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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5488名無しさん:2020/10/23(金) 01:13:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40f068167f5f3e29fe43bf740498efe0614f7c1
「しばらく死んだふり」石破氏が派閥会長を辞任
10/22(木) 23:30配信

自民党の石破茂元幹事長が、自らが率いる派閥の会長を辞任すると表明しました。理由は4度挑んだ自民党総裁選で、一度も勝てなかったことです。
 石破茂元幹事長:「結果は出せなかった。その責任は一にかかって私にありますので、その責任を取るということが、私の取るべき道だと考えた次第であります」
先月の総裁選には派閥内から慎重論があったにもかかわらず出馬。その結果、岸田氏にも差をつけられて最下位に沈みました。ある石破派議員は「このまま会長を続けていても、次厳しいでしょう」と話します。

石破氏は来年秋の総裁選への出馬は見送る意向です。ただ、周辺には「しばらく死んだふりをする」と漏らしていて、情勢の変化によっては総裁選へ出馬する機会をうかがっているとみられます。ただ、派閥の存在感低下は否めません。後任はまだ決まっていないということです。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd7fd92f4f456d9fc73843ad58a712e561267dd0
秘書暴行で略式起訴の自民・石崎氏「進退含め、今考えている」
10/21(水) 16:07配信

 自民党の石崎徹衆院議員(比例北陸信越)は21日、党本部で野田聖子幹事長代行と面会し、元秘書を殴ったとして暴行罪で略式起訴されたことについて報告した。面会後、石崎氏は記者団に対し「進退含め今、考えているところだ。できるだけ早く考えを皆さまに伝えたい」と述べた。

 石崎氏は20日には林幹雄幹事長代理に党本部で起訴内容について報告していた。党新潟県連会長の高鳥修一衆院議員は同日、二階俊博幹事長と会談。石崎氏について除名や離党勧告など厳正な処分を求め、党紀委員会を開催するよう要請した。党紀委は22日にも開かれる予定。

 石崎氏は昨年4、5月に新潟市内で元秘書の男性を殴ったとして19日に暴行罪で略式起訴された。石崎氏は平成24年衆院選で新潟1区で初当選し現在3期目。

5489名無しさん:2020/10/23(金) 01:18:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1212607a610a480977b9dbec9c9ed51328c9f83c
石破氏、浮かぶ瀬見えず 派閥会長退任「潔さ」前面 勢力維持難しく
10/22(木) 20:22配信

 自民党の石破茂元幹事長が石破派(水月会、19人)の会長を退いたのは、9月の総裁選惨敗にけじめをつけるのと同時に、「潔さ」を党内外にアピールして再起を期す狙いも透ける。ただ、看板を失った少数派閥の勢力維持は容易ではなく、石破氏と派閥の捲土重来(けんどちょうらい)は前途多難だ。

 「臨時国会が始まる前に(辞任を)表明すべきだと考えた。菅義偉(すが・よしひで)政権が日本や次の時代のために良い仕事ができるように私も力を尽くしたい」。石破氏は派閥の臨時総会で辞任を表明後、記者団に新政権を支える意向を示した。

 9月の総裁選大敗は派閥に衝撃をもたらした。特に、国会議員票が出馬に必要な推薦人(20人)をわずかに上回る26票にとどまったショックは大きかった。

 石破氏は9月下旬以降、派閥メンバーから個別に意見を聞いて敗因を分析したが、次の総裁選に向けての妙手は見いだせなかった。今月中旬には複数の派幹部らが石破氏に総裁選敗退の総括を要求。石破氏の側近が会長退任の選択肢も示したが、この時、石破氏は回答を保留したという。

 石破氏は臨時総会当日の22日早朝まで悩み抜いた末に辞任を決断した。派幹部は「(石破氏の)賞味期限は切れていない。『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』だ」と述べ、身を引くことで再チャレンジの芽を残すべきだと指摘。派中堅も「トップが責任を取らない風潮の中で潔い決断だ」と語る。

 とはいえ、石破氏と派閥に明るい展望があるわけではない。党幹部は首相が石破氏と距離を置く安倍晋三前首相との関係を優先し、「要職に起用することは絶対にない」と断言する。また、派所属の八木哲也衆院議員(比例東海)が次期衆院選の不出馬を検討しており、勢力の後退が懸念されている。

 さらに、石破派が石破氏を首相に押し上げるために設立された派閥であることから、会長辞任によって籍を置く意味を見いだせなくなるメンバーが出てくる可能性がある。石破氏が高い知名度を生かして開拓してきた地方の支持票も減らしかねない。

 果たして会長辞任の決断は吉と出るのか、凶と出るのか。辞任表明の日、「首相になることを諦めたのか」と問われた石破氏は周囲にこう漏らした。

 「先のことなんて分からないさ。いろいろじっくりと考える。総理って、『ため』になるものじゃないからね」(奥原慎平)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3024ccd561a276cd943e38103fdef6d4348b9f73
自民党の石破元幹事長 派閥の会長を辞任 地元は困惑(東京・鳥取)
10/22(木) 20:05配信

自民党の石破元幹事長が自らが率いる派閥の会長を辞任することになりました。
総裁選敗北の責任を取った形です。
地元関係者は事態を冷静に受け止める一方、次に期待する声を送っています。
(石破氏)
「派閥会長の辞任表明をした。」
石破元幹事長はきょう午後の派閥総会で自らが率いる水月會の会長を辞任する考えを表明し了承されました。
その理由として挙げたのが。
(石破氏)
「過去4回総裁選に立候補したが多くの人の期待に応えられず、その責任をとる。」
菅総理大臣が圧勝した先月の自民党総裁選挙。
4度目の挑戦となった石破元幹事長の得票は投票総数の1割余りと惨敗に終わり、その責任の取り方が会長辞任という結論でした。
(鳥取県議会 藤縄喜和議長)
「今回の総裁選の状況でいろいろなことが想定された。その中のひとつかな。」
(鳥取県議会 福田俊史副議長)
「4回の総裁選を総括してとられたけじめ。残念ではあるがリセットして新たなスタートを。」
安倍前総理大臣が任期途中で辞任したため、菅総理大臣の総裁任期は残り1年弱。
来年秋に次の総裁選を控える中、派閥会長辞任を選択した石破元幹事長。
党内での求心力低下につながらないのか。その動向が注目されます。

山陰中央テレビ

最終更新:10/22(木) 20:05
TSKさんいん中央テレビ

5490名無しさん:2020/10/23(金) 01:46:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7da28c4e4c28433ea6bc359d5a061a01a7796a83
自民党・石破茂氏が派閥会長を辞任 東海地方の石破派議員の声
10/22(木) 19:06配信

 派閥は存続するということです。

 自民党の石破茂元幹事長は22日午後、東京で派閥の臨時総会を開き、会長を辞任することを議員らに伝えました。

 石破氏は2015年、自身が率いる派閥「水月会」を発足させ、会長に就任していましたが、9月の総裁選では菅総理に大差で敗れ、3位に終わっていました。

 石破氏は、この結果の責任を取るために会長を辞任することにした、と報道陣に説明しました。

 これを受け、比例東海ブロック選出で愛知県豊田市などを地盤にする石破派の八木哲也衆議院議員は…

 「政策集団であるので、研さんしていい政治やっていきたい。それが基本にある。水月会は存続する」
 (八木哲也衆議院議員)

 派閥は存続するとしたうえで、「国民の期待に応えられる体制が必要」などと話しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c47dca46b94d735f03537e069f28133ed5aa5a5
総裁選争った岸田前政調会長、石破氏の派閥会長辞任「理由知りたい」
10/22(木) 15:45配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、9月の総裁選で争った石破茂元幹事長が石破派(水月会)会長を辞任することについて「突然のことでびっくりしている。理由を知りたい」と述べた。出馬の意欲を表明している次期総裁選への影響に関しては「まずは自分の足元を固めたい」と述べるにとどめた。岸田派(宏池会)会合後、記者団の取材に答えた。

 石破氏に対する評価は「総裁候補としても派閥会長としても大きな実績を残し、豊かな経験や見識を示してきた」と強調した。

 これに先立つ岸田派会合では、野田聖子幹事長代行らとともに立ち上げる出産育児一時金の勉強会などを発足させることに言及。「政策を通じてさまざまな国会議員と連携し、輪をつくっていきたい。宏池会の活動を広げていくためにも大変重要な取り組みだ」と語った。

5491名無しさん:2020/10/23(金) 01:55:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/302b828830f0c0396a8a06df9d1a27564360df4f
派閥会長辞任の石破氏を加藤キャスターが直撃 石破氏「もうやめた、野党と連携!は生き様としてどうか」菅政権支えると強調
10/22(木) 18:57配信

10月22日、自身が率いる石破派の臨時総会で派閥会長を辞任する意向を表明した自民党の石破茂元幹事長が、フジテレビの「Live News イット!」に生出演し、辞任の背景と今後の自身の政治活動について語った。

自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた
冒頭、加藤綾子キャスターは石破氏に「9月の自民党総裁選挙で負けた責任を取って辞任するというが、所属議員から止められることはなかったのか」と尋ねた。石破氏は「誰が何を言ったかは言わないが、非常に残念だ、寝耳に水だ、ショックだと、何とかならないかみたいな意見は頂いた」と述べた。

加藤キャスターが「会長辞任は1人で決めて周りには伝えなかったのか」と問うと、石破氏は「それは伝えることじゃない。自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた」と、1人で熟慮しての決断だったことを明かした。

そして加藤キャスターは、総裁選で最下位という敗北を喫したことを受けて派閥会長を辞めるということは、これまで目指してきた総理大臣の座を諦めたということなのかどうかを尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
そんなことは誰も言っていない。自民党というのは国民政党なんだから、イデオロギー政党ではないんで。同じ自民党の中で憲法をめぐって、安全保障で、社会保障で、財政で、いろんな意見がある。自民党はこうあるべきだということも私は、自民党は党員のもの国民のものであって国会議員のものではないと思っているので、いろんな意見がある。それを国民の前に示してその判断をあおぐのが自民党。そうあるべきだという考えは変わっていない。

さらに石破氏は、「水月会(石破派)のような集団が政策を考えて発信していく、そういう集団は自民党の中に必要だと。水月会を解散するということではなく、私が水月会を辞めると言ったわけでもない」と強調し、今後も派閥の一員として政策発信に関わっていく考えを示した。

菅政権を支える1人として 石破氏の政治姿勢
その上で石破氏は、菅政権との関わりを踏まえ、総理大臣の座を諦めたのかという加藤キャスターの問いに次のような言葉で答えた。

石破茂元幹事長:
問題は今、菅政権ができたばかりなんですよ。来週から国会が始まるわけですよ。そういう時点で、はい私は来年(総裁選を)やりますとか、これから先もどうですって…。当面国民のために働く菅政権なんでしょ。みんなで支えるのが当たり前でしょ。そういう時に来年こうしますとか、これから先はこうとか、来年のことも言えないのにこれから先のことなど、私は言えるべきことではないと思いますがね。

こう答えた石破氏に対して、加藤キャスターが改めて今後の政治姿勢を質した。

加藤綾子キャスター:
みんなで(菅政権を)支える1人として石破さんも支えていく覚悟ですか。

石破茂元幹事長:
それは自民党員として当然のことですね。

加藤綾子キャスター:
その先に総理大臣を目指すというのは変わらないということですか。

石破茂元幹事長:
それは手段であって目的ではない。目指すとかそういうことではない。国会議員の目的はみんなが総理になることではないでしょうよ。何を実現するかであって、目指すとか目的としてとか、それを今の時点で言うのは不謹慎なことだと思う。

石破氏はこのように述べ、引き続き総理大臣を目指すかどうかについては明言を避けつつ微妙に含みを持たせた。

5492名無しさん:2020/10/23(金) 01:56:19
>>5491

野党との連携や離党は…?
番組コメンテーターのジャーナリスト・柳澤秀夫氏は、石破氏に今後野党との連携や自民党を離党しての新党結成なども視野にあるのか尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
私は自民党をこう変えると申し上げてきた。そして(総裁選の票数が)ああいう数だったけども、党員票でもフルの総裁選だったら数字も違っていたんでしょうよ。自民党をこう変えんだと主張してきた。それでだめでした、はいよそに行きますというのはおかしくないですか。

さらに石破氏は、自民党が野党に転落した時代にも政調会長や幹事長として政権復帰に向けて取り組んできたことを強調し、「それを実現できない、もうやめた。野党と連携、それは政治家の生き様としてどうなんだろう。日本の国にとってどうなんだろう。自民党をどうするかに期待をもってくださる党員・国民が大勢いることを忘れてはいけない」と述べ、離党や野党との連携に動くことを明確に否定した。

(フジテレビ政治部)

政治部

5493名無しさん:2020/10/23(金) 02:03:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2462618c38c4634edf379c22490e37e1275b57a0
山下元法相「誠に残念」 石破氏会長辞任
10/22(木) 14:29配信

 自民党の山下貴司元法相は22日、所属する石破派(水月会、19人)会長の石破茂元幹事長が会長辞任を表明したことについて「悩みに悩んで、自民党に対する責任のみならず、日本に対する責任も考え抜いた上で決断したと思わざるを得ないが、誠に残念だ」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。

 山下氏によると、石破氏は会合で次期党総裁選について「新たな政権ができたばかりだ。今の段階で1年後(の総裁選)に出る、出ないということは少し違うのではないか。結果が出た以上、菅義偉(すが・よしひで)政権を支えるつもりだ」と説明したという。

 山下氏は、石破氏について「政治家としてのけじめをつけたのだろう。今後とも尊敬する政治家として、いろいろなご指導をいただけると思っている」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a38e1def5944a15355cacb807765e597e058f84a
自民党・石破元幹事長 派閥会長辞任の意向
10/22(木) 11:50配信

自民党の石破元幹事長が自らが率いる派閥の会長を辞任する意向を固めました。

自民党の石破元幹事長は、先月の自民党総裁選の敗北を受け派閥の会長を辞任する意向を固めました。総裁選後、石破氏は派閥の議員1人1人と意見交換を続け、派閥の議員からは「来年9月の総裁選への立候補は見送るべきだ」などの意見が出ていました。

石破氏は周辺に対し「派閥の議員に迷惑をかけた。総裁選で敗北した責任をとらないとけじめがつかない」と話しています。

石破氏は22日昼から派閥の会合を開き、辞任の意向を派閥の議員に伝える方針です。

石破氏は周辺に、派閥自体は今後も維持する意向を示していますが、石破派幹部は「石破氏が会長を辞任したら派閥は維持できないだろう」と話していて、石破氏の辞任を派閥の議員が受け入れるかは不透明な状況です。

5494名無しさん:2020/10/23(金) 02:31:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/51ee50f709f3c9497c959865e2643d25a0bcadaa
“秘書暴行”の石崎議員 離党届提出し承認
10/22(木) 19:36配信

元秘書を暴行した罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆院議員が、離党届を提出した。

自民党を離党した石崎徹衆院議員「今回、私の事務所内の件で、ご迷惑を大変おかけしましたことへの私なりのけじめとして、離党届を今、幹事長室に提出させていただいてきた」

石崎議員は、今後の政治活動について、「職責を全うしたい」と述べ、議員辞職はしない考えを示した。

これを受け、自民党は、党紀委員会を開き、石崎議員の離党を承認した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98569050d8bba35cff148ba4436eaaf5982cc841
石崎議員が離党届 県議「長い戦いだった」
10/22(木) 18:48配信

元秘書に暴行したとして略式起訴された石崎徹衆議院議員が22日、自民党本部で離党届を提出し、受理されました。今後は無所属で活動するということです。

【石崎徹衆議院議員】
「皆さま方にご迷惑をおかけした件について、どのようなけじめをつけるべきかいろいろと悩みもあった。最後は自分なりのけじめのつけ方として自ら判断した」

自民党本部を訪れ、離党届を提出した石崎徹衆議院議員。石崎議員は元秘書を殴るなどして19日、暴行罪で略式起訴されています。石崎議員はBSN新潟放送の取材に対して議員辞職はしないとしていて、次の衆院選への出馬について「改めてお伝えしたい」としています。

自民党は22日午後、党紀委員会を開き、離党届を受理することを決めました。

【自民党党紀委員会 衛藤晟一委員長】
「一部の委員からは『もっと厳しくやるべきである』と、『除名すべきではないのか』という意見も出たが、全体としては今までの例に従って」

離党届提出を受けて、自民党新潟県連の新潟支部は…。

【自民 高橋直揮県議】
「長い戦いだったね。これから新潟支部で、ようやく先に進めそうな気がしている」

新潟支部では緊急の会議を開き、今後の対応について協議しました。

【自民 小島隆県議】
「議員辞職もということで申し上げてきたが、これは本人が決めることだからとやかく言わないが、今後ある身を考えれば身を清く処してもらいたい」

一方、石崎議員が自身のブログで、暴行について「とっさに体に触れた」などとしている部分については…。

【自民 小島隆県議】
「往生際というと言葉は悪いが、もう少し素直に認めることは認めればいいのに、とは思っている」

石崎議員の離党を受けて、自民党新潟県連の高鳥修一会長は「新潟1区の支部長選任問題がようやく前進すると思う。党本部にて手続きが進むように取り組んで参りたい」などとコメントしています。

BSN新潟放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc3e8fba0979df1c66a015783762bf2bba7da12
石崎衆院議員が自民党に離党届 議員辞職は否定
10/22(木) 18:38配信

元秘書の男性への暴行罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆議院議員が、党本部に離党届を提出しました。22日午前9時半すぎ、自民党本部に姿を見せた石崎徹議員は、「本日、私の事務所内の件で、ご迷惑をおかけしたことについて私なりのけじめとして、離党届をいま幹事長室に提出してきた」と話しました。
石崎議員は去年4月と5月、車の中で、元秘書の男性の頭を殴ったなどとして、新潟区検に暴行の罪で略式起訴されました。
議員としての進退については…「職責をまっとうしていきたいと思っている」と語り、議員辞職を否定しています。
党本部の党紀委員会が午後開かれ、石崎議員の処分が協議されました。党本部としても離党を了承する方針です。自民党党紀委員会衛藤晟一委員長は、「離党を了承するという意見が出た。一部の委員からは厳しくやるべき除名すべきという意見もあった」と取材に答えました。
離党届の提出を受けて、自民党新潟支部も正午から会議を開きました。塚田一郎前参議院議員を自民党新潟1区の支部長とし、選挙戦に臨む方針を確認しています。自民党新潟支部小島隆支部長は「遅きに失した感はあるが、今回こういう形で決着がつくわけで一つの区切りだと思っている」とコメントしました。
衆議院新潟1区には、現職の立憲民主党西村智奈美議員も立候補を予定しています。

最終更新:10/22(木) 19:09
UX新潟テレビ21

5495とはずがたり:2020/10/23(金) 06:54:07
石破を総理になる為の集まりなんだから派閥会長辞めるとかピントがずれてんとちゃうか。

派閥会長辞任の石破氏を加藤キャスターが直撃 石破氏「もうやめた、野党と連携!は生き様としてどうか」菅政権支えると強調
10/22(木) 18:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/302b828830f0c0396a8a06df9d1a27564360df4f
FNNプライムオンライン

10月22日、自身が率いる石破派の臨時総会で派閥会長を辞任する意向を表明した自民党の石破茂元幹事長が、フジテレビの「Live News イット!」に生出演し、辞任の背景と今後の自身の政治活動について語った。

【画像】今後の政治姿勢は…加藤綾子キャスターと石破茂氏

自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた
冒頭、加藤綾子キャスターは石破氏に「9月の自民党総裁選挙で負けた責任を取って辞任するというが、所属議員から止められることはなかったのか」と尋ねた。石破氏は「誰が何を言ったかは言わないが、非常に残念だ、寝耳に水だ、ショックだと、何とかならないかみたいな意見は頂いた」と述べた。

加藤キャスターが「会長辞任は1人で決めて周りには伝えなかったのか」と問うと、石破氏は「それは伝えることじゃない。自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた」と、1人で熟慮しての決断だったことを明かした。

そして加藤キャスターは、総裁選で最下位という敗北を喫したことを受けて派閥会長を辞めるということは、これまで目指してきた総理大臣の座を諦めたということなのかどうかを尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
そんなことは誰も言っていない。自民党というのは国民政党なんだから、イデオロギー政党ではないんで。同じ自民党の中で憲法をめぐって、安全保障で、社会保障で、財政で、いろんな意見がある。自民党はこうあるべきだということも私は、自民党は党員のもの国民のものであって国会議員のものではないと思っているので、いろんな意見がある。それを国民の前に示してその判断をあおぐのが自民党。そうあるべきだという考えは変わっていない。

さらに石破氏は、「水月会(石破派)のような集団が政策を考えて発信していく、そういう集団は自民党の中に必要だと。水月会を解散するということではなく、私が水月会を辞めると言ったわけでもない」と強調し、今後も派閥の一員として政策発信に関わっていく考えを示した。

菅政権を支える1人として 石破氏の政治姿勢
その上で石破氏は、菅政権との関わりを踏まえ、総理大臣の座を諦めたのかという加藤キャスターの問いに次のような言葉で答えた。

石破茂元幹事長:
問題は今、菅政権ができたばかりなんですよ。来週から国会が始まるわけですよ。そういう時点で、はい私は来年(総裁選を)やりますとか、これから先もどうですって…。当面国民のために働く菅政権なんでしょ。みんなで支えるのが当たり前でしょ。そういう時に来年こうしますとか、これから先はこうとか、来年のことも言えないのにこれから先のことなど、私は言えるべきことではないと思いますがね。

こう答えた石破氏に対して、加藤キャスターが改めて今後の政治姿勢を質した。

加藤綾子キャスター:
みんなで(菅政権を)支える1人として石破さんも支えていく覚悟ですか。

石破茂元幹事長:
それは自民党員として当然のことですね。

加藤綾子キャスター:
その先に総理大臣を目指すというのは変わらないということですか。

石破茂元幹事長:
それは手段であって目的ではない。目指すとかそういうことではない。国会議員の目的はみんなが総理になることではないでしょうよ。何を実現するかであって、目指すとか目的としてとか、それを今の時点で言うのは不謹慎なことだと思う。

石破氏はこのように述べ、引き続き総理大臣を目指すかどうかについては明言を避けつつ微妙に含みを持たせた。

野党との連携や離党は…?
番組コメンテーターのジャーナリスト・柳澤秀夫氏は、石破氏に今後野党との連携や自民党を離党しての新党結成なども視野にあるのか尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
私は自民党をこう変えると申し上げてきた。そして(総裁選の票数が)ああいう数だったけども、党員票でもフルの総裁選だったら数字も違っていたんでしょうよ。自民党をこう変えんだと主張してきた。それでだめでした、はいよそに行きますというのはおかしくないですか。

さらに石破氏は、自民党が野党に転落した時代にも政調会長や幹事長として政権復帰に向けて取り組んできたことを強調し、「それを実現できない、もうやめた。野党と連携、それは政治家の生き様としてどうなんだろう。日本の国にとってどうなんだろう。自民党をどうするかに期待をもってくださる党員・国民が大勢いることを忘れてはいけない」と述べ、離党や野党との連携に動くことを明確に否定した。

(フジテレビ政治部)

5496チバQ:2020/10/23(金) 09:30:28
ショーもない記事だけど
https://news.yahoo.co.jp/articles/cde27a7a260029402ccb78f224deeebdc5f21649
永田町に響く「安倍ガールズ」の悲哀、「菅ガールズ」の歓喜
10/23(金) 7:05配信

「安倍さん以上に好き嫌いがはっきりしているから、“お友達”か“敵”かで天国と地獄だよ」(自民党議員)と党内から嘆息が漏れる菅義偉・首相の人事。その象徴といわれているのが「安倍ガールズ」の冷遇だ。

 安倍晋三・前首相の大のお気に入りだった稲田朋美氏は、安倍長期政権の間に行革相、政調会長、防衛相と要職を歴任し、防衛相時代には、都議選で「防衛大臣として」投票を呼びかけたり、破棄したとしていたPKO部隊の日報が発見されるなどのスキャンダルで失脚したにもかかわらず、幹事長代行として重要閣僚級のポストを用意されて、我が世の春を謳歌した。が、菅政権では事実上の無役となり、冷や飯を食う日々に。

「自身も実務家である菅さんは、能力がない、節操がない、頭が悪い政治家を嫌う。イデオロギーで好き嫌いを決めていた安倍さんとは人事のポリシーがまるで違う。稲田さんには防衛相時代の不祥事でさんざん手を焼かされたから、まあ粛清の意味もある」(菅側近)

 人事の不満が関係したかはわからないが、稲田氏は日本学術会議の任命拒否問題に関して、「こういう判断基準で任命しなかったという説明は必要だ。任命拒否されたなかに、私が本を読んでいる先生もいる。どうしてかなと疑問に思った」と、公然と菅氏を批判した。

 もう一人、苦い思いをしているのが高市早苗・前総務相だ。安倍氏は高市氏を女性初の政調会長や2度の総務相に起用したが、高市氏は菅氏の1期先輩で当選回数は同じ8回(1回落選)とあって、菅氏にライバル意識を燃やしてきたとされる。総務相としては、菅氏が関わったふるさと納税制度に厳しい姿勢を示し、菅派と見られていた官僚を冷遇するなどして菅氏の不興を買ったといわれている。菅政権では総務相に再任されず、「残念で残念で」という“名言”を残して内閣を去った。新進党などを渡り歩いた政界歴は、菅氏から見れば「節操がない」のかもしれない。

 タカ派発言で安倍氏のお気に入りになった杉田水脈氏は、もともと日本維新の会で国政にデビューしたが、落選中に安倍氏が熱心に口説いて自民党にスカウトしたとされる。しかし、菅氏の覚えはあまり芳しくないらしい。

「杉田さんはキワモノ。性暴力について『女は嘘をつく』と発言したのが象徴的だが、目立とうとするほどに問題を起こす。菅さんが嫌う『頭が悪い』の典型だ。選挙に強くないことを自覚している杉田さんは、目立つことで比例上位に入りたいのだろうが、女性票が逃げる彼女を厚遇することはあり得ない」(前出の菅側近)

 そして、安倍ガールズが去った内閣や党の中枢には、代わって「菅ガールズ」が招き入れられた。菅チルドレンとして知られる三原じゅん子氏は入閣候補とまでいわれたが、「さすがに行政手腕が未知数で反対の声が多かった」(同前)ことで、厚生労働副大臣に。安倍ガールズにも数えられた丸川珠代氏は、素早い変わり身を見せて総裁選でいち早く菅支持を表明、党役員連絡会のメンバーである広報本部長の椅子を手に入れた。

 興味深いのが、稲田朋美氏に代わって幹事長代行に就いた野田聖子氏だ。安倍内閣の総務相時代には、菅氏が推進した携帯料金値下げ方針に、「そういうお話は来ていない」と不快感を示したり、自身の金融庁口利き疑惑では、対応に追われた菅氏が激怒したとも伝えられるなど、もともと関係は良くないと見られていた。

 ところが、総裁選では早々と出馬断念して菅支持を表明、最近はサイバーセキュリティ対策推進議連の会長として菅氏を訪ねて接近するなど、服従姿勢に転じて抜擢された。菅氏からすれば、「節操のある頭のいい態度」なのか。

 自民党の女の闘いにも、諸行無常の栄枯盛衰があるようだ。

取材・文/武冨薫(ジャーナリスト)

5497名無しさん:2020/10/23(金) 11:58:45
https://web-willmagazine.com/politics/9hDK5
【安積明子】菅首相指名 こぼれ話(安積明子《あづみん》の永田町ウォッチ⑲)
公開日:2020年9月20日 更新日:2020年9月23日
えっ、参院自民党の会長が首班指名時に白票? 一体なぜ?

