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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5794とはずがたり:2020/11/23(月) 20:24:46
菅義偉、岸田文雄…20年前は“造反組”だった有力議員たち いま、あの「加藤の乱」を振り返る
11/20(金) 11:12配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/2da94f79348e39eb28b3045f9852acfaa16b70b2?page=3
文春オンライン

 その後、加藤は2002年に秘書の脱税事件などの責任をとって議員を辞職、翌年の総選挙で返り咲いたものの、自民党が民主党から政権を奪還した2012年の総選挙で落選。そのまま政界に復帰することなく、2016年に77歳で亡くなった。

 野中も、小泉政権の姿勢に疑問を抱いて2003年に政界を引退、自民党内でのリベラル派の凋落を嘆きながら2018年、92歳で死去した。

「加藤の乱」が失敗に終わった背景には、1994年に導入された小選挙区制の影響も大きい。かつての中選挙区制の時代には、自民党は常に単独過半数の確保を目標としたため、各選挙区で必ず複数の当選を目指して多くの公認候補を擁立した。そのなかで党内の各派閥はしのぎを削った。

 しかし、小選挙区制が導入されると、1つの選挙区につき各党が公認する候補は1人だけとなる。そのため派閥の選挙応援よりも、党の公認の重みが増した。「加藤の乱」は、自民党の中枢が選挙での公認権を切り札に議員を従わせた最初のケースであり、派閥秩序の衰微があきらかになった。

派閥衰微時代の“申し子”ともいえる菅総理
 そんな派閥衰微の時代の申し子こそ菅義偉だった。じつは彼は「加藤の乱」の2年前の1998年にも、造反側に回っていた。

 それは橋本龍太郎の後任を決める自民党総裁選に、菅が慕っていた梶山静六が小渕恵三、小泉純一郎とともに立ったときのこと。梶山は所属する派閥の領袖である小渕に反旗を翻し、小渕派(平成研究会)を離脱したうえでの立候補であった。

 このとき菅は梶山と行動をともにし、1年生議員ながら梶山選対の事務局次長を担った。結果は小渕の完勝で、梶山は敗北を喫する。菅はのちに《このときが自分の政治家としての原点ですよね。最後は自分で決める。党に守ってもらうことはもう考えなくなった》と振り返っている(※2)。

 菅はそれからしばらく無派閥だったが、梶山の計らいで加藤派(宏池会)に移り、そこで「加藤の乱」を経験することになった。乱の後、加藤派は親加藤の小里貞利派(のちの谷垣派)と反加藤の堀内光雄派(のちの古賀派)に分裂、菅は堀内派に合流する。だが、彼はその後も派閥のしがらみにとらわれることなく、自らの信念に従って行動する。

 2006年、小泉純一郎の後任を決める総裁選では、派閥の違う安倍晋三の支援に回った。このとき安倍の属する森派(清和会)の会長の森喜朗は当初、同派の福田康夫の擁立を先行させ、安倍に立候補を思いとどまるように求めたという(※2)。安倍はこれに反発、菅に自分の事実上の支援団体になる「再チャレンジ支援議員連盟」を立ち上げさせた。

 同連盟には派閥横断的に多くの議員が参加し、福田は出馬断念に追い込まれる。これに勢いづいた安倍は総裁選に勝利し、第1次内閣を発足させた。菅は「加藤の乱」以来の因縁の相手である森に、ここでやっと一矢報いたともいえる。

5795チバQ:2020/11/24(火) 19:46:46
https://news.yahoo.co.jp/byline/azumiakiko/20201123-00209130/
【果てしなき近親憎悪】 自民党を揺るがす二階派対宏池会の戦い
安積明子 | 政治ジャーナリスト
11/23(月) 0:19
山口3区を巡る代理戦争
 山口県宇部市長選が11月22日に行われ、県議の篠崎圭二氏が当選した。林芳正元文科大臣の秘書だった篠崎氏には林氏の応援が入り、自民党県連の推薦が付いた。宇部市を含む衆議院山口県第3区を巡って林氏と対立している河村建夫志帥会会長代行は、篠崎氏の対抗馬の望月知子元市政策広報課長を応援した。

 まさに血肉の争いだ。志帥会の領袖の二階俊博幹事長は10月4日、同市で開かれた河村氏のパーティーに同会派の国会議員19名を引き連れて参加し、「売られた喧嘩という言葉があるでしょ」「河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、政治行動の全てをなげうって、我々はその挑戦に受けてたちます」と林氏を挑発した。そんな因縁のある宇部市長選は、河村対林の戦いであると同時に、二階派対宏池会の戦いでもある。林氏が岸田派(宏池会)に所属しているからだ。

16年の福岡6区補選でも……
 実はこの戦い、山口県内に止まらず非常に根が深い。鳩山邦夫元総務相の死去に伴って2016年10月に行われた衆議院福岡県第6区補選も、邦夫氏の次男の二郎氏の対抗馬として自民党福岡県連は蔵内勇夫県連会長(当時)の長男・謙氏擁立した。謙氏は林氏の秘書で、この時ばかりは犬猿の関係の県連最高顧問の麻生太郎財務相と宏池会名誉会長だった古賀誠氏が手を結んでいる。

宏池会の牙城で公明党が代理戦争?
 そして11月19日に公明党の斉藤鉄夫副代表が衆議院広島県第3区から出馬を表明したことも、この系譜に繋がるといっていいだろう。もともと3区は河井克行氏の地盤だったが、河井氏は妻・案里氏が出馬した昨年の参議院選での公職選挙法違反で逮捕された。河井氏自身は安倍普三前首相や菅義偉首相に近いが、宏池会の本拠地である広島県としては、岸田文雄会長は宏池会系の候補を擁立したい。にもかかわらず、いきなり斉藤氏が出馬表明したから、たまらない。

 斉藤氏は1993年に現在の第3区を含む旧広島県1区から初めて出馬して当選。岸田氏に2万票及ばなかったが、10万票以上も獲得。1996年の衆議院選から比例区に転じている。

 以来、広島県には公明党の候補が立っていないため、実際のところ3区で斉藤氏がどのくらい票を得るのはわからない。

 だが公明党は勝てない選挙は行わない。すでに自民党幹事長の二階氏と折り合っているのは明らかだ。いやもしかしたら、二階氏から持ちかけた話かもしれない。逮捕された案里氏が参議院選に出馬したのも、夫の克行氏から依頼を受けた二階幹事長のお墨付きがあったからだ。実際に当選後、案里氏は二階派に所属した。

5796チバQ:2020/11/24(火) 19:46:57
すでに血しぶきが飛び交う福岡県
 週刊文春が数度にわたって報じた中央自動車道にかかる橋梁の耐震補強工事を巡る手抜き報道も、この関連から考えればよくわかる。問題の建設会社との癒着が取り沙汰された宮内秀樹農水副大臣の福岡県第4区内の県議や市議は、21日に宮内氏を呼び出し、ヒアリングを行おうとした。宮内氏は二階派の所属で武田良太総務大臣に近いが、そのヒアリングの発起人は吉松源昭福岡県議会議長で、麻生派の大家敏志参議院議員と近い。

 そして二階派の武田氏と大家氏は、昨年4月の福岡県知事選を巡って対立した。現職の小川洋知事と対立した麻生太郎財務相は、元厚労省官僚の武内和久氏を擁立。その選対委員長を務めたのが大家氏だった。

 麻生派は宏池会が加藤派になることに反発して結成された河野派が源流。そして今、麻生氏は岸田派と再結成して大宏池会構想を抱いている。今年9月の自民党総裁選で、麻生氏は岸田氏を応援する代償として(麻生氏と肌合いの合わない)名誉会長の古賀氏を切るように申し出たのはその布石だろう。

 福岡4区についても、次期衆議院選で自民党内から宮内氏の対抗馬を出すとの話も出ているようだが、その主導権を握るのは麻生派だろう。まさに血で血を洗う争いになるが、武田氏など県内の二階派がどのように反撃してくるのか―。すでに「令和戦国時代」は始まっている。

5797名無しさん:2020/11/24(火) 22:30:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/37a88eb0aa4aa084bb3786cde7431db5e773336c
「次期衆院選、過半数獲得目指す」自民党選挙対策委員長山口泰明衆議院議員
11/23(月) 23:00配信

【まとめ】
・女性候補者の増加に向けて、各選挙区との連携を強化。

・連続2回以上の比例復活当選で重複立候補を禁止する規定を厳格適用。

・衆議院選、最低過半数の獲得と現状の議席確保が目標。

今回のラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」は、衆議院議員で自民党選挙対策委員長の山口泰明氏をゲストに招いた。女性候補者の擁立を中心に、自民党の選挙戦略について、政治ジャーナリストの細川珠生氏が話を聞いた。

■女性候補者擁立に向けて

細川氏はアメリカ大統領選で民主党のバイデン候補の当選確実が報じられたことに鑑み、副大統領に女性として初めて、カマラ・ハリス氏が就任する可能性が高まったことに触れ、日本でも女性候補者を増やす必要があるとして、どのような戦略を考えているのか聞いた。

山口氏は各都道府県に設置された支部連合会の存在を挙げ、「地方との連携を密にして、こちらがチャレンジャーになったつもりでやっていけば良いのではないか」と述べた。

さらに今年9月から自民党女性局が開講した「女性未来塾特別講座女性候補者育成コース」などを通して、女性候補者の育成のための投資を積極的に進めていると述べた。

山口氏の前任である下村博文前選対委員長は、「2030年までに国政・地方選挙の女性候補を3割に引き上げる」目標を掲げた。細川氏は「目標達成にはまさに発掘が勝負」だとしたうえで、具体的にどのような形で「発掘」が行われているのか聞いた。

山口氏は「後援会活動などの中で常にこちらから『良い人はいませんか』と声を掛け、議員に(女性候補者になり得る人を探す)意識を持たせることが一番大事だ」と述べた。

細川氏は「(自民党からの)女性に対するリクルート活動が活発になっていることは肌で感じる」と述べつつ、目標達成の期限を「2030年まで」と設定した意味を聞いた。

山口氏は「(意味は)それほどない」としつつも、「近くで切って、制約されてはいけない。『十年一昔』というように、ロングスパンで見て大局的にやっていこうということだ」と述べ、現在は1割弱に留まっている女性議員の割合を長期的な視野を持って増加させたいとした。

自民党は、地方で定員割れしている議会に女性候補を積極的に擁立する方針を掲げている。細川氏は「地方の議会の方が、より女性が入って行きにくい風土が伝統的に日本社会の中ににあると思う」として、これを変えるための方策について聞いた。

山口氏は「昔はそのような傾向があったが、今は大分なくなっていると思う」と述べ、「今は女性の方が活発で積極的なところもある」との見方を示した。

5798名無しさん:2020/11/24(火) 22:30:50
>>5797

■比例復活の規定強化

山口氏は今月、「比例代表制で連続2回以上復活当選した立候補に対して重複立候補を認めない」とする自民党の規定をより厳格に適用する方針を定め、菅首相と合意した。

「もちろん特殊事情は加味する」としたうえで、「本来比例代表で復活当選した議員は『次は小選挙区制で勝とう』と頑張らなければならないが、意外とガッツが見られない」と決断に至った背景を明かした。

■自民党の選挙戦略

次に細川氏は、来たるべき衆議院選挙で、自民党の勝敗ラインはどこに設定しているのか聞いた。

山口氏は「公明党と最低過半数を獲得したうえで、なんとか現状を死守したい」として、「いくらまだ野党がバラバラだと言っても、一つ一つ(の選挙区で)見ていけばかなり厳しい部分はある」と危機感を示した。

そのうえで、「選挙というものは、王道がない。『常日頃から、自分の長所は小さく見て、相手の長所を大きく見る。自分の欠点は大きく見て、相手の欠点は小さく見るように』、また『自分が選挙活動を一生懸命やっているつもりでも、選挙区の皆さんが感じ取れない部分もある』と候補者本人や政策グループに伝えている」と述べた。

細川氏はアメリカ大統領選で特に若者の投票率が上昇したことが、バイデン氏勝利の一因となったことに触れ、「皆が選挙に行くとどういう結果になるのかは読めないということに日本もなる。常にどういう人たちがどういうことを政治に求めているのか、候補者がしっかりと理解をして選挙に臨んでほしい」と述べた。

これに対して山口氏は「おっしゃる通りだ。相手のことを自分で勝手に解釈しないで、素直に解釈することが大事だ。若い議員は特に立派にやっている人とそうでない人の差がある。どのような組織でも中間層が上を見ている組織は伸びると思う」と、自民党全体でレベルアップを図る必要性を強調した。

細川氏は「政党がどこであろうと、良い女性候補者が見つかって、国会で多様な意見が反映されることを願っている」と締めくくった。

(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2020年11月14日放送の要約です)

「細川珠生のモーニングトーク」
ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分〜7時20分
ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php
細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/
細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/

細川珠生(政治ジャーナリスト)/Japan In-depth編集部(坪井恵莉)

5799名無しさん:2020/11/25(水) 01:26:17
https://news.yahoo.co.jp/articles/42d3be0edbe98785ebb9ac646e10b4a29e32a6f4
自民党と公明党が繰り広げる「仁義なき戦い 広島死闘編」の全真相
11/24(火) 18:16配信

■自民党の議席がある広島3区に、公明党副代表が鞍替え出馬へ

 広島で自民党と公明党が抜き差しならない関係となっている。衆院広島3区の候補者をめぐり、両党が独自候補を擁立する構えで譲らないのだ。

 20年もの間、一貫して選挙協力を続け、成熟した連携を続けて来た両党のせめぎ合いは、すでにヤクザ映画『仁義なき戦い』の域に近づいてきた。そして、この問題は、ポスト菅を目指す岸田文雄前自民党政調会長の命運も左右する――。

 11月19日、山口那津男代表は首相官邸で昼食をともにしながら菅義偉首相と会談した。主なテーマは、感染が急拡大する新型コロナウイルス対策だったが、山口氏は、その日の中央幹事会で広島3区に斉藤鉄夫副代表の公認を決めたことを報告。菅氏は無言でうなずいていたという。

 斉藤氏は当選9回。党幹事長や環境相などの要職を歴任した重鎮だ。比例中国で当選を重ねてきたが、齢68歳での「鞍替え」出馬となる。当選回数を重ねてベテランとなった時に、選挙区から比例代表に転向することは、しばしばあるが、斉藤氏のような「逆の例」は非常に珍しい。

■しかし自民党広島県連は11月18日から候補者公募を開始

 広島3区の現職は河井克行元法相(自民党を離党)。妻・案里氏が出馬した昨年の参院選をめぐり、公職選挙法違反の罪に問われている。河井氏は自身の進退を明言していないが、自民党が次の衆院選で公認することはあり得ないので、事実上の「空白区」となっている。そこに、公明党が割って入った。

 公明党側には斉藤氏を擁立する理屈がある。夫婦による買収事件で選挙区内は自民党に対する不信感が充満している。1年以内に行われる衆院選では自民党の新人を擁立しても苦戦するのは確実だ。ならば、与党で公明党候補を担いだ方が得策という判断だ。広島県で長く知名度もある斉藤氏は格好の人物でもある。

 「平和の党」を標榜する公明党は、広島の選挙区で議席を得るのは悲願でもある。

 西田実仁・党選対委員長は19日の記者会見で「政治の信頼を回復し、与党として議席を得るには斉藤氏の擁立が最善と判断した」と語っている。

 公明党は10月に、独自候補擁立の意思を自民党側に伝えていた。しかし自民党広島県連は了解せず、11月18日から候補者の公募を始めてしまった。公明党側は、話し合い決着は難しいと判断し、見切り発車したのだ。両党間の相互不信は、過去20年間、最大のものとなっている。

5800名無しさん:2020/11/25(水) 01:26:48
>>5799

■岸田派幹部は「けんかを売られた」と公明党側に不快感

 公明党の怒りの矛先は、岸田文雄前政調会長に向けられている。広島は岸田氏の地元。県連会長の宮沢洋一参院議員も岸田派の長老だ。それにもかかわらず、今回の問題で岸田氏は積極的に調整に加わらなかった。それに対する不満は大きい。

 公明党側は広島3区で譲らなければ次期衆院選では岸田派を応援しないと非公式に伝えているという。岸田派所属議員たちの間にも動揺が広がる。

 岸田派幹部は「けんかを売られた」と公明党側に不快感を隠さない。しかし、それと同時に自分たちが担ぐ岸田氏に対しても不安がくすぶる。

 岸田派は、池田勇人元首相がつくった党内きっての名門派閥だが、「政策には明るいが政局に弱い」という意味で「お公家さん集団」と揶揄(やゆ)されてきた。岸田氏は「お公家さん」の象徴のような存在だ。閣僚や党の要職を長く務め、無難にこなすのだが、存在感がない。迫力もない。人気も出ない。

 10月の党総裁選では菅氏に水をあけられた。その後、無役となり「次」への準備を再開させたが、菅氏を全面的に支えるのか、独自色を見せようとするのかがわかりにくく、埋没気味だ。

■むしろ、放置して、話をこじらせてしまっている

 そこで起きた、お膝元・広島での難題。岸田氏は、公募により独自候補を擁立する方針を追認する姿勢だが、積極的に動いているわけではない。むしろ、放置して、話をこじらせてしまっている。「ニュー岸田」を見せられていない。

 総じて良好な関係を続けてきた自公両党だが、次期衆院選をめぐっては、各地で火種を抱える。公明党は大阪府内で4つの選挙区で公認候補を擁立する方針。だが11月に行われた大阪都構想をめぐって自民党と公明党は対応が割れた。そのしこりが残るため、従来のような協力ができるかどうか、不安視される。

 他にも、公明党が候補者を世代交代させる選挙区では、地元の自民党との関係がぎくしゃくしているところもある。

 そして広島の難題。万一、ここで決裂して、他の都道府県にも不協和音が波及すれば、次の衆院選で、思わぬ苦杯をなめることになりかねない。選挙協力にとどまらず、連立政権にもひびが入る事態に発展するかもしれない。

 そうなったら岸田氏は「A級戦犯」にされる。とてもではないがポスト菅を目指す状況にはならない。

5801名無しさん:2020/11/25(水) 01:27:49
>>5800

■「広島3区」問題は、「岸田包囲網」の様相を呈し始めた

 山口氏と菅氏が会談した11月19日。岸田氏は二階俊博幹事長、山口泰明選対委員長と会談した。二階氏は「自民党の公募を続けてほしい」と語ったという。一応、党県連の方針が認められた形で、岸田氏も一息ついた。

 が、機を見るに敏の二階氏のこと。いつ方針を豹変させるか分からない。そもそも二階派と岸田派は、静岡5区、山口3区で次の衆院選公認候補をめぐって、つば競り合いを繰り広げている。二階氏は岸田氏の味方ではないのだ。広島で岸田氏にダメージを負わせ、広島、山口の調整も優位に進めようと考えても不思議ではない。

 そして党総裁である菅氏の決断も岸田氏にとっては心配材料だ。公明党の支持母体である創価学会との独自のパイプを持つ菅氏は、公明党との関係を重視する。総裁の判断に委ねられれば「広島3区は譲る」となるのではないか。そもそも、広島県以外の自民党議員は「独自候補を出しても苦戦する。与党の議席を維持できるなら公明党に譲ればいいではないか」という声が多いのも事実だ。

 「広島3区」問題は、自公両党の問題ではあるとともに、「岸田包囲網」の様相を呈し始めた。

永田町コンフィデンシャル

5802名無しさん:2020/11/27(金) 14:28:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ce0177d3005cd1dcca33051031cee7f22fe1947
「石破茂は飲んでも楽しくない」は本当? 飲みに誘って検証してみた「今回の記事、すごいタイトルですね」
11/27(金) 7:00配信

9月の自民党総裁選で敗れた自民党の元幹事長、石破茂(いしば・しげる)さん。ワイドショーなどでは石破さんが自民党内で人気がない理由として「飲みに行っても政治の話ばかりで全然面白くない」「上から目線でつまらない」などと評されました。石破さんは本当に飲んでも楽しくないのか。笑下村塾たかまつなながその真偽を検証すべく、石破さんを飲み会にお誘いしました。

飲んでもつまらない噂は印象操作?
――石破茂は飲んだら本当に楽しくないのか。ということで石破茂さんにお越しいただきました。きょうは石破さんがよく利用されるという「赤坂三平」というお店に来ています。

石破:今回の記事、すごいタイトルですね。ここは最近よく使う有名な和食屋さんです。赤坂のど真ん中、駅から2、3分なのにお昼の定食が1000円なんですよ。特にアジフライやとんかつなどの揚げ物系がおいしい。きょうは生ビールと日本酒の立山をいただきます。


――さっそくですが、飲んでも楽しくないという噂について実際はどうなんですか?

石破:私は楽しいですよ。でもご一緒された方がつまらないって言われるんだったらそうかもしれませんね。飲んだら政治の話ばっかりして説教するとかいう噂があるそうですが、そんなことを言われたことは一度もないです。


――いろいろなメディアですごく言われていましたよ。

石破:それは、意図するところがあるからでしょう。「あいつは飲むと説教ばかりする」と言えば「そんなつまらない人に自民党の総裁、日本の総理を任せられない」ってみんな思いますよね。そういうふうにネガティブなイメージに印象操作したいという勢力がいるんじゃないかと思ってしまいますね。

70年代アイドルが好きという素顔
――プライベートについてお聞きしたいです。石破さんは休みの日は何をしているんですか?

石破:休みがあれば映画や美術館に行きたいですね。それからアイドルのコンサート。去年、学生時代に大ファンだった歌手・岩崎宏美さんのコンサートに行って感動しました。ファンは50代から70代。「宏美ちゃーん」って声をかけるタイミングやペンライトの振り方がピタッと合うんです。


――議員どうしで飲みにいくこともあるんですか?

石破:自民党衆議院議員の中谷元(なかたに・げん)さんと飲みに行くときなんて心底楽しいですね。彼は私と同じ昭和32年生まれで本当に信頼できる友人です。私の特技は70年代のアイドル歌謡を全曲歌えることなんですが、中谷さんも全部歌える。彼のすごいところは振り付けも完璧にやれるところです。この前一緒に行ったときは欅坂46の『不協和音』を踊っていました。私には絶対にできないと思いました。

5803名無しさん:2020/11/27(金) 14:29:03
>>5802

熱愛を経ての恋愛結婚 
――そんな最近の曲まですごいですね。石破さんは奥さんとは恋愛結婚されたそうですね。国会議員の人ってお金持ちの人とお見合い結婚して、選挙のときにお金を出してもらうようなイメージがありました。

石破:妻は大学の同級生で大学1年の4月に図書館から彼女が本を小脇に抱えてトントントンと降りてきたんです。こんなきれいな女性が世の中にいたのかって呆然としました。


――すごく綺麗だったんですね。

石破:そうそう。でも大学を卒業して三井銀行に就職するときに、彼女に「結婚を前提としてこれからもお付き合いいただけませんか」と頼んだけれど断られました。弁護士になりたいから法律学科に入ったのに、私と結婚したいから安定した仕事がいいと言って三井銀行にしたんですよねと。そういうふうに人生の目標がコロコロ変わる人は私は嫌いですって言われましたね。

派閥の会長を辞めた理由
――石破さんは最近、9月の総裁選で大敗した責任を取って自身が率いる派閥の会長を辞任されました。あれはなぜですか?

石破:総裁選に出たけれど大敗しました。国民の期待に応えられなかったし、同志の皆さんや選挙区の皆さんにもすごい負担をかけました。その責任を取りたいということです。


――石破さんは総裁選に何回も挑戦されて、議員票が課題だと言われてきました。

石破:石破は飲んでもつまらないと言われる。でも私はそれは本質じゃないと思うんですよ。議員は、これから誰についたら自分の展望が開けるか、という理由で選んでいる部分があるんじゃないかと。今回私は勝ち目はないと思っていたけれど、選択肢を示すことは大事だと考えていました。それでも自分としては、政策スピーチも討論も、今回が一番納得がいきました。


――なぜ石破さんについていけば展望が開けると思ってもらえなかったんですか?

石破:それは私が権力の中心にいないからです。小選挙区というのは党が絶大な力を持ちます。小選挙区にするべきかどうかという議論があったときに、まだ総理になっておられなかった小泉純一郎先生が「お前ら何が小選挙区制だ。そんなものにしたら党の言うことしか聞かないつまらない議員ばかりになるぞ」と言われたんです。つまらないかどうかは別として、党の意向に逆らえない人が増えたことは事実だと思います。

5804名無しさん:2020/11/27(金) 14:29:21
>>5803

総理を目指さないとは言っていない
――石破さんも権力の中心にいようと思えばできたと思うんですが。

石破:そこはトレードオフ(何かを達成したければ何かを犠牲にしなければならないこと)みたいなところがあります。言うべきことを抑えて権力のトップの歓心を買うやり方もあると思いますが、おかしいことをおかしいと言わないなら、なんのために政治家になったか分からない。その葛藤がいつもあります。


――石破さんは党員票をすごく獲得されていて、自民党の支持層には人気があるじゃないですか。

石破:日刊紙では「石破いよいよ離党か」なんて記事がけっこうありますが、そんな気は全くありません。野党には行かないです。自民党を支持してくれる人からこんなに期待があるのにそんなことはやれないです。議員の中には、石破と一緒にやりたいと言ってくれた同志もいっぱいいます。次の選挙で彼らが一人残らず当選するためにも、今まで以上に一生懸命やります。


――総理を目指してほしいと思っている自民党員も多かったと思いますが。

石破:誰が目指さないって言いました? ただ、新しい政権がスタートしたばかりで俺は来年やるんだなんて、そんなことは今は言えません。私は今まで自分からなりたいと言ったことは一度もない。毎回毎回「お前やれよ」というありがたい声があって出ています。

正しいことを言うと人を傷つける
――石破さんは自民党の中でいじめられているように見えてしまいます。正論を述べている人が、なぜいじめられなきゃいけないのかと…。

石破:正論を言うことが一番反感を買うんじゃないでしょうか。元総理の竹下登先生がおっしゃってました。「お前は自分が正しいと思ったことを言っているだろう。正しいことを言うときは人を傷つけることを忘れるな」と。


――でも自分に原因があると認めたらいじめはいつになってもなくならないです。

石破:人間社会では必ずいじめはあるものです。学校でもずっとクラスのメンバーが同じだったらいじめは固定してしまう。だから構成員を常に入れ替えなければならないと思います。自民党も新陳代謝が進むことが大事です。私たちが小選挙区制にこだわったのは、二世じゃなくても官僚じゃなくても大金持ちじゃなくても、国のために一生懸命働きたい人を当選させることができる、それが小選挙区というシステムだと思ってきたからです。


――自民党を離党して新しい党を作ってほしいという意見もありますが。

石破:私は野党自民党のときに、政調会長や予算委員会の筆頭理事をやりましたが、野党の自民党は強いですよ。つまり、権力もポストも金もないピュアな自民党は強い。 だから、自民党を相手として私が今の野党の皆さんと一緒に国会を運営して乗り切る自信はありません。

5805名無しさん:2020/11/27(金) 14:30:30
>>5804

局面を変えるためにリスクをとる
――石破さんが国会議員であることにこだわる理由は何でしょうか?

