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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5624名無しさん:2020/11/01(日) 23:52:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/4075f2270b90625ac9b54cbda4da88a19b565349
大阪維新が敗北、盟友の松井代表は政界引退へ 菅首相が二階幹事長に屈する日 「大阪都構想」否決〈週刊朝日〉
11/1(日) 22:54配信

「負けたのか?」

「ウソ、そんなはずない」

 審判が下った瞬間、落胆の声やすすり泣きが一斉に響き渡った。

 大阪市を廃止し、特別区を設置するか、否かを問う「大阪都構想」の住民投票が11月1日に実施されたが、反対多数となり、否決された。

 大阪都構想は大阪維新の会の創立者で元大阪市長の橋下徹氏が提唱。前回の2015年に続き、2度目の挑戦だったが、維新の悲願は市民の手によって阻まれた。

 会見した大阪維新の会の松井一郎代表は敗北を認め、「大阪市民の判断を受け止める。2度目の敗北は僕の力不足です」とし、かねて公言していたとおり、「今回の任期を終えたら政界を引退する」と明言した。

 同じく会見した大阪維新の会の吉村洋文代表代行も「大阪市民の民意を受け止めます。僕自身が大阪都構想に再チャレンジすることはない」と硬い表情で語った。

 全国的にみると「大阪の住民投票」と永田町や霞が関は冷ややかに傍観していた。その中で唯一、固唾をのんで情勢を見守ったのは、菅義偉首相だった。

「菅首相ひとりだけが大阪都構想の動静を気にしていた」(自民党ベテラン議員)

 大阪維新の会、日本維新の会代表である松井大阪市長と太いパイプを持つ菅首相。

「松井さんが自民党の大阪府議時代から菅さんと親しかったと聞いた。2人は携帯で直にやり取りするツーカーの仲。菅さんが官房長官時代から松井さんと一緒に安倍前首相と橋下氏と食事会をするなど蜜月をアピールしていた。維新と関係が悪い自民党の大阪府連はじめ、二階幹事長も大阪都構想にはもともと反対。だが、菅さんが維新びいきだからみな、関わりたくないのが本音だった」(近畿の自民党国会議員)

 そのため、自民党の大物議員が応援に入ることもなく、大阪では大阪都構想に反対を唱える自民党の大阪市議団らが孤軍奮闘した。

「大阪都構想が告示されて以降、菅首相はつらそうだった。自民党の大阪府連が反対している手前、大っぴらに維新を応援するワケにもいかない。国会答弁でも無関心を装ったが、側近の議員や官僚にこっそり、大阪都構想の賛否に関する世論調査の情報を入手していた。しかし、側近が動けば、菅首相の維新びいきはバレバレだった」(自民党幹部)

5625名無しさん:2020/11/01(日) 23:52:39
>>5624

そして孤軍奮闘する自民党府連に「敵の敵は味方」という援軍がやってきた。立憲民主党の枝野幸男代表、同党副代表の辻元清美衆議院議員、れいわ新選組の山本太郎代表らも大阪入りし、反対を次々と訴えた。

 投開票日前日の10月31日、大阪・梅田には若者がギッシリ集まった。ハロウィーンではなく、れいわ新選組の山本代表の演説を聞く聴衆だった。

「維新がいう大阪の成長を止めるな。数字みたら大阪の成長、維新が知事、市長をとってから全国レベルでは止まったまま、いや下がっている」

こう山本氏が訴えると大きな拍手があがった。

 一方の吉村氏は同じ日、必死でこう訴えていた。

「前回、2015年は若者の支持が多かったが、投票率が伸びなかった。ぜひ、賛成と投票をしてください」

 だが、今回も20代の若い層の投票率は低迷した。

「年配者より若者に賛成の割合が多いので、期待していた。しかし、そこが伸びなかったのが敗因の一つかもしれない」(大阪維新の市議)

 一方、自民党と国政で連立を組む公明党の大阪府本部は今回、維新と組んで賛成に回り、ねじれ現象が起こった。

 前回、2015年の住民投票で反対にまわった公明党が今回、賛成にまわったことで、可決の公算が大という見方もあった。公明党は、10月18日は公明党の山口那津男代表が、大阪入り。大阪維新の会の松井代表、大阪府知事の吉村洋文代表代行らとマイクを握り「賛成」を訴えた。公明党の国会議員はこう話す。

「表向きは大阪の公明党支援のために山口代表は現地に入った形になっている。だが、国政は自公でやっているので当然、菅首相と調整しています。10月下旬の調査で維新の劣勢が明らかになると、創価学会を動員し、賛成票を集めるべく各支部に指示を出してテコ入れをしたんだが…」

 待っていたのは、敗北という結果に…。敗因をこう分析した。

「正直、大阪の動向を読み違えていた。当初、大阪の公明党支持者の7割が前回同様に大阪都構想には反対と言っていた。山口代表が大阪に乗り込み、5割から6割は賛成にまわってくれたはず。だが、そうは言っても、投票に行かずに寝てしまった人がかなりいたようだ」(前出の公明党議員)

5626名無しさん:2020/11/01(日) 23:53:02
>>5625

 自民党内では維新を「隠れ菅派」と揶揄する声もあった。

「安倍前首相は大阪都構想に反対と言ってくれた。菅首相はノーともイエスとも何も言わない。本音では維新支持がにじみ出ていた。逆に中央がそうなら大阪は負けないと一致結束した。その思いが通じて、勝利となったように思う」(大阪選出の自民党の国会議員)

 菅首相と気脈の通じる維新の松井代表は大阪都構想の否決となった場合、政界引退を公言していた。今後、大阪維新の会、日本維新の会の党運営は、吉村氏が中心となっていくとみられる。

「菅首相はいずれ橋下氏を大臣にし、勢い増す維新に公明党という自公維で政権運営を担うという思惑があったはず。住民投票の中盤あたりまでは、圧勝ムードだっただけに敗戦はショックだろう。逆に二階幹事長は近畿地方に派閥議員も複数いるので、大阪都構想にはもともと反対だった。維新の敗北は菅首相の今後の政権運営にとって大きな痛手となる。二階幹事長に屈せざるを得ず、党高政低に拍車がかかるでしょう」(前出・自民党幹部)

 菅首相が失った「維新カード」は今後の政局にどう影響を与えるのか?

(今西憲之)

※週刊朝日オンライン限定記事

5627名無しさん:2020/11/02(月) 00:03:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/85b0463fbef25ebc49a92c7958d1fa322a32a847
自民党次期総裁選に意欲 野田聖子氏
11/1(日) 11:32配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は1日放送のBSテレ東の番組で、来年秋の党総裁選に関し「常にチャレンジすることで(党の)多様性を引っ張り出していきたい」と述べ、出馬に意欲を示した。

 野田氏は「菅義偉首相と、子どもを抱えている野田聖子の政治家としての立ち位置はおのずと違ってくる」と指摘。「まだまだ自民党の政治の中で、引き出していない政策はたくさんある。それを引き受けていきたい」と語った。

5628名無しさん:2020/11/02(月) 09:54:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/f66cec2bb333a762f2cba3ab9cfd15cef24b8487
安倍前首相が再始動「体調戻ってきた」…発信強めていく考え
11/2(月) 6:56配信

 安倍前首相が、政治活動をそろりと再始動させている。まずは外国首脳とのパイプを生かして菅首相をサポートするとともに、自身に近い議員らで作る保守系グループを拠点に発信を強めていく考え。細田派への復帰は来年中になる見通しだ。

 安倍氏は1日、辞任後初めて地元・山口県長門市にお国入りした。父・安倍晋太郎元外相の墓参りをした後、支持者との会合で「体調も戻ってきた。今後は一議員として菅首相を支えながら地域振興にも尽くしたい」と抱負を述べた。3日までの同県滞在中、後援会幹部との会合などを精力的にこなすとしている。

 安倍氏は持病の潰瘍性大腸炎の悪化を理由に、9月16日に退陣した。関係者によると、菅首相は首脳会談の前に安倍氏に電話し、たびたびアドバイスを請うているようだ。安倍氏と最近話した自民党議員は、米大統領選の開票結果を巡って混乱が生じた場合、「トランプ大統領を説得できるのは安倍さんだけだ」との話題で盛り上がったという。

 10月25日には、自身が会長を務める保守系議員グループ「創生日本」による慰労会に出席した。下村政調会長や萩生田文部科学相、衛藤晟一・前少子化相ら多数の側近が顔を出した。同27日には保守系の「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」が安倍氏をゲストに招き、最高顧問への就任を要請した。いずれのグループも、菅首相になり、政権から保守色が薄れているとして、安倍氏を前面に押し出して存在感を示したいとの思いがあるようだ。

 一方、出身派閥・細田派への復帰について、安倍氏はこの日も「全党的な支援をいただいた。しばらくは一議員としての活動に専念したい」と明言を避けた。ただ、同派議員の政治資金パーティーにこまめに顔を出すなど領袖(りょうしゅう)就任を意識した振る舞いも見える。同派関係者は「来年には戻るだろう。他派閥が反発しないよう状況を見ながらだ」と解説している。

5629名無しさん:2020/11/02(月) 17:26:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d04b78de50c73e3714d1dd10361baa4dfe9a6d3
ここにきて、安倍前総理に「新たな野心」が復活か…? 再々登板の「仰天シナリオ」
11/2(月) 6:02配信

 「安倍前総理は議員会館の事務所に毎日通い、夕方6時頃に帰宅されているようです。挨拶すると気さくに応じてくれ、体調も良さそうです」

 こう話すのは安倍前総理と同じ衆議院第一議員会館12階に事務所を構える自民党議員だ。

 潰瘍性大腸炎の悪化による辞任から約1ヵ月、安倍前総理は精力的に活動している。

 9月28日には、東京・芝公園のホテルで開かれた細田派の政治資金パーティに出席した。

 98人が所属する最大派閥・細田派は、安倍氏の出身派閥だ。総理就任前に派閥からは抜けているが、復帰に期待する声は根強い。

 「安倍氏は細田派所属議員のパーティにも顔を出しており、徐々に派閥に戻っていくようです。

 細田派のドンである森喜朗元総理も10月12日、細田博之会長の政治生活30年を祝う会で、『細田さんからも、早く安倍さんに帰ってきてもらえと言われた』と話していました」(細田派担当記者)

 派閥復帰の先には、総理を経験した後に会長に就任するという「仰天シナリオ」まである。

 「細田派は、下村博文政調会長や稲田朋美元防衛相、西村康稔経済再生担当相など、首相候補が乱立し、分裂の危機にあります。ここをまとめられるのは安倍前総理しかいない」(細田派中堅議員)

 安倍氏は細田派議員のパーティで、「(衆院選の時期も)2ヵ月前なら私が決められたんですが」と軽口を叩いたという。キングメーカーを目指し、新たな野心が燃え上がっているのか。

 『週刊現代』2020年10月24・31日号より

週刊現代(講談社)

5630名無しさん:2020/11/02(月) 17:27:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/dc1af2b2bcb7b71d38f51cc7a1d8fb22b8dedc8e
安倍前首相 憲法改正「もう言い訳は通用しない」 野党を牽制
11/1(日) 18:55配信

 安倍晋三前首相は1日、憲法改正について「安倍政権の間は憲法改正しないと野党は言っていたわけだが、今は菅義偉政権なので、その言い訳はもう通用しない」と述べ、議論に消極的な立憲民主党などを牽制した。山口県長門市で、首相を辞任後初めて父・晋太郎元外相の墓参りをした後、記者団に答えた。

 安倍氏は「憲法について議論すべきだというのが国民の民意だろうと思う。それに応えていくのが国会議員の職責で、憲法の議論こそ国会議員が自分の見識を示す機会となる。機運を高めていくために私も努力していきたい」と語った。

 また、自らの出身派閥である細田派(清和政策研究会)への復帰については「しばらくは一議員として活動を再開することに専念したい」と述べるにとどめた。

 安倍氏の地元入りは昨年8月以来、約1年2カ月ぶり。約50人の地元支持者が出迎える中、昭恵夫人とともに墓前で手を合わせた。墓参後は「首相の職責を果たすために全力を尽くし、今回、辞職したことを報告をした。今後は一議員として地域の発展のためにも尽くしていきたい」とも語った。

 安倍氏は支持者に「体調による辞職で心配をかけたが、使っている薬がよく効いて、体調も回復をしている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a45ff04783577aa72f878726c68f773383f378f
安倍前首相「憲法改正しない言い訳通用しない」 野党をけん制
11/1(日) 18:26配信

 自民党の安倍晋三前首相は1日、山口県長門市で記者団に「安倍政権の間は憲法改正はしないと野党は言っていたが、今は菅政権だからその言い訳は通用しない」と述べ、憲法改正を巡り野党をけん制した。

 8月に体調不良で辞任表明した安倍氏は「非常に速いスピードで回復をしている」と、健在ぶりを強調した。一方で、今後の政治活動について「全党的な支援もいただいてきたので、しばらくは一議員として活動を再開することに専念したい」と述べ、出身派閥である細田派への復帰は明言しなかった。

 これに先立ち安倍氏は、妻の昭恵氏とともに長門市にある父・晋太郎元外相の墓参りをした。2012年の第2次安倍内閣発足以降、毎年夏に地元入りしていたが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で見送っていた。3日まで滞在し、山口県庁や支援者を回る予定。【遠藤修平】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b51adfa07ba01fd3052759e21269d3353ad28cb0
改憲「今後も取り組む」 安倍前首相が山口で意欲
11/2(月) 11:38配信

 安倍晋三前首相は2日、山口県庁を訪れ、出迎えた職員らに「憲法改正をはじめ、やり残した仕事もある。今後は一議員として残した課題に取り組みたい」とあいさつした。

 自身が進めた地方創生にも触れ「まだまだ道半ばだ」と強調。「山口県出身の国会議員として、地域の再生にも全力で取り組む」と語った。

 安倍氏は1日、9月の首相辞任後初めて地元の山口県に入り、2日は長門市役所も訪問した。3日まで県内で過ごす。

5631名無しさん:2020/11/02(月) 18:52:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cd908951add375b528ae8674d94ef1030fd016c
都構想阻止「誇らしい」 二階自民幹事長
11/2(月) 18:47配信

 自民党の二階俊博幹事長は2日、国会内で同党大阪府連の大塚高司会長(衆院議員)と会い、反対多数で否決された「大阪都構想」の住民投票について報告を受けた。

 大塚氏によると、二階氏は「あれだけ劣勢だったのに、よくここまで頑張ってくれた。党として誇らしい」と反対運動を展開した府連をねぎらったという。 

最終更新:11/2(月) 18:47
時事通信

5632名無しさん:2020/11/02(月) 22:08:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/360ae6d4681c0db722152a50b433c3227350978d
自民・二階幹事長、大阪都構想否決「党としても誇らしい」
11/2(月) 18:49配信

 自民党の二階俊博幹事長は2日、国会内で同党の大塚高司大阪府連会長(衆院大阪8区)と面会し、「大阪都構想」の住民投票が否決されたことについて「党としても誇らしい」と述べた。面会後、大塚氏が記者団に明らかにした。

 住民投票で賛成に回った公明党との亀裂が指摘されているが、大塚氏は「一切ない。国では連立政権をきっちりと結んでいる。変わりなく対応していきたい」と強調した。

5633名無しさん:2020/11/02(月) 23:40:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/38ec4b2a4445fc07c07ed2fdc7ec493570647258
アングル:大阪都構想否決、与党内に波紋 解散時期に影響の見方も
11/2(月) 19:07配信

[東京 2日 ロイター] - 大阪市を廃止し、特別区を設置するか否かを問う「大阪都構想」の住民投票が1日、反対多数で否決され、与党内に波紋を広げている。与党内では、維新への支持そのものが減ったわけではないとの声が多い一方で、菅義偉首相とパイプの太い維新・公明党そろっての敗北は、首相の求心力や早期解散戦略に影響するとの声も浮上している。

首相は2日朝、大阪都構想の住民投票の結果について記者団に対し「地域の判断なので政府としてコメントは控える」としつつも、「大都市制度の議論に一石を投じた」と述べ、都構想を推進してきた維新への配慮も示した。

自民党内では「住所の区名変更などが受けいられなかっただけで、政策への支持と政党への支持は異なる」(幹部)として、自民党と協力関係にある維新に対する大阪市民の人気が陰っているわけでないとの受け止めも聞かれる。しかし、維新の会の代表でもある松井一郎大阪市長は都構想否決を受け、2023年までの「残りの市長任期をもって政界を引退する」と表明。関西での圧倒的な人気をてこに全国への浸透を狙う維新の戦略自体が問われる結果となった。

前回2015年の住民投票で都構想に反対した公明党が今回は賛成に転じたが、公明党支持層の5割が反対に回った結果も、与野党で驚きをもって受け止められている。

自民党内では「新型コロナの感染が拡大している間は、(集会などの選挙活動が制限される)公明党は戦力として使えないことが明らかになった」(竹下派)として、感染終息前の早期衆院解散は難しいとの見解が聞かれる。野党からも「安倍政権の7年間、安保法制などで苦しい決断を迫られた公明支持層に対して、中央のガバナンスが効かなくなっているのでは」(立憲民主党幹部)との見方がでている。

公明党内では今回の結果について「住民投票ではこのようなことはよくある」(幹部)と静観の姿勢。しかし維新前代表の橋下徹氏はテレビ番組で、公明党と「表面上は手を握ったが票が動いてなかった」と指摘。自民党内では「大阪での次期衆院選に様々な影響がある」(関係者)と懸念されはじめている。

9月の総裁選で圧勝し、高い内閣支持率を得てスタートした菅首相だが、都構想否決が今後の政権運営に影響するとの指摘もある。首相は官房長官時代から維新の会の松井代表や橋下氏と毎年年末に会食するなど良好な関係にある。次期衆院選で仮に自公が議席を減らし、憲法改正の発議に必要が3分の2を割り込んでも、「自公に維新を加えた連立も視野に入れている」(官邸関係者)とされてきた。

菅首相は無派閥のため政権基盤が盤石とはいえず、二階俊博幹事長や森山裕国対委員長ら与党中枢と公明党・維新との良好な関係が求心力の核とみられていた。このため「首相は今回の敗北で公明党と維新という2枚のカードを失った。来年は経済もより厳しくなる。早期解散はできないだろう。来年10月の任期間際までできないのではないか」(細田派)との見方も出ている。

(竹本能文 編集:石田仁志)

5634名無しさん:2020/11/02(月) 23:42:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/84cd293ffde014354bfa96a15c947b3f366c4b57
額賀元財務相「ゆで卵ボヤ」と茂木外相「漁夫の利」の行方
7/10(金) 6:00配信

 東京・赤坂の衆院議員宿舎でボヤ騒ぎがあったのは7月2日午後11時のことだった。部屋の主は自民党の額賀福志郎元財務相(76)。ゆで卵を作る途中で眠りこけ、鍋が空だきに。煙を感知し駆けつけた消防に泥酔したまま暴言を吐き、顰蹙を買ったという。

 源流を辿れば田中角栄元首相に行き着く名門派閥・平成研究会(現竹下派)。つい2年前まで領袖だった額賀氏だが、からきし存在感がない。「ポスト安倍」レースに向けて活発に夜会合をこなす年長の二階俊博幹事長(81)や麻生太郎副総理(79)とは大違いだ。

 平成研は、竹下登、橋本龍太郎、小渕恵三という歴代首相を生み、「一致団結、箱弁当」という鉄の結束を誇ったが、もはや遠い過去。前回2018年9月の総裁選の半年前には、領袖の額賀氏を引きずり下ろすクーデターが勃発。竹下亘・元総務会長が領袖になり、「竹下派」が復活した。総裁選で、竹下氏は、兄・登氏の秘書だった青木幹雄元党参院議員会長の意向を受け、石破茂元幹事長で派をまとめようとしたが、安倍晋三首相を推したい衆院側と分裂し、自主投票に追い込まれた。

「岸田がダメなら次は茂木でいい」との声
 次の総裁選で竹下派はどう動くか。意欲を示すのは茂木敏充外相だが、前回、衆院側で安倍首相支持を取りまとめた中心で、参院側からは「今も茂木は許せない」(ベテラン)との怨嗟が渦巻いてきた。しかし、ここにきて茂木氏に追い風が吹き始めている。発生源は「ポスト安倍」に岸田文雄政調会長を推してきた安倍、麻生の両氏だ。安倍首相周辺からは「岸田がダメなら次は茂木でいい」との声が漏れ、茂木氏を一方的に嫌っていた麻生氏との関係も、会食を約束するまでに修復された。

「岸田氏はコロナ対策で失態続き。『岸田首相じゃ選挙に勝てない』との声が広がっている。このままでは安倍、麻生両氏が、どうしても避けたい『石破政権』が誕生しかねず、2人は“次善の策”を考え始めた」(政治部デスク)。党員人気はあるものの、国会議員の支持が広がらない石破氏にとって、竹下派(54人)は、固まった議員票が見込める貴重な存在。安倍、麻生両氏が茂木氏に秋波を送るのは、石破氏を「数の論理」で追い込むためでもある。岸田氏の失速、そして実力者2人の石破嫌い。「漁夫の利とはいえ、派内を固め切れていない茂木氏には渡りに船の展開」(政治部記者)。茂木氏の総裁選出馬に向かって竹下派が久々に「一致団結」できるかもしれない情勢だ。ただし、「最近派内の若手とも会食を重ねたりしているが、元々パワハラ体質で人望はない」(同前)。“箱弁当”の復活は簡単ではなさそうだ。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月16日号

5635名無しさん:2020/11/02(月) 23:45:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e6609b6a5ba1e6a7906b251a5085d4cb95956f7
安倍氏、首相辞任後初の地元入り 父の墓前に報告、山口・長門
11/1(日) 17:07配信

 安倍晋三前首相は1日、持病の潰瘍性大腸炎の再発により首相を9月に辞任後、初めて地元の山口県に入った。長門市で父の故晋太郎元外相の墓前に手を合わせ、歴代最長の7年8カ月間、首相として全力を尽くしたと報告。記者団に「今後は一議員として、地域の発展のためにも尽くしたいと報告した」と述べた。

 同時に、在任中を振り返り「さまざまな政策を実行できた」と強調。自らの出身である自民党細田派内で、派閥復帰への待望論があると問われ「首相を辞したばかりだ。全党的な支援もいただいてきたので、しばらくは一議員としての活動に専念したい」と語った。

5636名無しさん:2020/11/02(月) 23:47:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/12560701f8642f7a42e2f022750977541d77abe7
来年の自民党総裁選見据え 岸田前政調会長 山梨県小菅村など視察
11/2(月) 19:00配信

自民党の岸田文雄前政調会長が小菅村などを視察しました。
来年行われる次の自民党総裁選を見据え、地方の支持を広げる狙いがあると見られています。
岸田前政調会長は11月2日、総裁選後、初の全国行脚の皮切りとして、同じ岸田派で山梨2区を選挙区とする堀内詔子環境副大臣と小菅村や丹波山村などを訪れました。
このうち小菅村ではワサビを栽培する農家の説明を受けながら収穫を体験しました。
また、ヤマメなど地元の食材を使った食事をとりながら住民と意見交換をし、「人口の少ない村だからこそ5Gや自動運転などの最新技術の活用が必要」といった要望を受けていました。
9月の総裁選では菅首相に敗れた岸田前政調会長ですが、来年9月に予定されている自民党総裁選を見据えて、地方での支持拡大に動き出した形となります。

[UTYテレビ山梨]

UTYテレビ山梨

https://news.yahoo.co.jp/articles/73ab3cbae267c094b5d75172763c71a535b8d361
自民・岸田前政調会長、来年の総裁選に向け全国行脚をスタート 地方票“惨敗”受け
11/2(月) 20:14配信

 自民党の岸田前政調会長は来年予定される自民党総裁選への再出馬に向け、全国行脚をスタートさせました。

 岸田氏は全国行脚の第一弾として山梨県の小菅村などを訪れ、村民らと地方の現状などについて意見を交わしました。

 来年9月に予定される自民党総裁選への再出馬に意欲を示す岸田氏ですが、今年の総裁選では地方票で菅総理、石破元幹事長に後れを取っていて、知名度アップもはかりたい考えです。

 「東京の机の上だけではなく、やはり現地の空気を雰囲気を声をしっかり聞かせていただきながら、地方を感じながら考えていく」(自民党 岸田文雄前政調会長)

 岸田氏は全国行脚を通じて地方の声を聞き、政策に反映させたいとしています。(02日18:37)

最終更新:11/2(月) 20:14
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5da1b703d5b19d72ffd836bc94dab3d9cba17624
岸田氏、地方行脚スタート 自民党員不人気の克服狙う
11/2(月) 18:41配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は2日、山梨県小菅村、丹波山村など3カ所を訪れ、党総裁選への再挑戦をにらんだ地方行脚をスタートさせた。

 9月の総裁選で鮮明になった党員の間の「不人気」を克服するのが狙いだ。8日には長崎県を訪れる予定で、来年秋に向けて全国をめぐる考えだ。

 岸田氏は丹波山村で記者団に「総裁選では地方票も考えないといけない。地方を回りながらいろんな方々と交流し、私を知ってもらえればありがたい」と意欲を表明。「机の上だけでなく現地の空気を感じながら政策を考えていく」と語った。

 小菅村では長靴を履き、山あいの湿地でワサビの収穫を体験。屋外に据えたテーブルで地元の川魚などを使った料理に舌鼓を打ちながら、デジタル技術を通じた地方活性化の方策などについて地元住民らと意見交換した。

5637名無しさん:2020/11/03(火) 08:18:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/09c2b89c7c25479d9b7d810fcc716c4dd6bc86a6
菅総理との不仲説が囁かれ…麻生太郎財務大臣「存在感なし」の憂鬱
11/3(火) 8:02配信

妻・ちか子さんと久々のディナーを楽しんだ後でも、麻生太郎財務相(80)の表情は冴(さ)えなかった。

10月上旬の土曜日、広尾(渋谷区)の高級フレンチ懐石を後にした麻生大臣は、小雨の中を少し歩き、運転手が待つ高級外車に乗り込んだ。

せっかくの休日なのに、麻生大臣が浮かない様子なのはワケがある。週が明けて永田町に戻れば、憂鬱な日々が待っているからだ。

「心中にあるのは、菅(義偉)首相との関係でしょう。麻生さんの菅さん嫌いは有名な話。そもそも、麻生さんは『叩き上げ』の菅さんと根本から合わないんです。華麗なる一族の出身である俺が、なぜ秋田の農家の倅(せがれ)を支えなきゃいけないんだと、思っている。9月の派閥会合で菅内閣を『かん内閣』と読み間違えたのも、間違いなくわざとです」(自民党ベテラン議員)

菅首相が麻生大臣の感情に気づかぬはずはない。50名を超える大派閥の領袖(りょうしゅう)である麻生大臣を大っぴらに干すことはできないが、ジワジワと締め上げている。

「新内閣発足に伴う人事では、露骨に麻生さんの力をそぎ落としにかかりました。麻生派の中で厚遇と言えるのは行政改革大臣の河野太郎くらい。あとは万博大臣などの軽いポストにしか置いていません。とくに麻生さんにとって面白くないのが、総務大臣という重要ポストに二階派の武田良太が就いたことです」(同前)

’19年4月に行われた福岡県知事選において、麻生大臣は元厚労官僚を擁立した。しかし武田総務相は、無所属の現職を支持。しかも、結果は麻生陣営の惨敗に終わった。以来、両者は犬猿の仲として知られている。

麻生大臣を憂鬱にさせているのは、菅首相との関係だけではない。

「実は、長男との代替わりが噂されているんです。しかも、それを麻生さんに迫っているのは、他でもない妻のちか子さんだとされています」(麻生派議員)

麻生大臣ももう80歳。このまま引退してしまうのか。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が語る。

「麻生派、岸田派、谷垣グループをまとめる大派閥構想を麻生大臣は考えている。3つが集結すれば議員は100名を超える。そうなったら、菅首相は再び麻生大臣を持ち上げざるを得なくなります。仮に息子に代替わりしても、政界に隠然たる影響力を持つ可能性は十分にある」

永田町を舞台に、暗闘は続く。

『FRIDAY』2020年10月30日・11月6日号より

FRIDAYデジタル

5638名無しさん:2020/11/03(火) 08:23:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c96c41c79fb0ed79568dd0d49f01b8f2ec9bfce
大阪都構想、「住民投票否決」で菅首相の大打撃
11/3(火) 5:31配信

 いわゆる「大阪都構想」が11月1日の住民投票で否決され、同構想の実現に政治生命をかけてきた大阪維新の会代表の松井一郎大阪市長は、2023年4月の任期満了での政界引退を表明した。

 松井氏は国政政党・日本維新の会の代表でもあり、今回の結果は次期衆院選での勢力拡大を狙う維新の失速にもつながりかねない。さらに、自民党が反対する中、松井氏と気脈を通じて秘かに大阪都構想実現を期待していたとされる菅義偉首相にとっても、今後の政権運営への打撃は避けられそうもない。

■公明支持者は半数が反対に

 維新創業者の橋下徹元大阪市長と松井氏は、安倍晋三前首相や菅首相との親密な関係を軸に、国政政党・維新の全国的勢力への拡大を目指して菅政権との連携強化を進めてきた。菅首相も憲法改正で維新と連携するなど、補完勢力確保による政権基盤の安定化を狙っていたとみられる。

 菅首相は2021年9月の自民党総裁で再選し、任期4年の本格政権を目指すために、次期衆院選後の自公維連立政権の可能性も探っていたとされる。しかし今回、維新の大黒柱である松井氏が引退を表明し、「政局運営の重要なカードを失った格好」(自民長老)とみえる。