 9月16日に菅義偉第99代内閣総理大臣が誕生したが、参議院での首班指名では3名の議員が白票を投じている。無所属の柳田稔議員と須藤元気議員、そして参議院自民党の関口昌一会長だ。 

 国民民主党が解党した後、新・立憲民主党にも新・国民民主党にも参加しなかった柳田氏や、立憲民主党に離党届を出すも放置され、同党の解党によってようやく解放された須藤氏はともかく、なぜ参議院自民党の関口会長は「菅義偉」に一票を投じずに白票を入れたのか。関口会長になんらかの意図があったのか。それともなんらかの手違いか。ということで、さっそく参議院議員会館の関口昌一事務所に電話して聞いてみた。

 筆者「この度の首班指名で関口先生が白票を入れられたので、その理由を教えて下さい」

 秘書「えっ!そんなはずがありません」

 筆者「確かに白票を入れられているんですよ。参議院事務局の資料によると、関口先生は『菅義偉』には投票せず、『白票』に入れられたことになっています」

 秘書「それは参議院事務局の間違いです。参議院事務局に聞いて下さい」 

 ヤレヤレである。まず参議院事務局がこのような基本的なことを間違えるはずがない。それに万が一、参議院事務局が間違っていたとしたら、間違いを指摘して訂正を求めるのは議員事務所の仕事だ。しかも首班指名は国会議員の最も重要な責務で、そのような重大案件について初めて電話をかけてきた第三者に「あんたがやっといて!」と任せる話ではない。 

 それでもまあとりあえず、関口会長本人はどう説明するのかを聞いてみようと再度尋ねた。

 筆者「関口先生はご在席ですか」

 秘書「いえ、いまは院内の議員会長室です」

 筆者「関口先生に連絡はとれませんか」秘書「とれません!」 

 こういう場合の「とれない」とは、普通は「関口会長と連絡をとることは、同議員が極めて重要な会議中で物理的に不可能」ということになるのだが、どうやらそうではなく、単に「(面倒臭くて?)連絡したくない」ということだったようだ。実際にこのやりとりの後、産経新聞の速報がネットで流れ、「(菅氏の名前は)書いたが、間違えて予備の投票用紙を出した。他意があるわけではない」との関口会長のコメントが掲載されている。 

 なお、筆者が参議院事務局の資料を関口事務所に直接持参したため、問題の重大さをようやく理解してもらえたが、国会議員の事務所にしては危機意識がかなり低いと思った。ということで今回のコラムは、関口事務所に“歯に衣着せぬ”ものになっている。もっとも“奥歯にものが挟まった”ような書き方は苦手なので、歯科医でもある関口会長にはそこはご容赦いただきたい。

安積 明子(あづみ あきこ):ジャーナリスト
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
1994年、国会議員政策担当秘書資格試験合格。参議院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動を開始。夕刊フジ、Yahoo!ニュースなど多くの媒体で精力的に記事を執筆している。

5498名無しさん:2020/10/23(金) 12:00:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112000905&g=pol
自民・関口氏が復帰
2019年11月20日17時01分

 体調不良で療養中だった自民党の関口昌一参院議員会長は20日午後、参院議長公邸で開かれた永年在職議員らの表彰式に会派代表として出席し、公務に復帰した。会合後、記者団に「おかげさまで復帰することになった」と語った。今後、体調を見ながら活動を本格化させるという。
 関口氏は9月に体調不良を訴えて入院。退院後も自宅療養を続けていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102800708&g=pol
自民・関口氏が退院
2019年10月28日15時02分

 自民党の関口昌一参院議員会長が25日に東京都内の病院を退院したことが分かった。同氏の事務所が28日明らかにした。退院後は通院しながら自宅で療養しているといい、事務所は「順調に回復しており、早期の復帰を目指している」と話している。関口氏は9月17日の党役員会後、体調不良を訴えて入院した。

5499名無しさん:2020/10/23(金) 12:03:12
https://www.sankei.com/politics/news/190902/plt1909020022-n1.html
内閣改造、参院枠増えるか 参院会長が首相に要望
2019.9.2 21:32

 安倍晋三首相(自民党総裁)が政府与党連絡会議で内閣改造を来週実施すると表明し、党内ではポスト獲得に向けた動きが本格化した。関口昌一・党参院議員会長は会議直後に首相と面会し、現内閣で3人が起用されている「参院枠」の増加を要望。首相はこれまで政界を引退した吉田博美前参院幹事長の手腕を期待し、参院自民党の推薦を受け入れてきた。今回の人事では、後任の参院幹事長も焦点になっており、世耕弘成経済産業相らの名前が挙がっている。

 関口氏は2日午後、官邸で開かれた政府与党連絡会議に出席した後、首相と20分ほど面会した。関口氏が参院として推す入閣待機組の議員を提示し、首相は参院側の意向を尊重する考えを伝えたとみられる。

 現内閣の参院議員は世耕氏、山本順三国家公安委員長、片山さつき地方創生担当相の3人。ただ、世耕氏は首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会)で、首相との関係も近いだけに、「実質的な参院枠は山本、片山の2氏」(参院幹部)といわれる。

 平成24年12月に第2次安倍内閣が発足した当初は、首相が望む人材の登用が目立っていた。だが、吉田氏が参院幹事長に就任し、参院の実力者として国会運営や人事を取り仕切るようになると、首相も信頼を寄せ、参院執行部の意向を尊重するようになった。

 今回は吉田氏の引退後、初の人事となるため、首相が参院枠をどう扱うかに注目が集まる。参院自民幹部は、関口氏が参院枠の増加を首相に要望したことについて、昨年10月発足の第4次改造内閣で参院からの閣僚が4人から3人に減ったことを挙げ、「参院の威厳を保つためにも要請したのでは」と推測する。

 合わせて焦点になっているのが世耕氏の処遇だ。空席になっている参院幹事長の有資格者として名前が挙がっているためだ。

 先の参院選で自民は単独過半数を割り込んだが、首相は憲法改正に意欲を見せている。国会での改憲議論で参院幹事長には調整力やリーダーシップが求められる。また、吉田氏は首相に自身の後継として世耕氏を推したとされる。

 ただ、世耕氏は経産相のほか、ロシア経済分野協力担当相を兼務し、安倍政権の重要課題を担う。党内には「本人は続投したいのではないか」(参院ベテラン)との指摘もあり、参院幹部は「あとは首相の判断次第」と語る。

 参院自民はこれまで最大派閥の細田派、関口氏や吉田氏の竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の主要3派が主要人事を主導しており、新執行部の布陣は世耕氏の処遇によって左右される。

 一方、各派閥も待機組の入閣に向けて働きかけを強めている。

 細田派は当選3回の末松信介参院議院運営委員長、岡田直樹参院幹事長代行が適齢期になっている。竹下派は二之湯智参院決算委員長、岸田派は金子原二郎参院予算委員長らの名が挙がる。3派以外でも麻生派(志公会)で先の参院選で5選を果たした武見敬三元厚生労働副大臣も候補になっている。(今仲信博、田村龍彦)

5500名無しさん:2020/10/23(金) 12:06:00
https://www.sankei.com/politics/news/190910/plt1909100049-n1.html
参院国対委員長に末松氏 自民、政審会長は松山氏
2019.9.10 23:21

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は党参院執行部人事で、参院国対委員長に末松信介参院議院運営委員長(細田派)を、参院政審会長に松山政司前科学技術担当相(岸田派)をそれぞれ充てる方針を固めた。党関係者が10日、明らかにした。参院幹事長には世耕弘成経済産業相(細田派)が検討されている。

 末松氏は当選3回で、国土交通副大臣などを歴任した。当選4回の松山氏は、参院国対委員長も務めた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例。7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。

https://www.sankei.com/politics/news/190911/plt1909110090-n1.html
世耕氏、参院幹事長に就任 政審会長に松山氏 国対委員長は末松氏
2019.9.11 23:33

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

5501名無しさん:2020/10/23(金) 12:14:17
https://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/09/20190912_89130.html
参院幹事長に世耕氏、二階氏続投 自民人事
19年09月12日 07時00分[政治・経済]
自民党総裁の安倍晋三首相は11日、党役員人事と内閣改造を行い、第4次安倍第2次改造内閣を発足させた。和歌山県関係議員では、二階俊博氏(80)=衆院和歌山3区=が幹事長に留任し、世耕弘成氏(56)=参院和歌山選挙区=が経済産業大臣から参院幹事長に就任。石田真敏氏(67)=衆院和歌山2区=は総務大臣を退任した。

党役員人事は同日午前に行われ、安倍総裁の指名を受け、二階氏の再任は臨時総務会で全会一致で承認された。その他の四役は、岸田文雄政務調査会長が再任、鈴木俊一総務会長、下村博文選挙対策委員長が新たに就任した。

二階氏は2016年8月の内閣改造と同時に行われた党役員人事で幹事長に就任。高齢などを理由に今回は交代論もあったが、続投が決まり、連続在任期間は過去最長の3年1カ月に達している。

再任を受け二階氏は、政治の師である田中角栄元首相の言葉「政治はひとりの力ではできない」を挙げ、「多くの皆さまの意見に耳を傾け、党所属の国会議員や全国の党員・党友とともに、まさに『総力結集』でこの難局を乗り切る覚悟です」とのコメントを発表。党本部での記者会見では、「安定と挑戦を念頭に党運営を進めていきたい」とし、国民生活の安定のために政治の安定を図り、新たな挑戦を続けるとの決意を述べた。

安倍首相と同じ細田派に所属し、側近として12年12月の第2次安倍内閣発足以降、内閣の要職にあり続けてきた世耕氏は、党参院の実務を取り仕切る幹事長への就任となった。

参院執行部の人事は通例、参院議員会長が就任直後に行ってきたが、参院選後の7月に就任した関口昌一会長は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施するとしていた。

世耕氏は官房副長官を経て、16年8月の第3次安倍第2次改造内閣から3年1カ月にわたり経済産業相を務め、ロシア経済分野協力担当相、国際博覧会担当相を兼務していた。

石田氏は昨年10月に発足した第4次安倍改造内閣で総務相に就任し、約1年間務めた。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO48377720Y9A800C1PP8000
参院執行部、「竹下派1強」今は昔
政権人事を読む(4)
2019年8月8日 23:10

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO47911200Z20C19A7PP8000
自民参院会長に関口氏 特別総会で承認
2019年7月29日 18:00

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO47783400V20C19A7PP8000
議員会長に関口氏 参院自民、岸田派減り力学変化
2019年7月25日 23:00

5502名無しさん:2020/10/23(金) 12:23:58
https://www.sankei.com/politics/news/190729/plt1907290013-n1.html
自民、関口参院会長を了承 任期3年、議員総会で
2019.7.29 13:58

 自民党は29日午後、参院特別議員総会を国会内で開き、関口昌一参院国対委員長(66)=当選4回、竹下派=の参院議員会長就任を了承した。任期は3年。参院幹事長ら会長以外の執行部人事は9月の内閣改造・党役員人事に合わせ実施する。

 25日告示の会長選で関口氏以外の立候補者はおらず、無投票当選を決めていた。党の参院運営に影響力を持つ細田派、竹下派、岸田派の3派が事前に協議し擁立した。

 関口氏は総務副大臣などを経て、平成29年から参院国対委員長を務めた。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000160772.html
新たな自民参院議員会長に関口氏「憲法議論すべき」
[2019/07/29 20:50]

 自民党は新しい参議院議員会長に関口昌一氏を選任しました。関口氏は憲法議論を積極的にすべきとの考えを示しました。

 自民党・関口新参院議員会長:「(憲法改正の)議論はすべきだと思う 。議論をする場面を作っていくところから始めていくべきだと思う」
 関口新参院議員会長はこう述べたうえで、野党に対して粘り強く憲法議論に応じるよう求めていく考えを示しました。参議院の憲法審査会では1年以上、実質的な議論が行われていません。また、参議院の選挙制度については「合区の解消、少なくとも都道府県から1人は選出できるようにすべき」と話し、選挙制度改革に意欲を示しました。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2019072501192
自民参院会長に関口氏

自民党の参院議員会長選挙が25日告示され、竹下派の関口昌一参院国対委員長(66)の無投票当選が決まった。会長選は橋本聖子会長の任期満了に伴う。所属参院議員による29日の特別議員総会で正式に選任される。

5503名無しさん:2020/10/23(金) 12:27:37
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000160351.html
参議院議長に8選の山東昭子氏 臨時国会で選出へ
[2019/07/24 10:28]

 自民党は次の参議院議長に山東昭子氏を推す方針を固めました。また、自民党の参議院議員会長には関口昌一氏の就任が有力となっています。

 自民党の党紀委員長を務める山東氏はこれまで参議院副議長や科学技術庁長官を歴任し、今回の参議院選挙ではこれまでの最多記録を更新する8回目の当選を果たしました。新しい参議院議長は来月1日に召集される臨時国会で選出されます。また、自民党の細田派、竹下派と岸田派は参議院議員会長に関口氏を推す方針で最終調整に入りました。これにより、会長選挙は行われず、関口氏の無投票での就任が有力となりました。関口氏は現在、参議院国対委員長を務め、これまで総務副大臣などを歴任しています。

https://www.sankei.com/politics/news/190723/plt1907230048-n1.html
自民参院議員会長に関口昌一氏で最終調整
2019.7.23 21:48

 自民党は23日、次期参院議員会長に関口昌一参院国対委員長(66)を立てる方向で最終調整に入った。細田派(清和政策研究会)、竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の党内主要3派の幹部が同日協議し、合意した。29日の会長選で正式に選出される見通しだ。

 関口氏は埼玉選挙区選出。平成15年の補欠選挙で初当選し、現在4期目。外務政務官、総務副大臣などを歴任し、29年から国対委員長を務めている。党内では岸田派の金子原二郎参院予算委員長の擁立を模索する動きもあったが、勢力が大きい竹下派の関口氏に落ち着いた。

 参院議員会長は参院自民党執行部のトップの役職。28年に就任した橋本聖子氏(細田派)が28日に任期満了を迎える。

 同党は23日、会長選を25日に告示し、29日に投開票する日程を決定した。議員会長選は無投票で決まることが多く、今回も関口氏の無投票当選となる公算が大きい。

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190723/k00/00m/010/236000c
自民参院議員会長 関口氏で調整
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月23日 18時34分(最終更新 7月23日 18時34分)

 自民党は23日、橋本聖子参院議員会長(54)=細田派=の任期満了に伴う会長選を25日告示、29日投開票の日程で行うことを決めた。参院最大派閥の細田派と竹下、岸田両派の主要3派閥は、新会長に関口昌一参院国対委員長(66)=竹下派=を推す方向で調整を進めている。

 議員会長を含む参院の幹部人事は、参院自民で多数を占める3派が主導しており、3派の幹部らが一本化に向けて協議。「複数が立候補することはな…

5504名無しさん:2020/10/23(金) 12:30:20
https://www.sankei.com/politics/news/181004/plt1810040021-n1.html
参院自民副会長に岡田広氏、政審会長に山本一太氏
2018.10.4 19:25

 参院自民党は4日、参院議員副会長に岡田広元内閣府副大臣、政審会長に山本一太元沖縄北方担当相を充てる人事を決めた。国対委員長には関口昌一氏を再任した。吉田博美幹事長の再任は9月25日にすでに決定している。

https://mainichi.jp/articles/20171229/ddm/005/010/080000c
参院自民
増す存在感 吉田氏、野党人脈生かし 来秋の総裁選、動向焦点
会員限定有料記事 毎日新聞2017年12月29日 東京朝刊

 安倍晋三首相の「1強」が自民党内で続く中、参院自民党がじわりと存在感を高めている。参院独自の野党とのパイプを背景に、現執行部の吉田博美参院幹事長が国会運営などを巡る党内議論をリードする場面が増えた。かつては青木幹雄元官房長官らをトップに永田町で大きな影響力を行使してきただけに、来秋の党総裁選でも参院自民の動向は焦点の一つになりそうだ。【高橋恵子】

 首相は22日夜、東京・赤坂のふぐ料理屋で吉田氏や関口昌一参院国対委員長らと会食。「今年は大変お世話になりました。来年の通常国会も結束しましょう」と訴えた。自民が歴史的惨敗を喫した7月の東京都議選後、吉田氏は「首相の下で結束する決議をしよう」と党役員会で提案。冷ややかな他の幹部らの機先を制し、いち早く窮地の首相を支える姿勢を示していた。

https://www.sankei.com/politics/news/170808/plt1708080013-n1.html
2017.8.8 07:06
【自民党役員人事】
自民党が幹事長代理に金田勝年前法相、国対代理に松本純前防災相の起用固める 異例の閣僚投入

 自民党は7日、党役員人事で金田勝年前法相(額賀派)を望月義夫幹事長代理(岸田派)の後任に充てる方針を固めた。林幹雄幹事長代理(二階派)は留任し、新設の選挙対策委員長代理を兼務する。また、国会対策委員長代理には松本純前国家公安委員長兼防災担当相(麻生派)を起用する。

 金田、松本両氏は、先に筆頭副幹事長に起用が内定している柴山昌彦前首相補佐官(細田派)と小泉進次郎農林部会長(無派閥)とともに、8日の総務会で正式に承認される見通しだ。

 政務調査会の会長代理や副会長については、岸田文雄政調会長(岸田派)に一任し、近く政調審議会を開いて決める方針だ。 

 また、衆院予算委員長には河村建夫元官房長官(二階派)の起用が内定している。衆院憲法審査会の森英介会長(麻生派)は留任する。

 一方、参院では松山政司1億総活躍担当相(岸田派)の入閣で空席になった国対委員長に、関口昌一参院幹事長代行(額賀派)の起用が有力とされている。

5505名無しさん:2020/10/23(金) 17:42:05
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200831-OYT1T50108/
ポスト安倍、自民内で動き活発化…派閥・グループが対応協議
2020/08/31 12:10

 安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選で、菅官房長官と岸田政調会長が出馬の意向を固めたことを受け、党内の各派閥やグループは31日、それぞれ会合を開いて対応を協議する。石破茂・元幹事長も出馬に意欲を示しており、党内の動きが活発化している。

 党内第2派閥の竹下派の参院議員ら20人は31日朝、国会近くのホテルで会合を開き、対応を関口昌一参院議員会長に一任することを決めた。同派の石井準一幹事長代理は会合後、記者団に「一致団結という方針を確認した。この力を衆参で結集していく」と語った。

 竹下派は前回2018年の総裁選で事実上の自主投票となり、首相を支援した衆院側と石破氏を支持した参院側で対応が割れた。このため、31日昼に衆参両院議員による会合を開き、今回は派内で共同歩調をとることを目指している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021600249
参院勉強会で竹下派外し 麻生派が計画、反発で頓挫
2020年02月17日07時14分

 参院自民党内で麻生派(13人)の議員が、細田派(36人)、岸田派(13人)との合同勉強会設立を画策していたことが分かった。細田、岸田両派とともに「主要3派」と呼ばれる竹下派(21人)が外された形で、同派は反発。結局、計画は頓挫したが、しこりを残しそうだ。

 関係者によると、麻生派の一人が昨年末ごろから細田、岸田両派の参院幹部らに、「これからの参院を考える」をテーマとする「参院賢人会」設立を提案。メンバー表には、細田派の世耕弘成参院幹事長、岸田派の林芳正元文部科学相らが名を連ね、10日に初会合を開くことになっていた。
 ところが、こうした水面下の動きが竹下派に漏えい。「うちを外して3派連合を崩す動き」(同派議員)などと非難する声が上がった。
 あわてた麻生派議員は、竹下派の関口昌一参院議員会長をメンバーに加える案を同派に提示したが後の祭り。細田、岸田両派からも「反発を招いてまでやる必要はない」と一転して敬遠され、初会合は中止に追い込まれた。根回しをしてきた麻生派議員は「この話は終わった」と語る。
 勉強会設立を目指した背景には、昨年の参院選で麻生派所属議員の人数が主要3派の一角である岸田派に並んだことがある。選挙後に竹下派側から、麻生派を加えた「主要4派」への衣替えを断られたこともあり、竹下派を抜いた「新3派連合」結成を狙ったようだ。
 「ポスト安倍」レースでの連携も視野に入れていたとみられる。
 一連の騒動後、細田、竹下、岸田3派は結束を強化。世耕、関口、林3氏は7日に朝食会を開き、今後も協力していくことを確認した。党内では麻生派側の今回の動きについて「浅知恵だ。竹下派から参院人事などで意趣返しされるのではないか」(関係者)との見方も出ている。

https://www.sankei.com/politics/news/191211/plt1912110026-n1.html
竹下派 会長復帰で態勢立て直し
2019.12.11 20:38政治政局

 自民党第2派閥の名門・竹下派(平成研究会、54人)が、態勢の立て直しに追われている。幹部が立て続けに体調不良に襲われ、派の先行きが不安視されたためだ。「ポスト安倍」を見据え、かつての鉄の結束を取り戻せるか、執行部の手腕が問われそうだ。

 11日の吉田氏の党葬には、竹下派会長の竹下亘元総務会長、関口昌一参院議員会長がそろって出席した。

 竹下派の議員にとって、両氏の出席は重い節目となった。竹下氏は5日の派閥会合で「党葬はわれわれにとってものすごく大事だ。全員こぞって参加してほしい」と呼びかけていた。

 今年は竹下派の受難が続いた。竹下氏は1月に食道がんを公表し、11月28日に復帰するまで約11カ月間、公の場から姿を消した。さらに、7月に参院議員会長に就いた関口氏は9月に体調を崩して不在となり、参院で大きな影響力を誇っていた吉田氏が10月に死去した。竹下氏が今月9日の派閥会合で「おはらいでもせにゃいかん」とこぼしたほどだ。

 11日、竹下、関口両氏の姿を見た中堅議員は「ようやく形が整ってきた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 しかし、重い課題は残る。昨年9月の党総裁選では、安倍晋三首相支持と石破茂元幹事長への支持で対応が割れ、自主投票となった。首相の党総裁任期が2年を切る中で、派の求心力を保つのは容易ではない。

 派のベテランは「派がまとまるには総裁候補を出すことだ」と話す。派では、会長代行の茂木敏充外相に加え、加藤勝信厚生労働相も「ポスト安倍」の一人と目されている。幹部が戻った派がどう戦略を描くか注目される。(大橋拓史)

5506名無しさん:2020/10/23(金) 17:51:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072700747&g=pol
二階自民幹事長、党参院幹部と会食
2020年07月27日17時10分

 自民党の二階俊博幹事長は27日、関口昌一参院議員会長ら竹下派の参院幹部と東京都内のホテルで食事を共にしつつ会談した。出席者によると、二階氏は「引き続き連携していこう」と呼び掛けた。同党参院幹部は、二階氏が今秋の党役員人事での幹事長続投に向け「参院側とも関係を深めているのをアピールするのが狙い」と指摘した。

https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200225/plt20022521080033-n1.html
自民・二階氏、世耕氏ら参院幹部とステーキ店で会食
2020.2.25 21:08

 自民党の二階俊博幹事長は25日夜、関口昌一参院議員会長や世耕弘成参院幹事長ら参院幹部と東京都内のステーキ店で会食した。

 出席者によると、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの対応や国会運営などについて意見を交わした。会食には、森山裕国対委員長や林幹雄幹事長代理も同席した。

5507名無しさん:2020/10/23(金) 18:08:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fea66ae91296e45fed9f2a86748e3e0355434b4
石破氏“ポスト菅”の戦略白紙に 会長不在に他派閥「引っ張りたい人がいる」
10/23(金) 10:34配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任した。この日の派閥会合で、9月の総裁選に敗北した責任を取るとして辞意を表明し、了承された。石破氏に対しては、「負け戦」と分かっていながら出馬したことへの批判や、勢力拡大の展望がないとして、派内から不満が公然と出ていた。石破氏は来秋の次期総裁選に立候補するかどうかを明言しなかったが、影響力や求心力の低下は必至で「ポスト菅」を目指す戦略は白紙となった。

 会合は非公開。出席者によると、石破氏は「2晩寝ずにしたためた」という文書を読み上げ「総裁選を水月会の支援で戦ったが、結果を残せず同志に負担をかけた。責任を取りたい」と説明。次の総裁選に関しては「今、1年後のことを言うのは違う」と述べるにとどめた。

 会合後、石破氏は記者団に「(26日召集の)臨時国会前に表明すべきだと考えた」と述べ、菅義偉政権を支えていく意向も示した。

 石破氏は9月の総裁選に、主要5派閥が相乗りする菅氏の圧倒的優勢が伝えられる中で出馬。菅氏と岸田文雄氏に続く3位に沈んだ。得意の地方票で菅氏の半分も取れず、議員票は石破派と、支持を公言した議員以外に広がりを欠いた。

 総裁選後、派内では、石破氏が講演で紹介する猪瀬直樹氏の著作「昭和16年夏の敗戦」になぞらえ「負けると分かって戦争を仕掛けたかつての日本と同じだ」といった声や、「他派閥に支持を広げる努力が足りない」「安倍前政権をたたいてばかりで党内の反感を買っている」といった批判が噴出。入閣待機組から人事で冷遇されていることへの不満のほか、派閥の集金力低下への懸念も出ていた。

 石破氏は派内の「ガス抜き」のために派閥メンバーとの個別懇談を重ねたが、数人が会長辞任や派の解散、二階派や竹下派との合併を迫ったという。「派内の亀裂をこれ以上拡大させないために、石破氏は会長辞任を選んだ」。派閥関係者は推測する。

 石破派は2015年、石破氏を首相に押し上げたい議員が集まって設立された。会長辞任で「派に遠心力が働くのは必至だ」と同派の一人は言う。一方、他派閥は「引っ張りたい人がいる」(二階派幹部)と会長不在の石破派の動向を虎視眈々(たんたん)と狙っている。 (湯之前八州、郷達也、一ノ宮史成)

5508名無しさん:2020/10/23(金) 18:12:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/ede3c0400ca3a01d6ce467b2a9e248e0f08a8dd4
「最大の脅威は安倍前首相の“嫉妬”」発足1カ月、自民党初の“無派閥首相”に早くも「菅おろし」の火!?
10/23(金) 6:01配信

「まだ官房長官を引きずっている」発足1カ月、どこよりも早い《菅義偉政権の通信簿》 から続く

( #1 からつづく)

 菅義偉内閣発足から1カ月が経った。「国民のために働く内閣」というキャッチフレーズを掲げ、矢継ぎ早に政策を打ち出し、発足当初の支持率は大手各紙とも60%以上を記録するロケットスタートを切った菅内閣だが、日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否した問題が表面化すると、発足からわずか1カ月で、各紙とも支持率が低下した。安倍晋三前首相の突然の退陣で誕生した菅内閣。この1カ月で見えてきた「本質」とは何なのか。政治ジャーナリストで白?大学名誉教授の後藤謙次氏に聞いた。

◆◆◆

「総論型」の中曽根、安倍、「各論型」の竹下、小泉、菅
 菅総理が目指す「内閣の在り方」はまだ見えづらい部分があるのですが、総理大臣というのは大きく分けて「総論型」と「各論型」に分かれます。「総論型」はまず大きな国家像を描いて、そこに各論を落とし込んでいく。典型的なのは、中曽根康弘元首相で、安倍晋三前首相もそのタイプです。それに対して「各論型」は竹下登元首相のように、「消費税」という国家の根幹にかかわる税制にひたすら取り組み、それを成就させていく、あくまで各論を成就するのに尽力するタイプです。小泉純一郎元首相も郵政民営化の時は一点突破の「各論型」の手法をとりました。菅首相は明らかに後者の「各論型」の総理だと私は思うのですが、政権運営の在り方としては、総論型だった中曽根元首相と同じスタイルを取るのではないかと思います。

 というのも菅首相は自民党史上初の「無派閥」の首相です。党内基盤として、菅グループや二階派がありますが、親分である菅首相のために死んでもいいというほどの結束力を持った支持母体があるわけではありません。中曽根元首相も、自身の派閥の力は弱く、田中(角栄)派の全面協力を得ることで、なんとか総裁選を勝ち抜き、82年に総理大臣になりました。そんな中曽根元首相が党内基盤の脆弱性をカバーするためにとったのは、「国民世論」を味方につけ、自らの指導力を反対勢力に対して発揮することでした。

 菅首相もその手法をとるしかない。携帯料金の値下げや不妊治療の保険適用や、ハンコの廃止など国民に身近な問題に対して、結果を出していくことで、世論の支持を獲得していく。そして、その支持を背景に政権の推進力をつけていく。この方法は政権発足当初うまくいきそうでしたが、日本学術会議の問題で、やや躓いてしまった。「人事の菅」というイメージが前面に出すぎてしまい、世論に対してマイナスに作用してしまったのです。

5509名無しさん:2020/10/23(金) 18:13:39
>>5508

麻生政権の“二の舞”だけは避けたい
 党内で求心力を保っていくためには、首相にとっての「伝家の宝刀」ともいえる衆議院の解散権をいつ行使するかにも注目が集まります。これを菅首相がいかに有効に使えるかがカギになります。

 今年の10月21日で衆議院議員の任期は1年を切りました。しかし、解散は早くやりすぎても準備が整わず大変だし、遅くなりすぎると、2009年の麻生(太郎)政権の時、任期満了まで解散できず、民主党に政権交代を許した悪夢の“二の舞”になるのではないかという不安がよぎります。

 私は、長年見てきた菅首相の性格からいっても、内閣の支持率が高いうちに選挙をやろうという選択はしないと思います。国民に問うべきものが出てきたら、選挙にうってでる。そのためにもなるべく早く、政権の独自カラーを打ち出した政策を一定のパッケージとして国民に示したい、そう考えていると思っています。

菅おろしの火がガソリンが燃え広がるように一気に加速する?
 一時期、永田町では任期満了まで解散しないのでは、という観測も広がっていましたが、今はその観測も揺れてきました。もし解散をするとなると、ポイントは3つの時期となります。来年1月の通常国会の冒頭に解散に打って出るか、3月以降、予算が成立した後、7月までのどこかのタイミングで解散するか、9月の総裁任期満了のギリギリまで待つか……。いずれにせよ、解散権は首相の最大の武器ですから、これをどう使うか(使えるか)によって菅政権の命運が定まることになります。

 そんな菅政権にとって今後最大の“脅威”になるのは、「首相経験者の嫉妬」です。前総理が現総理に抱く複雑な感情の処理を誤ると、党内で「菅おろし」の火が、ガソリンが燃え広がるように一気に加速する可能性があります。それは他ならぬ自民党の歴史が証明していることでもあります。

安倍前首相の「再々登板」を期待する声
 古くは1979年の大平正芳元首相と福田赳夫元首相らによる「40日間抗争」(自民党が分裂状態になるほどの党内抗争で、大平内閣は衆議院を解散し、初の衆参同日選挙に打って出たが、選挙中に心筋梗塞による心不全のため急逝した)がありましたし、中曽根康弘内閣の時には、前任の鈴木善幸元首相らとの対立が鮮明化し、鈴木氏が中曽根首相の総裁再選を阻止するために「二階堂(進)擁立構想」を立てたこともありました。安倍晋三前首相がどう思っているかはわかりませんが、自民党の歴史には必ず「首相経験者の現首相に対する嫉妬」が顔を出すのです。

 特に安倍前首相には早くも党内で「再々登板」を期待する声が出始めています。さらに安倍前首相は、菅政権発足直後の9月18日に読売新聞のインタビューが掲載されたのをはじめに、日経新聞、産経新聞の取材にも応じました。首相を辞めた直後に大手メディアの取材に応じた政治家を私はこれまで知りません。読売新聞のインタビューで特に気になったのは「今後の政治活動は」と問われて、安倍氏が「基本的には球拾いをしていく。首相から求められれば、(外交特使など)様々なお手伝いもしたい」と答えたことです。

 キーワードは「球拾い」です。これは中曽根元首相が、竹下登内閣が発足した時に「外交の球拾いをしたい」と述べたこととリンクします。中曽根元首相は結局「球拾い」では満足せず、再登板に意欲を見せるようになり、時が経つにつれ、「拾った球」を持って、マウンドに上がりそうな勢いを取り戻していきました。結局はその後、リクルート事件が起きて、再登板はかないませんでしたが……。

5510名無しさん:2020/10/23(金) 18:13:54
>>5509

政治家同士の「嫉妬」が自民党の歴史を動かしてきた
 10月17日にその中曽根康弘元首相の合同葬が執り行われました。最後の献花の際に、菅首相は葬儀委員長として、個別の献花を行いましたが、安倍氏や麻生太郎氏、小泉氏ら、首相経験者は一斉に名前を呼ばれ、いっぺんに献花を行いました。元首相同士肩がぶつかりそうになっていた一方、菅首相は何十人ものSPに囲まれて、会場を後にしました。

 こうした現職と元首相の待遇の違いは、首相経験者たちにとっては耐え難い光景だったと私は思いますし、この推測はあまり大きく外れてもいないだろうという確信もあります。

 一見些細に見えることが政治家同士の嫉妬を生み、「菅おろし」の静かな火種になりうるのです。それは自民党の歴史が証明していることでもあり、これからずっと一貫して、菅政権に「深層海流」のように、静かだけれど非常に強い流れとなって続いていくのです。

予算委員会は午前9時から17時まで生放送で出演しているMCのようなもの
 いずれにせよ、菅内閣の政治手腕についてはまだまだ未知数で、採点不能なところがたくさんあります。ただ、26日から開かれる臨時国会は、首相の最初の試金石になるでしょう。国会の予算委員会では、質問が丁々発止でとんできます。そこでは、答弁能力から知識量、政策理解度、果ては政治家・菅義偉の人間性まで、すべてが試される。テレビ番組でいえば、午前9時から17時まで生放送で出演しているMCのような存在に首相はなります。そこでどれだけしっかりした受け答えができるかが、菅政権を測る本当の意味での物差しになると思います。

後藤 謙次/Webオリジナル(特集班)

5511名無しさん:2020/10/23(金) 18:15:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44c75b843a1e64fd7a16ee7448df948dfa9bc7e
不評の「大宏池会構想」修正? 岸田氏、同志づくりへ議連
10/23(金) 11:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、来秋の総裁選を見据え、来週にも派閥横断型の勉強会や議員連盟を相次いで立ち上げる意向を表明した。今月初めに自らぶち上げたものの、党内から冷ややかな目を向けられている「大宏池会構想」を事実上、軌道修正する意図も透ける。

 岸田氏はこの日、自身が率いる岸田派の会合で「政策を通じてさまざまな国会議員と連携、協力していく。こうした輪をつくっていく取り組みが大変重要だ」と強調。9月の総裁選で訴えた「出産費用の実質負担ゼロ」を含む三つをテーマに、自ら代表や共同代表などに就く考えを披露。他派閥の議員にも参加を呼び掛け、総裁選をにらんだ「同志づくり」(岸田氏周辺)にする狙いがある。

 ただ、岸田氏が掲げた同じ流れをくむ麻生派や谷垣グループと再結集する大宏池会構想を巡っては、「唐突すぎる」(麻生派幹部)などの戸惑いが広がっていた。

 今回の岸田氏の動きについて、党内からは「構想が不評だから、全方位の緩やかな連携にかじを切ったということだろう」(党関係者)との見方が出ている。 (河合仁志)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7331e6f47f89f115252fd82154c180f3061d429
自民・岸田氏、コロナや再エネの勉強会設立へ
10/22(木) 17:06配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、岸田派(宏池会)の会合で、来週にも三つの勉強会を立ち上げる考えを示した。

 野田聖子幹事長代行と共同で立ち上げる出産育児一時金の拡充に向けた勉強会のほか、各国の新型コロナウイルス対策や再生可能エネルギーをテーマにした会合を設立する。

 岸田氏は次期総裁選への出馬を目指しており、勉強会は国会議員票の獲得に向けた活動の一環。岸田氏は「政策を通じてさまざまな国会議員と連携し、輪を作っていく。これから宏池会の活動を広げていくためにも大変重要な取り組みだ」と語った。

5512名無しさん:2020/10/23(金) 18:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5cd225359204728bb195cfc1cbd1fadc87cae41
すでに水月会議員へのヘッドハンティングも…石破氏の派閥会長辞任で、自民党内の覇権争い激化も?
10/23(金) 13:10配信

 「過去4回総裁選挙に立候補した。直近の2回は水月会の皆様方を中心として、支援して下さる皆さん方とともに戦った。しかし結果は出せなかった。それぞれの同志の皆さん方に、支持して下さった皆さん方に多くのご負担をかけてしまった。その責任を取るということが、私の取るべき道だと考えた次第だ」。

 世論調査では「次期総理にふさわしい人物」として名前が度々挙がり、自民党内でも存在感を示してきた石破茂元幹事長が、自身の派閥である「水月会」(石破派)の会長を辞任した。

 石破氏を5年以上取材してきたテレビ朝日政治部の村上祐子記者は「一言で申し上げると、思ったよりも早く電池が切れてしまったという感じだ。説明の通り、“ここまで付いて来てくれた他の仲間に対して申し訳ない。責任を取りたい”という形で派閥の長を辞したということだ」と話す。

