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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5831名無しさん:2020/11/29(日) 12:27:18
https://www.asahi.com/articles/ASNCW5W3LNCWUTFK00X.html
「真面目」岸田氏、問われる手腕 埋没回避で発信強化
会員記事
笹井継夫
2020年11月27日 18時01分

 今年9月の自民党総裁選で敗れ、一転無役になった岸田文雄前政調会長が埋没を避けようと発信を強めている。来秋の次期総裁選に向け、さっそく地方行脚を開始。新たな議員連盟も立ち上げて存在感をアピールする。衆院広島3区をめぐる公明党との対立など難題が降りかかるなか、党内で良くも悪くも「真面目」と評される岸田氏の手腕も問われている。

 岸田氏がいま、力を入れるのが地方視察だ。安倍政権では外相や政調会長だったことから地方を回る時間が少なく、浸透不足が指摘されているためだ。

 「多くの地域に足を運んで経験を積み重ねていくことによって、政策について磨きをかけるべく努力をしていきたい」。8日、長崎県小値賀町での視察後、記者団に語った。

 菅義偉首相や石破茂元幹事長と争った9月の総裁選で、岸田氏は国会議員票と地方票を合わせた全体では2位だったが、地方票は141票のうちわずか10票。石破氏の42票にも及ばず、地方票という「弱点」が浮き彫りになった。

 これを受け、先月15日には自身が率いる岸田派内に、総裁選での地方対策を担う委員会を新設。第1弾となった今月2日の山梨県内の視察で、岸田氏は「地方票(獲得)の前提として、地方をよく知り、地方のみなさんとしっかり意思疎通を図らなければならない」と強調し、地元議員や住民らと対話を繰り返した。

 一方で、国会議員票の上積みにも着手している。27日には、野田聖子幹事長代行とともに共同代表に就いた出産時の費用負担軽減をめざす議員連盟で、出産育児一時金の引き上げを求める提言をとりまとめた。また、麻生派の薗浦健太郎副幹事長らとともに各国の新型コロナウイルス対策を学ぶ議連も始動させている。さらに、被爆地・広島選出の議員として、核兵器の廃絶を訴える自著も先月出版。「岸田カラー」のアピールに努めている。

 だが、岸田氏が置かれている状…

5832名無しさん:2020/11/29(日) 21:12:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f43d7847291a11cf244de25cb9a87e06f78feca6
「安倍前総理が賢明な判断を」桜問題めぐり石破氏
11/29(日) 18:16配信

■石破茂・自民党元幹事長(発言録)

 (「桜を見る会」の前日の夕食会の問題で、野党が安倍晋三前首相の国会招致を求めていることを問われ)国会がどう決めるかであり、同時に安倍前総理自身がどのようにお答えになるかいうことだと思う。

 私たちが野党でいた頃、鳩山(由紀夫)さんが前総理になられた時、そういう方々の国会招致を求めたが、応じられることはなかったと記憶している。

 やっぱりそこは与野党の立場は関係なく、衆院の(政治)倫理綱領で、そういう時には自ら進んで事実を明らかにしなければならないと決めた。

 そういうことを踏まえて、安倍前総理ご自身が賢明な判断をなさるし、それが長い間総理を務められた方の誇りでもあり、見識でもあるかなと思うが、どういう判断をされるかについて私があれこれ申し上げるべきことではない。(29日、高知市で記者団に対して)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/39c5dbd7b39e4ab4dbed87b1363d855da3139ca8
安倍氏は「桜」説明を 自民・石破氏
11/29(日) 17:17配信

 自民党の石破茂元幹事長は29日、安倍晋三前首相は後援会主催「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題に関し、自ら国民に説明すべきだと主張した。

 議員は疑惑を持たれれば自ら解明するよう衆参両院の政治倫理綱領に記されていると指摘し、「自身が賢明な判断をする。それが長い間、首相を務めた方の誇り、見識だ」と述べた。

 菅義偉首相が官房長官時代に事実誤認の答弁をした可能性が出ていることについても「間違った答弁をしたとすれば、なぜかということ(を説明する姿勢)が国民の信頼を高めることにつながる」と指摘した。高知市内で記者団に語った。

5833名無しさん:2020/11/30(月) 17:17:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3f183211b9235a55bf0d6b4e9064e649005438a
橋下徹氏が安倍前首相にフジ番組で“辞職勧告”の衝撃! 次々とシンパが離れていく
11/30(月) 12:40配信

 安倍前首相と親しい橋下徹元大阪府知事が、安倍前首相に対して“辞職勧告”を行い、安倍前首相周辺に衝撃が走っている。

 辞職勧告が飛び出したのは、29日朝、放送されたフジテレビ系の情報番組「日曜報道 THE PRIME」。番組は、安倍前首相の「桜疑惑」を取り上げ、桜を見る会「前夜祭」の経費について、安倍サイドが910万円以上の費用を補填していた問題を報じた。番組の最後に橋下元知事は、こうコメントしてみせた。

<秘書がやっていることを政治家が全部見切れてるわけじゃないんですが、今回の問題はホテルに確認すればすぐに分かることなんです><これ事実だったら本当に残念なんだけど議員辞職もやむなしだと僕は思っています>

■岸田文雄氏、野田聖子氏も…

 安倍前首相周辺が焦っているのは、安倍応援団が次々に離れはじめていることだという。産経新聞まで、26日の社説で「自ら説明すべき」と主張している。

 29日は、自民党の野田聖子氏が「前首相が自らの言葉で説明責任を果たすべきだ」とNHKで明言し、岸田文雄氏も記者団に聞かれ「しっかりと説明努力を続けることが大事」と突き放している。もともと、野田氏、岸田氏の2人は、安倍前首相とは同期の“仲良し”だ。

 さらに、検察が「桜疑惑」を捜査することについて菅官邸は黙認している、という解説も流れている。そもそも、国会会期中に特捜部が本格捜査を進めることは珍しい。立憲民主党の福山幹事長は、「状況によっては連座制も適用される可能性も出てくる」と指摘している。地検が想定しているのは「政治資金規正法違反」と「公職選挙法違反」だ。捜査はどう進むのか。元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏はこう言う。

「捜査は年内に決着すると思います。来年になると、解散総選挙の可能性があることと、4月以降にずれ込むと時効にひっかかるからです。安倍さん本人の立件はないでしょう。あるとしたら、秘書の罰金刑だと思います。連座制の適用はありません」

 秘書が立件されたら、一気に“安倍離れ”“安倍包囲網”が加速する可能性がある。

5834名無しさん:2020/11/30(月) 22:29:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9486105e3e8dd5790ceebc00910fe79361c01014
自民・二階幹事長 都議選に意気込み「必ず勝利を」
11/30(月) 22:19配信

 2021年夏に行われる予定の東京都議会議員選挙について、11月30日に開かれた自民党東京都連の定期大会で二階幹事長は「必ず勝利を収めるため、努力していく」と意気込みを語りました。

 定期大会では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、経済活動との両立に全力を挙げて活動することや、2021年に延期された東京五輪を成功させる運動方針を決めました。そして、来賓として二階幹事長が登壇し、次の都議選について「党本部にとっては国政選挙同様の重みを持っている」と、勝利への意気込みを語りました。定期大会では現職の22人の議員を含め、都連の公認候補者49人の発表も行われました。

最終更新:11/30(月) 22:19
TOKYO MX

https://news.yahoo.co.jp/articles/63d2fc77b2459193736f096f2d7cb8d6c3c0127c
下地氏復党、党本部で判断 二階自民幹事長
11/30(月) 19:22配信

 自民党の二階俊博幹事長は30日の記者会見で、同党沖縄県連が反対している無所属の下地幹郎衆院議員の復党について、「県連の意向を尊重するが、そればかりではない。党は党として判断をすることもあり得る」と述べた。

5835名無しさん:2020/11/30(月) 22:49:54
衆議院の同期会が昨夜開催 | 河井克行オフィシャルブログ「あらいぐまのつぶやき」Powered by Ameba
https://ameblo.jp/katsuyuki-kawai/entry-12483328701.html

衆議院の同期会が昨夜開催
2019-06-19 20:27:10

テーマ:ブログ
平成八年10月20日投開票の総選挙で初当選した仲間たちでつくる「末広会」が昨夜、約二年ぶりに開催されました。

安倍総理大臣をゲストに迎えて、菅官房長官、河野外務大臣、吉川農林水産大臣、それに下地幹郎・日本維新の会選対委員長ら二十数名の同期生が出席。初当選から23年。いまでは皆が、政府、国会、党、政策集団を枢要な役割で支える立場になりました。派閥の事務総長のうち6人もが平成八年初当選組です。思い出話に花が咲きました。安倍政権をみんなで支えること、参院選の必勝を誓い合いました。

山口泰明「末広会」会長の音頭で、派閥・グループを超えて、「末広会」が妻・河井あんりを応援することも心合わせしていただきました。二十数年間に及ぶ同期のつながり、本当にありがたいものです。

#河井克行#安倍首相#同期生#菅官房長官#農林水産大臣#河野太郎#政府#自民党#国会#衆議院議員総選挙

5836とはずがたり:2020/12/01(火) 22:52:45

“ボス”なき石破派、展望なき存続  本人は総裁選になお意欲
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/669063/
2020/12/1 6:00
西日本新聞 総合面 湯之前 八州

 石破茂元幹事長が自民党石破派(19人)の会長を退いて、1カ月余―。派閥自体は何とか存続する見通しが強まっているが、後継会長などは白紙のままで、他派閥への移籍を模索する議員の動きも依然くすぶっている。石破氏は来秋の次期総裁選への出馬意欲を捨てていないが、自身も派閥も混迷の淵から抜け出せていない。

 「みんなで固まっていこうという意見が強かった。雲散霧消することはない」。11月26日、石破派の有志の昼食会を終えた中堅議員は、派の現在の雰囲気をこう表現した。

 9月の総裁選で最下位に沈んだ石破氏。10月22日の石破派臨時総会では、最側近で派閥事務総長の鴨下一郎元環境相らに迫られる形で会長の座を降りた。関係者によると、鴨下氏はかつて所属した竹下派にメンバーを集団移籍させた上で、石破氏を「竹下派の総裁候補」として再生し、次期総裁選に出馬させるシナリオを描いていたという。

 ただ、鴨下氏がこうした狙いを石破氏や派内に知らせなかったことから、ボスが空位となった石破派の混乱は深まった。脱退や、竹下派とは別の派閥への移籍を検討する議員が出たり、「石破氏は首相挑戦を諦めた」との臆測が飛び交ったりした。

 その後、石破氏が幹事長時代に初当選した若手メンバーを中心に、派の存続を望む声が強まった。若手は11月18日に石破氏と会食し、結束を確認。木曜日定例の派閥会合は中止が続くが、代わりの昼食会を毎週催している。出席者は増加傾向にあり、同26日には中堅や、重鎮の田村憲久厚生労働相を含む12人が顔をそろえた。「一部がクーデターを企てただけ。大半はこれからも石破さんについて行く」と若手の一人は話す。

 「自分が終わったと思わない限りは、終わらない。決めるのは自分だ」

 当の石破氏は11月20日、自身のパーティーでこう主張。来場者は首相への意欲を捨てていないと受け取った。だが、総裁選惨敗の原因である党内支持基盤の薄さを克服する妙策は見えない。石破派は存続するにしても、特定の総裁候補を推さない「グループ」にすべきだと主張するメンバーも複数いる。

 石破氏を宰相にするため、5年前に発足した石破派。「集まってはいるが、未来も方向性も定まらない。今はそんな状態だ」。長老の一人は息を吐いた。

 (湯之前八州)

5837名無しさん:2020/12/02(水) 09:43:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce3e4c0e02bea594055a7680b9e790572b418a6a
二階幹事長と菅総理が一日二回も飯食って話し合った「重要案件」
12/1(火) 7:32配信

11月12日、永田町の政界関係者は飛び交う噂に耳を疑ったはずだ。



「菅義偉総理と二階俊博幹事長が食事をするらしい。しかも昼夜2回続けて――」

実際、二人は首相官邸で昼飯を食べ、夜は虎ノ門の高級ホテル『The Okura Tokyo』で小池百合子東京都知事を交えて会食した。多忙を極める総理が一日に2度も幹事長と会って話すことと言えば、一つしかない。



解散総選挙のタイミングだ。



その前夜には、安倍晋三前総理が野田聖子幹事長代行らと会食し、「私だったら来年1月に解散する」と話したとも報じられていた。にわかに年明け早々の解散総選挙が現実味を帯び始めた。



「その直前まで、菅総理と二階幹事長の間に隙間風が吹き始めているのでは、と勘ぐる向きがありました。外務省の振り付け通りに対中強硬姿勢を見せる菅総理と、筋金入りの親中派である二階幹事長の間に溝が生じたのではないか、というものです。会食はその噂をかき消す意味もありました。

そのうえ、二人が一日に2度も会えば、野党にも解散があるとの疑念を抱かせるには十分です。1月中旬までに第3次補正予算を成立させ、国民に10兆円規模のバラマキを行って下旬に解散。2月7日投開票が一つのスケジュールでしょう」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)



永田町関係者の間では『〈想定〉解散総選挙日程』という題名で詳細なスケジュールが出回っており、年明け解散に説得力を持たせている。最近になって自民党本部の中庭で政策宣伝車『あさかぜ号』のマイクテストが頻繁に行われているのも、選挙の到来を予感させる一因だ。



菅総理は国会で「私も『全集中の呼吸』で答弁させていただく」などと『鬼滅の刃』のセリフを引用。二階幹事長も主人公が身につける羽織の市松模様を意識したマスクをつけて記者の前に登場した。二人とも『鬼滅の刃』ブームに便乗しているように見えなくもない。



「二階幹事長の行動は変幻自在なので、つい深読みしたくなりますが、その行動原理は至ってシンプル。自民党が政権与党であり続けることと、自身が幹事長職に留まることの2点です。来年9月に訪れる総裁選では菅総理2選の流れを作って、幹事長に留まりたい。そのためには、総裁選の前に総選挙を行い、それに勝たなければならないのです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)



現状、一月解散はないとの見方が強くなっているが、はたして――。

『FRIDAY』2020年12月4日号より

FRIDAYデジタル

5838名無しさん:2020/12/02(水) 09:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6ff26eeaa8a6897a57227a766dce69ede16cf8b
安倍前首相の「桜」前夜祭“Go Toイート”を読売が連続スクープ! 紙面でわかる真の「権力」の在処
12/1(火) 6:12配信

 いやー、先週の読売新聞はすごかった。歴史に残る。

 紙面でおさらいしてみよう(後ほど書きますが「紙面で読む」のがキーポイントなのです)。

「安倍氏スクープ」で連勝の読売新聞
安倍晋三前首相 c?文藝春秋

 まず月曜日。11月23日の1面に『安倍前首相秘書ら聴取 「桜」前夜祭 会費補填巡り 東京地検』。

「桜を見る会」の前夜祭について東京地検特捜部が「会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填していた可能性がある」として秘書らを聴取した。

 読売のスクープである。まず1勝。

 それにしても高級ホテルで飲み食いして5000円。残りは安倍事務所が補填してくれるってまさにお得な「 Go Toイート」だ。菅&二階が考案する前に Go Toキャンペーンをしていた安倍さん。さすが役者が違う。

 読売のスクープに他紙も続く。翌日の火曜日、11月24日。

 毎日新聞『安倍前首相側 補填か』

 朝日新聞『安倍氏側 数百万円負担か』

 必死でくらいつく毎日&朝日。しかし読売は、

『安倍氏側800万円超補填か』

 具体的な数字をはっきり。朝日の「数百万」をあっさり上回る。読売2勝目。

 3日目の水曜日、11月25日。

 朝日は1面で『安倍氏側 5年で916万円補填』。

 朝日の意地だ。読売の「800万円超」に対してさらに具体的に出してきた。しかし読売1面を見ると……。

『安倍氏側 領収書廃棄か』

 出たー、食らいつく朝日をあざ笑うかのようなスクープをまたも放つ。読売3勝目。

 トドメは翌日の木曜日。11月26日。

 読売1面『安倍氏側、記載方法照会』。

 なんと安倍氏側が2013年に「前夜祭」開催費用について、政治資金収支報告書への記載方法を総務省に問い合わせていたというのだ。そして政治団体に支出が生じれば記載する必要があると回答を受けていた。安倍氏側が政治資金規正法に抵触する可能性を認識していた根拠だという。

 読売4勝目! 圧倒的な強さである。例えて言うならプロ野球の日本シリーズで「4勝0敗」で圧勝したようなもの。

 あ……例えがマズかったか。

 いや、先週の同じ頃に読売ジャイアンツは日本シリーズで4連敗したが、しかし読売本体は4連勝していたのである。

5839名無しさん:2020/12/02(水) 09:48:55
>>5838

「我が世の春」を謳歌する二階幹事長に…
 さて今回の本題はここからです。

 ひと通り先週の読売の紙面を振り返ったが、新聞を「紙面」で読む醍醐味をこれから発表したいのです。「スクープ」の近くにはどんな記事が報じられていたのか。

 まず、最初のスクープ『安倍前首相秘書ら聴取』(11月23日)だが、私は下の記事に目を奪われたのである。これだ。

『首相の厚遇 二階派の春』

 二階俊博自民党幹事長がいかに我が世の春を謳歌しているかを書いているのだが、こういう政治内幕モノの「読み物」を1面の真ん中に配置するのは目立つ。

 つまりこれは読者というより「二階幹事長に見せている」のではないか。そんなメッセージすら感じてしまった。

説明を求められる中での首相への“高評価”
 次の火曜日の紙面を見てみよう。『安倍氏側800万円超補填か』というスクープの下には、

『菅首相「誠実さ」評価74%』

 菅さんは誠実。

 読売と早大の共同世論調査で8項目で尋ねたら「誠実さ」74%、「改革意欲」73%、「親しみやすさ」71%という数字が出た。

 「説明力」43%、「国際感覚」46%と低い数字も書いてあるが、2面では『首相、イメージ戦略奏功』として「庶民派」「令和おじさん」と見出しに書いている。

 これはすごい。学術会議問題やコロナ対策で説明を求められている中での「誠実さ」「親しみやすさ」である。

 安倍スキャンダルの独走スクープに菅&二階への好意的な記事。私は先週の読売の紙面を見て「潮目の変化」を感じたのだ。

「読売新聞を熟読して頂いて」
 思い出していただきたい。2017年5月3日の憲法記念日。

 読売は1面に『憲法改正20年施行目標 9条に自衛隊明記 首相インタビュー』と当時の安倍首相のインタビューを載せた。国会で問われた安倍首相は「読売新聞を熟読して頂いて」と言った。

 このとき、読売のインタビュー掲載までの流れを朝日は翌日に書いている。

《今回の憲法改正の方針表明に向け、首相は事前にメディアにも対策を打った。4月24日夜、都内の料理店で、憲法改正試案を紙上で発表している読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社主筆と食事。その2日後に東日本大震災をめぐる問題発言をした今村雅弘・前復興相を更迭した直後、同紙のインタビューを受けている。》(2017年5月4日)

 出ましたナベツネ! 憲法記念日に改憲インタビューを載せるという仕掛けにはこんな流れがあったのだ。

 渡辺恒雄氏の悲願でもある憲法改正。それを訴える安倍首相を読売は「推して」きた。しかし今回、安倍氏の求心力が下がるであろう記事を次々と載せ、その近くには菅&二階の企画モノの記事をちりばめる。

「乗り換えた」というのが下世話な表現だとすれば、渡辺恒雄氏の影響力が確実に下がっていそうなことが新聞マニアには「読める」のである。

5840チバQ:2020/12/02(水) 09:49:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/adeecec84879d4357e5f390f7017c3834af10811
吉川元農水相に現金提供か 鶏卵大手、便宜狙い 東京地検捜査
12/2(水) 0:42配信

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産経新聞
元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(春名中撮影)

 鶏卵生産大手「アキタフーズグループ」(広島県福山市)の元代表(87)が鶏卵業界に便宜を図ってもらう目的で、元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民、北海道2区=に対し、現金を提供した疑いのあることが1日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部も把握しており、アキタ社の関係者を任意聴取するなどして、捜査を進めているもようだ。

 吉川氏は11月、議員会館での産経新聞の取材に応じなかった。一方、アキタ社幹部は取材に「元代表らが任意聴取を受けているのは事実。詳しいことはわからない」と話している。

 元代表は業界団体「日本養鶏協会」で副会長や特別顧問を務めるなど、長年に渡り業界のリーダーとして、政治家や農水省の官僚に多く接触していた。元代表は吉川氏の他にも、農水族議員らに現金を配布した疑いがあるという。

 関係者によると、元代表は、家畜にとってストレスの少ない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア」(AW)や、鶏卵の取引価格が基準を下回った場合に9割以内が補填(ほてん)される「鶏卵生産者経営安定対策事業」をめぐり、政治家や農水省の官僚に実情を訴えるなどしていた。

 アキタ社をめぐっては、前法相で衆院議員、河井克行被告(57)=広島3区、公選法違反罪で公判中=夫妻の陣営による昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、事件の関係先として、今年7月に検察当局が家宅捜索していた。同社は河井夫妻陣営に献金をするなどしていた。捜索を受け、元代表は経営から退いていた。

 また同月に元代表は所有するクルーザーで、農水省の元幹部や、元農水相経験者らを接待していたことも判明している。

 吉川氏は北海道議を経て平成8年の衆院選で初当選し、現在6期目。北海道開発政務次官や農水副大臣などを歴任し、30年10月〜令和元年9月にかけて農水相を務めた。

5841名無しさん:2020/12/02(水) 09:49:34
>>5839

ポスト菅を目指す岸田文雄氏にも影響が
 たとえばこの記事も見てみよう。

『「桜」再燃 政権に痛手 安倍氏側 補填認める』(読売11月26日)

 見出しは菅政権だが、読んでいくと安倍氏に関する解説のほうが面白いのだ。

《安倍氏は9月の退任後、表舞台での活動を徐々に再開させていたが、求心力の低下は必至だ。》

 安倍氏の失墜はポスト菅を目指す岸田文雄氏にも影響が出ているらしい。

《岸田氏にとっては、来年の党総裁選を見据え、安倍氏との連携を強化する狙いがあった。岸田氏周辺からは「安倍氏を後ろ盾にする戦略は練り直す必要がある」との声も漏れ始めた。》

 見出しでは菅政権に「痛手」とあるが、長い目で見ると菅首相には思わぬプラスになってしまいました、という状況でもあることがわかる。

 各所で権力のうつりかわりを改めて実感。そんなことを感じた先週1週間の新聞読み比べでした。

プチ鹿島

5842名無しさん:2020/12/02(水) 10:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/40584e9e8909f4f015f37625f26d3d617d2febd8
「桜を見る会」問題で安倍前首相の影響力は失墜、菅政権は自由になった?
12/1(火) 6:01配信

 「桜を見る会」問題が突如、国民の目の前に再浮上してきた。菅政権になってからというものの、安倍政権時代は見えにくかった「裏の工作」のようなものが国民に見えるようになってきたといっていい。一体なぜか。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)

● 「桜を見る会」補填問題、菅首相は突き放した

 安倍晋三前首相の後援会が、地元支持者らを招待して「桜を見る会」の前夜祭を開催した際に、参加者がホテルに支払う費用の一部を、安倍前首相側が補填していたことが明らかになった。

 安倍前首相の公設第1秘書が東京地検特捜部の事情聴取に対し、費用の一部を補填したことを認めた上で、「補填した分は政治資金収支報告書に記載しなければならないとわかっていた」と供述したという報道もある。特捜部は、公職選挙法と政治資金規正法に違反する疑いがあるとして、今後立件の可否を判断するとみられている。

 これまで、安倍前首相は、2019〜20年の国会で、「安倍事務所側が補填した事実は全くない」などとした答弁を33回していた(本連載第226回)。野党は「虚偽答弁を続けた」と批判し、攻勢を強めている。

 菅義偉首相は、国会で問われると「前首相の関連団体のこと」と突き放した。真相解明のための安倍氏の参考人招致については「国会が決めること」と他人事のような態度だ。自身が官房長官だった時の対応についても「前首相に確認したことを話しただけ」とし、自分には責任がないとした。首相は、安倍前首相を冷たく突き放したように見える。

● 「裏の工作」のようなものが国民に見えるようになった

 この連載では、菅政権の発足時に、これまで官房長官として、安倍政権を支えるために自らに集中させた権力を、今度は自分が首相に就任した後に、誰かに譲るのか、握り続けるのかが焦点だと指摘した(第253回)。

 そして、政権発足後に次第に明らかになったことは、菅政権では、政権が「目的」とすることと、その実現のための「手段」が、安倍前政権時代と入れ替わったことだ(第256回)。これを言い換えれば、安倍政権時には表面に出てこなかった、権力を支えるための「裏の工作」のようなものが表に出てきて、国民に見えるようになったということだ。

 例えば、「日本学術会議の任免拒否問題」である(第255回)。安倍政権時から、首相官邸の強い要望で、新会員の推薦名簿を学術会議が正式に政府に提出する前に、官邸と学術会議で「事前協議」が行われるようになったことが明らかになってきた。16年と18年の欠員補充の人事では、学術候補が推薦した候補に官邸が難色を示し、欠員を補充できなかったという。だが当時、それが表面化することはなかった。安倍政権が学術会議との対立構図を国民にわざわざ見せることをしなかったのだ。

 安倍政権にとっては、安全保障政策の推進という「目的」を達成できればいいのであり、その大きな障害にならなければ、国民の目の前でわざわざ派手に戦う必要はなかったからだ。その水面下の「事前協議」を主導していたのが、当時の菅官房長官だったことはいうまでもない。

 ところが、菅政権が発足した途端に、学術会議の「任免拒否問題」が国民の面前で起こった。学術会議が、菅政権が目指す政策の障害になったわけではない。それなのに、菅首相は学術会議のみならず、野党やメディアから厳しい批判を浴びながらも、「任免拒否」の理由の説明を一切拒否し、学術会議の改革を「行政改革」の課題の一つと位置付けた。学術会議を抑えること自体が、政権の「目的」となったように見える。

5843名無しさん:2020/12/02(水) 10:00:37
>>5842

● 「桜を見る会」は安倍政権の目的達成のための手段

 そして、「桜を見る会」の問題である。これは、安倍政権時には、政権の「目的」を推進する障害となりかねないスキャンダルであり、速やかに沈静化することが重要だった。ゆえに、菅官房長官は「桜を見る会」の「招待者選定責任者」として、徹底的に安倍首相を擁護していた。

 前夜祭については国会で、通常1万円以上かかるホテルの宴会で、安倍事務所が支援者から5000円しか徴収していなかったことの妥当性を野党から追及された時、「ホテルと話せば柔軟に対応してくれる」「いろんなところで過去に経験がある」「5000円でできないと言っていますけど、決め打ちはやめてもらいたい」などと反論した。また、野党から関連書類をホテルから取り寄せることを求められると、「明細書の発行はなかったということです」と突っぱねていたのだ。

 さらに当時、「桜を見る会」の「招待者名簿」が破棄されていたことが国会で問題視された。当時の菅官房長官は、「桜を見る会」文書を所管する立場にあった。だが、野党議員の文書公開の要求に、「個人情報を含んだ膨大な文書を適切に管理する必要が生じるため、内閣府は遅滞なく廃棄している」と答弁していた。

 「招待者名簿」が重要だった理由は、招待者の中に安倍前首相ら政権幹部の「招待枠」が存在しており、事実上税金を使って支援者を接待する場になっているという疑惑があったからだ。

 つまり、「桜を見る会」とは、安倍政権が、長期政権を維持し、政策を実現するという「目的」達成のために支持基盤を拡大していく「手段」となっていたのだ。そして、それが「違法」だと疑われる「手段」だったので、官僚も使って徹底的に隠そうとしたということだ。

5844名無しさん:2020/12/02(水) 10:01:12
>>5843

● 安倍前首相の今後にとって著しい痛手

 ところが、菅政権になってから、「桜を見る会」が突如、国民の目の前に再浮上してきた。しかも、検察の安倍事務所への事情聴取という、明らかに安倍政権時代とは真逆の形である。さすがに、これを菅政権で「手段」が「目的」になったというのは言い過ぎだろう。だが、いろいろと考えさせられることがある。

 安倍政権時代は、菅官房長官と黒川弘務前東京高検検事長が検察を抑え込んでいたという話がある。黒川氏が検察を去り、菅官房長官は首相となった。その結果、政権が検察を抑えられなくなったということかもしれない。

 一方、逆の考え方もある。この連載で指摘したように、首相となったことで、自分に集めてきた権力を「真逆」の方向に使い始めたということだ。菅首相は官房長官時代に、毎年約10億〜15億円計上される官房機密費や報償費を扱い、内閣人事局を通じて審議官級以上の幹部約500人の人事権を使い、官邸記者クラブを抑えてメディアをコントロールし、官邸に集まるありとあらゆる情報を管理した。官邸に集まるヒト、カネ、情報を一手に握ることで、菅氏は絶大な権力を掌握してきた。

 そして、菅官房長官が集めた権力は、「森友学園問題」、「加計学園問題」、「桜を見る会」、「南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の“日報隠し”問題」、「裁量労働制に関する厚労省の不適切な調査データの問題」など、安倍前首相とその周辺が「権力の私的乱用」をして、うまい汁をすすることを守るために使われてきた。一連の隠蔽、改ざん、虚偽答弁とそれらに対するメディアの甘い対応は、菅官房長官の指揮によって行われてきたのだ。

 ところが、今回検察が「桜を見る会」に関して安倍事務所の事情聴取に入ったことに対して、菅首相が「黙認」した。あるいはより積極的に関与したという話がある。それは前述の、菅首相の安倍氏に対する冷淡なコメントを読めば、あり得ない話ではないように思える。要は、菅首相は「正義」のために権力を行使し、安倍氏を切り捨てた可能性があるのだ。

 これは、菅首相が言う「当たり前のことが当たり前になる日本社会」の実現に向けた権力行使なのかもしれない。しかし、権力の私的乱用を守るために集めた権力が、「正義」を実現するために使えるのかどうかは、今の時点ではなんともいえない(第253回・p5)。

