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自民党スレ

1とはずがたり:2013/09/03(火) 17:12:12
なかなか潰れない政友会の我田引鉄以来の伝統を持つ日本のバラマキ保守政党

自公保スレ(前スレ)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/l30

自民党政権スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/l30

自民党
https://www.jimin.jp/

5449名無しさん:2020/10/19(月) 14:38:52
https://www.asahi.com/articles/ASNBF34QPNBCUEHF004.html
コンビニめしと本の山 番記者が見た「石破首相」への壁
有料会員記事
聞き手・神田大介
2020年10月17日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、石破茂氏「敗戦の弁」
 始まる前から勝ち目の乏しかった自民党総裁選に飛び込み、結果は3候補中最下位、強みだったはずの地方票でも菅義偉首相を下回る惨敗を喫した石破茂元幹事長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。

 さすがに落ち込んだのか、結果判明の直後から次の総裁選への意欲を示した岸田文雄氏とは対照的に、記者団の問いかけに「来年のことはまだ終わったばっかりで言えない」と言葉を濁していた石破氏。ところが、収録では次もやる気十分という様子でした。ただ、勝つための具体策が見えない。とりわけ課題の国会議員票集めは道筋が見えず、5回目となる挑戦でもなお他力本願という印象は拭えません。

 安倍晋三前首相と長くライバル関係にあった石破氏には、何が足りないのか。収録に同席した政治部の石破番、松山尚幹記者が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・岸田文雄氏よりも下位だったショック

・びっしりの本棚とコンビニ弁当

・最大の誤算は菅氏の出馬

・党は最初から勝たせるつもりがなかった?

     ◇

Q:石破さん、率直に語ってくれましたね。

A:テレビでも言わないところまで話してくれたと思います。「自分に役職がつくのは乱世の時」という言葉に、私は次の総裁選への覚悟を受け取りました。

Q:後進に道を譲る気は全くないようでした。

A:そうですね。ただ、石破派の…

https://www.asahi.com/articles/ASNBF34R1NBCUEHF005.html
上滑りした岸田氏の熱意 はしご外し、番記者は見ていた
有料会員記事

聞き手・神田大介

2020年10月18日 8時00分

【朝日新聞ポッドキャスト】 番記者に聞く、岸田文雄氏「敗戦の弁」
 安倍晋三前首相からの「禅譲」戦略を描いていたが、その安倍氏と麻生太郎副総理にはしごを外され、もろくも崩れ去った岸田文雄前政調会長。朝日新聞ポッドキャストで、敗戦の弁を語ってもらいました。

 「面白みには欠けるが、きまじめで優しい」(岸田派議員)というイメージからの脱却を狙い、独自カラーの発信に力を入れているのは伝わりましたが、際どい質問になると受け答えが丁寧語になり、「官僚型答弁」になってしまう場面も。

 他方、旧宏池会という源流を同じくする麻生派、谷垣グループとの合流に向けた発言をするなど、積極的な動きも見せています。次の首相になれるのか。収録の直前まで岸田番を務めていた、政治部の西村圭史が読み解きます。朝日新聞ポッドキャストでお聞き下さい。主な内容は以下の通りです。

・「はしご外し」の真相は

・総裁選中に反省の弁

・古賀誠氏を切ってでも勢力拡大?

・「ポスト安倍」という呪縛

     ◇

Q:収録中の岸田さんは表情豊かで、気むずかしいインテリというイメージが変わりました。

A:この1年、近くで見てきた岸田さんとは違う印象でした。もっとピリピリした表情でインタビューに答えていたのが、総裁選が終わったからでしょうか、つきものがとれたような感じで、すごく自然体で話してくれたと思います。

Q:政治家は人を包み込むような人柄が求められるという点で、岸田さんは損をしているように感じます。

A:外相や自民党政調会長だったころは、その範囲を超えて発言をしてはいけないと思っていた。肩書を持っている以上は、自分の思いを好き勝手にしゃべれない。そう思って今までやってきたので、発信力不足と言われながらも目立てなかった――総裁選中、そんな反省の弁を本人の口から聞きました。既に遅すぎたわけですが、それに気付いた岸田さんがこれからどう変わるのか。期待はできると感じました。

Q:総裁選の期間中、どんどん変わっていったのでしょうか。

A:変わらざるを得なかった、と…

5450名無しさん:2020/10/19(月) 17:47:59
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7eee66dacb9288d661a8772f760302c549ef2e4
自民石崎徹議員を略式起訴 暴行罪で 新潟区検
10/19(月) 17:32配信

 自動車の中で被害者の後頭部などを殴ったとして、新潟区検は19日、暴行罪で、自民党の石崎徹衆院議員(36)を略式起訴した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4d462fb0571fa2f0a64d4168563159b735ce318
【速報】石崎徹衆議院議員を暴行罪で略式起訴 新潟区検
10/19(月) 17:05配信

【速報】石崎徹衆議院議員を暴行罪で略式起訴 新潟区検

新潟区検は19日、石崎徹衆議院議員(36歳)を、当時の秘書への暴行罪で新潟簡易裁判所に略式起訴しました。
起訴状によりますと石崎議員は被害者に対し2019年4月と5月にそれぞれ、新潟市内で自動車内において右手で1回殴る暴行を加えた、というものです。