 「今回で4回目の挑戦だったし、“勝てなさそうだから出ない方がいい”という声を押し切って出馬した経緯があった上での完敗だった。“2位も3位も負けは負けだ”という声もあるが、ここまで負けるとは思っていなかったので、本人のショックは大きく、“疲れてしまった”“もう出馬しない”というくらいの温度感だった。それでも知名度は高いし、“せめて次の総裁選までは頑張ってくれ”と応援する人たちもいた。そういう中で、最終的にはご自身で“一旦お休みする”という判断をした。本人は明言していないが、次の総裁選には出ない意向を固めている。とはいえ、周辺には“今は死んだふりをする”と言っている。世の中に求められる時が来たら、再び総裁選に立候補しようという思いはあるということだ。実際、今回でヒットポイントがゼロになり、ゲームオーバーというわけではない」。

 また、先月の総裁選で競り合った岸田前政調会長は「突然のことでびっくりしているが、総裁選候補としても派閥会長としても、その豊かな経験、見識をしっかりと示してこられたと思っている」、野党・立憲民主党の福山幹事長は「驚いたが、石破さんらしい責任の取り方だというふうに思う」と受け止めを語った。

 これまで“党内野党”的な立場を取ってきた石破氏に対しては、離党すべきではないかとの意見もある。

 村上記者は「過去に自民党を出て行った経験があり、“裏切り者だ”と批判されたトラウマがある。おそらく離党という考えまではないと思う。逆に、党内には“権力が肥大し、同じ意見しか言えなくなってしまうのは良くない、自民党の中できちんと批判ができる石破さんのような存在が必要だ”という声もある。ずっと党内野党でい続けるのか、それとも総理になれるかどうかというのは石破さん次第、世の中次第というところだろう。野党からはラブコールも聞こえてくるが、本人としては党を出て行くつもりはないようだ。総裁選に立候補するには20人の推薦が必要なので、水月会だけでは推薦人を集められない状態。政界を引退される方もいるし、選挙が弱い方もいる。本人としては“派閥に留まり、政策集団として理念を引き継ぐ”と言っていて、所属議員を増やしたいと思っているのだろう」。

5513名無しさん:2020/10/23(金) 18:19:27
>>5512

 5年前に党内8番目の派閥として発足した“ベンチャー派閥”だった石破派・水月会。「石破氏を総理大臣にするために集まった集団」として衆参19人の議員が所属。安倍政権では山下貴司議員が、菅政権では田村憲久議員が入閣を果たしてもいる。

 突然の辞任表明に、山下議員は「今日の今日聞いたばかり。こういう形で突然聞かされるというのは、納得がいかないという発言もあった。“2日寝ないで今朝5時まで考えての決断”ということだが、誠に残念。派閥内では受け入れがたいとの声もあった」とコメント。今後も会派は存続するというが、関係者の中には「次どうするって、もう崩壊だろう」と話す人いるという。

 村上記者は「5年前に発足し、石破さんを総理にしようという夢を抱き、強い結束力で結成された派閥。周りにいるのは能力の高い方々ばかりだが、干されると分かっていても石破さんの味方をずっとし続けた人たちだ。変わっていると言えば変わっているし、優しいと言えば優しい。だから、石破さんが“責任を取る”と言えば、“そうか”となる。優しく“もう少しやってよ”と慰留する声もあったようだが、“会長の決断だから会長の好きにして下さい”という空気感だ」と説明。

 今後の見通しについては「水月会や理念は残していきたいというのが現時点の方針だが、誰が石破さんの後を継ぐのかは未定だ。カップルで言えば“永すぎた春”のような感じで、いつまで経っても総理になれない、スターになれないということで、“潮時かな”という寂しい雰囲気もある。担当記者としては、ずっと続けて欲しいなという思いはあるが、すでに水面下では他派閥からのヘッドハンティングも始まっているので、いずれ形骸化し、バラバラになってしまう恐れはある」と話した。

 さらに「早くも他の派閥の中での足の引っ張り合いが始まっている。今回の総裁選で菅さんを応援していた人たちは“反石破”で一致団結していた。その仮想敵がいなくなってしまったことで、必ずしも菅さんを推さなくてはならないわけではなくなった。各派閥から“俺が出てもいいだろう”という人たちが出てきて、さながら戦国時代のような形になるのではないか。やはり永田町はドロドロしているし、正しいことを言っているだけでは支持は得られない。人を集めるには、時としてずるい動き方もしていかなければならない。だから“正しいことを言い続ければいずれ仲間は集まるだろう”というまっすぐな石破さんはなかなかそぐわない部分がある。それでも知名度のある方なので、発信を続けていけば、今後も支持の集まる可能性はあると思う」との見方を示した。

 23日21時からの『ABEMA Prime』には、渦中の石破氏が生出演、今の胸中や今後の展望を語る予定だ。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

5514名無しさん:2020/10/23(金) 18:23:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e86688c18867691c8766c2f0a057312214ebf7de
辞任の石破氏は政界全体に視野 菅政権のトゲに
10/23(金) 11:20配信

自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を電撃辞任した。この日、行われた派閥の会合で辞意を表明し、9月の党総裁選で惨敗したことを理由に「責任は私にある」と語った。後任には派閥事務総長の鴨下一郎元環境相を推す方向で調整が進んでいる。26日に召集される臨時国会を目前にした石破氏の辞任を巡り、政界に波紋が広がっている。

   ◇   ◇   ◇

政治ジャーナリスト角谷浩一氏 石破氏の会長辞任について、石破派の議員は「急な発表で驚いた」と話していた。それほどの動きだった。自民党総裁選で敗れたとはいえ、石破氏が示す国家ビジョンは明確だ。今、何をしなければいけないかを分かっている政治家で、当然、自民党内より、政界全体に視野を向けているのは確かだ。先のことについて分からないとしているのも、いろいろな可能性があるということではないか。もちろん1人で行動するのは、現実的ではない。今後政局が起きたり衆院選が迫る中、どんな行動を取るのか。菅政権にとっても1つのトゲになりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb90abaa13a2de6aea24e4155221fdb82606c0a1
石破茂氏が派閥会長辞任 来秋5度目の自民総裁選出馬厳しく…政治アナリスト伊藤惇夫氏解説
10/23(金) 6:00配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会合で、会長を辞任することを表明した。記者団に対し、9月の党総裁選で菅義偉首相に惨敗したことを挙げ「多くの方々の期待に応えられなかった。責任を取る」と説明。派閥は維持する意向を示したが、次期総裁選出馬は厳しいとの見方が強まっている。政治アナリスト・伊藤惇夫氏が背景と今後を解き明かす。

 * * * * *

石破氏は、限界を感じたのではないか。先日の総裁選は最下位。地方に強いといわれていたのに、地方票でも菅氏が上回った。派閥の人数もずっと増えない。今の自民党は総主流派体制で「執行部に逆らい続ける反主流派の石破氏には近寄らない方がいい」という感じになっている。石破氏は、派閥のメンバーが党内で冷遇されているのではと心配していた。「石破」という名前のくびきから、解き放してあげようという思いもあったのではないか。

 石破派は今後、メンバーが無派閥になったり、他の派閥に行き、ばらけていくだろう。維持するのは資金的にも大変で、後継者の名前が直ちに浮かんでくるような派閥ではない。石破氏の次期総裁選出馬も厳しく、推薦人20人を集めるのすら難しい状況になるだろう。

 また、石破氏は前原(誠司元外相、国民民主党)氏と仲がいい。ずいぶん昔だが「一度、前原氏と一緒に政権をつくってみたい」と言っていた。野党に流れるというよりは、前原氏と何らかの形で手を組むことはあるかもしれない。(談)

報知新聞社

5515名無しさん:2020/10/23(金) 18:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b9ad26aca3138fcba7bc3471e0bf78432a66b3
石破氏、総裁選惨敗でけじめ 派内に不満、助言受け入れ 主流派志向に転換・自民
10/23(金) 7:08配信

 自民党の石破茂元幹事長が石破派会長を辞任した。

 先の党総裁選惨敗に不満を強める同派幹部らから、いったん身を引くべきだと諭され、けじめをつけざるを得ないと判断した。今後はこれまでの「党内野党」の立ち位置から、菅政権を支える「主流派」への転換を模索する。ただ、再び総裁候補として「復活」できるかは見通せない。

 「会長を辞したい」。22日昼の派閥臨時総会。石破氏は手元の紙に書かれた文章に目を落とし、自身の決断について淡々と説明した。周辺によると当日の朝5時まで文案を練っていたという。出席者からは「石破氏あっての水月会(石破派)だ」と翻意を求める声も上がったが、石破氏は首を縦に振らなかった。

 総裁選では早くから菅義偉首相優位の流れがつくられ、石破派幹部には出馬見送り論が強かった。しかし、石破氏は「自分が自分でなくなる」と押し切った。結果的に期待していた地方票でも首相に水をあけられ、派内では石破氏への不満が渦巻いた。

 次期総裁選への展望も開けず、変わらず党内で政権批判をして「冷や飯食い」を続けることへの派内の不安は少なくない。「いったん引いてロングスパンで考えた方がいい」。総裁選後、石破氏が同派メンバーから個別に意見を聴取すると、こうした声が上がり、石破氏も耳を傾けざるを得なかった。これを受け、26日召集の臨時国会前に判断すると決めた。

 22日の臨時総会では「菅政権を全力で支える」と政権批判の封印を宣言。TBSのラジオ番組では次期総裁選出馬を目指すかを問われ「菅政権が9月にできたばかりだ。そんなときに私はやりますというのは非常識だ」と言葉を濁した。

 石破派幹部の一人は「このまま続けていたら終わっていた」と語り、石破氏の判断を評価する。今回の決断はあくまで冷却期間であって、総裁選出馬の芽はなお残っているとみている。

 ただ、石破派は石破氏が立ち上げた新興派閥。派内では「本人が会長を退けば、離脱者が出ない方が不自然だ」(関係者)との声も上がる。石破氏の求心力が低下し、派閥維持が困難になる可能性も捨てきれない。

 石破氏の動きは他の総裁候補にも微妙な影響を与えそうだ。再挑戦を目指す岸田文雄前政調会長は記者団に「私自身は次の機会を考えながら努力を続けたい」と言葉少なに語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7798c142e58493a4ae6573291810eac80a99718
「news23」星浩氏、石破茂氏の派閥会長辞任に「菅政権が急失速でもしない限り石破総裁はなくなった」
10/23(金) 5:56配信

 22日放送のTBS系「news23」(月〜木曜・後11時、金曜・後11時半)で、自民党の石破茂元幹事長が自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任したことを報じた。

 石破氏は、22日に行われた石破派の臨時総会で派閥会長を辞任すると表明し、了承された。石破氏は辞任の理由について9月の総裁選で菅義偉首相、岸田文雄前政調会長に敗れた責任を挙げた。「結果は出せなかった。同志の皆さん方にそして、支持してくださった皆さん方に多くの負担をかけた。その責任を取るのが、私の選ぶべき道だ」と語った。

 スタジオでアンカーの星浩氏は、辞任について「派閥は総裁選挙の実動部隊ですから、そのトップが会長をやらないというのは総裁になるのはあきらめたと見られてもしょうがないと思います」と指摘した。

 さらに「菅政権が急失速でもしない限り石破総裁はなくなったとみていいです」とコメントしていた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb418ecbb3ad020ccf998cb8326810eb825d66aa
石破氏、派閥会長辞任へ 総裁選敗北で引責
10/23(金) 3:55配信

自民党の石破元幹事長が、先月の自民党総裁選挙で敗北した責任を取り、自らが率いる派閥の会長を辞任する意向を表明しました。

石破氏は菅政権を支える意向を示しつつ、次の総裁選への立候補については明言を避けました。引き続き派閥にとどまる考えで、後任の会長は今後、派閥の議員が議論して決めるということです。

5516名無しさん:2020/10/23(金) 19:07:16
https://www.asahi.com/articles/ASN2831J1N27UTFK00D.html
竹下派抜き「きな臭い」 参院麻生派の勉強会が延期に
有料会員記事
鬼原民幸
2020年2月8日 9時36分

 参院自民党での存在感を高めようとした麻生派(参院で13人)の議員が、竹下派(同21人)外しをねらう勉強会を呼びかけていたことが分かった。参院自民を主導してきた細田派(同36人)、竹下派、岸田派(同13人)による「3派連合」の一角崩しとみた議員らが、これに反発。勉強会は延期に追い込まれた。

 参院の麻生派幹部は最近、勉強会「参院賢人会」を設立したい意向を細田、岸田両派の幹部に伝えた。「これからの参院を考える」をテーマに、細田派の世耕弘成参院幹事長や岸田派の林芳正元文部科学相らベテランを加え、10日に初会合を開く方向で調整していた。

 ところが、参院自民で幹部人事などを決めてきた3派連合のうち、呼びかけがなかった竹下派内で「露骨な3派連合への反旗」(幹部)との反発が表面化。麻生派幹部は急きょ、竹下派の関口昌一参院議員会長をメンバーに加えて火消しに走ったが、「こんなきな臭い会がうまくいくはずがない」(岸田派幹部)と不信感が広がった。

 関係者によると、混乱の拡大を嫌った世耕、林両氏も消極姿勢を示し会の延期が決定。「事実上の中止」(同)との声も漏れる。

 昨夏の参院選で参院の岸田派は…

https://facta.co.jp/article/202004032.html
2020年4月号 POLITICS

参院自民党が揺れている。2月に起きた「賢人会事件」がきっかけだ。麻生派のベテラン、武見敬三が岸田派の林芳正に声をかけて勉強会を企画した。「参院として存在感を発揮する」と意気込み「参院賢人会」と名付けた。橋本聖子、鶴保庸介ら武見と議員歴が近い議員が名を連ね、初会合の時期まで決まっていた。これに待ったをかけたのが元参院議員会長、竹下派の青木幹雄である。特に気に入らなかったのは、衆院への鞍替えをもくろむ林が勉強会の会長を務めること。「参院愛」の強い青木には承服しかねた。青木の部下で同じ竹下派の参院幹事長代理、石井準一(62)がさらに乗じた。賢人会のメンバーに竹下派が入っていないとみるや、派閥間抗争の舞台に仕立てた。勉強会は武見個人ではなく、麻生派の大家敏志らによる組織的画策と断定。竹下派総会では「麻生派が仕掛け、竹下派主導の参院を変えたい細田・ ………

5517名無しさん:2020/10/23(金) 19:33:23
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190903/k00/00m/010/246000c
麻生派、合流組に手厚く 求心力維持に腐心 自派参院議長の次は…
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月3日 19時27分(最終更新 9月3日 21時54分)

https://mainichi.jp/articles/20190904/ddm/005/010/070000c
麻生派 結束に腐心 内閣改造、合流組を後押し
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月4日 東京朝刊

 麻生太郎副総理兼財務相率いる自民党麻生派(54人)は3日、横浜市内のホテルで研修会を開き、11日の内閣改造・党役員人事に向けた結束を確認した。旧山東派など三つの派閥・グループとの合流から2年余り。麻生氏は今回の人事で、合流組を積極的に後押しすることで、求心力を維持する戦略をとる。

 「内閣や党のさまざまな立場で、みんな活躍している。今後も責任ある立場で安倍政権を支え、日本の更なる発展に貢献してほしい」。麻生氏は研修会での講演で、派閥所属議員に呼びかけた。

 麻生派は2017年、山東昭子参院議長(議長就任に伴い派閥離脱中)率いる山東派と甘利明選対委員長らのグループ、佐藤勉元総務相らのグループと合流。党内で細田派に次ぐ第2派閥に躍進し、現在は河野太郎外相ら各派閥で最多の5閣僚を出す。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200104-OYT1T50191/
参院自民 麻生派が存在感…3派連合と交流 主要ポスト狙う
2020/01/05 05:00
[読者会員限定]

https://mainichi.jp/articles/20160722/k00/00m/010/048000c
参院自民
会長に橋本聖子氏…主要3派閥が支持一致
会員限定有料記事 毎日新聞2016年7月21日 20時41分(最終更新 7月26日 12時12分)

 参院自民党の溝手顕正会長の後任に橋本聖子元副外相(51)=細田派=が選ばれる見通しとなった。参院最大派閥の細田派と、額賀、岸田両派の主要3派が21日、橋本氏の支持で一致した。また、次期参院議長には伊達忠一参院幹事長(77)=同=を充てることで調整している。

 細田派の世耕弘成官房副長官が21日、第2派閥の額賀派、第3派閥の岸田派の幹部とそれぞれ会談して橋本氏の選出に協力を求め、同意を得た。参院幹事長は吉田博美国対委員長=額…

5518名無しさん:2020/10/23(金) 19:35:12
https://mainichi.jp/articles/20200216/k00/00m/010/097000c
うごめく「ポスト安倍」、4氏の課題 自民総裁任期満了まで1年半
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月16日 19時45分(最終更新 2月17日 01時20分)

 安倍晋三首相(65)の自民党総裁任期満了の2021年9月末まで1年半あまり。自民党内で「ポスト安倍」に向けたうごめきが表面化してきた。「次期総裁」を目指す4人の動きを追った。

 「有意義だったよ」。自民党の岸田文雄政調会長(62)は13日夜、自身が率いる岸田派(46人)の名誉会長・古賀誠元党幹事長と東京都内の日本料理店で会食した後、待ち受けた報道陣に笑顔を見せた。

 安倍首相の「意中の人」とされる岸田氏。懸案の一つは、「後ろ盾」のはずの古賀氏が昨春以降、「ポスト安倍」に菅義偉官房長官(71)を推す発言を繰り返していたことだった。だが、古賀氏は今年1月、岸田氏支援を表明した。13日夜の会食の同席者は、昨年12月に死去した望月義夫事務総長の後任の根本匠前厚生労働相。根本氏の事務総長就任を機に3人で会食した形だ。ひれ酒を酌み交わしながら、ポスト安倍に向けて「腹合わせ」を図った。

 岸田氏の基本戦略はまず、首相との関係を良好に保ちつつ、首相の出身派閥で党内最大の細田派(97人)の支持を取り付けることだ。それと共に、麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(54人)にも支持を広げ、岸田派との「3派連合」で総裁選に臨む。計197人に漏れがなければ、党所属国会議員397人のほぼ半数にのぼる。

 その前提は岸田派の結束で、それには古賀氏との一体感醸成は必要条件だっただけに、派内にも安堵(あんど)感が広がった。

 ただ、岸田氏自身の課題は残る。今年のテーマは「発信と露出」(岸田氏側近)。発信力強化と知名度アップを図るが、党内他派からは「世の中に刺さることをアピールするでもなく、何をしたいのか分からない」との声が根強い。古賀氏も支援表明の際に「何のために総理を目指すかさえ発信してくれれば」と注文を付けた。

 岸田氏は課題克服に向け「政権構想」を打ち出し始めている。「分断から協調へ」「中間層への分配」などをキーワードに、今春にも自身の政策などをまとめた本も出版し、「要請」に応えていく考えだ。具体性やインパクトをどこまで打ち出せるかが焦点となる。【飼手勇介】

 「不適切と思われる点を素直に丁寧に謝れば、ここまで批判は拡大しなかったのではないか」。石破茂元幹事長(63)は7日発売の月刊誌上で「桜を見る会」を巡る首相の対応に苦言を呈した。「安倍1強」の党内では、主流派を中心に「後ろから弾を撃つ」行為だとにらまれ、党内での孤立感は強い。しかし首相の対極にいることによる期待感は、長期政権への飽きや不満を抱く自民党支持層を中心に膨らんでいる。

 1月の毎日新聞の全国世論調査では、「次の首相」にふさわしい人は石破氏が19%でトップ。石破派(19人)の中堅は「次期衆院選では『石破氏と一緒に自民党を立て直す』と言えば大丈夫だ」と強調する。

 ただ、ここに来て足元が揺らいでいる。次期衆院選に向け、石破派所属の後藤田正純・元副内閣相の地盤の衆院徳島1区から、同じく石破派の福山守・元環境政務官(比例四国ブロ…

https://mainichi.jp/articles/20200217/ddm/003/010/144000c
「ポスト安倍」うごめく
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月17日 東京朝刊

 安倍晋三首相(65)の自民党総裁任期満了の2021年9月末まで1年半あまり。自民党内で「ポスト安倍」に向けたうごめきが表面化してきた。「次期総裁」を目指す4人の動きを追った。

 「有意義だったよ」。自民党の岸田文雄政調会長(62)は13日夜、自身が率いる岸田派(46人)の名誉会長・古賀誠元党幹事長と東京都内の日本料理店で会食した後、待ち受けた報道陣に笑顔を見せた。

 安倍首相の「意中の人」とされる岸田氏。懸案の一つは、「後ろ盾」のはずの古賀氏が昨春以降、「ポスト安倍」に菅義偉官房長官(71)を推す発言を繰り返していたことだった。だが、古賀氏は今年1月、岸田氏支援を表明した。13日夜の会食の同席者は、昨年12月に死去した望月義夫事務総長の後任の根本匠前厚生労働相。根本氏の事務総長就任を機に3人で会食した形だ。ひれ酒を酌み交わしながら、ポスト安倍に向けて「腹合わ…

5519名無しさん:2020/10/23(金) 21:15:05
https://www.sankei.com/premium/news/150824/prm1508240006-n1.html
2015.9.4 11:45
【夜の政論】
脇雅史・前自民党参院幹事長が檄白 「参院自民党は死んだ!」 

 自民党の迷走が目立った参院の「一票の格差」是正をめぐる選挙制度改革。自民党会派を離脱して改正公職選挙法に反対した脇雅史前参院幹事長は、終始自己保身が目立った古巣を「参院自民党は死んだ」と痛烈に批判。最高裁判決を軽く見る参院執行部を「法の支配でなく『阿呆の支配』」とも皮肉る。参院自民党が3大派閥の重鎮に支配される構図など、来年の政界引退を控えた立場ならではの激辛トークを炸裂(さくれつ)させた。

 「せっかくだからおいしいものを食べようよ」という吹っ切れたような誘いに乗り、待ち合わせたのは東京・赤坂の「神戸牛懐石511」。「511」は、最高級のA5級牛肉のうち、さらに12段階に分かれるカテゴリーの上から2番目・「11」ランクの牛肉を使う意味という。

 料理は総料理長自ら競り落とした牛を使い、旬の野菜とアレンジさせる本格派。脇さんは党参院国対委員長時代、店に同僚議員を招き、衆参勢力の異なる「ねじれ国会」の戦術を練っていたという。

 早速前菜の「神戸牛と無花果(いちじく)のごまかけ」が登場した。軽くあぶった牛肉を、果実感たっぷりの蒸した無花果とあえてある。夏を感じるさっぱりした食感が楽しい。

 平成24年の最高裁大法廷判決では、22年参院選を「違憲状態」と断じ、立法府に対し、現行の都道府県単位の選挙区にこだわらない抜本改革を求めた。脇さんはこれを受け、各党による参院選挙制度協議会の座長として、最終的に10選挙区を5合区する改革案をまとめたが、身内であるはずの溝手顕正自民党参院議員会長が受け入れを拒否。脇さんは座長どころか参院幹事長職までも更迭された。

 脇さんが、やけにニコニコ顔で語り出す。

 「周囲からは『そんなに突っ張らないでもいいじゃないか』とも言われましたが、自分の信条に照らして変なら変だと言うしかない。今思えば、溝手さんは最初から抜本改革をする気がなかったのですよ。野党が受け入れない合区抜きの『6増6減』案を掲げ、ひたすら時間切れを狙い逃げ切ろうとしました。溝手さんは最終的に、維新の党など野党4党がまとめた隣接4選挙区2合区を含む「10増10減案」を丸のみしましたが、自民党自らが議論に耐えうる案を検討した形跡はありません。無責任の極みですよ」

5520名無しさん:2020/10/23(金) 21:15:30
>>5519

 合区には、自民党内から「地方の声が届かなくなる」と反発もおきた。

 「私も都道府県単位の選挙区は大事だと思っていますよ。でも最高裁が明確に違憲判決を出し、抜本改革を求めたのなら、立法府は有無をいわず改革しなければならないのですよ。憲法は三権分立を規定し、国会議員は憲法順守義務があるのですから。立法府が『最高裁は間違っている』と言うのなら『小島よしお』になってしまう」

 お笑い芸人の小島よしおの十八番(おはこ)は「そんなの関係ねえ」だ。

 「自民党は安全保障関連法案に関し、集団的自衛権を容認する根拠として、昭和34年の最高裁判決(砂川事件判決)をあげている。安保法制では最高裁判決を重視し、参院の選挙制度では軽視する。そんな理屈が通りますか。平成24年に成立した改正公選法の付則には『3年以内に参院の選挙制度を抜本改革する』とも書いてあります。同法を作った当事者の自民党が、守らないなんて…」

 ただ今回、自民党は最終的に、2合区を含む「10増10減」案を成立させた。最低限ですが最高裁の求めに応えたのでは。

 「新しい制度には『合理性』が必要なんです。私の座長案は、日本の総人口を改選定数で割った『標準数』を基準に、各選挙区の人口が標準数の2分の1を下回ったら合区と定義しました。しかし、今回の「10増10減」案をみると、人口約78万人の徳島県は合区となりましたが、約80万人の福井県は単一選挙区が許されました。そこに明確な合理性はない。最高裁でこんな理屈が通るかね」

 脇さんは、今回の「10増10減」案について、別の問題点も指摘する。

 「今回の改正公選法の付則には、31年の次々回参院選までに『選挙制度の抜本的見直しについて引き続き検討し、必ず結論を得る』と明記されました。これは罪が重い。事実上、今回は抜本改革でないと認めたんですよ。前回の改正公選法でも同じ文言が入っていた。しかも『必ず』と書くなんて…。道路交通法に『必ず速度制限を守ること』なんて書きますか。法律はそれだけで『必ず』なんですよ。自分たちがいかに法律を無視しているかが透けてみえます」

 食卓に、鱧(はも)の真丈蒸しを泳がせた吸い物が登場した。丁寧にダシを取った上品なすまし汁が、口元に小休止を与える。

5521名無しさん:2020/10/23(金) 21:16:08
>>5520

 脇さんが最も批判するのは、溝手さんが公の場で「(新制度を)できるだけ仲間が生き延びるようにするのも私の責任と思った」と言及したことだという。

 「胴元がこれを言っちゃ終わり。執行部は本来、定数削減となる対象者に『甘えるな』と突き放すべきであり、最高裁の要請をねじ曲げても『俺たちが助ける』と言うなんて本末転倒です。民間企業なら、自分が入社した企業が倒産することもあるでしょう。参院議員だって、選挙制度改革をめぐり厳しい判決が続出しているのは、出馬前から分かっているはずです」

 「溝手さんは参院自民党の議員総会で、制度改革をめぐる私の質問に『自民党にとっていい案は何かを考えている』と答えました。自分たちに都合のいい制度にしようなんていう精神が、そもそも病んでいるんですよ。安倍晋三首相は安保法案の審議で、憲法学者より最高裁判決を尊重する趣旨で『法の支配』の重要性を説きましたが、参院の選挙制度改革は関係ないんでしょうか。まるで『阿呆の支配』ですよ」

 参院自民党で、脇さん以外に執行部をいさめる議員はいなかったのですか。

 「個々の議員は結局黙るんですよ。『都道府県単位を残し、地方の声を重視しろ』という抗弁も、自分や仲間の保身が核心にあることを明け透けに聞きます。だから、この人たちと一緒に仕事をする気持ちは消えました。向こうは追い出したつもりかもしれないけど、私は参院自民党を見放したのですよ」

 脇さんは、今の自民党が野党転落時代の苦難を忘れていると警鐘も鳴らす。

 「来年夏の参院選では1人区が勝敗を分けますが、優劣は一瞬でひっくりかえります。合区を極力減らし、自民党に都合のいい選挙制度を作ったように自負しているでしょうが、野党から『保身優先のご都合主義』との批判を浴びれば、自民党全体の敗北につながるということが分からないのですかね。特に新人議員は下野した苦しみが分からないからおごっているのではないでしょうか」

5522名無しさん:2020/10/23(金) 21:16:23
>>5521

 メーンの「神戸牛窯焼きステーキ」が登場した。店自慢のサーロインを、特製のレンガ窯で炭火焼きした逸品だ。とろけるような舌触りが素晴らしい。

 脇さんの自民党批判は筋が通っている。でも、脇さんも昨年までは参院自民党の幹部でしたよね。自民党に愛着はないんですか。

 「政党で一番まっとうなのが自民党だと思っていましたが、最近はまっとうでない判断が多い。私も自民党員としてまっとうな方向に導くのが務めだとは思う。だからこそ、私は参院の自民党会派を離れたんです。目を覚ませ、自民党!と。見過ごせない事態に黙っている方が不誠実ですよ。逆に私が間違っているのなら、自民党はワガママな私を除名すべきです。自ら作った法律を破り、最高裁の判断に従わなくてもいいとの判断を優先させて」

 愚問かもしれませんが、脇さんにとって「自民党」とは一体なんですか。

 「自民党とは、特定のイデオロギーじゃないんですよ。国家国民のために何が必要か、国民政党として考えるのが自民党。だから、国会の80%は自民党議員でいいとすら思う。日本人の6〜7割は、国家国民にとって大切なことは何か、ほぼ同じ意見だと思いますよ。それを代表する政党であるべきだ。色々な価値観の相違は、党内の派閥が抗争して『疑似政権交代』をして乗り越えればいい。だからこそ党内で、微妙な問題でも自由に発言できる環境が必要なのです」

 脇さんが、〆の島原手延べうどんをすすりながら続ける。

 「自民党の強みは、党内でみんなが自由に価値観を戦わせ、その中で説得力のある意見が残って政策が練り上がる。この過程に国民が信頼感を寄せるのです。私は今回モノをいい、結局認められず、出ていくことになった。政策は党が決めるが、議員個人の考えは『政見』として尊重すべき。『ガス抜き』のように批判を扱うのでなく、もっと幅広い声を集めて意見集約に力を注ぐべきでなかったのか。その意味でいえば、ろくに政策論を戦わせられず、自身の生死ばかりこだわる小さな議員が増えましたね。いくら選挙制度をいじっても、政党が骨太の候補者を供給できないようなら政治は先細ります」

 ここまで一気に話し終えた後、脇さんは「ただね…」と赤ワインのグラスを転がしながら語り出した。

 「ある意味、私の未熟なところかもしませんね」

 脇さんが少し遠くを見つめる。

 「政治家人生を振り返っても、実は多数を集めて突っ込んでいくという手法はあまり取っていないんです。その代わり、論理的、法的、慣習的に守るべきものはこれだと確信が持てたときは突っ走る。だからこそ、国対委員長として少数野党も大切にしてきたつもりです。数が多いから正しいとは限らないでしょ」

 最近は、脇さんのような骨のある政治家が減りましたね。

 「全体的に政治家の質が落ちていると思う。それに釣られて官僚の質も落ちる。自分より国家国民のためになればいいというのが政治家じゃないかね。今は逆に自分の身だけを考えて黙っている。だから参院自民党は死んだのだ」

5523名無しさん:2020/10/23(金) 21:16:33
>>5522

 脇さんは最後に、長年参院自民党を牛耳ってきた「3派連合」の弊害を語り出した。3派とは、最大派閥の参院細田派、脇さんも所属した同額賀派、第3派閥の同岸田派のことだ。

 「『AMK』って知っていますか。Aは額賀派(平成研究会)の青木幹雄元参院議員会長、Mは細田派(清和政策研究会)会長だった森喜朗元首相、Kは岸田派(宏池会)名誉会長の古賀誠元幹事長です。参院には、この3人を後ろ盾に3派の言うことを聞いていればいいという風潮が根強い。AMKも、いまだに色々な情報が集まるので面白く、現役に口出しを止めません。この悪循環は断ち切った方がいいよ。現役も、ご意見お伺いはもう止めた方がいい」

 脇さんは2次会として、いきつけの四谷のカラオケスナックにも案内してくれた。カウンター1つとママさん1人の店で、脇さんは今井美樹を3曲も熱唱。その背中を見ていたら、ふと小泉純一郎元首相が、「小泉チルドレン」に語った言葉を思い出した。

