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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5913名無しさん:2020/12/12(土) 01:07:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1011517a834bd7fa87f2d99d74a05387f06d41
二階氏「結婚21年、合意できぬはずない」 自公幹事長が結束確認
12/11(金) 22:23配信

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長は11日夜、東京都内のステーキ店で会談した。自公両党は75歳以上の医療費窓口負担を引き上げる制度改革をめぐる交渉が難航したが、菅義偉(すが・よしひで)首相と公明党の山口那津男代表によるトップ会談で合意できたことを受け、改めて結束を確認した。

 同席した森山裕国対委員長によると、二階氏は「(自公連立による)結婚から21年になる。お互い国民のことを思い、国家の将来を考えれば合意できないはずはない」などと呼びかけたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d977fe1ae0e3128cea3cb370b206cd3873f88d24
医療費、自公の絆で決着 二階氏
12/11(金) 22:39配信

 自民、公明両党の幹事長、国対委員長らは11日夜、東京都内で会談した。

 政府・与党の協議が難航の末に決着した高齢者医療費負担引き上げについて、自民党の二階俊博幹事長は公明党の連立政権参加から今年で21年がたつことに触れ、「結婚して21年だから、国民を思い、国家の将来を考えれば合意できないはずがない」と語った。

5914名無しさん:2020/12/13(日) 01:38:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0adfd938136fc2f5028cb7bb79201322f5a060c
官邸VS公明、急転直下の決着 「党高政低」加速も〔深層探訪〕
12/12(土) 8:30配信

 首相官邸と公明党が激しく火花を散らした75歳以上の医療費の窓口負担引き上げ問題は、9日の自公党首会談を経て急転直下、決着した。最も強硬だった菅義偉首相が一転軟化し、妥協案を示したからだ。今後、与党の主張が強まり、安倍前政権時代の「政高党低」から「党高政低」への流れが加速する可能性もある。

 ◇会談冒頭に譲歩
 「年収200万円以上の方々に負担いただくことでお願いしたい」。公明党の山口那津男代表によると、首相は9日夜の山口氏との会食の冒頭、唐突に切り出した。「170万円以上」にこだわっていた首相が譲歩した瞬間だ。山口氏は「それで結構でございます」と矛を収めた。

 安倍前政権は昨年12月、一定所得以上の75歳以上の窓口負担を2割に引き上げる方針を決定。ただ、「一定所得」の線引きは先送りした。前政権が期限と位置付けた今年12月を迎え、厚生労働省は「155万円以上」から「240万円以上」まで5案を与党に提示した。

 関係者によると、来年の衆院選を意識する与党内から結論先送りを求める声が上がる中、若い世代の負担軽減に強い思いがあるとされる首相は年内決着にこだわった。5案のうち、対象者が2番目に多い「170万円以上」を目指す意向を早々に固め、公明党との協議でも一切譲歩しないよう指示した。

 公明党と親密とされてきた首相の強硬姿勢に、自民党内には驚きもあった。麻生太郎副総理兼財務相が対象者の拡大を求めていたことに加え、菅政権初の公明党との調整に「今後を考えれば安易な妥協はできない」(首相周辺)との思いもあったとみられる。

 ◇異例の政府批判
 公明党も態度を硬化させた。「結論先送り」から「240万円以上」の主張に切り替え、さらなる妥協をにおわせる柔軟姿勢を見せたものの、首相に歩み寄る姿勢がないと分かると、山口氏は「(240万円以上は)最大限の譲歩。政府がどう協議を煮詰めていくのか見えないのが進展しない要因だ」と異例の政府批判を展開した。

 交渉は政調会長レベルを飛び越え、幹事長・国対委員長がいったん引き受け、政調会長間に差し戻された。この間、政府の全世代型社会保障検討会議は2回延期された。

 自民党の下村博文政調会長は「政府は一切降りず、公明党に100%同意を求めるのは難しい」とぼやいた。

 ◇翻意求める署名も
 首相は9日昼のジャーナリストとの会食でも「譲る気は全くない」と語っていたという。その姿勢をわずか半日で変えた背景には、次期衆院選での公明党との選挙協力への懸念に加え、自民党内にも「170万円以上では支持者から猛反発を受ける」(幹部)と心配する声が広がっていたこともあった。

 自民党にとって75歳以上の後期高齢者の医療制度は鬼門。2009年の衆院選でも当時の民主党などから「年寄りいじめ」と追及され、野党転落の一因となった。自民党内では首相に翻意を求める署名の動きも出ていたという。

 「首相の主張がいつも通るわけではない。いろんな人の意見を聞いて首相が判断した」。政府高官はこう振り返った。公明党関係者は「首相が最初から数字を口にしたのが混乱の最大の原因だ。やり方がうまくなかった」と首相の対応を批判した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3381f0020d45bb1f175ec2810e571aea58f775b0
麻生氏「来年1月早々の解散はなさそうな状況」
12/12(土) 21:43配信

 麻生副総理兼財務相は12日、衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、新潟市内で開かれた政治資金パーティーであいさつし、「来年1月早々の解散はなさそうな状況になってきているので、時間は少々ある。勝てる状況を今から作り上げなければいかん」と支持を呼びかけた。

 13日には自民党の二階幹事長も新潟4区の新人候補を応援する予定だ。同党は前回2017年衆院選で、新潟県内6小選挙区で同区を含め4敗を喫した。

5915名無しさん:2020/12/13(日) 01:51:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4d7246937af23189ccd2e33b34ef74d4660039
菅総理が青ざめる…安倍元総理の「復活と反撃のノロシ」が上がり始めた
12/12(土) 8:02配信

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先を読めない者は、永田町で生き残ることはできない。アンタの政権を、全力で支える―などと言う言葉を真に受ける無邪気な政治家は、いずれ、敗れ去る。ガースーもそれは分かっていたはず……(『週刊現代』2020年11月28日号より)
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安倍さん、そりゃないよ
 (眠い……なんだか眠いんだ……)

 このところ、最高権力者ガースーこと菅義偉総理は、疲労の極致に達している。

 (尾身め……)

 冬が近づき、日本でも新型コロナの感染者数が増え始めている。これに、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長が、

 「(再度の緊急事態宣言を)回避するためには今が非常に重要な時期」

 「いま踏ん張らないと、もっと経済が抑制されることになってしまう」

 などと、非常に強い懸念を示しているのだ。

 菅はげんなりした。

 (なぜもっと、忖度しないのか)

 現在の菅の大目標は、コロナ対策と経済立て直しの両立である。感染爆発は困るが、かといって人の動きが止まって経済が崩壊すれば日本は立ち行かなくなる。

 この難しいオペレーションを、やり遂げねば総理総裁としての自分のクビが危うい。そのため日々の言い回しにも苦労しているのに、尾身氏は菅の意向を忖度せず、コロナの危険を訴える。

 菅はそれにイラついているのだという。

 「尾身氏を憎んでいるかのようなレベルです。総理にしてみれば、政府の管轄下にあるオブザーバー組織に過ぎないのだから、こっちの意向に沿って発言しろ、と。

 ところが尾身さんはそれを無視して危機を訴える。総理は非常に怒っていますが、下手に圧力をかければ学術会議問題の二の舞になりかねないので、怒鳴りつけるわけにもいかず、イライラが募っているのです」(官邸スタッフ)

 毎日、朝からイライラし通し。そのため一日の終わりごろには疲労困憊、睡魔に襲われ、つい居眠りもしてしまう。菅が連日、瞼が重く眠そうな目をしているのには、そんな背景もあるのだ。

 そんな折、さらに菅の神経を、ささくれ立たせる要因が増えた。

 前総理・安倍晋三のまさかの復活劇である。

 総理を辞任する直前、一時は末期がん説すら流れた体調不良の状態から、安倍は周囲が驚くような回復ぶりを見せている。

 安倍の知人である政界関係者が語る。

 「安倍さんは最近、すっかり元気を取り戻して、かつての政権奪取前夜を思わせるような活発ぶりですよ。各界の知識人に自ら声をかけて会合を繰り返し、その場に後輩議員も呼んで識者と引き合わせている。食事も脂っこい中華料理をぺろりと平らげるし、アルコールも普通に嗜む。絶好調と言ってもいいのでは」

 安倍は11月11日、自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」会長に就任した。安倍応援団・山本幸三元地方創生相が率いた「アベノミクスを成功させる会」を衣替えした、安倍による、安倍のための有志議員連盟である。

 「8年前に第二次安倍政権を生み出した、『チーム安倍』の再結集です。初回の会合には、大規模な金融緩和による景気対策が持論の岩田規久男元日銀副総裁が講師に呼ばれ、まさにアベノミクスの夢よ再び、という感じですね」(自民党中堅議員)

 この議連には、先の総裁選で菅に大敗し、「終わった人」扱いとなっている岸田文雄前自民党政調会長も参加し、健在をアピールした。

 「安倍さんをもう一度、総理にするための議連ができた!」

 自民党内の「安倍ファン」は色めき立っているという。

 「じょ、冗談じゃねえべ」

 菅からすれば、とんでもない話である。

 表向き、「菅政権を支えていく」などと言っておきながら、安倍は何をしているのか。

 安倍待望論が沸き上がることは、菅不要論が広がるのと同義だ。言っていることとやっていることがあまりに裏腹、ただの梯子外しではないか。

5916名無しさん:2020/12/13(日) 01:51:52
>>5915

一日に2度も「連れメシ」
 「安倍は11月16日、長島昭久(衆院議員)のパーティで、『もし自分が総理だったら、(衆院解散について)非常に強い誘惑に駆られる』などと言って、解散総選挙を唆すような発言までした。

 同じく、いま党内で盛んに早期解散論を唱えているのは、安倍側近の下村博文政調会長。菅からしたら、『辞めた人間が横車を押すのは止めてくれ』と言いたいだろう」(自民党ベテラン議員)

 何もかもが、菅の気に障る。周りにいるのは、味方のフリをした敵ばかりではないのか。ギリギリ、イライラ……。心労が重なり、考えているうちに日は暮れる。

 (眠い……)

 夕方になると瞼も気分も鬱々と重くなっていく。そんな菅の唯一の拠り所となっているのは、もちろん決まり切っている。

 「総力結集ゥ!!」

 そう叫んで、いまだ勢いが衰えない、二階俊博幹事長と、その軍団だ。

 「『総力結集』は田中角栄が遺した言葉ですが、二階さんは前以上にこの言葉を押し出していて、最近はテレビ出演した際にも言及している。二階派はまさに、この言葉を胸に刻んで自民党内の力をまとめて一つにすべく、日々邁進しているのです」(二階派中堅議員)

 安倍が新議連会長として華々しく再起を宣言した翌日の11月12日、菅は二階と一日で2度も食事を共にした。

 まず官邸に、二階とその最側近・林幹雄幹事長代理を迎えて昼食。夜になって虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」内の日本料理店「山里」に移動すると、昼と同じく二階、林に加え、「宿敵」のはずの小池百合子東京都知事も交えて2時間以上も会食をした。

 「来年の五輪や、IOCバッハ会長の来日を控え、犬猿の仲と言われる菅総理と小池都知事の間を、二階幹事長が取り持ったと見られている」(全国紙政治部記者)

 互いに顔も見たくないという2人を会わせて繋ぐ、二階流「総力結集」の真骨頂というところだ。

 安倍が不穏な動きを見せる中、宿敵・小池と多少の和解を果たし、二階のおかげでようやく菅も肩の荷が降りて……。

5917名無しさん:2020/12/13(日) 01:52:24
>>5916

「誰でも歓迎」の二階派
 そんなわけがない。菅はすでに身に染みて知っている。「二階劇場」の舞台に立つことは、決してそんな、ほのぼのとしたものではないのだ。

 自民党幹部がこう話す。

 「二階の『総力結集』は、あくまで自分とその派閥が勝つためのスローガンだと皆が承知している。菅が政権運営に苦心しているのを横目に、せっせと派閥を拡大強化するための『落ち穂拾い』をしているのがその証拠だ」

 二階は菅と会った12日、CS番組の収録で石破茂(元幹事長)に触れ、「1回や2回、挫折があっても、みんなそれを乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」などと激励した。

 ところが、その裏ではこんな動きがある。

 「二階派では、石破派の切り崩しが水面下で始まっている。二階や幹部が動くのではなく、派閥の若手議員が石破派の若手に電話したり、勉強会名目で声をかけたりして、いわば『搦手』から攻めている。

 石破派は会長の石破が辞任してしまい、所属議員は水面を漂う浮き草のようになっていて、不安を抱えている。そこに、『いつでも歓迎だぞ』と言われれば、先行き不安な議員たちはコロッと参ってしまうんだよ」(前出・自民党幹部)

 二階は周囲にこう語り、せっせと宣伝させているという。

 「派閥は服従するものではない。党のみんなで作るものだ。だから今の派閥のことは考えないで、いつでも(二階派に)飛び込んでくればいい」

 次回選挙での落選に怯えている若手議員の一人は、「優しさに包まれる」として、二階派の居心地についてこう語る。

 「私は以前、別の派閥にいたのですが、政策の相違を認めてもらえず、冷たい扱いを受けていました。なのに二階派は、『どうぞ』という感じで温かく迎えいれてくれた。議員個人の主義主張にこだわりがなく、どこか大らかなんですよ。

 確かに問題はあるし、世間では寄せ集めのガラクタ集団とか、逮捕者続出の牢屋組とか言われますが、立場を変えて見れれば、包容力や寛容さに満ちていると言える。平沢勝栄(復興相)さんが入閣した際も、派閥一丸となってそれを後押ししていました。他にはない一体的な雰囲気があるのは間違いない」

 党内の主流派に相手にされず、爪弾きにされた「はぐれ者」にとって、二階一味は悪魔的な魅力があるというのである。

 誰でも歓迎、なんでもありがモットーなので、節操などという言葉とも無縁だ。二階派はいまや、自民党外にもその勢力を拡大しつつある。

 「国民民主党の玉木(雄一郎代表)のところにも、粉をかけている。11月2日、二階は亀井静香(元金融相)を交えて、玉木と会った。

 玉木はもともと、自民党や日本維新の会との連携を模索していたが、12月の党代表選で敗れる可能性があり、その場合、玉木が国民民主を離党して自民党入りし、二階派に合流する可能性が出てきた」(元民主党ベテラン議員)

 二階派の勢力拡大を官邸から眺めるだけの菅が戦慄するのは、そんな二階の動きが、すでに「次」を見越したものであることを悟っているからだ。

 自民党閣僚経験者がこう話す。

 「二階の論理はシンプルで、『選挙に勝てる総理総裁なら誰でもいい』ということ。9月時点では菅なら選挙に勝てると思ったから担いだが、負けそうなら即座に次に乗り換えることが前提だ。

 たとえば、幹事長代行に据えた野田聖子。幹事長会見の際、二階の後ろに立つ役割で、以前は稲田朋美(元防衛相)がそこにいたが、野田の役目になった。露出が多いので、次期総裁選を狙う場合にはかなり有利になる。

 野田の後ろ盾が、古賀誠(元幹事長)というのもミソ。岸田派の名誉会長は退いたが、同派ではいまだ絶大な影響力がある。岸田派の切り崩しや、野田の総裁選出馬の時に、それが効いてくる」

 もちろん、野田はあくまでカードの一枚に過ぎない。石破が復活するならそれでもいいし、岸田が覚醒して最前線に復帰するなら、それも構わない。誰がどう動いてどんな流れになっても、自分は上手くそこに乗る。二階はそれだけを考える。

 当然、安倍が復活するなら、それもまた良し。

 「安倍が新議連の会長に就任したのに対し、二階は『けっこうなことだ』と賛辞を送っている。麻生(太郎副総理兼財務相)は相変わらず、『自民党はいつから総裁より幹事長が偉くなったんだ』などと、二階一強に不平不満をぶちまけているが、安倍の復活をもっとも喜ぶのは、キングメーカーに返り咲ける麻生だ。

 二階は麻生との関係が微妙でも、安倍とは特に悪くはないので何も問題ない。安倍も再び総理を目指すなら、二階の党運営の手腕に頼らざるを得ない。どこにどう転がっても、二階は損しない」(前出・自民党幹部)

5918名無しさん:2020/12/13(日) 01:52:42
>>5917

菅に逆転の秘策はあるか
 すっかり取り残されたのが菅だ。政権の支持率もそこそこ、学術会議問題以外は大きな失点がないような状況でも、周りは勝手に「ポスト菅」に向けて動き出している。

 菅は二階に対し、側近の林らを通じての毎朝のモーニングコールも欠かさず、「忠誠」を示している。だが、当の二階の腹がいまいち読めない。

 (おらの劇場はたった1回で終演なのか)

 菅は考える。考えると疲れて眠くなるが、それでも考えねばならない。

 そこで、ここに来て菅が秘策として放ったのが、「菅チルドレンの結成」という、どこかで見たような一手だ。

 「菅総理は、『衆院選の選挙区で敗れ、2回以上連続で比例復活した議員の重複立候補は認めない』という党の規定を、今後は厳格に適用することを決めた。該当する議員は党内に25人ほどいるが、彼らは次回衆院選では、小選挙区を勝ち上がるしか道がなくなる。

 25人の中には菅シンパや二階派の議員もいる。しかし、この25人の比例復活がなくなれば、当然、比例単独で当選する新人が代わりに増える。

 その新人らが『菅チルドレン』となり、元の菅グループと合わせれば50人近い規模の『菅派』が誕生する。党内に基盤がないという総理の弱点が、一気に解消されることになる」(前出・自民党ベテラン議員)

 現在、二階派は48人。目論見通りに運べば、菅は二階の勢力を凌駕し、二階に頼らずとも党内の他派閥と伍して戦うことができるのだ。

 果たして、安倍が復権するのか。野田聖子が躍り出て、石破や岸田が息を吹き返すのか。これを菅が迎え撃ち、返り討ちにするのか―。

 配役もシナリオも上々。つまるところ、二階劇場が、いよいよ盛り上がりを見せるのであった。

 (文中一部敬称略)

週刊現代(講談社)

5919名無しさん:2020/12/13(日) 14:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/44c92269aa6c21d88a49e3517b0aec5aa80aec6e
前川氏「菅・二階vs安倍・麻生・岸田の戦い起こりそう」
12/13(日) 11:36配信

 前川喜平元文部科学事務次官が12日夜、ツイッターに、今後の自民党に関して「菅・二階vs安倍・麻生・岸田の戦いが起こりそうだな」と投稿した。

 自民党は9月の総裁選では菅義偉氏が圧勝して、首相に就任したが、新政権発足後は次期総選挙や、次期総裁選に向けた派閥同士の思惑や、主導権争いも報じられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c42489ab22282f421e90835535739453ba5ddb56
「集団指導」移行も展望開けず 自民・石破派、当面は結束維持
12/13(日) 7:26配信

 自民党石破派(19人)は、複数の世話人が運営にあたる「集団指導体制」に移行し、派閥の存続を図る。

 先の党総裁選の大敗と石破茂元幹事長の会長辞任で、ベテランが「派閥解体」を唱える事態となったが、これに反発する若手の声に押された格好だ。ただ、会長ポストは空席で、来年の総裁選への対応は棚上げされたまま。石破氏にとって今後の展望が開けたとは言い難い。

 10日の臨時総会では、平将明衆院議員が派閥の存続と集団指導体制への移行を提案。ベテラン、中堅、若手からそれぞれ選ばれる「世話人」が派の運営を主導するもので、出席者から異論は出なかった。石破氏は発言せず、黙って聞いていたという。週明け以降、正式決定する見通しだ。

 総裁選大敗を受け、石破派は将来像をめぐり、世代間対立の様相を呈していた。ベテランは中堅・若手主体の派閥に衣替えするため、いったん派閥を解消すべきだと主張。これに対し、若手は当選3回以下の議員が会合を重ね、「政策集団として続けていくべきだ」と訴えていた。

 石破氏は3日のBS番組で「わが党が順風満帆のときに、私に役割は回ってこない」と指摘。「そうでないときにふさわしい自分であるべく、努力を怠ってはいけない」とも述べ、将来の総裁選出馬への意欲をのぞかせた。

 ただ、「一兵卒」となった石破氏に出馬の目算は立っておらず、同派の世代間対立も完全に解消されてはいない。派内からは「会長が不在で、他派閥と連携の協議もままならない」(閣僚経験者)とのため息も漏れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b40c8766e95482fbb6c0849c20bfa11d87ceabb1
自民大阪府連が「大都市法」停止の新法案提出へ調整 特別区設置を制限
12/12(土) 19:19配信

 自民党大阪府連は12日、役員会を開き、大阪都構想の根拠法になった大都市地域特別区設置法(大都市法)の効力を一時停止させる新法案を2021年の通常国会に提出する方向で党内や他党と調整すると決めた。衆院議員の左藤章・政調会長は、都構想実現のために15、20年と5年間で2度の住民投票が実施されたことについて取材に「市民が分断された」と語った。

 同じテーマで何度でも住民投票を繰り返せる「勝つまでじゃんけん」を問題視した府連は11月以降、国会議員や大阪市議が同法の問題点を話し合う勉強会を国会内で重ねてきた。この日の府連役員会で府議、市議の意見を踏まえ、新法制定に向け動き出すと決定。法案が可決されれば、新法の効力をさらに打ち消す法案が制定されない限り、大都市法に基づいて特別区を設置できなくなるという。

 左藤政調会長は会合終了後、毎日新聞などの取材に「都構想では『1回きり』という約束が破られ、多くの血税や役所職員の労力が住民投票に費やされた。社会常識が通じないのなら、法で規制するしかない」と話した。

 都構想は、地域政党「大阪維新の会」が10年の結党時から掲げてきた。11月1日にあった2度目の住民投票で再び否決され、同月21日に党代表に就任した吉村洋文・府知事は「僕が政治家として都構想に再挑戦することはない」と明言。前代表の松井一郎・大阪市長も今期限りでの政界引退を表明しているが、党内には3度目の住民投票を望む声もある。【石川将来】

5920名無しさん:2020/12/13(日) 20:38:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f44dedd1965d5da3e5c847ef1ceeecb3a0086383
【点描・永田町】安倍前首相「桜」疑惑再燃の“闇”
12/13(日) 19:05配信

 新型コロナウイルスの感染急拡大に政府の対応が迷走する中、11月下旬3連休中の安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑に絡む報道が、政局を混乱させている。疑惑の核心とされる前夜祭の経費補てんについて、読売新聞が「東京地検特捜部が捜査中」などと報じたからだ。事実なら安倍氏の首相在任中の答弁内容を完全に覆す内容だけに、臨時国会で菅義偉首相を攻めあぐねている立憲民主など主要野党は「新たな攻撃材料」(幹部)と勢いづき、与党内でも「政権にとってコロナ感染拡大とのダブルパンチになる」(国対幹部)との不安が広がる。

 昨年11月に共産党の国会での追及で疑惑が表面化して以来、当時の安倍首相は前夜祭での経費補てんの有無について(1)事務所が会費を参加者から集金してそのままホテル側に渡した(2)後援会への収支は一切ないので政治資金収支報告書への記載は必要ない(3)明細書の発行はなかった─など、公職選挙法や政治資金規正法には全く違反していないとする答弁を繰り返してきた。併せて、当時官房長官だった首相も、安倍氏と同様の答弁で野党側の追及をかわし続け、安倍氏の首相退陣で疑惑も政治的に“風化”したとみられていた。

 ただ、今年5月には全国の弁護士らが集団で、安倍氏と後援会幹部2人の計3人を公選法・政治資金規正法違反で東京地検に告発状を提出。その時点では動きを見せなかった同地検だが、菅政権発足後の10月ごろに捜査に着手。これを嗅ぎつけた読売が11月23日付朝刊以降、「地検が安倍事務所の担当者の事情聴取などを進めた結果、5年間で計800万円超の経費を補てんしていた」と断定的に報じ、他メディアも一斉に後追いして政界も大騒ぎとなった。

“安倍封じ”の「官邸陰謀説」も
 報道通りなら、国会で長期間にわたり虚偽答弁を繰り返してきた安倍氏の政治的・道義的責任は免れない。併せて、安倍氏の疑惑を否定する答弁や記者会見を続けてきた菅首相の責任も厳しく問われる。政権の新たな火種で、すぐさま年明け解散論も下火になるなど、首相の政局運営にも影響が出ている。その一方で、捜査情報が次々と報道される状況に政界では“官邸陰謀説”も浮上した。ここにきて安倍氏が政治活動を再開し、安倍氏周辺からは来年9月の自民総裁選出馬による「再々登板説」も出始めたため、「官邸が検察を使って“安倍封じ”を仕掛けた」(自民幹部)という読みからで、権力闘争の“闇”の深さもにじませる。

 突然渦中の人となった安倍氏は、報道直後の11月24日に記者団に対し、「今回、告発を受けて捜査が行われていると承知している。私は国会で答弁させていただいているが、事務所としては、告発を受けて全面的に(捜査に)協力していくということだ」と述べる一方、「途中経過の段階なので、お答えは差し控えたい」と踏み込んだ言及は避け、検察の捜査終結まで沈黙を守る構えだ。

 一方、首相は25日の衆参両院での予算委員会集中審議などで「捜査中の問題で答弁は控える」と繰り返し、自らの国会答弁が結果的に虚偽だった場合の責任を問われても「そうなれば私にも責任がある。それは対応する」と“他人事”のように答えた。永田町では「検察当局も簡単には結論を出さない」(司法関係者)とみる向きが多く、官邸側から「学術会議問題の影が薄れた」(政府筋)との指摘と共に「すべて安倍氏の責任にすれば政権のダメージは少ない」(同)との声も出る。ただ、官邸の冷淡な対応に安倍氏支持グループの反発も強く、今後の展開次第では自民党内に“反菅ムード”が広がって、政権を揺さぶる可能性もある。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」12月7日号より】

5921名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/613edf85e6dbf0afa96ad8f8b8a5c5d89a9892d9
「安倍政権を引っ張った官邸官僚」を菅首相が一掃した本当の理由
12/14(月) 11:16配信

菅義偉首相の登場で、政治と官僚の関係はどう変化したのか。ジャーナリストの財部誠一氏は「菅首相の人事権を盾にした強権ぶりが突出し、あたかも霞が関の官僚たちが萎縮しているという報道が目立つ。しかし、彼らはメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない」という――。

■現職の官房長官が「雑誌で人生相談」という異例

 まさか9月に総理になるとは誰も思っていなかった今年の春、菅官房長官が『プレジデント』誌に人生相談の連載を始め、話題になった。自分も若かりし頃、新聞の人生相談のコラムを読むのが好きだったという。

 自らの体験を通じて相談者に親身になって答える文章からは、連日の記者会見で見せてきた官房長官の厳しい顔つきとは違う人間味が感じられた。いやそれ以上に、そもそも現職の官房長官が雑誌で人生相談の連載をすること自体が異例である。連載を始めた直後に菅官房長官に会う機会があった。

 「なぜプレジデントで人生相談など始めたのか」

 尋ねてみよう思っていた矢先に、菅官房長官が「じつはこんなことを始めた」といって嬉しそうに連載のコピーを見せられた。自慢するネタはいくらでもあるだろうに、殊の外、嬉しそうであった。政治家という目指すべき道も見えていなかった悩み多き時代に、新聞の人生相談のコラムが励みになったから、その恩返しのようなものだという答えだった。そこに嘘はないと思う。

 自民党の長い歴史の中でも親譲りの「地盤、看板、カバン」のまったくない非世襲議員が総理総裁になるのは約30年ぶりだ。徒手空拳で総理にまで成りあがった菅義偉という政治家はやはり特別な存在だ。人情の機微にふれる一面と、強面の凄みが同居しているのだが、一般的には後者のイメージが強い。

 典型的な例は人事権を盾にした菅の霞が関支配だろう。

■「官僚はみな菅さんのことばかり気にしている」

 「官僚は誰も安倍さんなどみていない。みな菅さんのことばかり気にしている」と官房長官時代もよく言われたものだ。それがいまや国家の最高権力者となったのだから、その“威光”は尋常ならざるものがある。当然の帰結として、それを不満に思う官僚やOBからはその強権ぶりがマスメディアに流れてくる。

 2020年9月16日に菅内閣が発足する数日前から、菅に左遷させられた官僚の恨み節が複数のメディアで紹介された。

 「菅官房長官に意見して“左遷”された元総務官僚が実名告発『役人を押さえつけることがリーダーシップと思っている』」(AERA dot. 2020年9月10日)、「『菅義偉さん、やっぱりあなたは間違っている』…“左遷”された総務省元局長が実名告発【全文公開】」(文春オンライン 2020年9月16日)がある。

 事実、菅は第1次安倍政権で総務大臣となりふるさと納税制度を導入する際にも、また官房長官時代にも総務省の局長を左遷している。飛ばされた本人が実名で告発するのだから説得力がある。だがこの元総務局長に対して霞が関から同情の声は聞こえてこない。それどころか取材をしてみると他省庁の局長クラスからは芳しくない評判が伝わってきた。菅に近いある某省の局長は「左遷されて当然の役人だった」という。

■現役の幹部官僚の意外な本音

 以下は拙著『冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論』からの抜粋だ。

 「実名告白した元総務官僚Hさんは自己正当化のコメントを多数していますが、事実とはかなり違います。菅長官の指示は、寄付先の自治体への申請と、地元の税務署への電子申告と二度手間になっているのは使い勝手が悪すぎるから『ワンストップ化せよ』というものでした。ところが彼はツーステップの現状を何も改めず、さも『ワンストップ化』したかのようにごまかす画づくりをした資料を提出したり、自民党税制調査会の『検討資料』にも一見前向きながらじつは先送りしてしまおうとしたり、これだけでも十分更迭に値する所業ですが、それだけではなかったようです」

 この局長は菅との関わりが深いだけに、贔屓(ひいき)の引き倒しというか、忖度(そんたく)感情がまったくないとは言い難い。そこで菅との接点が少ない他省庁のある現役局長にも尋ねてみた。すると、まったく角度の違う返事が返ってきた。

 「マスコミは面白おかしく取り上げますからね。この総務官の元局長だけではなく、退官後に政権批判を繰り返す元文部次官とかいますけど、現役官僚はみな呆れていますよ。房長官時代から菅さんが恐れられていたのは事実ですが、ある意味もう慣れっこになってしまった面もあるのです。役人は局長まで昇進すると、長年自分の温めてきた自分の政策ができるぞと思える。それをまっすぐに菅さんにぶつけるのをためらうことはない。少なくとも私はそう考えています」

5922名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:21
>>5921

■単純な二項対立で描くマスコミ

 菅の強権ぶりが突出し、あたかも霞が関の官僚たちが萎縮しているという報道が目立つが、霞が関は馬鹿ではない。時代の流れが「官僚主導」から「政治主導」へと変化していることくらい、当たり前に理解している。小泉政権から第1次安倍政権、そして自民党政権を追い落とした民主党政権の看板でもあった。

 もっとも旧民主党は政権誕生後いきなり各省庁の局長以上の幹部に辞表の提出を迫ったあげく、霞が関からサボタージュパージされるという前代未聞の愚行をしでかした。旧民主党政権にかかわった者たちは口が裂けても、人事権を盾に政策を実行していく菅の手法に対して「霞が関が委縮している」などとは言えないはずだ。

■菅首相が嫌う官僚像の3タイプ

 一方で、菅の考える「政治主導」とは何か。ある側近の話では、菅はどんな仕事でも決して官僚任せにはしないという。どれほど信頼する相手でも、「あとは頼んだ」「よきに計らえ」ということがない。その強烈な危機管理意識の高さがあったればこそ、安倍政権は7年8カ月の長きにわたり、政権を維持することができた。

 つまり、菅はそれだけ自己責任意識と警戒心が強い。政治家は国民から選ばれた時点で民意の体現者であり、国民の幸福のために政策や方針を打ち出し、最後まで全責任を負うと本気で考えている。総理になってもその姿勢はまったくかわらない。

 したがって、菅の嫌う官僚像もはっきりしている。分をわきまえず、国家を動かしているのは自分たちだと勘違いしている者、政治家にすり寄って省益を追求しようとする者、その手段として面従腹背する者だ。私は前出の二人の局長に、人事によって霞が関をコントロールする、官房長官時代の菅の手法への率直な思いを尋ねてみた。

 再び拙著から引用する。

 「内閣人事局の権能や、菅官房長官の霞が関人事の差配について批判する向きもありますが、そもそも内閣人事局がなくとも局長以上の人事は閣議承認事項であったわけですし、菅官房長官自身も、政権として責任をもって政策を実行していくために人事権が行使できないのはおかしいとの見地に立っていました。そして、菅さんの人物眼に恐れ入るものがあることも事実です。個別に人事をやりすぎだといった批判が残る場面もあったかもしれないが、合理的な人事権の行使であって、決して人事権の濫用ではありません」

