
二階幹事長の「ケチつけるもんじゃない」発言が炎上…「批判はケチ?」「国民がケチ?」
1/21(木) 10:55配信

 自民党の二階俊博幹事長が19日にNHKの「クローズアップ現代+」で武田真一アナウンサーのインタビューに「いちいちそんなケチをつけるものじゃない」と語ったことが、ネットで炎上している。

 番組は与野党幹部に直撃として、武田アナが二階幹事長、立憲民主党の枝野代表にインタビューを行った。

 武田アナは二階幹事長へ「政府の対策は十分なのか。更に手を打つことがあるとすれば何が必要か」と質問。すると二階幹事長は「それじゃあ、他の政党に何が出来ますか?他の政治家に何ができますか?今、全力を尽くしてやっているじゃないですか」と答え「いちいちそんな、ケチをつけるものじゃないですよ。与党になっていればいい時ばかりじゃない。いかなる時も与党は与党としての責務を果たさなければいけない。それが与党の責任」と語った。

 この発言がネットニュースで取り上げられると一気に拡散。記事をリツイートした人が「典型的な老害」「国民がケチをつけてる?」「今の政権は、国民がケチを付けたらいけない政権。すなわち独裁政権って訳だ」「批判は『ケチ』であり、自民党・自民党政治家にケチをつけてはいけないそうです」などの声が殺到。21日時点で「批判殺到」がトレンド入りするほどだ。

 二階氏は、GoToトラベルなどのタイミングや国民への説明は適切だったか?という問いには「後からなら誰でも何でも言える」とし「皆でこの事態を乗り越えていく。国民の英知ですよ」「思いついて調子のいい国民が喜びそうな攻撃をしたらいいというやり方ではダメ。全体の責任を背負っているわけですから」などともコメント。

 経済的困窮者など、社会的弱者へ寄り添う政治は?との問いには「そういう方がおられれば直ちに寄り添って対応していく。政治はそういう人に対して答えていく、政治のいの一番の責任。十分今日も応えていますが、今後も応えていく」とも語った。

6216名無しさん:2021/01/21(木) 17:08:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b7ad051ee4af9ad390302899dbd341a4048d353
総理“礼賛”の二階氏 野党ヤジにも“強気”の応戦
1/21(木) 13:58配信

 新型コロナウイルスの重症者が17日連続で更新。そんななか、国会ではコロナ対策を巡り、論戦が交わされました。

■日本医師会は「トリアージもせざるを得ない」

 東京都では、20日、1274人の感染が確認されました。
 年始のピークは越えたようにも見えますが、緊急事態宣言解除の目安となる500人には程遠い状況です。

 重症者は5人増えて、160人と過去最多となっています。
 また、全国の重症者も1014人と17日連続で過去最多を更新しています。

 日本医師会の中川俊男会長は20日、「現在、緊急事態宣言対象地域を中心に、医療崩壊という状態が多発し、日常化してきました。現状のままでは、トリアージもせざるを得ない状態です。助かる命に優先順位をつけなければなりません。それは何としても避けたい」と話しました。

■菅総理は野党から“判断の遅れ”追及され…

 そんななか、20日、国会では代表質問が始まり、新型コロナウイルス対策などを巡って論戦が交わされました。

 最初に質問に立った立憲民主党の枝野幸男代表は、政府の判断の遅れを追及しました。

 枝野代表は「総理は、私たちをはじめ多くの声を無視してGoToキャンペーンを続け、必要な対策を先送りしてきました。その結果が『感染爆発』と呼ばざるを得ない現状です。緊急事態宣言についても、なぜこんなに後手に回っているのですか。判断の遅れを認め、反省することから始めるべきではないですか」と問いました。

 これに対し、菅義偉総理大臣は「日々の感染状況等を把握し、専門家のご意見をお伺いしながら、判断を致しました。根拠なき楽観論に立ち、それによって対応が遅れてきたとは考えておりません。引き続き、国民の命と暮らしを守り、感染拡大を抑えつつ、雇用や事業維持する。この考えに基づいて、必要な対策を講じて参ります」と答えました。

 また、野党側は、GoToキャンペーンを含む第3次補正予算について、「コロナ対策を優先すべき」として組み替え動議を提出する方針ですが、菅総理は組み替えは必要ないとの考えを示しました。

■二階幹事長は野党のヤジに“語気を強める”

 自民党から質問に立ったのは、二階俊博幹事長でした。

 二階幹事長は「まさに菅総理の決断によって実行された。果断に対応された。誠に勇断であった」と述べました。

 菅総理の「決断力」をアピールした一方で、野党からのやじに対して、語気を強める場面もありました。

 二階幹事長は「与党も野党も皆で協力し合って、政治の力を結集しようではありませんか」「そのためには、いかなる努力も惜しまない」と述べると、野党から「特措法の修正だ」と声が上がり、「だから、野党に呼び掛けてるんじゃないですか」と応戦しました。

テレビ朝日

6217名無しさん:2021/01/21(木) 17:11:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b56de58741a2e15904a876af2fd9f5173167c48
「国民いら立ち誰も止められず」 自民・伊吹文明氏が首相を擁護
1/21(木) 16:18配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は21日の二階派会合で、新型コロナウイルス対応を巡り批判が強まる菅義偉首相を擁護し、党所属議員の結束を呼び掛けた。「ワクチンや治療薬ができるまでは、誰が首相でも国民のいら立ちを止めるのは難しい。乱れることなく対応しよう」と述べた。

 報道各社の世論調査で内閣支持率が下落傾向にあることを念頭に「右往左往すると、とんでもない発言や、党幹部からも自分の立場を分かっていないような発言が出る」と指摘。「党内で騒げば騒ぐほど環境は悪くなる。しっかりやってほしい」と戒めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/25ad0a4d3c8936bcd1fe21879ce66904450d7a27
支持率低下、右往左往するな 自民・伊吹氏
1/21(木) 15:33配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は21日の二階派例会で、菅内閣の支持率低下に関し、「みんな心配で右往左往する。(党の)中で騒げば騒ぐほど環境は悪くなる」と述べ、党内の結束を呼び掛けた。

 また、下村博文政調会長が4月に予定される衆参両院の2補選で敗北すれば「政局になる」と発言したことを念頭に、「党幹部も自分の立場が分かっていない発言が出る時がある」と苦言を呈した。

6218チバQ:2021/01/21(木) 19:43:29
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2101210020.html
自民・石破派 石破氏が顧問就任
2021/01/21 14:59産経新聞

自民・石破派 石破氏が顧問就任

自民党・石破茂元幹事長(春名中撮影)

(産経新聞)

 自民党の石破派(水月会、19人)は21日の会合で、会長を退いた石破茂元幹事長を顧問に充てる人事を決めた。鴨下一郎元環境相が代表世話人に就き、引き続き事務総長を務める。

 石破氏は所属議員の選挙応援や政策助言を担う。鴨下氏は会合で「新型コロナウイルス禍で苦労されている人、菅義偉内閣のため、一致団結して頑張っていきたい」と語った。

 同派は昨年12月、会長職を空席として、鴨下氏ら4人の世話人が派閥を運営する「複数世話人体制」に移行していた。

6219とはずがたり:2021/01/21(木) 21:11:22
>>6022
アホやろ。。

自民・宮腰光寛氏、30人と飲酒
富山で懇親会参加、転倒して搬送
https://this.kiji.is/715420218980057088?c=39546741839462401
2020/12/26 13:31 (JST)12/26 13:50 (JST)updated
c一般社団法人共同通信社

 自民党の宮腰光寛元沖縄北方担当相(富山2区)が、富山市内で25日夜に開かれた漁業関係者との懇親会に参加していたことが26日、関係者への取材で分かった。約30人が参加し、酒も出たという。宮腰氏は飲酒して転倒し、救急搬送された。

 関係者によると、出血があったものの、けがの程度は軽いという。

 政府は5人以上での飲食は「新型コロナウイルスの感染リスクが高まる」として注意を促している。富山県は25日、感染拡大警報を出していた。

 宮腰氏は同県黒部市出身。富山県議などを経て、1998年の衆院補選で初当選し、現在8期目。首相補佐官などを経て2018年10月に初入閣した。

6220チバQ:2021/01/22(金) 18:10:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/205ecea03b368270b62ab5508619412050b1eebd
石原伸晃氏がコロナウイルス感染 国会議員9人目
1/22(金) 16:57配信
55




石原伸晃氏(2016年6月29日)
政界関係者によると、自民党の石原伸晃・元幹事長(63)が、新型コロナウイルスに感染したことが22日、分かった。

国会議員の新型コロナ感染が分かったのは、石原氏で9人目。

石原氏は21日、石原派の総会に出席していた。

6221名無しさん:2021/01/22(金) 23:20:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc66e2308e4e279d39f43258431e987b133e2c9a
コロナ感染・石原伸晃氏に「上級国民」批判 〝禁〟破り会食、即入院
1/22(金) 20:01配信

 自民党の石原伸晃元幹事長(63)が22日、新型コロナウイルスに感染したことが判明し、即日入院した。持病があるためだが、永田町やネット上では感染判明前の行動と合わせて「特別待遇」「上級国民」と怒りの声が上がっている。

 石原氏は21日にPCR検査を受け、この日、陽性が判明。発熱やせきなどの症状はなく、いわゆる〝無症状感染〟だが、不整脈などの持病があるため、大事をとって、即日入院したという。

 石原氏は18日開会の国会の本会議に登院し、21日には自身が率いる「近未来政治研究会」の派閥総会に出席し、あいさつしていた。さらに同派閥に所属している野田毅元国家公安委員長(79)、坂本哲志一億総活躍担当相(70)らと昼食をとっていた。

 ソーシャルディスタンスを保ったうえで、会話の際はマスクをつけていたというが、石原氏はコロナ感染拡大防止を声高に呼びかけていた身だ。

 ネット上では「あれだけ会食ダメといっておきながら自分たちだけは特権かよ」「症状ある人が入院できないのになんで無症状で即入院できるんだ」との声であふれている。

 自民党関係者は「昼食時に弁当を配るのもやめて、夜だけでなく昼の会食も控えるよう申し合わせしていたのに派閥の会長がやってどういうことなのか。すぐ入院できてしまうのも議員特権といわれてしまえば、それまでですよ」と嘆く。

 国会議員のコロナ感染は9人目で、昨年末には立憲民主党の羽田雄一郎参院議員が53歳の若さでコロナ感染の症状発症からわずか数日で急死する悲劇があったばかりだ。

「口では感染防止、自重を呼び掛けながら、結局、他人事なんです。国会内では議員や秘書、衛視の間で感染が広がっていて、クラスターが起きているのではないかと心配の声も出ている」(前出の関係者)

 国会議員は今一度、自身の胸に手を当てて考える必要がありそうだ。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d2580ce7a65efd15db7a3b7f38e3eff1a5bc841
石原伸晃元幹事長が新型コロナウイルスに感染し入院 昨日は派閥の総会で普段通り挨拶
1/22(金) 16:41配信

 自民党の石原伸晃元幹事長が、新型コロナウイルスに感染したことがわかった。石原元幹事長の事務所は先ほどコメントを発表、きのう午後4時に東京医科歯科大学でPCR検査を受け、きょうの午後に陽性と判明したという。また、既往症があるため、医師の指示により入院したという。石原氏はPCR検査を受ける直前のきのう正午には自ら率いる派閥の総会に出席し、普段通り挨拶などを行っていた。(ANNニュース)

6222名無しさん:2021/01/22(金) 23:23:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/28dd06f028640a6bab098dc59c5b6d88372d95f6
菅総理と自民党との間で軋轢、官邸も機能不全に 「ポスト菅」候補は
1/22(金) 5:59配信

 日本列島に寒波が押し寄せるなか、永田町では「菅おろし」が猛威を振るい始めた。再びの緊急事態宣言に支持率の急落、党との軋轢、そして、官邸内に響く不協和音――。コロナ禍との戦いに劣勢を強いられる一方、菅義偉総理は政治家としての瀬戸際を迎えている。

 ***

 政治家にとって言葉は“命”に他ならない。

 無論、いまの総理に求められるのは、苦境に立つ国民に寄り添い、希望への道筋を示す言葉だろう。

 だが、もともと口下手で知られる菅総理の言葉は、いつまで経っても精彩を欠くと言わざるを得ない。

 たとえば、1月7日に開かれた2度目の「緊急事態宣言」発令を表明する会見。菅総理は手元のメモに目を落とし、台本を読み上げるような口調に終始した。

 波紋を呼んだのは結びの言葉である。

〈これまでの国民の皆さんの御協力に感謝申し上げるとともに、いま一度、御協力賜りますことをお願いして、私からの挨拶とさせていただきます〉

 政治部デスクが嘆息する。

「ただでさえ苦境に喘ぐ国民で溢れるなか、改めて緊急事態宣言への協力を仰いだわけです。それなのに、結婚式に招かれた来賓のスピーチのような言葉で結んでは話になりませんよ」

 ハリウッド大学院大学教授(パフォーマンス学)の佐藤綾子氏も苦言を呈す。

「菅総理の発言には“私は”や“私が”といった自分を主語にする表現が極端に少ないので、会見を聞いても主体性に欠ける印象ばかりが残ってしまう。責任逃れのイメージを払拭するためにも“私”という主語を取り入れるべきです」

 ドイツのメルケル首相は昨年12月に“今年が祖父母と過ごす最後のクリスマスになってはならない”と情に訴えかけた。また、ニュージーランドのアーダーン首相は“強く、優しくあれ”と命令調で感情を込めて締めくくることが多い。

「自分を主語にして責任の所在をはっきりさせ、情に訴えたり、命令する。菅総理の場合、スピーチにとって重要なこうした要素が抜け落ちているため、国民の心を掴むことができないのです。少なくとも、メモを読み上げるのではなく、カメラに視線を向けながら話をしてもらいたい。総理大臣と国民のコミュニケーションは会見動画を通じて行われるのですから。一方で、杓子定規なやり取りを回避するため、総理の発言に賛同するにせよ、反対するにせよ、質問する記者もきちんとリアクションを示した方がいいと思います」(同)

 かつての自民党には言葉の力で人心を掌握する政治家が少なくなかった。代表格は、やはり田中角栄元総理であろう。44歳で大蔵大臣に就任した際のスピーチは象徴的だ。最終学歴が高等小学校卒の角栄は、日本を代表するエリート官僚を前にこう言い放った。

〈できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの田中角栄が負う。以上!〉

 これを聞いた大蔵官僚が奮い立ったことは想像に難くない。昭和の今太閤と比べると、令和の宰相の言葉は霞んで見える。

 同時に、人心掌握の面でも見劣りする現下の総理に対しては、すでに“菅おろし”の突風が吹き荒れ始めているのだ。

6223名無しさん:2021/01/22(金) 23:26:10
>>6222

支持率30%割れも
 共同通信が1月9日、10日に実施した世論調査では、菅内閣の支持率は41%。社によっては7割超の数字を叩き出した発足当初と比べれば、その落差は歴然としている。2度目の緊急事態宣言が「遅すぎた」という意見は79・2%を占め、さらに、菅内閣を「支持しない」と回答した人の4割以上が「首相に指導力がない」ことを理由に挙げた。