BSN新潟放送

5451名無しさん:2020/10/19(月) 21:51:42
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe68b628708bf7366198c106f3b4e2679fd9b3f0
安倍前首相の甥がフジテレビ退社へ 「岸防衛相のもとで大臣秘書官に就任」情報
10/19(月) 20:00配信

 フジテレビに勤務する安倍晋三前首相(66)の甥が「今月中に退社し、岸信夫防衛相(61)のもとで防衛大臣秘書官に転身する」という衝撃情報が永田町で流れている。

 安倍氏は19日、東京都九段下の靖国神社を首相退任後、2度目の参拝を行った。今回は肩書きなしの「安倍晋三」と記帳し、私費で玉串料を納めたという。その直後、安倍氏がかわいがっているフジテレビ社員の甥が、月末までに退社するという情報が永田町に駆け巡った。

「安倍氏の甥は、次期衆院選で山口3区への鞍替え報道がされる岸田派の林芳正氏が出るなら、刺客として送り込まれるのではないかと言われています。安倍氏と昭恵夫人には子供がいません。将来は、自身の山口4区をフジテレビ出身の甥ではなく、兄の長男の甥に後継者として指名するのではないかと党内で囁かれています」(自民党関係者)

 安倍氏の父は外務大臣を歴任した晋太郎氏、弟は菅内閣で初入閣した岸防衛相だ。華麗なる政界一族に囲まれた甥がフジテレビを退社するという情報に党内では「選挙準備だ」と声が上がる。

 自民党議員は「初耳でした。フジテレビ勤務の甥は、いつか安倍氏の地盤を引き継ぐと噂されてきました。野党から『世襲だ!』と批判されるかもしれないが、いきなり選挙に出馬するよりも岸防衛相のもとで経験を積むなら、将来につながります」と話した。

 永田町関係者によると、安倍氏の甥はフジテレビで記者として政治部、宮内庁担当、昨年7月から気象庁担当として活躍したという。

「安倍氏は、現職の首相として初めてフジテレビの『笑っていいとも!』に出演した。その後もフジテレビのバラエティ番組に出演してきたのは、甥がフジテレビにいて太いパイプがあったからだと見られてきた」(政界関係者)

 自民党は次期衆院選に向けて父親が元維新の党代表を務めた松野頼久元衆院議員で、元ミス日本グランプリの松野未佳氏の擁立に動きだして話題を集めていた。

東京スポーツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/2939b1159bb0ccdfbfd5561233451e16b28c6252
自民護る会懇親会に安倍氏が出席へ
10/19(月) 13:33配信

 自民党の保守系有志議員でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表・青山繁晴参院議員)が創立1周年を記念して27日に国会内で開く懇親会に、安倍晋三前首相が出席することを青山氏が自身のブログで明らかにした。安倍氏が護る会のメンバーに加わるかは未定だという。

 護る会は昨年6月20日に設立され、父方の系統に天皇を持つ男系皇位継承の安定策などを議論してきた。現在衆参61人の党所属議員が参加している。

 今年夏に創立1周年に合わせた懇親会を開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期していた。

5452名無しさん:2020/10/20(火) 09:16:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9b536686d075592569682af4da05abb1506dabd
「ラスボス」古賀誠氏の「倍返し」が炸裂したら…岸田派に迫る瓦解の危機〈週刊朝日〉
10/20(火) 8:00配信

 自民党総裁選で敗れた岸田文雄元外相が、必死に巻き返しを図っている。

 麻生太郎財務相率いる麻生派(志公会、54人)と谷垣禎一元総裁の谷垣グループ(有隣会、20人余)に岸田派(宏池会、47人)との合流を持ちかけ、「大宏池会構想」の実現を目指しているのだ。

 この3派閥は池田勇人元首相が立ち上げた「宏池会」が源流。合流が実現すれば120人余りの塊ができ、最大派閥の細田派(清和会、98人)を上回る。政治ジャーナリストの角谷浩一氏が語る。

「最大派閥になれば麻生さんの発言力も増すし、谷垣グループはポストが獲得できる。両派にメリットがあるんです。もちろん岸田さんにとっては、来年9月の総裁選で有利に働きます」

 だが、事は思惑通りには進まなさそうだ。

「毎週開かれる岸田派の会合で派閥名誉会長の古賀誠元幹事長がどっかり真ん中に座るため、それが嫌だという人たちがいます。議員を引退した古賀さんがずっと牛耳っていることに不満の声が上がっている」(角谷氏)

 古賀氏は麻生氏や谷垣グループ幹部の川崎二郎元厚労相と距離があるという。このため、岸田氏は合流のネックになっていた古賀氏に「距離をとりたい」と伝え、古賀氏は名誉会長の辞意を示したという。

「岸田さんにしてみれば、先の総裁選で古賀さんの地元の福岡県の地方票が菅さん2票、石破さん1票で、自身はゼロだった。これにも不満をつのらせたようです」(永田町関係者)

 これで合流に向けて話が進むかと思いきや、この件が、岸田氏の「命取り」になりかねないという見方もある。

「古賀さんは傘下の議員に毎年モチ代を配って面倒をみているから、古賀さんが派を離脱するなら自分も一緒に離脱するという人たちもいる。岸田派47人のうち18人ぐらいは古賀派とも言われています」(政界関係者)

 菅義偉首相が過去に宏池会に所属していたことも、話を複雑にしている。

「菅さんは当時、古賀さんの子分。菅さんはその後、宏池会を飛び出て一匹狼になりましたが、古賀さんとの親しい関係は今も続いています」(永田町関係者)