 「政治家は常に使い捨てにされることを覚悟しないといけない。甘えるな。使い捨てが嫌なら国会議員にならない方がいい」

 脇さんの生き方は、永田町の論理からいえば不器用な部類だろう。だが、自己保身ばかりの政党には、手痛いしっぺ返しが待っているはずだ。脇さんは正しかったのか。答えは来年夏の参院選で明らかになる。

 ◇

 【神戸牛懐石511】東京都港区赤坂4の3の28。ディアプラザ赤坂B1F。電話03・6685・0511。営業時間はランチが午前11時半から午後2時半まで。ディナーは午後6時から午後11時まで。日祝日休。

5524名無しさん:2020/10/23(金) 21:19:58
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21251/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(1)
週刊実話2019年12月31日 15:00

「必ずや私の手で憲法改正を成し遂げていきたい」

 臨時国会最終日の12月9日、官邸での記者会見で安倍首相は改めて改憲実現に語気を強めた。

 自民党総裁任期が残り2年を切った安倍首相が、何としても実現させたいと思っているのは改憲実現であるのは間違いない。

 しかし、総裁任期は2021年9月まで。これまで通りなら国会はあと3回しかない。「憲法改正には最低でも2国会はかけるべきだ」(山口那津男・公明党代表)とすれば、先の臨時国会で改憲論議促進の前提としていた改正国民投票法を通せなかったのは致命的汚点だった。
「もう首相自身も残り任期中に改憲ができるとは本気で思っていない」

 首相出身派閥である自民党細田派幹部はこう話す。では、首相はどうするのか。
「もう1度衆院解散し、総裁連続4選に道筋を付け、自らの手で改憲を実現させるか、任期途中で退陣し、信頼できるポスト安倍に改憲を託すかのどちらかだ」

 先の幹部はそう読む。だとすれば、その決断をどの時期に行うのかが最大の焦点となる。
「即位に関わる儀式をつつがなく行う大きな責任を負っている」

 首相は先の記者会見でこう述べた。秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』が4月に行われる。発言は、それまでは解散するつもりはないと受け止められた。

 もちろん、立皇嗣の礼が終わったタイミングで抜き打ち解散に打って出る可能性は否定できないが、東京五輪を前にしての解散は考えにくい。「勝負所を五輪後の秋に定めた」。永田町では与野党を問わず、この日程が一番高くなったとみている。

 勝負の秋をにらみ、安倍首相はどう出るのか。やはり4選を選択肢として残しているのは間違いなさそうだ。首相は「考えていない」と否定しながら、菅義偉官房長官には「解散するなら4選だよね」と話すなど意欲を隠さないという。

 臨時国会で立憲民主党など野党から『桜を見る会』問題で徹底追及を受けると、50%を超えていたマスコミ各社の内閣支持率が軒並み40%台に急落、一部は不支持率が逆転した。それでも4選を見据える気持ちに変化はないという。

 全国紙政治部デスクの話。
「在任日数が憲政史上最長となり、政治家としての集大成に入った安倍首相は、改憲の必要性を徹底的に訴え、野党が強く反発するように仕向けていくでしょう。五輪後には争点が鮮明になるよう仕掛けるはずです」

 首相は改憲解散を視野に、年明けから布石を打ってくるというのだ。

 年頭の記者会見や通常国会の施政方針演説、さらには3月の自民党大会で安倍首相は改憲を強く打ち出し、これまで以上に踏み込もうとするのではないかという。「野党が強く反発すれば、首相は『しめた』と思うのではないでしょうか」(同)と予測する。

 憲法9条改正を掲げる首相にとって追い風もある。日米関係筋によると、米国と北朝鮮による非核化交渉の決裂で、1月以降、米朝間の緊張が激化。北朝鮮が核実験と長距離ミサイル発射実験を再開する可能性が高いとして、日米防衛当局は警戒態勢を強めているのだ。
「金正恩朝鮮労働党委員長は、1月中にも長距離ミサイルを発射する可能性があるが、トランプ米大統領は絶対に許さない。発射すれば、米軍による限定的な武力行使もあり得る」

 防衛分野に詳しい日本政府関係者は警戒する。
 もちろん、金委員長も米国との戦争は望んでいない。先の関係者は「日米で連携して事態の収拾を図るのではないか」と読む。その時期は「6月」と見る。北朝鮮が東京五輪参加を大義名分に融和姿勢に転換。米朝に続き、日朝首脳会談もありうるという。(明日に続く)

5525名無しさん:2020/10/23(金) 21:21:17
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21252/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(2)
週刊実話2020年1月1日 15:00

 岸田支援の「細田&麻生」派

 さらに、経済分野でも安倍首相に追い風が吹く。政府内に’20年は東証平均株価がバブル崩壊後の最高値2万4270円を大きく超え「3万円に近づく」との見方が浮上しているのだ。

 米中貿易摩擦は中国による譲歩で世界経済の悪化懸念が後退。11月の米大統領選に向け、トランプ政権が政策総動員で株高を演出するのは間違いない。

 安倍政権は消費税を10%に引き上げたが、大型経済対策とポイント還元策で消費の冷え込みを回避。東京五輪の経済波及効果も大きく「秋には3万円に乗せる」と睨んでいる。

 改憲で対立軸をつくり、北朝鮮情勢と株価上昇、五輪成功の3点セットで内閣支持率を60%台に乗せ、衆院解散に踏み切れば、安倍首相が7度、国政選挙に勝利する道が開ける。4選の流れも確実になり、’24年9月までの任期と改憲が現実のものとなる。

 もちろん、この政権運営が裏目に出る可能性も十分ある。政界は両刃の剣だ。

 米中両国は関税を巡る「第1段階の合意」に至ったものの、あくまでも限定的な合意にすぎず、先送りされた問題を巡り、両国間の対立は深刻化。日本経済は、消費税増税の影響が想定より深刻となり、マイナス成長に逆戻りし、アベノミクスは完全に行き詰まる――。こんな展開もないわけではない。

 野党による『桜を見る会』問題の追及と世論の批判の高まりにより、政権運営が行き詰まり、首相の求心力低下が顕著になれば、自民党内で「五輪花道論」が強まるのは必至だ。

 そこまで急速に政権維持が困難になる流れは考えにくいとしても、首相の脳裏には4選に加えて、自力での改憲はもはや困難だと判断した時の禅譲も選択肢にある。その場合の後継者が自民党の岸田文雄政調会長であるのは間違いない。

 首相は先の臨時国会真っ最中の11月、急きょ行った官邸記者クラブの各社キャップとの懇親会で「岸田さんには本当に頑張って欲しいと思っているんだよね」と心情を吐露した。

 首相と岸田氏は当選同期で、選挙区が隣県ということもあり、初当選の頃からウマが合った。それだけで首相は岸田氏をポスト安倍の1番手と見定めて、外相、政調会長と、常に陽の当たるポストをあてがってきた。

 しかし、「次の首相候補」の調査で岸田氏の数字は1〜5%程度と低迷。選挙の顔としての知名度や人気も上がらないことが難点だった。自民党関係者によると、首相は’19年の通常国会閉幕後、岸田氏と会食し「後継1番手」に考えていることを伝えた。その際、首相が岸田氏を後押しする条件として、改憲への全面協力と、岸田派内で力を握る古賀誠元幹事長との関係を見直すことを条件に挙げた。

 岸田氏は古賀氏との関係見直しには即答しなかったが、憲法改正への協力は約束したという。首相は退陣する場合、細田派と麻生派、岸田派の3派で岸田氏を支援し、他のポスト安倍候補を圧倒する戦略を描いているとされる。(明日に続く)

5526名無しさん:2020/10/23(金) 21:23:10
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21253/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(3)
週刊実話2020年1月2日 15:00

 安倍首相の石破氏封じ込め

 一方で、麻生氏は古賀氏と犬猿の仲で、古賀氏と結ぶ岸田氏は推しにくい。麻生氏も以前から岸田氏に「古賀と手を切れば、麻生派は岸田派と一緒になり、盛り立てていける」と話し、決断を促してきた。

 岸田氏が古賀氏と決別すれば、古賀氏に近い中堅・若手10人程度が離れる可能性はある。しかし、石原伸晃・元経済再生相の石原派、茂木敏充外相や加藤勝信厚生労働相ら竹下派の一部が3派連合に加わるとみられ、全体の人数はさらに増す。

 ここまでくれば、あとは岸田氏が自民党総裁選と次期衆院選を勝ち抜くのに最も有利な流れと構図を作ればいい。安倍首相にとって、衆院で改憲勢力が全議席の3分の2を維持するには、ここが最も重要なポイントとなる。

 首相に抜かりはない。別の全国紙政治部デスクが語る。
「首相が岸田氏への禅譲を決めれば、任期満了を待たずに退陣するでしょう。タイミングは五輪後の9月です。突然の辞任に伴う総裁選は党員投票を行う必要はなく、国会議員だけで次期総裁を選出できます。多数派工作で岸田氏を勝たせた上で、岸田新首相に余勢を駆って解散させる。そうすれば、自民党が勝利する可能性は十分にあります」

 首相が電撃辞任を目論むのは、’12年、’18年の総裁選で多くの党員票を獲得した石破茂元幹事長の封じ込めだ。虎視眈々と総裁の座を狙っているとされる菅氏を抑え込む手段にもなる。

 菅氏は官房長官として新元号「令和」を発表し、一躍「令和おじさん」として知名度が上がった。側近の菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相が自らの不祥事で辞任し、厳しい立場に追い込まれたが、次期首相候補としての世論の支持は岸田氏よりなお高い。

 任期満了に伴う総裁選となり、菅氏も出馬すれば、岸田氏が最下位になる可能性は否定できない。それは安倍首相が退陣後の影響力とキングメーカーとしての地位を失うことを意味する。そうした事態を防ぐには、国会議員投票だけによる総裁選にすればいい。

 こうした安倍首相に対し、石破氏や菅氏をはじめ、二階俊博幹事長ら実力者はどう動こうとしているのか。菅氏がポスト安倍の座をうかがっていることは、先ほど述べた。

 自民党内では無派閥を中心に菅氏を支援するグループが複数あり、総数は「100人くらいではないか」(菅系中堅)といわれる。

 菅氏は政府内で、訪日観光客や外国人労働者の受け入れ、第5世代移動通信システム(5G)の確立や統合型リゾート(IR)の実現などを推進。沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設など、安全保障分野にも目を配っている。

 こうした重要案件を推し進め、政策能力をアピールする一方、自身の政治的影響力を高めるために二階氏と連携。古賀氏にも接近するなど、多数派形成に余念がない。「安倍・麻生・岸田」連合に対して「菅・二階・古賀」ラインが立ち上がってきている状況で、「菅氏の心一つでポスト安倍の有力候補に浮上する」(自民党関係者)のは間違いないだろう。

 ただ、菅氏の弱点は71歳という年齢と、官房長官として「情報隠し」や「忖度政治」など、安倍政権の「負のイメージ」を背負っていることだ。記者会見の応答ぶりから、国会での答弁能力を疑問視する声も少なくなく、菅氏自身も自覚しているとされる。

 ここにきて浮上してきたのが、菅、二階両氏と石破氏による密約説だ。内情に詳しい自民党関係者によると、参院選後に幹事長留任が決まった二階氏が10月3日に石破氏と会食。日本を覆う閉塞感の打破が必要との認識で一致した。(明日に続く)

5527名無しさん:2020/10/23(金) 21:24:49
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21254/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(4)
週刊実話2020年1月3日 15:00

 野党合流ドタバタ“舞台裏”

 二階氏はさらに、石破派幹部の鴨下一郎・自民党東京都連会長と、7月の都知事選に向けた連携を確認。菅氏も石破氏側近の平将明内閣府副大臣を重用し、石破氏に秋波を送ってみせた。これらの対応から何が読み取れるのか。

 先の自民党関係者は「総裁選になれば、石破氏の出馬を妨げないということだ。それは公正な総裁選を実施することにつながる。党員投票を実施すると『阿吽の呼吸』で伝えているのではないか」と読む。「菅氏も出馬して決戦投票になった場合、下位の候補が決戦に残った候補に入れる」。こうした内容で気脈を通じている可能性もあるという。

 党員投票では石破氏の1位が見込まれるため、決選投票では菅氏陣営が石破氏に投票することになる。すなわち密約とは「石破政権を誕生させる」内容だということになる。

 石破氏は、菅氏が官房長官として進めてきた政策を継承し、経済政策として成長戦略を組み直す「イシバミクス」を、安全保障政策としては自主防衛に軸足を置く「石破ドクトリン」を推進する。衆院選では「新生日本」をアピールし、圧勝を目指す――。

 安倍首相が憲法改正のために4選を目指すのか。それとも岸田氏が改憲のバトンを引き継ぐのか。あるいは石破氏が「刷新」を掲げて政権を奪取するのか。1月以降、水面下の攻防が激しさを増すのは確実だ。

 では、野党陣営はどう動くのか。

 いま進行中なのは立憲民主党と国民民主党を核とする野党合流構想だ。立民の枝野幸男代表が12月6日、統一会派を組む社民党、無所属議員のグループに「共に戦ってほしい」と合流を呼び掛けた。実現すれば、衆院で120人、参院で60人、合わせて180人の野党第1党が誕生する。

 しかし、合流と言えば聞こえはいいが、枝野氏が想定するのは、立民の政策を全面的に受け入れての事実上の吸収合併だ。国民の玉木雄一郎代表が求める政策や政党名、人事などを巡る「対等な立場」での協議は念頭にない。

 民主党が民進党になり、2年前の衆院選直前に小池百合子東京都知事が率いる希望の党に突然合流。「排除」された議員を救うべく、枝野氏が立ち上げたのが立民だ。その立民は選挙で躍進。惨敗した希望は国民に衣替えし、小沢一郎氏の自由党を加えて今に至る。こうした離合集散の繰り返しに、国民幹部は「何の大義もない」と吐き捨てる。

 何より我慢ならないのは「立民の狙いが国民のカネと組織の吸収にある」(国民幹部)こと。旧民進党がプールした政治資金は国民が継承。多くの地方議員も国民の傘下にある。民間労組が支援するのは国民だ。

 先の幹部によると「衆院選が近いかもしれないのに、立民はカネと手足がなく、幹部は焦っている。でも、国民と合流すれば自由に使えるようになる」というわけだ。国民は政党支持率が1%前後で低迷し、このままでは消滅の道を歩みかねないのも事実。永田町では、憲法や安全保障、原発といった基本政策の違いには目をつぶり、合流することになるとの見方が大半だ。

 全国紙野党担当記者は「国民の民間労組系や参院の一部など、衆参で10人ずつ、計20人くらいは残るかもしれないが、3月までに衆院で100人を超える政党が立ち上がるのではないか」と予測する。「選挙目当ての野合で顔ぶれも同じ」(自民党幹部)との批判はあるが、立民幹部は「100人いれば政権交代を賭けた戦いに挑める」と意気込む。
 論語の「民信無くば立たず」は古来から政治の要諦だ。有権者の信頼をどこまで勝ち取ることができるか、この一点にかかっているのは間違いない。

5528名無しさん:2020/10/23(金) 21:25:33
https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_677364/
石破茂氏よどこへ行く…悲愴の派閥会長辞任から立て直せるのか
日刊ゲンダイDIGITAL2020年10月23日 13:30

 臨時国会の召集を来週に控え、永田町の動きが慌ただしい。強制わいせつ問題で立憲民主党を離党した無所属の初鹿明博衆院議員が“ケジメ”の辞職。元秘書への暴行罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆院議員は離党。そして、4度目の挑戦となった先月の総裁選で惨敗した石破茂元幹事長が自派閥の会長を辞任した。

「2日間、寝ないで考えた」という石破氏は22日、派閥の所属議員を集めた臨時総会で辞任を正式表明。報道陣には「総裁選に4回立候補し、直近2回は石破派を中心に支援してくれる皆さんとともに戦ったが、期待に応えることができなかった。責任をとることが私のとるべき道だと考えた」と悲愴感を漂わせ、来年の総裁選への対応には言及しなかった。

 約8年ものアベ支配でイエスマン集団と化した党内は、石破氏の決断に冷ややかだ。

「総裁候補でなくなれば、メディアも石破さんを取り上げなくなる。そうなればアッという間に過去の人。本人が冗談めかして言ったことがあったけど、地元の鳥取で知事にでもなるつもりなのか」(自民党関係者)

 菅政権発足後も石破派の冷遇は続く。待機組は閣僚に起用されず、菅首相と当選同期の田村厚労相が再入閣。終わりの見えない冷や飯食いに、さすがの石破も精根尽き果ててしまったのか。「石破茂の『頭の中』」の著書がある政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「総裁選の結果に、石破さんがこれまで以上にショックを受けたのは間違いない。得意ではない人付き合いを広げ、党内の支持を広げようと努力していたし、世論の期待は高いのに派閥の論理で負けてしまう。ですが、会長辞任はしっかりと充電し、態勢を立て直すためとみています。生々しい権力闘争から距離を置き、少し自由の身になっていろいろな人に会い、勉強を重ねる。1年後に石破さんを取り巻く環境はガラッと変わっているかもしれません」

 尺蠖の屈めるは伸びんがため――。そんな心境なのかもしれない。

5529名無しさん:2020/10/23(金) 23:28:36
https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/politics/news/190729/plt19072922360029-s1.html
参院自民、焦点の幹事長の空席続く 会長は関口氏就任
2019.7.29

 「私の姿勢は『謙虚に丁寧に』。橋本聖子前会長、吉田前幹事長が参院の位置づけ(の確立)のために頑張っていただいた流れを継続する」

 関口氏は特別総会のあいさつで吉田氏の口癖を引用してこう述べ、路線継承を宣言した。

 実力者だった吉田氏は「衆院の補完勢力」とも言われた参院の発言力を高め、衆院や首相官邸にモノが言える存在にすることを目指した。実際、重要法案の審議には衆院と同程度かそれ以上の時間をかけ、衆院側が反対した国会会期の長期延長を安倍晋三首相にのませることもあった。

 参院選後に吉田氏が参院会長に昇格し、引き続き参院を取り仕切るのが既定路線とみられていたが、吉田氏は引退を決断した。次のかじ取り役に推したのは最大派閥・細田派(清和政策研究会)の世耕弘成経済産業相で、その意向は首相にも伝えていた。

 参院自民はこれまで細田、竹下、岸田(宏池会)の主要3派が主導。世耕氏は近年、細田派を代表して、吉田氏、岸田派の林芳正前文部科学相と会食を重ねて気脈を通じてきた。首相とのパイプも太い。

 主要3派は参院選前、選挙後の新体制について、岸田派の金子原二郎予算委員長を参院会長に擁立し、世耕氏が幹事長に就く方向で固まりつつあった。しかし、「関口会長」が急転直下決まった。背景には、引退後の今も参院に影響力を持つ竹下派の青木幹雄元参院議員会長の意向がある。

 青木氏と師弟関係にある吉田氏の引退後も同派の影響力を維持する狙いがあるとみられ、23日午前に吉田氏の入院先に関口氏、石井準一参院筆頭副幹事長ら同派幹部が集まり、この方針を確認した。参院選で4人の現職が落選した岸田派の林氏も方針転換に抵抗せず、了承した。

 これに伴い参院幹事長の人事も流動的だ。世耕氏は就任にあまり積極的ではない。政府が韓国への半導体材料の輸出管理強化に踏み切り、担当閣僚としての重要性も増している。「合区」解消など重い課題も抱える中での新布陣は、9月中旬に予定されている内閣改造での世耕氏の処遇次第の側面が強い。(田中一世)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200916/k10012620581000.html
自民党 世耕参院幹事長の再任を了承
2020年9月16日 12時08分

参議院自民党は、特別総会を開き、世耕参議院幹事長の再任を了承しました。

参議院自民党は16日午前、特別総会を開き、関口参議院議員会長が世耕参議院幹事長を再任することを提案し、了承しました。

そして、政策審議会長をはじめ、そのほかの参議院自民党の執行部人事については、関口氏と世耕氏に一任されました。

このあと世耕氏は、「いよいよ菅新政権が発足する。参議院自民党として結束して、しっかりと政権を支えていく。新政権に対し、時には申し上げるべきことを申し上げていく姿勢で臨んでいきたい」と述べました。

5530名無しさん:2020/10/23(金) 23:28:47
https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/politics/news/200217/plt20021716280016-s1.html
参院自民の構図に異変 存在感増す麻生派、警戒も
2020.2.17

 参院自民党の構図に異変が起きている。参院の人事や意思決定を主導してきた細田派(清和政策研究会)、竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の主要3派に加え、麻生派(志公会)の存在感が増してきたことが背景にある。主要ポストに所属議員を送り込み、着々と地歩を固めようとする麻生派に一部から警戒する声も上がる。

 「通常国会を始めるにあたり、いろいろな課題が噴出してきた。国民への説明責任を果たし、重要法案、予算審議を着実に進めなければならない」

 1月20日の通常国会召集日に都内で開かれた参院の麻生派議員でつくる「上公会」の会合で、会長の武見敬三氏はこう呼びかけた。

 参院自民は衆院と一線を画し、主要3派が合議で運営する体制が定着、時の首相も配慮してきた。実力者だった竹下派の吉田博美氏(故人)の参院幹事長時代は世耕弘成(ひろしげ)(細田派)、林芳正(岸田派)両氏と3人で定期的に会食を重ね、参院の運営を相談してきた。

 しかし、吉田氏が引退した昨年7月の参院選で岸田派が議席を減らし、主要3派ではない麻生派と所属議員数が13人と並んだ。麻生派は山東昭子氏が議長に選出され、派閥を離脱したため、所属人数を減らしたが、参院内での影響力を着実に拡大している。

 主要3派のバランスにも変化がみられる。

 昨年9月には吉田氏の後継の参院幹事長に世耕氏が就任。参院議員会長には竹下派の関口昌一氏が就いたが、幹事長代行、国対委員長は細田派が占めた。ベテラン議員からは「細田派が3派の中心だと示したいのだろう」といぶかしむ声もある。

 そうした中、武見氏が同じ平成7年初当選の林氏らに声をかけ、今後の参院のあり方について考える勉強会の設立に向け動いた。世耕氏らを顧問に招いて今月10日の初会合を目指したが、予定メンバーに竹下派議員がいないとして同派が「露骨な竹下派外し」と反発し、事実上の中止に追い込まれた。

 参院自民幹部は「竹下派の関口氏もメンバーに入っていた」と擁護するが、竹下派関係者は「批判されたので急遽(きゅうきょ)、関口氏を加えた」と言い分は食い違う。武見氏も周囲に「勉強会には派閥色を出したくないので、麻生派は自分しかいない。(竹下派外しは)勘違いだ」と火消しに懸命だ。

 世耕氏は14日の記者会見で「参院自民党は、参院の敷居をまたいだら派閥はない。派閥を超え、一致団結して活動していく」と強調したが、パワーバランスをめぐる各派の思惑が交錯する状況は続きそうだ。(今仲信博)

5531名無しさん:2020/10/23(金) 23:40:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/8470c862840ce543aef3afeee15b0e4d33b7f39f
目指す国家像、首相は明確に 自民・岸田氏
10/23(金) 21:46配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は23日、神戸市内で講演し、菅義偉首相に対し、目指す国家像を明確に示すよう求めた。

 首相が掲げる不妊治療の保険適用や行政のデジタル化に触れつつ、「政策はあくまで手段であって目的ではない」と指摘。その上で「何を目指すかという部分をしっかりと国民の前に見せてほしい」と強調した。

 岸田氏はまた、首相が日本学術会議の推薦した会員候補6人を任命しなかった問題について「丁寧に説明責任を果たしていくことは、国民の信頼、理解を大事にしていく観点から、共通する課題ではないか」と述べた。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201023/k10012678201000.html
自民 岸田前政調会長 石破派の動向見極める考え示す
2020年10月23日 18時55分

自民党の石破元幹事長が派閥の会長を辞任したことについて、岸田前政務調査会長は、記者団に対し「派閥のメンバーとして迎え入れたい人材が大勢いる」と述べ、石破派内の情報収集を進め、その動向を見極めたいという考えを示しました。

自民党の石破元幹事長は22日、みずからが率いてきた石破派の会長を辞任し、派閥に所属する議員の間では、結束を保てるかどうか不安視する声も出ています。

先の自民党総裁選挙で石破氏と争った岸田前政務調査会長は23日午後、神戸市で記者団に対し「さまざまな動きが起こっていると認識している。岸田派としてどうすべきか、政策のみならず政局の点からも情報を収集するよう派閥幹部に指示した」と述べました。

そのうえで「石破派には、派閥のメンバーとして迎え入れることができればありがたいと思う人材も大勢いるのは事実だ。少なくとも、同じ方向で協力することができればと思っている。動きをしっかり注視し、やるべき努力をしたい」と述べ、石破派内の情報収集を進め、その動向を見極めたいという考えを示しました。

5532名無しさん:2020/10/23(金) 23:47:01
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/k10012674041000.html
再起なるか 岸田の変身
2020年10月22日 14時28分

“ポスト安倍の有力候補”と言われながら、菅義偉に大差で敗れた岸田文雄。誠実さと裏腹に、常に押しの弱さを指摘され続けてきた男は、今回の政局から何を得たのか。再起はあるのか。その胸の内を聞いた。
(清水大志)

なぜ負けた
自民党総裁選挙からちょうど1か月が経った日の午後、私は議員会館の事務所に岸田文雄を訪ねた。岸田の単独インタビューのためだ。

数週間前までは、パンフレットや政務調査会長室からの引っ越し荷物が所狭しと積まれていた事務所はすっかり片付けられ、リラックスした表情の岸田がワイシャツ姿で現れた。

私は単刀直入に聞いた。
総理・総裁になるというシナリオは、なぜ実現しなかったのかと。岸田は、とたんにいつもの硬い表情に戻り語り始めた。
「当初は、来年の総裁選挙に向けて、今年の早い時期から取り組みを開始しようと考えていたが、新型コロナ対策の中で、思うように進められなかった。世の中、何が起こるか分からないので致し方がないが、準備という意味で、想定していたスケジュールが変わったことが影響したのは間違いない」
確かに新型コロナの感染拡大や安倍晋三の突然の辞意表明など、今年初めには予想もしていなかったことが次々と起きたのは事実だ。
しかし、それだけではないのではないか。
どこで岸田のシナリオが狂ったのだろうか。

禅譲狙いだったのか?
2年前の総裁選挙でも立候補を模索した岸田。
しかし、みずからを要職に起用し続けてきた安倍を支えることを決断し見送った。岸田の立候補に期待していた周辺からは、この時の岸田の態度を“弱腰”とみる向きもあった。
それだけに、当初、来年9月に想定されていた総裁選挙には、「ポスト安倍」と目された候補の中でも、いち早く意欲を示し、安倍本人にとどまらず、安倍の盟友、麻生太郎らとも良好な関係を保ってきた。

そうした姿勢に対し、永田町では、皮肉交じりに「禅譲狙い」とささやかれることもあった。これについて岸田は語気を強めて反論する。
「何か楽をして政権につくことを考えているように誤解されることは不本意だった。どんな形でも激しい戦いの結果、政権というものは動くのだと思っていた。『禅譲』というのは、実態とかい離したイメージだ」
激しい戦いを覚悟していたからこそ、政権構想を記した初めての著書の出版も予定し、各地の党員からの支持を得るための個人後援会づくりなども着々と進めていくはずだった。

では、安倍が任期満了まで務めていれば、結果は違っていたか。そう問いかけた私に、岸田は悔しそうな表情を見せた。
「それは分からない。分からないが、時期が変わり、状況が変われば、間違いなく結果も変わったと想像する」

一縷の望みも
それでも安倍と麻生からの支援に望みをかけていた岸田は、2人に直接会って支持を求めた。
しかし、安倍との面会を終え、総理執務室に通じるエレベーターから降りてきた岸田が、マスク越しに力のない笑顔を見せた時、私は岸田の勝利への道は絶たれたと悟った。
安倍の辞任表明から、わずか3日。菅政権の誕生に向け、すでに強固な包囲網が築かれていたように感じたと岸田は振り返る。
「こちらも最善を尽くしたが、他の勢力も最善を尽くした。その結果だった。あちらの方々は着々と準備をしていて、振り返ってみれば、かなり早くから手を打っていた。こちらは足を引っ張られた。残念ながら、外堀が固まっていたということだ」

5533名無しさん:2020/10/23(金) 23:47:21
>>5532

どこで狂いが生じたのか
安倍、麻生から支援を取り付けるという戦略は、どこで狂いが生じたのか。その原因の1つが、今春の現金給付をめぐる議論だとする見方がある。

新型コロナウイルスに伴う経済対策の一環と位置づけられた現金10万円の一律給付をめぐり、政府・与党は、対象を限定して30万円を給付するという当初の案を覆した。

この“30万円案”は、安倍と岸田との会談で決まったもので、安倍と財務大臣の麻生が、岸田に花を持たせる向きもあったとされる。
しかし、幹事長の二階俊博や公明党からの激しい突き上げにあい、ひっくり返された。岸田にとっては政治的な痛手となった。

派閥幹部は…
派閥幹部
「安倍さんや麻生さんが、岸田さんを推そうという気持ちが薄れていったのは、この件が原因だ。後から振り返れば、決定がひっくり返った4月の時点で、今回の勝負はついていたのかもしれない」
実際、6月に安倍と面会した別の派閥幹部は、安倍が「岸田さんには総理大臣になりたいという情念が足りない」と愚痴をこぼしていたと証言している。

「私は殻を破った」
総裁選挙で岸田は89票を獲得し、2位にはなったものの、300票近い大差で菅に敗れた。だが、周辺からは「岸田が変わった」という指摘が相次いだ。
顔を紅潮させながら政治理念や政策を語り、討論でみずからへの質問が少ないと、怒りをあらわにして割り込むように発言した。いずれもこれまで目にしたことのない姿だった。

秘書を務める岸田の長男は「総裁選挙って人を変えるんですね」と私につぶやいた。

ある国会議員も「投票の前日まで何度も電話があった。『今回は勝てないかもしれないが、最下位になるわけにはいかない』と。あの岸田さんがこんな電話をかけてくるなんて想像できなかった」と証言した。

岸田本人も、手応えを感じていた。選挙戦を通じて、みずからの「殻」を破ることができたと強調する。
「総裁選挙は、政策だけでなく人間が試される戦いだった。性格、家族、いままでの生き方、表情、すべてにおいて、今までと違うものを見せないといけない。自分の内面を出すということ自体、自分が変わったということだと思う」
岸田は、戦いを終えた直後、陣営の議員を前に、早くも「次」の総裁選挙に向けて意欲を示した。
「大きな成果を感じた戦いだった。政策を磨き、政治家として力を蓄えたい。新たなスタートであり、きょうから総理・総裁を目指して次の歩みを進めたい」
そして、インタビューで岸田は、総裁選挙後、安倍と麻生に次への意欲を伝えたことを明らかにした。
「今回の総裁選挙では、それぞれの対応を取ったが、基本的な信頼関係は変わらないと思っている。2人とは電話や直接会って話をした。『次も頑張ります』と申し上げ、『私はやるぞ』という気持ちは伝えた」

なるか、脱「公家集団」
とはいえ、次に向けて準備できる時間はそう長くない。安倍の任期を引き継いだ菅の総裁としての任期は来年9月。遅くとも、それまでに再び総裁選挙が行われることになる。

10月5日、東京都内で開かれた派閥のパーティーで岸田は、「宏池会(=岸田派)を政局にあたってしっかりとした『戦闘能力』を持つ集団として進化させる」と宣言した。

岸田が率いる岸田派は、創設した池田勇人がそうだったように、伝統的に官僚出身者が多い。政策には精通するものの政局に弱く、ほかの派閥からは「公家集団」と揶揄されることもあった。今回の政局でも、情報収集などの点で後手に回ってしまったことは否めない。
岸田はまず、派閥改革に着手するつもりだ。
「政策だけではなく、政局や政治家同士の人間関係、さまざまな駆け引き、情報収集能力。それらを駆使して政治を動かす力が『戦闘能力』だ。今回は、ほかの政治勢力もしたたかに動いていた。このことを振り返って、今後の参考にしないといけない」
そして、ほかの派閥との連携にも強い意欲をにじませた。
それが岸田の言う「宏池会の大きなかたまり」だ。
岸田派と麻生派、谷垣グループは、もともと同じ源流を持つ。3つの集団が合流する「大宏池会構想」は、これまでもしばしば取り沙汰されてきたが、岸田は、まずは協力の輪を広げることを目指すと言う。
「必ずしも同じ派閥になる必要はなく、同じ目的のために協力することが、結果を出すために大変重要だ。これからの政治状況で何が起こるか分からない。その際の政治の受け皿として『大きなかたまり』が必要だ」