石破:国会議員じゃなきゃできないことがあります。憲法、外交、防衛、通貨政策、教育の基本がそうですよね。経済が成長して人口が増えているときは誰が政治家をやったっていいんです。でも今はそんな時代ではない。日本のあらゆる法律が憲法を基本に成り立っているのに、その憲法でいい加減な議論をするのは私は嫌なんです。例えば日本は核をなくすべきだと言いながらアメリカの核の傘に依存している。こうした二律背反はいっぱいあります。こうした局面を変えるためには、誰かが一回けじめをつけないと次の展開にならない。
リスクのあることやらないといけないんです。


――最後に政治に関心を持てない若者に対してメッセージをお願いします。

石破:主権者って甘くないということです。若い皆さんが政治を決めるんです。自分が政治家だったらどうするか。それを考えられるのが主権者だと思っています。あれをやって、これをやってというのは主権者じゃない。私は有権者にこびるつもりはないし、過度にきついことを言うつもりもありません。一緒に考えようねということなんです。こんなことを言うから飲んでいて楽しくないと言われてしまうわけで、ある程度は反省しておりますが(笑)

     ◇

検証結果は、『石破さんは飲んだら楽しかった』です。お会いする前は「ねっとりと話す、話が長い、堅物な人」だと思っていましたが、「奥様に一目惚れした恋話」の話が飛び出すなど、終始、和やかな雰囲気でした。たしかに、放っておくと政治の話をはじめてしまいますが、それも分かりやすくお話ししてくださり、面白かったです。最初の1杯だけお酌をしたら、自分でやるよといい、手酌で日本酒をぐいぐいのまれていたのが印象的でした。

5806名無しさん:2020/11/27(金) 20:07:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/acc86b6af3b65b49c48bb79e750df077f904a458
次期衆院選・広島3区で自公ともに擁立〜その背景にあるそれぞれの事情
11/26(木) 17:45配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月26日放送)にジャーナリストの鈴木哲夫が出演。次の衆議院選挙に向け、自民党が広島3区で行った公募に10人が応募したというニュースについて解説した。

河井元法務大臣の地元・広島3区〜自民党公募に10人
自民党広島県連は、2019年の参院選をめぐる買収事件で公判中の河井克行被告が離党したため、事実上空席となっている広島3区について公募を行っており、11月25日までに10人が必要書類を提出したことがわかった。

その広島3区に公明党も候補を立てる
飯田)25日が締め切りということだったのですが、10人。そのなかには、県議、弁護士、元衆議院議員の男性ほか、女性が2人含まれているそうです。ここは公明党が候補を立てると言っています。

鈴木)公明党のベテラン議員や幹部に取材をしてみると、とにかく「我が党で最大の話題が広島3区だ」とみんな言います。それくらい、公明党としてはここに賭けています。ここは岸田さんの牙城と言われていますが。

飯田)広島県はね、池田勇人さんの地元でもあったというところから。

絶対であった「700万票」を切り始めた公明党の焦り〜世代交代などの問題
鈴木)岸田さんの対抗馬とか、岸田さんと対決するとか、自民党と、ということではなく、公明党自身の事情があるのです。どういうことかと言うと、7年8ヵ月と安倍政権が長く続いて、当然、自公政権になって来ましたよね。安定していたと言われています。実は、公明党はその間、ずっと選挙で比例票が減り続けていました。2016年くらいから顕著に見え始めた。去年(2019年)の参議院選挙では、全国の比例票が700万票を切ってしまいました。公明党にとって、これは、とんでもなく大変なことなのです。「700万票ライン」と昔は言われていて、公明党の最大の支持団体である創価学会の選挙運動で、何としても700万票ラインは確保する。「雨が降ろうが、槍が降ろうが、絶対に獲得する票が700万である」と。そこに、さらに運動して票を上乗せする。そこから800万、900万、1000万票を目指すということもありました。それが基本路線だったのだけれども、700万すら切っているわけです。その理由としては、世代交代が組織内でうまく行っていないなど、いろいろな理由があります。

飯田)世代交代の問題ですね。

鈴木)それから特に婦人部の人たちにしてみると、安倍政権の時代に、政策的にずいぶん自民党に譲って来たところがある。公明党は平和と福祉の党ですよ。それなのに、安保法制に賛成しなければいけなかったり、社会保障費の問題などがあり、「自民党に追随しているだけではないか」という、内部の不満もある。そういうことが、選挙運動にも影響して来ています。自民党との分裂選挙もありました。

飯田)顕著なのは東京ですよね。

鈴木)2つに割れたり。

飯田)都民ファーストに公明党がつき、自民は対立という形で完全に割れていました。

5807名無しさん:2020/11/27(金) 20:08:14
>>5806

政権が変わったタイミングで公明党の勢いを挽回するため〜斉藤副代表を擁立
鈴木)それから、沖縄や新潟の知事選挙など。そうなると、どうしても選挙運動そのものも、弱くなって行くわけです。そういうなかで、政権が変わったこのタイミングで、「党の勢いを挽回しなければいけない。このままでは大変なことになる」という事情があるわけです。だから、これがチャンスなら、小選挙区に立てるということになります。

飯田)しかも、立てたのが斉藤鉄夫さんという党の副代表です。重鎮中の重鎮で、落とすわけにはいかないというところですよね。

鈴木)この人は政策通で知られていますが、この人を立てたというのは、それだけ覚悟の裏返しでもあります。この人は落とせないのだから。

飯田)公明党は重複で比例でも立候補を認めない党ですよね。だから、小選挙区で落としてしまったらこれっきりです。

鈴木)これ1本です。絶対に通さなければいけない人を立てるという、決意の表れと言っていいと思います。

飯田)その辺り、厳しいと思ったのが、神奈川の選挙区で、党で要職についた上田勇さんであっても、小選挙区で落ちてしまったらそれっきりになった。

世代交代を目指す公明党
鈴木)世代交代です。これは、運動員もそうだけれども、公明党議員の世代交代ということがずっと課題なのです。3年ほど前に、代表もやっていた大ベテランの太田昭宏さんが、「鈴木さん、公明党の議員の顔ぶれを見てください。自分を含めて、幹部もずっと変わっていない。どうやって世代交代をするのかが課題なのです」と言っていました。次の選挙では、神奈川では遠山さんという若手が上田さんの代わりに出るのだけれども、東京では太田さんも退いて、今度は岡本さんという若手になった。だから、世代交代も次の選挙での、公明党の非常に大きな目標なのです。そして、比例票も含めて議席を増やす。党の勢いをもう1度取り戻すという思いで、この広島に来ています。スキャンダルで、自民党議員がやめたら、次また自民党からというのは出しにくいではないですか。しかも、今回の場合、河井夫妻は、菅さんなども関わっている人です、その菅さんにもある種の責任があるわけだから、そのあとに知らん顔して自民党の後任を立てにくいでしょう。

飯田)「突然公明党が」というように我々も見てしまいますけれども。

鈴木)実際は違うのです。公明党の事情。相手がたまたま岸田さんで揉めているけれども。

飯田)岸田さんの牙城である広島だから、岸田派潰しというところで、公明党とのパイプがある総理や二階さんが動いているのではないかという憶測まであります。

鈴木)それは違います。もう少し純粋に、公明党が「何とかしなければいけない」という長い流れのなかでのことです。こうなると、公募もやってしまって、10人応募が来てしまい、どうするのと。両方出てしまえば、潰し合いになります。

5808名無しさん:2020/11/27(金) 20:08:36
>>5807

このままだと自民・公明の潰し合いに〜試される菅総理と二階幹事長の調整能力
飯田)河井さんも無所属で出るという話もあります。

鈴木)そうなると、野党が行くようなことになる。公明党は単独で行ってもなかなか票が足りないし、自民党が公募の人を勝手に出しても、票が足りない。最悪の状態になります。「菅さん、二階さん、調整してくださいよ」と突きつけている状況にいまなっています。

飯田)自民党本部の雰囲気は、「岸田さんのところだから岸田さんが何とかしてくださいよ」みたいになっているような気がするのですが、それはどうですか?

鈴木)それは、岸田さんが自分で「ここは大所高所から考えたら退きましょう」という流れがいちばん収まりやすいのですが、岸田さんは来年(2021年)の総裁選に向けて戦闘モードに変わりつつあります。だから、そう簡単には退かないかも知れない。ここは次の選挙について、菅、二階、この調整力がものすごく問われると思います。他の選挙区で自民党は公明党の協力を得ないと勝てません。そのバーターという意味で、自民党にしてみれば、広島の1地区である3区を譲ることで、他のどれだけの選挙区が助かりますかと。本当はそうしたいけれども、岸田さんとの事情がある。だからその2人の調整能力がものすごく試されている場面に移りつつあります。

飯田)そこに解散がいつかということが絡んで来るわけですね。

5809名無しさん:2020/11/27(金) 20:22:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd4afc0b7a62d358a81bd16061df77db020a37b7
憲法論議進まぬ原因は立憲 自民・伊吹氏
11/26(木) 16:44配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は26日の二階派会合で、国会で憲法論議が進まない原因は立憲民主党にあると批判した。

 伊吹氏は「立憲という名前を党名に付けている政党は立憲主義をよく理解すべきだ。考え方は違うが、一緒のテーブルで議論する状況すらつくらないのは立憲主義の本旨から非常に問題だ」と述べた。 

最終更新:11/26(木) 16:44
時事通信

https://news.yahoo.co.jp/articles/c140a01a1d69caab9eeff4f2dfe6f296f4a9ef25
自民竹下氏、安倍氏に注文 「改め、はばかるなかれ」
11/26(木) 19:27配信

 自民党の竹下亘元総務会長は26日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会の疑惑を巡り、安倍氏側が適切な対応を取るよう注文を付けた。派閥会合後、記者団に見解を問われ「政治資金の問題なので、細心の上にも細心の注意をして対応しなければならない。間違いがあれば改むるにはばかることなかれ、という思いを持って見ている」と述べた。

 岸田文雄前政調会長は記者団の質問に対し「引き続き注視していきたい。早くすっきりして、議員連盟をはじめさまざまな活動を続け、活躍いただければと思っている」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/93581232ff6105c42fcdfa86409defb8fa69f093
石破派、存続の方向 若手ら結束求める 自民
11/26(木) 16:44配信

 自民党石破派は26日、衆院議員会館で有志による懇談会を開いた。

 石破茂元幹事長の会長辞任で派閥解消論も出ていたが、会合では派の存続を求める意見が相次いだ。派幹部も「派閥は残る」との見方を示しており、存続の方向で調整が進むとみられる。

 会合にはメンバー19人のうち約10人が出席。平将明衆院議員は終了後、記者団に「固まっていることが大事というのがみんなの意見だ。雲散霧消することはない」と語った。

 石破氏は先月22日、先の総裁選大敗の責任を取って会長を辞任。派内には当初、「派閥を解消すべきだ」との意見も浮上していた。石破氏が後継指名した事務総長の鴨下一郎元環境相が固辞したことから、集団指導体制が望ましいとの意見も出ている。

5810名無しさん:2020/11/28(土) 00:49:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/9398a9defaa445dc99b3a12c55f69819b62f6ac9
二階派、収入首位に浮上 自民、7派総額は減少 政治資金報告
11/27(金) 20:32配信

 2019年の政治資金収支報告書で自民党7派閥の収入を比較したところ、二階派が前年の3位から首位に浮上した。

 7派の収入総額は、前年比4.6%減の14億1900万円。統一地方選と参院選が重なる12年に1度の「亥(い)年」を見据え、各派が資金集めに注力した18年と比べ、4派が収入を減らした。

 各派とも収入の柱は政治資金パーティーで、所属議員が納める会費や、派閥領袖(りょうしゅう)らベテラン議員からの寄付も収入源になっている。

 二階派は現在、党内勢力で第4派閥だが、前年比13.4%増の3億300万円を集金。7派の中でパーティー収入額が最も多く、前年より3200万円多い2億4900万円だった。

 17年に山東派などと合併したことで18年は1位だった麻生派は、パーティー収入が3300万円減り2位に転落。岸田派は、会長の岸田文雄前政調会長の資金管理団体が計4300万円を拠出した影響で、前年の4位から3位に上昇した。

 4位以下は、細田派(2億3900万円)、竹下派(2億300万円)、石破派(7400万円)、石原派(4400万円)の順。このうち増収だったのは竹下派のみだった。

 支出を見ると、派閥所属議員らの支援のために配る「寄付・交付金」の費目で、二階派の1億9400万円、麻生派の1億9100万円が目立った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6dc5423b65e5fdda7c6f2a42551f72e8da1080d1
自民への企業・団体献金、8年ぶり減 鉄鋼など減少
11/27(金) 20:34配信

 総務省が27日公表した政治資金収支報告書によると、企業・団体が2019年に自民党に行った献金は前年比1.6%減の24億1700万円だった。

 第2次安倍政権が発足した12年以降増加が続いてきたが、8年ぶりに減少した。米中貿易摩擦の影響による需要低迷で業績不振だった鉄鋼業界などの献金が減少した。

 鉄鋼業のうち、日本製鉄が2700万円(前年3500万円)に、JFEスチールが750万円(同2250万円)にそれぞれ減少。業界団体の日本鉄鋼連盟も6000万円(同8000万円)に減った。鉄鋼以外では住友化学も減少した。一方、日本航空は12年の再上場以来初めて献金(1000万円)した。

 この他の大口献金企業・団体の多くは献金額を据え置いた。金額トップは、企業がトヨタ自動車の6440万円、業界団体が日本自動車工業会の8040万円で、いずれも前年と同じだった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4f2c89456319a3b17c87c63755900163de866a5
菅首相の開催パーティー収支が「不記載」 週刊誌報道
11/27(金) 21:55配信

 菅義偉首相が官房長官時代の2014年4月、横浜市内のホテルでパーティーを開催したのに、菅氏が代表を務める政治団体の収支報告書に収支の記載がないと、27日発売の週刊ポストが報じた。同誌は、菅氏の秘書だった横浜市議のブログなどをもとに「会費1500円で2500人が参加すれば収入は375万円になる」としている。

 政治資金規正法は政治団体の収支について、収支報告書への記載を義務づけている。朝日新聞が菅氏の事務所に質問すると、「全ての収支は、法令に則り、適切に記載しています」と回答があった。市議のブログには、問い合わせ先として菅氏の政党支部の電話番号が記されていたが、事務所は「連絡先の提供など事務作業をお手伝いすることはあります」と答えた。

朝日新聞社

5811名無しさん:2020/11/28(土) 00:51:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/9709e4917667af7ddb2a7a63fdb53bdb3894a31e
3次補正に「党高政低」の兆し 自民党幹部の発言力増す 
11/27(金) 19:55配信

 自民党が27日に令和2年度第3次補正予算案に関する政府への提言を取りまとめたことで、政府は3次補正の詰めの調整に入る。党幹部は早くから「30〜40兆円」などと公然と求め、新型コロナウイルスの感染拡大もあって歳出圧力を強めている。次期衆院選を見据えた動きでもあるが、菅義偉政権が発足して以降、党側の発言力が増し「党高政低」の兆しもみえる。(広池慶一、千田恒弥)

 「首相に、大幅な予算を組むべきではないかと提案したい」

 下村博文政調会長は27日、党本部で記者団にこう意気込んでみせた。予算規模について、今月上旬の時点では「10兆〜15兆円くらい」としていたが、新型コロナの感染拡大を受けて積み増す方向に傾き、27日は「20兆円では足りない。34兆円近くに上乗せする必要がある」と踏み込んだ。

 下村氏だけではない。世耕弘成参院幹事長は17日の記者会見で「30兆〜40兆円ぐらいは必要だろう」と強調していた。現職閣僚は「党が打ち上げてくれたほうが対策を打ちやすい」と歓迎する。大規模な予算編成は、来秋までに行われる次期衆院選へのアピールという面もあり、財務省幹部は「党の歳出圧力が強い」と困惑の表情をみせる。

 安倍晋三政権では、首相官邸側の鶴の一声で物事が決まりがちで、党より政府の力が強い「政高党低」などといわれた。しかし菅政権の誕生後は、この力関係に微妙な変化がみられる。

 象徴的だったのが、官邸で開かれた16日の政府与党連絡会議だ。これまでは首相と公明党代表のあいさつのみが報道陣に公開されてきたが、同日は自民党の二階俊博幹事長の発言も明らかにされた。

 「自民党軽視だ」と不満を持っていた二階氏が見直しを求め、政府側が受け入れたという。首相の専権事項とされる衆院解散についても、党幹部による発言が相次いだ。

 「党高政低」の背景には、派閥に属していない首相の党内基盤が必ずしも盤石とはいえない事情もある。安倍氏は国政選挙で連勝したことで「1強」を確立した。首相がどう影響力を高め、党重鎮らの圧力に向き合っていくか。今後のかじ取りが注目される。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de2d8802d7c17d59b4445b291f6fd3ed6c5b001d
ひとり親世帯支援、景気回復まで継続的給付を=自民安藤氏ら提言
11/27(金) 14:33配信

[東京 27日 ロイター] - 消費税減税など積極的な財政出動で知られる自民党の安藤裕衆院議員ら若手による「日本の未来を考える勉強会」議連は27日、新型コロナウイルスの感染第3波を踏まえ、ひとり親世帯支援金の継続的な給付などを盛り込んだ提言をまとめ、西村康稔経済再生相に手渡した。26日には二階俊博幹事長にも提出している。

提言は、コロナ危機拡大により懸念される今後の失業・自殺者増加を食い止めるためにも、持続化給付金の複数回給付や、企業に対する粗利補償 の実現、医療機関福祉施設に対する支援、地方自治体への臨時交付金等、予備費も含めた迅速な対応を求めている。

ひとり親世帯向け給付金は政府の2020年度2次補正予算に盛り込まれ、現在与党が再給付を求めているが、安藤氏らは「一定の経済再生、景気回復が見込まれるまで継続的な給付が必要」としている。

(竹本能文)

5812名無しさん:2020/11/28(土) 00:52:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/b211639794752069f25c27b47708b3f4e20f165d
首相、多国間外交デビュー 対中で存在感も不完全燃焼
11/26(木) 21:00配信

 【外交安保取材】

 菅義偉(すが・よしひで)首相は12〜15日の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議や、21、22日の20カ国・地域(G20)首脳会議など就任後初の国際会議に出席した。首相は覇権主義を強める中国を念頭に、ASEANとの協力強化や、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた途上国支援などをアピールした。ただ、いずれもテレビ会議方式ということもあって、会議の合間の2国間会談などはなく、物足りなさも残る多国間外交デビューとなった。

 ■ASEANは「歓迎」

 首相にとって最初の国際会議となった12日の日本とASEANの首脳会議。議長国であるベトナムのフック首相はじめ首脳ら全員が菅首相の就任と会議への初参加を歓迎した。

 政府関係者は「各首脳とも持ち時間がある中、全員が首相の参加を歓迎する言葉を述べた。期待の大きさを感じた」と振り返る。

 首相は会議で、域内の物流や人の移動など「連結性」を強化するため、すでに実施中の2兆円規模のインフラ整備の推進と3年間で1千人の人材育成を表明した。また、地域の感染症対策を担う「ASEAN感染症対策センター」の継続的な支援も約束した。

 こうした日本の姿勢は、ASEAN側から「信頼のできるパートナー」(フック氏)として、好意的に受け入れられた。

 背景には、コロナ禍でも軍事や経済面で覇権主義的行動を強める中国の存在がある。

 ASEAN関連首脳会議の成果文書をめぐっても、中国は「インド太平洋」の文言を使用しないよう強く働きかけた。日本や米国が掲げる法の支配など「自由で開かれたインド太平洋」を“中国包囲網”として反発しているためだ。

 ただ、ASEANが昨年採択した「インド太平洋に関するASEAN・アウトルック」まで否定する形になり、逆に「ASEANに寄り添う日本に期待が高まった」(外交筋)。

 首相が10月に議長国のベトナムとインドネシアを訪問していたことも大きい。ASEANにはカンボジアやラオスなどのように中国の影響力の強い国もあるが、日本はベトナムなどと協力して議論を主導できたという。

 結果として、日ASEAN首脳会議だけでなく、中国も参加するASEANと日中韓(プラス3)の首脳会議や、米露も含む東アジア首脳会議(EAS)の議長声明にも「インド太平洋」の文言が入った。一方で、中国が政策テーマごとの声明に盛り込もうとしていた「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」は採用されなかった。

 首相は中国の「裏庭」とも言われるメコン川流域5カ国との首脳会議でも再生可能エネルギーや教育、医療分野への融資などを表明。中国が巨大経済圏構想「一帯一路」で大型インフラ開発などを進めるのに対し、日本の“草の根”支援をアピールした。

5813名無しさん:2020/11/28(土) 00:52:51
>>5812

 ■「平和で繁栄した」

 ただ、首相の発言が波紋を広げる場面もあった。

 首相は14日、ASEANプラス3の首脳会議に出席後、記者団の取材に応じたが、「ASEANと日本で『平和で繁栄したインド太平洋』を共につくり上げていきたい」と発言した。

 「自由で開かれた」を使わなかったことで、中国に対する配慮や、米大統領選で当選を確実にしたバイデン前副大統領の対中国政策を意識したのではないかとの批判が広がった。首相がASEANプラス3の首脳会議で「自由で開かれたインド太平洋」に言及しなかったこともそうした見方を後押しした。

 ただ、外務省幹部は「『自由で開かれたインド太平洋』が実現すれば『平和で繁栄したインド太平洋』になる」として、政策変更を否定する。確かに首相はインドネシア訪問の際も「平和で繁栄した」と発言していた。

 首相は、中国も参加する14日のEASでは「自由で開かれたインド太平洋」に言及しており、外務省の担当者は「時間の制約がある中で、会議の目的やテーマ、参加者に応じて発言を変えている」と説明する。

 首相は「親中派」とされる自民党の二階俊博幹事長と近いことなどもあり、むしろ「中国寄りとみられることを警戒している」(政府関係者)との声もある。批判を打ち消すように、首相はその後、20日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などでも「自由で開かれたインド太平洋」に言及した。

 一方、首相はAPEC首脳会議や21日のG20首脳会議を途中退席した。テレビ会議方式で日本時間で深夜まで行われたことや、自身の発言の機会は終わっていたためで、政府高官は「他の首脳も中座や代理出席があった」という。

 従来のように対面の国際会議であれば、合間に2国間会談も行われ、安倍晋三前首相はロシアのプーチン大統領と北方領土問題をめぐって話し合ったり、中国の習近平国家主席と日中間の懸案を議論したりしていた。ただ、コロナ禍もあり、首相の外交手腕が試されるのはもう少し先になりそうだ。(政治部 田村龍彦)

5814名無しさん:2020/11/28(土) 01:03:42
https://www.asagei.com/excerpt/163001
Posted on 2020年11月24日 05:55
宮崎謙介〈政界“魑魅魍魎”ウォッチ〉「菅総理に『自分で気づきなさい』」

 元衆院議員の宮崎謙介氏が足掛け5年の議員生活の経験をもとに、政治家ウオッチングやオフレコ話、政治にまつわる話を適度な塩梅で、わかりやすく「濃口政治評論家」として直言!

 永田町を歩いていると、界隈からは、菅総理の答弁が不安定だと耳にします。力のある総理だと思いますが、野党の追及は激化。加藤勝信官房長官が「助け船」を出す場面はありますが、菅総理を生み出した二階幹事長からの「助け船」はいまだないようです。

 そんな二階さんの派閥に、僕は所属しておりました。議員時代のある日、二階さんからお声がけをされ、派閥の若手10名ほどで中国大使館へ行ったことがあります。僕が当選を果たしたばかりの頃です。二階さんは中国大使館で大使の方々とよくランチを共にしていましたが、僕を含めた若手が初めて連れられた時のことは忘れられません。

 というのは、ランチで出されたあの中華料理が、これまでに食べた中でもダントツ、めちゃくちゃウマかったんです。二階さんいわく「なんせ中国では3本の指に入る料理人を、大使の特権で日本へ連れてきているんだから」。どうやら大使館には、大使が選んだシェフを自国から連行できるというルールがあるようで、当時の中国大使館の料理は相当なお味でした。調味料を一切使わない、素材のうまみのみで味付けをするのが特徴らしく。中でも「フカヒレの姿煮」‥‥いまだにあの感動を超えるお店はありません。

 それと、二階さんは日本にある外国大使館の多くに顔が利き、若手たちに指示して、若手が各国の大使館へ親書を届ける、というのがお決まりでした。国連で採択された11月5日の「世界津波の日」は、二階派の若手が大使館へ伝書鳩をした功績です。二階さんは地元和歌山県の安政南海地震の教訓を生かして、津波のことを世界へ知ってもらいたい。そんな思いから、国連で採択するまで動いたのが二階さんです。

 そのことに連動している人物がいます。野中広務さんです。野中さんといえば、京都府の副知事から国会議員となり、「影の総理」とまで呼ばれた政界の怪物。すでにお亡くなりになりましたが、そんな伝説の人物の自宅にまで僕は行ったことがあるんです。それこそ二階さんに大使館へ連れられていった直後くらいだったでしょうか。ある先輩議員が「これからは中国との外交が大切です。どうやら日中の太いパイプを持っているのは野中広務先生だから、一度聞いておくといい」と教えてくれて、僕はさっそく野中さんに会いに行きました。「今後、議員外交をしていこうと考えているのですが、どうしたらよいでしょう」と聞くと、だんまり。気まずい空気がしばらく流れるとおもむろに立ち上がり、資料の束を持ってきたんです。表紙には「1989年〜」という年代が書いてあり、見ると色あせたアルバム。それを開きながら「これはみんなで中国へ行った時の写真だよ。ここに野田聖子君がいるだろう。まだ若いねぇ。こっちは二階君」。パラパラッとめくりながら、「あっ、これは麻生君かな」と、次から次へとメンバーを説明。質問には答えず、アルバムを閉じるとお茶をすする。結局、大事なことは教えてくれませんでしたね。そう、「自分で気づきなさい」ということのようでした。

 つまり、今の二階さんの沈黙は「菅君、自分で気づきなさい」ということなのかもしれません。あー、あの中華料理、また食べたいなぁ。

宮崎謙介(みやざき・けんすけ):1981年生まれ、東京出身。早稲田大学を卒業後、日本生命などを経て、12年に衆議院議員に。16年に辞職し、経営コンサルタントや「サンデー・ジャポン」(TBS系)などに出演。「バラいろダンディ」(TOKYO MX)ではレギュラーMCを務める。

5815名無しさん:2020/11/28(土) 01:03:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/fda379bb26bca8729ac8d58dc8a9d3ac707ecf9c
宮崎謙介元議員が証言する 菅官房長官の人柄「若手議員にファン多い」
9/11(金) 21:00配信

ニッポン放送
元・衆議院議員の宮崎謙介氏が自民党総裁選に出馬した菅義偉官房長官の人柄について語った。

菅氏、石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長が出馬した自民党総裁選。元・衆議院議員の宮崎謙介氏が8月31日(月)のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に電話出演し、解説を行った。

8月30日に二階俊博幹事長が率いる二階派(47人)が菅氏の支持を打ち出したことで“固まった”とされるが、宮崎氏は「二階幹事長は総裁選の時に、いの一番に声を挙げられるんですよ」とし、「前の安倍支持の時も一番最初に挙げて、そこから一気に流れができたので。今回も先制パンチが効いて、『手を挙げようかな』って思ってた人も『菅長官が挙げるならいけないな……』という風になるんですよね」と解説した。

また宮崎氏は、菅氏について「最も尊敬している議員の一人なんですよ」と明かした。宮崎氏が2012年に初当選した頃、菅官房長官に挨拶に行ったとのことだが、宮崎氏によると、通常は多忙のため新人議員は簡単には会えないという。ところが菅氏の反応は意外なものだったという。「菅長官は『5分しかないけど会いますよ』って言ってくださって。そういう事は後輩議員は感謝をするんですよ。だからファンは結構多いですよ」と、その人柄から若手議員から人望を集めていることを明かした。

5816名無しさん:2020/11/28(土) 01:04:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/8565eebf3f955c790e995168294f0f7639dfbe6e
安倍氏、影響力維持に痛手 「再々登板」の期待後退も 桜を見る会
11/27(金) 7:04配信

 「桜を見る会」疑惑の再燃は、退陣後も影響力維持を狙う安倍晋三前首相にとって痛手だ。

 体調が回復したとして活動を活発化させているが、自民党内では「今後の障害となるのは避けられない」との声が上がる。党内でささやかれる3度目の首相登板への期待も後退しそうだ。

 安倍氏は持病の再発を理由に9月16日に首相を退いたが、同28日には出身派閥の細田派パーティーに出席。その後も、ドイツのメルケル首相と電話で会談し、靖国神社に参拝するなど精力的だ。

 健在をアピールする安倍氏に、冷や水を浴びせたのが桜を見る会の前夜祭をめぐる問題だ。首相在任時、自身の事務所の直接的な関与や会費の補填(ほてん)を否定。だが、東京地検特捜部の捜査では安倍氏周辺が一部補填を認めた。野党は安倍氏の国会招致を求めている。

 自民党では26日、厳しい見方が相次いだ。伊吹文明元衆院議長は二階派総会で「首相の肩書を外して憲法改正の旗を振れる立場になったが、しばらくは無理だろう」と指摘。岸田派中堅は「答弁と全然違う。悪質だ」と批判し、竹下派の竹下亘会長は記者団に「政治資金の問題だから細心の注意をして対応しなければならない」と語った。

 安倍氏は党総裁として国政選6連勝を達成。「ポスト安倍」の有力候補だった岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長の失速もあり、党内では「菅義偉首相の次は安倍氏」との声が少なくない。しかし、今回の疑惑は「森友・加計」問題など安倍政権の負の側面を再び想起させかねない。

 細田派では安倍氏の早期復帰と会長就任への期待が強いが、閣僚経験者は「派閥に戻っても求心力がそがれるのではないか」と懸念を示す。同派幹部は「すぐには戻ってこられないかもしれない」と肩を落とした。

5817名無しさん:2020/11/28(土) 01:07:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/09a65eb38d48283b1a562887e91a546af374bd0b
「桜を見る会」で虚偽答弁…安倍晋三前首相ピンチにも永田町が盛り上がらない理由
11/25(水) 22:00配信

 安倍晋三首相(66)が、「桜を見る会」の前日に都内のホテルで開いていた「前夜祭」をめぐり、東京地検特捜部が関係先を捜査していることを、読売新聞が11月23日付の朝刊でスクープした。

 同日夜には、前首相の資金管理団体「晋和会」が、会場となったホテル側に対して、会費800万円以上を補填していたことを示す領収書の存在をNHKがスクープするなど、各社の報道合戦が過熱している。

 安倍氏は11月24日に国会内で記者団の取材に応じ、「私はもう国会で答弁している。告発を受けて、事務所として全面的に協力している。まだ途中の経過であり、今の段階で話をすることは控えたい」と、言葉少なに語った。

 だが、これまで安倍氏は国会で「事務所が補填した事実はまったくない」と明言してきた。つまり安倍氏は、首相在任時に虚偽答弁を繰り返していたことになる。

 となれば、野党も色めき立って勢いづきそうなものだが……。意外にも永田町では、ほとんど盛り上がりを見せていないという。東京地検特捜部は、何を狙っているのか。全国紙司法担当記者は、その “本気度” について、こう話す。

「黒川弘務元検事長の “賭け麻雀” 騒動があってからというもの、東京地検の検事たちのあいだには、安倍前首相に “遺恨” めいた感情が広がっていました。

 現在、安倍事務所の公設第一秘書などへの事情聴取が進んでいますが、地検特捜部は『確実に秘書を立件しよう』と、捜査に本腰を入れています」

 だが、こうした特捜部の盛り上がり方とは対照的に、自民党内では楽観的な見方が強いのだという。

「今回のケースは、安倍前首相の資金管理団体『晋和会』の収支報告書の訂正か、悪くても略式起訴で済むんじゃないかという見立てが、自民党内では支配的なんです。

 ただ、検察も秘書への事情聴取までやって、何もしないというわけにもいかない。検察審議会から横やりが入るかもしれませんから、予断を許さない状況だとは思うのですが……」(与党担当記者)

 一方で、ある自民党幹部は、こう続ける。
 
「永田町では、読売とNHKがスクープを打てたのは、『じつは菅総理が直接、両社の記者にリークしたのではないか』という憶測が、すぐさま流れている。『安倍さんの影響力を削ぎたい』と菅さんが考えても、無理がない政治状況になっているんだ。

 派閥を持たない菅さんや、総裁選以来一貫してタッグを組んできた二階(俊博)幹事長にとって、安倍さんが最大派閥である清和会(細田派)のオーナーになることは面倒でしかない。“キングメーカー” として、政権運営や “ポスト菅” に口を出されたくないからだ。

 しかも、安倍さんの “再々登板” 待望論まで党内で浮上している。このところ安倍さんは、持病の潰瘍性大腸炎の治療がうまくいっていて、元気を取り戻した。

 それで、なにかと菅政権に対しても意見を出すようになってきたから、気運を削ぐという意味で、菅さんが動いたんじゃないかという勘繰りなわけだ。菅さんが安倍さんをけん制しておきたいと考えれば、あながち無理筋な見立てではないと思う。