 大阪都構想に賛成して「敗者」となった公明党も、大阪における自民党との関係が悪化しており、次期衆院選戦略も含めて菅政権の動揺につながる可能性もある。

 大阪市を廃止して4つの特別区に再編する大阪都構想の是非を問う住民投票は2015年に続いて2度目となったが、前回同様、僅差での否決となった。この結果、政令市としての大阪市存続が決まり、松井氏とともに都構想実現に邁進した吉村洋文大阪府知事(維新代表代行)は再挑戦を否定した。

 住民投票の当日有権者数は220万5730人、投票率は前回を4.48ポイント下回る62.35%にとどまった。結果は賛成が約67万6000票、反対約69万3000票で、前回の約1万票差より大きい約1万7000票差での否決となった。メディア各社の出口調査などによると、都構想への賛成が多かったとされる若年層の投票率が低く、前回反対だったのに今回は賛成に転じた公明党も、支持者の半数以上が反対に回ったとみられる。

 大阪都構想は橋下氏が提唱し、同氏が松井氏とともに立ち上げた地域政党・大阪維新の会の看板政策だった。大阪府と大阪市の二重行政をなくすことで大阪全体の発展につなげるとの発想だった。

 過去の大阪では府知事と市長が対立し、行政の無駄が際立っていた。松井氏らは「大阪の不幸せ(府市あわせ)解消」として改革を目指した。

 住民投票の開票結果を受けて1日夜に記者会見した松井氏は、「2度目の敗北は、すべて私の力不足が原因。政治家としてのけじめをつけなければならない」と市長任期満了時の政界引退を表明。吉村氏は「僕が都構想に挑戦することはない。(政治家としての進退は)任期満了の前に判断したい」と、悔し涙をにじませて敗北を認めた。

5639名無しさん:2020/11/03(火) 08:24:02
>>5638

■憲法改正で安倍前首相と連携

 松井、吉村両氏の後見人でもある橋下氏は1日夜、今後の維新について「吉村氏が担うのでは」と述べ、世代交代の必要性を強調した。ただ、大阪の地域政党から中央政界へと勢力を拡大した維新は、今回の大阪都構想否決で党運営のトップリーダーと看板政策を同時に失うことになる。今後は国政政党としての存在感も低下する可能性が大きい。

 橋下氏が府知事時代の2010年4月に大阪維新の会を旗揚げした際、当時首相退陣後の無役に甘んじていた安倍氏を党首に迎えようと打診したことが、両氏の親密な交流のきっかけとされる。これと並行して、橋下氏とタッグを組む松井氏も地方議員時代に菅首相と意気投合し、党派を超えた盟友として連携を強めてきた。

 第2次安倍政権が発足した2012年暮れ以降、安倍、菅両氏と橋下、松井両氏は年末などに定期的に4者会談を続け、安倍1強時代の自公政権の補完勢力として維新は存在感を示してきた。維新の国会議員も「我々は与(よ)党でも野(や)党でもない『ゆ』党」と自任してきた。

 大阪の地域政党として出発した維新は、大阪都構想を軸に「統治機構の抜本改革」(橋下氏)を政治目標に掲げ、その延長線上で憲法改正を主張。その実現を悲願とする安倍前首相と連携を深めた。自民党にとっても参院での改憲勢力3分の2を確保するためには維新の協力が必要で、それを背景に自民、維新両党は「国会運営での持ちつ持たれつの関係」(自民幹部)を維持してきた。

 こうした中、大阪都構想の住民投票が目前に迫った10月29日には、馬場伸幸維新幹事長が衆院の代表質問で都構想実現の意義を力説。菅首相も前向きな答弁で援護射撃する場面もあった。その一方、国・地方選挙で維新と激しく対立する自民党大阪府連は、大阪都構想への反発が根強く、菅首相との思惑の違いも際立っていた。

 国政政党の維新にとっても「大阪都構想の実現は党勢拡大のカギ」(幹部)との位置づけだった。最初の挑戦となった2015年の住民投票で否決された際には、維新のリーダーで大阪市長だった橋下氏が政界引退を余儀なくされた。その結果、2017年衆院選では2014年衆院選で獲得した41議席を大きく減らす、11議席まで落ち込んだ。

■松井氏の政界引退が痛手に

 ただ、その後は党勢も回復し、次期衆院選では「30議席以上の獲得が確実」(選挙アナリスト)との分析もあった。ただこれは、「大阪都構想の可決が前提」(同)で、維新内部でも「今回の都構想否決と松井氏の引退表明による選挙戦への痛手は測り知れない」(幹部)との不安が広がる。

 その一方で、衆院解散のタイミングを探る菅首相にとっても「都構想否決による維新の失速は大きな計算違い」(閣僚経験者)とみる向きが多い。自民党などが定期的に実施している全国情勢調査などでは、「次期衆院選は自民の議席減の可能性が高い」(自民選対)とされる。菅首相サイドは「自公が議席減となっても、維新を取り込めば十分補える」と自公維連立政権をちらつかせていた。だからこそ、9月の菅政権の組閣でも、橋下氏の総務相起用が取りざたされたのだ。

 ただ、「自公維連立実現のキーパーソンは松井氏」(自民幹部)とされていただけに、橋下氏に続く松井氏の政界引退は「菅首相にとって痛手」(同)となる。しかも、菅首相と緊密に連携する自民党の二階俊博幹事長は、かねて大阪都構想に否定的だった。このため、今回の事態を踏まえ、「菅政権内では維新と距離を置く二階氏の影響力が一段と増す」(自民長老)との見方も広がる。

 一方、大阪自民とともに都構想否決に成功した立憲民主や共産など主要野党は、「これで次期衆院選で維新の全国展開に歯止めがかかる」(立憲民主選対)と読み、全国的な野党統一候補の調整に全力を挙げる構えだ。

 菅首相は周囲に「国政への影響はない」と平静を装うが、自民党内では「学術会議問題で支持率が急落している中、新たな痛手になるのは間違いない」(若手)との声が多い。

 11月2日に始まった衆院予算委では、野党側が学術会議問題での菅首相の強権的姿勢を厳しく追及し、菅首相は防戦を強いられている。それだけに与党内では「今回の維新の挫折は、菅1強が弱まるきっかけになるのでは」(公明幹部)との見方も出始めている。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5640名無しさん:2020/11/03(火) 08:29:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e2c87275c8dfd1e9a6b92d524f4001466a1b554
大阪維新の敗北ではじまった菅義偉VS二階俊博の暗闘 「党高政低」に拍車が…〈週刊朝日〉
11/3(火) 8:02配信

 11月1日に投開票が行われた大阪都構想をめぐる住民投票は、約1万7000票という僅差で反対が賛成を上回った。このことは、実は菅義偉首相にとっても大きな打撃になりかねない。

 維新と近かった菅首相は今回、明言はしなかったものの、都構想に「賛成」だったと思われる。一方、「盟友」のはずの二階俊博幹事長は、都構想に「反対」の立場。両者の間で、水面下の主導権争いが展開していたのだ。大阪都構想をめぐる人脈図を分析すると、2人の「本当の関係性」が浮かび上がってきた──。

「聞いていない」

 二階幹事長が記者会見で発したこの一言が、菅政権を震撼させた。

 発端は、西村康稔経済再生相が年末年始の休暇を1月11日まで延ばすよう呼びかけたこと。休日が延びると年明けとも言われる衆院解散の時期に影響しかねない。西村氏が相談もなく発表したことに、二階氏は怒りをあらわにしたのだ。

 二階氏の反発を招いた西村氏は10月28日に党本部を訪問。「与党と連携して取り組んでいきたい。改めて強く胸に刻んで対応したい」と反省の弁を述べた。現職の大臣が党への連絡不足で事実上の謝罪に追い込まれたことは、「官邸一強」と言われた安倍晋三政権では見られなかった光景だ。

 無派閥で総裁選を制した菅首相にとって、勝利への道筋を作った二階氏は最大の功労者で、その意向には配慮せざるを得ない。すでに永田町の天気図は「政高党低」から「党高政低」に移ったかに見えるが、菅氏も屈したわけではないという。政治ジャーナリストの角谷浩一氏がこう語る。

「永田町で今ささやかれているのは、菅氏と二階氏の間がギクシャクしているということ。菅氏は初外遊先のベトナムとインドネシアで『中国包囲網』ともとれる『自由で開かれたインド太平洋』構想について話した。これでは親中派の二階氏の顔が立ちません。内心、『誰のおかげで首相になれたんだ』と思ったでしょうし、一方の菅氏には『首相になったのだから、もう二階氏の顔色をうかがう必要はない』という感覚があるのではないか」

 2人に水面下の主導権争いが生じているようなのだ。その最前線となっていたのが、大阪都構想の住民投票だ。関西出身のある自民党議員が言う。

「両者とも表では言わないが、菅氏は日本維新の会びいきで、本音では大阪都構想に賛成。一方の二階氏の本音は反対。二階氏は前回の住民投票の時ははっきり反対していたし、今回も国会議員の集まりでは、『大阪市を廃止することに何のメリットがあるのか』と話していた」

 ある自民党幹部もこう証言する。

「菅さんは住民投票の行方が気になって、官僚や側近議員にコッソリと情勢を聞いていたそうだ。序盤に賛成派がリードしていると聞いて、『今度は決まりそうだ』とニンマリしていたそうです」

5641名無しさん:2020/11/03(火) 08:29:29
>>5640

 なぜ菅氏はここまで維新の肩を持つのか。一つのヒントになるのが、菅氏のブレーン人脈だ。

 政権発足にともない、菅氏は経済政策を取りまとめる組織として成長戦略会議を新設した。委員に元金融アナリストのデービッド・アトキンソン氏や国際政治学者の三浦瑠麗氏らが名を連ねる中、竹中平蔵元金融相もメンバーに選ばれた。

「菅氏は小泉純一郎政権時代、竹中総務相の元で副大臣を務めたのがきっかけで、後任の総務相に抜擢された。菅氏にとっては『恩人』で、政策的にもかなり影響を受けています」(政界関係者)

 竹中氏と維新との関係はどうか。竹中氏についての著書があるノンフィクションライターの佐々木実氏は言う。

「竹中氏は2012年の衆院選で維新の候補者を選定する『公募委員会』の委員長でした。維新の生みの親の一人とも言えます。大胆な規制緩和を実施する新自由主義的方向性は維新と親和性があり、竹中氏が提唱する『スーパーシティ構想』にも維新は前向き。今後も菅氏と維新をつなぐ役割をしていくでしょう」

 また、内閣官房参与には元財務官僚の高橋洋一嘉悦大教授が任命された。高橋氏も維新に立ち上げ時から有識者として関わり、大阪市の特別顧問も務めていた。菅氏と維新のブレーン人脈は見事に重なり合うのである。

「そもそも菅氏は、維新の会の松井代表が大阪府議時代から親交があり、道州制の導入などでも意気投合していた。安倍政権時代も、安倍氏、菅氏、松井氏、橋下徹氏の4人で定期的に食事会を開くなど、ずっとつながっていましたからね」(前出の政界関係者)

 もちろん、菅氏が維新とのつながりを保つのには別の理由もある。前出の自民党幹部はこう語る。

「菅氏にとって、維新は重要なカード。安倍政権のようにいつまでも選挙で大勝できるわけがない。公明党だけではなく維新を加えた自・公・維連合の選択肢を持っておくことで、心もとない自身の権力基盤を強固にしておきたいという思いがある」

 いわば、維新は「第2の菅派」。大阪都構想で維新が勝利することは、菅氏の力を増強させることにつながるのだ。

 ただ、こうした流れが加速すれば、割を食うことになるのが二階氏だ。前出の自民党幹部が言う。「維新の力が増すと大阪だけでなく兵庫や京都に維新が多くの候補者を立てる動きが広まる。近畿地方で自民の議席が減るのは幹事長のメンツとして、影響力にかかわる。いずれ地元の和歌山も脅かされますし」

 ただ、今回、二階氏は沈黙を保ち、菅氏と事を構えることはなかった。

「二階さんにとって、菅内閣は自分が作った政権。今、維新をめぐって菅さんと対立しても意味がないからね」(二階氏側近)

 あたかも、大阪都構想が否決されて菅氏が「自滅」するのを待っているかのような態度。こんな情勢もあって、自民党内では微妙な空気が漂っていたという。

「本来は党をあげて(都構想に反対の)大阪府連に協力すべきだが、菅さんが維新びいきなのはみんな知っているから都構想には誰も関わりたくない。『触らぬ神に祟りなし』ということ」(前出の関西出身自民党議員)

 実際、世論調査で賛否が拮抗し続ける中でも大物議員が大阪入りすることもなく、自民党は終始「様子見ムード」だった。

5642名無しさん:2020/11/03(火) 08:29:40
>>5641

 二階氏と菅氏の関係をさらに複雑にしているのが公明党の存在だ。

 前回の住民投票で反対の立場だった公明党は今回、賛成に転じた。同党元幹部がこう話す。

「公明は衆院小選挙区の8議席のうち四つが大阪府内にあり『常勝関西』と呼ぶ最重要選挙区。維新が選挙区に対立候補を出す構えを見せる中、議席を維持するために協力せざるをえなくなった」

 これには、自民党から「議員バッジのために魂を売った」(大阪府連関係者)との批判が噴出し、大阪の自公協力は崩壊寸前。支持母体である創価学会の中でも動揺が広がっていたという。

「こんな時は学会員は動員されても応援演説に行かないし、投票もしない。投票所に行っても白票を入れるだけです」(前出の公明党元幹部)

 公明党側にも自民党への“遠慮”があったのか、山口那津男公明党代表が大阪で演説をした時も動員はかからなかったという。しかし、その姿勢も終盤で変化した。

「世論調査で反対派が追い上げて賛成を上回ると、学会内で山口代表の演説内容が文書になって配布され、賛成に投じるように踏み込んだ指示が出たと聞いています」(前出の関西出身自民党議員)

 公明党との太いパイプを誇る二階氏からしたら、見過ごせない展開だったのではないか。“遺恨”はますます深まったように見える。

 維新が住民投票で敗れ、松井氏の任期満了後の引退が決まったことで、今後、菅首相の勢いにも陰りが出る可能性がある。ただ、維新をめぐり菅氏と二階氏の利害が対立する構図自体はこの先も変わらない。いつか、2人が火花を散らす時がやってくるのか──。今後も注視する必要がありあそうだ。

(本誌・西岡千史、上田耕司/今西憲之)

※週刊朝日  2020年11月13日号に加筆

5643名無しさん:2020/11/03(火) 15:56:15
https://news.yahoo.co.jp/articles/00dcb8a8122d923d8932192c3d7a63ab6cc46131
自民・野田幹事長代行「油断しないように」 大阪都構想否決も引き締め
11/2(月) 19:14配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は2日の記者会見で、大阪都構想が住民投票によって否決されたことについて「大阪市民のお気持ちということで尊重させていただきたい」と語った。

 次期衆院選への影響に関しては「住民投票と国政はきっちり分けて油断しないように。より一層、同志の議員たちに精進していただかなければならない」と引き締めた。

5644名無しさん:2020/11/03(火) 17:25:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/e177d79f102e6c269dd00d59230824d9ef88bb82
菅首相、維新カードは保持 政権運営に影も 「大阪都」否決
11/3(火) 7:24配信

 菅義偉首相は、看板政策の「大阪都構想」で挫折した日本維新の会との連携を引き続き重視する考えだ。

 政策で維新と重なる部分が多いことに加え、今後の国会運営で維新の協力が必要な場面も否定できないからだ。ただ、維新が勢いを失えば、首相の政権運営にも影を落としかねない。

 首相は2日、都構想の賛否を問う住民投票が反対多数となったことについて、記者団に「大都市制度の議論において一石を投じた」と配慮を示した。首相は「経済を回復させていく中で、地方を元気にするためにいろんな議論をしていくことは大事だ」とも語り、地方活性化などで維新と協力していく姿勢に変わりない考えをにじませた。

 維新の松井一郎代表(大阪市長)と信頼関係を築いてきた首相は、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)の誘致実現をバックアップ。カジノを含む統合型リゾート(IR)の大阪誘致でも連携してきた。国際金融都市構想の実現など、力を注ぐ政策課題で維新との連携を期待する。

 国会運営でも安倍前政権時、「共謀罪」法などの与野党対決法案で維新の協力を得てきた。首相は、政権の「補完勢力」として今後も「維新カード」を保持しておきたい考えだ。

 自民党大阪府連が都構想に反対する中、首相は10月30日の参院本会議で、維新の片山虎之助共同代表の質問に対し「二重行政の解消と住民自治の拡充を図ろうとする大都市制度の大きな改革だと認識している」と答弁。維新に最大限配慮したのは今後のことが念頭にあるためだ。

 それだけに、松井市長が23年4月の任期満了で政界を引退すると表明したことは首相にとって痛手だ。求心力がなくなった維新が次期衆院選で議席を減らす可能性もある。首相が衆院選を乗り切ったとしても、国会で「応援団」が減ることになる。

5645名無しさん:2020/11/03(火) 22:10:14
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e1d59c256b82ada4afe9997e464a7e08ae87f09
印章が伝統産業の山梨、知事が河野氏のツイート画面掲載し「ただただ限りない嫌悪感」
11/3(火) 14:32配信

 山梨県の長崎知事は2日、自身のツイッターに、「押印廃止」のハンコの写真とともに河野行政・規制改革相と平井デジタル改革相が並んだ河野氏のツイッター画面を掲載し、「ただただ限りない『嫌悪感』」とつぶやいた。

 行政文書の押印を省略する国の動きに対し、知事は山梨県の伝統産業である印章の制度や文化を守るよう訴えている。ツイッターでは、「決してデジタル化に反対している訳ではない」と断りつつ、「印章関係者の健気(けなげ)な想(おも)いや切実さに対する敬意はおろか想像力すら微塵(みじん)も感じられない」などと批判した。

 知事は先月、自民党本部(東京都)で開かれた議員連盟の総会に出席するなど、各方面に協力を求める活動を展開している。

5646チバQ:2020/11/04(水) 09:30:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/03202ffb67d020eba59497255b9ad2e02578f8a9
河野行革相、首相肝いりの事業にも切り込み 行政事業レビュー
11/3(火) 22:20配信
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河野太郎行政改革担当相=10月28日午前、首相官邸(春名中撮影)
 菅義偉(すが・よしひで)内閣で初めてとなる行政事業レビューの「秋のレビュー」は、内閣の目玉人事として起用された河野太郎行政改革担当相が取り仕切る。行革に熱心に取り組む河野氏は、首相への意欲を隠さない。行革・規制改革は菅内閣の重要課題であるだけに、「河野行革」は次世代の首相候補への試金石ともなる。

【写真】行政事業レビューで検証される主なテーマ

 「事業レビューは全て聖域なく、例外なく見る」

 河野氏は10月13日の記者会見で、こう強調した。秋のレビューの対象には、9月まで防衛相として担当した防衛省の「次期戦闘機の調達」もリストアップした。自身の「古巣」にも切り込む姿勢を示すことで「聖域なき改革」を印象付ける狙いが透けてみえる。

 首相肝いりの政策も対象にする。温室効果ガスの2050年までの実質ゼロや農林水産品の輸出促進など、成否が政権の評価に直結するテーマに関連する事業も取り上げる。菅政権が重点課題に掲げる政策でも極力無駄を排して効率を高めるとともに、公開の場で検証することで周知を図る狙いもあるとみられる。

 河野氏にとって行革は、初当選以来取り組むテーマだ。平成20年には自民党の「無駄撲滅プロジェクトチーム」を率いた。「アニメの殿堂」と呼ばれた国立メディア芸術総合センターの予算凍結などを求めたが、当時の麻生太郎内閣では21年度補正予算に盛り込まれた苦い経験がある。

 その後に誕生した民主党政権では行政刷新会議のレビュー「事業仕分け」がメディアに注目され、河野氏は野党議員だったにもかかわらず視察に訪れた。視察当日の21年11月27日の自身のブログでは「僕らがやったときは反乱軍だったが、今度は正規軍のように扱われた。うらやましい」と本音を漏らしている。

 河野氏の行革担当相就任は2回目。規制改革担当相も兼任しており、就任当初は「今回は国民の側から見て新しい価値をつくり出す規制改革を中心に据える」と述べていたが、首相への意欲を見せる河野氏にとって、行革でも目立った成果を挙げることは必要だ。

 河野氏自身もその点は意識しているようで、行政事業レビューには厳しく臨む姿勢を示している。先月30日の記者会見で、レビュー用の資料に誤記が多いと指摘されると、「あまりにひどい場合には人事評価に反映をするとか、考えていかなければいけない」と語気を強めた。(大島悠亮)

5647名無しさん:2020/11/04(水) 19:37:48
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASNC44V5VNC4UTFK018.html
政治家の世襲制限を迫った辻元氏、麻生財務相の答えは
2020/11/04 15:01朝日新聞

政治家の世襲制限を迫った辻元氏、麻生財務相の答えは

午前の衆院予算委を終え、麻生太郎財務相(左)と話す菅義偉首相=2020年11月4日午後0時、上田幸一撮影

(朝日新聞)

 衆院予算委員会では4日午後、立憲民主党から辻元清美氏が質問に立った。辻元氏は政治家の世襲の是非を取り上げた。

 辻元氏は、首相がかつて「世襲制限をして世代交代を図る。こんな当たり前のことをやらないと自民党に未来はない」と述べていたと紹介し、「今も同じお考えか」とただした。

 菅首相は「私はゼロからスタートした。小選挙区世代初めての選挙で当選させていただいたが、当時、自民党は世襲が圧倒的に多かった」と述べたうえで「世襲の方が小選挙区に出る場合でも、予備投票などの方策を作って今日まできている」と答弁した。

 辻元氏は、菅内閣も世襲議員が多いと指摘。さらに、首相がかつて「3親等以内の親族を公認しないことを考えている。出たければ違う選挙区から出ればいい、と具体的に考えていた」というエピソードも披露した。

 さらに、辻元氏は麻生太郎財務相兼金融担当相に対し、「こういう対応をされたら、息子さんを出したいですか」と質問。麻生氏は「事前通告を受けてないね。後継ぎをさせるかどうかという意味か」と問いかけ、「まだ引退することを考えていないから」と応じた。議場から笑いが漏れた。

5648名無しさん:2020/11/04(水) 20:23:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/1408d8e479421af3f56307cc248365de9771d9af
石破派の会合、再び見送りへ 2週連続、新体制未定
11/4(水) 17:54配信

 自民党の石破茂元幹事長が会長を辞任した石破派(19人)は4日、毎週木曜に開く定例会合の5日の開催を見送ると決めた。後任会長をはじめ新体制が決まらないためで、会合中止は10月29日に続き2週連続となる。

 同派幹部は定例会合中止に関し「混乱を外に見せるのはよくない」と語った。石破氏は4日、事務総長を務める鴨下一郎元環境相の非公開のセミナーで講演したが、派閥の今後について明確な方向性は示さなかったという。

 石破氏は、9月の党総裁選敗北の責任を取るとして10月22日に会長を辞任、山本有二元農相も会長代行の辞意を示した。鴨下氏は石破氏からの後継指名を固辞している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6987986aee150ac11732e31ca78ddab71aa57c4
下地幹郎氏の衆院選前復党認めず 自民3衆院議員が一致
11/4(水) 6:44配信

 自民党県連所属の衆院議員3氏が3日、那覇市内で会合を開き、自民への復党願を提出した下地幹郎衆院議員=無所属=の処遇について、次期衆院選の前に復党を認めるべきではないとの考えで一致した。県連は復党願の取り扱いについて、早ければ今週末から議論を始める予定。県連所属の国会議員全員が復党を認めない方針を示したことで、県連の判断にも影響を及ぼしそうだ。

 会合に出席したのは西銘恒三郎氏、国場幸之助氏、宮崎政久氏。会合では、下地氏が次期衆院選を見据え復党願を提出したことを問題視し、「選挙ありきの復党は認められない」「過去の反党行為を考えると支持者からも賛同が得られない」などの反対意見が上がったという。

 県連関係者によると、今月1日に県連最高顧問を務める仲井真弘多元知事と西銘氏、国場氏の3人で下地氏の復党について協議し、仲井真氏は復党に反対する方針を示したという。下地氏の復党を巡っては、国場氏が支部長を務める沖縄1区支部が、復党を認めないよう求める要請書を自民党県連に提出している。一方、経済界の一部からは、保守合同を目的に下地氏の復党を求める要請書が県連に出されている。

琉球新報社

https://news.yahoo.co.jp/articles/a8e7641cc7444143c9a63f60b2d4430be7fd6a3c
自民党が2050年温室効果ガスゼロで推進本部新設へ 二階氏が本部長
11/4(水) 18:26配信

 自民党の下村博文政調会長は4日の記者会見で、菅義偉首相(党総裁)が表明した2050(令和32)年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの実現に向け、総裁直属の「2050年カーボンニュートラル実現推進本部」を新設すると発表した。二階俊博幹事長が本部長を務め、来週にも初会合を開く方針だ。

 これに関連し、小泉進次郎環境相は4日の記者会見で「脱炭素の理解者を増やしていく活動を幅広くやっていきたい」と述べた。

5649名無しさん:2020/11/06(金) 00:44:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/ef43dde3f95ad8ef08f4a61fc5bc5aa96b851c6c
「すこぶる調子がいい」安倍氏“復権”の先に見据えるのは…
11/4(水) 11:34配信

 安倍晋三前首相は1日、退任後初めて地元・山口県に入り、父晋太郎氏の墓前に手を合わせた。持病の悪化に伴う無念の退陣表明から約2カ月。支援者の歓迎を受け、取り囲む報道陣を前に「今後は一議員として、地域の発展のために尽くしていきたい」。史上最長政権を築いた者として“復権”の先に見据えるのは何か。

 「総理の職責を果たすために全力を尽くし、今回、辞職しましたという報告をいたしました」

 午後、同県長門市で墓参を終えた安倍氏は、力強い口調で報道陣に復調ぶりを示した。その後は、近くの市役所支所など4カ所をはしごし、集まった支援者に「おかげで薬も効いて体調も早く回復している」。笑みをたたえ、一人一人と言葉を交わした。

 新型コロナウイルス感染症の影響により、昨夏の盆以来となった帰郷。常々、「地元に帰れば元気になる」と語ってきただけに、花束も受け取って心身を充電した様子がうかがえた。

 「すこぶる調子がいい。辞めたのがうそみたい」。安倍氏の出身派閥・細田派の幹部は、最近の安倍氏に目を見張る。所属議員の政治資金パーティーに連日駆け付けてマイクを握り、夜の会合にも出席。アルコールも口にする。

 派内では、派閥復帰と会長就任を望む声が一段と高まり、安倍氏も周囲に「(来秋までに行われる)総選挙の前後を考えている」と、その時期に言及し始めた。「ここで終わるつもりはさらさらない、ということだ」と自民党関係者。院政を敷き存分に影響力を振るうキングメーカーか、「(首相)再々登板」への布石か。永田町では、近い将来の「安倍派」発足をどう読み解くかの推論がかまびすしい。

      ■ 

 安倍氏と親密な閣僚経験者はあるエピソードを基に、菅義偉首相体制の下でもキーマンであり続けていると指摘する。今後の最大焦点である衆院解散時期について安倍氏が最近、「私だったら、来年1月の通常国会冒頭だ」と持論を開陳したというのだ。

 内閣と党の支持率がともに高い時期を逃さず衆院選を仕掛け、野党を圧倒し、その流れで来秋の総裁選も制する-。この側近は「(政局の)相談を受ければ指南するのが安倍さん」。実際、首相は今も安倍氏と密に連絡を取り、外交の報告も欠かさないという。

 この日、在任中に念願成就できなかった憲法改正についても、安倍氏は「(安倍政権の間は議論しないとの)野党の言い訳はもう通用しない。より一層(議論の)機運を高めていくために、私も努力していきたい」と踏み込んだ。再始動のエンジンが全開になるのも遠くなさそうだ。 (河合仁志)

5650名無しさん:2020/11/06(金) 00:46:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e21d720c97a9222794d2c1ab01de5a3161292dd
自民・石破派、2週連続で定例会合見送り 代わりに昼食懇談会
11/5(木) 18:23配信

 自民党石破派(19人)は5日、週1回の定例会合を2週連続で見送り、代わりに派閥議員有志による昼食懇談会を国会内で開催した。石破茂元幹事長らを除く14人が集まった。

 石破氏が10月22日に派閥会長を辞任して以降、後任会長が決まっていない。毎週木曜の定例会合を開催できていないが、国会や党内情勢の情報共有を望む若手有志が先週に続き、昼食懇談会を企画した。懇談会終了後、平将明元副内閣相は記者団に「(雰囲気は)和気あいあいだった。モメンタム(勢い)が出てきた感じはする」と語った。派閥の方向性についての議論はなかったという。【立野将弘】

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c6ac6198615e8e64403cfc10cb27b6d1a10db5a
伊吹氏「学問の自由は印籠か」 学術会議側をけん制
11/5(木) 21:42配信

 自民党の伊吹文明元衆院議長は5日の二階派会合で、日本学術会議の会員任命拒否問題に関連し「学問の自由と言えば、水戸黄門の印籠の下にひれ伏さなくてはいけないのか。憲法は、自由は乱用してはならないと定めている」と述べ、学術会議側をけん制した。

 学術会議の会員は特別職の国家公務員だと指摘し「一方的に政治的な声明を出すとか、学術会議の肩書で政治的な発言をするのは自粛しないといけない」と強調した。

 任命拒否した菅首相について「心中を忖度すれば、政府の一組織である者には、一方的な意見公表は自重してもらいたいと。人事を含め考えたという気持ちだったのではないか」と語った。