 菅首相が権力を行使した結果なのかは別としても、「桜を見る会」の再浮上で少なくとも一ついえることがある。それは安倍氏の政界における影響力維持に、著しい痛手となったということだ。

 振り返れば、国政選挙6連勝を達成し、史上最長の長期政権を維持した安倍氏対する自民党内の評価は高かった。また、「ポスト安倍」だった岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長が失速し、自民党内では「ポスト安倍は菅」との声が大きくなりつつあった。菅政権の最初の組閣・党役員人事でも、今後も安倍氏が裏で操り続けるのではないかと思われるほど、安倍氏に気を使ったといえる人事が目立った。

 さらに安倍前首相が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」が再始動した。「保守団結の会」(代表世話人・高鳥修一衆院議員)や「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)など他の保守系のグループも、安倍氏との連携も模索し始めていた。

 だが、「桜を見る会」の疑惑再燃で、安倍再登板を望む声は急速にしぼみ始めている。その結果、「国民の人権の制限」と「国民の義務の強化」という保守系議員が進めようとした憲法改正や、家族の重視など「道徳の推進」など、保守的な政策を進める動きは大きくならないだろう(第144回)。

 一方、安倍政権時から進めてきた、「一億総活躍」(第138回)、「働き方改革」「女性の社会進出」(第177回)、「教育無償化」(第169回・p3)などの社会民主主義的な政策に加えて、「不妊治療の保険適用拡大」「選択的夫婦別姓」などが進められていくことになる。

5845名無しさん:2020/12/02(水) 10:01:22
>>5844

● 菅首相はアベノミクスを公然と批判できるようになる

 そして、安倍前首相の名前を付けた経済政策であるため、批判がしづらく、政府自身がその間違いを認められなくなっていた「アベノミクス」の政策転換がやりやすくなることは重要だろう。

 アベノミクスとは、異次元のバラマキで、斜陽産業を延命させただけで、成長産業を生まず、カネが切れたらまたカネがいる経済政策だった(第163回)。日銀総裁や経済閣僚が、都合のいい数字だけを出して、アベノミクスの成功を強弁し続けた状況が変わるのはいいことだ(第190回・p3)。

 なによりも、菅政権が進める行政改革・規制緩和と「アベノミクス」は根本的に相いれないものだ。菅首相は、「アベノミクスの継続」を強調してきたが、本心ではないだろう。安倍氏の影響力低下によって、菅首相はアベノミクスを公然と批判できるようになる。構造改革路線への転換を堂々と主張するようになるだろう。

 最後に、外交政策の変化である。「ドナルド・シンゾー」と呼ばれたドナルド・トランプ米大統領との親密な関係を核とする日米関係をベースとした外交方針は、表舞台から退場していくことになる。次期米大統領に決まる可能性が高まっているジョー・バイデン氏は、トランプ大統領よりも原理原則に厳しいという見方がある。中国に対して、トランプ政権以上に強硬路線を取る可能性があるが、バイデン氏が公約している「地球温暖化問題」の推進などでは、協調的な関係を築こうともするだろう。

 また、「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」が締結された。世界の人口の3割、世界のGDPの3割を占めている巨大経済圏の誕生である。特筆すべきことは、日本、中国、韓国が史上初めて自由貿易協定を結んだことだ。「二国間交渉」ではさまざまな問題を抱えているためにうまくいかなかったこの3国が、「多国間」という枠組みの中で合意に至ったことは、今後の国際関係の変化を象徴している。

 今後は、「二国間」よりも「多国間」の関係が、「対立」よりも「協調」が重要視される国際社会になっていくだろう。「バイデン次期大統領の登場」「RCEPの締結」と「安倍前首相の影響力低下」は、単なる偶然ではあるものの、新しい時代が到来する象徴的な出来事となる可能性がある。

上久保誠人

5846名無しさん:2020/12/02(水) 10:13:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5348af68dfc145be6b614012df9dc74e1c5c175a
菅首相 国土強じん化の5年延長指示、15兆円 二階幹事長らに配慮
12/1(火) 12:37配信

 菅総理は、防災・減災のための公共事業=国土強じん化対策を来年度から5年間延長するよう指示しました。事業規模は総額で15兆円が見込まれています。

 「防災減災、国土強じん化のための5か年加速化対策。仮称でありますが、取りまとめるよう指示があったところであります」(加藤勝信 官房長官)

 1日の閣僚懇談会で菅総理は、“自然災害等の状況に即した機動的、弾力的な対応を行うため”、今年度までの予定だった国土強じん化対策を5年間延長する考えを表明し、閣僚らに指示しました。事業規模は5年間で総額15兆円が見込まれ、初年度の対策は現在編成中の今年度第3次補正予算案に盛り込まれる見通しです。

 国土強じん化対策をめぐっては、自民党の二階幹事長らから延長を求める声が上がっていました。(01日11:18)

最終更新:12/1(火) 13:33
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/80a30282f5507038f36e17faef3b44a260e5008c
菅首相 国土強靱化「5か年計画」策定指示
12/1(火) 14:03配信

防災・減災や国土強靱(きょうじん)化を推進するため、菅首相は1日、15兆円規模となる来年度からの5か年計画を策定するよう関係閣僚に指示しました。

菅首相は1日朝の閣僚懇談会で「自然災害の状況に即した機動的、弾力的な対応を行う」として、激甚化する災害や巨大地震への対策、老朽化対策の加速、デジタル化などの推進を柱に5年間で15兆円規模の対策を策定するよう指示しました。

来年度の事業費については、今年度の第3次補正予算案に盛り込むとしています。

国土強靱化は自民党・二階幹事長の肝いりの政策で、現在の計画は3年で総事業費7兆円でした。今年度で期限が切れることから、与党からは5年間で15兆円の計画策定を求める声が出ていました。

二階幹事長は会見で「時宜を得たことであり、我々としては当然のことだ」と述べました。

5847名無しさん:2020/12/02(水) 10:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8111ca9c58e538f5f0e920314b2becfb713cc5b
公明に揺さぶられる岸田派 進むも退くも窮地 衆院広島3区
12/1(火) 21:02配信

 自民党岸田派(宏池会)の岸田文雄会長が衆院広島3区の候補者調整で苦境に立っている。岸田氏ら多くの議員を輩出する広島で次期衆院選の公認候補を立てる算段だったが、公明党が斉藤鉄夫副代表の公認を決めたためだ。公明党側は岸田派議員への「選挙支援打ち切り」をちらつかせており、岸田氏はメンツと現実のはざまで頭を抱えている。

 「地元は公明に怒っている」。岸田氏は1日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会してこう訴え、公明党への不信感をにじませた。二階氏は「しっかり連携していこう」と応じたという。岸田氏は山口泰明選対委員長とも面会。山口氏は記者団に「県連として(広島3区の候補となる)支部長を選ぶのは当然だ」と述べた。

 公明党は昨夏の参院選広島選挙区で当選した河井案里被告=公職選挙法違反の罪で公判中=と、広島3区選出の元法相で夫の克行被告=同=が関与したとされる買収事件を問題視。衆院選に向け「自民党不信が払拭されていない」などと斉藤氏擁立を正当化する。

 これに対し、岸田派には、公明党が太いパイプを持つ菅義偉首相の強い後押しで案里被告が擁立されたとの見方が強く、広島3区の候補者は自民党県連主導で決めるとの立場だ。ただ、公明党の意志は固く、支持母体の創価学会が岸田派議員らに「広島3区から手を引かないと次の衆院選では応援できない」などと個別に牽制しているとされる。

 岸田氏は公明党との調整に意欲を示すが、岸田派若手は「何も得られずに引き下がれば、将来の首相就任の目はなくなる」と危機感をあらわにした。(永原慎吾)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c3d6d581aae42a0267446f6cbcbf5fa0e337e5
門衆院議員の公設秘書、飲酒運転の疑いで逮捕 和歌山
12/1(火) 20:58配信

 元国交政務官の門博文・自民党衆院議員(55)=比例近畿、二階派=の公設秘書が和歌山市内で飲酒運転し、道交法違反容疑で和歌山県警に現行犯逮捕されていたことが分かった。当初は職業を無職と偽り、逮捕後には事務所を解雇されたという。

 関係者によると、現行犯逮捕されたのは、中野泰寛元秘書(54)。逮捕容疑は11月23日午前0時半ごろ、和歌山市内の自宅近くの県道で、車を飲酒運転したとしている。

 車が速度を上げて走るのをパトロール中の警察官が不審に思い、職務質問したところ、呼気から基準を超えるアルコール分が検出された。車には妻と知人が同乗。門議員は乗っていなかったという。すでに釈放されている。

 門議員の事務所は「休日中の私的なこととは言え、公設秘書としてあるまじき行為に深くお詫び申し上げます」とコメントしている。

5848チバQ:2020/12/02(水) 20:54:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASND255HGND2UTFK00J.html
吉川元農水相が党役職を辞任 「しばらく治療に専念」
2020/12/02 16:05朝日新聞

吉川元農水相が党役職を辞任 「しばらく治療に専念」

衆院本会議に出席する自民党の吉川貴盛氏=2020年11月20日、恵原弘太郎撮影

(朝日新聞)

 自民党の吉川貴盛・元農林水産相が大臣在任中に鶏卵生産・販売大手側から500万円を受け取ったとされる疑惑をめぐり、吉川氏は2日、事務所を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り。

   ◇

 本日の朝刊各紙に私の政治資金に関する記事が掲載されました。地元のみなさま、党関係者にはご心配をおかけしておりますことをお詫(わ)び申し上げます。

 昨日までに報道機関からお問い合わせが事務所にありましたが、2年前心筋梗塞(こうそく)を起こし大学病院で手術し、現在も定期的に通院治療していたところ、先週不整脈となり急遽(きゅうきょ)その病院に入院したことから対応することができませんでした。

 しばらく検査の上、治療に専念しなければならない状況となっております。国会審議と党務の運営にご迷惑をおかけしたくない思いから、本日、党国会対策委員長に診断書を提出するとともに、党幹事長宛に選挙対策委員長代行をはじめとするすべての党役職を辞することをお伝えしました。

 本日の件で当局から説明を求められることがあれば、現在入院治療中ではありますが誠実に対応させていただきます。

5849名無しさん:2020/12/02(水) 21:09:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/660af52eb005641b8b1a6e434f1b5cad9438b25f
自民・下村氏「首相にまで行くことか」「トラベル」対応で小池氏に苦言
12/2(水) 16:44配信

 自民党の下村博文政調会長は2日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要喚起策「Go To トラベル」をめぐり菅義偉首相と東京都の小池百合子知事が1日に首相官邸で会談したことについて「本来は西村康稔経済再生担当相マターだと思う。首相(のところ)まで行くことかと思う」と述べ、小池氏の対応に苦言を呈した。

 高齢者や基礎疾患を持つ人の利用自粛を求めるとの結論になったことについては「国も都も連携して国民の信頼に応えるようにすることだ。首相は応えている」と語った。

5850名無しさん:2020/12/02(水) 23:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c55ebe09756df6e1e5853e5e0acd4b9a5b2eb11
細田派と麻生派 菅政権下で逆風に直面 「後継者不足」「桜」懸念
12/2(水) 22:44配信

 自民党最大勢力の細田派(清和政策研究会、98人)と第2派閥の麻生派(志公会、54人)が、菅義偉政権下で「逆風」に直面している。両派には首相が断行した人事に不満がくすぶるが、反転攻勢を託せる後継者は見いだせていない。安倍晋三前首相の早期復帰待望論が根強い細田派には「桜を見る会」問題の再燃も影を落としている。

 両派に所属する衆院当選3回の議員30人超は2日夜、東京都内のホテルで会合を開催した。安倍氏を慰労する目的で、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相も顔を出した。新型コロナウイルスを「国難」と位置付け、結束して菅首相を支えることを確認した。

 出席者によると、安倍氏は「将来の日本のために頑張ってほしい」とエールを送り、麻生氏は次期衆院選について「逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をしておくように」と述べた。約1時間半の会合は大いに盛り上がったという。

 ただ、安倍、麻生両氏の盟友関係を基盤に前政権の中枢を担ってきた両派の現政権に対する思いは複雑だ。9月の総裁選で支持した菅政権の発足以降、徐々に影響力を失いつつある兆しがあるからだ。

 細田派は党幹事長や官房長官など希望していたポストを得られなかった。次期総裁選をめぐっては衆目の一致する候補がおらず、次期衆院選に向けても選挙基盤が弱い3回生を多く抱えている。「総裁派閥でなくなり、他派の草刈り場になるのでは」(中堅議員)との危機感は強い。

 そうした事情を背景に、派内では安倍氏の早期派閥復帰を期待する声が強まった。「再々登板」の可能性を残しつつキングメーカーとして影響力を持てば、派の存在感や求心力が高まるとの計算があったためだ。

 しかし、最近になって安倍氏の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会で安倍氏側が会費の一部を補填(ほてん)していたことが発覚。政治資金規正法違反の可能性も指摘される中、中堅は「安倍氏は知らなかったとはいえ、すぐには戻れないのでは」と不安視する。

 一方、麻生派は派内の総裁候補である河野太郎行政改革担当相の出馬意欲を抑えて総裁選では首相支持に踏み切った。ただ、新たな入閣は、待機組だった井上信治科学技術担当相のみ。若手は「麻生氏ら幹部は怒っている」と語っており、両派が政権とどう間合いをとっていくのかが注目される。(沢田大典、今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/43893256f1724cfc6151537728cb27d462cac5c6
解散時期など意見交換 自民党の二階、加藤氏ら
12/2(水) 23:44配信

 自民党の二階俊博幹事長、加藤勝信官房長官らは2日夜、東京都内の中国料理店で会合を開き、衆院解散・総選挙について意見を交わした。

 政府・与党内には来年1月の解散は困難との見方が広がっているが、出席者によると、時期について認識を共有したという。

 会合には森山裕国対委員長、林幹雄幹事長代理も同席。2020年度第3次補正予算案の審議日程についても協議し、1月中に成立させる方針で一致した。 

最終更新:12/2(水) 23:44
時事通信

5851チバQ:2020/12/03(木) 18:53:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f99ecf0871822979ef5845a78424ead6026b2cd
石破派、当面は会長不在で存続へ 「派閥として一致結束」と意思確認
12/3(木) 16:51配信
13




派閥会長の辞任を表明する自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2020年10月22日午後1時7分、竹内幹撮影
 自民党の石破派(19人)は3日、国会内で昼食懇談会を開き、派閥を存続させることで一致した。10月に石破茂元幹事長が会長を辞任したことを受け、対応を協議していた。

 この日の出席者は、山本有二元農相ら8人で、石破氏は含まれていない。①派閥として存続②有志による緩やかなグループ化③派閥解散――の3案が検討されたが、「派閥として一致結束していく」と意思確認された。当面、会長は不在とし、他派閥との交渉を担う役職を置く見通し。来週にも欠席者を含めて会合を開き、正式に決定する。【立野将弘】

5852とはずがたり:2020/12/03(木) 22:14:57
自民各派、疑惑続出に動揺 安倍氏説明要求の声
2020年12月03日20時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120300953&g=pol

 自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が浮上したのに続き、「桜を見る会」前夜祭問題で東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請したと報道され、党内で3日、動揺が一段と広がった。各派幹部からは両氏に説明を求める声が上がった。
桜解明に後ろ向き 菅首相、にじむ「負の遺産」にふた

 竹下派の竹下亘会長は派閥例会後、安倍、吉川両氏について記者団に「説明責任があるのは当たり前だ。どこかの時点で話すと強く期待している」と強調。岸田派の岸田文雄会長は吉川氏に関し、「政治の信頼という点で重大、深刻な問題だ。どう説明するか注視しなければならない」と語った。
 吉川氏が事務総長を務めていた二階派も定例の総会を開いたが、金銭疑惑は話題に上らなかったという。公職選挙法違反事件の河井案里被告(参院議員)とカジノ汚職事件の秋元司被告(衆院議員)は自民離党後も特別会員として同派に所属。ベテランは「衆院選でかなりの逆風になる」と語った。石破派中堅は「問題は二階派ばかり。反省がない」と厳しく批判した。
 加藤勝信官房長官は記者会見で、安倍氏について「国会でできる限りの説明をした。捜査には全面的に協力していく旨を述べた」と語るにとどめた。
 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、改めて安倍氏の国会招致を主張した上で「次から次へと問題が出てくるのは菅政権に引き継がれた体質だ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で、吉川氏の農水相在任中に菅義偉首相は官房長官だったとして「菅政権、自民党執行部に重大な責任がある」と断じた。

5853名無しさん:2020/12/04(金) 00:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a972d61cf48789c0820a6abc2a49787da8327760
安倍前首相が後援組織の強化呼びかけ、麻生氏は「逆風吹いても勝てるように」
12/3(木) 5:10配信

 安倍前総理は2日夜、麻生副総理や自民党の若手議員と会合を開き、来年予定される衆議院選挙に向け後援組織を強化するよう呼びかけました。

 東京都内のホテルで開かれた会合は、安倍前総理の慰労を目的としたもので、安倍氏の出身派閥・細田派と麻生副総理が率いる麻生派の当選3回の衆院議員ら、およそ40人が参加しました。

 「安倍(前)総理がおっしゃっていたのは、とにかく新しい後援組織を作っていく。常に新しい後援してくれる人を増やしていく。このことをやらなければダメだよと」(自民党 細田派 福田達夫衆院議員)

 来年の衆院選に向け、安倍氏がこのように述べたほか、麻生副総理は“当選3回の議員はこれまで順風の選挙を戦ってきた”としたうえで、逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をするよう呼びかけたということです。会合では、菅政権を支える方針も確認しています。(03日00:54)

最終更新:12/3(木) 5:10
TBS系(JNN)

5854名無しさん:2020/12/04(金) 00:23:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a972d61cf48789c0820a6abc2a49787da8327760
安倍前首相が後援組織の強化呼びかけ、麻生氏は「逆風吹いても勝てるように」
12/3(木) 5:10配信

 安倍前総理は2日夜、麻生副総理や自民党の若手議員と会合を開き、来年予定される衆議院選挙に向け後援組織を強化するよう呼びかけました。

 東京都内のホテルで開かれた会合は、安倍前総理の慰労を目的としたもので、安倍氏の出身派閥・細田派と麻生副総理が率いる麻生派の当選3回の衆院議員ら、およそ40人が参加しました。

 「安倍(前)総理がおっしゃっていたのは、とにかく新しい後援組織を作っていく。常に新しい後援してくれる人を増やしていく。このことをやらなければダメだよと」(自民党 細田派 福田達夫衆院議員)

 来年の衆院選に向け、安倍氏がこのように述べたほか、麻生副総理は“当選3回の議員はこれまで順風の選挙を戦ってきた”としたうえで、逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をするよう呼びかけたということです。会合では、菅政権を支える方針も確認しています。(03日00:54)

最終更新:12/3(木) 5:10
TBS系(JNN)

5855名無しさん:2020/12/04(金) 01:18:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/629841f6fd2aefbc0c9913f6762258488dfc6944
自民・竹下元総務会長、吉川元農水相らの疑惑に「説明責任があるのは当たり前」
12/3(木) 13:30配信

 自民党の竹下亘元総務会長は3日、吉川貴盛元農林水産相が業者から現金供与を受けたとされる疑惑や安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる問題に関し、「(政治家に)説明責任があるのは当たり前だ。何らかの形で、どこかの時点でお話しされると強く期待している」と述べた。

 また、「政治家は自らに降りかかったさまざまな疑惑や問題について自ら説明する以外に方法がない」と指摘。「政治資金やお金の問題では、『改むるにはばかることなかれ』というのが大原則だ」と強調した。竹下派(平成研究会)の例会後、記者団に語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a52e19fdf064cfb87d9a8a0145db633f5e67c97
石破派若手ら、派閥存続で一致
12/3(木) 13:34配信

 自民党石破派(水月会、19人)の若手有志らは3日、国会内で会合を開き、石破茂元幹事長が会長辞任を表明した派閥の在り方について意見交換し、石破派は存続させるべきだとの考えで一致した。会合後、平将明衆院議員が記者団に明らかにした。平氏は、月内にも派閥存続の方針を確認したいとの考えも示した。今後、派内で合意が得られるように調整する。会合には約10人が出席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d7daf9d8f0078b77478b3c9248e23246fea24d0
自民・岸田氏、日中関係「尖閣など言うべきことは言うべき」
11/26(木) 17:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は26日の岸田派(宏池会)会合で、中国の王毅国務委員兼外相の訪日を受けた今後の日中関係について「世界第2の経済大国との関係を安定させる努力は必要だが、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐるやり取りなど、言うべきことはしっかり言うバランスが大事だ」と述べた。

 香港の西九竜裁判所がデモ扇動罪に問われた民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏らの公判で保釈継続を認めず、即日収監したことに関しては「自由や民主主義を考えたときに、懸念すべきだ」と強調した。

5856名無しさん:2020/12/04(金) 01:20:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/884e94b8a7544e165d03e8bbdae2ca42f8904518
伊吹元衆院議長が小室圭さんに異例の苦言「国民にしっかり説明を」
12/3(木) 15:24配信

自民党の伊吹元衆議院議長が秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期されてきた小室圭さんに対し、国民への説明責任を果たすよう異例の苦言を呈した。

伊吹氏は最高顧問を務める自民党二階派の会合で、秋篠宮さまが誕生日に際しての会見で、眞子さまと小室さんの結婚を認める発言をされたことについて、「父親としての娘に対する愛情と、皇嗣という者のお子様である者にかかってくるノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)としての行動と両方の間の、相剋のようなつらい立場に皇嗣殿下はあられるんだなと思った」と感想を述べた。

そのうえで伊吹氏は「小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に、やはり皇嗣殿下がおっしゃってるようなご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福の上に、ご結婚にならないといけないんじゃないか」として、母親の元婚約者との金銭トラブルをめぐる小室圭さんの姿勢に異例の苦言を呈した。

また、伊吹氏は「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明し、「眞子さまと小室圭さんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69b8d5383d5c389f77efb52f9cf4ee262b645df0
「小室圭さんはしっかりご説明を」 伊吹元衆院議長
12/3(木) 17:30配信

■伊吹文明・元衆院議長(発言録)

 (秋篠宮家の長女の)眞子さまと小室圭さんの結婚について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかマスコミがいろいろ書いている。ノブレス・オブリージュ(高い地位にある者の責務)というか、そういうお立場であるがゆえに課されている制限というつらいお立場のもとにおられる。それだけに小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前にご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福のうえにご結婚にならないといけないんじゃないか。(3日、二階派の総会で)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfe57f3f56d00d43f3e27a1c20a5353e6914b2e
自民・伊吹氏「小室氏は国民にしっかり説明を」 眞子さまのご結婚
12/3(木) 16:02配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は3日の二階派(志帥会)会合で、秋篠宮さまが長女の眞子さまのご結婚を「認める」と述べられたことに関し、「父親としての娘に対する愛情と、ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)としての行動の間で、相剋のような辛いお立場に皇嗣殿下はあられると思った」と述べた。

 その上で、「(婚約内定相手の)小室圭さんは、週刊誌にいろいろ書かれる前に説明を国民にしっかりとされて、国民の祝福の上にご結婚にならないといけないのではないか」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74f58ca56c9556a2c748a6030e189cfb028d0dbb
伊吹元衆院議長、小室圭さんへ「国民にしっかり説明を」
12/3(木) 19:18配信

 自民党の伊吹文明・元衆院議長は3日の二階派の会合で、秋篠宮さまが長女眞子さまと小室圭さんの結婚を認める発言をされたことに関し、「秋篠宮さまは結婚までに(金銭問題について)十分な説明をしなければいけないとも言われた。小室さんは週刊誌に書かれる前に、ご説明を国民にしっかりとされ、国民の祝福の上にご結婚にならないといけない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/268428edcef38098119d0ce03128c1ca5788525d
小室さんは説明を 自民・伊吹氏
12/3(木) 15:56配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は3日の二階派会合で、秋篠宮さまが長女眞子さまと小室圭さんの結婚を認める発言をされたことに関し、「秋篠宮さまは(金銭問題に関して)結婚までに十分な説明をしなければいけないとも言われた。小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に説明をしなければいけない」と指摘した。

5857名無しさん:2020/12/04(金) 01:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9537cbe1ba53a8b45d6f5feed3314eaf896dda
ワタベよりアベ! 永田町では安倍前首相の〝桜疑惑〟が風雲急「菅さんは怖い」
12/3(木) 22:37配信

「アンジャッシュ」渡部建(48)の記者会見が盛り上がるなか、永田町では安倍晋三前首相(66)の〝桜を見る会疑惑〟で大騒ぎになっている。

 これは「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題。昨年までの5年間の費用の総額が2000万円を超え、このうち少なくとも800万円以上を安倍氏側が負担したとみられる。

 だが、懇親会を主催した「安倍晋三後援会」の収支報告書に懇親会に関する収支の記載はなし。東京地検特捜部は後援会の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めたとされる。さらに3日には、特捜部が安倍前首相に任意の事情聴取を要請したと報じられた。安倍氏は「聞いていない」と否定している。

 安倍首相の在任中は黙殺されてきた一連の疑惑が、菅義偉首相(71)に〝代替わり〟した途端、一気に動き出した印象を受ける。一部報道では安倍氏が首相辞任後も「外交の最前線に立つ」と息巻いていたのを菅氏側が快く思わず、クギを刺しにいったとも報じられているが…。

 元衆院議員でタレントの上西小百合氏(37)は本紙取材に「さすがに菅さん主導でここまで露骨にやるとは思えない」と否定的な見方をしつつも「特捜部が『桜(の疑惑)をやりたい』といって、菅さんが止めるのもおかしな話。そこは我関せずのように見せるのでは? 菅さんが表立って関与するとしたら、安倍さんの国会招致を止める時くらいでしょう」と推察した。

 上西氏いわく、約5年間の議員生活でわかったのは、実力者になればなるほど「腹の内は絶対に見せない」ことだという。

「今の政治家で言ったら、菅さん、二階(俊博)さん、あと間近で見てきた小沢一郎さん。この3人は怖いですよ。小沢さんなんか、言ってることとやってることが違い過ぎて『この人、二重人格なんかな』と思ったほどです(笑い)」

 そこへ行くと、安倍前首相は「ある意味、純粋でわかりやすかった」。上西氏は一気に動き出した〝桜疑惑〟について「さすがに安倍さん本人の立件はないとは思いますが、気付けば身動きが取れなくなっている。これが政治。菅さんも最初は〝安倍政治〟を踏襲すると言っていたけど、結局は自分のやりたいようにやりたい。今回の件に乗じて一気に自分の色を出していくのでは」と指摘した。

東京スポーツ

5858名無しさん:2020/12/04(金) 21:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8b04e04a6b316d1dcc3fa76f34e5891c9826b3
二階氏が会長だからGoTo優遇?首相「特別じゃない」
12/4(金) 19:49配信

 4日にあった菅義偉首相の記者会見では、最後の質問が「Go toトラベル」についての質問だった。記者が自民党の二階俊博幹事長の名前を挙げて「全国旅行業協会の会長を務め、強く推進している。結果的にほかの業界に比べて優遇してないか」とただした。

 菅義偉首相は「そもそも観光関連の方が約900万人いて、全国にホテルや旅館、従業員、お土産の製造、販売される方などが観光を支えている。観光に従事している方が地域を支えているのも事実」と指摘。「5、6月は稼働率が1割とか2割だった。そうした人たちがこのままいったら事業を継続できないという状況の中でGo toをさせていただいた。二階幹事長が特別ということじゃなくて」と答えた。

 また会見の最後、首相官邸側は「現在挙手している記者で希望があれば、各1問をメールなどで送れば首相の答えを書面で返させていただく」と伝えた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e78226f4ca9f07d046c1617b3f7730f5ae2dae8
「二階幹事長が特別ということではない」菅総理、GoToトラベルにおける自民党の観光業界優遇を指摘され「地域経済に何が一番役立つかで判断」
12/4(金) 19:17配信

 菅総理大臣がさきほど、臨時国会が明日閉幕することを受けて会見を開き、GoToトラベルについて「強く推進する二階幹事長は、全国旅行業協会の会長として務めている。結果的に他の業界に比べ、自民党はトラベル業界を優遇するのではないかと思う国民はいるのではないか」などと問われ、「二階幹事長が特別ということではなく、何が地域の経済を支えるのに一番役立つのかなというところで判断をさせていただいた」などと述べた。

 菅総理はこの問いに対して「そもそも日本には観光関連の方が約900万人いる。全国にホテルや旅館、さらには従業員の方、そしてお土産を製造する、あるいは販売をする方。農林水産品を納入する方など、地域で活躍する方が観光を支えているということも、観光に従事している方が地域をしっかり支えて頂いているのも事実。その中でGoToトラベルを政府としては実行に移してきているところ。地域の中でそうした生活をしている人が、このGoToトラベルによって5月、6月は稼働率が1割とか2割だったんです。そうした人たちは、このまま行ったらまさに事業を継続することができないという状況の中で、私どもはGoToトラベルをさせていただいて今に至っている。二階幹事長が特別ということではなく、何が地域の経済を支えるのに一番役立つのかなというところで判断をさせていただいた」などと説明をした。(ABEMA NEWS)

5859名無しさん:2020/12/04(金) 21:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6703d5cdf9bea8ccb3c4b0b05f7c5cb4c4dded2
首相動静(12月4日)
12/4(金) 7:05配信