 もしそうだったとすれば、秘書など安倍事務所関係者が略式起訴されることで、“捜査終了” になるだろうと、みんな『この件は大ごとにならない』と、タカをくくってしまっているわけだ」

 安倍氏本人は、事情聴取はおろか国会での説明すら、逃げおおせそうだという。

「安倍前首相を国会に参考人招致することは、なかなか実現しないでしょう。予算委員会は、年内にはもう開催されません。国会も、12月5日で会期末を迎えます。次に呼べるとしたら、年明けになってしまう。

 しかも、第3次補正予算を成立させた直後に、菅首相が解散総選挙に打って出るという可能性まで浮上しています。このまま、安倍前首相に国会で説明させずに、自民党は幕引きを図っています」(前出・与党担当記者)

 これでは与党も野党も盛り上がらないはずだ。結局、“モリカケ桜” の真相は、深い霧に包まれたままなのか――。

5818名無しさん:2020/11/28(土) 10:53:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a3eebec415a788efc2a0a03a1df67831a2c74f
小泉進次郎が「ハゲの会」に入会 評判ガタ落ちで焦燥し美人広報を採用
11/28(土) 5:56配信

 大臣に就任して1年余り。この間、小泉進次郎環境相(39)は“ポエマー”として評価が上がっただけ、という声がもっぱらだ。メディア露出もすっかり減った焦燥からか、今度は「ハゲの会」に入会、そして環境省に美人広報まで雇っていた。

 ***

 永田町には知る人ぞ知る「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)が存在する。要は薄毛の議員が集まる懇親会なのだが、今月12日夜、東京・赤坂の中華料理店で開かれた同会の会合に駆け付けたのが進次郎氏だった。まさか、40歳を前に頭髪が薄くなったのだろうか。

「いやいや、小泉さんに資格はないはずなんだけど、なんでも曾祖父が薄毛だったそうでね」

 とは同会幹部。曾祖父とは小泉純一郎元総理の祖父で「入れ墨の又さん」とも呼ばれた小泉又次郎元逓信大臣のことだ。

「小泉さんはこの会の存在を以前から知っていて、彼から入りたいと言ってきたんです。妻のクリステルさんのお父さんも髪が薄いとかで。ま、ともかく入会ということになりました」(同)

 2013年発足の同会の名誉総裁は菅義偉総理。50名近い議員が所属している。

 政治部デスクによれば、

「年に数回、懇親会を行っています。小泉大臣は特定の派閥に属していませんので、“仲間作り”の一環でもあるのでしょう。大臣の取り巻きだった自民党議員の中には離れた人もいるようですし」

 最近の進次郎氏の評判は議員間のみならず、メディアでもガタ落ちである。

「大臣を取り上げても視聴率がとれなくて、キー局でも彼のニュースを流せなくなっています」(同)

 記者との関係も上手くいっていないそうだ。

広報のスペシャリスト
「大臣会見が不評ですね」

 と、社会部記者。会見は週に2回、まずは大臣からの「冒頭発言」があり、質疑応答に移るのが通常だ。

「冒頭発言が長すぎるんです。大臣はこの発言を前日深夜まで練っているらしく、自身がアピールしたいことだけを話す。その割にニュースにならない的外れな話題ばかりなので、いい加減にしてくれ、と記者クラブが環境省に申し入れたんです」(同)

 そのことが報じられ、会見は改善されたものの、

「大臣はイベント時などで省の広報室に対する注文が多い。自分の“見せ方”にとてもこだわりを持っている人なんですよ」(同)

 そこへ抜擢されたのが美人敏腕広報である。

 環境省関係者が言う。

「10月27日付で非常勤の環境省参与として就任したのが、アラフィフの女性。かつて、マイクロソフトやグーグル、電気自動車のテスラなど、名だたる企業で広報を務めてきたスペシャリストです」

 記者との関係改善も含め、アドバイスをするのか。参与となった当人に聞くと、

「環境省にお問い合わせ下さい」

 その環境省は、

「広報室がより効果的、効率的に対応できるようアドバイスを受けるため環境省としてオファーしました」

 これに前出の関係者は、

「小泉大臣とは共通の知人がいるようで、大臣の希望もあって参与に就くことになったと聞いています」

「週刊新潮」2020年11月26日号 掲載

新潮社

5819名無しさん:2020/11/28(土) 23:39:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/14aabcc7811fd302a56fcfcbdd2674ecb6205cbd
安倍前首相がSNS投稿で”事実誤認” 慰安婦報道の最高裁判決で削除要求
11/28(土) 10:02配信

 従軍慰安婦報道に関する名誉毀損訴訟を巡り、安倍晋三前首相が会員制交流サイト(SNS)に事実と異なる投稿をしたとして、削除要求の内容証明を送りつけられる騒動が起きている。訴訟は、従軍慰安婦に関する記事を「捏造(ねつぞう)」と決めつけられたとして、朝日新聞元記者の植村隆氏(62)がジャーナリストの桜井よしこ氏(75)らに損害賠償を求め、札幌地裁に2015年に提訴。一、二審は請求を棄却し、最高裁が今月18日に上告を退けて原告敗訴が確定した。(共同通信=新崎盛吾)

 ▽産経新聞の記事とともに

 安倍前首相は自身のフェイスブックに20日、植村氏の敗訴確定を報じた産経新聞の記事を添えて「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と投稿した。しかし、確定判決は植村氏に対する名誉毀損を認めた上で「植村氏が事実と異なる記事を執筆したと(桜井氏が)信じたのには相当な理由がある」とした内容。植村氏も「法廷では桜井氏自身が事実誤認を認め、捏造でなかったことも裁判で明らかになった」と話している。

 植村氏は1991年8月、韓国で元慰安婦として名乗り出た女性の記事を朝日新聞に掲載した。桜井氏らはこの記事について「『女子挺身隊の名で戦場に連行』という本人が述べていない経歴を加えた」「親に人身売買された経緯を書かなかった」ことなどを根拠に、新聞や雑誌で「捏造」と指摘していた。

 ▽「娘を殺す」と脅迫状

 事態はその後、2014年1月30日発売の「週刊文春」が掲載した「“慰安婦捏造”朝日新聞記者がお嬢様女子大教授に」との見出しの記事をきっかけに、大きく動き出す。朝日新聞を退職予定だった植村氏の再就職をやゆした記事だったが、内定先の大学に抗議や嫌がらせの電話とメールが殺到し、再就職は破談に。非常勤講師を務める札幌の大学には、爆破予告などの脅迫状が相次いで届いた。

 さらに文春が同年8月6日発売の号に「慰安婦火付け役 朝日新聞記者はお嬢様女子大クビで北の大地へ」との続報を掲載したことで、バッシングはさらにエスカレートした。

 植村氏の娘の実名や高校名、顔写真などがネット上にさらされ「(娘を)必ず殺す」と書かれた脅迫状が届き、警察が身辺警護に動いた時期もあった。植村氏は、家族や勤務先の大学を巻き込んだバッシングを止めるため、桜井氏らを札幌地裁に、同様の主張をしていた西岡力・東京基督教大教授(当時)と文芸春秋を東京地裁に、それぞれ提訴した。

 ▽辞任後、初めての感想投稿

 安倍前首相のフェイスブックのフォロワーは60万人余り。9月16日の首相辞任後、靖国神社参拝など自身の行動を計5回発信していたが、記事の感想を投稿したのは初めて。19日にツイッターで産経新聞の電子版記事をリツイート(転載)した後、同じ記事をフェイスブックで引用紹介。翌日に自らの投稿にコメントする形で「植村記者と朝日新聞の捏造が事実として確定したという事ですね」と書き込んだ。

 植村氏の弁護団によると、削除要求の内容証明は24日に送付し、1週間以内に投稿を削除するよう求めている。

 意図的に事実をゆがめる「捏造」という表現は、単なる間違いを意味する「誤報」とは異なり、記者にとって死刑判決に相当する重い意味を持つ。東京の訴訟も、一、二審は請求を棄却したが「論文や記事は、植村氏の社会的評価を低下させる名誉毀損に該当する」と認定。その上で「(捏造との指摘は)意見や論評の域を脱したものではない」として、西岡氏らを免責する判断を示している。

 東京訴訟に対する最高裁の判断も近く示されるとみられるが、安倍前首相が削除要求にどのように対応するのかにも、注目が集まっている。

5820名無しさん:2020/11/29(日) 00:01:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/07b44906f738b9fa2f21544f99409058a1a99055
安倍前首相、「桜」疑惑はなぜいま再燃したのか
11/28(土) 4:51配信

 11月下旬の3連休のさなか、安倍晋三前首相の「桜を見る会」疑惑について、降ってわいたかのように新たな報道が飛び出した。疑惑の核心とされてきた前夜祭での安倍氏側の経費補填について、「東京地検特捜部が捜査中」というのだ。

 2019年11月に共産党が国会で問題を追及して表面化して以来、安倍氏は、①事務所が会費を参加者から集金してそのままホテル側に渡した②後援会への収支は一切なく、政治資金収支報告書への記載は必要ない③明細書の発行はなかった、などと答弁し、公職選挙法と政治資金規正法にはともに違反していないと主張し続けてきた。

 当時官房長官だった菅義偉首相も、安倍氏と同様の答弁で野党側の追及をかわしてきた。

■長きにわたる虚偽答弁か

 これに対し、全国の弁護士らは安倍氏と後援会幹部3人について、2020年5月に東京地検に公選法と政治資金規正法違反であるとの告発状を提出。同地検はこれまで動きがなかったが、読売新聞が23日、安倍事務所の担当者らから同地検特捜部が任意の事情聴取を始め、「安倍事務所が5年間で800万円以上の経費補填」などと報じたことで政界が大揺れとなった。

 報道が事実なら、安倍氏は在任中、国会で長期間にわたり虚偽答弁を繰り返してきたことになる。政治的・道義的責任は免れず、刑事事件として立件されれば安倍氏の政治生命にも大きな影響を及ぼす。疑惑を否定する答弁や記者会見を続けてきた菅首相の政治責任も厳しく問われかねない。

 まさに、年明けの衆院解散も含めた年末以降の政局運営にも影響必至だが、検察しか知りえないさまざまな捜査情報が次々と報道されており、政界では「官邸陰謀説」もささやかれている。安倍氏はここにきて政治の表舞台に復帰し、安倍氏支持グループからは2021年9月の自民総裁選に出馬するという「再々登板説」も出始めた。「これに危機感を持った官邸が密かに動いた」(自民幹部)との見方からだ。

 読売新聞によると、2015年から2019年までの間、首相夫妻が主催する「桜を見る会」前日の前夜祭で、参加者が払った1人5000円の会費合計と、ホテル側が実際に請求した宴会経費の差額計800万円超を、安倍事務所側が補填していたという。その際、ホテル側は安倍氏が代表を務める資金管理団体「晋和会」宛てに領収書も発行していたと指摘した。

 これが事実なら、安倍氏の国会答弁はすべて虚偽となるのは明白だ。選挙支援を目当てに資金提供したと認定されれば公選法違反になり、事務所が補填したのに政治資金収支報告書に記載していなければ政治資金規正法違反(不記載)となる。

 その後、NHKなどが「補填総額は916万円」「ホテル側が出した領収書を安倍事務所が廃棄した」など、この問題を大々的に報じている。さらに、「東京地検が近く、安倍氏自身からも事情を聴く」と踏み込んだ報道も飛び出している。

 疑惑が再燃する形になった安倍氏は24日、「今回、告発を受けて捜査が行われていると承知している。私は国会で答弁させていただいているが、事務所としては、告発を受けて全面的に(捜査に)協力していくということだ」と述べる一方、詳しい説明については「途中経過の段階なので、お答えは差し控えたい」と述べるにとどめ、記者団の質問も受け付けずに立ち去った。

 その一方で、菅首相は25日の衆参両院での予算委集中審議で「捜査中の問題で答弁は控える」とガードを固め、安倍氏の参考人招致や証人喚問も「国会が決めること」と否定的見解を繰り返した。ただ、自らの国会答弁が結果的に虚偽だった場合の責任を問われると、「そうなれば答弁した私にも責任がある。それは対応する」と苦渋の表情で答えた。

5821名無しさん:2020/11/29(日) 00:01:43
>>5820

■官邸の情報リーク説も

 今回の疑惑再燃で政界関係者が注目したのは、メディアの報道ぶりだ。疑惑が表面化して以来、追及してきたのは朝日、毎日、東京各紙などいわゆる「安倍政権批判」グループだった。ところが、今回口火を切ったのは、「安倍政権擁護派」とみられていた読売で、すぐさま追随したのも政権寄りの姿勢が目立つとされたNHKだった。

 このため、政界では「読売が先行したのは菅政権がリークしたからではないか」との声が広がった。菅政権発足後は、政界でも「安倍前政権以上に官邸が司法をコントロールしている」(立憲民主幹部)との声も多く聞かれた。今回の地検の動きについても、「菅首相と上川陽子法相、さらに加藤勝信官房長官や杉田和博官房副長官(事務)に検察側から事前報告がなかったはずはない」(閣僚経験者)との見方が支配的だ。菅首相ら官邸側は「地検の動きを知りながら後押しもしくは黙認していた」(同)という読みだ。

 安倍氏や菅首相は「報道で知った」と口をそろえるが、「安倍前政権発足以来の官邸と検察の関係からみて、それはありえない」(自民長老)との声が相次ぐ。「少なくとも官邸サイドは検察から報告を受けていたはず」(同)というわけだ。

 8月末に持病悪化を理由に突然退陣表明した安倍氏は、菅政権が本格始動した9月までは表舞台での活動を控えてきた。しかし、10月に入ると大好きなゴルフを再開。各種の会合のほか、メディアのインタビューにも積極的に応じることで存在感をアピールした。

 当面の政局についても「私なら1月に解散する」と発言し、「キングメーカー気取り」(自民長老)との評も広がっていた。そして、党内保守派の安倍氏支持グループからは、「2021年9月の総裁選出馬による再々登板を期待する」との声が相次ぐほどだった。

 菅首相の政権運営は、自民党の二階俊博幹事長との緊密な連携による「菅・二階連合」が中軸となっている。このため、安倍前政権の中核だった麻生太郎副総理兼財務相の存在感が薄れ、総裁派閥で権勢をほしいままにしてきた党内最大勢力の細田派も、菅・二階連合の後塵を拝する形だ。

 二階氏は党内を完全に掌握することで菅首相を支える一方、人事や資金を独占していることへの党内の不満も高まっており、そうした状況が安倍氏の再々登板を後押しする動きの背景にあるとされる。安倍氏側は「菅政権が安倍政治の継承を旗印に高い支持率を得られたのは、安倍氏の協力があったから」(周辺)と強調し、「安倍氏が体調を回復すれば1年間だけ菅氏でつないで、また安倍政権に戻せばいい」(同)と主張する。

■疑惑再燃も安倍氏封じ込めが狙いか

 11月に入り、菅首相は安倍氏が退任直前の9月に「首相の談話」という遺言のような形で提起したミサイル防衛政策の見直しについて、安倍氏が目標とした年末までの結論を先送りした。さらに、憲法改正についても、「菅首相はやってるふりをしているだけで、安倍氏のように(改憲で)リーダーシップを発揮する気はない」(自民幹部)とみる向きが多い。

 そこで、安倍氏側は「話が違う」(側近)との不満から安倍氏復活に動き、それを官邸サイドが牽制するという「菅vs安倍」という構図が浮かび上がるわけだ。今回の桜疑惑再燃も「菅首相が安倍氏の封じ込めを狙ったもの」とのうがった見方が出る所以だ。

 地検が刑事事件として立件するような事態になれば、細田派と麻生派、さらには竹下派など、菅首相の政権運営に不満を持つ勢力が一斉に「反菅」に転じる可能性もありうる。

 ひと昔前、ロッキード事件で田中角栄元首相を逮捕させた三木武夫首相(当時)に対し、最大勢力だった田中派を先頭に多数の派閥が挙党体制確立協議会(挙党協)を結成して「三木おろし」に動いた前例もある。多勢に無勢で手足を縛られた三木首相が解散もできずに任期満了選挙に追い込まれ、自民敗北で退陣した歴史は「今回の動きと二重写しになる」(自民長老)との見方もある。

 そもそも、地検特捜部が国会開会中に本格捜査を進めることもあまり例がない。これまでは、「選挙前3カ月から半年は政治がらみの捜査をしないのが慣例」(司法関係者)だった。年明け解散も取りざたされている時期に、超大物である前首相の疑惑を捜査するのは「極めて異例の事態」(同)ともみえる。

 そういうこともあって関係者の間では今回の疑惑について、「公選法違反の立件は困難で、本命は政治資金規正法違反(不記載)」との見方が広がる。「動かぬ証拠」(閣僚経験者)となるホテル側の領収書が存在すれば、安倍事務所の「収支報告書不記載」での立件は容易だ。検察は年度が替わる前に捜査を終結することが多く、今回の捜査も2021年3月までに結論を出す方向だとされる。

5822名無しさん:2020/11/29(日) 00:01:53
>>5821

■「秘書に責任押し付け」で言い逃れ

 そこで問題となるのが安倍氏の今後のふるまいだ。安倍氏周辺はすでに不記載を認めているとされ、「安倍氏が国会で虚偽答弁を続けたことは明白」(閣僚経験者)だ。そうなれば当然、安倍氏自身による記者会見での説明や国民への謝罪が求められることになる。 

 安倍氏支持派とされる産経新聞も、26日の社説で「自ら説明すべき」と主張した。ただ、安倍氏が虚偽答弁を認めて謝罪すれば、国民の信頼とキングメーカーとしての政治的地位を一気に失うことになる。

 ただ、「不記載は一定以上の金額でないと関係者を逮捕することなどはしないのがこれまでの例」(司法委関係者)とされる。今回の疑惑は「年単位でみると最大250万円程度の不記載なので、せいぜい書類送検での罰金刑。場合によっては収支報告書の訂正で済ませるケースもいくらでもある」(同)との指摘も多い。

 その一方で、安倍氏がもし、違法を認識していて虚偽答弁を続けていたことが立証されれば、「議員辞職にもつながる政治家としての致命傷」(自民長老)となる。これまで、安倍氏周辺から出たとされる情報は、「会計責任者でもある公設第一秘書が安倍氏に黙ってやったこと」で統一されている。安倍氏は過去の政治スキャンダルと同様、「秘書がやったことで、まったく知らなかった」と言い逃れしようとしているともみえる。

 つまり「政治的落としどころは、秘書だけが処分されて安倍氏は立件対象にならないまま、虚偽答弁を記者会見などで謝罪して、証人喚問などは回避する」(自民幹部)というシナリオが現実味を帯びてくる。

 ただ、その場合も「結果的に安倍氏の再々登板説も自然消滅し、院政への道も遠のく」(同)のは明らかだ。その結果、「菅首相の求心力は強化され、次期衆院選で負けない限り、総裁再選による4年の本格政権が確実になる」(自民長老)。ここ当分は「桜疑惑をめぐる虚々実々の駆け引き」(同)が政局の焦点となりそうだ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5823名無しさん:2020/11/29(日) 00:35:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb3f728c35dbaf817c4d357bf1645c8737c6353b
自民・石破氏「今更なんだかなあ…」 「桜」めぐる安倍氏批判に
11/28(土) 11:32配信

 自民党の石破茂元幹事長は27日付のブログで、安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会で、安倍氏側が参加費用の一部を補填(ほてん)していた問題について「党内からも批判があがっているとの報道に接したり、安倍氏を礼賛・擁護していた政治評論家が厳しい姿勢に転じて発言をしたりするのを見ていると、今更なんだかなあ…という気がしないではない」と投稿した。

 「第三者の掌を返したような姿勢を見ると、そんなに自分の立場が大事なのかと情けない」とも書き込んだ。石破氏は安倍氏の首相在任中、「桜を見る会」をめぐる説明が不十分だとして批判していた。

 また、安倍氏側に対しても「『現在捜査中なので何も言えない』と常套(じょうとう)句のようにいわれるが、真実を積極的に明らかにすることと捜査の支障になることは同じではない。当事者のみならず党や政治全体の信頼回復にも資する」と適切な対応を促した。

5824名無しさん:2020/11/29(日) 00:40:56
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020112700002.html
菅総理と検察が安倍氏に迫る「政界引退」
「安倍前首相秘書ら聴取」の舞台裏と今後の行方を読み解く
佐藤章 ジャーナリスト 元朝日新聞記者 五月書房新社編集委員会委員長
2020年11月28日

 シェイクスピアの惨劇が現代日本の政治状況の中で甦りつつある。創作前期の史劇群から後期の悲劇群への橋渡し作品となった『リチャード3世』の主人公は、権力への野心だけを頼りに実兄をはじめとする親族や臣下を冷酷に粛清し尽くし、王座に上り詰めていく。

 権力のために、自らが殺した皇太子の未亡人を口説き落として妻とし、薔薇戦争の最後に殺されるまで、ただ権力だけにしか関心のなかった男。

 現代の「リチャード3世」は誰なのか。私は今、あえて名指しすることはしないが、11月23日、勤労感謝の日の読売新聞朝刊1面を見た読者は意外な驚きを味わい、政界関係者はある種の戦慄を味わったのではないだろうか。

 1面左肩にあるその見出し「安倍前首相秘書ら聴取」という記事の書き出しはこうなっている。

 安倍晋三前首相(66)側が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、安倍氏らに対して政治資金規正法違反容疑などでの告発状が出されていた問題で、東京地検特捜部が安倍氏の公設第一秘書らから任意で事情聴取をしていたことが、関係者の話でわかった。

 これに続く文章を読んでみると、さらにこうある。

 特捜部は、会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填していた可能性があるとみており、立件の可否を検討している。

 この日の朝日新聞1面は、新型コロナウイルスの日本の死者総数が2000人を超えたというニュース。安倍氏の公設第一秘書が地検特捜部から事情聴取を受けたという記事はどこにも見当たらない。朝日だけでなく、毎日や東京などどの新聞にもない。つまり、読売のスクープである。

 私に入ってきた情報によると、この読売やNHKに対して、首相官邸からリークがあったのだという。首相官邸の主は言うまでもなく菅義偉首相。9月にあった自民党総裁選の前に繰り広げられた党内暗闘を制して権力の座を手中にし、自ら官房長官として仕えた安倍前首相の政治を全面的に引き継ぐと公言した首相である。

 その首相を主にした官邸が、前首相を一気に落とし込むブラックニュースを、それまで安倍政治にほとんど忠実に従っていた新聞界と放送界の両雄に「嬉々として」流した――。

 いま、「嬉々として」とあえてカギカッコをつけたのは、この様態は私が推測した部分であり、実際には「嬉々として」だったのか「冷静に」だったのかはわからないからだ。むしろ、菅政権の性格から推してみると「冷静に」とか「冷酷に」とかと形容する方が正確かもしれない。

5825名無しさん:2020/11/29(日) 00:41:14
>>5824

菅首相は何を考えているのか
 振り返ると7年8か月の第2次安倍政権の間、日本の政治状況は「安倍一強」体制と言われ続けてきた。その体制が崩れ、体制を支えてきた官房長官の菅氏が後継首相となってほぼ2か月後にこのニュースが流れた。しかも、ニュースの流れ方が尋常ではない。官邸が検察の動きを止めるどころか自らささやくことまでやっている。

 読売新聞とNHKのニュースが流れた朝、自民党内にこのような見方が広がり、官邸や検察の思惑をめぐって様々な憶測が飛び交った。情報が混乱する中で、議員たちの最大関心事は次の2点に絞られた。

 まず、検察はどこまで捜査を進めるつもりなのか、という点。

 そして、二つ目に菅官邸がニュースを流した狙いはどこにあるのか。さらに端的に言えば、菅首相は何を考えているのか、という点である。

 二つ目の点から先に考えてみよう。最初に思い描いていただきたいのは、菅義偉氏が首相になった経緯、暗闘の構造である。

 私は日本人ジャーナリストとして初めて、安倍前首相が辞任表明する1週間前の8月21日の論座(『ポスト安倍は「麻生」か「菅」か/安倍vs二階の攻防激化〜安倍内閣総辞職の可能性強まる。「佐藤栄作」越えの24日以降か』)で内閣総辞職の予測ニュースを報じ、その後同29日の論座(『「安倍・麻生」vs「二階・菅」 国家権力を私物化する総裁選の行方』)と併せて、「菅・二階」VS「安倍・麻生」という暗闘の構造をレポートした。

 つまり、安倍後継を決めるにあたって、当時の菅官房長官を立てる二階俊博自民党幹事長と、麻生太郎財務相を後継としたい安倍首相との暗闘の構造のことである。

 この構造を思い描いた時、誰しもが疑問に思う点がひとつだけある。内閣官房長官は首相のパートナーとして内閣を支え続けてきた「縁の下の力持ち」。首相とは誰にも増して同志的なつながりを持っているはずなのに、なぜ対立構造の中に位置することになってしまったのか、ということだ。

 同じような疑問は官房長官時代の菅首相の頭にも去来したにちがいない。菅氏にとってみれば、安倍内閣や安倍個人の醜い不祥事、疑惑をかばい続け、毎日午前、午後の記者会見でも弾除けの役を担ってきた。

 しかし、それにもかかわらず、後継首相を考える際に安倍氏が推したのはまず岸田文雄自民党政調会長、そして菅氏とは折り合いの悪い麻生氏だった。あくまで菅氏自身は外され続けた。

 この疑問の果てに「菅・二階」VS「安倍・麻生」という暗闘の構造が出来上がった。そして、この構造の特徴は8月29日の論座レポートでも詳述したが、4者のうち誰一人として安閑としていられる人間は存在しないという点である。

5826名無しさん:2020/11/29(日) 00:42:03
>>5825

「安倍再登板」への警戒感
 二階幹事長と菅首相とは、それぞれの地元、和歌山と横浜にIRを誘致しているという点で共通している。

 そのIRをめぐる汚職事件で秋元司衆院議員が逮捕、起訴され、さらに保釈中に事件の証人を買収しようとした疑いで再逮捕、追起訴されるという前代未聞の事件を起こした。その秋元氏をIR担当の内閣府副大臣に据えた背景には二階、菅両氏の力があったとされている。

 一方、麻生氏には二つほど大きい疑惑がある。ひとつは「忖度道路」として有名になった下関北九州道路の建設問題。この道路建設は財政難のために2008年に完全凍結されたが、下関を地元とする安倍氏、北九州を地元とする麻生氏の下で2019年度に調査が再開された。総工費数1000億円とされるこの道路が本格着工されれば、麻生氏の実家であり自ら社長も務めた麻生セメントを中核とする麻生グループは大きく潤う。

 もうひとつの問題は、北九州沖の響灘で進められている洋上風力発電事業だ。この企業は独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)から補助金を受けているが、社長が代表を務める政治団体は、麻生氏の資金管理団体「素准会」に対して2017年と18年に計3000万円の寄付をしている。

 そして、安倍氏については言うまでもないが枚挙にいとまがない。森友学園、加計学園、河井元法相夫妻の公職選挙法違反事件と1億5000万円という破格の運動資金の問題、そして今回、公設第一秘書が東京地検特捜部から事情聴取を受けた「桜を見る会」の疑惑。

 安倍氏を筆頭として4人のうち誰一人として安閑としていられる人間はいないはずだ。

 ところが驚くべきことに、菅首相就任後、安閑としている人間がただ一人だけ存在した。安倍前首相である。

 安倍氏は首相職を辞任する直前、慶應大学病院への検査に何台もの車列をなして押しかけ「体調不良」をアピール、首相辞任の第一の理由として「潰瘍性大腸炎」という持病を挙げた。

 ところが、首相辞任後2か月も経たないうちに体調は戻り、現在活発な活動を続けている。さらに出身母体の自民党内最大派閥である清和政策研究会(清和会=細田派)への復帰にも意欲を示しているとされる。安倍氏が清和会に復帰するということは、まさに最大派閥の会長に収まることを意味する。

 そのことと併せて、安倍氏の周辺からは、来秋の総裁選に安倍氏自身が三度目の登場をするのではないかという期待の声さえ漏れてくる。この事態を前にした時、菅氏は、血色の戻った安倍氏の顔を決して喜びを持っては見られなかっただろう。

 東京地検特捜部が安倍氏の公設第一秘書らを事情聴取した案件は、毎年開催している「桜を見る会」の前夜祭に安倍事務所が5年間で計約900万円を補填していたという問題。

 読売新聞を追いかけた11月25日朝日新聞1面の詳細な記事によると、正確な補填額は916万円。各年の参加者は450-750人規模。安倍氏の地元支援者一人当たりでざっと計算すると2000円から3000円の補填額だ。

 補填は何と言っても補填であることには違いはなく、有権者に同額の供応をしていたことは間違いない。このために公職選挙法や政治資金規正法違反であることは事実だとする見解がある。

 その一方で、「前首相を公選法に問うには金額が小さすぎる」という見解も根強く、最終的には検察は、政治資金規正法に基づく罰金刑を秘書に課して処理を終了させるのではないか、と見る見方が一般的のようだ。

 しかし、最初に提起した問題に戻るが、ここでさらに考えなければならないことは、権力の座に就いた菅義偉氏という個人が一体何を考えているのだろうかという、まさに歴史の不確定要素だ。

 7年8か月の間、不祥事に揺れ続ける政権を盾となって守ってきたにもかかわらず、最後になって最も劣後した地位に追いやられ屈辱をなめさせられた記憶。議員秘書や横浜市議から始めた自分のキャリアに比べ、輝く日本政界のスターたちを親や親族に持つ安倍氏の恵まれた偶然の境遇。

 脳内で働き続ける不確定要素は、今後、刻々と上がってくる検察の捜査情報を前に、アクセルとブレーキのペダルのどちらを踏むべきか決定的な要因となる可能性がある。

5827名無しさん:2020/11/29(日) 00:42:34
>>5826

安倍政権に伝統や誇りを引き裂かれた検察
 ここで、政界関係者らが強い関心を持つもう一つの問題の方を考えてみよう。つまり、検察はどこまで捜査を進めるつもりなのか、という点である。