5651名無しさん:2020/11/06(金) 18:04:15
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020092700157
首相動静(9月27日)
2020年09月27日22時02分

 午前10時現在、東京・赤坂の衆院議員宿舎。
 午前10時22分、同議員宿舎発。
 午前10時27分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のスパ&バーバー「カージュラジャ ティアド」で散髪。同ホテル内の中国料理店「星ケ岡」で秘書官と食事。午後1時32分、同ホテル発。
 午後1時38分、東京・平河町の都市センターホテル着。同ホテル内の宴会場「コスモスホール」で第13回公明党大会に出席し、あいさつ。
 午後2時13分、同ホテル発。
 午後2時17分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。
 午後2時25分から同58分まで、全国地方銀行協会の大矢恭好会長。
 午後3時から同30分まで、渡瀬裕哉早稲田大公共政策研究所招聘(しょうへい)研究員。同40分から同4時16分まで、水野弘道経済産業省参与。
 午後4時23分、同ホテル発。
 午後4時28分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。

5652名無しさん:2020/11/06(金) 18:07:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/b76f2715017394422455be82f982f6fc7890a77e
菅政権は憲法改正で“安倍越え”を 「キングメーカー」二階が秘密会合で語った2つのこと
11/6(金) 11:12配信

 まさにキングメーカーの面目躍如の一夜だった。

「その日はまさに、新体制における野望を示す会でした。会合の音頭を取ったのは二階俊博幹事長(81)。彼の鶴の一声で、自民党の重鎮クラスが続々と集まったのですからまさに壮観でした」

 こう語るのはある自民党関係者だ。

 10月29日、築地の料亭である極秘会合が開催された。

 同日19時30分、路地裏に位置する料亭「治作」の前に続々と黒塗りの車が集結していた。降り立ったのは極秘会合を招集した二階氏を始め、岸田文雄前政調会長(63)、細田博之元官房長官(76)、竹下亘元総務会長(74)、森山裕国対委員長(75)、山本有二元農水相(68)、中谷元元防衛相(63)、森英介元法務相(72)、衛藤征士郎(79)等の大物政治家たちだった。

 岸田派、細田派、竹下派は派閥の領袖が参加し、麻生派の森氏、石原派の森山氏、谷垣グループの中谷氏、そして石破茂会長が退任した石破派からは山本氏がと、それぞれの派閥の重鎮が名代として参加した。事実上、各派閥が総結集した一夜となったのである。

秘密会合で話し合われた2つのこと
 二階氏が招集をかけた理由は何か。前出・自民党関係者が解説する。

「この会の発案者は自民党の憲法改正推進本部長を務める衛藤征士郎衆議院議員です。菅政権で“憲法改正”をどうするかをテーマに党内で話し合いたいと進言したといいます。『自民党として憲法改正原案を取りまとめるのが私たちの仕事である。菅総裁も「挙党態勢で取り組んでほしい」と言っている』と衛藤氏は熱く語り、二階氏も『よし、わかった』と快諾した。そして幹事長の鶴の一声で全派閥に招集をかけたのです。 会では竹下氏、岸田氏が乾杯の音頭をとり、熱い議論が交わされた。

 会合は関係者だけの極秘裏に行われ、政治部記者も会合の存在を知らなかったそうです」

 関係者への取材を総合すると、会合で話し合われたことは主に2つ。

5653名無しさん:2020/11/06(金) 18:07:22
>>5652

 1つは年内に「憲法改正案」を党でまとめること。もう1つは「国民投票法改正案」を年内国会に提出し成立を目指すこと。他にも北朝鮮問題などが討議されたという。

会合から見えた菅政権の野心
 この会合で話された内容にこそ、菅政権の野心が透けて見えると語るのは、菅政権に詳しいある政治ジャーナリストだ。

「菅政権の最大の後ろ盾となっているのが二階氏であることは衆目の一致するところです。実は二人には政治家として大きな弱点があると、これまでは囁かれて来ました。

 菅氏は実務肌とこそ評価されますがイデオロギー色が薄く、二階氏は媚中派と揶揄されるほど現実主義的です。つまり二人とも“政治信条”に欠けてると見られてきたのです。そこで憲法改正に着手することで、政治家として評価を高めたいという野心があるのではないかと、見ることが出来るのです」

 国内外で安倍政権の後継と見られている菅政権だが、水面下では脱安倍の動きも見られているという。その象徴の1つが安倍政権に大きな影響力を行使してきた今井秘書官からその実権を取り上げ、官邸内の権力構造を変えたことだ。

「いま、官邸内で最も力があるとされているのが和泉洋人首相補佐官(76年、建設省、東大工)です。和泉氏は補佐官ながら、安倍政権でも地位を築いていた北村滋国家安全保障局長(80年、警察庁、東大法)より今や格上になった。

 菅政権は和泉氏、そして菅首相の一本釣りによって共同通信から転じた柿崎明二首相補佐官が権力を握り始めている。今後、和泉・柿崎という補佐官コンビにより官邸は仕切られていくだろうという見方が強まっています」(政治部デスク)

“岩盤支持層”は現政権に対して冷ややか
 菅首相が官房長官として仕えてきた安倍政権は戦後最長という長期政権だった。安倍氏の人気を下支えしてきたのが、“岩盤支持層”といわれる右派の人たちである。憲法改正を旗印に掲げるなどイデオロギー色を前面に押し出してきた安倍氏に比べ、菅首相は思想性が薄く実務派というイメージが強い。こうした印象からか安倍氏を支持してきた右派勢力は、実は現政権に対して冷ややかであるとされている。

 10月26日に行われた所信表明演説でも、菅首相は憲法改正に関しては「各党が建設的な議論を行い、国民的な議論につなげていくことを期待する」と述べるにとどめた。これは安倍氏が今年1月の施政方針演説で「未来に向かってどのような国を目指すのか、案を示すのは国会議員の責任だ」と訴えたのと比べ淡泊だと、主要メディアで報道された。

 だが、表面上の動きだけで菅首相を測ることは出来ない。自民党総裁選まで自らの権力欲を一切出さなかったように、菅氏は野心の為に本心を隠せる政治家なのである。

5654名無しさん:2020/11/06(金) 18:08:00
>>5653

 菅首相が前任者を超えるためには、安倍政権を超える“何か”が必要となる。その最大の一手となるのが、安倍首相が成し得なかった「憲法改正」なのである。

党内で燻っていた不満
 じつは党内には憲法改正に対する不満が燻っていたと語るのは、別の自民党関係者である。

「安倍政権は常に憲法改正を旗印として掲げていましたが、在任のあいだについぞ発議すら出来なかった。“一強”として君臨した安倍首相が憲法改正に着手しなかったことについては、党内の改憲派からは失望の声があがっていた。安倍氏は憲法改正によって世論の批判を浴びる可能性を恐れ、支持率を下げたくないがために着手しなかったのではないか。つまり、憲法改正より政権延命を優先したのではないかという不満が燻っていたのです」

「現行憲法の自主的改正」は自民党結党以来の党是である。だからこそ、党内の改憲派内では、安倍氏が憲法改正への道筋も作れなかったことへの不満が蓄積していたのだ。

そうした状況下で二階幹事長は全派閥を招集し、憲法改正を議題とする極秘会合を催した。これは菅政権下で憲法改正を実現させたいという強い意思表示だと思われる。

「菅首相と二階幹事長は一蓮托生の間柄であり、菅氏を無視して全派閥に招集をかけるとは考えにくい。だから極秘会合も官邸との連携のもとに行われていると考えていい。

 憲法改正を成し遂げれば彼らの評価は一変する。そして“憲法改正”という実利のために、手練手管を使えるのも彼らの共通点です」(前出・政治ジャーナリスト)

 つまり菅・二階は結託して憲法改正を成し遂げようとしているというのだ。

野党が妥協の可能性も
 前出・政治部デスクが解説する。

「安倍政権下での憲法改正については、野党側が常に強く反発しており『在任中は改憲論に応じない』という姿勢を貫いていました。だが安倍氏の退任によって潮目は変わりつつある。実は野党内にも改憲論者は多い。いまの雰囲気を見ていると、野党内にも菅政権が改憲に動きだすことを期待していると見ることも出来る流れがあります」

 すなわち菅政権の出方次第によっては野党側に妥協の余地が生まれる可能性は高いということなのだ。

 退任した安倍氏も先日、「憲法改正をはじめやり残した仕事がある。一議員として課題に取り組みたい」と語っており菅政権での改憲に反対する理由はない。前任者からのお墨付きも得ただけではなく、更に二階氏によって自民党内の意思確認も進められている。外堀を埋めながら本丸を攻めるのが菅流だとすれば、来るべき日への環境整備は着々と進められているといえるだろう。

 極秘会合で露わになった菅・二階コンビによる“憲法改正”への動き。果たして菅政権の安倍政権越えを果たそうという野心は、実現するのだろうか。

赤石 晋一郎

5655名無しさん:2020/11/06(金) 22:42:16
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba57258b8618cf7a20d16d2462a44e21fde8bda5
男系維持、旧宮家養子を 保守系議員団、皇位継承で政府提言
11/6(金) 21:16配信

 超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」(古屋圭司会長)は6日、国会内で会合を開き、父方に天皇がいる男系の皇位継承を維持することを求める提言をまとめた。秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣(こうし)になられたことを国内外に示す8日の「立皇嗣の礼」の後に菅義偉首相や加藤勝信官房長官に提出する方向で調整している。

 懇談会は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設について、前例のない女系天皇誕生につながるとして反対の立場を取る。提言では、旧宮家の男子を皇族の養子に迎えたり、皇籍取得を可能にしたりすることで男系を維持する考えを盛り込んだ。皇室典範は改正せず、特例法制定での実現を目指す。

 また、戦後に連合国軍総司令部(GHQ)の意向で旧宮家が皇籍離脱を余儀なくされた歴史的背景を提言の中で説明し、国民の理解を得たい考えだ。

 平成29年に成立した譲位特例法の付帯決議では、安定的な皇位継承策の速やかな検討を政府に求めている。政府は立皇嗣の礼の後に議論を本格化させる考えだが、首相は4日の衆院予算委員会で「男系継承が古来例外なく維持されてきた重みを踏まえながら慎重かつ丁寧に行う必要がある」と答弁した。

 加藤氏も6日の記者会見で「国民のコンセンサスを得るためには十分な分析、検討と慎重な手続きが必要ではないか」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fce3520277422d64fa2482eef42f474d45b63a8b
河野氏投稿は「蛮行だ」 ハンコ業界、二階幹事長に抗議
11/6(金) 20:09配信

 印章の産地として知られる山梨県の長崎幸太郎知事は6日、自民党本部で二階俊博幹事長と面会した。河野太郎行政改革相が「押印廃止」の印影と印章の写真をツイッターに投稿したことに抗議し、印章業界の窮状を訴えて支援を求めた。

 長崎氏は面会後、記者団に「血を流す業界。単にSNSのツイートだけでなく、具体的な施策を発信してほしい」と話した。面会に同席した全日本印章業協会の徳井孝生会長は「零細企業も多く、不安な気持ちで過ごしているなかで、傷口に塩を塗り込むような投稿だ。本当に蛮行だ」と河野氏を批判した。

朝日新聞社

5656名無しさん:2020/11/06(金) 22:54:12
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d641f62f3e7bee155b3e06cc1ca11309fc15c04
「10年後も闇将軍として君臨か」首相を辞めてから活発に動く安倍氏の今後
11/6(金) 19:16配信

■山口県庁を訪問した姿は「凱旋将軍」のようですらあった

 持病の潰瘍性大腸炎の悪化に伴い首相を辞任した安倍晋三前首相が、早くも活発に動き始めている。

 辞任してからまだ1カ月半しかたたないのだが、連日のように活発な動静が伝えられてくる。健康回復するのはもちろん好ましいのだが、自民党内部からは「ならば辞める必要はなかったのではないか」という皮肉が聞こえてくる。

 安倍氏は11月1日から3日間、辞任後初の地元・山口県入りした。

 2日には山口県庁を訪問。出迎えた約500人の職員を前に「7年8カ月、厚い支援を送ってくれた皆さまにお礼申し上げる」とあいさつした。村岡嗣政知事は「歴代最長の長きにわたり、重責を果たされた。県民を代表して心より敬意を表します」と呼びかけた。

 その光景は、まるで凱旋将軍のようですらあった。安倍氏はこの3日間、後援者や地元の記者団を前に、首相時代に積み残した課題、憲法改正に向けても意欲を示した。

■辞任してから3日後の9月19日、靖国神社への参拝を敢行

 それだけではない。安倍氏は辞任後活発な動きをみせる。辞任してから3日後の9月19日、靖国神社への参拝を敢行。さらに1カ月後の10月19日にも参拝している。

 首相時代は、中国、韓国などへの配慮から、13年12月に靖国参拝して以来自重していたが、首相を退任してその足かせが解けたということなのだろう。今後も足しげく通っていくことになるのではないか。

 この他にも9月28日には自分の出身派閥である自民党細田派の会合に出席。同派所属議員と記者団らの私的宴席にサプライズ出席することもあった。宴席などでは、酒は控えめだが、ジョークも交えながら軽快なトークを繰り広げている。出席者が、3度目の首相登板への期待を口にすることもあるが、その都度、「そんなことはあり得ない」と全面否定しつつ、まんざらでもなさそうな笑顔を見せているという。

5657名無しさん:2020/11/06(金) 22:54:32
>>5656

■1年以内に党内最大派閥「安倍派」が誕生する

 その安倍氏。今後どんな政治活動をするのか。当面注目が集まるのは、党内最大派閥・清和政策研究会(通称・細田派)への復帰だ。細田派は、その名の通り細田博之元党幹事長が領袖を務め、7年8カ月間の安倍政権を支えていた。安倍氏の父・晋太郎氏が会長を務めたこともあり(当時は清和会)、安倍氏もこの派閥にわらじを脱いだが、12年、首相就任の時、離脱していた。

 首相退任した今、安倍氏は古巣への復帰に意欲満々だ。周囲には、次の衆院選までは「一兵卒」にとどまり、選挙後に派閥復帰する考えを伝えている。このことは、永田町では大きなニュースとして伝わる。

 安倍氏が細田派に復帰するということは、自動的に即同派の会長となることを意味する。呼称も「安倍派」に変わる。来年秋までには衆院選は必ず行われるから、安倍氏は1年以内に自民党最大派閥のリーダーとなることが固まったといえるのだ。

 最大派閥のリーダーとして辣腕をふるった先人としては、1970年代から80年代にかけて「数の力」を背景に闇将軍といわれた田中角栄氏のことを思い出す。安倍氏は田中氏のようになれるのだろうか。

 その可能性は十分あると考えていい。その理由は3つある。

■安倍氏が「闇将軍・田中角栄」のようになれる3つの理由

 ①「安倍株」は高まっている

 まず安倍氏が求心力を維持して退陣したことを指摘したい。

 辞任理由は、第1次政権の時と同じように潰瘍性大腸炎の悪化による退場だったが、1度目の辞任の際に「政権投げだし批判」を受けた反省から、今回は、新首相が決まるまではきちんと政権運営する考えを表明。記者会見での立ち居振る舞いが潔く見えたことで国民の支持は上がった。政権末期に支持が上がるのは珍しいことだ。

 いいムードで菅義偉氏にバトンを渡し、その効果もあり菅政権は順調なスタートダッシュに成功した。現在の「安倍株」は自身の政権末期よりも高まっている。

5658名無しさん:2020/11/06(金) 22:54:53
>>5657

■66歳になったばかりで、あと10年はバッジを付けていられる

 ②安倍派は「ほどほどの総裁候補」を複数抱えている

 2つ目。これは、細田派の性質だ。

 衆参両院議員あわせて100人近い勢力を誇る圧倒的な数の力を誇るが、それに加えて「ほどほどの総裁候補」を多数抱えている。下村博文、稲田朋美、萩生田光一、西村康稔氏らが「ほどほどの候補」にあたる。本人たちは「ほどほど」と呼ばれるのは不本意かもしれない。

 ただ、将来の総裁就任に意欲を持ち、能力も評価されてはいるのだが、「次」を目指すにはまだ早いというのは客観的事実といっていいだろう。安倍氏は「次の次」もしくは「次の次の次」を目指す4人を競わせながら育てることになるのだろう。そして複数の「将来の総裁候補」を最大限活用して存在感を示すころができる。

 これは、自派の総裁を次々に誕生させるという意味ではない。自派のカードをちらつかせて他派に高く売りつけ、内閣や党の主要ポストを独占するという選択肢もあるだろう。これは田中角栄氏が長年とってきた手法だ。

 ③安倍氏はまだ若い

 3つ目。安倍氏の年齢だ。

 長期政権を築いてきたので高齢のような印象をうけるが、66歳になったばかり。体調さえ万全なら、あと10年はバッジを付け続けるだろう。

 これら3つの理由から、安倍氏は、令和のキングメーカーとして君臨していく可能性は十分ある。

■そして、「3度目の首相就任」というシナリオも残る

 ここまで「派閥会長」として隠然とした力を持ち続けるシナリオを書いてきたが、もう1つのシナリオがあることを指摘しておきたい。再々登板、つまり3度目の首相就任だ。先に紹介した通り、本人は「そんなことあるわけない」と笑う。ただ、過去の歴史をひもとくと伊藤博文氏は計4度首相に就任している。

 今の首相、菅氏が71歳。米大統領を激しく争ったトランプ氏が74歳、バイデン氏が77歳。そう考えると安倍氏の再々登板というシナリオは絵空事ではない。

 8月下旬、突然の辞任表明をした際は、政府、自民党を混乱に陥れたが、2カ月たらずで「おいしい」ポジションを確保しつつある安倍氏。あいかわらず浮き沈みの激しい、お騒がせ政治家であることには変わりない。

永田町コンフィデンシャル

5659名無しさん:2020/11/07(土) 10:40:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/70887335aef546c527b0622b0dca05f96119f855
「石破茂」突如辞任の裏側 来年の総裁選がラストチャンスか
11/7(土) 5:57配信

何ものにもとらわれない、自由自在な境地――。

 2015年に「水月会」を旗揚げした際、名前の由来をそう語った石破茂元幹事長(63)。10月22日には、その会長職を辞すると表明したが、皮肉にも氏が求めたのは“自由”だった。

 9月に行われた自民党総裁選で石破氏が得たのは、国会議員票26票に、地方票42票。最下位に甘んじた。

 10月25日には、地元・鳥取で記者会見を開き、〈(派閥所属議員の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない〉と言及。“子分たちへの思い”を口にしたが、

「辞めざるを得なくなった、というのが本当のところではないでしょうか。総裁選での惨敗後、石破さんは派閥のメンバーとサシでの面会を重ねた。そこでかけられた言葉は“見通しが甘かった”“そもそも立候補すべきではなかった”という厳しいものも多かったと聞きますから」(政治部記者)

“また俺たちは反主流派として冷や飯を食わされるのか”。そんな派内の冷たい空気感を知るに及び、身を退かざるを得なくなったという見立てである。

 しかし、水月会の関係者は別の見解を披露する。

「石破氏は確かに、総裁選での惨敗に落胆してはいましたが、派閥の議員からの苦言はある程度、想定されたこと。むしろ氏は、昨年から、総裁選に照準を定めて、苦手だった飲み会にも頻繁に参加し、二階俊博幹事長とも面会するなど、変化をアピールしてきた。それでも力が及ばなかったことへの徒労感なんです」

 さらに、石破氏を悩ませてきたのは“派閥の長”という立場そのものだった。

「高知2区で派閥の山本有二衆院議員が選挙区で公認を得られるか危うく、徳島1区では後藤田正純、福山守というともに石破派所属の衆院議員が選挙区争いを始めてしまった。石破氏は“派閥の領袖として調整力が足りない”などと批判されましたが、そもそも氏がやりたかったのは“政策集団”で、“派閥”などではない。そこで一議員に戻って“政策の石破”として出直し、与野党の垣根を越えて人脈を培いたいとの思いが出てきたのです」(同)

 気になるのは、今後の総裁選への出方。

「菅義偉総理は次の任期も続投を目指すでしょう。その次となると、麻生太郎財務相率いる志公会が河野太郎行革相を押し立ててくるのは明白。だから、チャンスがあるとすれば、実質、来年の総裁選しかない。そこで敗北すれば、党を割るなんていう“まさかの選択”も、現実味を帯びてくるかもしれません」(同)

“自由”は見つかるか。

「週刊新潮」2020年11月5日号 掲載

新潮社

5660名無しさん:2020/11/07(土) 10:50:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/f9593c26fcd169d1200a0a44a244075e9b0f4f1b
河野氏の似顔絵ハンコ投稿に業界側「フォローのつもりか…非常に腹立たしい」
11/7(土) 7:17配信

 政府の進める「脱ハンコ」を巡り、印章の産地である山梨県の長崎幸太郎知事らは6日、自民党本部に二階幹事長を訪ね、河野行政・規制改革相への抗議を伝えた。河野氏は先月下旬、平井デジタル改革相から贈られた「押印廃止」のハンコを自身のツイッターに投稿し、その後、長崎氏からツイッター上で批判を受けて削除していた。

 長崎氏は面会で、「業界が希望を持てる具体的な施策を発信するように働きかけてほしい」と要望。全日本印章業協会の徳井孝生会長は「我々の業界の窮状をあざ笑うような投稿だ」と訴えた。二階氏は「党の議論や国会の質疑を通じ、政府をただすべきだ」と応じたという。

 河野氏は投稿を削除した後の4日、自身の似顔絵のハンコを並べた写真を新たに投稿した。徳井氏は記者団に「フォローしたつもりかもしれないが、非常に腹立たしい」と不快感を示した。

 長崎氏によると、河野氏は6日夕時点で面会の求めに応じていないという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/723de0374a42fb8852f7fcb1bd1925de48a5c75b
自民・石原氏、不信任案提出なら衆院解散も
11/5(木) 14:35配信

 自民党石原派会長の石原伸晃元幹事長は5日の同派例会で、衆参両院の予算委員会審議について「野党は誕生したばかりの菅政権にかなりきついことを言っている。こんな勢いで会期末に内閣不信任案が出たらさまざまな事態が考えられる。緊張感を持っていきたい」と述べた。

 状況によっては菅義偉首相が衆院解散に踏み切る可能性もあり得るとして、野党をけん制したものだ。

5661名無しさん:2020/11/07(土) 20:58:10
https://mainichi.jp/articles/20201106/k00/00m/010/274000c
菅首相、安倍氏の談話軽視? あつれき懸念も
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月7日 07時00分(最終更新 11月7日 20時32分)

 菅義偉首相が、敵基地攻撃能力の保有検討を念頭においた安全保障政策に関する安倍晋三前首相の「談話」を軽視しているのではないかとの見方が広がっている。一方の安倍氏は活発な動きで、路線継承するよう菅氏への圧力を強めているとの臆測もあり、新旧首相のあつれきを懸念する声も出ている。【木下訓明】

談話「効力は及ばない」
 菅氏は11月4日の衆院予算委員会で、安倍氏の談話について「私の内閣においても談話を踏まえて議論を進め、あるべき方策は考えていきたい」と述べる一方で、「この談話は閣議決定を得ていない。そういう意味において、原則として効力が後の内閣に及ぶものではないと考えている」と踏み込んだ。

 この談話は、退陣間近だった安倍氏が「首相の談話」として9月11日に発表した。抑止力の強化などについて、敵基地攻撃能力の保有検討を念頭に「与党ともしっかり協議し、今年末までに、あるべき方策を示し、我が国を取り巻く厳しい安全保障環境に対応していく」と明記。安倍氏は記者団に対し、談話は次期政権を縛らないと前置きしつつ、「次の内閣でも議論を深め、責任を果たしていくのは当然だ」と語っていた。

 敵基地攻撃能力とは、攻撃される前に敵のミサイル基地などの拠点をたたく能力。安倍氏は在任中、ミサイル技術を向上させた北朝鮮の動向などを受け、敵基地攻撃能力の保有検討に意欲を持っていた。

所信から消えた「今年末」
 ところが、9月16日に就任した菅氏は、10月26日の所信表明演説で「イージス・アショアの代替策、抑止力の強化については、先月公表の談話を踏まえて議論を進め、あるべき方策を取りまとめていく」と述べただけで、安倍氏の談話にあった「今年末までに」という期限は抜け落ちていた。

 政府・与党内には「どうして『今年末』が消えたのか」「越年の可能性もあるのか」などと動揺が走り、敵基地攻撃能力の保有検討に関して、政府が年末までの結論取りまとめを見送るとの見方も出ている。

 安倍政権の継承を掲げていたはずの菅氏が、なぜ談話の「効力は及ばない」とまで踏み込んだのか。背景には、敵基地…

5662名無しさん:2020/11/07(土) 23:02:57
https://www.asahi.com/articles/DA3S14683827.html
(#政界ファイル)国民玉木代表と自民二階幹事長が会食
会員記事
2020年11月5日 5時00分

 国民民主党の玉木雄一郎代表は2日夜、都内の日本料理店で、自民党の二階俊博幹事長らと会食した。1日が誕生日だった亀井静香・元自民党政調会長を囲む集いで、ほかには二階派の武田良太総務相も参加した。

 亀井氏は玉木氏の政界での後見人的な立場で、かつて派閥・志帥会(現二階派)の会長を務めた縁もある。玉木…

5663名無しさん:2020/11/07(土) 23:53:43
https://mainichi.jp/articles/20201104/k00/00m/010/134000c
会長なき石破派はどこに 鴨下事務総長「総理の夢 ここでピリオド」 新しい集団へ
会員限定有料記事 毎日新聞2020年11月4日 18時10分(最終更新 11月4日 18時10分)

 自民党石破派(19人)は、石破茂元幹事長が10月22日に会長辞任を表明後、会長不在の状態が続いている。同29日に予定されていた派閥の定例会合も開催されなかった。他派閥からの引き抜き工作も加速する中、石破派はどこへ向かうのか。派閥事務総長の鴨下一郎元環境相に聞いた。【聞き手・立野将弘】

「明確な判断をしたのは潔いことだ」
 ――9月の自民党総裁選後、石破さんとはどのような話をしてきましたか。

 ◆私は石破さんとは過去4回の総裁選を一緒…

5664名無しさん:2020/11/08(日) 11:28:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/1bbc8431c354dd67cd92e7e4af59a23a753ad4fc
二階俊博vs麻生太郎のバトルが過熱…「おい麻生、お前はもう死んでるぜ」
11/8(日) 8:02配信

 まさに前代未聞、史上最高(齢)の戦いが始まった。生まれも育ちも、政治家としての歩みも、まったく違うこの二人。竜虎相搏つ、それが宿命だったのだ―。(※ただし、勝負はすでに決しています)

流行する「二階のマネ」
 最近、霞が関界隈にこんな「通達」が出た。

----------
〈内閣総務官室連絡 (自)幹事長室からの要請(幹事長への説明について)〉
----------

 「読後廃棄」と注意書きされたこの文書、件名の通り、自民党幹事長室からのある要請を周知するための内部文書だ。そこには、「官房幹部とも共有の上、今後の対応をお願いします」との文言に続き、こんなことが書かれていた。

----------
〈今後、各府省庁から二階幹事長への説明については、原則、事務次官対応としていただきたい〉
----------

 中堅キャリア官僚の一人が嘆息する。

 「つまり、二階(俊博自民党幹事長)さんのところに、局長とか課長程度の『下っ端』を寄越すな、ということです。

 政策や法案の説明の必要が生じた際は、トップの事務次官が幹事長室に出向いて来い、と。『対応に迷うときは、幹事長室とご相談をお願いします』などと追記もしてある。何もかも幹事長室=二階さんを通せということですね」

 自民党史上最長任期、いまや「極大幹事長」と化した二階が一声発すれば、どんな山でも動く。菅義偉総理は、自ら標榜した改革に四苦八苦しているが、二階には対岸の火事。

 総理や河野太郎行革相らの苦戦を尻目に、二階がチラリと睨みを利かせるだけで、永田町・霞が関のどんなルールも易々と書き換えられていく。

 これほど長いものには、ぜひ巻かれたいというのが国会議員の本能だ。いま永田町では、「飯食ったか?」と先輩議員が後輩議員に声をかけるのが流行っているという。

 「これも二階さんの影響なんですよ。『飯食ったか』というのは、もともと故・田中角栄元総理の口癖だった。配下の議員にそうやって声をかけ、面倒を見て、皆に慕われていた。

 二階さんは『俺は角栄さんの最後の弟子だ』と公言していて、同じような声のかけ方をする。そのため、『やっぱり自民党は義理人情の党だよなぁ』などと言い出す議員が急に増え、にわかに真似をする者が出ているんです」(自民党中堅議員)

 上から下まで、漂う空気も含めて二階劇場。すべてが二階の色に染まっていく。もはや政界で、二階の前に立ち塞がる者は、誰もいないのである。―というような状況を見て、苦虫を噛み潰したような顔でジリジリとしているのは、麻生太郎副総理兼財務相だ。

 (調子に乗りやがって)

 麻生はこのところ、存在感がまったくない。肩書は安倍(晋三)政権の時と同じであるが、「総理の相談役」「兄貴分」という扱いはもう誰もしてくれない。

 メディアの扱いも、定例の閣議前に菅総理の横に座っている姿がチラリと映るくらいで、発言が大きく取り上げられることもなくなった。

 仕方なく麻生は最近、菅や二階についてこっそり嫌味を言うことで、自らを慰めているという。

 「まあ、(菅も)お里が知れてしまったよね」

 日本学術会議が推薦した会員候補である6人の学者を任命しなかった件で、菅政権は炎上中。それを麻生は皮肉ったのだ。もちろん、助け舟を出すつもりなどない。

5665名無しさん:2020/11/08(日) 11:28:39
>>5664

福岡戦争を制圧
 「菅さんがイケメン風の官僚を総理秘書官につけた際も、『あいつは見るからにネクラだからな。花のある奴を身近に置いときたいんだろ』と、嫌味を言ってましたね。