5453名無しさん:2020/10/20(火) 09:17:13
>>5452

 合流を要請された側の麻生派の内部事情も単純ではない。

「麻生派の幹部というのは麻生さんの個人的な魅力に惹かれ、麻生さんが大好きな人たちが集まっているんです。他派閥にはない求心力がある。好きで一緒に集まっているわけですから、麻生さんが岸田派と一緒になると言うならば皆ついていくでしょうが、そうでなかったら、バラバラになってしまう」(角谷氏)

 麻生派内には、次の総裁の有力候補である河野太郎行政改革担当相がおり、岸田派と合流した場合、岸田氏と総裁候補がかぶってしまうという問題もある。

 もう一つの火ダネもある。次期衆院選で山口3区への鞍替えを望む岸田派の林芳正参院議員が、同区を地盤とする二階派(志帥会、47人)の河村建夫元官房長官と真っ向から対立している件だ。

「二階俊博幹事長は『売られたケンカは受けて立つ』とまで豪語したが、あそこは林さんの父の中選挙区時代の地盤で、どちらにも理屈がある。混乱の中、古賀氏が『どうせ捨てられるなら』と逆襲に出て、次の総裁選の候補者に林さんをかつぐかもしれない。林さんは古賀さんの側近で、2012年の総裁選にも出たことがありますますからね」(同)

 もしそうなれば、岸田派は瓦解の危機を迎える。今後、ドラマはどう展開していくのだろうか。

「麻生さんも谷垣さんも菅政権が順調な限り岸田さんの話には乗りませんよ。支持率が50%以上ある時にヘタに弓を引いても党内で干されるだけ。そんなヘマはやらないでしょう」(前出の政界関係者)

 結局、麻生氏が巧妙な駆け引きで古賀氏を切らせただけなのでは、という見方も政界にはある。

「岸田さんはピエロだったということになってしまうんだけど、かといって何もしないでいたら、来年9月の総裁選はまた負け戦が確実。勝ち目が薄いにしても、万が一、菅政権がコケた時のことを考えて、やっぱり、麻生さんに頼るしかないわけですよ」(同)

(本誌・上田耕司)

※週刊朝日10月30日号に加筆

5454とはずがたり:2020/10/20(火) 14:16:13
最近じゃあ安倍の靴舐め要員となってたけど。。

伝説の美人キャリア官僚・松川るい 片山さつきの新ライバルか?
https://bunshun.jp/articles/-/6560
「週刊文春」編集部2018/03/15
週刊文春 2018年3月22日号

 2025年国際博覧会(万博)の大阪開催を目指して、国際アピールを続ける日本。永田町では、もう一つのアピール合戦が熱を帯びていた。

「博覧会国際事務局調査団が3月5日から5日間の日程で来日し、安倍晋三総理との面会や、会場予定地の現地視察を行いました。ロシアとアゼルバイジャンも手を挙げており、視察結果も踏まえ、11月に投票で開催地が決まります」(担当記者)

 そんな中、6日には、調査団を迎え万博議員連盟総会が開かれた。議連会長の二階俊博自民党幹事長らの挨拶の後、真っ先に発言を求めたのが自民党の松川るい参院議員(47)。


「まず英語で話した後、韓国語、それをさらに英語で言い換えた後、最後はフランス語でも話していました。二階氏は驚いて何度も松川氏の方を振り向き、最後は拍手を送りました」(出席者)

 皆が呆気にとられる中、負けじと手を挙げたのが、片山さつき氏(自民)。浮島とも子氏(公明)、石井苗子氏(維新)らも続いた。

「指名されると次々に、英語でスピーチしました。まるでスピーチコンテストのようでしたね」(同前)

 語学力のアピールに成功した松川氏は大阪の四天王寺高、東大法学部を卒業後、1993年外務省に入省したキャリアの持ち主。2016年参院選で大阪選挙区から初当選した。外務官僚の夫との間に2人の子がいる。

「美人キャリア官僚として有名で、かつては彼女を巡り、官僚同士が殴り合いの喧嘩をしたとの伝説があります。以前、片山氏に怒鳴られたと報じられたこともありました」(外務省関係者)

 松川氏に聞くと、

「議連の事務局次長として、しっかり大阪を売り込もうと発言しました。調査団長が韓国の外交官だったので韓国語でも挨拶しておこうと。私は韓国に3年赴任していたので、英語の次に得意ですね」

――ライバルは片山議員?

「私なんてペーペーです。何とも思われてませんよ(笑)」

 一方、片山氏は、

「政調会長代理として経済産業が担当ですから、大阪がライフサイエンス企業の集積地ということを申し上げました。私は英語圏に住んだことはありませんし、英語に自信はありません。英語を話せたら票になるわけでもないですし」

 片山氏と言えば佐藤ゆかり氏とのバトルが有名だが、新たなライバル登場?