 午前6時54分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同56分、官邸着。
 午前9時19分から同29分まで、太田充財務事務次官。
 午前9時44分から同54分まで、総務省の黒田武一郎事務次官、稲岡伸哉自治税務局長。
 午前10時1分から同16分まで、閣議。
 午前10時18分から同27分まで、武田良太総務相。同28分から同33分まで、西村康稔経済再生担当相。
 午前10時36分から同49分まで、自民党の「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」会長の甘利明同党税調会長ら。同50分から同11時9分まで、甘利同党税調会長、住沢整財務省主税局長。同34分から同42分まで、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、秋葉剛男外務事務次官。
 午後0時7分、官邸発。
 午後0時15分、東京・赤坂の竹下ビル着。同ビル内のそば店「赤坂 観世水」で渡辺美喜男リベラルタイム出版社代表取締役編集長、和里田聡松井証券社長と会食。
 午後0時38分、同所発。同42分、官邸着。
 午後2時14分から同24分まで、自民党の「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」本部長の二階俊博同党幹事長ら。同25分から同36分まで、同党の二階幹事長、林幹雄幹事長代理、下村博文政調会長。同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、衆院本会議場へ。同57分から同58分まで、新藤義孝自民党政調会長代理。同3時2分、衆院本会議開会。同10分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同11分から同25分まで、衆院の大島理森、赤松広隆正副議長、高木毅議運委員長、与野党各会派にあいさつ回り。自民党の森山裕、公明党の高木陽介両国対委員長同行。同29分から同46分まで、参院の山東昭子、小川敏夫正副議長、水落敏栄議運委員長、与野党各会派にあいさつ回り。自民党の末松信介、公明党の秋野公造両参院国対委員長同行。
 午後3時48分、国会発。同50分、官邸着。(了)

5860名無しさん:2020/12/04(金) 21:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c6aeb9f3fb4edd8c9fb41b1d88db82d6d743c5c
安倍氏「桜」問題への対応、「ポスト菅」に温度差
12/4(金) 7:25配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会をめぐり、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書を立件する方針を固めたことを受け、自民党内で安倍氏の存在感の低下は避けられない情勢だ。菅義偉首相の後継を狙う岸田文雄前政調会長や野田聖子幹事長代行らは、安倍氏との距離の取り方をめぐり、対応が分かれている。

 「報道は承知しているが、正式に司法からの発表があったわけではない。コメントは差し控えたい」

 自民党の森山裕国対委員長は3日、特捜部が公設秘書を立件する方針を固めたとの報道について、こう述べるにとどめた。

 ただ、憲政史上最長政権を築き上げ、長らく党の顔だった安倍氏に絡む問題の広がりに、政界は浮足立っているのが現実だ。立憲民主党の安住淳国対委員長は同日、森山氏に「きちっと説明責任を果たしてもらわないと(来年1月の)通常国会はすんなりスタートできない」などと迫った。国民民主党の玉木雄一郎代表も記者会見で「(今回の疑惑に関する)安倍氏の答弁は嘘だった。政治責任は免れない」と非難した。

 「ポスト菅」を目指す自民党の面々の受け止めはさまざまだ。

 岸田氏は最近、安倍氏が会長を務める経済政策に関する議員連盟の会長代行に就任するなど距離を詰めている。記者団には「安倍氏の活躍に期待する声もたくさんある。私も引き続き連携や協力をすることができればと思う」と気遣いを見せた。

 ただ、領袖を務める岸田派(宏池会)内には、疑惑について「悪質だ」(中堅)と眉をひそめる向きもある。それでも、党内最大派閥の細田派(清和政策研究会)を地盤とし、衆院初当選同期でもある安倍氏は、次期首相を目指すうえで頼みの綱でもある。岸田氏は捜査の行方を冷静に見守る考えだ。

 一方、岸田氏と同じく、安倍氏と当選同期の野田氏は11月29日のNHK番組で「安倍氏が自らの言葉で説明責任を果たしていくべきだ」ときっぱりと語った。安倍氏と対峙してきた石破茂元幹事長も先月27日付のブログで「真実を積極的に明らかにすることと捜査の支障になることは同じではない」と書き込み、詳細な説明を求めた。

 安倍氏の影響力はいまだ衰えていないだけに、関係者の目は捜査の行方にくぎ付けとなっている。(永原慎吾)

https://news.yahoo.co.jp/articles/663a4529a28ede32554bc18f59561b4cc2f0174b
石破氏「大臣室で現金、ありえない」
12/4(金) 6:00配信

■自民党・石破茂元幹事長(発言録)

(吉川貴盛・元農林水産相の金銭授受疑惑をめぐり)私も農林水産相をやっていたが、「ニワトリの飼い方を厳しくしないでくれ」とか「価格の下落を抑えてくれ」という話は私の時代からあった。(報道が)事実だとすれば、大臣室で現金がやりとりされるというのは常識から言ってありえない。大胆を通り越しているとしか言いようがない。

 (安倍晋三前首相側が「桜を見る会」前日に開かれた夕食会の費用を一部負担した問題をめぐり)政治倫理綱領には疑惑をもたれた時は、自ら進んでそれを解明しなきゃいけないとある。与党野党は関係ない。「自分は潔白ですよ、間違いないですよ」と説明することが、何で捜査の支障になるのか私にはよく分からない。

 言っていることが「なるほど、そうだね」と明らかになれば、本来やるべき社会保障やコロナ、外交、安全保障、そういうことにもっと議論が集中できる。それが国のためではないか。(3日夜、BS―TBSの報道番組で)

朝日新聞社

5861名無しさん:2020/12/04(金) 21:34:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c1f2464891a1e6aee8acac54cf04166128b41b
「憲法改正」へ問われる菅首相の姿勢 安倍前政権では憲法論議が行われず
12/1(火) 16:56配信

 【ここがヘンだよ 日本国憲法】

 安倍晋三前政権では、国会の憲法審査会が開催されず、憲法論議が行われなかった。

 菅義偉首相誕生に伴って、憲法についての自民党・公明党連立政権合意は、「衆議院・参議院の憲法審査会の審議を促進することにより、憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成に努める」となった。

 自民党の佐藤勉総務会長は「菅首相は、安倍政権を踏襲するのが基本だ。憲法改正に邁進(まいしん)するという意思表示と受け取っていただいて結構だ」と述べている。

 日本維新の会の片山虎之助共同代表は10月30日の代表質問で、「現憲法は今日まで、国民投票も行われていない。当面行うべきことは、国民投票法改正案を早急に成立させ、各会派の憲法改正案を国民の前に開陳することだ」と述べた。

 注目すべきは、国民民主党の玉木雄一郎代表が9月15日、新党結党の記者会見で、「私たちは憲法審査会の審議を拒否することはない。国会での議論を牽引(けんいん)していく」と強調したことだ。

 同党の山尾志桜里憲法調査会長も9月24日の記者会見で、「新しい時代の新憲法草案」のたたき台を年内めどに出すと述べたうえで、「みんなでベストのものに作り上げていく。改正が必要なものを世論に喚起して国民対話のスタートラインとしたい」といい、憲法調査会の議論は完全フルオープンにすることを約束した。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は9月30日の記者会見で、記者から「菅政権のもとでの憲法改正に反対していくのか」と聞かれ、「自民党がどういう対応されるのか見えない状況なので、答えようがありません」と語った。

 ただ、同党を支持する「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が9月19日に公表した要望書には、「自民党が進めようとしてきた憲法『改定』とりわけ第9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くす」との相変わらずの内容だった。

 自民党では、新たに衛藤征士郎元衆院副議長を党憲法改正推進本部長に、細田博之元幹事長を衆院憲法審査会長が就任した。

 安倍前首相は9月28日、都内で開かれた出身派閥である細田派のパーティーに出席し、「自民党の悲願である憲法改正に向け、大きな力を発揮してほしい」と期待を述べた。

 菅首相は9月26日、国会での所信表明演説で、「国の礎である憲法について、そのあるべき姿を最終的に決めるのは、主権者である国民の皆さまです。憲法審査会において、各政党がそれぞれの考え方を示した上で、与野党の枠を超えて建設的な議論を行い、国民的な議論につなげていくことを期待いたします」と述べている。

 憲法改正の行方は、今後の国会での憲法論議にかかっている。=おわり

 ■田村重信(たむら・しげのぶ) 政治評論家。1953年、新潟県生まれ。拓殖大学卒業後、宏池会(大平正芳事務所)を経て、自由民主党本部勤務。外交・国防・憲法・インテリジェンスのスペシャリストで、政調会長室長、総裁担当などを歴任する。7月末で退職。現在、日本国際問題研究所客員研究員、拓殖大学桂太郎塾名誉フェロー、国家基本問題研究所客員研究員などを務める。著書に『ここが変だよ 日本国憲法!』(内外出版)、『秘録・自民党政務調査会16人の総理に仕えた男の真実の告白』(講談社)、『気配りが9割』(飛鳥新社)など多数。

5862名無しさん:2020/12/04(金) 23:08:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/57c31031cecdb8d6049311043249400d0af605bf
田崎史郎氏 安倍前首相の事情聴取に「三たび首相に挑戦しても…という声も出てきた。そういう中で」
12/4(金) 14:37配信

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が4日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会を巡る疑惑に関してコメントした。

 安倍晋三前首相側が夕食会の参加費で賄えなかった費用計900万円余りを補てんしたとされる問題で、東京地検特捜部は臨時国会が5日の会期末で閉会した後、安倍氏本人から事情聴取する方向で調整している。 

 MCの恵俊彰(55)に「事情を聴かれるってことは珍しいんですか?」と聞かれた田崎氏は「非常に珍しいことです。過去に例はありますが」と言い、「やはり安倍前総理に対して、三たび首相に挑戦しても…という声も出てきた。そういう中で安倍さんが現職総理大臣の時代の問題で、やめた後もこういうことに問われるってことになると、あれでよかったのかなってことも出てくるわけですね。そういう意味できついですよ」と述べた。そして「2つの問題があって今問われているのは法律上の責任がどうなのかって問題。もう1つは国会で虚偽答弁を重ねていたこと。こちらの方は別途、国会で与野党の間できちんとしなければいけない問題としても残っている」とし、国会が閉会になることから「来年の通常国会でしょうね」とした。

5863名無しさん:2020/12/04(金) 23:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/706f86ce464e0e2d90071a4ed5eb36ee877a9174
二階、麻生氏が会談 自民
12/4(金) 22:39配信

 自民党の二階俊博幹事長と麻生太郎副総理兼財務相は4日夜、東京都内の日本料理店で会談した。

 今後の政権運営をめぐり意見交換したとみられる。会談には、二階派の林幹雄幹事長代理、麻生派の松本純国対委員長代理が同席した。

5864名無しさん:2020/12/06(日) 14:58:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c355268ee8a9436728a6f0fed5ae4218a8d9fafc
河村元官房長官が虫垂炎で入院 地元山口県の会合にビデオレターで「ご安心いただきたい」
12/5(土) 23:05配信

 自民党の河村建夫元官房長官(78)=衆院山口3区=が、5日に宇部市で開いた衆院議員在職30周年を記念した政経セミナーを欠席した。急性虫垂炎の緊急手術を受けたためで、現在は入院中という。ビデオレターを寄せ「元気なのでご安心ください」と支援者たちに早期復帰を強調した。

 冒頭で参加者約300人に秘書が容体を説明。2日の夜半から3日の未明にかけて腹の調子が悪くなり、都内の病院で急性虫垂炎の手術を受けたという。会場では4日に病室で撮影した河村氏の映像が流れ「一日も早く復帰したいと思って、治療に専念している。ご安心いただきたい」と笑顔を見せた。早ければ来週末にも退院できるという。

 会には、同じ二階派の武田良太総務相が講師で出席し、河村氏の実績や存在感をたたえた。「一説によれば、こんないい人をいじめている人もいるようです。しっかりとお支えしたい」と、山口3区に転身が取り沙汰されている自民党で岸田派の林芳正元文部科学相(59)=参院山口=を意識した発言もあった。

 この日は、林氏の元秘書の宇部市長たち3区内の首長は議会の会期中を理由に欠席した。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad212f0f4dc81153718d990acd7286edf5a18d9
安倍昭恵氏がいま「山口出身議員の妻たち」から恐れられている、驚きの理由
12/6(日) 8:01配信

夫人の姿が見当たらない
 11月22日投開票の山口県宇部市長選で、林芳正参院議員の元秘書・篠崎圭二氏が当選した。

 次の総選挙で衆院鞍替えを狙う林氏は、山口3区が地盤の河村建夫衆院議員と反目しており、河村氏の支持者はこの市長選で対立候補を支援。両氏の事実上の代理戦争を、林氏が制した形だ。

 だが、林氏に順風が吹く中で、地元関係者にこんな話が広がっている。林氏の妻・裕子夫人の評判がいまいちなのだ。

 「裕子さんは東大からマサチューセッツ工科大を出て、いまは山口大学の教授。すごく頭のいい方だけど付き合いがあまり良くなくて、地元の『芳正を総理にする女将会』にも来ないんです。今回も芳正さんは応援に入っていたけど、裕子さんの姿は見えなかった」(自民党山口県連関係者)

 一方、同じ山口で圧倒的な人気を誇るのが安倍前総理の妻、昭恵夫人だ。

 「昭恵さんは私たちの前でも酔っぱらって『主人に怒られる〜』とワンワン泣くんです。かと思ったら、晋三さんが総理で帰れない間はずっと地元回りをしていた。裕子さんも昭恵さんを見習って、もっと心を開いて支持者と接したらいいのに」(前出の自民党山口県連関係者)

 地盤が重なる安倍家と林家は長年、市議選や市長選で鎬を削ってきた。

 「次の衆院選では安倍家が河村さんにつくかもしれない。前総理の当選は盤石ですから、もし山口3区に昭恵さんが応援に来れば河村陣営に票が流れる」(自民党山口県議)

 林氏の前に、意外な女性が立ちはだかる。

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5865名無しさん:2020/12/06(日) 14:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0656251c47f82f89b97f39c954e5421bc3e5034
大ピンチの岸田文雄、地盤固めの「苦肉の策」に広島の現場はザワついている…!
12/5(土) 8:01配信

公明党が「広島3区」に本腰を入れた
 自民党の岸田文雄前政調会長が窮地に陥っている。原因は自身のお膝元である「広島3区」問題だ。元は公職選挙法違反事件で逮捕された河井克行被告の選挙区である。

 「公明党が広島3区に斉藤鉄夫副代表を擁立しようとしているのです。公明党は前回の衆院選で比例区の得票が初めて700万票を割りました。比例区での議席獲得は限界にきており、少しでも小選挙区で議席を取りたいという背景がある。

 さらに『平和の党』を標榜する公明党にとって、広島の選挙区で議席を獲得するのは悲願でもある。11月22日に山口那津男代表が広島3区入りするなど、本腰を入れています」(全国紙記者)

 対して自民党の広島県連も、広島3区の後任候補の公募を行っており、衝突は避けられない。しかし、この公明党の動きを菅義偉総理、二階俊博幹事長はあえて黙認しているようだ。

 「広島は岸田派の所属議員が多い『お膝元』であり、岸田氏の求心力を削ぐ狙いがある。派閥内では『露骨な岸田派つぶしだ』と怒りの声があがっている。そこで、岸田派内では、対抗手段として岸田氏の長男の翔太郎氏を広島3区に擁立するという案が浮上しているのです」(自民党議員)

 岸田翔太郎氏は、現在29歳。広島の名門・修道高校を経て、慶應大学法学部を卒業。現在は父の秘書を務めている。地元の名門校出身で、長身のイケメン。選挙向きかと思いきや、そう簡単にはいかないようだ。

 「現在、岸田氏が広島1区を選挙区としています。そこに、自身が政界引退するわけでもないのに息子を擁立するなど、党内からの大反発は避けられません。特に二階さんが黙っているわけがないでしょう。

 結局、岸田氏が候補者調整に奔走し、実力で公明党に勝つしかない。選挙区を失えば面目は丸つぶれで、派閥は空中分解することになる」(前出・議員)

 負ければ岸田氏は、今度こそ一巻の終わりだ。

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5866名無しさん:2020/12/06(日) 20:02:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d8f3a5e9ff9da48ecea2506ba9e12e6371f644
麻生、二階両氏が会食
12/4(金) 23:11配信

 麻生太郎副総理兼財務相と自民党の二階俊博幹事長は4日夜、東京・赤坂の日本料理店で会食した。党内情勢などについて意見を交わしたとみられる。会食には、麻生派(志公会)の松本純国対委員長代理と二階派(志帥会)の林幹雄幹事長代理も同席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19c7588fe069328c854059a47c19e722c0f7fea2
首相「ちょっと仕事に慣れた」 国会答弁も「落ち着いて対応できるように」 自民党参院議員と懇談
12/5(土) 17:20配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は5日、都内のホテルで自民党参院議員と懇談した。出席議員によると、首相は初の本格的な国会論戦となった臨時国会での答弁について「徐々に落ち着いて対応できるようになった」と語ったという。国会答弁以外に関しても「ちょっと仕事に慣れた」と話した。首相と面会したのは柘植芳文参院議員ら3人で、首相と同じ無派閥。6日に誕生日を迎える首相に祝意を伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f8731eafbaf109837d0dbe237ca24829b55e2c
自民石破派の存続固まる 結束に期待、会長空席で集団指導
12/6(日) 17:52配信

 自民党石破派(水月会、19人)は、会長空席のまま派閥を存続させる方向性を固めた。石破茂元幹事長が10月22日に派閥会長を辞任して1カ月半。派閥を維持するか解散するかで揺れたが、来年の衆院選や党総裁選に備え、結束を求める声が広がった。後任会長は置かず集団指導体制を取る。

 3日、山本有二元農相、平将明元内閣府副大臣ら8人が今後について話し合い(1)派閥存続(2)メンバーの結束―を求めていく考えで大筋一致した。派の正式な意思決定ではないが、他のメンバーにも同調を呼び掛ける。

5867チバQ:2020/12/07(月) 17:27:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/950a172a05ef11f6218b039a1f6b2323ef1ca8ff
元農水相に現金疑惑 贈収賄適用、焦点は? 業界に利益/大臣の権限
12/7(月) 1:12配信
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元農林水産相の吉川貴盛衆院議員=2018年12月(春名中撮影)
 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表(87)が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に現金500万円を提供した疑惑で、元代表は吉川氏を含む政治家らに鶏卵業界の実情を訴えるなどしていたことが判明。大臣の職務権限は広いとされ、元代表も現金提供に違法性を認識していたとされる。疑惑に贈収賄罪が適用されるには、現金提供が、吉川氏による元代表側への便宜供与の「対価」となっているかどうかがポイントとなる。

 元代表は家畜にとってストレスの少ない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア」(AW)をめぐり、国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)が策定を進める国際基準案について「積極的なロビー活動」(業界関係者)を行っていた。

 OIEが2018年9月、具体的な国際基準の2次案を作成。鶏の習性に配慮して止まり木や巣箱の設置が義務付けられ、日本で約9割を占めるとされるケージ飼育の見直しが迫られる内容となった。

 設備投資に大きな資金負担が生まれることもあり日本の養鶏業界は猛反発。農水省もOIEに反論し、2019年9月の3次案では、止まり木と巣箱の義務化は見送られた。結果として元代表側の思い通りとなったが、見直しはアキタ社のみならず業界全体の利益につながったと言える。

 元代表側は大規模生産者に対する鶏卵価格下落時の「価格差補填(ほてん)事業」の拡充も要望し、吉川氏の農水相在任中に概算要求が提出され、実現の方針が決まっていた。対象となる大規模生産者は、同省によると、2000戸以上の生産者のうちの3〜4割を占めるという。AWの件と同様、アキタ社だけではなく業界の多くの業者の利益につながった。

 ある検察OBの弁護士は「仮に吉川氏が業界全体に便宜を図っていたとしても、元代表の現金の見返りと認定できるのか」と指摘する。

 一方で、ある検察幹部は「業界の利益は、その中にいる以上、元代表の利益にもなるのではないか」と話す。

 AWについてのOIEの国際基準案に対する農水省の反論も、価格差補填事業の大規模生産者に対する支援拡充も、「既定路線で、政治家の働きかけは必要なかったのではないか」とする声も聞かれる。

 国際基準案に農水省が反発したことに、業界関係者は「欧州では過度にAWの考え方が広まっているだけで、日本のみならず米国やアジア・アフリカ諸国は2次案に反対していた」とし、「農水省が反対するのは当たり前で、誰かの口添えなどは必要ないのではないか」と説明する。

 農水省の担当者も「巣箱の設置などは日本の湿度の高い環境では菌の増殖などの問題があり、業界の意向と関係なく、国として認めるわけにはいかない」と話す。価格差補填事業の大規模生産者に対する支援拡充についても、農水省は「格差を無くしただけで、特定の業者だけを対象にしたものではない」とする。

 ただ、たとえ国の既定路線で政策に大きな影響を及ぼしていなくても、職務権限があれば立件される可能性はある。東京地検特捜部が昨年末以降に手がけたIR汚職事件では、中国企業側から総額760万円相当の賄賂を受け取ったとして、収賄罪などでIR事業を担当する内閣府副大臣だった衆院議員、秋元司被告(49)が起訴された。秋元被告は日本のIR事業への参入を目指していた贈賄側に担当者の紹介などをしたとされるが、「便宜は図っていない」と無罪を主張している。

 検察OBの弁護士は「近年の特捜部は具体的な影響力を及ぼしていなくても、大臣などの立場の人間であれば職務権限があると認定している」と指摘。「吉川氏は農水相だったため、広い権限があり、少しでも元代表側に有利な取り計らいをしていれば見過ごさないのではないか」と話している。

5868とはずがたり:2020/12/07(月) 20:03:52
自民各派、疑惑続出に動揺=安倍氏説明要求の声
時事通信 / 2020年12月3日 22時7分
https://news.infoseek.co.jp/article/201203jijiX712/

 自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が浮上したのに続き、「桜を見る会」前夜祭問題で東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請したと報道され、党内で3日、動揺が一段と広がった。各派幹部からは両氏に説明を求める声が上がった。

 竹下派の竹下亘会長は派閥例会後、安倍、吉川両氏について記者団に「説明責任があるのは当たり前だ。どこかの時点で話すと強く期待している」と強調。岸田派の岸田文雄会長は吉川氏に関し、「政治の信頼という点で重大、深刻な問題だ。どう説明するか注視しなければならない」と語った。

 吉川氏が事務総長を務めていた二階派も定例の総会を開いたが、金銭疑惑は話題に上らなかったという。公職選挙法違反事件の河井案里被告(参院議員)とカジノ汚職事件の秋元司被告(衆院議員)は自民離党後も特別会員として同派に所属。ベテランは「衆院選でかなりの逆風になる」と語った。石破派中堅は「問題は二階派ばかり。反省がない」と厳しく批判した。

 石破茂元幹事長はBS―TBS番組で「事実とすれば、大臣室で現金のやりとりなど常識からいってあり得ない」と指摘した。

 加藤勝信官房長官は記者会見で、安倍氏について「国会でできる限りの説明をした。捜査には全面的に協力していく旨を述べた」と語るにとどめた。

 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、改めて安倍氏の国会招致を主張した上で「次から次へと問題が出てくるのは菅政権に引き継がれた体質だ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で、吉川氏の農水相在任中に菅義偉首相は官房長官だったとして「菅政権、自民党執行部に重大な責任がある」と断じた。 

[時事通信社]

5869名無しさん:2020/12/07(月) 21:15:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/415e92b6c65082110719b37e5992aabec297614d
自民、改憲原案の作成見送り 「強硬派」衛藤氏を抑え込み
12/7(月) 7:09配信

 自民党は、党独自の憲法改正原案の策定を見送る方針を固めた。

 衛藤征士郎憲法改正推進本部長の目標だったが、自民党が独走すれば野党を刺激し、かえって国会での改憲論議が停滞しかねないと懸念する周囲がひとまず抑え込んだ形。ただ、衛藤氏の改憲への熱意は冷めておらず、今後の方針をめぐる党内の綱引きは続きそうだ。

 衛藤氏は就任から間もない10月、記者団に「年末までに改憲原案を策定して憲法審査会に届けたい」と表明。党に起草委員会を設置し、自衛隊の9条明記など改憲案4項目の条文化を打ち出した。

 これに驚いたのが足元の自民党。それまで4項目を土台に与野党で改憲項目の絞り込みなどを進め、合意事項の条文化を図る段取りを想定していたからだ。衛藤氏の方針は従来路線からの転換を意味するため、党内では「条文づくりは野党との協議で進めること」(幹部)との声が相次ぎ、党独自の原案策定作業は進んでいなかった。

 改憲国民投票法改正案をめぐる議論に進展の兆しが出てきたことも大きい。自民、立憲民主両党は改正案に関し、来年1月の通常国会で「何らかの結論を得る」ことで合意。自民党としては改正案成立を優先し、条文化は行わないことにした。

 自らを取り巻く状況の変化などを受け、衛藤氏は周囲に「(改正案を優先する党の方針に)けちをつけるのは控えないといけない」と語り、党としての原案策定を見送る考えを明かす。ただ、「年内に個人的私案を用意する」とも語るなど、なお諦めていないのも事実だ。

 2日の民間団体の改憲派集会でも「一部にちゅうちょする政党があっても国民に改憲を提案し、その意思を問うことは当然だ」と主張。今後、慎重に進めようとする党方針と衛藤氏がぶつかれば、党の改憲戦略が迷走する可能性もある。 

最終更新:12/7(月) 7:09
時事通信

5870名無しさん:2020/12/07(月) 22:55:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ab678e65dddad016ac61feb53b0882e598f98c2
吉川元農相巡る疑惑 野党が農水省を合同ヒアリング
12/7(月) 19:05配信

立憲民主党など野党は7日、鶏卵生産王手「アキタフーズ」グループ元代表からの現金受領疑惑が浮上したる吉川貴盛元農相に関する農水省への合同ヒアリングを国会内で開いた。

座長を務めた立民の奥野総一郎議員らの質問に対し、出席した農水省担当者は、吉川氏に関わる内容について「捜査中活動の範囲でもあるためコメントを差し控えさせていただきます」の一点張り。事前に求められていた接見記録提出などにも応じなかった。

野党側は(1)吉川元大臣が関与したかどうか(2)決算文書(3)政策決定過程の分かる文書など、農水省側に宿題を課した。

一方、自民党の二階俊博幹事長は会見で、自身が率いる二階派所属の吉川氏について「まだ本人から事情を十分聴いていない。聴いた上で判断したい」と言及。吉川氏の説明責任に関しては「本人が今後対処する」と述べるにとどめた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d275167cd143d55bed6786f07b63a9f6bad7d9e0
自民二階幹事長、通常国会1月18日召集を明言
12/7(月) 17:30配信

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で、来年の通常国会が1月18日に召集されることを明らかにした。政府・与党は新型コロナウイルス対策を盛り込んだ今年度第3次補正予算案を1月中に成立させたい考えだ。

 二階氏は「1月18日召集で進めたい。国民生活を守ることが最重要課題だ。コロナも当然その一環として対応したい」と述べた。

 通常国会の会期は150日のため、18日に召集されると、会期末は6月16日となる。【野間口陽】

5871チバQ:2020/12/08(火) 10:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a530c8b677ce81f2b972b57d7cbd2de9b795816
内閣支持急落に政府が危機感 GoTo批判、与党にも
12/8(火) 7:05配信
5804



 報道各社の12月の世論調査で菅内閣の支持率が急落し、政府・与党が危機感を強めている。

 新型コロナウイルス感染者の急増に的確に対処できておらず、相次ぐ「政治とカネ」の問題も影響しているとの見方が出ている。与党内からは、需要喚起策「Go To」キャンペーンが感染を広げているとみて問題視する声も出始めた。

 読売新聞の4〜6日の調査によると、支持率は前月から8ポイント減の61%。JNNが5、6両日に実施した調査では同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。公明党の山口那津男代表は記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。政治資金規正法などの違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

 一方、首相官邸で首相を補佐する岡田直樹官房副長官は7日の会見で、Go Toについて「感染拡大に留意しながら弾力的、臨機応変な運用を図る」と理解を求めた。

 先の臨時国会で首相を攻めあぐねた野党はほくそ笑んでいる。立憲民主党幹部は「Go Toを含むコロナ対策と疑惑で政府・与党への不信が広がった」と断じ、共産党の小池晃書記局長は会見で「首相がコロナ対応で迷走する姿に国民が失望している」と語った。

5872チバQ:2020/12/08(火) 11:03:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/732cbe4caf31208ee48a3997509b2bac7ddbf479
上野通子参院議員、約2年にわたり事務所費不記載 政治資金収支報告書
12/8(火) 5:32配信




上野通子参院議員
 自民党の上野通子参院議員(栃木県選出、2期)が代表を務める「自民党栃木県参院選挙区第1支部」が、宇都宮市内にある事務所を親族から無償提供されていたのに、2年間にわたり政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明した。毎日新聞の取材に上野氏は不記載を認め、近く報告書を訂正するとしている。

【写真】安倍首相主催の「桜を見る会」(2019年4月)

 上野氏によると、事務所は同市泉町の4階建てのビルの一室で、2020年8月にこのビルが取り壊されるまで使われていた。登記簿では事務所の土地と建物の大部分を上野氏の母親と子どもが所有しており、4%分だけが上野氏の持ち分となっている。

 16、17年の同報告書では、いずれも12月に事務所賃料として母親に30万円を支出していたが、18、19年の報告書には記載がなく、無償で使用してきたという。

 総務省は無償提供の場合にも報告する必要があるとしており、上野氏は毎日新聞の取材に「実母と実子に家賃を支払えば、親族に政治資金が還流しているなどという者もいるので、家賃は支払わずに使用していた。近隣相場を確認し、適切に修正する予定」と文書で回答した。

 上野氏は栃木県議を経て、10年の参院選で初当選し、文部科学政務官や副文科相などを務めた。母親は文星芸大などを運営する学校法人・宇都宮学園の元理事長。【李舜】

5873チバQ:2020/12/08(火) 17:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d47c507425456cbfb5c3d0a0de1c21d638c8861
西川内閣官房参与 参与辞任の意向固める
12/8(火) 15:17配信
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Nippon News Network(NNN)
菅内閣の内閣官房参与を務める西川公也元農林水産大臣が、参与を辞任する意向を固めたことが分かりました。

西川内閣官房参与は8日、自民党幹部に対し「一連の報道で迷惑をかけた責任をとりたい」として、内閣官房参与を辞任する意向を伝えたということです。

吉川元農水大臣が鶏卵生産会社「アキタフーズ」の前会長から現金を受け取った疑惑に関連して、西川氏はアキタフーズとの親密な関係を指摘されていました。

西川内閣官房参与は2014年の第2次安倍改造内閣で農水大臣を務めたのち、2017年の衆議院選挙で落選。その後、安倍内閣で内閣官房参与に起用され、菅内閣発足後も農林水産業の振興担当として再任されていました。