「国内でも1日の感染者が2千人を超え、GoToキャンぺーンに厳しい目が向けられ始めたことが大きかった。世論や分科会の提言に押し切られる格好で、GoToの一時停止を表明したのが12月14日。菅総理はその晩、二階幹事長に呼ばれ、みのもんた氏らと8人でステーキ会食に臨んでしまった。あの日を境に潮目が変わった印象です。安倍前総理の場合は支持率の30%近くを保守の岩盤支持層が固めていましたが、菅総理にはそれがない。このまま30%台を割り込む可能性も十分に考えられる」(先のデスク)

 菅総理に近い自民党議員はこう漏らす。

「このところ、菅さんは周囲の意見を全く聞き入れない。以前から頑固なところはあって、官房長官時代は“ブレない”“強気を崩さない”といった評価に繋がっていた。しかし、最近の令和おじさんはただの頑固おじさんのようになっている。そのせいで党との間にも溝が生まれてしまった」

 菅総理と自民党の足並みの乱れを表すエピソードとして、この議員が指摘するのは、昨年末に閣議決定された後期高齢者の「医療費2割負担」を巡る騒動である。菅総理は12月上旬に“年収170万円以上”の高齢者を対象にする方針を打ち出したが、

「この方針のままいけば、対象は520万人にのぼる。党内からは“衆院は全465議席。2割負担になる対象者が自民党離れを起こせば、議員ひとりにつき1万票以上減らすことになる。総選挙が近いことを忘れたのか”という声も上がった。森山裕国対委員長や、連立を組む公明党が先送りを進言したものの、菅さんは頑として方針を撤回しない。結局、公明の山口那津男代表と菅さんのトップ会談で“年収200万円以上”まで条件を緩和することで落ち着きましたが、党内には依然として菅さんに対するしこりが残っています」(同)

 長年、菅総理を取材する政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏によれば、

「菅総理は官房長官時代から“やる”と決めたことについては周囲に相談せずに断行するタイプでした。危機管理の観点から情報が漏れることを嫌うのでしょうが、コロナ禍における総理の対応としては問題がある。最近では、加藤官房長官や西村経済再生相ともコミュニケーションが悪化していると耳にします」

“安倍政治の継承”を掲げる菅総理にすれば、官邸主導を崩したくないという思いもあるのだろう。だが、最大派閥・細田派をバックに持つ安倍前総理に対し、菅総理は無派閥。さらに、官邸の陣容にも不安が残る。

6224名無しさん:2021/01/22(金) 23:28:32
>>6223

立役者・二階幹事長まで…
 なかでも懸念されているのは、自民党国対との“かすがい”となるべき、坂井学官房副長官の存在だ。坂井氏は菅総理を慕う無派閥議員グループ「ガネーシャの会」の中心人物だが、自民党関係者が言うには、

「医療費負担の件をはじめ、坂井さんが橋渡し役として機能していないと批判されている。本人は飲み会で“オレは菅総理の右腕だ”と豪語していたようですが、国対幹部は“官邸から逐一報告が上がってこない。坂井はもっと汗をかかないとダメだ”とこぼしていました。坂井氏や総理秘書官をはじめ、いまの官邸スタッフは、菅総理に従順で決して裏切らないタイプ。ただ、正直なところ、それだけが取り柄の人間がほとんどなのです」

 官邸の要となる政務担当総理秘書官は、39歳の元菅事務所スタッフ・新田章文氏を抜擢した菅総理。しかし、“若すぎて官邸を仕切れていない”との批判を受けて、今年の元日に電撃解任。財務省出身の寺岡光博氏が後任となった。しかし、就任からわずか3カ月半という異例の交代劇に官邸内には激震が走り、機能不全による混乱が浮き彫りとなった。

 政治部記者によると、

「寺岡氏は上司にも本音をぶつけるタイプで、政策の統括や総理会見の原稿チェックまで任されています。とはいえ、安倍前総理と今井尚哉内閣参与のように、菅総理と一心同体とは言えない。安倍前総理は今井氏に政局や解散のタイミングまで相談していましたが、菅総理は寺岡氏や最側近とされる和泉洋人総理補佐官に対してもそこまで腹を割っていません」

 現在の総理秘書官は、寺岡氏を含め7人中6人を“菅官房長官”時代の元秘書官が占める。とはいえ、

「官房長官秘書官は日々の定例会見で記者からの質問にどう対応するかといったいわば受け身の仕事がメイン。一方、総理秘書官は、国家的な戦略について主体的に提案することが求められますが、いまの官邸スタッフには荷が重い。“菅さんは話を聞いてくれないし、支持率も右肩下がり。この政権は厳しいかもしれない”と嘆く秘書官まで現れる始末です」(同)

 党との軋轢に、官邸内の不協和音まで重なれば、吹き始めた“菅おろし”が猛威を振るうのは時間の問題。

「注目は4月に予定される衆院北海道2区と、参院長野選挙区のW補選です。下村博文政調会長は今月5日のBS番組で“自民党が両方負けると政局になる”“補選に合わせて解散総選挙もあるかもしれない”と発言しましたが、明らかに菅おろしに連なる動き。下村氏本人は次の総裁選に出る気満々ですからね。下村ごとき小物に言われたくないということか、この発言に菅総理は激怒していますが、W補選に負ければ菅総理の求心力が低下し、党内から“このままでは選挙を戦えない”という声が止まなくなる」(同)

 衆院議員の任期は10月21日までだが、今年は7月の都議選に加え、東京五輪・パラリンピックも控えている。コロナ次第ではあるものの、解散総選挙に打って出るのであれば、4月のW補選と同日か、9月の自民党総裁選の前後くらいしかタイミングがない。

 では、ポスト菅として、誰を解散総選挙の顔に据えるのか。鈴木氏が続ける。

「河野太郎行革担当相は菅総理にポストをもらっているため総裁選には出馬しづらい。一方で、安倍・麻生のラインが推すとなれば、岸田文雄元外相以外にありません。下村氏と河野氏を説得して、挙党一致で岸田路線を固めていくはずです。また、気になるのは菅政権誕生の立役者・二階俊博幹事長の動きです。菅おろしが本格化すれば、いち早く菅総理に退陣を迫り、選挙に勝てる候補者の擁立に動くのではないか。具体的には石破茂氏や野田聖子氏です」

 先のメルケル首相やアーダーン首相といった女性指導者が評価を高めていることもあり、

「“初の女性総理”という看板はコロナ禍でも話題を呼ぶ。“野田総理”が誕生すれば支持率の7割回復も絵空事ではありません」(同)

 アフターコロナの前に“アフター菅”が囁かれるのが永田町の怖さ。寒風吹き荒ぶ季節に菅おろしは激しさを増すばかりだ。

「週刊新潮」2021年1月21日号 掲載

新潮社

6225名無しさん:2021/01/22(金) 23:30:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9f8161cac95e697542b03760ed5ecd543bc218
「ファーストペンギンとしての役割を」 二階幹事長らに“73歳定年制”の厳守求めた牧島かれん自民党青年局長を直撃
1/22(金) 8:07配信

 自民党の青年局が二階幹事長ら党の幹部に、次の衆議院選挙で「73歳定年制」のルールを厳守するよう求め話題になっている。

 「73歳定年制」とは自民党が設けているルールで、衆議院選挙の比例区で73歳以上の候補者を認めないとする定年制だ。いつまでもベテラン議員が当選していたら若手が出る“枠”が空かない――。議員の若返りを図ろうと2003年に導入されたが、衆院選が近付くと、ルールを撤廃しようとするベテラン議員と若手の攻防が繰り広げられている。

 自民党の45歳以下で構成される青年局が19日、81歳の二階幹事長ら幹部に73歳定年制のルールを厳守することなどを申し入れた。二階幹事長は「青年局の活動は応援している」と応じたものの、定年制を維持するかどうかについて具体的な言及はなかったという。

 SNSなどで大きな反響を呼んだこのニュース。『ABEMAヒルズ』は、実際に申し入れを行った青年局51代目局長・牧島かれん議員に取材した。

 「もう20年来、この73歳定年制というのは自民党としてルール化してきた。ただ一方で、選挙が近づいてくると『73歳定年制は撤廃してもいいじゃないか』というご意見が出るのも事実。実際、昨年もそういう声が上がった」(牧島議員、以下同)

 自民党幹部の高齢化ということは前々から言われているが、牧島議員は次のような認識を示す。

 「幅広い声を体現していくという自民党でありたいと思っている。歴代の青年局長たちの声の中でも、“党内野党として言うべきことはしっかり言っていく”ということを期待されている。その役割を果たしていきたいと思っている。そういう意味では、若い世代の声も青年局がそれぞれ草の根政党として地方でしっかり汲み取って、党本部役員にぶつけていきたい」

 二階幹事長らベテラン議員はこういった思いを受け止めてくれたのか。

 「お話の時には(二階幹事長は)ご自身の20代の頃の思い出話とかも、地方議会の出身でもあるのでしてくださった。それぞれベテランの議員の皆さんも若い頃があったので、その時の思いを私たちがもう一度語り掛けることによって思い起こしていただきたい」

 とはいえ、実際の二階幹事長の気持ちについても気になるところ。自民党を取材する平河クラブのテレビ朝日政治部・河田実央キャップは、二階幹事長について「定年制については否定的な立場」と話す。

6226名無しさん:2021/01/22(金) 23:31:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f9f8161cac95e697542b03760ed5ecd543bc218
「ファーストペンギンとしての役割を」 二階幹事長らに“73歳定年制”の厳守求めた牧島かれん自民党青年局長を直撃
1/22(金) 8:07配信

 自民党の青年局が二階幹事長ら党の幹部に、次の衆議院選挙で「73歳定年制」のルールを厳守するよう求め話題になっている。

 「73歳定年制」とは自民党が設けているルールで、衆議院選挙の比例区で73歳以上の候補者を認めないとする定年制だ。いつまでもベテラン議員が当選していたら若手が出る“枠”が空かない――。議員の若返りを図ろうと2003年に導入されたが、衆院選が近付くと、ルールを撤廃しようとするベテラン議員と若手の攻防が繰り広げられている。

 自民党の45歳以下で構成される青年局が19日、81歳の二階幹事長ら幹部に73歳定年制のルールを厳守することなどを申し入れた。二階幹事長は「青年局の活動は応援している」と応じたものの、定年制を維持するかどうかについて具体的な言及はなかったという。

 SNSなどで大きな反響を呼んだこのニュース。『ABEMAヒルズ』は、実際に申し入れを行った青年局51代目局長・牧島かれん議員に取材した。

 「もう20年来、この73歳定年制というのは自民党としてルール化してきた。ただ一方で、選挙が近づいてくると『73歳定年制は撤廃してもいいじゃないか』というご意見が出るのも事実。実際、昨年もそういう声が上がった」(牧島議員、以下同)

 自民党幹部の高齢化ということは前々から言われているが、牧島議員は次のような認識を示す。

 「幅広い声を体現していくという自民党でありたいと思っている。歴代の青年局長たちの声の中でも、“党内野党として言うべきことはしっかり言っていく”ということを期待されている。その役割を果たしていきたいと思っている。そういう意味では、若い世代の声も青年局がそれぞれ草の根政党として地方でしっかり汲み取って、党本部役員にぶつけていきたい」

 二階幹事長らベテラン議員はこういった思いを受け止めてくれたのか。

 「お話の時には(二階幹事長は)ご自身の20代の頃の思い出話とかも、地方議会の出身でもあるのでしてくださった。それぞれベテランの議員の皆さんも若い頃があったので、その時の思いを私たちがもう一度語り掛けることによって思い起こしていただきたい」

 とはいえ、実際の二階幹事長の気持ちについても気になるところ。自民党を取材する平河クラブのテレビ朝日政治部・河田実央キャップは、二階幹事長について「定年制については否定的な立場」と話す。

6227名無しさん:2021/01/22(金) 23:31:29
>>6225

 「二階幹事長がやっぱり自分の同志、仲間をきちんと当選させたいという思いはあると思う。幹事長として党を仕切る立場として、若手の政治家が提言したことをむげに否定することもないので、とりあえず幹事長としては聞き置いたという形で反応を示さなかったということなのかなと」(河田キャップ、以下同)

 今回の青年局の申し入れについて、SNS上では「二階幹事長によく申し入れられたな…」という驚きの声が相次いでいた。実際に、二階幹事長の周辺では「怖くて見ていられない」という声。一方、ある自民党の幹事長経験者は肯定的な見方をしているという。

 「今の自民党というのが、高齢者ばかりが活躍しているという『高齢者の政党だ』と自嘲する人もいる中で、若い人がちゃんと自分たちの意見を言っている姿が見えるのは、自民党にとって活性化する良い政党だという見られ方ができる」

 気になるのが、実際に次の衆院選でルールが厳守されるのかどうか。実は、菅総理と山口選対委員長はこの73歳定年制のルールを厳守するよう以前から呼びかけてきた。

 「今のところ、総理と選対委員長の間で『定年制はやりましょう』ということは合意されている。ただ、抜け道を作るとか、例外的にこういう功績があるからというのはあることで、それをどうねじこんでくるのか。本当に原則通りやれるかというのはひとつポイントかなと思う」

西田亮介氏S(左)

 また、改めて番組に出演した牧島議員に対し、東京工業大学准教授の西田亮介氏は「73歳定年制を最初に導入する時に、小泉元総理は中曽根元総理に政界からの引退を迫るという象徴的かつ強いアプローチを取ったが、牧島さんもそれぐらいの心持ちで、自民党執行部に対して物を申していくという理解でいいのか」と意図を尋ねた。

 これに牧島議員は「中選挙区制から小選挙区制に変わって、若い世代が立候補するのが大変難しい制度になっているからこそ、比例の定年制というのは多様性のある声を体現するために大事なものであると強く思っている。ルールを今わざわざ変えなければならない特段の事情は起きていないので、堅持していきたいと思っている」と回答。

 西田氏はさらに、「これが単に言ってみただけということになって、二階氏も若手の声を聞いた(が、実際には厳守せず)、牧島さんもそのような異議申し立てを行った(雰囲気だけの)「改革者」という名声をえる構図にとどまり、両者がそれなりに妥協した形で落ち着いてしまっては、政治の活性化や多様性の尊重は進んでいかない。ルールの堅持をどうやって具体的に推し進めていくのか」と切り込む。

 牧島議員は「今回の申し入れは山口選対委員長にもお伝えして、『それは当たり前のことじゃないか。ベテラン議員はそれぞれ選挙区で地盤があるはずなんだから、比例復活に期待するような運動はしてはいけない』と言っていただいているし、それは私たちも広めていきたい。今年は衆院選がある年なので、今後どのような運動があるのかわからないが、全国それぞれの地域にいる青年局の仲間と力を合わせて、ルールを守っていくという運動を青年局から発信していきたい。青年局はファーストペンギンとしての役割を担っている。荒波に最初に飛び込んでいき、党内野党として幹部にも申すべきことはしっかり伝えていく。自民党の最終意思決定機関である総務会にも青年局長は椅子をもらっている。総務会は全会一致で決を取ることになっているので、そこで最後の最後まで意見を貫き通して行っていきたい」と意欲を示した。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

6228名無しさん:2021/01/22(金) 23:34:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ed0ac3f7915f2bee2ba8a8ac89b586edc15873c
二階幹事長 ヤジに秒速反撃…睨んで凄む 田崎氏「これが普段、幹事長室で」
1/21(木) 18:18配信

 自民党の二階俊博幹事長が20日に衆院本会議で代表質問を行った際に、野党からのヤジに壇上から反撃した様子を、21日のTBS「ひるおび!」が伝えた。

 二階氏が「与党も野党も皆で協力し合って、政治の力を結集しようではありませんか。私どもはそのためにいかなる努力も惜しまない」と述べ、与党から拍手が起こる中、野党から「特措法の修正は?」とのヤジが飛んだ。二階氏は、すぐさまヤジが飛んだ方向をにらみ返し、低い声で「だから野党に呼びかけてるんじゃないですか」と凄んだ。