5455名無しさん:2020/10/20(火) 17:53:13
https://news.yahoo.co.jp/articles/c58149a9b0fab812f45dff6c57e76a072737be7f
解散「心の準備できている」 自民・二階幹事長
10/20(火) 12:05配信

 自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見で、衆院議員の任期が21日で残り1年となることに関し、「衆院解散は首相の一存だ。任期があと1年となればいよいよだ。われわれはいつでもそれに対処する心の準備はできている」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e5bee72c9ebd253dbdb58ba58e8e36f365ed994
支持率下落「ご祝儀相場の終わり」 自民・二階幹事長
10/20(火) 12:07配信

 自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見で、報道各社の世論調査で菅内閣の支持率が下落していることについて、政権運営に影響はないとの見方を示した。

 「(政権発足時は)ご祝儀相場というか、新鮮な気持ちで受け止める。だんだんと平常心に戻ってくる」と指摘し、現状は「特別のことではない」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/80644f34cbb57328a6994bb7cba243090d860916
自民・二階幹事長が強調 解散総選挙「心の準備できている」
10/20(火) 16:21配信

衆議院の解散総選挙をめぐり、自民党の二階幹事長が、「心の準備はすでにできている」と強調した。

自民党・二階幹事長「総理が解散しようと言うことになれば、われわれはいつでも、それに対処する心の準備はすでにできています」

二階幹事長は、「いつ解散があってもいいように、しっかりとした準備を整える」と強調する一方、任期満了近くまでに菅政権が成果をあげてからの解散についても、「傾聴に値する条件だ」と語った。

5456名無しさん:2020/10/20(火) 19:29:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/090684d743d4b4fc3994ad6925cd0a76a192a01f
石崎議員「1区から出馬 変わらず」 自民党本部は処遇を協議へ
10/20(火) 18:33配信

元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴された石崎徹衆院議員が,、20日に取材に応じました。一方、自民党本部は石崎議員の処遇について幹事長と執行部が協議を始めます。
20日午後、自民党の二階幹事長と面会した石崎議員は「(記者:現時点では離党は決まっていない?)自分が本当に多くの方にご迷惑をおかけした点。どう責任を果たすべきかよく考えて対応したい」と話しました。
石崎議員は、去年4月と5月車の中で元秘書の男性の頭などを殴ったとして新潟区検から19日に略式起訴されました。20日午前には自身のブログに「経緯とご説明」とする文章を掲載。その中で「司法の結論に向き合う」としながらも、暴行は「咄嗟に身体が触れたり注意した際に手が当たったもの」で承服できないと主張。さらに「元秘書の男性には知人を通じて相当額の示談金を払い、示談の合意に至った」との認識を示しています。
これについて、元秘書の男性は…「示談金やポストなどいろんな話が来たが、私は一切応じていない。一円もお金を受け取っていない」と話しています。
午後には自民党県連の幹部も党幹部と面会。党紀委員会の開催と、選挙区支部長の解任や、離党勧告など厳しい処分を求めたのに対し林幹雄幹事長代理は、「重く受け止める」として協議を約束しました。自民党県連の高鳥修一会長は「1区の支部長は県連は塚田一郎氏に内定している。早めに結論を出してほしい」と話しました。
石崎議員はブログで「次期選挙においても政策を正々堂々訴えながら挑戦したい」と主張。「書類送検中もいろんな方からあきらめないで頑張れという声があった。そうした声にこたえるのも責務であり出馬の思いは変わらない」と、次期衆院選への出馬の意欲を語っています。
新潟1区からは、立憲民主党の西村智奈美さんも出馬を予定しています。

最終更新:10/20(火) 18:33
UX新潟テレビ21

5457名無しさん:2020/10/20(火) 19:48:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/893a8a81e60171ef9aa073de62ead0e24cb13c54
【新潟4区】国定氏が自民支部長就任 二階派入り
10/20(火) 18:50配信

自民党の衆院新潟4区の支部長に内定していた国定勇人前三条市長が20日、正式に支部長に就任しました。自民党の二階派への入会も決まり、衆院選に向けた動きを加速させています。

自民党本部から正式に新潟4区の支部長に選任された国定勇人前三条市長。自民党新潟県連で19日に会議を開き、4区内の党員らに支部長決定の報告と感謝を伝えました。

【自民 国定勇人前三条市長】
「不安はたくさんありますけど、むしろそれを上回る私自身の高揚感。そして次の来る衆議院議員選挙に向かって、しっかり臨んでいくんだという初心に帰る気持ち。そうした思いで今はいっぱいです」

16日には党本部を訪れ、二階派に入ることも決まりました。二階派の河村建夫元官房長官からも期待する声が…。

【河村建夫元官房長官(二階派)】
「大いに成果を挙げられるとと期待していて、二階先生も『我々も何かあれば駆けつけるから、日程調整しろ』という話が早速出ていたので、しっかり応援させていただきたい」

帰り際には…。

【自民 国定勇人前三条市長】
「先生、どうもありがとうございました」
【自民 二階俊博幹事長】
「頑張ってね」

市長としては5回ほど二階幹事長に会ったという国定さんでしたが…。

【自民 国定勇人前三条市長】
ー緊張感が?
「それはそうですよ。もう口の中がべったべた」

自民党本部のお墨付きをもらい、衆院選に向けた活動が本格化します。

新潟4区からは立憲民主党の菊田真紀子衆議院議員が立候補を表明していて、与野党一騎打ちの戦いとなりそうです。

BSN新潟放送

5458名無しさん:2020/10/20(火) 21:35:35
https://news.yahoo.co.jp/articles/92725d08156128f052d5048bb5ba4990571bb7e2
元秘書「ほぼ全て捏造」 略式起訴の自民・石崎衆院議員の主張に反論 新潟県連は厳しい処分要望
10/20(火) 19:45配信