5874名無しさん:2020/12/09(水) 00:37:47
九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7319

7319 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/12/09(水) 00:37:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/353fa1eca5d34ab7a83c92f03ebe4bc39c4b2de3
「こんな首長いなかった」菅氏の懐に…福岡市長のしたたかさ
12/8(火) 11:06配信

 福岡市の高島宗一郎市長が7日、就任10年を迎えた。「独創的」とも「独善的」とも言われる政治手法や、他の首長にはない人脈を探り、今後を展望する。

   ◇    ◇ 

 9月28日昼、東京・虎ノ門のホテルにあるレストラン。高島はハンバーグを食べながら熱弁を振るった。

 テーブルを挟み、向かい合ったのは首相・菅義偉。12日前に、官房長官から政権トップの座に就いたばかり。菅は時折パスタを口に入れ、メモを取りながら聞き役に徹した。

「おこがましいことも話した」
 誘ったのは菅。秘書さえ入れず「サシ」で会食すること約1時間。福岡市がいち早く導入した、行政手続きから押印を省く「はんこレス」の取り組みや、住民投票を約1カ月後に控えていた大阪都構想など話題は多岐に及んだ。

 会食後、高島は周囲に「おこがましいことも話した」と語った。関係者によると、「おこがましいこと」とは副総理兼財務相・麻生太郎との距離感。前首相・安倍晋三を共に政権中枢で支え続けた菅と麻生だが、「不仲」も指摘される。高島は「そこが崩れたら組織が崩れる」と菅に緊密な連携を求め、菅も「そうだね」と応じたという。

菅には「市長の人たらしの『神通力』は通用しない」
 麻生や安倍と近い高島のことを、麻生系列の福岡県議は「2人の申し子」と評す。高島は第2次安倍政権との強力なパイプを追い風に、起業や国際イベント誘致に関する規制緩和を推し進めてきた。

 今年3月には官邸で安倍と面会。新型コロナウイルス感染拡大による景気減退を踏まえ、大胆な旅行割引や高速道路無料化、キャッシュレス決済のポイント還元率拡大などを提言した。一部はその後、政府事業として実現している。

 華やかさを好む安倍や麻生と異なり、実務型の菅には「市長の人たらしの『神通力』は通用しない」(高島周辺)と見る向きは少なくなかったが、高島はやすやすと菅の懐に飛び込んだ。

 菅政権発足後、高島が官邸に足を運んだのは既に3度。「たとえ大した用がなかったとしても、顔を出すのを官僚に見せるのが大事なんだ」。高島は、足しげく官邸詣でする理由を周辺にこう語っている。

 10月12日には、官房長官・加藤勝信ら4閣僚と相次ぎ会談。「政権が代わっても、国としっかり関係を築ける。こんな首長はいなかった」。市幹部は高島のしたたかさに舌を巻く。

市長就任以来の信条
 11月18日、東京都内。高島は福岡県知事・小川洋らとともに県関係の与党国会議員との懇談会に臨んだ。

 その席上、市が力を入れる国際金融センター誘致について高島が話したところ、自民党金融調査会長の衆院議員・山本幸三(福岡10区)が「私のところには誰も説明に来ない」と皮肉交じりに不満を述べた。

 高島は徹底した中央志向だが、「全方位外交」ではない。「ウイング(翼)を広げ過ぎると、『尖(とが)り』のある政策を打ち出せない」というのが、市長就任以来の信条だ。「尖り」とは、高島に言わせれば「独自性」や「しがらみのなさ」を意味する。

 高島は「尖る」ことで、自分の理念や政策に共鳴する政権幹部らと親交を深めてきた。一方で、意見の合わない相手とは中央、地方を問わず距離を置くスタイルを変えない。

 昨年3月、高島は市議会最大会派である自民党市議団などの反対を受け、「夢」とまで語ったJR博多駅と博多港を結ぶロープウエー構想を断念した。ある自民中堅市議は「相手にしてくれる政権にばかり市長が目を向けているようだと、第2の『ロープウエー』が起こる」と警告する。

 政権との蜜月関係とは裏腹に、高島の「足元」にはヒリヒリとした空気が漂っている。 (敬称略)

5875名無しさん:2020/12/09(水) 00:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a530c8b677ce81f2b972b57d7cbd2de9b795816
内閣支持急落に政府が危機感 GoTo批判、与党にも
12/8(火) 7:05配信

 報道各社の12月の世論調査で菅内閣の支持率が急落し、政府・与党が危機感を強めている。

 新型コロナウイルス感染者の急増に的確に対処できておらず、相次ぐ「政治とカネ」の問題も影響しているとの見方が出ている。与党内からは、需要喚起策「Go To」キャンペーンが感染を広げているとみて問題視する声も出始めた。

 読売新聞の4〜6日の調査によると、支持率は前月から8ポイント減の61%。JNNが5、6両日に実施した調査では同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。公明党の山口那津男代表は記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。政治資金規正法などの違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

 一方、首相官邸で首相を補佐する岡田直樹官房副長官は7日の会見で、Go Toについて「感染拡大に留意しながら弾力的、臨機応変な運用を図る」と理解を求めた。

 先の臨時国会で首相を攻めあぐねた野党はほくそ笑んでいる。立憲民主党幹部は「Go Toを含むコロナ対策と疑惑で政府・与党への不信が広がった」と断じ、共産党の小池晃書記局長は会見で「首相がコロナ対応で迷走する姿に国民が失望している」と語った。

5876名無しさん:2020/12/09(水) 00:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf0bf0e03b527a0c930828dbb3414c9ee5b3861f
安倍氏招致、捜査終結後に協議 自民幹部
12/8(火) 12:12配信

 自民党の森山裕国対委員長は8日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる疑惑で、東京地検特捜部の捜査終結後の国会対応について「いろいろ党内でも協議しなければいけないと思っている」と述べた。

 国会内で記者団に語った。

 森山氏はこれに先立ち、立憲民主党の安住淳国対委員長と会談。安住氏は「安倍氏にわれわれの質問に答えてもらう機会をつくってほしい」と述べ、来年1月召集の通常国会前の参考人招致を求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5eb43333df8a72576c08b3623fc6b9d31c21a0c
安倍氏実弟の岸防衛相、桜前夜祭「有権者の皆さんに説明する責任ある」
12/7(月) 23:51配信

 岸信夫防衛相は7日夜のBS11の番組で、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用を安倍氏側が補?(ほてん)していた問題について、「政治家であれば当然、自分の行動には責任を持たないといけない。そのことを有権者の皆さんに説明する責任はもちろんある」と述べ、安倍氏がこの問題について説明すべきだとの認識を示した。

 岸氏は安倍氏の実弟。【畠山嵩】

5877名無しさん:2020/12/09(水) 01:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9933a02854b678ceaefc4d4138b64b2316d1415b
高齢者負担めぐる自公協議、まもなく決着=二階自民幹事長
12/8(火) 11:05配信

[東京 8日 ロイター] - 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、後期高齢者の医療費窓口負担を巡る自公協議について「一生懸命やっているので、間もなく決着がつくはず」と述べた。

窓口負担を巡っては、現行の1割から2割に引き上げる対象を年収170万円以上とする政府・自民党と240万円以上を主張する公明党の協議が先週来、難航していた。二階氏は「財源的な問題もあるし、今後の国民生活にとっての大きな課題でもあるので慎重に議論しているが、程なく決着がつくと思う」と語った。

自民党内で議論が分かれている夫婦別姓に関連して「女性の職業・社会的な活躍によっておのずから夫婦別姓になる」と指摘。議論は「成り行きに任せる」と述べた。二階氏自身の家庭を振り返り、「母親が医者で、夫婦別姓に何の違和感も感じない」と語った。

(竹本能文)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe024625f61c96b7e70b108080e85d945f5e0ae0
自民・二階幹事長、75歳以上の窓口負担協議「ほどなく決着」
12/8(火) 12:58配信

 自民党の二階俊博幹事長は8日午前の記者会見で、75歳以上の医療費窓口負担を2割へ引き上げる所得基準をめぐる政府、与党の調整について「国民生活にとって大きな課題であり、慎重に議論しているところだ。ほどなく決着がつくと思うので見守っていきたい」と述べた。

 公明党の山口那津男代表が同日、政府と与党の協議が難航している原因が政府側にあるとの認識を示したことについては「それは山口さんのご判断でしょうが、われわれは必ずしもそう思っているわけではない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db928f6a2dfe4dbc52d5a71026ba9fce41dc43c4
二階氏「選択的夫婦別姓はなりゆきに任せる」自身の家庭にも言及
12/8(火) 13:51配信

自民党の二階幹事長は8日の記者会見で、選択的夫婦別姓の導入の是非について、自らの家庭環境を振り返り「違和感を覚えなかった」と指摘し、「なりゆきに任せて対応する」と述べた。

二階幹事長は会見で選択的夫婦別姓の議論について問われ、「ある程度時間をかけて慎重に決めたらいい」と述べたうえで、「女性の職業や社会的な活躍・活動の模様等について、おのずから夫婦別姓になっていく」と指摘した。

二階幹事長はさらに、自らの家庭環境を引き合いに出し「母親が医者だったが、そうするとおのずから夫婦別姓という形の場面もしばしあった。別に違和感も何も感じていなかった」
と振り返り、「夫婦別姓はなりゆきに任せて対応したい」と説明した。

5878名無しさん:2020/12/09(水) 01:52:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc129bdb7a5a93d46f495adc42e4d5728109098b
首相が麻生氏と会食
12/8(火) 22:15配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は8日夜、東京港区のホテルで、麻生太郎副総理兼財務相と会食した。9月の菅政権発足以降、首相が麻生氏と2人きりで会食するのは2度目。8日に閣議決定した経済対策や、今後の政権運営について意見を交わしたとみられる。

5879チバQ:2020/12/09(水) 08:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/a786ac8d2beca352d5ab8fb50d81271eb5a3415b
西川元農水相も数百万円受領か 鶏卵大手元代表から 内閣官房参与辞任
12/8(火) 23:41配信
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 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表(87)が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に現金500万円を提供した疑惑で、元代表が元農水相で内閣官房参与の西川公也氏(77)にも現金数百万円を提供した疑いのあることが8日、関係者への取材で分かった。疑惑を捜査している東京地検特捜部も把握しているとみられ、現金の趣旨や参与の権限などを慎重に捜査しているもようだ。

 内閣官房は同日付で西川氏が退職したと発表。加藤勝信官房長官は同日の記者会見で、西川氏から参与辞任の申し出があったと明らかにし、理由は「一身上の都合」と説明した。

 関係者によると、元代表は西川氏に対して平成30年以降、複数回にわたり現金計数百万円を手渡していた疑いがある。西川氏は10月末、産経新聞の取材に「(アキタ社との関係は)一点の疑念もないと思っている」と話していた。

 西川氏は今年7月3日、元代表からクルーザーで元農水官僚らとともに接待されていたことが判明している。関係者によると、アキタ社の顧問も務め、元代表を別の政治家に紹介するなどしていたという。

 西川氏は8年の衆院選で初当選し6期務めた。26年に農水相に就任したが、国から補助金交付決定の通知を受けて1年以内の企業から不正に献金を受けていたことなどが発覚し、わずか5カ月で辞任。29年10月の衆院選で落選後、農水族の重鎮としての経験などを買われ、安倍晋三前首相から翌11月に非常勤の国家公務員である内閣官房参与に任命された。

 関係者によると、元代表は吉川氏が農水相在任中の30年10月〜昨年9月、大臣室などで3回にわたり現金計500万円を渡したほか、複数の政治家らに現金を渡していた疑いがあるという。

5880チバQ:2020/12/09(水) 20:35:19
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020120800022.html
疑惑続出で自民党が分裂? 安倍・麻生vs.菅・二階
2020/12/09 07:02AERA dot.

疑惑続出で自民党が分裂? 安倍・麻生vs.菅・二階

菅義偉首相(左)と安倍晋三前首相 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、東京地検特捜部が安倍晋三前首相の公設第1秘書らについて、政治資金規正法違反(不記載)の罪で略式起訴する予定だ。12月4日午後、安倍氏は国会内で取材に応じ、特捜部の聴取要請に関して「何も聞いていないが、誠意をもって対応していく」などと話した。安倍氏側の不記載は4千万円に上るという。



「前夜祭で支出はしておらず、領収書もない。だから記載の必要はない」という安倍氏の国会答弁は、真っ赤な嘘(うそ)だった。

 さらに元農林水産相の吉川貴盛衆院議員が大臣在任中、広島県の「アキタフーズ」から500万円を受け取った疑惑も報じられ、東京地検が立件の動きをみせている。吉川氏は入院し、党役職をすべて辞任した。

 安倍氏の出身派閥、自民党細田派所属の衆院議員はこう憤慨する。

「菅義偉首相や二階俊博幹事長が最近、活動を活発化させている安倍さんが目障りになり、ダメージを与えようとして親しいマスコミに東京地検の情報をリークしているようだ。ホテルの領収書の有無、その金額なんて、当事者か官邸か検察しかわからないでしょう。菅首相は細田派の西村(康稔・経済再生担当相)さんとも『Go Toキャンペーン』継続をめぐって緊張関係にあります。西村さんは安倍さんの子飼い。継続を主張する菅首相と距離を置き始めている」

 しかし、二階派幹部はこう反論する。

「安倍さんの桜を見る会の疑惑は検察に告発され、ずっと前から捜査は続いていた。それよりもなぜ、うちの吉川元農水相の疑惑がこのタイミングで出てくるのか? まるで安倍さんの疑惑報道を消そうとしているようじゃないか。菅首相と二階派が政権を主導していることをよく思っておらず、再々登板を狙う安倍さんや(副総理の)麻生(太郎)さん側がリークしているんじゃないか……」

 年末に二つの政治案件を抱え込んだ東京地検特捜部。そのトップに立つのは、賭け麻雀問題で5月に失脚した元東京高検検事長、黒川弘務氏の後釜に急きょ就いた林真琴検事総長だ。林氏をよく知る検事長経験のある弁護士は次のように話す。

「安倍前首相、吉川元農水相の疑惑はどちらもかなり捜査は進んでいる。吉川元農水相のXデーも年内と言うからね。林検事総長は安倍政権時代、法務事務次官に2度内定しながら、安倍首相らが“官邸の守護神”黒川氏を重用するために、却下された過去がある。同時期に二つの大きな政治案件をやるのは、林検事総長の反撃なのかもしれない」

 自民党、検察とのバトルの行方が見ものだ。(今西憲之)

※週刊朝日  2020年12月18日号

5881チバQ:2020/12/09(水) 20:42:44
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1265929046/1034
選択的夫婦別姓制度賛成
井出庸生
橋本聖子
宮崎政久

5882名無しさん:2020/12/10(木) 00:21:59
九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7321

7321 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/12/10(木) 00:21:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/536896732fb0bb84c74a8283ef5fe94bbb8a5b4d
安倍氏「さすが」 英断?拙速?福岡市長の“高感度アンテナ”
12/9(水) 11:21配信

 「さすが高島さん。やることが早いね」

 新型コロナウイルスの「第1波」がピークを迎えた今春。福岡市長・高島宗一郎から電話で報告を受けた当時の首相・安倍晋三はこう賛辞を贈った。

 感染拡大を受け、福岡県が一部店舗への休業要請に踏み切ったのは4月14日。世間の関心は、要請に従った事業者への補償や支援策に集中していた。国はその判断を都道府県に丸投げ。福岡県は東京都が打ち出した「協力金」などの導入には慎重姿勢だった。

「地方のいち市長が思い付くことじゃない」
 多くの自治体が国や他自治体の動向を見定めようとする中、高島は機敏に動く。「市民に自粛を求めるなら、役所の覚悟を示さなければいけない」。同日、休業や営業時間短縮を求められた事業者などに対する100億円の独自支援策を発表。その中には、国が検討の俎上(そじょう)にも載せていなかった中小事業者への家賃補助が含まれていた。

 高島の支援表明で、流れが変わる。家賃補助は北九州市や大阪府が追随し、ついには国も採用。ある中央省庁は「地方のいち市長が思い付くことじゃない」と、福岡市に誰の発案か探りを入れたほどだ。

ひらめいたアイデアを即実行
 家賃補助は高島自身が考えた。発表の数日前、苦境に立つライブハウスや飲食店の経営者らとオンラインで意見交換。売り上げの落ち込みよりも、家賃などの固定費が経営を圧迫している実態を知ったという。

 関係者から聞き取り、ひらめいたアイデアを即実行に移すのが「高島流」の政策手法。「市長にかかれば、誰もが政策のブレーンになる」と市幹部は言う。

 「常に政策に取り入れる前提で話を聞く『アクティブリスニング』だ」。ヤフー最高戦略責任者(CSO)の安宅和人は、高島の情報収集力を高く評価する。

 安宅と高島は「G1サミット」で知り合った。G1は日本版ダボス会議を目指して2009年に設立。政治家や経営者、文化人らが集まり、世代や業種の垣根を越えてより良い社会の実現へ議論を交わす。高島は市長就任後、毎年参加し、人脈を広げてきた。

 G1では三重県知事の鈴木英敬や千葉市長の熊谷俊人ら、同世代の首長ともつながった。緊急事態宣言下、毎晩のようにオンラインで彼らと意見交換。高島の政策には、こうしたネットワークからヒントを得たものも少なくない。

「英断」と「やりすぎ」との反応が交錯
 16年に起きたJR博多駅前の道路陥没事故。高島の号令で、福岡市は7日間で幅27メートル、長さ30メートルの穴を埋め戻し、海外メディアからも称賛された。だが、国の第三者委員会の報告書は陥没原因の「推定」にとどまっており、「すぐに埋め戻さず調査していれば、原因を『特定』できた」(市議)との声はいまだに根強い。

 高島はコロナ感染が九州で確認されていなかった今年1月末、中国本土からのクルーズ船寄港の拒否を主張。夏には治療法確立まで寄港を許可しない独自要領まで策定した。これには「英断」と「やりすぎ」との反応が交錯した。

 「一度決めたら失敗を恐れず突っ走る。市長の長所で、短所でもある」(市関係者)。8月の会見では、コロナ対策を条件にしたビル建て替えの優遇措置を発表し、「世界最速で『感染症対応シティ』になるチャンス」とぶち上げた。

 多方面に張り巡らした「高感度アンテナ」が生むアイデアと腰の軽さで、過去の難局を乗り切ってきた高島。「拙速」と批判されることもしばしばだが、成功体験を支えにその流儀を貫く。 (敬称略)

  ◇    ◇ 

 福岡市の高島宗一郎市長が7日、就任10年を迎えた。「独創的」とも「独善的」とも言われる政治手法や、他の首長にはない人脈を探り、今後を展望する。

5883名無しさん:2020/12/10(木) 00:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0b370232cb4f0e0b22a628f0a09a4e779b53f11
麻生副総理のコロナご都合発言 「6月に何となく収まる」
12/9(水) 11:05配信

 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コロコロと変わっているのが政治家の発言だ。菅義偉首相は「国民の皆さんの命と暮らしを守る」と豪語しながらも、Go Toキャンペーンを推し進め、そのうえで「(Go Toキャンペーンが)感染拡大の主要な原因とのエビデンスは現在のところ存在しない」と発言した。

 そうした無責任な発言をしているのは、菅首相だけではない。麻生太郎・副総理兼財務相もまた、ご都合発言が止まらない。

「どのみち私はちょっと偏見があるので恐縮だが、これは風邪だから、はやり病だから」
「この種の話は6月に何となく収まるのかなと思わないでもない」

 麻生氏が楽観的な見通しを語っていたのは緊急事態宣言下にあった5月12日の参院財政金融委員会。ほどなく宣言が解除されると、日本のコロナでの死亡率が欧米より低いことを「国民の民度のレベルが違う」(6月4日の同委員会)と言い放ったことは記憶に新しい。

 だが、感染が拡大すると見通しの甘さを反省するどころか、10万円の特別定額給付金を“配りすぎた”と愚痴り出した。

「10万円支給で当然、貯金が減るのかと思ったらとんでもない。その分だけ貯金が増えました。カネに困っている方の数は少ない」(10月24日の政治資金パーティー)

「生活が厳しいところに10万円いって、そうじゃない人も10万円もらったわけだろう、必要もないのに。別に食うに困っているわけじゃないんだからさ。(中略)家計金融資産は約1900兆円あるんだから、その金がどんどん出ていってもらわないと個人消費が伸びない」(10月27日会見)

 何を言いたいかというと、この副総理は国民が貯め込んだカネを召し上げたいのだ。

 まず年寄りから取る。政府が75歳以上の医療費引き上げを打ち出すと、「可能な限り広範囲で2割負担を実現する」(11月17日会見)

 現役世代には出し渋る。ひとり親世帯への給付金を年内に再支給する方針が報じられると「決定した事実はない」(11月27日)と反対を鮮明にした。

 コロナ禍で露骨な国民負担増を口にするのは、本心では“日本人の民度ならチョロい”と思っているからなのか。

※週刊ポスト2020年12月18日号

5884名無しさん:2020/12/10(木) 00:27:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/75fb022c5e27adb86ab897e39d0094793cb50235
首相、麻生氏と会食2時間超…追加経済対策で意見交換か
12/9(水) 9:07配信

 菅首相は8日夜、麻生副総理兼財務相と東京都内のホテルのレストランで会食した。同日決定した追加経済対策などについて意見交換したとみられる。首相と麻生氏の会食は10月17日以来。首相は短時間で会食を切り上げることが多いが、前回は約2時間半に及び、この日も2時間を超えた。

5885名無しさん:2020/12/10(木) 00:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/066762bbfac0d7addd83ec8262a3618ad6fdb8e8
政策調整「初戦」、菅首相譲らず 選挙控えいら立つ公明 後期高齢者2割負担
12/9(水) 7:09配信

 菅義偉首相が、就任後初の公明党との政策調整となった75歳以上の医療費引き上げをめぐり、対象範囲をできるだけ拡大する方針を譲らない。

 安易な妥協は今後の公明党との関係に影響するとみているためだ。来年以降の重要選挙を見据え対象者を絞りたい公明党は、いら立ちを募らせている。

 政府は後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる方針。首相が年収170万円以上を対象とする意向なのに対し、公明党は240万円以上を訴える。線引きの年収を下げるほど対象者が増える一方、現役世代の負担は軽減される。

 導入は2022年度だが、政府は来年の通常国会に関連法案を提出する予定。自民党の下村博文政調会長は8日の党会合で、15日の閣議までに公明党との協議をまとめる考えを示した。

 首相がかたくななのは、公明党が政府・与党内で主張を強めているためだ。同党は、政府が検討を始めた児童手当の高所得世帯向け特例給付の廃止に反対を表明。衆院広島3区をめぐり、自民党県連との調整が整わないまま独自候補の擁立を決定した。政府高官は「今回が初めての交渉。今後を考えれば、(譲れない)ということだろう」と首相の心境を推し量った。

 2割負担では、麻生太郎副総理兼財務相が対象拡大を強く求めており、首相は今後も協力関係を維持するためにも、麻生氏の意向を無視できない事情もある。両氏は8日夜、東京都内のホテルで会談し、2割負担について意見交換したとみられる。

 これに対し、公明党の山口那津男代表は8日、記者団に「政府の考え方が見えないのが進展しない要因だ」と批判。下村氏の発言に関しても「日程ありきではない」と反発した。来年は衆院選に加え、同党が国政選挙並みに重視する東京都議選が控える。党幹部は「今決める必要はない」として決着の先送りを主張した。

 ただ、調整の難航で政府の全世代型社会保障検討会議は2度にわたって見送られた。与党協議はいったん幹事長レベルに上がった後、結論を得られないまま政調会長に戻されるなど迷走している。自民党幹部は「公明党は調子に乗っている」と憤り、公明党ベテランは「なぜかうまくいかない」と漏らした。

 下村氏は8日夕、公明党の竹内譲政調会長、田村憲久厚生労働相と会談。出席者によると、下村氏が児童手当見直しと合わせて議論していくことを提案したが、竹内氏は難色を示した。政府・与党内では、児童手当を「取引材料」に決着を図る案が取り沙汰されている。

5886名無しさん:2020/12/10(木) 01:05:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb07c05dd02d5237a6c2aafa157894845a2cf842
医療費2割負担、年収200万円 75歳以上、首相と公明代表合意
12/9(水) 20:59配信

 75歳以上の医療費窓口負担を1割から2割へ引き上げる制度改革について、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は9日、東京都内で会談し、線引きとなる所得基準を年金収入のモデルで年間200万円以上とすることで合意した。約370万人が対象となる。実施は2022年10月で最終調整する。複数の関係者が明らかにした。支払い能力のある高齢者には負担を求める。政府は制度改革を盛り込んだ最終報告を全世代型社会保障検討会議でまとめ、閣議決定する方針。

 現役世代の負担軽減を重視する菅首相は170万円以上の案を主張。公明党は240万円以上の案を掲げてきたが、互いに歩み寄った形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6939fc9ff99f502dac44696fdd1cd79fd704ee57
【速報】引き上げ「年収200万円以上」で大筋合意 75歳以上医療費負担
12/10(木) 0:16配信

75歳以上の医療費負担引き上げの所得基準をめぐり、菅首相と公明党の山口代表が9日夜に会談し、単身世帯の年金収入で「200万円以上」を対象とすることで大筋合意した。

75歳以上の医療費の窓口負担を2割に引き上げる対象の所得基準をめぐっては、政府・自民党は単身世帯の年金収入で170万円以上を主張し、公明党はより対象を絞った240万円以上を求めていた。

会談で菅首相と山口代表は、対象を「200万円以上」とすることで大筋合意した。

政府は15日の閣議決定を目指している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/85a3fc1e8fe7deae23ae510fa4b7b3a83eebacce
「年収200万円以上」で合意 高齢者医療費2割負担 自公党首
12/9(水) 22:42配信

 菅義偉首相(自民党総裁)は9日夜、公明党の山口那津男代表と東京都内のホテルで約1時間半会談し、75歳以上の医療費負担の引き上げについて、対象となる高齢者の範囲を「年収200万円以上」とすることで一致した。

 今後、両党の政調会長間で詰めの協議を行う。

 政府は2022年度から後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割にする方針だ。対象者について、首相は「年収170万円以上」を主張。公明党は首相案では対象が広過ぎるとして「年収240万円以上」を訴え、調整が難航していた。

 導入時期については、公明党が重視する東京都議選と衆参両院選挙後の「22年10月以降」を政府・自民党側は受け入れる方向だ。

5887名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e266ce29838bab98354c0d81aa19961e723a0bde
「富士急ハイランド」存続危機の理由 賃料が6倍に変更、山梨県知事「適正な賃料にすべき」
12/9(水) 5:57配信

 武田信玄さながら「戦わずして勝つ」という孫子の兵法をマネたつもりか。富士急が県有地を格安で借りていることに「待った!」をかけ、巨額賠償までチラつかせる。二階派に所属する長崎幸太郎山梨県知事(52)が仕掛けた軍略に堀内王国の面々は防戦一方なのだ。

 ***

 今年で没後50年を迎えた三島由紀夫が山梨県の山中湖にゆかりがあることはあまり知られていない。

『豊饒の海』など、いくつかの作品の中では山中湖が登場しているのに加え、三島自身が自衛隊に体験入隊した際は湖近辺で訓練したという。そうした縁があり、没後、三島由紀夫文学館は湖畔に建てられ、現在に至っている。

 その程近くに「富士急ハイランド」などで知られる富士急行が経営する広大な別荘地が広がっている。豊かな自然があふれ、富士山を見渡せる絶景のそこはまさに「リゾート」といって差し支えないロケーションだ。近辺を三島は、

〈見返る富士の白い肌、この地方のすべての白の源泉は、油を塗ったように光っていた〉(『豊饒の海 暁の寺』)

 と描いているのだが、目下、この別荘地と同じく富士急が経営する隣接のゴルフ場の土地を巡って、戦国時代のような熾烈な争いが繰り広げられている。

 当事者となっているのは河野太郎行革相の「ハンコ廃止」に反対して噛みつき、全国的にも名を馳せた“ハンコ知事”こと長崎幸太郎山梨県知事。そして富士急の堀内光一郎社長(60)、その妻の堀内詔子(のりこ)衆院議員(55)だ。

 堀内家は4代続けて国会議員が輩出し、光一郎社長の父で2016年に鬼籍に入った堀内光雄氏は自民党総務会長や通産大臣を歴任、富士急の会長まで務めた人物。山梨県内では誰もが認める当代きっての名門一家である。

 他方、知事の長崎氏は東大法学部卒で財務省出身。05年に退官後、光雄氏と同じ山梨2区から自民党公認で同年の郵政解散にともなう衆院選に初出馬する。郵政法案で反対票を投じて無所属で出馬せざるを得なかった光雄氏に対する刺客として送り込まれ、小泉旋風が吹き荒れる中、選挙区では惜敗したものの、比例で復活当選した。

 しかし09年に光雄氏との公認争いで自民党を離党。光雄氏の後継となった詔子氏とは12年から3回にわたり、砲煙弾雨、全国でも有数の激しい選挙戦が行われてきた。

「それがピークに達したのは17年の選挙です」

 と自民党所属の山梨県議。

 無所属議員ながら特別会員として二階派に所属していた長崎氏と、岸田派所属の詔子氏が迎えた3度目の対決。先の2回は長崎氏が選挙区で激戦を制すも、この時は、当の二階俊博幹事長が「勝った方を公認する」としたために、詔子氏も無所属で出馬することとなった。二階、岸田両氏の代理戦争ともなったこの選挙では双方が文字通り「背水の陣」となったのだ。

「選挙前から怪文書が乱れ飛んでいましたよ。下馬評では堀内さんより長崎さんが優位だと言われていて、さらに二階さんやその子分の林幹雄(もとお)幹事長代理など党幹部が続々と選挙区入り。しかし、堀内陣営も岸田さんや古賀誠さんが組織固めに奔走し、最後は長崎氏を追い上げ、堀内さんが勝利したのです」(同)