5534名無しさん:2020/10/23(金) 23:47:39
>>5533

悩ましい“家庭事情”
岸田派は複雑な“家庭事情”を抱えている。それは岸田の先代の派閥会長、古賀誠との関係だ。
古賀は、同じ福岡を地元とする麻生と、長年にわたってしのぎを削ってきた。今回の総裁選挙でも、岸田が古賀と接触したことが、麻生の“岸田不支持”の判断に影響を与えたという声も聞こえてくる。
こうした事情をうけてなのか、総裁選挙の後、古賀は岸田に派閥の名誉会長職を辞すると伝え、派閥のパーティーも欠席した。古賀は国会議員の引退後も、このパーティーには必ず姿をみせてきただけに、派内には波紋が広がった。

ある若手議員は冷静に指摘した。
「岸田さんが総理になるには安倍さん、麻生さんとの関係を生かして大きな派閥を味方につけるしかない。そのためには2人と折り合いの悪かった古賀さんと距離を置くのは当然の戦略だ」
一方で、ほかの議員からは「派内には古賀さんに恩を感じている議員は少なくない。岸田さんの古賀さんの扱い次第では、派を割るという声も出かねない」という懸念も聞かれる。

関係者によると古賀は、自身に歩調を合わせてパーティーを欠席すると伝えてきた議員に出席を促すなど、分裂は望まない意向を示しているという。
しかし古賀に近い議員の中には、麻生派との連携に抵抗がある者もいて、古賀との距離感や、他派閥との連携のいかんによっては、足下が揺らぐ可能性もある。

問われる覚悟、いばらの道
「“核兵器のない世界を目指す”という目標は政治家としてのライフワークだ。そのためにも総理・総裁を目指したい。より多くの国民に共感を持ってもらえるよう、政策や政治の方向性をアピールしていきたい」
10月18日、岸田の姿は地元・広島市の平和記念公園にあった。
外務大臣の経験をもとに核軍縮や外交をテーマにした著書を出版したのにあわせ、改めて総理大臣への意欲を語った。広島を皮切りに今後、毎週のように全国各地に足を運び、関係者との意見交換や街頭演説に臨む。地元メディアにも積極的に出演し、露出を増やす狙いだ。

今回の総裁選挙で岸田が獲得した地方票はわずか10票。菅の89票、石破の42票に大きく水をあけられた。次の総裁選挙は、党員投票が実施される見込みのため、各地の党員からの支持を集めることが求められる。

派閥のベテラン議員は、岸田の知名度や次期総理大臣としての期待度は、まだまだ足りないと指摘した上で、「総裁選挙を経験して『変わった』とは思うが、これで満足してもらっては困る。もうひと皮、ふた皮むけないとダメだ」と注文を付けた。

若手議員の1人も「分かりやすい成果や訴えが必要だ。『岸田さんが総理大臣になれば、これが変わる』とイメージさせないといけない。ただ地方を回り、他派閥と会合を重ねるだけでは、来年も同じ構図で負ける」と危機感をあらわにする。

次なる戦いに向けて、いばらの道を歩み始めた岸田。最後に改めて覚悟を聞いた。
「総裁選挙に直接挑戦してみて、その重み、壁の高さを痛感した。だからこそ挑戦しがいがあるとも感じた。強い思いと勇気を持って努力し、説得力を増すために具体的な政策を肉付けしていくつもりだ。戦うべき時は戦う」
言葉を選びながら、丁寧に語る誠実な物腰は変わらない。しかし、足りないと指摘されてきた「情念」は、その言葉に宿りつつあるようにも感じた。

このところは総裁選挙の最中のように感情を表に出すことは少なく、以前の冷静な岸田に戻った印象が拭えない。このままでは、再び新しい「殻」に覆われてしまうのではないか。役職についていない今だからこそ、素の真価が問われているとも言える。
来年の秋に向けて、岸田がどのような挑戦を続け、どのような結果を得るのか。引き続き、見つめていきたい。
(文中敬称略)

5535名無しさん:2020/10/24(土) 10:19:17
https://www.sankei.com/politics/news/140909/plt1409090037-n1.html
2014.9.9 19:16
対立深刻化 参院自民、脇幹事長が溝手会長に辞任要求

総務会に臨む溝手顕正参院会長(左)と脇雅史参院幹事長=9日午前、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 自民党の脇雅史参院幹事長は9日の参院執行部会で、参院の「一票の格差」是正に向けた選挙制度改革に消極的だとして、溝手顕正参院議員会長に対し会長辞任を求めた。これに対し、溝手氏は12日に特別総会を開き、新執行部を決めると宣言。脇氏を事実上更迭し、中央突破を図る考えだ。執行部内での対立が深刻化している。

 「来春の統一地方選後まで選挙制度の見直しをやらないという会長の考えには大変な誤りがある。自民党の信用を失墜させる行為だ。責任を取るべきだ」

 執行部会で脇氏は溝手氏をこう批判した。与野党の選挙制度協議会の座長を務める脇氏は今年4月、隣接する選挙区を統合する「合区案」を提示したが、溝手氏らが反発し自民党は具体的な代替案をまとめずにきた。脇氏は「このままでは統一地方選は戦えない」とも語ったが、溝手氏は「言わずもがなだ。分かっている」と取り合わなかった。

 これに先立ち、脇氏は党役員連絡会でも「参院議長から年内に結論を出すように言われている。自民党だけ案を出していないのはおかしい。これは私の遺言だ」と述べ、離党も辞さない構えをみせた。

 執行部会では脇氏に賛同する西田昌司参院副幹事長が「党として選挙制度の議論が煮詰まっていないので特別総会の前に議員総会を開いてほしい」と溝手氏に求めた。しかし、溝手氏は「検討します」と小声で応じただけ。本音では開催する気はない。

 溝手氏は自らに盾突く脇氏を交代させ、後任に伊達忠一国対委員長(町村派)を昇格させる方針だ。伊達氏の後任国対委員長には、参院自民党に今もなお影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長に近い吉田博美幹事長代行(額賀派)を充て、参院町村派会長の岩城光英議院運営委員長を副会長に指名する考え。出身派閥の岸田派に町村派、額賀派を加えた主要3派態勢を維持する。

 もっとも、改革に前向きな脇氏を「更迭」する代償は大きそうだ。参院自民党は改革に後ろ向きとの印象を与え、イメージダウンは避けられないからだ。党内にしこりが残るのも確実で、「二人はもっとコミュニケーションを取るべきだった。安倍晋三首相(党総裁)は党内融和に努めているのに、参院自民党はバラバラだと国民に指をさされるのは恥ずかしい」(中堅)との声が漏れる。

(村上智博)

5536名無しさん:2020/10/24(土) 10:28:47
>>5535

2014.9.9 19:24
参院自民、脇幹事長を更迭へ 溝手会長が「辞任要求」に対抗
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140909/plt14090919240027-n1.html

5537名無しさん:2020/10/24(土) 10:30:01
https://www.sankei.com/politics/news/130726/plt1307260020-n1.html
2013.7.26 13:20
【自民参院会長選】
溝手、鴻池両氏が届け出 投票は30日

 自民党の参院議員会長選が26日午前、告示され、溝手顕正参院幹事長(70)と鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相(72)が、それぞれ立候補を届け出た。30日の議員総会で党所属参院議員の投票が行われ、次期会長が選出される。

 中曽根弘文会長の任期満了に伴う選挙で、投票となるのは平成22年に続き2回目。町村、額賀、岸田の主要3派が岸田派出身の溝手氏の支持を決めており、鴻池氏(麻生派)は二階派や大島派の支援で巻き返しを図る。主要3派の動きに不信感を募らせる若手議員にも支持を呼びかける。

 溝手氏は届け出後、国会内で出陣式を開き、「実り多い参院運営をしたい」と強調。鴻池氏は同日午前の記者会見で「先祖返りする自民党になったらいけない」と述べ、主要3派の動きを批判した。投票権は会派離脱中の山崎正昭参院副議長を除く党所属参院議員114人が持つ。

https://www.sankei.com/politics/news/130729/plt1307290016-n1.html
2013.7.29 19:10
鴻池陣営、演説会要求も実施せず 30日に自民参院会長選 溝手氏は電話作戦、優勢変わらず

 自民党の参院議員会長選は30日の議員総会で、党所属参院議員による投票を行い、次期議員会長を選出する。岸田派出身の溝手顕正幹事長と麻生派の鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相による争いで、町村、額賀、岸田の主要3派が推す溝手氏が選出される見通しだ。

 鴻池陣営の大家敏志参院議員らは29日、国会内で中曽根弘文参院議員会長と面会。「初当選した新人は立候補者がどういう考えを持っているかを知るよしもない」と訴え、立会演説会の開催を申し入れた。

 自民党の新人参院議員は37人に上る。「新人議員が判断するための場」を求めて溝手氏に論戦を挑み、劣勢を巻き返したい考えで、中曽根氏も「申し出は理にかなっている」と応じた。

 ただ、選挙管理委員会は過去に例がないなどの理由で演説会は行わないことを26日の告示前に決めていた。参院執行部も確認済みで、選管関係者は「方針は変わらない」としている。

 一方、溝手陣営は週末に続き29日も無派閥や新人議員らに電話をかけ、票固めを進めた。溝手氏は、額賀派出身で参院幹事長就任が有力な脇雅史参院国対委員長と会い、選挙後の参院運営をめぐり意見交換した。

5538名無しさん:2020/10/24(土) 10:32:56
https://www.sankei.com/politics/news/130810/plt1308100008-n1.html
2013.8.10 12:07
【名言か迷言か】
自民も民主も、参院に異状ナシ

 3年前の熱気と驚きはなかった。7月30日の自民党の参院議員会長選だ。

 大方の予想通り、岸田派出身の溝手顕正氏が主要3派の組織力を生かして麻生派の鴻池祥肇元防災担当相を大差で破り、新会長に選出された。

 枢要なポストも最大派閥の町村派から山崎正昭氏が参院議長に就任、参院幹事長には額賀派の脇雅史参院国対委員長が昇格し、3派で分け合う形となった。

 3年前の会長選も同じ構図だった。だが、こちらは事前の予想を覆す結果だった。主要3派が推したのは今年7月に引退した谷川秀善元参院幹事長。本人も含め陣営で勝利を疑う声はなかった。

 ところが、票を開けてみたら40対40の同数。前代未聞ともいえるくじ引きで会長に就任したのが、中堅・若手らが推した中曽根弘文元外相だった。

 「しこりを残すのが選挙だ。相手との票差が少ないほどしこりは残る」

 主要3派の中堅議員がそうつぶやいた。

 その1年後。その言葉通り役員改選で主要3派が逆襲し、中曽根氏の人事案をことごとく拒否した。

 国会の参院自民党の部屋から聞こえる怒声に、この言葉がよみがえってきた記憶がある。結局、中曽根氏は自身を支える参院幹事長すら思うように決められなかった。

 今回の会長選は予想通りの結果と票数だった。

 「いま求められているのは安倍晋三政権の安定だ。そのためには当然、溝手会長だ」

 前回、中曽根氏に投票した議員はそう語った。野党だったゆえに変革を求めたが、政権与党になれば安定を求めた。与党になってポストも資金も増えた。再び内紛を起こすのは政権にとっても、自身にとっても得策ではない。

 対する民主党はどうだったか。こちらは参院副議長に就任した輿石東氏が無投票で再選を重ね5期7年の間、会長を務めたこともあり、平成13年以来12年ぶりの選挙戦となった。

 その結果は、労組系議員らに支持された郡司彰前農林水産相が北沢俊美元防衛相を破り、新会長に選出された。非労組系議員らは「脱輿石」を目指したが、日教組出身の輿石氏の影響力が残す結果となり、党内刷新を図る好機を逃した。

 だが、残ったしこりが今後、どう作用するのかは見通せない。

 短期間での衆院解散がなければ、向こう3年間、国政選挙がない。野党暮らしが長いとはいえ、一度味わった政権与党のうまみは体にしみついているはずだ。参院民主党はこの先、ひたすらその時がくるのを黙って耐え抜くのか、それとも再び政権奪還を目指し巨大なエネルギーを発散して自らを変えようとするのか…。(峯匡孝)

5539名無しさん:2020/10/24(土) 10:33:06
>>5538

◇…今週の永田町語録…◇

(5日)

 ▽言い訳できない

 安倍晋三首相 経済の再生、復興の加速など取り組むべき課題は山積している。もはや衆参両院の「ねじれ」を言い訳にすることはできない。(政府与党連絡会議であいさつ)

 ▽失敗の教訓

 渡辺喜美みんなの党代表 今までの政界再編は残念ながら切り張りの連続だった。こうした政界再編の失敗の教訓に基づき、われわれはまっとうな政治勢力を結集しなければならない。(党の両院議員総会であいさつ)

(6日)

 ▽それなりの手続き

 石破茂自民党幹事長 「僕、抜けたもんね」と一方的に言える性格のものとは思わない。それなりの手続きもある。(社会保障制度改革をめぐる自公両党との実務者協議から離脱する民主党方針について記者会見で)

 ▽悪いメッセージ

 山内康一みんなの党国対委員長 麻生太郎副総理の発言は国際社会への悪いメッセージになったが、国会が何もしなかったらもっと悪いメッセージになる。(麻生氏発言追及に関し記者会見で)

(7日)

 ▽アポなし

 小泉進次郎自民党青年局長 アポなしで首相官邸に行くのはどうなのか。誰でも面会が認められたら、官邸機能は破綻する。(麻生太郎副総理兼財務相の罷免を求める野党幹部が門前払いされたことについて記者団に)

 ▽足腰を強く

 松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長 今年は夏休みが長いので、今回の参院選と東京都議選の結果を受けて、とにかく地元に戻って足腰を強くしてほしい。(党両院議員懇談会で)

(8日)

 ▽スピード感

 古屋圭司防災担当相 極めて短時間で決定することができた。安倍内閣がスピード感を持って具体的に政策を実現する象徴の一つだ。(豪雨被害の激甚災害指定について記者会見で)

 ▽火に油

 又市征治社民党党首代行 アジア諸国との関係悪化に火に油を注ぐ。外交姿勢として下の下と言わざるを得ない。(安倍晋三首相が終戦記念日の閣僚の靖国神社参拝を制限しない考えを示したことに関し記者会見で)

(9日)

 ▽リーダーシップ

 安倍晋三首相 核兵器のない世界を目指し、強い決意でたゆまぬ努力を行うことはわが国の道義的責務だ。核軍縮、不拡散の分野で強いリーダーシップを発揮する。(長崎市での記者会見で)

 ▽切り張り再編

 渡辺喜美みんなの党代表 数合わせの切り張り再編ではない政界再編もある。理念、政策の一致、それを支える覚悟と戦略、信頼の共有があって初めて政界再編が完成する。(野党再編について記者会見で)

5540名無しさん:2020/10/24(土) 10:34:23
https://facta.co.jp/article/201806019.html
2018年6月号 POLITICS

年明けに御年80歳となる伊達忠一参院議長が来夏の参院選出馬を狙っているという。当選3回で未入閣ながら、最大派閥・細田派の威光で「2階級特進」を果たし、はや2年。その際は参院自民党に「議長を誰でも出来るポストにするのなら、参院の存在感が低下する」(山本一太元沖縄北方相)との不満が噴出し、細田派幹部が「花道だから」となだめて回ったのだが。

4月に伊達氏と会った地元・北海道の衆院議員は証言する。「『出る』とは言わなかったが、言葉の端々に意欲がみなぎっていた。本人はいたって元気で、同い年の二階(俊博)幹事長より、ずっと若く見える」

異色の経歴だ。道央の芦別市出身。高卒後、衛生検査技師の資格を取得し、26歳で血液・尿検査の「札幌臨床検査センター」を創業した。道内ではこの分野の草分けで、営業所や調剤薬局を60カ所展開する。伊達氏はいまだに代表権を持つ会長だ。

政界進出は44歳で、道議を4期務めた。自民党関係者は「特技は有力者へのゴマ擂り。これだという時は金に糸目をつけず、狙ったポストを射止める。参院選候補にも、いつの間にかなっていた」と振り返る。小泉旋風下の2001年に国会の赤絨毯を踏み、いまなお一定の影響力を誇る森喜朗元首相と距離を縮め、安倍晋三首相も無碍にできない存在となる。

いかにも節操がない伊達らしい、と語り草なのが07年の選挙だ。大流行していたポケモンにあやかり「ダテチュウ」と大書したポスターを貼り巡らせた。その後も海千が跋扈する参院自民を巧みに遊泳し、政策で実績がないのに国対委員長、幹事長、そして頂点へと登り詰めた。

仮に伊達氏が4選できたとして、議長続投の芽はない。当選12回で国対政治を熟知し、野党からも信望を得る大島理森衆院議長とは訳が違う。とはいえ自民党の「73歳定年制」は選挙区に適用されない。それこそ「人生100年時代」だ。80代の参院議員がいてもいいようなものだが、そう単純ではない。

北海道選挙区は長らく改選数2で争われ、保守と革新が議席をシェアする「ぬるま湯選挙」が常態化。伊達氏もその恩恵にあずかってきた。だが16年選挙で改選数が3に増え、状況が一変。自民党も民進党も現新2人ずつを擁立し、大接戦の末、民進が2議席をさらった。

首相が総裁3選を成し得た場合、真価が問われるのは一にも二にも参院選。3分の2を割った瞬間、宿願の憲法改正は消え去り、「北海道の2議席は生命線」(首相周辺)となる。まともに選挙を戦ったことがない80歳には、ご退場願いたいのだ。

後継では、道知事4期目で来年4月に任期満了を迎える高橋はるみ氏(64)が本命視される。この15年、見るべき成果はないが、それだけに失策もなくイメージだけは良好だ。他にも自薦の道議がおり、現職が居座ろうものなら一枚岩の選挙にならない。ちなみに伊達氏の長男は、暴行事件と酒気帯び運転で2度も道議を引責辞職し、世襲は選択の埒外にある。

主要3派が牛耳る参院自民で、細田派は議長に加え橋本聖子参院会長も送り出す。説得材料にした伊達氏の花道論が虚偽となれば、竹下、岸田両派は確実にざわつく。細田派幹部は「皇室会議にまで出て満願成就だろう。英断を期待したい」と話す。

5541名無しさん:2020/10/24(土) 10:39:40
https://www.sankei.com/politics/news/181224/plt1812240017-n1.html
山本一太氏はなぜ知事選出馬の道を選んだのか 地元群馬も混乱
2018.12.24 23:15

 自民党の山本一太参院議員(60)が来年夏の参院選で群馬選挙区からの出馬を取りやめ、同時期に行われる群馬県知事選への立候補を表明したことに、永田町では戸惑いの声が出ている。高い知名度を誇りながら近年は活躍の場が限られ、議員としての将来に見切りをつけたとの見方もある。地元の群馬では、事前調整がなかったとして党県連幹部が山本氏の県連会長辞任を求めるなど対立が深まっている。(大橋拓史)

 「地元で待望論がある。知事として自分にしかできないことがある」

 山本氏は5日、国会内で記者団に知事選出馬の理由をこう説明した。山本氏は同日のブログで知事選への出馬を表明。群馬県選出の自民党議員は「本人から何の相談もなく、ブログで知らせるなんて信じられない」とあきれた。

 「参院で相手にされていないからだ」

 ある自民党関係者は知事選出馬の背景をこう説明する。山本氏は平成7年の参院選で初当選し現在4期目。長年、安倍晋三首相の「親衛隊」を自任し、24年の第2次安倍政権発足に伴い沖縄北方担当相で初入閣した。ただし、入閣はこの1回しかない。

 参院自民党は細田派(清和政策研究会)と竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の主要3派を中心に運営されている。山本氏は22年に町村派(現細田派)を退会し、派閥の支援もない。参院の「顔」の一人で今年10月には2度目の参院政審会長に処遇されたが、ポストは限られているのが現状だ。

 同期の4期生には世耕弘成経済産業相、橋本聖子参院議員会長らがいる。伊達忠一参院議長や吉田博美参院幹事長は3期。参院の主要なポストは山本氏の同期か、期が若い議員が多い。

 地元の群馬でも、山本氏が11月にブログで「信頼性の高い世論調査」と題した独自の調査結果を公表したことに反発が上がっている。山本氏はブログに「(現職の)大沢正明知事をダブルスコアで引き離している」などと書き込んだ。自民党県連関係者は「現職の知事をこけにしている」と憤りを隠さない。

 出馬表明後の山本氏の面会要請に対し、大沢氏は「話をしても意味がない」と拒否する意向を示した。別の県連関係者は「大沢氏が4選に向けて出るしかない」と保守分裂選挙の可能性も示唆する。

 県連は参院選の後任候補者の選定も並行して進めなければならない。知事選をめぐる内部対立が長引けば、参院選にも影響しかねない。

5542名無しさん:2020/10/24(土) 10:45:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddaf799bacbefe7dbbab1af0d364bb5bdd1f56fe
石破氏 派閥会長に鴨下氏を後任指名するも了承せず
10/23(金) 20:04配信

 22日に派閥の会長を辞任した石破元幹事長が後任に鴨下一郎元環境大臣を指名したものの、固辞されていたことが分かりました。

 石破元幹事長:「(Q.まだ新しい会長は決まっていない?)はい」
 22日の派閥会合の後、こう述べていた石破元幹事長ですが、会のなかでは「鴨下先生にお願いしたい」と話し、後任を依頼していたことが分かりました。しかし、鴨下元環境大臣は了承せず、引き続き、石破元幹事長や派閥のメンバーと協議することになりました。自民党内からは会長不在の空白期間が生じることで派閥の存続を懸念する声も上がっています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c958b950fc67f4de36efff708161ed3d27dbe63
自公連立「強固な岩盤」 自民選対委員長
10/23(金) 23:25配信

 自民党の山口泰明選対委員長は23日、大阪都構想の住民投票をめぐり自民、公明両党の足並みの乱れが指摘されていることに関し「(自公連立は)強固な岩盤だ。(次期衆院選への影響は)多少はあるかもしれないが、お互い話をすれば解決できる」と述べた。

 長野市で記者団の取材に応じた。自民党大阪府連内では、都構想で賛成に転じた公明党への反発が出ている。

5543名無しさん:2020/10/24(土) 10:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/85a9bf39ce8a3142db26ab46c8ae4916874f9dd5
「石破茂」 派閥会長「電撃辞任」の真相 「新党立ち上げ」の可能性は?
10/24(土) 6:00配信

世間はそんな俺たちを支持してくれていたはずが…
 自民党の石破茂元幹事長は22日の石破派(水月会)の会合で、会長辞任を表明。政界では驚きをもって迎えられた。この異例の事態はなぜ起こったのか? 

 ***

 石破氏は9月の党総裁選に大敗した責任を取り、自身が率いる派閥の会長を辞任した。

「派閥のボスとは暴力団の組長と同じで、辞める=引退です。会長を退いてもヒラで居続けるっていうのは過去に例がないし、それはつまり“何となく次のチャンスを待つ”っていうことでしょうけれど、理解に苦しみますね」

 と、自民党の閣僚経験者。ともあれ、この間の経緯を政治部デスクに解説してもらうと、

「今回の挑戦で4度目だったわけですが、派内では“勝ち目がなさすぎる”ということで出馬を踏みとどまるように進言する幹部がいました。それでも石破さんは“出ないなら支援してくれる人たちへの説明がつかない”などと言って出馬に突き進んでいきました」

 結果は無残だった。

 国会議員票と地方票の合計534のうち、国会議員票26、地方票42の計68にとどまり、菅義偉首相の377、岸田文雄前政調会長の89に遠く及ばず、最下位に沈んだ。

「石破さんは『次の首相』アンケートでは長らく首位に立ち、安倍さん(晋三前首相)らを圧倒していました。党内で反主流派という立ち位置で冷や飯を食い続けているけれど、世間はそんな俺たちを支持してくれている。だからチャンスはあるという計算があったのです」

 石破氏らにとって誤算だったのは、安倍前首相の突然の退陣だった。

「それまで頼みとして会食などを重ねてきたはずの二階(俊博)幹事長が、『菅総裁・首相』へのレールを敷いてしまって、他派閥のボスも勝馬に乗れとばかりに、雪崩を打ちました」

アンチでい続けるのは苦しいから
「せめて総裁選で2位にでもなれば、石破が辞めるってことにはならなかったと思いますけどね」

 と話すのは、自民党内の別派閥の幹部クラス。

「『アンチ安倍』路線でやってきて、安倍さんから“石破にだけは絶対に(首相・総裁を)やらせたくない”とまで言われて、その結果が菅さんだった。安倍さんからの禅譲を狙う岸田の人気がないことにあぐらをかいていた作戦ミスだよね」

「石破派は19人という小所帯で、つまり党内では人気がないんだから、普通は全方位外交で、みんなと仲良くなるもんでしょう。安倍さんっていう一番の敵にケンカを売るっていうのがどういう意味を持つか、しっかり見えてなかったんじゃないの? 結果論かもしれないけどさ」

「その安倍さんもいなくなって、今度は『アンチ菅』を続けても、『石破首相』の目はないし、冷や飯を食わされ続けている派閥の連中は他に逃げかねない。一旦矛は収めて、“仕事する”菅政権に協力する姿勢を見せて汗でもかけば、また展望はないわけではないって考えなのかもしれませんね」

「まぁ、前代未聞の事態ではあるけれど、アンチでい続けるのは苦しいから、判断としてはわからなくもないですよ」

 石破派のあるメンバーも、

「水月会は石破さんを中心にした会。石破さんが辞めると遠心力が働くといった意見もありましたが、それを止める人はあんまりいなかった。一度、会長を辞めないと、それこそ分裂ってことになっていたかもしれません。石破さん自身、引いた立場で客観的に物事を見つめる時間があってもいいのでは?」

5544名無しさん:2020/10/24(土) 10:50:06
>>5543

石破さんも自棄になって…
 新党立ち上げや野党との連携模索についてはどうなのか? 

「石破さんもそこはもちろん検討してきました。ただ、それなりに大きな塊にならないと自民党とは闘えないという考えですね。だからと言って主義主張・政策の違う立憲民主とは組むことはできない」

「石破さん自身、一旦自民党が下野した時に離党して新進党立ち上げに参加し、その後に自民党に復党した経緯があります。あれから20年以上経つのに、自民党が一番苦しかった時に逃げ出したなどと非難され続けていて、その『失敗』は石破さんにとってもトラウマになっています」

 だから、そう簡単に党を割るという行動には発展しないというわけだ。

 最後に永田町関係者に聞くと、

「石破さんは否定していましたが、水月会、石破派の会長としては、もう自民党総裁を目指さない、正確には目指せないということでしょう。閣僚経験者ら中枢の3人が派を抜けたり、別の派閥へ移る動きを見せています」

「石破さんは総裁選後、メンバーそれぞれと食事をしながら今後のことについて話し合いをしてきました」

「その場では、“なんで出たんだ?”“あれだけ止めたじゃないか”“展望がない中でどう方針を示すんだ?”などと、かなりキツイことを言われたみたいです。表向きは殊勝な物言いをしていますが、石破さんも自棄になって“辞めてやるよ”ってなったと聞いています」

週刊新潮WEB取材班

2020年10月24日 掲載

新潮社

5545名無しさん:2020/10/24(土) 23:27:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8721dd5f958a605554bc86dca4bf365547717d8b
衆院選へ「常在戦場」 自民の二階幹事長
10/24(土) 16:20配信

 自民党の二階俊博幹事長は24日、札幌市で開かれた党北海道連の会合であいさつし、衆院議員の任期が残り1年を切ったことに触れ、「常在戦場の気持ちを忘れることなく真剣な気持ちで臨まなければならない」と述べた。

 早期の衆院解散・総選挙にも対応できるよう態勢づくりに万全を期すことを求めたものだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6aaf95e3aa64d6b47b4b50cf09d97e86fd0ade36
衆院任期満了まで1年「常在戦場」、自公幹事長が認識=自民国対委員長
10/21(水) 13:46配信

 10月21日、自民党の森山裕国対委員長(写真)は、都内で開催された自公幹事長・国対委員長会談後に記者団に対し、衆院議員の任期満了まで1年しかなく常在戦場との認識が両党幹事長から示されたと話した。写真は都内で2015年10月撮影(2020年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 21日 ロイター] - 自民党の森山裕国対委員長は21日、都内で開催された自公幹事長・国対委員長会談後に記者団に対し、衆院議員の任期満了まで1年しかなく常在戦場との認識が両党幹事長から示されたと話した。衆院解散について具体的な議論はなかったと述べた。

与野党がそれぞれ行っている省庁幹部からヒアリングが、予算作成作業に支障をきたしているとの指摘があったことを明らかにした。

新型コロナウイルス感染拡大による業績が悪化している航空大手2社について「支援の話はなかった」としつつ、「海外との往来が制限されているため(経営が)大変だとの話はあった」と述べた。

(竹本能文※)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ffb763f1ff2f152bee06731372a8b6cc31c68b3
議員宿舎で「安倍政治の継承、私も」 菅氏出馬の舞台裏
10/24(土) 22:17配信

 自民党の森山裕国会対策委員長は24日、福井市で講演し、安倍晋三首相(当時)が辞任を表明した翌日、菅義偉官房長官(当時)や二階俊博幹事長らと会談したときの舞台裏を語った。菅氏は「安倍首相が辞任の表明をされたので、安倍政治を継承していくために私もがんばってみたい」と語ったという。

 8月29日夜、東京・赤坂の議員宿舎内で、森山氏と二階氏、側近の林幹雄幹事長代理、そして菅氏が会談した。会談場所は議員宿舎だった。森山氏は「どこから情報が入るのかわからないが、ホテルの入り口には(記者が)待っている。官房長官と会うのは気をつけないといけない。議員宿舎は議員以外は入れないので、宿舎にした」と語った。

 会談では、森山氏が総裁選や臨時国会の首相指名のスケジュールについて見通しを語った後、菅氏が立候補に意欲を示したという。

朝日新聞社

5546名無しさん:2020/10/24(土) 23:44:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1dc682f1fec9dde0b68c03f7a5c48e007f52eb8
自民県連 衆院選・福岡5区の出馬調整 急ぐ 現職と新人が出馬の意向
10/24(土) 18:13配信

次の衆院選に向けて、自民党内で現職と新人の2人が、出馬の意向を示している福岡5区について、福岡県連は調整を急ぐ方針を改めて示しました。

福岡5区には、現職の原田義昭前環境大臣と、新人の栗原渉前県議会議長が出馬の意向を示していて、2人はともに福岡市で開かれた、自民党福岡県連の集会に参加しました。

しかし、候補一本化への話し合いは進んでおらず、福岡県連は党本部も含めて、協議を急ぐ方針を改めて示しました。

【福岡県連・原口会長】
「党本部との話し合い、それとお互いに話をしていかないと、絶対に進まない話ですから、そういった行いをやっていきたい」

また、福岡6区の鳩山二郎衆議院議員が、4年前の補欠選挙を巡る党内の争いを発端に、福岡県連に今も所属していないことについては「県連のために、自民党のために頑張る、という言葉が頂ければ良いと思う」と述べました。

テレビ西日本

https://news.yahoo.co.jp/articles/355e47bb296209850025d3acb0e860bf50655fe1
保守分裂福岡5区 3者協議急きょ中止の理由
10/22(木) 21:15配信

次の衆院選・福岡5区に自民党の現職と新人の自民党県議の2人が出馬を表明している問題で、今月24日に予定されていた候補者一本化のための3者協議が急きょ、中止になりました。

次の衆院選・福岡5区では、自民党の現職、原田義昭前環境大臣(76)と、同じく自民党で前県議会議長の栗原渉県議(55)が出馬を表明し、保守分裂選挙となる可能性が高まっています。

こうした事態を避けようと自民党福岡県連は今月24日に原田氏と栗原氏そして自民県連の3者による場を設け、党員投票の実施など候補の一本化に向けた話し合いをする予定でした。

しかし、20日になって原田氏本人から自民党福岡県連の原口剣生会長に電話で「出席しない」と連絡があったということです。

KBCの取材に対し原田氏側は、20日夜、「出馬の意思は変わらない。協議が平行線に終わるのは明らか。公認候補は(県連ではなく)党本部が決める」などと3者協議を断った理由を語りました。