5923名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:55
>>5922

■霞が関はメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない

 “菅人事”を全面的に擁護するコメントをする彼だが、“霞が関の萎縮”についてはどう見ているのか。

 「霞が関の役人たちに萎縮があるとすれば、それは、役人の側の『私心(出世願望、上昇志向)』が『公益(上奏してでも正しいと信ずることを主張しよう)』よりも優っているからです。極端に言えば、萎縮=私心の現れであって、役人のしようもなさを物語っているとも思います」

 だからといって人事権を振りかざしてよいというものでもないが、人事権の行使を否定・封殺しては、政権として責任ある政策遂行ができないのも事実なのだろう。菅との距離がさほど近くはないもう一人の現役局長にも、同じ質問をしてみた。

 「安倍政権では菅さんの人事にばかり世間は焦点を当てていましたが、官邸官僚の存在が事態をややこしくしていました。省内の若手は経産省出身の官邸官僚に対して反発したり、彼らに何も抗弁できない幹部に対する批判もあった。菅政権になり、経産省出身の官邸官僚は一掃されてスッキリしましたが、国交省出身の官邸官僚が一人残った。彼は菅さんの信頼厚い役人で、人事にも少なからぬ影響力をもっています。菅さんの人事の手法よりも、こちらのほうが気になります」

 ことほどさように霞が関の菅人事に対する見方も多様なのである。「萎縮=私心」の現れだという考え方は官僚としての矜持だろう。霞が関はメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない。悪しき前例踏襲主義の打破を政権の看板にすえる菅と、前例踏襲が文化になっている霞が関との葛藤だと考えるべきである。



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財部 誠一(たからべ・せいいち)
ジャーナリスト
1956年東京都生まれ。80年、慶應義塾大学法学部を卒業し、野村證券に入社。その後、出版社勤務を経て、95年に経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を設立。テレビ朝日系「サンデープロジェクト」「報道ステーション」などに長年にわたって出演。金融・経済誌への寄稿も多数。2015年、脳梗塞で倒れるが、リハビリを経て完全復帰。現在、BS11「タカラベnews&talk」に出演中。『
京都企業の実力』『
ローソンの告白』『
農業が日本を救う』『
中国ゴールドラッシュを狙え』など、著書多数。
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ジャーナリスト 財部 誠一

5924名無しさん:2020/12/14(月) 21:16:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/d18f88636bbe43153f6ce7c2ca965c6d3b284abf
麻生副総理に二階幹事長 大物議員が続々と新潟入り 衆院選へ慌ただしさ増す
12/14(月) 19:33配信

この週末、県内には続々と大物議員が入りました。

衆議院の任期満了が来年秋に迫るなか、選挙に向けた動きの慌ただしさが増しています。

12日、新潟市中央区のホテルを訪れていたのは…

【麻生太郎 副総理】
「目下売り出し中の太郎と、まだそこそこ売れている太郎と“2人太郎”がここまでやって来ました」

自民党“2人の太郎”こと、麻生太郎副総理と河野太郎行政改革担当相です。

さらに13日は自民党の二階俊博幹事長も、新潟市秋葉区や三条市に入りました。

自民党が続々と大物議員を県内に送る理由は…

【麻生太郎 副総理】
「新潟だけは、小選挙区で上がったのは5区と6区だけだったかな。参議院は両方負けたとか」

前回の衆院選は6小選挙区中、2勝4敗と負け越すなど県内で苦戦する自民党。

衆議院の任期満了が近づくなか、党として新潟を重視する姿勢をアピールします。

12日、麻生副総理などが激励したのは、去年の参院選で忖度発言などが影響し、落選した塚田一郎前参院議員です。

次の衆院選での国政復帰を目指し、11月事実上の公認候補となる自民党新潟1区の支部長に就任しました。

【自民党 塚田一郎 前参院議員】
「今、県都新潟市で自民党の議席を奪還することが私に与えられた使命」

さっそく大物議員を呼び、力が入る背景には不安要素があります。

それは自民党新潟1区の前支部長、石崎徹衆院議員です。

秘書への暴行事件で略式起訴。その後離党しましたが、次の選挙での出馬の意志は崩していません。

このまま2人が立候補すれば、保守票が割れるおそれも指摘されています。

【無所属 石崎徹 衆院議員】
「『諦めないで初志貫徹で頑張ってほしい』という声を日々ちょうだいしているなかで、自分のビジョン・訴えを戦わせることが自分の使命だと思っている」

【自民党 塚田一郎 前参院議員】
「支部長に就任したことで大きな弾みがついたと思っている。私自身はみずからの自民党1区支部長としての活動をしっかり進めていくことのことに尽きる」

こうした動きの一方で、野党も選挙への備えを加速させています。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「任期満了までもう10カ月になりました。衆議院の総選挙に向けて必勝を期して必ず勝つ」

新潟1区選出の立憲民主党、西村智奈美衆院議員。

国民民主党と合流し立ち上がった新たな党の体制のもと、1区総支部を設立し選対本部の立ち上げも準備しています。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「ここから先は毎日、“解散ありうべし”というふうに思って過ごしている。どうしたら勝てる体制、勝てる選挙ができるのかということに真剣に取り組んでいかないといけない」

日に日に慌ただしさが増す政界の動き。決戦のときはいつ訪れるでしょうか。

NST新潟総合テレビ

5925チバQ:2020/12/14(月) 22:03:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012140028.html
師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず
2020/12/14 20:49産経新聞

師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず

自民党・細田派(清和政策研究会のパーティーで挨拶する菅義偉首相=9月28日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

(産経新聞)

 師走の永田町で、国会議員の政治資金パーティーが相次ぎ開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時は開催が見送られるケースも少なくなかったが、ここにきて増加傾向にある。背景には1年以内に行われる衆院解散・総選挙などの「軍資金」集めに駆り立てられている事情が透ける。感染者を出せば批判は避けられないが、背に腹は代えられないようだ。

 14日正午ごろ、東京・紀尾井町のホテルでは自民党岸田派(宏池会)の三ツ矢憲生衆院議員のパーティーが開かれ、下村博文党政調会長や同派の岸田文雄会長らが出席した。その約1時間後、同じホテルの別の会場では細田派(清和政策研究会)の加田裕之参院議員がパーティーを開催。こちらには西村康稔経済再生担当相ら同派所属議員が駆け付けた。

 三ツ矢、加田両氏に限らず、14日は都内の別のホテルや地元の選挙区などで複数のパーティーが開かれた。感染抑止を理由に食事は提供せず、「密」を避けるため間隔をあけて椅子を配置する形式が主流だ。ほとんどの会場で検温や消毒などの対策も講じられた。

 それでも感染者をゼロに抑えられる保証はない。リスクを負ってまでなぜ開催するのか。今月パーティーを開いた自民党のある衆院議員は取材に「中止も考えたが、活動資金が底をついた。(頻繁に)集会ができないため、短い時間でもメッセージを発信する場が必要だった」と苦しい胸のうちを明かす。同時に世間の反発を懸念し、開催したことについて「公言しないでほしい」とも語った。

 一方、年末恒例の自民党各派の忘年会は対応が分かれている。11月30日の細田派の忘年会場ではフェースシールドが配られ、5人掛けテーブルに4人ずつ座るといった対策をとった。岸田派は衆院当選1〜6期を2つのグループに分けて月内に忘年会を予定。7期以上の議員は新年会として集まる分散方式をとる。

 麻生派(志公会)は「集まれる状況ではない」(派閥幹部)として、今年は見送る方針だ。(今仲信博)

5926名無しさん:2020/12/15(火) 00:12:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0015e9c70ca42dd14b3a897742cdea562dddd68
「ステイホームと言いながら旅行しろ。むちゃくちゃ」 自民からGoTo見直しの声
12/14(月) 18:29配信

 与党内では、GoToトラベルを続けて内閣支持率がさらに低下すれば、1年以内に想定される衆院解散・総選挙への影響が避けられなくなると懸念する声も出ていた。

 「世論は『GoToはやめろ』ということだな」。公明党の重鎮は12日の毎日新聞世論調査で内閣支持率が前回(11月7日)の57%から40%へと17ポイント急落したことを受け、そう述べた。政府は新型コロナの感染防止と経済の両立を掲げGoToを続けてきたが、冬場の感染再拡大が現実となり、菅義偉内閣を「支持しない」が「支持する」を初めて逆転。自民党の中堅は「世論に敏感にならないといけない」と焦りを隠さず、ベテランは「ステイホームと言いながら旅行しろと言っている。むちゃくちゃだ」と言い放った。政府が14日に事業停止を表明したのは、こうした声に押された形だ。岸田文雄前政調会長は14日のBS番組で「国民の協力や理解がなければ対策は結果を出せない。より丁寧な説明が求められる」と語った。

 だが、自民党の二階俊博幹事長は全国旅行業協会の会長も務めるGoTo推進論者だ。自民ベテランは「首相は二階氏の意向に背いて判断するのは難しいだろう」とも指摘する。二階派幹部は突然の一時停止表明に「どういう趣旨なのか。勝手なことをしやがって」と不満を漏らした。全国での事業停止も年末年始に限ったのは、苦境にあえぐ観光産業の下支えは不可欠との意見に配慮したとみられる。【野間口陽、木下訓明】

5927チバQ:2020/12/15(火) 20:26:08
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020121500023.html
菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 
2020/12/15 14:43AERA dot.

菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 

Go To中止で自民党内の株が下った菅首相(C)朝日新聞社

(AERA dot.)

「なんで急に中止なんだ。どうなっているんだ!」

 こう声を荒げたのは、二階派の幹部だ。菅義偉首相は12月14日、官房長官時代から推進してきた新型コロナの経済対策「GoToトラベル」の一時停止を突如、表明した。新型コロナウイルスの感染拡大が急増。専門家の意見を尊重した結果の判断だという。



「菅首相は、12、13日まではまったくGoToトラベルを止める意思はなかった。菅首相は頑固なところがあり、自分が旗振り役の政策を突然、止めるなんて考えは持っていなかった。だが、毎日新聞の世論調査で、支持40%、不支持49%と不支持が上回った。支持が17%も前月から急落し、昨日発表されたNHKの世論調査でも支持が42.2ポイントと、前月から14ポイントも激減。不支持が36ポイントで前月から17ポイントも急増し、決断せざるを得なかった」

 自民党幹部は、GoToトラベル一時停止の内幕を語る。

「菅首相は、コロナ急増でもさほど世論調査の数字は変わらないとみていた。それがNHKでも急落し、毎日新聞に至っては、不支持が支持を9%も上回った。コロナ対策については、毎日新聞では評価しないが、3倍以上も評価するより多かった。GoToトラベルの中止を求める数字も高かった。まだ就任して3か月の菅首相は安倍前首相の時に、ここまで乱高下したことはなかった。『大変厳しい世論調査になっているな』『手を打たねば』といい、すぐに決断。頑固さを突き通せなかった。ただ、決断があまりに急だったので、各方面への十分な根回しができなかった。それが党の不満につながっている」

  党内への根回しの不十分さが、冒頭に記述した二階派幹部の不満を招いたというのだ。二階俊博幹事長はGoToトラベルで恩恵が多い、旅行業界の業界団体、全国旅行業協会の会長を務めている。菅首相ともに、GoToトラベルの旗振り役だった。

「GoToトラベルがどれだけ旅行業界に寄与していたのが、菅首相はわかっているのか。救われた旅行業界、ホテル、お土産店、交通関連の会社などがどれだけあるのか知っているのか。それも一番の稼ぎ時、年末年始には全国で停止。どれだけ多くの人が頭を抱えているのかわかっているのか。中止なら、業界への金銭的支援策とセットでやるべきだ。なんのバックアップも発表せずに、中止だなんて、二階幹事長の顔に泥を塗るようなものだ。『誰のおかげで総理になれたんだ』『もう次はないぞ』と派閥から強硬意見も飛び出した」(前出の二階派幹部)

 一方、菅首相と“すきま風”もささやかれる、麻生派の衆院議員は冷ややかに党内の状況をこう話す。

「自衛隊まで出動してコロナは災害になっている。そんなときにGoToトラベルで税金投入して、旅行してくれというのもおかしなこと。菅首相が二階幹事長の意向を気にしすぎて、ズルズルと先延ばしした結果、コロナ感染拡大、医療体制ひっ迫でしょう。おまけに菅首相は、記者会見も十分に開かず、説明も不十分だから、支持率激減は当然のことですよ。この状態があと1、2か月続けば、来年秋の自民党総裁選、衆院解散の期限まで菅首相は持たない。コロナ退陣となりかねない。『ポスト菅は誰か』などと模索する動きもあります。『やはり安倍さんがよかった』との声が聞かれますね」

 菅首相誕生の最大の功労者、二階派だけでなく、支援した麻生派からも厳しい声が相次ぐ。コロナ禍で解散総選挙は極めて難しい情勢で四面楚歌に陥りつつある、菅首相。難局を切り抜けられるのか?

(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

5928名無しさん:2020/12/15(火) 23:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1dd351a439648d6e9a8ac28d96051649703eba
就任3カ月…菅首相が安倍・二階氏より多くの時間面会した人物は
12/15(火) 14:46配信

16日で就任3カ月を迎える菅義偉首相が就任後に最も多くの時間を共有したのは誰だろうか。日本経済新聞が15日付で菅氏の動静を把握して集計した結果を発表した。

報道によると、菅氏が就任後に最も長時間面会したのは林幹雄自民党幹事長代理だった。合計8回の面会で323分を共にした。林氏は自民党9選議員で、安倍晋三内閣で経済産業相、内閣府特命担当相などを歴任した菅首相の側近だ。

菅氏は林氏の他にも、首相職につけるよう助けた「恩人」たちと就任後も頻繁に会っていたことが分かった。2番目に多くの時間(10回、309分)を面会したのが二階俊博自民党幹事長と5番目(5回、210分)の森山裕国会対策委員長だ。

二階・林・森の3氏は安倍氏が辞任意思を明らかにした翌日の8月29日夜に菅氏の元を訪れて自民党総裁選挙への出馬を説得したと言われている人物だ。当時でさえ出馬を真剣に考えていなかった菅氏は彼らの全面的な支持によって自民党内の派閥票を集めることができた。

菅氏を首相にした後も至近距離で接触して影響力を行使していると解釈される。

彼らは11月初めに集まった席でも、菅氏に来年1月の通常国会を早期に招集する問題について「(国会を)早期に召集すれば解散の選択肢が広がる」と勧めたことが分かった。菅氏は11月中旬に来年の通常国会を1月中旬に操り上げて招集すると発表した。

その他に面会時間で3位に入った園田修光参議院と4位の山口泰明選挙対策委員長は菅氏が初当選議員時期から交流してきた側近だと日経は伝えた。

日本の首相が最も多く会う対象はやはり長官だ。別途集計した首相と官僚の面会回数によると、菅首相が3カ月間に最も多く面会したのは西村康稔経済再生担当相だった。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態に関連してイシューが多かったためと分析される。

次いで麻生太郎副首相兼財務相と33回会った。特に麻生氏とは2時間以上にわたり夕食を共にするなど「会食」を頻繁にしているのが特徴だ。来年9月に予定された次期総裁選挙を考慮した時、党内2位派閥を導いる麻生氏の存在感が大きい以上、菅首相が時間を作って配慮しているようだと日経は分析した。

菅氏はまた、首相としては珍しく各業界団体長と直接会って「疎通窓口」役を果たしている。就任後40回以上にわたり建設・農業・観光などさまざまな業界の団体幹部と面会した。

従来1月までに予定されていた旅行支援策「Go To トラベル」キャンペーンを11月末に突然5カ月延長することにしたのも、このような業界の意見を反映してのことだった。だが、国民の反発が強くなると菅首相は14日、「Go To トラベル」を一時中断することを決めた。

5929名無しさん:2020/12/16(水) 00:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f966bfca24243f2b4f509adf8854c2aba070897
自民、「選択的夫婦別姓」の表現めぐり“表現削除”で決着
12/15(火) 21:11配信

 自民党は15日、政府が策定を進める第5次の「男女共同参画基本計画案」を了承しました。焦点となっていた「選択的夫婦別姓」に関する表現は削除されています。

 「いままでのような選択的夫婦別姓に賛成か反対か、0か100かではなく。具体的な制度設計のあり方をこれからも検討しようという書き方にしています」(森まさこ女性活躍担当相)

 政府は来年度から5年間で実施する第5次の「男女共同参画基本計画案」の策定を進めていますが、選択的夫婦別姓の記載をめぐり、自民党内の推進派と慎重派の意見が激しく対立し、党内手続きが遅れていました。

 15日、自民党の会合に示された文案では「夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進める」と明記されたものの、「選択的夫婦別姓」の文言は削除されました。

 「今までのものからみれば、最低限の最低限かなと」(井出庸生衆院議員〔推進派〕)

 出席者の一人は「反対派・推進派のどちらも不満だ」と語り、双方が歩み寄った格好での決着となりました。

 男女共同参画基本計画案は今週18日にも閣議決定される見通しです。(15日19:00)

最終更新:12/15(火) 21:11
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0befc4e0c2d2a3f3026132f2aa96e853f77bf29
夫婦別姓の表現、自民が変更 反対派の異論受け大幅後退
12/15(火) 20:16配信

 自民党は15日、政府の第5次男女共同参画基本計画案の改定案を了承した。焦点となった選択的夫婦別姓(別氏)に関する表現は、原案の「対応を進める」から「更なる検討を進める」に変更。反対派の異論で大幅な後退を迫られた。政府は月内に閣議決定する見通しだ。

 この日の党会合では、反対派議員らが示した案をもとに変更が加えられた文案が示された。内閣府が4日に示した政府原案では「婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度のあり方」について、政府が「必要な対応を進める」としていたが、「更なる検討を進める」になった。現行の第4次基本計画に近い書きぶりにとどまる方向となった。

 第4次に入っていた「選択的夫婦別氏制度の導入」の文言も削られ、「夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方」というあいまいな文言を採用。「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ」という記述も加わった。

 さらに、第5次を策定するにあたって意見募集で寄せられた「実家の姓が絶えることを心配して結婚に踏み切れず少子化の一因となっている」などの意見や、「国際社会において、夫婦の同氏を法律で義務付けている国は、日本以外に見当たらない」との記述は、反対派の指摘を受けて削除された。全体に、反対派に配慮したような変更が目立つ決着となった。

朝日新聞社

5930名無しさん:2020/12/16(水) 00:24:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/526244d8c377ca50b7e5b3d78fe74d80adcdd5a8
政府「選択的夫婦別姓」文言削除 自民反対派主張で大幅に表現後退
12/15(火) 19:48配信

 政府は15日、近く閣議決定する男女共同参画基本計画案から「選択的夫婦別姓」との文言自体を削除することを決めた。同日開かれた自民党の会合で、削除された文案が了承されたため。計画案は反対派の主張で修正を繰り返し、導入に向けた表現は大幅に後退。一方、「家族の一体感を考慮」など保守層に配慮した文言が盛り込まれた。

 基本計画は女性政策における今後5年間の指針となる。導入に前向きな表現が盛り込まれれば、法改正などの検討が進むと期待されていたが、選択的夫婦別姓との文言自体が消えたことで、議論が停滞することも予想される。政府は18日にも計画案を閣議決定する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd94b300a7c6fcd9fd9d8f62771f1b754b4e427b
選択的夫婦別姓の是非、慎重派が巻き返し 自民党内は容認論拡大
12/15(火) 20:24配信

 自民党は15日の党会合で、選択的夫婦別姓制度の記述をめぐり紛糾していた政府の第5次男女共同参画基本計画案を了承した。当初、政府が盛り込んだ制度導入に前向きな記述を大幅に削除し、過去の基本計画にならって文言を短縮した。ただ、党内は制度導入への慎重派が優勢だった情勢から拮抗へと変化しており、夫婦別姓に慎重だった安倍晋三政権の退陣に伴い容認論が増えたとの見方がある。

 この日了承された案では「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ、家族の一体感、子供への影響なども十分に考慮し、国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進める」などと書き込んだ。

 さらに、旅券(パスポート)や免許証などに旧姓併記が認められていると指摘した上で、「引き続き旧姓の通称使用の拡大や周知に取り組む」とも記した。子供への影響や通称使用拡大などは慎重派が重視した論点だ。

 一方、推進派は制度導入に向けて「必要な対応を行う」と踏み込んだ表現を求めたが、最終的には反映されなかった。しかし、将来の制度導入に余地を残すべく、「司法の判断も踏まえ」との文言は残った。

 自民党は長く夫婦別姓に慎重な立場だったが、近年は女性の社会進出などを背景に賛成意見が増えた。8日の会合では19人が慎重意見を、18人が推進意見を述べ、賛否が拮抗した。

 風向きが変わりつつあるのは、夫婦別姓に慎重だった安倍政権の退陣も一因だ。慎重派の党ベテランは「今回はなんとか踏ん張ったが、新たな案をまとめる5年後は危ないかもしれない」と語る。安倍氏は今回、推進派に誰が名を連ね、どのような活動を展開したかに関心を示していたという。(広池慶一)

5931名無しさん:2020/12/16(水) 00:26:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5467fb164614c0cc72069844798d993923a0ce29
菅首相GoTo一時停止発表直後に会食、公明党山口氏が苦言
12/15(火) 22:38配信

 菅総理が14日、GoToトラベルの全国一斉の一時停止を発表した直後、自民党の二階幹事長ら7人で会食をしていたことに、公明党の山口代表が15日、苦言を呈しました。

 菅総理は14日、自民党の二階幹事長やタレントのみのもんた氏ら7人で都内のステーキ店で会食しました。会食は菅総理がGoToトラベルの全国一斉の一時停止を発表した直後だったほか、政府はGoToイートの適用を「原則4人以下」に制限するよう全国の知事に要請していることなどから、菅総理の対応を野党が批判したほか、公明党の山口代表も苦言を呈しました。

 「国民に対する一定のメッセージ性もあると思いますから、そこはよく配慮しながら今後、検討して頂きたい」(公明党 山口那津男代表)

 「方針転換をされた直後で、感染拡大が広がっている中ですから、なるべく自粛をすることが私は総理として模範となって頂くべきという風に思います」(立憲民主党 福山哲郎幹事長)

 一方、会食に参加していた二階氏は・・・

 「菅総理はきのう、“マスク会食”ですとかコロナ感染対策を取られての会食で宜しいでしょうか?」(記者)
 「食事中はマスク取りますよ」(自民党 林幹雄幹事長代理)
 「マスク取らないと食事が出来ないじゃないですか、みんな十分注意しているでしょう」(自民党 二階俊博幹事長)
(15日20:43)

最終更新:12/15(火) 22:38
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8d9e070cb1f1b97320db2642e0f56b97364dcc82
二階氏らと7人で会食、菅首相に公明代表が苦言「国民へのメッセージ性もある」
12/15(火) 19:06配信

 公明党の山口代表は15日の記者会見で、菅首相が14日夜に自民党の二階幹事長らと計7人で会食したことに苦言を呈した。政府は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて少人数での会食を呼びかけており、山口氏は「国民に対する一定のメッセージ性というものもある。よく配慮しながら今後検討していただきたい」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccb58cf4d9781ff49a5fdca08dca3a7df2e09be0
自民、女性議員増求め都道府県連に通達 クオータ制は見送り
12/15(火) 18:35配信

 自民党は15日、各都道府県連に対し、女性議員を増やすよう求める文書を送付した。下村博文政調会長らが求めていた候補者の一定割合を女性とする「クオータ制」の導入は見送った。

 文書は二階俊博幹事長と山口泰明選対委員長の連名で送付。「都道府県議会における女性議員を増加させるとともに、少なくとも各市区町村議会に1人は女性議員がいる状況を早急に実現すべきだ」だとした。クオータ制については「わが党のなかでも、『各級女性議員を2030年に3割とすべく目標をもって取り組むべきだ』との声も上がっている」と記すにとどめた。

 クオータ制は第2次安倍政権後期、選対委員長だった下村氏らが女性活躍の観点から導入を提唱。二階氏は趣旨に理解を示しつつ「(当選者は)選挙民の意思で決めるのが一番大事」と導入には難色を示していた。【飼手勇介】

5932名無しさん:2020/12/16(水) 00:31:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a74d6301bce815ee3267adbbcc33190952fe7be
自民・二階幹事長、GoTo一斉停止「日本全体が引き締め必要」
12/15(火) 12:58配信

 自民党の二階俊博幹事長は15日午前の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府が観光支援事業「Go To トラベル」を全国一斉に一時停止すると発表したことについて、「全国規模で感染拡大が続いている。これ以上の拡大防止と医療体制を守るためには、日本全体が引き締めて対応することが必要ではないか」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/acf9c9b38891fd4f5d2d52a0a8b1c4818bb5927b
突如“全国一斉”で混乱 自民幹部「勝手なことを」
12/15(火) 19:20配信

 一夜明け、早くもキャンセルが相次ぎました。全国有数の温泉地の兵庫県有馬温泉。14日のGoToトラベル全国一斉の停止を受け、キャンセルが殺到していました。
 15日に都内で確認された感染者は火曜日としては最多の460人でした。重症者は5人増え、78人となりました。
 この一年、「除外」と「追加」に振り回された観光地は“想定内”と受け止めていました。
 14日に発表されたGoToトラベル「全国一斉での一時停止」。この「全国一斉」に戸惑いの声が上がっています。14日に1人の感染者が確認された愛媛県。ここ数日で少し落ち着いたようにも見えます。それだけに全国一斉の停止には驚きを隠せません。
 19日にオープンを迎えるスキー場。去年は雪不足に悩まされましたが、待望の雪も降った矢先の全国一斉停止でした。日帰り客にも力を入れ、日程を変更するよう案内しているそうです。
 沖縄のホテルは停止もやむを得ないと受け止めています。ただ、第2波で医療崩壊が危ぶまれた沖縄も14日の感染者は19人でした。
 全国旅行業協会の会長も務める自民党の二階幹事長は…。
 自民党・二階俊博幹事長:「大変な決断だったではないかと思いますが、このことでしっかりした引き締めの効果が上がるように、各位の努力を期待する」
 こう評価しましたが、自民党内からはこんな声も聞こえてきます。
 自民党幹部:「総理はGoToとコロナ拡大は関係ないと言い続けていたけど、影響あったと思うんだよね。ちょっと、後手と言われても仕方ない」
 また、14日夜の決定直後には…。
 自民党幹部:「どういう趣旨でこういう判断になったのか聞いていないから分からない。勝手なことしやがって」

テレビ朝日

5933名無しさん:2020/12/16(水) 00:32:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/da684e59c316b7d6bb9ee0219af836849f891175
菅首相VS西村大臣の暗闘でGo To停止「後手後手」に〈週刊朝日〉
12/15(火) 15:47配信

 新型コロナウイルスの第3波が日本を襲うなか、政府は12月14日、「Go To トラベル」を12月28日から1月11日にかけて、全国で一斉に停止することを表明した。Go Toについては以前から専門家や医療関係者などからも停止すべきだという声が上がっていた中で、なぜ、ここまで対応が遅くなったのか。本誌の取材で、コロナ対策を担う二人の政治家の“対立”が元凶となっていた構図が浮かび上がってきた。

「みなさん、こんにちは。ガースーです」

 日本国内で2800人の新規コロナ感染者が確認され、6県で1日当たりの感染者数が過去最多を記録した12月11日、菅義偉首相はインターネット放送の「ニコニコ生放送」に出演し、冒頭で照れ笑いしながら自らニックネームを名乗って挨拶した。

 一方、菅首相と違って緊迫した表情で同日に記者会見したのが、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長だ。会見では、感染が急拡大する「ステージ3」相当の地域について、観光事業を支援する「Go To トラベル」の適用を一時的に停止するよう求めた。尾身氏は「さらに(対策を)加えないとだめだ」とも強調。国民に向けて年末年始の移動や会食を控え、静かに過ごすよう強く訴えた。

 だが、この時点で菅首相の態度に危機感は感じられなかった。前述の番組内でGo Toの停止について聞かれると、「まだ、そこは考えていない」と断言。両者の“温度差”を印象づけた。

 札幌市など一部地域で一時停止にしたが、菅首相はGo To継続にこだわり続けてきた。その理由を菅首相周辺はこう解説する。

「Go Toは菅さんと二階(俊博・自民党幹事長)さんが安倍晋三政権時代に作り上げた政策で、これが菅首相誕生につながった。二階さんは全国旅行業協会の会長でもある。二人は感染状況を見極めながら、ギリギリのところで観光支援を続けるつもりです」

 それにしても、政府が招聘した専門家の代表である尾身氏の提言を首相が無視し続け、Go Toの停止を先延ばしし続けた状況は異常と言うほかない。政府内でコロナ対応に関わる官僚の一人が嘆く。

5934名無しさん:2020/12/16(水) 00:33:11
>>5933

「感染対策優先か経済優先か、政府内で本質的な議論ができていない。この迷走には、コロナ対策を担う西村康稔経済再生担当相が菅首相とひそかに対立していることが影響しています」

 西村氏は安倍政権時代にコロナ対策担当相として全権を任され、テレビ出演など露出が激増した。妻の父が岸信介元首相の側近だった吹田愰元自治大臣で、安倍氏とは「身内」のような関係。こうしたアドバンテージもあり、一時は「将来の首相候補」とまで言われた。だが、菅政権が誕生してからは存在感がまたたく間に低下。前出の官僚はこう話す。

「安倍政権時代、西村大臣はコロナ発生初期の感染防止対策で専門家会議と官邸の根回しや調整役を担った。尾身会長と携帯電話で緊密にやりとりする関係を築くなど、専門家が政権のシナリオ通りに動くようコントロールしてきた。それが、今では尾身会長がGo Toを批判するなど、菅政権の方針と真っ向から対立することを言っている。政府内では、西村大臣が調整をせずにあえて尾身会長に自由に発言させているのではないかと疑念を呼んでいる」

 この間、もともと良好な関係だった菅首相と西村氏の間の溝が、徐々に広がっているという。

 安倍政権時代に西村氏が重用されたのには、同じ経済産業省出身の今井尚哉首相秘書官(当時)がコロナ対策の中心だったことも影響したと言われる。一方、当時、官房長官だった菅氏は一時期、今井氏らと対立し、重要な意思決定のプロセスから外されていた。

 それが、Go To政策などで巻き返した菅氏の政権奪取を機に力関係が逆転。今井氏は政権中枢を去り、当初、官房長官など重要ポストへの起用がささやかれた西村氏も結局は留任。菅政権ではコロナ対策担当相の役割は以前ほど重視されなくなった。さらに、西村氏の威信を低下させる事件があった。政治ジャーナリストの角谷浩一氏は言う。

「10月下旬に西村氏が突然、経団連などの経済団体に年末年始休暇の分散を要請して、自民党内から激しい反発を受けました。年末年始の日程は年明けの国会や解散総選挙のスケジュールに影響するからで、二階氏は『聞いていない』と不快感を示した。その結果、西村氏は自民党本部に呼ばれて釈明に追われることになりました」

5935名無しさん:2020/12/16(水) 00:33:30
>>5934

 12月1日には、小池百合子東京都知事が首相官邸を訪れ、菅首相と感染防止対策について協議。「犬猿の仲」だった二人が直接会い、小池氏のカウンターパートである西村氏がスルーされたことに、永田町がざわついた。

 西村氏としては、こうした状況に心中穏やかではないはずだ。西村氏はコロナ対策で知名度を上げた後、メディアのインタビューに「これまでの政治経験を国民のために生かしたい」と、将来の首相就任を視野に入れた発言をしていた。前出の官僚がこう語る。

「次期総裁への野心がある西村大臣としては、尾身会長を前面に押し出して菅首相の経済優先とは逆方向のことを言わせることで、菅首相に後ろから鉄砲を撃つことができる。『菅首相ではコロナ対策はできない』『国民を守ることができるのは西村だ』と、世間に印象づけたいのではないか」

 ただ、その“野心”がコロナ対策を混乱させているという声もある。内閣府関係者は言う。

「西村大臣は11月まで毎日のように記者会見を開いていた。大臣室の官僚は毎回違う資料を作らされるうえ、注文も細かい。それで官僚の残業時間が月300時間を超えるようになってしまった。コロナ対策より西村大臣の個人的アピールとしか思えない仕事も多く、官僚たちが疲弊している」