 苦杯をなめた長崎氏は二階氏の差配で「幹事長政策補佐」なる党の役職に就任。

 政治部デスクによれば、

「二階さんが彼のために作った役職でした。岸田派は反発しましたが、二階さんはそうした声があると番記者から聞かされて、激高。“そんなことを言う議員は誰だ、紙に書いてもってこい”と記者を一喝したのです。それほど長崎さんを寵愛していました」

 その後、長崎氏は19年の山梨県知事選に出馬する。この時は二階氏や古賀氏の仲介で双方が和解し、長崎氏は詔子氏の応援も得られることになった。結果、知事に初当選。遺恨にまみれた「15年戦争」は両者の棲み分けで、ようやく終結したかに見えたのだが――。

5888名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:29
>>5887

「赤字転落の危機」
 今年の8月になり、その火種が再燃した。きっかけは冒頭で触れた土地問題である。

 県政担当記者が解説する。

「2017年10月、県内在住の男性が県を相手取り、住民訴訟を起こしました。簡単に言えば、富士急が別荘地やゴルフ場を運営するため、県から借りている県有地の賃料が不当に低いのではないかという訴訟です」

 富士急が開発した山中湖畔の別荘地の歴史は古い。富士山一帯を一大観光地にすべく創業した富士急の前身、富士山麓土地株式会社が山梨県から一帯の土地を借り受け、開発に着手したのが1927年。機材もなく工事は難航を極めた末、30年に貸別荘23棟がオープンした。現在では約440ヘクタール、東京ドームにして94個分の県有地を富士急が借りて、別荘やゴルフ場を運営しているのである。

「契約は20年ごとに更新され、最新は平成29年。現在の土地の賃料は年間約3億2500万円です。この賃料は当該の土地を開発前の原野の状態として算定。ただ、実際には開発されている現況をもとにした不動産鑑定をし、賃料をとるべきだ、というのが原告の主張です。先代から歴代3代の知事は賃料水準を見直すべきだったのにそうしなかったとして、3知事に総額約154億円、富士急にも約4億7千万円の賠償を求めています」(同)

 これまで県は原告の主張は不当だとして争ってきた。しかし、長崎知事が当選して風向きが一気に変わった。今年の8月、県が新たに不動産鑑定評価を行い、富士急に貸し付けていた土地の適正な賃料が約20億1千万円だとする評価書を提出したのだ。

「これまでの県の主張を覆す大転換です。実は長崎知事は衆院選で堀内さんと争ってきた時から、“世直し”と称して堀内家と県の癒着を糾弾してきました。いったんは矛を収めたものの、今回の評価書提出はその問題を蒸し返した格好になります。長崎知事は評価書提出前に、県の弁護士を自身に近い考えを持つ人物に変更する力の入れよう。今回の方針変更で原告の主張と被告である県の主張が一致した形となり、長崎知事は原告と和解に持ち込みたいと考えています」(同)

 3億円から20億円へ約6倍の賃料変更。実現すれば、名門とはいえ一民間企業である富士急にとって大打撃になるのは想像に難くない。

 さる公認会計士に分析してもらうと、

「富士急は30社を超える子会社を抱えています。子会社を含めた連結での昨年度の売り上げは約523億円、純利益は16億5千万円。単体で見ると、売り上げは約287億円で純利益は約12億7千万円です。また、セグメント別でも不動産部門は売り上げ30億円で約7億円の利益をあげているにすぎません。賃料が上がれば、単純に17億円の利益が減少することになり、赤字転落の危機に陥ります」

 また将来にわたる影響についてはこう語る。

「貸借対照表で、1年以内に返済しなくてはならない流動負債と1年以内に現金化できる流動資産を比べると、負債175億に対して資産は283億と資産の方が上回っているので、すぐに資金繰りに窮するということはなさそう。しかし、売り上げに対する17億円というインパクトは相当なもの。長期的に利益を押し下げることになり、株価の下落要因にもなる。当該の土地を開発してきた富士急からすれば、到底飲める話ではないと思いますよ」

5889名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:45
>>5888

原告は支援者だった
 由緒正しき名士、堀内家を危機に陥れた人物について、先の記者が続ける。

「そもそも、この訴訟の原告は3年前に同じ件で住民監査請求を行った人物でもあります。その請求が却下された後、訴訟となったのですが、原告の素性は会社経営者で長崎知事の後援会の関係者だと言われています。つまり、長崎知事サイドの指示でこの訴訟を提起したのではないか、という疑惑まで浮上しているのです」

 では当事者はどう考えているのか。長崎知事が県庁で取材に応じた。

「地方自治法にはこうした県有地について、『適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならない』とあります。これが適正な対価であるのか、裁判官の前で明らかにすべきなのです。この土地について富士急さんが相当額を投資して開発したことは承知しています。しかし、まずは適正な賃料に戻して、話はそれからです。これで経営が悪化するのであれば、最初から成り立たないビジネスモデルだったのではないでしょうか」

 さらに、別の問題もはらんでいる、と続ける。

「県有地は固定資産税がかかりません。その代わり、県有地が所在する市町村、今回の場合は山中湖村に対して県は固定資産税相当分の交付金を支払うことになっています。これは『固有資産等所在市町村交付金』と言って法律で定められており、その際の不動産価値は“現況”で評価すべきだとされているんです。しかし、これまで山梨県はこの交付金をしっかり払ってきませんでした。開発された後の状態で評価すべきところ、原野の状態で評価していたからです。これは違法状態であり、本来ならもっと多くの交付金を払わなければなりません。この歪みを正したいのです」

 また、堀内家への私怨ではないかと指摘されていることについては、こう反論するのだ。

「個人的な怨恨だとしたら、私はこの裁判を放置すると思いますよ。なぜなら、何もしなければ県側が負けてしまう可能性が高いからです。堀内先生にはお世話になっていますし、だからこそ放置するわけにはいかなかった。確かに原告の男性が私の支援者のひとりであることは認めます。しかし、誰かに指図されてこんな裁判を起こすでしょうか。支援いただいていることは存じ上げていますが、それ以上でもそれ以下でもありません。また、この件は地方自治の問題であり、二階幹事長にも相談していません。国の介入はお断りです」

 被告と原告が一体となった壮大な“プロレス”だったのか。

 前回知事選での二階氏仲介の手打ちを反故にしたことも、

「手打ちの目的とは一体、何でしょうか。私は山梨県を良くしようというのが最優先。それがミッションですし、千昌夫さんの『星影のワルツ』ではないですが、“仕方がないんだ 県のため”という思いです」

5890名無しさん:2020/12/10(木) 01:07:04
>>5889

「甲斐の虎だ」
 窮地に立ったかに見える富士急サイドに聞くべく、光一郎社長の自宅で取材を申し込むも、見解を伺うことは叶わなかった。当の詔子氏もお公家集団と揶揄される岸田派所属ゆえ、喧嘩を嫌っているのか、事務所を通じて、

「回答を差し控えます」

 と言うのみ。代わって同社の担当者が言う。

「別荘管理事業については管理費用で1億円以上を要し、赤字で運営しており、また、ゴルフ場も冬季に4カ月の休業期間もあり、赤字となっています。20億円がそのまま請求されれば、経営は非常に苦しいものになります」

 としてこう憤る。

「20億円というのは、とても恣意的な数字だと思います。山梨県が依頼した不動産鑑定士は原告側の訴訟提起に際し助言をしていた人物で客観性が担保されていません。さらに別荘地は住宅が建っている部分の割合が低い。我々としてはこれまで通り、開発者利益を尊重していただき、原野としてこの土地を評価していただくのが正しいと思っています」

 富士急が行った開発により、観光などで人を呼び込んだ功績を主張してもよかろうに、その反論はどこか遠慮がちに映る。一方、長崎知事サイドは二階派お得意の喧嘩上等の構えだ。さる県庁幹部は賃料裁判の陰に埋もれた問題を指摘する。

「実は富士急が県から借りている440ヘクタールのうち、17ヘクタールは『演習場内別荘敷』という名目で自衛隊の北富士演習場の敷地にあたります。演習場なので別荘は当然なく、富士急はここを格安で県から借りた上で国に又貸しのような形で提供し、これに対する交付金として年間約1800万円弱が県から支払われている。賃料と差し引いてもこれまで累計で1億円以上は利益を得た計算です。事業も何もせず、土地を借りて転貸しただけ。濡れ手で粟の状態ですよ」

 さらに巨額の賠償請求にも言及する。

「今後、県は富士急に対して不当利得の返還請求裁判を起こす可能性があります。すると、時効までの過去10年について返還を求めることになる。これまで、年間17億円の差額を得てきたわけですから、その額は170億円まで達することもありえます」

 どうやら、お家断絶、取り潰しにまで追い込むおつもりのようだ。

 人は城、人は石垣――。

 昨年の県知事選、応援に訪れた小泉進次郎衆院議員は武田信玄の言葉を引き合いに出し、

「県と国をまとめる力を持つ長崎候補は現代の甲斐の虎だ」

 と熱弁していた。

 県政トップは文字通りの虎へと豹変し、お行儀の良い名家を虎視眈々と狙う。無論、歪んだ行政は正さなくてはならないが、果たして県民のためになるや否や。信玄の言葉は「情けは味方、仇は敵なり」と続いている。

「週刊新潮」2020年12月10日号 掲載

新潮社

5891名無しさん:2020/12/10(木) 01:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d807e60db3bfc87960d31d105065d6286b63a0d4
「努力次第」で重複容認 連続比例復活でも 自民選対委員長
12/9(水) 21:44配信

 自民党各派の事務総長は9日夜、東京都内の日本料理店で会合を開いた。

 党選対委員長を務める竹下派の山口泰明氏は、衆院選の小選挙区で連続2回以上敗れて比例代表で復活当選した議員の比例重複立候補を原則として認めない内規に関し、「選挙区事情があるので、努力している方はきちんと処遇したい」と説明し、例外扱いを一定程度認める可能性に言及した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3d8d2522ca8f804d4736289ebac1bae110827f7
二階幹事長、夫婦別姓に「違和感も何も感じませんでした」 自身の体験も語る
12/9(水) 15:41配信

自民党の二階俊博幹事長は12月8日の記者会見で、自民党内で議論が活発化している選択的夫婦別姓について、「女性の職業とか、社会的な活動の模様等についておのずから夫婦別姓になっていく。夫婦別姓は、成り行きに任せて対応していきたい」と述べた。

自民党では現在、選択的夫婦別姓制度の導入について検討が進んでいる。

二階幹事長は8日午前に開かれた会見で、制度導入について「ある程度時間をかけて、慎重に決めたら良いと思っています」と言及。

自身の家庭についても述べ、「母親が医者だったので、そうするとおのずから夫婦別姓みたいな形の場面もしばしばあります。別に違和感も何も感じませんでした」と振り返り、「夫婦別姓は、なりゆきに任せて対応していきたい」と語った。

▼二階幹事長の発言

「これは、ある程度時間をかけて、慎重に決めたら良いと思っています。女性の職業とか、社会的な活動の模様等についておのずから夫婦別姓になっていくわけですよね。過去にもあるんです。それは、私の家庭なんかは母親が医者だったんですけれど、そうするとおのずから夫婦別姓みたいな形の場面もしばしばあるんです。別に違和感も何も感じませんでした。ですから、夫婦別姓は、なりゆきに任せて対応していきたいと思っています」

夫婦別姓の議論、どうなってる? 根強い反発
選択的夫婦別姓をめぐっては、政府は12月中に閣議決定する「第5次男女共同参画基本計画」の原案に、制度導入に前向きな記述を盛り込んだ。

朝日新聞デジタルによると、原案には「婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度の在り方について、国会において速やかに議論が進められることを強く期待しつつ、国会での議論の動向などを踏まえ、政府においても必要な対応を進める」などと盛り込まれている。

これに対し、反対派議員から異論が噴出。時事ドットコムによると、「制度導入に前向きと取れる」などの意見が相次いだという。

政府は慎重派に配慮し、「制度見直しが戸籍制度等に与える影響も考慮する必要がある」などの記述を加えた修正案を示したが、反対派は再度反発。

8日に開かれた内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会の合同会議では、反対派からさらなる修正を求める声が上がり、「第5次男女共同参画基本計画」案の了承は見送られた。

党内では山谷えり子元拉致問題担当相と高市早苗前総務相が、制度導入に反対する議員連盟「『絆』を紡ぐ会」を発足。3日には下村博文政調会長と面会し、旧姓の通称使用の拡充などを求める提言を手渡した。

ハフポスト日本版編集部

5892名無しさん:2020/12/10(木) 01:09:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/faf9b8b16dcfe865b147285974176037f6ba1692
自民党二階派の事務総長に山口氏
12/9(水) 17:18配信

 自民党二階派(志帥会)は9日までに、吉川貴盛元農林水産相の後任の事務総長に山口壮筆頭副幹事長を充てる人事を決めた。山口氏が自身のフェイスブックで明らかにした。山口氏は「二階派はある意味で現在、『総裁派閥』と言ってもよく、その事務総長というのは、重圧も感じますが、精一杯頑張ります」と報告した。

 吉川氏をめぐっては、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表から現金供与を受けた疑いが浮上し、東京地検特捜部の捜査対象になっている。吉川氏は2日、現在は不整脈のため入院治療中とのコメントを出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6bcf3579f37999eadf7ea0f2b6f613915a2557
二階派事務総長に山口壮氏 自民
12/9(水) 19:09配信

 自民党二階派は9日までに、吉川貴盛元農林水産相が務めていた事務総長の後任に、山口壮筆頭副幹事長を充てる人事を内定した。

 吉川氏は鶏卵生産会社「アキタフーズ」をめぐる疑惑浮上を受け、事務総長を辞任。山口氏は旧民主党出身で、2015年に自民党に入党した。 

最終更新:12/9(水) 19:09
時事通信

5893名無しさん:2020/12/10(木) 01:11:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/68316ad3dfc6c3c9f6c31331d09191952cc9cca8
岸田派が古賀氏を名簿から削除へ 岸田氏「自立」アピール
12/10(木) 0:57配信

 自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)が、近く古賀誠名誉会長の名前を同派の名簿から外すことが9日、分かった。複数の関係者が明らかにした。古賀氏は岸田氏が菅義偉首相に敗れた9月の総裁選後、岸田氏に名誉会長を退任する意向を伝えていた。「ポスト菅」をうかがう岸田氏は、政治の師と仰いできた古賀氏から名実ともに自立したことをアピールしたい考えだ。

 古賀氏は岸田氏に派の会長を引き継いだ平成24年に政界を引退したが、以後も派の議員を物心両面で支えてきた。一方、岸田氏は先の総裁選で、麻生太郎副総理兼財務相から、支援する条件として地元の福岡県で対立する古賀氏との関係を清算するよう求められたが、応じることができなかった経緯がある。

 岸田氏は「(古賀氏との関係は)徐々にフェードアウトしていく」と説明していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a5c104124b8bac155514bae03d5c0944f4ec3a
首相と公明、選挙意識し思惑交錯 高齢者医療費引き上げ決着
12/10(木) 0:48配信

 75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる制度改革をめぐり、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は9日夜、2割負担の所得基準について単身世帯の年収「200万円以上」で大筋合意し「決められない政治」に陥ることを避けた。

 公明が求めていた「240万円以上」は厚生労働省が示した5案のうち最も対象者が少ない案で、来年の衆院選を意識したのは間違いない。自民党内にも公明案を支持する議員は少なくなく、公明は強気に出た。衆院選を意識するのは首相も同じだが、首相の場合は譲歩することで改革後退と映るのを避けたかった。

 こうした思惑の違いに加え、首相と山口氏が支持する案が早くから表沙汰となったことで、政府・与党内から「トップの意思が明確になってしまうと調整しづらくなる」との声が漏れ、交渉は難航を極めた。事態を打開するには、もはや党首会談を行うしかなかった。

 大筋合意した案は政府案と公明案の折衷案だ。5案のうち「170万円以上」と「240万円以上」の間には「200万円以上」と「220万円以上」の2案があるが、政府案寄りなのは「200万円以上」。首相にとって、公明の顔を立てながらも、改革を進めたといえるギリギリのラインといえる。

 与党内には新型コロナウイルスの感染拡大を理由に改革先送りを求める声も強かったが、コロナ禍の行方は見通せない。全世代型社会保障検討会議は近く最終報告をまとめるが、令和4年から団塊の世代が後期高齢者になり始めるなど、人口構造の変化は待ってくれない。少子高齢化という構造的な問題を抱えている以上、これからも改革の歩みを止めてはならない。(坂井広志)

5894チバQ:2020/12/10(木) 11:04:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f674a5ef0092241f7dc6beda9db1b151455e3d9
国場幸之助氏の後援会が620万円の記載漏れ 政治資金収支報告「会計責任者のミス」
12/10(木) 8:19配信
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国場幸之助氏
 【東京】国場幸之助衆院議員(自民)の後援会「コクバ幸之助後援会」(那覇市久米)が、2017年分と19年分の収支報告書で、計620万円分の記載漏れをしていたことが9日、県選挙管理委員会などへの取材で分かった。国場氏の事務所によると、後援会の会計責任者のミスによるものとしている。外部から指摘を受けて今月1日に修正申告をした。

 国場氏は本紙の電話取材に「詳しいことは分からない」と話した。国場氏は菅政権で外務政務官を務めている。
 県選管に提出した後援会の収支報告書などによると、17年分では、同年6月から12月にかけて、国場氏の所属派閥「宏池政策研究会(宏池会)」から受けた3件、計500万円の資金が記載されていなかった。19年分は、同年6月から7月にかけて、同じく宏池会から受けた2件、計120万円の資金の記載がなかった。

 国場氏の事務所によると、本来、後援会の収入とするべき資金を、国場氏が代表を務める自民党沖縄1区支部への入金として処理していた。17年10月には衆院選挙が行われている。記載漏れは、外部からの指摘を受けて発覚した。国場氏側が今月1日に修正したという。

 国場氏の事務所関係者は、記載漏れがあった理由について、「17年分の記載漏れについては、当時の会計責任者が高齢のために辞めており、詳細が分からない。19年分の記載漏れは会計責任者の単純なミスだ」と説明した。

 その上で、「全て派閥からの資金でやましいものではない。指摘を受け修正済みであり、政治資金については引き続き適切に処理していく」とした。
 国場氏は本紙の電話取材に対し、「収支報告書について詳しいことは分からない」と答えた。

5895名無しさん:2020/12/10(木) 19:23:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9056a85f4be652b4bf3caa95d3c6b27a2605e3ca
麻生太郎「オレは安倍に恩返しする」菅首相×二階幹事長“連合”に反旗
12/10(木) 6:04配信

「『読売新聞』が11月27日に、『桜を見る会』前夜祭について、東京地検特捜部が捜査を進めていることをスクープした直後のことです。二階幹事長が麻生さんに、『安倍さんのことで、あまり騒がんほうがいいですよ』と言い放ったんです」

 そう明かすのは、ある自民党関係者だ。臨時国会は幕を閉じたが、政権の中枢を担う麻生太郎・副総理兼財務相(80)と、菅義偉首相(72)と二階俊博幹事長(81)とのあいだに、政争の火種が生まれつつある。

 発端は、安倍晋三前首相(66)が開いた「桜を見る会」前夜祭の費用負担をめぐり、安倍氏の公設第一秘書らが略式起訴される可能性が高まっていることにある。ある官邸関係者は、「安倍さんが元気になったのはいいが、調子に乗りすぎたんじゃないかな」と、うそぶく。

 この言葉どおり、安倍氏に特捜部の捜査の手が伸びたのには、「『菅×二階連合』の仕掛けがあったからだ」などという臆測が、永田町に飛び交った。そんな状況での冒頭の二階氏の発言は、麻生氏への “脅し” に、ほかならなかった。

「麻生さんは黙って聞いていたそうですが、内心、はらわたが煮えくりかえっていたはず。二階さんは、菅総理と二人三脚でやっていくにあたって、なにかと出しゃばる安倍さんの影響力を削ぎたい。

 しかも『菅×二階連合』は、麻生さんと福岡県政をめぐって対立する二階派の武田良太を総務相にしたり、財務省に批判的な高橋洋一・嘉悦大教授を内閣参与にしたりと、なにかと麻生さんの神経を逆なですることばかり続けています」(前出・自民党関係者)


「菅×二階連合」が政界を牛耳るなか、麻生氏の存在感は薄くなるばかりでーー。

「麻生さんは安倍さんとは、いつもヒソヒソ楽しそうに内緒話をしているのに、衆院本会議場の議席や委員会の大臣席で席が隣り合わせの菅さんとは、会話らしい会話がほとんどないんだよ」(閣僚経験者)

 官邸内で孤立を深める麻生氏が頼みにするのは、ともに苦境を支え合った、安倍氏との盟友関係だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は、こう話す。

「2009年、総選挙で大敗を喫して、麻生氏は民主党に政権を奪われました。失意の麻生氏のもとに、毎日のように通って励ましたのが安倍氏だったんです。それ以来、麻生氏は『オレは安倍に恩返しをするんだ』と言って、第2次政権で安倍氏を支え続けてきたんです」

 安倍氏本人への事情聴取が要請され、政治的に追い詰められるなか、麻生氏は安倍氏を見捨てることなく、“連合” を本格化させ始めた。

「12月2日に、麻生派と細田派(安倍氏の所属派閥)の若手議員が集まり、安倍氏と麻生氏を囲む会合を持った。これが、『菅×二階連合』に対する、『安倍×麻生連合』の宣戦布告だと、永田町でささやかれています」(政治部デスク)

 しかし、苦境の盟友に見せた男気だけでは、麻生氏は大やけどをするリスクもある。

「二階氏は、『もう安倍さんは終わった人だから、いいじゃないか』とまで、麻生氏に言ったともいいます。いまの麻生氏ひとりで、あの2人の手練手管に立ち向かえるとは思えません……」(同前)

 しかし麻生氏には、ある奇策があるという。

「安倍さんが2021年9月の総裁選に出られないなら、麻生さんは今度こそ、岸田(文雄・前政調会長)さんを総裁選で担いで、宏池会(岸田派)と麻生派が合併した “大宏池会” を作る。

 乗り越えるべきハードルは多いが、“大宏池会” と安倍さんの細田派が協力すれば、さすがの菅さんと二階さんも、太刀打ちできない」(麻生派所属議員)

 麻生氏の “恩返しクーデター” 計画が、静かに進んでいるーー。


(週刊FLASH 2020年12月22日号)

5896名無しさん:2020/12/10(木) 19:26:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/40b3d730a4bdd1c6e10350d5341c8262f401d4ae
事務総長に山口壮氏 自民二階派
12/10(木) 15:33配信

 自民党二階派は10日の会合で、山口壮筆頭副幹事長を事務総長とする人事を決定した。

 金銭授受疑惑が浮上した吉川貴盛元農林水産相の後任。山口氏は旧民主党から自民党への移籍組で、異例の抜てきとなる。 

最終更新:12/10(木) 15:39
時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2a41dc434154fe360e9f903bc2330bcd12567e1
75歳以上窓口負担決着 緊張感高めて動く「菅流」 
12/10(木) 17:41配信

 75歳以上の医療費窓口負担を引き上げる制度改革をめぐっては、菅義偉(すが・よしひで)首相と公明党の山口那津男代表によるトップ会談の末、2割負担の所得基準を単身世帯で年収「200万円以上」とすることでようやく決着した。その経過からは緊張感を高めた上で一気呵成に動く「菅流」が垣間見え、同時に与党間の政策調整の拙(つたな)さが目立った。

 「200万円以上の方々にご負担いただくということでお願いします」

 首相は9日夜に東京都内で行った山口氏との会談でそう切り出した。「それで結構でございます」と山口氏。急転直下でことは決まった。

 これに先立ち、首相は9日、ジャーナリストの後藤謙次氏と都内のホテルで面会。その後、後藤氏は記者団に首相が夜、山口氏と会談することを明かした。首相が「譲る気は全くない」と語り、意思が固かったことや、「毎日決断の連続」と漏らしたことも伝えた。

 首相と後藤氏の阿吽(あうん)の呼吸による、合意に向けた地ならしのようでもあった。後藤氏を通じて首相はメディアに取材を促し、山口氏に対しては会談で決着する意思があることを伝えたといってよい。

× × ×

 政府方針を170万円以上とすることが固まったのは2日。首相は麻生太郎副総理兼財務相、田村憲久厚生労働相らと官邸で協議し、この案で公明と交渉に入ることを決めた。

 田村氏は公明の竹内譲政調会長を国会内に訪ね政府方針を伝えたが、山口氏は1日の記者会見で「今年結論を出すというのはいかがなものか」と先手を打っており、竹内氏が交渉のテーブルに乗ってくることはなかった。

 公明抜きで政府方針を固めたことは公明の感情を逆なでし、ある幹部は「与党の意見も聞かずにやるというなら、話し合いにならない」と不快感を示した。

 首相の決意が固いことが公明に伝わると、公明は妥協案を探る方針に転換。だが、竹内氏が3日に自民党の下村博文政調会長との会談で求めてきたのは、厚生労働省が示した5案のうち対象者が最も少ない年収240万円以上とする案だった。

 「だめだ。これでは現役世代の負担軽減にならない」

× × ×

 舞台回しをめぐっても混乱した。公明との調整は下村氏が担ったが、首相は「170万円以上」という案にこだわり、自民内では所得基準について意見が一本化できていなかった。どう転んでも身内から批判が起きかねず、下村氏は身動きが取れない状態に陥った。

 首相は4日に官邸で自民の二階俊博幹事長と会談し、協力を要請。7日に自公両党は幹事長会談を開き、幹事長クラスでの交渉に舞台は移りかけたが、二階氏が本格的に交渉に乗り出した形跡はなく、再び政調会長レベルに戻る。

 来夏の都議選や1年以内に迫る次期衆院選をにらみ、「痛み」を伴う改革に終始後ろ向きだった公明。その公明に妥協することで改革後退とみられるのを避けたかった首相。自公ともに新執行部が発足したのはわずか約3カ月前で、交渉が行き詰まった場合のパイプ役は不在だった。これでは、いくら与党間で調整をしても決まるはずはなかった。

 自民の佐藤勉総務会長は10日の記者会見で、首相が妥協したことについて「これを機に自公のやり取りは、もっと事前に緊密にやってくれるのではないかという期待を込めての判断ではないか」と語った。(坂井広志、力武崇樹)

5897名無しさん:2020/12/10(木) 20:15:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dced5939496b784fa2c67585467a6a2ddd1f8c27
自民・石破派、集団指導体制移行へ議論 臨時総会、結論持ち越し
12/10(木) 18:02配信

 自民党石破派は10日、衆院議員会館で臨時総会を開き、石破茂元幹事長の会長辞任を受けた今後の運営方針について協議した。

 会長を置かず、「集団指導体制」へ移行することが提案されたが、結論は持ち越した。年内の取りまとめを目指す。

 集団指導体制では、ベテラン、中堅、若手からそれぞれ世話人を選出し、派の運営に当たる。平将明衆院議員が提案した。出席者からは異論が出なかったものの、鴨下一郎事務総長が「欠席者の意見も聞くべきだ」とし、意見集約を見送った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1beb02f5e7a32ba4c2c79b94f8a8fa598ca29c8a
自民党石破派 会長置かず集団指導体制 臨時総会で協議 結論持ち越し来週にも決定
12/10(木) 14:57配信

 自民党石破派(水月会、19人)は10日、国会内で臨時総会を開き、石破茂元幹事長の会長辞任に伴う今後の派閥の在り方について協議した。会長職は空席とし、複数の議員による集団指導体制で運営していく方向だが、欠席者も多く、結論は持ち越しとなった。

 集団指導体制は当選期数ごとにベテラン、中堅、若手から世話人を計4〜6人を選び、執行部を組織するというもの。事務総長などの役職は世話人同士で決める。派内では他派閥と掛け持ちも可能な議員グループへの移行も検討されたが、派閥は存続させる。いずれも平将明元内閣府副大臣が提案した。

 一方、山本有二元農林水産相ら7人が欠席したため、改めて全員の意向を確認した上で、来週にも決定する運びだ。平氏は臨時総会後、記者団に「出席者から(提案に対し)『違う』というのはなかった。欠席した人の意見も聞いていく」と語った。

5898名無しさん:2020/12/10(木) 21:09:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/4307cf6903f216713dfc2c8ee312c98092a37793
今年の漢字は「戦」 自民・岸田氏
12/10(木) 15:52配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は10日、今年の漢字に「戦」を挙げた。

 新型コロナウイルス感染拡大や、菅義偉首相に敗れた党総裁選に触れ、「さまざまな戦いに臨んだ1年だった」と理由を説明。その上で「次のチャンスに向けてしっかり努力を続けていきたい」と述べ、来年の総裁選出馬に重ねて意欲を示した。東京都内で記者団に語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c5a59d17ddfb2f5c74b31080cf56bc56f81658c
自民・岸田前政調会長、今年の漢字は「戦」
12/10(木) 16:29配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は10日、今年1年を表す漢字に「戦」を選んだ。理由について「新型コロナウイルスとの戦いや、(初挑戦した)総裁選の戦いなど、さまざまな戦いに臨んだ1年だった」と振り返った。東京都内での岸田派(宏池会)会合後、記者団の質問に答えた。

 次期総裁選への意欲に関しては「次のチャンスに向けてしっかり努力を続けていきたい」と強調した。また、岸田派が近く同派の名簿を一新し、古賀誠名誉会長の名前を外すことについては「新しい名簿を掲げる」と述べるにとどめた。

5899名無しさん:2020/12/10(木) 21:10:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/9467473368d83fdfd85f1e82c2d82884a1c0c15a
菅内閣にチラつく「早期退陣」の影 コロナ対策で支持率急落、識者の見立ては?
12/8(火) 19:29配信

 菅義偉内閣の支持率が各マスコミの世論調査で急落し、内閣が進めるGo Toキャンペーンに与党内からも批判が出たとも報じられている。

 新型コロナウイルスの感染対策を評価しないとの声が多く、支持率を下げているようだ。菅政権には、どんな国のかじ取りが求められているのだろうか。

■前月より10ポイント前後低い50〜60%ぐらいの水準

「なんで下の原稿ばかり読んでいるのだろうか」「目に生気が感じられないし語り方に熱意を感じられない」「国会閉じてる場合じゃないぞ」...