20日午後、元秘書への暴行罪で自身が略式起訴された事案について党本部に報告した自民党・石崎徹衆院議員。

一方で、その前に更新した本人のブログでは…

【石崎徹 衆院議員のブログ】
「わざとなのかと思うミスの連続。選挙の際に候補者公募で争ったこともある人物でした」

被害者の元秘書の男性についてこのように記し「疑義とともに承服しかねるところもある」とコメントしています。

これに対し、元秘書の男性がNST新潟総合テレビの取材に応じました。

【元秘書の男性】
「どこが反省しているのか、反省しているポイントを拾ってあげることもできない。それが今日まで続いているので、残念で仕方ない」

また石崎衆院議員が示談金を支払い、和解の調整を進めていたと主張していることについては…

【元秘書の男性】
「お金を受け取ったことはない。ほぼ、すべてと言っていいほど捏造だが、有権者に対して自分を肯定したかったところもあったのかも」

こうしたなか、この日は自民党の高鳥修一県連会長も党本部で二階幹事長などと面会し、石崎衆院議員に関する党紀委員会を開いたうえで、厳しい処分を求める文書を提出したことを明らかにしました。

【自民党 県連会長 高鳥修一 衆院議員】
「『幹事長と執行部で協議をして進める』と。ただ、重く受け止めるという言葉があった」

次の衆院選への出馬の意志を変えていない石崎衆院議員ですが、今後 党紀委員会で離党勧告や除名などの処分が下される可能性もあります。

【自民党 石崎徹 衆院議員】
「処分結果がどうなるのか初めてのことなので、その辺りは先を考えて判断していきたい」

NST新潟総合テレビ

5459名無しさん:2020/10/21(水) 08:48:47
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba45c153a7db11b91dcbc955a8d66b6261af6b71
略式起訴 自民・石崎徹議員、党幹部に謝罪
10/21(水) 1:46配信

元秘書の男性への暴行罪で、19日に略式起訴された自民党の石崎徹衆議院議員が党幹部に経緯を説明し、謝罪しました。

自民党・石崎徹衆院議員「深くおわびを申し上げたいと思います。私自身の身の処し方につきまして、なるべく早くどうしていくべきか判断をしていきたい」

石崎議員は、起訴内容を認め謝罪しましたが、今後の対応については明言を避けました。

一方、石崎議員が所属する自民党新潟県連の高鳥会長らは、二階幹事長らと会談し、離党勧告や除名処分など、石崎氏への重い処分を求めました。

林幹事長代理は、「重く受け止める」と応じたということです。

自民党執行部は、22日に党紀委員会を開いて石崎氏の処分を決定する方針です。

最終更新:10/21(水) 1:46
日本テレビ系(NNN)

5460名無しさん:2020/10/21(水) 08:51:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/de5d5bf299cdad2ef839513cc2cfef3df0616dd9
岸田氏、野田聖子氏と出産育児一時金拡充の勉強会発足へ 共同代表に
10/20(火) 17:52配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、当選同期の野田聖子幹事長代行とともに出産育児一時金の拡充に向けた勉強会を発足させることが20日、分かった。岸田氏は9月の党総裁選で菅義偉首相に敗れたが、すでに次期総裁選への出馬の意欲を表明。野田氏も初の女性首相を目指しており、「ポスト菅」候補の2人の連携は注目を集めそうだ。

 岸田氏と野田氏が勉強会の共同代表に就任し、事務局長を野田氏に近い加藤鮎子副幹事長、事務局次長を岸田氏率いる岸田派(宏池会)の国光文乃衆院議員が務める方向で調整しており、今月中にも発足する見通しだ。

 岸田氏は先の総裁選で出産費用に関し「負担をゼロにすべく国として支援をする」と語るなど、子育て施策の拡充に意欲を示していた。

 岸田氏は新型コロナウイルス対策の勉強会の立ち上げも検討している。相次ぐ勉強会の発足は、菅政権が高支持率を維持する中、次期総裁選に向けて発信力を高めるとともに、他派閥や無所属議員との連携を強化する狙いもあるとみられる。

5461名無しさん:2020/10/22(木) 02:46:50
https://news.yahoo.co.jp/articles/96b37e58a244c2392bf84f1cc253ab1628100986
派閥横断の国際協調勉強会発足へ  岸田氏
10/21(水) 19:37配信

 自民党の岸田文雄前政調会長が、科学技術や文化・芸術などのソフトパワーを活用した国際協調をテーマに派閥横断の勉強会を発足させることが21日、分かった。岸田派(宏池会)の会長を務める岸田氏は菅義偉(すが・よしひで)首相に敗れた9月の党総裁選でソフトパワーを活用した外交を重要政策に掲げていた。岸田氏は次期総裁選への意欲を表明しており、発信力の向上とともに他派閥との連携強化を目指す。

 勉強会は岸田氏が会長を務め、谷垣グループ(有隣会)の遠藤利明元五輪相や麻生派(志公会)の薗浦健太郎前党総裁外交特別補佐らが参加。29日に初会合を開く予定。

 勉強会ではまず、4年7カ月務めた外相時代に培った人脈を生かし、デジタル技術を駆使した新型コロナウイルス対策で世界的に注目を集めた台湾やシンガポールなどの先進事例を学ぶ。