 西村大臣室のスタッフは約10人。官僚たちの間では「西村大臣室にだけは異動したくない」との声が広がっているという。

 前出の角谷氏は言う。

「西村氏の指導力不足も問題ですが、そもそも経済再生担当とコロナ対策担当を一人に兼任させていること自体がおかしい。アクセルとブレーキの両方を一人が持ってしまっている。官邸には今、司令塔が不在なのです」

 前出の内閣府関係者は、こう話す。

「コロナという国難の時に残業が多くなるのは当然のこと。ただ、現状は政治家の思惑でたくさんのスタッフが振り回されている。これでは、国民の利益にもならない」

 官邸内に巣くう“エゴ”の一掃こそが、コロナ対策の第一歩ではないか。

(本誌・西岡千史、上田耕司)

※週刊朝日12月25日号の記事に一部加筆

5936名無しさん:2020/12/16(水) 00:34:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/eacedf210c45a2f668c71449ff810567069a9a9b
「自民党が公明党に譲歩」窓口負担問題の決着で永田町がザワつく背景
12/15(火) 6:16配信

後期高齢者が医療機関で支払う窓口負担をめぐる自民党と公明党の協議の決着が、永田町をざわつかせている。成熟した連立のパートナーとして存在し続けた自公両党だが、その力関係に変化が見えてきている。7年8カ月に及ぶ安倍政権下と、今の菅義偉政権で、どう変容していくのか――。

■菅首相のひと言で決着した「窓口負担」問題

 「年収200万円以上ということでお願いできますか」

 9日夜、都内のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」のレストラン「蒼天」で公明党の山口那津男代表と向き合った菅氏は、会談冒頭、こう切り出した。山口氏は「結構です」と短く答え、あとは2人で夕食を楽しんだ。

 75歳以上の後期高齢者の負担増をめぐる与党協議は難航を極めていた。菅氏が田村憲久厚生労働大臣らに負担対象額を「170万円」以上に引き下げるよう指示。比較的低所得層の高齢者が多い創価学会に支えられる公明党は引き下げに難色を示した。その後、条件付きで「240万円以上」まで譲歩したが、その後は一歩も譲らない構えだった。

 一方、自民党側も、態度は硬く、下村博文政調会長が、公明党の竹内譲政調会長との協議では「上から目線」の対応に終始。両党の関係をこじらせてしまった。

 その膠着状態は、菅、山口両氏のトップ会談の冒頭で解消されたのだ。

■絵に描いたような「足して2で割る」決着だが…

 両党の妥協案を少し分析しておきたい。自民党は「170万円」から30万円、公明党は「240万円」から40万円歩み寄ったことになる。

 さらに負担対象をみると自民党の「170万円」の場合、対象となる高齢者は全体の31%にあたる520万人、公明党の「240万円」は13%にあたる200万人だった。妥協した「200万円」は全体の23%にあたる370万人だから、公明党案よりも170万人増え、自民案よりも150万人減る。

 まさに「足して2で割る」ような妥協案。公明党との交渉に際し「足して2で割るわけにはいかない」と言い続けてきた下村氏は、恥をかいたような形だ。

 計算上は、公明党の譲歩幅がわずかに多いようにも見えるが、9日夜までは自民党側の譲歩はないとの見方が強かっただけに、公明党側が勝ち取ったという印象が強い。

5937名無しさん:2020/12/16(水) 00:34:30
>>5936

■菅政権の弱点は「菅官房長官がいないこと」

 今回の与党協議で鮮明に見えてきたことがある。与党間の調整パイプが機能しないことだ。菅政権の誕生により、公明党との政策調整にあたる政調会長には下村氏が就任。ほぼ同時期、公明党の政調会長は石田祝念氏から竹内氏に交代した。

 下村氏はベテラン議員で、政策には明るいが、交渉ごとが得意ではない。ちょっとしたひと言で相手を怒らせることも少なくない。一方、竹内氏は経験不足。自民党とのパイプも乏しい。窓口負担を含む両党の協議は、この弱点を見事にさらけだした。

 言い換えれば、安倍政権下で官房長官を担ってきた菅氏のように、表裏で政府・与党の調整役を務める人物が、この政権にいないのだ。「菅政権には菅官房長官がいないのが弱点」という永田町のささやきが現実のものとなった。

 今回のように、最終局面で菅氏が出てきてトップ会談で決着すれば問題ない、という考えもあるかもしれないが、政策決定の度にトップが出張ってくるようでは、与党関係は不健全になる。

■両党にとって最大の懸案は、衆院広島3区の候補者調整

 医療費窓口負担の問題は一応の決着をみた。だが、両党にとっては今後も調整すべき難問が多く立ちはだかる。「GoToキャンペーン」の見直しなども含めた新型コロナ対策。そして両党にとって最大の懸案は、衆院広島3区の候補者調整だ。

 公職選挙法違反の罪に問われている河井克行元法相が現職のこの選挙区は、公明党の斉藤鉄夫副代表が比例代表からの鞍替え出馬を表明。

 自民党の広島県連は、候補者選びの公募を断行。双方譲らぬ姿勢で緊張感が高まっている状況は、11月24日に配信した「自民党と公明党が繰り広げる『仁義なき戦い 広島死闘編』の全真相」で紹介した通りだ。自民党県連は12月8日、県議・石橋林太郎氏の擁立を決めている。

 「広島3区」問題は、公明党が前幹事長の斉藤氏という超大物を擁立。一方、自民党は、「ポスト菅」を狙う岸田文雄氏の地元・広島県での候補者調整だ。双方譲るに譲れない事情がある。こちらも、現場レベルでの調整はできず、菅氏と山口氏に委ねられる可能性は高い。

 その場合、どういう結末を迎えるか。

5938名無しさん:2020/12/16(水) 00:34:54
>>5937

■菅首相は「創価学会」と太いパイプを持っている

 自民党内の予想では、広島3区も公明党に軍配が上がるとの見方が強い。この問題は11月19日、山口氏が菅氏と会談した際、斉藤氏の擁立決定を伝達。菅氏は特に発言はしなかったが、黙ってうなずいていた。公明党側は「容認」と受け止め、その情報は自民党側にも伝わっている。

 菅氏はもともと公明党や、その支持母体である創価学会と太いパイプを持っている。これは、山口氏との関係がよそよそしかった安倍晋三前首相とは決定的に違う。それだけに、最終判断も公明党寄りになる可能性が高いとみられているのだ。

 毎日新聞が12月12日に行った世論調査の結果は菅政権に衝撃を与えた。内閣支持率は前回比17ポイント減の40%、不支持率は13ポイント上がって49%になった。菅内閣が誕生以来、不支持が指示を上回ったのは初。安倍内閣下でも、たまに不支持が支持を上回ることはあったが、これほどの「逆転現象」はほとんどない。

■不支持が指示を上回る「逆転現象」で公明党に存在感

 これは、新型コロナウイルス対策での対策への不満が高まっているのが要因だ。間違いなく1年以内に衆院選が行われることを考えると、自民党にとっては危うい数字だ。

 菅氏は選挙対策にも長けているだけに、世論の動向も重視している。浮動票が取りにくいと見切れば、確実な組織票・つまり創価学会票の荷崩れを防ぎ、守りを固めようとするだろう。そう考えれば、より一層、自民党が公明党に歩み寄るシーンが増えてくるかもしれない。

 その判断は、政権運営の手段としては正しいだろう。ただし公明党に譲歩を続けると、自民党内の空気が悪くなることも予想される。

 公明党は自民党との長い連立関係の中で「下駄の雪」と言われてきたことがある。「踏まれても、踏まれてもくっついていく」という意味だ。その「雪」が、自己主張を強くするようになれば「下駄」も面白くない。菅氏は、その難しい連立関係も差配していく重荷も背負うことになる。

永田町コンフィデンシャル

5939チバQ:2020/12/16(水) 17:51:37
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020121500963&g=pol&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_auto
コロナ・GoToで逆風 党重視、調整役不在―菅政権3カ月
2020年12月16日07時07分

首相官邸に入る菅義偉首相=15日午前、東京・永田町

 菅義偉首相は16日、就任から3カ月を迎えた。発足当初の内閣支持率は6〜7割台と順調な滑り出しだったが、新型コロナウイルスの感染再拡大を止められず、看板政策「Go To トラベル」は年末年始の一時停止に追い込まれた。「政治とカネ」の問題も相まって内閣支持率は急落。官僚ににらみを利かせる政治手法の副作用も指摘されている。
菅首相会食、与野党から苦言 コロナ対策反するケースも
 「日々の感染者が3000人を超える中、年末年始に集中的な対策を取るべきだと考え、いったん停止を決断した。これ以上の感染を食い止めることに全力を挙げたい」。首相は15日の自民党役員会で、トラベル停止の判断に党側の理解を求めた。
 派閥に属さず党内基盤が弱い首相の後ろ盾となっているのは二階派だ。14日のトラベル停止決定も事前に二階俊博幹事長には伝えた。安倍政権が全国一斉の休校要請などのコロナ対応で与党への十分な説明がなかったことを教訓にしているのは明らかだ。
 トラベル停止について、首相は11日のインターネット番組で「まだ考えていない」と否定した。ただ、首相周辺によると、年末年始に限って止める選択肢は、東京都での感染者が初めて600人に迫りつつあった9日ごろから内々に検討していたという。
 首相の方針転換に自民党幹部は14日夜、強い不満を漏らしつつも渋々容認した。別の幹部は「観光・運輸業界に影響力がある二階氏が了解を出したのだろう。二階氏はGo Toを絶対に止めるなと言っていたのだが」と解説した。安倍政権時代の「官邸1強」から「党高政低」への力学変化が浮き彫りとなっている。
 ただ、書き入れ時となる年末年始の停止によって、宿泊業者や飲食店に一層の打撃となりそうだ。今回の対応で感染を抑制できるかも見通せない。政府関係者は「トラベル停止で支持率は戻らない。全国停止の効果がなければ、また批判が出る」と危惧する。
 人事権を武器に官僚を掌握しているとされる首相の政治手法の限界を指摘する向きもある。同党中堅は「首相に物を言える官僚が周囲にいない。首相の方針を否定するようなことを言えば更迭されると思うから何も言えない。腹心もいない」と語る。本来調整役となるべき官房長官が「機能していない」との声も多く、先の高齢者医療費負担の問題が長期化したことが如実にそれを示した。
 政権運営の不安材料はほかにもある。鶏卵業者から金銭を受け取った疑いがある吉川貴盛元農林水産相と西川公也前内閣官房参与(元農水相)は首相に近い。捜査の行方次第で政権への打撃は避けられず、次期衆院選へ党のイメージダウンになり得る。安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の疑惑再燃も含め、野党の攻勢にさらされそうだ。

5940チバQ:2020/12/17(木) 10:23:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/4354aceee8ae2960f86bbba4680086e7f5398ce2
「批判されて当然」GoTo停止で首相に逆風 説明不足が露呈…“身内”も距離
12/17(木) 10:12配信




菅義偉氏
 菅義偉首相に吹き付ける逆風が急に厳しく-。新型コロナウイルスの猛威が止まらない中、16日の衆院内閣委員会の閉会中審査では観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止のタイミングがやり玉に挙げられた。首相の「人の移動では感染は拡大しない」発言も、追及を受けてエビデンス(根拠)がぐらつく。身内の与党もじわり、距離を置き始めた兆しがある。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 政府が感染封じ込めを国民に訴えた「勝負の3週間」が終わったこの日も、東京都で過去最多の678人の新規感染者が確認されるなど、ウイルスは情け容赦なく拡大を続けた。

 「政府の感染症対策分科会の提言を踏まえ、11月末からさまざまな対策を講じてきましたが(感染が)高止まりの状況であり、真摯(しんし)に受け止めています」

 夜、官邸エントランスで記者団の取材に応じた首相はこう述べ、感染抑制がままらない現状を認めた。「国民の命と暮らしを守るため、全力を挙げて取り組んでいきたい」と続けたものの、力強さには欠けた。

 昼間の閉会中審査では、野党がこの3週間を「やってきた対策が不十分だった」「効果がなかったと言わざるを得ない」と総括し、政府に集中砲火を浴びせた。28日からのトラベル事業の停止判断についても、「年末年始の医療逼迫(ひっぱく)を回避する目的であれば、今からただちに停止するべきだ」(共産党の塩川徹也氏)などと鋭く指摘し、追い込んだ。

 首相が11日に出演したインターネット番組で、分科会から「移動は感染(のリスク)が低いと提言をいただいている」と発言したことも俎上(そじょう)に。参考人として出席した尾身茂分科会長は、答弁で「人の動き、接触を抑えないと感染は沈静化しない」と提言したことを紹介し、首相との食い違いが明らかとなった。

 立憲民主党の大西健介氏は「『旅行に行け』と言っているのか、『移動するな』なのか。メッセージが不明確だから混乱が起きている」と、首相の説明不足を印象付けた。

 政権発足から3カ月を境に、歯車が逆回転を始めたような首相。自民党の閣僚経験者は「国民の声をくみ取れていない、と思われても仕方ない。批判されて当然だろ」。政府関係者も声のトーンを落とす。「この内閣支持率の急落ぶりは危険だ。もうプラスになる要素がちょっと思い付かない」

 (森井徹、一ノ宮史成)

5941チバQ:2020/12/17(木) 10:47:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/67fb38f347de6deb4d30658a696f705344367608
首相「5人以上」会食、少なくとも3日間 直近1カ月 14日の会食は「反省」
12/17(木) 10:09配信
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記者団の取材に応じる菅首相
 菅義偉首相は16日、政府が少人数の会食を呼び掛ける中で、14日に5人以上で会食したことについて「他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招く意味では真摯(しんし)に反省している」と陳謝した。新型コロナウイルスの感染防止策として自ら呼びかけた「静かな年末年始」に反する行動だとして批判が出ていた。

 首相は14日、観光支援策「Go To トラベル」の全国一斉停止を表明し、国民に「年末年始を静かにお過ごしいただきたい」と慎重な行動を促した。しかし、数時間後、銀座のステーキ店で自民党の二階俊博幹事長や俳優の杉良太郎氏ら7人と会食。杉氏は「忘年会」と明かしていた。

 首相は11月16日の政府対策本部で、感染リスクが高くなる「5人以上の飲食」は飲食業界支援策「Go To イート」の対象外とするよう各都道府県に要請。だが、要請以降、北海道新聞の調べでは、首相自身が「5人以上」で会食したのは、14日を含め少なくとも3日間あった。

 16日の衆院内閣委員会で立憲民主党の大西健介氏は「5人以上は避けてと言いながら、国民は一体どっちなのか分からない」と批判。西村康稔経済再生担当相は「一律に5人以上をダメと申し上げてはいない」と釈明した。

 自民党の下村博文政調会長は16日の記者会見で「過剰反応だ」とかばったが、ワイドショーなどでも反発が拡大。加藤勝信官房長官は同日夕の会見で「誤解を招いたとの指摘は真摯(しんし)に受け止めなければならない」と述べた。

5942チバQ:2020/12/17(木) 10:47:35
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/491774
支持急落で政権急転換 GoTo全国停止 「勝負の3週間」感染減らせず 「ガースーです」発言炎上
12/15 10:28
 観光支援事業「Go To トラベル」の継続にこだわってきた菅義偉首相が、年末年始の全面停止に追い込まれた。経済効果を優先して対策を小出しにしてきた結果、感染拡大に歯止めをかけられず、内閣支持率の急落に危機感を募らせたことが大きい。首相は「政治決断」をアピールするが、最重要課題に掲げてきたコロナ対策が後手に回る中、自らの不用意な発言も批判を浴び、政権の屋台骨は揺らぎ始めている。
新型コロナウイルス感染症対策本部終了後、記者団の取材に応じる菅首相=14日夜、首相官邸


 「年末年始は集中的に対応できるチャンスだという思いで、私が判断した」。首相は14日夜、官邸で記者団に語った。従来のように用意した原稿を読み上げるのではなく、前を向いて説明し、追加質問も2問受けた。
 官邸は9日ごろから、「トラベル」事業の停止に向けた検討を水面下で進めていたが、経済重視の面から全面停止は避けたいと考えていた。11日に事業を2カ月程度、全面停止する方向だとの報道が流れた際は、首相は周囲に「誤報だ」といら立ちをぶつけた。



 しかし、政府が掲げた「勝負の3週間」の最後の週末となった12日、各地で前週より人出が増え、全国の重症者も578人と最多を更新。同日実施された毎日新聞の世論調査では支持率が40%と前月比で17ポイント下落し、政権発足後初めて不支持が支持を上回った。14日発表のNHKの調査でも14ポイント減の42%に急落した。
 首相自身の発言も追い打ちとなった。11日のネット番組で事業の停止を「考えていない」と明言。番組冒頭で「みなさん、こんにちは。ガースーです」と述べたことにも、ネットやワイドショーで「危機感が薄い」「無神経だ」などの批判が相次ぎ、「海外の首脳と比べて発信力が著しく弱い」との声も上がった。
 西村康稔経済再生担当相は14日の記者会見で「新型コロナ対策分科会の提言以上の対応だ」と強調したが、広島県などからも除外要請が寄せられ、全面停止を選ばざるを得なかったのが実情だ。停止期間を年明けまでにしたのは、25日までを提案した政府に対し、小池百合子都知事が時短要請の延長期間に合わせて来年1月11日までを求めたことも影響したとみられる。全国での停止を、発表直前まで知らなかったという厚生労働省幹部は「ギリギリの政治判断だ」と語った。
 官邸で記者団から「今年の漢字」を問われた首相は「国民のために働く内閣と銘打っている。『働』という字だ」と述べた。だが、政権発足当初の寡黙な「仕事人」という期待感はしぼみつつある。野党は「『トラベル』に首相がこだわったため全国に感染が広がったことは明白で、人災だ」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と批判。感染拡大に歯止めがかからなければ、政権は窮地に陥りかねない。(石井努、文基祐)
残り:677文字/全文:1791文字

5943チバQ:2020/12/17(木) 10:48:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/441ea03278a38fdba6ea7e1a6ebc8dab957164ce
「首相の器じゃない」菅首相は党内政局で頭が一杯 Go To停止で業界からの悲鳴も届かず〈週刊朝日〉
12/17(木) 8:00配信
598




党内政局で頭がいっぱいの菅首相(C)朝日新聞社
 菅義偉首相が突然、発表したGoToトラベルの停止の影響が感染者の多い東京や大阪だけではなく、全国で広がっている。だが、首相に近い自民党の衆院議員はこう話す。

【写真】”自民党のラスボス”の本心は?
「菅首相は専門家や医師会から批判されていたGoToトラベルをとりあえず止めたからいいんじゃないか、という雰囲気。二階派をはじめ、各派閥の幹部クラスも菅政権の迷走ぶりを見て急に冷たくなっている。『菅さんなんか推すんじゃなかった。官房長官が適任で首相の器じゃぁない』との声も聞こえてくる。菅首相も支持率低下で政局、党内事情で頭がいっぱい。特段、新しい画期的な支援策などを打ち出す様子はない」

 Go To中止で窮地に陥ったのは、旅行業界だ。

「新型コロナウイルスの感染が急増し、GoToトラベルが停止になるかもしれないと想定はしていた。だが、菅首相はずっと停止を明言しなかった。それが年末年始の稼ぎ時を目前に急に来るとさすがにキツイ」

 こう頭を抱えるのは、東京の旅行代理店「A Travel」の沼田和幸社長だ。沼田氏の会社は、個人より団体旅行を多く扱う。GoToトラベルで旅行業界の全体的な需要が増え、新型コロナウイルスの感染が下火になると、団体旅行も増えると期待をしていた。しかし、GoToトラベル自体がストップしてしまったことで、さらに厳しい状況に追い込まれた。

「新型コロナウイルスの流行で事務所を縮小。今春には金融機関から融資も受けました。キャンセル料は国が負担するとアナウンスしているので、旅行業界はいいじゃないかと思われがちですが、団体旅行中心のうちはキャンセルされる予約すらない」(沼田社長)

 山梨県の温泉旅館は、年末年始はほぼ満室だった。しかし、菅首相の会見以降、キャンセルの電話が鳴るばかり。半分近くの部屋があいてしまった。温泉旅館の女将さんはこう嘆く。

「年末年始で何とかこれまでのマイナスを取り返したいと、休んでいた従業員も復帰させた。中止するなら、あらかじめ感染者数や重症者数の目安を設定して、この数字になれば、GoToトラベルは中止などを決めておいてほしかった」

5944チバQ:2020/12/17(木) 10:52:43
 旅館の大型冷蔵庫には、すでに年末年始向けに大量の食材を発注。すでに一部は届けられている。

「年末年始は勝負と、借金をして仕入れしていました。GoToトラベルは35%が国の補助。お客様は増えたが、その35%を国に請求する事務作業が大変。そして、35%が約2か月後にならないと、振り込まれない。つなぎのお金を借りなければ、営業できないのです。菅首相はGoToトラベルの現場のことを本当に理解しているのか」(女将)

 GoToトラベルの停止は、旅行とは関係ない業界にも影響を及ぼしている。

「これみてくださいよ」

 大量の酒などの飲料が山積みされた東京都内の酒販卸会社の倉庫でこう店主が話す。

「GoToトラベル停止となれば、旅行業界ばかりが注目されます。しかし、うちはホテル、旅館などにも商品を納入しています。そこにお客様が来なくなると、商品の注文が止まってしまう。GoToトラベル停止の発表あってからは、年末年始にいただいていた注文のキャンセルはもちろん、返品を言ってくるホテルもあります。年末年始ですから、値段の張る日本酒やウィスキーなどの注文が多いのでよりダメージが大きい。戻された商品を見ると、涙が出ますね」

 伊勢神宮で知られる三重県の水産業の経営者もこう途方に暮れる。

「年末年始は伊勢エビ、ウニ、カキなど高級食材の注文が1年で最も多い。それが、GoToトラベルの停止後は一気に注文が激減。温泉旅館からは100はあった注文が10以下に減りました」

 冷凍庫には、出荷できない大量の高級海鮮があるという。

「もちろん、海鮮ですから賞味期限もある。売れなきゃ捨てるしかないでしょう。それにもお金がかかるんですよ。GoTo停止しておいて菅首相や二階幹事長らはこの時期でもステーキ会食といいご身分で、呆れましたよ」(同前)

 GoToトラベルの所管は国土交通省だ。国交官僚の一人はこう打ち明ける。

「私たちもGoToトラベルが全国で停止までは知らなかった。だから、支援策なども策定する想定もありませんでした。職員総出で、徹夜して、今、支援策を練っています。この二日ほどは、かなりの職員がほとんど寝ていない。しかし、うちでもすでにコロナ感染が広がり40人近くになる。密で仕事できないし、リモート勤務の人もいて、なかなかはかどりません」

 旗振り役の国交省がこんな様子では、とても旅行業界や周辺に支援の手がすぐには届きそうにない。前出の沼田さんはこう訴える。

「国交省も菅首相も、もっと現実を見てほしい。GoToトラベルを止めるのはやむを得ないところもある。なら、止めた時の支援策、それも旅行業界だけでなく関連の業種にも広げることをどうして、想定していなかったのか。無策ぶりには本当に腹が立つ」

(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事

5945チバQ:2020/12/17(木) 10:54:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/fae79e409365666e2d3fddbba767d0e165aaa746
石破派ナンバー2の山本有二氏、派閥を休会
12/16(水) 22:14配信
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 自民党の山本有二元農林水産相が、所属する石破派(水月会、19人)に休会届を提出したことが16日、分かった。石破氏と事務総長の鴨下一郎元環境相に休会の考えを同日までに報告した。退会はしない。山本氏は周囲に「石破派(にいるの)が重くなった」と漏らしているという。

 山本氏は派閥ナンバー2の会長代行を務めていたが、10月の石破氏の会長辞任表明に伴い役職を辞する考えを石破氏に伝えていた。石破派は17日の臨時総会で「集団指導体制」への移行を決める方向で調整しているが、山本氏は不参加となる見込み。

5946チバQ:2020/12/17(木) 11:02:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/b10f02be569549fbce8032c01fd7c2f38e8e2b16
自民、夜会合を続々中止 大人数会食批判を考慮か
12/16(水) 18:52配信
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 菅義偉首相による5人以上の会食に批判が出ていることを受け、自民党では16日、大人数での会食の中止が続々と決まった。

 二階、岸田両派は17日にそれぞれ予定していた忘年会を中止した。

 二階派は17日夜、東京都内の日本料理店で所属議員48人らに呼び掛け、忘年会を計画していた。しかし、同派の山口壮事務総長が16日、所属議員に文書で「新型コロナウイルスの感染状況」を理由に中止を伝えた。

 二階俊博幹事長と佐藤勉総務会長ら総務会メンバーによる18日夜の会食も取りやめとなった。佐藤氏は16日の記者会見で「批判があったことも踏まえ、われわれも襟を正さなければいけない」と述べた。

5947チバQ:2020/12/17(木) 11:02:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/530394fcfffba4edfba648930fa48c433afd7f1f
二階派、派閥の忘年会中止に…「少人数での会食」呼びかけに配慮か
12/16(水) 18:48配信


 自民党二階派は16日、17日に予定していた派閥の忘年会の中止を決めた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が少人数での会食を呼びかけていることに配慮したとみられる。

 自民党内では、二階氏が出席予定だった18日夜の総務会メンバーとの会合も中止となった。

5948チバQ:2020/12/17(木) 11:35:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5d6523b98b6f823ec10a08c238cfeb4d32b3900
山本有二氏が石破派休会 退会せず「距離置き活動」
12/16(水) 20:14配信
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 自民党石破派(水月会、19人)の山本有二元農相(比例四国)が同派に「休会届」を提出し、受理されたことが16日、関係者への取材で分かった。退会はしない。山本氏は周囲に「派閥と距離を置き、自由な立場で活動したい」と説明している。休会期間は未定で、会合などの派閥活動には参加しないという。

 休会届は15日、鴨下一郎事務総長に提出した。9月の党総裁選に敗北し、会長を引責辞任した石破茂元幹事長にも報告した。会長不在が続く石破派は、17日の会合で複数の世話人による「集団指導体制」への移行決定を目指している。

5949名無しさん:2020/12/17(木) 13:17:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/e862f590d0e8246169b0169a7b2cf9b4d381e0a5
広島3区は公明候補 自民検討、県連反発も
12/17(木) 7:17配信

 自民党は次期衆院選の広島3区への対応について、公明党の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で検討に入った。

 公明党との調整がもつれれば全国の自公選挙協力に影響しかねないと判断した。競合する自民党の候補予定者は比例代表で処遇する。複数の与党関係者が16日、明らかにした。

 広島3区は昨年夏の参院選に絡む買収事件で公判中の元法相河井克行被告の地盤。同被告の自民党離党で与党候補が不在となっている。

 自民党関係者は「全国の選挙協力を犠牲にできない」と語った。同党広島県連内には与党分裂も辞さないとの強硬論が根強いものの、公明党が(1)候補擁立は斉藤氏限り(2)参院選では自民党を全面支援―などの条件に応じれば譲歩はやむを得ないとの声がある。折り合えなければ県連の反発が強まる可能性もある。

 自民党の山口泰明選対委員長は16日、同党県連常任顧問の岸田文雄前政調会長と党本部で面会。この後、岸田氏は記者団に「今の状況についての意見交換」と説明した。

 公明党は11月、河井被告の次も自民党候補では政治不信を強める支持者の理解を得られないとして、比例中国選出の斉藤氏を公認した。一方、自民党県連は今月、公募で選んだ石橋林太郎県議の支部長選任を党本部に申請するなど対立が先鋭化。調整の行方が焦点となっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b355c02318adc9388bc8f6f84b4dba1c4186ba1
自民、公明の斉藤鉄夫氏を支援へ 衆院広島3区、連立重視
12/16(水) 20:01配信

 自民党は16日、次期衆院選広島3区を巡り、公明党公認の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で調整に入った。広島3区は、公選法違反罪に問われ自民党を離党した河井克行元法相の地盤で、自民党県連は県議擁立を準備するが、党執行部は連立を組む公明党との関係を重視。全国で選挙協力を円滑に進めるためには、斉藤氏支援に回るべきだと判断した。複数の関係者が明らかにした。

 自民党執行部は県議について、比例代表の名簿上位に単独で処遇する案を検討している。ただ、自民党広島県連の反発が予想される。執行部との折衝に当たってきた岸田文雄前政調会長(衆院広島1区)らの理解を得たい意向だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e91b4f1f605e4537428954608f47f98468f5ff4b
自民、公明・斉藤副代表を支援へ調整 衆院広島3区
12/16(水) 21:41配信

 次期衆院選で自民、公明両党の候補者調整が難航している広島3区をめぐり、自民は同区で公認候補を立てず、すでに立候補を表明している公明副代表の斉藤鉄夫衆院議員=比例中国ブロック=を支援する方向で調整に入った。来週にも自民の山口泰明選挙対策委員長が、公明側と詰めの協議を行う予定だ。

 複数の自民関係者が明らかにした。同区の現職は、自民を離党し、公職選挙法違反の罪で公判中の河井克行被告。公明は11月、「与党の議席を確保することが重要な目標」(山口那津男代表)として斉藤氏の擁立を決定した。これに自民広島県連は反発。新たな候補者の擁立をめざし、石橋林太郎県議を党支部長候補として決めたばかりだった。

 しかし、党本部は公明との関係を重視。山口選対委員長が16日、県連常任顧問の岸田文雄前政調会長と会談を行うなど調整を行っていた。(大久保貴裕、笹井継夫)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3441d774c726fc852cc5337146307bea829ad6e
衆院広島3区、自民が公明・斉藤副代表支援へ…県連の反発必至
12/16(水) 21:00配信

 自民党は次期衆院選の広島3区への対応について、公明党の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で検討に入った。複数の党幹部が16日、明らかにした。自公両党による全国的な選挙協力の維持を優先したとみられる。

 広島3区は、昨年の参院選を巡る買収事件で、自民党現職の河井克行・元法相が離党し、公認候補予定者となる支部長が決まっていない。公明党が11月に斉藤氏の擁立を決めると、自民党広島県連は今月、県議の石橋林太郎氏を公募で選び、支部長とするよう党本部に申請していた。

 この問題に関連し、自民党の山口泰明選挙対策委員長は16日、党本部で県連常任顧問の岸田文雄・前政調会長と会談した。党内には石橋氏を比例選で処遇する案が浮上しており、対応を協議したとみられる。ただ、県連は斉藤氏の支援自体に反対で、調整の見通しは立っていない。

5950名無しさん:2020/12/17(木) 13:27:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/0e091ab7b47b62221abab4899cabf5bea5581540
田崎史郎氏、16日夜に菅首相と会食「話の内容は全部オフレコ。取材した話、ベラベラしない」
12/17(木) 9:03配信

 17日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)で、菅義偉首相が観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止を表明した夜に自民党幹部らと大人数の会食をしたことに関し「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省している」と述べたことを報じた。

 政府は、年末年始の忘年会・新年会について「なるべく普段から一緒にいる人と少人数で」と提言。「大人数、例えば5人以上の飲食は感染リスクが高まる」と注意を促している。こうした中、菅首相は14日夜に銀座のステーキ店で、自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏、タレントのみのもんたら菅首相を含め少なくとも8人と会食した。

 一方で番組は、16日にも菅首相は、官邸で報道各社のインタビューに応じた後、都内のホテルで財界の関係者と会食し、その後、都内のフランス料理店で政治ジャーナリストの田崎史郎氏らと会食したことを伝えた。

 番組では16日夜に田崎氏を取材。田崎氏は店内の様子を「3人プラス総理、4人。距離はお互い1メートル以上あって、かつアクリル板ついていた」と明かした。さらにマスクについて「食べているときは外して、しゃべっているときはマスクしている」と明かした。

 その上で「話の内容は全部オフレコ。君らと同じだよ。取材した話、ベラベラしないでしょ」と明かしていた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/58c7d46384f80fe1e7803c717865b93700a5881f
自民、夜の会食中止相次ぐ 首相への批判念頭か
12/16(水) 20:33配信

 自民党二階派と岸田派は16日、それぞれ17日開催を予定していた派閥の忘年会の中止を決めた。二階俊博幹事長と佐藤勉総務会長ら党総務会メンバーによる18日夜の会食も取りやめとなった。いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を受けた対応。党関係者が明らかにした。菅義偉首相や二階氏らによる大人数会食が批判されていることも念頭にあるとみられる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8104c7a74cf81d6e4cbe47db45bb57e57599c6d
菅首相「誤解招き、真摯に反省」 二階氏ら7人との会食で 新型コロナ
12/16(水) 17:52配信