 政権発足時の支持率が高いことも、『まあ日本人は叩き上げって言葉が好きだからな』と、ネチネチ言っていた。

 その菅総理を実質的に操縦している二階さんに対しても、当然、不満が爆発寸前です。大臣ポストだけでなく、選挙関連の党の要職もほとんど二階派が押さえていますからね」(麻生派中堅議員の一人)

 麻生が焦り、苛立っているのは、自らの膝元、福岡がいつの間にやら「二階の一味」に占領されかけているからだ。

 福岡県議会関係者の一人がこう解説する。

 「衆院福岡5区(福岡市南区の一部、筑紫野市、春日市など)が、『火薬庫』と化しています。現職の選出議員は麻生派の原田義昭(元環境相)。そこに、前県議会議長の栗原渉が対抗馬として出馬することになり、自民党が真っ二つに割れている」

 麻生子飼いの原田は、地元の県議選に自らの秘書を出馬させ、保守分裂の結果、野党候補に競り負けて保守系の議席を減らすなどして、自民党県連との関係が悪化していたという。

 にもかかわらず、麻生が原田をゴリ押しし続けるので、堪忍袋の緒が切れた県連の一部が、栗原の支持に回った。

 「麻生さんは、昨年の県知事選でも、自分と仲が悪い現職知事に対抗馬を無理やり立てて、惨敗を喫した。あれやこれやで、麻生さんに愛想を尽かした地元の自民党関係者がどんどん増えている。ではその離反者たちがどこに流れるかと言えば、菅政権で総務相に抜擢された、二階派の武田良太のところなのです」(同)

5666名無しさん:2020/11/08(日) 11:28:50
>>5665

85歳までやるんだよ
 福岡は長く、麻生や古賀誠(元幹事長)、山崎拓(元副総裁)が三つ巴で勢力争いをしてきた、修羅の国だ。

 ところがいまや、武田(11区)を筆頭に、宮内秀樹(4区)が農林水産副大臣、鳩山二郎(6区)が国交大臣政務官に就任し、二階派議員が大躍進。勢力伸長が著しいこの3人は、福岡で「武田三兄弟と呼ばれている」(別の県議会関係者)という。

 前出・麻生派議員がこう続ける。

 「自分の城が二階一味に乗っ取られる寸前なので、麻生さんは必死です。9月27日に地元で参院議員・大家敏志さんの政治資金パーティが開かれたのですが、麻生さんは主役の大家さんそっちのけで、原田さんを壇上に上げて猛プッシュした。

 次の選挙で原田さんが落選したら麻生さんは終わりですから、何が何でも勝たなければならない」

 今年80歳になった麻生が、千賀子夫人をはじめ周囲から、「引退して息子に地盤を譲ってはどうか」と勧められていることは、本誌も何度か触れた。しかし麻生は、「絶対に引退しない」と、ますます意固地になっているという。

 「麻生さんは、『(祖父の元総理)吉田茂は85歳まで政治家をやっていた。俺も85歳までやる』と言い張っているそうです。周囲は『あと5年なんて無理だろう』と呆れていますが、そこには、二階さんの存在がある。年上の二階さんがキャリアの頂点に向かいつつあるのに、俺だけ引退できるかよ、という思いが非常に強い」(同)

 そんな麻生が起死回生と、政治家人生の集大成を懸け、狙っている一大計画がある。

 「大宏池会」構想だ。

 宏池会は'00年、「加藤の乱」の失敗によって空中分解し、その後、今の麻生派、岸田(文雄前政調会長)派、谷垣(禎一元総裁)グループなどに分裂して現在に至る。

 そのバラバラになった勢力を20年の時を超え再び寄せ集め、「保守本流」を自任してきた往時の勢力を取り戻そうというのが、大宏池会構想だ。

 10月5日、岸田は派閥のパーティで演壇に立ち、

 「令和の時代の新たな政策集団を目指し、風通しが良く、そしてしっかりとした団結力を持つ、政局にあたっては戦闘能力を持つ集団として進化していかなければならない」

 と語り、大宏池会へ向けた決意を語った。

 だが、そんな麻生や岸田を、二階は嗤うだろう。

 (何も、わかっちゃいないわな)

 二階派のベテラン議員がこう話す。

 「そもそも大宏池会構想は、麻生さんが領袖として君臨するための構想。岸田さんが合流を呼びかけたとして、岸田さん自身はどういう立場に収まるつもりなのか。単に麻生さんの軍門に下るというのではまったく意味がない。

 逆に岸田さんがボスになるというなら、麻生さんが許さない。合流した挙げ句に、(麻生派の)河野太郎を総裁候補にする? 河野は身内からの人望がないので、それではまとまらない」

 麻生派54人、岸田派47人、谷垣グループ20人。合体さえすれば121人となり、最大派閥の細田派98人を超え、大宏池会が党内の最大勢力となる。

 だがそれは机上の数字で、この121人は「烏合の衆」に過ぎない。

 「先走って山口3区での衆院出馬を図る林芳正(元文科相)が象徴的で、岸田派ではボスの岸田が、すっかり舐められ、見限られている。

 麻生派も、もとは宏池会を離脱した旧河野グループ(大勇会)が源流だが、その時からいるのは森英介(元法務相)くらいで、『名ばかり宏池会』の寄り合い所帯に過ぎない。麻生の力が落ちれば、すぐに派閥は崩壊してしまう」(自民党閣僚経験者)

5667名無しさん:2020/11/08(日) 11:29:25
>>5666

「カチカチ山」は誰でしょう
 かつて自民党で「寄せ集め」といえば、二階派を形容する言葉だった。秋元司、河井案里ら疑惑の不良議員を囲い込み、「二階総合病院」などと揶揄する声もあった。

 ところが実際は、そうではなかった。チンピラ集団と思われた二階派は軍団として政争を勝ち抜き、「菅政権の総裁派閥」と言われるまで勢力を拡大。一方、宏池会系の各派閥は、遅れをとって分裂の危機に瀕している。

 いいように踊らされている悔しさに耐えかねてか、麻生は二階について、

 「まるでカチカチ山のタヌキだな」

 などと皮肉っているという。

 調子に乗り過ぎている二階一味は、必ずしっぺ返しを食らうはず。スキャンダルで炎上し、二階が失脚する可能性も十分ある。何より菅政権の支持率が下落すれば、二階も一気に求心力を失うかもしれない。その時こそ逆襲だ―。

 「そう考える麻生さんが狙う逆転の一手は、来年の自民党総裁選で、体調が回復した安倍さんに『4選』してもらい、キングメーカーに返り咲くことです。

 そのためには『数の力』が必要で、何としてでも派閥の崩壊は防がなければならない。今、麻生派の幹部が岸田派の議員の間を駆け回って、『軽挙妄動するな』と必死で説得しています」(麻生周辺)

 しかし、やはり二階は嗤うだろう。

 (わかっちゃいないわな。俺はパンダだよ)

 二階に近い自民党幹部の一人はこう語る。

 「背中に火が付き、アチチ、アチチと駆け回っているのは麻生だろう。大宏池会をまとめようとしても、岸田派では、追い出された古賀誠を慕う議員も多く、その古賀は二階と繋がっている。

 衆院鞍替え騒動を起こした同派の林が、公認を得るため二階派に入るという話まで出ている。宏池会はすでに切り崩されている」

 ちなみに、二階幹事長室に展示された和歌山名物・パンダのぬいぐるみの隣には、ウサギ(ミッフィー)のぬいぐるみも鎮座している。

 タヌキを嵌めて大やけどさせた上、最後は泥舟に乗せて海に沈めるのは、ウサギの仕事だ。ブクブクと沈んでいくタヌキを見ながら、ウサギの皮を被ったパンダがこうつぶやくのだ。

 「おい、お前はもうとっくに死んでいたんだぜ」

 得体のしれない怪物に、化かし合いを挑んだ時点で麻生の負け。ゾンビが二階劇場に登場する予定は、今のところない。(文中敬称略)

 『週刊現代』2020年10月24・31日号より

週刊現代(講談社)

5668名無しさん:2020/11/08(日) 23:16:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/63350169d3438177a335533a10895c196fd2daea
【点描・永田町】「大宏池会」構想の思惑と成否
11/8(日) 19:03配信

 自民党総裁選で菅義偉首相に惨敗して約8年ぶりの「無役」となった岸田文雄前政調会長が突然「大宏池会」構想を打ち上げたことが、自民党内に波紋を広げている。保守本流の名門「宏池会」の流れをくむ党内第2勢力で麻生太郎副総理兼財務相の率いる麻生派や、谷垣禎一前幹事長を慕う旧谷垣グループと合流することで、来秋の総裁選再挑戦に向けて党内支持拡大を狙う思惑がにじむからだ。ただ、秋波を送られた麻生氏や周辺の反応は概して冷たく、岸田派内にも「なぜ今、合流なのか」との疑問の声が出るなど、早期実現は困難との見方も広がる。

 岸田派(宏池会、47人)は10月5日、都内のホテルで政治資金パーティーを開催し、主催者としてあいさつした岸田氏は「宏池会の大きな塊を実現できるように先頭に立って汗をかく」と語り、宏池会から分派した麻生派(志公会、56人)と谷垣グループ(有隣会、他派掛け持ちも含め20人余)との合流による「大宏池会」の実現を目指す考えを表明した。

 パーティーには、麻生派や谷垣グループの幹部らも出席。岸田氏は、「宏池会は過去に何度か分裂の歴史を繰り返してきた。しかし、『分断から協調へ』の重要性を訴えている以上、宏池会こそが身をもってそれを実践していかなければならない」と、合流の必要性を訴えた。この後岸田氏は8日、自らが呼び掛けた谷垣グループ幹部らとの会食で、「宏池会は間違いなく変わる」と、吹っ切れた表情で熱弁を振るった。岸田氏は今後、麻生派との合流工作も積極的に進める構えだ。

 ただ、肝心の麻生派の反応は芳しくない。同派幹部は「当面、菅首相を支える主流派の一角を占めるのが基本戦略」と語り、大宏池会構想についても「すでに総裁候補として河野太郎氏(行革・規制改革担当相)がいる」と突き放す。また、総裁選で自主投票となった谷垣グループ幹部も「合流は選択肢の一つだが、麻生派と対立する議員も多く、無理に進めればこちらも分裂する」と首をかしげる。

麻生、古賀両氏の確執で立ち消えの過去も

 そもそも、この大宏池会構想は2018年の前回総裁選の数年前、麻生氏が側近を通じて密かに岸田氏に派閥合流を持ち掛けたとされる。両派が合流すれば、最大派閥の細田派(清和会、98人)と肩を並べる巨大派閥となるからで、関係者は「合流後は麻生・岸田派(宏池会)とし、麻生会長、岸田総裁候補の2頭立てで派を運営するとの具体案もあった」と証言する。ただ、麻生氏が「古賀誠元幹事長(宏池会名誉会長)と手を切るのが条件」と迫り、岸田氏が踏み切れずに立ち消えになったとされる。麻生、古賀両氏は同じ福岡県を地元とするライバルで「互いに口も利かない関係」(麻生氏側近)だったことが背景にある。

 ところが、今回は岸田氏が古賀氏に名誉会長退任を促し、古賀氏も受け入れる意向を示したことで、岸田氏が麻生氏に秋波を送る格好となった。ただ、岸田派内の古賀氏側近議員の派閥離脱の動きも浮上し、麻生派からは「他派の力を借りようとするのは虫がよ過ぎる」(幹部)との声も出る。そうした中、岸田氏のライバルの石破茂元幹事長は22日の石破派臨時総会で派閥会長辞任を表明した。総裁選惨敗の責任を取るのが理由だけに、岸田氏も当惑を隠せない。同日夜には自民各派事務総長が会合を開き、「一致して菅政権を支える」ことを申し合わせるなど、党内は“菅1強”への流れが加速している。来秋の総裁選をにらむ河野氏ら次世代リーダーの台頭も岸田氏を脅かしているだけに、「大宏池会構想は岸田氏の悪あがきに終わる」(自民長老)との厳しい指摘も少なくない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」11月2日号より】

5669名無しさん:2020/11/09(月) 12:56:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2399e993239604b7363198828be63934e8511036
菅義偉「叩かれるのには慣れている、オレは叩き上げだから」
11/9(月) 11:01配信

 おらおらおらおら〜! 鋼は熱して、叩いて叩いて叩き上げれば、鬼をも滅する刃となる。叩きたい奴は叩け。オレが挫けることは絶対にない!!  てな具合にブームに媚びた、ガースー劇場開幕。発売中の『週刊現代』が特集する。

「特高顔」と書かれ激怒
 最近、官邸の「ガースー」こと、菅義偉総理が大いに怒った件がある。

 「なんだこの見出しは!」

 菅が内閣官房の職員を呼びつけ、

 「この記事を読んでみろ!」

 と怒鳴ったのは、毎日新聞の10月28日付夕刊に載った、作家・辺見庸氏のインタビュー記事のことだった。

 〈この国はどこへ コロナの時代に 作家 辺見庸さん 首相の「特高顔」が怖い〉

 コロナ禍の中、世に閉塞感が蔓延し、日本が「排除型社会」に陥りつつあるという辺見氏の懸念を伝える記事である。

 その中で、同氏は菅を「怖い」と語る。

 〈彼は昔の特高(戦中の特別高等警察)の仕事をしてると思うんだよね〉

 〈日本学術会議の人選で容赦なく6人を外すっていうのがそうでしょ〉

 〈菅さんの場合は機密という意味のインテリジェンスはあっても、総合的な知性という意味でのインテリジェンスがないと思うんです。だから、この人は好かんな、怖いなというイメージがあります〉

 〈菅さんっていうのはやっぱり公安顔、特高顔なんだよね。昔の映画に出てくる特高はああいう顔ですよ〉

 菅はカッとなった。

 「こいつ(辺見氏)はいったい誰だ!」

 慌てた周囲が「著名なジャーナリストです」と説明して宥めようとしても、怒りが収まらない様子だったという。

 (インテリジェンスがないだと……? おらの、おらの、どこが特高だ)

「鬼滅ブーム」に乗っかって
 菅は衆院予算委員会の初日、大ブームとなっている漫画『鬼滅の刃』の主人公のセリフを用いて、

 「全集中の呼吸で答弁する」

 などと言って受けを狙ったが、他の国会議員らには意味が通じず、スベってしまった。

 その様は痛々しくもあったが、実は無理しなくとも、菅には自身も認める、もっと似つかわしい漫画作品がある。『釣りキチ三平』(矢口高雄作)だ。

 「最近はパンケーキなど、スイーツ好きを前面に押し出して世間の好感度を上げようとしている菅さんですが、大好きな趣味のひとつに、渓流釣りがあるんですよ。腕にも自信があるようで、毛バリまで自作するタイプ。

 そのため、以前は自分こそが『釣りキチ三平』のモデルなんだ、などと話してアピールしていました」(自民党ベテラン議員)

 本当に菅がモデルであるかどうかは不明だが、三平は山村で祖父と暮らす純朴な少年で、秋田から上京してきたことを売りにする菅には、確かにそちらのほうが相応しい。

 釣り少年・三平は、自分のことを「おら」と言うのが特徴だ。漫画を利用して支持率につなげたいという菅の意思を尊重し、本稿では菅の一人称を「おら」とする。

 (お、おらを……おらをバカにして……)

 菅が辺見氏の記事に激怒した背景には、「痛いところを突かれた後ろめたさがある」
と言うのは、とある自民党の閣僚経験者だ。

 「人脈豊富などと言われていた菅だが、総理に就任して以降、徐々に周囲から人がいなくなってしまった。『一度でも逆らった奴は決して許さない』という菅の恨み深い性格が知れ渡ったこともあり、恐れて誰も近づこうとしなくなってきている」

 叩き上げの苦労人、という看板で自らの評判を上げてきた菅は、「周囲への気配り」は武器の一つだった。

 「きちんと総理に言っておくから」

 官房長官時代はこれが口癖で、前総理の安倍と、他の議員や官僚たちとの間を取り持ち、気さくに声をかけたりもした。それが、総裁選で「菅さんなら」という空気が醸成される下地にもなった。

5670名無しさん:2020/11/09(月) 12:56:20
>>5669

なぜ逆ギレ
 だが、そうした「良さ」が、総理になってからはすっかり失われてしまったという。

 「総理だから多忙というのは分かるが、目つきも悪くなったし、話ができる雰囲気でもなくなった。

 官房長官時代、かつて自民党参院のドンと言われた青木幹雄(元参院議員会長)とは月イチで必ず会合をしていたが、それも中断しているという。

 かつては、出産した鈴木貴子議員にわざわざ直接電話をかけて祝辞を伝えるなど、『そこまでやるか』というくらいのキメ細やかさが売りだったが、そうした部分がすっかり鳴りを潜めている」(前出・閣僚経験者)

 菅に何か口を出せばクビが飛ぶ。誰もが萎縮しており、腫れ物に触るような扱いに……。

 「菅総裁になってポスターもできたのですが、議員会館や地元にそれを貼ろうという気にならないんですよね……。

 安倍政権では、なんだかんだでけっこう自由に発言や提言ができたのですが、菅さんの場合、目を付けられたら陰湿な復讐をされかねないという雰囲気がある。正直、自民党内の空気はどんどん悪くなっています」(若手代議士)

 まるで特高のようだ、という指摘は、つまり図星なのだ。痛いところを突かれ、ゆえに菅は逆ギレしたということだろう。

 菅がイラつく要因としては、一部で危惧されていた国会での答弁下手という問題もある。

 「機転が利くタイプではないし、そもそも舌の滑りが良いほうではないので、答弁で失敗をするんじゃないかと当初から危ぶまれていたが、案の定、言い間違え等も多い。

 『菅総理になるべく答弁させないようにするには、どうしたらいいか』と、閣僚や秘書官たちが頭を悩ませているほどです」(官邸スタッフの一人)

 菅は先の外遊でも、「ASEAN」を「アルゼンチン」と言ったり、「カバレッジ(カバー率)」を「カレッジ」と言い間違えたりして、顰蹙を買ってしまった。

 他にも、所信表明演説で「重点化」を「ゲンテン化」(? )としたり、「被災者」を「被害者」と言ってみたり……。

5671名無しさん:2020/11/09(月) 12:57:00
>>5670

字が小さい!
 ただ、菅はこうした間違いについて、「おらのせいじゃない!」と言い張っているという。別の官邸スタッフがこう嘆く。

 「菅さんは、『字を大きくしない官僚が悪い』と言っています。

 答弁を作成する側としては、大きな字にすると原稿をマスコミに撮影されて面倒な事になりかねないので、『老眼鏡を上手く使ってくれないか』と思っているようですが、『とにかく大きくしろ! 』とばかり。

 菅さんは、自分が官僚に恐れられ、距離を取られていることに気づいています。そのため、官僚たちが自分を無視して、嫌がらせをしているのではないかと、疑心暗鬼になっている感じですね」

 衆院予算委では、立憲民主党など野党議員が入れ替わり立ち替わりで、日本学術会議の会員の任命拒否問題をしつこく追及しているが、菅は、「任命の理由については、人事に関わることなので(答えを)控えたい」の一点張り。

 「おらに逆らった学者など許せぬ」というホンネは言えない事情があるにせよ、その裏には、官僚たちのサボタージュで、気の利いた反論が捻り出せないという理由もありそうだ。

麻生「やらせねぇよ」
 菅の微妙な悩みの種は、他にもある。

 「安倍政権における今井尚哉補佐官に代わり、菅さんの懐刀と言われた和泉洋人補佐官が、現在は官邸を取り仕切っています。この和泉さんの手法が大雑把なので、周囲の官邸官僚と軋轢が起きている」(官邸関係者)

 それが表面化したのは、先の菅によるベトナム・インドネシア訪問だった。

 首脳会談の際、和泉は通訳を挟んだ菅の隣に陪席。これが内々で大問題となっている。

 「その場には北村滋国家安全保障局長もいて、官僚としては和泉さんより格上。当然、総理の隣は北村さんが座るべきところですが、和泉さんが出しゃばって座り、『最側近』のアピールをした。

 これに、北村さんの出身母体である警察庁の官僚たちが『どういうつもりだ』と怒っています。

 和泉さんは、いわゆる『コネクティング・ルーム不倫』についても、悪びれもせず自分でネタにして笑いを取るなど、なかなか太い神経の持ち主です。

 反面、細かい配慮がなく雑なので、官邸官僚同士の対立を助長しているきらいがある」(同)

 四苦八苦のガースー劇場を見て、最近、機嫌が良くなったのが麻生太郎(副総理兼財務相)だ。

 「(学術会議の問題は)菅政権の支持率が低下しただけじゃなく、日本全体のイメージダウンにもなったよな」

 麻生は菅の苦労を他人事のように眺めながら、チクチクと嫌味を言っているという。自民党幹部の一人がこう話す。

 「菅が麻生派の河野(太郎行革相)を、自分の息がかかった将来の総裁候補にしようとしていると見て、頭にきた麻生は、『これだけ大きくなった派閥(麻生派の運営)は河野には無理だろう』などとケチをつけ始めた。

 麻生は菅が、河野を売り出すことで自分を事実上の『一丁上がり』に追い込むつもりだと看破している。だから『そんなことはさせねぇよ』と釘を刺しているんだ」

5672名無しさん:2020/11/09(月) 12:57:38
>>5671

「安倍復活」はあるか
 一時は逼塞状態に追い込まれかけた麻生にとって、朗報となったのは安倍前総理の「復活」だ。

 「総理をやめてから、安倍の体調が回復しているのは事実。その安倍は、側近の今井を切った菅に不信感を抱いている。

 麻生にしてみれば、また安倍を担いで再々登板させ、一気に復権するというシナリオに現実味が出てきた。

 そのため、麻生は菅が『死なない』程度に邪魔をするつもりでいる。菅が打ち出した地方の金融機関の再編などは、麻生と財務省の横槍で頓挫する可能性が高い」(前出・閣僚経験者)

 麻生は周囲に、菅のことを「所詮は安倍家の使用人」などと嘯いており、それを小耳に挟んだ菅との関係が、いよいよ険悪になっているという。

 「はっきり言って、菅さんと麻生さんの関係は修復不可能になっています。麻生さんは『早期の解散総選挙』を主張していますが、自分が言ってもどうせ菅は聞き入れはしないとも思っている。

 早期解散をせずにズルズルと引っ張って菅総理が支持率を落とすなら、安倍さんを担いで安倍4選を目指す。

 仮に来年、冒頭解散があっても、自民党の議席が減ったら、それを口実に菅さんを追い落とす。それが麻生さんが描いている戦略です」(前出・官邸関係者)

 では、菅はどう対抗するのか。疲労困憊で夕方になると官邸で居眠りしてしまうと囁かれている菅だが、「おらはやる!」と強気の姿勢を崩していないという。

 なぜなら菅は、その手にまだ、最強にして最高のカードを握っているからだ。
(おらには、あの二階さんがついているのだ! )

 つい「特高顔」になってしまい、周りから人がいなくなった菅だが、実は二階俊博幹事長とのコンタクトだけは欠かさない。

 いま、菅と二階の間をつなぐ、強力なパイプとなっているのが、国対委員長の森山裕と二階側近の林幹雄幹事長代理だ。

二階「次がいるから」
 別の自民党幹部がこう解説する。

 「菅は毎朝6時くらいに、『モーニングコール』を森山にかけている。二人とも下戸で、朝が早いから都合がいい。

 菅から官邸の意向や動きを聞いた森山が林と相談して、午前中のうちに調整と整理をし、午後一番に二階に伝える。

 二階がそれらを聞いて、『いいんじゃないか』と言えば、それが政策のGOサイン。これが菅政権の現在のルーチン(日課)になっている」

 二階さんがいれば、おらは何も怖くない。おらの政権は、大丈夫だ――。

 (麻生だろうが安倍だろうが、舐めるんじゃねべ。もっともっと、おらを叩け! 叩くがいい)

 ガースー劇場は、まだ始まったばかり。大盛況・二階劇場の隣で公演していれば、客の入りで困ることはないっぺ。

 果たしてそうだろうか。

 「二階はそれほど甘くない」と語るのは、自民党元幹部だ。

 「釣りキチと称する総理だが、二階の手法は釣りではなく『定置網』。自分は動かず、網だけを仕掛けて、獲物がかかるのをじっと待つ。

 二階は、安倍と麻生が復権を狙っているのは十分承知している。だから、菅に代わって対抗するための『網』をもう仕掛けている。

 たとえば、幹事長代行に据えた野田聖子。石破(茂元幹事長)とその派閥にも仕掛けをし、二階派の拡大もして、菅の『次』にも対処できるようにしてある。絡めとられた菅が、いつまでもエサをもらえるとは限らない」

 おらが二階を釣り上げたのではなく、おらは網にかかったのだ―。
それを忘れてしまうと、ガースー劇場は、意外に早く終幕してしまうかもしれない。
(文中一部敬称略)

 発売中の『週刊現代』ではこのほかにも「65歳すぎた夫と妻 やってはいけないこと やめるべきこと」「妻の財産、夫の財産、夫婦の財産 お互いどこまで情報共有すべきか」「医療特集 パンであなたは脳梗塞になる」などを特集している。

 『週刊現代』2020年11月14・21日合併号より

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週刊現代(講談社)

5673名無しさん:2020/11/10(火) 21:21:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/4668ddf70b3564e42373a1dd2bebdc229da2c218
「どうぞご随意に」二階幹事長、与党幹部の“解散総選挙”に静観の構え
11/10(火) 7:24配信

 与党の幹部が相次いで年明け早々の解散総選挙に言及したことに対し、自民党の二階幹事長は「いちいち幹事長がその発言は良かったとか正しかったとか、どこが足りないとか、いちいちそんなこと言うべきじゃありません。どうぞご随意に」と、あえて静観する構えをみせた。

 また、アメリカ大統領選挙の結果を受けた菅総理大臣の訪米が来年1月以降に決まれば解散時期にも影響が出るのではないか、との見方には、「総理の訪米と解散とは関係ないんじゃないですか。全くないというわけではない、政治ですからね/特に関係があるはずがありません。アメリカはアメリカ、日本は日本ですから」と話した。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2152f877992e14c6f88e15a8315f4073ac74457f
自民・二階幹事長“年明け解散”に静観の構え
11/10(火) 7:31配信

 与党の幹部が相次いで年明け早々の解散総選挙に言及したことに対し、自民党の二階幹事長はあえて静観する構えを見せました。

 自民党・二階幹事長:「いちいち幹事長がその発言は良かったとか正しかったとか、どこが足りないとか、いちいちそんなこと言うべきではありません。どうぞご随意に」
 また、アメリカ大統領選挙の結果を受けた菅総理大臣の訪米が来年1月以降に決まれば解散時期にも影響が出るのではないかとの見方に二階幹事長は。
 自民党・二階幹事長:「総理の訪米と解散とは関係ないんじゃないですか。全くないというわけではない、政治ですからね。特に関係があるはずがありません。アメリカはアメリカ、日本は日本ですから」

テレビ朝日

5674名無しさん:2020/11/10(火) 21:25:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/46129c203be1e858a3f9e05a8e90497268e03ec9
安倍晋三氏、バイデン大統領誕生に消えた再始動プランは「トランプ特使」
11/10(火) 6:04配信

「う〜ん、なんだかお腹まわりがだぶついてきたなあ」なんて、聞こえてきそうな掴み方である。10月29日、衆院本会議中の議席でお腹のぜい肉を気にするのは、安倍晋三前首相(66)だ。

 持病の悪化を理由とした電撃辞任劇から2カ月、最近は体調も良好らしい。

「辞任前後は重たそうだった足取りも、最近は軽やか。昭恵さんの経営する居酒屋から食事を取り寄せて、自宅で食べることも増えたそうです」(自民党中堅議員)

「安倍さんは、『自分でも驚くほど元気になった。辞める前には、ここまで元気になれるとは思わなかった』と周囲に話しています。

 ほぼ毎日、議員会館の事務所にいて、夜は細田派の議員などとの会食をこなしています。お酒はさほど飲みませんが、好物の肉もしっかり食べるようになりました」(自民党関係者)

 じつは、健康を取り戻した安倍氏が心待ちにしていた再始動プランが、政府内にあったというのだ。

「トランプ大統領が再選を果たした暁には、安倍さん夫妻が政府特使として駆けつける予定だったんです。“ドナルド” “シンゾー” と呼び合うほどの信頼関係ができていましたから、安倍さんはお祝いの特使としてうってつけだったわけです」(前出・自民党中堅議員)

 だが、全米各地で開票が進むにつれて、トランプ氏は失速。シンゾーが再選祝いに駆けつける “プラン” は幻へ--。

「昭恵さんも訪米を楽しみにしていて、そのときに着るために新しく赤いドレスを発注していたそうなんです。安倍さんも辞任されてから、『これからは女房孝行をしたい』と言っていたので、ご夫妻は相当残念がっているんじゃないでしょうか」(安倍夫妻の知人)

 安倍氏は、《新しい薬が、大変よく効いている。(中略)なるべく静かなかたちで活動を再開していきたい》(「夕刊フジ」11月7日付)と話し、意欲を燃やす。

 だが、米国大統領に就任する見込みのジョー・バイデン氏(77)の新政権移行チームに対するパイプ役として期待が集まるのは、シンゾーではないようだ。

「バイデン新政権の閣僚として名前があがっているジョン・F・ケリー元国務長官と岸田文雄元外相は、オバマ大統領の広島市訪問を実現するために2人で尽力し、それ以降厚い信頼関係があるそうです。うちの北米担当は、バイデン新政権と菅政権のパイプ役として、岸田さんを立てて動いています」(外務省関係者)