 まず、各マスコミの報道によれば、今回任意の事情聴取を受けたのは、安倍事務所の公設第一秘書ら。合計で「20人近く」(週刊朝日)という報道もあるが、私が得た情報では「最低でも10人以上」だった。

 この事情聴取は今年5月21日に全国の弁護士や法学者662人が東京地検に安倍氏らを告発したことを受けたものだが、もし東京地検にやる気がなければ、恐らくは公設第一秘書に形式だけのヒヤリングをして終わりである。

 しかし、現実には任意とはいえ10人から20人の間の秘書らを事情聴取。相当力を入れた捜査であることを推量させる。

 私に入ってきた情報でも東京・霞が関の検察庁舎の地検特捜部のフロアは連日夜遅くまで煌々と明かりがともっているらしい。さらに言えば、事件に強い読売社会部が増員体制に入ったという情報も伝わってきた。

 これらの間接情報を総合すると、地検はかなり真剣に疑惑に向き合っていることを想像させる。

 地検の姿勢を検討する際にも、先ほど指摘した歴史の不確定要素を勘案する必要がある。つまり、簡単に言えば、安倍政権のために検察の伝統や誇りといったものがズタズタに引き裂かれてきたという経緯だ。

 振り返ってみると、まず2014年に、政治資金収支報告書への未記載費用が1憶円を超えるという疑いを持たれた自民党議員、小渕優子氏の疑惑があった。地検特捜部は関係先を家宅捜索したが、データを保存していたとされるハードディスクが電動ドリルで破壊されていたという事態が起きた。

 2016年には、甘利明氏による都市再生機構(UR)に対する口利き疑惑事件が明らかになった。口利きの見返りに甘利氏側が計1200万円もの現金や接待を受けていたという疑惑で、甘利氏自身、計100万円の現金を受け取っていた事実を認めた。

 これらは明確な事件だったが、東京地検は議員への捜査、立件を見送った。そして、その裏には、安倍官邸の意を受けた黒川弘務・東京高検前検事長の働きがあったとされている。

5828名無しさん:2020/11/29(日) 00:43:26
>>5827

安倍氏に突きつけられる「政界引退」、そしてその先は…
 黒川氏は「安倍官邸の守護神」とも俗称され、安倍氏や菅氏の政治力をバックに検察捜査に圧力を加え続けた。

 安倍氏は今年1月31日、この黒川氏の定年延長を閣議決定。違法の疑いが強い定年延長の狙いは、検察の最高権力者である検事総長に黒川氏を就任させることだったが、その後5月になって、黒川氏がコロナ禍の緊急事態宣言下で新聞記者らと賭けマージャンに興じていたことが報じられ、「守護神」はあっけなく退場となった。

 安倍氏を背後に背負った黒川氏の度重なる圧力や定年延長問題などによって特捜検事をはじめとする検察職員たちはかつてない屈辱を味わってきたと見られる。

 そこに黒川氏という重しが取れ、安倍氏に対してそれほど庇い立てする気がない菅政権が誕生した。しかも、「桜を見る会」前夜祭という比較的立証が簡単な事件。処理は罰金刑かもしれないが、立件はまちがいないだろう。

 しかも、ここでもう一つ付け加えなければならない情報がある。検察は単に安倍事務所による補填の裏付けを取るだけではなく、補填した資金の出所まで強い関心を持って捜査しているという情報だ。

 安倍氏の周辺には、河井元法相夫妻への1憶5000万円供与の問題や加計学園、森友学園問題などカネにまつわる疑惑が多い。重しが取れた検察は、「桜を見る会」前夜祭を入り口にどこまで駆け上がっていくのか。

 この疑問に対して、菅氏と検察がそれぞれに内包する「歴史的不確定要素」がどういう解決策を与えるのか。

 積極捜査を進める検察を前に、安倍氏は現代の「リチャード3世」の軍門に降ると見られる。白旗を掲げた「前王」に対して、菅氏と検察が下す処断の内容は、政界引退だろう。

 しかし、検察はそれから先にまだ捜査の手を伸ばすのか、まだ見通すことができない。

5829とはずがたり:2020/11/29(日) 08:38:37
小泉進次郎が「ハゲの会」に入会 評判ガタ落ちで焦燥し美人広報を採用
https://news.yahoo.co.jp/articles/67a3eebec415a788efc2a0a03a1df67831a2c74f
11/28(土) 5:56配信
デイリー新潮

 大臣に就任して1年余り。この間、小泉進次郎環境相(39)は“ポエマー”として評価が上がっただけ、という声がもっぱらだ。メディア露出もすっかり減った焦燥からか、今度は「ハゲの会」に入会、そして環境省に美人広報まで雇っていた。

小泉進次郎環境相の薬指に光る「セクシー」な指輪

 ***

菅総理

 永田町には知る人ぞ知る「日本を明るくする会」(通称・ハゲの会)が存在する。要は薄毛の議員が集まる懇親会なのだが、今月12日夜、東京・赤坂の中華料理店で開かれた同会の会合に駆け付けたのが進次郎氏だった。まさか、40歳を前に頭髪が薄くなったのだろうか。

「いやいや、小泉さんに資格はないはずなんだけど、なんでも曾祖父が薄毛だったそうでね」

 とは同会幹部。曾祖父とは小泉純一郎元総理の祖父で「入れ墨の又さん」とも呼ばれた小泉又次郎元逓信大臣のことだ。

「小泉さんはこの会の存在を以前から知っていて、彼から入りたいと言ってきたんです。妻のクリステルさんのお父さんも髪が薄いとかで。ま、ともかく入会ということになりました」(同)

 2013年発足の同会の名誉総裁は菅義偉総理。50名近い議員が所属している。

 政治部デスクによれば、

「年に数回、懇親会を行っています。小泉大臣は特定の派閥に属していませんので、“仲間作り”の一環でもあるのでしょう。大臣の取り巻きだった自民党議員の中には離れた人もいるようですし」

 最近の進次郎氏の評判は議員間のみならず、メディアでもガタ落ちである。

5830名無しさん:2020/11/29(日) 12:27:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/2146704c76c2823a735bf16d400f401503cefdbe
静岡5区 二階・岸田両派、骨肉の代理戦争
11/29(日) 8:45配信

 「1月の衆院解散・総選挙の可能性は依然、残っている。ご協力願いたい」

 20日夕、静岡県三島市の商工会議所の一室。旧民主党出身で、現在は自民党入りを目指している無所属の細野豪志(49)は後援会幹部との選対会議に臨み、こう呼びかけた。

 源頼朝が源氏再興を祈願した「三嶋大社」で有名な三島は、静岡5区を地盤とする細野にとって最重点地区だ。早々と選対本部を立ち上げた唯一の地で「これまでの選挙は全て三島の貯金で勝っている。三島でどれくらい票を取れるかが勝敗の分かれ目になる」とも訴えた。

 静岡5区は、細野が自民現職の吉川赳(たける)=38=と熾烈(しれつ)な公認争いを繰り広げる注目の選挙区だ。両者の争いの脇では、立憲民主党が新人を送り込んで漁夫の利を狙っており、三つどもえの戦いとなる見通しだ。

 旧民主で幹事長まで上り詰め、「非自民」のスターとして脚光を浴びた細野。しかし、昨年1月に無所属のまま自民幹事長の二階俊博率いる二階派(志帥会)に入会し、旧民主時代の同僚や自民内から大ブーイングを浴びた。表舞台に立つ機会は激減したが、その間、自民入りに向け地元に約70の支援団体を組織するなど準備を進めてきた。

 細野は静岡5区で6連勝しており、選挙にはめっぽう強い。しかし今回、選対幹部の表情は険しい。「無所属で戦うのは初めての経験だ。二階さんの後押しがあるとはいえ、組織力なしに戦うのは相当厳しい」と語る。

 自民入りには、吉川に比例復活を許さず完勝することが条件となる。二階派幹部は「次も細野が圧倒的に勝てば文句なしで自民党員になれる」と期待を寄せる。二階は、静岡5区などを含む地域が地盤だった遠藤三郎元建設相に秘書として仕えた経験があり、「静岡5区には縁があるので、十分関心を持ってみていきたい」と注目している。

 一方、「自民現職」の看板で臨むのが吉川だ。1日には大票田の同県富士市で国政報告会を行い、菅義偉(すが・よしひで)内閣の一員であることをこうアピールした。

 「内閣府政務官、復興政務官という要職をいただいた。担務は多いが、一つ一つ全力で取り組みたい」

 地元の後援会長も駆け付け、「私たちの意見を国政に反映する活動をしているのが吉川さんだ」と強調。細野については「二階幹事長のところに雲隠れして、かっこいいことばっかり言っている。税金の無駄遣いだ」とこき下ろした。

 しかし、現職とはいえ厳しい現実にも直面している。最近、党本部は次期衆院選に関し、選挙区で連続2回以上敗れ、比例代表で復活当選を果たした議員について、比例の重複立候補を原則として認めない方針を確認した。「2回連続」ではないものの、細野に3連敗で一度も勝ったことがない吉川には、重くのしかかりかねない。

 静岡は、法相の上川陽子や吉川ら岸田派(宏池会)の議員が3人おり、一定の影響力を持つ。細野には幹事長派閥の後ろ盾があるが、岸田派幹部は「正規軍はこちらだ。強いところを見せてほしい」と吉川にハッパをかける。

 だが、岸田派会長の岸田文雄は先の総裁選で敗れて以来、求心力と影響力を失いつつある。最近では公明党が衆院広島3区に候補者擁立を発表した。岸田の地元で頭越しに選挙区を奪われかねない状況を目の当たりにし、吉川側は「対岸の火事ではない」と危機感を募らせる。

 「地道に活動するしかない」。こう語る吉川は政務官として東京に滞在せざるを得ない日以外は地元で選挙区をくまなく回り、地図を塗り潰すのが日課だ。来秋までに確実に行われる次の衆院選で、強力なライバルを打ち倒せるのかが注目される。

(広池慶一)

5831名無しさん:2020/11/29(日) 12:27:18
https://www.asahi.com/articles/ASNCW5W3LNCWUTFK00X.html
「真面目」岸田氏、問われる手腕 埋没回避で発信強化
会員記事
笹井継夫
2020年11月27日 18時01分

 今年9月の自民党総裁選で敗れ、一転無役になった岸田文雄前政調会長が埋没を避けようと発信を強めている。来秋の次期総裁選に向け、さっそく地方行脚を開始。新たな議員連盟も立ち上げて存在感をアピールする。衆院広島3区をめぐる公明党との対立など難題が降りかかるなか、党内で良くも悪くも「真面目」と評される岸田氏の手腕も問われている。

 岸田氏がいま、力を入れるのが地方視察だ。安倍政権では外相や政調会長だったことから地方を回る時間が少なく、浸透不足が指摘されているためだ。

 「多くの地域に足を運んで経験を積み重ねていくことによって、政策について磨きをかけるべく努力をしていきたい」。8日、長崎県小値賀町での視察後、記者団に語った。

 菅義偉首相や石破茂元幹事長と争った9月の総裁選で、岸田氏は国会議員票と地方票を合わせた全体では2位だったが、地方票は141票のうちわずか10票。石破氏の42票にも及ばず、地方票という「弱点」が浮き彫りになった。

 これを受け、先月15日には自身が率いる岸田派内に、総裁選での地方対策を担う委員会を新設。第1弾となった今月2日の山梨県内の視察で、岸田氏は「地方票(獲得)の前提として、地方をよく知り、地方のみなさんとしっかり意思疎通を図らなければならない」と強調し、地元議員や住民らと対話を繰り返した。

 一方で、国会議員票の上積みにも着手している。27日には、野田聖子幹事長代行とともに共同代表に就いた出産時の費用負担軽減をめざす議員連盟で、出産育児一時金の引き上げを求める提言をとりまとめた。また、麻生派の薗浦健太郎副幹事長らとともに各国の新型コロナウイルス対策を学ぶ議連も始動させている。さらに、被爆地・広島選出の議員として、核兵器の廃絶を訴える自著も先月出版。「岸田カラー」のアピールに努めている。

 だが、岸田氏が置かれている状…

5832名無しさん:2020/11/29(日) 21:12:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/f43d7847291a11cf244de25cb9a87e06f78feca6
「安倍前総理が賢明な判断を」桜問題めぐり石破氏
11/29(日) 18:16配信

■石破茂・自民党元幹事長(発言録)

 (「桜を見る会」の前日の夕食会の問題で、野党が安倍晋三前首相の国会招致を求めていることを問われ)国会がどう決めるかであり、同時に安倍前総理自身がどのようにお答えになるかいうことだと思う。

 私たちが野党でいた頃、鳩山(由紀夫)さんが前総理になられた時、そういう方々の国会招致を求めたが、応じられることはなかったと記憶している。

 やっぱりそこは与野党の立場は関係なく、衆院の(政治)倫理綱領で、そういう時には自ら進んで事実を明らかにしなければならないと決めた。

 そういうことを踏まえて、安倍前総理ご自身が賢明な判断をなさるし、それが長い間総理を務められた方の誇りでもあり、見識でもあるかなと思うが、どういう判断をされるかについて私があれこれ申し上げるべきことではない。(29日、高知市で記者団に対して)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/39c5dbd7b39e4ab4dbed87b1363d855da3139ca8
安倍氏は「桜」説明を 自民・石破氏
11/29(日) 17:17配信

 自民党の石破茂元幹事長は29日、安倍晋三前首相は後援会主催「桜を見る会」前夜祭をめぐる問題に関し、自ら国民に説明すべきだと主張した。

 議員は疑惑を持たれれば自ら解明するよう衆参両院の政治倫理綱領に記されていると指摘し、「自身が賢明な判断をする。それが長い間、首相を務めた方の誇り、見識だ」と述べた。

 菅義偉首相が官房長官時代に事実誤認の答弁をした可能性が出ていることについても「間違った答弁をしたとすれば、なぜかということ(を説明する姿勢)が国民の信頼を高めることにつながる」と指摘した。高知市内で記者団に語った。

5833名無しさん:2020/11/30(月) 17:17:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3f183211b9235a55bf0d6b4e9064e649005438a
橋下徹氏が安倍前首相にフジ番組で“辞職勧告”の衝撃! 次々とシンパが離れていく
11/30(月) 12:40配信

 安倍前首相と親しい橋下徹元大阪府知事が、安倍前首相に対して“辞職勧告”を行い、安倍前首相周辺に衝撃が走っている。

 辞職勧告が飛び出したのは、29日朝、放送されたフジテレビ系の情報番組「日曜報道 THE PRIME」。番組は、安倍前首相の「桜疑惑」を取り上げ、桜を見る会「前夜祭」の経費について、安倍サイドが910万円以上の費用を補填していた問題を報じた。番組の最後に橋下元知事は、こうコメントしてみせた。

<秘書がやっていることを政治家が全部見切れてるわけじゃないんですが、今回の問題はホテルに確認すればすぐに分かることなんです><これ事実だったら本当に残念なんだけど議員辞職もやむなしだと僕は思っています>

■岸田文雄氏、野田聖子氏も…

 安倍前首相周辺が焦っているのは、安倍応援団が次々に離れはじめていることだという。産経新聞まで、26日の社説で「自ら説明すべき」と主張している。

 29日は、自民党の野田聖子氏が「前首相が自らの言葉で説明責任を果たすべきだ」とNHKで明言し、岸田文雄氏も記者団に聞かれ「しっかりと説明努力を続けることが大事」と突き放している。もともと、野田氏、岸田氏の2人は、安倍前首相とは同期の“仲良し”だ。

 さらに、検察が「桜疑惑」を捜査することについて菅官邸は黙認している、という解説も流れている。そもそも、国会会期中に特捜部が本格捜査を進めることは珍しい。立憲民主党の福山幹事長は、「状況によっては連座制も適用される可能性も出てくる」と指摘している。地検が想定しているのは「政治資金規正法違反」と「公職選挙法違反」だ。捜査はどう進むのか。元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏はこう言う。

「捜査は年内に決着すると思います。来年になると、解散総選挙の可能性があることと、4月以降にずれ込むと時効にひっかかるからです。安倍さん本人の立件はないでしょう。あるとしたら、秘書の罰金刑だと思います。連座制の適用はありません」

 秘書が立件されたら、一気に“安倍離れ”“安倍包囲網”が加速する可能性がある。

5834名無しさん:2020/11/30(月) 22:29:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/9486105e3e8dd5790ceebc00910fe79361c01014
自民・二階幹事長 都議選に意気込み「必ず勝利を」
11/30(月) 22:19配信

 2021年夏に行われる予定の東京都議会議員選挙について、11月30日に開かれた自民党東京都連の定期大会で二階幹事長は「必ず勝利を収めるため、努力していく」と意気込みを語りました。

 定期大会では新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎ、経済活動との両立に全力を挙げて活動することや、2021年に延期された東京五輪を成功させる運動方針を決めました。そして、来賓として二階幹事長が登壇し、次の都議選について「党本部にとっては国政選挙同様の重みを持っている」と、勝利への意気込みを語りました。定期大会では現職の22人の議員を含め、都連の公認候補者49人の発表も行われました。

最終更新:11/30(月) 22:19
TOKYO MX

https://news.yahoo.co.jp/articles/63d2fc77b2459193736f096f2d7cb8d6c3c0127c
下地氏復党、党本部で判断 二階自民幹事長
11/30(月) 19:22配信

 自民党の二階俊博幹事長は30日の記者会見で、同党沖縄県連が反対している無所属の下地幹郎衆院議員の復党について、「県連の意向を尊重するが、そればかりではない。党は党として判断をすることもあり得る」と述べた。

5835名無しさん:2020/11/30(月) 22:49:54
衆議院の同期会が昨夜開催 | 河井克行オフィシャルブログ「あらいぐまのつぶやき」Powered by Ameba
https://ameblo.jp/katsuyuki-kawai/entry-12483328701.html

衆議院の同期会が昨夜開催
2019-06-19 20:27:10

テーマ:ブログ
平成八年10月20日投開票の総選挙で初当選した仲間たちでつくる「末広会」が昨夜、約二年ぶりに開催されました。

安倍総理大臣をゲストに迎えて、菅官房長官、河野外務大臣、吉川農林水産大臣、それに下地幹郎・日本維新の会選対委員長ら二十数名の同期生が出席。初当選から23年。いまでは皆が、政府、国会、党、政策集団を枢要な役割で支える立場になりました。派閥の事務総長のうち6人もが平成八年初当選組です。思い出話に花が咲きました。安倍政権をみんなで支えること、参院選の必勝を誓い合いました。

山口泰明「末広会」会長の音頭で、派閥・グループを超えて、「末広会」が妻・河井あんりを応援することも心合わせしていただきました。二十数年間に及ぶ同期のつながり、本当にありがたいものです。

#河井克行#安倍首相#同期生#菅官房長官#農林水産大臣#河野太郎#政府#自民党#国会#衆議院議員総選挙

5836とはずがたり:2020/12/01(火) 22:52:45

“ボス”なき石破派、展望なき存続  本人は総裁選になお意欲
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/669063/
2020/12/1 6:00
西日本新聞 総合面 湯之前 八州

 石破茂元幹事長が自民党石破派(19人)の会長を退いて、1カ月余―。派閥自体は何とか存続する見通しが強まっているが、後継会長などは白紙のままで、他派閥への移籍を模索する議員の動きも依然くすぶっている。石破氏は来秋の次期総裁選への出馬意欲を捨てていないが、自身も派閥も混迷の淵から抜け出せていない。

 「みんなで固まっていこうという意見が強かった。雲散霧消することはない」。11月26日、石破派の有志の昼食会を終えた中堅議員は、派の現在の雰囲気をこう表現した。

 9月の総裁選で最下位に沈んだ石破氏。10月22日の石破派臨時総会では、最側近で派閥事務総長の鴨下一郎元環境相らに迫られる形で会長の座を降りた。関係者によると、鴨下氏はかつて所属した竹下派にメンバーを集団移籍させた上で、石破氏を「竹下派の総裁候補」として再生し、次期総裁選に出馬させるシナリオを描いていたという。

 ただ、鴨下氏がこうした狙いを石破氏や派内に知らせなかったことから、ボスが空位となった石破派の混乱は深まった。脱退や、竹下派とは別の派閥への移籍を検討する議員が出たり、「石破氏は首相挑戦を諦めた」との臆測が飛び交ったりした。

 その後、石破氏が幹事長時代に初当選した若手メンバーを中心に、派の存続を望む声が強まった。若手は11月18日に石破氏と会食し、結束を確認。木曜日定例の派閥会合は中止が続くが、代わりの昼食会を毎週催している。出席者は増加傾向にあり、同26日には中堅や、重鎮の田村憲久厚生労働相を含む12人が顔をそろえた。「一部がクーデターを企てただけ。大半はこれからも石破さんについて行く」と若手の一人は話す。

 「自分が終わったと思わない限りは、終わらない。決めるのは自分だ」

 当の石破氏は11月20日、自身のパーティーでこう主張。来場者は首相への意欲を捨てていないと受け取った。だが、総裁選惨敗の原因である党内支持基盤の薄さを克服する妙策は見えない。石破派は存続するにしても、特定の総裁候補を推さない「グループ」にすべきだと主張するメンバーも複数いる。

 石破氏を宰相にするため、5年前に発足した石破派。「集まってはいるが、未来も方向性も定まらない。今はそんな状態だ」。長老の一人は息を吐いた。

 (湯之前八州)

5837名無しさん:2020/12/02(水) 09:43:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce3e4c0e02bea594055a7680b9e790572b418a6a
二階幹事長と菅総理が一日二回も飯食って話し合った「重要案件」
12/1(火) 7:32配信

11月12日、永田町の政界関係者は飛び交う噂に耳を疑ったはずだ。



「菅義偉総理と二階俊博幹事長が食事をするらしい。しかも昼夜2回続けて――」

実際、二人は首相官邸で昼飯を食べ、夜は虎ノ門の高級ホテル『The Okura Tokyo』で小池百合子東京都知事を交えて会食した。多忙を極める総理が一日に2度も幹事長と会って話すことと言えば、一つしかない。



解散総選挙のタイミングだ。



その前夜には、安倍晋三前総理が野田聖子幹事長代行らと会食し、「私だったら来年1月に解散する」と話したとも報じられていた。にわかに年明け早々の解散総選挙が現実味を帯び始めた。



「その直前まで、菅総理と二階幹事長の間に隙間風が吹き始めているのでは、と勘ぐる向きがありました。外務省の振り付け通りに対中強硬姿勢を見せる菅総理と、筋金入りの親中派である二階幹事長の間に溝が生じたのではないか、というものです。会食はその噂をかき消す意味もありました。

そのうえ、二人が一日に2度も会えば、野党にも解散があるとの疑念を抱かせるには十分です。1月中旬までに第3次補正予算を成立させ、国民に10兆円規模のバラマキを行って下旬に解散。2月7日投開票が一つのスケジュールでしょう」(政治ジャーナリストの角谷浩一氏)



永田町関係者の間では『〈想定〉解散総選挙日程』という題名で詳細なスケジュールが出回っており、年明け解散に説得力を持たせている。最近になって自民党本部の中庭で政策宣伝車『あさかぜ号』のマイクテストが頻繁に行われているのも、選挙の到来を予感させる一因だ。



菅総理は国会で「私も『全集中の呼吸』で答弁させていただく」などと『鬼滅の刃』のセリフを引用。二階幹事長も主人公が身につける羽織の市松模様を意識したマスクをつけて記者の前に登場した。二人とも『鬼滅の刃』ブームに便乗しているように見えなくもない。



「二階幹事長の行動は変幻自在なので、つい深読みしたくなりますが、その行動原理は至ってシンプル。自民党が政権与党であり続けることと、自身が幹事長職に留まることの2点です。来年9月に訪れる総裁選では菅総理2選の流れを作って、幹事長に留まりたい。そのためには、総裁選の前に総選挙を行い、それに勝たなければならないのです」(政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏)



現状、一月解散はないとの見方が強くなっているが、はたして――。

『FRIDAY』2020年12月4日号より

FRIDAYデジタル

5838名無しさん:2020/12/02(水) 09:47:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6ff26eeaa8a6897a57227a766dce69ede16cf8b
安倍前首相の「桜」前夜祭“Go Toイート”を読売が連続スクープ! 紙面でわかる真の「権力」の在処
12/1(火) 6:12配信

 いやー、先週の読売新聞はすごかった。歴史に残る。

 紙面でおさらいしてみよう(後ほど書きますが「紙面で読む」のがキーポイントなのです)。

「安倍氏スクープ」で連勝の読売新聞
安倍晋三前首相 c?文藝春秋

 まず月曜日。11月23日の1面に『安倍前首相秘書ら聴取 「桜」前夜祭 会費補填巡り 東京地検』。

「桜を見る会」の前夜祭について東京地検特捜部が「会場のホテル側に支払われた総額が参加者からの会費徴収額を上回り、差額分は安倍氏側が補填していた可能性がある」として秘書らを聴取した。

 読売のスクープである。まず1勝。

 それにしても高級ホテルで飲み食いして5000円。残りは安倍事務所が補填してくれるってまさにお得な「 Go Toイート」だ。菅&二階が考案する前に Go Toキャンペーンをしていた安倍さん。さすが役者が違う。

 読売のスクープに他紙も続く。翌日の火曜日、11月24日。

 毎日新聞『安倍前首相側 補填か』

 朝日新聞『安倍氏側 数百万円負担か』

 必死でくらいつく毎日&朝日。しかし読売は、

『安倍氏側800万円超補填か』

 具体的な数字をはっきり。朝日の「数百万」をあっさり上回る。読売2勝目。

 3日目の水曜日、11月25日。

 朝日は1面で『安倍氏側 5年で916万円補填』。

 朝日の意地だ。読売の「800万円超」に対してさらに具体的に出してきた。しかし読売1面を見ると……。

『安倍氏側 領収書廃棄か』

 出たー、食らいつく朝日をあざ笑うかのようなスクープをまたも放つ。読売3勝目。

 トドメは翌日の木曜日。11月26日。

 読売1面『安倍氏側、記載方法照会』。

 なんと安倍氏側が2013年に「前夜祭」開催費用について、政治資金収支報告書への記載方法を総務省に問い合わせていたというのだ。そして政治団体に支出が生じれば記載する必要があると回答を受けていた。安倍氏側が政治資金規正法に抵触する可能性を認識していた根拠だという。

 読売4勝目! 圧倒的な強さである。例えて言うならプロ野球の日本シリーズで「4勝0敗」で圧勝したようなもの。

 あ……例えがマズかったか。

 いや、先週の同じ頃に読売ジャイアンツは日本シリーズで4連敗したが、しかし読売本体は4連勝していたのである。

5839名無しさん:2020/12/02(水) 09:48:55
>>5838

「我が世の春」を謳歌する二階幹事長に…
 さて今回の本題はここからです。

 ひと通り先週の読売の紙面を振り返ったが、新聞を「紙面」で読む醍醐味をこれから発表したいのです。「スクープ」の近くにはどんな記事が報じられていたのか。

 まず、最初のスクープ『安倍前首相秘書ら聴取』(11月23日)だが、私は下の記事に目を奪われたのである。これだ。

『首相の厚遇 二階派の春』

 二階俊博自民党幹事長がいかに我が世の春を謳歌しているかを書いているのだが、こういう政治内幕モノの「読み物」を1面の真ん中に配置するのは目立つ。

 つまりこれは読者というより「二階幹事長に見せている」のではないか。そんなメッセージすら感じてしまった。

説明を求められる中での首相への“高評価”
 次の火曜日の紙面を見てみよう。『安倍氏側800万円超補填か』というスクープの下には、

『菅首相「誠実さ」評価74%』

 菅さんは誠実。

 読売と早大の共同世論調査で8項目で尋ねたら「誠実さ」74%、「改革意欲」73%、「親しみやすさ」71%という数字が出た。

 「説明力」43%、「国際感覚」46%と低い数字も書いてあるが、2面では『首相、イメージ戦略奏功』として「庶民派」「令和おじさん」と見出しに書いている。

 これはすごい。学術会議問題やコロナ対策で説明を求められている中での「誠実さ」「親しみやすさ」である。

 安倍スキャンダルの独走スクープに菅&二階への好意的な記事。私は先週の読売の紙面を見て「潮目の変化」を感じたのだ。

「読売新聞を熟読して頂いて」
 思い出していただきたい。2017年5月3日の憲法記念日。

 読売は1面に『憲法改正20年施行目標 9条に自衛隊明記 首相インタビュー』と当時の安倍首相のインタビューを載せた。国会で問われた安倍首相は「読売新聞を熟読して頂いて」と言った。

 このとき、読売のインタビュー掲載までの流れを朝日は翌日に書いている。

《今回の憲法改正の方針表明に向け、首相は事前にメディアにも対策を打った。4月24日夜、都内の料理店で、憲法改正試案を紙上で発表している読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社主筆と食事。その2日後に東日本大震災をめぐる問題発言をした今村雅弘・前復興相を更迭した直後、同紙のインタビューを受けている。》(2017年5月4日)

 出ましたナベツネ! 憲法記念日に改憲インタビューを載せるという仕掛けにはこんな流れがあったのだ。

 渡辺恒雄氏の悲願でもある憲法改正。それを訴える安倍首相を読売は「推して」きた。しかし今回、安倍氏の求心力が下がるであろう記事を次々と載せ、その近くには菅&二階の企画モノの記事をちりばめる。

「乗り換えた」というのが下世話な表現だとすれば、渡辺恒雄氏の影響力が確実に下がっていそうなことが新聞マニアには「読める」のである。

5840チバQ:2020/12/02(水) 09:49:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/adeecec84879d4357e5f390f7017c3834af10811
吉川元農水相に現金提供か 鶏卵大手、便宜狙い 東京地検捜査
12/2(水) 0:42配信

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産経新聞
元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(春名中撮影)

 鶏卵生産大手「アキタフーズグループ」(広島県福山市)の元代表(87)が鶏卵業界に便宜を図ってもらう目的で、元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民、北海道2区=に対し、現金を提供した疑いのあることが1日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部も把握しており、アキタ社の関係者を任意聴取するなどして、捜査を進めているもようだ。