 臨時国会が会期末を迎えた2020年12月4日、菅首相は、就任時の9月16日以来となる記者会見を夕方に行った。しかし、抜本的な感染対策が見られなかったとして、会見内容を伝えるネットニュースのコメント欄では、こんな手厳しい意見が支持を集めた。

 菅首相は就任前後から、携帯電話料金の値下げや不妊治療への保険適用などの政策を打ち出し、4日の会見では、「ポストコロナの成長の軸となるのがグリーン、デジタルだ」として、温室効果ガスを30年後にゼロにする「脱炭素化」の政策も発表した。8日夜には、これらを盛り込んだ73兆円規模の追加経済対策を閣議決定している。

 その一方、コロナ対策では、飲食店の時短営業を進めるとしたが、Go Toトラベルについては、高齢者の利用自粛などを呼びかけたものの、感染拡大との因果関係は認めず、キャンペーンの延長決定までした。重症者増加で医療体制がひっ迫し、大阪や北海道では自衛隊の出動要請までしているとあって、ネット上でも、不満が高まっているようだ。

 こうした声を反映して、各マスコミが12月上旬に行った世論調査では、内閣支持率が軒並み下落している。読売新聞や共同通信などの結果を見ると、前月より10ポイント前後低い50〜60%ぐらいの水準に留まっている。

「早期退陣の可能性もあり、選挙で負ければ退陣論高まる」
 菅政権は、発足からわずか3か月で、なぜ支持率の急落を招いてしまったのだろうか。

 政治評論家の有馬晴海さんは、J-CASTニュースの取材に対し、こんな見方を示した。

「安倍晋三政権の末期は、支持率が50%を切って、菅さんが総理になると、20ポイントほども上がりました。それは、安倍さんが世襲政治家でアベノミクスなどのアドバルーンを上げていたのに対し、菅さんは、叩き上げとして実務で安倍さんを支えていたため、何をやってくれるのだろうかと期待があったのだと思います。しかし、アメリカの大統領のように、ハネムーンの100日間で具体的な成果が見えないと、今度は何をやっているんだと言われるようになります」

 Go Toキャンペーンを中止にしていれば、感染拡大が収まった可能性があるが、ともに進める二階俊博幹事長に自民党内の調整を頼っているため、難しかったのではないかとみる。

 このままでは、どんどん支持率が落ち込むといい、菅首相では選挙は戦えないと党内の声が高まれば、早期退陣の可能性もないとは言えないという。少なくとも選挙で負ければ、退陣論が高まるのではないかとしている。

「長期政権にするには、評価されるような政策を自分で見つける必要があると思います。お金を使うところを考え、病院を離れた看護師に戻って来てもらうために、給料をアップするといったことも考えられるでしょう。自衛隊の看護師は、災害が起こったときに必要ですので、事前に看護師を用意できるようにしておくべきでした。この国の将来ビジョンも明確にし、収入が月3万円増えるような経済にするといった政策を打ち出すなど、首相としての発信力を付けないといけないと思いますね」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

5900名無しさん:2020/12/10(木) 21:15:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/3a635030633fcb6af80b2341b341dd5489168e2d
自公、広島3区で対立 競合回避へ調整本格化
12/10(木) 7:14配信

 元法相・河井克行被告の離党により自民党の空白区となった衆院広島3区で、自民、公明両党が競合する可能性が出てきた。

 公明党は既に、比例中国ブロック選出の現職の公認を決定。議席を死守したい自民党広島県連が9日、公認候補予定者となる同区支部長の選任を党本部に申請したためだ。両党が全国で展開する選挙協力にも響きかねない事態となり、難しい調整を迫られている。

 広島3区で、公明党は昨年7月の参院選に絡む買収事件で公判中の河井被告を支援してきた。事件を受けて地元支持者に反発や不信感が広がると、自民党候補では理解を得られないとして、比例選出の斉藤鉄夫副代表の公認を11月19日に決定。同22日には山口那津男代表も現地入りして、斉藤氏とともに事実上の選挙運動を本格化させた。

 これに対し、自民党広島県連会長の宮沢洋一参院議員は9日、山口泰明選対委員長と党本部で会い、広島3区支部長に石橋林太郎県議を選任するよう申請した。県連は支部長を公募し、10人の応募者の中から石橋氏を選んだ。

 山口氏との会談で、県連幹部は「党自体に対する信頼が薄れている選挙区だ。信頼を勝ち取るためにも、公認候補を立ててしっかりとした活動をしたいという声が多数ある」と説明、石橋氏が適任だと訴えた。だが、山口氏は「県の事情は痛いほどよく分かる。これから検討する」と歯切れが悪く、対応を明確にしなかった。

 自民党が議席を得ていた選挙区に公明党が公認候補を擁立するのは極めて異例だ。自民党は河井被告が地元首長らに現金を配った罪に問われ、強い政治不信を招いた弱みがあり、「政治とカネ」の問題に厳しい公明党に強く出られない。

 こうした経緯もあり、公認権を握る二階俊博幹事長の周辺では「公明党が立てるなら譲っても問題ないのではないか」との声も漏れる。自民党内では、任期満了まで1年を切った次期衆院選に向け公明党との協力を重視する立場から、選挙区は公明党に譲り、自民党の候補を比例中国の上位で処遇する妥協案も浮上している。

 ただ、自民党県連は「選挙区に出さない選択肢は全く考えていない」(宇田伸幹事長)と強硬姿勢を崩していない。公明党が公認候補を決めている他の9選挙区に自民党は支部長も置いておらず、まずは党本部が県連の申請通り支部長を選任するかが焦点となりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2f38a229299c3e2ae7ad3adba4f96623d4c2c4ca
自民広島県連、3区支部長任命を党本部に要請
12/9(水) 18:38配信

 自民党広島県連会長の宮沢洋一元経済産業相は9日、党本部で二階俊博幹事長と会談し、公職選挙法違反の罪で公判中の元法相、河井克行被告=自民党を離党=の地元、広島3区で、次期衆院選の公認候補となる支部長に県議の石橋林太郎氏を任命するよう求めた。

 宮沢氏はこれに先立ち、山口泰明選対委員長とも面会。宮沢氏によると、山口氏は「広島の事情は痛いほどよく分かる。これから検討する」と語ったという。

 広島3区をめぐっては、公明党が斉藤鉄夫副代表=比例中国=の擁立を決めており、自公両党の調整が難航している。宮沢氏は記者団に「自民党候補を公明党と一緒に応援する態勢を党本部でつくっていただくことが一番良い」と強調した。

5901名無しさん:2020/12/10(木) 22:49:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4dfa08cad50bb01cd80824fbe3a6e181c4e0bd1
首相、トップ会談で痛み分け 医療費負担巡り公明と合意
12/10(木) 18:33配信

 75歳以上の医療費の窓口負担見直しをめぐり、菅義偉首相は10日、新たに2割負担となる所得基準について公明党の山口那津男代表と合意したことを明らかにした。双方の主張には溝があったが、互いが譲歩する「痛み分け」。政府と公明は児童手当の縮小問題でも意見が対立していたが、首相と山口氏の合意を機に一気に決着した。

 菅首相は、視察先の岩手県宮古市で記者団の取材に「2022年の再来年には団塊の世代が(75歳以上の)後期高齢者になる。我が国の社会保障の将来を考えた時に高齢者、若者、互いに支え合っていくことが極めて大事だと(山口氏と)意見が一致した」と述べた。自民、公明両党の政調会長と田村憲久厚生労働相が、10日に制度の詳細について詰めの作業を行うことも説明した。

 所得基準をめぐっては、対象者をより広くとって「単身世帯の年金収入で170万円以上」(対象人数約520万人)を主張する政府と、対象者がより少ない「240万円以上」(同約200万人)を求める公明が対立。政府内では、何より菅首相本人が「170万円以上」に強くこだわった。自公の政調会長間で協議が続いたが、「膠着(こうちゃく)状態」(公明の竹内譲政調会長)に陥っていた。

 「公明党が案を出してくれれば、自民も乗る」。与党幹部によると、自民の下村博文政調会長は竹内氏に対し、こんな提案したという。公明は当初、コロナ禍での負担増は次期衆院選などに影響するとして議論の「先送り」を主張していたが、下村氏の提案を受けて竹内氏は「240万円以上」を提示した。だが、その後下村氏は「首相の意向は固い」などと繰り返し、田村厚労相も交えた議論は平行線が続いた。

 これを受け、トップ同士が会談しなければ収拾できない事態に発展。首相は9日夜、自らと山口氏が直接協議する異例のトップ会談を行い、互いの主張の間を取り、「200万円以上」で合意した。

朝日新聞社

5902名無しさん:2020/12/11(金) 13:13:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/134ec0e2977eb3f1f521d995d08d425f587e4220
「菅総理 vs 安倍元総理」、戦慄すべき暗闘が繰り広げられていた…!
12/11(金) 7:02配信

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「叩き上げ」がなんだって言うんだ。苦労をたくさんした? 金持ちにしか分からない苦労だってあるんだ。貧乏だったら偉いのか。そんなこと、ボクは認めない……安倍クンはきっとそう思っている。
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「安倍潰し」の下手人は?
 「伊藤博文の例もあります。次の自民党総裁選に出ることは考えていないのですか」

 地元・下関の後援者に問われ、安倍晋三(前総理)は嬉しそうに笑った。11月1日から3日にかけて、安倍は総理退任後、初めての地元入りを果たした。そして父・晋太郎元外相の墓参りをし、後援会関係者との会合や挨拶回りをこなした。

 その際、後援者たちから「3度目の総理を目指すべきだ」という声が次々に上がったのだ。

 「伊藤博文は山口が誇る明治の元勲ですが、のべ4度にわたって総理大臣を務めています。その例に則り、安倍さんが再び総理に返り咲いたとしても何らおかしくない。3日間の強行スケジュールということで少しお疲れの様子も見えましたが、湧き上がる『待望論』を受け、とても喜んでいるように見えました」(山口県内の政界関係者)

 持病の潰瘍性大腸炎の悪化により、安倍が辞任したのはわずか2ヵ月前。しかし、そんな経緯などなかったかのように、このところの安倍は精力的に活動してきた。

 「(新しい薬の)点滴が効いてきた。スピード改革(体質改善)だよ」

 安倍は朗らかな表情で、周囲にそう語る。

 「脂っこい料理も食べるわ、酒も飲むわで元気いっぱいに見えます。最近は毎週末、ゴルフに勤しんでるそうです。シンパの議員たちの間では、『安倍さんのエンジンがかかった。生き返った』などと、再々登板への期待が日増しに高まっています」(自民党中堅代議士)

 意気軒高な安倍は、側近にこう漏らしている。

 「菅ちゃんには、政権を預けているだけだから」

 通算2度目の政権投げ出しという大失態により、完全に瓦解して瓦礫の山と化したはずの「安倍劇場」が、華やかに、煌びやかに再開して―。

 といった雰囲気も漂い始めていた11月23日、異変が起きる。「読売新聞」朝刊に、突如としてこんな記事が載った。

 〈安倍前首相秘書ら聴取 東京地検〉

 〈安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった〉

 ハイな気分に浸っていた安倍に対し、急転、司直の手が及ぶというのだ。

 「『桜』問題では、安倍事務所が後援会関係者らを招待した前夜祭(懇親会)が焦点です。会費(一人5000円)だけでは高級ホテルで大パーティを開けるわけがなく、足りないカネは安倍事務所が補填したのでは? という疑惑が持たれていました。

 その疑惑についての『核心』情報が、なぜか続々とメディアに流出した。『5年間で800万円超補填』『領収書は廃棄か』などと、安倍サイドに不利な続報が絶え間なく出ています」(全国紙政治部記者)

5903名無しさん:2020/12/11(金) 13:13:14
>>5902

「使用人」だったのに
 安倍レベルの政治家の捜査情報は、それを知っている者が「その気」になって流さない限り、表に漏れ出すことはない。

 では、いったい、どこの誰がその情報をメディアにリークしたのか。別の全国紙の官邸担当記者は、こう話す。

 「安倍時代の経産省主導の官邸を、菅総理は法務省・警察庁主導に変えた。政権と距離があるとされる林眞琴検事総長すら、あえて泳がせています。この検察から上がった情報を、官邸の何者かがリークしたようです。

 これまでも官邸肝いりの政策情報などを定期的に報じた『読売』に、そのルートで先に情報が流れたと見られている。反政権の『朝日』や『毎日』ではなく、政権寄りの『読売』やNHKが先行しているというのも、客観的にそれを裏付けています」

 では、官邸はなぜそんな記事を書かせたのか。

 「要するに、安倍潰しです。安倍さんは最近、『私なら早期解散する』という趣旨の発言までして、『余計なお世話だ』と、菅総理をイラつかせていた。『調子に乗ることは許さない』という、菅総理からのメッセージと思われます」(同)

 安倍と菅。生まれも育ちもこれほど違う2人が、7年8ヵ月もの間、総理と官房長官としてコンビを組んだのは、奇跡だったのかもしれない。

 祖父(岸信介)が元総理、父(安倍晋太郎)が元外相、大叔父(佐藤栄作)も元総理という超エリート一族に生まれた安倍。雪深い秋田から単身上京し、議員秘書からのし上がってきた「叩き上げ」の菅。

 初当選時からプリンスだった安倍に対し、菅は、そんなエリートにひたすら傅く姿勢を貫くことで、その後任に収まった。

 異なる2人は、それゆえ、不思議にウマが合った―というような展開はドラマなどではありがちだが、残念ながら安倍と菅はまったく違う。

 自民党元幹部の一人がこう語る。

 「安倍や麻生(太郎副総理兼財務相)は、菅をあくまで『秘書官』、あるいは『使用人』として扱ってきた。安倍はボンボン育ちの人の好さで、『菅ちゃん』などと言って転がし上手く利用してきたが、麻生のほうは明らかに菅を見下してきた。

 それどころか麻生は、菅が実は権力志向であると見て取り、危険視して『アイツを切れ』と安倍に進言したこともある。

 菅が配下の官僚ら、『下』の立場の者にことさら強く当たり、意に沿わない人間は決して許さないというように歪んでしまったのも、安倍や麻生らに『下々』の扱いを受け、叩き上げの過程で叩かれ過ぎたからだ」

5904名無しさん:2020/12/11(金) 13:13:45
>>5903

最高峰と最底辺
 総理を交代した後、菅は安倍と一度しか会って話をしていない。それも、酒を酌み交わしながらじっくり話をしたというわけではない。執務の合間に議員会館の安倍の部屋を訪れ、10分ほど短い挨拶を交わしただけだ。

 きめ細やかな配慮が売りで、二階俊博幹事長との会食や意思疎通は一日として欠かさない菅が、政権の禅譲を受けた「恩人」の安倍に、いくら何でもそのよそよそしい態度はあり得ない。

 隠しようもない、ホンネがそこに滲み出る。つまるところ、菅は安倍のことが「嫌い」なのだ。

 「安倍政権の継承を唱えながら、菅が真っ先にやったのは、安倍の意思を無視してその最側近だった今井尚哉首相秘書官を切り捨てること。安倍の出身母体である細田派も人事で冷遇し、萩生田(光一文科相)と西村(康稔経済再生担当相)らは再任に留め、下村博文を選対委員長から、稲田朋美を幹事長代行から外してしまった。

 そんなことをされて、安倍が面白いわけがない。『菅総理は政策じゃなく、人事ばかりしているよね』と、周囲に不満を漏らしている。

 体調回復に伴い、『ボクならもっとできるのに』と言わんばかりの態度を取り始めた安倍を見て、サディストとしての菅が本性を剥き出しにした結果が、今回の『桜』疑惑の急浮上ではないか」(自民党ベテラン議員)

 生まれや育ち、氏素性は関係ない、という一般社会の倫理は、政治の世界には当てはまらない。地盤(選挙区)、看板(知名度)、カバン(資金)を最初から持っている者と、そうでない者。

 安倍や麻生は、生まれながらにしてそれらを持ち合わせ、将来を約束されていた政治家だ。一方、菅には何もなかった。

 「秘書として、仕える議員(小此木彦三郎元建設相)のところへ弁当を運ぶのが最初の頃の仕事だった」(菅をよく知る政界関係者)という、まさに「最底辺」から、自分の力のみを頼りに総理の座まで上り詰めた男。

 菅のかつての旗印は、「世襲反対」である。世襲議員を憎み、「駆逐してやる!」と叫んでのし上がった菅が、最高権力を手に入れた今、苦労知らずのボンボンに斟酌する必要は皆無。安倍とはそもそも、分かり合える部分などカケラほどもない。

 「菅総理が明確に検察をけしかけた可能性は低い。ただ、菅総理が、捜査動向を知らなかったはずがない。検察の動きを知っていながら、あえて黙認した。

 かつて小泉(純一郎)政権時代、当時の福田康夫官房長官が、『それはけしからんね』と一言を発し、これを検察が『GO』サインと解釈し、鈴木宗男(元官房副長官)が逮捕された。知っていて黙認したのは、菅総理が『やれ』と言ったのに等しい」(全国紙政治部デスク)

 安倍は必ず潰す。「政権を預けているだけ」などと宣う世襲貴族のなすがままになったのでは、菅の生涯はエリートに利用され、すり減っただけの、あまりに惨めなものとなってしまうではないか。

 「『桜』の前夜祭はいつ選挙があるか分からない状況での支援者の接待になるので、公職選挙法違反(寄付行為)の適用は難しい。しかし、会費の収入と支出を収支報告書に記載していないのだから、政治資金規正法違反になるのは明白です。

 安倍前総理は国会で、『会費の補填はしていない』『政治資金規正法違反にはあたらない』と繰り返し強弁してきた以上、政治的、道義的責任は問われる。最悪、議員辞職もあり得なくはない」(検察担当記者)

 官房長官として、立場上、安倍を擁護してきた菅も追及を受けるが、当事者ではないから、比較してダメージは低い。菅は肉を斬られる。だが、安倍の骨をばっさり断てるのならば、それでいい。

 再び幕が上がったと思われた安倍劇場。菅の怨念と執念の前に、いきなり終演か―。

5905名無しさん:2020/12/11(金) 13:14:15
>>5904

二階劇場をぶっ壊す
 ところが、そう簡単にはいかないのが永田町である。

 「菅の陰険さが明らかになり、人望を失い始めた。安倍はもともと、現在の治療が半年ほどかかるようで、その間は身動きが取れない。そのため、盟友の麻生との連携を強化し、細田派、麻生派、岸田派の主流3派を固め、キングメーカー的にポスト菅の総裁候補を担ぐ計画を立てている。

 狙うは『二階外し』。二階が失脚すれば、後ろ盾がそこにしかない菅政権は瓦解する。『桜』を使って菅がどんな脅しをかけてこようが、二階さえ排除してしまえば、菅はもはや手も足も出ない」(自民党幹部)

 安倍の付け入るスキは、いまや明らかになりつつある、菅・二階コンビの新型コロナ対策の失敗だ。

 前出・自民党ベテラン議員がこう語る。

 「『GoToトラベル』は安倍政権の遺産だが、実は二階の肝いり案件だったことは、国民にも周知の事実になっている。

 コロナ禍の拡大に伴い、安倍は『20年先には生きていない人(二階)がコロナ対策に関わってはダメだ』などと批判を始めた。感染拡大で解散もできないので、『伝家の宝刀』を菅に抜かれる心配もない。

 ただでさえ、図に乗って傲慢になった二階一派に対する不満が党内に鬱積しつつある。『コロナ禍は二階のせい』という論調を強めれば、大幹事長の求心力も失われ、菅は孤立していく」

 叩き上げを、その怨念ごと叩き潰す。菅が泣くまで、殴るのはやめない。「決戦」は、これまでのどんな政争より、激しいものになるだろう。
(文中敬称略)

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5906名無しさん:2020/12/11(金) 13:15:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f4110f92cd19e5109533584818eaa5214c29eb4
不仲説をよそに接近の動きも 菅首相と麻生副総理の会食から見える政権ナンバー1・2の関係は
12/11(金) 7:01配信

12月8日夜、菅首相は東京・虎ノ門ヒルズにある高級ホテル「アンダーズ東京」内のレストランに入った。麻生副総理兼財務大臣との会食に臨むためだ。9月の菅内閣発足以降、両氏の会食は10月17日以来2度目となる。ただ今回の会合はそもそも、先月に予定されていたものが両者の都合で延期となり“リスケ”された会だった。このため両氏は実質、月に一度、定期的な会合を開いているとも言える。

ちなみに10月17日の前回の会合は菅首相がベトナムとインドネシアへの初外遊に出発する前日に開かれた。この場で麻生副総理は自らが首相を務めた時の経験を踏まえ、首脳会談に臨む際の目線の向け方や会談・会食での振る舞いなどについてアドバイスしたという。その後、外遊から帰国した菅首相は麻生副総理にお礼を伝えたという。現職首相と首相経験者の会食ならではのエピソードと言える。

総理と副総理 政権2トップの夜会合で何を食し、何を語ったのか
さて、8日の会合場所となったアンダーズ東京のレストラン「The Tavern」は菅首相が官房長官時代から利用する店の一つで、この日も菅首相側が選んだという。関係者によると菅首相はこの店で、ステーキやラーメンなどを好んで食べるということで、麻生副総理も肉を好んで食べることから、この日も両者でステーキを食したのかもしれない。飲み物は、お酒が好きな麻生副総理はワインを飲み、お酒が飲めない菅首相はウーロン茶や炭酸水を飲んでいたという。

この日はちょうど新型コロナウイルスの感染拡大防止策や経済振興策などを盛り込んだ事業規模73.6兆円の追加経済対策が閣議決定されたことから、両氏にとってもある意味で“一段落“した節目の日でもあった。

午後6時半過ぎから始まった会合は2時間以上に及んだ。国内外の諸情勢や党内情勢、自公両党間で決着が先送りされている75歳以上の医療費負担の行方など、様々な話題が出たとみられる。また焦点の解散総選挙の時期についても意見が交わされた可能性がある。双方の関係者からは「大変盛り上がったようだ」という声が聞かれることから、良好な雰囲気での会食だったことがうかがえる。

5907名無しさん:2020/12/11(金) 13:15:50
>>5906

実は親密?根強い“不仲説“に双方から払拭する声 
そもそも永田町・霞が関周辺では、安倍内閣を共に支え今は政権のナンバー1・2となった菅・麻生両氏の関係を疑問視する声、もっと言えば不仲説が根強い。安倍政権時には衆院解散の時期をめぐって両氏の考えの違いが指摘されたほか、菅政権の人事に関しての溝もとりざたされるなどしてきた。

しかし両氏はそうした声をよそに、安倍政権時代から2か月に一度、定期的に会食し、安倍首相を支えるための課題等を共有していた。そして菅内閣となった今もその会食が続いている。関係者によると、菅首相は麻生副総理について「麻生さんには大変助けられている」と感謝の意を示し、麻生副総理も「菅首相を全力で支える」と語っているという。

さらに菅首相・麻生副総理の双方の周辺からは「両者の間を割いて、自らの政治力を増そうという勢力がいるとしか思えない」と言う声が聞かれるなど、不仲説は菅―麻生ラインの接近を警戒するための“風説の流布”だとの指摘が聞かれる。

当選8回で72歳の菅首相に対し、麻生副総理は当選13回の80歳で元首相だ。菅首相にとって麻生氏は大先輩だが、麻生氏の周辺は「麻生さんは総理大臣を経験し、総理というのはいかに孤独な闘いを強いられるかわかっている。だからどういう形で支えられるのが一番よいのか十分に分かっている」と語る。麻生氏としては、自らの経験を生かし菅首相の不安を少しでも払拭したいとの考えがあるということで、現に麻生氏は周辺に対し「首相になった途端に悪い話が入ってこない。だから党内や海外の情勢を自分が総理に入れないといけない」と自らの役割について話しているという。

一般企業に例えると若手がうらやむ超元気な社長と副社長
両氏は72歳と80歳と高齢ながらも、若手顔負けの体力と行動力が共通の強みだ。2人とも朝は日課の散歩などで体力強化にいそしみ、夜は2時間超に渡る会食をこなし、麻生氏はその後も別会合に夜遅くまで出席する。菅首相も官房長官時代は夜の会食を毎晩のように2件こなしていた。さらに人心掌握術や人を見る眼力も共通の強みで、一般企業に例えると超元気な社長と副社長といえるかもしれない。

両氏がお互いを本音でどう思っているかはともかく、権力闘争が絶えない永田町では両氏への嫉妬や、両者の間に亀裂を生じさせようという動きは、今後も続くとみられる。しかし菅政権が長期の安定政権を築くためには、菅―麻生両氏がより強固な関係を築き、ラインを強化していくことが重要だとの見方には説得力がある。両者が今後、どのような信頼を構築し、どんな日本の未来を描いていくかは政局のカギを握りそうだ。

(フジテレビ政治部 千田淳一)

千田淳一

5908名無しさん:2020/12/11(金) 13:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/5ffac38d6f97937c301639864c8f9a43ad10053c
菅首相会見するも支持率ダウン 要因は「中途半端」なGoToのジレンマか
12/9(水) 18:31配信

菅首相は4日、臨時国会の閉会にともない記者会見を開き、新型コロナウイルス対策などについて、改めて国民に説明した。しかし報道各社の世論調査では前月より支持率がダウンした。その背景には、政府内でも「中途半端」と評されるGoToトラベルをめぐるジレンマがあるようだ。

菅首相は、会見の冒頭、新型コロナウイルスの感染拡大について「感染者数や重症者数が過去最多となり極めて警戒すべき状況が続いている」「病床も逼迫し始め、強い危機感を持って対応している」と強調した。

その上で政府の対策として、GoToイートの新規発行の停止や人数制限の呼びかけ、GoToトラベルの大阪、札幌など感染拡大地域での一時利用停止、東京都での高齢者や基礎疾患を持つ旅行者の利用自粛呼びかけなどを改めて説明。さらに年末年始にむけて「マスク着用、手洗い、3密回避などの基本的な感染予防策の徹底」を改めて呼びかけた。

内閣支持率は10ポイント以上ダウン コロナ対応半数超が評価せず
この総理会見と臨時国会の閉会を受け、報道各社は世論調査を行ったが、共同通信が5〜6日に実施した調査では、菅内閣の支持率は前月に比べて12.7ポイント下がって50.3%となった。また政府の新型コロナ対策について「評価する」が37.1%だったのに対して、「評価しない」は55.5%と半数を超えた。

この支持率の下落について政府高官は「結局はコロナの影響。コロナ対応の評価が下がっている」と受け止め、別の政府関係者は「政府のコロナ対策が中途半端なものだと世論に受け止められてしまっている」と分析した。

この政府関係者が国民に「中途半端」と受け止められている対策の1つだと見ているのが、GoToトラベルだ。菅首相は今回の会見で、「国民の命と暮らしを守るために雇用を維持し、事業を継続し、経済を回復させる」として、例外を除きGoToトラベルは継続させる意向を示したが、その“一部地域の除外や制限”という弾力的な運用の有効性が、うまく国民に伝わっていないのだという。感染拡大防止のためには人の移動は好ましくないが、観光業に携わる人などを守るためには、人の移動を促進しなければいけないというジレンマの中での政府の苦慮がうかがえる。

5909名無しさん:2020/12/11(金) 13:40:04
>>5908

会見ではGoToと二階幹事長の関係について質問が
そして菅首相の記者会見では、30分間行われた質疑の冒頭と最後がGoToトラベルに関する質問だった。その最後の質疑はGoToトラベルの継続と自民党の二階幹事長との関係についての以下のようなやりとりだった。

記者:

「GoToトラベルキャンペーンを強く推進する自民党の二階幹事長は全国旅行業協会の会長を務めているが、結果的に他の業界に比べて自民党はこのトラベル業界を優遇しているのではないかと思う国民はいると思われる。その点について、総理の御意見を」

菅首相:

「GoToトラベルでありますけれども、そもそも日本には観光関連の方が約900万人おります。(中略)そうした人たちはもう、このまま行ったらまさにこの事業を継続することができないというような状況の中で、私どもはこのGoToトラベルをさせていただいて今に至っています。二階幹事長が特別ということではなくて、何がこの地域の経済を支えるのに一番役立つのかなという中で判断をさせていただいているということであります」

政府がGoToトラベルを推進する背景には、全国旅行業界会長を務める二階幹事長の影響があり、旅行業界を優遇しているのではないかとの問いに対して、菅首相は「二階幹事長が特別ということではなく、地域の経済を支えるために一番役立つ判断をしている」と強調した。

一方、その二階幹事長は7日の会見で、内閣支持率の低下について「嬉しいことではないが、一喜一憂しないで現下の情勢に真剣に取り組んでいく」と述べ、GoToトラベルの見直しの可能性については「一応ご意見はご意見で参考にしたい」と答えた。

菅首相の次の国民への呼びかけの機会は…
政府は8日、新型コロナ対策などを盛り込んだ事業規模73兆円あまりの追加経済対策を決定した。この中には雇用調整助成金の特例措置の延長のほか、GoToトラベルの来年6月末までの延長のための予算も含まれている。

政府は引き続き、コロナ対策と経済活動の両立を図る構えだが、年末年始でふるさとに帰省しようか悩んでいる人たちが多くいると思われる状況で、今後、菅首相がどのようなコロナ対策を進め、国民に呼びかけを行っていくのかを注視したい。

(フジテレビ政治部 総理番記者 亀岡晃伸)

亀岡 晃伸

5910名無しさん:2020/12/11(金) 13:40:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c796efeea2e6360e2cf55fa8ef76d5b272d7a57
“GoTo一時停止”政府首脳ら否定的考え
12/11(金) 10:51配信

政府内で浮上していたGoToトラベルの運用を一時停止する案について、政府首脳らが否定的な考えであることがわかりました。

ある政府関係者は感染が拡大している愛知県について、GoToトラベルを一時停止する可能性があるとの見方を示しています。また、別の政府関係者は「年末年始含む2か月間、一時停止し、その分、期間を延長する案など運用の一時停止を含め検討を始めた」と話しています。ただ、菅首相はGoToトラベルの継続に強いこだわりを持っていて、政権幹部は「絶対に一時停止はしない」と話しています。