 アッキーとお腹のぜい肉を気にする静かな日々が、しばらく続きそうだ。

(週刊FLASH 2020年11月24日号)

5675名無しさん:2020/11/10(火) 22:29:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/f0b67108820bd29a69bcb232d95c837bc68b6956
河野太郎氏、ここへきて「資質が問われる」と自民党内で大批判され始めたワケ
11/10(火) 6:31配信

ハンコをバカにするようなツイート
 「そもそもメディアが彼を持ち上げすぎ。所詮、あの程度の男なんだから。期待してはいけないんだよ」

 自民党麻生派のベテラン衆院議員はこう苦笑しながら話した。この議員が言う「あの程度の男」とは、河野太郎行政改革担当相のことだ。

 どういうことか。菅義偉政権が発足して1週間余りが経った9月25日、河野氏は「正当な理由がない行政手続きについては、『ハンコをやめろ』ということを押し通そうと思う」と宣言した。縦割り行政打破を託された河野氏が挙げたアドバルーンが、行政の押印廃止だった。

 確かに、日本社会は多くの手続きに押印がつきまとう。新型コロナウイルス流行で4月7日、安倍晋三首相(当時)が緊急事態宣言を出して以降、各企業ではリモートワークが数多く採用されたが、書類を決裁するために押印が必要となり、そのためだけにわざわざ出社するような事態があると喧伝された。

 とは言っても、実態は意外なほど少なかったのだが、しかし、行政でも企業でも日本社会に定着している「押印制度」が、不要不急な外出を妨げる要因となっているとの“誇張された指摘”がなされたのだ。

 そこで、行革推進の第一矢として河野氏が行政の押印廃止を推し進めることとなった。この河野氏の行動に、快哉を叫んだ人も多い。212万人のフォロワーがいる河野氏のツイッターには、河野氏を応援するコメントが数多く並んでいる。

 しかし、行政手続きの見直し、制度の簡素化とは別の問題が出てきたのだ。事の発端は10月29日に遡る。河野氏は自身のツイッターに「2+1は田村厚労大臣と。平井大臣からのプレゼント」とのつぶやきとともに、平井卓也デジタル改革担当相と笑顔でのツーショット写真、さらに「押印廃止」と彫られたハンコと捺印の写真をアップしたのだ。

 要するに、押印廃止のアピールにわざわざハンコを用いるという皮肉によって、押印廃止に積極的な支持者の「内輪受け」を狙ったのだろう。

「私たちへの侮辱だ」
 このツイートに対して怒りをあらわにし噛みついたのが、長崎幸太郎・山梨県知事だった。長崎知事は「唖然として言葉も出ません……ただただ限りない『嫌悪感』。(中略)あたかも、薄ら笑いを浮かべながら土足で戦場の死体を踏み付ける残虐シーンの映画を見ているが如き」と書き込み、リツイートした。山梨県は全国有数のハンコ生産地だという。

 このやりとりだけを見ると、一見、改革勢力と既得権益の闘いのように受け取られがちだが、そうではない。業界団体「公益社団法人全日本印章業協会」の福島恵一副会長は、こう語る。

 「社会がデジタル化に対応するために変わらなければいけないのは理解しているし、不要な押印は求めないという時代の流れは仕方ないと感じている。しかし、このツイートは次元が違います。私たち印章業者に対する侮辱でしかない」

 平井氏がわざわざ業者に発注し、作らせた「押印廃止」というハンコ。それを贈られ、押印した写真を無邪気に喜んでツイッターに投稿する河野氏の神経に怒りを爆発させたのである。

 「悪ふざけしてほくそ笑んでいる姿が拡散される。これを見た人がどういう気持ちになるのか、全く想像せずに投稿していることに対して、議員としての資質を疑ってしまいました」(福島副会長)

5676名無しさん:2020/11/10(火) 22:29:55
>>5675

想定内の行動
 冒頭の麻生派の議員が言うのもこの点だ。以前、ポスト安倍について麻生派の河野氏の存在について聞いた際、この議員は「人としてダメだね」と、一刀両断していた。人の言うことに耳を貸さない、キレると手がつけられないなど、自分勝手な言動が派閥内でも問題視されていたというのだ。加えて、自分が敵わないと思う相手には平身低頭になる。要は、強い相手にはビクつき、弱い相手には強面で通すとの指摘だ。

 そんな人間性だから、一国のリーダー候補に挙げること自体、おこがましいと語ったのである。このツイッターの一件があって、改めて聞いた時、冒頭の発言が出てきたのである。この議員に言わせれば、いわば“想定内”だったというのだ。

 自民党の「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(ハンコ議連)」の会長代行を務める城内実衆院議員は憤懣やるかたない表情でこう語る。

 「4日夜、協会関係者に電話をしたら、『これまで誇りを持ってやってきた仕事なのに、河野大臣、平井大臣にこれだけコケにされた。業界のみんなに申し訳ないし、情けない』と、嗚咽しながら話してくれました。軽い気持ちとか、冗談で済む話ではない」

 当の河野氏は長崎知事の指摘後、自身のツイートを削除。11月4日、閣議後の記者会見で河野氏は「ハンコを使ってメッセージを出すことを考えられないかという提案だった」と、釈明した。しかし、ハンコ業界は敵でも抵抗勢力でもない。「メッセージ」というのはあまりにもお粗末だという批判は、甘んじて受けるべきだろう。

 また、平井氏も「これからはちゃんと説明していきたい」と会見で述べたが、あのようなハンコをわざわざ作った理由をどう説明するというのだろうか。理由があるのであれば、しっかり聞いていきたい。

 近年、数多くの政治家が自分で発信するツールとしてツイッターを活用している。世界に目を向ければ、大統領選で物議を醸している米国のトランプ大統領がその典型例だし、日本でも橋下徹・元大阪市長のツイッター活用術が話題となった。

 たかがツイッター、されどツイッターである。その時の気分で、何気なしに書き込んだものが大問題になる。公人であれば、会見などの発言とともに責任が生じるのだ。ところが、河野氏はこのツイート削除後、自身のツイッターでこの件に関する発言は皆無となっている。

二階幹事長が語ったこと
 11月6日、東京・平河町の自民党本部に長崎知事、ハンコ議連の城内氏、協会関係者が訪れ、二階俊博幹事長に要請書を手渡した。事情説明などで面会は約30分も要した。“この手のセレモニー”では異例の時間だった。その後、長崎知事らは会見に応じ、「(河野氏は)面会を求めているが、応じてもらっていない」ことを明かし、河野氏に対する不快感を隠さなかった。

 その上で、二階氏に「具体的な施策を発信していただくように働きかけていただくことをお願いした」と語った。これに対して二階氏は「党の議論や国会の質疑を通じて政府をただすべきだ」と語ったという。

 業界団体が県知事や自民党議員とともに党幹事長に抗議に行ったというだけで、問題は終わらない。自民党の中堅衆院議員は嘆息交じりにこう語る。

 「なぜ、野党は黙ったままなのか。本来、この問題が浮上したら、すぐさま国会で追及すべきでしょう。いやしくも大臣2人の資質が問われているのだから。菅総理の任命責任の追及があっても、しかるべきです。ところが、野党は日本学術会議のことだけに集中していて、この問題の本質が分かっていない。だから、野党の支持率は伸びないのではないでしょうか。せっかく大きなまとまりになったのに、これでは意味がないですよね」

 ようやく始まった臨時国会。しかし、衆参予算委員会などを見ると、野党の多くは学術会議問題の追求に時間を費やしている。その意義は否定しないが、自民党議員の指摘ももっともだ。河野氏、平井氏とも「説明する」と述べている以上、こちらも徹底して追及してしかるべきだが、その動きは皆無だ。

 制度の見直し、業務の効率化など、河野氏が手掛けていることを否定しているわけではない。むしろ、意義あることだ。行政のシステムが変わっていき、民間もそれに応じて変化していくからだ。

 とはいえ、指揮権を持つ大臣が軽々な言動を見せるようでは、心許ない。責任と相手を慮った言動が常に求められる立場だということを改めて求めたい。また、全国会議員は、他山の石としてSNSの活用法を今一度見直してほしい。政治家には、〝炎上商法〟は必要ないからだ。そして、これを機会に、先細りしていく印章業の新たな道の模索をより多くの人たちが提案していくことが、前向きな議論にしていけるのではないかと感じている。

山田 厚俊(ジャーナリスト)

5677名無しさん:2020/11/11(水) 09:08:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e87fe66c477c613ae56ae871b067675836af1ced
菅首相訪米、解散戦略に影響も 1月なら困難の見方
11/10(火) 7:13配信

 米大統領選で政権交代が確実になったことが、菅義偉首相の衆院解散戦略に影響しそうだ。

 解散時期をめぐり来年1月召集の通常国会冒頭が選択肢の一つとされているが、首相は初訪米・日米首脳会談の時期について、同月20日の大統領就任式以降を軸に検討しているためだ。

 政府・与党は通常国会に、新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ2020年度第3次補正予算案と21年度予算案を提出する方針。首相が「冒頭解散」に踏み切る場合、1月早々に召集し、3次補正を処理して解散するとのシナリオが想定される。

 菅内閣の支持率は、発足当初の高水準ではないものの、依然として5割以上を維持。自民党内には「予算委員会での首相答弁はおぼつかなかった。通常国会を無傷で乗り切るのは難しい」(閣僚経験者)として、冒頭解散への期待は消えていない。

 ただ、冒頭に解散する場合、21年度予算案の成立が4月以降にずれ込み、コロナ禍で深刻な打撃を受けた経済の再生が立ち遅れる恐れが出てくる。首相訪米後の解散となると、予算審議日程がさらに遅れることになる。自民ベテランは「常識的に考えれば訪米と冒頭解散は両立しない」との見方を示した。

 これに関し、自民党の二階俊博幹事長は9日の記者会見で「訪米と解散は関係ない」と述べ、外遊日程は解散の判断を制約しないと指摘した。

 東京や北海道を中心に、感染者が再び増加していることもネックだ。自民中堅は「年末年始を過ぎれば重症者が増えるかもしれない。選挙なんてやっていたら大変なことになる」と指摘。党幹部は「有権者から総スカンを食らう」と述べた。

 一方、小選挙区での候補者一本化が遅れている野党は、冒頭解散をけん制している。立憲民主党の安住淳国対委員長は記者団に「年が明けたらいつ選挙があってもいいように共闘を進める」と強調した上で、「『日本学術会議問題を追及されて支持率が下がるから今のうちにやっておけ』というのは党利党略だ」と批判した。

5678名無しさん:2020/11/11(水) 09:08:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/774670d59c27033dba3b0f4b5d7f421c868507e9
立民・枝野幸男代表の足元は安泰ではなく…衆院埼玉5区
11/10(火) 21:30配信

 7日昼、週末の買い物客らでにぎわうJR大宮駅(さいたま市)前の広場。立憲民主党代表の枝野幸男は赤いビールケースの上に立って熱弁すると、100人ほどが足を止めた。

 「弱い人、今困っている人のことなんか自己責任でやれ、という方は自民党を応援してあげてください」

 旧民主党政権で官房長官などを歴任し、今も野党の顔である枝野の知名度は高い。演説を次期衆院選への意気込みで締めた。

 「米大統領選、おもしろかったでしょ。どっちが勝つかわからないハラハラドキドキで。横浜の菅さん(首相の菅義偉)か大宮の枝野かを選んでいただけるよう前に進んでいきたい」

 枝野は3年前の前回衆院選直前、希望の党代表(当時)で東京都知事の小池百合子の「排除」発言に反発して立民を立ち上げ、左派のヒーローになった。共産党は「連帯のメッセージ」(委員長の志位和夫)として真っ先に埼玉5区で候補者を取り下げ、枝野は共産支持層も取り込んだ。

 結果、自民党の牧原秀樹に4万2千票の差をつけて圧勝した。

 ■支持率は低迷

 ただ、それ以前は苦戦した。旧民主党幹事長だった前々回(平成26年)は勝利したものの3400票の僅差。枝野周辺は「3年前は例外」と余裕はない。

 今年9月、旧・立民や旧・国民民主党などの議員が合流し、150人規模で新「立憲民主党」が発足し、枝野が代表に就いた。自民党に対抗できる規模を目指した新党だが、3年前のような追い風は吹いていない。10月の共同通信社の世論調査では、政党支持率は6・4%に過ぎず、自民党の45・8%に及ばない。

 共産、立民両党の党員らが参加する埼玉5区の市民団体は、次期衆院選でも枝野を支持する意向を両党本部に伝えた。ただ前回、選挙区に候補を立てなかった共産党は組織の動きが鈍った。5区の同市大宮区で獲得した比例票が前々回から4割減るなど痛手も受けた。

 ■自民は重点区に

 自民党は前回衆院選で埼玉5区を重点区に指定し、環境相の小泉進次郎ら人気者を応援に入れた。仮に立民のトップに勝てば野党に大打撃を与えるだけに、自民は次も注力する構えだ。

 当の牧原は選挙区内の自宅に住み、ほぼ毎朝、街頭活動をした後に、国会まで電車通勤している。

 10月末の肌寒い朝、牧原はJR土呂駅(さいたま市)にいた。朝の通勤客が慌ただしく通り過ぎる中で1時間半、脱炭素社会の実現など政策をとうとうと語ったが、国会近くの議員宿舎に住む枝野への対抗心を見せる場面もあった。

 「さいたま市で暮らしたことがない人が『草の根政治』を叫んでも、まがい物ではないか」

 4度の当選はすべて枝野に負けた末の比例復活だ。自民党内からは「比例に甘んじてはいけない」(幹部)との声も出るなど、厳しい立場に置かれている。

 菅は党総裁選を控えた9月3日、あいさつのため東京都内にある元総裁、谷垣禎一の自宅を訪ねた。お膳立てしたのは谷垣グループ(有隣会)に属する牧原。谷垣は菅に、総裁選の出馬時に届け出る推薦人名簿に牧原を入れるよう頼んだ。

 菅は要請通り、牧原を推薦人名簿に入れた。「牧原に箔をつけたい谷垣の親心」(谷垣グループ幹部)が生きるかどうか。=敬称略(田中一世)

5679名無しさん:2020/11/11(水) 09:37:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/83639f4b833cca693575f0cd260e63d7635d0b08
菅首相、防戦一方で「年明け解散論」が急浮上
11/11(水) 6:21配信

 菅義偉政権が発足してから間もなく2カ月が経過する。臨時国会で日本学術会議の任命拒否問題を軸とする与野党攻防が続く中、与党内では年明けの衆院解散断行論が急浮上している。

 菅首相と野党幹部との初の直接対決の場となったのが、11月2日から6日まで開かれた衆参両院の予算委員会だ。「任命拒否は学問の自由の侵害で、違法だ」などと追及する立憲民主、共産両党に対し、菅首相は「答弁は差し控える」を連発。防戦一方となった。

■年明け解散に備え、臨戦態勢に

 このため、与党内でも「年明けの通常国会での長期間の予算委質疑を乗り切れるのか」(自民国対)との不安が拡大。局面を打開するため、自民、公明両党幹部らが相次いで「年明け解散」に言及する事態となった。与野党の議員も一斉に選挙区入りするなど、「臨戦態勢」(自民若手)に入りつつある。

 菅首相は10日の閣議で2020年度第3次補正予算案の編成を指示した。与党内ではコロナ対策と経済回復を両立させるため、「30兆円以上の財政出動」の掛け声も出ている。しかも、菅首相が第3次補正と年内に編成する2021年度予算を一体化した「15カ月予算」とする方針を明確にしたのも、「年明け召集の通常国会冒頭での補正予算成立後の解散断行への道を開くため」(自民幹部)と受け取る向きが多い。

 北海道では冬の到来に合わせるようにコロナの感染拡大が際立っており、「『感染拡大前線』は年末にかけて南下する」(感染症専門家)ことは避けられそうもない。与党内でも「そもそもコロナ感染が拡大している限り、年明け解散なんてありえない」(公明幹部)との声も相次ぐ。

 アメリカ大統領選で民主党のバイデン前副大統領の勝利が濃厚となりつつあり、政府は1月20日の新大統領就任後の菅首相の早期訪米を目指している。これも踏まえ、外交専門家は「選挙中に初の日米首脳会談というわけにはいかない」(外務省OB)と指摘し、政治・外交日程からみても年明け解散は「ハードルだらけ」(政府筋)というのが実態だ。

 「コロナと経済の両立が最優先」と繰り返す菅首相は「就任時からコロナ禍の中での早期解散には慎重だった」(周辺)とされる。携帯電話料金値下げやデジタル庁創設、不妊治療の保険適用という”3大スガ案件”を早期に実現させ、「内閣支持率を実績で底上げして、任期満了かそれに近い時点での解散断行が基本戦略」(自民幹部)だったとみられている。

 ただ、臨時国会前半の与野党論戦を通じて、国民の間にも「菅首相は答弁能力が欠如している」(立憲民主)との印象が広がった。与党内にも「通常国会の長期予算委論戦で攻撃され続けると、政権の体力がじりじりと奪われ、その挙句の追い込まれ解散になりかねない」(自民国対)との不安も広がる。

 自民総裁選での記録的な圧勝でスタートした新政権だけに、「改めて党内を引き締め、野党を牽制するためにも年明け解散説を流す」(閣僚経験者)ことが必要になったともみられている。

 仮に年明け解散に踏み切る場合、「通常国会の召集冒頭か補正予算の成立直後の2択」(自民国対)となりそうだ。具体的には、①仕事始めの1月4日召集・冒頭解散で同24日投開票②1月12日召集・補正成立後解散で、2月7日投開票、が考えられる。

5680名無しさん:2020/11/11(水) 09:37:42
>>5679

■選対委員長と選挙戦略を協議

 安倍前政権下では2015年に1月4日召集の例があり、自民党内でも「4日の冒頭解散で選挙後の特別国会を2月初旬に召集できれば、日程的に来年度予算の年度内成立も可能になる」(国対幹部)との声も出る。

 ただ、政府はコロナ対策のために正月休みを1月11日まで延ばす「仕事始めの分散化」を呼び掛けており、「菅首相が4日召集による冒頭解散を強行すれば、コロナ禍に苦しむ国民の反発を招く」(閣僚経験者)との見方が強い。

 これに対し、全国的な仕事始めとなりそうな12日の通常国会召集の場合、「1週間以内に補正予算を成立させた上での解散断行なら、国民的反発は少なくなる可能性はある」(自民幹部)とみられている。「大型補正予算を成立させておけば、その執行には数カ月かかり、来年度予算の成立が5月連休前後までずれ込んでも、経済運営への影響は避けられる」(閣僚経験者)という。

 そうした中、菅首相は8日に次期衆院選の公認調整などの実務を担う山口泰明選対委員長と会談して選挙戦略を協議した。その結果、連続2回以上小選挙区で敗れ、比例代表で復活当選した議員は比例の重複立候補を原則として認めないとする内規を厳格に適用する方針を決めた。

 党選対幹部によると、対象はいわゆる「魔の3回生」も含めた25人だが、「今の時点で選挙方針を明確にしたのは、菅首相が年明け解散も視野に入れている証拠」(自民若手)と受け止める向きもある。

 野党側も旧民進党系議員の再結集による新立憲民主党を結成するなど、選挙態勢づくりを急いでいる。ただ、野党の盟主となる立憲民主内部でも、共産党との選挙共闘をめぐっては意見対立があり、執行部が強引に進めれば、「お定まりの路線論争」が再燃しかねない。

 加えて、立憲民主との合流を拒否した新国民民主党との選挙区調整も難航必至だ。野党でありながら与党寄りの路線をとる日本維新の会や、「消費税5%」を共闘の条件とするれいわ新選組との競合も、全国的な野党統一候補を擁立したい立憲民主のハードルとなっている。

 こうした状況から、菅首相も「野党の態勢が整わないうちに解散すれば、負けるはずがない」と判断してもおかしくない。もちろん、学術会議問題などで露呈した菅首相の強権的政治手法への国民的反発もあり、「就任時の高支持率下での解散で見込まれた自民300議席はもはや幻想」(自民選対)とされる。有力な選挙アナリストの分析では、「自民党は20議席程度減らしても絶対安定多数(261議席)は確保し、政権も揺るがない」との予測が多い。

5681名無しさん:2020/11/11(水) 09:37:52
>>5680

■目指すは総裁選再選で本格政権

 菅首相が目指すのは、2021年9月の自民党総裁選での再選による4年間の本格政権とみられている。もし、年明け解散で一定以上の勝利となれば、学術会議問題だけでなく安倍前政権から引き継ぐ形となったさまざまな負の遺産も「選挙勝利で清算される」(自民長老)ことになる。その上で経済再生と携帯電話料金値下げなどの実利的な政策を実現すれば、再選を阻む要因はなくなる。

 しかも、総裁選で惨敗した岸田文雄前政調会長と石破茂元幹事長は、「無役になったことで戦闘力を失った」(細田派幹部)とみられている。とくに石破氏が派閥会長辞任を表明したことは、「総裁選からの撤退宣言」とみられている。

 党内基盤拡大のため「大宏池会構想」を打ち出した岸田氏も、その対象となる麻生派や谷垣グループの反応は鈍い。このため「衆院選で負けなければ、菅首相の総裁選での無投票再選が既定路線化する」(自民長老)と確実視されている。

 そうした中、10日の東京株式市場では取引時間中として1991年11月以来の2万5000円台を回復した。アメリカの大手製薬会社がコロナウイルスのワクチンについて、「90%超の確率で感染防止の有効性が確認された」と公表したことが原因とみられる。菅首相にとっても、「このままコロナも収束傾向となれば解散しない手はない」(自民長老)ということになる。

 ただ、株高を牽引するアメリカも、トランプ大統領の出方次第では混乱が拡大し、世界経済に深刻な影響を与えかねない。北海道で始まった感染が全国的に広がれば、Go To トラベルキャンペーンを押し進めてきた菅首相への批判につながることは避けられない。

 こうしてみると、政界で現実味が増しつつある年明け解散論も、「あまりにも不確定要素が多すぎる」(自民幹部)。臨時国会は12月5日が会期末で、「主要野党が内閣不信任案を出すかどうかも、年明け解散の可能性を占うカギになる」(同)とされる。「すべてが永田町の駆け引きばかりで、コロナ禍におびえ続ける国民の声は無視されている」(首相経験者)とみられるだけに、菅首相が首尾よく伝家の宝刀を抜けるかどうかは「正月明けまでわからない」(同)というのが実態だ。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5682名無しさん:2020/11/11(水) 22:02:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3d6d7c424426a5626cbff4b5a074282c1a1eb7
二階幹事長が大阪自民議員招き『慰労会』都構想否決を受けて…この夜かけた言葉は?
11/11(水) 17:20配信

 いわゆる「大阪都構想」が住民投票で否決されたことを受け、11月10日夜、自民党の二階俊博幹事長が、反対を掲げて戦った大阪府連の議員らを招き、『慰労会』を開きました。

 11月11日午後に国会内で勉強会を開いた自民党大阪府連所属の国会議員や大阪市議会議員ら。「都構想」の住民投票が2度も行われた制度上の問題点などを話し合いました。その夜…。

 (記者リポート)
 「窓越しに二階幹事長の姿が見えました。」

 東京都内では自民党の二階幹事長が大阪府連の議員らを招き『慰労会』を開いていました。中には、反対派の急先鋒として活動した北野妙子大阪市議団幹事長も。二階幹事長を囲んで記念撮影をするなど和気藹々とした雰囲気です。

 しかし、維新と菅義偉首相の深い関係は公然の事実。住民投票の反対活動では、自民党本部から自民党大阪府連に対して応援演説や資金面などの直接的な支援はなく、地元からは不満の声も上がりました。二階幹事長も態度を明確にしませんでした。

 (自民党 二階俊博幹事長 10月26日)
 「大阪市の皆さんの、良識あるご判断、これが期待されるところだと思います。」

 そんな苦しい局地戦を強いられた大阪自民の議員らに、11月10日の慰労会で二階幹事長はどんな言葉をかけたのでしょうか?

 (Q大阪府連にはどういう言葉をかけた?)
 (二階幹事長)「大阪府連が政治的にしっかりやろうということで団結しておられる。素晴らしい、ということを言いました。」

 この言葉に自民党大阪府連の議員は…。

 (自民党大阪府連 岡下昌平衆院議員)
 「『よく頑張った、党として誇らしい』と仰っていただいて、みんな感激しています。ありがたいです。」
 (Q今回、党の支援が1円も無かったが?)
 「それがかえって奮起を促したという解釈で。色んなところで幹事長にサポートしていただいたので。」

 一方で二階幹事長は、1年以内に予定されている総選挙を見据え、「これからが大阪の実力の見せどころだ」とさらなる奮起を促したということです。

MBSニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/1bd4de4588ca7dc10602c83062315c2674350fda
菅首相、予算拡充「しっかり応える」 国土強靱化、二階氏と会談
11/11(水) 19:14配信

 菅義偉首相は11日、災害に強いインフラ整備を進める国土強靱(きょうじん)化をめぐり、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で会談した。

 二階氏は予算の拡充を求める党の緊急決議を提出。「不退転の決意で実行し、国民を安心させてもらいたい」と要請したのに対し、首相は「しっかり応える」と述べた。

 党国土強靭化推進本部(本部長・二階氏)が10日にまとめた緊急決議は、2021年度から5年間、国土強靭化に関する特別枠を設け、政府に十分な予算を確保するよう求めている。

5683名無しさん:2020/11/11(水) 22:05:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd052509fd7ff84a5ca16e0315687bb0ea5b61af
石破元幹事長「総理への道」 ピンチ続き この先どうなる?
11/11(水) 16:39配信

記者のイチ押しネタを集めた「取材部ネタプレ」。

11日は、「石破さんどうなっちゃうの?」を、フジテレビ政治部・佐藤友紀記者がお伝えします。

10月、自身が率いる派閥の会長を辞任したものの、後任の会長が決まらず、12日、予定されていた派閥の定例の会合も開けない状態です。

さらに仲間の議員も、違う派閥への移籍話が出るなど、ピンチが続いています。

ポイントは、「ボタンの掛け違い? どうなる石破さん」です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/363a46fc714ec402c5242fe75a0d4a8d9c33065d
河野規制改革相、業界団体反発でおわび 「押印廃止」はんこ投稿
11/11(水) 15:49配信

 河野太郎規制改革担当相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と彫られたはんこの写真をツイッターに投稿して業界団体の反発を招いたことに関し「しっかりとその意図が伝わらなかったことはおわびを申し上げたい」と述べた。

 河野氏は同委で、行政手続きの押印廃止を進めていることに触れ、「はんこに新しい価値を生み出すことができないか。はんこを使ってインパクトのあるメッセージは何だということで(写真を)出した」と釈明した。立憲民主党の大西健介氏への答弁。

5684名無しさん:2020/11/11(水) 22:07:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/a381e42aa97c8c21e5daad5e2e0388d2415fb2c0
河野行革相が「おわび」 「押印廃止」ツイッター騒動で
11/11(水) 17:32配信

 河野太郎行政改革相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と彫られた印章と印影をいったんツイートし、印章の業界団体などの反発を招いたことについて、「しっかりと意図が伝わらなかったことについてはおわびを申し上げたい」と謝罪した。

 河野氏は「行政において認め印はほぼ全廃する。印章業に何らかの影響が出る」と指摘。「ハンコに何か新しい価値を生み出すことができないか、何かメッセージを出すことに使えるんではないか、ということで(ツイッターに)出した」と釈明したうえで、陳謝した。立憲民主党の大西健介氏が「思いが足りないのではないか」とただしたのに対し、答えた。

 河野氏のツイートを全日本印章業協会の徳井孝生会長は「傷口に塩を塗り込むような投稿だ。本当に蛮行だ」と批判し、自民党執行部に抗議していた。(小林豪)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/b310b9d3eb4c723d25018922952e2cc78a025286
河野行革相、はんこ業界に「おわび」 色紙に落款、ハンコ文化振興に「個人的に努力」
11/11(水) 18:36配信

 河野太郎行政改革担当相は11日の衆院内閣委員会で、「押印廃止」と書かれたはんこの写真を自身のツイッターに投稿し、はんこ産地や業界の反発を招いた問題に関し「しっかりとその意図が伝わらなかったことについてはおわびを申し上げたい」と述べた。

 河野氏は内閣委で、行政手続き上の押印廃止を進めていることに触れ「はんこに新しい価値を生み出すことができないか。はんこを使って一番インパクトのあるメッセージは何かということで(写真を)出した」と釈明した。そのうえで、「色紙を頼まれた時に落款(印)を使っている。今後もそういう努力は個人的にやっていきたい」と述べ、はんこ文化の振興に努める考えを改めて示した。立憲民主党の大西健介氏への答弁。【影山哲也】

5685名無しさん:2020/11/12(木) 00:10:23
https://news.yahoo.co.jp/articles/58bfc40c0713e7da64d5c99a6a6889e01b29416d
首相動静(11月11日)
11/11(水) 6:55配信