 吉川氏は11月、議員会館での産経新聞の取材に応じなかった。一方、アキタ社幹部は取材に「元代表らが任意聴取を受けているのは事実。詳しいことはわからない」と話している。

 元代表は業界団体「日本養鶏協会」で副会長や特別顧問を務めるなど、長年に渡り業界のリーダーとして、政治家や農水省の官僚に多く接触していた。元代表は吉川氏の他にも、農水族議員らに現金を配布した疑いがあるという。

 関係者によると、元代表は、家畜にとってストレスの少ない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア」(AW)や、鶏卵の取引価格が基準を下回った場合に9割以内が補填(ほてん)される「鶏卵生産者経営安定対策事業」をめぐり、政治家や農水省の官僚に実情を訴えるなどしていた。

 アキタ社をめぐっては、前法相で衆院議員、河井克行被告(57)=広島3区、公選法違反罪で公判中=夫妻の陣営による昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、事件の関係先として、今年7月に検察当局が家宅捜索していた。同社は河井夫妻陣営に献金をするなどしていた。捜索を受け、元代表は経営から退いていた。

 また同月に元代表は所有するクルーザーで、農水省の元幹部や、元農水相経験者らを接待していたことも判明している。

 吉川氏は北海道議を経て平成8年の衆院選で初当選し、現在6期目。北海道開発政務次官や農水副大臣などを歴任し、30年10月〜令和元年9月にかけて農水相を務めた。

5841名無しさん:2020/12/02(水) 09:49:34
>>5839

ポスト菅を目指す岸田文雄氏にも影響が
 たとえばこの記事も見てみよう。

『「桜」再燃 政権に痛手 安倍氏側 補填認める』(読売11月26日)

 見出しは菅政権だが、読んでいくと安倍氏に関する解説のほうが面白いのだ。

《安倍氏は9月の退任後、表舞台での活動を徐々に再開させていたが、求心力の低下は必至だ。》

 安倍氏の失墜はポスト菅を目指す岸田文雄氏にも影響が出ているらしい。

《岸田氏にとっては、来年の党総裁選を見据え、安倍氏との連携を強化する狙いがあった。岸田氏周辺からは「安倍氏を後ろ盾にする戦略は練り直す必要がある」との声も漏れ始めた。》

 見出しでは菅政権に「痛手」とあるが、長い目で見ると菅首相には思わぬプラスになってしまいました、という状況でもあることがわかる。

 各所で権力のうつりかわりを改めて実感。そんなことを感じた先週1週間の新聞読み比べでした。

プチ鹿島

5842名無しさん:2020/12/02(水) 10:00:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/40584e9e8909f4f015f37625f26d3d617d2febd8
「桜を見る会」問題で安倍前首相の影響力は失墜、菅政権は自由になった?
12/1(火) 6:01配信

 「桜を見る会」問題が突如、国民の目の前に再浮上してきた。菅政権になってからというものの、安倍政権時代は見えにくかった「裏の工作」のようなものが国民に見えるようになってきたといっていい。一体なぜか。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)

● 「桜を見る会」補填問題、菅首相は突き放した

 安倍晋三前首相の後援会が、地元支持者らを招待して「桜を見る会」の前夜祭を開催した際に、参加者がホテルに支払う費用の一部を、安倍前首相側が補填していたことが明らかになった。

 安倍前首相の公設第1秘書が東京地検特捜部の事情聴取に対し、費用の一部を補填したことを認めた上で、「補填した分は政治資金収支報告書に記載しなければならないとわかっていた」と供述したという報道もある。特捜部は、公職選挙法と政治資金規正法に違反する疑いがあるとして、今後立件の可否を判断するとみられている。

 これまで、安倍前首相は、2019〜20年の国会で、「安倍事務所側が補填した事実は全くない」などとした答弁を33回していた(本連載第226回)。野党は「虚偽答弁を続けた」と批判し、攻勢を強めている。

 菅義偉首相は、国会で問われると「前首相の関連団体のこと」と突き放した。真相解明のための安倍氏の参考人招致については「国会が決めること」と他人事のような態度だ。自身が官房長官だった時の対応についても「前首相に確認したことを話しただけ」とし、自分には責任がないとした。首相は、安倍前首相を冷たく突き放したように見える。

● 「裏の工作」のようなものが国民に見えるようになった

 この連載では、菅政権の発足時に、これまで官房長官として、安倍政権を支えるために自らに集中させた権力を、今度は自分が首相に就任した後に、誰かに譲るのか、握り続けるのかが焦点だと指摘した(第253回)。

 そして、政権発足後に次第に明らかになったことは、菅政権では、政権が「目的」とすることと、その実現のための「手段」が、安倍前政権時代と入れ替わったことだ(第256回)。これを言い換えれば、安倍政権時には表面に出てこなかった、権力を支えるための「裏の工作」のようなものが表に出てきて、国民に見えるようになったということだ。

 例えば、「日本学術会議の任免拒否問題」である(第255回)。安倍政権時から、首相官邸の強い要望で、新会員の推薦名簿を学術会議が正式に政府に提出する前に、官邸と学術会議で「事前協議」が行われるようになったことが明らかになってきた。16年と18年の欠員補充の人事では、学術候補が推薦した候補に官邸が難色を示し、欠員を補充できなかったという。だが当時、それが表面化することはなかった。安倍政権が学術会議との対立構図を国民にわざわざ見せることをしなかったのだ。

 安倍政権にとっては、安全保障政策の推進という「目的」を達成できればいいのであり、その大きな障害にならなければ、国民の目の前でわざわざ派手に戦う必要はなかったからだ。その水面下の「事前協議」を主導していたのが、当時の菅官房長官だったことはいうまでもない。

 ところが、菅政権が発足した途端に、学術会議の「任免拒否問題」が国民の面前で起こった。学術会議が、菅政権が目指す政策の障害になったわけではない。それなのに、菅首相は学術会議のみならず、野党やメディアから厳しい批判を浴びながらも、「任免拒否」の理由の説明を一切拒否し、学術会議の改革を「行政改革」の課題の一つと位置付けた。学術会議を抑えること自体が、政権の「目的」となったように見える。

5843名無しさん:2020/12/02(水) 10:00:37
>>5842

● 「桜を見る会」は安倍政権の目的達成のための手段

 そして、「桜を見る会」の問題である。これは、安倍政権時には、政権の「目的」を推進する障害となりかねないスキャンダルであり、速やかに沈静化することが重要だった。ゆえに、菅官房長官は「桜を見る会」の「招待者選定責任者」として、徹底的に安倍首相を擁護していた。

 前夜祭については国会で、通常1万円以上かかるホテルの宴会で、安倍事務所が支援者から5000円しか徴収していなかったことの妥当性を野党から追及された時、「ホテルと話せば柔軟に対応してくれる」「いろんなところで過去に経験がある」「5000円でできないと言っていますけど、決め打ちはやめてもらいたい」などと反論した。また、野党から関連書類をホテルから取り寄せることを求められると、「明細書の発行はなかったということです」と突っぱねていたのだ。

 さらに当時、「桜を見る会」の「招待者名簿」が破棄されていたことが国会で問題視された。当時の菅官房長官は、「桜を見る会」文書を所管する立場にあった。だが、野党議員の文書公開の要求に、「個人情報を含んだ膨大な文書を適切に管理する必要が生じるため、内閣府は遅滞なく廃棄している」と答弁していた。

 「招待者名簿」が重要だった理由は、招待者の中に安倍前首相ら政権幹部の「招待枠」が存在しており、事実上税金を使って支援者を接待する場になっているという疑惑があったからだ。

 つまり、「桜を見る会」とは、安倍政権が、長期政権を維持し、政策を実現するという「目的」達成のために支持基盤を拡大していく「手段」となっていたのだ。そして、それが「違法」だと疑われる「手段」だったので、官僚も使って徹底的に隠そうとしたということだ。

5844名無しさん:2020/12/02(水) 10:01:12
>>5843

● 安倍前首相の今後にとって著しい痛手

 ところが、菅政権になってから、「桜を見る会」が突如、国民の目の前に再浮上してきた。しかも、検察の安倍事務所への事情聴取という、明らかに安倍政権時代とは真逆の形である。さすがに、これを菅政権で「手段」が「目的」になったというのは言い過ぎだろう。だが、いろいろと考えさせられることがある。

 安倍政権時代は、菅官房長官と黒川弘務前東京高検検事長が検察を抑え込んでいたという話がある。黒川氏が検察を去り、菅官房長官は首相となった。その結果、政権が検察を抑えられなくなったということかもしれない。

 一方、逆の考え方もある。この連載で指摘したように、首相となったことで、自分に集めてきた権力を「真逆」の方向に使い始めたということだ。菅首相は官房長官時代に、毎年約10億〜15億円計上される官房機密費や報償費を扱い、内閣人事局を通じて審議官級以上の幹部約500人の人事権を使い、官邸記者クラブを抑えてメディアをコントロールし、官邸に集まるありとあらゆる情報を管理した。官邸に集まるヒト、カネ、情報を一手に握ることで、菅氏は絶大な権力を掌握してきた。

 そして、菅官房長官が集めた権力は、「森友学園問題」、「加計学園問題」、「桜を見る会」、「南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の“日報隠し”問題」、「裁量労働制に関する厚労省の不適切な調査データの問題」など、安倍前首相とその周辺が「権力の私的乱用」をして、うまい汁をすすることを守るために使われてきた。一連の隠蔽、改ざん、虚偽答弁とそれらに対するメディアの甘い対応は、菅官房長官の指揮によって行われてきたのだ。

 ところが、今回検察が「桜を見る会」に関して安倍事務所の事情聴取に入ったことに対して、菅首相が「黙認」した。あるいはより積極的に関与したという話がある。それは前述の、菅首相の安倍氏に対する冷淡なコメントを読めば、あり得ない話ではないように思える。要は、菅首相は「正義」のために権力を行使し、安倍氏を切り捨てた可能性があるのだ。

 これは、菅首相が言う「当たり前のことが当たり前になる日本社会」の実現に向けた権力行使なのかもしれない。しかし、権力の私的乱用を守るために集めた権力が、「正義」を実現するために使えるのかどうかは、今の時点ではなんともいえない(第253回・p5)。

 菅首相が権力を行使した結果なのかは別としても、「桜を見る会」の再浮上で少なくとも一ついえることがある。それは安倍氏の政界における影響力維持に、著しい痛手となったということだ。

 振り返れば、国政選挙6連勝を達成し、史上最長の長期政権を維持した安倍氏対する自民党内の評価は高かった。また、「ポスト安倍」だった岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長が失速し、自民党内では「ポスト安倍は菅」との声が大きくなりつつあった。菅政権の最初の組閣・党役員人事でも、今後も安倍氏が裏で操り続けるのではないかと思われるほど、安倍氏に気を使ったといえる人事が目立った。

 さらに安倍前首相が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」が再始動した。「保守団結の会」(代表世話人・高鳥修一衆院議員)や「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)など他の保守系のグループも、安倍氏との連携も模索し始めていた。

 だが、「桜を見る会」の疑惑再燃で、安倍再登板を望む声は急速にしぼみ始めている。その結果、「国民の人権の制限」と「国民の義務の強化」という保守系議員が進めようとした憲法改正や、家族の重視など「道徳の推進」など、保守的な政策を進める動きは大きくならないだろう(第144回)。

 一方、安倍政権時から進めてきた、「一億総活躍」(第138回)、「働き方改革」「女性の社会進出」(第177回)、「教育無償化」(第169回・p3)などの社会民主主義的な政策に加えて、「不妊治療の保険適用拡大」「選択的夫婦別姓」などが進められていくことになる。

5845名無しさん:2020/12/02(水) 10:01:22
>>5844

● 菅首相はアベノミクスを公然と批判できるようになる

 そして、安倍前首相の名前を付けた経済政策であるため、批判がしづらく、政府自身がその間違いを認められなくなっていた「アベノミクス」の政策転換がやりやすくなることは重要だろう。

 アベノミクスとは、異次元のバラマキで、斜陽産業を延命させただけで、成長産業を生まず、カネが切れたらまたカネがいる経済政策だった(第163回)。日銀総裁や経済閣僚が、都合のいい数字だけを出して、アベノミクスの成功を強弁し続けた状況が変わるのはいいことだ(第190回・p3)。

 なによりも、菅政権が進める行政改革・規制緩和と「アベノミクス」は根本的に相いれないものだ。菅首相は、「アベノミクスの継続」を強調してきたが、本心ではないだろう。安倍氏の影響力低下によって、菅首相はアベノミクスを公然と批判できるようになる。構造改革路線への転換を堂々と主張するようになるだろう。

 最後に、外交政策の変化である。「ドナルド・シンゾー」と呼ばれたドナルド・トランプ米大統領との親密な関係を核とする日米関係をベースとした外交方針は、表舞台から退場していくことになる。次期米大統領に決まる可能性が高まっているジョー・バイデン氏は、トランプ大統領よりも原理原則に厳しいという見方がある。中国に対して、トランプ政権以上に強硬路線を取る可能性があるが、バイデン氏が公約している「地球温暖化問題」の推進などでは、協調的な関係を築こうともするだろう。

 また、「地域的な包括的経済連携協定(RCEP)」が締結された。世界の人口の3割、世界のGDPの3割を占めている巨大経済圏の誕生である。特筆すべきことは、日本、中国、韓国が史上初めて自由貿易協定を結んだことだ。「二国間交渉」ではさまざまな問題を抱えているためにうまくいかなかったこの3国が、「多国間」という枠組みの中で合意に至ったことは、今後の国際関係の変化を象徴している。

 今後は、「二国間」よりも「多国間」の関係が、「対立」よりも「協調」が重要視される国際社会になっていくだろう。「バイデン次期大統領の登場」「RCEPの締結」と「安倍前首相の影響力低下」は、単なる偶然ではあるものの、新しい時代が到来する象徴的な出来事となる可能性がある。

上久保誠人

5846名無しさん:2020/12/02(水) 10:13:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5348af68dfc145be6b614012df9dc74e1c5c175a
菅首相 国土強じん化の5年延長指示、15兆円 二階幹事長らに配慮
12/1(火) 12:37配信

 菅総理は、防災・減災のための公共事業=国土強じん化対策を来年度から5年間延長するよう指示しました。事業規模は総額で15兆円が見込まれています。

 「防災減災、国土強じん化のための5か年加速化対策。仮称でありますが、取りまとめるよう指示があったところであります」(加藤勝信 官房長官)

 1日の閣僚懇談会で菅総理は、“自然災害等の状況に即した機動的、弾力的な対応を行うため”、今年度までの予定だった国土強じん化対策を5年間延長する考えを表明し、閣僚らに指示しました。事業規模は5年間で総額15兆円が見込まれ、初年度の対策は現在編成中の今年度第3次補正予算案に盛り込まれる見通しです。

 国土強じん化対策をめぐっては、自民党の二階幹事長らから延長を求める声が上がっていました。(01日11:18)

最終更新:12/1(火) 13:33
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/80a30282f5507038f36e17faef3b44a260e5008c
菅首相 国土強靱化「5か年計画」策定指示
12/1(火) 14:03配信

防災・減災や国土強靱(きょうじん)化を推進するため、菅首相は1日、15兆円規模となる来年度からの5か年計画を策定するよう関係閣僚に指示しました。

菅首相は1日朝の閣僚懇談会で「自然災害の状況に即した機動的、弾力的な対応を行う」として、激甚化する災害や巨大地震への対策、老朽化対策の加速、デジタル化などの推進を柱に5年間で15兆円規模の対策を策定するよう指示しました。

来年度の事業費については、今年度の第3次補正予算案に盛り込むとしています。

国土強靱化は自民党・二階幹事長の肝いりの政策で、現在の計画は3年で総事業費7兆円でした。今年度で期限が切れることから、与党からは5年間で15兆円の計画策定を求める声が出ていました。

二階幹事長は会見で「時宜を得たことであり、我々としては当然のことだ」と述べました。

5847名無しさん:2020/12/02(水) 10:14:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8111ca9c58e538f5f0e920314b2becfb713cc5b
公明に揺さぶられる岸田派 進むも退くも窮地 衆院広島3区
12/1(火) 21:02配信

 自民党岸田派(宏池会)の岸田文雄会長が衆院広島3区の候補者調整で苦境に立っている。岸田氏ら多くの議員を輩出する広島で次期衆院選の公認候補を立てる算段だったが、公明党が斉藤鉄夫副代表の公認を決めたためだ。公明党側は岸田派議員への「選挙支援打ち切り」をちらつかせており、岸田氏はメンツと現実のはざまで頭を抱えている。

 「地元は公明に怒っている」。岸田氏は1日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会してこう訴え、公明党への不信感をにじませた。二階氏は「しっかり連携していこう」と応じたという。岸田氏は山口泰明選対委員長とも面会。山口氏は記者団に「県連として(広島3区の候補となる)支部長を選ぶのは当然だ」と述べた。

 公明党は昨夏の参院選広島選挙区で当選した河井案里被告=公職選挙法違反の罪で公判中=と、広島3区選出の元法相で夫の克行被告=同=が関与したとされる買収事件を問題視。衆院選に向け「自民党不信が払拭されていない」などと斉藤氏擁立を正当化する。

 これに対し、岸田派には、公明党が太いパイプを持つ菅義偉首相の強い後押しで案里被告が擁立されたとの見方が強く、広島3区の候補者は自民党県連主導で決めるとの立場だ。ただ、公明党の意志は固く、支持母体の創価学会が岸田派議員らに「広島3区から手を引かないと次の衆院選では応援できない」などと個別に牽制しているとされる。

 岸田氏は公明党との調整に意欲を示すが、岸田派若手は「何も得られずに引き下がれば、将来の首相就任の目はなくなる」と危機感をあらわにした。(永原慎吾)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f8c3d6d581aae42a0267446f6cbcbf5fa0e337e5
門衆院議員の公設秘書、飲酒運転の疑いで逮捕 和歌山
12/1(火) 20:58配信

 元国交政務官の門博文・自民党衆院議員(55)=比例近畿、二階派=の公設秘書が和歌山市内で飲酒運転し、道交法違反容疑で和歌山県警に現行犯逮捕されていたことが分かった。当初は職業を無職と偽り、逮捕後には事務所を解雇されたという。

 関係者によると、現行犯逮捕されたのは、中野泰寛元秘書(54)。逮捕容疑は11月23日午前0時半ごろ、和歌山市内の自宅近くの県道で、車を飲酒運転したとしている。

 車が速度を上げて走るのをパトロール中の警察官が不審に思い、職務質問したところ、呼気から基準を超えるアルコール分が検出された。車には妻と知人が同乗。門議員は乗っていなかったという。すでに釈放されている。

 門議員の事務所は「休日中の私的なこととは言え、公設秘書としてあるまじき行為に深くお詫び申し上げます」とコメントしている。

5848チバQ:2020/12/02(水) 20:54:14
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASND255HGND2UTFK00J.html
吉川元農水相が党役職を辞任 「しばらく治療に専念」
2020/12/02 16:05朝日新聞

吉川元農水相が党役職を辞任 「しばらく治療に専念」

衆院本会議に出席する自民党の吉川貴盛氏=2020年11月20日、恵原弘太郎撮影

(朝日新聞)

 自民党の吉川貴盛・元農林水産相が大臣在任中に鶏卵生産・販売大手側から500万円を受け取ったとされる疑惑をめぐり、吉川氏は2日、事務所を通じてコメントを発表した。全文は以下の通り。

   ◇

 本日の朝刊各紙に私の政治資金に関する記事が掲載されました。地元のみなさま、党関係者にはご心配をおかけしておりますことをお詫(わ)び申し上げます。

 昨日までに報道機関からお問い合わせが事務所にありましたが、2年前心筋梗塞(こうそく)を起こし大学病院で手術し、現在も定期的に通院治療していたところ、先週不整脈となり急遽(きゅうきょ)その病院に入院したことから対応することができませんでした。

 しばらく検査の上、治療に専念しなければならない状況となっております。国会審議と党務の運営にご迷惑をおかけしたくない思いから、本日、党国会対策委員長に診断書を提出するとともに、党幹事長宛に選挙対策委員長代行をはじめとするすべての党役職を辞することをお伝えしました。

 本日の件で当局から説明を求められることがあれば、現在入院治療中ではありますが誠実に対応させていただきます。

5849名無しさん:2020/12/02(水) 21:09:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/660af52eb005641b8b1a6e434f1b5cad9438b25f
自民・下村氏「首相にまで行くことか」「トラベル」対応で小池氏に苦言
12/2(水) 16:44配信

 自民党の下村博文政調会長は2日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う需要喚起策「Go To トラベル」をめぐり菅義偉首相と東京都の小池百合子知事が1日に首相官邸で会談したことについて「本来は西村康稔経済再生担当相マターだと思う。首相(のところ)まで行くことかと思う」と述べ、小池氏の対応に苦言を呈した。

 高齢者や基礎疾患を持つ人の利用自粛を求めるとの結論になったことについては「国も都も連携して国民の信頼に応えるようにすることだ。首相は応えている」と語った。

5850名無しさん:2020/12/02(水) 23:52:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c55ebe09756df6e1e5853e5e0acd4b9a5b2eb11
細田派と麻生派 菅政権下で逆風に直面 「後継者不足」「桜」懸念
12/2(水) 22:44配信

 自民党最大勢力の細田派(清和政策研究会、98人)と第2派閥の麻生派(志公会、54人)が、菅義偉政権下で「逆風」に直面している。両派には首相が断行した人事に不満がくすぶるが、反転攻勢を託せる後継者は見いだせていない。安倍晋三前首相の早期復帰待望論が根強い細田派には「桜を見る会」問題の再燃も影を落としている。

 両派に所属する衆院当選3回の議員30人超は2日夜、東京都内のホテルで会合を開催した。安倍氏を慰労する目的で、麻生派会長の麻生太郎副総理兼財務相も顔を出した。新型コロナウイルスを「国難」と位置付け、結束して菅首相を支えることを確認した。

 出席者によると、安倍氏は「将来の日本のために頑張ってほしい」とエールを送り、麻生氏は次期衆院選について「逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をしておくように」と述べた。約1時間半の会合は大いに盛り上がったという。

 ただ、安倍、麻生両氏の盟友関係を基盤に前政権の中枢を担ってきた両派の現政権に対する思いは複雑だ。9月の総裁選で支持した菅政権の発足以降、徐々に影響力を失いつつある兆しがあるからだ。

 細田派は党幹事長や官房長官など希望していたポストを得られなかった。次期総裁選をめぐっては衆目の一致する候補がおらず、次期衆院選に向けても選挙基盤が弱い3回生を多く抱えている。「総裁派閥でなくなり、他派の草刈り場になるのでは」(中堅議員)との危機感は強い。

 そうした事情を背景に、派内では安倍氏の早期派閥復帰を期待する声が強まった。「再々登板」の可能性を残しつつキングメーカーとして影響力を持てば、派の存在感や求心力が高まるとの計算があったためだ。

 しかし、最近になって安倍氏の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会で安倍氏側が会費の一部を補填(ほてん)していたことが発覚。政治資金規正法違反の可能性も指摘される中、中堅は「安倍氏は知らなかったとはいえ、すぐには戻れないのでは」と不安視する。

 一方、麻生派は派内の総裁候補である河野太郎行政改革担当相の出馬意欲を抑えて総裁選では首相支持に踏み切った。ただ、新たな入閣は、待機組だった井上信治科学技術担当相のみ。若手は「麻生氏ら幹部は怒っている」と語っており、両派が政権とどう間合いをとっていくのかが注目される。(沢田大典、今仲信博)

https://news.yahoo.co.jp/articles/43893256f1724cfc6151537728cb27d462cac5c6
解散時期など意見交換 自民党の二階、加藤氏ら
12/2(水) 23:44配信

 自民党の二階俊博幹事長、加藤勝信官房長官らは2日夜、東京都内の中国料理店で会合を開き、衆院解散・総選挙について意見を交わした。

 政府・与党内には来年1月の解散は困難との見方が広がっているが、出席者によると、時期について認識を共有したという。

 会合には森山裕国対委員長、林幹雄幹事長代理も同席。2020年度第3次補正予算案の審議日程についても協議し、1月中に成立させる方針で一致した。 

最終更新:12/2(水) 23:44
時事通信

5851チバQ:2020/12/03(木) 18:53:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f99ecf0871822979ef5845a78424ead6026b2cd
石破派、当面は会長不在で存続へ 「派閥として一致結束」と意思確認
12/3(木) 16:51配信
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派閥会長の辞任を表明する自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2020年10月22日午後1時7分、竹内幹撮影
 自民党の石破派(19人)は3日、国会内で昼食懇談会を開き、派閥を存続させることで一致した。10月に石破茂元幹事長が会長を辞任したことを受け、対応を協議していた。

 この日の出席者は、山本有二元農相ら8人で、石破氏は含まれていない。①派閥として存続②有志による緩やかなグループ化③派閥解散――の3案が検討されたが、「派閥として一致結束していく」と意思確認された。当面、会長は不在とし、他派閥との交渉を担う役職を置く見通し。来週にも欠席者を含めて会合を開き、正式に決定する。【立野将弘】

5852とはずがたり:2020/12/03(木) 22:14:57
自民各派、疑惑続出に動揺 安倍氏説明要求の声
2020年12月03日20時37分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020120300953&g=pol

 自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が浮上したのに続き、「桜を見る会」前夜祭問題で東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請したと報道され、党内で3日、動揺が一段と広がった。各派幹部からは両氏に説明を求める声が上がった。
桜解明に後ろ向き 菅首相、にじむ「負の遺産」にふた

 竹下派の竹下亘会長は派閥例会後、安倍、吉川両氏について記者団に「説明責任があるのは当たり前だ。どこかの時点で話すと強く期待している」と強調。岸田派の岸田文雄会長は吉川氏に関し、「政治の信頼という点で重大、深刻な問題だ。どう説明するか注視しなければならない」と語った。
 吉川氏が事務総長を務めていた二階派も定例の総会を開いたが、金銭疑惑は話題に上らなかったという。公職選挙法違反事件の河井案里被告(参院議員)とカジノ汚職事件の秋元司被告(衆院議員)は自民離党後も特別会員として同派に所属。ベテランは「衆院選でかなりの逆風になる」と語った。石破派中堅は「問題は二階派ばかり。反省がない」と厳しく批判した。
 加藤勝信官房長官は記者会見で、安倍氏について「国会でできる限りの説明をした。捜査には全面的に協力していく旨を述べた」と語るにとどめた。
 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、改めて安倍氏の国会招致を主張した上で「次から次へと問題が出てくるのは菅政権に引き継がれた体質だ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で、吉川氏の農水相在任中に菅義偉首相は官房長官だったとして「菅政権、自民党執行部に重大な責任がある」と断じた。

5853名無しさん:2020/12/04(金) 00:22:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a972d61cf48789c0820a6abc2a49787da8327760
安倍前首相が後援組織の強化呼びかけ、麻生氏は「逆風吹いても勝てるように」
12/3(木) 5:10配信

 安倍前総理は2日夜、麻生副総理や自民党の若手議員と会合を開き、来年予定される衆議院選挙に向け後援組織を強化するよう呼びかけました。

 東京都内のホテルで開かれた会合は、安倍前総理の慰労を目的としたもので、安倍氏の出身派閥・細田派と麻生副総理が率いる麻生派の当選3回の衆院議員ら、およそ40人が参加しました。

 「安倍(前)総理がおっしゃっていたのは、とにかく新しい後援組織を作っていく。常に新しい後援してくれる人を増やしていく。このことをやらなければダメだよと」(自民党 細田派 福田達夫衆院議員)

 来年の衆院選に向け、安倍氏がこのように述べたほか、麻生副総理は“当選3回の議員はこれまで順風の選挙を戦ってきた”としたうえで、逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をするよう呼びかけたということです。会合では、菅政権を支える方針も確認しています。(03日00:54)

最終更新:12/3(木) 5:10
TBS系(JNN)

5854名無しさん:2020/12/04(金) 00:23:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/a972d61cf48789c0820a6abc2a49787da8327760
安倍前首相が後援組織の強化呼びかけ、麻生氏は「逆風吹いても勝てるように」
12/3(木) 5:10配信

 安倍前総理は2日夜、麻生副総理や自民党の若手議員と会合を開き、来年予定される衆議院選挙に向け後援組織を強化するよう呼びかけました。

 東京都内のホテルで開かれた会合は、安倍前総理の慰労を目的としたもので、安倍氏の出身派閥・細田派と麻生副総理が率いる麻生派の当選3回の衆院議員ら、およそ40人が参加しました。

 「安倍(前)総理がおっしゃっていたのは、とにかく新しい後援組織を作っていく。常に新しい後援してくれる人を増やしていく。このことをやらなければダメだよと」(自民党 細田派 福田達夫衆院議員)

 来年の衆院選に向け、安倍氏がこのように述べたほか、麻生副総理は“当選3回の議員はこれまで順風の選挙を戦ってきた”としたうえで、逆風が吹いたときも勝てる戦い方の準備をするよう呼びかけたということです。会合では、菅政権を支える方針も確認しています。(03日00:54)

最終更新:12/3(木) 5:10
TBS系(JNN)

5855名無しさん:2020/12/04(金) 01:18:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/629841f6fd2aefbc0c9913f6762258488dfc6944
自民・竹下元総務会長、吉川元農水相らの疑惑に「説明責任があるのは当たり前」
12/3(木) 13:30配信

 自民党の竹下亘元総務会長は3日、吉川貴盛元農林水産相が業者から現金供与を受けたとされる疑惑や安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会をめぐる問題に関し、「(政治家に)説明責任があるのは当たり前だ。何らかの形で、どこかの時点でお話しされると強く期待している」と述べた。

 また、「政治家は自らに降りかかったさまざまな疑惑や問題について自ら説明する以外に方法がない」と指摘。「政治資金やお金の問題では、『改むるにはばかることなかれ』というのが大原則だ」と強調した。竹下派(平成研究会)の例会後、記者団に語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9a52e19fdf064cfb87d9a8a0145db633f5e67c97
石破派若手ら、派閥存続で一致
12/3(木) 13:34配信