 菅義偉首相は16日、自民党の二階俊博幹事長ら7人と14日に東京・銀座のステーキ店で会食したことについて「国民の誤解を招くという意味で、真摯(しんし)に反省している」と陳謝した。

 「他の方との距離は十分にあった」とも釈明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、政府は「5人以上の飲食」について「大声になり飛沫(ひまつ)が飛びやすくなる」と指摘。感染リスクが高まる場面の一つに挙げ、控えるよう注意喚起していた。

 首相は16日夜、東京都内の日本料理店で横浜銀行の大矢恭好頭取ら2人と食事。さらにフランス料理店でメディア関係者3人と懇談し、この日は「4人以下」の会食に徹した。

 二階氏らとの会食に関し、西村康稔経済再生担当相は16日の衆院内閣委員会の閉会中審査で「一律に5人以上は駄目だと申し上げているわけではない」と強調。従来の説明を修正し、首相を擁護した。この後の記者会見では「専門家も何かエビデンス(証拠)があって何人以上と言っているわけではない」と述べた。

 ただ、首相には与野党から批判が出ている。公明党の竹内譲政調会長は記者会見で「一国のトップなので誤解を招くような行動は配慮が必要だ」と苦言を呈した。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「国民から見ると誤解を受ける可能性が高い」と指摘。加藤勝信官房長官は会見で「真摯に受け止めなければならない」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7ab83750e6a07a341f45eebc86fa270ccbc167b2
自民・下村政調会長、首相の会食への批判に「過剰反応」
12/16(水) 17:23配信

 自民党の下村博文政調会長は16日の記者会見で、菅義偉首相が14日夜に東京・銀座のステーキ店で二階俊博幹事長ら7人以上と会食したことを野党などが批判していることについて「(会食をやめることで)営業できなくなるという経済的なマイナス面も考えながら、感染拡大に注意して会食することを批判するのは、少し過剰反応かなと思う」と述べた。

 政府は5人以上の会食は感染リスクが高まるとしているが、下村氏は「5人がよくて7人はいけないということではない」とも語った。

5951名無しさん:2020/12/17(木) 13:28:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab6aa2edfe21591edca3762fece692a201d4dd39
首相の夜会食「襟を正さないといけない」 自民・佐藤総務会長
12/16(水) 13:56配信

 自民党の佐藤勉総務会長は16日の記者会見で、新型コロナウイルス禍で菅義偉(すが・よしひで)首相が夜の会合を続けていることについて「会食をするにあたってはかなりの対策をした上でやっていると思うが、批判もあったことも踏まえ、われわれも襟を正さないといけない」と述べた。

 菅首相は14日夜に東京・銀座のステーキ店で、二階俊博幹事長や俳優の杉良太郎さんら5人以上との会食に参加し、野党からは批判の声が挙がっている。

 佐藤氏は「一般的に5人以上は『密』になることを想定しているが、きっとその会合では、(対策が)しっかりとなされていると理解していいと思う」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/feda17c91ff1a945d64ce60d563fb9e0a8dd1e64
菅首相の会食「襟を正さなければ」 自民・佐藤総務会長
12/16(水) 14:00配信

 菅義偉首相が14日夜に都内で自民党の二階俊博幹事長ら5人以上と会食したことについて、自民党の佐藤勉総務会長は16日の記者会見で「かなりの対策をした上で(会食を)やっているのではないかなと思うが、批判があったことも踏まえ、我々も襟を正さなければいけない」と述べ、慎重な対応を求めた。

 首相の会食は、政府が新型コロナウイルスの感染防止策として少人数での会食を呼びかけている中で行われた。佐藤氏は「5人という制限を申し上げた以上、しっかりと襟を正すということが大切ではないか」と重ねて強調した。この件については、公明党の山口那津男代表が15日に「国民に対するメッセージ性もある。そこはよく配慮しながら、今後、検討していただきたい」と苦言を呈していた。

 政府の分科会は、大人数や長時間におよぶ飲食については、大声になり、飛沫(ひまつ)が飛びやすくなるとして感染リスクが高まるとしている。(岡村夏樹)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/8ed40a9cbb498bd7bc6176475aa8cb2dd438458f
田崎史郎氏、菅首相の大人数会食で官房長官の説明に「かなり苦しいですよね」
12/16(水) 12:46配信

 16日放送のTBS系「ひるおび!」(月〜金曜・午前10時25分)では、菅義偉首相が「GoToトラベル」の年末年始の全国一斉停止を表明した14日夜に銀座のステーキ店で、自民党の二階俊博幹事長、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、俳優の杉良太郎氏ら7人と会食したことを報じた。

 この日の番組では、加藤勝信官房長官が15日の会見で「5人以上がどうか、高齢者であるかどうかといったことも、一律に決めていくものではなく、目的と感染防止対策を徹底できるかどうかバランスの中で個別に判断していくことが重要」などと話したことを伝えた。

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「かなり苦しいですよね」と笑顔を浮かべ、「それをね、僕に言わせようとするのがいけないんですよ」と司会の恵俊彰に訴えると、スタジオに笑いが起こっていた。

報知新聞社

5952名無しさん:2020/12/17(木) 13:28:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7182d51a29d60d84066dcc065e2ae48c29b3cca
師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず
12/14(月) 20:54配信

 師走の永田町で、国会議員の政治資金パーティーが相次ぎ開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時は開催が見送られるケースも少なくなかったが、ここにきて増加傾向にある。背景には1年以内に行われる衆院解散・総選挙などの「軍資金」集めに駆り立てられている事情が透ける。感染者を出せば批判は避けられないが、背に腹は代えられないようだ。

 14日正午ごろ、東京・紀尾井町のホテルでは自民党岸田派(宏池会)の三ツ矢憲生衆院議員のパーティーが開かれ、下村博文党政調会長や同派の岸田文雄会長らが出席した。その約1時間後、同じホテルの別の会場では細田派(清和政策研究会)の加田裕之参院議員がパーティーを開催。こちらには西村康稔経済再生担当相ら同派所属議員が駆け付けた。

 三ツ矢、加田両氏に限らず、14日は都内の別のホテルや地元の選挙区などで複数のパーティーが開かれた。感染抑止を理由に食事は提供せず、「密」を避けるため間隔をあけて椅子を配置する形式が主流だ。ほとんどの会場で検温や消毒などの対策も講じられた。

 それでも感染者をゼロに抑えられる保証はない。リスクを負ってまでなぜ開催するのか。今月パーティーを開いた自民党のある衆院議員は取材に「中止も考えたが、活動資金が底をついた。(頻繁に)集会ができないため、短い時間でもメッセージを発信する場が必要だった」と苦しい胸のうちを明かす。同時に世間の反発を懸念し、開催したことについて「公言しないでほしい」とも語った。

 一方、年末恒例の自民党各派の忘年会は対応が分かれている。11月30日の細田派の忘年会場ではフェースシールドが配られ、5人掛けテーブルに4人ずつ座るといった対策をとった。岸田派は衆院当選1〜6期を2つのグループに分けて月内に忘年会を予定。7期以上の議員は新年会として集まる分散方式をとる。

 麻生派(志公会)は「集まれる状況ではない」(派閥幹部)として、今年は見送る方針だ。(今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5d4a75527e3c2b23ebfc14673ff9ed0c417a51fe
自民、地方に女性擁立依頼 でも「クオータ制」は求めず
12/17(木) 8:00配信

 自民党は都道府県連あてに、女性候補を増やすための人材の発掘や積極的擁立を求める協力依頼の文書を出した。党幹部から「候補者クオータ(割り当て)制」の導入を求める提言が出ていたが、クオータ制は依頼部分には含まれておらず、先送りした形だ。

 「各級女性議員の増加に向けた取り組みへのご協力依頼」と題された文書は15日付。二階俊博幹事長と山口泰明選挙対策委員長名で出された。前任の選対委員長である下村博文政調会長が9月、党内の女性議員が3割になることをめざし、国政や地方の選挙でのクオータ制導入を求める提言を二階氏あてに出していた。文書は、こうした動きなどを受けたものだった。

 ただ、文書でクオータ制に触れたのは、「わが党のなかでも、『各級女性議員を2030年に3割とすべく目標をもって取り組むべき』との声も挙がっています」という部分のみ。具体的な対応は都道府県連に「お任せする」として、数値目標などを設定することはしなかった。

 地方議会に関しては「女性議員を増やしていくことが重要」としたうえで、「少なくとも各市区町村議会に1人は女性議員がいる状況を早急に実現すべきと考える」と指摘した。

 二階氏はクオータ制に消極的な発言をしており、党内でも具体的な議論は進んでいない。党選対の担当者は「現職の国会議員がいる選挙区の候補を、新顔女性に差し替えるのは、現実的に厳しい」と話す。

朝日新聞社

5953名無しさん:2020/12/17(木) 13:48:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/441ea03278a38fdba6ea7e1a6ebc8dab957164ce
「首相の器じゃない」菅首相は党内政局で頭が一杯 Go To停止で業界からの悲鳴も届かず〈週刊朝日〉
12/17(木) 8:00配信

 菅義偉首相が突然、発表したGoToトラベルの停止の影響が感染者の多い東京や大阪だけではなく、全国で広がっている。だが、首相に近い自民党の衆院議員はこう話す。

「菅首相は専門家や医師会から批判されていたGoToトラベルをとりあえず止めたからいいんじゃないか、という雰囲気。二階派をはじめ、各派閥の幹部クラスも菅政権の迷走ぶりを見て急に冷たくなっている。『菅さんなんか推すんじゃなかった。官房長官が適任で首相の器じゃぁない』との声も聞こえてくる。菅首相も支持率低下で政局、党内事情で頭がいっぱい。特段、新しい画期的な支援策などを打ち出す様子はない」

 Go To中止で窮地に陥ったのは、旅行業界だ。

「新型コロナウイルスの感染が急増し、GoToトラベルが停止になるかもしれないと想定はしていた。だが、菅首相はずっと停止を明言しなかった。それが年末年始の稼ぎ時を目前に急に来るとさすがにキツイ」

 こう頭を抱えるのは、東京の旅行代理店「A Travel」の沼田和幸社長だ。沼田氏の会社は、個人より団体旅行を多く扱う。GoToトラベルで旅行業界の全体的な需要が増え、新型コロナウイルスの感染が下火になると、団体旅行も増えると期待をしていた。しかし、GoToトラベル自体がストップしてしまったことで、さらに厳しい状況に追い込まれた。

「新型コロナウイルスの流行で事務所を縮小。今春には金融機関から融資も受けました。キャンセル料は国が負担するとアナウンスしているので、旅行業界はいいじゃないかと思われがちですが、団体旅行中心のうちはキャンセルされる予約すらない」(沼田社長)

 山梨県の温泉旅館は、年末年始はほぼ満室だった。しかし、菅首相の会見以降、キャンセルの電話が鳴るばかり。半分近くの部屋があいてしまった。温泉旅館の女将さんはこう嘆く。

「年末年始で何とかこれまでのマイナスを取り返したいと、休んでいた従業員も復帰させた。中止するなら、あらかじめ感染者数や重症者数の目安を設定して、この数字になれば、GoToトラベルは中止などを決めておいてほしかった」

5954名無しさん:2020/12/17(木) 13:48:53
>>5953

 旅館の大型冷蔵庫には、すでに年末年始向けに大量の食材を発注。すでに一部は届けられている。

「年末年始は勝負と、借金をして仕入れしていました。GoToトラベルは35%が国の補助。お客様は増えたが、その35%を国に請求する事務作業が大変。そして、35%が約2か月後にならないと、振り込まれない。つなぎのお金を借りなければ、営業できないのです。菅首相はGoToトラベルの現場のことを本当に理解しているのか」(女将)

 GoToトラベルの停止は、旅行とは関係ない業界にも影響を及ぼしている。

「これみてくださいよ」

 大量の酒などの飲料が山積みされた東京都内の酒販卸会社の倉庫でこう店主が話す。

「GoToトラベル停止となれば、旅行業界ばかりが注目されます。しかし、うちはホテル、旅館などにも商品を納入しています。そこにお客様が来なくなると、商品の注文が止まってしまう。GoToトラベル停止の発表あってからは、年末年始にいただいていた注文のキャンセルはもちろん、返品を言ってくるホテルもあります。年末年始ですから、値段の張る日本酒やウィスキーなどの注文が多いのでよりダメージが大きい。戻された商品を見ると、涙が出ますね」

 伊勢神宮で知られる三重県の水産業の経営者もこう途方に暮れる。

「年末年始は伊勢エビ、ウニ、カキなど高級食材の注文が1年で最も多い。それが、GoToトラベルの停止後は一気に注文が激減。温泉旅館からは100はあった注文が10以下に減りました」

 冷凍庫には、出荷できない大量の高級海鮮があるという。

「もちろん、海鮮ですから賞味期限もある。売れなきゃ捨てるしかないでしょう。それにもお金がかかるんですよ。GoTo停止しておいて菅首相や二階幹事長らはこの時期でもステーキ会食といいご身分で、呆れましたよ」(同前)

 GoToトラベルの所管は国土交通省だ。国交官僚の一人はこう打ち明ける。

「私たちもGoToトラベルが全国で停止までは知らなかった。だから、支援策なども策定する想定もありませんでした。職員総出で、徹夜して、今、支援策を練っています。この二日ほどは、かなりの職員がほとんど寝ていない。しかし、うちでもすでにコロナ感染が広がり40人近くになる。密で仕事できないし、リモート勤務の人もいて、なかなかはかどりません」

 旗振り役の国交省がこんな様子では、とても旅行業界や周辺に支援の手がすぐには届きそうにない。前出の沼田さんはこう訴える。

「国交省も菅首相も、もっと現実を見てほしい。GoToトラベルを止めるのはやむを得ないところもある。なら、止めた時の支援策、それも旅行業界だけでなく関連の業種にも広げることをどうして、想定していなかったのか。無策ぶりには本当に腹が立つ」

(今西憲之)
※週刊朝日オンライン限定記事

5955名無しさん:2020/12/17(木) 13:50:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf334ccf07922f64e7d183d35a1814bb2ce0eb3c
これではコロナ第三波は止められない!? 菅首相と小池都知事の機能不全状態
12/17(木) 8:34配信

遅すぎた菅政権の「GoToトラベル」中止の決断
 迅速かつ大胆な対策を即断即決しない菅政権(首相)の職務怠慢が際立っている。

 12月14日にようやく菅首相はGoToトラベルの年末からの一時停止を決めたが、内閣支持率が不支持を下回った末の「後手後手の対応」(参照:毎日新聞)だった。

 というのも、第三波の感染拡大が始まった11月20日に、尾崎治夫・東京都医師会会長はGoToキャンペーン一時中断(東京除外)を会見で訴え必死で訴えていたのに、菅首相は12月1日に小池百合子知事と面談、高齢者と持病持ちへの自粛にとどめるという、無意味かつ煮え切らない決断をしていただけだったのだ。

 この菅政権の煮え切らない態度について、12月8日の会見で、尾崎会長に単刀直入に聞いてみた。

東京医師会会長は「すべての年代で旅行を止めるのが効果的」と言っていた
――11月20日にGoToキャンペーン中断を訴えられたのに、12月1日にGoToトラベル東京除外については高齢者と持病持ちの人への自粛へとどまった。どう見ているのか。

尾崎会長:活発に動く若い人を中心に無症状者が多いわけだから、感染が広がって家庭内の高齢者に持ち込むとか、GoToトラベルで目的地に行ったらみんなでワイワイ騒ぐことになるので、すべての年代で旅行を止めていただくのが効果的だと思うので、そこに至っていないことについては残念だと思う。

「菅首相よ “ハンマー”を振り下ろせ 第三波を甘く見るな。いまこそ警戒心の緩みを締め直すとき」と銘打った『文藝春秋』1月号の記事にも尾崎会長は登場。
 
 同記事では、“感染拡大したときは、有効な対策を打ち出す。小康状態の時は経済を回していく。それを『ハンマー&ダンス』(抑制と緩和)と呼んでいますが、いざ必要な時でも、政府はハンマーを振り下ろさないんです“とも指摘していた。

二階幹事長に気兼ねをして、都知事は何も言わなくなった!?
 危機管理能力の欠如が明らかな菅首相に対して、GoToトラベル東京除外を直訴するなどの役割を期待されるのが小池百合子・東京都知事だ。第二波の感染拡大期の7月10日には「冷房と暖房を同時にかけるようなもの」とGoToキャンペーンを一刀両断。政府に異論を唱える役を買って出ていたが、第三波では菅首相の小出し対策を追認していた。小池知事の変化について会見終了後に尾崎会長に聞くと、こう答えた。

「付き合いの長い二階幹事長に気兼ねをして、菅首相に物を言わなくなったのかも知れないが、このままだと小池知事は都民の支持を失っていくのではないか」

 なぜ小池知事は、GoToトラベル批判をしなくなったのか。東京除外まで踏み込まなかった12月1日のトップ面談の3日後の4日、都知事会見でこのことについて聞いてみた。筆者はこの日も質問者として指されなかったので、“記者排除”への抗議の意味も込めて会見終了直後に声掛け質問をした。

「(GoToトラベル東京除外は)高齢者自粛だけでは不十分ではないですか。専門家、医療関係者、批判しているではないですか。菅総理と仲直りをして、この程度の対策しか出せないのですか。不仲説解消の記事は本当ですか。(菅首相と小池知事の)ホットラインは本当にあるのですか。五輪は本当に開催できるのですか。根拠を示してくださいよ。菅総理と何と話したのか」

 小池知事は、無言のまま立ち去った。

5956名無しさん:2020/12/17(木) 13:50:32
>>5955

筆者の「東京の全世代を除外しないのですか」との質問を小池知事は無視
 筆者は1週間後の12月11日の都知事会見でも質問をさせてもらえず、会見終了後に同様の声掛け質問を行った。

「GoToトラベル、東京の全世代を除外しないのですか。菅総理と談合決着をしたのですか。裏取引でもやったのですか。尾崎会長は不十分、残念と言っています。知事一人で決めているのですか。ブラックボックスじゃないですか」

 小池知事は、この日も無言のまま立ち去った。

 筆者が著書『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』で紹介した通り、“お気に入り記者”を優先的に指名する一方、不都合な質問をする記者は指さないという差別的対応が今でも継続している。

 その結果、GoToキャンペーンに固執する菅首相を追認するだけの小池知事が、会見でそのことを問い質される場面はほとんどないのだ。“記者排除”で不都合な真実を隠蔽するメディアコントロールの産物ともいえる。

藻谷浩介氏「東京除外解除が、第三波感染拡大の主因」
 しかしGoToトラベル東京除外を即断即決しない菅首相と追認する小池知事が、第三波の感染拡大を招いている「亡国コンビ」であることは、藻谷浩介氏(日本総合研究所主席研究員)の「新型コロナへの対処 感情の前に事実把握を」(12月6日付の『毎日新聞』)の記事をみても明らかだ。藻谷氏は、東京除外解除が第三波感染拡大の主因であり、両トップの急転直下の決着(高齢者と持病持つ人の自粛)は的外(まとはずれ)と指摘し、以下のように批判している。

“今回の感染再々拡大は10月後半から起きており、その半月前の10月初頭に東京都を(GoTo)キャンペーン対象地域に加えたことの影響は明らかだろう。他方で7月下旬に東京都を外して開始した際には、逆に半月後の8月上旬から新規陽性判明者が顕著に減った。つまりGoToそのものの実態ではなく、東京都を対象に入れるかどうかがカギだったのだ。

 日本の陽性判明者数の3割前後が東京都在住であることからすれば、うなずける結果だ。都と他道府県との間には、人口100万人当たりに直しても数倍から数十倍もの感染率の差があり、都在住の無症状感染者の地方への旅行や、地方からの旅行者による都内での感染こそ、拡大の主因であると考えられるからだ“ (12月6日付の『毎日新聞』)

5957名無しさん:2020/12/17(木) 13:50:43
>>5956

首相と都知事の機能不全状態はいつまで続くのか
 藻谷氏と冒頭の尾崎会長の見解は、ぴったり一致した。経過を整理すると、両トップの大罪(怠慢)が実感できる。

1)第二波の感染拡大が小康状態になる前の10月1日、菅政権(首相)がGoToトラベル東京除外を解除。
2)10月後半、第三波の感染拡大が始まり、感染者数が過去最大に。
3)11月20日、尾崎会長がGoToトラベル一時中断を訴える。菅首相は即断即決せず、小池知事も要請せず。
4)12月1日、菅・小池トップ面談で高齢者と持病持ちの人への自粛を決定。

 10月1日の東京除外解除は「早すぎる緩和」であり、12月1日の遅すぎる自粛決定と相まって、現在の感染拡大を招いていることは間違いない。最終決断をした菅首相と追認した小池知事の両トップは「亡国コンビ」と批判されても当然だ。一国の総理と首都のトップの機能不全状態は、いったいいつまで続くのか。二人の言動から当分目が離せない。

<文・写真/横田一>

【横田一】
ジャーナリスト。8月7日に新刊『仮面 虚飾の女帝・小池百合子』(扶桑社)を刊行。他に、小泉純一郎元首相の「原発ゼロ」に関する発言をまとめた『黙って寝てはいられない』(小泉純一郎/談、吉原毅/編)の編集協力、『検証・小池都政』(緑風出版)など著書多数

ハーバー・ビジネス・オンライン

5958名無しさん:2020/12/17(木) 13:52:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/47b33a85557755fbaf8bba21a47d5e6b12efdc30
NHK批判「記憶にない」と坂井官房副長官
12/17(木) 11:35配信

 坂井学官房副長官は17日の参院内閣委員会で、菅義偉首相が出席した番組で日本学術会議の任命拒否問題を繰り返し質問したNHKの対応を巡り、坂井氏が批判したとの報道の事実関係を問われ「つぶさに記憶していない」と述べた。

5959名無しさん:2020/12/17(木) 16:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/33145223bd3ec04c09f9bec361b90dd5526a071c
NHK批判発言で釈明 坂井副長官「記憶ない」
12/17(木) 15:47配信

 参院内閣委員会で17日、菅義偉首相が出演した10月のNHK番組をめぐり「NHK執行部が裏切った」などと批判したとされる坂井学官房副長官の発言が取り上げられ、坂井氏は「発言した記憶はない」と釈明した。

 坂井氏は今月5日夜、東京都内のホテルで首相や熊谷亮丸内閣官房参与と会食。首相が店を出た後、飲食店付近にいた記者団には「(NHKは同番組で)所信表明演説の話を聞きたいと言ってきたのに、半分以上日本学術会議のことを聞いてきた。契約破りだ」「ガバナンスが利いていない」などの坂井氏の声が聞こえてきた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/41ce1b640eeae6072de4336a88f7ccb9a54f35e3
菅総理“8人会食”反省も…その後“4人会食”参加
12/17(木) 14:36配信

 「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した直後に5人以上で会食をしたことに対し、16日に菅総理大臣が反省の言葉を口にしました。

■重大発表直後の“8人以上会食”に批判

 14日に銀座の高級ステーキ店で菅総理が参加した会食について、立憲民主党の安住国対委員長は「国民に自粛を呼び掛けている間に、高級ステーキを食べて自分たちは8人で盛り上がっていると。こういう話ではね、多分、国民から見たらこの人の言う話についていこうということにならない」と批判しました。

 会食に同席したのは、自民党の二階幹事長、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長、俳優の杉良太郎さんら8人ほどだといいます。

 少なくともこの8人は全員、重症化リスクが高いとされる65歳をはるかに上回っています。

 この会食の直前、菅総理は「ぜひ国民の皆さんにおいては年末年始、静かに過ごして頂いてコロナ感染をなんとしても食い止めることにご協力頂きたい。そういう思いの中で自ら判断しました」と、GoToトラベルについて全国一斉に一時停止すると発表したばかりでした。

■「5人以上はダメではない」と西村大臣

 16日に国会では、注意を促してきた西村康稔経済再生担当大臣が答弁に追われました。

 立憲民主党の大西健介衆院議員は「“5人以上の会食は避けて下さい”と言っているのに、“対策をやっていれば5人以上でもいい”かのような発言をされると、結局、国民は一体どっちなんだと」と追及しました。

 それに対して、西村大臣は「一律に5人以上はダメだということを申し上げているわけではございません。リスクが高いので、できるだけそれは控えて頂きながら、もしどうしてもされる場合には、感染リスクが高いということを頭に置いて対応して頂ければと考えております」と述べました。

■菅総理「真摯に反省」もまた会食へ

 こうしたなか、16日夜に菅総理は、官邸を出る際に「他の方との距離は十分にありましたが、国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省を致しております」と反省の言葉を口にしました。

 しかし、その後、政治評論家の田崎史郎氏らとの会食に参加しました。

 田崎氏によりますと、会食は1カ月から2カ月前から決まっていたもので、16日は感染対策がしっかりとられていたといいます。

 田崎氏は、会食終了後に記者からの「本日は何人で会食?」という質問に「3人プラス総理の4人」と答え、“マスク会食”で「距離はお互い1メートル以上あって、かつアクリル板が付いていた」とも話しました。

 一方、共同通信によりますと、自民党の二階派と岸田派は批判の高まりを受けて、17日に予定していた忘年会を中止にしたということです。

テレビ朝日

5960名無しさん:2020/12/17(木) 16:50:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/74826a963fbbe79b06eab944c0391bdd00f62b1e
岸田氏、自民「広島3区で公明支援」報道を否定
12/17(木) 15:39配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は17日、次期衆院選で自民、公明両党の候補者調整が難航している広島3区をめぐり、自民がすでに立候補を表明している公明の斉藤鉄夫副代表=比例中国ブロック=を支援する方向で調整しているとの報道について「私にはまったく理解できない。(自民の)山口泰明選対委員長も大変憤慨している」と否定した。東京都内で記者団の質問に答えた。

 岸田氏は16日、党本部で山口氏と会談し、3区の対応を協議していた。「与党が3区で勝つためには(自公で)10万票を取らなければならない。その協力を実現するための調整をしてもらわなければならない」とも強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b14facd788b4d3086438bbc289c5013365347e44
自民党の忘年会、次々中止 首相会食に批判、「至急」の通知が議員に
12/17(木) 16:23配信

 自民党内で予定されていた会食の中止が相次いでいる。中止の判断が下されたのは、新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、菅義偉首相が5人以上で会食した14日以降が大半だ。首相の会食に対する世論の批判の高まりを受け、急きょ「忘年会」を取りやめているようだ。

 「忘年会ですが、依然として収まりを見せない新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、中止とさせて頂くことになりました」。こんな文面の文書が16日、自民党・二階派所属議員に届いた。忘年会は翌17日に予定されており、文書には山口壮・事務総長名で「至急」とも書かれていた。

 政府が感染防止策として少人数での会食を呼びかけるなか、菅首相が都内のステーキ店で5人以上の会食に出席したのは14日夜。二階派からは二階俊博幹事長と林幹雄幹事長代理が出席していた。この会食には与野党から批判の声が上がり、首相は16日に「国民の誤解を招くという意味においては真摯(しんし)に反省をしている」と陳謝した。

 会食を中止にする動きは、二階派以外にも広がっている。岸田派は17日に予定されていた当選回数別の忘年会を中止にし、石原派の一部と谷垣グループの会食や、二階氏と総務会メンバーとの忘年会も中止を決めた。二階派幹部は「実施すれば他に与える影響が大きいので取りやめた」と語る。

朝日新聞社

5961名無しさん:2020/12/17(木) 16:51:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/4310f38eae49fe061df2023ca730f9fcc06ae750
岸田氏「政治家は自らの行動をしっかり考えるべきだ」 首相会食に苦言
12/17(木) 15:25配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は17日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、菅義偉首相が14日夜に東京・銀座のステーキ店で二階俊博幹事長ら7人以上と会食したことを野党などが批判していることについて「政治家は自らの行動についてもしっかりと考えなければならない」と苦言を呈した。「国民とともに新型コロナ対策に真剣に取り組まなければならない」とも強調した。東京都内で記者団の質問に答えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/efd8b8e16c91d09aa169469b2d7850bbfaf5e757
首相は「考えて行動を」 自民・岸田氏
12/17(木) 15:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は17日、菅義偉首相による5人以上の会食に関し「新型コロナウイルス対策は大変厳しい状況にある。政治家あるいは政府の関係者として自らの行動をしっかりと考えていかなければいけない」と苦言を呈した。

 東京都内で記者団に語った。

 一方、竹下亘元総務会長は記者団に「やってしまったことでいまさらどうこう言ってもしょうがない。首相はしっかり謝っていた」と擁護した。

5962チバQ:2020/12/17(木) 18:21:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5601bffd673c15d0a61ba06593623cea8603bdc
首相「5人以上の会食」少なくとも9回  分科会の提言後
12/17(木) 10:36配信




菅義偉首相
 「国民の誤解を招くという意味では、真摯に反省している」。新型コロナウイルスの感染リスクが高まると専門家が指摘する「5人以上の飲食」を夜に続け、批判が出ていた菅義偉首相が16日夜、陳謝した。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 政府の感染症対策分科会は10月23日、クラスター(感染者集団)が発生した自治体の分析などを基に「会食の人数が、例えば5人以上と多くなると大声になり、飛沫(ひまつ)が飛びやすくなるから控えてほしい」と注意喚起した。「新しい生活様式」の一部として世間にも浸透しつつある。ところが-。

 首相動静によると、分科会の提言翌日の10月24日以降、首相が夜に5人以上で会食した回数は少なくとも9回に上った。

 いやが上にも目立ったのは今月14日夜。観光支援事業「Go To トラベル」の全国一時停止を公表した後、企業経営者ら15人前後とホテルで会食。さらに、自民党の二階俊博幹事長やプロ野球ソフトバンクの王貞治会長、俳優の杉良太郎さんら7人以上が集ったステーキ店での「忘年会」もはしごしていた。

 首相周辺は「席の距離を離して『密』を避けるなど、万全な感染対策を取っている」とし、問題ないと予防線を張ってきた。

 これに対し、与党・公明党の山口那津男代表が15日に「国民に対するメッセージ性もある。よく配慮しながら今後、検討していただきたい」と苦言。野党も、「首相として(国民の)模範になっていただくべきだ」(立憲民主党の福山哲郎幹事長)と攻撃材料と見定めボルテージを上げ始め、放置すれば傷口が広がりそうな気配が濃くなっていた。

 官房長官時代から、幅広い分野の民間人と積極的に会食して情報収集し、政策と政局に生かしてきた首相。16日夜は、官邸で記者団の取材に対し率直な反省を表明したものの、今後、多人数の会食を見直すかまでは明言しなかった。西村康稔経済再生担当相は、この日の国会答弁で「『5人以上が一律に駄目』というわけではない」と述べた。(前田倫之)

5963名無しさん:2020/12/17(木) 21:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/04d92007e7dd4dd6c2fc7099f0f134f3018c1ba2
自民石破派、世話人4人で運営 山本元農水相は「休会」
12/17(木) 19:12配信

 自民党石破派(19人)は17日、臨時総会を衆院議員会館で開き、会長を空席とし、4人の世話人が運営に当たることを正式に決めた。

 石破茂元幹事長の会長辞任により一時は存続が危ぶまれたが、新体制で再出発を図ることになった。

 世話人は世代間のバランスに配慮し、ベテランの鴨下一郎元環境相、中堅の後藤田正純政調会長代理、若手の冨樫博之、福山守両衆院議員が就いた。他派閥と折衝する事務総長は世話人から選ぶ。

 一方、会長代行だった山本有二元農林水産相は「派閥から距離を置き、自由に活動したい」として17日までに「休会届」を提出した。派再生の道のりが険しいことを示した形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ff5c5d0a6a367d904c9f39770c6caea8e57c9ef6
自民党石破派、会長置かず再出発 世話人に鴨下元環境相ら4人
12/17(木) 17:49配信

 自民党石破派(水月会、19人)は17日、国会内で臨時総会を開き、会長を退いた石破茂元幹事長の後任を当面置かず「集団指導体制」で派閥を存続させる方針を正式に決めた。新設した「世話人」に鴨下一郎元環境相ら4人が就任した。4人は今後、党や他派閥との交渉窓口になる事務総長など派内の新たな役職人事を検討する。

 世話人は老壮青のバランスに配慮し、衆院当選9回の鴨下氏のほか衆院当選7回の後藤田正純氏、ともに衆院当選3回の福山守氏と冨樫博之氏を選んだ。臨時総会には石破氏を含む14人が出席した。

 平将明衆院議員は記者団に「まとまるところでまとまった」と述べた。

5964名無しさん:2020/12/17(木) 21:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2dc5dc44c043403518af03d919487019d29e4d3
安倍氏のお膝元で続く「代理戦争」 元官房長官vs元文科相 交差する思惑とは
12/17(木) 21:31配信