 午前6時41分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。同44分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前7時26分、官邸発。同28分、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急着。同ホテル内のレストラン「ORIGAMI」で柘植芳文自民党参院議員、増田寛也日本郵政社長と会食。
 午前8時36分、同ホテル発。
 午前8時39分、衆院第2議員会館着。
 午前8時52分から同56分まで、山口泰明同党選対委員長。
 午前9時7分、同所発。同10分、官邸着。同25分から同55分まで、同党の佐藤勉総務会長、園田修光参院議員。
 午前10時12分、官邸発。
 午前10時24分、皇居着。秋の叙勲大綬章親授式。
 午前10時47分、皇居発。
 午前10時53分、官邸着。
 午前11時28分から同38分まで、岸信夫防衛相、高橋憲一官房副長官補、秋葉剛男外務事務次官、島田和久防衛事務次官。
 午前11時58分から午後0時44分まで、高橋洋一内閣官房参与と昼食。
 午後1時19分から同42分まで、松本哲治沖縄県浦添市長ら。宮崎政久同党衆院議員同席。同57分、官邸発。
 午後2時6分、皇居着。秋の叙勲重光章伝達式。
 午後2時29分、皇居発。
 午後2時37分、官邸着。
 午後3時12分から同22分まで、島田防衛事務次官。同38分から同39分まで、内山田竹志トヨタ自動車会長。
 午後3時40分から同55分まで、麻生太郎副総理兼財務相、金融庁の氷見野良三長官、古沢知之企画市場局長、栗田照久監督局長。同4時2分から同16分まで、坂井学、岡田直樹両官房副長官、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、外務省の森健良、鈴木浩両外務審議官、小林賢一南部アジア部長、四方敬之経済局長、植野篤志国際協力局長、福島靖正厚生労働省医務技監、田中繁広経済産業審議官。
 午後4時30分から同45分まで、連合の神津里季生会長、相原康伸事務局長。木原稔首相補佐官同席。同48分から同5時4分まで、自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理ら。
 午後5時10分から同20分まで、アジア太平洋経済協力会議(APEC)などに向けたビデオメッセージ収録。同21分から同25分まで、大鷹正人駐ハンガリー大使らの新任あいさつ。
 午後5時31分から同57分まで、男女共同参画会議。同6時23分、官邸発。同30分、東京・紀尾井町のホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」着。同ホテル内のレストラン「WASHOKU 蒼天」で衆院予算委員会の金田勝年委員長、与党理事と会食。加藤勝信、坂井正副官房長官同席。
 午後8時4分、同ホテル発。
 午後8時10分、衆院第2議員会館着。
 午後8時34分、同所発。
 午後8時39分、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。(了)

5686名無しさん:2020/11/12(木) 00:11:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/889bceba3a93bb8da37618feb9630a7d0453f3ef
安倍前首相が同期会
11/11(水) 22:28配信

 安倍晋三前首相は11日夜、自民党の岸田文雄前政調会長、野田聖子幹事長代行ら1993年の衆院初当選同期組と東京都内の日本料理店で懇談した。

 安倍氏の同期会出席は退陣後初めて。出席者によると、安倍氏は首相時代の苦労話や外交にまつわるエピソードを披露していたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b997b78d6bebced78fd67cb3674a9fe000945f32
安倍前首相が反論、物価上昇率2%「事実上到達した」
11/11(水) 22:11配信

 安倍晋三前首相は11日、自らが会長に就任した自民党の議員連盟の会合で、安倍政権が掲げた物価上昇率2%が未達成との批判があるとして「ある意味、間違った議論。完全雇用に近い状況をつくった。事実上政策ターゲットに到達したと考えていい」と反論した。

 議連は、「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」。これまで安倍氏に近い議員有志でつくってきた「アベノミクスを成功させる会」を改称して、同日に設立総会を開いた。

 安倍氏は冒頭のあいさつで、2013年に政府と日本銀行がデフレ脱却などの実現に向けて掲げた「物価上昇率2%」に言及。安倍氏は「目標として掲げたが、正しく言えば2%以下で安定させることでもよかった」と強調。安倍政権下で雇用が増えたとし、「マクロ政策の目標は雇用なので達成したのではないか。開き直るのかと言われたら、それは分かっていない議論だと思う」と述べた。(笹井継夫)

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/4621ebcf939fbd0cd8eb5b35d6675061983eec69
安倍氏、「ポストコロナ経済議連」会長に就任へ 「アベノミクスを成功させる会」を衣替え
11/11(水) 14:39配信

 安倍晋三前首相は11日、自民党の「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の会長に就任する。安倍氏は首相在任中に休眠していた議連「創生日本」も再開させる予定。9月の首相退任から2カ月足らずだが、活動を活発化させており、周囲からは早くも3回目となる将来の首相登板を期待する声も出ている。

 「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」は既存の「アベノミクスを成功させる会」が安倍氏の会長就任を機に衣替えする。11日に国会内で設立総会を開き、元日銀副総裁の岩田規久男氏との意見交換などを予定している。

 設立総会の案内文は呼びかけ人の山本幸三元地方創生担当相の文責で「安倍晋三先生(前内閣総理大臣)に会長に復帰して頂き、新たなスタートを切りたい」と明記した。「第2次安倍政権下でのアベノミクスは大きな成果を上げましたが、本年初頭からの新型コロナウイルス・ショックによって頓挫し、デフレに逆戻りしかねない岐路に立たされています。今こそ、アベノミクスの原点に立ち戻り、積極果敢な金融・財政政策によってデフレ完全脱却に向けて再始動を図らなくてはなりません」とも訴えている。【宮島寛】

5687名無しさん:2020/11/12(木) 00:12:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/69deb5ab0923e4c05a4b8cd9b948ebd73c1de869
ポストコロナ経済政策で議連設立 安倍前首相が会長に
11/11(水) 17:26配信

 新型コロナウイルスで打撃を受けた経済の再生を目指す「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」の設立総会が11日、国会内で開かれ、安倍晋三前首相が会長に就いた。安倍氏が掲げてきた経済政策「アベノミクス」の成果を踏まえ、デフレからの完全な脱却に向けて議論を交わす。

 会合に出席した安倍氏は「菅義偉(すが・よしひで)政権をしっかり支え、コロナ危機を乗り越えていきたい」と述べた。

 同議員連盟は、アベノミクスの原案作りに携わった自民党の山本幸三元地方創生担当相が呼びかけ人となった。会合には岸田文雄前政調会長らも出席した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e11d1ef1cb114d4e5f3e06e78106eb0f4889af3
コロナ対処「政府・日銀連合」で 安倍前首相、議連会長に
11/11(水) 17:32配信

 自民党有志による「ポストコロナの経済政策を考える議員連盟」が11日、衆院議員会館で設立総会を開き、安倍晋三前首相が会長に就任した。

 安倍氏は「『政府・日銀連合軍』で(コロナ禍に)対応していく必要がある」と強調。引き続き強力な財政・金融政策が重要だとの認識を示すとともに、「菅政権をしっかり支え、経済危機を乗り越えたい」と表明した。

5688名無しさん:2020/11/12(木) 15:24:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/d956eaed8ddc19da49efa1ada1585ed0090a7e4a
衆院選勝てば総裁無投票再選 自民・二階幹事長
11/12(木) 12:27配信

 自民党の二階俊博幹事長は12日、TBSのCS番組収録で、来年9月末の菅義偉首相の党総裁任期満了までに衆院解散・総選挙が行われ同党が勝利すれば、総裁選は首相の無投票再選が望ましいとの考えを示した。

 二階氏は「党で決めないといけないが、選挙で勝てばそういう落ち着き方(無投票再選)になる可能性はある」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b2b94e6f531d824dd3b7e524f3b39c11c25e9d0
年末年始休暇や首相訪米、解散時期とは無関係=二階自民幹事長
11/12(木) 12:12配信

[東京 12日 ロイター] - 自民党の二階俊博幹事長は12日収録のCS放送TBSの番組で、衆院の解散時期に関して、年末年始の休暇や菅義偉首相の訪米は無関係と述べ、早期解散は可能との見解を強調した。

西村康稔経済再生相がコロナ感染防止策として1月11日までの休暇を提唱、1月の通常国会召集時の冒頭解散が難しいとの見方があるが、二階幹事長は「一般の方の休みと国会は関係がない」と述べ、1月4日など早期の通常国会召集は可能との認識を示した。

日本側が目指している2月の日米首脳会談との関連でも「訪米と解散は関係があるようで実際はない」と述べた。

与党としては常在戦場で準備をすることが重要と強調し、「次の選挙は(当選できるか)どうだろうかと思われるひとは今から準備しないといけない」と指摘した。

9月の自民党総裁選で惨敗し、自らの派閥会長を辞した石破茂元幹事長について「まだまだ可能性あるのだからがんばってもらいたい」と述べた。

<補正予算、必要最小限はやらねば>

2020年度第3次補正予算の規模については「財政状況から大ざっぱなことは言えないが、必要最小限はやらなければならない」と述べた。防災・減災や国土強靭化計画に関し、「人命が失われる前に先手、先手を打つのが政治」とし、歳出圧力抑制の動きをけん制した。

コロナ禍で延期されている中国の習近平国家主席の訪日について「先方が訪日を希望すればおいでください」と歓迎する意向を示した。時期は明言しなかった。

(竹本能文※)

https://news.yahoo.co.jp/articles/eafcf468712676b59fa73fc8f9d3b09ed74d15eb
GoTo、5月まで延長を 二階自民幹事長
11/12(木) 12:27配信

 自民党の二階俊博幹事長は12日のTBSのCS番組収録で、観光支援事業「Go To トラベル」について、「継続してくれという声や、効果が出ている。延長してしかるべきだ」と述べた。

 延長時期は来年5月のゴールデンウイークまでと指摘した。

5689名無しさん:2020/11/12(木) 15:27:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb999dc854c2ffef9da155a09bebea36d7e95e54
二階氏「全党一致で支える」 首相と昼食
11/12(木) 14:48配信

 菅義偉首相は12日、自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理と官邸で昼食を取りながら意見交換した。二階氏は「全党一致で支えるので外交はもとより、内政においてもしっかりおやりください」と激励。首相は来年の通常国会の召集時期について「党に任せる」と述べた。昼食後、二階氏が記者団に明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/23dd8eb0a55f8dcf65046474c6e474ffd6c3f9ca
菅首相、二階氏と会談
11/12(木) 14:47配信

 菅義偉首相は12日、自民党の二階俊博幹事長と首相官邸で、昼食を取りながら会談した。

 二階氏は「全党一致で支えるから、首相の思い通りに外交と内政をしっかりおやりください」と激励。首相は「しっかりやります」と応じた。二階氏側近の林幹雄幹事長代理が同席した。

 二階氏によると、首相は通常国会の召集時期について「党にお任せする」と語った。衆院解散・総選挙は話題にならなかったという。この後、二階氏は記者団に「これからしょっちゅうやっていく」と述べ、定期的に首相と意見交換する考えを示した。

5690名無しさん:2020/11/12(木) 15:29:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/40804f5828af9fece003dff02319385d73031d2d
安倍前総理 自民・経済政策の議員連盟会長に就任
11/12(木) 7:59配信

 総理辞任から2カ月足らず、早くも安倍前総理大臣が自民党の経済政策に関する議員連盟の会長に就任し、活動を活発化させています。

 安倍前総理:「こういう形でしゃべるのも8年ぶりでございます。緊張しておりますが、このコロナ禍にあってどう対策していこうか、とっても大切な時期なんだろうと。まさに政府、日本銀行連合軍で対応してく必要があると私は思ってます」
 安倍氏は、会長就任のあいさつで自身のアベノミクスの成果を強調し、「コロナによる経済危機を乗り越えていきたい」と述べ、経済政策に関わっていく考えを示しました。コロナ禍で問われる菅政権の経済政策に影響を及ぼす可能性があります。安倍氏は、自身に近い保守系の議員連盟にも相次いで出席するなど活動を活発化させていて、党内からは3回目の総理を期待する声も出ています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/243c0b6335c042b8029ea8ab7c5ed4fa1a22fe39
安倍前首相「私なら1月解散」 野田聖子幹事長代行らと会食
11/11(水) 23:42配信

 安倍晋三前首相は11日夜、自民党の野田聖子幹事長代行や岸田文雄前政調会長ら1993年の衆院初当選同期と東京都内のすし店で会食した。出席者によると、安倍氏は衆院解散を巡り「私だったら来年1月に解散する」と冗談めかしながら話す場面があったという。

 会食は持病の悪化で9月に首相を退いた安倍氏の慰労が目的。出席者から首相再登板を期待する声も寄せられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/79b50fcfe85e97abd221d7cbffec646e5b5219a5
安倍前首相、岸田氏や野田聖子氏ら当選同期と会食
11/11(水) 23:41配信

 安倍晋三前首相は11日夜、東京都内のすし店で、自民党の岸田文雄前政調会長や野田聖子幹事長代行らと会食した。平成5年の衆院選で初当選した同期議員ら約10人が出席し、辞任した安倍氏を慰労した。党内の若手議員らに選挙活動の経験を伝えていく考えでも一致したという。

 野田氏は会合後、記者団に「私も(将来の首相)候補の端くれとして、(岸田氏と)いい点や悪い点を指摘し合った。自民党は自由闊達(かったつ)でさまざまな意見があることを確認した」と語った。

5691名無しさん:2020/11/12(木) 15:29:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/33d211ea9464aa31bedc33da1936733e08b77c2a
安倍前首相 辞任後も私邸に警察官…異例の2億円警備続くワケ
11/12(木) 11:02配信

「こちらにお住まいですか?」

道路を通り抜けようと試みると、バリケードの前に立った警察官は、そう問いかけてきた。

安倍晋三前首相が辞任してからもうすぐ2カ月、渋谷区内にある自宅マンション前の道路は、いまも警察官やバリケードによって封鎖されたままになっている。

「理由を言えば道を通してくれるのですが、やっぱり不便ですね」(近所の住民)

安倍前首相の自宅マンションの前にはポリスボックスも残されたままで、さらに付近の大通りにはマイクロバスなどの機動隊車両が4台待機していた。

政治ジャーナリストの有馬晴海さんは次のように語る。

「政治家など要人の警護レベルに関しては、警視庁警備部が判断しています。辞任しても首相経験者にはSPがつけられるのが慣例となっています。しかし、それは1人程度で、細川護熙元首相や村山富市元首相は、『煩わしいから』というような理由で断っています。元首相のために、それだけ厳重な警備が敷かれたままになっているのは非常に異例なことなのです」

確かに首相経験者で、現在も副総理や財務大臣を務めている麻生太郎邸の前にはポリスボックスが置かれているだけだった。

■警備の人件費だけでも1年間で2億円

警視庁警備部警護課で6年間SPを務め、いまは「身辺警護SP学院」の講師としても活躍している伊藤隆太さんに話を聞いた。

「私は小渕恵三元首相の警護も務めたことがありますが、基本的にはポリスボックスを置いての警護で、道路の封鎖まではありませんでした。しかし私が以前、安倍前首相のお宅を確認したところ、付近の見通しもよくはなかった印象がありました。そのために通常よりも警備に従事する員数を多めに割いているのかもしれません。

また一つの可能性としては、警視庁が“何らかの情報”をつかんでいるために、警備レベルを下げていないということも考えられます。警備費用の基本は人件費。何人でどのくらいの期間を担当するか、ということになります」

永田町関係者によれば、安倍前首相の場合、外出の際につくSPなども含めると、24時間体制のために警備担当者は30人ほどになるという。警察官の平均年収は約700万円なので、人件費だけでも1年間で2億円を超える計算だ。

警視庁は、なぜ安倍前首相への“忖度”を続けているのか?前出の有馬さんによれば、

「警視庁が、現在の菅政権に対して大きな影響力を及ぼす重要人物と判断しているということです。また実は永田町では、来年の秋の自民党総裁選に安倍氏が出馬するのではないかという情報も流れていますし、自民党内には再々登板を期待する声もあるようです。おそらく警視庁も、その可能性を重要視しているのでしょう」

体調不良が辞任の理由となった安倍前首相だが、夕刊フジのインタビューでは回復へ向かっていることを明かしている。

《新しい薬が、大変よく効いている。今後、8週間に1回のペースで、数回投与すれば終わる》(11月7日付)

来年秋には、安倍氏が2度目の首相返り咲き!? 異例の厳重警備には、“驚愕の政界未来図”が秘められていたのか。

「女性自身」2020年11月24日号 掲載

5692名無しさん:2020/11/12(木) 15:59:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/9235917c311f6ea911531d313444815b31873c3f
石破茂がいまだから語る「負け戦」に挑んだ真意
11/12(木) 7:01配信

 世論調査の数字だけ見れば、いつも次期総理の最有力者ながら、自民党総裁選挙では4度、ことごとく苦杯をなめてきた石破茂・元幹事長(63)。彼は敗戦の責任を取って、派閥の会長を辞した結果、永田町にさまざまな臆測を呼ぶこととなった。曰(いわ)く、「総理への道は完全に閉ざされた」「石破派は空中分解」「離党して新党を作る思惑」……。

 だが、敗戦を半ば覚悟のうえで出馬して、想定どおりに敗れ、派閥トップを降板した彼の真意はどこにあったのか、当の本人がその胸中を語った。

■総裁選、不利なことは十分わかっていた

 水月会の会長を辞したいと表明した直後、確か私は報道の方に「2晩寝ずに考えた結果だ」という趣旨の話を致しました。やはり逡巡もありましたし、派閥内にもいろいろな意見がありました。総裁選挙の開票が終わった直後、かなり興奮した面持ちで、「責任をどう取るんだ」と、詰め寄って来られた方もいた。

 「お前は常々、猪瀬直樹さんが書いた『昭和16年夏の敗戦』の本を引いて、負ける戦はしてはいけない、そう言っていたではないか。今回は、負けることがわかっていて、突っ込んで行ってこの結果だ。そのことをどう考えているんだ」と、強い口調で抗議されました。その後、すぐに記者の方に囲まれてぶらさがり取材を受けましたから、その話はいったん、そこで終わってしまったのですけれども、これも1つのキッカケとなりました。

 今度の総裁選挙が、私にとって不利な状況であることは十分、理解したうえの話でした。現職である安倍(晋三)首相と一騎打ちになった前回の総裁選挙(2018年9月)のときも、北海道胆振東部(いぶりとうぶ)地震が起きたこともあって、選挙期間が短縮となり、街頭演説もほとんどなく、決して有利ではなかったのですが、それでも、私は地方の党員投票の45%を獲得させていただきました。

 今回は、安倍首相の体調悪化による辞任を受けての総裁選であり、なおかつ新型コロナウイルスのため、党員投票は大幅に簡略化されました。前回405票だった党員票が総数141票に減りましたから、ウェートは前回に比べて約3分の1です。

 党員の多い東京都も3票、少ない沖縄県も3票、47都道府県の集計のやり方もドント方式のところがあり、勝者が総取りのところがありと、ある意味、不思議なルールで、私にとって有利でないものであることはよくわかっていました。

 ただ、私が出馬すること自体に意義はあるはずだと思いました。それは何だったのかといえば、自民党は本来、国民政党であって、幅広い意見が許容されるべきである、ということを訴えるという一点でした。

 憲法改正をとってみても、党内にいろいろな意見があって、9条ばかりをあまり急ぐ必要はないよ、という人もいれば、参議院の合区解消が優先だよ、という人もいるわけです。外交でも防衛でも、みんながみんな、「中国も韓国も北朝鮮もけしからん。日米同盟さえ強化すればいい」と思っているわけではなく、違う考え方も当然あります。

 むろん自民党という枠がありますから、180度も政策が異なるということはないけれど、一定の枠の中でいろいろな考えがあるはずだし、党の運営にしてもいろいろな立場があってしかるべきではないかと強く思うのです。

5693名無しさん:2020/11/12(木) 15:59:32
>>5692

■「自民党総裁」のあるべき姿

 自民党が下野していた2010年、谷垣(禎一)総裁の下、私は政調会長という立場で、自民党とは何か、どうあるべきか、ということを伊吹(文明)座長率いる「政権構想会議」において徹底的に議論し、新しい綱領を作りました。

 自民党は、勇気を持って自由闊達に真実を語る政党である。自民党はあらゆる多様な組織と話をする政党である。自民党は、国会を公正に運営し、政府を謙虚に機能させる政党である。これが新しい自民党のあるべき姿であり、それを掲げて政権奪還したのです。

 こうして自民党が再出発したのだという原点、これを皆さん、覚えておられますか、ということ。そして憲法についても外政や内政についても、私は前総裁とは違う意見を持っているということを表明し、議論を戦わせること。それが自民党総裁選のあるべき姿だと私は確信しているし、そこに意義があると信じたわけです。

 結果的には大敗を喫しましたが、今回のようなルールの下でも、地方における党員票では相当の支持をしていただけました。それは私としては、本当にありがたく、またうれしかったことでした。

 ですから、最初からわかっていた負け戦に出てやっぱり負けた責任と、私の信じた意義との間を行ったり来たりで、幾晩か寝ずに考えた揚げ句、今回は派閥会長を辞任するという結論に至ったわけです。

 その決断に対する報道については、厳しい意見も少なくありませんでした。「石破はおしまい、派閥もおしまい」というトーンも見ました。これらはそれぞれの記者の方々が、自分の、あるいは立場上の視点で報道していることでしょうから、反論するつもりもありません。最初から「よくやった、立派だ」なんて反応があるなんて夢更、思っていませんしね。

5694名無しさん:2020/11/12(木) 15:59:45
>>5693

■派閥が「4連敗」したわけではない

 ただ報道では、総裁選に4度も負けたということがクローズアップされていたように思います。その報道を見て、4連敗ゆえに派閥として諦めムードになるのも致し方ないと感じた方もいるかもしれません。しかし実際のところは、私が派閥を立ち上げてからの総裁選挙は今回で2度目でした。

 私が自民党の総裁選挙に初めて出馬したのは、福田(康夫)首相の突然の辞任の後、2008年9月のことです。竹下派の流れをくむ津島派に所属していた私は、福田首相がお辞めになるのなら、流れからいって、次は麻生(太郎)先生ではないかなと思っていました。小渕(恵三)元首相の急逝によって旧竹下派の平成研究会は津島派となったものの、会長の津島雄二先生があのタイミングで首相になられるとは考えにくかったですし、私よりも当選期数の多い額賀福志郎先生が出るという雰囲気もなかった。

 これはきっと自主投票になるのだろう、と私は内心、麻生先生支持でいこうと決めていたところ、派閥の若手、例えば竹下亘さんとか、小渕優子さんとか、伊藤達也さんとか、今は亡き小坂憲次さんとかが、「平成研から総裁選に誰も出さないなんてバカな話があるものか、負けてもいいから誰かが出るべきだ」という議論が沸き起こって、白熱していったのです。その議論は徐々に、小坂憲次さんを出すか、あるいは石破茂を出すかという方向になっていきました。

 小坂さんは私よりも年齢的に11歳年上でしたし、慶応高校、慶応大学の先輩。ただ、当選期数のほうは確か私が5回で、小坂さんが4回。小坂さんと私はつねに行動を共にしてきた親友といってもいい間柄でした。

 私としては、大学の先輩だし、ルックスもよく、演説もうまいし、家柄は名門中の名門の小坂家4代目……。本心で「小坂さんが出るのなら、全力で応援するよ」と言い続けました。そうあるべきだと思ったからです。

 ところが、小坂さんは小坂さんで、「何を言う。国会議員は当選期数がすべて。石破さんは私の1期上、これは越えられない」と言い続け、1晩、2晩、3晩も結論が出ず。ついに周りの人たちが「いい加減にどっちかにしろ」って言い出しましてね。小坂さんはどうしても出ないと言うし、根負けするような形で「じゃあ20人集まったらいいよ」って、つい言っちゃったわけです。

 そしたら、ギリギリでしたけど20人の推薦人が集まって、それが私の総裁選の1回目となったのです。このとき、麻生さんと私のほかには、与謝野馨さん、小池百合子さん、石原伸晃さんが出馬し、結果、麻生さんの完勝でしたが、その翌年、2009年には、自民党は選挙で民主党に政権を奪われ、下野した自民党のリーダーを選ぶ総裁選となりました。

 この総裁選には私は出ていません。何しろ、今まで自民党が経験したことのない状況です。権力もない。ポストもない。下手をしたらあっという間に自民党が瓦解してしまうかもしれない。ですから、能力とともに人柄も優れたリーダーを選ぶことが重要で、これは谷垣さんをおいてほかにはいませんでした。

 私は谷垣先生の推薦人となり、谷垣総裁の下で政調会長の大役を担ったのです。そしてその3年後の2012年に2度目の総裁選に出ました。

 このときは、自民党はいまだ野党ではあるものの、民主党政権の評判は地に落ちていて、やがて自民党が政権を奪還することがほぼ確実視されていました。そのため総裁選も熱気にあふれ、安倍さんと町村(信孝)さん、私と石原さん、参議院議員ながら林芳正さんが名乗りを上げて、決選投票に残ったのが私と安倍さん。

 そうして誕生した安倍総裁の下で幹事長を引き受け、12月の総選挙で政権奪還を果たしたのです。つまりこの2回に関しては、水月会の結成前の出馬だったわけです。

5695名無しさん:2020/11/12(木) 15:59:58
>>5694

■総理になるのは手段であって、目的ではない

 私は4回の総裁選を経験しましたが、総理になりたい、なりたいと、地位としての総理総裁に恋々としたことは一度もありません。総理になるのは手段であって、目的ではないと強く思っていますからね。ただ、過去3回の総裁選の頃に比べても、今がいちばん厳しく困難な時代になってきたことはわかっています。

 外交も内政もこんなに厳しいときはなかったのではないかと思うほどです。地方の疲弊、東京の飽和、この先80年で半減という人口急減で、このままでは社会は成り立たなくなります。米中の対立は構造的ゆえに不可避で、その影響を少しでも減じる努力しかできないでしょう。つまり課題は山積みで、政策を勉強しても勉強してもまだ足りないという焦りもあります。

 派閥の会長を辞めると表明したことを、一大事のように語る人もいますし、大きく報じられもしましたけれど、なにも衆議院議員であることを辞めたわけではありません。

 先のことはわかりませんが、私がこのように決意したのは、次の選挙で水月会の全員がまた議席を得られるようにするため、そしてこの純粋な政策集団が自民党の中で続いていくようにするためです。ですから、仲間の選挙は目いっぱい、応援するつもりです。そうやって選挙が終われば、また新しい景色があるかもしれませんしね。

千波 鴻一 :ジャーナリスト

5696名無しさん:2020/11/12(木) 16:30:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/ab9910aea51cd842a8531dff0bf8d8a8b234fdd5
「創価学会をつぶす気か」公明支持層に分断 大阪都構想、菅首相誕生に自民「複雑な思い」
11/12(木) 11:02配信

 11月1日に実施された「大阪都構想」2度目の住民投票では、前回2015年の投票時には反対しながら、今回は賛成に回った公明党の対応にも注目が集まった。急な方針転換は支持母体の創価学会内で分断を生み、国政選挙などでも後遺症が懸念される状況に。一方、反対派の自民党も意見集約の過程で内部のあつれきが表面化し、今後の組織運営にしこりを残した。(共同通信=山本大樹)

 ▽選挙事情で態度一変

 「1年半前の大阪府知事、大阪市長選の時は反対したが、建設的な議論を積み重ねて、都構想の設計図は見事、良い物に生まれ変わった。都構想をなんとしても実現し、大阪を改革していこうではありませんか」

 住民投票告示日の10月12日、公明党大阪府本部代表の佐藤茂樹衆院議員は繁華街・難波の百貨店前でマイクを握り、聴衆にこう訴えかけた。隣には、一言一句を確認するようにうなずく大阪維新の会代表の松井一郎市長と代表代行の吉村洋文知事の姿が。佐藤氏は旧敵と並び立っての街頭演説を「隔世の感がある」と語った。

 公明党が賛否の態度を一変させた背景には、地元の選挙事情がある。公明は府内に19ある衆院小選挙区のうち、4選挙区で現職議員を抱える。佐藤氏が地盤を置く大阪3区(大阪市南西部)もその一つだ。日本維新の会はこれまで、この4選挙区には手を付けてこなかったが、都構想を巡って公明との話し合いが膠着(こうちゃく)するたびに刺客の擁立を示唆。公明は、維新から刺客を立てられないよう都構想賛成にかじを切り、制度案の検討過程でも積極的に修正協議に応じてきた。

 今回の住民投票運動で公明側が切った最大のカードが、山口那津男党代表の街頭演説だ。告示後最初の日曜日となった10月18日、山口氏は大阪市内3カ所で松井氏、吉村氏と共に街宣車に上がり「都構想は賛成ですよ。勝たせてください」と連呼した。最後は松井氏らとグータッチを交わして蜜月ぶりを演出する力の入れようだった。

 山口氏の来阪は、松井氏と関係の深い学会幹部の指示で決まったとされる。公明側もトップ自らが必死に訴えれば、支持層は賛成に大きく傾くと期待した。だが都構想への反対意見が根強い市南部では「維新のためにそこまでするのか」とかえって批判を招くことになる。

 ▽「一番血を流したのはうち」

 創価学会は最終盤の10月27日、大阪市内で急きょ幹部会議を開催。改めて投票の呼び掛けを強化することを確認したが、この方針にある学会員は「投票まであと5日しかない。最末端の会員まで指示を下ろすのは不可能に近い」と悲鳴を上げた。公明側でも市議OBの一部が公然と反対運動を展開。支持者の間で賛否が入り乱れ、混乱が深まった。

 投開票前日の31日夜。市中心部の梅田で行われた公明の街頭演説は盛り上がりを欠いた。同じ時間帯に約200メートル離れた場所で反対派の「れいわ新選組」山本太郎代表がマイクを握り、数百人の人だかりをつくったのとは対照的だった。

 公明の演説終了後には、府本部の幹部議員に学会員の女性が詰め寄り「可決されて大阪市がなくなったら学会のせいだと言われ、否決されても維新から学会のせいだと言われる。あんたたちは創価学会をつぶす気か!」と涙ながらに糾弾する一幕も。矢面に立たされる形になった議員は「ご意見は承りました」と繰り返すしかなかった。