 番組司会の恵俊彰が「(ヤジへの反応が)早いですねえ」と語ると、政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「二階さんの強さはこれですね。これがね、通常、幹事長室で行われていることなんです。だから二階さんに、みなさんあまり文句言えない。言うと反撃される」と解説していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c1fb91e1ba9e7b8d2c44b29ad7d2549b749f0bc
与野党が議員辞職要求 菅首相「襟正して活動を」 案里被告有罪
1/21(木) 17:14配信

 菅義偉首相は21日、自民党を離党した参院議員の河井案里被告が参院選をめぐる買収事件で有罪判決を言い渡されたことを受け「政治家は一人ひとり国民の負託を受けて、国民から疑念を抱かれないように襟を正して活動していくことが大事だ」と述べた。

 首相官邸で記者団に語った。公明党の石井啓一幹事長は「一つのけじめとして議員辞職すべきだ」と案里被告の議員辞職を要求した。

 事件では案里被告の陣営に自民党本部から計1億5000万円が提供され、買収の原資との見方も出ている。首相は記者団から再調査の必要性を問われ、「ルールに基づいて交付されたとのことだ」と述べるにとどめた。

 二階俊博幹事長は報道各社のインタビューの要請に応ぜず、「常に襟を正し、緊張感を持って国民の信頼回復に努める」との談話を発表した。

 石井氏は国会内で記者団に「政権運営に与える影響はなしとはしない」と厳しい認識を表明。案里被告に議員辞職を求める理由について「多人数に現金が渡され、大きな政治不信を招いている事件だから」と語った。

 野党も案里被告の辞職を一斉に求めた。立憲民主党の福山哲郎幹事長は国会内で記者団に「議席を持って歳費を受け取るのは国民感情として到底許されない」と指摘。共産党の志位和夫委員長、日本維新の会の馬場伸幸幹事長も同調した。国民民主党の玉木雄一郎代表は「極めて重大だ。即刻議員辞職すべきだ」と語った。

6229名無しさん:2021/01/22(金) 23:39:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/4915ba1c0b2a57e9fe4c2dfd8c4171b7b91890a0
「安倍に菅あり、菅に菅なし」 加藤官房長官という“失敗人事”
1/22(金) 6:12配信

 菅義偉首相から不可解な失言が飛び出したのは1月13日の記者会見だった。「国民皆保険。多くの皆さんがその診察を受けられる今の仕組みを続ける中で、コロナがあって、そうしたことも含めてもう一度検証していく必要がある。それによって必要であれば、そこは改正する」

 国民皆保険制度の見直しに踏み込んだような発言はネットで即炎上。翌14日、加藤勝信官房長官(65)は「制度の根幹を守る中でどう考えるのか。よく検討していきたいとおっしゃられた」とボスの火消しに追われた。だが普段、官房長官としての存在感がないともっぱらだ。

 旧姓は室崎。祖父は島根県議会議長を務め、“参院のドン”青木幹雄元官房長官と親しかった。父親は日野自動車の副社長を務めるなど経済界で活躍。東大から大蔵省へと進んだ勝信氏は加藤六月元農相に秘書官として仕え、その後、長女と婚約。だが破談となったため次女と結婚し、加藤家に婿入りした。政治部記者は「そうまでして政治の道に執着した割に、今も官僚臭さが抜けない」と嘆く。

差し入れに見えた加藤氏の政治センス
 政治家らしからぬ逸話は枚挙に暇がない。第二次安倍政権発足時に官房副長官に就いた際、当時の安倍晋三首相や菅官房長官から「お金を使って若手議員らと飲みに行って人脈を広げろ」と助言されたが腰は重かった。厚労相だった2018年の通常国会直後には所属する竹下派のライバル、茂木敏充経済再生相(当時)が、派の実力者だった吉田博美・党参院幹事長(同)に法案成立のお礼に、大量のあんパンを持参。吉田氏が「加藤さんは何も持って来なかった。総理になれないな」と笑っていると、近くにいた加藤氏は頭をかいて謝罪。その後、銀座で高級アイスを大量に買い、慌てて差し入れた様に茂木氏との政治センスの違いを周囲は感じ取った。若手議員との勉強会では「この項目に、なぜ金額が入っていないんだ」と財務省主計官のような指摘を連発する。

「菅氏は、2012年の安倍氏の再登板の際に汗をかいた加藤氏を信頼していたのだが、官房長官抜擢は失敗だった。批判の盾にもなれず調整能力もない」(政治部デスク)。政界では「安倍に菅あり、菅に菅なし」と言われるが、まさに加藤氏の力量不足を指摘している。

 加藤氏のネット上でのあだ名は「ライス加藤」。厚労相時代、質問をはぐらかす様子を、「朝ご飯を食べたか」という質問に「(パンは食べたが)ご飯は食べていない」と答える「ご飯論法」に例えられたのがきっかけだ。内閣支持率が下げ止まらぬ中、「ライス加藤」のままでは通常国会を乗り切れまい。菅氏とともに加藤氏も正念場を迎えている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年1月28日号

6230名無しさん:2021/01/22(金) 23:41:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/bbd851792bb5c59c4b8e794ef91318284b19e76d
二階俊博、会食自粛で「ひとり食べる」弁当に不満が爆発寸前
1/22(金) 7:02配信

現在はひとり暮らし
 「二階幹事長は、夜は連日びっしり会合の予定が組まれていました。しかしすべてキャンセルとなり、議員宿舎と党本部の幹事長室を行き来する生活を送っています」(全国紙・二階番記者)

 新年1月8日、二階俊博幹事長は党所属の国会議員に「会食自粛令」を発令した。「飲食を伴う会合への参加を控えること」や「20時以降の不要不急の外出自粛の徹底」を要請したのだ。

 もとはといえばその2日前、自民と立民の両国対委員長の間では、国会議員の夜の会食についてルール作りを検討することで合意していた。

 「しかし、自民党の森山裕国対委員長は当初から及び腰でした。森山氏は『菅総理と二階さんが仕事にならない』と漏らしており、会食を政治活動の柱にする2人の存在を常に気にしていたようです」(自民党中堅議員)

 菅総理はホテルでの朝食に要人を呼び、会合を行ってきた。一方、二階氏も昼夜の会食で縦横無尽の動きをしてきた。

 会食ができなくなった二階氏はいま、わびしい生活を送っているという。

 「以前は、秘書を務めていた三男の伸康氏と宿舎で同居していました。しかし'18年に奥さんを亡くされてからは、三男を地元和歌山に戻し、ひとり暮らしをしています。

 二階さんは、夜は秘書が用意した弁当を食べているようです。もともとたくさん食べるわけでもないし、お酒を飲むわけでもない。食事へのこだわりも薄いのかもしれません」(二階派議員)

 だが、会合ができないことへの不満は爆発寸前だ。

 「いまだに、年末に杉良太郎氏や王貞治氏などと8人で行った『ステーキ会合』を批判されたことを蒸し返してこう言うんです。『どこで、何を食ったかなんて俺は覚えてないんだよ。食事より、話の内容が大事なんだから』」(前出記者)

 コロナ禍くらいは弁当生活に耐え、国民の気持ちを味わうのがいいかもしれない。

 『週刊現代』2021年1月23日号より

週刊現代(講談社)

6231名無しさん:2021/01/23(土) 10:39:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/d83f73aa66fafc8553a56ac470e1ca9d6086bed8
自民・石破氏「不愉快の極み」 菅内閣支持率の低下報道を批判
1/22(金) 21:57配信

 自民党の石破茂元幹事長は22日付のブログで、菅義偉内閣の支持率が急落したことに関し、「政局の観測記事が散見されるようになったが、不愉快の極みだ。昨年の9月に自民党が圧倒的な支持のもとに現政権を発足させ、報道も褒めそやしていたことを忘れたのか」とメディアの論調を批判した。該当する記事の特定はしなかった。

 石破氏は同僚議員についても「このままでは選挙が危ないので総裁を代えようなどという考え方が仮にあるとすればもっての他で、最後まで責任を持たねばならない。そのような恥知らずな議員は自民党にはいないと思っている」とも書き込んだ。

6232名無しさん:2021/01/23(土) 10:43:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e69726cc64385e0477af7bf821aa47b3fdc4e3c
河井被告有罪で問われる菅、二階氏の政治責任
1/23(土) 5:51配信

 コロナ対応における度重なる迷走で、菅義偉首相が国会論戦で野党から集中砲火を浴び続けている。

 その菅首相にとって「さらなる火種」(自民幹部)となるのが、2019年夏の参院選の大規模買収事件で有罪判決を受けた参院議員、河井案里被告の議員辞職問題だ。

 1月21日の判決を受けて、野党はもちろんのこと、与党内からも案里被告の議員辞職を求める声が噴出している。同被告が議員辞職せずに控訴すれば、今後も議員歳費を受け取り続けることになるからだ。その場合、国民の猛反発は確実で、「次期衆院選での自民党への強い逆風になる」(自民若手)のは間違いない。

■薄い「逆転無罪」の可能性

 2019年の参院選広島選挙区(定数2)に自民党2人目の公認候補として案里被告を押し立てたのは、当時の官房長官だった菅首相と二階俊博自民党幹事長だったとされる。

 それだけに、「(案里被告という)猫の首に鈴(議員辞職)をつけるのは菅、二階両氏の責務」(自民長老)と言えるが、2人とも「進退は個人の判断」と口を濁すばかり。いら立つ自民党内には「案里被告に引導を渡せないようならリーダー失格」(若手)との厳しい声も出始めた。

 東京地方裁判所は21日、案里被告に対し、懲役1年4カ月、執行猶予5年(求刑は懲役1年6カ月)の判決を言い渡した。高橋康明裁判長は「民主主義の根幹となる選挙の公正さを害した」と断じた。

 判決によると、案里被告は参院選前の2019年3〜5月、夫で衆院議員の克行被告=公選法違反で公判中=と共謀し、広島県議4人に現金計160万円を配った。判決は、いずれの県議も案里議員を応援しており、政治資金の処理に必要となる領収書もないことから、現金の趣旨は買収だったとした。

 「量刑を含め、大方予想どおりの判決」(司法関係者)で、案里被告が控訴しても「逆転無罪の可能性は低い」(同)との見方が大勢を占める。公判が続く限り、「推定無罪の原則から案里被告の権利は守られる」(同)が、国会議員としての進退は「まったく別問題」(閣僚経験者)だ。

 案里被告については、地元の広島で公設秘書の有罪確定に伴って連座制適用を求める行政訴訟も起こされており、検察側が勝訴すれば、その時点で案里被告は失職する。一方、1審判決を受けて案里被告が3月15日までに議員辞職を申し出れば、4月25日の衆参統一補欠選挙に、参院広島選挙区も追加されることになる。

 有罪判決を受けた案里被告は21日、「主張の一部しか受け入れられず、大変遺憾。判決内容を精査し、今後の対応を検討したい」と進退には踏み込まないコメントを出した。

 一方、菅首相は同日夕、記者団に対し「行政の長として、個別事件の裁判所の判断について、所感を申し上げるべきではない」と案里被告の進退問題に踏み込むことを避けた。

6233名無しさん:2021/01/23(土) 10:44:07
>>6232

■岸田氏や公明党は議員辞職を求める

 自民党本部から案里被告の陣営に1億5000万円もの資金が提供されたことについて再調査の必要性を問われても、菅首相は「総裁になって報告を受けている。党で所定の手続きを得たうえでルールに基づいて交付されている」と事実上、再調査を否定した。二階幹事長も「判決が確定していない中でのコメントについては差し控えたい」と素っ気なく答えた。

 案里被告と夫の克行被告はともに自民党を離党しているが、案里被告は自民二階派に特別会員としてとどまっている。しかし、二階氏は「党としてはつねに襟を正し、引き続き緊張感をもって国民の信頼回復に努めてまいる所存だ」と一般論でかわした。

 一方、自民党内では岸田文雄前政調会長が案里被告に説明責任を果たすよう求めたうえで、「どう身を処されるか、しっかりと自分で考えていただきたい」と暗に議員辞職を決断するよう求めた。また、公明党の石井啓一幹事長は「判決を1つのけじめとして、議員辞職をすべきではないか」と即時辞職を要求した。

 もちろん野党側は「即時議員辞職は当然」と口をそろえ、案里、克行両被告が議員辞職しない場合、自民党総裁の菅首相の政治責任は重大として、国会で厳しく追及する方針だ。

 「政治とカネ」をめぐっては、2020年末に安倍晋三前首相の「桜」疑惑に関連し、安倍氏の公設秘書が罰金100万円の略式命令を受けている。さらに、吉川貴盛・元農林水産相が大手鶏卵会社から現金を受け取り、収賄罪で在宅起訴された。

 一連の不祥事について、与党内からは「次期衆院選まで国民は忘れない。政府与党首脳が厳しい姿勢を示さなければ、政権への強い逆風になる」(公明幹部)と、不安の声が噴出する。

 そこで当面の問題となるのが案里被告の議員辞職への道筋だ。さらに、案里被告が辞職しても、今回の買収事件の「主犯」とみられている克行被告が辞職しなければ、「(けじめは)不十分で、自民への逆風は収まらない」(自民幹部)。

■後継候補をめぐる「複雑な事情」

 仮に、両被告が3月15日までに失職か議員辞職すれば、4月25日に衆院広島3区と参院広島選挙区で補選が実施される。当然、議席の獲得を目指して各党が候補を擁立することになる。

 与党としては、買収事件の逆風をかわすため、「一致結束して後継候補を支援するのが当然」(自民県連)のはずだ。しかし、両区の候補擁立をめぐる各党の事情は複雑で、「一筋縄ではいかない」(同)のが実態だ。

 まず、衆院広島3区では、公明党が2020年11月に斉藤鉄夫党副代表(衆院比例中国)の擁立を決定した。先手を打たれた自民広島県連は、後継公認候補の公募手続きを急ぎ、12月8日に石橋林太郎広島県議を選任。同9日には広島県連会長の宮沢洋一・元経済産業相が二階氏と山口泰明選対委員長に、石橋氏を選任するよう要請した。

 公明党は「買収事件を起こした選挙区で、後任の自民候補は応援できない」として、斉藤氏当選を目指して地元での選挙態勢づくりを進めた。これに対し、自民県連は「選挙区に後継候補を出さない選択肢はありえない」(幹部)として、石橋氏での候補1本化を求めて対立は深刻化した。

 広島は伝統的に岸田派(宏池会)の牙城であり、公認争いには「ポスト菅」を狙う岸田氏のメンツもかかる。ただ、公明側は岸田氏が斉藤氏への1本化に反対すれば、「他選挙区の岸田派候補の支援は拒否する」と脅しをかけ、岸田氏周辺でも「党本部裁定しかない」との声が広がっていた。

 最終的に「斉藤氏を広島3区の与党候補とし、石橋氏は比例名簿の上位」で妥協する方向が固まったとされる。これは、公明党の山口那津男代表が「斉藤氏一本化」を求めた段階で、最終的な決定権限を持つ菅首相と二階氏が黙認する姿勢を示したことも踏まえると、計算済みの動きともみえる。