一方、福岡県連の原口会長は「原田氏は17日には協議に応じる姿勢を見せていた。ドタキャンだ。」と話し、当初、協議を設定していた24日にあらためて原田氏の出席を呼びかける方針です。

福岡5区ではこのほか、立憲民主党の若子直也氏(41)と、共産党の古賀新悟氏(56)が、立候補の準備を進めています。

九州朝日放送

5547名無しさん:2020/10/24(土) 23:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/393f9e897ff83571779342da3e4e0ff7df27c4f1
石破氏が派閥会長を辞任〜「批判的な存在」が必要とされない小選挙区制
10/24(土) 11:47配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月23日放送)に外交評論家・内閣官房参与の宮家邦彦が出演。石破元幹事長が石破派「水月会」の会長を辞任したニュースについて解説した。

自民党の石破元幹事長が派閥の会長を辞任
石破元幹事長)過去4回、総裁選挙に立候補した。しかし、結果は出せなかった。多くの方々のご期待に応えることができなかった。その責任はいつにかかってこの私にありますので、その責任を取るというのが私の取るべき道だというふうに考えた次第であります。

自民党の石破茂元幹事長は10月22日、自身が率いる石破派「水月会」の会長を辞任した。22日の派閥会合で、9月の総裁選敗北の責任を取って辞意を表明した。

飯田)水月会は19人の派閥でしたが、辞意表明ということになりました。

中選挙区制のころは反主流によるあるべき批判、議論があった〜小選挙区制では批判的な存在は維持できない
宮家)唐突に、しかし潔くやった。いかにも石破さんらしいという感じがします。でも、自民党のなかで派閥を持つというのは大変なことです。19人とは言え、いい意味で求心力がなくてはいけないし、お金もなくてはいけないし、面倒見もよくなくてはいけません。それは大変だったのだろうと思う反面、あまりに無責任だと思う人もいるかも知れない。責任放棄だと言う人もいるのですが、私はある程度政治状況が変わったからだと思っています。昔の中選挙区のころの自民党は、基本的には一党独裁などと言われましたが、一党独裁どころかミニ保守政権派閥、連合政権だったと私は思います。中選挙区制なので、いろいろな人たちが同時に立候補しても、両方とも勝つわけです。そうなると、「党内党」とは言いませんが、そういう勢力拮抗の力学が働く。ある程度、総裁派閥以外の反主流というのもいて、いい意味で批判をして、議論をして……というのがありました。その時にはその時で、いろいろな弊害もあったかも知れませんが。

飯田)そうですね。

宮家)それが小選挙区制になってしまうと、1つの選挙区には基本的に1人しか出られないわけですから、圧倒的に総裁と幹事長が強くなるのです。そうなれば党内議論や勢力均衡などなくなります。そのなかでは総裁派閥もしくは総裁に対して、チェックアンドバランスというか批判的な存在を維持することが、昔よりはるかに難しくなっているというのは事実だと思います。いまの自民党のなかで、昔と同じようなことをやるのは難しくなっているのだろうと勝手に想像しています。

民主主義には批判勢力との議論が重要
飯田)メールもたくさんいただいています。東京都新宿区の“ひでや”さん、65歳自営業の方から。「総裁選最下位の責任を取ったということですが、得票を見込める地方票に石破さんは強いけれども、今回は通常の総裁選の3分の1しかないルールでの選挙だったので、正直、立候補を見送った方がよかったのではないかと思います。いっそのこと、かつての小沢一郎さんのように、離党して新党というのもありなのではないでしょうか」と。石破さんはその後の去就の話はいまもされていません。

宮家)しかし、石破さんは一度離党されていますからね。

飯田)そうですね。すでに小沢一郎さんと。

宮家)ですので、それはできないのではないでしょうか。でも、党内で活力のある議論が行われなくなったら政党として終わりです。野党などは分裂していますが。そこまで行かないけれども、健全な批判勢力があり、議論が行われることが民主主義には重要です。その意味では、頑張って欲しいと思いますけれども。

飯田)石破さんご自身も政策に明るい人ですが、派閥全体を見ても、齋藤健さんや政策通の平将明さんなどが揃っています。

宮家)専門家ばかりですよ。

飯田)専門家集団だと、そこのところを頼りにしている人は自民党のなかでも多いですよね。

宮家)しかし、最後は数なのですよね。難しいところですね。

5548名無しさん:2020/10/25(日) 01:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/007bbbb14b51e8773e2d3256a29ef407f030f49a
安倍前首相の甥がフジテレビを退社「父親の岸信夫防衛大臣のもとで働く」
10/19(月) 23:18配信

 安倍晋三前首相の甥にあたる岸信千世氏(29)が、フジテレビを今月末で退社することが、「週刊文春」の取材で分かった。

 信千世氏は、岸信夫防衛大臣の長男で、曽祖父は岸信介元首相、祖父は安倍晋太郎元外相。安倍前首相は父の実兄で、伯父にあたる。2014年に慶応大学を卒業後、フジテレビに入社。社会部で警視庁や宮内庁、気象庁などを担当してきた。

「本人は政治部希望だったのですが、総理の甥が政治部では何かと不都合だろうということで社会部に配属されたようです」(フジテレビ関係者)

 10月12日、信千代氏の退社について、フジテレビの報道局幹部が集まる会議で、社会部長から「今月いっぱいで退社して、父親の防衛大臣のもとで働く予定です」と信千世氏の退社について説明があった。

 前出・フジテレビ関係者が明かす。

「信千世氏が秘書になるということで、社内でも衝撃が走りました。ただ、あの血筋ですから『やっぱり』という方が多いですね」

 信千世氏に聞くと、こう答えた。

「10月末で退社するのは事実です。詳しくはフジテレビの広報に聞いて頂ければと思います」

 フジテレビはこう回答した。

「岸は10月末で退社する予定です。今後につきましてはお答えする立場にございません」

 岸信夫氏の事務所にも取材を申し込んだが、期日までに回答はなかった。

 10月22日(木)発売の「週刊文春」では、安倍前首相の母・洋子氏が信千世氏をどう絶賛していたのか、信千世氏の合コンでの“定番ネタ”や人物像などを詳報する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月29日号

5549名無しさん:2020/10/25(日) 01:32:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d25f92481aed3fd2510321f2f323bda82424838
安倍晋三の甥フジ電撃退社で浮上した「安倍家と岸家」の因縁
10/21(水) 14:35配信

 安倍晋三・前首相の甥でフジテレビ局員の岸信千世氏(29)が、10月末で同局を退社すると報じられた。

 信千世氏は安倍氏の実弟・岸信夫氏(現・防衛相)の長男。現在はフジの報道局で社会部記者として勤務している。

「今年初めは気象庁と国土交通省を担当していましたが、2月からは新型コロナ流行で人員不足となった厚労省も担当していた。父・信夫氏が菅政権の防衛相に就任して間もない10月初旬に辞意を申し出たそうで、上層部は引き継ぎに大慌て。何度か慰留したようですが、本人の意思は固かった。退社後は信夫氏の秘書官になるとみられています」(フジテレビ関係者)

 信千世氏といえば、子供のいない安倍前首相の「後継者候補」と報じられたこともある人物だ。

「“ゴッドマザー”の異名を取る安倍氏の母・洋子さんは、安倍氏の兄・寛信氏の長男を後継者にしたい意向があったようだが、本人に政界入りの意思はなかった。一方で信千世氏はフジ入社当時からいずれ政治家になるという意欲を見せていた。総理の甥ということで、後継者問題について他社に取材されることもありましたが、『何もしゃべれないんですよ〜』と、フランクな態度でかわしていた。陽気な青年といった印象です」(全国紙政治部記者)

『週刊ポスト』が3年前に後継者問題で信千世氏を直撃した際も、「その件は広報を通してもらえないとダメなんすよね。ホント申し訳ないです……」と、やんわり取材拒否しながら否定はしていなかった。

「信千世氏には弟がおり、将来的には安倍氏の山口4区、岸氏の山口2区を兄弟でそれぞれ引き継ぐのではないかという見方もあります。父親の信夫氏の秘書になるということは、ゆくゆくは信千世氏が2区を継ぐことになるのではないか」(前出・政治部記者)

 信千世氏が突然退社を決めたことで、問題も生じている。別のフジテレビ関係者が話す。

「急な退社で有休が消化できないようなんです。コロナ禍ということもあり、厚労省担当は全員カツカツで働いている。上層部も心配しているようですが、結局退社日まで引き継ぎに追われることになりそうです」

 信千世氏に聞くと、10月末で退社することを認めたうえで、こう話した。

「退職の旨は、1か月くらい前に会社に伝えています。10月30日が最終日なので、それまでは引き継ぎなども含めて基本的に記者として働くことになります。昨日(10月19日)も調布市の道路陥没の件で取材に行きました。月末まで働きつつ、有休は1〜2日くらい取れれば取りたいと思っております」

 かなり慌ただしい辞職と“政界入り”であったことがわかる。見方によっては、政界のエリート一家である岸家と安倍家の後継者問題が火花を散らしているようにも感じられる。父・信夫氏がいち早く長男を後継者に指名したのだとすれば、これでまた安倍家の後継問題は宙に浮いたことになる。信夫氏は、安倍氏の実弟として安倍家に生まれながら、後継者のいなかった岸家にすぐに養子に出た。跡継ぎのいない安倍家としては、「今度はこちらが後継者をもらう番だ」と考えてもおかしくなかっただけに、今回の件は様々な憶測を呼んでいる。

 まずは信千世氏の政治手腕が注目される。

5550名無しさん:2020/10/25(日) 01:33:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/19832f9cf71af95bc42d4e6bb0b445277628c74d
政界入り濃厚の安倍前首相の甥・信千世氏 愛称は「ちよっち」「ちよちよ」
10/21(水) 19:41配信

 自民党は安倍晋三前首相(66)の甥でフジテレビに勤務する岸信千世氏(29)が今月末で同局を退社し、将来的な政界入りに歓迎ムードだ。

 信千世氏は安倍氏の弟で菅政権で初入閣した岸信夫防衛相(61)の息子。どんな人物か。

 フジテレビで宮内庁担当だった時の信千世氏を知る関係者は「好青年で本当に性格のいい人でした」と話し、報道記者から岸防衛相の秘書官に転身することを惜しんだ。

 別の政界関係者は「血筋が良いからと言って偉ぶることはない。20代前半のころはカラオケで女性の被りモノをつけて熱唱することもあった。イジりやすいキャラクターですね」と明かす。

 女性キラーでもあり、フジの名物ベテラン女性記者からは「ちよっち」「ちよちよ」と呼ばれ、かわいがられていたという。

「あのキャラは天性のもの。有権者ウケは絶対すると思う」とは同関係者。

 自民党内では安倍氏が昭恵夫人との間に子供のいないことを理由に首相在任中から後継者問題が注目を集めていた。

 信千世氏のほかには、安倍氏の兄で三菱商事パッケージング社長の寛信氏の長男で、三菱商事の法務部に勤める寛人氏の名前も取りざたされている。

 党内では衆院選任期まで21日で1年となったことを受け、安倍氏が次期衆院選に出馬せず、2人の甥っ子のどちらかに「選挙区の山口4区を継承させるのではないか」という観測も流れ始めている。

「政界引退ならば、信千世氏が安倍家に養子入りかという話になります」(自民党議員)

 党内には世襲議員が多く「またか」いった声も聞かれる。その一方で、いざ選挙となった時に地盤、看板、カバンの「三バン」を最初から持つ信千世氏の〝即戦力〟は魅力でもある。しばらく党内はこの話でもちきりになりそうだ。

東京スポーツ

5551名無しさん:2020/10/25(日) 02:08:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/708a21c00d22393e7591bd5fc5aa3666d14720c0
安倍昭恵さん 首相辞意表明前に異例の官邸訪問、夜遊び封印
8/28(金) 16:15配信

 安倍晋三・首相が8月28日、辞任の意向を固めた。本誌・週刊ポストは8月25日午後、東京・渋谷にある私邸から、車に乗り込み首相官邸に向かう昭恵さんの姿をキャッチしていた(写真参照)。

 夫の仕事場である官邸に夫人が直接訪れるのは極めて異例なことだった。15時に官邸を訪れた夫人は2時間ほど滞在し、まっすぐ私邸に帰宅。車中では思い悩むような表情をしていた。すでに安倍氏の辞意を知っていたのだろうか。

 体調が悪化する中でも安倍家では、母・洋子さんと安倍夫妻3人で食卓を囲む日々が続いていたという。

「洋子さんは一時、入院したとの噂も流れましたが、現在は安倍氏の私邸で一緒に暮らしている。洋子さん専属の家政婦が作った夕食を3人で食べていると言います。洋子さんと首相は話が弾むそうですが、昭恵さんは黙って聞いているだけ。後継の話についても、洋子さんと折り合いが悪い昭恵さんは首を突っ込まないようにしている」(全国紙政治部記者)

 後継問題とは、子供のいない安倍首相の地元・山口4区を誰が継ぐか決まっていないという問題。安倍首相の兄・寛信氏(三菱商事パッケージング社長)の長男で会社員の寛人氏や、首相の弟である岸信夫・衆院議員の長男でフジテレビ報道局に勤務する信千世氏などの名前が挙がっている。そうした後継の話には口を出さない昭恵さんだが、こんな変化もあったという。

「かつては夜の街で飲み歩いていた昭恵さんも、今は夫の体調を気遣い、おとなしくしているようです」(同前)

※週刊ポスト2020年9月11日号

5552名無しさん:2020/10/25(日) 03:13:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/ea8bf6fc948170914deaf3c9a578d1b9547b5e3e
菅氏「政権継承へ頑張りたい」 総裁選への出馬めぐり 自民・森山氏
10/25(日) 0:58配信

 自民党の森山裕国対委員長は24日、福井市で講演し、9月の党総裁選をめぐり、当時官房長官だった菅義偉首相が8月29日に、二階俊博幹事長らと会談した際のやりとりを明らかにした。

 菅氏は「安倍政権を継承していくために私も頑張りたい」と出馬の意向を伝えたという。

 安倍晋三前首相は8月28日に退陣を表明。菅氏は翌29日夜、二階、森山両氏、二階氏側近の林幹雄幹事長代理と東京・赤坂の衆院議員宿舎で会談した。菅氏の発言に対し、二階氏は「あなたがやるのが一番良い」と応じたという。

5553名無しさん:2020/10/25(日) 12:49:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/844a7e6586d7603fc60e39aa51a556b2d861c358
「志も理念もない人が増えた」 古賀・元自民幹事長が昨今の国会議員憂う
10/25(日) 10:21配信

 山梨県教職員組合などで構成する県連合教育会主催の教育研究集会が24日、甲府市内で開かれ、自民党の古賀誠元幹事長(80)が「憲法9条は世界遺産」と題して講演した。

 2歳の時に父親が戦死し、苦労する母親の姿を見て育った古賀氏は、国民に塗炭の苦しみを経験させた当時の状況を「政治の貧困」と批判。昨今の国会議員に関して「次世代の人たちのことをどう考えるのか、志も理念もない人たちが増えた」と憂えた。

 憲法9条について「日本人の戦争に対する覚悟と決意が込められている。世界遺産に匹敵する」と述べ、「教育の力を借りて平和を実現するのが我々の使命だ」と訴えた。

 教研集会は平和教育をテーマに開催され、70回目。【梅田啓祐】

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9658d0eb316d450de32f40f0e5994cc33d7ae4c
教育研究山梨県集会 古賀誠元自民党幹事長が講演
10/24(土) 19:00配信

教職員らが平和教育について考える集会が、山梨県甲府市で開かれ、元自民党幹事長の古賀誠さんが講演しました。
この集会は、県連合教育会が開いたもので、山梨県内の小中学校の教職員ら、約400人が参加しました。
24日は、元自民党幹事長で、戦争で父親を亡くした古賀誠さんが、自身の著書のタイトルでもある「憲法9条は世界遺産」をテーマに講演しました。
古賀さんは、戦争で夫を亡くし苦労した母親の姿を見て、平和を実現するため政治家を志したという当時の記憶を振り返り「平和のために憲法9条を守っていかなくてはならない」と訴えました。
会場には、長崎知事や元参議院副議長の輿石東さんも訪れ、古賀さんの話に耳を傾けていました。

[UTYテレビ山梨]

UTYテレビ山梨

5554名無しさん:2020/10/25(日) 13:09:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/b48c787c7ae3b839d5590f23b2aec829b6fa0f1e
与党、歳出圧力じわり 早期解散の可能性にらみ? 
10/25(日) 8:17配信

 2020年度第3次補正予算案と21年度予算案の編成に向け、与党内で積極的な財政出動を要求する声が強まってきた。

 10万円支給に続く現金給付第2弾が必要との意見が出ている。永田町では、年明けから間を置かない衆院解散を想定し、国民へのアピール材料づくりを始めたのではないかと臆測を呼んでいる。

 公明党の竹内譲政調会長は6日、加藤勝信官房長官と首相官邸で会談し、新型コロナウイルスの流行長期化を踏まえ、「受験生等支援給付金(仮称)」の新設を提唱した。大学受験・就職活動に取り組む高校3年生と浪人生を対象に、1人2万円を一律支給する内容だ。支給額は大学入学共通テストの受験料を参考に設定したという。

 これに触発されたかのように、14日には自民党若手の長島昭久、武部新、渡嘉敷奈緒美各議員らが菅義偉首相と官邸で面会。「消費をもう一度呼び起こすべきだ」として、国民1人当たり5万円を無条件で支給するよう申し入れた。

 高校生らへの給付をめぐっては、政府・自民党内で当初、「苦しいのは若者だけではない」(閣僚経験者)と否定的な声が強かった。しかし、公明党重視の首相の意向もあってか、与党は水面下で協議をスタート。公明党幹部によると、現在は支給対象を絞らず、「より広く困窮世帯に行き渡る給付」の実現に向けて協議が続いている。

 5万円給付も自民党内は「スタンドプレー」(政調幹部)と冷ややかな反応が多かった。ただ、申し入れたのは二階俊博幹事長率いる二階派の若手ら。首相も「そういう方向で頑張る」と前向きな反応を示したとされ、「3次補正編成で議論になる」(同派幹部)との見方は消えていない。

 政府・与党内では11月中旬から追加経済対策の検討を正式にスタートし、12月11日にも3次補正を閣議決定する日程が取り沙汰されている。閣僚の一人は「与党が歳出圧力を強めるのは衆院解散のにおいをかぎつけたからでは」と指摘。野党も「公明党がばらまきを求めるのは選挙が近いときだ」(立憲民主党幹部)と身構えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/affb3873db73954584fa5d62b1764bcafcd6b47a
「保守の火絶やさぬ」安倍氏に熱視線 自民「創生日本」再始動へ
10/23(金) 20:52配信

 安倍晋三前首相が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」が再始動することが23日、分かった。第2次安倍内閣発足後はほぼ休眠状態にあったが、25日夜に安倍氏の慰労を目的に会合を開く。党内では「保守団結の会」(代表世話人・高鳥修一衆院議員)や「日本の尊厳と国益を護る会」(代表・青山繁晴参院議員)なども保守再興を期待し、前首相に熱い視線を送っている。

 派閥横断型の創生日本は、平成24年の総裁選で安倍氏の勝利を後押しした。首相退任を機に本格的な活動再開を目指す動きが浮上。東京都内のホテルで開かれる25日の会合には、加藤勝信官房長官や下村博文政調会長、古屋圭司元国家公安委員長、稲田朋美前幹事長代行ら約20人が出席する予定。安倍氏が講師役を務める勉強会の開催など、今後の活動方針についても話し合われる見通しだ。

 創生日本の前身は、第1次安倍内閣が退陣した19年に中川昭一元財務相が立ち上げた「真・保守政策研究会」で、21年の中川氏死去に伴い安倍氏が会長に就任した。その後、現在の名称に変わり、運動方針に「戦後レジームからの脱却」などを掲げて安倍氏の再起を支援した。

 再始動について、ある幹部は「菅義偉首相は国家観を示す前にデジタル庁設置などの政策をアラカルトに打ち出す傾向があるので、党内で国家観を重視した活動も必要になる」と指摘。「保守の火を絶やさないためにも安倍氏との活動を再開したい」と語る。

 安倍氏に対しては、党内の別の保守系グループも連携を模索している。

 年内にも慰労会を計画している「保守の会」の幹部は「安倍氏は保守の精神的な支柱だ。首相辞任後も本領を発揮してもらいたい」と期待を寄せる。「護る会」も27日に開く創立1周年を記念した懇親会に安倍氏を招待している。

 さらに、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の実効支配強化を目指す保守系議員連盟「尖閣諸島の調査・開発を進める会」の代表を務める山田宏参院議員も23日、安倍氏の活動参加をめぐり記者団に「当然、声はかけていかないといけない」と述べた。

 首相辞任後に靖国神社に2回参拝するなど安倍氏が活動を活発化させる中、自民党内で保守のシンボルである前首相の「争奪戦」が激化しつつあるようだ。(広池慶一、奥原慎平)

5555名無しさん:2020/10/25(日) 13:10:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d2e28039d93c5078f30c398b4551240d518947
〔広がる波紋〕かつては自民党政権を批判してきた増子輝彦参議院議員が自民会派へ 
10/23(金) 20:30配信

10月21日に、参議院の自民会派に加わった増子輝彦議員。
「日本・福島復興のためにスピード感を持ってリアリティに政策実現に全力投球していきます」とコメントを発表した。

増子議員は、かつては自民党に所属していたが、1994年からは「民主党」や「国民民主党」などで活動し、自民党政権を批判してきた。

増子輝彦さん(2016年当時):「私はアベノミクスは失敗だと。消費税を上げないということは約束違反だと。安倍政治にストップをかけて、安倍政権の暴走を食い止めて」

活動を共にしてきた県議会議員は、増子議員が当選した経緯を踏まえて今回の判断を厳しく非難した。
立憲民主党 福島県連・亀岡義尚幹事長:「一票を託した当時の有権者の皆さんに対する責任というか、それはやっぱり信頼に背くことになりますので、なかなか言いたくはありませんが背信行為と。やっちゃいけないことを、なされたんではなかろうかなと」

自民党福島県連の幹部は、世耕参院幹事長から『自民党への入党や派閥に加わることは無い』と確認した上での会派入りだと説明を受けた上で、会派入りに反対することを伝えたと言う。

自民党福島県連・渡辺義信幹事長:「我々県連としては、今後の混乱を想定して困る。反対、承服できないという話」

世耕参院幹事長は、増子議員に自民党の政策と違う言動が見られた場合には、会派入りを解消するとも説明したという。



<増子輝彦参議院議員・これまで>
2016年の参院選を野党統一候補として戦い、46万票余りを獲得して、法務大臣だった岩城光英さんを破り当選。
今回の会派入りによって、与党の立場で国会活動を行うことになり、一票を投じた有権者への説明が重要になる。

<今後の選挙への想定される影響>
立憲民主党などによる「4者協議会」は、次の衆院選に向けて福島2区の候補者選定を、増子議員に一任していたが、それも白紙となった。
参院選に関しては、これまで増子議員を推薦してきた連合福島は推薦しない方針。
そして自民党のいわき総支部は、2016年に落選した岩城光英さんを候補者として県連に推薦する方針で、県連は増子議員を「戦う相手の1人と想定している」としている。

増子議員は今回の自民会派入りについて、表立っての説明は行っていない。
どんな考えのもとに、政治的な立場を変えたのか…選挙で選ばれた国会議員として、説明する責任がある。

福島テレビ

5556名無しさん:2020/10/25(日) 16:27:44
https://news.yahoo.co.jp/articles/de500d043b5a20e3081b387a4f5486643deae84e
「“死んだふり”をするつもりはない」 派閥会長辞任の石破茂氏、政治家としての今後の展望は
10/25(日) 15:48配信

 「水月会の会長を辞したいということを申し上げた。過去4回総裁選挙に立候補したが、結果は出せなかった」

 22日、「水月会」の派閥会長を辞任することを突如表明した、自民党の石破茂元幹事長。“石破氏を総理大臣にするために集まった集団”の会長を辞任し、この先政治家としてどこへ向かうのか。23日の『ABEMA Prime』に石破氏が生出演し、考えを明かした。

 派閥について「なくならない。なくしたくない」と話す石破氏。石破氏が会長を辞めても派閥が残ることを“死んだふり”とする見方について、「派閥にはスピリットというものがある。政策集団として政策をきちんと錬磨しないでどうするのか、言うべきことも言わないでどうするのか、理屈ばかり言って選挙に弱くてどうするのかという水月会スピリットは、今後も残していかなければならない。もちろん政調会で政策は議論しているが、30年先、50年先、100年先の日本をどうするのか、そのために今何をしなければならないのかということを大真面目に議論する集団は、自民党に絶対必要だと私は思っている。ただ、期待に応えられなかったから、ここで一旦けじめを付けるというのも私の生き方だ。それには色々な見方があるが、“死んだふり”とかは、私は忍術使いではないのでやるつもりはない」との考えを示す。

 そんな石破氏に対し、2ちゃんねる創設者のひろゆき(西村博之)氏は「石破さんが仲間を増やすのは不得意なのは皆分かったわけで、どこかの知事をやった方がいいのではないか。それで、“石破さんの地域だけすごく幸せになりました”という方がまだ分かりやすい」と持論を展開する。

 これに石破氏は「私の父親は、建設事務次官を辞めてから知事を15年やって、その後国会議員を8年くらいやって死んだ。もう40年も前のことだが、知事にものすごいやりがいと誇りを持っていた。私も(国会議員を)35年やっていて何度か機会はあったが、そういう選択をしないで今に至っている。直接民主制で、自分の判断によって地域がガラっと変わっていくのは町長でも市長でも一緒だが、政治家としてそっちの方がやりがいがあるだろうなと思ったことは何度もある。国会議員でなければできないことは何かと言うと、突き詰めると外交安全保障と憲法だろう。あとは、財政と金融政策、教育の根幹。そういうものにいかに主体的に自分の考え方を反映させるかが、結局国会議員でいるということの分かれ目だ」と述べた。

5557名無しさん:2020/10/25(日) 16:27:54
>>5556

 石破氏は“総理を諦めた”のか。慶應義塾大学の若新雄純特任准教授は「すでに何度も大臣を経験されているので、一般的な国会議員の出世ルートというところだと“あとは総理だけ”という状態だ。しかし、総理は自民党をまとめないといけない。それが苦手だと言われている石破さんにとって、政治家として残された道、世の中に影響を与えていくシナリオはどういうものがあるのか」と尋ねる。

 石破氏は「これは何十回も言っているが、総理というのは手段であって目的ではない。“何がなんでも総理になりたい。なって何していいのか分からない”というのは、国民にとってえらい迷惑だ。一方で、いかなる経緯にせよ菅政権ができて、我々のメンバーも大臣や副大臣になって政府を構成している。国民の期待に応えていかに良い仕事をするかということをやるのも私の仕事だと、本心から思っている」と答えた。

 さらに、ひろゆき氏が「石破さんは政治学者ではなく、政治家だ。いつかは自分の言っていることを実現させたいというものがあってやっているわけで、まずは黙って閣内に入って、派閥を作って人気を得て、総理大臣になってから初めてやりたいことを実現するという方が本当にやりたいことではないのか」とぶつけると、「何度も考えた。長くやっていて『これはおかしい』『これは違うだろう』ということがあったが、“違っていても隠忍自重でものを言わない、大臣職を全うする、いつかはなるぞ総理大臣”という生き方とは私は違うということだ」とした。

 では、石破氏は今後どのように動くのか。「菅政権を支援していく形で活動するのか」との質問には、「例えば、安倍さんと私とでは憲法9条に対する考え方は根本から違う。それを言うと、“批判をするのか”“後ろから弓を射るのか”という話になるが、意見を述べることがネガティブな評価になると、怖くて誰も言わなくなる。それは本当に正しい言論空間なのか」とのスタンスを示す。

 その上で、党内のバランスについて、「今後どう展開するのかは分からない。しかし、政策のどこが違うのか、党の在り方のどこが違うのか、時代認識のどこが違うのかという論点がクリアになってこないと、党員は選びようがない。国会議員がいて、地方議員がいて、党員の方がいてという1つの関係があるのだとすれば、自由民主党における主権者としての党員がもっと色々なことが考えられる状況は作るべきではないか」と述べた。
(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

5558名無しさん:2020/10/25(日) 17:50:05
https://www.asahi.com/articles/ASNBR44S5NBQUTFK01S.html
「分裂はお家芸」 自民最大派閥、安倍氏不在で嵐の気配
有料会員記事
石井潤一郎
2020年10月25日 11時00分

 栄華を誇ってきた自民党の最大派閥が試練のときを迎えている。

 9月28日夕、東京都港区の東京プリンスホテルの前には高級車が列をつくった。人波の先にあったのは自民党細田派(清和政策研究会、細田博之会長)の政治資金パーティーだ。

 菅義偉首相や各派閥の領袖(りょうしゅう)がこぞって駆けつける中、この日の話題をさらったのは久々に公の場に登場した安倍晋三前首相だった。壇上で「私も清和政策研究会出身の1人。みなさまには、まさに自民党のど真ん中で安倍政権を支えていただいた」と謝意を述べると、会場の拍手はしばらく鳴りやまなかった。

 近年、同派は日本政治の中心にいた。2000年以降は森喜朗、小泉純一郎、福田康夫、安倍の各首相を輩出。「首相が身内」の威光は人を引き寄せ、今では98人が所属する。第2派閥の倍近い人数を擁する最大派閥だ。

 ただ、安倍政権が幕を閉じ、風向きは変わりつつある。

 9月の総裁選では同派は菅氏の支援に回ったものの、先んじて支援を表明した二階俊博幹事長率いる二階派に新政権での主導権を握られた。

 前出のパーティーで、大派閥を率いた竹下登元首相の実弟である竹下亘・竹下派会長は、こう同情してみせた。

 「表向きはともかく、100人の議員集団というのは実は大変。いわば不満だらけの集団をコントロールする難しさ。清和研の皆さんが大変苦労しているんだろうなと思う」

「4人は総裁選に出られるね」
 多くの所属議員を抱えるがゆえ、細田派にとって総裁選は鬼門となっている。

 08年総裁選では、派閥の「派…

5559名無しさん:2020/10/25(日) 18:04:25
https://smart-flash.jp/sociopolitics/28428
安倍首相「慶応出の2人の甥っ子」跡目はどっちが継ぐのか
社会・政治 投稿日:2017.11.16 06:00FLASH編集部

「あの子には引退してほしいのよ。もう頑張るような状態じゃないの」
 2017年6月下旬、安倍晋三首相の “ゴッドマザー” こと洋子さんは、安倍家馴染みの飲食店店主にこう言ったという。

 総選挙に圧勝した安倍首相は、悲願である憲法改正に弾みをつける。だが、母・洋子さんの心配の種は、6月のころと変わりはない。

 すると持ち上がるのは、子供のいない安倍首相の後継、3人の首相を輩出した名門の「四代目」選び。「跡目」の候補は、安倍首相の2人の甥っ子だ。

 1人めの甥は、安倍首相の兄・安倍寛信氏(三菱商事パッケージング社長)の長男・寛人氏。2人めは首相の弟・岸信夫衆院議員の長男、岸信千世氏だ。

 2人のどちらを選ぶかで、安倍首相と洋子さんの間に確執が生じているという。

 なぜ確執が生じるのかーー。
 政治ジャーナリストの野上忠興氏が解説する。

「かつて、故・晋太郎氏と洋子さんは、寛信氏を晋太郎氏の跡目に望んでいました。しかし、寛信氏には、選挙を手伝ったときに体を壊した経験があり、政治家になる意志はなかった。第1次安倍政権退陣後、洋子さんは地元・山口に帰ると、寛人氏の写真を持って、『晋三の後はよろしくお願いします』と言って回っていたと聞いています」