 自民党石破派(水月会、19人)の若手有志らは3日、国会内で会合を開き、石破茂元幹事長が会長辞任を表明した派閥の在り方について意見交換し、石破派は存続させるべきだとの考えで一致した。会合後、平将明衆院議員が記者団に明らかにした。平氏は、月内にも派閥存続の方針を確認したいとの考えも示した。今後、派内で合意が得られるように調整する。会合には約10人が出席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1d7daf9d8f0078b77478b3c9248e23246fea24d0
自民・岸田氏、日中関係「尖閣など言うべきことは言うべき」
11/26(木) 17:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は26日の岸田派(宏池会)会合で、中国の王毅国務委員兼外相の訪日を受けた今後の日中関係について「世界第2の経済大国との関係を安定させる努力は必要だが、尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐるやり取りなど、言うべきことはしっかり言うバランスが大事だ」と述べた。

 香港の西九竜裁判所がデモ扇動罪に問われた民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏らの公判で保釈継続を認めず、即日収監したことに関しては「自由や民主主義を考えたときに、懸念すべきだ」と強調した。

5856名無しさん:2020/12/04(金) 01:20:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/884e94b8a7544e165d03e8bbdae2ca42f8904518
伊吹元衆院議長が小室圭さんに異例の苦言「国民にしっかり説明を」
12/3(木) 15:24配信

自民党の伊吹元衆議院議長が秋篠宮家の長女・眞子さまとの婚約が延期されてきた小室圭さんに対し、国民への説明責任を果たすよう異例の苦言を呈した。

伊吹氏は最高顧問を務める自民党二階派の会合で、秋篠宮さまが誕生日に際しての会見で、眞子さまと小室さんの結婚を認める発言をされたことについて、「父親としての娘に対する愛情と、皇嗣という者のお子様である者にかかってくるノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)としての行動と両方の間の、相剋のようなつらい立場に皇嗣殿下はあられるんだなと思った」と感想を述べた。

そのうえで伊吹氏は「小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に、やはり皇嗣殿下がおっしゃってるようなご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福の上に、ご結婚にならないといけないんじゃないか」として、母親の元婚約者との金銭トラブルをめぐる小室圭さんの姿勢に異例の苦言を呈した。

また、伊吹氏は「国民の要件を定めている法律からすると、皇族方は、人間であられて、そして、大和民族・日本民族の1人であられて、さらに、日本国と日本国民の統合の象徴というお立場であるが、法律的には日本国民ではあられない」と説明し、「眞子さまと小室圭さんの結婚等について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかいうことをマスコミがいろいろ書いているが、法的にはちょっと違う」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69b8d5383d5c389f77efb52f9cf4ee262b645df0
「小室圭さんはしっかりご説明を」 伊吹元衆院議長
12/3(木) 17:30配信

■伊吹文明・元衆院議長(発言録)

 (秋篠宮家の長女の)眞子さまと小室圭さんの結婚について、結婚は両性の合意であるとか、幸福の追求は基本的な権利であるとかマスコミがいろいろ書いている。ノブレス・オブリージュ(高い地位にある者の責務)というか、そういうお立場であるがゆえに課されている制限というつらいお立場のもとにおられる。それだけに小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前にご説明を国民にしっかりとされて、そして国民の祝福のうえにご結婚にならないといけないんじゃないか。(3日、二階派の総会で)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/dcfe57f3f56d00d43f3e27a1c20a5353e6914b2e
自民・伊吹氏「小室氏は国民にしっかり説明を」 眞子さまのご結婚
12/3(木) 16:02配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は3日の二階派(志帥会)会合で、秋篠宮さまが長女の眞子さまのご結婚を「認める」と述べられたことに関し、「父親としての娘に対する愛情と、ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)としての行動の間で、相剋のような辛いお立場に皇嗣殿下はあられると思った」と述べた。

 その上で、「(婚約内定相手の)小室圭さんは、週刊誌にいろいろ書かれる前に説明を国民にしっかりとされて、国民の祝福の上にご結婚にならないといけないのではないか」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/74f58ca56c9556a2c748a6030e189cfb028d0dbb
伊吹元衆院議長、小室圭さんへ「国民にしっかり説明を」
12/3(木) 19:18配信

 自民党の伊吹文明・元衆院議長は3日の二階派の会合で、秋篠宮さまが長女眞子さまと小室圭さんの結婚を認める発言をされたことに関し、「秋篠宮さまは結婚までに(金銭問題について)十分な説明をしなければいけないとも言われた。小室さんは週刊誌に書かれる前に、ご説明を国民にしっかりとされ、国民の祝福の上にご結婚にならないといけない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/268428edcef38098119d0ce03128c1ca5788525d
小室さんは説明を 自民・伊吹氏
12/3(木) 15:56配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は3日の二階派会合で、秋篠宮さまが長女眞子さまと小室圭さんの結婚を認める発言をされたことに関し、「秋篠宮さまは(金銭問題に関して)結婚までに十分な説明をしなければいけないとも言われた。小室さんは週刊誌にいろいろ書かれる前に説明をしなければいけない」と指摘した。

5857名無しさん:2020/12/04(金) 01:45:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9537cbe1ba53a8b45d6f5feed3314eaf896dda
ワタベよりアベ! 永田町では安倍前首相の〝桜疑惑〟が風雲急「菅さんは怖い」
12/3(木) 22:37配信

「アンジャッシュ」渡部建(48)の記者会見が盛り上がるなか、永田町では安倍晋三前首相(66)の〝桜を見る会疑惑〟で大騒ぎになっている。

 これは「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題。昨年までの5年間の費用の総額が2000万円を超え、このうち少なくとも800万円以上を安倍氏側が負担したとみられる。

 だが、懇親会を主催した「安倍晋三後援会」の収支報告書に懇親会に関する収支の記載はなし。東京地検特捜部は後援会の代表を務める安倍氏の公設第1秘書を政治資金規正法違反の疑いで立件する方針を固めたとされる。さらに3日には、特捜部が安倍前首相に任意の事情聴取を要請したと報じられた。安倍氏は「聞いていない」と否定している。

 安倍首相の在任中は黙殺されてきた一連の疑惑が、菅義偉首相(71)に〝代替わり〟した途端、一気に動き出した印象を受ける。一部報道では安倍氏が首相辞任後も「外交の最前線に立つ」と息巻いていたのを菅氏側が快く思わず、クギを刺しにいったとも報じられているが…。

 元衆院議員でタレントの上西小百合氏(37)は本紙取材に「さすがに菅さん主導でここまで露骨にやるとは思えない」と否定的な見方をしつつも「特捜部が『桜(の疑惑)をやりたい』といって、菅さんが止めるのもおかしな話。そこは我関せずのように見せるのでは? 菅さんが表立って関与するとしたら、安倍さんの国会招致を止める時くらいでしょう」と推察した。

 上西氏いわく、約5年間の議員生活でわかったのは、実力者になればなるほど「腹の内は絶対に見せない」ことだという。

「今の政治家で言ったら、菅さん、二階(俊博)さん、あと間近で見てきた小沢一郎さん。この3人は怖いですよ。小沢さんなんか、言ってることとやってることが違い過ぎて『この人、二重人格なんかな』と思ったほどです(笑い)」

 そこへ行くと、安倍前首相は「ある意味、純粋でわかりやすかった」。上西氏は一気に動き出した〝桜疑惑〟について「さすがに安倍さん本人の立件はないとは思いますが、気付けば身動きが取れなくなっている。これが政治。菅さんも最初は〝安倍政治〟を踏襲すると言っていたけど、結局は自分のやりたいようにやりたい。今回の件に乗じて一気に自分の色を出していくのでは」と指摘した。

東京スポーツ

5858名無しさん:2020/12/04(金) 21:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc8b04e04a6b316d1dcc3fa76f34e5891c9826b3
二階氏が会長だからGoTo優遇?首相「特別じゃない」
12/4(金) 19:49配信

 4日にあった菅義偉首相の記者会見では、最後の質問が「Go toトラベル」についての質問だった。記者が自民党の二階俊博幹事長の名前を挙げて「全国旅行業協会の会長を務め、強く推進している。結果的にほかの業界に比べて優遇してないか」とただした。

 菅義偉首相は「そもそも観光関連の方が約900万人いて、全国にホテルや旅館、従業員、お土産の製造、販売される方などが観光を支えている。観光に従事している方が地域を支えているのも事実」と指摘。「5、6月は稼働率が1割とか2割だった。そうした人たちがこのままいったら事業を継続できないという状況の中でGo toをさせていただいた。二階幹事長が特別ということじゃなくて」と答えた。

 また会見の最後、首相官邸側は「現在挙手している記者で希望があれば、各1問をメールなどで送れば首相の答えを書面で返させていただく」と伝えた。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/3e78226f4ca9f07d046c1617b3f7730f5ae2dae8
「二階幹事長が特別ということではない」菅総理、GoToトラベルにおける自民党の観光業界優遇を指摘され「地域経済に何が一番役立つかで判断」
12/4(金) 19:17配信

 菅総理大臣がさきほど、臨時国会が明日閉幕することを受けて会見を開き、GoToトラベルについて「強く推進する二階幹事長は、全国旅行業協会の会長として務めている。結果的に他の業界に比べ、自民党はトラベル業界を優遇するのではないかと思う国民はいるのではないか」などと問われ、「二階幹事長が特別ということではなく、何が地域の経済を支えるのに一番役立つのかなというところで判断をさせていただいた」などと述べた。

 菅総理はこの問いに対して「そもそも日本には観光関連の方が約900万人いる。全国にホテルや旅館、さらには従業員の方、そしてお土産を製造する、あるいは販売をする方。農林水産品を納入する方など、地域で活躍する方が観光を支えているということも、観光に従事している方が地域をしっかり支えて頂いているのも事実。その中でGoToトラベルを政府としては実行に移してきているところ。地域の中でそうした生活をしている人が、このGoToトラベルによって5月、6月は稼働率が1割とか2割だったんです。そうした人たちは、このまま行ったらまさに事業を継続することができないという状況の中で、私どもはGoToトラベルをさせていただいて今に至っている。二階幹事長が特別ということではなく、何が地域の経済を支えるのに一番役立つのかなというところで判断をさせていただいた」などと説明をした。(ABEMA NEWS)

5859名無しさん:2020/12/04(金) 21:33:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/e6703d5cdf9bea8ccb3c4b0b05f7c5cb4c4dded2
首相動静(12月4日)
12/4(金) 7:05配信

 午前6時54分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同56分、官邸着。
 午前9時19分から同29分まで、太田充財務事務次官。
 午前9時44分から同54分まで、総務省の黒田武一郎事務次官、稲岡伸哉自治税務局長。
 午前10時1分から同16分まで、閣議。
 午前10時18分から同27分まで、武田良太総務相。同28分から同33分まで、西村康稔経済再生担当相。
 午前10時36分から同49分まで、自民党の「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」会長の甘利明同党税調会長ら。同50分から同11時9分まで、甘利同党税調会長、住沢整財務省主税局長。同34分から同42分まで、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、秋葉剛男外務事務次官。
 午後0時7分、官邸発。
 午後0時15分、東京・赤坂の竹下ビル着。同ビル内のそば店「赤坂 観世水」で渡辺美喜男リベラルタイム出版社代表取締役編集長、和里田聡松井証券社長と会食。
 午後0時38分、同所発。同42分、官邸着。
 午後2時14分から同24分まで、自民党の「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」本部長の二階俊博同党幹事長ら。同25分から同36分まで、同党の二階幹事長、林幹雄幹事長代理、下村博文政調会長。同52分、官邸発。同54分、国会着。同55分、衆院本会議場へ。同57分から同58分まで、新藤義孝自民党政調会長代理。同3時2分、衆院本会議開会。同10分、衆院本会議散会。衆院本会議場を出て、同11分から同25分まで、衆院の大島理森、赤松広隆正副議長、高木毅議運委員長、与野党各会派にあいさつ回り。自民党の森山裕、公明党の高木陽介両国対委員長同行。同29分から同46分まで、参院の山東昭子、小川敏夫正副議長、水落敏栄議運委員長、与野党各会派にあいさつ回り。自民党の末松信介、公明党の秋野公造両参院国対委員長同行。
 午後3時48分、国会発。同50分、官邸着。(了)

5860名無しさん:2020/12/04(金) 21:34:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/9c6aeb9f3fb4edd8c9fb41b1d88db82d6d743c5c
安倍氏「桜」問題への対応、「ポスト菅」に温度差
12/4(金) 7:25配信

 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会をめぐり、東京地検特捜部が安倍氏の公設第1秘書を立件する方針を固めたことを受け、自民党内で安倍氏の存在感の低下は避けられない情勢だ。菅義偉首相の後継を狙う岸田文雄前政調会長や野田聖子幹事長代行らは、安倍氏との距離の取り方をめぐり、対応が分かれている。

 「報道は承知しているが、正式に司法からの発表があったわけではない。コメントは差し控えたい」

 自民党の森山裕国対委員長は3日、特捜部が公設秘書を立件する方針を固めたとの報道について、こう述べるにとどめた。

 ただ、憲政史上最長政権を築き上げ、長らく党の顔だった安倍氏に絡む問題の広がりに、政界は浮足立っているのが現実だ。立憲民主党の安住淳国対委員長は同日、森山氏に「きちっと説明責任を果たしてもらわないと(来年1月の)通常国会はすんなりスタートできない」などと迫った。国民民主党の玉木雄一郎代表も記者会見で「(今回の疑惑に関する)安倍氏の答弁は嘘だった。政治責任は免れない」と非難した。

 「ポスト菅」を目指す自民党の面々の受け止めはさまざまだ。

 岸田氏は最近、安倍氏が会長を務める経済政策に関する議員連盟の会長代行に就任するなど距離を詰めている。記者団には「安倍氏の活躍に期待する声もたくさんある。私も引き続き連携や協力をすることができればと思う」と気遣いを見せた。

 ただ、領袖を務める岸田派(宏池会)内には、疑惑について「悪質だ」(中堅)と眉をひそめる向きもある。それでも、党内最大派閥の細田派(清和政策研究会)を地盤とし、衆院初当選同期でもある安倍氏は、次期首相を目指すうえで頼みの綱でもある。岸田氏は捜査の行方を冷静に見守る考えだ。

 一方、岸田氏と同じく、安倍氏と当選同期の野田氏は11月29日のNHK番組で「安倍氏が自らの言葉で説明責任を果たしていくべきだ」ときっぱりと語った。安倍氏と対峙してきた石破茂元幹事長も先月27日付のブログで「真実を積極的に明らかにすることと捜査の支障になることは同じではない」と書き込み、詳細な説明を求めた。

 安倍氏の影響力はいまだ衰えていないだけに、関係者の目は捜査の行方にくぎ付けとなっている。(永原慎吾)

https://news.yahoo.co.jp/articles/663a4529a28ede32554bc18f59561b4cc2f0174b
石破氏「大臣室で現金、ありえない」
12/4(金) 6:00配信

■自民党・石破茂元幹事長(発言録)

(吉川貴盛・元農林水産相の金銭授受疑惑をめぐり)私も農林水産相をやっていたが、「ニワトリの飼い方を厳しくしないでくれ」とか「価格の下落を抑えてくれ」という話は私の時代からあった。(報道が)事実だとすれば、大臣室で現金がやりとりされるというのは常識から言ってありえない。大胆を通り越しているとしか言いようがない。

 (安倍晋三前首相側が「桜を見る会」前日に開かれた夕食会の費用を一部負担した問題をめぐり)政治倫理綱領には疑惑をもたれた時は、自ら進んでそれを解明しなきゃいけないとある。与党野党は関係ない。「自分は潔白ですよ、間違いないですよ」と説明することが、何で捜査の支障になるのか私にはよく分からない。

 言っていることが「なるほど、そうだね」と明らかになれば、本来やるべき社会保障やコロナ、外交、安全保障、そういうことにもっと議論が集中できる。それが国のためではないか。(3日夜、BS―TBSの報道番組で)

朝日新聞社

5861名無しさん:2020/12/04(金) 21:34:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5c1f2464891a1e6aee8acac54cf04166128b41b
「憲法改正」へ問われる菅首相の姿勢 安倍前政権では憲法論議が行われず
12/1(火) 16:56配信

 【ここがヘンだよ 日本国憲法】

 安倍晋三前政権では、国会の憲法審査会が開催されず、憲法論議が行われなかった。

 菅義偉首相誕生に伴って、憲法についての自民党・公明党連立政権合意は、「衆議院・参議院の憲法審査会の審議を促進することにより、憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成に努める」となった。

 自民党の佐藤勉総務会長は「菅首相は、安倍政権を踏襲するのが基本だ。憲法改正に邁進(まいしん)するという意思表示と受け取っていただいて結構だ」と述べている。

 日本維新の会の片山虎之助共同代表は10月30日の代表質問で、「現憲法は今日まで、国民投票も行われていない。当面行うべきことは、国民投票法改正案を早急に成立させ、各会派の憲法改正案を国民の前に開陳することだ」と述べた。

 注目すべきは、国民民主党の玉木雄一郎代表が9月15日、新党結党の記者会見で、「私たちは憲法審査会の審議を拒否することはない。国会での議論を牽引(けんいん)していく」と強調したことだ。

 同党の山尾志桜里憲法調査会長も9月24日の記者会見で、「新しい時代の新憲法草案」のたたき台を年内めどに出すと述べたうえで、「みんなでベストのものに作り上げていく。改正が必要なものを世論に喚起して国民対話のスタートラインとしたい」といい、憲法調査会の議論は完全フルオープンにすることを約束した。

 一方、立憲民主党の枝野幸男代表は9月30日の記者会見で、記者から「菅政権のもとでの憲法改正に反対していくのか」と聞かれ、「自民党がどういう対応されるのか見えない状況なので、答えようがありません」と語った。

 ただ、同党を支持する「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」が9月19日に公表した要望書には、「自民党が進めようとしてきた憲法『改定』とりわけ第9条『改定』に反対し、改憲発議そのものをさせないために全力を尽くす」との相変わらずの内容だった。

 自民党では、新たに衛藤征士郎元衆院副議長を党憲法改正推進本部長に、細田博之元幹事長を衆院憲法審査会長が就任した。

 安倍前首相は9月28日、都内で開かれた出身派閥である細田派のパーティーに出席し、「自民党の悲願である憲法改正に向け、大きな力を発揮してほしい」と期待を述べた。

 菅首相は9月26日、国会での所信表明演説で、「国の礎である憲法について、そのあるべき姿を最終的に決めるのは、主権者である国民の皆さまです。憲法審査会において、各政党がそれぞれの考え方を示した上で、与野党の枠を超えて建設的な議論を行い、国民的な議論につなげていくことを期待いたします」と述べている。

 憲法改正の行方は、今後の国会での憲法論議にかかっている。=おわり

 ■田村重信(たむら・しげのぶ) 政治評論家。1953年、新潟県生まれ。拓殖大学卒業後、宏池会(大平正芳事務所)を経て、自由民主党本部勤務。外交・国防・憲法・インテリジェンスのスペシャリストで、政調会長室長、総裁担当などを歴任する。7月末で退職。現在、日本国際問題研究所客員研究員、拓殖大学桂太郎塾名誉フェロー、国家基本問題研究所客員研究員などを務める。著書に『ここが変だよ 日本国憲法!』(内外出版)、『秘録・自民党政務調査会16人の総理に仕えた男の真実の告白』(講談社)、『気配りが9割』(飛鳥新社)など多数。

5862名無しさん:2020/12/04(金) 23:08:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/57c31031cecdb8d6049311043249400d0af605bf
田崎史郎氏 安倍前首相の事情聴取に「三たび首相に挑戦しても…という声も出てきた。そういう中で」
12/4(金) 14:37配信

 政治ジャーナリストの田崎史郎氏が4日、TBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜の夕食会を巡る疑惑に関してコメントした。

 安倍晋三前首相側が夕食会の参加費で賄えなかった費用計900万円余りを補てんしたとされる問題で、東京地検特捜部は臨時国会が5日の会期末で閉会した後、安倍氏本人から事情聴取する方向で調整している。 

 MCの恵俊彰(55)に「事情を聴かれるってことは珍しいんですか?」と聞かれた田崎氏は「非常に珍しいことです。過去に例はありますが」と言い、「やはり安倍前総理に対して、三たび首相に挑戦しても…という声も出てきた。そういう中で安倍さんが現職総理大臣の時代の問題で、やめた後もこういうことに問われるってことになると、あれでよかったのかなってことも出てくるわけですね。そういう意味できついですよ」と述べた。そして「2つの問題があって今問われているのは法律上の責任がどうなのかって問題。もう1つは国会で虚偽答弁を重ねていたこと。こちらの方は別途、国会で与野党の間できちんとしなければいけない問題としても残っている」とし、国会が閉会になることから「来年の通常国会でしょうね」とした。

5863名無しさん:2020/12/04(金) 23:09:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/706f86ce464e0e2d90071a4ed5eb36ee877a9174
二階、麻生氏が会談 自民
12/4(金) 22:39配信

 自民党の二階俊博幹事長と麻生太郎副総理兼財務相は4日夜、東京都内の日本料理店で会談した。

 今後の政権運営をめぐり意見交換したとみられる。会談には、二階派の林幹雄幹事長代理、麻生派の松本純国対委員長代理が同席した。

5864名無しさん:2020/12/06(日) 14:58:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/c355268ee8a9436728a6f0fed5ae4218a8d9fafc
河村元官房長官が虫垂炎で入院 地元山口県の会合にビデオレターで「ご安心いただきたい」
12/5(土) 23:05配信

 自民党の河村建夫元官房長官(78)=衆院山口3区=が、5日に宇部市で開いた衆院議員在職30周年を記念した政経セミナーを欠席した。急性虫垂炎の緊急手術を受けたためで、現在は入院中という。ビデオレターを寄せ「元気なのでご安心ください」と支援者たちに早期復帰を強調した。

 冒頭で参加者約300人に秘書が容体を説明。2日の夜半から3日の未明にかけて腹の調子が悪くなり、都内の病院で急性虫垂炎の手術を受けたという。会場では4日に病室で撮影した河村氏の映像が流れ「一日も早く復帰したいと思って、治療に専念している。ご安心いただきたい」と笑顔を見せた。早ければ来週末にも退院できるという。

 会には、同じ二階派の武田良太総務相が講師で出席し、河村氏の実績や存在感をたたえた。「一説によれば、こんないい人をいじめている人もいるようです。しっかりとお支えしたい」と、山口3区に転身が取り沙汰されている自民党で岸田派の林芳正元文部科学相(59)=参院山口=を意識した発言もあった。

 この日は、林氏の元秘書の宇部市長たち3区内の首長は議会の会期中を理由に欠席した。

中国新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/6ad212f0f4dc81153718d990acd7286edf5a18d9
安倍昭恵氏がいま「山口出身議員の妻たち」から恐れられている、驚きの理由
12/6(日) 8:01配信

夫人の姿が見当たらない
 11月22日投開票の山口県宇部市長選で、林芳正参院議員の元秘書・篠崎圭二氏が当選した。

 次の総選挙で衆院鞍替えを狙う林氏は、山口3区が地盤の河村建夫衆院議員と反目しており、河村氏の支持者はこの市長選で対立候補を支援。両氏の事実上の代理戦争を、林氏が制した形だ。

 だが、林氏に順風が吹く中で、地元関係者にこんな話が広がっている。林氏の妻・裕子夫人の評判がいまいちなのだ。

 「裕子さんは東大からマサチューセッツ工科大を出て、いまは山口大学の教授。すごく頭のいい方だけど付き合いがあまり良くなくて、地元の『芳正を総理にする女将会』にも来ないんです。今回も芳正さんは応援に入っていたけど、裕子さんの姿は見えなかった」(自民党山口県連関係者)

 一方、同じ山口で圧倒的な人気を誇るのが安倍前総理の妻、昭恵夫人だ。

 「昭恵さんは私たちの前でも酔っぱらって『主人に怒られる〜』とワンワン泣くんです。かと思ったら、晋三さんが総理で帰れない間はずっと地元回りをしていた。裕子さんも昭恵さんを見習って、もっと心を開いて支持者と接したらいいのに」(前出の自民党山口県連関係者)

 地盤が重なる安倍家と林家は長年、市議選や市長選で鎬を削ってきた。

 「次の衆院選では安倍家が河村さんにつくかもしれない。前総理の当選は盤石ですから、もし山口3区に昭恵さんが応援に来れば河村陣営に票が流れる」(自民党山口県議)

 林氏の前に、意外な女性が立ちはだかる。

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5865名無しさん:2020/12/06(日) 14:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/d0656251c47f82f89b97f39c954e5421bc3e5034
大ピンチの岸田文雄、地盤固めの「苦肉の策」に広島の現場はザワついている…!
12/5(土) 8:01配信

公明党が「広島3区」に本腰を入れた
 自民党の岸田文雄前政調会長が窮地に陥っている。原因は自身のお膝元である「広島3区」問題だ。元は公職選挙法違反事件で逮捕された河井克行被告の選挙区である。

 「公明党が広島3区に斉藤鉄夫副代表を擁立しようとしているのです。公明党は前回の衆院選で比例区の得票が初めて700万票を割りました。比例区での議席獲得は限界にきており、少しでも小選挙区で議席を取りたいという背景がある。

 さらに『平和の党』を標榜する公明党にとって、広島の選挙区で議席を獲得するのは悲願でもある。11月22日に山口那津男代表が広島3区入りするなど、本腰を入れています」(全国紙記者)

 対して自民党の広島県連も、広島3区の後任候補の公募を行っており、衝突は避けられない。しかし、この公明党の動きを菅義偉総理、二階俊博幹事長はあえて黙認しているようだ。

 「広島は岸田派の所属議員が多い『お膝元』であり、岸田氏の求心力を削ぐ狙いがある。派閥内では『露骨な岸田派つぶしだ』と怒りの声があがっている。そこで、岸田派内では、対抗手段として岸田氏の長男の翔太郎氏を広島3区に擁立するという案が浮上しているのです」(自民党議員)

 岸田翔太郎氏は、現在29歳。広島の名門・修道高校を経て、慶應大学法学部を卒業。現在は父の秘書を務めている。地元の名門校出身で、長身のイケメン。選挙向きかと思いきや、そう簡単にはいかないようだ。

 「現在、岸田氏が広島1区を選挙区としています。そこに、自身が政界引退するわけでもないのに息子を擁立するなど、党内からの大反発は避けられません。特に二階さんが黙っているわけがないでしょう。

 結局、岸田氏が候補者調整に奔走し、実力で公明党に勝つしかない。選挙区を失えば面目は丸つぶれで、派閥は空中分解することになる」(前出・議員)

 負ければ岸田氏は、今度こそ一巻の終わりだ。

 『週刊現代』2020年12月5日号より

週刊現代(講談社)

5866名無しさん:2020/12/06(日) 20:02:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/91d8f3a5e9ff9da48ecea2506ba9e12e6371f644
麻生、二階両氏が会食
12/4(金) 23:11配信

 麻生太郎副総理兼財務相と自民党の二階俊博幹事長は4日夜、東京・赤坂の日本料理店で会食した。党内情勢などについて意見を交わしたとみられる。会食には、麻生派(志公会)の松本純国対委員長代理と二階派(志帥会)の林幹雄幹事長代理も同席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/19c7588fe069328c854059a47c19e722c0f7fea2
首相「ちょっと仕事に慣れた」 国会答弁も「落ち着いて対応できるように」 自民党参院議員と懇談
12/5(土) 17:20配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は5日、都内のホテルで自民党参院議員と懇談した。出席議員によると、首相は初の本格的な国会論戦となった臨時国会での答弁について「徐々に落ち着いて対応できるようになった」と語ったという。国会答弁以外に関しても「ちょっと仕事に慣れた」と話した。首相と面会したのは柘植芳文参院議員ら3人で、首相と同じ無派閥。6日に誕生日を迎える首相に祝意を伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c3f8731eafbaf109837d0dbe237ca24829b55e2c
自民石破派の存続固まる 結束に期待、会長空席で集団指導
12/6(日) 17:52配信

 自民党石破派(水月会、19人)は、会長空席のまま派閥を存続させる方向性を固めた。石破茂元幹事長が10月22日に派閥会長を辞任して1カ月半。派閥を維持するか解散するかで揺れたが、来年の衆院選や党総裁選に備え、結束を求める声が広がった。後任会長は置かず集団指導体制を取る。

 3日、山本有二元農相、平将明元内閣府副大臣ら8人が今後について話し合い(1)派閥存続(2)メンバーの結束―を求めていく考えで大筋一致した。派の正式な意思決定ではないが、他のメンバーにも同調を呼び掛ける。

5867チバQ:2020/12/07(月) 17:27:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/950a172a05ef11f6218b039a1f6b2323ef1ca8ff
元農水相に現金疑惑 贈収賄適用、焦点は? 業界に利益/大臣の権限
12/7(月) 1:12配信
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元農林水産相の吉川貴盛衆院議員=2018年12月(春名中撮影)
 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表(87)が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に現金500万円を提供した疑惑で、元代表は吉川氏を含む政治家らに鶏卵業界の実情を訴えるなどしていたことが判明。大臣の職務権限は広いとされ、元代表も現金提供に違法性を認識していたとされる。疑惑に贈収賄罪が適用されるには、現金提供が、吉川氏による元代表側への便宜供与の「対価」となっているかどうかがポイントとなる。

 元代表は家畜にとってストレスの少ない飼育環境を目指す「アニマルウェルフェア」(AW)をめぐり、国際獣疫事務局(OIE、本部パリ)が策定を進める国際基準案について「積極的なロビー活動」(業界関係者)を行っていた。

 OIEが2018年9月、具体的な国際基準の2次案を作成。鶏の習性に配慮して止まり木や巣箱の設置が義務付けられ、日本で約9割を占めるとされるケージ飼育の見直しが迫られる内容となった。

 設備投資に大きな資金負担が生まれることもあり日本の養鶏業界は猛反発。農水省もOIEに反論し、2019年9月の3次案では、止まり木と巣箱の義務化は見送られた。結果として元代表側の思い通りとなったが、見直しはアキタ社のみならず業界全体の利益につながったと言える。