 岸田氏は近く当選同期の野田聖子幹事長代行とともに出産育児一時金の拡充に向けた勉強会も発足させる予定で、次期総裁選に向けた活動を活発化させている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d760904daee9137312d0d295acb5faa160e7cb8
政府の学術会議説明「乱暴」 「大宏池会」はトーンダウン 岸田氏
10/21(水) 17:57配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は21日、日本記者クラブで会見し、菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題に関し、「より丁寧に説明すべきだ。俯瞰(ふかん)的、総合的な判断というだけで済ますのも乱暴ではないか」と述べ、説明は不十分との認識を示した。

 政府と自民党がそれぞれ学術会議の在り方を見直す方針を示していることについては「議論が拡散している。任命の問題と会議そのものの問題は整理して議論することが大事だ」と指摘した。

 一方、自らが提唱した岸田派(宏池会)と、宏池会の流れをくむ麻生派、旧谷垣グループが合流する「大宏池会」構想に関し、「一つの派閥になるとか組織として一緒になることまで必ずしも必要ないのではないか」と語った。

 5日に「宏池会の大きな固まりを実現できるよう先頭に立って汗をかきたい」としていた発言をトーンダウンさせた形だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a8d5791c4b92a0d0c858433807b925066096380
岸田文雄氏「乱暴ではないか」任命拒否問題に異論
10/21(水) 18:52配信

自民党の岸田文雄前政調会長(63)が21日、日本記者クラブで講演し、菅内閣の日本学術会議から推薦された任命を拒否した問題について「その説明を国民が求めている。俯瞰(ふかん)的、総合的な判断です、というだけで済ますというのも乱暴ではないか」と、政府の対応に異論を投げかけた。

また、野田聖子幹事長代行とともに出産育児一時金の拡充に向けた勉強会を立ち上げることを正式に表明した。無派閥の野田氏とは当選同期で「野田さんに限らず、党内の幅広い人材とそれ以外にも、いくつかの議員連盟を立ち上げていきたい」と意欲的に語った。

岸田氏は9月の自民党総裁選で菅義偉首相に完敗したが、来年9月の次期総裁選へ出馬の意欲を表明している。自身の派閥である宏池会(47人)の勢力拡大を含め、派閥を横断した連携強化へ動きだしている。【大上悟】

5462チバQ:2020/10/22(木) 09:47:07
https://news.yahoo.co.jp/articles/0a9b48c976b6f7c6383617c0064350c51e0544e2
無所属の増子輝彦参院議員が自民会派入り 自民福島県連は「反対」表明
10/22(木) 8:46配信
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増子輝彦参院議員=福島市内のホテルで8月、高橋隆輔撮影
 旧国民民主党と旧立憲民主党などが合流した新党「立憲民主党」への参加を見送った、無所属の増子輝彦参院議員が自民会派入りすることになり、自民党福島県連は21日、「反対」とするコメントを発表した。

 同県連の渡辺義信幹事長は「突然のことで驚きを禁じ得ない。県連としては反対」と表明。「党内に混乱を招かないよう、丁寧に取り組んでいかねばならない」と、事実確認を急ぐ考えを明らかにした。【高橋隆輔】

5463名無しさん:2020/10/22(木) 10:55:10
https://www.sankei.com/politics/news/190423/plt1904230045-n1.html
「参院は強くなければ」異能の吉田氏引退で参院自民は
2019.4.23 21:18政治政局

 23日に国会議員の引退を表明した自民党の吉田博美参院幹事長は、これまで強い影響力を武器に120人を超える参院自民党を派閥を超えて束ねてきた。代わる人材は見当たらないだけに、今後、参院自民党の権力構造が流動化し、安倍晋三首相の政権運営の不安材料となる可能性がある。

 吉田氏は23日、同僚議員十数人を国会内に集め、不出馬を説明した上でこんな思いを伝えた。

 「参院自民党は強くなくてはダメなんだ。強くなければ必ず参院不要論が出てくる」

 出席者は押し黙って聞き入り、涙を流す者もいた。その後「議員を辞めても政治活動は続けてほしい」「吉田イズムを引き継ぐ」といった発言が相次いだ。

 吉田氏の存在はそれだけ大きいといえる。吉田氏が参院の最高実力者として腐心したのは「衆院の補完勢力」との評価を払拭する存在感のある参院であり、そのための結束強化である。

 参院自民党は参院内の人事や国会運営を決めるなど、独自性が強い。長年、細田(清和政策研究会)、竹下(平成研究会)、岸田(宏池会)の主要3派で統治してきたが、それぞれが主導権を取ろうとして足並みが乱れることもあった。

 吉田氏は人事や国会運営を差配する立場だが、入閣経験はない。ポストを他の議員に配分し、自ら所属する竹下派以外の信頼も得てきた。参院側のリーダー格である世耕弘成経済産業相(細田派)や林芳正前文部科学相(岸田派)とは定期的に会食を重ねた。

 議長や参院議員会長を最大派閥の細田派に譲る一方、3派以外の派閥からも若手・中堅を執行部人事で重用し、派を超えた「吉田グループ」を形成した。重要法案の参院審議をめぐり、参院自民党内に大きな混乱を生じさせなかった。首相は国会運営で吉田氏を頼り、閣僚人事では吉田氏の推薦を最大限尊重した。