 ただ、克行被告は法廷闘争で徹底抗戦を続ける構えで、「元法相でもあり、河井氏の後見人だったとみられる菅首相も含めて、議員辞職での説得は困難」(自民選対)との声が多い。辞職しなくても10月までに行われる衆院選で決着がつくからだ。

 これに対し、案里被告の議員任期切れは2025年7月だ。もちろん、近い将来に議員辞職か失職となる可能性が大きいが、それまでは自民党への批判がやむことはない。

6234名無しさん:2021/01/23(土) 10:44:17
>>6233

■北海道、長野補選はダブル敗北が濃厚

 4月25日の統一補選で自民が敗北することによる、政権への打撃を減らしたい思惑もにじむ。すでに補選実施が確定しているのは、吉川被告の議員辞職に伴う北海道2区と、2020年末に急死した立憲民主党の参院議員・羽田雄一郎・元国土交通相の参院長野選挙区だ。

 自民党執行部は、北海道2区では候補擁立を見送る不戦敗の方針を固め、参院長野選挙区も「候補は立てるが、相手が弔い選挙なので、勝てない」とあきらめ顔だ。つまり、現状では「ダブル敗北」となるのは確実。菅、二階両氏の責任も問われるが、下村博文政調会長が年明けに「ダブル敗北なら政局になる」と発言し、二階幹事長の逆鱗に触れて釈明する騒動が起きている。

 そもそも北海道2区の不戦敗は、補選敗北のダメージを減らす姑息な手法だ。そこで、執行部が視野に入れているのが案里被告の議員辞職で参院広島選挙区の補選を追加することで、「1勝1敗1不戦敗」に持ち込もうという思惑だ。

 参院広島選挙区は定数2で、案里被告と一緒に当選したのは立憲民主党の森本真治氏。仮に補選が実施されて立憲民主が野党統一候補を擁立して議席を獲得しても、2025年の参院選では森本氏との間で公認争いが起こるため、「勝てる候補は出せない」(自民県連)とみられているからだ。

 そのうえ、自民党が強い広島で衆院3区候補に公明の斉藤氏を立てるかわりに、参院広島選挙区で岸田派の候補を立て、その候補を公明党が全面支援することが「暗黙の条件」(自民県連)でもあるようだ。

 まさに、各党が入り乱れる政局がらみの奇々怪々な動きともみえ、野党陣営からは「将来の公認争いなど考慮せず、参院広島補選で勝負しなければ、次期衆院選での政権交代などありえない」との声が出始めている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

6235名無しさん:2021/01/24(日) 11:33:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/cc5c9a030132cada31a4cf7d587b7d3d09175a74
英紙にリークしたのは誰だ!「日本政府が五輪中止を決定」報道で犯人捜し
1/23(土) 13:40配信
日刊ゲンダイDIGITAL
 いったい、誰がリークしたんだ!――。英紙タイムズが「日本政府は非公式ながら東京五輪を中止せざるを得ないと結論づけた」とスクープしたことで、一気に「五輪中止」の空気が広がっている。政府自民党は大慌てだ。

 スクープ記事の情報源が匿名の「連立与党幹部」となっているため、さっそく政界では「誰がしゃべったんだ」と犯人捜しが始まっている。

 情報源が連立与党幹部だとすると、自民党の場合、党三役である、二階幹事長、佐藤総務会長、下村政調会長が当てはまる。さらに、選対委員長や国対委員長ら8人が、執行部のメンバーとなっている。

 自民党幹部がリークしたとしたら、いったい誰なのか。

 疑われているのが、下村氏だ。

「下村さんは、これまでも菅首相を困らせるような発言をしている。最近は、“4月の補欠選挙で自民党が2敗したら政局になる”と、“スガ降ろし”を仕掛けるような発言をしています。下村さんは“ポスト菅”を狙っている。菅政権に打撃を与えるつもりだったのではないか、と疑われているのです」(政界関係者)

 リークした犯人は、下村氏なのか。

 事務所に問い合わせると、政調会長室から「全くの事実無根であり、大変心外です」「今後もあらゆる手段を尽くして、東京大会を成功に導いていく決意です」との回答があった。

 ある自民党関係者はこう言う。

「ああ見えて下村さんは聡い男。記事が出たら自分も疑われると分かっているはずだから、いくらなんでも話さないでしょう。恐らく、リークしたのは危機感を持ったマジメな議員だと思う。もし“下村犯人説”が広がっているのなら、下村さんの口を封じるために菅さんの応援団が意図的に流したのではないか。実際、“下村犯人説”が定着すれば、党内の反感と疑心暗鬼が広がり、“ポスト菅”を狙う動きも制約されるはずです」

 いずれにしろ、コロナ禍が急速に下火にならない限り、予定通りに五輪を開くのは不可能に近い。中止するなら決断は早い方がいい。

6236名無しさん:2021/01/24(日) 11:33:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/cde8267aec5d77aa5e204602c1b2f384c848e33c
菅首相 応援したのに…河合議員有罪に言及もまるで他人事と非難
1/23(土) 11:13配信
女性自身
「行政の長として、個別事件の裁判所の判断について、所感を申し上げるべきではない」
「国民から疑念を抱かれないように襟を正して、活動していく。このことが大事だと思います」

1月21日、こう話したのは菅義偉首相(72)。同日、公職選挙法違反の罪に問われた参院議員の河井案里被告(47)が懲役1年4ヵ月、執行猶予5年の有罪判決を受けた。冒頭のコメントは、同件について語ったものだった。

河井被告の逮捕に対して、「所感を申し上げるべきではない」「襟を正して、活動していくことが大事」という菅首相。まるで他人事のようだが、そもそも河井被告を熱心に応援していた張本人である。

さかのぼること19年6月11日。河井被告はFacebookで、菅首相との対談記事が完成したことを報告。2人が“広島と日本の未来を熱く語る”という同記事には「河井あんりさんに日本の未来を託そう」「河井あんりさんに、自民党、そして日本の未来を託そうではありませんか!」との文言も。また当時首相だった安倍晋三議員(66)、そして二階俊博自民党幹事長(81)の写真も掲載されている。

さらに菅首相は同年6月22日、広島市内で行われた河井被告の応援演説にも参加。河井被告の夫であり、同じく公職選挙法違反の罪に問われている克之被告(57)は同日、ブログに「これまで広島では見たことがない大観衆」が集まっていたと報告していた。「河井あんりを激励する会」の写真も紹介しており、そこには菅首相と思しき人物が大勢の聴衆の前で話しているシーンも。

そして同年7月15日と16日、菅首相は2日連続で河井被告の応援演説を行っている。その際に、菅首相は好物のパンケーキを河井被告と堪能したようだ。同月19日、あるパンケーキ店のブログにはこんな記事が投稿されている。

「菅官房長官と河井あんりさんがご来店されました!」
「美味しいとコメントして下さっていたとの事!」

記事には、菅首相と河井被告が笑顔で肩を並べる写真もアップされていた。

■総裁になったら責任をもって対応していきたい

菅首相の応援もあり同月、河井被告は見事参院選で当選。しかし、その11ヵ月後となる20年6月に克之被告とともに逮捕。すると同年8月、夫妻の初公判についてコメントを求められた菅首相は「差し控えたい」と発言した。

そのいっぽう同年9月、自民党総裁選に立候補した菅首相は同件についてこう話している。

「私がもし総裁になったら、責任をもって対応していきたい」

にもかかわらず、今回の「所感を申し上げるべきではない」そして「襟を正して、活動していくことが大事」発言。ネットでは非難が相次いでいる。

《一切反省もなく、何の説明にもなっていない常套句を吐く》
《あなたは他人事でコメントできませんよ》
《菅さんが応援してるなら、河井候補に投票しようと考えた人はたくさんいたんじゃないのかな》
《他人事で済ませて良い訳がない》

また河井被告は事件を機に離党したものの、失職していない。そのため《まだ議員辞めず報酬貰うのは、コロナ禍で苦しむ国民は理解出来ない》《議員として何もしていないのに議員報酬は支払われている》と議員報酬への不満も上がっている。

後手後手のコロナ対応で支持率も低下している菅首相が“正すべき襟”は一つではなさそうだ。

6237とはずがたり:2021/01/24(日) 22:19:22
自民党が頭抱える細野豪志氏の処遇 決断は変節か信念か
有料会員記事
https://www.asahi.com/articles/ASP164VTLNDXUTFK010.html
宮川純一、大久保貴裕
2021年1月12日 14時00分

 旧民主党で要職を務め、いまは自民党二階派の細野豪志衆院議員(49)。派閥入りから2年近くたっても、正式な党員にはなれていない。自民静岡県連は入党に強く反発し、野党も批判を強める。細野氏の決断は変節なのか、信念なのか。衆院選が近づくなか、有権者には迷いもある。

 昨年12月12日午前。細野氏は静岡県富士市の公民館にいた。学生団体が衆院静岡5区の立候補予定者を招いた討論会に参加。結びのあいさつでこう言った。「中国にどう向き合うか。安全保障でちゃんと向き合えるため、皆さんの将来のために、立場を変えた」

 米国と覇権を争う中国を引き合いに、県内の有権者らに政党を変えたい理由を説明した。細野氏は学生たちの話に耳を傾け、若者の投票率や電子投票などの政治の課題を解説した。

 静岡東部で7期連続で当選。2017年には希望の党の結成メンバーだったが、党勢が伸びずに事実上解体。行き場を失った細野氏は19年1月、自民幹事長の二階俊博氏が率いる二階派への入会を認められた。二階氏は野党出身の議員をも取り込み、勢力拡大を狙う。

「二階派だが自民党員ではない」 対立より複雑に
 細野氏は地元で、「自民党国会議員」としての活動をアピールする。

 討論会の2カ月前の10月中旬、静岡県函南町の会議室。細野氏を囲む企業経営者ら支援者約20人が集まり、昼食会を開いた。細野氏は「今年に入ってから私が呼びかけ人になって、勉強会を毎週やっています」と、自民党の中で一定の役割を果たしていることを暗に示した。

 また、菅義偉首相が官房長官のころから政策を提言してきたと説明し、今回は積極的な金融政策や国民1人あたり5万円の定額給付金を提案したことを明かした。この昼食会の1週間前に、要望書を持って行ったとも述べた。

拡大する写真・図版
地元で支援者に実績を語る細野豪志氏=2020年10月19日午後0時13分、静岡県函南町、宮川純一撮影

 支援者との昼食会は、一昨年の1月までは隔週で開かれていた。だが、細野氏が自民入りを模索する表明をして以来、コロナ禍も重なって間が空いたという。それでも支援者の一人は「そもそも党を関係なく、細野さんを支持してきた。やはり人間性。国会議員としてこの地域を見てくれている。政党は僕らの問題ではない」。抜けたメンバーもいないという。

 しかし、細野氏の動きに対し、…

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6238チバQ:2021/01/24(日) 22:32:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea9dcc913bae549e72d2f33cc272de89a1626598
ワクチン担当「抜てき」河野氏、滑り出し前途多難…試される調整力
1/24(日) 21:34配信

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読売新聞オンライン
河野規制改革・行政改革相

 新型コロナウイルスのワクチン接種担当に抜てきされた河野行政・規制改革相が正念場を迎えている。ワクチンの早期普及という困難な事業の成功に向けて精力的に動いているが、情報発信の迷走が露呈するなど、前途多難な滑り出しとなった。次期首相候補としての手腕が試されることになる。

 「安全で有効なワクチンを一日でも早く接種できるよう全力を尽くす」

 河野氏は22日に開設された首相官邸のワクチン専用サイトで動画出演し、国民にこう呼びかけた。

 河野氏は担当に指名された18日以降、自身のツイッターでワクチン関連の投稿を続けている。「若い世代へのメッセージで力を借りたい」として、知名度の高い小泉環境相との連携も狙う。

 かねて首相への意欲を見せている河野氏は発信力や突破力に定評がある一方、「調整力が課題」との指摘もある。22日の参院本会議では、国民民主党の榛葉賀津也幹事長から「令和の『壊し屋』。根回しが最も苦手」と評されると、河野氏は「令和の『運び屋』と言われるよう頑張る」と切り返した。

 実際、河野氏は関係各所を飛び回っている。接種状況のシステム管理に向けて、デジタル分野に詳しい自民党の小林史明衆院議員を大臣補佐官に起用する際は、事前に党幹部の根回しに動いた。22日には日本医師会の中川俊男会長ら幹部と意見交換し、日医の「全面協力」を取り付けた。

 内閣支持率が急落している菅首相にとって、ワクチン接種は新型コロナ対策の切り札で、円滑に進めて支持回復につなげる狙いがある。ワクチンの普及はその先に見据える東京五輪・パラリンピックの成否も左右するとみられ、自民党幹部は「首相は河野氏にチャンスを与えて後継に据えようとしているのではないか」と推察する。

 ただ、河野氏は22日、ワクチンの確保時期を巡って首相側近の坂井学官房副長官の発言を一方的に否定するなど、足並みの乱れを引き起こした。接種に向けて業務が膨大な量になれば、政府内でのさらなる混乱も予想される。自民党内からは「接種事業がうまくいかなかった場合、首相だけではなく、河野氏も責任を負うことになり、次期首相どころではなくなる」との見方も出ている。

6239チバQ:2021/01/24(日) 22:38:21
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20210124k0000m010167000c.html
菅首相、SNS活用を学ぶ 「曲解して伝わる仕組み」に強い関心
2021/01/24 21:22毎日新聞

菅首相、SNS活用を学ぶ 「曲解して伝わる仕組み」に強い関心

菅義偉首相=首相官邸で2021年1月21日午前8時2分、竹内幹撮影

(毎日新聞)

 菅義偉首相は24日、首相公邸で自民党の山田太郎ネットメディア局長代理らと面会した。ツイッターなどSNS(ネット交流サービス)を活用した発信方法などについて、山田氏から指南を受けた首相は「参考になった」と語ったという。

 山田氏が面会後、記者団に明らかにした。面会は首相側からの呼びかけで、「(首相は)どういうふうに政策とかを拡散させるか悩んでいたので、その辺の手法などについて詳しく説明した」と語った。首相や首相官邸のツイッターでの発信について、山田氏が「事実を淡々と伝えている。『熱量』がなければ拡散しない」などと助言すると、首相は「よく分かった」と応じたという。

 山田氏は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、首相が若者に呼びかける行動変容を始め、政府のメッセージが届いていないことへの対策も指南した。首相の13日の記者会見での発言を巡り、SNSで「国民皆保険制度の見直しに言及したのでは」との見方が広がったことに関しても「SNSで曲解して伝わるメカニズム」を解説。対応について「次の日に官房長官が火消しするのではなく、どういう形で情報のマネジメントをすべきなのか、ネットの中でどう対応していかなければいけないのかを説明した」と述べた。

 山田氏は首相のツイッターなどを見せながら解説したといい、「首相は『なるほど、こういうふうな形では確かに誤解されて伝わったりもするな』とすごく関心を持たれていたので、今後、特にネットにおける情報発信の形は変わってくるのではないか」と期待感を示した。【佐野格】

6240名無しさん:2021/01/25(月) 21:43:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f93025fda86eb963325ef4fd3fd9778f05f39e8
「キングメーカー」二階俊博幹事長の失せた神通力
1/25(月) 15:08配信
nippon.com
与良 正男

わずか数カ月前は「我が世の春」、権勢の絶頂を誇っていた。キングメーカーとして2020年9月、菅義偉政権を発足させ、政権のナンバー2として実権を握り、永田町ににらみを利かせていた二階俊博幹事長。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で菅内閣の支持率が急落するのと軌を一にするように、急速に求心力が衰えている。不可侵に見えたキングメーカーの神通力はなぜ落ち始めたのか。