 元代表側は大規模生産者に対する鶏卵価格下落時の「価格差補填(ほてん)事業」の拡充も要望し、吉川氏の農水相在任中に概算要求が提出され、実現の方針が決まっていた。対象となる大規模生産者は、同省によると、2000戸以上の生産者のうちの3〜4割を占めるという。AWの件と同様、アキタ社だけではなく業界の多くの業者の利益につながった。

 ある検察OBの弁護士は「仮に吉川氏が業界全体に便宜を図っていたとしても、元代表の現金の見返りと認定できるのか」と指摘する。

 一方で、ある検察幹部は「業界の利益は、その中にいる以上、元代表の利益にもなるのではないか」と話す。

 AWについてのOIEの国際基準案に対する農水省の反論も、価格差補填事業の大規模生産者に対する支援拡充も、「既定路線で、政治家の働きかけは必要なかったのではないか」とする声も聞かれる。

 国際基準案に農水省が反発したことに、業界関係者は「欧州では過度にAWの考え方が広まっているだけで、日本のみならず米国やアジア・アフリカ諸国は2次案に反対していた」とし、「農水省が反対するのは当たり前で、誰かの口添えなどは必要ないのではないか」と説明する。

 農水省の担当者も「巣箱の設置などは日本の湿度の高い環境では菌の増殖などの問題があり、業界の意向と関係なく、国として認めるわけにはいかない」と話す。価格差補填事業の大規模生産者に対する支援拡充についても、農水省は「格差を無くしただけで、特定の業者だけを対象にしたものではない」とする。

 ただ、たとえ国の既定路線で政策に大きな影響を及ぼしていなくても、職務権限があれば立件される可能性はある。東京地検特捜部が昨年末以降に手がけたIR汚職事件では、中国企業側から総額760万円相当の賄賂を受け取ったとして、収賄罪などでIR事業を担当する内閣府副大臣だった衆院議員、秋元司被告(49)が起訴された。秋元被告は日本のIR事業への参入を目指していた贈賄側に担当者の紹介などをしたとされるが、「便宜は図っていない」と無罪を主張している。

 検察OBの弁護士は「近年の特捜部は具体的な影響力を及ぼしていなくても、大臣などの立場の人間であれば職務権限があると認定している」と指摘。「吉川氏は農水相だったため、広い権限があり、少しでも元代表側に有利な取り計らいをしていれば見過ごさないのではないか」と話している。

5868とはずがたり:2020/12/07(月) 20:03:52
自民各派、疑惑続出に動揺=安倍氏説明要求の声
時事通信 / 2020年12月3日 22時7分
https://news.infoseek.co.jp/article/201203jijiX712/

 自民党の吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が浮上したのに続き、「桜を見る会」前夜祭問題で東京地検特捜部が安倍晋三前首相に任意聴取を要請したと報道され、党内で3日、動揺が一段と広がった。各派幹部からは両氏に説明を求める声が上がった。

 竹下派の竹下亘会長は派閥例会後、安倍、吉川両氏について記者団に「説明責任があるのは当たり前だ。どこかの時点で話すと強く期待している」と強調。岸田派の岸田文雄会長は吉川氏に関し、「政治の信頼という点で重大、深刻な問題だ。どう説明するか注視しなければならない」と語った。

 吉川氏が事務総長を務めていた二階派も定例の総会を開いたが、金銭疑惑は話題に上らなかったという。公職選挙法違反事件の河井案里被告(参院議員)とカジノ汚職事件の秋元司被告(衆院議員)は自民離党後も特別会員として同派に所属。ベテランは「衆院選でかなりの逆風になる」と語った。石破派中堅は「問題は二階派ばかり。反省がない」と厳しく批判した。

 石破茂元幹事長はBS―TBS番組で「事実とすれば、大臣室で現金のやりとりなど常識からいってあり得ない」と指摘した。

 加藤勝信官房長官は記者会見で、安倍氏について「国会でできる限りの説明をした。捜査には全面的に協力していく旨を述べた」と語るにとどめた。

 一方、立憲民主党の福山哲郎幹事長は記者団に、改めて安倍氏の国会招致を主張した上で「次から次へと問題が出てくるのは菅政権に引き継がれた体質だ」と非難。共産党の志位和夫委員長は会見で、吉川氏の農水相在任中に菅義偉首相は官房長官だったとして「菅政権、自民党執行部に重大な責任がある」と断じた。 

[時事通信社]

5869名無しさん:2020/12/07(月) 21:15:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/415e92b6c65082110719b37e5992aabec297614d
自民、改憲原案の作成見送り 「強硬派」衛藤氏を抑え込み
12/7(月) 7:09配信

 自民党は、党独自の憲法改正原案の策定を見送る方針を固めた。

 衛藤征士郎憲法改正推進本部長の目標だったが、自民党が独走すれば野党を刺激し、かえって国会での改憲論議が停滞しかねないと懸念する周囲がひとまず抑え込んだ形。ただ、衛藤氏の改憲への熱意は冷めておらず、今後の方針をめぐる党内の綱引きは続きそうだ。

 衛藤氏は就任から間もない10月、記者団に「年末までに改憲原案を策定して憲法審査会に届けたい」と表明。党に起草委員会を設置し、自衛隊の9条明記など改憲案4項目の条文化を打ち出した。

 これに驚いたのが足元の自民党。それまで4項目を土台に与野党で改憲項目の絞り込みなどを進め、合意事項の条文化を図る段取りを想定していたからだ。衛藤氏の方針は従来路線からの転換を意味するため、党内では「条文づくりは野党との協議で進めること」(幹部)との声が相次ぎ、党独自の原案策定作業は進んでいなかった。

 改憲国民投票法改正案をめぐる議論に進展の兆しが出てきたことも大きい。自民、立憲民主両党は改正案に関し、来年1月の通常国会で「何らかの結論を得る」ことで合意。自民党としては改正案成立を優先し、条文化は行わないことにした。

 自らを取り巻く状況の変化などを受け、衛藤氏は周囲に「(改正案を優先する党の方針に)けちをつけるのは控えないといけない」と語り、党としての原案策定を見送る考えを明かす。ただ、「年内に個人的私案を用意する」とも語るなど、なお諦めていないのも事実だ。

 2日の民間団体の改憲派集会でも「一部にちゅうちょする政党があっても国民に改憲を提案し、その意思を問うことは当然だ」と主張。今後、慎重に進めようとする党方針と衛藤氏がぶつかれば、党の改憲戦略が迷走する可能性もある。 

最終更新:12/7(月) 7:09
時事通信

5870名無しさん:2020/12/07(月) 22:55:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ab678e65dddad016ac61feb53b0882e598f98c2
吉川元農相巡る疑惑 野党が農水省を合同ヒアリング
12/7(月) 19:05配信

立憲民主党など野党は7日、鶏卵生産王手「アキタフーズ」グループ元代表からの現金受領疑惑が浮上したる吉川貴盛元農相に関する農水省への合同ヒアリングを国会内で開いた。

座長を務めた立民の奥野総一郎議員らの質問に対し、出席した農水省担当者は、吉川氏に関わる内容について「捜査中活動の範囲でもあるためコメントを差し控えさせていただきます」の一点張り。事前に求められていた接見記録提出などにも応じなかった。

野党側は(1)吉川元大臣が関与したかどうか(2)決算文書(3)政策決定過程の分かる文書など、農水省側に宿題を課した。

一方、自民党の二階俊博幹事長は会見で、自身が率いる二階派所属の吉川氏について「まだ本人から事情を十分聴いていない。聴いた上で判断したい」と言及。吉川氏の説明責任に関しては「本人が今後対処する」と述べるにとどめた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d275167cd143d55bed6786f07b63a9f6bad7d9e0
自民二階幹事長、通常国会1月18日召集を明言
12/7(月) 17:30配信

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で、来年の通常国会が1月18日に召集されることを明らかにした。政府・与党は新型コロナウイルス対策を盛り込んだ今年度第3次補正予算案を1月中に成立させたい考えだ。

 二階氏は「1月18日召集で進めたい。国民生活を守ることが最重要課題だ。コロナも当然その一環として対応したい」と述べた。

 通常国会の会期は150日のため、18日に召集されると、会期末は6月16日となる。【野間口陽】

5871チバQ:2020/12/08(火) 10:58:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a530c8b677ce81f2b972b57d7cbd2de9b795816
内閣支持急落に政府が危機感 GoTo批判、与党にも
12/8(火) 7:05配信
5804



 報道各社の12月の世論調査で菅内閣の支持率が急落し、政府・与党が危機感を強めている。

 新型コロナウイルス感染者の急増に的確に対処できておらず、相次ぐ「政治とカネ」の問題も影響しているとの見方が出ている。与党内からは、需要喚起策「Go To」キャンペーンが感染を広げているとみて問題視する声も出始めた。

 読売新聞の4〜6日の調査によると、支持率は前月から8ポイント減の61%。JNNが5、6両日に実施した調査では同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。公明党の山口那津男代表は記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。政治資金規正法などの違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

 一方、首相官邸で首相を補佐する岡田直樹官房副長官は7日の会見で、Go Toについて「感染拡大に留意しながら弾力的、臨機応変な運用を図る」と理解を求めた。

 先の臨時国会で首相を攻めあぐねた野党はほくそ笑んでいる。立憲民主党幹部は「Go Toを含むコロナ対策と疑惑で政府・与党への不信が広がった」と断じ、共産党の小池晃書記局長は会見で「首相がコロナ対応で迷走する姿に国民が失望している」と語った。

5872チバQ:2020/12/08(火) 11:03:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/732cbe4caf31208ee48a3997509b2bac7ddbf479
上野通子参院議員、約2年にわたり事務所費不記載 政治資金収支報告書
12/8(火) 5:32配信




上野通子参院議員
 自民党の上野通子参院議員(栃木県選出、2期)が代表を務める「自民党栃木県参院選挙区第1支部」が、宇都宮市内にある事務所を親族から無償提供されていたのに、2年間にわたり政治資金収支報告書に記載していなかったことが判明した。毎日新聞の取材に上野氏は不記載を認め、近く報告書を訂正するとしている。

【写真】安倍首相主催の「桜を見る会」(2019年4月)

 上野氏によると、事務所は同市泉町の4階建てのビルの一室で、2020年8月にこのビルが取り壊されるまで使われていた。登記簿では事務所の土地と建物の大部分を上野氏の母親と子どもが所有しており、4%分だけが上野氏の持ち分となっている。

 16、17年の同報告書では、いずれも12月に事務所賃料として母親に30万円を支出していたが、18、19年の報告書には記載がなく、無償で使用してきたという。

 総務省は無償提供の場合にも報告する必要があるとしており、上野氏は毎日新聞の取材に「実母と実子に家賃を支払えば、親族に政治資金が還流しているなどという者もいるので、家賃は支払わずに使用していた。近隣相場を確認し、適切に修正する予定」と文書で回答した。

 上野氏は栃木県議を経て、10年の参院選で初当選し、文部科学政務官や副文科相などを務めた。母親は文星芸大などを運営する学校法人・宇都宮学園の元理事長。【李舜】

5873チバQ:2020/12/08(火) 17:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/4d47c507425456cbfb5c3d0a0de1c21d638c8861
西川内閣官房参与 参与辞任の意向固める
12/8(火) 15:17配信
1226




Nippon News Network(NNN)
菅内閣の内閣官房参与を務める西川公也元農林水産大臣が、参与を辞任する意向を固めたことが分かりました。

西川内閣官房参与は8日、自民党幹部に対し「一連の報道で迷惑をかけた責任をとりたい」として、内閣官房参与を辞任する意向を伝えたということです。

吉川元農水大臣が鶏卵生産会社「アキタフーズ」の前会長から現金を受け取った疑惑に関連して、西川氏はアキタフーズとの親密な関係を指摘されていました。

西川内閣官房参与は2014年の第2次安倍改造内閣で農水大臣を務めたのち、2017年の衆議院選挙で落選。その後、安倍内閣で内閣官房参与に起用され、菅内閣発足後も農林水産業の振興担当として再任されていました。

5874名無しさん:2020/12/09(水) 00:37:47
九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7319

7319 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/12/09(水) 00:37:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/353fa1eca5d34ab7a83c92f03ebe4bc39c4b2de3
「こんな首長いなかった」菅氏の懐に…福岡市長のしたたかさ
12/8(火) 11:06配信

 福岡市の高島宗一郎市長が7日、就任10年を迎えた。「独創的」とも「独善的」とも言われる政治手法や、他の首長にはない人脈を探り、今後を展望する。

   ◇    ◇ 

 9月28日昼、東京・虎ノ門のホテルにあるレストラン。高島はハンバーグを食べながら熱弁を振るった。

 テーブルを挟み、向かい合ったのは首相・菅義偉。12日前に、官房長官から政権トップの座に就いたばかり。菅は時折パスタを口に入れ、メモを取りながら聞き役に徹した。

「おこがましいことも話した」
 誘ったのは菅。秘書さえ入れず「サシ」で会食すること約1時間。福岡市がいち早く導入した、行政手続きから押印を省く「はんこレス」の取り組みや、住民投票を約1カ月後に控えていた大阪都構想など話題は多岐に及んだ。

 会食後、高島は周囲に「おこがましいことも話した」と語った。関係者によると、「おこがましいこと」とは副総理兼財務相・麻生太郎との距離感。前首相・安倍晋三を共に政権中枢で支え続けた菅と麻生だが、「不仲」も指摘される。高島は「そこが崩れたら組織が崩れる」と菅に緊密な連携を求め、菅も「そうだね」と応じたという。

菅には「市長の人たらしの『神通力』は通用しない」
 麻生や安倍と近い高島のことを、麻生系列の福岡県議は「2人の申し子」と評す。高島は第2次安倍政権との強力なパイプを追い風に、起業や国際イベント誘致に関する規制緩和を推し進めてきた。

 今年3月には官邸で安倍と面会。新型コロナウイルス感染拡大による景気減退を踏まえ、大胆な旅行割引や高速道路無料化、キャッシュレス決済のポイント還元率拡大などを提言した。一部はその後、政府事業として実現している。

 華やかさを好む安倍や麻生と異なり、実務型の菅には「市長の人たらしの『神通力』は通用しない」(高島周辺)と見る向きは少なくなかったが、高島はやすやすと菅の懐に飛び込んだ。

 菅政権発足後、高島が官邸に足を運んだのは既に3度。「たとえ大した用がなかったとしても、顔を出すのを官僚に見せるのが大事なんだ」。高島は、足しげく官邸詣でする理由を周辺にこう語っている。

 10月12日には、官房長官・加藤勝信ら4閣僚と相次ぎ会談。「政権が代わっても、国としっかり関係を築ける。こんな首長はいなかった」。市幹部は高島のしたたかさに舌を巻く。

市長就任以来の信条
 11月18日、東京都内。高島は福岡県知事・小川洋らとともに県関係の与党国会議員との懇談会に臨んだ。

 その席上、市が力を入れる国際金融センター誘致について高島が話したところ、自民党金融調査会長の衆院議員・山本幸三(福岡10区)が「私のところには誰も説明に来ない」と皮肉交じりに不満を述べた。

 高島は徹底した中央志向だが、「全方位外交」ではない。「ウイング(翼)を広げ過ぎると、『尖(とが)り』のある政策を打ち出せない」というのが、市長就任以来の信条だ。「尖り」とは、高島に言わせれば「独自性」や「しがらみのなさ」を意味する。

 高島は「尖る」ことで、自分の理念や政策に共鳴する政権幹部らと親交を深めてきた。一方で、意見の合わない相手とは中央、地方を問わず距離を置くスタイルを変えない。

 昨年3月、高島は市議会最大会派である自民党市議団などの反対を受け、「夢」とまで語ったJR博多駅と博多港を結ぶロープウエー構想を断念した。ある自民中堅市議は「相手にしてくれる政権にばかり市長が目を向けているようだと、第2の『ロープウエー』が起こる」と警告する。

 政権との蜜月関係とは裏腹に、高島の「足元」にはヒリヒリとした空気が漂っている。 (敬称略)

5875名無しさん:2020/12/09(水) 00:38:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a530c8b677ce81f2b972b57d7cbd2de9b795816
内閣支持急落に政府が危機感 GoTo批判、与党にも
12/8(火) 7:05配信

 報道各社の12月の世論調査で菅内閣の支持率が急落し、政府・与党が危機感を強めている。

 新型コロナウイルス感染者の急増に的確に対処できておらず、相次ぐ「政治とカネ」の問題も影響しているとの見方が出ている。与党内からは、需要喚起策「Go To」キャンペーンが感染を広げているとみて問題視する声も出始めた。

 読売新聞の4〜6日の調査によると、支持率は前月から8ポイント減の61%。JNNが5、6両日に実施した調査では同11.5ポイント減の55.3%と大きく落ち込んだ。いずれの調査でも、政府の感染対策を「評価しない」が「評価する」を上回った。

 自民党の二階俊博幹事長は7日の記者会見で「うれしいことではないが、一喜一憂せず現下の情勢に真剣に取り組みたい」と強調。公明党の山口那津男代表は記者団に「重症者の増加、医療体制逼迫(ひっぱく)への不安が影響している」との見方を示した。

 与党内ではGo To事業への疑問が相次ぐ。自民党参院幹部は「『感染拡大は止めたいが、Go Toは止めない』では国民は理解できない」と指摘。公明党関係者も「政府が旅行を奨励すれば国民は緩む」と感染状況悪化との因果関係を認めた。「やめればGo Toのせいだと言われる。政府は引けない」とも語った。

 自民党のある閣僚経験者は菅義偉首相の4日の会見に触れ、「コロナ対策について説明すべきことを説明していない」と批判。政治資金規正法などの違反が疑われる安倍晋三前首相の「桜を見る会」問題と吉川貴盛元農林水産相の金銭授受疑惑が立て続けに表面化したことから、「支持率はどんどん下がるだろう」と漏らした。

 一方、首相官邸で首相を補佐する岡田直樹官房副長官は7日の会見で、Go Toについて「感染拡大に留意しながら弾力的、臨機応変な運用を図る」と理解を求めた。

 先の臨時国会で首相を攻めあぐねた野党はほくそ笑んでいる。立憲民主党幹部は「Go Toを含むコロナ対策と疑惑で政府・与党への不信が広がった」と断じ、共産党の小池晃書記局長は会見で「首相がコロナ対応で迷走する姿に国民が失望している」と語った。

5876名無しさん:2020/12/09(水) 00:39:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf0bf0e03b527a0c930828dbb3414c9ee5b3861f
安倍氏招致、捜査終結後に協議 自民幹部
12/8(火) 12:12配信

 自民党の森山裕国対委員長は8日、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭をめぐる疑惑で、東京地検特捜部の捜査終結後の国会対応について「いろいろ党内でも協議しなければいけないと思っている」と述べた。

 国会内で記者団に語った。

 森山氏はこれに先立ち、立憲民主党の安住淳国対委員長と会談。安住氏は「安倍氏にわれわれの質問に答えてもらう機会をつくってほしい」と述べ、来年1月召集の通常国会前の参考人招致を求めた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d5eb43333df8a72576c08b3623fc6b9d31c21a0c
安倍氏実弟の岸防衛相、桜前夜祭「有権者の皆さんに説明する責任ある」
12/7(月) 23:51配信

 岸信夫防衛相は7日夜のBS11の番組で、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用を安倍氏側が補?(ほてん)していた問題について、「政治家であれば当然、自分の行動には責任を持たないといけない。そのことを有権者の皆さんに説明する責任はもちろんある」と述べ、安倍氏がこの問題について説明すべきだとの認識を示した。

 岸氏は安倍氏の実弟。【畠山嵩】

5877名無しさん:2020/12/09(水) 01:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/9933a02854b678ceaefc4d4138b64b2316d1415b
高齢者負担めぐる自公協議、まもなく決着=二階自民幹事長
12/8(火) 11:05配信

[東京 8日 ロイター] - 自民党の二階俊博幹事長は8日の記者会見で、後期高齢者の医療費窓口負担を巡る自公協議について「一生懸命やっているので、間もなく決着がつくはず」と述べた。

窓口負担を巡っては、現行の1割から2割に引き上げる対象を年収170万円以上とする政府・自民党と240万円以上を主張する公明党の協議が先週来、難航していた。二階氏は「財源的な問題もあるし、今後の国民生活にとっての大きな課題でもあるので慎重に議論しているが、程なく決着がつくと思う」と語った。

自民党内で議論が分かれている夫婦別姓に関連して「女性の職業・社会的な活躍によっておのずから夫婦別姓になる」と指摘。議論は「成り行きに任せる」と述べた。二階氏自身の家庭を振り返り、「母親が医者で、夫婦別姓に何の違和感も感じない」と語った。

(竹本能文)

https://news.yahoo.co.jp/articles/fe024625f61c96b7e70b108080e85d945f5e0ae0
自民・二階幹事長、75歳以上の窓口負担協議「ほどなく決着」
12/8(火) 12:58配信

 自民党の二階俊博幹事長は8日午前の記者会見で、75歳以上の医療費窓口負担を2割へ引き上げる所得基準をめぐる政府、与党の調整について「国民生活にとって大きな課題であり、慎重に議論しているところだ。ほどなく決着がつくと思うので見守っていきたい」と述べた。

 公明党の山口那津男代表が同日、政府と与党の協議が難航している原因が政府側にあるとの認識を示したことについては「それは山口さんのご判断でしょうが、われわれは必ずしもそう思っているわけではない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/db928f6a2dfe4dbc52d5a71026ba9fce41dc43c4
二階氏「選択的夫婦別姓はなりゆきに任せる」自身の家庭にも言及
12/8(火) 13:51配信

自民党の二階幹事長は8日の記者会見で、選択的夫婦別姓の導入の是非について、自らの家庭環境を振り返り「違和感を覚えなかった」と指摘し、「なりゆきに任せて対応する」と述べた。

二階幹事長は会見で選択的夫婦別姓の議論について問われ、「ある程度時間をかけて慎重に決めたらいい」と述べたうえで、「女性の職業や社会的な活躍・活動の模様等について、おのずから夫婦別姓になっていく」と指摘した。

二階幹事長はさらに、自らの家庭環境を引き合いに出し「母親が医者だったが、そうするとおのずから夫婦別姓という形の場面もしばしあった。別に違和感も何も感じていなかった」
と振り返り、「夫婦別姓はなりゆきに任せて対応したい」と説明した。

5878名無しさん:2020/12/09(水) 01:52:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc129bdb7a5a93d46f495adc42e4d5728109098b
首相が麻生氏と会食
12/8(火) 22:15配信

 菅義偉(すが・よしひで)首相は8日夜、東京港区のホテルで、麻生太郎副総理兼財務相と会食した。9月の菅政権発足以降、首相が麻生氏と2人きりで会食するのは2度目。8日に閣議決定した経済対策や、今後の政権運営について意見を交わしたとみられる。

5879チバQ:2020/12/09(水) 08:46:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/a786ac8d2beca352d5ab8fb50d81271eb5a3415b
西川元農水相も数百万円受領か 鶏卵大手元代表から 内閣官房参与辞任
12/8(火) 23:41配信
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 鶏卵生産大手「アキタフーズ」(広島県福山市)のグループ元代表(87)が元農林水産相の吉川貴盛衆院議員(70)=自民=に現金500万円を提供した疑惑で、元代表が元農水相で内閣官房参与の西川公也氏(77)にも現金数百万円を提供した疑いのあることが8日、関係者への取材で分かった。疑惑を捜査している東京地検特捜部も把握しているとみられ、現金の趣旨や参与の権限などを慎重に捜査しているもようだ。

 内閣官房は同日付で西川氏が退職したと発表。加藤勝信官房長官は同日の記者会見で、西川氏から参与辞任の申し出があったと明らかにし、理由は「一身上の都合」と説明した。

 関係者によると、元代表は西川氏に対して平成30年以降、複数回にわたり現金計数百万円を手渡していた疑いがある。西川氏は10月末、産経新聞の取材に「(アキタ社との関係は)一点の疑念もないと思っている」と話していた。

 西川氏は今年7月3日、元代表からクルーザーで元農水官僚らとともに接待されていたことが判明している。関係者によると、アキタ社の顧問も務め、元代表を別の政治家に紹介するなどしていたという。

 西川氏は8年の衆院選で初当選し6期務めた。26年に農水相に就任したが、国から補助金交付決定の通知を受けて1年以内の企業から不正に献金を受けていたことなどが発覚し、わずか5カ月で辞任。29年10月の衆院選で落選後、農水族の重鎮としての経験などを買われ、安倍晋三前首相から翌11月に非常勤の国家公務員である内閣官房参与に任命された。

 関係者によると、元代表は吉川氏が農水相在任中の30年10月〜昨年9月、大臣室などで3回にわたり現金計500万円を渡したほか、複数の政治家らに現金を渡していた疑いがあるという。

5880チバQ:2020/12/09(水) 20:35:19
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2020120800022.html
疑惑続出で自民党が分裂? 安倍・麻生vs.菅・二階
2020/12/09 07:02AERA dot.

疑惑続出で自民党が分裂? 安倍・麻生vs.菅・二階

菅義偉首相(左)と安倍晋三前首相 (c)朝日新聞社

(AERA dot.)

「桜を見る会」の前夜祭をめぐり、東京地検特捜部が安倍晋三前首相の公設第1秘書らについて、政治資金規正法違反(不記載)の罪で略式起訴する予定だ。12月4日午後、安倍氏は国会内で取材に応じ、特捜部の聴取要請に関して「何も聞いていないが、誠意をもって対応していく」などと話した。安倍氏側の不記載は4千万円に上るという。



「前夜祭で支出はしておらず、領収書もない。だから記載の必要はない」という安倍氏の国会答弁は、真っ赤な嘘(うそ)だった。

 さらに元農林水産相の吉川貴盛衆院議員が大臣在任中、広島県の「アキタフーズ」から500万円を受け取った疑惑も報じられ、東京地検が立件の動きをみせている。吉川氏は入院し、党役職をすべて辞任した。

 安倍氏の出身派閥、自民党細田派所属の衆院議員はこう憤慨する。

「菅義偉首相や二階俊博幹事長が最近、活動を活発化させている安倍さんが目障りになり、ダメージを与えようとして親しいマスコミに東京地検の情報をリークしているようだ。ホテルの領収書の有無、その金額なんて、当事者か官邸か検察しかわからないでしょう。菅首相は細田派の西村(康稔・経済再生担当相)さんとも『Go Toキャンペーン』継続をめぐって緊張関係にあります。西村さんは安倍さんの子飼い。継続を主張する菅首相と距離を置き始めている」

 しかし、二階派幹部はこう反論する。

「安倍さんの桜を見る会の疑惑は検察に告発され、ずっと前から捜査は続いていた。それよりもなぜ、うちの吉川元農水相の疑惑がこのタイミングで出てくるのか? まるで安倍さんの疑惑報道を消そうとしているようじゃないか。菅首相と二階派が政権を主導していることをよく思っておらず、再々登板を狙う安倍さんや(副総理の)麻生(太郎)さん側がリークしているんじゃないか……」

 年末に二つの政治案件を抱え込んだ東京地検特捜部。そのトップに立つのは、賭け麻雀問題で5月に失脚した元東京高検検事長、黒川弘務氏の後釜に急きょ就いた林真琴検事総長だ。林氏をよく知る検事長経験のある弁護士は次のように話す。

「安倍前首相、吉川元農水相の疑惑はどちらもかなり捜査は進んでいる。吉川元農水相のXデーも年内と言うからね。林検事総長は安倍政権時代、法務事務次官に2度内定しながら、安倍首相らが“官邸の守護神”黒川氏を重用するために、却下された過去がある。同時期に二つの大きな政治案件をやるのは、林検事総長の反撃なのかもしれない」

 自民党、検察とのバトルの行方が見ものだ。(今西憲之)

※週刊朝日  2020年12月18日号

5881チバQ:2020/12/09(水) 20:42:44
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1265929046/1034
選択的夫婦別姓制度賛成
井出庸生
橋本聖子
宮崎政久

5882名無しさん:2020/12/10(木) 00:21:59
九州・沖縄 地方議会・首長,政治・選挙スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1225012585/7321

7321 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/12/10(木) 00:21:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/536896732fb0bb84c74a8283ef5fe94bbb8a5b4d
安倍氏「さすが」 英断?拙速?福岡市長の“高感度アンテナ”
12/9(水) 11:21配信

 「さすが高島さん。やることが早いね」

 新型コロナウイルスの「第1波」がピークを迎えた今春。福岡市長・高島宗一郎から電話で報告を受けた当時の首相・安倍晋三はこう賛辞を贈った。

 感染拡大を受け、福岡県が一部店舗への休業要請に踏み切ったのは4月14日。世間の関心は、要請に従った事業者への補償や支援策に集中していた。国はその判断を都道府県に丸投げ。福岡県は東京都が打ち出した「協力金」などの導入には慎重姿勢だった。

「地方のいち市長が思い付くことじゃない」
 多くの自治体が国や他自治体の動向を見定めようとする中、高島は機敏に動く。「市民に自粛を求めるなら、役所の覚悟を示さなければいけない」。同日、休業や営業時間短縮を求められた事業者などに対する100億円の独自支援策を発表。その中には、国が検討の俎上(そじょう)にも載せていなかった中小事業者への家賃補助が含まれていた。

 高島の支援表明で、流れが変わる。家賃補助は北九州市や大阪府が追随し、ついには国も採用。ある中央省庁は「地方のいち市長が思い付くことじゃない」と、福岡市に誰の発案か探りを入れたほどだ。

ひらめいたアイデアを即実行
 家賃補助は高島自身が考えた。発表の数日前、苦境に立つライブハウスや飲食店の経営者らとオンラインで意見交換。売り上げの落ち込みよりも、家賃などの固定費が経営を圧迫している実態を知ったという。