 学会の中堅幹部は「今回の対応は組織内部に分断を生んだ。今後の国政選挙にも響く」と予想する。党関係者も「世間からは公明が一番のらりくらりしていたと言われるが、都構想で一番血を流したのはうちだ」と嘆息した。

5697名無しさん:2020/11/12(木) 16:30:40
>>5696

 ▽自民党本部は協力せず

 自民党大阪府連は前回に引き続き反対運動を展開した。5年前と同様、薄氷の勝利をつかんだが、党本部との間にはすきま風が吹いていた。

 「総理からは、頑張ってくださいというお言葉を頂戴しました」。住民投票の告示を間近に控えた10月8日。東京・永田町の首相官邸で菅義偉首相に都構想への反対方針を伝えた府連会長の大塚高司衆院議員は、面会後の取材にこう話した。

 菅政権の誕生を、府連幹部らは複雑な思いで受け止めた。菅氏が大阪維新の松井代表と昵懇(じっこん)の間柄であることは周知の事実だ。2012年、大阪都構想の根拠法が議員立法で制定された当時は、菅氏が自民のプロジェクトチーム座長を務めていた。府連関係者は「都構想に賛成と言われなかっただけで御の字」と本音を明かす。

 首相面会に先立つ8月下旬、府連の国会議員や地方議員らは党本部に下村博文選対委員長(当時)を訪問。都構想反対運動への協力を求めたが、下村氏は府連所属の国会議員らが地元選挙区で劣勢に立たされていることを不安視し「都構想とか言ってる場合なのか」と眉をひそめた。話し合いは低調に終わり、府連が期待した党本部からの資金協力は得られなかった。

 ▽府議団と市議団に溝

 府連内部でも摩擦が生じていた。府議団では一時、賛成派が多数を占めたが、反対派の国会議員や市議団から切り崩しを受け、次第に賛否が拮抗するように。制度案の最終採決が行われた8月28日の府議会本会議は「自主投票」で臨むことになり、ふたを開けてみれば16人中、賛成は5人にとどまり、11人が反対に回った。

 本会議後、都構想賛成を公言していた原田亮府議団幹事長は記者団に「どういう理由があったのか分からないが、賛成多数の状況から反対の方が多い結果になったのは残念だ」と唇をかんだ。原田氏はその後もツイッターなどで賛成の立場をアピールしたが、反対方針を決めた府連の立場と相いれないとして厳重注意処分を受けた。

 結局、府議団としては賛成運動も反対運動もしなかった。メンバーの一部は市議団の求めに応じて反対派の活動を支援したが、多くの議員は「やることがなく、暇を持て余していた」(若手府議)のが実態だ。市議団からは「府議団は人もお金も出さない」と怨嗟(えんさ)の声が上がった。

 11月1日の住民投票は、可決濃厚という当初の予想を覆し、僅差の否決に。安堵と高揚感に包まれる市議団とは対照的に、府議団の賛成派は「こんな結果になるなんて」と頭を抱え、原田氏は幹事長辞任も示唆している。

 住民投票後の7日に開かれた府連の全体会議では「大阪成長戦略本部」の設置が決まった。都構想に代わる大阪の将来像を示すことが目的だが、内部からは早くも「府や市の実権を握っているのは維新。われわれが戦略を作っても実効性がない」と冷ややかな意見が出始めている。

5698名無しさん:2020/11/12(木) 18:56:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/3f420f77e94ad15184d038edaeb2c1a5e2ce1f26
二階幹事長が石破氏を激励「まだ可能性はある」
11/12(木) 16:31配信

 自民党の二階俊博幹事長は12日、TBSのCS番組収録で、石破派(水月会、19人)の会長を辞任した石破茂元幹事長について「1回や2回、挫折があっても、それをみんな乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」と語った。

 石破氏は10月22日、9月の党総裁選で敗れた責任を取り、派閥会長を辞任する意向を表明した。

5699名無しさん:2020/11/12(木) 18:58:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/5b8f9a0e1529759105fc320f38c5cdf073758cb7
下地氏の自民復党要請 沖縄経済界
11/12(木) 17:32配信

 日本維新の会を除名になった無所属の下地幹郎衆院議員について、沖縄経済界有志は12日、自民党沖縄県連に復党を要請し、約1万2000社の署名を提出した。

 下地氏は2017年衆院選に維新公認で沖縄1区から出馬。自民党の国場幸之助外務政務官とともに共産党の赤嶺政賢衆院議員に敗れたが、比例代表で復活当選した。

 一方、国場氏が支部長を務める自民党沖縄1区支部は同日、下地氏が提出している復党願の受け取りを拒否するよう県連に要請した。

5700名無しさん:2020/11/12(木) 22:18:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/0198b66452296180315d962892f9163d25514660
菅首相、二階幹事長と昼夜2回連続で会食 二階氏周辺「1日2回は偶然だ」
11/12(木) 19:06配信

 菅義偉首相は12日、自民党の二階俊博幹事長と昼夜2回連続で会食した。首相は9月の自民党総裁選で、真っ先に二階氏に出馬の相談をするなど厚い信頼を置いているが、多忙な首相が1日に2度も同じ人物と会食するのは極めて異例だ。

 昼食は約45分間で、二階氏側近の林幹雄幹事長代理と共に首相官邸に招いてそばを振る舞った。二階氏が「全党一致でお支えしていくから、思い通り内外政をしっかりおやりください」と激励すると、首相は「しっかりやるから党の方はよろしく頼む」と述べたという。夕食は二階氏側が誘う形で、林氏と小池百合子東京都知事を交えて東京・虎ノ門のホテルで会食した。二階氏周辺は「1日2回は偶然だ」としている。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b86ec4c334815198175238a0f2f58cd9c705ccb6
首相、小池知事と会食 二階氏とは昼夜
11/12(木) 20:37配信

 菅義偉首相は12日夜、都内のホテルで東京都の小池百合子都知事と会食した。自民党の二階俊博幹事長と林幹雄幹事長代理も同席した。首相は同日昼も、二階、林両氏と会食した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a09c89159286784fe84187f4ebb3d5452ab0338d
菅首相、「不仲」都知事と会食 二階氏同席
11/12(木) 21:08配信

 菅義偉首相は12日夜、東京都の小池百合子知事と都内のホテルで会食した。

 「不仲説」がささやかれる両氏だが、東京など全国的な感染拡大が懸念される新型コロナウイルス対策や東京五輪・パラリンピックの来夏開催などをめぐり、意見交換したとみられる。

 2人の会談は新政権発足直後の9月23日以来。自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理が同席した。

5701名無しさん:2020/11/12(木) 22:19:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/9afcb428fe13d16d093d00bdb687dc787706a0df
自民・二階幹事長、衆院解散「選挙の準備できている」
11/12(木) 21:35配信

 自民党の二階幹事長は、任期満了まで1年を切った衆議院の解散・総選挙について、「総理の決断次第、ほとんど準備はできている」と述べました。

 「総理の決断次第で、我々は(総選挙が)いつあっても良いという準備をしておきたい。ほとんど(準備は)できている」(自民党 二階俊博幹事長)

 TBSのCS番組「国会トークフロントライン」に出演した自民党の二階幹事長は、任期満了まで1年を切った衆議院の解散・総選挙の時期について、「総理自身が就任した日から考えている。一番良いタイミングを決意すれば全面的にバックアップする」と述べました。ただ、菅総理とは「まだ話し合ったことはない」としていて、早期解散の可能性をほのめかすことで党内の引き締めを図る狙いもあるものと見られます。

 菅総理はアメリカのバイデン氏が大統領に就任する来年1月20日以降で訪米の検討を進めていますが、二階氏は、これと解散・総選挙の日程は関係ないとあらためて強調しました。また、来年9月末の党総裁としての任期満了までに衆議院選挙が行われ、自民党が勝った場合には、菅総理が無投票で再選される可能性があるという見方を示しています。(12日19:42)

最終更新:11/12(木) 21:35
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9b17a0254e630c3a610ab3a4bc9e535458c4c34
訪米と解散日程「関係ない」、二階氏 首相と会談で憶測も
11/12(木) 19:57配信

 菅総理がバイデン氏と初の電話会談を行った12日。自民党・二階幹事長が気になる発言をしました。

 「Q.(総理が)訪米して会談しようという話がありますけど、それは解散を制約するんですか」(司会者)
 「アメリカへ行くことと解散のこととは、関係はあるようで実際はありませんよ」(自民党 二階俊博 幹事長)

 菅総理はバイデン氏が大統領に就任する予定の来年1月20日以降で訪米の検討を進めていますが、これと衆議院の解散総選挙の日程は関係ないという認識を示しました。解散総選挙について、菅総理とはまだ話し合っていないとする二階氏ですが、“総理の決断次第。ほとんど準備はできている”と強調しました。

 さらに、来年9月末までの自民党の総裁任期前に総選挙が行われ、与党が勝った場合には菅総理が無投票で再選される可能性にも触れました。

 その二階氏は11日、菅総理と面会したばかりで、12日の昼にも総理官邸でおよそ45分間会談していて、度重なる会談は憶測を呼びそうです。(12日18:43)

最終更新:11/12(木) 19:57
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4efe686833801e5d414f204d545807402dcdf9c3
二階幹事長、衆院選勝利なら総裁選を事実上省略する見解示す
11/12(木) 19:11配信

 自民党の二階俊博幹事長は12日のCS番組収録で、菅義偉首相が2021年9月末の党総裁任期満了までの衆院選で勝利した場合、総裁選を事実上省略して総裁続投を決めるのが望ましいとの見解を示した。

 司会者の「首相が総選挙で結果を出しても総裁選はあるのか」との質問に、二階氏が「党で決めなきゃいけないが、選挙で勝てば、そういう落ち着き方になる可能性は大きい」と答えた。【野間口陽】

5702名無しさん:2020/11/12(木) 22:20:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcc88d188b0c055ff031d7c10d3a69ef940134ec
安倍氏「菅首相は当然続投」 衆参同日選、基本考えず
11/12(木) 19:55配信

 安倍晋三前首相は12日、共同通信社の単独インタビューに応じ、来年秋に自民党総裁選を控える菅義偉首相について「当然続投だ」と述べた。次期衆院選については与党が過半数を維持すれば、政権を継続できるとの認識を示した。自身の首相在任中に取り沙汰された衆院選と参院選の同日選を巡り「基本的に私は考えなかった」と明らかにした。3度目の首相就任の可能性は否定した。

 来秋の総裁選に関し「今年の総裁選で圧倒的に信任された。率直に言って『1年後にまた行うのか』と思う」と指摘。次期衆院選について「菅首相が勝てば、当然続投だ。勝つというのは与党で過半数を得ることだ」と強調した。

5703名無しさん:2020/11/13(金) 11:53:36
https://news.yahoo.co.jp/articles/5721007be3b58d86ba5523cece1365af9e458baa
国場氏と宮崎氏の重複立候補困難か 自民「原則認めず」 衆院選で復活当選者に制限
11/11(水) 13:49配信

 菅義偉首相(自民党総裁)と同党の山口泰明選対委員長は次期衆院選の公認候補の選定を巡り、2回以上連続して小選挙区で敗れて比例代表で復活当選した現職議員について、選挙区と比例代表の重複立候補を原則、認めないと確認した。党の基本方針を厳格に適用する。関係者が9日明らかにした。

 自民党の基本方針に照らせば、沖縄県関係では、衆院沖縄1区で2回連続落選した国場幸之助氏と、沖縄2区で3回連続落選した宮崎政久氏の2氏が対象となる。両氏はいずれも次期衆院選に出馬する意向で、自民県連は国場氏を沖縄1区、宮崎氏を沖縄2区から擁立する方針を決めている。

 国場氏は2012年の衆院選で初当選し、14、17年は共産党の赤嶺政賢氏に敗北し、いずれも比例復活した。宮崎氏は12年、14年の衆院選で社民党の照屋寛徳氏に敗北し、比例復活した。17年の衆院選は比例復活できなかったが、自民党の園田博之氏(比例九州ブロック)の死去に伴い、18年11月に繰り上げ当選した。

 菅首相は8日昼に山口氏と会食し、重複立候補に言及。「党活性化のため、原則にのっとって厳格に判断してほしい」と要請した。

 山口氏も首相の意向に従って選定作業を進める意向だ。今後、過去の惜敗率の推移や、対立候補の浸透状況を十分に勘案し、人選に当たる。

 自民党は2017年の衆院選後、重複立候補に関する基本方針を決定していた。当時から党内では、復活当選に対し「比例代表での当選を最初から当てにして、党員獲得などの日常活動をおろそかにしている人がいる」との指摘が出ていた。

琉球新報社

https://news.yahoo.co.jp/articles/1b5e022b7f1b03ec3e297f1f3932aaa53b52ca65
「党の分断が始まる」自民1区支部は反対 経済界、下地氏の復党求め署名1万2428社
11/13(金) 6:21配信

 次期衆院選の沖縄1区を巡り、下地幹郎氏(59)=無所属=の自民党復党を求める國場組の國場幸一会長ら経済界有志が12日、1区の保守系候補者一本化を念頭にした「保守合同」を求める1万2428社の署名を自民党県連へ提出した。那覇市内で会見した國場会長は「下地氏が復党することが沖縄のためになる」と述べ、下地氏が自民に所属した上で1区から立候補するべきだとの考えを示した。

 國場会長は下地氏に関し「全県的な範囲で政治活動をしており、1区から立候補すれば全区で保守の支持者が増える」と期待。県連の現職の意向を優先させる姿勢には「既得権のようだ。県連には下地氏との面談や討論などを実施し、公平に判断してほしい」と求めた。

 県連最高顧問の仲井真弘多元知事が復党に否定的な認識を示していることには「保守合同という面では意見の違いはない。心配はしていない」と述べた。

 一方、現職の国場幸之助氏(47)=自民=が支部長を務め、下地氏の復党に強く反発する1区支部は12日、復党を認めないよう県連へ要請した。

 1区支部幹事長代理の粟國彰那覇市議は「断固反対。下地氏が復党すれば党の分断が始まる」と訴えた。総務会長の仲村家治県議は保守・中道の団結には異議がないとした上で「過去に反党行為をして県連を除名になった人をなぜ復党させないといけないのか」と疑問を呈した。

 双方から要請を受けた島袋大県連幹事長は15日の議員総会で所属議員らに経緯を説明するとした。15日に復党への結論を出すか問われたが「まずは議員たちの理解を深めたい」と述べるにとどめた。県連関係者によると、賛否を問えば意見が割れる可能性があるため、県連内では常任総務会の開催には否定的な意見が多いという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/53767bd4b1ab43081c06c70b50adc6c8c38caf0a
「知事選を取るためには下地氏が必要」自民・宮古島支部、復党を要請へ
11/10(火) 8:56配信

 自民党宮古島市支部(平良敏夫支部長)は9日、自民党県連に復党願を提出した下地幹郎衆院議員(無所属)について、支部としても県連に復党願を申し入れると発表した。13日にも提出する。

 申し入れ書では、6月の県議選で自民党が健闘したことで、次の県知事選に向け大きな流れができたと主張。自民党と公明党に下地氏の勢力を加え、大同団結で臨むべきだと強調した。

 平良支部長は「知事選を取るためには下地氏の組織力が必要になる」とし、「市出身の政治家としても応援したい」と述べた。

5704名無しさん:2020/11/13(金) 13:30:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/21896c4726e345f06ed478e0442efff4edbf5a97
「影の支配者」二階幹事長が自民党幹部を集めてゴキゲンな夜
11/13(金) 8:02配信

81歳にして、我が世の春を謳歌しているのだろう――。10月29日夜、自民党ナンバー2であり、「令和のキングメーカー」とも呼ばれる二階俊博幹事長が、東京・築地の高級料亭から現れた。マスク越しだが、笑みを浮かべているのがわかる。

コロナ禍の中、この日の宴席に参加したのは、二階幹事長のほか、岸田文雄前政調会長(63)、細田博之元幹事長(76)、森山裕国対委員長(75)、竹下亘元総務会長(74)、山本有二元農水相(68)、中谷元元防衛相(63)など自民党各派閥の領袖(りょうしゅう)クラス。永田町を長年取材するジャーナリスト・赤石晋一郎氏が言う。

「自民党の憲法改正推進本部長を務める衛藤征士郎元衆院副議長(79)の発案で、二階氏が招集したそうです。これだけの重鎮を一堂に集められるのは、党内でも二階氏だけでしょう。党是である憲法改正をどう進めるかを話し合うのが名目で、年末までに推進本部で独自の憲法改正案をまとめ、国民投票法の改正法案成立を目指すことを確認したと聞いています」

また、この会合は二階幹事長にとっては、別の目的もあったという。

「各派閥が今、どういう空気感なのか把握したかったのでしょう。石破茂元幹事長(63)が派閥の会長を辞任したことをどう見ているか、菅義偉政権の1ヵ月をどう考えるかなど、二手三手先を読んでいくための深謀の場でもあったと思われます」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

ネックは年齢だけ。二階幹事長の権勢はしばらく続きそうだ。

『FRIDAY』2020年11月20日号より

FRIDAYデジタル

5705名無しさん:2020/11/13(金) 19:02:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e7e696122c08f8f52af02d9dbd8fbcdf7a492d4
「下地氏の復党に反対」自民4支部長、山口選対委員長に伝える
11/13(金) 13:51配信

 【東京】下地幹郎衆院議員(無所属)の自民党復党を巡って、衆院1〜4区の支部長が12日、山口泰明・党選対委員長と党本部で面談し、復党反対の意思を伝えた。出席者によると、山口氏は「皆さんの意見は承った」と述べるにとどめ、下地氏復党についての評価は避けた。

 山口氏と面談したのは国場幸之助(1区)、宮崎政久(2区)、西銘恒三郎(4区)の3衆院議員と次期衆院選に立候補予定で3区支部長の島尻安伊子氏。国場氏は「4日に面談した林幹雄幹事長代理と同じ内容を山口氏にも伝えた」と説明した。

 4氏は自民支持者の中に復党に根強い反対の声が出ていることや、自公選挙協力に重大な支障が出ることなどを訴えたという。山口氏は県連の意向を尊重する構えで、15日に開催する議員総会など県連の意思決定を待つ考えを示している。

 4氏は12日、党九州国会議員の会の代表で大分2区の衛藤征士郎衆院議員にも下地氏復党反対を伝えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e246eaf9487579251a716773b8dcc543bfc18322
首相動静(11月12日)
11/12(木) 7:20配信

 午前7時5分、東京・赤坂の衆院議員宿舎発。
 午前7時9分、官邸着。官邸の敷地内を散歩。
 午前8時19分、米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領との電話会談開始。
 午前8時32分、電話会談終了。
 午前8時50分から同53分まで、報道各社のインタビュー。
 午前9時5分から同15分まで、自民党の「不妊治療への支援拡充を目指す議員連盟」の甘利明会長、野田聖子幹事長ら。
 午前10時25分から同42分まで、超党派の「日本会議国会議員懇談会」会長の古屋圭司同党衆院議員、同懇談会の「皇室制度プロジェクトチーム」座長の衛藤晟一同党参院議員ら。
 午前10時43分から同57分まで、北村滋国家安全保障局長、和泉洋人首相補佐官、秋葉剛男外務事務次官。同11時から同9分まで、山口県の村岡嗣政知事、柳居俊学県議会議長、福田良彦岩国市長ら。
 午前11時10分から同28分まで、和泉首相補佐官、外務省の秋葉事務次官、岡野正敬国際法局長、経済産業省の安藤久佳事務次官、荒井勝喜総括審議官。
 午後0時2分から同45分まで、自民党の二階俊博幹事長、林幹雄幹事長代理と昼食。
 午後1時30分から同44分まで、田中良二鹿児島県薩摩川内市長。森山裕同党国対委員長同席。
 午後2時から同11分まで、山崎重孝内閣府事務次官。
 午後2時22分から同33分まで、自民党神戸市会議員団の安達和彦団長らの表敬。久元喜造神戸市長、和田政宗同党参院議員同席。
 午後2時42分から同52分まで、内閣府の田和宏内閣府審議官、林幸宏政策統括官、荒井経産省総括審議官、前田泰宏中小企業庁長官。同3時から同10分まで、同党の丸川珠代広報本部長、丹羽秀樹広報戦略局長。
 午後3時37分から同52分まで、武田良太総務相。同4時45分から同6時まで、日本・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議にテレビ会議方式で出席。同11分から同26分まで、田村憲久厚生労働相、西村康稔経済再生担当相、和泉首相補佐官、吉田学新型コロナウイルス感染症対策推進室長、樽見英樹厚労事務次官。
 午後6時35分、官邸発。
 午後6時40分、東京・虎ノ門のホテル「The Okura Tokyo」着。同ホテル内の日本料理店「山里」で自民党の二階幹事長、林幹事長代理、小池百合子東京都知事と会食。
 午後8時55分、同ホテル発。
 午後9時、東京・赤坂の衆院議員宿舎着。
 午後10時現在、同議員宿舎。(了)

5706名無しさん:2020/11/13(金) 19:03:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc776c00379f8aaf36859b94dcea54d0206f136c
年明け解散見送り?観測に自民・二階氏動く
11/13(金) 17:04配信

 新型コロナウイルスの感染拡大などに伴い、菅総理が来年1月の解散総選挙に踏み切ることはないのではとの見方が強くなっています。こうした中、気になる動きをしているのが政権を支える自民党・二階幹事長なんです。(13日15:50)

最終更新:11/13(金) 17:04
TBS系(JNN)

5707名無しさん:2020/11/13(金) 21:40:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/35644ef885ec88d6ab5003e4f2b1ddc4418b74a6
自民・岸田派に動揺、牙城に公明党が候補擁立検討 
11/13(金) 19:44配信

 公明党が次期衆院選で広島3区に候補者擁立を検討していることが、広島を地盤とする自民党の岸田文雄前政調会長率いる岸田派(宏池会、47人)に波紋を広げている。広島県は6人の現職国会議員を抱える岸田派の牙城。自民党広島県連は次期候補者の公募を決めて牽制(けんせい)するが、今後、激しい綱引きが予想される。

 「議席確保のために公明党が擁立するのも一つの案ではないか」。石井啓一幹事長は13日の記者会見でこう述べ、広島3区での候補者擁立に意欲を示した。

 一方、自民党県連は12日、次期候補者となる支部長の公募を決定。岸田氏は同日、「難しい選挙に立ち向かってもらえる候補者を選ばなくてはならない」と記者団に強調した。

 広島3区の現職は、昨年7月の参院選広島選挙区をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われて公判中の元法相、河井克行被告(自民党離党)。昨夏の参院選で自民党は広島選挙区で2議席独占を目指し、岸田派重鎮の現職と河井氏の妻、案里被告=自民党離党、公選法違反の罪で公判中=の2人を擁立した。

 この参院選で、案里被告が初当選する一方、現職は議席を失った。このため岸田派内には「河井夫妻の後任を取るべきだ」(岸田氏周辺)との声は根強い。

 自民党を支援してきた公明党は「事件への支持者の反発が大きい」(党幹部)として、自前の候補として斉藤鉄夫副代表(衆院比例中国ブロック)の擁立を模索。自民党県連に打診したが断られたため、今後は党本部の調整になるという。

 「岸田派潰しだ。他党に選挙区をくれてやるなんておかしな話があるか」。同派ベテランはこう話し唇をかむ。9月の党総裁選で岸田氏と争った菅義偉首相や首相を支える二階俊博幹事長らが、公明党にパイプを持つことも派内に疑心暗鬼を生じさせている。(永原慎吾、力武崇樹)

会見で記者団の質問に答える公明党・石井啓一幹事長=10月9日、国会内(春名中撮影)

5708チバQ:2020/11/13(金) 21:44:15
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2011130021.html
桜井参院議員がコロナ感染 国会議員2人目
2020/11/13 19:39産経新聞

 無所属の桜井充参院議員(宮城選挙区)が新型コロナウイルスに感染したことが13日、分かった。国会議員で感染が確認されたのは2人目。

 桜井事務所によると、桜井氏は同日に仙台市内でPCR検査を受けたところ、陽性と診断された。12日までは東京都内にいたという。

 桜井氏は平成10年の参院選に旧民主党公認で出馬し、初当選。国民民主党などを経て、今年5月に参院会派「自民党・国民の声」に入会した。

5709名無しさん:2020/11/13(金) 22:35:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/21963768639df00d152a40be636934b61ebdf29a
『総理が「3回目はないね」』…自民党大阪府連が菅首相に大阪都構想“否決”を報告
11/13(金) 19:52配信

自民党大阪府連の幹部らが、菅総理大臣に大阪都構想“否決”を報告しました。

自民党大阪府連の大塚会長や、大阪市議団の北野幹事長らは13日、総理官邸を訪れ、いわゆる「大阪都構想」の住民投票が否決されたことなどを報告しました。

【自民党大阪府連・大塚高司会長】
「(菅総理から)『本当に大変でしたね』というお話を頂戴した」

【岡下昌平・衆議院議員】
「『3回目(の住民投票)はないね』と総理自身が仰っていた」

一方、自民党の二階幹事長は今週、大阪府連の議員らを招いて“慰労会”を行い、その席で「政治的に団結していて素晴らしい」と、激励したということです。

また、都構想「賛成」の立場を示してきた大阪府議団の原田幹事長が、12月21日で幹事長を辞任すると明らかにしました。

【自民府議団・原田亮幹事長】
「(住民投票で)反対多数を受けて、けじめをつける必要があるだろうと考えた」

そのうえで、後任の幹事長については「都構想『反対』の思いを持った人が望ましい」と話しました。

関西テレビ

5710名無しさん:2020/11/14(土) 10:35:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/7212c7ba3be2c6db450af6eddfb2dea484fc91b6
総裁選で菅首相再選を 二階幹事長、続投に期待
11/14(土) 8:09配信

自民党の二階幹事長は13日夜、BSフジの「プライムニュース」に出演し、菅首相が2021年の総裁任期以降も続投することへの期待を示した。

自民党・二階幹事長は、「今、国民のおおかたの皆さんは、菅さんが再選されるだろうと思っておられますよ。それでしっかりやっているじゃないですか」と述べ、安定政権を維持する観点から、2021年9月までに行われる自民党の総裁選挙で、菅首相の再選が望ましいとの考えを示した。

また、衆議院の解散総選挙の時期について、二階幹事長は「菅首相が一生懸命取り組んでいるこの状況なら、いつあっても結構」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84e7b991770ae3fa7d4c982510f6e1a17c2f8b9d
二階氏、早期の解散・総選挙に否定的な見方
11/14(土) 1:14配信

自民党の二階幹事長が13日夜、テレビ番組に出演し、早期の衆議院解散・総選挙に否定的な見方を示しました。

番組の中で二階幹事長は、衆議院の解散総選挙の時期について、「菅総理大臣とまだ突っ込んだ話をしていない」と前置きした上で、「総理としては、『就任以来、わずか10か月とか1年足らずではあったが、これだけのことをした。さらにこれから大いに頑張っていく。国民のご支持をいただきたい』こういう形で解散を頭に描いているかもしれません」と述べました。

さらに、来年7月からはじまる東京オリンピックの前には、「やりにくい」と指摘しました。これは、早期の解散総選挙に否定的な見方を示したものです。

一方で二階幹事長は、「年明けの解散はないのか」と問われたのに対し、「一概には言えない。解散権を持った人が毎日、考えているはずだ」とも述べました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ae8635730483e86c024922854d9256d6eca7e99
二階幹事長、衆院解散「来夏以降」となる可能性も 民放番組で
11/13(金) 23:04配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日、BSフジの番組に出演し、衆院解散・総選挙は来夏以降になる可能性があるとの見方を示した。解散について菅義偉首相と「まだ突っ込んだ話をしたことはない」と断った上で、「総理としては自分が(9月に)就任以来、わずか10カ月(来年7月)とか、1年足らずではあったが、これだけのことをしたと。こういう形で解散を頭に描いているかもしれない」と述べた。

 2021年10月の衆院議員の任期満了を待たず「追い込まれる前」の解散が望ましいとの見解も示した。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/09c76dc80c2f3a536ce506f42af0ba1bc91527b4
押印廃止、丁寧に 自民・二階幹事長
11/13(金) 22:52配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日のBSフジ番組で、政府が掲げる押印廃止について「はんこには歴史があり、直ちに廃止で済むのか。立ち止まって考えたらいい」と述べ、丁寧に国民的なコンセンサスを得る必要があるとの認識を示した。

 二階氏は売り上げ減少に直面する業界団体や、国内有数のはんこ生産地である山梨県の長崎幸太郎知事から支援を求める要望を受けている。

5711名無しさん:2020/11/14(土) 10:35:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb85d5d2d53f92601340591a24ffe18b50103711
衆院解散、五輪前も 自民・二階幹事長
11/13(金) 22:32配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日のBSフジ番組で、衆院解散・総選挙の時期について、来年7月23日に予定される東京五輪開会式の前もあり得るとの認識を示した。

 菅義偉首相の考えとして「(今年9月16日の)就任以来10カ月だとか、1年足らずだがこれだけのことをした、さらに頑張るので支持を頂きたい、という解散を頭に描いているかもしれない」と述べた。

 二階氏が具体的な解散時期に言及するのは異例で、臆測を呼びそうだ。ただ、来年1月召集の通常国会冒頭の解散はないのかという問いに、「事態を見ながら解散権を持った人が毎日考える」と指摘した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/26db59587aeffd9f126d8fb512bea3c7e575ba76
自民・二階氏、早期衆院解散に否定的
11/13(金) 23:24配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日夜のBSフジ番組で、早期の衆院解散・総選挙に否定的な見方を示した。衆院議員の任期満了が来年10月であることを念頭に「菅義偉首相としては『就任以来、10カ月や1年足らずでこれだけのことをした。さらにこれから頑張っていくので国民の支持を頂きたい』。こういう形で解散を頭に描いているかもしれない」と述べた。