 安倍晋三前首相のお膝元・山口県で、自民党の大物議員2人の勢力争いが注目されている。衆院山口3区の現職、河村建夫・元官房長官(78)=当選10回=と林芳正・元文部科学相(59)=参院山口選挙区、当選5回=だ。林氏の3区へのくら替えが取り沙汰される中、選挙区内の首長選ではそれぞれに近い候補が争い、地元の有権者は「代理戦争」とささやく。直接対決の可能性が高まる中、両陣営の思惑が交錯する。

 11月22日夜、山口県宇部市のホテルに「バンザイ」の声が響いた。この日投開票された宇部市長選で初当選を決め、河村、林両氏に挟まれ笑顔を見せるのは篠崎圭二氏(39)=自民、公明推薦=だった。林氏の元秘書で、体調不良を理由に辞職した前市長の後任を決める選挙に山口県議を辞して立候補した。前市長と関係が深く、市政策広報室長を務めた望月知子氏(49)との一騎打ちを制した。

 市長選を巡っては、河村氏と林氏にそれぞれ近い自民県議が相次いで出馬の意向を示した。自民県連幹部は「(推薦対象を)一切調整しない」と表向きは静観した。しかし関係者によると、県議会議長らが河村氏に近い県議を保守分裂を避ける名目で連日説得するなどして篠崎氏へ一本化した。その結果に、河村氏が支持者の重なる望月氏を支援するのではとの観測も出たが、表立って動くことはなかった。

 宇部市の有権者は約13万7900人で、5市町で構成する3区の有権者約25万8700人の半数以上を占め、林氏側近の市長誕生は、くら替えに向けた格好の足場作りと言える。候補擁立の段階を含め、河村氏側が林氏側に席を譲ったように見えるが、周囲は次期衆院選をにらんだ思惑を感じ取る。

 県連幹部らは10年ほど前から3区での林氏擁立を模索してきた。くら替えは衆院選が来るたびに浮上し、今回も「林氏が衆院転出の意向を固めた」と一部メディアが報じた。これに対し、河村氏が所属する二階派幹部は10月、宇部市で開かれた集会で「公認は現職優先。他の人が出るのは反党行為だ」と強くけん制した。宇部市長選で河村氏が篠崎氏の推薦決定に従ったことで、仮に衆院選に林氏が出馬しても、篠崎氏は表立っての支援はできなくなるというわけだ。

 ただ、3区内では4月の同県美祢市長選でも、河村氏が推す前市長が、林氏陣営が支援した新人に敗北した。22日夜、次期衆院選への警戒感や影響を記者団に問われた河村氏は「意識したことはないし、市長選挙で特に考えていない。(篠崎氏には)『市長になったらノーサイド』と申し上げた」と話したが、河村氏陣営には「面白くない」とのいらだちも聞かれる。

 一方の林氏は同じ夜にくら替えについて問われると「申し上げることはございません」と答えるだけだった。しかし、支援者は「後援会の中で(くら替えへ)期待感は確実に上がる」。別の支援者は「美祢、宇部はみんな林派。(林)先生も自信ができたのではないか」と話した。

 次なる戦いは3月の同県萩市長選だ。河村氏の実弟で自民党の田中文夫氏(72)が8月に立候補を表明し、県議を辞職した。前回選で林氏陣営の支援を受けて当選した現職、藤道健二市長(61)も12月9日、「やるべきことはまだまだある」と出馬表明した。16日付で党県連は田中氏の推薦見送りを決定。藤道氏も今後、推薦を求める方針で県連の対応が注目される。

 選挙区間の「1票の格差」是正のため、次々回の衆院選で山口県内の小選挙区は4から3になる可能性がある。現在の区割りで戦える機会を逃せば、林氏のくら替えは更に困難になり、支援者の一人は「今回を逃すと未来はない」。自民関係者は「萩市長選も代理戦争だ」と語る。【平塚裕介】

5965名無しさん:2020/12/17(木) 21:56:32
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201217k0000m010254000c.html
石破派、世話人体制決定 鴨下氏や後藤田氏ら4人
2020/12/17 17:04毎日新聞

石破派、世話人体制決定 鴨下氏や後藤田氏ら4人

石破茂元幹事長=2020年9月14日、宮間俊樹撮影

(毎日新聞)

 自民党の石破派(19人)は17日、国会内で臨時総会を開き、4人の世話人による集団指導体制で派閥を存続させることを正式決定した。

 会合には会長を辞任した石破茂元幹事長を含め14人が出席。ベテランから鴨下一郎氏、中堅から後藤田正純氏、若手から福山守氏と冨樫博之氏の4人を世話人に選出した。世話人で党や他派閥との交渉役となる事務総長などの執行部を決める。15日に休会届を提出した山本有二元農相らは欠席した。【立野将弘】

5966チバQ:2020/12/17(木) 22:01:46
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012170028.html
首相夜会食の余波、自民内で忘年会キャンセル相次ぐ
2020/12/17 19:34産経新聞

首相夜会食の余波、自民内で忘年会キャンセル相次ぐ

自民党・二階俊博幹事長らとの会食について記者団に問われ「真摯に反省する」と話す菅義偉首相=16日午後、首相官邸(春名中撮影)

(産経新聞)

 菅義偉首相が新型コロナウイルスの感染が拡大する中で自民党の二階俊博幹事長らと行った会食が批判を浴びたことを受け、自民党で忘年会などをキャンセルする動きが広がっている。党内には「首相への批判は少し過剰反応」(下村博文政調会長)との声もあるが、内閣支持率が下落傾向にある中、来年行われる次期衆院選への影響も念頭に襟を正した形だ。

 「(新型コロナ感染症対策)分科会は『会食は4人以下』と提言している。首相の会食をどのように考えるか」。17日に開かれた参院内閣委員会で、立憲民主党の塩村文夏氏は政府関係者にこう詰め寄った。

 野党が問題視したのは14日夜に東京・銀座のステーキ店で首相や二階氏、俳優の杉良太郎さんら7人以上が参加した会食。西村康稔経済再生担当相が「会食のクラスター(感染者集団)の8割以上は5人以上」と感染リスクに言及していたこともあり、ワイドショーなどで追及の的となった。

 西村氏は「一律に5人以上は駄目だと言っているわけではない」と釈明したが、首相は「国民の誤解を招くという意味では真摯(しんし)に反省している」と陳謝に追い込まれた。

 この影響で自民党では会食のキャンセルが続出している。二階派(志帥会)や岸田派(宏池会)、竹下派(平成研究会)の議員は17日に予定していた忘年会の開催を断念。22日に予定した首相と党役員の会食も中止となった。二階派幹部は「やったらマスコミの餌食になるだけ」とつぶやく。

 安倍晋三前首相が感染拡大時に約3カ月にわたって夜の会食を控えていたこともあり、感染者が増える中、ホテルなどでの会合が連日続く首相の動向がやり玉にあがったとの見方もある。

 国会で政府を追及する野党も事情は同じだ。同僚議員との懇親会を延期したという立民中堅は「距離感を縮めるには夜の会食が一番だが、致し方ない」と語る。一方、立民国対幹部は「支援者に誘われたら断れない。国会議員は会食が仕事のようなものだから、つらい」とこぼした。(今仲信博、豊田真由美)

5967名無しさん:2020/12/18(金) 12:21:46
[政治の現場]衆院選の足音<2>公認争い 二階派の影…拡大路線 自民内きしみ
2020/12/18 05:00
[読者会員限定]
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20201218-OYT1T50012/

5968名無しさん:2020/12/18(金) 12:35:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1dc08a8d36b61a8e706dff2ab57fccd4f6663b08
首相の「誤解」の意味は 官房長官、繰り返し問われ反論
12/17(木) 18:05配信

 菅義偉首相が5人以上で会食したことを国民に陳謝した際、「国民の誤解を招く」とした言葉の意味するところは――。加藤勝信官房長官は17日の記者会見で繰り返し問われ、「そこに留意するよりも……」と反論し、説明を避けた。

 首相は16日、会食問題をめぐり「国民の誤解を招くという意味では、真摯(しんし)に反省している」と記者団に述べた。SNS上では「『誤解』ではない。『事実』だ」「どこが『誤解』だったのか教えてくれ」などの書き込みが相次いでいる。

 加藤氏は会見で認識を問われると、「大人数や長時間におよぶ飲食を避けることをお願いしている中、会食が適切だったのかという指摘だと考え、首相からも大いに反省しているというふうに述べている」と語り出した。「引き続き政府として国民のみなさんの声を真摯に受け止めて対応していきたい」と訴え、「誤解」には言及しなかった。

 重ねて記者が「大人数で食事していた事実はあるが、『国民が誤解』とはどういう意味か」とただすと、加藤氏は「そこに留意するよりも、むしろ、そうしたさまざまなご指摘を受けて、首相が大いに反省しているとおっしゃっている。まさに、その気持ちが全てではないかと思う」。結局、「誤解」が意味するところを説明することはなかった。

 首相は14日夜、都内のステーキ店で自民党の二階俊博幹事長ら5人以上で会食した。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は「5人以上の飲食では、飛沫(ひまつ)が飛びやすくなる」と注意を呼びかけている。折しもその日、首相は観光支援策「Go To トラベル」の年末年始の一斉停止を表明し、「これ以上の感染拡大を食い止める」と国民に訴えていた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/a42ab8c1aad353c0d75144411eb750846e75463d
〝菅派〟自民議員「会食というが食事してない」に局アナがツッコミ「ホテル行ってヤってないみたいな話」
12/17(木) 22:31配信

 テレビ朝日の平石直之アナウンサーが17日、進行役を務めるニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA TV)に出演。菅義偉首相の〝8人会食〟問題で、自民党若手議員に強烈なツッコミを入れる場面があった。

 この日はゲストで、菅グループに所属する自民党の秋本真利衆院議員が招かれた。同議員は〝8人会食〟について「私が聞いているのは、総理が言われた通り、呼ばれて行ったら思った以上の人数がいた。そこで『まあ話をしていきなさいよ』ということになって、少し話をしたところが批判につながった」と説明し「私は批判は当然だと思うし、総理も反省しているとおっしゃられているので、こういうことは二度とないと思う」とコメントした。

 MCのお笑いコンビ「EXIT」兼近大樹が「会食って仕事なわけじゃないですか。今回の件も『仕事なんです』じゃヘンなんですか?」と聞くと、秋本議員は「仕事ですと言っているんですが、あまり報じられない。あと会食っていうんだけど、実際は食事していないんで。ほとんどのケースで」と言及した。

 秋本議員自身は15日に菅首相と〝会食〟しているが「新聞では『会食』となっているんだけど、食事一切せず。場所がレストランだっただけで、ずっと話をして総理からの質問も受ける。一通り話が終わったら、総理が炭酸水を一口二口飲んで席を立って出られると…」と釈明した。

 これに平石アナが「それは秋本さんの時そうだっただけで、全体的には当てはまらないから!」と割って入り「それはホテル行ったけどヤッてませんみたいな話と変わらない」と強烈なツッコミを入れた。

 これにはパネラーのパトリック・ハーランも「どういう例えしてんの!」と爆笑。スタジオからも「分かりやすい」の声が出ていた。

東京スポーツ

5969名無しさん:2020/12/18(金) 12:46:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5d9f39166c024f3f1ba03bf2173d5e4da91c8aa
自民党石破派の存続が決定 鴨下一郎元環境相ら「複数世話人体制」に
12/18(金) 0:08配信

 自民党石破派(水月会、19人)は17日の臨時総会で、石破茂元幹事長の会長辞任後の運営について協議し、派閥の存続を決めた。新たな会長は置かず、鴨下一郎元環境相らによる「複数世話人体制」の採用を了承した。派閥存続に伴い、石破氏を将来的に党総裁候補に担ぐ素地も残った。

 世話人にはベテランの鴨下氏に加え、中堅の後藤田正純、若手の福山守、冨樫博之各衆院議員と計4人が就く。他派との交渉役を担う事務総長らの役職は年明け以降、世話人を中心に決める。石破氏は顧問などへの就任を調整するという。

 執行部に若手2人が入ったことで、派内の権限がベテランから中堅・若手に移行した形だ。総会後、平将明衆院議員は記者団に「混乱はあったが、まとまるところにまとまった」と語った。ただ、一部のベテランらは当初、他派閥への移籍や派閥解散を模索した。15日には山本有二元農林水産相が派閥を「休会」するなど混乱が尾を引く可能性もある。

 石破氏は10月22日、9月の総裁選で最下位に終わった責任を取る形で会長辞任を表明。その後、後継指名された鴨下氏が固辞し、約2カ月にわたり派閥の方向性が定まっていなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b5da86619b9768189d5682197b3c79d18d208579
石破派、世話人体制決定 鴨下氏や後藤田氏ら4人
12/17(木) 17:05配信

 自民党の石破派(19人)は17日、国会内で臨時総会を開き、4人の世話人による集団指導体制で派閥を存続させることを正式決定した。

 会合には会長を辞任した石破茂元幹事長を含め14人が出席。ベテランから鴨下一郎氏、中堅から後藤田正純氏、若手から福山守氏と冨樫博之氏の4人を世話人に選出した。世話人で党や他派閥との交渉役となる事務総長などの執行部を決める。15日に休会届を提出した山本有二元農相らは欠席した。【立野将弘】

5970名無しさん:2020/12/18(金) 13:22:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c10fe20bbc4ab5abb184bff32c32b9bbe7c3014
広島3区 自民本部 斉藤氏支援で調整へ
12/17(木) 19:50配信

自民党本部が、次期総選挙の広島3区で、公明党の斉藤鉄夫副代表を支援する方向で調整していることがわかった。自民党の岸田文雄議員は党本部の選挙対策委員長と、16日に広島3区について協議した。岸田議員は、「これから公明党との協議を始めたい。来週ぐらいには協議が始まるということであった」と述べた。一方、自民党県連は石橋林太郎県議を候補者にすることを求めているが、自民党本部は、公明党との協力関係を重視。石橋県議を比例の名簿上位にすることを検討しているという。

最終更新:12/17(木) 19:50
広島テレビ ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/91d0aeb8ad1e602f6a6067d31023cc195118724d
次期衆院選広島3区、自民は公明・斉藤副代表支援へ
12/18(金) 6:57配信

 自民党は衆院広島3区について、次の衆議院選挙で公明党の斉藤副代表を支援する方向で検討に入りました。広島県選出の岸田前政調会長は、独自候補の擁立を目指す県連に配慮するよう党執行部に注文をつけています。

 広島3区をめぐっては、公職選挙法違反事件で離党し、公判中の河井元法務大臣の後任として自民党の広島県連が、来年の衆院選の立候補者となる支部長に県議の石橋林太郎氏を充てるよう党本部に要請しています。

 一方、自民党は、公明党の斉藤副代表を支援する方向で検討に入っていて、広島県選出の岸田前政調会長は「与党で協力して選挙に臨むことが大事だ」と党執行部に調整を促しました。

 「野党の票を足し上げますと8万票から9万票あります。それに勝つためには、与党で10万票取らなくてはいけない。(自公の票の)足し算が可能になる調整を丁寧にやらなければならない」(自民党 岸田文雄 前政調会長)

 岸田氏は、公明党の斉藤副代表が当選するには自民党員や支持者の票が不可欠だとして、広島県連の意向に配慮するよう党執行部に求めました。

 広島3区をめぐっては、このほか、立憲民主党からライアン真由美氏、NHKから国民を守る党から新藤加菜氏が立候補を表明しています。(18日02:41)

最終更新:12/18(金) 6:57
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/ebd60b86544a63ab79a6dcd87e0e195fe4a3fa13
自民本部 公明党・斉藤氏支援で調整 県連は反発 広島3区
12/17(木) 20:04配信

次の衆議院選挙広島3区をめぐり自民党本部が公明党の斉藤副代表を支援する方向で調整に入ったことがわかりました。

中本隆志広島県連副会長
「絶対に受け入れがたいし受け入れません」


河井克行被告の後任として公募で選んだ石橋県議を候補にするよう本部に要請していた自民党広島県連。


本部が公明党との調整に入ったという報道について岸田前政調会長から「そういう事実はない」と、17日朝連絡を受けたといいます。

宇田伸広島県連幹事長
「自民党というのは極めて科学的な選挙対策(世論調査等)をするので、公明党に絞った場合当選できないのではないかということがおそらく表れてくる」


渦中の石橋県議はあくまで小選挙区で戦いたいという姿勢を崩しません。


石橋林太郎広島県議
「自民党がしっかりと小選挙区で戦っていくというのが今まで応援してきてくださった方に対してもそうですし、また政党としての姿勢ではないかと思います」


一方、連立を組む公明党は斉藤副代表支援に向けた自民党本部の動きを歓迎しています。

公明党広島県本部 田川寿一代表
「自民党の党本部で自公連立を大切にしてくださっていると実感をさせていただいて、調整が進んでいるんだなと思った次第です」


果たして与党候補の一本化はできるのか。


広島3区にはこのほか立憲民主党新人のライアン真由美さんが立候補を表明しているほか、NHKから国民を守る党が新人の新藤加菜さんを擁立すると発表しています。

5971名無しさん:2020/12/18(金) 13:29:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/f848070901c8380e6c8d1b57d198d3641f958ffe
首相夜会食の余波、自民内で忘年会キャンセル相次ぐ
12/17(木) 19:34配信

 菅義偉首相が新型コロナウイルスの感染が拡大する中で自民党の二階俊博幹事長らと行った会食が批判を浴びたことを受け、自民党で忘年会などをキャンセルする動きが広がっている。党内には「首相への批判は少し過剰反応」(下村博文政調会長)との声もあるが、内閣支持率が下落傾向にある中、来年行われる次期衆院選への影響も念頭に襟を正した形だ。

 「(新型コロナ感染症対策)分科会は『会食は4人以下』と提言している。首相の会食をどのように考えるか」。17日に開かれた参院内閣委員会で、立憲民主党の塩村文夏氏は政府関係者にこう詰め寄った。

 野党が問題視したのは14日夜に東京・銀座のステーキ店で首相や二階氏、俳優の杉良太郎さんら7人以上が参加した会食。西村康稔経済再生担当相が「会食のクラスター(感染者集団)の8割以上は5人以上」と感染リスクに言及していたこともあり、ワイドショーなどで追及の的となった。

 西村氏は「一律に5人以上は駄目だと言っているわけではない」と釈明したが、首相は「国民の誤解を招くという意味では真摯(しんし)に反省している」と陳謝に追い込まれた。

 この影響で自民党では会食のキャンセルが続出している。二階派(志帥会)や岸田派(宏池会)、竹下派(平成研究会)の議員は17日に予定していた忘年会の開催を断念。22日に予定した首相と党役員の会食も中止となった。二階派幹部は「やったらマスコミの餌食になるだけ」とつぶやく。

 安倍晋三前首相が感染拡大時に約3カ月にわたって夜の会食を控えていたこともあり、感染者が増える中、ホテルなどでの会合が連日続く首相の動向がやり玉にあがったとの見方もある。

 国会で政府を追及する野党も事情は同じだ。同僚議員との懇親会を延期したという立民中堅は「距離感を縮めるには夜の会食が一番だが、致し方ない」と語る。一方、立民国対幹部は「支援者に誘われたら断れない。国会議員は会食が仕事のようなものだから、つらい」とこぼした。(今仲信博、豊田真由美)

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a3c7099e42193b2867932b3e5160e2356ca2f3a
菅総理は連日会食 自民党では忘年会など次々中止に
12/17(木) 19:00配信

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自民党では二階派や岸田派の忘年会などが軒並み中止になりました。

 「ウイルス対策を無視したステーキディナーで菅総理苦境に」というワシントン・ポスト電子版の見出し…。
 政府の分科会が控えるよう呼び掛けている5人以上での会食をしていた菅総理大臣。
 菅総理大臣:「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省を致しております」
 この会見の後、菅総理は日本料理店へ。横浜銀行の頭取らと3人で4人以下の会食をしました。すると、今度はフランス料理店へ。政治ジャーナリストの田崎史郎さんらと4人での会食でした。
 政治ジャーナリスト・田崎史郎氏:「(Q.マスク会食ですか?)そりゃそうでしょう」「(Q.具体的にはどういった?)食べている時は外して、食べて。しゃべっている時はマスクしてる」
 今月に入って連日のように夜、会食をしている菅総理。はしごする日も少なくありません。相手は政治関係者や有識者らで、意見交換をして政権運営の参考にしているとみられています。
 自民党では二階派や岸田派の忘年会など大人数での会食や夜の会合が17日、軒並み中止と決まりました。西村経済再生担当大臣は改めて大人数での会食に注意を呼び掛け、年末年始は静かに過ごすよう求めました。

テレビ朝日

5972名無しさん:2020/12/18(金) 19:57:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9de7506aa85ceaec42a79ebd7b6a6e3df95b3c8
「国民の当たり前の感覚」に寄り添う総理とは 菅首相の大人数会食と安倍前首相のコラボ動画に思うこと
12/18(金) 17:01配信

菅首相の“銀座8人会食”が呼んだ大きな波紋
12月14日夜、菅首相は、記者団から今年の漢字について聞かれ、「私自身は国民のために働く内閣、こう銘打っています。ですから働く『働』という字」と答えた。しかし、その後の行動は「国民のために働く」という言葉に照らして物議を醸すものであり、改めて国のトップが「国民の当たり前の感覚」に寄り添うことの意味を考えさせられるものとなった。

この日、菅首相はGoToトラベルを12月28日から1月11日まで全国で一時停止すると表明した上で、記者団に対し「ぜひ国民のみなさんは年末年始静かにお過ごしいただいて、コロナ感染を何としても食い止めることにご協力いただきたい」と語った。

そして官邸を出た菅首相は、東京・銀座のステーキ店に入り、自民党の二階幹事長や林幹事長代理、プロ野球ソフトバンクの王貞治会長、俳優の杉良太郎氏、タレントのみのもんた氏らとの会食に参加した。しかし、政府が5人以上の会食のコロナ感染リスクの高さを指摘し大人数での会食をできるだけ控えるよう呼びかける中、菅首相が8人ほどでの会食に参加したことについて、国民の間に疑問と批判の声が広がった。

政府自民党からは擁護の声 「菅首相は会食メンバーを知らなかった」との指摘も
ただこの会食については、菅首相も決して積極的に参加したわけではないという見方もある。菅首相は予定より大幅に遅れて店に姿を現し、飲めない酒は無論避け、ステーキなどを食すと約45分間で店を後にしたという。菅首相自身も16日、「挨拶をして失礼しようと思ったが、結果的に40分程度残って話をする結果になった」と民放の番組で釈明した。

さらに政府自民党からは首相を擁護する声が相次いだ。西村経済再生相は「一律に5人以上の会食がダメと言っているわけではない」と指摘し、下村政調会長は極端な会食の自粛につながることへのけねんを示した上で「感染拡大に十分配慮しながら総理が会食することについて批判するのはちょっと過剰反応」だと首相をかばった。また森山国対委員長は、主催者以外の出席者は会食の人数を必ずしも分からないと指摘し、主催者の側が菅首相に配慮すべきだったとの認識を示した。

実際、この会食は二階幹事長が音頭をとって開催されたもので、誘われた側の首相は二階幹事長ら以外の出席者について把握していなかったと関係者は説明している。また「二階幹事長がいると断れないだろう」と菅首相の胸中を察する声も聞かれた。

5973名無しさん:2020/12/18(金) 19:57:43
>>5972

前回の会合に出席していたのは安倍前首相
そして参加者の一人は、この会は定期的に開催しているものの、菅首相は今秋に首相になって以降はじめてメンバーに入ったことを明かしている。その言葉の通り、約5カ月前の7月22日に行われたほぼ同様のメンバーでの同じ店での会食には菅氏の姿はなく、当時の安倍首相が、官邸での新型コロナウイルス対策本部を終えたその足で出席していた。

そうした形の会だけに、常日頃から相手を問わず幅広く面会や会食をし、意見を聞いて回っていると菅首相にとっては、今回の会食も「国民のために働く」行動の一環という意識だったのかもしれない。

しかし安倍前首相の参加した7月22日の会食は、東京を除く地域でGoToトラベルの運用を開始した日だったにも関わらず、東京都での感染者数が再び増加に転じていたという社会的な緊張感もあってか、首相の参加に対する疑問の声も一部から聞かれていた。

となると今回はGoToトラベルの停止を発表した直後であり、政府が国民に大人数の会食をできるだけ控えるよう呼びかけている中だけに、国民からの菅首相への批判が大きくなるのは、当然と言えるかもしれない。

思い出される安倍前総理のコラボ動画
今回の菅首相の会食に対する批判の多くは、普段感染を避けるため大人数での会食などを我慢している「国民の気持ち」をわかっていないという趣旨のものだ。その点で首相の行動は悪気がなくとも、国民の心情を逆なでするかのように誤ったメッセージを与えてしまったように映る。

そう考える中で、私は以前にも似たような印象を受けた経験を思い出した。安倍前首相が今年4月7日に埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、福岡の7都府県に対して緊急事態宣言を発令したあと、若者の町中での感染が問題になっていた最中に、若者への「不要不急の外出自粛」を呼びかけるために4月12日にSNSに投稿したミュージシャンの星野源さんとのコラボ動画だ。

このコラボ動画は首相周辺の官僚の発案で行われたが、投稿から一日経った時点で35万を超える「いいね!」が付くなど多くの人に届いた反面、安倍前首相が自宅でくつろいでいるように見える動画内容が国民からの反感も招いた。後に安倍前首相は会見で「若い方の感染が増えている中で自宅での自粛を伝える取り組みとして様々な工夫をした」と経緯を説明した上で「批判があった。賛否両論あった」と振り返っている。

当時、官房長官だった菅首相はこの動画に直接関わっていなかったものの、「多くの人にメッセージが伝わることを期待している」「SNSの発信は極めて有効である」と会見で首相を擁護していた。しかし水面下では安倍前首相に対して「コラボ動画の件も含め、政権の危機管理案件なので細かいことも相談してほしい」という趣旨の苦言を後に呈したという。

5974名無しさん:2020/12/18(金) 19:58:05
>>5973

コラボ動画と多人数会食に感じる共通点
その菅首相自身が批判を受ける側になった今回の会食と、安倍前首相のコラボ動画に共通しているのは、他意や悪気は無くても結果的に国民に誤った印象を与えてしまい、「国民の気持ちをわかっていない」という反発につながってしまったことだと思う。

菅首相が感染予防と経済との両立のための政策推進に苦慮してきたように、「国民」と一口に言っても職種も立場も違えば考え方も異なるため、すべての国民の気持ちに同じように届くメッセージを発信するのは至難の業かもしれない。

しかし、安倍前首相のコラボ動画は緊急事態宣言の発令下であり今回はそこまでに至っていないという状況の違いを差し引いても、菅首相の会食は、官房長官としてコロナ対応を含む危機管理を担い安倍前政権を支えてきた人物らしくない判断だったように思う。

菅首相「国民の誤解を招き真摯に反省している」
会食に対する世間や野党からの批判の高まりを受けて菅首相は16日、記者団の取材に応じ、会食は適切だったか問われ「まず他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省をしている」とだけ述べた。しかし、どの部分に関して国民の誤解を招いたと思っているのかについては説明しなかった。

このように菅首相が短いコメントに留めたことについて、周辺は「端的に反省していると述べたことが良かったという見方もできる」とした上で、「いろいろ説明すると長いと言われるかもしれないし、言い訳めいて聞こえるかもしれない」と解説した。

総理大臣に必要な「想像力」
菅首相は、就任当日の9月16日の記者会見で「私は常々、世の中には国民の感覚から大きくかけ離れた数多くの当たり前でないことが残っている、このように考えてきた」「国民から信頼される政府を目指していきたい」と決意を述べた。

その日からちょうど3カ月が経った日に発した「国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省をしている」という言葉。人が何を当たり前と思い、何が信頼に値すると思うかは基準が異なると思うが、信頼を築いていくために、国民とのコミュニケーションを図ることがマイナスになることはないのではないかと思う。

首相の官邸でのぶら下がり取材は、記者会見や会議での発言以外に、国民が首相の考えを知るための貴重な機会の一つであり、逆に首相が国民に対して思いを伝える絶好のチャンスでもあるはずだ。

何かを伝えようとしたり、お願いしたりする上で必要なことは、自分の発言や行動の前に、まずは相手がどう思うか、気持ちを想像することではないだろうか。菅首相が「国難」とも表現した新型コロナウイルスとの戦いを乗り越えて行くために必要なことは、国民が納得し認識を共有した状態で取り組みを進めていくことであると思う。今後の首相の行動の変化の有無や、国民への発信の内容と姿勢について、1人の記者として現場でしっかりと感じ取って行きたい。

(フジテレビ政治部 総理番記者 亀岡晃伸)

亀岡 晃伸

5975名無しさん:2020/12/18(金) 20:10:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0b7d91a2f3531262371c1e04e759909794d2550
芸能人らとの“8人会食”、GoTo一時停止にも批判…内閣支持率の低下に“菅グループ”のメンバーは…
12/18(金) 14:28配信

 16日に就任から3カ月を迎えた菅総理。共同通信の最新の世論調査によれば、内閣発足直後の9月には65%を超えていた支持率は、12月初旬には50.3%に下落している。背景は、自身の肝いり事業だった「GoToトラベル」の突然の方針転換など、新型コロナウイルス対策への批判がありそうだ。

 また、今週に入ると「国民のみなさんにおかれましては、年末年始は静かにお過ごしいただいて、コロナ感染をなんとしても食い止めることにご協力いただきたい」と呼びかけた数時間後の“8人会食”も波紋を広げた。記者からの問いかけに「他の方との距離は十分にあったが、国民の誤解を招くという意味においては真摯に反省いたしている」と陳謝した菅総理だが、「支持する」を「支持しない」が逆転してしまったという調査結果もあるという。

 17日の『ABEMA Prime』では、自民党内の“菅グループ”で中核を成す「ガネーシャの会」メンバーの秋本真利衆院議員、そしてテレビ朝日政治部の官邸キャップ・吉野真太郎記者に話を聞いた。

■「会食」をめぐって、菅総理、さらに自民党内に“緩み”?
 まず秋本議員は、総理が「会食」に参加することの意義を次のように説明する。

 「よく“高級店を一日で何軒も回って”と批判されるが、実際にはほとんど食事はしておらず、いわば会議をはしごしている感じだ。分刻みの忙しいスケジュールの中で動いているので、夕方以降の場合、総理サイドからは“食事をしながら待っていてくださいね”と言われる。私も15日の夜にレストランでお会いしたが、菅さんはペーパーを見ながら20分間、何も食べずに私やエネルギーの関係者の話を聞いていた。それが一通り終わると、ペリエか何かを一口か二口飲み、席を立って出ていった。

 菅さんは芸能関係者や旅行関係者など、様々な人から話を聞き、それを素早く政策に展開することで成果を出してきた人。誰かと会って話を聞くのは必要なことだし、その意味では仕事なのだが、そうした点はあまり報じられない」。

 その上で、問題視されている王貞治氏やみのもんた氏らとの“8人会食”については「総理がおっしゃった通り、この時も呼ばれたので行ったということだったと聞いている。行ってみると思った以上に人がいたが、“まあまあ、話をしていきなさいよ”ということだったようだ。ただ、私がお会いした時には総理サイドから“感染予防の観点から、必ず総理を含め4人以内にしてください”と厳命された。その意味では総理サイドのコントロール下ではない部分や“脇の甘さ”があったのだろうし、批判されるのは当然だ。真摯に反省しなければならない。そこは 菅さん自身も“反省する”とおっしゃっていたので、もうこういったことは起こらないと思うし、食事の場ではなく、本来の会議のような形にしていくことも一つの方法だ。

 それから、これは言ってしまって大丈夫かなとは思うが、あえて言う。私は万が一にも総理にそういう思いをさせてはいけないという思いを持っているので、総理サイドの指示にも従った。しかし今回、このような形になってしまった場には政治家も少なからずいたわけだ。そうした方々には、総理と同様に深く反省してもらいたいと思っている」と指摘した。

 秋本議員の話を受け、吉野記者は「苦しいとは思うが、秋本さんはフェアだと思う。確かに、あの場には二階さんや、その側近の林(幹雄)さんもいた。菅さんも甘かったが、自民党の上の人たちも緩んでいると思う。芸能界から知識を、という説明は苦しいし、やはりこれは“忘年会“だ。そして、誰も止めなかったのかな、大丈夫なのかなと思ってしまう」と、自民党内の“緩み”に苦言を呈した。