 関係者から聞き取り、ひらめいたアイデアを即実行に移すのが「高島流」の政策手法。「市長にかかれば、誰もが政策のブレーンになる」と市幹部は言う。

 「常に政策に取り入れる前提で話を聞く『アクティブリスニング』だ」。ヤフー最高戦略責任者(CSO)の安宅和人は、高島の情報収集力を高く評価する。

 安宅と高島は「G1サミット」で知り合った。G1は日本版ダボス会議を目指して2009年に設立。政治家や経営者、文化人らが集まり、世代や業種の垣根を越えてより良い社会の実現へ議論を交わす。高島は市長就任後、毎年参加し、人脈を広げてきた。

 G1では三重県知事の鈴木英敬や千葉市長の熊谷俊人ら、同世代の首長ともつながった。緊急事態宣言下、毎晩のようにオンラインで彼らと意見交換。高島の政策には、こうしたネットワークからヒントを得たものも少なくない。

「英断」と「やりすぎ」との反応が交錯
 16年に起きたJR博多駅前の道路陥没事故。高島の号令で、福岡市は7日間で幅27メートル、長さ30メートルの穴を埋め戻し、海外メディアからも称賛された。だが、国の第三者委員会の報告書は陥没原因の「推定」にとどまっており、「すぐに埋め戻さず調査していれば、原因を『特定』できた」(市議)との声はいまだに根強い。

 高島はコロナ感染が九州で確認されていなかった今年1月末、中国本土からのクルーズ船寄港の拒否を主張。夏には治療法確立まで寄港を許可しない独自要領まで策定した。これには「英断」と「やりすぎ」との反応が交錯した。

 「一度決めたら失敗を恐れず突っ走る。市長の長所で、短所でもある」(市関係者)。8月の会見では、コロナ対策を条件にしたビル建て替えの優遇措置を発表し、「世界最速で『感染症対応シティ』になるチャンス」とぶち上げた。

 多方面に張り巡らした「高感度アンテナ」が生むアイデアと腰の軽さで、過去の難局を乗り切ってきた高島。「拙速」と批判されることもしばしばだが、成功体験を支えにその流儀を貫く。 (敬称略)

  ◇    ◇ 

 福岡市の高島宗一郎市長が7日、就任10年を迎えた。「独創的」とも「独善的」とも言われる政治手法や、他の首長にはない人脈を探り、今後を展望する。

5883名無しさん:2020/12/10(木) 00:26:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0b370232cb4f0e0b22a628f0a09a4e779b53f11
麻生副総理のコロナご都合発言 「6月に何となく収まる」
12/9(水) 11:05配信

 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、コロコロと変わっているのが政治家の発言だ。菅義偉首相は「国民の皆さんの命と暮らしを守る」と豪語しながらも、Go Toキャンペーンを推し進め、そのうえで「(Go Toキャンペーンが)感染拡大の主要な原因とのエビデンスは現在のところ存在しない」と発言した。

 そうした無責任な発言をしているのは、菅首相だけではない。麻生太郎・副総理兼財務相もまた、ご都合発言が止まらない。

「どのみち私はちょっと偏見があるので恐縮だが、これは風邪だから、はやり病だから」
「この種の話は6月に何となく収まるのかなと思わないでもない」

 麻生氏が楽観的な見通しを語っていたのは緊急事態宣言下にあった5月12日の参院財政金融委員会。ほどなく宣言が解除されると、日本のコロナでの死亡率が欧米より低いことを「国民の民度のレベルが違う」(6月4日の同委員会)と言い放ったことは記憶に新しい。

 だが、感染が拡大すると見通しの甘さを反省するどころか、10万円の特別定額給付金を“配りすぎた”と愚痴り出した。

「10万円支給で当然、貯金が減るのかと思ったらとんでもない。その分だけ貯金が増えました。カネに困っている方の数は少ない」(10月24日の政治資金パーティー)

「生活が厳しいところに10万円いって、そうじゃない人も10万円もらったわけだろう、必要もないのに。別に食うに困っているわけじゃないんだからさ。(中略)家計金融資産は約1900兆円あるんだから、その金がどんどん出ていってもらわないと個人消費が伸びない」(10月27日会見)

 何を言いたいかというと、この副総理は国民が貯め込んだカネを召し上げたいのだ。

 まず年寄りから取る。政府が75歳以上の医療費引き上げを打ち出すと、「可能な限り広範囲で2割負担を実現する」(11月17日会見)

 現役世代には出し渋る。ひとり親世帯への給付金を年内に再支給する方針が報じられると「決定した事実はない」(11月27日)と反対を鮮明にした。

 コロナ禍で露骨な国民負担増を口にするのは、本心では“日本人の民度ならチョロい”と思っているからなのか。

※週刊ポスト2020年12月18日号

5884名無しさん:2020/12/10(木) 00:27:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/75fb022c5e27adb86ab897e39d0094793cb50235
首相、麻生氏と会食2時間超…追加経済対策で意見交換か
12/9(水) 9:07配信

 菅首相は8日夜、麻生副総理兼財務相と東京都内のホテルのレストランで会食した。同日決定した追加経済対策などについて意見交換したとみられる。首相と麻生氏の会食は10月17日以来。首相は短時間で会食を切り上げることが多いが、前回は約2時間半に及び、この日も2時間を超えた。

5885名無しさん:2020/12/10(木) 00:27:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/066762bbfac0d7addd83ec8262a3618ad6fdb8e8
政策調整「初戦」、菅首相譲らず 選挙控えいら立つ公明 後期高齢者2割負担
12/9(水) 7:09配信

 菅義偉首相が、就任後初の公明党との政策調整となった75歳以上の医療費引き上げをめぐり、対象範囲をできるだけ拡大する方針を譲らない。

 安易な妥協は今後の公明党との関係に影響するとみているためだ。来年以降の重要選挙を見据え対象者を絞りたい公明党は、いら立ちを募らせている。

 政府は後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる方針。首相が年収170万円以上を対象とする意向なのに対し、公明党は240万円以上を訴える。線引きの年収を下げるほど対象者が増える一方、現役世代の負担は軽減される。

 導入は2022年度だが、政府は来年の通常国会に関連法案を提出する予定。自民党の下村博文政調会長は8日の党会合で、15日の閣議までに公明党との協議をまとめる考えを示した。

 首相がかたくななのは、公明党が政府・与党内で主張を強めているためだ。同党は、政府が検討を始めた児童手当の高所得世帯向け特例給付の廃止に反対を表明。衆院広島3区をめぐり、自民党県連との調整が整わないまま独自候補の擁立を決定した。政府高官は「今回が初めての交渉。今後を考えれば、(譲れない)ということだろう」と首相の心境を推し量った。

 2割負担では、麻生太郎副総理兼財務相が対象拡大を強く求めており、首相は今後も協力関係を維持するためにも、麻生氏の意向を無視できない事情もある。両氏は8日夜、東京都内のホテルで会談し、2割負担について意見交換したとみられる。

 これに対し、公明党の山口那津男代表は8日、記者団に「政府の考え方が見えないのが進展しない要因だ」と批判。下村氏の発言に関しても「日程ありきではない」と反発した。来年は衆院選に加え、同党が国政選挙並みに重視する東京都議選が控える。党幹部は「今決める必要はない」として決着の先送りを主張した。

 ただ、調整の難航で政府の全世代型社会保障検討会議は2度にわたって見送られた。与党協議はいったん幹事長レベルに上がった後、結論を得られないまま政調会長に戻されるなど迷走している。自民党幹部は「公明党は調子に乗っている」と憤り、公明党ベテランは「なぜかうまくいかない」と漏らした。

 下村氏は8日夕、公明党の竹内譲政調会長、田村憲久厚生労働相と会談。出席者によると、下村氏が児童手当見直しと合わせて議論していくことを提案したが、竹内氏は難色を示した。政府・与党内では、児童手当を「取引材料」に決着を図る案が取り沙汰されている。

5886名無しさん:2020/12/10(木) 01:05:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb07c05dd02d5237a6c2aafa157894845a2cf842
医療費2割負担、年収200万円 75歳以上、首相と公明代表合意
12/9(水) 20:59配信

 75歳以上の医療費窓口負担を1割から2割へ引き上げる制度改革について、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は9日、東京都内で会談し、線引きとなる所得基準を年金収入のモデルで年間200万円以上とすることで合意した。約370万人が対象となる。実施は2022年10月で最終調整する。複数の関係者が明らかにした。支払い能力のある高齢者には負担を求める。政府は制度改革を盛り込んだ最終報告を全世代型社会保障検討会議でまとめ、閣議決定する方針。

 現役世代の負担軽減を重視する菅首相は170万円以上の案を主張。公明党は240万円以上の案を掲げてきたが、互いに歩み寄った形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6939fc9ff99f502dac44696fdd1cd79fd704ee57
【速報】引き上げ「年収200万円以上」で大筋合意 75歳以上医療費負担
12/10(木) 0:16配信

75歳以上の医療費負担引き上げの所得基準をめぐり、菅首相と公明党の山口代表が9日夜に会談し、単身世帯の年金収入で「200万円以上」を対象とすることで大筋合意した。

75歳以上の医療費の窓口負担を2割に引き上げる対象の所得基準をめぐっては、政府・自民党は単身世帯の年金収入で170万円以上を主張し、公明党はより対象を絞った240万円以上を求めていた。

会談で菅首相と山口代表は、対象を「200万円以上」とすることで大筋合意した。

政府は15日の閣議決定を目指している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/85a3fc1e8fe7deae23ae510fa4b7b3a83eebacce
「年収200万円以上」で合意 高齢者医療費2割負担 自公党首
12/9(水) 22:42配信

 菅義偉首相(自民党総裁)は9日夜、公明党の山口那津男代表と東京都内のホテルで約1時間半会談し、75歳以上の医療費負担の引き上げについて、対象となる高齢者の範囲を「年収200万円以上」とすることで一致した。

 今後、両党の政調会長間で詰めの協議を行う。

 政府は2022年度から後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割にする方針だ。対象者について、首相は「年収170万円以上」を主張。公明党は首相案では対象が広過ぎるとして「年収240万円以上」を訴え、調整が難航していた。

 導入時期については、公明党が重視する東京都議選と衆参両院選挙後の「22年10月以降」を政府・自民党側は受け入れる方向だ。

5887名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/e266ce29838bab98354c0d81aa19961e723a0bde
「富士急ハイランド」存続危機の理由 賃料が6倍に変更、山梨県知事「適正な賃料にすべき」
12/9(水) 5:57配信

 武田信玄さながら「戦わずして勝つ」という孫子の兵法をマネたつもりか。富士急が県有地を格安で借りていることに「待った!」をかけ、巨額賠償までチラつかせる。二階派に所属する長崎幸太郎山梨県知事(52)が仕掛けた軍略に堀内王国の面々は防戦一方なのだ。

 ***

 今年で没後50年を迎えた三島由紀夫が山梨県の山中湖にゆかりがあることはあまり知られていない。

『豊饒の海』など、いくつかの作品の中では山中湖が登場しているのに加え、三島自身が自衛隊に体験入隊した際は湖近辺で訓練したという。そうした縁があり、没後、三島由紀夫文学館は湖畔に建てられ、現在に至っている。

 その程近くに「富士急ハイランド」などで知られる富士急行が経営する広大な別荘地が広がっている。豊かな自然があふれ、富士山を見渡せる絶景のそこはまさに「リゾート」といって差し支えないロケーションだ。近辺を三島は、

〈見返る富士の白い肌、この地方のすべての白の源泉は、油を塗ったように光っていた〉(『豊饒の海 暁の寺』)

 と描いているのだが、目下、この別荘地と同じく富士急が経営する隣接のゴルフ場の土地を巡って、戦国時代のような熾烈な争いが繰り広げられている。

 当事者となっているのは河野太郎行革相の「ハンコ廃止」に反対して噛みつき、全国的にも名を馳せた“ハンコ知事”こと長崎幸太郎山梨県知事。そして富士急の堀内光一郎社長(60)、その妻の堀内詔子(のりこ)衆院議員(55)だ。

 堀内家は4代続けて国会議員が輩出し、光一郎社長の父で2016年に鬼籍に入った堀内光雄氏は自民党総務会長や通産大臣を歴任、富士急の会長まで務めた人物。山梨県内では誰もが認める当代きっての名門一家である。

 他方、知事の長崎氏は東大法学部卒で財務省出身。05年に退官後、光雄氏と同じ山梨2区から自民党公認で同年の郵政解散にともなう衆院選に初出馬する。郵政法案で反対票を投じて無所属で出馬せざるを得なかった光雄氏に対する刺客として送り込まれ、小泉旋風が吹き荒れる中、選挙区では惜敗したものの、比例で復活当選した。

 しかし09年に光雄氏との公認争いで自民党を離党。光雄氏の後継となった詔子氏とは12年から3回にわたり、砲煙弾雨、全国でも有数の激しい選挙戦が行われてきた。

「それがピークに達したのは17年の選挙です」

 と自民党所属の山梨県議。

 無所属議員ながら特別会員として二階派に所属していた長崎氏と、岸田派所属の詔子氏が迎えた3度目の対決。先の2回は長崎氏が選挙区で激戦を制すも、この時は、当の二階俊博幹事長が「勝った方を公認する」としたために、詔子氏も無所属で出馬することとなった。二階、岸田両氏の代理戦争ともなったこの選挙では双方が文字通り「背水の陣」となったのだ。

「選挙前から怪文書が乱れ飛んでいましたよ。下馬評では堀内さんより長崎さんが優位だと言われていて、さらに二階さんやその子分の林幹雄(もとお)幹事長代理など党幹部が続々と選挙区入り。しかし、堀内陣営も岸田さんや古賀誠さんが組織固めに奔走し、最後は長崎氏を追い上げ、堀内さんが勝利したのです」(同)

 苦杯をなめた長崎氏は二階氏の差配で「幹事長政策補佐」なる党の役職に就任。

 政治部デスクによれば、

「二階さんが彼のために作った役職でした。岸田派は反発しましたが、二階さんはそうした声があると番記者から聞かされて、激高。“そんなことを言う議員は誰だ、紙に書いてもってこい”と記者を一喝したのです。それほど長崎さんを寵愛していました」

 その後、長崎氏は19年の山梨県知事選に出馬する。この時は二階氏や古賀氏の仲介で双方が和解し、長崎氏は詔子氏の応援も得られることになった。結果、知事に初当選。遺恨にまみれた「15年戦争」は両者の棲み分けで、ようやく終結したかに見えたのだが――。

5888名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:29
>>5887

「赤字転落の危機」
 今年の8月になり、その火種が再燃した。きっかけは冒頭で触れた土地問題である。

 県政担当記者が解説する。

「2017年10月、県内在住の男性が県を相手取り、住民訴訟を起こしました。簡単に言えば、富士急が別荘地やゴルフ場を運営するため、県から借りている県有地の賃料が不当に低いのではないかという訴訟です」

 富士急が開発した山中湖畔の別荘地の歴史は古い。富士山一帯を一大観光地にすべく創業した富士急の前身、富士山麓土地株式会社が山梨県から一帯の土地を借り受け、開発に着手したのが1927年。機材もなく工事は難航を極めた末、30年に貸別荘23棟がオープンした。現在では約440ヘクタール、東京ドームにして94個分の県有地を富士急が借りて、別荘やゴルフ場を運営しているのである。

「契約は20年ごとに更新され、最新は平成29年。現在の土地の賃料は年間約3億2500万円です。この賃料は当該の土地を開発前の原野の状態として算定。ただ、実際には開発されている現況をもとにした不動産鑑定をし、賃料をとるべきだ、というのが原告の主張です。先代から歴代3代の知事は賃料水準を見直すべきだったのにそうしなかったとして、3知事に総額約154億円、富士急にも約4億7千万円の賠償を求めています」(同)

 これまで県は原告の主張は不当だとして争ってきた。しかし、長崎知事が当選して風向きが一気に変わった。今年の8月、県が新たに不動産鑑定評価を行い、富士急に貸し付けていた土地の適正な賃料が約20億1千万円だとする評価書を提出したのだ。

「これまでの県の主張を覆す大転換です。実は長崎知事は衆院選で堀内さんと争ってきた時から、“世直し”と称して堀内家と県の癒着を糾弾してきました。いったんは矛を収めたものの、今回の評価書提出はその問題を蒸し返した格好になります。長崎知事は評価書提出前に、県の弁護士を自身に近い考えを持つ人物に変更する力の入れよう。今回の方針変更で原告の主張と被告である県の主張が一致した形となり、長崎知事は原告と和解に持ち込みたいと考えています」(同)

 3億円から20億円へ約6倍の賃料変更。実現すれば、名門とはいえ一民間企業である富士急にとって大打撃になるのは想像に難くない。

 さる公認会計士に分析してもらうと、

「富士急は30社を超える子会社を抱えています。子会社を含めた連結での昨年度の売り上げは約523億円、純利益は16億5千万円。単体で見ると、売り上げは約287億円で純利益は約12億7千万円です。また、セグメント別でも不動産部門は売り上げ30億円で約7億円の利益をあげているにすぎません。賃料が上がれば、単純に17億円の利益が減少することになり、赤字転落の危機に陥ります」

 また将来にわたる影響についてはこう語る。

「貸借対照表で、1年以内に返済しなくてはならない流動負債と1年以内に現金化できる流動資産を比べると、負債175億に対して資産は283億と資産の方が上回っているので、すぐに資金繰りに窮するということはなさそう。しかし、売り上げに対する17億円というインパクトは相当なもの。長期的に利益を押し下げることになり、株価の下落要因にもなる。当該の土地を開発してきた富士急からすれば、到底飲める話ではないと思いますよ」

5889名無しさん:2020/12/10(木) 01:06:45
>>5888

原告は支援者だった
 由緒正しき名士、堀内家を危機に陥れた人物について、先の記者が続ける。

「そもそも、この訴訟の原告は3年前に同じ件で住民監査請求を行った人物でもあります。その請求が却下された後、訴訟となったのですが、原告の素性は会社経営者で長崎知事の後援会の関係者だと言われています。つまり、長崎知事サイドの指示でこの訴訟を提起したのではないか、という疑惑まで浮上しているのです」

 では当事者はどう考えているのか。長崎知事が県庁で取材に応じた。

「地方自治法にはこうした県有地について、『適正な対価なくしてこれを譲渡し、若しくは貸し付けてはならない』とあります。これが適正な対価であるのか、裁判官の前で明らかにすべきなのです。この土地について富士急さんが相当額を投資して開発したことは承知しています。しかし、まずは適正な賃料に戻して、話はそれからです。これで経営が悪化するのであれば、最初から成り立たないビジネスモデルだったのではないでしょうか」

 さらに、別の問題もはらんでいる、と続ける。

「県有地は固定資産税がかかりません。その代わり、県有地が所在する市町村、今回の場合は山中湖村に対して県は固定資産税相当分の交付金を支払うことになっています。これは『固有資産等所在市町村交付金』と言って法律で定められており、その際の不動産価値は“現況”で評価すべきだとされているんです。しかし、これまで山梨県はこの交付金をしっかり払ってきませんでした。開発された後の状態で評価すべきところ、原野の状態で評価していたからです。これは違法状態であり、本来ならもっと多くの交付金を払わなければなりません。この歪みを正したいのです」

 また、堀内家への私怨ではないかと指摘されていることについては、こう反論するのだ。

「個人的な怨恨だとしたら、私はこの裁判を放置すると思いますよ。なぜなら、何もしなければ県側が負けてしまう可能性が高いからです。堀内先生にはお世話になっていますし、だからこそ放置するわけにはいかなかった。確かに原告の男性が私の支援者のひとりであることは認めます。しかし、誰かに指図されてこんな裁判を起こすでしょうか。支援いただいていることは存じ上げていますが、それ以上でもそれ以下でもありません。また、この件は地方自治の問題であり、二階幹事長にも相談していません。国の介入はお断りです」

 被告と原告が一体となった壮大な“プロレス”だったのか。

 前回知事選での二階氏仲介の手打ちを反故にしたことも、

「手打ちの目的とは一体、何でしょうか。私は山梨県を良くしようというのが最優先。それがミッションですし、千昌夫さんの『星影のワルツ』ではないですが、“仕方がないんだ 県のため”という思いです」

5890名無しさん:2020/12/10(木) 01:07:04
>>5889

「甲斐の虎だ」
 窮地に立ったかに見える富士急サイドに聞くべく、光一郎社長の自宅で取材を申し込むも、見解を伺うことは叶わなかった。当の詔子氏もお公家集団と揶揄される岸田派所属ゆえ、喧嘩を嫌っているのか、事務所を通じて、

「回答を差し控えます」

 と言うのみ。代わって同社の担当者が言う。

「別荘管理事業については管理費用で1億円以上を要し、赤字で運営しており、また、ゴルフ場も冬季に4カ月の休業期間もあり、赤字となっています。20億円がそのまま請求されれば、経営は非常に苦しいものになります」

 としてこう憤る。

「20億円というのは、とても恣意的な数字だと思います。山梨県が依頼した不動産鑑定士は原告側の訴訟提起に際し助言をしていた人物で客観性が担保されていません。さらに別荘地は住宅が建っている部分の割合が低い。我々としてはこれまで通り、開発者利益を尊重していただき、原野としてこの土地を評価していただくのが正しいと思っています」

 富士急が行った開発により、観光などで人を呼び込んだ功績を主張してもよかろうに、その反論はどこか遠慮がちに映る。一方、長崎知事サイドは二階派お得意の喧嘩上等の構えだ。さる県庁幹部は賃料裁判の陰に埋もれた問題を指摘する。

「実は富士急が県から借りている440ヘクタールのうち、17ヘクタールは『演習場内別荘敷』という名目で自衛隊の北富士演習場の敷地にあたります。演習場なので別荘は当然なく、富士急はここを格安で県から借りた上で国に又貸しのような形で提供し、これに対する交付金として年間約1800万円弱が県から支払われている。賃料と差し引いてもこれまで累計で1億円以上は利益を得た計算です。事業も何もせず、土地を借りて転貸しただけ。濡れ手で粟の状態ですよ」

 さらに巨額の賠償請求にも言及する。

「今後、県は富士急に対して不当利得の返還請求裁判を起こす可能性があります。すると、時効までの過去10年について返還を求めることになる。これまで、年間17億円の差額を得てきたわけですから、その額は170億円まで達することもありえます」

 どうやら、お家断絶、取り潰しにまで追い込むおつもりのようだ。

 人は城、人は石垣――。

 昨年の県知事選、応援に訪れた小泉進次郎衆院議員は武田信玄の言葉を引き合いに出し、

「県と国をまとめる力を持つ長崎候補は現代の甲斐の虎だ」

 と熱弁していた。

 県政トップは文字通りの虎へと豹変し、お行儀の良い名家を虎視眈々と狙う。無論、歪んだ行政は正さなくてはならないが、果たして県民のためになるや否や。信玄の言葉は「情けは味方、仇は敵なり」と続いている。

「週刊新潮」2020年12月10日号 掲載

新潮社

5891名無しさん:2020/12/10(木) 01:08:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/d807e60db3bfc87960d31d105065d6286b63a0d4
「努力次第」で重複容認 連続比例復活でも 自民選対委員長
12/9(水) 21:44配信

 自民党各派の事務総長は9日夜、東京都内の日本料理店で会合を開いた。

 党選対委員長を務める竹下派の山口泰明氏は、衆院選の小選挙区で連続2回以上敗れて比例代表で復活当選した議員の比例重複立候補を原則として認めない内規に関し、「選挙区事情があるので、努力している方はきちんと処遇したい」と説明し、例外扱いを一定程度認める可能性に言及した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f3d8d2522ca8f804d4736289ebac1bae110827f7
二階幹事長、夫婦別姓に「違和感も何も感じませんでした」 自身の体験も語る
12/9(水) 15:41配信

自民党の二階俊博幹事長は12月8日の記者会見で、自民党内で議論が活発化している選択的夫婦別姓について、「女性の職業とか、社会的な活動の模様等についておのずから夫婦別姓になっていく。夫婦別姓は、成り行きに任せて対応していきたい」と述べた。

自民党では現在、選択的夫婦別姓制度の導入について検討が進んでいる。

二階幹事長は8日午前に開かれた会見で、制度導入について「ある程度時間をかけて、慎重に決めたら良いと思っています」と言及。

自身の家庭についても述べ、「母親が医者だったので、そうするとおのずから夫婦別姓みたいな形の場面もしばしばあります。別に違和感も何も感じませんでした」と振り返り、「夫婦別姓は、なりゆきに任せて対応していきたい」と語った。

▼二階幹事長の発言

「これは、ある程度時間をかけて、慎重に決めたら良いと思っています。女性の職業とか、社会的な活動の模様等についておのずから夫婦別姓になっていくわけですよね。過去にもあるんです。それは、私の家庭なんかは母親が医者だったんですけれど、そうするとおのずから夫婦別姓みたいな形の場面もしばしばあるんです。別に違和感も何も感じませんでした。ですから、夫婦別姓は、なりゆきに任せて対応していきたいと思っています」

夫婦別姓の議論、どうなってる? 根強い反発
選択的夫婦別姓をめぐっては、政府は12月中に閣議決定する「第5次男女共同参画基本計画」の原案に、制度導入に前向きな記述を盛り込んだ。

朝日新聞デジタルによると、原案には「婚姻前の氏を使用することができる具体的な制度の在り方について、国会において速やかに議論が進められることを強く期待しつつ、国会での議論の動向などを踏まえ、政府においても必要な対応を進める」などと盛り込まれている。

これに対し、反対派議員から異論が噴出。時事ドットコムによると、「制度導入に前向きと取れる」などの意見が相次いだという。

政府は慎重派に配慮し、「制度見直しが戸籍制度等に与える影響も考慮する必要がある」などの記述を加えた修正案を示したが、反対派は再度反発。

8日に開かれた内閣第1部会と女性活躍推進特別委員会の合同会議では、反対派からさらなる修正を求める声が上がり、「第5次男女共同参画基本計画」案の了承は見送られた。

党内では山谷えり子元拉致問題担当相と高市早苗前総務相が、制度導入に反対する議員連盟「『絆』を紡ぐ会」を発足。3日には下村博文政調会長と面会し、旧姓の通称使用の拡充などを求める提言を手渡した。

ハフポスト日本版編集部

5892名無しさん:2020/12/10(木) 01:09:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/faf9b8b16dcfe865b147285974176037f6ba1692
自民党二階派の事務総長に山口氏
12/9(水) 17:18配信

 自民党二階派(志帥会)は9日までに、吉川貴盛元農林水産相の後任の事務総長に山口壮筆頭副幹事長を充てる人事を決めた。山口氏が自身のフェイスブックで明らかにした。山口氏は「二階派はある意味で現在、『総裁派閥』と言ってもよく、その事務総長というのは、重圧も感じますが、精一杯頑張ります」と報告した。

 吉川氏をめぐっては、鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表から現金供与を受けた疑いが浮上し、東京地検特捜部の捜査対象になっている。吉川氏は2日、現在は不整脈のため入院治療中とのコメントを出した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ba6bcf3579f37999eadf7ea0f2b6f613915a2557
二階派事務総長に山口壮氏 自民
12/9(水) 19:09配信

 自民党二階派は9日までに、吉川貴盛元農林水産相が務めていた事務総長の後任に、山口壮筆頭副幹事長を充てる人事を内定した。

 吉川氏は鶏卵生産会社「アキタフーズ」をめぐる疑惑浮上を受け、事務総長を辞任。山口氏は旧民主党出身で、2015年に自民党に入党した。 

最終更新:12/9(水) 19:09
時事通信

5893名無しさん:2020/12/10(木) 01:11:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/68316ad3dfc6c3c9f6c31331d09191952cc9cca8
岸田派が古賀氏を名簿から削除へ 岸田氏「自立」アピール
12/10(木) 0:57配信

 自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)が、近く古賀誠名誉会長の名前を同派の名簿から外すことが9日、分かった。複数の関係者が明らかにした。古賀氏は岸田氏が菅義偉首相に敗れた9月の総裁選後、岸田氏に名誉会長を退任する意向を伝えていた。「ポスト菅」をうかがう岸田氏は、政治の師と仰いできた古賀氏から名実ともに自立したことをアピールしたい考えだ。

 古賀氏は岸田氏に派の会長を引き継いだ平成24年に政界を引退したが、以後も派の議員を物心両面で支えてきた。一方、岸田氏は先の総裁選で、麻生太郎副総理兼財務相から、支援する条件として地元の福岡県で対立する古賀氏との関係を清算するよう求められたが、応じることができなかった経緯がある。

 岸田氏は「(古賀氏との関係は)徐々にフェードアウトしていく」と説明していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f9a5c104124b8bac155514bae03d5c0944f4ec3a
首相と公明、選挙意識し思惑交錯 高齢者医療費引き上げ決着
12/10(木) 0:48配信

 75歳以上の後期高齢者の医療費窓口負担を1割から2割に引き上げる制度改革をめぐり、菅義偉首相と公明党の山口那津男代表は9日夜、2割負担の所得基準について単身世帯の年収「200万円以上」で大筋合意し「決められない政治」に陥ることを避けた。

 公明が求めていた「240万円以上」は厚生労働省が示した5案のうち最も対象者が少ない案で、来年の衆院選を意識したのは間違いない。自民党内にも公明案を支持する議員は少なくなく、公明は強気に出た。衆院選を意識するのは首相も同じだが、首相の場合は譲歩することで改革後退と映るのを避けたかった。

 こうした思惑の違いに加え、首相と山口氏が支持する案が早くから表沙汰となったことで、政府・与党内から「トップの意思が明確になってしまうと調整しづらくなる」との声が漏れ、交渉は難航を極めた。事態を打開するには、もはや党首会談を行うしかなかった。

 大筋合意した案は政府案と公明案の折衷案だ。5案のうち「170万円以上」と「240万円以上」の間には「200万円以上」と「220万円以上」の2案があるが、政府案寄りなのは「200万円以上」。首相にとって、公明の顔を立てながらも、改革を進めたといえるギリギリのラインといえる。

 与党内には新型コロナウイルスの感染拡大を理由に改革先送りを求める声も強かったが、コロナ禍の行方は見通せない。全世代型社会保障検討会議は近く最終報告をまとめるが、令和4年から団塊の世代が後期高齢者になり始めるなど、人口構造の変化は待ってくれない。少子高齢化という構造的な問題を抱えている以上、これからも改革の歩みを止めてはならない。(坂井広志)


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