 一方、自民党内に期待論がある来年1月頃に解散する可能性に関しては「一概には言えない。解散権を持った人が毎日考えている」とけむに巻いた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/abe6a4d493784c9dc35abf2518272a275ef06ff5
二階氏、早期解散に懐疑的 「首相は成果示し総選挙」
11/13(金) 23:08配信

 自民党の二階俊博幹事長は13日のBSフジ番組で早期の衆院解散・総選挙に懐疑的な見解を示した。「菅義偉首相は『就任10カ月とか1年足らずでこれだけのことをした。支持をいただきたい』という形の解散を描いているかもしれない」と述べた。ただ、首相と解散について詳しい協議はしていないとも語った。

 二階氏が言及した時期は、来年7月中旬から9月中旬に当たる。来年1月召集の通常国会冒頭に解散しなかった場合、夏の東京都議選や東京五輪までの解散・総選挙は「やりにくい」と指摘した。

5712名無しさん:2020/11/14(土) 10:36:45
https://news.yahoo.co.jp/articles/a7b373edec41a5581b06ee87e97e6a1c1fa7d116
記者のこぼれ話、「一致結束箱弁当」の名門派閥がコロナでまさかの・・・
11/13(金) 23:18配信

 現場の最前線で取材を続けている記者が見つけてきた、今週のこぼれ話です。

 昼のお弁当をめぐって「一致結束」してきた自民党の名門派閥に今、ある「変化」が起こっています。平成研・竹下派には「一致結束、箱弁当」という伝統があり、週一回の派閥の会合では毎回全員が同じ「弁当」を食べて結束を強めてきました。

 これまでは肉好きの若手からも好評なミート矢澤のビッグハンバーグ弁当など肉中心の弁当が月一回、必ず提供されてきましたが、新型コロナウイルスの影響で持ち帰りに便利な小さいサイズのものに限られ、結果的に和食中心の“ヘルシー路線”になったというのです。

 この変化を受けて、食欲旺盛な若手からは「肉が食べたい!」と不満も出ているとか・・・。また、加藤官房長官は「中華弁当が出るときは必ず会合に出るよ」と周囲に語るほど四川飯店の中華弁当が大好きなんですが、最近、会合への出席頻度が減っています。“お弁当のヘルシー路線が原因では”という噂も出ていて、派閥の結束にも影を落としています。(13日23:03)

最終更新:11/13(金) 23:18
TBS系(JNN)

5713名無しさん:2020/11/14(土) 10:37:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/3523ce5b064465b3a8a8fbe74aa9860143d5646b
自民、比例復活続けば重複立候補認めず ルール厳格適用方針で党内戦々恐々
11/13(金) 19:39配信

 自民党が次期衆院選に向け、選挙区と比例代表の重複立候補を認めるかどうかの基準を厳格適用する方針を固めたことに、党内が浮足立ち始めている。選挙基盤が弱い議員の引き締めを図る狙いだが、選挙区で敗れながら比例での復活当選が続く議員は原則として重複が認められないためだ。議員の当落は派閥の浮沈にも直結するだけに、各派の駆け引きも激化しそうだ。(力武崇樹)

 「緊張感をもって選挙区の選挙に臨むのはいいことではないか」。自民党の世耕弘成参院幹事長は13日の記者会見で、参院選では制度的に選挙区で敗れた議員の「比例復活」がないことに触れ、衆院にも同様の厳しさを求めた。

 来年10月の衆院議員の任期満了まで1年を切る中、動き出したのは菅義偉(すが・よしひで)首相(党総裁)だ。今月8日、山口泰明選対委員長と東京都内のホテルで会談し「比例復活が続く人間は日頃の活動が甘い」と重複立候補に関する内規を厳格に適用すべきだとの考えを示した。

 前回の平成29年衆院選直後にまとめられた「基本方針」には、比例復活が2回以上続く議員は「原則として重複立候補を認めない」と明記されている。日常活動や党員獲得の状況などを総合的に勘案するとして例外の余地を残したものの、首相は原則を重視する考えだ。党幹部も「比例復活の議員ほどたるんでいる」と首相の意向に賛意を示す。

 こうした動きに、比例復活が続く議員らは戦々恐々だ。「われわれは簡単に勝てる選挙区とは違う」(若手)との泣き言も漏れる。

 確かに相手候補が、かつて自民党幹事長を務めた立憲民主党の小沢一郎衆院議員や自民党時代に建設相を経験した立民の中村喜四郎衆院議員ら、古くから強固な地盤を築いている選挙区もある。沖縄のように米軍基地問題などで「反自民」が強い地域も多い。

 一方、党内各派にとっても、重複立候補のハードルが上がることは看過できない。所属議員を守れなければ、領袖(りょうしゅう)の沽券(こけん)にかかわるからだ。派閥会長の一人は党幹部に早速、具体的な選挙区を告げながら、「きちんと考慮してほしい」とくぎを刺した。

 25人程度とされる対象者の多くは、細田派(清和政策研究会)や麻生派(志公会)、二階派(志帥会)などの主要派閥が抱える。「例外適用」に向け、派閥間のさや当てが始まる日も近い。

5714名無しさん:2020/11/14(土) 10:39:28
https://news.yahoo.co.jp/articles/6b41d0c3c50f2b2ebfbf32988de14745a6aa086e
石破氏、「孤立の果て」に派閥会長辞任の哀愁
11/14(土) 5:21配信

 自民党総裁選での惨敗を理由に、石破茂元幹事長が自ら立ち上げた石破派(水月会)の会長を辞任してから3週間余。石破氏の意思に反して後任会長は決まらず、同派は空中分解の危機を迎えている。

 石破氏の総裁選出馬は今回で4度目。1強と呼ばれた安倍晋三前首相の唯一の対抗馬として、国民的には「次の首相候補ナンバー1」の人気を維持していた。しかし、「令和おじさん」と「苦労人」を売り物にした菅義偉首相に惨敗した。

■人事での冷遇が会長辞任に

 石破氏が突然、派閥会長辞任を宣言したのは、10月22日の石破派臨時総会だった。石破氏は9月の党総裁選で68票に終わり、377票の菅義偉首相には遠く及ばず、89票の岸田文雄前政調会長にも差をつけられての最下位となった。安倍晋三前首相との一騎打ちとなった前回の2018年総裁選では73票の国会議員票を獲得したが、今回は26票にとどまった。

 石破氏は自民党議員の支持の少なさを「自らの不徳の致すところ」と反省しきりだ。安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相による「多派閥談合での強烈な石破つぶしが原因」(自民幹部)との分析もある。

 石破氏は領袖辞任に当たり、「自ら何度も反すうし、懊悩(おうのう)した。(石破派の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない」と説明。石破派に所属する議員が党・内閣人事で冷遇され続けたことが、苦渋の決断につながったと述べた。

 石破氏は当選11回で、ポスト安倍候補では最長の議員キャリアを持つ。4度目の総裁選出馬について、周辺では「これが最後の戦い」との声も出ていた。

 常に正論を吐き、安倍、麻生両氏が首相在任中に窮地に陥った際、「党のために退陣すべきだ」と直言したこともある。ただ、安倍、麻生両氏は周囲に「あれ(退陣の直言)は絶対に忘れない」と漏らしたとされ、党内では「それが今回総裁選での石破つぶしにつながった」(自民幹部)とみられている。

 安倍氏の無投票再選となった2015年9月の総裁選直後に、20人の議員で旗揚げしたのが石破派だ。以来、各種世論調査での「ポスト安倍」をめぐる人気投票で他候補を圧倒し続けていたが、派閥の勢力は拡大できず、今回の総裁選でも必要な推薦人20人にも届かない19人にとどまっていた。

 総裁選惨敗を受け、石破氏は所属議員と今後の派閥運営について意見交換を続けたが、「いつまでも反主流派では、議員としての活動に限界がある」(派幹部)との不満が噴出。石破氏を支えてきた同派の最高幹部も「このままでは自滅する。グレートリセットが必要」と主張したことが会長辞任につながった。

5715名無しさん:2020/11/14(土) 10:39:46
>>5714

■事実上の総裁選からの撤退宣言

 石破氏は辞任に当たり、石破派事務総長の鴨下一郎元環境相に後任会長への就任を打診したが、鴨下氏は固辞。他の有力議員も手を挙げずに後任選びは難航している。このため、毎週木曜日に開かれてきた派閥例会も、「何も決まらないままでは開けない」(幹部)と休眠を余儀なくされている。

 しかも、当選10回の山本有二元農水相が派閥の会長代行退任を表明したことで、「もはや派閥の体をなさず、存続も危ぶまれる状態」(幹部)となった。このため、同派との交流がある竹下、岸田両派が、それぞれ親交のある議員の勧誘を始めるなど、各派の勢力拡大のための「草刈り場」となりつつある。

 菅首相の党総裁としての任期が切れる2021年9月には、再び総裁選が実施される。領袖を辞めた石破氏は「これから先もその立場を与えていただけるとありがたい」と出馬に含みを残すが、「推薦人も確保できない」との厳しい声が相次ぐ。今回、石破氏と「2位争い」を展開した岸田氏も石破氏の辞任に当惑を隠さず、「菅政権が着実に実績を積み重ねれば、石破氏の会長辞任で無投票再選論が強まる」(岸田派幹部)との見方も広がる。

 今回総裁選で石破氏が好んで揮ごうしたのは「鷙鳥不群」(しちょうは群れず)。「猛禽類の鷲(わし)や鷹は群れない」という意味だが、石破氏の党内の立場も象徴している。自民党内では石破氏の会長辞任を「孤立の果ての総裁選撤退宣言」(長老)と受け取る向きが多い。

 これまで石破氏は「なぜ首相を目指すのか」との問いに「総理(首相)になるのは手段であって、目的ではない」と答えてきた。総裁選出馬についても、「自民党は勇気をもって自由闊達に真実を語る政党であるべきだ。違う意見を持っていれば、議論を戦わせるのが総裁選のあるべき姿だ」などと述べ、堂々とした論争こそが自民党の活力の源泉だと主張してきた。

 だからこそ、安倍1強によって党内でも「長いものには巻かれろ」とばかりに忖度が横行し、「物言えば唇寒し」の雰囲気に逆らう形で、首相批判を続けてきた。ただ、過去の離党歴などから、「いつも後ろから鉄砲を撃つ」などの反発も広がり、それが党内的孤立を加速させてきた。

5716名無しさん:2020/11/14(土) 10:39:56
>>5715

■好きな戦国武将は明智光秀

 石破氏が自民党トップの座に最も近づいたのは2012年9月の総裁選だった。民主党政権下の当時、安倍、石破両氏に加え、町村信孝元官房長官(故人)、石原伸晃幹事長(当時)、林芳正政調会長代理(同)の5氏が立候補。当初有利とされた石原氏が度重なる失言で失速し、議員票と党員・党友票の合計で1位の石破氏と2位の安倍氏の決選投票にもつれ込んだ。

 議員票で安倍氏が石破氏を19票差で逆転して当選。同年12月の衆院選での自民党圧勝を受けて、安倍氏が首相に再登板した。

 石破氏は党ナンバー2の幹事長に就任したが、安倍首相が実現を目指していた新安保法制をめぐる意見対立などから、2014年9月の人事で新設の地方創生担当相に転身。2015年9月の総裁選では現職閣僚であることを理由に出馬を見送る一方で、石破派を結成。その後の党・内閣人事で地方創生相に留任したが、2016年8月の党・内閣人事で安倍首相の入閣要請を固辞して無役となった。

 満を持して挑んだ2018年9月の総裁選では、3選を目指す安倍首相との一騎打ちとなり、党員票では45%を獲得して善戦したが、議員票は73票にとどまった。それでも、いわゆる「モリカケ疑惑」などによる安倍批判の高まりもあって、次期首相候補での人気ナンバー1の位置をキープし続けたが、8月末の安倍首相退陣表明を受けた9月の総裁選では、党内の圧倒的支持を得た菅首相に惨敗した。

 石破氏が好きな戦国武将として必ず挙げるのが明智光秀だ。今年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の主人公で、石破氏は「たとえ、どのような迫害を受けても次の時代に評価をされる」とその理由を語る。ただ、党内では「石破氏はあえて、主君・織田信長を討った謀反人のイメージを自らに重ねている」(石破派若手)と受け取る向きが多く、「三日天下どころか、その前に雑兵出身の武将(菅首相の意味)に討ち取られた」(細田派幹部)と揶揄されている。

 アイドル好きという意外な側面もある。特に、学生時代から1970年代のトップアイドルグループ「キャンディーズ」の熱狂的ファンで、いまでもカラオケで「キャンディーズメドレー」を熱唱する。

 キャンディーズと同世代の石破氏は、2021年2月には64歳になる。12月に72歳となる菅首相に比べればほぼ一回り若く、ポスト菅を狙う岸田氏とは同い年で、同氏とともに次期首相候補に名前の挙がる茂木敏充外相や加藤勝信官房長官より2学年下。「政治家としてはまだまだ働き盛り」(自民長老)だ。

 1977年夏に突然引退宣言したキャンディーズになぞらえれば、石破氏の心境は「普通の議員に戻りたい」ようにもみえる。その一方で「やめられないこのままじゃ」(「ハートのエースが出てこない」の歌詞)という本音もにじむ。来春、再起を後押しするような「春一番」が吹くのだろうか。

泉 宏 :政治ジャーナリスト

5717とはずがたり:2020/11/14(土) 21:01:38
菅首相と自民 二階幹事長 政権運営や政策課題について意見交換
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201112/k10012708091000.html
2020年11月12日 15時43分

菅総理大臣は、自民党の二階幹事長と会談し、菅政権の発足から、まもなく2か月となることを踏まえ、今後の政権運営や政策課題について意見を交わしました。

菅総理大臣と自民党の二階幹事長は、総理大臣官邸で昼食をとりながらおよそ45分間会談しました。

両氏が昼食をとりながら会談するのは菅総理大臣の就任後初めてで、林幹事長代理も同席しました。

会談では、菅政権の発足からまもなく2か月となることを踏まえ、今後の政権運営や政策課題について意見が交わされ、二階氏が「全党一致で支えていくので、外交や内政を思い切ってやってもらいたい」と激励したのに対し菅総理大臣は「しっかりやりたい。党運営をよろしくお願いしたい」と応じました。

このあと、二階氏は記者団に対し「これから、しょっちゅうこうした形で会談したい」と述べました。

5718名無しさん:2020/11/14(土) 21:15:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/74abe13858b7d46c770cc5d61ff622374bdb3aed
自民・下村氏「衆院解散・総選挙はオリパラ後の可能性も」
11/14(土) 16:22配信

 自民党の下村博文政調会長は14日、静岡県熱海市で講演し、衆院解散・総選挙の時期について「来年1月というよりは、(来夏の)東京都議選の後、東京オリンピック・パラリンピックの後の可能性もある」と述べ、来年10月の衆院議員の任期満了近くになる可能性を指摘した。

 下村氏は「衆院選も早ければ2カ月後の来年1月」と早期解散に触れたうえで、「しかし、首相は仕事師内閣として一石を投じようとしている。携帯電話料金引き下げなどの実績を作って選挙を考えたら、オリパラの後の可能性もある」と述べた。

 二階俊博幹事長も13日のBSフジの番組で、解散は来夏以降になる可能性があるとの見方を示していた。【遠藤修平】

https://news.yahoo.co.jp/articles/3ee733b1cd9ca67d5847f6cc1fdb839f17f11451
下村自民政調会長、解散総選挙「早ければ1月」
11/14(土) 16:02配信

 自民党の下村博文政調会長は14日、静岡県熱海市で開かれた党会合で講演し、衆院解散・総選挙について「早ければ2カ月後の来年1月」との見方を重ねて示した。

5719名無しさん:2020/11/15(日) 16:12:49
https://www.nikkansports.com/general/news/202011090001223.html
安倍氏、辞任表明前に総裁選で岸田氏支援せずと発言
[2020年11月9日23時52分]

自民党の野田聖子幹事長代行は9日、名古屋市で開いた自身の政治資金パーティーで、安倍晋三前首相が7月、党総裁選で岸田文雄前政調会長を支援しないと発言していたと明らかにした。安倍氏に総裁選で岸田氏を応援するかどうか尋ねたところ「実は違うんだな」と応じたという。持病悪化による辞任表明前で、安倍氏は来年9月の総裁選を念頭に発言したとみられる。

野田氏は講演で、7月下旬に安倍氏と面会した際の発言として紹介した。首相は今年9月の総裁選で支援する候補について「私が言うことではない」と言及を避けていた。(共同)

https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202011140000081.html
政界地獄耳
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

2020年11月14日9時27分
二階と林と小池が…相変わらず3密状態/政界地獄耳

★自民党議員の中でも党幹事長・二階俊博の名を聞くと襟を正す者もいる、党内外にその名を響かせる大物幹事長だ。12日にはテレビ番組で総裁選挙の敗北を受け派閥の会長を辞任した元幹事長・石破茂を「1回や2回挫折があっても、それをみんな乗り越えて頂点を目指してきた。まだまだ可能性はある。頑張ってもらいたい」と激励した。2人はともに自民党内でも重鎮だが、いずれも自民党を割って出たこともあるいわば復帰組だ。党内では石破は1度離党していると批判する向きもあるが、二階に同じことを言う者はいない。

★さて二階は先の番組で「総理の決断次第で我々は(総選挙が)いつあっても良いという準備をしておきたい。ほとんどできている」とし、時期については「首相自身が就任した日から考えている。一番良いタイミングを決意すれば全面的にバックアップする」としたが、首相・菅義偉とは「まだ話し合ったことはない」とした。ところが同日、二階は党幹事長代理・林幹雄と官邸に出向き昼食のそばを食べながら首相と45分間話している。二階が「全党一致でお支えしていくから、思い通り内外政をしっかりおやりください」といえば首相は「しっかりやるから党の方はよろしく頼む」と歯の浮くようなやりとりで応じたという。

★そしてその晩、二階が誘う形で林と都知事・小池百合子が首相と都内のホテルで会食したという。不仲と伝えられる2人が同席するのは東京オリンピック(五輪)開催について来週には国際オリンピック委員会(IOC)会長トーマス・バッハが来日して首相と会談するためのすり合わせが考えられるほか、既に衆院議員に戻るため1期目の退職金を受け取り、いつ辞めても良い臨戦態勢の小池の政党や選挙区について議論が交わされたのではないかとの臆測もある。相変わらず政治は狭い3密状態で行われているようだ。(K)※敬称略

5720名無しさん:2020/11/15(日) 21:17:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/8ba9e7522c7a667b032be97e127c4432e57bd42d
【点描・永田町】石破氏の領袖辞任と“ポスト菅”
11/15(日) 19:03配信

 石破茂元幹事長が石破派(水月会)会長を辞任したことが、自民党内に複雑な波紋を広げている。石破氏は「自民党総裁選での惨敗の責任を取る」と説明したが、同党内では「自らが立ち上げた派閥なので、会長辞任は石破派の解散を意味する」(閣僚経験者)との見方が多く、早速他派閥から石破派所属議員に対する勧誘工作が始まっており、“ポスト菅”レースへの影響も注目を浴びる。

 石破氏が突然、派閥会長辞任を宣言したのは、10月22日の石破派臨時総会。石破氏は9月の党総裁選で68票に終わり、377票の菅義偉首相には遠く及ばず、89票の岸田文雄前政調会長にも差をつけられての最下位となった。特に、安倍晋三前首相との一騎打ちとなった前回18年の総裁選で獲得した73票の国会議員票が、今回は26票に激減。自民党内での議員支持の少なさが、石破氏の党内的孤立を際立たせた。今回の会長(領袖)辞任は「(石破派の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない」との切実な思いからで、「何度も反すうし、懊悩した」と苦しい心境も吐露した。

 石破氏は当選11回で、ポスト安倍候補では最長の議員キャリア。総裁選出馬も今回が4度目で、周辺では「これが最後の戦い」との声も出ていた。常に正論を吐き、安倍氏や麻生太郎副総理兼財務相が首相在任中に失政批判の高まりで窮地に陥った際、「党のために退陣すべきだ」と直言したこともある。ただ、安倍、麻生両氏は周囲に「あれは絶対に忘れない」と漏らしたとされ、党内には「それが今回総裁選での“石破つぶし”につながった」(自民幹部)との見方も多い。

 安倍氏の無投票再選となった2015年9月の総裁選直後に、20人の議員で旗揚げした石破派だが、各種世論調査でのポスト安倍人気投票で他候補を圧倒し続けていたにもかかわらず勢力は拡大せず、今回総裁選でも必要な推薦人20人にも届かない19人に留まっていた。総裁選惨敗を受け、石破氏は所属議員と今後の派閥運営について意見交換してきたが、「いつまでも反主流派では、議員としての活動が制限される」(派幹部)などの不満も少なくなかったとされる。

「孤立の果ての撤退宣言」との声も
 石破氏は会長辞任に当たり、石破派事務総長の鴨下一郎元環境相に後任会長を打診したが鴨下氏は固辞し、他の有力議員も“及び腰”だったことで、後任選びは難航。辞任後初となるはずだった10月29日の派閥例会も「何も決まらないままでは開けない」(幹部)と、中止を余儀なくされた。石破氏に次ぐ当選10回の山本有二元農林水産相も派閥の会長代行退任を表明し、「もはや派閥の体をなさず、存続も危ぶまれる状態」(幹部)になりつつある。このため、早くも竹下、岸田両派が、それぞれ親交のある議員の“引き抜き”工作に着手したとされる。

 首相の総裁としての任期が切れる来年9月には、再び総裁選が実施される。領袖を辞めた石破氏は「これから先もその立場を与えていただけるとありがたい」と出馬に含みを残すが、「推薦人も確保できない」との厳しい声も相次ぐ。今回、石破氏と「2位争い」を展開した岸田氏も石破氏の辞任に当惑を隠さず、「菅政権が着実に実績を挙げていけば、石破氏の会長辞任で無投票再選論が強まる」(岸田派幹部)との見方も出る。今回総裁選で石破氏が好んで揮毫したのは「鷙鳥不群」(しちょうは群れず)。「猛禽類の鷲や鷹は群れない」という意味だが、石破氏の党内の立場も象徴している。それだけに、自民党内では石破氏の会長辞任を「孤立の果ての総裁選撤退宣言」(長老)と受け取る向きも少なくない。【政治ジャーナリスト・泉 宏/「地方行政」11月9日号より】

5721名無しさん:2020/11/15(日) 22:56:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/31a73414be8ea421d9cbcf78546f83365db4c989
自民の野田聖子氏「首相目指す」 地元パーティーで強調
11/15(日) 20:36配信

 自民党の野田聖子幹事長代行は15日、来年9月の次期総裁選への立候補に重ねて意欲を強調した。地元岐阜市で開いた自身の政治資金パーティーで「あくまで総裁、首相を目指して頑張る。新型コロナウイルス禍の厳しい時代の中で、国のかたちを変えるため大いに汗をかきたい」と述べた。

 2015年と18年の総裁選で安倍晋三前首相に挑もうとした際、当時官房長官だった菅義偉首相とは「距離があり、敵になって随分妨害された」と述懐。菅政権で幹事長代行に就いた後は自由に仕事をさせてもらっていると説明し「今は菅首相と二階俊博幹事長の信頼を勝ち得たい」と語った。

5722名無しさん:2020/11/15(日) 23:14:03
https://www.asahi.com/articles/ASNCH23L5NCFUUPI00B.html
「首相動静」分析してみると 菅氏は誰と会っているのか
会員記事
牛尾梓、小野太郎
2020年11月15日 19時25分

 菅義偉首相は16日、就任2カ月を迎える。就任直後から、閣僚などの政治家だけでなく、有識者や企業経営者らと矢継ぎ早に面会を重ねる様子が目を引いた。就任1カ月間の動向を朝日新聞に掲載された「首相動静」から分析し、その特徴を探った。

 菅首相は就任1カ月間で計650回を超える面会を重ねた。特に際立つのが、全体の約2割を占める民間人や報道関係者との面会だ。計110回超で第2次安倍政権の倍近く、いずれも2000年以降の首相9人の中で最も多い数字だ。

 官房長官時代からのスタイルを変えず、官邸での執務などの合間を縫って朝、昼、晩問わず都内のホテルなどで各界の有識者らと意見交換を重ねる。官邸や公邸以外での面会は全体の約3割を占め、10月11日にはホテルの中国料理店に約3時間滞在し、少なくとも6人の民間人と面会した。

 首相肝いりの政策「菅(すが)案件」が色濃くにじむ面会も多い。9月20日には「日本のインターネットの父」と呼ばれる慶応大の村井純教授と会食。翌21日には不妊治療に詳しい杉山産婦人科の杉山力一医師と懇談した。両氏は首相が旗を振る「デジタル庁」創設や、不妊治療への公的支援拡充と関わりが深い。村井氏はその後、デジタル政策担当の内閣官房参与に就任した。

 面会数が最も多かったのは、北村滋国家安全保障局長で計29回、次いで滝沢裕昭内閣情報官が計26回。ともに警察庁出身だ。3番手は国土交通省出身の和泉洋人首相補佐官で、計21回だった。

 就任1カ月間の、首相動静上の活動時間は1日平均12時間6分。早朝に首相官邸の敷地内を散歩して一日を始め、その後、近くのホテルなどで面会や打ち合わせに入る「朝活型」だ。夜もほぼ連日会食があったが、飲酒はしないためか、いずれも1時間程度でお開きになっている。活動時間は、ホテルの会員制バーなどでの連夜の会合が報じられた麻生太郎氏に次いで2番目の長さだった。

■首相動静、取材の…

https://www.asahi.com/articles/ASNCH265WNBHUUPI001.html
歴代首相、就任直後は誰と会う? 安倍氏に見えた変化
有料会員記事
牛尾梓、小野太郎
2020年11月15日 19時25分

 菅義偉首相は16日、就任2カ月を迎える。就任直後から、閣僚などの政治家だけでなく、有識者や企業経営者らと矢継ぎ早に面会を重ねる様子が目を引いた。首相が誰に意見を求め、何に力点を置いているのか。菅政権の発足を機に、2000年以降に首相になった9人の就任1カ月間の動向を朝日新聞に掲載された首相動静から分析。面会した相手や活動時間からそれぞれの内閣の特徴を探った。

 首相動静の分析結果からは、その時々の首相が置かれた政治情勢が浮かび上がり、個性による特徴もうかがえた。

 今年9月まで7年8カ月続いて憲政史上最長となった第2次安倍政権。2012年12月の就任から1カ月間に面会した相手と回数は、「お友達内閣」と揶揄(やゆ)された第1次とは傾向が変わっていた。

 第1次では重要政策の企画、立…

5723チバQ:2020/11/16(月) 14:24:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/83f627a129800804946b9bd7c17187de31edfd14

「ボロが出る前に…」年明け早期?解散論くすぶる 自民に待望論
11/16(月) 10:01配信




東京・平河町の自民党本部(資料)
 衆院議員の任期満了まで1年を切り、年明け早期の衆院解散・総選挙の臆測が与党内で出ている。開会中の臨時国会で日本学術会議問題の追及を受けているものの、菅義偉内閣は高い支持率を保っており、この勢いを逃さなければ衆院選も有利に運べるとの思惑からだ。首相は、次期米国大統領との会談日程や新型コロナウイルス「第3波」の対応をにらみつつ、政局を仕掛けるタイミングを慎重に見極めるとみられる。

【写真】秋田時代、友人と実家近くの川で捕ったマスを手にする菅氏

 「在任中に一番大事なことは解散時期をいつにするか。首相は毎日毎日、考えているだろう」。12日、自民党の二階俊博幹事長はCS番組収録で後見する首相の胸中を代弁し、こう続けた。「決意すれば、全面的にバックアップする。いつあってもいい」

 自民の下村博文政調会長も7日に「年明け早々、(解散の)可能性はある」と発言。その後、来夏の東京五輪・パラリンピック後の可能性にも触れたが、早期解散論が消えない背景には、報道各社の世論調査で7割弱〜5割前後の底堅い内閣支持が表れていることがある。

 ただ、自民関係者は「米大統領選の混乱で、支離滅裂な国会答弁から世間の目をそらすことができているだけ」と楽観視していない。首相の答弁能力に対する不安も収まってはおらず、「長期間の通常国会は、予算委員会などで野党の攻勢に耐えられない。ボロが出る前に伝家の宝刀を抜かないと後悔する」(自民中堅)との声も。

 そこで、取り沙汰されている解散時期シナリオの一つが来年1月初旬に国会を召集し、冒頭、あるいは2020年度第3次補正予算案を速やかに成立させた直後、というもの。首相が施政方針演説で、携帯電話料金値下げや50年までの脱炭素社会実現といった目玉施策を重ねてアピールし、選挙になだれ込めば「この上ない武器になる」(与党関係者)との読みがにじむ。

 仮にこの場合、首相の頭を悩ませるのが、米大統領選で勝利を確実にしたバイデン前副大統領との首脳会談だ。来年1月20日の大統領就任式以降の訪米を目指すが、自民選対関係者は「解散後、国民から信任を受ける前の『仮免許』状態で訪米することは外交儀礼上、そぐわない」と話す。つまり、解散から総選挙投開票日の間に挟まらないよう、その日程を調整する必要がある。

 最大の課題は、首相が最優先で対応すると明言している新型コロナの全国流行だが、見方は割れる。かたや「コロナがこんな状況で解散のばくちは打たない」(政府高官)。もう一つが「コロナを気にしていたら、何もできないよ」(政権幹部)。解散に関しては従来、石橋をたたくとされてきた首相の胸中はどちらか。

 (一ノ宮史成、郷達也)


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