 異能をまねできる人材はなかなかいない。

 吉田氏は周囲に「自分の後は世耕さん」と語る。世耕氏が夏の参院選後、参院幹事長などに就いて参院側を仕切る可能性がある。だが、吉田氏が築いたような党内外の人脈には乏しく、結束のタガが緩めば3派による「三すくみ」に陥る懸念もある。

 「吉田辞すとも、吉田の精神は後輩に受け継いでいただける。何の心配もしていない」

 同僚議員との会合後、車いすで記者会見に臨んだ吉田氏は新態勢での結束を望んだ。(田中一世)

5464名無しさん:2020/10/22(木) 11:32:40
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190423/soc1904230011-n1.html
引退表明の自民・吉田参院幹事長、脳腫瘍で近く手術 次の「ドン」には石井準一氏の名前浮上
2019.4.23

 参院自民党の実力者、吉田博美参院幹事長(69)が、夏の参院選には出馬せず、政界を引退することになった。吉田氏は23日の記者会見で、脳腫瘍が見つかり、近く手術すると引退理由を説明した。参院自民党では、吉田氏をはじめ、村上正邦氏や青木幹雄氏などが「参院のドン」として君臨してきた。新たな仕切り役として、吉田氏と同じく参院竹下派の石井準一氏(61)の名前が浮上している。

 石井氏は、吉田氏の信頼が厚く、穏やかな雰囲気ながら独特の存在感がある。眼鏡の奥の鋭い眼光が印象的だ。

 「政界の暴れん坊」と呼ばれた浜田幸一氏の書生を10年ほど送り、千葉県議も20年間務めた「たたき上げ」だ。2007年参院選で初当選し、現在は2期目となる。

 国会運営をめぐり与野党間で水面下で交渉する「国対畑」などを主に歩んだ。昨年の荒れたモリカケ国会でも、抜群の調整力を発揮し、野党との交渉に奔走していた。

 現在は、参院予算委員会の筆頭理事で、参院自民党の筆頭副幹事長という要職を務めている。

5465名無しさん:2020/10/22(木) 12:53:47
https://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-369336.html
進むも地獄、退くも地獄。自民総裁選で拡がる党内「石破包囲網」
2018/08/31 05:00MAG2 NEWS

9月20日に投開票が予定されている自民党総裁選。安倍首相と石破元幹事長の一騎打ちの線が確実となってきましたが、その裏では様々な思惑が交錯し脅しまがいの発言も飛び出しているようです。元全国紙社会部記者の新 恭さんは自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で、これまでに明らかになっている総裁選を巡る一連の動きを改めて整理しつつ現政権の巧妙な戦略を記すとともに、石破氏サイドへ期待を込めた叱咤激励を送っています。

盛り上がりようのない自民党総裁選
安倍首相は鹿児島の桜島をバックに報道陣のカメラの前に立ち、9月7日に告示される党総裁選への立候補を表明した。石破茂氏との一騎打ちになりそうだが、安倍陣営の議論空疎化テクニックは超一流だけに、石破氏は苦しい。

江戸でも長州でもなく薩摩で声をあげたのは、森山裕国対委員長のお膝元であるから、というのが、大方の見方だ。

所属派閥「石原派」から石破氏の推薦人を出す動きがあったのを抑えこみ、安倍三選支持を派閥領袖の石原伸晃氏に決断させたのが森山氏だったとか。

国対委員長として、モリカケ問題をめぐる野党の追及から安倍首相を守ったとされる森山氏の働きも、首相と側近たちにいたく気に入られたらしい。

安倍首相は総裁選での圧勝を狙っている。憲法改正のためにも、イエスマンばかりがはびこる党の現況を保ちたい。

昨年3月5日、自民党は定期党大会で党則と総裁公選規程を改正し、総裁任期を「連続2期6年」から「連続3期9年」に延長した。これで安倍首相は3選に向け総裁選に立候補することができるようになった。

しかし、3選されたとしても、最長3年で総理の座を明け渡さなければならない。しだいに、永田町、霞ヶ関は「ポスト安倍」を視野に動いていくだろう。

万が一、石破氏が一般有権者に近い党員党友票を予想外に獲得し善戦するようなことがあれば、来夏の参院選を控えた自民党内に不安が広がり、これまでの強硬路線への疑問が強まって、安倍政権がレームダック化しないとも限らない。

そうなると、後任者への影響力を保ち続けたいという安倍首相の未練がましい願望は叶えられなくなる。

安倍陣営は横綱相撲で圧勝できるほどの自信が持てないからこそ、さかんに石破氏を支持するとみられる議員にプレッシャーをかけている。

朝日新聞によると、7月28日、石井準一参院議員に首相に近い党幹部から電話があったという。

「石井さん、来年選挙ですね。潮目が変わるかも知れないね。吉田さんにも伝えておいて」。来夏の参院選で改選を迎える石井氏へのあきらかな脅し文句だった。

「吉田さん」とは、自民党の参院幹事長、吉田博美氏である。所属派閥は竹下派(平成研究会)。迷った末に同派の参院議員21人を束ね、石破支持の方向にまとめようとしている。

石井準一氏は吉田氏の右腕的存在といわれ、二人とも心情的には安倍首相に近い。竹下派は自主投票としているが、衆院側には首相支持の議員が圧倒的に多い。それでも吉田氏らはあえて安倍首相ではなく石破支持を打ち出した。

背後には、かつて参議院のドンといわれた青木幹雄元参院議員会長の意向がある。青木氏の長男、一彦氏は16年の参院選で「鳥取・島根」選挙区から出馬したさい、石破氏から支援を受け、当選した。