緊急事態宣言と菅内閣の危機
あれは、菅義偉政権自体が危機だという宣言ではなかったか。

新型コロナウイルスの感染拡大が一向に収まらず、菅義偉首相は年明け早々、東京都などを対象とした「緊急事態宣言」の再発令に追い込まれた。

しかし、この宣言も「遅すぎる」「対策も中途半端だ」といった厳しい評価がほとんどで、昨年末から急落している菅内閣の支持率が好転する気配はない。菅政権は発足4カ月で、そんな深刻な状況にある。

首相の苦境に拍車をかけているのが、二階俊博自民党幹事長の相次ぐ失態や失言だ。菅内閣誕生の立役者であり、政権ナンバー2として首相を守り、支えるべき二階氏の力も、同時に衰え始めている。それが今回の危機の大きなポイントだ。

「2人の失態」を象徴したのが、2020年12月14日夜、東京・銀座のステーキ店で、菅、二階両氏とプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏らが会食した「ステーキ事件」だった。

コロナ対策を担う政府の専門家による分科会が「勝負の3週間」と再三呼びかけ、「5人以上の飲食で感染リスクが高まる」と注意を促していたさなかに、8人ほどが集まった会食である。

その後、菅首相は「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と一応、謝罪はした。ところが二階氏は「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」と反論した。その開き直りのような姿勢が、火に油を注ぐ結果となった。

6241名無しさん:2021/01/25(月) 21:43:40
>>6240

自民党内に高まる二階氏への不満
会食の同席者は、菅氏以外は、元々二階氏と親しく、毎年「忘年会」を開いているメンバーだという。今回は二階氏が「来ないか」と首相を誘ったというのが真相らしい。

ご存じのように二階氏は、安倍晋三前首相の辞任表明を受けた昨秋の自民党総裁選で、官房長官だった菅氏をいち早く支持して一気に流れを作った。「そんな恩人の誘いを断れるはずがない」と首相周辺は弁護する。

だが、この時期に夜、多人数で会食すれば、連日、我慢を強いられている国民がどう受け止めるのか。両氏は想像できなかったのだろうか。会食を止める人が周りにいなかったとすれば、組織として重大な欠陥がある。

実は、この一件の前から自民党内には二階氏への不満がたまりにたまっていた。

一つは二階氏が率いる自民党二階派に所属する議員に不祥事が続出していることだ。

2019年夏の参院選での大がかりな買収事件(公職選挙法違反)で公判が続く河井案里被告。あるいは統合型リゾート(IR)をめぐる汚職事件の秋元司被告。両被告は自民党を離党したものの、国会議員は辞職せず、今も二階派に「特別会員」として所属している。

そして大手鶏卵業者から現金を受け取ったとされる贈収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛元農相。吉川氏は二階派の事務総長を務めた幹部で疑惑発覚後、既に議員辞職している。

いずれの疑惑でも二階氏は幹事長として、そして派閥の領袖として明確なコメントを避けている。例えば、吉川氏が議員辞職した際には、報道陣が何を聞いても「(吉川氏)本人ら関係者でないと分からない」と、まるで他人事のようだった。

二階派の無軌道な膨張主義
「政治は数(がモノをいう)」が長年の二階氏の信条という。政治の師と仰ぐ、故田中角栄元首相から引き継いだものであろう。

「だから、二階氏は『来る者は拒まず』で安易に議員を引き入れて、二階派を膨張させてきた。そのツケが回っている」と、恨み節も込めて指摘する自民党議員は少なくない。

幹事長は選挙で公認するかどうかの権限を握る。そこでも強引な手法が目立つ。

2020年秋には、次期衆院選で衆院へのくら替えを目指す林芳正参院議員が、二階派のベテラン、河村健夫元文部科学相の地元・衆院山口3区から立候補しそうだとみるや、二階氏はどう喝じみた行動に出た。

河村氏の地元決起大会に、二階派所属議員19人を引き連れて出席した騒動である。岸田文雄前政調会長の岸田派に所属する林氏に対して、二階氏は集会で「売られたけんかは買う」と息巻いた。林氏の出馬を「反党行為」と断じて、自民党から除名する考えを示唆する二階派議員もいたほどだ。

確かに候補者擁立は「現職優先」が自民党の原則である。ところが、その一方では、他派閥の現職のいる衆院小選挙区で二階氏が別の候補を推そうとしている選挙区がある。それもまた、他派閥からは「身内優先のルールなき膨張主義」だと映る。

6242名無しさん:2021/01/25(月) 21:44:08
>>6241

政権最大の弱点はトップ二人が裏方タイプなこと
菅氏と二階氏は国会議員の秘書を振り出しに、それぞれ横浜市議(菅氏)、和歌山県議(二階氏)を経て衆院議員となった。国会議員の二世や官僚出身ではない「たたき上げ」であり、世間受けを狙ったパフォーマンス嫌いという点でも共通している。

さらに両氏はともに観光業界に幅広い人脈がある。それが観光支援策「GoToトラベル」を推進した原動力となり、一時停止の決断が遅れた要因ともなったのは間違いない。

違いと言えば、二階氏はかつて小沢一郎氏と行動を共にして自民党を離党し、その後、2003年、自民党に復党したことだ。

二階氏の強みは「総理を目指そうと思ったことは一度もない」と公言している点にあるのだろう。同様に、一度離党して復党した石破茂氏が何度も総裁選に出馬しながら挫折を繰り返している姿を見れば明らかだ。

2020年秋の総裁選がそうであったように、素早く党内の大勢を見極めて勝てるトップ候補を担ぐ。トップは自分の後を狙わないナンバー2を安心して大事にするし、ナンバー2であれば最終的な責任も取らなくて済む。そしてまた次のトップ候補に乗り換える……。復党組の二階氏は今、文字通り、「キングメーカー」と言っていい。

一方、菅氏は若い頃から虎視眈々と首相の座を狙っていたという。だが、世間の印象で言えば、菅氏も「裏方の人」だろう。官房長官として自民党や霞ケ関の官僚からの評価が高かったにもかかわらず、なぜ、首相として評価が低いのか。菅氏自身が今、そのギャップに苦しんでいるように思える。

考えてみれば、首相も幹事長も「裏方タイプ」というのは、歴代自民党政権の中でも異例であり、この政権の最大の弱点かもしれない。とりわけ、このコロナ禍では、政府や政党トップの情報発信力や、国民に語る言葉の切実さや説得力が大きく左右するからだ。

党内で派閥抗争勃発の可能性も
もう一つのアキレス腱は対中国政策だ。かねて中国共産党指導部と太いパイプを持つ二階氏は自他ともに認める「親中派」であり、米国も警戒していると言われる。イデオロギー色が極めて薄い現実主義者である菅首相も日中間の経済を重視し、香港問題をはじめ中国への批判は抑制的だ。安倍前首相は中国と厳しく対峙(たいじ)することで固い保守層の支持を得ていた。それが長期政権を支えた大きな要因でもあった。そんな保守層からすれば、中国と融和的な菅、二階両氏には、そもそも根強い不信感がある。

新型コロナ対策として政府は1月13日、中国・韓国を含む11カ国・地域からのビジネス関係者らの日本への受け入れを全面的に止めると発表したが、これもまた「判断が遅すぎる」と自民党内から突き上げられて急きょ、方針転換したものだった。中国、韓国に気を遣っているように見える菅、二階両氏への不満が足元からも公然と出てきたということだ。

衆院議員の任期は2021年10月に満了となり、それまでには確実に総選挙がある。9月には自民党総裁選もある。菅首相は総裁選で再選された後、衆院解散に臨むシナリオを描いているようだが、その前に「これでは衆院選に勝てない」と「菅降ろし」が自民党内で始まる可能性は十分ある。

当面の焦点は、4月25日投開票予定の衆院北海道2区補選と参院長野選挙区補選だ。ところが自民党は吉川元農相の辞職に伴う北海道2区は候補者を擁立せず、早々と不戦敗を決めてしまった。選挙で勝つことで盛り返してきた安倍前政権とは大きく様変わりし、もはや菅政権は「守り」にきゅうきゅうとしていると言うほかない。

ただし、仮に「菅降ろし」が始まったとしても、それを誰がリードするのか。

冷徹に政界を渡り歩いてきたキングメーカーとしての神通力が失せた今、二階氏が「次はこの人」と言い出せば、直ちに流れが決まるといった状況ではない。むしろ党内で派閥抗争が始まり、混乱が続く可能性が高いだろう。そこに今の自民党の閉塞(へいそく)状況がある。それは所属議員が長く「一強体制」に安住してきたツケだと言い換えてもいい。

【Profile】
与良 正男 YORA Masao
毎日新聞論説室専門編集委員。1957年生まれ。1981年毎日新聞社入社。89年から東京本社政治部。政治部デスクを経て2004年論説委員。論説副委員長の後、14年から現職。毎日新聞の社説や夕刊のコラム「熱血!与良政談」を担当。 早稲田大学大学院客員教授等を歴任。TBSテレビ・ラジオでコメンテーターを務める。著書に「与良政談」(毎日新聞社)など

6243名無しさん:2021/01/25(月) 21:46:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/e00786dc49d9b2867b133a54902048d2573cf5b4
井上咲楽が岸田文雄議員に単刀直入に聞く「麻生さんと二階さんは、どちらが怖いですか?」
1/24(日) 11:30配信
エンタメNEXT
『月刊エンタメ』に連載中の「井上咲楽の政治家対談」、今回は宏池会会長を務め、外務大臣や防衛大臣などを歴任してきた岸田文雄議員が登場。次の総裁選に向けて動きがあるとみられる「大宏池会構想」の本質とは。(4回連載の2回目)
※取材は12月2日に行いました

井上 次の総裁選に向けてという意味では、「大宏池会構想」(池田勇人元首相が昭和32年に創設した自民党で最も歴史ある派閥・宏池会。紆余曲折あり、現在は岸田派、麻生派、谷垣派の3派に分かれている。これをまとめ、1つにしようというのが大宏池会構想)についてもお聞きしたいんです。新聞紙面では将来的な再結集に向けた動きがあると報じられていますが?

岸田 麻生さんのところの志公会、谷垣禎一さんのところの有隣会は元々ルーツが同じだったわけですから、また一緒になれないかというのが大宏池会構想。ただ、私は大宏池会構想という言葉は使ったことがないんですよ。今、宏池会(岸田派)という派閥には47人の国会議員がいますけど、党内により多くの協力者の輪を広げていきたい。そのためには、他の派閥にも協力してもらわなきゃいけません。派閥を超えて議員同士が協力することもあれば、派閥同士が連携する場合もあるでしょう。どんな形であれ、力の輪を広げたいという考えを話したことで、マスコミ的に「大宏池会」という言い方になったのだと思います。

井上 そうなんですね。

岸田 その方がニュースとして面白いのかもしれませんが、自民党には他にも清話会、平成研究会などの派閥があるから、別に宏池会だけで固まろうということではなくてね。いろんな派閥に協力してもらい、できるだけ大きな政治の塊を作りたいと思っています。

井上 総裁選を経験し、改めて数の力を考えてという面もありますか?

岸田 数を獲得するのが選挙。政治は多数決で決まり、数が大事だというのは事実ですから。

井上 今、岸田派の雰囲気はどんな感じですか?

岸田 この間の総裁選挙は、宏池会にとってずいぶん久しぶりのものでした。若手は間違いなく初めての総裁選挙を経験したということで、大変張り切って臨んでくれましたし、また次へ向けて頑張ろうと前向きに努力を続けてくれています。この雰囲気を大事にしながら、次につなげていきたいですね。

井上 岸田派は皆で作り上げていくチーム感があって、若手も意見を言いやすいのかなと想像しています。

岸田 確かに、意見は言いやすいだろうね。他の派閥でリーダーに何か言うとなると、麻生さんや二階さん相手でしょう。宏池会では私相手だからね(笑)。

井上 今日、話をしていても、優しい人柄が伝わってきます。

岸田 そうですか。

6244名無しさん:2021/01/25(月) 21:46:36
>>6243

オリンピック・パラリンピックは開催できるんでしょうか?
井上 単刀直入に聞かせていただきますが、麻生さんと二階さんは、どちらが怖いですか?

岸田 タイプが全然違いますね。2人とも政治家としての怖さ、厳しさがあります。

井上 具体的には、どういう怖さですか?

岸田 それはね、ちょっと言えません(笑)。でも、一方で大きな優しさも持っています。だからこそ、魅力的で人がついてくるんでしょうね。

井上 令和3年はどんな1年にしてきたいですか? オリンピック・パラリンピックは開催できるんでしょうか?

岸田 2013年9月、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で東京に開催地が決まりました。私は外務大臣で、招致する責任を持っている1人としてブエノスアイレスにいました。今もニュース映像で流れますが、IOCのジャック・ロゲ会長が「TOKYO」のプレートを見せ、招致関係者のみんなで「わーっ!」と抱き合い、万歳した輪の中にいた人間です。あのときの感激を思うとね。ぜひ、オリンピック・パラリンピックを東京で盛大に成功させたいという強い気持ちになります。ただ一方で、成功させたいとは思いますが、新型コロナウイルスも決して楽観できない状況です。今後、どれだけ広がっていくか、ワクチンができあがるのかなど、まだ不透明は部分もあります。

井上 それによって経済の状況も変わりますよね。

岸田 ですから、まずは感染症対策、経済対策をしっかりとやっていきながら、東京オリンピック・パラリンピックの実施に向けた準備を進められる環境を作っていくこと。来年をぜひ明るい年にしたいと思いますので、引き続き国民の皆さんと力を併せて、心を併せて努力していきたい。改めて協調の大切さを感じる1年になっていくと思います。

(取材・文/佐口賢作)

▽井上咲楽(いのうえ・さくら)
1999年10月2日生まれ、栃木県出身。A型。『アッコにおまかせ!』(TBS)、『おはスタ』(テレビ東京)、『サイエンスZERO』(NHK Eテレ)などに出演中。
Twitter:@bling2sakura

▽岸田文雄(きしだ・ふみお)
1957年7月29日生まれ。自由民主党所属衆議院議員。1993年の初当選以来、9回連続当選。安倍政権では戦後最長となる4年8カ月の間、外務大臣を務めた。第9代宏池会会長。

月刊エンタメ編集部

6245名無しさん:2021/01/25(月) 21:47:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5320990aeaca8ef7e342a0bb1343000bc69b892
責任転嫁と説明放棄を繰り返す「菅・二階政治」という疫病
1/25(月) 7:05配信
NEWSポストセブン
 終わりの見えないコロナとの戦いで疲れ切った国民に向かって、菅義偉・首相は「対応が遅れたとは思わない」と自己弁護し、二階俊博・幹事長は「総理は果断に対応した」とかばった。この期に及んでも現実を直視しない総理と幹事長に、もう“特効薬”は見当たらない──。

 国家の危機に際して、国民の士気を鼓舞する言葉を持たぬ政治家は「総理の器」とはいえない。

 1月18日の菅首相の施政方針演説。「原稿棒読み」「言い間違いが多い」と批判されている首相は、前の日は終日、議員宿舎にこもってスピーチの練習にあて、準備に準備を重ねて臨んだはずだった。