政府は11日に開かれる分科会の提言を受け、近く対策本部を開く予定です。

5911名無しさん:2020/12/11(金) 13:42:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/340fb57053c81ca7257f9b62574e3ee867eedc4a
「桜を見る会」問題で、実弟・岸信夫による“安倍家切り”が始まった!
12/10(木) 6:04配信

「政治家であれば当然、自分の行動には責任を持たないといけない。そのことを有権者の皆さんに説明する責任は、もちろんある」

 2013年〜2019年に東京都内で行われた「桜を見る会」前夜祭の費用を、安倍晋三前首相(66)の事務所が5年間で約900万円を補填していたとされる問題について、岸信夫防衛相(61)は12月7日夜に出演した『報道ライブ インサイドOUT 』(BS11)で、そう述べた。

 岸信夫氏は、安倍氏の実弟だ。生後まもなく、母・洋子さんの実家である岸家に、信和・仲子夫婦の養子として迎えられた。苗字は違えど、肉親である岸氏から、安倍氏の説明責任を追及する声が出たというわけだ。

「これは、安倍前首相と距離を取るために、あえて発言した “観測気球” でしょう」と分析するのは、政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。

「安倍氏のスキャンダルには、森友学園問題では奥さんの昭恵夫人が、今回の前夜祭の問題には秘書がというように、すべて身内が絡んでいます。

 いままでは、それを政治力と権力で抑え込み、安倍氏自身には累が及ばないようにしてきました。ところが、世論調査で『安倍氏を国会招致すべき』が60%を超えるなど、『知らなかったから責任がない』という法律論では逃げられない段階に来ています。

 岸氏は、実弟であり、現職閣僚でもあるという微妙な立場です。前夜祭の問題に対して、あいまいな発言をすれば、岸氏にも批判が波及しかねない、という危惧からの発言でしょう」(角谷氏)

 ある自民党関係者も、「今後、安倍氏の立場は不安定なものになる」と語る。

「今回、安倍後援会の代表だった『公設秘書』は略式起訴されるでしょうが、“安倍氏逮捕” というところまでは、辿り着かないでしょう。

『前夜祭の費用を補填したのは、あくまで公設第1秘書の判断で、安倍氏本人は補填されていたことすら知らなかった……』という “ストーリー” に落ち着くと見られます。安倍さん本人も、余裕しゃくしゃくの様子です。

 一方で菅首相は、安倍さんの影響力を削ごうとしています。もう首相でもない安倍さんが11月に解散について言及したことと、『ポスト菅』として安倍さんの再々登板が取り沙汰されることについて、菅首相はかなり頭に来ているようですからね。安倍さんを国会招致する動きの背後には、菅首相がいると言われています。

 また、安倍さんの公設第1秘書は、これで事務所を辞めざるをえないでしょう。実際、安倍氏の地元では、かなり批判の声が出ています。しかしあの秘書は、地元を取り仕切っていた存在でもあり、退職されるとかなりの痛手です。安倍氏の次の選挙は、厳しいものになるでしょう」(自民党関係者)

 さらに角谷氏は、「岸氏の発言には、火の粉を落とす以上に、一族の未来を考えた深い意味も込められている」と話す。
 
「そもそも、岸氏が安倍家から養子に出たのは、子どもがいなかった岸家の名前を残すためです。現在は、信夫氏が入閣したことで、長男の信千代氏が10月末でフジテレビを退社し、大臣秘書官となっていますが、岸家は信千代氏が後を継ぐことで話が進んでいます。それほど、岸家にとって後継者の問題は重要なんです。

 代替わりの方法とタイミングを見極めるという、大切な今の時期に、安倍家の問題が岸家に悪影響を与えてはいけません。一族として、安倍家と岸家が共倒れすることは許されない。最悪の事態に備え、『岸家だけでも守らなければ』という思いがあるのでしょう」(角谷氏)

 華麗なる名門一族の、防衛本能が見え隠れする――。

5912名無しさん:2020/12/12(土) 00:31:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9299cb512edf747aa99fb4227fa59dced81862f9
「学術会議の話、聞くなんて」坂井副長官、NHK番組に
12/11(金) 21:34配信

 坂井学官房副長官は5日夜の会食の場で、菅義偉首相が出演した10月のNHKの報道番組をめぐり、「所信表明の話を聞きたいといって呼びながら、所信表明にない(日本)学術会議について話を聞くなんて。全くガバナンス(統治)が利いていない」などと言及した。坂井氏は7日、朝日新聞の取材に対し、会食の席での会話にすぎないとの認識を示したうえで、発言内容を認めて、「報道を規制すべきだという趣旨では全くない」と説明した。

 首相は臨時国会の所信表明演説が行われた10月26日夜、NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」に出演。日本学術会議の会員候補の任命拒否問題について繰り返し問われ、「説明できることとできないことがある」などと強い口調で反論した。自らの所信表明演説では、この問題に触れていなかった。

 坂井氏は5日夜の発言について、「首相への出演依頼が所信表明についてだったのに、番組内では学術会議(問題)への質問が多かった。約束は守ってほしかったという思いからだ」と説明。「もし、出演依頼をする部署と番組制作をする部署が連携できていなかったとすると、ガバナンスが利いていないのではないかという趣旨だった」と語った。

 5日夜の会食は、東京都内のホテルの地下にある飲食店で行われ、首相や熊谷亮丸(みつまる)内閣官房参与が参加。複数社の記者が店外の廊下で待機していた。首相が退店した後、坂井氏と熊谷氏の会食が続くなかで、坂井氏の店内での発言が、廊下にいる記者団にはっきりと聞こえた。なかには、「NHK執行部が裏切った」といった発言もあった。

朝日新聞社

5913名無しさん:2020/12/12(土) 01:07:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a1011517a834bd7fa87f2d99d74a05387f06d41
二階氏「結婚21年、合意できぬはずない」 自公幹事長が結束確認
12/11(金) 22:23配信

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長は11日夜、東京都内のステーキ店で会談した。自公両党は75歳以上の医療費窓口負担を引き上げる制度改革をめぐる交渉が難航したが、菅義偉(すが・よしひで)首相と公明党の山口那津男代表によるトップ会談で合意できたことを受け、改めて結束を確認した。

 同席した森山裕国対委員長によると、二階氏は「(自公連立による)結婚から21年になる。お互い国民のことを思い、国家の将来を考えれば合意できないはずはない」などと呼びかけたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d977fe1ae0e3128cea3cb370b206cd3873f88d24
医療費、自公の絆で決着 二階氏
12/11(金) 22:39配信

 自民、公明両党の幹事長、国対委員長らは11日夜、東京都内で会談した。

 政府・与党の協議が難航の末に決着した高齢者医療費負担引き上げについて、自民党の二階俊博幹事長は公明党の連立政権参加から今年で21年がたつことに触れ、「結婚して21年だから、国民を思い、国家の将来を考えれば合意できないはずがない」と語った。

5914名無しさん:2020/12/13(日) 01:38:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0adfd938136fc2f5028cb7bb79201322f5a060c
官邸VS公明、急転直下の決着 「党高政低」加速も〔深層探訪〕
12/12(土) 8:30配信

 首相官邸と公明党が激しく火花を散らした75歳以上の医療費の窓口負担引き上げ問題は、9日の自公党首会談を経て急転直下、決着した。最も強硬だった菅義偉首相が一転軟化し、妥協案を示したからだ。今後、与党の主張が強まり、安倍前政権時代の「政高党低」から「党高政低」への流れが加速する可能性もある。

 ◇会談冒頭に譲歩
 「年収200万円以上の方々に負担いただくことでお願いしたい」。公明党の山口那津男代表によると、首相は9日夜の山口氏との会食の冒頭、唐突に切り出した。「170万円以上」にこだわっていた首相が譲歩した瞬間だ。山口氏は「それで結構でございます」と矛を収めた。

 安倍前政権は昨年12月、一定所得以上の75歳以上の窓口負担を2割に引き上げる方針を決定。ただ、「一定所得」の線引きは先送りした。前政権が期限と位置付けた今年12月を迎え、厚生労働省は「155万円以上」から「240万円以上」まで5案を与党に提示した。

 関係者によると、来年の衆院選を意識する与党内から結論先送りを求める声が上がる中、若い世代の負担軽減に強い思いがあるとされる首相は年内決着にこだわった。5案のうち、対象者が2番目に多い「170万円以上」を目指す意向を早々に固め、公明党との協議でも一切譲歩しないよう指示した。

 公明党と親密とされてきた首相の強硬姿勢に、自民党内には驚きもあった。麻生太郎副総理兼財務相が対象者の拡大を求めていたことに加え、菅政権初の公明党との調整に「今後を考えれば安易な妥協はできない」(首相周辺)との思いもあったとみられる。

 ◇異例の政府批判
 公明党も態度を硬化させた。「結論先送り」から「240万円以上」の主張に切り替え、さらなる妥協をにおわせる柔軟姿勢を見せたものの、首相に歩み寄る姿勢がないと分かると、山口氏は「(240万円以上は)最大限の譲歩。政府がどう協議を煮詰めていくのか見えないのが進展しない要因だ」と異例の政府批判を展開した。

 交渉は政調会長レベルを飛び越え、幹事長・国対委員長がいったん引き受け、政調会長間に差し戻された。この間、政府の全世代型社会保障検討会議は2回延期された。

 自民党の下村博文政調会長は「政府は一切降りず、公明党に100%同意を求めるのは難しい」とぼやいた。

 ◇翻意求める署名も
 首相は9日昼のジャーナリストとの会食でも「譲る気は全くない」と語っていたという。その姿勢をわずか半日で変えた背景には、次期衆院選での公明党との選挙協力への懸念に加え、自民党内にも「170万円以上では支持者から猛反発を受ける」(幹部)と心配する声が広がっていたこともあった。

 自民党にとって75歳以上の後期高齢者の医療制度は鬼門。2009年の衆院選でも当時の民主党などから「年寄りいじめ」と追及され、野党転落の一因となった。自民党内では首相に翻意を求める署名の動きも出ていたという。

 「首相の主張がいつも通るわけではない。いろんな人の意見を聞いて首相が判断した」。政府高官はこう振り返った。公明党関係者は「首相が最初から数字を口にしたのが混乱の最大の原因だ。やり方がうまくなかった」と首相の対応を批判した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3381f0020d45bb1f175ec2810e571aea58f775b0
麻生氏「来年1月早々の解散はなさそうな状況」
12/12(土) 21:43配信

 麻生副総理兼財務相は12日、衆院議員の任期満了が来年10月に迫る中、新潟市内で開かれた政治資金パーティーであいさつし、「来年1月早々の解散はなさそうな状況になってきているので、時間は少々ある。勝てる状況を今から作り上げなければいかん」と支持を呼びかけた。

 13日には自民党の二階幹事長も新潟4区の新人候補を応援する予定だ。同党は前回2017年衆院選で、新潟県内6小選挙区で同区を含め4敗を喫した。

5915名無しさん:2020/12/13(日) 01:51:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c4d7246937af23189ccd2e33b34ef74d4660039
菅総理が青ざめる…安倍元総理の「復活と反撃のノロシ」が上がり始めた
12/12(土) 8:02配信

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先を読めない者は、永田町で生き残ることはできない。アンタの政権を、全力で支える―などと言う言葉を真に受ける無邪気な政治家は、いずれ、敗れ去る。ガースーもそれは分かっていたはず……(『週刊現代』2020年11月28日号より)
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安倍さん、そりゃないよ
 (眠い……なんだか眠いんだ……)

 このところ、最高権力者ガースーこと菅義偉総理は、疲労の極致に達している。

 (尾身め……)

 冬が近づき、日本でも新型コロナの感染者数が増え始めている。これに、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長が、

 「(再度の緊急事態宣言を)回避するためには今が非常に重要な時期」

 「いま踏ん張らないと、もっと経済が抑制されることになってしまう」

 などと、非常に強い懸念を示しているのだ。

 菅はげんなりした。

 (なぜもっと、忖度しないのか)

 現在の菅の大目標は、コロナ対策と経済立て直しの両立である。感染爆発は困るが、かといって人の動きが止まって経済が崩壊すれば日本は立ち行かなくなる。

 この難しいオペレーションを、やり遂げねば総理総裁としての自分のクビが危うい。そのため日々の言い回しにも苦労しているのに、尾身氏は菅の意向を忖度せず、コロナの危険を訴える。

 菅はそれにイラついているのだという。

 「尾身氏を憎んでいるかのようなレベルです。総理にしてみれば、政府の管轄下にあるオブザーバー組織に過ぎないのだから、こっちの意向に沿って発言しろ、と。

 ところが尾身さんはそれを無視して危機を訴える。総理は非常に怒っていますが、下手に圧力をかければ学術会議問題の二の舞になりかねないので、怒鳴りつけるわけにもいかず、イライラが募っているのです」(官邸スタッフ)

 毎日、朝からイライラし通し。そのため一日の終わりごろには疲労困憊、睡魔に襲われ、つい居眠りもしてしまう。菅が連日、瞼が重く眠そうな目をしているのには、そんな背景もあるのだ。

 そんな折、さらに菅の神経を、ささくれ立たせる要因が増えた。

 前総理・安倍晋三のまさかの復活劇である。

 総理を辞任する直前、一時は末期がん説すら流れた体調不良の状態から、安倍は周囲が驚くような回復ぶりを見せている。

 安倍の知人である政界関係者が語る。

 「安倍さんは最近、すっかり元気を取り戻して、かつての政権奪取前夜を思わせるような活発ぶりですよ。各界の知識人に自ら声をかけて会合を繰り返し、その場に後輩議員も呼んで識者と引き合わせている。食事も脂っこい中華料理をぺろりと平らげるし、アルコールも普通に嗜む。絶好調と言ってもいいのでは」

 安倍は11月11日、自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」会長に就任した。安倍応援団・山本幸三元地方創生相が率いた「アベノミクスを成功させる会」を衣替えした、安倍による、安倍のための有志議員連盟である。

 「8年前に第二次安倍政権を生み出した、『チーム安倍』の再結集です。初回の会合には、大規模な金融緩和による景気対策が持論の岩田規久男元日銀副総裁が講師に呼ばれ、まさにアベノミクスの夢よ再び、という感じですね」(自民党中堅議員)

 この議連には、先の総裁選で菅に大敗し、「終わった人」扱いとなっている岸田文雄前自民党政調会長も参加し、健在をアピールした。

 「安倍さんをもう一度、総理にするための議連ができた!」

 自民党内の「安倍ファン」は色めき立っているという。

 「じょ、冗談じゃねえべ」

 菅からすれば、とんでもない話である。

 表向き、「菅政権を支えていく」などと言っておきながら、安倍は何をしているのか。

 安倍待望論が沸き上がることは、菅不要論が広がるのと同義だ。言っていることとやっていることがあまりに裏腹、ただの梯子外しではないか。

5916名無しさん:2020/12/13(日) 01:51:52
>>5915

一日に2度も「連れメシ」
 「安倍は11月16日、長島昭久(衆院議員)のパーティで、『もし自分が総理だったら、(衆院解散について)非常に強い誘惑に駆られる』などと言って、解散総選挙を唆すような発言までした。

 同じく、いま党内で盛んに早期解散論を唱えているのは、安倍側近の下村博文政調会長。菅からしたら、『辞めた人間が横車を押すのは止めてくれ』と言いたいだろう」(自民党ベテラン議員)

 何もかもが、菅の気に障る。周りにいるのは、味方のフリをした敵ばかりではないのか。ギリギリ、イライラ……。心労が重なり、考えているうちに日は暮れる。

 (眠い……)

 夕方になると瞼も気分も鬱々と重くなっていく。そんな菅の唯一の拠り所となっているのは、もちろん決まり切っている。

 「総力結集ゥ!!」

 そう叫んで、いまだ勢いが衰えない、二階俊博幹事長と、その軍団だ。

 「『総力結集』は田中角栄が遺した言葉ですが、二階さんは前以上にこの言葉を押し出していて、最近はテレビ出演した際にも言及している。二階派はまさに、この言葉を胸に刻んで自民党内の力をまとめて一つにすべく、日々邁進しているのです」(二階派中堅議員)

 安倍が新議連会長として華々しく再起を宣言した翌日の11月12日、菅は二階と一日で2度も食事を共にした。

 まず官邸に、二階とその最側近・林幹雄幹事長代理を迎えて昼食。夜になって虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」内の日本料理店「山里」に移動すると、昼と同じく二階、林に加え、「宿敵」のはずの小池百合子東京都知事も交えて2時間以上も会食をした。

 「来年の五輪や、IOCバッハ会長の来日を控え、犬猿の仲と言われる菅総理と小池都知事の間を、二階幹事長が取り持ったと見られている」(全国紙政治部記者)

 互いに顔も見たくないという2人を会わせて繋ぐ、二階流「総力結集」の真骨頂というところだ。

 安倍が不穏な動きを見せる中、宿敵・小池と多少の和解を果たし、二階のおかげでようやく菅も肩の荷が降りて……。

5917名無しさん:2020/12/13(日) 01:52:24
>>5916

「誰でも歓迎」の二階派
 そんなわけがない。菅はすでに身に染みて知っている。「二階劇場」の舞台に立つことは、決してそんな、ほのぼのとしたものではないのだ。

 自民党幹部がこう話す。

 「二階の『総力結集』は、あくまで自分とその派閥が勝つためのスローガンだと皆が承知している。菅が政権運営に苦心しているのを横目に、せっせと派閥を拡大強化するための『落ち穂拾い』をしているのがその証拠だ」

 二階は菅と会った12日、CS番組の収録で石破茂(元幹事長)に触れ、「1回や2回、挫折があっても、みんなそれを乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」などと激励した。

 ところが、その裏ではこんな動きがある。

 「二階派では、石破派の切り崩しが水面下で始まっている。二階や幹部が動くのではなく、派閥の若手議員が石破派の若手に電話したり、勉強会名目で声をかけたりして、いわば『搦手』から攻めている。

 石破派は会長の石破が辞任してしまい、所属議員は水面を漂う浮き草のようになっていて、不安を抱えている。そこに、『いつでも歓迎だぞ』と言われれば、先行き不安な議員たちはコロッと参ってしまうんだよ」(前出・自民党幹部)

 二階は周囲にこう語り、せっせと宣伝させているという。

 「派閥は服従するものではない。党のみんなで作るものだ。だから今の派閥のことは考えないで、いつでも(二階派に)飛び込んでくればいい」

 次回選挙での落選に怯えている若手議員の一人は、「優しさに包まれる」として、二階派の居心地についてこう語る。

 「私は以前、別の派閥にいたのですが、政策の相違を認めてもらえず、冷たい扱いを受けていました。なのに二階派は、『どうぞ』という感じで温かく迎えいれてくれた。議員個人の主義主張にこだわりがなく、どこか大らかなんですよ。

 確かに問題はあるし、世間では寄せ集めのガラクタ集団とか、逮捕者続出の牢屋組とか言われますが、立場を変えて見れれば、包容力や寛容さに満ちていると言える。平沢勝栄(復興相)さんが入閣した際も、派閥一丸となってそれを後押ししていました。他にはない一体的な雰囲気があるのは間違いない」

 党内の主流派に相手にされず、爪弾きにされた「はぐれ者」にとって、二階一味は悪魔的な魅力があるというのである。

 誰でも歓迎、なんでもありがモットーなので、節操などという言葉とも無縁だ。二階派はいまや、自民党外にもその勢力を拡大しつつある。

 「国民民主党の玉木(雄一郎代表)のところにも、粉をかけている。11月2日、二階は亀井静香(元金融相)を交えて、玉木と会った。

 玉木はもともと、自民党や日本維新の会との連携を模索していたが、12月の党代表選で敗れる可能性があり、その場合、玉木が国民民主を離党して自民党入りし、二階派に合流する可能性が出てきた」(元民主党ベテラン議員)

 二階派の勢力拡大を官邸から眺めるだけの菅が戦慄するのは、そんな二階の動きが、すでに「次」を見越したものであることを悟っているからだ。

 自民党閣僚経験者がこう話す。

 「二階の論理はシンプルで、『選挙に勝てる総理総裁なら誰でもいい』ということ。9月時点では菅なら選挙に勝てると思ったから担いだが、負けそうなら即座に次に乗り換えることが前提だ。

 たとえば、幹事長代行に据えた野田聖子。幹事長会見の際、二階の後ろに立つ役割で、以前は稲田朋美(元防衛相)がそこにいたが、野田の役目になった。露出が多いので、次期総裁選を狙う場合にはかなり有利になる。

 野田の後ろ盾が、古賀誠(元幹事長)というのもミソ。岸田派の名誉会長は退いたが、同派ではいまだ絶大な影響力がある。岸田派の切り崩しや、野田の総裁選出馬の時に、それが効いてくる」

 もちろん、野田はあくまでカードの一枚に過ぎない。石破が復活するならそれでもいいし、岸田が覚醒して最前線に復帰するなら、それも構わない。誰がどう動いてどんな流れになっても、自分は上手くそこに乗る。二階はそれだけを考える。

 当然、安倍が復活するなら、それもまた良し。

 「安倍が新議連の会長に就任したのに対し、二階は『けっこうなことだ』と賛辞を送っている。麻生(太郎副総理兼財務相)は相変わらず、『自民党はいつから総裁より幹事長が偉くなったんだ』などと、二階一強に不平不満をぶちまけているが、安倍の復活をもっとも喜ぶのは、キングメーカーに返り咲ける麻生だ。

 二階は麻生との関係が微妙でも、安倍とは特に悪くはないので何も問題ない。安倍も再び総理を目指すなら、二階の党運営の手腕に頼らざるを得ない。どこにどう転がっても、二階は損しない」(前出・自民党幹部)

5918名無しさん:2020/12/13(日) 01:52:42
>>5917

菅に逆転の秘策はあるか
 すっかり取り残されたのが菅だ。政権の支持率もそこそこ、学術会議問題以外は大きな失点がないような状況でも、周りは勝手に「ポスト菅」に向けて動き出している。

 菅は二階に対し、側近の林らを通じての毎朝のモーニングコールも欠かさず、「忠誠」を示している。だが、当の二階の腹がいまいち読めない。

 (おらの劇場はたった1回で終演なのか)

 菅は考える。考えると疲れて眠くなるが、それでも考えねばならない。

 そこで、ここに来て菅が秘策として放ったのが、「菅チルドレンの結成」という、どこかで見たような一手だ。

 「菅総理は、『衆院選の選挙区で敗れ、2回以上連続で比例復活した議員の重複立候補は認めない』という党の規定を、今後は厳格に適用することを決めた。該当する議員は党内に25人ほどいるが、彼らは次回衆院選では、小選挙区を勝ち上がるしか道がなくなる。

 25人の中には菅シンパや二階派の議員もいる。しかし、この25人の比例復活がなくなれば、当然、比例単独で当選する新人が代わりに増える。

 その新人らが『菅チルドレン』となり、元の菅グループと合わせれば50人近い規模の『菅派』が誕生する。党内に基盤がないという総理の弱点が、一気に解消されることになる」(前出・自民党ベテラン議員)

 現在、二階派は48人。目論見通りに運べば、菅は二階の勢力を凌駕し、二階に頼らずとも党内の他派閥と伍して戦うことができるのだ。

 果たして、安倍が復権するのか。野田聖子が躍り出て、石破や岸田が息を吹き返すのか。これを菅が迎え撃ち、返り討ちにするのか―。

 配役もシナリオも上々。つまるところ、二階劇場が、いよいよ盛り上がりを見せるのであった。

 (文中一部敬称略)

週刊現代(講談社)

5919名無しさん:2020/12/13(日) 14:52:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/44c92269aa6c21d88a49e3517b0aec5aa80aec6e
前川氏「菅・二階vs安倍・麻生・岸田の戦い起こりそう」
12/13(日) 11:36配信

 前川喜平元文部科学事務次官が12日夜、ツイッターに、今後の自民党に関して「菅・二階vs安倍・麻生・岸田の戦いが起こりそうだな」と投稿した。

 自民党は9月の総裁選では菅義偉氏が圧勝して、首相に就任したが、新政権発足後は次期総選挙や、次期総裁選に向けた派閥同士の思惑や、主導権争いも報じられている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c42489ab22282f421e90835535739453ba5ddb56
「集団指導」移行も展望開けず 自民・石破派、当面は結束維持
12/13(日) 7:26配信

 自民党石破派(19人)は、複数の世話人が運営にあたる「集団指導体制」に移行し、派閥の存続を図る。

 先の党総裁選の大敗と石破茂元幹事長の会長辞任で、ベテランが「派閥解体」を唱える事態となったが、これに反発する若手の声に押された格好だ。ただ、会長ポストは空席で、来年の総裁選への対応は棚上げされたまま。石破氏にとって今後の展望が開けたとは言い難い。

 10日の臨時総会では、平将明衆院議員が派閥の存続と集団指導体制への移行を提案。ベテラン、中堅、若手からそれぞれ選ばれる「世話人」が派の運営を主導するもので、出席者から異論は出なかった。石破氏は発言せず、黙って聞いていたという。週明け以降、正式決定する見通しだ。

 総裁選大敗を受け、石破派は将来像をめぐり、世代間対立の様相を呈していた。ベテランは中堅・若手主体の派閥に衣替えするため、いったん派閥を解消すべきだと主張。これに対し、若手は当選3回以下の議員が会合を重ね、「政策集団として続けていくべきだ」と訴えていた。

 石破氏は3日のBS番組で「わが党が順風満帆のときに、私に役割は回ってこない」と指摘。「そうでないときにふさわしい自分であるべく、努力を怠ってはいけない」とも述べ、将来の総裁選出馬への意欲をのぞかせた。

 ただ、「一兵卒」となった石破氏に出馬の目算は立っておらず、同派の世代間対立も完全に解消されてはいない。派内からは「会長が不在で、他派閥と連携の協議もままならない」(閣僚経験者)とのため息も漏れている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b40c8766e95482fbb6c0849c20bfa11d87ceabb1
自民大阪府連が「大都市法」停止の新法案提出へ調整 特別区設置を制限
12/12(土) 19:19配信

 自民党大阪府連は12日、役員会を開き、大阪都構想の根拠法になった大都市地域特別区設置法(大都市法)の効力を一時停止させる新法案を2021年の通常国会に提出する方向で党内や他党と調整すると決めた。衆院議員の左藤章・政調会長は、都構想実現のために15、20年と5年間で2度の住民投票が実施されたことについて取材に「市民が分断された」と語った。

 同じテーマで何度でも住民投票を繰り返せる「勝つまでじゃんけん」を問題視した府連は11月以降、国会議員や大阪市議が同法の問題点を話し合う勉強会を国会内で重ねてきた。この日の府連役員会で府議、市議の意見を踏まえ、新法制定に向け動き出すと決定。法案が可決されれば、新法の効力をさらに打ち消す法案が制定されない限り、大都市法に基づいて特別区を設置できなくなるという。

 左藤政調会長は会合終了後、毎日新聞などの取材に「都構想では『1回きり』という約束が破られ、多くの血税や役所職員の労力が住民投票に費やされた。社会常識が通じないのなら、法で規制するしかない」と話した。

 都構想は、地域政党「大阪維新の会」が10年の結党時から掲げてきた。11月1日にあった2度目の住民投票で再び否決され、同月21日に党代表に就任した吉村洋文・府知事は「僕が政治家として都構想に再挑戦することはない」と明言。前代表の松井一郎・大阪市長も今期限りでの政界引退を表明しているが、党内には3度目の住民投票を望む声もある。【石川将来】

5920名無しさん:2020/12/13(日) 20:38:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/f44dedd1965d5da3e5c847ef1ceeecb3a0086383
【点描・永田町】安倍前首相「桜」疑惑再燃の“闇”
12/13(日) 19:05配信

 新型コロナウイルスの感染急拡大に政府の対応が迷走する中、11月下旬3連休中の安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑に絡む報道が、政局を混乱させている。疑惑の核心とされる前夜祭の経費補てんについて、読売新聞が「東京地検特捜部が捜査中」などと報じたからだ。事実なら安倍氏の首相在任中の答弁内容を完全に覆す内容だけに、臨時国会で菅義偉首相を攻めあぐねている立憲民主など主要野党は「新たな攻撃材料」(幹部)と勢いづき、与党内でも「政権にとってコロナ感染拡大とのダブルパンチになる」(国対幹部)との不安が広がる。

 昨年11月に共産党の国会での追及で疑惑が表面化して以来、当時の安倍首相は前夜祭での経費補てんの有無について(1)事務所が会費を参加者から集金してそのままホテル側に渡した(2)後援会への収支は一切ないので政治資金収支報告書への記載は必要ない(3)明細書の発行はなかった─など、公職選挙法や政治資金規正法には全く違反していないとする答弁を繰り返してきた。併せて、当時官房長官だった首相も、安倍氏と同様の答弁で野党側の追及をかわし続け、安倍氏の首相退陣で疑惑も政治的に“風化”したとみられていた。

 ただ、今年5月には全国の弁護士らが集団で、安倍氏と後援会幹部2人の計3人を公選法・政治資金規正法違反で東京地検に告発状を提出。その時点では動きを見せなかった同地検だが、菅政権発足後の10月ごろに捜査に着手。これを嗅ぎつけた読売が11月23日付朝刊以降、「地検が安倍事務所の担当者の事情聴取などを進めた結果、5年間で計800万円超の経費を補てんしていた」と断定的に報じ、他メディアも一斉に後追いして政界も大騒ぎとなった。

“安倍封じ”の「官邸陰謀説」も
 報道通りなら、国会で長期間にわたり虚偽答弁を繰り返してきた安倍氏の政治的・道義的責任は免れない。併せて、安倍氏の疑惑を否定する答弁や記者会見を続けてきた菅首相の責任も厳しく問われる。政権の新たな火種で、すぐさま年明け解散論も下火になるなど、首相の政局運営にも影響が出ている。その一方で、捜査情報が次々と報道される状況に政界では“官邸陰謀説”も浮上した。ここにきて安倍氏が政治活動を再開し、安倍氏周辺からは来年9月の自民総裁選出馬による「再々登板説」も出始めたため、「官邸が検察を使って“安倍封じ”を仕掛けた」(自民幹部)という読みからで、権力闘争の“闇”の深さもにじませる。