 洋子さんが推す寛人氏は、どんな人物なのか。安倍家の地元支援者が語る。

「弁護士を目指し、慶応義塾大学の法科大学院に進みましたが、2017年4月に三菱商事に入社しました。まだ政治家になる気持ちはないそうですよ」

 本誌は8月某日、寛人氏が後継になる可能性について、父の寛信氏を直撃している。寛信氏は、「そんな話はありませんよ」と否定した。

 そこで浮上するのが、もう一人の甥・信千世氏である。彼は、慶応義塾大学卒業後、2014年にフジテレビに入社。現在は、報道局社会部の宮内庁担当記者をしている。

「まっすぐな人柄で、熱心な仕事ぶりが知られています。入社時からずっと、政治部志望。本人は、『(報道の世界で)10年は勉強する』と話しています」(フジテレビ関係者)

 晋太郎氏の「跡目」は、次男である安倍首相が継いだ。

「父の悲願だった首相に就き、しかも長期政権を維持している自負がある。後継は、自分で決めたいと思っています。幼少のころよく遊び、気心が知れている弟・岸信夫氏の長男なら、安心できるということでしょう」(野上氏)

 10月20日、信千世氏を出勤時に直撃した。政界への意欲を問うと……。

「すみません……。広報を通してください」と話した。フジテレビ広報室は「社員の個人的な考え等に関する質問にはお答えできません」と回答。

 信千世氏は、「10年勉強」と言うが、安倍首相の健康には懸念が残る。安倍首相が治療を受ける慶応義塾大学病院の関係者は声を潜めてこう言う。

「首相の主治医は交代し、病気の進行に備えている。潰瘍性大腸炎は、ストレスが非常によくない。激務に耐えているのが信じられないほどだ」


「四代目」継承の日への心構えはあるのか。入局したころ、周囲に政治家を継ぐのかと聞かれた信千世氏は、冗談まじりにこう話したという。

「その節には、よろしくお願いします」

(週刊FLASH 2017年11月7日号)

5560名無しさん:2020/10/25(日) 18:28:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e4abdaa3c1bff2e2dfe004ea4ece8f18636748f2
臨時国会、コロナ対応に全力 自民党の二階幹事長
10/25(日) 17:41配信

 自民党の二階俊博幹事長は25日、佐賀市での講演で、26日からの臨時国会への対応について「年内の新型コロナウイルス対策に全力を尽くさなくてはならない。分かりやすく政府・与党のメッセージが国民に伝わるような国会にしなければならない」と述べた。

 二階氏は「一つ一つ課題が着実に前進していく姿を提示することがなすべき責務だ」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e0210e69a84a2e58752c90bca7b43f76892cf0d7
自民党県連政経セミナーに二階幹事長出席 佐賀県
10/25(日) 17:38配信

自民党佐賀県連の定期大会に合わせ開かれた政経セミナーで自民党の二階幹事長が講演し、26日からの臨時国会で新型コロナウイルス対策に全力を注ぐと強調しました。

【自民党・二階俊博幹事長】「明日から私たち臨時国会が召集、開会される。まずは現在の新型コロナウイルス対策われわれは全力を尽くさなければならない」

佐賀市で開かれた自民党県連のセミナーで講演した二階幹事長はこのように述べ、26日から始まる臨時国会で新型コロナウイルス対策に、全力を傾けるとする考えを示しました。一方、現在野党などから批判が出ている日本学術会議の任命拒否の問題にはふれませんでした。

また、林幹事長代理は九州新幹線・長崎ルートの問題など佐賀県が抱える国政課題にふれ、「国と佐賀県が連携して、佐賀県の発展策に見合うスタイルで進めなければならない」と話しました。

サガテレビ

5561名無しさん:2020/10/27(火) 03:25:57
https://news.yahoo.co.jp/articles/1cfbc254a4eb63887d3fb5fcfaffdf5901eff72c
二階氏、年始休暇延長案に不快感 「聞いてない」、国会召集懸念か
10/26(月) 20:09配信

 自民党の二階俊博幹事長は26日の記者会見で、西村康稔経済再生担当相が新型コロナウイルス対策として、来年1月11日までの年始休暇延長を提案したことに対し「聞いていない。真意がどこにあるのか理解していない」と不快感を示した。休暇延長は、1月の通常国会の召集日に影響しかねないことが背景にある。

 来年の政治日程に関し二階氏は「ゆとりある日程は組んでいない。関係者でよく相談して慎重に決めたい」と述べた。

 衆院解散・総選挙については「自民党は明日でもよいという準備を整えている」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/52d92fe9802117188af76c65c6dfce34486d1fc5
休暇分散化「解散影響ない」 二階自民幹事長
10/26(月) 19:56配信

 自民党の二階俊博幹事長は26日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止のために年末年始休暇の分散化を政府が呼び掛ける方針について「解散に影響はない」と述べ、菅義偉首相の衆院解散・総選挙の判断を左右しないとの認識を示した。

 衆院解散時期をめぐり、来年1月召集の通常国会冒頭も一部で取り沙汰されている。二階氏は「コロナの問題も極めて重要だが、政治日程もそんなにゆとりのある日程を組んでいるわけではない。解散が必要となった場合に首相が判断する」と強調した。

5562名無しさん:2020/10/27(火) 03:28:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/41f0ab1d7556c5461ef28867391e286cf9b6ee1e
安倍氏、創生日本メンバーと会食「最後まで支えてくれたのがこのメンバーだ」
10/26(月) 21:50配信

 安倍晋三前首相は25日夜、自身が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」の主要メンバー20人余りと東京・文京区のホテルで会食した。創生日本は2012年末の第2次安倍政権発足後、活動を事実上休止していたが、この日を機に再始動することで一致した。

 会食は安倍氏の首相退任に伴う「慰労会」名目で約2時間開催。閣僚では加藤勝信官房長官、西村康稔経済再生担当相、萩生田光一文部科学相が出席し、党側からは下村博文政調会長や稲田朋美元政調会長らが参加した。会食後、取材に応じた木原稔首相補佐官によると、参加者たちは創生日本のメンバーでもある菅義偉首相を支えていくことで一致。併せて引き続き安倍氏を会長としてあおぎ、勉強会などを開催していくことでまとまった。

 創生日本は安倍氏を慕う議員有志による派閥横断型の組織で、12年の総裁選では安倍氏勝利の原動力になった。安倍氏は会食中、当時を振り返り、「最後まで支えてくれたのがこのメンバーだ。おかげで総裁選に勝てた」と語ったという。【遠藤修平】

5563名無しさん:2020/10/27(火) 03:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2755bdcedbe40d14c561fca1863548f6b0abba0
“年末年始の休暇延長”二階幹事長が不快感
10/26(月) 23:15配信

西村経済再生担当相が年末年始の休暇を1月11日まで延長することを提案したことについて、自民党の二階幹事長が不快感を示しました。

自民党・二階幹事長「まだ西村経済再生相から聞いておりませんから、真意がどこにあるのか、まだ十分理解しておりません」

先週、西村経済再生相は、新型コロナの感染拡大を防ぐため、年末年始休暇の延長を提案しました。この発言について、複数の自民党幹部は「いったい、どうなっているんだ」「西村経済再生相から報告は全くない」などと不快感を示しました。

来年1月召集の通常国会冒頭での衆議院の解散が取り沙汰される中、二階幹事長は、休暇の延長が「解散に対する影響はない」と述べました。

一方、西村経済再生相は、一部、真意が十分に伝わっていなかったとして、26日の会見で改めて年末年始の休暇について説明しました。

来年の年始は月曜日の1月4日が仕事始めになる会社が多く、年始の休みが三が日に集中するとみられるため、休暇を分散させるのが一番の目的だと強調しました。その上で、11日までを休暇とするのも選択肢の一つだとして、業務の状況に応じて企業で判断してほしいとしています。

また、外出自粛やステイホームをお願いするものではないと述べました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5176c7b4185cdc317f2a3a22dddfa78503070799
「大阪都構想」 自民・二階幹事長 賛否明言せず
10/26(月) 23:51配信

 来月1日に迫ったいわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票について、自民党の二階幹事長は大阪市民の良識に期待するとだけ述べ、自らの賛否については明らかにしませんでした。

 大阪市を廃止して4つの特別区に再編する「大阪都構想」についてMBSなどが行った大阪市民への電話調査では、反対と賛成が僅かの差で拮抗しています。

 一方の二階幹事長は…

 「結果次第では「大阪市」が日本から消滅する」「大阪市のみなさんの良識あるご判断、これが期待されるところだと思います」(自民党二階幹事長)

 二階幹事長は「幹事長が方向付けすべき問題ではない」とも述べ都構想への賛否を明らかにしませんでした。住民投票の投開票は来月1日です。

MBSニュース

5564名無しさん:2020/10/27(火) 09:05:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/d935c2a83b905546e73e7df821d37547e123ec1a
保守王国・衆院山口3区分裂の様相 林元文科相のくら替え封じ図る河村氏
10/27(火) 7:55配信

 次期衆院選をめぐり、「保守王国」とされる山口県で自民党が分裂の様相を呈している。河村建夫元官房長官が地盤とする山口3区で参院議員、林芳正元文部科学相のくら替え出馬が取り沙汰されているためだ。河村氏は、所属する二階派を挙げてくら替えの封じ込めに動くが、これに反発する周囲が林氏の出馬環境の整備に動くなど待望論は地元に根強い。(九州総局 小沢慶太)

 25日、山口市で開かれた自民山口県連の政経セミナー。渦中の河村、林両氏が同じステージに上がった。河村氏が次期衆院選について、自らを含む「公認候補が圧勝できる態勢をつくっていかなければならない」と訴えたのに対し、林氏が衆院選に触れることはなかった。

 9月半ば、林氏が山口3区から出馬する意向を固めたと一部で報じられたことをきっかけに、党内の内部抗争が表面化した。

 二階派は、派閥を率いる二階俊博幹事長を筆頭に派閥議員20人を、同県宇部市で開かれた河村氏の総決起大会に動員。林幹雄幹事長代理は、くら替えは「反党行為」だとして、「除名」にまで言及した。大会後には、林元文科相とのつながりも深く、地元に大きな影響力を持つ宇部興産を視察し、強く牽制(けんせい)した。

 しかし、地元の林氏陣営はこうした二階派の強権的なやり方に屈するどころか、逆に反発を強めている。大会後も林氏に近い県議会重鎮が党幹部と面会するなどし、周囲が出馬の環境整備に動く。

 地元の首長選は「代理戦争」の色を帯びる。今年4月の美祢市長選では林氏が推す新人が、河村氏が応援する現職を破った。来年3月の萩市長選は河村氏の実弟である県議が、林氏の支援で当選した現職に挑む。

 現職の辞職に伴う11月15日告示、22日投開票の宇部市長選では自民は当初、分裂含みだったが、林氏の元秘書の県議に一本化する見通し。ただ、河村氏が対立候補の市政策広報室長を「支援するのでは」との観測も流れる。

 77歳の河村氏と比べ、59歳と若い林氏に対して「将来の首相候補」として衆院へのくら替えを期待する声は地元に根強い。前回平成29年の衆院選を含め、これまでもくら替えを模索する動きはあったが、踏みとどまってきた経緯もある。今回も出馬を見送るようなら「支持者が納得しない」(地元関係者)。

 林氏は「意向を固めた事実はない」と否定する一方で「地元で期待があり、しっかりと精進していきたいと言い続けてきた。それは全く変わっていない」と含みを持たせる。

 地元支持者は「『いざ鎌倉』で、林氏が決断すれば、動ける体制は整えている」と語っている。

5565名無しさん:2020/10/27(火) 09:18:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/6394fabd199c0eb0fddc5ad2312cafb5fda9682a
菅首相、三男の妻は“反安倍”人脈「愛媛・松山市副市長」の娘
10/27(火) 6:07配信

“合理性” の思想家、ニコロ・マキャベリへの信奉を自著で綴る菅義偉首相(71)は、近親者からの要望に「仕方あるまい」と思ったのだろうか。「使えるものは、なんでも使え」はマキャベリズムでは当たり前だ。そのとき菅氏は、自分が仕える “君主” の脆弱さも、冷徹に見極めていた--。

 大きな被害が出た「西日本豪雨」直後の2018年7月9日、愛媛県の中村時広知事(60)は首相官邸で、当時の安倍首相に要請を出した。

「前日まで豪雨に遭っていたなか、中村知事が急遽上京し、安倍氏との面会が決まったことは、驚きをもって迎えられました。なぜなら2人は、その3カ月前には敵対関係にありましたから」(政治部記者)

 2018年4月、「加計学園」の獣医学部新設に、「安倍氏の意向が働いた」という疑惑が国会で追及されるなか、地元の中村知事が「首相秘書官が『首相案件』と述べた」と書かれた “決定的内容” の県職員のメモを公開したのだ。

「それ以降も中村知事は、真相の解明を求め続ける “反安倍” の急先鋒でした」(同前)

 そんな状況下で実現した、中村知事と安倍首相との面会。広島県や岡山県も「西日本豪雨」で甚大な被害を受けていたが、官邸で首相と面会したのは、中村知事だけだった。

「この裏には、当時官房長官だった菅氏の存在がありました。知事も面会後、記者団に『菅氏に(首相との面会)時間を確保してもらった』と明かしました。

 その知事と菅氏の間を橋渡ししたのが、松山市の梅岡伸一郎副市長(67)。というのも現在、梅岡副市長の娘は、菅首相の三男と結婚しているんです」(地元紙記者)

 梅岡副市長は、松山市役所を退職後の2015年6月、野志克仁市長(53)から副市長に任命された。この野志市長の前に松山市長を務めていたのが中村知事で、野志市長は中村知事の直系の後継者にあたる。

「梅岡さんは、市職員時代に当時の中村市長の肝いり事業だった『「坂の上の雲」のまちづくり』をまかされました。いまや愛媛県と松山市に強力な “W統治体制” を敷く、中村知事の最側近です。『野志市長よりも力がある』と言う人もいるほどですよ」(県政関係者)

 三男の結婚について菅首相の事務所に尋ねると、「家族のプライベートなことは、お答えしていません」と回答した。さらに安倍氏と中村知事の面会の橋渡しの経緯を確認すると、「面会の経緯は、事実ではありません」と回答があった。

 愛媛県にも面会の経緯について確認すると、「ご質問の事実はありません」と回答した。松山市からは、回答がなかった。

 言うまでもなく、被災地の県知事と首相の面会実現に骨を折ることは、政治家としておかしなことでは、まったくない。だが、菅首相の息子が地方都市の “名士の娘” と “良縁” を結んだ事実は、永田町でも、ほとんど知られていないのだ。

 いつの間に、こんな “閨閥” を築き上げていたのか--。

「安倍首相も、中村知事の訪問が菅氏経由で決まったことについて、非常に驚いていました。それと同時に、困惑もしたようです」(前出・政治部記者)

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は、次のように語る。

「当時、菅さんは梅岡副市長を通じて、加計学園問題を追及する中村知事の動きを、事前に知ることもできたはず。なのに、それを防がなかったとすれば、菅さんは早い段階で『もう安倍さんは、どうでもいい』と思っていたのかもしれません」

 仕える “君主” の “仇敵” すら、貪欲に取り込んでいた--。

(週刊FLASH 2020年11月10・17日号)

5566名無しさん:2020/10/27(火) 20:17:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a53aa06c1bfd055bd45c1849ad768620695d0f2
石破派、後任会長は決めず 事実上議員グループに 
10/26(月) 22:32配信

 自民党石破派(水月会、19人)は26日、石破茂元幹事長の会長辞任に伴う次期会長の選考を断念する方針を固めた。会長職は空席のまま、石破派は派閥ではなく事実上、有志による議員グループとなる。複数の石破派幹部が明らかにした。

 石破氏は辞意を表明した22日の派閥総会で鴨下一郎元環境相を後継指名したが、鴨下氏は固辞。石破氏は石破派存続を求め、鴨下氏を中心に後任の選考を任せていた。

 ただ、鴨下氏は「石破派は石破氏を首相にするために作った派閥だ。派閥を維持するためだけに後任の会長を決めるのはおかしい」とし、新会長は選任しない方向だ。派内に石破氏に代わる首相候補はおらず、別の派閥幹部も「(石破氏の)後任を置けるわけがない」と語る。

 派閥所属議員は議員グループとしての「石破派」に在籍することは可能。鴨下氏らは要望があれば他派閥への移籍などに協力するという。

 石破氏は26日、記者団に「鴨下氏が『もうボールはわれわれの側にある』と言ったので、私があれこれ言うことではない」と鴨下氏らの意向を尊重する考えを示していた。

 石破派は、党内の既存派閥が結党前後に発足した派閥に源流を持つ中、「ベンチャー企業のような集団」(石破氏)として、平成27年9月に20人で発足。30年と今年9月の党総裁選に出馬した石破氏を支えた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69099838025c0caadb39ed6660904b6bcde246b7
石破氏、会長辞任「何度も懊悩」 自民党
10/25(日) 17:39配信

 自民党の石破茂元幹事長は25日、鳥取市で記者会見し、自身が立ち上げた石破派の会長を辞任した判断について「私の中で何度も反すうし、懊悩(おうのう)した。だが(同派所属議員の)みんながつらい思いをしてきたことに対して、言葉だけでは足りない」と語った。

 今後も首相を目指すかについては「政権がスタートしたばかりでそのようなことは口の端に乗せるべきだと思っていない」としつつ、「国会議員はみんな首相に立候補する有資格者だ。私もその一員。これから先もその立場を与えていただけるとありがたい」とも語った。

5567名無しさん:2020/10/27(火) 23:37:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e50f26186fa9b54834f6154898f17228f3a80bc
安倍氏、保守系議連に出席 「座標軸になって」と激励
10/27(火) 18:02配信

 自民党の保守系議員連盟「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)が27日、参院議員会館で総会を開き、安倍晋三前首相がゲストとして出席した。

 安倍氏は、男系による皇位継承を訴える議連に対し「護る会が自民党の座標軸になってほしい」と激励した。

 議連側は総会で安倍氏に最高顧問就任を要請。安倍氏は「検討する」と答えた。会合には安倍氏の実弟である岸信夫防衛相も招かれた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5007e6a552a4c220d78626f42c91f64e3b3e887b
「創生日本」が再始動、安倍氏「平成24年総裁選は本当にドキドキ」
10/25(日) 18:33配信

 安倍晋三前首相が会長を務める自民党の保守系議員連盟「創生日本」は25日夜、東京都内のホテルで会合を開いた。第2次安倍内閣発足以降ほぼ休眠状態にあったが、首相を辞任した安倍氏を慰労する目的で議連メンバーが呼びかけた。

 会合には、安倍氏のほか、加藤勝信官房長官や衛藤晟一前沖縄北方担当相、稲田朋美前幹事長代行ら約20人が出席。今後、安倍氏が講師役を務める勉強会を開催するなど活動を再開させる方針を確認した。

 安倍氏はあいさつで、平成24年の総裁選に触れ「石破茂さんや石原伸晃さんが出馬し、『石・石対決』と言われ、自分は3番手以下だった。決選投票のときは本当にドキドキした」と振り返った。その上で「最後まで残って支えていただいたのがこのメンバーだ。おかげで総裁選に勝てた」と謝意を述べた。会合後、議連事務局長の木原稔首相補佐官が記者団に明らかにした。

5568名無しさん:2020/10/27(火) 23:40:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/9a0eb7404aaf77cd26f162753a706796322bded4
自民 石破元幹事長 派閥会長辞任表明後 初の地元入り(鳥取市)
10/25(日) 19:00配信

自らが率いる派閥会長を辞任することになった自民党の石破元幹事長が25日、鳥取市で会見を開いた。
辞任は総裁選敗北の責任をとるためだったことを重ねて示すとともに、次の総裁選への態度については明言を避けた。
辞任表明後、はじめて地元鳥取へ戻った自民党の石破元幹事長は県連の常任総務会に出席後会見で次のように述べた。
(石破元幹事長)
「今回は見送ったらどうだという意見があったことも事実、結果が出せなかったこと、大変な負担をかけたこと、期待に応えられなかったこと、責任は取らなければいけない。」
石破元幹事長はこう述べ、4度目の挑戦となった9月の自民党総裁選挙で惨敗した責任をとったとし、今後の総裁選への意欲については明言を避けた。
(石破元幹事長)
「国会議員はみな総理大臣に立候補する有資格者、私もその一員で変わりはない、これから先もその立場を与えてもらえるとありがたい、政権がスタートしたばかりで、そりゃもう来年私がやりますと言うのはおかしくないか、今言うこと自体が。」

山陰中央テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a2dc8f7e01c95f2c46a26a38c144b9027d50375
石破氏「具体論を語る感じが」菅首相の所信表明評価
10/26(月) 15:45配信

自民党の石破茂元幹事長(63)は26日、臨時国会で行われた菅義偉首相(71)の所信表明について「抽象論ではなく、具体論を語る感じが非常にした」と評価した。

「総裁選の時や総理に就任されてからも言っておられたことを、丁寧に説明されたと思います。それが菅総理のカラーだと思う」と話した。

また、菅首相は個別の政策の積み上げを重視し、目指すべき社会像が見えにくいとの指摘もある。石破氏は「それぞれのパーツの積み重ねが国家像になっていくとお考えなのでは」と推測した。

22日に自身が率いる石破派(水月会)の会長辞任を発表したばかり。後任について「鴨下(一郎)事務総長が『ボールは我々の側にある』と表明したのですから、あれこれ私が言うことではない」とだけ話した。

5569名無しさん:2020/10/27(火) 23:47:44
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201809040000181.html
三原氏「私の意思で」石破氏→安倍氏に支持チェンジ
[2018年9月4日9時12分 ]

自民党総裁選(7日告示、20日投開票)で石破茂元幹事長支持を決めている参院竹下派に属する三原じゅん子参院議員は3日、安倍首相を支持する意向を明らかにした。

前回は石破氏に投票したが、取材に「外交や経済など、さまざまなことを総合的に見て、今、何かを変える時ではないと、この6年で感じた。すべての政策を読み、私の意思で決めた」と話した。参院竹下派の対応とは異なる投票行動になるが、「(幹部には)私の意思を伝え、尊重していただいた」という。竹下派は衆院が首相、参院が石破氏を支持すると決めたが、事実上の自主投票となっている。

5570名無しさん:2020/10/27(火) 23:53:54
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202010270000097.html
2020年10月27日8時24分
西村発言と選挙…ぎくしゃく閣内/政界地獄耳
★自民党関係者が言う。「こんなセンシティブな内容を簡単に発表する政治センスを疑う」「首相・菅義偉との関係がぎくしゃくしているのも当然だ」「首相がここまで不快感を見せるのも珍しい」と立て続けに批判の声が上がる。厳しい声にさらされているのはコロナ対策相・西村康稔。23日、政府は新型コロナウイルス感染症対策分科会(会長・尾身茂)を開き、帰省や初詣など年末年始のコロナ感染防止対策について官民で休暇の分散取得を進めるべきだとする専門家の提言をまとめた。

★来年は仕事始めの1月4日が月曜日のため三が日に初詣が集中する恐れがある。西村は「例えば12月25日くらいから1月11日まで休みを取るのも一案との意見もあった。(休暇の延長は)すべての業種でできるわけではないが、分散は基本だ」とした。また11日以降も分散休暇を奨励。「働き方改革のモデルケースになる」と胸を張り経済3団体にも協力を求めた。しかし官邸では来年年明けの通常国会冒頭解散を模索していることもあり、この西村発言が解散はなくなったというシグナルに聞こえたはずだ。

★「官邸は施政方針演説、代表質問を国会を新年早々開いて行い解散。投開票1月31日を考えている」(官邸関係者)。固まったわけではないが、本筋は3月中に予算案を可決させ速やかに行いたい。ただ公明党が7月の都議選とできる限り離したいと考えており、数少ない解散総選挙のチャンスとみて、動きだそうという時期に西村が1月11日まで休暇を取り、その後も分散休暇をと訴えれば、官邸は出ばなをくじかれることになる。経済3団体に金策を頼みながら仕事は休めと言い、その間に自分たちは選挙などとは言えないはずだ。なんとなく党と官邸、閣内もぎくしゃくしている。「この調子だと先が思いやられるが、選挙はどこかでやるのだから」(自民党ベテラン議員)。歯車はかみ合っていない。(K)※敬称略

5571名無しさん:2020/10/28(水) 00:02:37
https://www.asahi.com/articles/ASNBW3C5JNBVTIPE013.html
公明幹部に自民現職が謝罪 未決定なのに「公明党推薦」
会員記事
岩田誠司
2020年10月27日 12時03分

 次期衆院選に立候補を表明している福岡5区の自民現職、原田義昭氏の事務所が最近作製したポスターに、「公明党推薦」と記載されている。公明党九州方面本部は「次期衆院選に推薦を出した事実はない」と抗議し、撤去を求めた。

 ポスターには原田氏の写真の下部に「自民党公認」「公明党推薦」「農政連推薦」と記してある。原田氏の事務所によると約1カ月前に1千部印刷したといい、各地に掲出している。

 これに気づいた公明党九州方面本部の木庭健太郎本部長ら4人が24日、原田氏の事務所を訪ねて抗議文を手渡して、謝罪やポスターの撤去などを求めた。原田氏は謝罪し、対応を約束。当面は「公明党推薦」の文言にテープを貼るなどして見えないようするという。

 原田氏の事務所によると、これまでもポスターを作り替える場合は、直近の選挙での公認や推薦の情報を記載しているといい、「十数年来の慣例」と説明している。

 しかし、「直近」の選挙は3年…

https://www.asahi.com/articles/ASNBP3T0VNBHTIPE029.html
麻生氏「自民党は公認しない」 現職に新顔挑む保守分裂
会員記事
山田佳奈、枝松佑樹 中島健、弓長理佳
2020年10月21日 17時00分

 衆院議員の任期満了まで21日で残り1年となった。九州・山口の各選挙区では、選挙に向けた準備が進む。多くの選挙区で議席維持を狙う自民は、現職に新顔らが挑む保守分裂が各地で続発。野党側は、合流新党に加わらなかった現職のいる選挙区で共闘が実現するかが焦点だ。

 今月18日、福岡市博多区の自民党福岡県連。2週連続で開かれた執行部会のテーマは衆院福岡5区への対応だった。現職の原田義昭前環境相(76)と前県議会議長で新顔の栗原渉氏(55)が立候補に意欲を示す中、県連は幹部立ち会いのもと両者に話し合うよう求める方針を決めたが、原口剣生会長は会合後、「平行線に終わる可能性が高い」と調整の難しさを認めた。

 菅政権の発足で一時的に「解散風」が強まった9月下旬、栗原氏は県議団の後押しを受け、5区から立候補する意向を固めた。原田氏も続投の意思を県連に伝えており、保守分裂が決定的となった。

 県連によると、前回衆院選で5区の地域支部から「原田氏を応援するのは最後」と世代交代を求める声が上がっていたという。そうした経緯や地元の意向を踏まえ、県連は党本部に公認申請する候補を選ぶ党員投票を5区内で実施する方針を決めた。

 一方の原田氏が属する麻生派の…

5572名無しさん:2020/10/28(水) 00:57:04
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c43a5302c6716e795fcb36e8612dad99c4ea7e7
年始休暇延長「やってみましょう」 二階氏、西村担当相に
10/27(火) 11:56配信

 西村康稔経済再生担当相は27日午前、自民党の二階俊博幹事長と党本部で面会し、新型コロナウイルス対策として来年1月11日までの年始休暇延長を提案したことを説明した。二階氏が26日の記者会見で「聞いていない」と不快感を示したことへの対応とみられる。西村氏は面会後、「休暇を分散して密を避けるということだ。ご理解いただけたと思う」と記者団に語った。

 二階氏はその後の記者会見で「やってみた結果、なるほどいいなという(意見)と、こう考えたらいいという意見が出れば対応するが、やってみましょう」と語り、休暇延長を容認する考えを示した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1005983a0207de7f96cf4a0d0bc4b884f49042e
年末年始の休暇“分散”を要請…解散戦略に影響も?
10/27(火) 23:30配信

西村経済再生担当大臣は27日、各省庁の職員などが、年末年始の休暇を柔軟に取れるようにすべての閣僚に協力を求めました。来年は、1月3日が日曜日で、年末年始の休暇が短いのです。帰省や旅行が集中して、混雑することを避けるため、12月25日〜1月11日まで休暇を分散させようという新型コロナウイルス対策の一環です。ただ、萩生田文部科学大臣は、学校など対し、冬休みの延長や分散を求めない考えを示しました。
萩生田文部科学大臣:「今年は、もうすでに全国一斉休校含め、授業時間が足りないということで、いまだに放課後の補習授業などで賄っている自治体や学校もあると承知しているので、(西村大臣に)『学校はちょっと無理ですよ』とあらかじめ申し上げておいた」

一方、永田町では、解散総選挙の日程の一つとして、来年1月の通常国会冒頭での解散がささやかれています。休暇が伸びれば、通常国会の召集日にも影響が出る可能性もあります。二階幹事長は27日、西村大臣から直接説明を受けました。
二階幹事長:「いかなる時でも解散が必要な時には解散するから。そのこと(休暇分散)とは関係ない。(分散休暇について)やってみた結果、『これは、なるほどいい』というのと『これは、こう考えたらいい』という意見が出れば、それに対応する。まあ、やってみましょう」
国会の召集日などの政治日程に影響はないと強調しました。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/3b12f8e524d97aaefb95de6210d56a8dd476630f
年末年始に17連休要請?「あくまで分散」政府が火消し
10/27(火) 18:06配信

 年末年始の新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、西村康稔経済再生相は27日の閣僚懇談会で、休暇の分散を所管業界などに呼びかけるよう協力を求めた。ただ、12月25日から1月11日(成人の日)まで休むことを「一案」と紹介した西村氏の発言から、ネット上などでは「17連休の要請では」との受け止めが一部で広がっており、政府は火消しに追われている。

 加藤勝信官房長官は27日の閣議後会見で、「(1月)11日まで一律で休みを求めているものではない。年末年始の前後も含めて柔軟に休暇を分散して取得できるよう求めている」と釈明した。田村憲久厚生労働相も「一律に17連休を企業にお願いするわけではない」と述べた。

 「17連休」説が広まるきっかけは、23日の西村氏の会見だ。年末年始休暇の分散要請について「(1月)11日まで休みをとるのも一案」との専門家の意見を紹介すると、「17連休になる」と一部で拡散。ネット上では「サービス業や医療従事者はそんなに休めない」「時給しかもらえないアルバイトはつらいのでは」などと批判が噴出した。

 そうした声を受けて、西村氏は26日の会見で、「休めない業種は当然ある。仕事の分担など工夫して休暇が分散されていくことを期待したい」と重ねて説明。週内にも経済3団体などに直接要請を行うと明らかにした一方、「さまざまな声もいただいている」とし、一律の要請ではなく、各企業に判断を任せることを強調した。

 西村氏の発言については、与党内からも「聞いていない」との指摘が出た。自民党の二階俊博幹事長は同日の会見で「西村君から聞いていない。真意がどこにあるのか十分理解していない」と語り、翌27日に西村氏が二階氏のもとを訪れて改めて説明する一幕もあった。ただ、二階氏はその直後の会見で「いいか悪いかはやってみなければ。やってみた結果、意見が出れば対応をします」と賛否を保留した。

 政府高官は「(西村氏の発言が)先走っちゃっている」としたうえで、「17日連続の印象になっているけど、あくまで分散させてくれということだから」と話した。(中田絢子、山本知弘、野平悠一)

朝日新聞社

5573名無しさん:2020/10/28(水) 00:58:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/77ca6cc118c596f382275f83a6cf451f27a55a93
なぜ?年末年始の最大17連休案に二階幹事長が不快感も翌日に一転「やってみましょう」
10/27(火) 20:01配信

ニュースの頭文字をタテに読み解くとキーワードが見えてくる「タテヨミ」

年末年始の最大17連休案に二階幹事長が不快感
榎並大二郎キャスター:
本日の「タテヨミ」のテーマは「年末年始の休暇延長に不快感&NOということで、1行目は「迷走の発端は…二階幹事長の不快感!?」です。

先週末に浮上した年末年始の休みの期間を延長しようという休暇分散という案です。

例えば、西村経済再生相は「1月11日までは休みとすることも含めて分散して休暇を取得するよう配慮を求めたい」と発言したことから、年末年始最大で17連休できるのではないか?と話題になりました。

密を避けるために、連休と三が日に人が集まってしまうことを避けるためにです。
ただ、この対策について26日、記者に聞かれた自民党の二階幹事長の反応は…

自民党・二階幹事長:
まだ西村くんからそういうことに対しては、聞いておりませんから、この場でお答えのしようがありません。真意はどこにあるのかということを、まだ十分に理解しておりません。

二階幹事長は渋い表情で、不快感をにじませていたわけなんです。
ということで、迷走の発端は…の「メ」が1行目に入ります。

では、続いて2行目は「ぐらつく休暇延長きょうも…」です。

この分散案について、閣僚からはこんな声が上がりました。
西村経済再生相は27日午前、全閣僚に対し、所管する組織などで休暇を分散する対策について協力をお願いしました。

西村経済再生相:
休暇を分散するということで、年末年始の人の流れが分散するようにお願いするものであります。

一方、萩生田文科相は閣議後の会見で…

萩生田文科相:
西村大臣から相談があった段階で、「学校は無理ですよ」ということをあらかじめ申し上げておきました。今年はもうすでに全国一斉休校を含めて授業時間が足りないということで現時点において文科省から学校に対して休業の延長等を要請することは考えておりません。

榎並大二郎キャスター:
萩生田文科相は「学校は無理ですよ」とノーを突きつけました。

加藤綾子キャスター:
新型コロナウイルスで学校が休校したり、授業の遅れが問題になっている中で、これを短期間でまた準備するのも難しいことですから、萩生田さんの考えはわかりますね。

榎並大二郎キャスター:
ということで、2行目はぐらつくの「グ」です。では、続けて残りの2行を見ていきます。
3行目は「進めたい…西村大臣は説明へ」
4行目は「理解は得られた?説明に幹事長は…」

5574名無しさん:2020/10/28(水) 00:58:18
>>5573

西村経済再生相の説明を受けて翌日には一転
26日は不快感を示した二階幹事長。その二階幹事長のもとに27日朝、西村経済再生相が直接説明に訪れました。

西村経済再生相:
分散して密を防ぐと…

説明を受けた二階幹事長は休暇を分散する対策について次のように答えました。

自民党・二階幹事長:
(分散休暇は)いいか悪いかはやってみなけりゃ。やってみた結果、なるほどいいな、こう考えたらいいとか、また意見が出れば対応しますから。まあ、やってみましょうと。

記者:
西村大臣から説明を聞いて納得したということですか?