「内閣総理大臣に就任し、政権を担って4か月、直面する困難に立ち向かい、この国を前に進めるために、全力で駆け抜けてまいりました」

 自画自賛から始まった演説は、進むにつれ、衆院本会議場の議員や官僚ら関係者の間に“やっぱりダメか”と落胆が広がっていくのがわかった。

 首相の声は文章の末尾になるほど早口で小さく、聞き取りにくくなる。

「私が一貫して追い求めてきたものは、国民の皆さんの安心そして(希望です)」
「新型コロナウイルス感染症を一日も早く(収束させます)」

「収束させます」と小声でしかいえない菅首相の自信のなさは国民に伝染し、首相が口を開くたびに国民の不安が膨らんでいく。

 棒読みは続く麻生太郎・財務相の財政演説、茂木敏充・外相の外交演説、西村康稔・経済再生相の経済演説に“伝染”し、4演説を聞いた国民には国の針路が見えない。

 菅首相の就任以来の演説やテレビ出演、会見の発言録を辿ると、国民がコロナに勝てない理由が見えてくる。この国は無責任で当事者能力のない「菅・二階政治」という“疫病”にも冒されていたのだ。

【菅語録】“専門家が大丈夫というから”の責任転嫁
 菅首相は自らの非を認めて改めようとしない。そこに不信の念が生じる。緊急事態宣言に消極的だった菅首相は、1都3県に宣言を出すにあたってこう述べている。

「北海道、大阪など、(飲食業の)時間短縮を行なった県では効果が出て、陽性者が下降してきております」(1月4日の会見)

 仲のいい知事がいる自治体を持ち上げ、犬猿の仲である小池百合子・都知事による“東京の対応が悪かった”といわんばかりだった。

 ところが、その大阪など7府県にも東京の1週間後に宣言を出すことになり、記者会見で「見通しが甘かった」と質問されると、今度は専門家に責任転嫁する。

「大阪の感染者が急増したのは直前のことであり、先週の段階では、専門家の皆さんからもよく原因を分析すべきである、そうした評価でありました」(1月13日の会見)

 エコヒイキで目が曇り、対策が後手に回るのだ。

6246名無しさん:2021/01/25(月) 21:48:31
>>6245

【菅語録】「仮定のことは考えない」で説明放棄
 1月7日の緊急事態宣言会見で、「1か月後には必ず事態を改善させる」と語った翌日、テレビ朝日の『報道ステーション』で「結果が出なかった場合、緊急事態宣言の対象拡大や期間延長があるか」を問われると“菅話法”でこう返した。

「仮定のことは考えない」

 国語学者の金田一秀穂・杏林大学外国語学部教授が語る。

「『仮定のことは考えない』という菅総理の話法の特徴は、議論の前提をなくし、議論にもちこませないでやり過ごすことです。これを『姑息』といいます。本来は“その場限り”という意味で、手の内をさらさないで当座をしのぎ、丸く収める方向に持っていこうとするもの。こういう手法を取る人は交渉役には向くが、有事には向かない。新型コロナは未曾有のことで、ウイルスは交渉で丸く収まる相手ではない。その場しのぎの話法に効力はなく、菅総理の発言は国民にわからない、伝わらないということになる」

 有事における総理の資質に大きな疑問符がつくわけだ。

※週刊ポスト2021年2月5日号

6247名無しさん:2021/01/25(月) 21:49:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/7ece79ff76a3a5d8360e31ca6f3f14b3d25d8cff
二階俊博幹事長 年末講演会で「会食批判はアホらしい」の驚愕発言
1/25(月) 8:02配信
FRIDAY
「GO TO」を強引に推し進めたかと思えば、昨年12月14日には菅義偉首相(72)ら8人を集めて高級ステーキ店で会食。コロナ禍をまったく顧みないその言動に国民は怒りを通り越して呆(あき)れ始めているが、当の自民党・二階俊博幹事長(81)はまったく意に介していないようだ。

昨年12月23日、二階幹事長は昵懇(じっこん)の政治ジャーナリストが開いた「年末懇親会」に登場。国民感情を逆なでする発言を繰り返していたことが明らかになった。懇親会の出席者が語る。

「会場は?町(千代田区)のホテルの宴会場でした。三人掛けの横長テーブルに二人で座る形で、50〜60人の聴講者が来ていた」

政治ジャーナリストの「菅総理も来る予定でしたが例の8人会食で遠慮しちゃったようで」というあいさつで、会はスタートした。その後、加藤勝信官房長官や高市早苗衆議院議員、公明党・山口那津男代表らが順番に登壇したという。

「皆さん無難なスピーチでしたが、大トリの二階さんは違いました」(同前)

冒頭のあいさつをした後、ジャーナリストから「支持率大丈夫ですか」と水を向けられた二階幹事長は、

「支持率を気にしながら政治をやるくらいなら初めから政治の世界に入らないほうがいい。機嫌取りながら政治をやっていたら大間違いする。人がなんと言おうと、歴史が評価するんです」

と、強気な発言。続いて、菅政権の評価を尋ねられると、

「しっかりやっている。真面目にやってるじゃないですか」

と、上から目線で語った。そして、批判が殺到した「8人会食」についても驚きの発言が飛び出した。

「メシを食った、どこで食った、アホらしいね。我々はどこの会合で何を食ってきたか、全然覚えてないわな。食事は合いの手っちゅうか、そこにあるから時間つぶしになるわけで、そんなもんがあろうがなかろうが話の場をつなぐ。世の中ではその食事にこそ関心がある。話の内容にこそ、真がある」

二階節でよくわからないが、重要な会食を批判するなんて的外れだ、と言いたいのだろう。年が明け、いまでは会食を自粛していると報じられる二階氏だが、果たしてそれは本音ゆえの行動だろうか…。

「FRIDAY」2021年1月29日号より

FRIDAYデジタル

6248名無しさん:2021/01/25(月) 21:51:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/70328f58b29e5afeee3ed7c48269ba32020b555e
橋下徹氏 一部発言“炎上”の二階幹事長、麻生財務相に「身近な国会議員からは慕われている」
1/25(月) 13:38配信
スポニチアネックス
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が25日、TBSの情報番組「グッとラック!」(月〜金前8・00)に出演。自民党のベテラン議員の発言に批判が出ていることに言及した。

 番組では、自民党の一部のベテラン議員の発言に憤る視聴者の声とともに、二階俊博幹事長(81)が19日放送のテレビ番組で、政府のコロナ対策が十分かと聞かれ「他の政党に何ができますか。他の政治家が何ができますか。今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチをつけるもんじゃないですよ」と発言したことや、麻生太郎財務相(80)が22日の会見で一律10万円の給付金再支給について聞かれ「あれは国債発行してんだから政府の借金でやるんだよ。後世の人たちにさらに借金を増やすということですか」と答えたことなどを紹介した。

 橋下氏は「総論として、国民から人気のない人は身近な国会議員からは結構人気あるんですよね。麻生さん、二階さんは身近な国会議員からは慕われているところがある。実際にお会いしても半径2メートル以内に入ってしまうと人間的な魅力にひかれてしまうってことが2人にあるってことをよく聞いてます。ただ国民受けは絶対にしません」と指摘。その上で、二階氏の発言について「一般の国民が政治家にケチつけるのは当然です。何言ってもいいと思う。でもメディアはちょっと違う。特に記者は一般の国民と同じように文句を言うだけでなく、どこが問題でどういうふうにやっていかないといけないのか建設的な意見もぶつけるのもメディアの役割」と自身の考えを述べた。

 一方、麻生氏の発言についても「確かに言い方が悪いというのはその通りだと思いますよ。でも一律に給付するということを否定しているだけであって、困っている人を助けることまで否定しているわけではないんです」と自身の受け止めを述べ、「というのは今の日本の状況を見ると確かに大変な状況ですが、世界的に見れば、ロックダウンをやっていない、人口当たりの感染者数も死亡者数も世界的に見ればまだ少ない方。そして何よりも日本の特筆的なのは失業率が低い。2・9%でこれはかなり普通の経済の状況と変わらないくらい。なぜかっていうと政府がどんどんお金を刷っていろんな支援を講じているから。一律に例えば僕みたいな人間にまで10万円配るのは反対です。だから麻生さんの言い方が悪いって言うのはその通りなんだけど、困っている人に対する支援策まで否定しているわけではない。国民がケチつけるのはいいけれど、メディアが文句ばかり言ってやってるところを評価していないってところに政治家として怒りを爆発させてしまうっていう気持ちは僕は分からないではない。僕もそういうところで怒ってましたから」と持論を展開した。

6249名無しさん:2021/01/25(月) 21:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/abf526bf48a3100554fe35e721fe896e7bca8738
橋下徹氏、麻生太郎財務相の発言に「言い方は悪いけど、困っている人への支援策まで否定しているわけではない」
1/25(月) 10:39配信
スポーツ報知
 25日放送のTBS系「グッとラック!」(月〜金曜・午前8時)では、自民党の二階俊博幹事長や麻生太郎財務相の一部の発言に批判の声が出ていることを報じた。

 この日の番組では、二階幹事長がNHKの番組で「政府の対策は十分なのか。手を打つことがあれば何が必要なのか」と質問され「他の政党に何ができますか。他の政治家が何ができますか。今、全力を尽くしてやっているじゃないですか。いちいちそんなケチをつけるものじゃないですよ」と述べたことを紹介。麻生財務相も、経済対策として国民一律に給付金を支給することに「前回と同じように一律10万円というのはやるつもりはない。後世の人に借金を増やすのか」などと述べたことを伝えた。

 麻生氏の発言について元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は「麻生さんの発言なんですけど、確かに言い方が悪いというのはその通りだと思います」とし、「でも一律に給付するというのを否定しているだけであって、困っている人を助けることまでまで否定しているわけではない」と見解を示した。

 経済支援については「シングルマザーへの支援金や教育費などのサポートなどもやっている」と説明し、「一律に僕みたいな人間にまで10万円を配るというのは反対です。言い方は悪いのはその通りだけど、困っている人に対する支援策まで否定しているわけではない」と話した。

 また「二階さんが言うように、国民がケチをつけるのはいいが、メディアが文句ばかり言って(支援策を)やっている所を評価しない所に、政治家として怒りを爆発させてしまう気持ちはわからないでもない。僕もそういう所で怒っていましたから」と語った。

報知新聞社

6250名無しさん:2021/01/25(月) 21:52:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/cbfcbdf7797db791b80e3b818710af0188c8af6a
知事選混乱の責任取る、野田聖子氏が県連会長を辞任の意向
1/25(月) 1:22配信
読売新聞オンライン
 岐阜県知事選の結果を受け、自民党県連会長の野田聖子衆院議員(60)は24日夜、東京都内で記者団の取材に応じ、保守分裂となった混乱の責任を取るとして、県連会長を辞任する意向を示した。

 同県選出の他の自民党衆院議員らとともに、現職の古田肇氏を支援した野田氏は「新型コロナ対策で古田知事の実績の継続こそ必要だということで応援した」と説明。その上で「(県連の)現執行部には辞表を提出してもらい、新執行部のもとで一つにまとまっていきたい」と話した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb577fed1802ff051008ad038ebb572ba1d074ff
自民・世耕氏「政治活動しないなら辞職を」 有罪の河井案里被告
1/22(金) 18:34配信
産経新聞
 自民党の世耕弘成参院幹事長は22日の記者会見で、令和元年7月の参院選広島選挙区をめぐる公職選挙法違反事件で有罪判決を言い渡された参院議員の河井案里被告について「保釈されているのに今国会も全く登院していない。政治活動を行っていない状況を踏まえれば、議員辞職しても仕方がない」と述べた。

 河井被告は事件後、自民党を離党したが、「自民公認で当選した議員が有罪判決を受けたことを重く受け止めなければいけない。党所属議員にさらなるコンプライアンス(法令順守)の徹底を行わなければいけない」と強調した。

6251名無しさん:2021/01/25(月) 21:53:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e0f49e21c2d1dbbbaff86dbb187f4e41f8a3c80
長野、広島両参院選挙区の行方は…気をもむ自民
1/24(日) 20:09配信
産経新聞
 新型コロナウイルス対策などで菅義偉政権に厳しい視線が注がれる中、自民党内で4月の参院長野選挙区補欠選挙と、同広島選挙区の行方に注目が集まっている。仮に両選挙区が同一日程で補選となった場合、いずれも自民にとって厳しい戦いとなるからだ。年内に行われる衆院選の前哨戦となるだけでなく、来年夏の次期参院選で与党が過半数を確保する戦略にも悪影響を与える可能性がある。

 自民が長野補選に擁立する新人の小松裕元衆院議員は12日、所属する竹下派(平成研究会)の竹下亘会長と党本部を訪れ、林幹雄幹事長代理に決意を伝えた。二階俊博幹事長は同席しなかったが、竹下氏に電話で「長野県連から申請があれば即日公認する準備がある。しっかりと戦え」と激励した。

 ただ、立憲民主党の羽田雄一郎前参院幹事長の急逝に伴う今回の補選は「弔い選挙」となり、立民は実弟に当たる羽田次郎氏を擁立する構えだ。雄一郎氏は父の孜元首相の知名度と地盤を背景に連続5回の当選を重ね、前回の令和元年参院選では、小松氏が15万票近くの大差で雄一郎氏に敗れている。

 一方、広島選挙区をめぐっては、同区の買収事件で公選法違反の罪に問われた参院議員の河井案里被告=自民を離党=が、東京地裁で21日に有罪判決を受けた。今回、河井氏が控訴せず有罪が確定すれば、参院議員を失職し、広島は長野と同じ4月の補選となる。

 自民内には、広島は保守地盤が強いことを踏まえ、「河井氏が控訴した場合でも近日中に議員辞職させれば、長野と広島で『1勝1敗』にできる可能性もある」(党幹部)とみる向きもある。しかし、補選のきっかけが大規模な買収事件である以上、与党候補が有権者の厳しい視線にさらされるのは間違いない。

 4月の補選は、鶏卵生産業者から現金を受領したとされる収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛元農林水産相=同=の議員辞職に伴う衆院北海道2区補選も同じ日程で行われる。

 一連の結果は、次期衆院選にも影響を与えるとみられる。それだけでなく「衆院選の結果が来年の参院選に波及し、最悪なことになりかねない」(閣僚経験者)と懸念の声も上がる。

 現在、自民が単独過半数を握っていない参院は、公明と合わせても140議席=山東昭子議長を含む=(過半数123)だ。定数が3増える来年の参院選は自公で70議席が改選を迎えるが、過半数を維持するには55議席を確保しなければならない。今回、長野に加え、仮に広島も補選となって与党が敗れる事態となれば、過半数維持のハードルは上がることになる。

 与党は前回の令和元年参院選で71議席を獲得したが、自民若手は「政権への風当たりがさらに強くなれば、厳しい戦いになる」と危機感を募らせる。(広池慶一、力武崇樹)

6252名無しさん:2021/01/25(月) 22:15:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/04e28587b3f7ad69d776bf2320f7800e747ed5aa
二階氏、案里被告の進退「本人がお考えになること」
1/25(月) 20:43配信
中国新聞デジタル
 自民党の二階俊博幹事長は25日の記者会見で、2019年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で有罪判決を受けた河井案里被告(参院広島、自民党を離党)の進退について「ご本人や後援会がよくお考えになること。私から特に申し伝えることはない」と述べた。

 案里被告については、世耕弘成参院幹事長が22日の会見で「政治活動ができていない状況を踏まえれば、議員辞職しても仕方がない」と言及。公明党や野党各党は早期の辞職を求めている。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/092429fb644446b11b197279813bc8703c6ca49c
山形知事選敗北は「努力不足」 二階自民幹事長
1/25(月) 19:19配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は25日の記者会見で、山形県知事選の推薦候補が敗北したことについて「どこに問題点があったのか検討し、次回に備える。努力があと一歩足りない」と述べた。