 突然渦中の人となった安倍氏は、報道直後の11月24日に記者団に対し、「今回、告発を受けて捜査が行われていると承知している。私は国会で答弁させていただいているが、事務所としては、告発を受けて全面的に(捜査に)協力していくということだ」と述べる一方、「途中経過の段階なので、お答えは差し控えたい」と踏み込んだ言及は避け、検察の捜査終結まで沈黙を守る構えだ。

 一方、首相は25日の衆参両院での予算委員会集中審議などで「捜査中の問題で答弁は控える」と繰り返し、自らの国会答弁が結果的に虚偽だった場合の責任を問われても「そうなれば私にも責任がある。それは対応する」と“他人事”のように答えた。永田町では「検察当局も簡単には結論を出さない」(司法関係者)とみる向きが多く、官邸側から「学術会議問題の影が薄れた」(政府筋)との指摘と共に「すべて安倍氏の責任にすれば政権のダメージは少ない」(同)との声も出る。ただ、官邸の冷淡な対応に安倍氏支持グループの反発も強く、今後の展開次第では自民党内に“反菅ムード”が広がって、政権を揺さぶる可能性もある。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」12月7日号より】

5921名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/613edf85e6dbf0afa96ad8f8b8a5c5d89a9892d9
「安倍政権を引っ張った官邸官僚」を菅首相が一掃した本当の理由
12/14(月) 11:16配信

菅義偉首相の登場で、政治と官僚の関係はどう変化したのか。ジャーナリストの財部誠一氏は「菅首相の人事権を盾にした強権ぶりが突出し、あたかも霞が関の官僚たちが萎縮しているという報道が目立つ。しかし、彼らはメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない」という――。

■現職の官房長官が「雑誌で人生相談」という異例

 まさか9月に総理になるとは誰も思っていなかった今年の春、菅官房長官が『プレジデント』誌に人生相談の連載を始め、話題になった。自分も若かりし頃、新聞の人生相談のコラムを読むのが好きだったという。

 自らの体験を通じて相談者に親身になって答える文章からは、連日の記者会見で見せてきた官房長官の厳しい顔つきとは違う人間味が感じられた。いやそれ以上に、そもそも現職の官房長官が雑誌で人生相談の連載をすること自体が異例である。連載を始めた直後に菅官房長官に会う機会があった。

 「なぜプレジデントで人生相談など始めたのか」

 尋ねてみよう思っていた矢先に、菅官房長官が「じつはこんなことを始めた」といって嬉しそうに連載のコピーを見せられた。自慢するネタはいくらでもあるだろうに、殊の外、嬉しそうであった。政治家という目指すべき道も見えていなかった悩み多き時代に、新聞の人生相談のコラムが励みになったから、その恩返しのようなものだという答えだった。そこに嘘はないと思う。

 自民党の長い歴史の中でも親譲りの「地盤、看板、カバン」のまったくない非世襲議員が総理総裁になるのは約30年ぶりだ。徒手空拳で総理にまで成りあがった菅義偉という政治家はやはり特別な存在だ。人情の機微にふれる一面と、強面の凄みが同居しているのだが、一般的には後者のイメージが強い。

 典型的な例は人事権を盾にした菅の霞が関支配だろう。

■「官僚はみな菅さんのことばかり気にしている」

 「官僚は誰も安倍さんなどみていない。みな菅さんのことばかり気にしている」と官房長官時代もよく言われたものだ。それがいまや国家の最高権力者となったのだから、その“威光”は尋常ならざるものがある。当然の帰結として、それを不満に思う官僚やOBからはその強権ぶりがマスメディアに流れてくる。

 2020年9月16日に菅内閣が発足する数日前から、菅に左遷させられた官僚の恨み節が複数のメディアで紹介された。

 「菅官房長官に意見して“左遷”された元総務官僚が実名告発『役人を押さえつけることがリーダーシップと思っている』」(AERA dot. 2020年9月10日)、「『菅義偉さん、やっぱりあなたは間違っている』…“左遷”された総務省元局長が実名告発【全文公開】」(文春オンライン 2020年9月16日)がある。

 事実、菅は第1次安倍政権で総務大臣となりふるさと納税制度を導入する際にも、また官房長官時代にも総務省の局長を左遷している。飛ばされた本人が実名で告発するのだから説得力がある。だがこの元総務局長に対して霞が関から同情の声は聞こえてこない。それどころか取材をしてみると他省庁の局長クラスからは芳しくない評判が伝わってきた。菅に近いある某省の局長は「左遷されて当然の役人だった」という。

■現役の幹部官僚の意外な本音

 以下は拙著『冷徹と誠実 令和の平民宰相 菅義偉論』からの抜粋だ。

 「実名告白した元総務官僚Hさんは自己正当化のコメントを多数していますが、事実とはかなり違います。菅長官の指示は、寄付先の自治体への申請と、地元の税務署への電子申告と二度手間になっているのは使い勝手が悪すぎるから『ワンストップ化せよ』というものでした。ところが彼はツーステップの現状を何も改めず、さも『ワンストップ化』したかのようにごまかす画づくりをした資料を提出したり、自民党税制調査会の『検討資料』にも一見前向きながらじつは先送りしてしまおうとしたり、これだけでも十分更迭に値する所業ですが、それだけではなかったようです」

 この局長は菅との関わりが深いだけに、贔屓(ひいき)の引き倒しというか、忖度(そんたく)感情がまったくないとは言い難い。そこで菅との接点が少ない他省庁のある現役局長にも尋ねてみた。すると、まったく角度の違う返事が返ってきた。

 「マスコミは面白おかしく取り上げますからね。この総務官の元局長だけではなく、退官後に政権批判を繰り返す元文部次官とかいますけど、現役官僚はみな呆れていますよ。房長官時代から菅さんが恐れられていたのは事実ですが、ある意味もう慣れっこになってしまった面もあるのです。役人は局長まで昇進すると、長年自分の温めてきた自分の政策ができるぞと思える。それをまっすぐに菅さんにぶつけるのをためらうことはない。少なくとも私はそう考えています」

5922名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:21
>>5921

■単純な二項対立で描くマスコミ

 菅の強権ぶりが突出し、あたかも霞が関の官僚たちが萎縮しているという報道が目立つが、霞が関は馬鹿ではない。時代の流れが「官僚主導」から「政治主導」へと変化していることくらい、当たり前に理解している。小泉政権から第1次安倍政権、そして自民党政権を追い落とした民主党政権の看板でもあった。

 もっとも旧民主党は政権誕生後いきなり各省庁の局長以上の幹部に辞表の提出を迫ったあげく、霞が関からサボタージュパージされるという前代未聞の愚行をしでかした。旧民主党政権にかかわった者たちは口が裂けても、人事権を盾に政策を実行していく菅の手法に対して「霞が関が委縮している」などとは言えないはずだ。

■菅首相が嫌う官僚像の3タイプ

 一方で、菅の考える「政治主導」とは何か。ある側近の話では、菅はどんな仕事でも決して官僚任せにはしないという。どれほど信頼する相手でも、「あとは頼んだ」「よきに計らえ」ということがない。その強烈な危機管理意識の高さがあったればこそ、安倍政権は7年8カ月の長きにわたり、政権を維持することができた。

 つまり、菅はそれだけ自己責任意識と警戒心が強い。政治家は国民から選ばれた時点で民意の体現者であり、国民の幸福のために政策や方針を打ち出し、最後まで全責任を負うと本気で考えている。総理になってもその姿勢はまったくかわらない。

 したがって、菅の嫌う官僚像もはっきりしている。分をわきまえず、国家を動かしているのは自分たちだと勘違いしている者、政治家にすり寄って省益を追求しようとする者、その手段として面従腹背する者だ。私は前出の二人の局長に、人事によって霞が関をコントロールする、官房長官時代の菅の手法への率直な思いを尋ねてみた。

 再び拙著から引用する。

 「内閣人事局の権能や、菅官房長官の霞が関人事の差配について批判する向きもありますが、そもそも内閣人事局がなくとも局長以上の人事は閣議承認事項であったわけですし、菅官房長官自身も、政権として責任をもって政策を実行していくために人事権が行使できないのはおかしいとの見地に立っていました。そして、菅さんの人物眼に恐れ入るものがあることも事実です。個別に人事をやりすぎだといった批判が残る場面もあったかもしれないが、合理的な人事権の行使であって、決して人事権の濫用ではありません」

5923名無しさん:2020/12/14(月) 17:09:55
>>5922

■霞が関はメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない

 “菅人事”を全面的に擁護するコメントをする彼だが、“霞が関の萎縮”についてはどう見ているのか。

 「霞が関の役人たちに萎縮があるとすれば、それは、役人の側の『私心(出世願望、上昇志向)』が『公益(上奏してでも正しいと信ずることを主張しよう)』よりも優っているからです。極端に言えば、萎縮=私心の現れであって、役人のしようもなさを物語っているとも思います」

 だからといって人事権を振りかざしてよいというものでもないが、人事権の行使を否定・封殺しては、政権として責任ある政策遂行ができないのも事実なのだろう。菅との距離がさほど近くはないもう一人の現役局長にも、同じ質問をしてみた。

 「安倍政権では菅さんの人事にばかり世間は焦点を当てていましたが、官邸官僚の存在が事態をややこしくしていました。省内の若手は経産省出身の官邸官僚に対して反発したり、彼らに何も抗弁できない幹部に対する批判もあった。菅政権になり、経産省出身の官邸官僚は一掃されてスッキリしましたが、国交省出身の官邸官僚が一人残った。彼は菅さんの信頼厚い役人で、人事にも少なからぬ影響力をもっています。菅さんの人事の手法よりも、こちらのほうが気になります」

 ことほどさように霞が関の菅人事に対する見方も多様なのである。「萎縮=私心」の現れだという考え方は官僚としての矜持だろう。霞が関はメディアが騒ぐほどの弱者でもなければバカでもない。悪しき前例踏襲主義の打破を政権の看板にすえる菅と、前例踏襲が文化になっている霞が関との葛藤だと考えるべきである。



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財部 誠一(たからべ・せいいち)
ジャーナリスト
1956年東京都生まれ。80年、慶應義塾大学法学部を卒業し、野村證券に入社。その後、出版社勤務を経て、95年に経済政策シンクタンク「ハーベイロード・ジャパン」を設立。テレビ朝日系「サンデープロジェクト」「報道ステーション」などに長年にわたって出演。金融・経済誌への寄稿も多数。2015年、脳梗塞で倒れるが、リハビリを経て完全復帰。現在、BS11「タカラベnews&talk」に出演中。『
京都企業の実力』『
ローソンの告白』『
農業が日本を救う』『
中国ゴールドラッシュを狙え』など、著書多数。
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ジャーナリスト 財部 誠一

5924名無しさん:2020/12/14(月) 21:16:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/d18f88636bbe43153f6ce7c2ca965c6d3b284abf
麻生副総理に二階幹事長 大物議員が続々と新潟入り 衆院選へ慌ただしさ増す
12/14(月) 19:33配信

この週末、県内には続々と大物議員が入りました。

衆議院の任期満了が来年秋に迫るなか、選挙に向けた動きの慌ただしさが増しています。

12日、新潟市中央区のホテルを訪れていたのは…

【麻生太郎 副総理】
「目下売り出し中の太郎と、まだそこそこ売れている太郎と“2人太郎”がここまでやって来ました」

自民党“2人の太郎”こと、麻生太郎副総理と河野太郎行政改革担当相です。

さらに13日は自民党の二階俊博幹事長も、新潟市秋葉区や三条市に入りました。

自民党が続々と大物議員を県内に送る理由は…

【麻生太郎 副総理】
「新潟だけは、小選挙区で上がったのは5区と6区だけだったかな。参議院は両方負けたとか」

前回の衆院選は6小選挙区中、2勝4敗と負け越すなど県内で苦戦する自民党。

衆議院の任期満了が近づくなか、党として新潟を重視する姿勢をアピールします。

12日、麻生副総理などが激励したのは、去年の参院選で忖度発言などが影響し、落選した塚田一郎前参院議員です。

次の衆院選での国政復帰を目指し、11月事実上の公認候補となる自民党新潟1区の支部長に就任しました。

【自民党 塚田一郎 前参院議員】
「今、県都新潟市で自民党の議席を奪還することが私に与えられた使命」

さっそく大物議員を呼び、力が入る背景には不安要素があります。

それは自民党新潟1区の前支部長、石崎徹衆院議員です。

秘書への暴行事件で略式起訴。その後離党しましたが、次の選挙での出馬の意志は崩していません。

このまま2人が立候補すれば、保守票が割れるおそれも指摘されています。

【無所属 石崎徹 衆院議員】
「『諦めないで初志貫徹で頑張ってほしい』という声を日々ちょうだいしているなかで、自分のビジョン・訴えを戦わせることが自分の使命だと思っている」

【自民党 塚田一郎 前参院議員】
「支部長に就任したことで大きな弾みがついたと思っている。私自身はみずからの自民党1区支部長としての活動をしっかり進めていくことのことに尽きる」

こうした動きの一方で、野党も選挙への備えを加速させています。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「任期満了までもう10カ月になりました。衆議院の総選挙に向けて必勝を期して必ず勝つ」

新潟1区選出の立憲民主党、西村智奈美衆院議員。

国民民主党と合流し立ち上がった新たな党の体制のもと、1区総支部を設立し選対本部の立ち上げも準備しています。

【立憲民主党 西村智奈美 衆院議員】
「ここから先は毎日、“解散ありうべし”というふうに思って過ごしている。どうしたら勝てる体制、勝てる選挙ができるのかということに真剣に取り組んでいかないといけない」

日に日に慌ただしさが増す政界の動き。決戦のときはいつ訪れるでしょうか。

NST新潟総合テレビ

5925チバQ:2020/12/14(月) 22:03:34
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2012140028.html
師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず
2020/12/14 20:49産経新聞

師走のパーティー開催苦心 解散足音、コロナ禍も背に腹代えられず

自民党・細田派(清和政策研究会のパーティーで挨拶する菅義偉首相=9月28日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

(産経新聞)

 師走の永田町で、国会議員の政治資金パーティーが相次ぎ開かれている。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時は開催が見送られるケースも少なくなかったが、ここにきて増加傾向にある。背景には1年以内に行われる衆院解散・総選挙などの「軍資金」集めに駆り立てられている事情が透ける。感染者を出せば批判は避けられないが、背に腹は代えられないようだ。

 14日正午ごろ、東京・紀尾井町のホテルでは自民党岸田派(宏池会)の三ツ矢憲生衆院議員のパーティーが開かれ、下村博文党政調会長や同派の岸田文雄会長らが出席した。その約1時間後、同じホテルの別の会場では細田派(清和政策研究会)の加田裕之参院議員がパーティーを開催。こちらには西村康稔経済再生担当相ら同派所属議員が駆け付けた。

 三ツ矢、加田両氏に限らず、14日は都内の別のホテルや地元の選挙区などで複数のパーティーが開かれた。感染抑止を理由に食事は提供せず、「密」を避けるため間隔をあけて椅子を配置する形式が主流だ。ほとんどの会場で検温や消毒などの対策も講じられた。

 それでも感染者をゼロに抑えられる保証はない。リスクを負ってまでなぜ開催するのか。今月パーティーを開いた自民党のある衆院議員は取材に「中止も考えたが、活動資金が底をついた。(頻繁に)集会ができないため、短い時間でもメッセージを発信する場が必要だった」と苦しい胸のうちを明かす。同時に世間の反発を懸念し、開催したことについて「公言しないでほしい」とも語った。

 一方、年末恒例の自民党各派の忘年会は対応が分かれている。11月30日の細田派の忘年会場ではフェースシールドが配られ、5人掛けテーブルに4人ずつ座るといった対策をとった。岸田派は衆院当選1〜6期を2つのグループに分けて月内に忘年会を予定。7期以上の議員は新年会として集まる分散方式をとる。

 麻生派(志公会)は「集まれる状況ではない」(派閥幹部)として、今年は見送る方針だ。(今仲信博)

5926名無しさん:2020/12/15(火) 00:12:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0015e9c70ca42dd14b3a897742cdea562dddd68
「ステイホームと言いながら旅行しろ。むちゃくちゃ」 自民からGoTo見直しの声
12/14(月) 18:29配信

 与党内では、GoToトラベルを続けて内閣支持率がさらに低下すれば、1年以内に想定される衆院解散・総選挙への影響が避けられなくなると懸念する声も出ていた。

 「世論は『GoToはやめろ』ということだな」。公明党の重鎮は12日の毎日新聞世論調査で内閣支持率が前回(11月7日)の57%から40%へと17ポイント急落したことを受け、そう述べた。政府は新型コロナの感染防止と経済の両立を掲げGoToを続けてきたが、冬場の感染再拡大が現実となり、菅義偉内閣を「支持しない」が「支持する」を初めて逆転。自民党の中堅は「世論に敏感にならないといけない」と焦りを隠さず、ベテランは「ステイホームと言いながら旅行しろと言っている。むちゃくちゃだ」と言い放った。政府が14日に事業停止を表明したのは、こうした声に押された形だ。岸田文雄前政調会長は14日のBS番組で「国民の協力や理解がなければ対策は結果を出せない。より丁寧な説明が求められる」と語った。

 だが、自民党の二階俊博幹事長は全国旅行業協会の会長も務めるGoTo推進論者だ。自民ベテランは「首相は二階氏の意向に背いて判断するのは難しいだろう」とも指摘する。二階派幹部は突然の一時停止表明に「どういう趣旨なのか。勝手なことをしやがって」と不満を漏らした。全国での事業停止も年末年始に限ったのは、苦境にあえぐ観光産業の下支えは不可欠との意見に配慮したとみられる。【野間口陽、木下訓明】

5927チバQ:2020/12/15(火) 20:26:08
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020121500023.html
菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 
2020/12/15 14:43AERA dot.

菅首相に二階派が激怒「もう次はないぞ!」自民党内で根回しせず、GoTo中止 

Go To中止で自民党内の株が下った菅首相(C)朝日新聞社

(AERA dot.)

「なんで急に中止なんだ。どうなっているんだ!」

 こう声を荒げたのは、二階派の幹部だ。菅義偉首相は12月14日、官房長官時代から推進してきた新型コロナの経済対策「GoToトラベル」の一時停止を突如、表明した。新型コロナウイルスの感染拡大が急増。専門家の意見を尊重した結果の判断だという。



「菅首相は、12、13日まではまったくGoToトラベルを止める意思はなかった。菅首相は頑固なところがあり、自分が旗振り役の政策を突然、止めるなんて考えは持っていなかった。だが、毎日新聞の世論調査で、支持40%、不支持49%と不支持が上回った。支持が17%も前月から急落し、昨日発表されたNHKの世論調査でも支持が42.2ポイントと、前月から14ポイントも激減。不支持が36ポイントで前月から17ポイントも急増し、決断せざるを得なかった」

 自民党幹部は、GoToトラベル一時停止の内幕を語る。

「菅首相は、コロナ急増でもさほど世論調査の数字は変わらないとみていた。それがNHKでも急落し、毎日新聞に至っては、不支持が支持を9%も上回った。コロナ対策については、毎日新聞では評価しないが、3倍以上も評価するより多かった。GoToトラベルの中止を求める数字も高かった。まだ就任して3か月の菅首相は安倍前首相の時に、ここまで乱高下したことはなかった。『大変厳しい世論調査になっているな』『手を打たねば』といい、すぐに決断。頑固さを突き通せなかった。ただ、決断があまりに急だったので、各方面への十分な根回しができなかった。それが党の不満につながっている」

  党内への根回しの不十分さが、冒頭に記述した二階派幹部の不満を招いたというのだ。二階俊博幹事長はGoToトラベルで恩恵が多い、旅行業界の業界団体、全国旅行業協会の会長を務めている。菅首相ともに、GoToトラベルの旗振り役だった。

「GoToトラベルがどれだけ旅行業界に寄与していたのが、菅首相はわかっているのか。救われた旅行業界、ホテル、お土産店、交通関連の会社などがどれだけあるのか知っているのか。それも一番の稼ぎ時、年末年始には全国で停止。どれだけ多くの人が頭を抱えているのかわかっているのか。中止なら、業界への金銭的支援策とセットでやるべきだ。なんのバックアップも発表せずに、中止だなんて、二階幹事長の顔に泥を塗るようなものだ。『誰のおかげで総理になれたんだ』『もう次はないぞ』と派閥から強硬意見も飛び出した」(前出の二階派幹部)

 一方、菅首相と“すきま風”もささやかれる、麻生派の衆院議員は冷ややかに党内の状況をこう話す。

「自衛隊まで出動してコロナは災害になっている。そんなときにGoToトラベルで税金投入して、旅行してくれというのもおかしなこと。菅首相が二階幹事長の意向を気にしすぎて、ズルズルと先延ばしした結果、コロナ感染拡大、医療体制ひっ迫でしょう。おまけに菅首相は、記者会見も十分に開かず、説明も不十分だから、支持率激減は当然のことですよ。この状態があと1、2か月続けば、来年秋の自民党総裁選、衆院解散の期限まで菅首相は持たない。コロナ退陣となりかねない。『ポスト菅は誰か』などと模索する動きもあります。『やはり安倍さんがよかった』との声が聞かれますね」

 菅首相誕生の最大の功労者、二階派だけでなく、支援した麻生派からも厳しい声が相次ぐ。コロナ禍で解散総選挙は極めて難しい情勢で四面楚歌に陥りつつある、菅首相。難局を切り抜けられるのか?

(本誌取材班)

※週刊朝日オンライン限定記事

5928名無しさん:2020/12/15(火) 23:56:20
https://news.yahoo.co.jp/articles/be1dd351a439648d6e9a8ac28d96051649703eba
就任3カ月…菅首相が安倍・二階氏より多くの時間面会した人物は
12/15(火) 14:46配信

16日で就任3カ月を迎える菅義偉首相が就任後に最も多くの時間を共有したのは誰だろうか。日本経済新聞が15日付で菅氏の動静を把握して集計した結果を発表した。

報道によると、菅氏が就任後に最も長時間面会したのは林幹雄自民党幹事長代理だった。合計8回の面会で323分を共にした。林氏は自民党9選議員で、安倍晋三内閣で経済産業相、内閣府特命担当相などを歴任した菅首相の側近だ。

菅氏は林氏の他にも、首相職につけるよう助けた「恩人」たちと就任後も頻繁に会っていたことが分かった。2番目に多くの時間(10回、309分)を面会したのが二階俊博自民党幹事長と5番目(5回、210分)の森山裕国会対策委員長だ。

二階・林・森の3氏は安倍氏が辞任意思を明らかにした翌日の8月29日夜に菅氏の元を訪れて自民党総裁選挙への出馬を説得したと言われている人物だ。当時でさえ出馬を真剣に考えていなかった菅氏は彼らの全面的な支持によって自民党内の派閥票を集めることができた。

菅氏を首相にした後も至近距離で接触して影響力を行使していると解釈される。

彼らは11月初めに集まった席でも、菅氏に来年1月の通常国会を早期に招集する問題について「(国会を)早期に召集すれば解散の選択肢が広がる」と勧めたことが分かった。菅氏は11月中旬に来年の通常国会を1月中旬に操り上げて招集すると発表した。

その他に面会時間で3位に入った園田修光参議院と4位の山口泰明選挙対策委員長は菅氏が初当選議員時期から交流してきた側近だと日経は伝えた。

日本の首相が最も多く会う対象はやはり長官だ。別途集計した首相と官僚の面会回数によると、菅首相が3カ月間に最も多く面会したのは西村康稔経済再生担当相だった。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)事態に関連してイシューが多かったためと分析される。

次いで麻生太郎副首相兼財務相と33回会った。特に麻生氏とは2時間以上にわたり夕食を共にするなど「会食」を頻繁にしているのが特徴だ。来年9月に予定された次期総裁選挙を考慮した時、党内2位派閥を導いる麻生氏の存在感が大きい以上、菅首相が時間を作って配慮しているようだと日経は分析した。

菅氏はまた、首相としては珍しく各業界団体長と直接会って「疎通窓口」役を果たしている。就任後40回以上にわたり建設・農業・観光などさまざまな業界の団体幹部と面会した。

従来1月までに予定されていた旅行支援策「Go To トラベル」キャンペーンを11月末に突然5カ月延長することにしたのも、このような業界の意見を反映してのことだった。だが、国民の反発が強くなると菅首相は14日、「Go To トラベル」を一時中断することを決めた。

5929名無しさん:2020/12/16(水) 00:24:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f966bfca24243f2b4f509adf8854c2aba070897
自民、「選択的夫婦別姓」の表現めぐり“表現削除”で決着
12/15(火) 21:11配信

 自民党は15日、政府が策定を進める第5次の「男女共同参画基本計画案」を了承しました。焦点となっていた「選択的夫婦別姓」に関する表現は削除されています。

 「いままでのような選択的夫婦別姓に賛成か反対か、0か100かではなく。具体的な制度設計のあり方をこれからも検討しようという書き方にしています」(森まさこ女性活躍担当相)

 政府は来年度から5年間で実施する第5次の「男女共同参画基本計画案」の策定を進めていますが、選択的夫婦別姓の記載をめぐり、自民党内の推進派と慎重派の意見が激しく対立し、党内手続きが遅れていました。

 15日、自民党の会合に示された文案では「夫婦の氏に関する具体的な制度の在り方に関し、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進める」と明記されたものの、「選択的夫婦別姓」の文言は削除されました。

 「今までのものからみれば、最低限の最低限かなと」(井出庸生衆院議員〔推進派〕)

 出席者の一人は「反対派・推進派のどちらも不満だ」と語り、双方が歩み寄った格好での決着となりました。

 男女共同参画基本計画案は今週18日にも閣議決定される見通しです。(15日19:00)

最終更新:12/15(火) 21:11
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c0befc4e0c2d2a3f3026132f2aa96e853f77bf29
夫婦別姓の表現、自民が変更 反対派の異論受け大幅後退
12/15(火) 20:16配信

 自民党は15日、政府の第5次男女共同参画基本計画案の改定案を了承した。焦点となった選択的夫婦別姓(別氏)に関する表現は、原案の「対応を進める」から「更なる検討を進める」に変更。反対派の異論で大幅な後退を迫られた。政府は月内に閣議決定する見通しだ。

 この日の党会合では、反対派議員らが示した案をもとに変更が加えられた文案が示された。内閣府が4日に示した政府原案では「婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度のあり方」について、政府が「必要な対応を進める」としていたが、「更なる検討を進める」になった。現行の第4次基本計画に近い書きぶりにとどまる方向となった。

 第4次に入っていた「選択的夫婦別氏制度の導入」の文言も削られ、「夫婦の氏に関する具体的な制度のあり方」というあいまいな文言を採用。「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ」という記述も加わった。

 さらに、第5次を策定するにあたって意見募集で寄せられた「実家の姓が絶えることを心配して結婚に踏み切れず少子化の一因となっている」などの意見や、「国際社会において、夫婦の同氏を法律で義務付けている国は、日本以外に見当たらない」との記述は、反対派の指摘を受けて削除された。全体に、反対派に配慮したような変更が目立つ決着となった。

朝日新聞社

5930名無しさん:2020/12/16(水) 00:24:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/526244d8c377ca50b7e5b3d78fe74d80adcdd5a8
政府「選択的夫婦別姓」文言削除 自民反対派主張で大幅に表現後退
12/15(火) 19:48配信

 政府は15日、近く閣議決定する男女共同参画基本計画案から「選択的夫婦別姓」との文言自体を削除することを決めた。同日開かれた自民党の会合で、削除された文案が了承されたため。計画案は反対派の主張で修正を繰り返し、導入に向けた表現は大幅に後退。一方、「家族の一体感を考慮」など保守層に配慮した文言が盛り込まれた。

 基本計画は女性政策における今後5年間の指針となる。導入に前向きな表現が盛り込まれれば、法改正などの検討が進むと期待されていたが、選択的夫婦別姓との文言自体が消えたことで、議論が停滞することも予想される。政府は18日にも計画案を閣議決定する。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fd94b300a7c6fcd9fd9d8f62771f1b754b4e427b
選択的夫婦別姓の是非、慎重派が巻き返し 自民党内は容認論拡大
12/15(火) 20:24配信

 自民党は15日の党会合で、選択的夫婦別姓制度の記述をめぐり紛糾していた政府の第5次男女共同参画基本計画案を了承した。当初、政府が盛り込んだ制度導入に前向きな記述を大幅に削除し、過去の基本計画にならって文言を短縮した。ただ、党内は制度導入への慎重派が優勢だった情勢から拮抗へと変化しており、夫婦別姓に慎重だった安倍晋三政権の退陣に伴い容認論が増えたとの見方がある。

 この日了承された案では「戸籍制度と一体となった夫婦同氏制度の歴史を踏まえ、家族の一体感、子供への影響なども十分に考慮し、国民各層の意見や国会における議論の動向を注視しながら、司法の判断も踏まえ、さらなる検討を進める」などと書き込んだ。

 さらに、旅券(パスポート)や免許証などに旧姓併記が認められていると指摘した上で、「引き続き旧姓の通称使用の拡大や周知に取り組む」とも記した。子供への影響や通称使用拡大などは慎重派が重視した論点だ。

 一方、推進派は制度導入に向けて「必要な対応を行う」と踏み込んだ表現を求めたが、最終的には反映されなかった。しかし、将来の制度導入に余地を残すべく、「司法の判断も踏まえ」との文言は残った。

 自民党は長く夫婦別姓に慎重な立場だったが、近年は女性の社会進出などを背景に賛成意見が増えた。8日の会合では19人が慎重意見を、18人が推進意見を述べ、賛否が拮抗した。

 風向きが変わりつつあるのは、夫婦別姓に慎重だった安倍政権の退陣も一因だ。慎重派の党ベテランは「今回はなんとか踏ん張ったが、新たな案をまとめる5年後は危ないかもしれない」と語る。安倍氏は今回、推進派に誰が名を連ね、どのような活動を展開したかに関心を示していたという。(広池慶一)


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