5976名無しさん:2020/12/18(金) 20:10:55
>>5975

■支持率低下は学術会議がきっかけとなり、GoToが後押し?
 その上で、直近の内閣支持率について秋本議員は「新型コロナウイルスの感染再拡大と共に不支持率も上がってくるだろうと予想はしていた。しかし想定以上だ」とコメント。

 「与党の議員として良い気分はしないし、総理もそうだろうと思う。支持率低下を何とかしなきゃと思う反面、支持率だけを見て判断するのは間違っていると思う。後から振り返って、ああだったね、こうだったねということは誰でも言える。厳しい批判を受けたとしてもやらなければならないことはあるし、そこは耐え忍び、あとで振り返ったら、“やって良かったね”と言ってもらえる決断をしていきたい。GoToだって、当初はものすごく批判されたが、コロナが少し収まった後は評価されていたと思うし、特に旅行業界、観光業界の方々には喜んでいただいたと思う。だからこそ、私の事務所にも観光業関係の方から“なんでGoToを止めたんですか。批判があっても続けてもらいたかった”と涙ながらに訴えてくる方もいた。再流行の兆しが見えてきたので、稼ぎ時の年末年始が近づく中、ギリギリの判断だった。逆に、止める判断が遅すぎるという批判も頂いた。政権与党としては両サイドの意見を聞きながら、その時その時で“これがベストだよね”という選択をしていかなければならない」。

 また、菅総理が指摘される“説明不足”に関しては、「菅さんは国民から見て丁寧ではない、分かりにくいところが昔からある。そこは少しでも伝わりやすくなるようにと、私も会う度に話をしている」と話した。

 支持率については、吉野記者も「ここまで下がるとは思わなかった」と話す。

 「政権発足時には“安倍政権の継承だ”と言われていたが、取材をしていると、内実は全く異なっていることがわかる。“安倍一強”と言われつつも、これは安倍さんマター、これは菅官房長官マター、そしてこれは誰々さんマター…と分担があった安倍政権に対し、菅政権はあれもこれも全て菅さんマター、という印象だ。そして、良い意味で菅さんは“せっかち”で、まどろっこしいことが嫌いな人。要は“結果重視”の上司なので、“令和おじさん”とか“秋田から上京してきた苦労人”とか、そういうふわっとした期待だけでは国民からの信頼は得られないと言って、当初の支持率爆上げにも浮かれた様子はなかった。だからこそ、たった3カ月だが成果が出ている菅さんマター案件もある。それが今はちょっと、という感じだ。

 そして転換点を挙げるとすれば、私は学術会議の問題だったと思う。こう言ってはなんだが、学術会議の問題は多くの国民にとってはあまり関係がない。しかしあの時、丸顔のおじいちゃんだと思っていた菅総理の人事権という刀が見えたことで、国民にも強面の部分が見えてしまった。これがきっかけではないか」。

 こうした世論への反応か、さっそく自民党内での“不協和音”を示唆する報道もある。

 吉野記者が「菅さんと二階さんとの間に溝が、という報じられ方をしたが、実際には二階派の人たちがGoToの一時停止を聞いていなかったという話だ。菅さんの判断がそれほど急転直下だったということだが、“止めた後どうするんだ、ちゃんと対策はあるんだろうな”と、決め方のプロセスに納得していないということだと思う。菅さんは官房長官時代からそうだが、決めるまでは“決まっていない、考えていない”と言う。今回もGoToを止めたくはなかったのだと思うし、“考えていません”が本心だったのだと思う。緊急事態宣言だって、決めるまではいくら聞いても“考えていません”と言うだろう」との見方を示すと、秋本議員は「先ほども言ってしまったが、二階派にはちょっとそういうところがある。本音を言ってしまうのは不安だが…」と苦笑していた。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

5977名無しさん:2020/12/18(金) 20:59:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/83f0ece3047189aba8f5453097f66c2c8b3559f9
国民代表選に「嫉妬した」 自民も推薦人不要に 野田聖子氏
12/18(金) 19:42配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は18日、時事通信の取材に応じ、当選1回で国民民主党の代表選に立候補した伊藤孝恵参院議員について「ちょっと嫉妬した」と明かした。

 伊藤氏は敗れたが、推薦人不要の同党代表選を「それいいな」とうらやんだ。野田氏は今年9月の自民党総裁選など過去に何度か出馬しようとしたが、立候補に必要な推薦人20人を確保できず断念した経緯がある。

 野田氏は「自民党ももう少し近代的になってほしい。私が党総裁になったら次からは推薦人をなしにして、多様な自民党を見せる」と語った。

5978名無しさん:2020/12/20(日) 00:25:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/474e4425eac52f04ce1d4994eec0b2950a367f3c
菅総理がNHKに「ヤバすぎる圧力」…現場は警戒レベルをあげている
12/19(土) 7:02配信

 「桜を見る会」をめぐる安倍晋三前総理の政治資金規正法違反疑惑に関し、NHKが報道をリードしている。前夜祭の費用のうち、800万円超を安倍事務所が負担していたことなどをすっぱ抜いた。

 局内は特ダネ連発に沸いているかと思いきや、こんな噂で持ちきりなのだという。

 「どうやら官邸、いや菅総理が直接、理事クラスの幹部に『安倍の疑惑をもっとやれ』と『逆圧力』をかけているらしい」

 これが一挙に信憑性を増したのは、12月1日、吉川貴盛元農水相の収賄疑惑が報じられたときだ。

 新聞や民放が続々と詳報する中、NHKは2日正午のニュースでようやく後追い。

 『ニュース7』『ニュースウオッチ9』では、番組終わりに一言伝えただけで、世間の盛り上がりと不釣り合いな扱いの小ささだった。

 「吉川氏は菅総理と初当選同期で、9月の自民党総裁選では菅陣営の選対事務局長も務めた。さらには二階派の事務総長でもあった。総理や二階(俊博)幹事長と親しい吉川氏のことは報じず、安倍疑惑は特集扱い。バランスを欠いています」(NHK中堅職員)

 編成方針に疑問を抱いた職員たちの間には、「体調が戻って政権に口出しするようになった安倍前総理を牽制するため、菅総理とその周辺が局上層部に注文をつけている」との見方が広がった。

 かねて菅総理と近いと言われる読売新聞が、NHKと同様に安倍前総理の疑惑ばかりを大きく報じたことも「傍証」となった。

 菅総理には、官房長官時代にNHKの番組内容や人事にまで口を出したとされる「前科」がある。

 「おまけに現在のNHK上層部には、元政治部長の小池英夫理事をはじめ、菅総理と携帯で話せる幹部が複数いる。現場が警戒するのも無理はありません」(前出の中堅職員)

 今なお周囲に「『マスコミはコントロールできるんだ』と豪語する」(官邸スタッフ)という菅総理。NHK支配もすっかり堂に入ってきた。

 『週刊現代』2020年12月12・19日号より

週刊現代(講談社)

5979名無しさん:2020/12/20(日) 01:32:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f4452643075626373ed0fec3d63fd8c617e6a77
裏切り者、うそつき…細野豪志がそれでも政党を渡り歩くワケ〈dot.〉
12/19(土) 7:00配信
AERA dot.

(構成=たかまつなな)

5980名無しさん:2020/12/20(日) 02:14:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b6002d348c224dc5bf4c090e63b9e836f9a6001
田原総一朗が勧める?“岸田の乱”「岸田が安倍に殴り掛かったら人気出ると思うよ」
12/18(金) 19:01配信

ジャーナリストの田原総一朗が12月14日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演。安倍前首相との水面下でのやり取りについて明かした。

この日の同番組では、菅政権の現状などを田原が語っていたが、その流れで前政権時の秘話について明かす場面があった。

垣花:ずいぶん前に安倍さんが、田原さんに「ポスト安倍」について聞いたそうですね

田原:2年前、彼が再選されたとき「田原さん、ポスト安倍は誰がいいと思う?」って聞くのよ。「本気の本気、ど真剣」って言うから、僕は「菅がいいと思う」と。なぜか。「彼はエリートじゃない。エリートじゃない人はだいたい、他人の足を引っ張ったり変な野心を持ってる。でもそれがないからあなたは7年も官房長官に使っているんじゃないか?」……すると、「僕もその通りだ」と

垣花:そういうやりとりが直接あったんですね

田原:ただその時は、いずれ気持ちが変わるかもしれないから菅には言わなかった。それで、今年の4月に緊急事態宣言した後に、安倍さんに「あなた最近、気持ちが変わったんじゃないか? 菅が面倒くさくなって、岸田に変えたんじゃないかと新聞に書かれてるが?」と聞いた。そしたら「田原さん、岸田はどう思う?」と逆に聞いてきたので、「人柄はいいと思う。ただ禅譲を狙って最近ベタベタしているのが気にいらないね」と答えた。そしたら、「田原さんが気に入らない人を僕がポスト安倍にするわけないじゃないですか」と。

垣花:へー!

田原:「2年前と気持ちは変わらないか?」「変わらない」……その晩、初めて菅さんに電話した。「ポスト安倍はあんただよ」って。「えー? 本当ですか?」ってびっくりしてた

テリー:当時、岸田さんって自分がなると思ってましたよね

田原:まぁ、やらしてもらえると思ってただろうね。お世辞ばっかり言ってた

テリー:いわば、岸田さんは裏切られたというか……。どう思ってるんですかね

田原:そこが岸田のダメなところ。裏切られたら安倍を殴るとかすればいいじゃない

垣花・テリー:はっはっは(笑)

田原:ここで岸田が安倍に殴り掛かったら、岸田は人気出ると思うよ。「あんたは信用できない!」とか言えばいいのに

垣花:なるほど〜。パフォーマンスだったとしてもね

5981名無しさん:2020/12/20(日) 02:19:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3058a329e5588349581fef6e754468a0825c6bb
安倍前首相をけん制…菅義偉総理は「長期政権の野心」マンマン!
12/19(土) 9:02配信

パンケーキが好きな「令和おじさん」。そんなイメージは選挙向けの虚像にすぎなかった。菅義偉総理(72)が就任してから3ヵ月。次第に本性を露(あらわ)にし始めた。

「安倍晋三前総理(66)が体調不良で辞任した後、1年間の暫定政権として発足したのが菅政権でした。ところが、ここにきて、『菅再選』に向けた流れが生まれています。岸田派を率いる岸田文雄元外相(63)は、地元・広島で離党した河井克行氏の選挙区(広島3区)を公明党に奪われそうで、自派閥内から突き上げを受ける始末。石破茂元幹事長(63)も派閥会長を辞任しました。
安倍前総理は体調が回復したとして政治活動を再開し、『ポスト菅』と言われ出した矢先に、昨年の『桜を見る会』の問題が再燃した。10ヵ月後に控える総裁選で、菅総理と互角に戦える存在はいなくなったのです」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)
次々とライバルが消えていく。絵を描いているのは、菅総理自身と菅政権の生みの親、二階俊博幹事長(81)である。
「菅総理も二階幹事長も公明党と太いパイプを持っており、広島3区に公明党が斉藤鉄夫副代表を擁立することはすでに了承しているはず。公明党は広島で選挙区を持つことが悲願ですし、二階幹事長にしてみても、無派閥だった河井氏の代わりに岸田派の代議士が誕生するより、公明党のほうが都合がいい。
安倍総理の『桜』問題も、元は東京地検特捜部からのネタでしょうが、菅官邸は読売新聞とNHKにどんどん報じるよう発破をかけているそうです」(全国紙政治部デスク)
菅総理は二階幹事長の存在を頼みにする。だが、服従する気はサラサラない。その姿勢が垣間(かいま)見えたのが、吉川貴盛元農水相の「不正献金」疑惑だった。
「河井夫妻の買収疑惑の捜査で地元の養鶏業者『アキタフーズ』を家宅捜索した際に押収した資料から、不正献金疑惑が浮上しました。そこから特捜部が捜査に着手しましたが、菅官邸はこれを『黙認』しています。結局、吉川元農水相は体調不良を理由に二階派の事務総長を辞職。
さらに、アキタフーズから豪華な接待を受けたとして、二階派で元農水相の西川公也内閣参与も辞任に追い込まれました。肥大化を目指す二階派にとっては大きなダメージです」(全国紙社会部記者)
無派閥の菅総理は党内基盤が脆弱(ぜいじゃく)だと指摘されてきたが、逆に派閥の力を削いでしまえば、政権を脅かす存在はいなくなる。将来的には、高齢の二階幹事長の派閥を乗っ取ることさえ画策しても不思議ではない。
巧妙な菅総理の権力掌握に唯一抵抗するのは、麻生太郎副総理(80)だが――。
「麻生派には目立った総裁候補は河野太郎行政改革担当相(57)しかいません。その河野氏は菅総理とも昵懇(じっこん)の仲で、同じ神奈川選出の菅総理は自らの後継に考えているのではないか。河野氏も麻生派に縛られない独自の政権構想を持っている。つまり、麻生副総理には意のままにできる後継者がいないのです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)
新型コロナ第3波で支持率は急落したが、与野党ともに菅総理に対抗できる人材はいない。気がつけば、菅一強。本当は恐ろしい「令和おじさん」なのである。

『FRIDAY』2020年12月25日号より

FRIDAYデジタル

5982名無しさん:2020/12/20(日) 02:31:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1750838df6deb34456780be71cbc1ed0d4f8eb1
安倍前首相の国会招致は菅・二階連合の策略?「首相の承諾なしに党幹部がオッケーするワケない」自民党で疑心暗鬼〈週刊朝日〉
12/18(金) 22:40配信

 東京地検特捜部が捜査している安倍晋三前首相の桜を見る会の「前夜祭」の補填問題。特捜部は安倍前首相に事情聴取を要請するとされ、捜査は大詰めを迎えた。

 そして安倍前首相を国会に招致して尋問することも決まりつつある。

「安倍前首相の地元の支援者に、安いパーティ代金しかとらず、残りを事務所で年間も補填していた構図。公設秘書が容疑の大筋を認めているが、監督者として安倍前首相がどの時点で補填を把握していたのか、そこがポイント」(捜査関係者)

 しかし、安倍前首相自身の刑事責任を問うのは、難しいようで政治資金規正法違反(虚偽記載)でおさまりそうな方向だ。

  これまでの「補填はない」としていた安倍前首相の話についても国会答弁なので「偽証」には問われない。今、自民党でギクシャクしているのは、安倍前首相の「国会招致」だ。

「年内で安倍前首相の疑惑は終わって、いよいよ新年という時に、なぜ党は国会招致に同意するんだ」

 こう不満をぶちまけるのは、安倍前首相のもとで閣僚も経験した自民党のベテラン議員。安倍前首相の派閥、清和会の所属議員もこう憤慨する。

「菅首相は、問題になっているステーキ8人会食も『二階幹事長と親しい方の集まりだから、挨拶に行った』と話しているようだ。だいたい安倍前首相の国会招致なんて、菅首相の了解なしで、党幹部がオッケーするわけない。菅首相が親しい二階氏、森山国対委員長と通じて国会招致となったのではないか。安倍前首相の3度目の登板を阻もうとする、策略か。誰の支援で総理の座についたか、わかっているのかと言いたい」

 菅首相・二階幹事長連合と安倍前首相の出身派閥・清和会との対立。それを如実に示すのが、菅首相とコロナ担当の西村康稔経済再生担当相の関係だ。菅首相は安倍政権時代から西村氏とはソリが合わなかった。西村氏は清和会所属で安倍前首相とも近い。組閣では西村氏外しも検討されたが、新型コロナウイルス対応の継続性を考慮して、再任した。

11月から新型コロナウイルスがさらに拡大。Go To トラベルなど経済対策への批判が吹き荒れる中、菅首相は、周囲にこう漏らしたという。

「新型コロナウイルス感染症対策分科会 尾身茂会長と一緒のことばかり言っている。経済を考えていないなどと西村氏への不満を漏らしている。新型コロナウイルス対応が事前にメディアに漏れるのも、西村氏ではと疑っている」(前出・自民党閣僚経験者)

 清和会では、桜を見る会「前夜祭」立件で安倍前首相の3度目の登板が難しい情勢と見られている。そうなると、100人近くの清和会派閥で「次の勝てる候補」が必要だ。そこに名前が上がるのが、西村氏だ。

「菅首相は二階氏との太いパイプを背景に清和会をコトを構えるつもりなのか。菅首相の西村氏への冷たさは、どういうつもりなのか。清和会にとって西村氏が未来の総理総裁候補なので、潰そうとしているのか。コロナで大変な中、会見すら満足に開けず、二階氏らとステーキ食って反省と頭を下げる菅首相には、ガッカリ。清和会だけでなく麻生派、竹下派など菅首相を推した派閥でも『菅首相は失敗』との声もあがるほどだ」(前出・清和会所属議員)

 永田町で政局が勃発しそうだ。
(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事

5983名無しさん:2020/12/20(日) 02:35:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f0041176ead6aa00a85559b650bd4f084358d4e
菅首相が「国民の誤解」と言ってのけた二階氏との「ステーキ忘年会」はGo To停止を詫びる「手打ち」だったのか
12/19(土) 7:05配信

 菅義偉・首相は「勝負の3週間」で大敗を喫した。新型コロナの感染拡大が止まらず、感染者数が過去最多を更新し続けているのにGo Toキャンペーンを続け、支持率が急落すると慌てて一時停止を打ち出し、今度は自民党内で反発を招いている。「勝負」などと格好つけてみたものの、何もしなかったことのツケが回った。しかし、このツケを払うのは国民だ。ジャーナリスト・武冨薫氏が国民の命と生活を犠牲にする政権の内幕をリポートする。

 * * *
「勝負の3週間」が始まった11月25日、菅首相は国会でこう語ってGo Toキャンペーンの見直しを否定していた。

「政府の役割は国民の命と暮らしを守ることだが、暮らしを守らないと命も守れなくなる。地方のホテル、旅館、バス、タクシー、食材提供業者、土産店など全国に900万人おり、Go Toトラベルで何とか雇用を維持してきている」(衆院予算委員会集中審議)

 その後も首相は、感染症対策の国際的権威である尾身茂氏(新型コロナウイルス感染症対策分科会会長)が再三Go Toの再考を求め、中川俊男・日本医師会会長が医療崩壊の危機を訴えても、「トラベルが感染拡大の原因であるとのエビデンスは存在しない」と頑なにGo Toを中止しようとしなかった。そればかりか、コロナ対策の補正予算でGo Toトラベルの期間延長に1兆円を計上して逆にキャンペーンを拡大する方針さえ打ち出した。そんな金があるなら医療体制の充実や医療従事者への手当に回すべきだというのが大半の国民の気持ちだろう。

 ところが、「勝負の3週間」が終わる2日前の12月14日、菅首相はいきなり方針を大転換する。夕方の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議で「年末年始の全国一斉Go To停止」を表明したのである。

 推進派が仰天したのも無理はない。この日の午後まで、菅首相はGo To停止のそぶりは全く見せていなかったのである。首相は官邸で宮坂昌之・大阪大免疫学フロンティア研究センター招聘教授と昼食をともにした。免疫学の第一人者で、「日本人はこれまで風邪のコロナに何度もかかり、交差免疫により新型コロナの感染や重症化を抑えている」という説を唱えていることで知られる。Go Toキャンペーンについても、〈過度な自粛は経済的な閉塞につながるなど弊害が少なくありません。旅行という行動自体では、コロナの感染は増えません。旅先で羽目を外すから感染を広げてしまうのです。「Go To」の実施で感染が再拡大するのは想定されていたこと。それでも感染症対策を十分行った上で、経済対策もやっていかざるを得ない〉(『週刊朝日』、12月11日号のインタビュー)と語っている人物だ。

 さらに会食後、首相はコロナ治療の最前線となっている新宿区の国立国際医療研究センターを視察。視察後の会見で分科会の尾身会長が大阪、札幌でのGo To一部停止に「ステージ3」相当の東京、名古屋を加えるように求めていることについて聞かれると、

「まだ決まっていません。ただ、分科会からは、ステージ3に相当するところには、そうしたことも必要だと提言を受けております」

 と語っただけだ。その数時間後に方針を大転換した動機は、その日発表されたNHKの世論調査で内閣支持率が42%に急落、前月から一気に14ポイントも落ち込んだことだったという。Go Toトラベルについても「いったん停止すべき」という意見が79%に達していた。官邸はこれに衝撃を受けた。

「支持率42%というのは安倍政権末期に近い数字。ハネムーン期間といわれる総理就任100日間も終わっていないのに、NHK調査でここまで下がるとは予想していなかった。このニュースで総理の周辺がにわかに慌ただしくなって、夕方の感染症対策本部の会議で重大発表するという話が官邸内に伝わって緊張した」(官邸スタッフ)

 Go To停止を発表すると、菅首相はこの日2回目の記者会見を開き、こう語った。

「今日、(新規感染者が)3000人を超えるなかにあって、年末年始というのは、集中的に対策を講じられる時期だというふうに思いました。そうした中で、Go Toトラベルを全国一旦は停止すべきであるという決断をいたしました。年末年始には、医療機関の体制も、どうしても縮小せざるを得ない、そんな状況になります。是非、国民の皆様におかれましては、年末年始、静かにお過ごしいただいて、このコロナ感染というものを何としても食い止める。そうしたことに御協力いただきたい、そういう思いのなかで自ら判断しました」

 そんな行き当たりばったりの対応だから、当然ほころびが出る。首相の“心変わり”に、今度は自民党の最高実力者で首相の後見人である二階俊博・幹事長の周辺が騒ぎ出す。

5984名無しさん:2020/12/20(日) 02:35:40
>>5983

「総理は何考えているんだ」

 二階派幹部は菅首相への怒りを隠さない。少し背景の説明が必要だろう。二階氏は全国約5500社の旅行代理店を束ねる社団法人「全国旅行業協会」会長を長年務め、「観光業界のドン」と呼ばれる。2015年には国会議員や旅行業者など3000人の大訪問団を率いて訪中、2018年には観光関連団体幹部を率いてロシアを訪問するなど、インバウンドによる観光振興の旗を振ってきた。

 その二階氏と菅氏は、もともとGo Toで“盟約”を結んでいた。菅氏は安倍内閣の官房長官時代、コロナ対策の主導権を握るために二階氏と手を組み、経済再生策の切り札としたのがGo Toキャンペーンだ。当初は安倍氏が信頼を置いていた経産省がコロナ対策のとりまとめ役だったが、「持続化給付金」をめぐる丸投げ問題で批判されると、Go Toトラベルは二階氏の影響力が強い国土交通省、観光庁の所管とし、そこから菅氏と二階氏のタッグはキャンペーンを強力に推進してきた。安倍内閣の閣議決定では、Go Toなどの経済対策は「感染症の拡大が収束し、国民の不安が払拭された後」に実施する方針だったのに、感染第2波のさなかにあった7月にキャンペーンは見切り発車された。

 そして9月の自民党総裁選では、二階氏の支援を受けた菅氏が圧勝する。つまり、Go Toは菅氏にとって、「総理の椅子の代金」のようなものだったのだ。だから感染拡大を無視して続けてきたというのが政界の多数派の見方だ。だからこそ、首相の“心変わり”に二階派幹部が怒っているのだろう。こう続けた。

「二階さんは修羅場を何度もくぐり抜けてきた老練な政治家だから、菅さんの苦境はわかる。だが、年末年始のかき入れ時に全国で停止されると観光関連業者が苦境に陥るのは明らかだ。業界の救済策も決めないまま、子供みたいな稚拙なやり方でいきなり停止を発表したことで、旅行者も観光業界もパニックになった。これまで二階さんは菅さんの政治手腕を評価してきたが、今回のことで信用できなくなった。

 二階さんにとって観光業界の900万人は大事に育ててきた政治基盤だ。しかも、来年は総選挙もある。総理が観光業界の雇用と暮らしを切り捨てるということは、二階さんを切り捨てるのと同じ意味になる」

 貧すれば鈍す。菅首相はGo To停止を発表した日の夜、“関係修復”のために二階氏らとステーキ会食をしたが、政府が国民に求めている「5人以上の会食を控える」に反する多人数だったことから、さらに批判を招いて支持率は危険水域に落ちる。菅氏は会食について「国民の誤解を招いた」と語ったが、もし誤解があるとすれば、なぜ急にキャンペーンを中止したか、なぜ二階氏とステーキを食べなければならなかったか、その隠された永田町の事情についてだろう。

5985名無しさん:2020/12/20(日) 02:51:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/14158577530b7b82e1ec65f9778fdb77a1c3eba9
自民と公明、「衆院広島3区」で異例の対立のわけ
12/19(土) 4:51配信

 混迷を極める「Go To政局」の陰で、ポスト菅を目指す岸田文雄前政調会長が苦悩を深めている。地元の衆院広島3区での次期衆院選与党候補をめぐって、公明党と自民党広島県連が真っ向から対立しているからだ。

 長年にわたり全国の小選挙区ですみ分けを続けてきた自公両党が、特定選挙区の候補擁立をめぐって表舞台で激しくぶつかり合うのは極めて異例のことだ。

 「自公両党の闇試合のような複雑な駆け引き」(閣僚経験者)の裏側には、公明との太いパイプを持つ菅義偉首相や二階俊博自民党幹事長の影もちらつき、「次期総裁選をにらんだ岸田つぶしの陰謀」(岸田派幹部)との見方も広がる。

■宏池会の「牙城」で自公が対立

 発端は、広島3区現職の河井克行元法相が巨額買収事件で検察当局に逮捕・起訴され、自民党を離党して法廷闘争を続けていることだ。自民党が同区の新たな候補者を擁立する作業を進めている最中に、公明党が先手を打つ形で斉藤鉄夫副代表(68)=衆院比例中国=の出馬を機関決定した。

 慌てた自民党広島県連は、公募を経て石橋林太郎県議(42)を擁立したことで地元での自公対立が決定的となり、「県連レベルでの調整は困難」(自民選対)な事態に陥った。

 そもそも、広島は宏池会(岸田派)の創始者の故池田勇人元首相や、故宮沢喜一元首相の地元として、派閥結成以来の「宏池会の牙城」(派幹部)だった。岸田氏にとって今回の公認争いで指導力を発揮できなければ、「総理・総裁候補失格の烙印」(自民幹部)を押されかねない。

 自民広島県連は、11月に河井氏に代わる同区の公認候補となる新支部長選任のための公募を始めたが、その間隙を突くように公明党が11月19日に斉藤氏の擁立を決定。すぐさま山口那津男代表が菅義偉首相や二階俊博自民党幹事長に協力を要請した。

 一方、自民県連は12月8日に公募者の中から石橋氏を選び、9日に県連会長の宮沢洋一元経済産業相が党本部で二階氏と山口泰明選対委員長と会談、与党としての石橋氏一本化を要請した。

 公明の斉藤氏擁立は「自民議員が買収事件を起こした選挙区では、後任の自民候補は応援できない」(幹部)のが理由。擁立決定を受けて斉藤氏も直ちに選挙区回りを始めるなど、党を挙げての選挙態勢づくりを進めている。

■菅、二階両氏と岸田氏の「微妙な関係」

 対する自民県連は「選挙区に出さない選択肢はありえない」(幹部)と、石橋氏での候補一本化を譲らない。ただ、県連会長の宮沢氏は岸田氏の従兄弟であり、「最終的には岸田氏が決断するしかない」(自民幹部)との見方が多い。

 しかし、公明側は岸田氏が斉藤氏での一本化に反対すれば、「他選挙区の岸田派候補の支援は拒否する」と脅しをかけたとされる。岸田氏周辺でも「党本部裁定しかない」との声が広がっている。

 そこで問題となるのが、最終的な公認決定権限をもつ菅首相(自民党総裁)、二階幹事長の両氏と岸田氏との関係だ。安倍晋三前首相の突然の退陣表明を受けた後継レースでは、岸田氏に批判的な二階氏の主導で菅政権が実現し、菅首相も党・内閣人事で岸田氏を無役に追いやった経緯がある。

 今回の公明党の斉藤氏擁立について、菅首相や二階氏は「特に異論を唱えなかった」(自民幹部)とされ、候補者調整の責任者の山口選対委員長も、9日の宮沢氏の要請に「党幹部でよく相談したい」とあいまいな態度に終始した。

 候補者調整で後手に回った岸田派は、8日の臨時幹部会で対応を協議したが、主戦論が出る一方で、「今回は公明に譲って石橋氏は比例に回る」「河井案里被告(参院議員)の失職による参院広島選挙区補選での公明の選挙協力の確約」など、「条件闘争に移るべきだ」(派幹部)との意見も出て、こちらも腰が定まらない状態だ。

 岸田氏は、9日夜の民放BS番組に出演した際、「これは党と党で話し合う問題だ」と党本部の対応に委ねる姿勢を強調。自公両党の調整作業についても「与党が分裂して戦うことはあり得ない。私は私の立場で努力したい」と踏み込んだ発言は控えた。

5986名無しさん:2020/12/20(日) 02:51:13
>>5985

■斉藤氏を与党候補とする方向で調整へ

 そうした中、地元での調整が膠着状態に陥ったのを見透かすように、自民執行部は12月中旬に公明との水面下での調整を本格化。その結果、自民は次期衆院選広島3区では公認候補を立てず、斉藤氏を与党候補とする方向で12月下旬にも公明側との協議を進める構えだ。

 自公両党は「与党の議席を確保することが最優先」(山口那津男代表)との立場で一致している。このため「自民候補では公明の協力が得られず、当選もおぼつかない」(自民選対)との判断から公明に譲歩する方向になったとされる。山口選対委員長は16日の岸田文雄前政調会長との会談を踏まえ、「複数の選択肢があるが、円満になるようやっていきたい」と今後の調整に自信をにじませた。

 これに対し、岸田氏は17日に「簡単なことではない。ぜひ丁寧にやってもらいたい」と党執行部による一方的な調整作業を牽制した。ただ、一連の調整作業で弱腰にもみえる岸田氏に対し、自民党内では「密かに公明党と通じる菅、二階両氏による岸田つぶしに徹底抗戦する度胸はない」(細田派幹部)との厳しい見方も広がる。

 その一方、次期衆院選の候補者調整をめぐる「菅・二階連合の強権的手法」(細田派幹部)には自民党内の反発も強い。多くの派閥は次期衆院選での公認調整での二階氏ら党執行部の対応に不満を隠せず、「岸田氏が簡単に降りると、他の選挙区の公認調整にも影響が出かねない」(竹下派幹部)との不安を隠さない。

 特に岸田派は広島3区以外でも、静岡5区や山口3区で二階派との公認争いを展開しており、「広島で腰砕けになれば、総崩れになりかねない」(岸田氏周辺)と危機感を強める。

 折しも、師走に入ってのGoTo政局は混迷の度を深めている。コロナ感染者の拡大が続き、菅首相は14日、肝いり政策だったGo Toトラベルの全国一斉停止に追い込まれた。同日夜には二階幹事長ら8人と会食し、「言ってることとやってることが正反対」との国民の批判を招いて菅首相が陳謝を余儀なくされた。

■「反菅」は岸田氏の追い風になるか

 これに先立つ11日のインターネット番組出演の際の「ガースーです」発言も含め、ここにきて「菅首相はやることなすこと悪手の連続」(自民長老)との批判が拡大。自民党内でも「密かに反菅のうごめきが始まっている」(閣僚経験者)とされる。

 だからこそ、9月の総裁選で2位につけた岸田氏の存在が注目を集める。9月の総裁選で菅首相に大差で敗れた岸田氏だが、「ここにきての菅首相への逆風は、ポスト菅を狙う岸田氏のチャンス拡大につながる」(自民幹部)との指摘もある。岸田氏周辺でも「党内の菅・二階連合への不満が岸田政権誕生への追い風になる」(若手)との期待が広がる。

 岸田氏は10月以降、当選同期で総裁選後も親交が続く安倍前首相との連携強化に向け、側近も含めて安倍氏サイドとの交流を図ってきた。ただ、その安倍氏は桜を見る会をめぐる虚偽答弁疑惑が再燃し、「身動きが取れない状況」(安倍氏周辺)となっている。

 岸田氏は17日、菅首相のステーキ会食について、「コロナ対策は大変厳しい状況だ。政治家あるいは政府の関係者は自らの行動をしっかりと考えていかなければいけない」と間接的な表現で批判してみせた。ただ、「広島3区で党執行部にあっさり押し切られるようだと、党内の岸田待望論もしぼみかねない」(閣僚経験者)。「党執行部にどう対峙するかで、岸田氏の真価が問われる」(同)ことになりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5987名無しさん:2020/12/20(日) 02:57:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/b6f97d5cfd10a3e2fee54fddb033146c0c050f34
首相の「安倍切り」もろ刃の剣 保身で国会招致? 党内の反発強まる恐れ
12/19(土) 11:41配信