 保守分裂となった岐阜県知事選をめぐっては「しこってもしょうがない。負けた方は早く次にどうあるべきか考えるべきだ」と述べ、党内融和を求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f62f92562be2b17497b5c8ba42e108b0806e92c4
自民・二階幹事長「ワクチン通じて難病乗り越える」 世論調査で「期待」7割超え
1/25(月) 21:20配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は25日の記者会見で、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した合同世論調査で、新型コロナウイルスのワクチンに「期待する」との回答が77・2%に上ったことに関し、「一日も早く、できるだけ多くの国民の皆さんの元へ届けたい」と述べた。

 その上で、「ワクチンを通じて、この難病に日本は乗り越えたということを国内外に明らかにできるようにしたい」と語った。

6253チバQ:2021/01/25(月) 23:37:04
高知/徳島選挙区
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2101250041.html
<独自>自民・中西哲参院議員、石破派退会で調整
2021/01/25 22:54産経新聞

<独自>自民・中西哲参院議員、石破派退会で調整

自民党の石破茂元幹事長

(産経新聞)

 自民党石破派(水月会)に所属する中西哲参院議員(69)=比例=が、派閥を退会する方向で調整していることが25日、分かった。複数の石破派関係者が明らかにした。中西氏は平成28年の参院選で初当選。竹下派(平成研究会)の参院議員らが参加する議員グループにも所属しており、石破派退会後は竹下派に入会するとみられる。

6254チバQ:2021/01/25(月) 23:40:45
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021012501002143.html
石原伸晃氏入院に疑念の声紹介 野党議員「なぜ無症状で」
2021/01/25 20:38共同通信

 立憲民主党の小川淳也衆院議員は25日の衆院予算委員会で、新型コロナウイルスに感染し、入院した自民党の石原伸晃元幹事長に発熱やせきなどの症状がないことに関して、国民の間に疑念の声が出ていると紹介した。「症状がある人が入院できないのに何で無症状で即、入院できるんだという声もある」と語った。

 小川氏は「石原氏やご家族の気持ちを考えると言えないが、現実問題として、入院できずに亡くなっている人がいる。疑念が生じるのも無理はない」と指摘した。

 石原氏と昼食を取っていた坂本哲志地方創生担当相の更迭を要求。菅義偉首相は更迭を否定した。

6255名無しさん:2021/01/26(火) 13:49:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/16ec5774fcd2dd2cc925da7a59760730ebfdca65
自民・二階氏「面倒くさいことを…」 ワクチン見通しで苦言
1/26(火) 11:26配信
産経新聞
 自民党の二階俊博幹事長は26日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン確保の見通しをめぐり、6月までに全国民分の確保を見込むとした坂井学官房副長官の発言を河野太郎ワクチン担当相が修正したことについて、「私から論評するに至らないことだが、発信に対して片方が取り消すなんて、そんな面倒くさいことを…。よく調整しておやり頂ければいい」と苦言を呈した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/525863fa6eb8049cf246b1def8257468fdd55f4b
河野、坂井両氏に苦言 二階自民幹事長
1/26(火) 11:06配信
時事通信
 自民党の二階俊博幹事長は26日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン確保の時期をめぐり、担当閣僚である河野太郎規制改革担当相と坂井学官房副長官の発言が食い違ったことに苦言を呈した。

 二階氏は「論評するに至らないことだ。発言を片方が取り消すとか面倒くさい。よく調整してもらいたい」と述べた。

6256名無しさん:2021/01/26(火) 19:20:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/47eed0f44c4084d42fa3a3f835d51eb4cc0f14cf
ワクチン確保めぐる河野大臣・副長官の食い違い 二階氏苦言
1/26(火) 14:16配信
TBS系(JNN)
 自民党の二階幹事長は26日、新型コロナウイルスのワクチンの確保をめぐり、政府内の発言に食い違いが生じたことについて「よく調整して頂ければ」と苦言を呈しました。

 ワクチンの全国民分の確保について、今月21日、坂井官房副長官が6月中の確保を「見込む」と発言したのに対し、ワクチン接種の調整を担当する河野行革担当大臣は、「政府内の情報の齟齬」があったとして、発言の削除を求めるなど政府内で食い違いが生じていました。

 ワクチンの確保については、その後「6月を目指す」ことで認識を共有しましたが、こうした足並みの乱れについて、自民党の二階幹事長は26日、「よく調整して頂ければ」と苦言を呈しました。

 「発信に対して片方が取り消すなんて、そんな面倒くさいことをね。よく調整しておやりいただければいいと思います」(自民党 二階俊博幹事長)

 二階幹事長は、このように政府内の調整不足が露呈したことについて、改善を求めました。(26日13:06)

https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc4e5bb561c8e8b9c3dedd67a7a6a16fded0e14
ワクチンめぐる食い違い 二階氏、苦言呈す
1/26(火) 18:10配信
日本テレビ系(NNN)
新型コロナウイルスのワクチン確保の見通しをめぐり、河野ワクチン接種担当大臣と坂井官房副長官の発言が食い違ったことについて、自民党の二階幹事長が苦言を呈しました。

自民党・二階幹事長「私から論評するに至らないことですけども。発信に対して片方が取り消すなんて、そんなめんどくさいことを…よく調整して、おやりいただければいいと思います」

ワクチン確保をめぐっては、坂井副長官が会見で、「6月までに接種対象となる全ての国民への数量確保は見込んでいる」と発言。

これに対し、河野大臣が「ワクチンの供給スケジュールはまだ決まっていない」などと修正しましたが、その後も、坂井副長官は「方針に変更はない」としています。

二階幹事長の発言は、こうした政府内の情報発信の混乱ぶりに苦言を呈したものです。自民党内からは「お粗末だ」「チームとして機能する体制を作ってほしい」との声もあがっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0cb8b3b629700296310dfa4777f1cc324aa37c2f
二階氏「面倒くさい、よく調整して」…ワクチン巡る政府内の説明食い違いに
1/26(火) 18:10配信
読売新聞オンライン
 自民党の二階幹事長は26日の記者会見で、新型コロナウイルスのワクチン確保の時期をめぐり、ワクチン担当の河野行政・規制改革相と坂井学官房副長官の説明が食い違ったことに苦言を呈した。二階氏は「論評に至らないことだ。発言を片方が取り消すなんて面倒くさい。よく調整してもらいたい」と語った。

 坂井氏は「6月までに接種対象となる全ての国民に必要な数量の確保は見込んでいる」と発言し、河野氏が否定していた。

6257名無しさん:2021/01/26(火) 19:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/abfa11f9e2e9a9039703f826a3e9417a08a54b14
緊急事態宣言下、麻生側近議員が23時まで「イタメシ」と「銀座クラブ」をハシゴの証拠写真
1/26(火) 18:00配信
デイリー新潮
飲酒も認める
 当選7回、国家公安委員長など大臣を歴任、昭和25年生まれの70歳──そんな自民党のベテラン衆議院議員が1月18日の夜、都内のイタリア料理店でワインを片手に舌鼓を打ち、さらに、馴染みの銀座のクラブをハシゴしていた。

 ***

 冒頭の写真は、ベテラン議員が銀座のクラブ街を歩いている姿を撮影したものだ。

 撮影時間は午後11時を過ぎている。国民に“STAY HOME”を強いる自民党の国会議員としてはあり得ない行為だろう。

 更に午後9時に撮影した写真もご紹介しておく。クリックしていただければお分かりになるだろうが、ベテラン議員の顔は、明らかにニヤけている。別れ際にママからよほど嬉しい言葉をかけられたのだろうか。

 このベテラン議員は松本純・元国家公安委員長(70)。嵐のメンバーである松本潤(37)とは漢字が異なるだけで読みは同じということから、永田町でも“マツジュン”と呼ばれているという。

 横浜市議を経て1996年に神奈川1区から衆院選に出馬して初当選を果たした。この時に隣の神奈川2区から出馬して初当選したのが菅義偉総理(72)である。

 2008年に麻生太郎財務相(80)が総理に就任すると、官房副長官に就任した。ちなみに松本氏は麻生財務相の最側近として知られている。

イタリアンの夕食
 現在は自民党の国会対策委員長代理、すなわち国対ナンバー2の地位にある。当然ながら、国民や飲食店に外出自粛や午後8時までの時短営業が要請されていることはご存知だろう。

 昨年12月には菅総理や二階俊博幹事長(81)など8人が高級ステーキ店で会食を行い、国民から厳しい批判の声が上がったのも、鮮明な記憶をお持ちのはずだ。

 おまけに週刊新潮が写真を撮影した1月18日は、菅総理にとって初めてとなる通常国会が招集された日だった。

 にもかかわらず、夕刻となって永田町を後にした松本元大臣の公用車が向かったのは、東京・中央区内にあるイタリアンレストランだった。店に入ったのは午後6時5分頃。

 その店を出たのは午後8時50分頃。ちなみにレストランをよく知る関係者によると、「普段は政府の営業時間短縮要請をきちんと守っている」という。

 店を出ると、タクシーをつかまえた松本元大臣。当然、議員宿舎に帰るのかと思ったら、タクシーは高級クラブが軒を連ねる銀座方面へと走り出したのだった。

クラブ2軒をはしご
 タクシーから降りて、雑居ビルに入っていったのが午後9時頃。30分後に出てきた姿は、リンク先の写真でご紹介した通りだ。

“マツジュン”は通りを歩き出すが、緊急事態宣言下での銀座回遊はまだまだ終わらない。新橋方面へ数分ほど歩いた後、別の雑居ビルへと入っていき、出てきたのが午後11時20分頃だった。

 イタリアンの次に訪れた2軒目の店は滞在時間が30分ほどと慌ただしかったが、3軒目では2時間近くを過ごしたことになる。

 さすがにその後はタクシーで赤坂にある議員宿舎へと帰っていった。冒頭でご紹介した写真は、3軒目を出てタクシー乗り場に向かう姿を収めたものだ。

 ご本人に話を訊くと、3軒目での飲酒などは一応謝罪しながらも、「しかしこれは、お茶代わりで出てたようなもので……」と苦し紛れの抗弁を行う場面もあった。

 1月28日発売の週刊新潮では、元大臣の“イタリアン・銀座三昧”と、ご本人を直撃した一問一答を詳しく報じる。

「週刊新潮」2021年2月4日号 掲載

新潮社

6258チバQ:2021/01/26(火) 20:54:21
https://news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-135321.html
ワクチン接種の切り札“チーム河野”の新戦力 補佐官就任の自民党・小林史明議員とはどんな人物?
2021/01/26 13:00
自民党のデジタル通が“ワクチン大臣補佐官”に就任
依然として新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、新型コロナ克服のための大きな希望とされるのが『ワクチン』だ。日本においても菅首相が「感染対策の決め手」と強調し、政府は一日も早くワクチン接種を開始し感染拡大に歯止めをかけるべく注力している。政権の命運をかけていると言っても過言ではない状況だ。

こうした中、ワクチンの輸送や保管などを担当することになった自称“令和の運び屋”こと河野規制改革相を補佐する目的で、自民党の小林史明衆院議員が、1月20日付けで大臣補佐官に起用された。小林氏には、河野氏の片腕として、今後ワクチン接種が全国で迅速に実施されるための体制の企画立案から整備といった部分で手腕を振るうことが期待されている。

補佐官就任当日、小林氏は、ワクチン接種は新型コロナ収束に向けた「重要な道筋だ」として「河野大臣のチームでしっかりと全うできるよう頑張りたい」と意気込みを語った。今回、突如脚光を浴びる形となった小林氏だが、「またデジタルですか?って言われないかな」と仲間内からのありもしない批判を自ら心配するほど、自民党きっての“デジタル通”議員だという。いったいどんな人物なのか。

河野氏と共通点、民間時代の経験から生まれた“縦割り打破”へ思い
小林氏は、2012年に衆院広島7区で初当選し、現在当選3回生のいわゆる“若手議員”だ。政界入りする前はNTTドコモに勤務し法人営業などを担当しており、本人いわく、この時に地域ごとに存在する行政の縦割りや規制の壁にぶつかったことが、政治家を志すきっかけだったという。

つまり、“令和の壊し屋”と周囲から呼ばれ「縦割り110番」の創設者である河野氏とは、通底するものがあるのだ。さらにこの2人、かつて自民党内で行政の在り方や規制改革を議論する「行政改革推進本部」において上司(河野氏)と部下(小林氏)の関係だったこともあった。今回の補佐官抜擢の裏には、河野氏にとって顔なじみで仕事がやりやすいなどの理由もあったのかもしれない。

デジタル化へのこだわりと共に、大臣政務官や青年局長など着実な歩み
小林氏は以前、取材に対して「デジタル化とは理想とする社会を実現する手段であって目的ではないので」と語ったことがあった。その言葉通りに、デジタル化という手段も用いながら、当選1回生の頃から「政府のクラウド化」といった行政システム改革をはじめ、電波・通信の改革といった分野に注力し、総務省や内閣府の大臣政務官といった役職もこなした。

去年は、自民党の歴代首相経験者の多くも若手時代に経験し出世の“登竜門”とされる党青年局長に就任。徹底的に“青年局のデジタル化“を図り、定例会のオンライン化はもちろん、専用のウェブサイト上で資料の共有ができるシステムを構築するなど、どこでも誰でも参加し議論できる環境を作った。そして、今年は菅政権の肝いり政策であるデジタル庁設置などを議論する党のデジタル社会推進本部の事務総長を務めている。

自民党総裁選挙の方式めぐり、党執行部と激突
その小林氏が若手のリーダーの1人としての積極的な行動を見せた出来事があった。安倍前首相の突然の辞任を受けて行われた去年9月の自民党総裁選挙で、その選挙方式を巡り党執行部と若手が激突した時のことだ。

総裁選は通常の方式では、党所属の国会議員票に全国の党員(党友)票を加えた合計で争われる。しかし執行部は、新型コロナ対策が急がれる中での総裁選は党則における「特に緊急を要する場合」にあたるとして、選挙の準備等に時間のかからない国会議員と都道府県の代表のみが投票できる両院議員総会という簡易方式での選挙とする方針を打ち出した。

この方針については、すでに国会議員票で優勢だった菅首相の勝利を確実なものとするため、党員票に左右されにくい簡易方式で行うよう菅支持陣営が画策したものだといった見方が出ていた。

こうした中、青年局長だった小林氏は、「通常の総裁選ができない理由が明確でない」などとして、若手議員を中心に、党員票も含めた通常方式での総裁選を求めた。小林氏らは、党所属国会議員の約4割から署名を集めるなど最後まで徹底抗戦の構えを見せたが、結果としては党執行部の主張通り、簡易方式での総裁選が決定された。それでも、若手議員を中心に「小林さんは(執行部相手に)一歩も引かなかった」などと、政治家としての“芯の強さ”を評価する声が挙がった。

6259チバQ:2021/01/26(火) 20:54:41
ちなみに、この決定の直後、報道陣から心境を聞かれた小林氏は、「負けました!」と自らの力不足を素直に認めつつ、通常方式では時間がかかるという理由は「事務処理の問題だ」として、今後“総裁選のデジタル化”が必要だと、最後は小林氏らしさを覗かせた。