自民党・二階幹事長:
まあ、そういうことだと。

解散総選挙に関する「もどかしさ」があってか?
榎並大二郎キャスター:
なるほどいいなと、一転した形でした。
ということで、3行目は「進めたいの…」の「ス」
そして、4行目は「理解は得られた?」の「リ」が入りまして、縦読みの時間です、加藤さん。

加藤綾子キャスター:
「メグスリ(目薬)!」

榎並大二郎キャスター:
そう、浮かび上がってきたキーワードは「二階から目薬」ことわざですよ。

榎並大二郎キャスター:
「物事が思うようにいかずもどかしいこと。回りくどくて効果がない」という意味なんですけれども、26日に二階幹事長はなぜ不快感を示したのか?こんな理由があるんじゃないかなと思ったわけなんです。

二階幹事長は27日は前日の記者に対して、「解散は明日あってもおかしくない」と話していて、早期の解散総選挙はあくまで頭にあるということを示していたわけです。

つまり、そんな中で年始休みを延長すると、1月の上旬にも予定される通常国会の召集に重なってきて、二階幹事長は「そうなったらどうなるんだろう?」と、もどかしい思いが頭をよぎったのではないか?ということなんです。

加藤綾子キャスター:
政治日程に関する「もどかしさ」があってのことかもしれないってことですよね?そっちに対しての怒りなんですね?

榎並大二郎キャスター:
怒りやもどかしさ、何かちょっと引っかかったのか?結局この時には、もし休み延長となっても国会召集には影響はないですよというふうにもおっしゃっていたわけです。

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦氏:
ただ、危機管理だから誰かが何か新しいアイデアを決めてやらなきゃいけない。こういう時って難しいんですよ。「俺は聞いていない」という人が必ず出てきますし、それをやるための根回しをやってそれで発表というのが常道なんですけどね。時間がなかったのか、急いだのかわかりません。

榎並大二郎キャスター:
どの世界でも根回しと説明というのは大事なんだなというのがわかるような場面でしたね。
今日のタテヨミでした。

(イット!10月27日放送分より)

イット!

5575名無しさん:2020/10/28(水) 11:35:18
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba76c498c4fe16c5b74e3c612db439f95844dc29
菅 極秘命令「携帯の次はNHKをやれ」【全文公開】
記事提供終了日:2021/10/17(日)
10/22(木) 11:00配信

ソフトバンクが大幅な料金値下げを検討し、高笑いする菅首相。その陰で、武田総務相に“極秘命令”を出していた。「次はNHKをやれ」。受信料に斬り込む構えを見せるとともに、報道への圧力を強化したいという意向も垣間見える。一方、NHKの前田会長は――。

5576名無しさん:2020/10/28(水) 11:36:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/88baa3b98a426372bc93b4548cdc3bd9ba215040
安倍前総理の甥がフジテレビ退社 「安倍家」「岸家」の跡目争いが激化
10/28(水) 5:56配信

 歴代最長政権を築いた安倍晋三前総理が辞任を表明してから早2カ月。続いて“辞意”を漏らしたのはフジテレビ勤務の甥っ子・岸信千世氏(29)だった。すると、いよいよ懸案だった「安倍家」「岸家」の跡目争いに火が点いて、両家の間には不穏なさざ波が――。

 ***

 安倍前総理は安倍晋太郎元外相とゴッドマザーこと、洋子夫人の次男にあたる。長男が三菱商事パッケージング社長、寛信氏。三男は岸家に養子に出され、菅政権で防衛大臣として初入閣した岸信夫衆院議員である。

 昭恵夫人との間に子がいない安倍前総理の後継問題は、かねて永田町では関心の的だったが、候補は2人。寛信氏の長男、三菱商事の法務部に勤める寛人(ひろと)氏と信夫氏の長男でフジテレビ社会部の記者、信千世氏だ。年の頃もほぼ同じである。

 安倍家に通じる関係者は、

「洋子さんは晋三さんの後継を安倍家の寛人さんに、信夫さんの後継を信千世さんに、と考えてきました。しかし、寛人さんは政治に関心がなく、企業法務の仕事に携わりたいと今の会社に入社したのです」

 安倍前総理の後継問題が膠着状態となっていた中、新たな動きがあると言うのはフジテレビ局員。

「信千世さんが今月末で退社することになったんです」

 2014年に入社して以来、政治家の夢を隠すこともなかったという信千世氏。

「警視庁担当から宮内庁、そして今の気象庁担当になっても、飲むと政治の話を嬉々として語るし、伯父さんへの尊敬の念が感じられました。総理時代の安倍さんから“仕事がんばれ”と激励の電話があったことも。退社後はお父さんの大臣秘書官に就くそうです」(同)

 これは単なる退職にあらずと、先の関係者が言う。

「晋太郎さんは義父・岸信介さんの外相秘書官、晋三さんも晋太郎さんの外相秘書官を振りだしに政治のイロハを学びました。すなわち、この秘書官就任は信千世さんが将来、政治家になることが約束された、ということなのです」

5577名無しさん:2020/10/28(水) 11:37:02
>>5576

安倍の名を
 長く止まっていた後継選び。時計の針がついに動き出した。

 信千世氏本人に尋ねると、

「10月末で退社するのは事実です」

 と多くを語らないが、地元政界関係者はこう囁く。

「信夫さんは今回のことで“信千世は俺の後継だ”と周囲に話しています。ただ、信夫さんは政治的野心の全くない人。04年に初めて参院選に出馬した時も、12年に衆院に鞍替えした時も、岸家の再興を願う洋子さんの意向に従ったものとされます。だから、先の発言も洋子さんを忖度してのことだと言われているのです」

 一方、安倍前総理の心中は違っていて、

「安倍さんは洋子さんの意志に従いたくない。信千世さんに自身の地盤を譲り、信夫さんの選挙区は不動産会社に就職した信千世さんの弟が、と考えています。そうなると、安倍という名前を残すため、信千世さんと養子縁組をすることに。総理から退き、表舞台に立つ機会も少なく、“安倍ブランド”がいつまで持つかわからない。早ければ年内にも養子にしたい意向と言われています」(同)

 実際、信千世氏は退社を決意する前、周囲にこんな悩みを吐露している。

「父か伯父さん、どちらの職場で働こうか……」

 この関係者が続ける。

「安倍さんが総理時代には信千世さんを総理秘書官に抜擢しようという話もありましたし、今回も安倍事務所に秘書として入る案もあった。しかし、いずれも洋子さんを刺激するので見送りになったそう」

 やはり、ハードルとなるのは、未だ寛人氏にこだわっているとされるゴッドマザーその人で、

「安倍さんはまだ“信千世後継プラン”を洋子さんに承諾してもらえていません。これから話し合いをしていく予定です」(同)

 戦後から今に至るまで日本政治の中心に居続けた安倍家と岸家。その“血”を守るため、庶民からは窺い知れぬ駆け引きが繰り広げられようとしている。

「週刊新潮」2020年10月29日号 掲載

新潮社

5578名無しさん:2020/10/28(水) 11:43:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb96476844fffb6b537f9af96cfdb02172d68cb3
「聞いていない」二階氏の逆鱗に…年末年始の休暇延長、西村氏の“独走”
10/28(水) 9:57配信

 年末年始の新型コロナウイルス感染症対策として、西村康稔経済再生担当相が来年1月11日まで休みを延ばして分散取得するよう提案したことが、自民党の二階俊博幹事長の逆鱗(げきりん)に触れた。休みの間は通常国会の召集と、菅義偉首相による衆院解散を実質的に封じられてしまうため。党側に根回しもせず“独走”した形の西村氏が27日、二階氏に頭を下げて事態は収拾しそうだが、前政権時の「政高党低」が変化したことを示す出来事となった。

 23日、西村氏は初詣などの人出の集中を避けるよう政府の分科会が提言したことを踏まえ、1月4日を仕事始めとせず、成人の日の11日までを期間とする年始休みの検討を企業や自治体に求めたいと発言した。これにかみついたのが二階氏だ。26日の記者会見で言い放った。

 「西村君から聞いていない。そんなに(休みを増やせるような)ゆとりのある政治日程を組んでいるわけではない」

 衆院議員の任期満了まで1年を切った永田町では、解散時期の選択肢の一つとして「通常国会冒頭」が臆測されている。2016年には1月4日に国会開会した例もあり、西村氏の発言は結果として、わずかな期間であっても解散権を縛る意味合いを帯びてしまった。ある党幹部は「二階氏は、首相にフリーハンドを確保させることに使命感がある。選挙の実質的な責任者として怒るのも当然だろう」と話す。

 二階氏を党本部に訪ねて面会し、休み発言の真意を説明した西村氏。関係者によると、「密」を避けるウイルス対策の狙いとともに「国会議員は(休みの)対象外と考えていた」と弁明したとみられる。二階氏は、記者団に「解散への影響はない」と余裕を見せつけた。

 菅政権で、党側の重心が増している実態を浮き上がらせた騒動となったが、党内からは「衆院選は、ウイルスの感染防止が大前提なのに…。自分たちの都合しか考えていないのがあからさまで、国民にも見透かされる」(衆院中堅)との声も出ている。

(郷達也、湯之前八州)

5579名無しさん:2020/10/28(水) 11:45:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa1ca3e38eddb685b5cef1c171a822fc96ee5113
小倉智昭氏、河井案里被告の保釈に「国会議員にとって4か月の東京拘置所暮らしっていうのはどういうものだったのか」
10/28(水) 9:31配信

 28日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)で、昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)が27日に東京拘置所から保釈されたことを報じた。

 東京高裁が同日、保釈を許可した東京地裁決定を不服とする東京地検の抗告を棄却。案里議員側は保証金1200万円を現金で既に納付していた。

 案里議員は夫で元法相の衆院議員克行被告(57)=同法違反罪で起訴=と共に6月18日に逮捕され、4か月超にわたり東京拘置所に勾留された。

 小倉智昭キャスターは「国会議員にとって4か月の東京拘置所暮らしっていうのはどういうものだったのか」とコメントしていた。コメンテーターで案里氏と同じ自民党二階派に所属していた元衆院議員の金子恵美氏は案里氏の印象を「やせられた印象はありますし、議員の時のきつい印象は収まったのか、変わったのかという感じはしますけど」とコメントした。

 さらに「ただ今週から臨時国会開会していますけど、この間、保釈されても国会に出席することは当面ないとおっしゃってますから、結局、職務は全うできていないことを考えると、けじめをつけるのはもっと早い段階であるべきだったと思います」と指摘していた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/2b6d39bba8ac9c73822575d1252e6a25cb36444f
金子恵美氏、保釈された河井案里被告の買収事件は「まだまだこういった悪しき慣習はある」
10/28(水) 9:35配信

 28日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月〜金曜・前8時)で、昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、公選法違反の罪に問われた参院議員河井案里被告(47)が27日に東京拘置所から保釈されたことを報じた。

 東京高裁が同日、保釈を許可した東京地裁決定を不服とする東京地検の抗告を棄却。案里議員側は保証金1200万円を現金で既に納付していた。

 案里議員は夫で元法相の衆院議員克行被告(57)=同法違反罪で起訴=と共に6月18日に逮捕され、4か月超にわたり東京拘置所に勾留された。

 コメンテーターで社会学者の古市憲寿氏は今回の事件を「ありふれた汚職みたいな事件なのか、これは犯罪性が高いってどうみえますか?」などと買収が「まだ残っているか」と案里氏と同じ自民党二階派に所属していた元衆院議員の金子恵美氏に尋ねた。

 金子氏は「すべて全国各地にあるとは言わないですけど、少なくとも私自身のところには残ってましたし、まだまだこういった悪しき慣習はあると思っています」と話していた。

報知新聞社

5580名無しさん:2020/10/28(水) 19:23:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/867b558daaf9ce84393af5599533b0d4f70298da
宮崎謙介氏、政界復帰の可能性に言及「いつかまた死ぬまでの間に1回くらいは立候補させてもらえたら」
10/28(水) 18:59配信

 TBS系情報番組「ゴゴスマ」(月〜金曜・後1時55分)では28日、10万円の特別定額給付金について、麻生太郎財務相が「預金に回った。もっと貧しい人にいっておけばもっと全体にはよかった」と述べたことについて取り上げた。

 元衆院議員の宮崎謙介氏(39)は「麻生さんの発言というのは、表現の仕方は元々ああいう方ですので、(永田町)かいわいのみなさまも、また麻生さんが言っちゃってるなという感じで見てらっしゃると思う」とコメントした。

 「この内容自体に関しては、経済学の視点からいくと、お金を流通させるという意味では、『実際は滞ってしまっていますよ、貯蓄に回ってますよ』という観点で話されてると思うんですが、やっぱり政治家として話をされる時は、国民の皆さんがコロナ禍で相当不安を抱えていらっしゃる。その不安のために貯蓄に回された方も、そこに寄り添うのが政治家なんだよと、私なんかは思うんですよね。『麻生さんはその辺を見直すべきなんじゃないかな』と思っている政治家がすごく多いと思うんですよね」とした。

 一方で「もう1個、見方があるとすれば、麻生さんは財務大臣でいらっしゃいますので、今回、長島(昭久)議員たちが提言を持ってきましたよね。5万円の給付で。それを総理が乗っかる形でやりましょうという話をした中で、やっぱり財務省側の方はちょっと出したくないので、ちょっとこれブレーキかけたいなというので、麻生さんに話してもらっているという側面もあるんですよ」と解説した。

 また、麻生財務相の印象については「相当、大御所感はあるんですけど、意外と子分というか派閥の若手議員なんかからすると、すごく慕われてるんですね」と説明。青年局長になった牧島かれん議員が、麻生財務相から頭を4回ポンポンポンポンとなでられて祝福された時に「きょうはシャンプーしない」というくらい喜んでいたというエピソードを紹介し、「なので、麻生さんというのはとっつきにくいというよりすごい存在なんですよ」とし、「あえて嫌な事を言ってるという側面もありますね」と話した。

 さらに番組では、自身が議員辞職する際に所属の二階俊敏幹事長から急きょ送別会を開いてもらったことを明かした。その時の二階幹事長から「なかなかいざ辞めるかどうかという判断は出来ないものだ。心残りだとは思うけれど、今からスタート、本当に大変だと思うけれども、またここにはい上がってきてほしいみたいなことをおっしゃったんですよ」とし、この言葉に泣いてしまったと当時を振り返ってしんみりした。

 今後の可能性については、「あのあといろいろと私も反省しましてですね、自分の身の丈もよく分かっておりますので、いつかまた死ぬまでの間に1回くらいは立候補させてもらえたらうれしいなと思ってます」と、「死ぬまでにですよ。だから10年、20年先かもわからない」としつつも、政界への返り咲きにも意欲も見せた。

報知新聞社

5581名無しさん:2020/10/28(水) 19:24:06
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a7824848376cb982833292104b94b89dc1e53b3
任命拒否「明らかに違法」 学術会議でいきなり激突
10/28(水) 18:57配信

日本学術会議の任命拒否をめぐる問題で、初の国会論戦。

野党はどう攻め、菅首相は、どう受けて立ったのか。

国会初論戦に向け、答弁資料を受け取り、手を消毒して議場に入った菅首相。

深々と頭を下げた相手は、マスクなしの二階幹事長だった。

28日の代表質問で菅首相と対峙(たいじ)するのが、スーツを新調した立憲民主党の枝野代表。

質問に立つと、日本学術会議が推薦した会員候補6人の任命を菅首相が拒否した問題について、厳しく追及した。

枝野代表「学術会議法7条2項は、『推薦に基づいて内閣総理大臣が任命する』と明記しており、推薦された方を任命しないことは、条文上明らかに違法です。任命しなかった理由は何なのですか? 明確にお答えください」

菅首相の答弁に先立ち、3人がかりでマイクや演壇を消毒。

そして...。

菅首相「必ず推薦の通りに任命しなければならないわけではない、という点については、内閣法制局の了解を得た、政府の一貫した考えです」

そして、首相がすっかりおなじみとなった“あの言葉”を口にすると、議場は荒れた。

菅首相が「任命を行う際には、総合的、俯瞰(ふかん)的な活動、すなわち、専門分野の枠にとらわれない広い視野にたってバランスの取れた活動を行い...」と述べていると、「独裁者!」というヤジが飛んだ。

菅首相「ちょっと静かにしてもらって。わたしが任命権者として判断を行ったもの」

また枝野代表は、菅政権が今回初めて掲げた、「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする」方針についてもただした。

枝野代表「総理が2050年までの脱炭素社会実現を打ち出したことは歓迎します。しかし、そのために原子力発電への依存を強めることがあってはなりません」

菅首相「2050年、カーボンニュートラルは簡単なことではなく、温室効果ガス8割以上を占めるエネルギー分野の取り組みは重要であり、再エネのみならず、原子力含めて、あらゆる選択肢を追求してまいります」

目標を達成するうえでは、原発の活用も選択肢に入るとの考えを示した。

論戦は、29日も続く。

5582名無しさん:2020/10/29(木) 02:00:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ce13da99a60812a92e4e47ec9c7d1631460d6bf
古賀氏「岸田氏以外」に言及 将来の自民総裁選めぐり
10/28(水) 18:36配信

 自民党の古賀誠元幹事長は28日、東京都内で講演し、かつて自身が率いた宏池会(現岸田派)が党総裁候補として岸田文雄前政調会長以外を擁立する可能性に言及した。

 また、来年秋の総裁選に関し、菅義偉首相の再選を支持する立場を示唆し、岸田氏出馬に反対の姿勢をにじませた。

 古賀氏は派の総裁候補に林芳正元文部科学相も挙がっていることについて問われ、「岸田政権は絶対につくらなければならない」と述べつつ「宏池会政権をつくることが第一だ。これ(岸田氏)でなかなか難しいとなれば、第2、第3(の候補)でもいい」と答えた。

 菅氏については「来年の総裁選からが頑張りどころだ。この時代の指導者は雑草の中で育った人が向いている」と指摘した。9月の総裁選後、岸田派名誉会長辞任の意向を岸田氏に伝えたことも明らかにした。

https://news.yahoo.co.jp/articles/069a25c911b56624b80b3afc3e81b8cd54c2eb78
亀井静香氏 菅首相「鉛」でいい 金メッキははげる
10/23(金) 9:56配信

 亀井静香元建設相は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。菅義偉首相について「首相になるとは思わなかった。地は鉛。金メッキをしてもはげる。それは悪いことではない。それはそれでいい」と語った。

 亀井氏は「久しぶりに土の匂いがする首相がようやく現れた。歴史的に見ても、中央に代わって地方が出てきた、という意味がある」と指摘。

 そのうえで官僚のコントロールにたけていると言われる菅首相の手法をめぐり、内閣人事局について「日本の命取りになる。大変なことをしてくれた。官邸の顔色をうかがいながら役人が仕事をしている。場合によっては官邸の意に反してでも官僚自身が考えなければ良い政策にならない」と懸念を示した。

5583名無しさん:2020/10/29(木) 02:01:37
https://news.yahoo.co.jp/articles/69aa4af51fde95f9844580aa9c004d1261482872
石破派、会長選び難航し例会中止 「邪推生む」こぼす声
10/28(水) 22:42配信

 自民党の石破茂元幹事長が会長を辞任した石破派(水月会、19人)の新たな態勢づくりが難航している。石破氏自身は派閥に残る意向だが、後任の会長選びの見通しはいまだ立っていない。29日に予定していた派閥の例会も態勢が整わないことから取りやめが決まった。石破氏の辞任に伴って、派内からは派閥の先行きについて不安視する声もあがる。

 「中止しても邪推を生むだけ。こんな時こそ会って話した方がいいのに」。28日午前、派閥例会の取りやめが所属議員に知らされると、派閥中堅はこうこぼした。理由をただすため、石破氏側近の鴨下一郎元環境相の事務所を訪れたが、「態勢が整っていないから」との回答だった。

 石破氏が会長を辞任したのは22日。これに伴って、会長代行の山本有二元農林水産相や広報委員長の平将明前内閣府副大臣ら派閥幹部も相次いで辞任の意向を示した。その後も後任の会長や新たな幹部の人選はめどがついていない。石破氏は辞任の際、鴨下氏に会長就任を依頼したが、鴨下氏は現段階では固辞する構えだ。あるベテランは「いま例会をやっても誰が司会をするのか」と漏らす。

朝日新聞社

5584名無しさん:2020/10/29(木) 12:52:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/0f2d27d49c438236439fe0e3a46ccaadd3b36e68
自民・古賀氏「岸田政権実現にマイナス」 名誉会長辞意の真相を明かす 再び「つくしの坊や」とも
10/28(水) 16:18配信

 自民党の古賀誠元幹事長は28日、東京都内で講演し、岸田派(宏池会)の名誉会長退任の意向を同派会長の岸田文雄前政調会長に伝えたと明かした。岸田政権を実現する上で「マイナス面が大きい」と判断したと説明した。岸田氏が次期総裁選で支援を期待する麻生太郎副総理兼財務相と古賀氏は折り合いが悪いことが念頭にある。

 古賀氏は岸田氏を「宏池会のエース」としながらも、「今、国民が必要としているのは『つくしの坊や』より雑草の中で育った人だ。岸田政権はつくらないといけないが、今は菅義偉(すが・よしひで)首相で良かった」と語った。

 古賀氏は今月5日の同派の政治資金パーティーを欠席しており、去就が注目されていた。古賀氏によると、岸田氏は辞意を伝えた古賀氏に対し「考えておく」と答えたという。

 古賀氏は平成18年から岸田氏に派閥を引き継ぐ24年まで宏池会を率いてきた。同年に政界を引退したが、派内議員を物心両面で支えてきたとされ、「精神的支柱」と慕う議員は少なくない。

 一方、岸田氏は先の党総裁選で安倍晋三前首相や麻生氏の支援を得る戦略を描いていた。しかし、古賀氏の地元・福岡県で対立する麻生氏側が、岸田氏に古賀氏との関係精算を求め、応じられなかった岸田氏は支援を得られずに敗北した。

 古賀氏がパーティーに欠席したことで、来年の党総裁選での再起を見据えた岸田氏が古賀氏からの「自立」を決意したとの見方が広がっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/464ad0938ecc3ab10d5523846677d790d81f658a
古賀元自民幹事長が名誉会長辞意も「岸田政権実現を」
10/28(水) 19:39配信

 自民党の岸田前政調会長の後見役を務めていた古賀元自民党幹事長は、先月の総裁選挙の対応をめぐって岸田派の名誉会長を辞任したことを明らかにしたうえで、「岸田政権を実現するのが我々の役割」と訴えました。

 古賀元自民党幹事長は、先月の総裁選挙の対応をめぐって岸田前政調会長らに迷惑をかけたことを理由に派閥の名誉会長を退く考えを伝えています。

 「岸田先生と話し合って、俺がいつまでも表に出るのは、良いこともあるけど、悪いことのほうが多くなってきたから、環境的に。だから、どんどんどんどん岸田さんを板挟みにして苦しめるということのほうが大きければ・・・」(古賀誠 元自民党幹事長)

 28日、講演した古賀氏は、名誉会長を辞任した理由についてこのように述べたうえで、「岸田政権を実現するのが我々の役割だから、その一翼を担いたい」と訴えました。

 一方で、親交の深い菅総理に対しては「土のにおいがする総理大臣が誕生したことはうれしいし期待をしたい」とエールを送ったうえで、「来年の総裁選まで1年くらいしかない。それまでにコロナの問題を解決することはあり得ない」などとして、長期政権となることへの期待感を示しました。(28日15:25)

最終更新:10/28(水) 19:53
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0ed6bc7c1524d7f886532e83812531a44b62b1d2
古賀氏が強調“憲法9条堅持”と“岸田政権実現”
10/28(水) 19:55配信

 自民党の古賀誠元幹事長が講演し、憲法9条を堅持する考えを改めて示しました。

 自民党・古賀誠元幹事長:「戦力は持つべきだという若い人たちがたくさんいらっしゃる。しかし私は、あの憲法9条は多くの人たちの血と汗と涙の結果として、国民の責任として決意として、あの9条を大切に今まで守ってきたわけであります」
 そのうえで「理想を実現するのが政治である」とし、現役の国会議員らに平和を守る意識を強く持つよう求めました。また、関係悪化がささやかれている「宏池会」の岸田会長については、不仲説を否定したうえで「岸田政権の誕生を目指す」と改めて強調しました。

テレビ朝日

5585名無しさん:2020/10/29(木) 12:54:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/234aa4352d711c6b43f59d40515140be711d9bf8
総裁選 首相再選を支持 名誉会長辞意の理由は
10/29(木) 6:46配信

自民党の古賀元幹事長は、28日に東京都内で講演し、2021年秋の自民党総裁選挙で、菅首相の再選を支持する立場を示唆した。

自民・古賀元幹事長「1年ぐらいしかないのに、それまでにこれらの問題解決するなんてあり得ない。岸田政権は絶対つくらなければいけないが、今の時代では、わたしは菅さんでありがたかったと」

古賀氏は、2021年秋の自民党総裁選挙で、菅首相の再選を支持する立場を示唆し、岸田前政調会長にも菅首相の再選支持に回るよう求める姿勢をにじませた。

岸田派の名誉会長を退く決意をした理由について古賀氏は、自身が麻生副総理兼財務相と距離があることを念頭に、「岸田政権をつくるためだ」と説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a6edeae50dfd865191d1cc15a36a9c85bc4ff7b
古賀誠氏「岸田政権実現へリスク大きい」…名誉会長辞任を申し出
10/29(木) 9:31配信

 自民党の古賀誠・元幹事長は28日の講演で、岸田派(宏池会)を率いる岸田文雄・前政調会長による政権を実現するため派の名誉会長辞任を申し出たことを明らかにした。自身が派にとどまれば「岸田政権を実現するためにリスクが大きい」と伝えると、岸田氏は「考えておく」と応じたという。

 古賀氏は先の総裁選で、岸田派の重鎮として岸田氏を支援した。しかし、古賀氏と長年、対立関係にある麻生副総理兼財務相が不快感を示し、菅首相支持に回った経緯がある。古賀氏は講演で、岸田氏について「宏池会のエースだ」と述べ、派を離れても支援する考えを強調した。岸田氏は28日、記者団に古賀氏の辞任に向けた準備中だと説明した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d8f81a586c9ceb28f1fe45bc876c9e627df72014
古賀誠氏「岸田首相」にこだわらない? たたき上げ菅氏に期待
10/29(木) 11:10配信

 自民党の古賀誠元幹事長(80)が28日、東京都内で講演し、9月に発足した菅義偉政権について「順調な滑り出しだ」と述べ、今後への期待感を示した。一方、総裁選で菅氏に敗れた岸田文雄前政調会長に関し、「岸田氏は宏池会(岸田派)のエースだ。このまま埋もれさせてはいけない」と語り、自ら岸田派の名誉会長を辞する考えを伝えた経緯も明らかにした。

 古賀氏はこの日、政治解説者の篠原文也氏主宰の講演会に登壇。同じ「たたき上げ」としてこれまでも評価してきた菅氏に「(世襲ではない)土のにおいがする首相の誕生は久しぶりで非常にうれしい。期待している」とエールを送った。

 党内基盤が弱いとされる菅政権に対し「一つ間違うと大変もろく、不安なところもある。強くなるために自分の地盤を固める以外にない」として、政策遂行の重要性を説いた。

 また、岸田氏との関係については「自分がいつまでも表に出ることで(岸田氏にとって)悪いことの方が多くなってきた」と説明。その上で「宏池会政権をつくることが第一。岸田さんで難しいとなったら、第二(の候補)でも、第三でもいい」とも述べた。 (河合仁志)

5586名無しさん:2020/10/29(木) 15:34:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/4a52fbb824f320268e1923a67533e5e3777572ba
野田聖子氏は少子化対策主張 「社会で育てる意識を」 代表質問
10/28(水) 20:03配信

 28日の衆院本会議で、自民党の野田聖子幹事長代行(60)が菅義偉首相への代表質問に臨んだ。無派閥の野田氏は9月の党総裁選で3回連続となる出馬断念に追い込まれた。9月の党役員人事で要職に復帰し、党内基盤の強化を目指す。

 「産んでくれた母親や育てている親たちに社会が『ありがとう』と言って、家族とともに社会で育てるという意識を持つことが必要ではないか」。野田氏は代表質問で、不妊治療への保険適用を目指す菅内閣の方針を評価しつつ、こう訴えた。

 野田氏は10年間の不妊治療を経て長男を50歳のときに出産した。質問では不妊治療への周囲の理解を求めつつ、若いうちから結婚、出産できる環境整備の重要性を主張。女性活躍について「国、社会がさらに成長する余地そのものだ」と推進を求めた。

 野田氏は29日、岸田文雄前政調会長らと出産育児一時金の引き上げに向けた議員連盟を発足させる。28日の代表質問後、「抜本的な少子化対策の必要性を国民が理解できる道筋をつけていければ」と記者団に語った。【野間口陽】

https://news.yahoo.co.jp/articles/f6c249857d35878c2f51f6a75a064fb984013c9c
温室効果ガス実質ゼロ、原発ゼロでは難しい=下村自民政調会長
10/28(水) 16:59配信

[東京 28日 ロイター] - 自民党の下村博文政調会長は28日の会見で、菅義偉首相が所信表明演説で触れた2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロとする目標について「原発ゼロでは実現が難しい」と指摘した。原発新設の有無に関しては「再稼働を生かしたい」と述べ、停止中の原発再稼働を優先する考えを示した。

公明党が2020年度3次補正予算に一時期検討していた大学受験生向けの2万円給付案の撤回に関しては「高校2年生や3年生に特化せず、困っている家庭の支援策を検討したい」と述べ、代替策に前向きな姿勢を示した。

石破茂元幹事長が総裁選敗北を受けて派閥代表の辞任を表明したことを巡り、他派閥への影響は現時点で考えにくいとの考えを示した。

(竹本能文)

5587チバQ:2020/10/29(木) 18:51:41
https://news.yahoo.co.jp/articles/007ce71b723e797e1b9c9c12f729cb9c81b3eed3
自見氏が二階派入り 自民
10/29(木) 15:41配信
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 自民党二階派は29日の会合で、自見英子参院議員の入会を決めた。

 同派所属議員は48人となり、これまで議員数で並んでいた岸田派を上回る単独の第4派閥となった。 

最終更新:10/29(木) 15:41
時事通信


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