 「桜を見る会」前夜の夕食会の費用補填(ほてん)疑惑を巡り、菅義偉政権が安倍晋三前首相を国会招致する調整に入ったことが永田町を揺るがしている。一国のトップが国会で虚偽答弁を繰り返した疑いがあるだけに「招致は当然」との受け止めがある半面、安倍氏周辺からは「菅義偉首相による『安倍切り』だ」との反発も。支持率の急落に見舞われる首相は、対応を誤れば身内の自民党内から矢を放たれ、自身を窮地に陥れかねない。

 「丁寧に説明したいという前首相の意思の前提で、(安倍氏を招致する)閉会中審査が開かれる」。自民の下村博文政調会長は18日、安倍氏自身が国会出席を希望したとのストーリーを記者団に強調した。慎重な言い回しに、親密な安倍氏を傷つけまいとする配慮がにじんだ。

 実際に、安倍氏は招致を渋ることなく承諾したもようだ。

 複数の関係者によると、首相サイドが安倍氏に国会出席を打診したのは今週初めのこと。中堅議員は「政府や党に迷惑を掛けている以上、(安倍氏としては)断れなかった」とみる。

 ただ、打診したタイミングは、新型コロナウイルスの感染急拡大で首相の対応に批判が高まり、内閣支持率が急落したのと重なる。

 「自分への逆風をかわすために、官房長官として7年8カ月仕えた前首相を『さらし者』にしようとしているんだ」-。安倍氏の出身派閥で党内最大の細田派議員はこう読み、首相への不信を隠そうとしない。

 そもそも、東京地検特捜部が安倍氏の事情聴取に向けて歩を進めていることに、安倍氏の取り巻きは憤っている。政府や与党の要人にまつわる重大捜査の経過は、官邸や党中枢に報告が上げられるとされる。首相や二階俊博幹事長は安倍氏を追い込む捜査を「黙認」しているのではないか、との臆測が成長していく。

 「これは、首相、二階氏VS安倍氏の権力闘争なんだよ」。細田派関係者は、こう解説してみせた。

 9月の総裁選で、二階派や細田派など同床異夢の5派閥に担がれる形で勝利した無派閥の首相。党内基盤が心もとないため、キングメーカーとなった二階氏と表裏一体を貫くしかない。

 かたや、安倍氏は退陣劇の原因となった体調が回復に向かい、細田派復帰と「総理への再々登板」を待望する声も強まりつつあった。麻生太郎副総理兼財務相との盟友関係も健在で、このままだとやがて、二つの流れがぶつかるのは避けられないとの見方も出ていた。

 細田派の参院議員は「これ以上、安倍切りがエスカレートすれば、われわれも黙っていない」と首相サイドをけん制する。野党は一問一答形式が原則で、丁々発止の攻防となる予算委員会への安倍氏招致を要求している。自民内では、追加質問がないことの多い議院運営委員会に招致する案が検討されている。 (東京支社取材班)

西日本新聞社

5988名無しさん:2020/12/20(日) 11:54:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb9ed22e23f1a5d0170ee0cf56314d186bf83010
東国原英夫 首相の〝ガースーです〟は若手議員の提案と明言「振付師がいる」「側近周辺の情報」
12/19(土) 17:35配信

 元宮崎県知事でタレントの東国原英夫(63)が19日、関西テレビ「胸いっぱいサミット!」に出演。菅義偉首相がインターネット番組で「ガースーです」とあいさつした件についてアドバイスした人物がいると指摘した。

 進行役の「ますだおかだ」増田英彦は「これあくまでニコニコ生放送の番組内での話。菅さんが出てきたことによって前に書き込みがバーッて出る中、『ガースー』『ガースー』って呼ばれるから『こんにちはガースーです』と(言った)。あくまでニコニコ生放送の視聴者に向けてのあいさつだと思う」と〝アドリブ説〟を唱えた。

 これに東国原は「やっぱ振付師がいるらしい。側近だって言ってました」と反論。「『こう言った方がうけますよ』『ニコ動はこうなってますから』と」と証言した。

 増田が「誰が言ってたんですか?」と聞くと、東国原は「側近の周辺の情報です」。その上で「ガースーさんは無所属の若手の国会議員をすごく重宝してるんです。名簿見てください。何十人も若手いますから、当選2回、3回、4回、その辺を抽出すれば、あー大体こいつらが…(と分かる)。若手しかない。二階さんがアドバイスしますか?」とコメントした。

 さらに「あの(生配信の)時、鈴木哲夫さんと馬場(典子)アナが爆笑したじゃないですか。あれはダメだよ。あれはダメ出ししないと。『それは面白くないですよ』『すべってますよ』って鈴木さんが言うべきだった。言えば菅さんも『空気を読まなきゃ』となったかもしれない。あそこで笑って流したから『これでいいんだ』と思った」と指摘した。

東京スポーツ

5989チバQ:2020/12/20(日) 14:44:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d58690ba2ea0b6765dfdde21506a163cc5866ce
竹本直一前IT相の後援会が80人参加パーティー 飲酒伴い、礼状に「忘年会」
12/20(日) 5:00配信




竹本直一前IT・科学技術担当相=国会内で2019年10月16日、川田雅浩撮影
 自民党の竹本直一前IT・科学技術担当相(80)=衆院大阪15区=の後援会が18日夜、大阪市内のホテルで政治資金パーティーを開いたことが判明した。竹本氏の秘書によると、勉強会と飲酒を伴う会食の2部構成で約80人が参加した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府は感染リスクが高い「5人以上」の会食自粛を国民に呼びかけている。竹本氏は会食前に会場を後にしていたが、取材に「会食があることを知らなかった。ただ、アルコールを提供する会食は適切ではなかった」と釈明した。

【竹本前IT・科学技術担当相の礼状】

 党内では、約1週間前に8人程度で会食した菅義偉首相が批判を浴び、忘年会や会食の自粛が相次ぐ。

 秘書などによると、パーティーは忘年会も兼ねて企画され、事務所が実質的に準備した。18日夕から始まり、竹本氏による講演などの勉強会と会食を約1時間ずつ開催。竹本氏は勉強会後に会場を後にした。

 会食はホテル内の円卓が並ぶ宴会場に移って開かれ、約80人の参加者に料理やアルコールが振る舞われた。会費は2万円で、参加者には「『令和二年忘年会』にご出席を賜り、誠に有り難うございました」などと書かれた竹本氏の署名入りの礼状が渡された。

 事務所は菅首相の問題や大阪で感染が急拡大する状況を踏まえ、開催の可否を検討。複数の支持者から「開催するのか」という問い合わせも受けたが、ホテルの感染防止策も確認した上で「急なキャンセルはホテルに迷惑がかかる」などと判断したという。

 竹本氏は19日、毎日新聞の取材に「アルコールが入って飛沫(ひまつ)が飛び交う環境は避けるべきだったが、会食の開催自体を知らず私に責任はない」と説明。一方、秘書は「認識が甘かった」と陳謝した。

 党関係者の一人は「コロナ禍で国民に自粛を求めている時期に酒を出すパーティーは非常識だ」と批判した。【隈元悠太、石川将来】

5990名無しさん:2020/12/20(日) 19:58:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/daf41b8d889e77e62a3bc3d0bdd7c98c0fe50ab6
【点描・永田町】「桜・卵・河井」での“官邸VS検察”
12/20(日) 19:03配信

 「Go To 迷走」や「桜疑惑虚偽答弁」などで菅義偉首相への批判が高まる中、安倍晋三前政権以来の「政治とカネ」スキャンダルで官邸と検察における関係の変化が、永田町の注目を浴びている。前政権まで際立っていた「官邸への検察の擦り寄り」(閣僚経験者)がなくなり、事件捜査の進め方などで「官邸VS検察」の構図が垣間見えるからだ。政界では「菅政権発足以来の自民党内の権力闘争が背景にある」(自民長老)と指摘する向きもあり、衆院解散と自民総裁選を軸とする「来秋までの政局展開を占うカギ」(同)ともなりつつある。

 5日に閉会した臨時国会の終盤になって突然浮上した政治スキャンダルが、安倍前首相の「桜を見る会」私物化疑惑での「前夜祭経費補てん」と、吉川貴盛元農林水産相への大手鶏卵生産会社の「現金供与」だ。いずれも東京地検特捜部の捜査で事件化したもので、しかも吉川氏の疑惑は、すでに公判中の河井克行元法相夫妻による参院選巨額買収事件の捜査の過程で浮上した。それだけに、今後の捜査の展開次第では、首相の政権運営の大きな火種になる可能性がある。

 安倍氏の「桜」問題の核心とされる前夜祭の経費補てん疑惑が再燃したのは「Go To トラベル」とも絡む、コロナ感染急拡大による「我慢の3連休」(中川俊男日本医師会会長)さなかの読売新聞の特ダネ報道が発端。特捜部が安倍氏の公設秘書らの事情聴取による本格捜査に踏み切り、首相だった安倍氏の国会答弁をすべて覆すような(1)安倍事務所が計900万円超の経費補てん(2)ホテル側領収書の存在─などが明らかになったという内容だ。NHKを先頭に他のメディアの後追い取材も過熱し、次々と「新事実」の報道が続いている。

「守護神」返上での復権狙い?
 今回の「桜・卵・河井」スキャンダルの特徴は、それぞれの登場人物や検察捜査が政治的に複雑に絡み合っている点だ。「桜」は安倍氏への直接捜査とその司法判断が最大の焦点だが、大手紙などが司法関係者らの情報を基に「経費補てんに関与した公設秘書らが略式起訴で罰金刑、安倍氏の刑事責任は問われない」との見通しを報道している。もちろん、安倍氏は国会で「後援会の収支は一切なく、ホテル側の領収書もない」などの答弁を繰り返してきただけに、捜査の結果それが虚偽となれば、首相と共に「答弁責任」を厳しく問われるのは確実だ。

 一方、農水相在任時に所管の鶏卵業者から現金数百万円を受け取ったとされる吉川氏は、二階俊博自民党幹事長の最側近で首相とも当選同期の盟友だ。吉川氏は疑惑発覚直前に不整脈で緊急入院し、党選対委員長代行や二階派事務総長などすべての役職を辞任したが「立件されればすぐ離党する」(自民幹部)とみられている。ただ、吉川氏への業者の現金供与は首相にも近い河井氏の“仲介”があったとされるだけに、政治的には首相と二階氏への大きな打撃にもなりかねない。

 そもそも、安倍前政権では賭け麻雀で辞職に追い込まれた黒川弘務元東京高検検事長が「官邸の守護神」と呼ばれ、「政治とカネのスキャンダルの捜査を意図的に抑え込んだ」(共産党)とされる。このため、黒川氏辞職で国民の検察不信が募り、検察全体が窮地に陥っていただけに、今回の「桜」「卵」疑惑では「官邸に忖度せずに捜査を進めることで国民の信頼回復を狙っている」(同)との見方も広がる。ただ、「政界の最高実力者」ともなる首相と二階、安倍3氏の「政治責任」もそれぞれ複雑に絡み合う展開が、政権運営をめぐる権力闘争にもつながるとみる向きもあり、コロナ禍も絡んで今後の政局混乱の大きな要因になりそうだ。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」12月14日号より】

5991チバQ:2020/12/21(月) 11:02:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/9469f424c3d276dc87dd753ed1bacb71cf38b32a
巨額歳出も拡大圧力やまず 財政再建、風前のともしび 来年度予算案
12/21(月) 10:37配信
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 政府の2021年度予算案は、新型コロナウイルス対策により、当初予算で過去最大の106兆6097億円に膨らんだ。

 20年度に3度の補正予算を編成し、大規模な財政出動に踏み切ったものの、歳出拡大の圧力がやむ気配はない。税収不足を新規国債の大量発行で穴埋めするいびつな構造に陥っており、財政再建は風前のともしびだ。

 政策的経費を借金に頼らず、税収でどれだけ賄えているかを示す「基礎的財政収支(PB)」は、21年度に20兆3617億円の赤字に陥る見通し。20年度当初予算段階の9兆6264億円に比べ、2倍超に拡大する。政府は、国と地方のPBを25年度までに黒字化する目標を掲げるが、修正に追い込まれるのは必至の情勢だ。

 借金頼みが続き、普通国債に借入金などを加えた国の長期債務残高は20年度末に1010兆円、21年度末に1019兆円に積み上がる見込み。14年度末には国と地方の合計で1000兆円を超えたが、国だけで大台を突破する。

 それでも、政府内に財政悪化に対する危機感は乏しい。政府は21年度予算の編成方針で「経済あっての財政」と表明。財政再建の優先順位を下げ、コロナ禍で打撃を受けた経済の下支えを継続する姿勢を打ち出した。菅義偉首相は、政府経済見通しの21年度実質GDP(国内総生産)成長率4.0%の達成により、「来年度中に経済がコロナ前の水準まで回復する」と強調する。

 企業業績の悪化で税収が低迷し、21年度の歳入に占める国債の比率は40.9%と前年度当初から約9ポイント上昇する。財務省幹部は「持続可能性の課題は十分認識している」と、コロナ収束後を見据え財政再建を目指す姿勢を堅持する考えを示す。ただ、コロナ禍が長期化する中、さらなる経済対策を迫られる可能性がある。

5992チバQ:2020/12/21(月) 11:03:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/75ff8ef43480f5bd0eba3040caa4ef2e07279587
コロナ予備費に5兆円 PCR充実、ワクチン接種も 来年度予算案
12/21(月) 10:37配信
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 政府は2021年度予算案と20年度第3次補正予算案を一体の「15カ月予算」と位置付け、新型コロナウイルスへの備えを強化する。

 追加対策が必要になった場合の財源として21年度予算にコロナ予備費5兆円を計上。3次補正ではPCR検査の充実やワクチン接種などコロナ拡大防止策に4兆3581億円を盛り込んだ。

 21年度予算では、5兆円の「新型コロナウイルス感染症対策予備費」で政府が機動的に新たな政策を講じられるようにする。このほか、45億円を計上し、人工呼吸器などを念頭に海外依存度の高い先進的な医療機器の国内開発を後押しする。

 コロナ対策を集中的に計上した3次補正では、感染の有無を調べるPCR検査にかかる費用のうち、国の負担分などとして672億円を確保。開発されたワクチンは自己負担なしで接種を受けられるため、その費用などとして5736億円を盛り込んだ。

 都道府県が病床や軽症者の宿泊療養施設などを確保する費用として「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」を1兆3011億円確保。冬を迎え、新規感染者数は増え続けており、受け入れ体制の整備を加速させる。

 院内での感染を警戒し、体調に不安があっても医療機関の受診を控える動きがある。医療機関や薬局が、アクリル板や消毒液といった感染予防に必要な物資を購入する経費を補助するため、1071億円を充てる。国民が安心して受診できる環境を整え、コロナ以外の疾病で健康を損なうことがないよう配慮する。

 このほかに3次補正では、雇用調整助成金の特例措置の延長に伴い5430億円を追加。21年度予算でも、特別会計と合わせて6240億円を計上した。企業が従業員に支払う休業手当を補助し、雇用の維持につなげる。

5993名無しさん:2020/12/21(月) 21:19:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/04bc7159e73d1f83ca1a681ac55f328243da0f73
吉川貴盛 元農水相「議員辞職」表明…健康上の理由で十分な活動に懸念
12/21(月) 19:05配信

 北海道2区選出の元農水相・吉川貴盛衆院議員が12月21日、議員辞職すると表明しました。

 理由は「健康上の理由」としています。

 吉川元農水相は、「2年半前に患った心筋梗塞が要因で、現在慢性心不全などにより入院治療を行っていますが、近日中にペースメーカーの埋め込み手術を受けることが決まり、術後は激しい運動やストレスを避けるなど、日常生活も気を付けなければならないことが予想されます」などとして、国会議員の職責を果たすのが難しいなどと辞職の理由をコメントしています。

 吉川議員をめぐっては農水相だった2018年から2019年までの間、広島県の鶏卵生産会社大手「アキタフーズ」の元代表から、現金あわせて500万円を受けとった疑いが持たれていて、「説明を求められれば誠実に対応する」とコメントを発表していました。

UHB 北海道文化放送

5994名無しさん:2020/12/21(月) 21:41:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/b34b6c08a7d3ab20c695f52a4ba7b191c74e4328
「菅首相vs安倍氏」で自民分裂 安倍氏の再々登板待望論も
12/21(月) 7:05配信

 この年末年始、唐突なGo To キャンペーン停止で全国の観光、飲食業界は大打撃を受けている。菅義偉・首相にはさぞや不本意な年越しだろう。「感染対策と経済の両立」を掲げたGo To の一時停止に追い込まれたうえ、感染拡大は止まらない。政権発足時は70%台だった支持率が3か月で40%台に急落した。

 看板政策の失敗は政権基盤を揺るがせている。菅首相を脅かす存在は、官房長官として7年半仕えた“旧主”の安倍晋三・前首相だ。

 体調不良で退陣したが、菅政権が感染対策に有効な手を打てないとみるや政治活動を再開。細田派、麻生派、岸田派の旧主流3派を中心に「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」を旗揚げし、自ら会長に就任した。

「菅さんは総理になると安倍政権を支えていた議員を重用する者と干し上げる者に選別し、分裂を誘って弱体化を図っている。麻生派は河野太郎、細田派では西村康稔、萩生田光一、下村博文らが重用された。干された冷や飯組が結束して安倍さんを担ぎ上げた格好だ」(細田派ベテラン議員)

 いまや安倍氏に対しては、「再々登板」を求める声まで上がっている。麻生太郎・副総理も、盟友である安倍氏の最大派閥・細田派会長就任について「年度替わりくらいで何らかの結論を出すんだろう」と、年明けの3月頃に「安倍派」が誕生するとの見方を示した。そうなると、次の9月の総裁選では“キングメーカー安倍”の発言力が増す。

 総裁再選を目指す菅首相と後見人で現在のキングメーカーの二階俊博・幹事長には看過できない事態だ。

 そうした状況で〈菅vs安倍〉の第1ラウンドのゴングが鳴った。東京地検特捜部が「桜を見る会」問題で安倍事務所の捜査に乗り出し、菅政権に近いとされる読売新聞とNHKがスクープ。「官邸の捜査情報リーク説」が流れた。

 特捜部は安倍氏本人に事情聴取を要請し、野党は国会証人喚問を要求、年明けの通常国会で安倍氏は身動きが取れず、細田派会長就任も危うい。安倍氏を長く支えた側近はこう息巻いている。

「桜の問題を蒸し返したのはガースーとか二階、官邸の連中だ。そういうことなら、金輪際、政権を支えてやる必要はない」

 だが、菅首相サイドが“安倍封じ込め”に成功したように見えたのも束の間、Go To 停止という大失策で今度は首相の足元から火の手が次々にあがり始めた。

※週刊ポスト2021年1月1・8日号

5995名無しさん:2020/12/21(月) 21:52:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/214d93382edb662e7e14c6ec5fb05dfb5a47a152
菅政権、麻生政権と似てきた?  支持率急落、解散先送り
12/21(月) 7:12配信

 菅義偉政権が12年前の麻生太郎政権に「似てきた」との見方が広がっている。

 ともに発足時は高水準だった内閣支持率が急落。それぞれ新型コロナウイルス禍、リーマン・ショックの影響を受け、就任直後の衆院解散を見送った。当時の麻生首相は追い込まれた末の衆院選で大敗し、野党に転落した。菅首相もこの轍(てつ)を踏むことになるのか。

 「麻生さんの時と似ている。麻生さんも高い支持率から始まって、がくっと落ちた」。自民党中堅は菅政権の現状をこう指摘した。立憲民主党幹部も「麻生政権と似てきた。首相に就任した時が最大の(衆院解散の)チャンスだった」と振り返った。

 麻生政権では、自民党内で首相退陣を迫る「麻生降ろし」が激化。当時を知る麻生派関係者は「来年度予算案が成立したら『菅降ろし』が始まるかもしれない」と穏やかでない。だが、時の総理総裁を引きずり降ろすのは容易ではない。結局、麻生政権はそのまま衆院選に突入した。

 支持率の推移だけでなく、2人の言動も重なる。新型コロナ感染対策として菅内閣が国民に大人数の会食を控えるよう呼び掛ける中、菅首相は民間人ら約15人と飲食。この後、銀座の高級ステーキ店で自民党幹部ら7人との会食に参加し、海外メディアからも批判的に報道された。インターネット番組で「ガースーです」と自己紹介したことも失笑を買い、政権幹部は「このタイミングで『ガースー』はない」と嘆いた。

 当時の麻生首相も経済危機のさなか、連夜の「バー通い」が「庶民感覚とずれている」と身内の与党から批判を浴びた。漢字の誤読も目立ち、求心力を低下させた。

 「国民との意思疎通が図れなくなり、振る舞いの一つ一つが苦しんでいる人にとって我慢できない状態になっている」。自民党の幹事長経験者は麻生氏を引き合いに、菅首相に苦言を呈した。

 ◇財政タガ緩み
 経済危機に対応する大規模な財政出動も共通項だ。麻生政権はリーマン危機に対応するため、財政支出約15兆円、事業規模約56兆円に上る経済対策を打ち出した。菅政権も先に歳出総額15兆円超に上る2020年度第3次補正予算案を決定。21年度予算案の一般会計総額は106兆円を超える。衆院選をにらみ、財政運営は借金頼みの状況が続く。

 「菅さんはこのままでは、麻生さんのようになる。10月に衆院選をやった方が良かった」。自民党幹部は悔やんだ。官邸関係者は「支持率が下がると、怖くて解散できない」と語る。年明け解散の可能性がほぼ消える中、来年10月の衆院議員任期満了まで残された解散の選択肢は狭まるばかり。一層の感染拡大、景気悪化で政権がさらに苦境に陥る可能性もある。

5996名無しさん:2020/12/21(月) 22:02:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a2831094f37f07dfb93c36cdb83f262718ae92f
【コロナ迷走】政権中枢の不協和音 菅首相と麻生氏の間にある「因縁」
12/21(月) 6:14配信

「菅は虚像が大きくなっている」
 12月16日に発足から3カ月を迎えた菅義偉内閣は、コロナ対策で迷走し続けている。その様子をすぐそばから冷ややかに見つめる男がいる。副総理の麻生太郎だ。

「菅は虚像が大きくなっている」

 麻生は菅が「令和おじさん」として一躍脚光を浴び、ポスト安倍として存在感を高めていったときから心中穏やかではなかったという。麻生は菅という人間を政治家として信じ切れないでいた。その理由が『喧嘩の流儀 菅義偉、知られざる履歴書』(読売新聞政治部・著)には克明に記されている。

菅は、安倍に「降りて幹事長狙いだ」と持ちかけた
 たとえば、麻生が2008年9月の首相就任直後に衆院解散を模索した際のいきさつだ。

「選挙対策副委員長だった菅は解散先送りを訴えた。内閣支持率の伸び悩みやリーマン・ショックの余波もあり、麻生は菅の言い分を受け入れて解散を断念した。だが、09年8月に行われた衆院選で、麻生率いる自民党は民主党に歴史的大敗を喫し、下野することになった」(同書より)

 また、民主党からの政権奪還を目指した12年9月の自民党総裁選では二人の間に食い違いが生じたという。このとき、麻生と菅はともに、総裁返り咲きを目指す安倍を支援した。国会議員と党員による投票の結果、トップに立った石破茂と2位につけた安倍晋三による決選投票にもつれ込んだのだが、ここで麻生と菅の間に、ひと悶着あったというのだ。

「菅自身は否定しているが、麻生によれば、『菅は決選投票の時、安倍に「降りて幹事長狙いだ」と持ちかけた』という。安倍は降りることなく国会議員票の上積みに成功し、総裁の座をつかんだ。菅の話題になると、麻生はよく、このエピソードを持ち出す。麻生は『おれと菅はあの時から決定的に違う』と考えていた。『菅は虚像が大きくなっている』」(同書より)

政治は“人のなす業”
 麻生と菅の間には別の因縁も生まれていた。原因は、麻生派の国土交通副大臣だった塚田一郎の発言である。19年4月1日、塚田は北九州市での集会で、現地と山口県下関市をつなぐ下関北九州道路構想に触れ、「安倍首相や麻生副総理が言えないので、私が忖度した。国直轄の調査(対象)に引き上げた」と語った。山口は安倍、福岡は麻生の地元である。野党は「典型的な利益誘導政治だ」と一斉に批判した。

「塚田は麻生の元秘書だった。子飼いの失言に、麻生は『辞めるほどのことではない』と守ろうとした。安倍も麻生への配慮からか、4日の参院決算委員会で『職責を果たしてもらいたい』と繰り返した。

 一方、菅は容赦なかった。『何の権限もないのに背伸びして』と塚田への不快感をあらわにし、水面下で塚田辞任に動き始めた。4日の参院決算委の後、菅は塚田に『身の処し方は自分で考えてほしい』と迫った。菅に引導を渡された塚田はこの夜、麻生に『迷惑をおかけした。辞任したい』と伝え、翌5日、国交相の石井啓一に辞表を提出した。

 塚田は17日に自民党新潟県連会長を辞めた。菅は『遅かったね』と突き放した」(同書より)

 政治家も人の子。付き合う期間が長いほど、恩義や恨みなどが重なって、相手に対するスタンスが決まっていく。政治は人のなす業なのだ。政権中枢の不協和音は、今後のコロナ対策にも大きな影を落とすに違いない。

デイリー新潮編集部

2020年12月21日 掲載

新潮社

5997チバQ:2020/12/22(火) 16:21:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/43ae226f1d9b78853afe882a3245e45691a1830f
安倍氏聴取「嫌な流れだ」 求心力に陰り見せる菅政権に痛手
12/22(火) 15:02配信




「桜を見る会」の問題について記者の質問に答える安倍晋三前首相(中央)=2020年12月4日午後3時11分、国会内、上田幸一撮影
 捜査当局による安倍晋三前首相への事情聴取は、内閣支持率が急落し、求心力に陰りを見せる菅義偉首相にとってさらなる痛手となりそうだ。閣僚の一人は「菅さんは安倍さんの『後継者』。官房長官としてもさんざんかばってきた」と話し、首相にも発言の整合性について説明責任があるとの見方を示す。

 「桜を見る会」前日の夕食会をめぐっては昨年11月、一部費用を安倍氏側が負担したのではないかとする疑惑が浮上。当時の菅官房長官は記者会見で「5千円でできないことはないんじゃないか。私どもは色々やっている」などと説明し、国会でも野党の指摘に向き合おうとしなかった。

 問題が再燃した今年11月には、再調査にも否定的な考えを示した。首相周辺は「菅さんは安倍氏の主張をなぞっていただけだ」とかばいつつも、安倍氏の聴取を「嫌な流れだ」と懸念する。

 菅政権発足当初、報道各社による世論調査の内閣支持率は70%前後あった。だが、新型コロナウイルス対応や、多人数でステーキを会食していたことなどが批判され、朝日新聞が19、20日に実施した世論調査では、前月から17ポイント減の39%に急落した。

 菅政権の幹部らは、安倍氏への批判が菅政権に向かうことはできるだけ避けたい考えだ。安倍氏は首相時代、国会で語気を強めて補塡(ほてん)疑惑を否定。安倍氏に説明を求める野党を逆に批判するなどしてきた。
朝日新聞社

5998チバQ:2020/12/22(火) 16:37:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ed49ed6e1399601821041b1c5cedaa6051dce72
菅政権、疑惑棚上げ幕引き急ぐ 吉川元農水相辞職へ 「GoTo」「会食」で支持率急落、「政治とカネ」が追い打ち
12/22(火) 10:57配信
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2018年10月、第4次安倍改造内閣の記念撮影に臨む安倍首相(手前)と閣僚ら。4列目左は吉川農水相=首相官邸
 突然の辞職表明に、疑惑への言及はなかった。21日夜、議員辞職を発表した吉川貴盛元農水相(自民、道2区)。今月2日に鶏卵生産大手からの現金受領疑惑が報じられて以降、不整脈による入院を理由に表舞台に姿を見せることはなかったが、関係者によるとこの間も、菅義偉首相をはじめ党幹部らと連絡を取っていたという。疑惑を問う声が強まる中、事件化されれば政権の致命傷にもなりかねない。内閣支持率の急落を背景に、幕引きを急いだ政権中枢の思惑もにじむ。

 「2年半前に患った心筋梗塞が要因し、現在、慢性心不全等により入院治療を行っている」「議員を辞職する決意をした」。吉川氏は21日に出した議員辞職を発表する書面で、約20日前に発覚した疑惑に一言も触れなかった。事実上の政界引退になるとの見方がある。

 周囲によると、吉川氏は疑惑発覚当初から、弱気な発言を繰り返した。先週には辞任した自民党道連会長の後任を巡り党幹部に電話をかけ、「もう持たないかもしれない」と辞職をほのめかしていた。官邸筋によると、吉川氏は疑惑を巡り、当選同期の首相とも連絡をとっていたという。

 ただ、政府や自民党内には早期の議員辞職に慎重論も根強かった。来年3月15日までの辞職なら、4月に衆院補選を実施しなければならない。「政治とカネ」がテーマとなる上、新型コロナウイルスの感染状況も見通せず、後任候補は苦戦が予想されるためだ。

 首相は、最終的に辞職にゴーサインを出した。官邸関係者はこの判断に関し、安倍晋三前首相の「桜を見る会」前夜の夕食会費用補填(ほてん)疑惑が近く決着するとの見方を示した上で、「首相はいずれの疑惑も年内に片を付けたかった」と解説した。自民党関係者も「疑惑が大きくなる前に議員辞職して問題を収める狙いだろう」と話す。

 ただ、疑惑解明を棚上げした辞職で政権が打撃を免れる保証はない。菅政権は、日本学術会議の任命拒否問題や観光支援事業「Go To トラベル」の継続を巡る混乱、多人数でのステーキ会食などで内閣支持率が急落。一部報道機関の直近の世論調査では、不支持が支持を上回る。

 首相が官房長官を務めた安倍前政権で「菅印」として初入閣を後押しした菅原一秀前経産相や河井克行元法相らも「政治とカネ」の問題で辞任した。自民党内にも「首相に近い人たちの不祥事が続いている。支持率低下も相まって影響は大きい」(党若手)との声が漏れる。党関係者は「議員辞職したからといって支持率が上向くわけじゃない。来年以降も厳しい状況は続くだろう」とため息をつく。

5999名無しさん:2020/12/23(水) 01:17:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/a602f9d714b80d3aa77962a2c7a730bea77ea0e5
Go To全国停止の裏にあった“Go To 二階”キャンペーン 菅流トップダウンに見えてきた限界
12/22(火) 6:12配信

文春オンライン

プチ鹿島

https://news.yahoo.co.jp/articles/1726f82619ff669adba2d123753fa6722ad262cc
菅内閣、短命に終わるこれだけの理由 スーパー世襲政党のロジックと無責任政治体制
12/22(火) 7:02配信

47NEWS

6000名無しさん:2020/12/23(水) 01:17:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/d91ebf9ba5ce4b1901d0863dc322f6871040dc26
吉川元農相の議員辞職許可
12/22(火) 11:27配信

 大島理森衆院議長は22日、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表による現金提供疑惑が浮上した自民党の吉川貴盛元農相の辞職を許可した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/26b00b1948d5e3ec306e33857cf77d2b3017c391
安倍、吉川氏問題は政権運営に影響と二階氏
12/22(火) 11:33配信

 自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、安倍前首相の事情聴取と、吉川元農相の議員辞職願提出が政権運営に与える影響を問われ「全くないとは言わない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/16186b920d438e9dd99855bb1a3cb788cbfb15f9
自民ベテラン「まだ辞める必要なんて全くない」 吉川元農相議員辞職へ
12/21(月) 22:45配信

 自民党の吉川貴盛元農相(衆院北海道2区)が21日、健康問題を理由に議員辞職を表明したことは政界に波紋を広げた。吉川氏は大手鶏卵生産会社「アキタフーズ」グループの元代表から現金500万円を提供されたという疑惑が取り沙汰されている。「政治とカネ」問題に焦点が当たり、野党は安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭とあわせ追及を強めている。

 「本来であれば、皆様に直接(議員辞職を)お伝えすべきところ、入院中でありますので、まずもってこのような形でお知らせいたすこととなりました」

 吉川氏は21日、議員辞職を伝える報道各社へのコメント文にそう記した。吉川氏は疑惑が浮上した直後の2日、不整脈で入院中だとコメント文で明らかにし、それ以降、公の場に姿を見せていない。党選対委員長代行と二階派事務総長も辞任した。