そして今般、小林氏が挑むことになった、ワクチン接種の調整という新たな任務。デジタルなどに精通し必要ならば摩擦もいとわない小林氏にうってつけの課題といえるが、今回は総裁選の時のように主張するだけではなく、国民のために結果を出すことが求められる重要任務だ。


河野大臣のもとで、どのように力を発揮し、どのような結果を出していけるのか、その手腕が本格的に問われている。

(フジテレビ政治部 福井慶仁)

6260チバQ:2021/01/26(火) 21:07:42
https://news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/politics/kyodo_nor-2021012601001408.html
「慎重であるべきだった」 石原氏と会食の坂本担当相
2021/01/26 12:49共同通信

「慎重であるべきだった」 石原氏と会食の坂本担当相

坂本哲志地方創生担当相

(共同通信)

 坂本哲志地方創生担当相は26日の記者会見で、新型コロナウイルスに感染した自民党の石原伸晃元幹事長らと会食をしていたことについて「緊急事態宣言で抑制的な生活を国民にお願いしているので、慎重であるべきだった」と釈明した。

 坂本氏は、石原氏の陽性が判明する前日の21日に、野田毅元自治相を含む3人で約40分間、会員制のレストランで昼食を取りながら、派閥の運営を話し合っていた。「広い部屋の円卓で対面式にならないようにし、食事以外はマスクを着けていた」と説明している。

 PCR検査が陰性で、濃厚接触者と判断されなかったことから公務は通常通り行うという。

6261チバQ:2021/01/26(火) 22:41:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/737207a74e10f527138487528047c9f3b78c669b
国会議員の「クラブ通い狩り」が始まった!〝永田町のマツジュン〟も標的に
1/26(火) 21:42配信

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東スポWeb
クラブ通いがバレた自民党・松本純議員

 狙われて当然だ――。緊急事態宣言の発令下で、飲食店には午後8時までの時短営業、国民には不要不急の外出自粛が要請されている中、模範となるべく国会議員がその禁を破って、クラブ通いが判明。不届き者が相次いで〝摘発〟された。

 デイリー新潮が26日、掲載したのは「麻生側近議員が23時まで『イタメシ』と『銀座クラブ』をハシゴの証拠写真」とのスクープ。松本純元国家公安委員長(70)が今月18日、都内のイタリア料理店と銀座のクラブを夜8時以降にハシゴした瞬間の写真を掲載していた。

「松本氏はマツモトジュンの名前から自民党の〝マツジュン〟で知られています。麻生太郎財務相の側近中の側近で、常に一眼レフカメラを携帯し、同僚や会合の写真を撮っているのが有名ですけど、自分が撮られちゃダメでしょ」(永田町関係者)

 文春オンラインでも26日、公明党の遠山清彦衆院議員(51)が今月22日、深夜の銀座クラブ通いしていたのがばれ、党から注意を受けていたと報じた。遠山氏は参院当選2回、衆院当選4回のベテランで、こちらは〝永田町の遠山の金さん〟で親しまれている党の次代を担う中堅だ。

 各党は緊急事態宣言下で、不要不急の外出はもちろん、夜の会食を控えるよう議員らに通達しているが、この2人のクラブ通いは、〝必要至急〟の案件だったというワケか。

 昨年の緊急事態宣言時も立憲民主党(当時)の高井崇志衆院議員(51)の歌舞伎町セクキャバ通いが判明し、除籍処分となった。
 
 自民党関係者は「夜に出かける議員を週刊誌や写真誌が狙い撃ちする〝飲み会狩り〟が始まるのは明白だった中、銀座のクラブに通っているとは…。もうスキがあり過ぎて話になりません」と嘆いた。

東京スポーツ

6262名無しさん:2021/01/27(水) 21:03:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8044e60c747a51526a4ae093320ede1728441b09
河野太郎、メディア叩きで国民を煽る「“和製トランプ”に首相はムリ」と非難轟々
1/27(水) 6:01配信
SmartFLASH
《デタラメだぞ。》
 1月20日、自身のツイッターでそう呟いたのは、“新型コロナワクチン担当相” を兼務することになった河野太郎行政改革担当相(58)だ。同日にNHKが報じたワクチン接種のスケジュールを、“フェイク” 扱いしたのが冒頭のツイート。ある政治部記者に言わせると、報道は “デタラメ” ではないという。

「今回、NHKはワクチン接種時期の想定スケジュールに関する書類を厚労省内から入手して、確認しているはずです。しかも2020年12月に、『厚労省が自治体向けに接種想定時期を説明する資料がある』と他社が報じている。その内容はNHKの報道と同じものでした。

 河野氏はさらに、《新聞各紙が『政府関係者』なる者を引用しているけれど、全く根拠のないあてずっぽう》とツイートしていましたが、メディアを一方的に叩いて “強い政治家” を演出するなんて、トランプ前米国大統領と同じく、安易で危うい手法です」

 本家が “退場” させられた今になって “和製トランプ” とは、時流を読めないにもほどがあるが……。河野氏が所属する麻生派の中堅議員は、「河野さんは、『担当相の自分が知らないことは事実ではない』と言いたいのかね。あれじゃ、厚労省もかわいそうだよ」と、ため息交じりで嘆いてみせた。

 決めつけぶりは、1月8日の《閣議後記者会見もオンラインです。あれ、先方はみんな集まってる》というツイートにも表われている。オンラインでの会見にもかかわらず、記者たちが会見室に集まっていたことを皮肉ったのだ。

「実際には、会見までに事務方の調整が間に合わず、こちらが一カ所に集められたんです。あちらの不手際なのに、ネットで記者を叩く河野氏には正直、異常さを感じましたよ。現在では、マルチで会見できる回線環境などを省庁側で整備し、各社リモートで会見に参加しています」(別の政治部記者)

 仕えた官僚も大変だった。

「河野さんは、2年にわたる外相時代に、延べ123の国と地域を訪れましたが、多くの国を訪れること自体が目的になっていた。『アフリカのこの国には行っていない』などとこだわり、国会審議が終わる金曜の夕方に出発して月曜に戻る、という強行軍が多く、現地の大使館や担当部局は疲労困憊でした」(外務省関係者)

 防衛相時代には、イージス・アショアの導入中止を決めたが、このときも一報を出した『読売新聞』の記事を、「今回のフェイクニュースの先陣を切ったのは読売新聞」と中傷し、批判を浴びた。

“和製トランプ” は、1月16日に発表された『毎日新聞』の世論調査で、“総理にふさわしい人” の1位に輝いたが、所属派閥の領袖・麻生太郎副総理兼財務相ですら、先行きを危ぶんでいるという。

「麻生さんは、河野さんのことを『あれで、横断歩道が渡れるのか』と評したことがあった。周囲を見ず、一般常識に欠けているんだよ。派閥の後輩議員からも、『選挙応援や会食に、なかなか来ない』と不満が出る始末。

 2020年、総裁選出馬を麻生さんに直談判したときも、『派閥内の仲間すらまとめられないのに、どうして自民党をまとめられるんだ。まだ早い!』と窘められていた」(前出・麻生派中堅議員)

 なにより、国民をまとめられない。

(週刊FLASH 2021年2月9日号)

6263名無しさん:2021/01/27(水) 22:31:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec093c58f012ef5de18551f52e961f5f7c452105
石破か、河野か…菅政権はもう終わり「次の総理は誰か」という大問題
1/27(水) 7:02配信
現代ビジネス
 這い上がり、のし上がり、菅がようやく掴んだ地位と力も、わずか3ヵ月でメッキが剥げた。打開策はあるのか。政権の寿命はいつまでか。そして「次」は―。大規模調査と総力取材で明らかにする。

早くも限界に達した
 宰相・菅義偉の内心は手元を見ればわかる。昨年12月のある夜、菅と会食した人物が証言する。

 「異様だった。菅さんが終始、箸の入っていた袋をいじり回して、しまいにはビリビリに破いてしまったんです」

 菅には人と話しているとき、名刺やメモ用紙といった手元の紙を弄ぶ癖がある。ストレスが大きければ大きいほど、手遊びは激しくなる。いつものポーカーフェイスを保ってこそいたが、このとき菅の心は箸袋と同様、千々に破れ乱れていた。

 首相就任から3ヵ月余りが過ぎ、あっというまにハネムーン期間は終わった。当初70%近かった支持率は3割台に半減。「ガースーです」とおどけて見せても、もはや笑ってくれる人はいない。

 「菅政権のパワーも、3割に急落だな」

 ある自民党議員に対し、菅はボソリと自嘲気味に漏らしたという。

 それだけで済めば良いほうだろう。安倍政権成立の'12年から昨年まで、「最強の官房長官」そして「たたき上げの総理」と称えられ人生の絶頂を走ってきた菅だが、2021年は「暗転」の年になるのが目に見えている。

 新型コロナの再々流行と、得体の知れぬ「変異種」の出現。菅と近い議員らに浮上した汚職疑惑。一向に見通しの立たない東京オリンピック……。

 「あまりのストレスで、菅さんの生活は崩壊している。このひと月ほどは、床についても2時間ほどで目覚めてしまい、途切れ途切れに一日3〜4時間しか睡眠を取れていない」(自民党閣僚経験者)

 菅政権の支持率急落で、永田町では新年早々から政局の突風が吹き始めている。後述するが、「菅政権の次」を意識した大物たちの動きが活発化しているのだ。

 それを受け、本誌は政治評論家、記者・ジャーナリスト、政治学者ら総計22人に、政界の今後を予測する緊急大規模アンケートを実施した(5ページ目にアンケート結果を一覧で掲出している)。

 まず目につくのは、菅政権はいつまで続くのかとの問いに、多くの識者が「今年限り」との厳しい回答を寄せていることだ。

〈支持率が回復しなければ、今年9月の自民党総裁任期いっぱいで終わることも考えられる〉
(ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)〈よほどの幸運でもない限り、総裁任期とともに退陣に追い込まれる〉
(東京大学先端科学技術研究センター教授で政治学者の牧原出氏) ともすれば、春を迎える前に命脈が尽きるとの見方さえある。

〈任期満了までが既定路線だが、正月明けにコロナがひどくなれば、3月の予算通過後に終わりもありえる〉
(前東京都知事の舛添要一氏) この難局の中、菅政権が短命で倒れれば、その混迷は安倍政権が倒れた時の比ではないだろう。

 党内力学で選ばれた「ポッと出」の菅にとって、国民に信を問う解散総選挙は、抜けば党内の異分子を黙らせることのできる「伝家の宝刀」である。これをいつ振るうかが、菅にとって最大の懸案だ。

 識者には、次の解散総選挙の時期は今年9〜10月との意見が多かったが、早ければ春にも実施されるとの見方もある。

〈最速で年度内(=3月)。その後なら秋口か任期満了〉
(東京工業大学准教授の西田亮介氏)

〈オリンピック直後に、選挙にちゃんと勝てるのであれば(解散が)行われる公算が高いでしょう。すべては総裁選との兼ね合いです。総裁選に勝つための総選挙、といういささか倒錯的な構図になっています〉
(国際政治学者の三浦瑠麗氏)

6264名無しさん:2021/01/27(水) 22:34:21
>>6263

官邸はバラバラだ
 いま実際に菅が模索している解散の時期は、オリンピック明けだという。菅に近い自民党ベテラン議員がこう証言する。

 「'21年夏に東京オリンピックをなんとか観客入りで開催し、終了直後に勢いを駆って解散、大勝利をおさめる。そして、9月の総裁選で無投票再選される。これが菅総理のベストシナリオだ」

 だがこのシナリオは「東京オリンピックの成功」、さらにそのための「コロナ抑え込み成功」が前提である。つまりは、東京オリンピックを今夏に開催できるか否かが、菅政権にとって最重要の課題になるのは明らかだ。

 この点については、

〈政府としてはなんとしても開催したいだろう〉
(大和大学准教授で政治学者の岩田温氏)〈海外からの観客を受け入れるか、無観客で実施するかなどいくつかの選択肢があるが、政権浮揚策として開催にこだわる〉
(東洋大学教授で元朝日新聞政治部長の薬師寺克行氏) と、強行開催するのでは、との見方が多かった。しかし無観客での開催となれば、盛り上がりに欠け、支持率アップの起爆剤にはなりづらい。むしろ、かえって政権批判を招く可能性も高い。

 だから菅はなんとしても、春までにワクチンを承認することにこだわっているのだが、打開の兆しは一向にない。目に見えず忖度もしてくれないウイルスという敵に、苛立ちは募る。

 昨年12月22日午後、官邸の首相執務室には菅の舌打ちが響いていた。

 「ワクチンができても、副反応で死者が出るおそれもあります」

 そんな厚労次官・樽見英樹の言葉に、菅は不快感を隠さなかった。一刻も早くワクチンを使わないと、失われるのは国民の生命だけではない。オレの政治生命も絶たれてしまうではないか。

 同時期、菅にコロナ関連で説明に赴いた別の官僚に対しては、苛立ちのあまり、執務室で説明資料を面前で投げつけた。

 しかし、官僚に当たり散らしたところで何も好転しない。春先までにワクチンないし治療薬が颯爽と現れ、コロナは消滅、そして夏の国立競技場は満員御礼―そんな夢物語があり得ないことは、菅も分かっている。

 要するに、手詰まりになりかけているのだ。

 もし解散に打って出たとして、自民党は菅総裁で選挙に勝てるかとの質問には、政局のプロたる政治部記者たちの見解は「勝てない」でほぼ一致している。それどころか、菅はその前に退陣に追い込まれるとの見方も少なくない。

〈8月末から9月末に総裁選が行われ、菅氏は降板。解散総選挙は新総理総裁のもと行われる。『菅では勝てない』という党の判断で、菅氏は解散権を奪われる〉
(朝日新聞政治部記者・40代)〈党内で選挙を見据えた「菅降ろし」が始まる。五輪を花道に退陣〉
(毎日新聞政治部OB・50代)〈菅総理はコロナに解散権を封じられた。任期満了まで打つ手なし〉
(時事通信政治部記者・40代) 自民党関係者に取材すると、「菅は選挙の顔になり得ない」というこの記者たちの分析に同意する向きが多い。それは単に菅の見た目が暗いだとか、喋りが下手だといった理由からだけではない。人心が離れているのだ。ある自民党幹部議員が言う。

 「官邸がバラバラになりかけている。変なことを言うとすぐ吊し上げられて飛ばされるから、みんな黙っている。

 最近も、鳴り物入りで共同通信から一本釣りした柿崎(明二)首相補佐官を陰で非難していた。『世間の声を伝えるのが仕事なのに、GoToトラベルが不評だということすら報告しなかった』と。菅さんは和泉(洋人)首相補佐官以外の話を聞かなくなっている」

 菅さんは総理になって変わってしまった。官房長官時代も明るい人ではなかったけれど、今はそれに加えて陰湿で攻撃的になった―。自民党の議員秘書らの間では、そんな世評が流れる。

 一方、菅は菅で「総理になると、官房長官の時より情報が入らなくなった気がする」とぼやいている。それは菅が耳に痛いことを言う人間を遠ざけているからなのだが、自覚がない。

 こうした菅の現状を象徴する事件があった。来年度予算案の折衝で、菅が諸々の判断を副総理・財務相の麻生太郎に任せきりにしたため、麻生が「総理なんだから自分で考えろ」とキレたのだ。

 「おい、いつまでも官房長官気分でいるんじゃねえぞ。役人は何でもハイハイ言うことを聞くかもしれんが、国民はそうはいかん。官邸がリードしなきゃ政権も続かんぞ」

 周囲は菅に苛立ち始めているのである。


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