 自民ベテランは21日、「家宅捜索が入ってからならともかく、まだ辞める必要なんて全くない」と動揺を隠せない様子だった。党内には「検察の捜査を恐れたのではないか」と語る閣僚経験者もいた。

 関係者によると、元代表は農相在任中の吉川氏に、3度にわたり現金計500万円を渡したとされ、東京地検特捜部の任意の聴取にも同様の説明をしているとされる。元代表と関係した人物の辞職は今回が初めてではない。8日には農相などを歴任した西川公也元衆院議員も内閣官房参与を辞職した。

 また、吉川氏は、9月の党総裁選で菅義偉首相陣営の事務局長を務めるほど近い存在だっただけに、一連の疑惑は来年1月18日召集予定の通常国会で野党の追及材料になりそうだ。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は21日、「体調不良のため一日も早い回復を祈るが、疑惑について辞職する前に説明するべきだった。一連の疑惑、安倍前総理の虚偽答弁など政府・自民党の姿勢が厳しく問われる」と指摘した。

 また、共産党の小池晃書記局長は21日、取材に「辞職で一件落着とはいかない。自民党と菅内閣にも真相解明の責任がある」と語った。【野間口陽、東久保逸夫、宮原健太】

6001名無しさん:2020/12/23(水) 01:24:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f68ee397791aac3d20276d1ebffb12bc45f3f257
吉川元農水相 政治家としての歩み 同期の菅氏に忠誠を尽くし、鈴木知事誕生の“立役者”に
12/22(火) 21:34配信

 疑惑が発覚し、ついには議員辞職にまで追い込まれた吉川貴盛(よしかわ・たかもり)元農水大臣。衆議院議員として当選6回、道内選出の国会議員では菅総理との関係が最も近い1人でした。

 「農林水産大臣吉川貴盛…」(菅官房長官・2018年)

 おととし、第4次安倍改造内閣で、農林水産大臣として念願の初入閣をした吉川氏。

 「農業・林業・水産業を日本の成長産業として育てていく…」(吉川氏の農水相就任時)

 国会議員の秘書から始まり、1979年、28歳で道議会議員に当選。道議会で、今も更新されていない最年少での当選です。
 道議を3期つとめた後、1996年には総選挙に出馬。北海道2区では落選しましたが、比例代表で復活当選します。

 「小選挙区の中での勝負には負けましたが、選挙にはある面では勝ったのではないでしょうか」(1996年吉川氏初当選時)

 吉川氏が好きな言葉は「意志あれば道あり」。初登院では、こんな意気込みも…

 「地方の時代を1日も早く作っていきたいなと思っているんです」(1996年吉川氏初登院時)

 当時、国政にデビューした自民党の同期には、菅義偉(すが・よしひで)・総理大臣も。「永田町の階段」を駆け上がっていた菅氏は、いわば「兄貴分」。菅氏が関わったTPPや農協改革などで、吉川氏は忠誠を尽くしました。
 また、自民党の実力者・二階幹事長に近い議員としても存在感を発揮。全国から、予算や政策に関して要望が次々と寄せられました。
 さらに、去年の北海道知事選挙で、候補者の選考にあたっては…

 「鈴木市長で一本化を図っていきたい」(去年の吉川氏)

 自民党道連の会長として、異論を封じるかたちで鈴木直道・夕張市長の擁立を主導。官房長官だった菅総理とともに、鈴木知事誕生の「後ろ盾」となっていました。


12月22日(火)「今日ドキッ!」午後5時台

北海道放送(株)

最終更新:12/22(火) 21:34
HBCニュース

6002名無しさん:2020/12/23(水) 01:25:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/c214e16e3e0c7778d44e17d867acfe45473ad6b5
吉川元農水相議員辞職 国会運営に4月補選、足元ゆらぐ菅政権
12/22(火) 21:31配信

 現金受領疑惑の渦中にある自民党の吉川貴盛元農林水産相の衆院議員辞職は、新型コロナウイルス対策を批判されて内閣支持率が下落傾向にある菅義偉首相にとって追い打ちとなった。逆風が必至の吉川氏辞職に伴う来年4月の衆院北海道2区補欠選挙に続き、夏の東京五輪・パラリンピックの開催が危ぶまれる事態になれば、次期衆院選を前に党内から「菅首相のもとでは選挙に勝てない」といった不満が噴出しかねない。

 「全くないとはいえない」。吉川氏が所属していた二階派(志帥会)を率いる二階俊博幹事長は22日、吉川氏の辞職が政権運営に与える影響について、率直にこう語った。政府・与党にとって最大の懸念は、首相が看板政策に掲げるデジタル庁新設などの重要法案がめじろ押しとなる来年1月18日召集予定の通常国会への影響だ。

 森山裕国対委員長は記者団に「国会運営はしっかりやらなければならない」と語ったが、野党は「辞めて責任から逃れられるわけではない」(立憲民主党の安住淳国対委員長)と強調。「桜を見る会」をめぐる安倍晋三前首相の疑惑とともに追及されるのは間違いなく、内閣支持率はさらに低下する可能性がある。

 来年4月25日投開票となる見通しの北海道2区補選も正念場となる。菅政権発足後、初の国政選挙となるが、北海道は旧民主党時代から立民の地盤が固い土地柄だ。次期衆院選の前哨戦となる可能性が高い補選で敗れれば、党内で「菅首相では選挙を戦えない」といった動揺が広がることも予想される。

 首相は今後、新型コロナを収束させた上で東京五輪を開催し、政権浮揚を図る狙いとみられる。ただ、新型コロナの変異種への不安が強まる中、五輪が中止に追い込まれる事態となれば逆風となることもあり得る。

 ある党幹部は「高支持率を維持していた政権発足直後に解散・総選挙を断行していればよかったか」との記者団の問いかけに対し、寂しげな笑みを浮かべて多くを語らなかった。(永原慎吾)

6003名無しさん:2020/12/23(水) 01:26:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/a626f3b6f87f61ea2ef91924daa33388e36dcd60
政治回顧 自民総裁選 菅氏大勝、残った不穏な空気
12/22(火) 21:00配信

 安倍晋三前首相の辞任表明に伴う9月の自民党総裁選は、久々に本格的な権力闘争の場となった。結果的には安倍政権で官房長官を務めた菅義偉(すが・よしひで)首相が地滑り的な大勝を果たしたが、無派閥の首相は党内基盤が弱く、党内では菅政権誕生の流れを作った二階俊博幹事長の影響力拡大を嫌う向きも強い。12月には菅内閣の支持率が急落したこともあり、不穏な空気も流れている。

 8月28日午後2時、体調不良がささやかれていた安倍氏が、唐突に東京・永田町の自民党本部を訪問した。党関係者は数日前、「安倍氏は一気に元気になっている」と近況を語っていたが、二階氏らと向き合った安倍氏は辞意を表明。新たなリーダーを決める総裁選の号砲が鳴った。

 それまでの「ポスト安倍」レースは、当時、政調会長だった岸田文雄氏が安倍氏らの支持を受け、多数派を形成するとの見方が多かった。しかし、ロケットスタートを切ったのは菅氏。翌29日には東京・赤坂の衆院議員宿舎で二階氏ら少数の党幹部に出馬への意欲を示し、協力を取り付けた。

 蓋を開ければ、安倍氏は岸田氏に支持の言質を与えず、二階派(志帥会)に続いて細田派(清和政策研究会)や麻生派(志公会)などの主要派閥は矢継ぎ早に菅氏に乗った。総裁選は9月14日の両院議員総会で行われ、菅氏が岸田氏と石破茂元幹事長を退けた。

 次への可能性を残すため、選挙戦の途中から2位確保へと照準を合わせたのが岸田氏だ。石破氏より多い国会議員票を集めて地方票の劣勢をはね返し、最低限の目標は達成できた。

 党内では、逆転劇に手を貸したのは岸田氏と衆院初当選同期の安倍氏との見方が根強い。岸田氏が踏みとどまれば、安倍氏が政敵と考える石破氏が最下位に沈み、再浮上が難しくなるためだ。閣僚経験者は「安倍氏は岸田氏の票集めに協力した」と強調し、岸田氏は周囲に「全部、墓場まで持っていく」と漏らした。

 しかし、総裁選後に岸田氏は完全無役となり、一部の岸田派(宏池会)議員や地元の広島県では、次期衆院選に向け、二階派や公明党から争いを仕掛けられている。弱まった求心力を回復しなければ「ポスト菅」は見えてこない。

 一方、石破氏は総裁選の形にも苦しめられた。安倍氏は辞任表明の際、後継を速やかに決めることを求めた。党幹部は「『速やかに』とは、全党員・党友による投票を省略する両院議員総会で新総裁を選んでほしいということだ。国会議員票の比重が重くなり、石破氏は不利になった」と振り返る。

 石破氏は惨敗の責任を取り、10月下旬に石破派(水月会)の会長を退いた。派は12月に存続を決めたが、あるベテランは「『アンチ安倍』だからこそ石破氏は輝いた」と突き放す。

 ライバルの影響力はそがれたが、今の首相を取り巻く環境は必ずしもバラ色ではない。二階派を重用する首相の人事に、細田派や麻生派には不満がくすぶる。後期高齢者の医療費窓口負担や政府の観光支援事業「Go To トラベル」の対応では、首相に近いはずの公明党や自民党幹部との齟齬(そご)も表面化した。

 無派閥で党内基盤が弱い首相について、自民党重鎮は少数派から頂点を極めた三木武夫元首相に似ているとしつつ「菅内閣は調整役がいない。三木内閣には実力者に頭を下げて回る丹羽兵助元労相ら『お辞儀三人衆』がいた」と指摘する。

 一方、二階派幹部は「しぶしぶ『Go Toを中止します』という態度では効果がない」と述べ、国民の心に響く明確なメッセージを発信すべきだと訴える。

 党内では、内閣支持率の急落や近づく衆院選の「選挙の顔」を考え、次期総裁選は「首相の再選が盤石とはいえなくなった」(重鎮)という見方まである。不穏な動きを沈静化するため、来年は首相が衆院解散と人事という強いカードをいつ切るかも焦点となる。(内藤慎二)

6004チバQ:2020/12/23(水) 13:38:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/0acaeb1a32b0019a6c852ae88f66e3c3cbde8f04
「政治とカネ」、政権に危機感 安倍前首相聴取、吉川氏辞職
12/23(水) 7:17配信
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「桜を見る会」をめぐる問題について記者団の質問に答える安倍晋三前首相(中央)=4日
 相次ぐ「政治とカネ」の問題が菅政権を揺さぶっている。

 自民党の安倍晋三前首相が「桜を見る会」疑惑で検察の任意聴取を受けたことが22日明らかとなり、現金授受疑惑がもたれている吉川貴盛元農林水産相も衆院議員を辞職した。来年の衆院選を控え与党内には危機感が広がる。

【写真特集】桜を見る会

 「全くないとは言わないが、十分心得て今後対応することが大事だ」。自民党の二階俊博幹事長は22日の記者会見で、政権への影響について聞かれ、歯切れが悪かった。世耕弘成参院幹事長も会見で「法律を守って行動するという思いを、党のメンバー全員でかみしめることが重要だ」と語った。

 首相経験者が東京地検特捜部の聴取に応じるのは極めて異例。辞職した吉川氏は菅義偉首相と当選同期で、政権発足後は党選対委員長代行に起用された。新型コロナウイルス対応が迷走し、内閣支持率が急落する中、政府関係者は「踏んだり蹴ったりの状態だ」と愚痴った。

 党内には不穏な物言いをする議員も出てきた。ある中堅は「政権は末期的になりつつある。支持率が30%を割り込むと『首相を代えた方がいい』という声が出てくる」と漏らした。

 ただ、安倍氏聴取と吉川氏辞職がこのタイミングとなったことについて、党幹部は「これで落ち着くだろう」と年内の幕引きに期待する。ある閣僚は吉川氏について「通常国会召集前に辞めてもらって良かった」と明かし、公明党幹部も「年内で区切りが付けばいい」と語った。

 来年の通常国会は冒頭から2020年度第3次補正予算案や21年度予算案の審議が待ち受ける。政治とカネの問題を引きずったままでは、「デジタル庁創設など、首相肝煎りの改革を推進する力がそがれる」(閣僚経験者)からだ。

 一方、野党側は安倍、吉川両氏の国会招致を訴えつつ、首相の責任も追及する方針。立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、「桜」疑惑に関し「安倍氏と同様に虚偽答弁を繰り返した首相も国会で説明の義務がある」と指摘。共産党の小池晃書記局長は会見で「吉川氏は首相に極めて近い。真相解明の責任は自民党、首相にある」と断じた。

6005チバQ:2020/12/23(水) 20:58:36
>>5989

>事務所によると、感染が判明した秘書はこのパーティーに出席していなかった。

https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20201223k0000m010254000c.html
竹本前IT担当相の秘書が新型コロナ感染 議員本人もPCR検査受診へ
2020/12/23 20:06毎日新聞

竹本前IT担当相の秘書が新型コロナ感染 議員本人もPCR検査受診へ

竹本直一IT・科学技術担当相

(毎日新聞)

 衆院は23日、自民党の竹本直一前IT・科学技術担当相(大阪15区)の秘書が新型コロナウイルスに感染したと発表した。体調不良を訴えた秘書は21日から自宅で待機し、翌22日に陽性が確認された。事務所によると、この秘書は東京事務所で勤務。竹本氏は濃厚接触者に認定されなかったが、PCR検査を念のため受けるという。

 竹本氏を巡っては、後援会が18日夜、大阪市内のホテルで約80人参加の飲酒と会食を伴う政治資金パーティーを開催。政府が「5人以上」の会食自粛を国民に呼びかける中、事務所側は「認識が甘かった」と陳謝した。事務所によると、感染が判明した秘書はこのパーティーに出席していなかった。【隈元悠太】

6006名無しさん:2020/12/23(水) 22:55:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c49484c306d584b476950e92fe116d88b7ea858
「桜を見る会」手のひら返しの検察捜査は安倍氏を従わせる「菅首相の権謀術数」なのか
12/23(水) 10:45配信

安倍晋三前首相の後援会が毎年主催していた「桜を見る会」前夜のパーティー問題が再燃している。

安倍氏は参加費の補填(ほてん)を繰り返し否定してきたが、結果的にウソだった可能性が高くなり、与党内からも批判が起きている。

◇「冗舌さ」の裏で

安倍氏は辞任直後から、インタビュー、講演、集会、ゴルフ、会食に忙しく顔を出し、コロナ第2波の時とは打って変わって冗舌だった。

自民党内では

「3度目の首相登板もあり得る」

「会長として清和政策研究会(細田派)に復帰してもらおう」

との声まであった。

しかし、派手な活動の裏で秘書や後援会幹部は東京地検特捜部の事情聴取を受けていたのだ。

そうと分かってみれば、体調不良で退陣したにしては少しはしゃぎすぎと見えた存在感アピールにも、何か狙いがあったに違いない。

菅義偉首相は国会で「報道で捜査を知った。法務省・検察庁から事前の説明や報告はなかった」と答弁したが、真に受けることはできない。

東京地検は大学教授らが提出していた違法な資金補填の告発状を、1月と4月の2度、形式上の理由で送り返していた。

告発は口頭でも受理するのが原則である。

先送りしたのは、現職首相周辺の捜査に二の足を踏んだからに違いない。

そうでなくとも1〜5月は、コロナ危機と並行して、黒川弘務元東京高検検事長の定年延長や検察庁法改正案を巡り、官邸・検察・世論が三つどもえでもめにもめていた最中である。

関係者によると、捜査を始めたのは10月、安倍氏が退陣した直後からという。

安倍氏は当然、察知したはずだ。

また、検察が菅首相に黙って着手するとは考えにくい。

官邸と検察の関係がギクシャクした後だけになおさらだ。

事件のレベルは格段に違うが、前首相に捜査が及んだ先例としてロッキード事件がある。

当時、三木武夫首相の秘書だった岩野美代治氏の詳細な回顧録と備忘録が本になっている(2017年と20年、いずれも吉田書店刊)。

三木は安原美穂法務省刑事局長(後に検事総長)から節目ごとに報告を受け、必要があれば説明を求め、積極的に意見も述べていた。

6007名無しさん:2020/12/23(水) 22:55:30
>>6006

事件の中心は田中角栄前首相と早くから見定め、司法の独立性を尊重しながらも、行政府の長として積極的な捜査を支持していた。

三木の後押しが角栄逮捕の支えになった舞台裏が生々しく分かる。

菅首相は安倍氏を守ろうとしているのだろうか。

そうは見えないところが政局的な想像をかき立てる。

菅首相は官房長官として、安倍氏の虚偽答弁に沿った答弁をしてきた。

国会では次のように釈明した。

「私自身も前首相が国会で答弁された内容について首相に確認し答弁してきた。事実がもし違った場合には当然、私にも答弁した責任がある。そこは対応する」

虚偽の責任は安倍氏に押しつけ、自分は仕方なく付き合わされた限りにおいて訂正なり謝罪なりする、という意味か。

明らかに冷たく距離を置こうとしている。

法律専門家の見立てでは、事件は立件されても会計責任者や後援会幹部が罰金を科せられる程度で、過去の基準に照らせば不起訴でもおかしくないらしい。

安倍氏は「知らなかった」と言い張れば、直接指示した証拠でもない限り共犯に問われることもない。

まさに大山鳴動してネズミ一匹だが、とすれば世論の心証はなおさら悪い。

検察も「黒川問題」の不信を拭うには、中途半端な捜査ではかえって火の粉を浴びる。

黒川氏と検察トップの座を争う形になった林真琴検事総長は、自分を排除しようとした菅官邸に一矢報いようと、司直の筋を通すことで、就任時に強調した「政治と適切な距離を取る検察」を分かりやすく示そうとするかもしれない。

捜査を尽くしたと納得してもらうには、安倍氏本人の事情聴取が欠かせないと指揮する可能性はある。

政権は代わっても、今年前半の国政を揺るがせた官邸と検察の対立は、なお尾を引いている。

その場合、菅首相は黙認するのではないか。

国会答弁の冷たさはそうした展開を予感させた。

政治資金収支報告書の訂正や秘書への罰金で幕引きとなれば、検察審査会への申し立ては避けられない。

つまり、安倍氏には「桜のウソ」問題が当分つきまとう。

6008名無しさん:2020/12/23(水) 22:55:53
>>6007

◇安倍氏を従わせる材料

辞任後の安倍氏は、自分の政権運営の正当性と今後の影響力保持をあけすけに訴え、早々と「次期衆院選で菅首相が勝てば(来年9月の自民党総裁選も)当然続投だ」(11月12日共同通信インタビュー)と語った。

ただしそれは、自分が影響力を持つ最大派閥の細田派を先頭に、複数の派閥が菅氏を支持した今年の総裁選と同じ構図を維持することが大前提になる。

安倍氏の自己アピールが、菅氏の再選をエサにした駆け引きなら、「桜のウソ」は菅氏が安倍氏と渡り合い、ついには従わせるための格好の取引材料になる。

石破茂元幹事長は派閥会長を降り、岸田文雄前政調会長の派閥も次期衆院選候補者公認問題で結束が乱れてきた。

内閣の看板政策を担う河野太郎行革担当相と小泉進次郎環境相は、菅首相と対決する名分がない。

コロナ対策や東京五輪強行開催の成否にかかわらず、菅氏再選に立ちふさがる「政敵」が次々と沈んでいく。

(伊藤智永・毎日新聞専門記者)

(本誌初出 「桜のウソ」の捜査と菅首相 “冷たい距離”ににじむ再選戦略=伊藤智永 20201215)

6009名無しさん:2020/12/23(水) 23:04:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8c228dce492c1ef2e7a84559916bb1c2c1b1f9f
みのもんたが独占告白! 菅首相〝ステーキ会食〟主催は「二階さん」 会話の中身も初証言
12/23(水) 11:25配信

 新型コロナウイルスに振り回された2020年。番組を降板して静かな生活を送ると思われていたあの人が最後の最後に世間を騒がせた。菅義偉首相との“ステーキ会食”や“文春砲”で注目を集めることになったみのもんた(76)だ。8人が参加した会食の内情、さらに「週刊文春」に報じられた女性との関係は? みのが本紙にすべてを語った――。

 とんでもない1年だったよね。コロナで生活がガラッと変わったと思ったら、文春に書かれるわ、最後の最後に菅さんと会食したって批判されるわ。まあでも、1年の〆(シメ)の相手が総理大臣ってのは文句ないかな。

 総理と別室にいたかって? 別室のわけないじゃない。冗談で言ったら真に受けられちゃったんだよ。いつもの記者なら「何言ってんですか!」ってツッコミを入れてたんだろうけど、記者の種類が違ったみたい(笑い)。あそこにいたのは真面目な記者だったんだね。こんな冗談、無視されるだろうと思ったら、そのまま流れちゃった。若い人が多かったからかな。寒い中、ずっと待ってて、彼らは風邪ひいたりしてないかな。

 あの日は二階俊博幹事長と古くから付き合いがある人で食事しましょう、という会でね。首相主催の食事会っていうんじゃないんですよ。あの日、菅さんは公務を終えて、あとは宿舎に戻って食事して寝るだけっていうから、「じゃあ時間が合うし食事していきますか」と二階さんが声をかけたってだけで。

 大宴会したかのように言われてるけど、菅さんの滞在時間は40分か50分ぐらいのものです。現場にいた記者は見て、分かってるでしょうけど。

 ちゃんと席の間に距離を取って、特に盛り上がるような話題もないから、静かに食事してました。菅さんが来たころには、僕らは既に食事を終えていたね。政治や社会について話すわけじゃなく、首相との会話は「みのさんの御法川(みのりかわ)という名字は本名ですか? 秋田に御法川姓の人がいます」「秋田は親戚ではないみたいです」ってぐらい。菅さんは秋田出身だからね。

 あとは王貞治さんが野球の話をしてくれてね。日本シリーズの話とか、王さんから聞きたいじゃない。王さんはまた嫌な顔をしないで答えてくれるから。あの方は野球に対する情熱がすごいね。やっぱり大した方だよ。

 菅さんには初めてお会いしたけど、優しそうでいい方でしたよ。

 それと報じられているように、今年春に「秘密のケンミンSHOW」(日本テレビ系)を降りた理由は初期パーキンソン病でした。知り合った順天堂大学の先生が「症状が出てるから検査した方がいい」と教えてくれてね。まぶたが落ちる症状が出てたんですよ。「ケンミンSHOW」の収録中に「寝てる」と言われたけど、あれもその症状だったんだね。

 ちゃんと病院に行って、今はいい薬があるから随分と体調が良くなりました。しばらく銀座に出てないから顔出したい気分だけど、このご時世に行ったらまた「あのバカが」と叩かれちゃう。

 女性にマンション買ったとか、一緒にスーパーで買い物してたとか。会社の真下で待ち構えてて「1億5000万円のマンション!」ってさ。もう俺のことなんかいいじゃない。ほっといてくれよ、だね。

 社長を務めていた水道メーター販売会社「ニッコク」は今月1日に退任し、代表権を持つ会長になりました。社長は一緒にずっと苦労してきた人になってもらいました。それが会社のためだし、セガレのためです。

 うちの親父が始めた会社だけど、セガレだから社長に、という簡単な話じゃないからね。社員150人の家族、お付き合いがある100社ぐらいの業者さんの家族を支える責任があるんです。だから社長は絶対に実力がある人じゃないとダメ。セガレが周りの人から認められて、自分の力で上がっていくならいいけどね。

 来年、この会社は創業80年を迎えます。さらに未来へ、しっかり会社を残していくためにやるべきことをやらなきゃね。

東京スポーツ

6010名無しさん:2020/12/23(水) 23:05:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/a971f4a87a10f130301cfa271dc15b40d367a31f
不満鬱積の自民党内 間隙ついて特捜部は菅政権に向け捜査も
12/23(水) 11:05配信

 Go Toトラベル中止を巡る失政などで評価が急落している菅義偉・首相。だが、その最大の敵は自民党の「内部」にいるようだ。菅首相を脅かすのは、かつて官房長官として7年半仕えた安倍晋三・前首相だ。

 菅首相は安倍政権を支えてきた議員を「重用する者」と「干し上げる者」に選別。その干された人々が安倍氏を持ち上げているという。さらに、この対立は統一会派の議員を含め399人いる自民党全体に広がっている。

 また、菅氏を首相に押し上げたとも言える二階俊博・幹事長との関係も悪化している。全国旅行業協会会長を務める「観光業界のドン」二階幹事長から見れば今回のGo To一時停止は「ガッカリ」の一言だろう。首相が独断で決めたため、関係にひびが入ったのだ。

 菅&二階のタッグが危うくなると、安倍氏ら旧主流派には巻き返しのチャンスだ。党内には政権運営に対する不満が鬱積している。

 2021年は総選挙の年だ。二階氏は選挙に向け露骨に派閥を拡大。細田派、麻生派、岸田派の旧主流3派に喧嘩を売ってきた。

 二階派最高幹部の地元・山口3区で岸田派参院議員が鞍替え出馬に動くと、二階氏は軍団を引き連れて乗り込み、「挑んで来るなら、政治行動の全てを擲って受けて立つ」と恫喝した。かと思うと、逆に、静岡5区、新潟2区では公認候補見直しで二階派議員を押し込もうとするなどやりたい放題。菅首相もそれを黙認してきた。今後は旧主流派が巻き返し、各地で公認争いが燃え上がる。

 両陣営はブレーン同士も衝突している。菅首相ブレーンのデービッド・アトキンソン氏が提案する「中小企業再編」に関し、安倍政権の内閣官房参与を務めた本田悦朗・元スイス大使は自民党議員の勉強会で「極めて危険」と酷評した。

 菅首相は自身の“お仲間”からも突き上げを受けている。新型コロナ対策分科会の尾身茂・会長をはじめ、菅首相が感染対策のために内閣官房参与に起用した岡部信彦氏(川崎市健康安全研究所所長)、さらに自民党のスポンサーでもある日本医師会の中川俊男・会長らが「このままでは医療崩壊」と声を上げ、知事たちも「科学的知見に欠ける」(佐竹敬久・秋田県知事)と政府の対応を批判している。

 政権が一枚岩でなくなれば、検察は政界捜査にフリーハンドを持てる。特捜部は菅政権側にも捜査を向け、二階派の吉川貴盛・元農水相に鶏卵業者からの現金提供疑惑が浮上、西川公也・元農水相(二階派)も関連して内閣官房参与辞任に追い込まれた。

 自民党内は真っ二つに割れ、あちこちで内乱が広がっている。

※週刊ポスト2021年1月1・8日号

6011チバQ:2020/12/24(木) 13:07:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/720237060654bfc00a1ecef94ff466082a85cbb0
二階氏に批判集中 求心力急落も 多人数会食主催・GoTo継続主張・派閥不祥事
12/24(木) 12:16配信
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二階氏を巡る構図
 新型コロナウイルス対応などを巡り、自民党の二階俊博幹事長への逆風が強まっている。多人数のステーキ会食を主催し菅義偉首相を招いたことや、運輸族有力者として観光支援事業「Go To トラベル」継続を最後まで主張したことが反発を呼んだ。吉川貴盛元農水相の現金受領疑惑など自派閥の不祥事も相次ぐ。もともと他派閥との選挙区競合で党内の不満は蓄積しており、二階氏の求心力が急落する可能性もある。

 「飯を食うのが何で悪い」。二階氏は会食批判に、こう漏らした。14日夜、二階氏と首相、俳優の杉良太郎氏ら8人が集まって都内のステーキ店で会食。政府が少人数の会食を呼び掛ける中で批判が広がり、首相が陳謝する事態となった。

 党幹部は「たまたま行ったら大人数の場合もある。主催者の配慮が必要だ」と首相を擁護。だが、二階氏は記者会見で「マスクを取らなきゃ食事できない」などと政府の勧めるマスク会食でなかったことも示唆し、波紋をさらに広げた。

 会食は、首相が「トラベル」の全国一時停止を発表した直後。全国旅行業協会会長を務める二階氏は一時停止に猛反発し、周辺に「勝手なことしやがって」などと憤っていた。参院若手は「首相が会食に参加したのは二階氏の顔色をうかがうためでは」と推測する。

 二階派では、秋元司衆院議員や河井案里参院議員が相次ぎ逮捕・起訴され、吉川氏の現金受領疑惑も浮上。吉川氏が議員辞職した22日、二階氏は会見で疑惑について「(吉川氏)本人など関係者でなければ分からない。詳しいことは聞いていない」と述べるにとどめた。派閥幹部は「不祥事といえば二階派ばかり。イメージが悪い」と頭を抱える。

6012名無しさん:2020/12/24(木) 15:47:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/6abc0051739a488442104ab1359bf88544c2b845
「東京五輪やる」断言した菅首相 解散カード切れず政局は“ポスト菅”へ〈週刊朝日〉
12/24(木) 8:02配信

 日本で五輪が開催された年は必ず政変が起きる。1964年東京五輪の池田勇人、72年札幌五輪の佐藤栄作、98年長野五輪の橋本龍太郎の3首相は、いずれも五輪が開催された年に退陣した。戦争で“幻の五輪”となった40年には阿部信行と米内光政、そして2020年は安倍晋三の3首相が交代している。21年の菅義偉首相は、この的中率100%の“永田町ジンクス”と戦わなければならない。

 すでに政局大荒れの兆しは見えている。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が「5人以上の飲食で感染リスクが高まる」と警告を出している中、菅首相自身が多人数での会食を繰り返していたことが発覚。インターネット番組で、自らを「ガースーです」と不敵な笑みを浮かべながら自己紹介したことにも批判が殺到している。

 菅内閣発足当初、世論調査で60〜70%台だった内閣支持率は急落し、NHKの調査では11月から14ポイント下がって42%に。自民党議員からは「菅さんは官房長官が適任で、首相の器ではない」との声も出始めた。

 そんな中で訪れる21年、政局に大きな影響を与えるのが夏に開催が予定される東京オリンピック・パラリンピックだ。

 感染拡大が続くなかで開催が危ぶまれるが、菅首相の五輪にかける意気込みは強いという。大会組織委員会の幹部が話す。

「森(喜朗・大会組織委員会会長)さんは当初、2年延期論だったが、安倍政権下で1年延期に決まったことで再延期は選択肢からなくなった。五輪が中止になれば日本経済に与える影響も大きい。そのことは菅首相も理解しており、『五輪はやる』と周囲には断言している」

 頼みの綱となるのは、ワクチンだ。すでに米国や英国などでは予防接種が始まっている。前出の組織委幹部はこう話す。

「日本では1960年代にサリドマイドの薬害問題が起きたこともあり、新薬の認可には慎重。それでも菅首相は『4月か5月には接種を始めたい』と話している。できるだけ早く政府としてメッセージを出してほしい」

 ただ、来夏までに感染が収束せず直前で中止に追い込まれるような事態となれば、判断が遅れて傷口を広げた「Go To」キャンペーンの二の舞いとなりかねない。五輪強行は菅首相の政治生命をかけた「大バクチ」となりそうだ。

 菅首相の自民党総裁任期は21年9月末まで。10月21日には衆院議員の任期満了も迎える。選挙イヤーを生き抜くための駆け引きはもう始まっている。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「菅首相が支持率を盛り返すのはたとえ五輪が開催されても容易ではなく、解散時期を延ばせばますます不利な状況に追い込まれる。今、自民党内では安倍晋三前首相・麻生太郎財務相と菅首相・二階俊博党幹事長の間で水面下の対立があります。このまま支持率が下がって菅首相で選挙は戦えないとなれば、双方の対立は表面化するでしょう」

 1月18日召集を軸に調整が進められる通常国会で第3次補正予算が成立すれば、解散の機会が訪れる。だが、感染拡大が収まらなければ、解散権も行使できないと前出の鈴木氏は言う。その時に始まるのは、菅首相の“終活”だ。

「解散を打てないままズルズルと秋の衆院任期まで追い込まれ、選挙に勝つ見込みもないとなれば菅首相は続投を諦めてキングメーカーとして影響力を残す方向にシフトする可能性がある。二階幹事長とともに、『ポスト菅』に麻生派内で総裁選に出馬させてもらえない河野太郎行政改革担当相をあえて担ぐ可能性もある。一方、それを阻止するために、岸田文雄前政調会長や下村博文政調会長などが次の首相に意欲を見せるでしょう。21年の政局は大荒れです」

 綱渡りの政権運営の先に笑うのは誰か。(本誌・西岡千史/今西憲之)

※週刊朝日  2021年1月1‐8日合併号


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