青木、吉田両氏に共通する思いは、昔のような強い参院自民党の復活だ。青木氏の引退以降、実力者不在となって、政策決定過程に参院側が関与することはなくなっていた。

かってのキングメーカーもいまや84歳。長らく参院トップの座にあって、参院に割り当てられた大臣ポストの人事権を握り、“参院一家”結束の要石となっていたのが青木氏だ。

民主党政権時代の2010年、76歳で政界を引退し、8年の歳月を経た。それでも、参院竹下派に隠然たる影響力を持っている。

参院の強力な結束を復活させるために、青木氏と相談しながら動いているのが現在の参院幹事長、吉田氏といえる。今年1月、額賀福志郎氏を派閥の会長から引きずりおろす“お家騒動”を仕掛け、竹下亘氏を会長にすげ替えたのは、吉田氏ら21人の同派参院議員だった。

決行日は1月25日。当時の額賀派の定例会合を参院側21人がボイコットし、衆院側とは別の部屋に集合。額賀氏が退任しないなら派閥を離脱する方針を確認し合った。腹をくくった参院側の動きに、衆院側は分裂の危機感から竹下氏への交替を認めざるを得なかった。この“クーデター”の成功で、吉田氏の剛腕ぶりがメディアの注目を集めるようになった。

5466名無しさん:2020/10/22(木) 12:53:58
>>5465

吉田氏は今や、新しい“参院自民党のドン”になった感がある。先述したように安倍首相との仲もいい。

それでも、恩義ある青木氏の子分として、義理は貫きたい。だから、石破の支持にまわったのだ。

ところが、8月10日に石破氏が総裁選への出馬会見を行ったのをきっかけに雲行きが怪しくなった。

石破氏のポスターのキャッチフレーズが「正直、公正、石破茂」だったからだ。安倍首相の側近議員から反発の声が吉田氏に寄せられた。安倍首相への個人攻撃だというのだ。

吉田氏は同11日、安倍首相に携帯で連絡し、「(石破氏には)反安倍を掲げ総裁選をやるなら支持できないと言うつもりだ」と弁解した。

さらに吉田氏は8月21日の参院幹事長としての記者会見で、次のように語った。

「相手への個人的なことでの攻撃は非常に嫌悪感がある」

いったん支持すると決めた総裁候補に対する発言としては異例中の異例だろう。

吉田氏は来年、参院の改選期にあたる。選挙区の長野県は2013年参院選まで定数4(改選2)だったが、2016年から2(改選1)に減っている。国民民主党の現職、羽田雄一郎氏も改選組であり、出るとしたら強敵だ。落ちた有力候補者の救済のために改選公選法で比例区に設けた「特別枠」に吉田氏が入るかどうかは、安倍首相の一存でどうにでもなるのだ。

吉田氏の心の動きしだいでは、参院竹下派が一枚岩とはいえなくなるかもしれない。

それにしても、情けなかったのは吉田氏の発言に対する石破氏の当初の反応だ。

自民党の石破茂元幹事長は25日、総裁選への立候補を表明した際に掲げた「正直、公正」のキャッチフレーズを変更する可能性に言及した。東京都内で記者団に「別に人を批判するつもりはまったくない。そういうふうにとらえる方がいるなら、変えることだってあるだろう」と語った。
(8月26日、毎日新聞)

他人に何かを言われたからといって簡単にキャッチフレーズを取り下げたら、それこそ、ジ・エンドだ。一気に信用を失うだろう。

吉田氏にしても、言いたくはなかったが、総理周辺に向けて石破氏にクギを刺すポーズを見せ、少しでも自分の気分を落ち着かせたかったのかもしれない。

石破氏はキャッチフレーズの変更を思いとどまったものの、27日の会見で、記者の質問に余計なコメントをしてしまった。「正直、公正は政治姿勢のキャッチフレーズだ。政策論になるとスローガンは当然変わる」。

本人は誠実に説明したつもりだろうが、これでは、下手な言い訳になってしまう。論戦をできる限り避け、イメージ戦略ばかり駆使する安倍陣営の思うツボだ。

では、石破氏の政策は、総裁選に向けて説得力のある内容になっているのだろうか。

石破氏が27日に発表した政策は地方の党員票を意識しているが、それだけにスケールが小型に見える。

たとえば、異次元の金融緩和という「カンフル剤」が効いている間に地方と中小企業の成長を高める「ポストアベノミクス」。これは、成長戦略の失敗を指摘しながらも、カンフル剤としての「アベノミクス」を前提とした政策だ。

官邸で乱立する会議を再編し、「日本創生会議」を新設するというのも、確かに理にかなっているが、しょせん会議を踊らせるだけに終わる安倍路線の焼き直しのような気がしないでもない。

会議やスローガンの乱造、乱打でハッタリをかますばかりの相手に、既視感のある政策で対抗しても、パンチ力に欠ける。

エネルギー政策については、再生可能エネルギーを主力電源とする目標を現行の2050年から大幅に前倒しし、原発の最小化を目指すと言う。大幅に前倒しとは、一体いつのことなのか。

安倍首相が打ち出せない「原発ゼロ」を掲げるくらいの思い切った政策が必要だろう。

石破氏には、できるだけ筋の通った発言をしようと努力する生真面目さがある。そこが、質問の意図を意識的に無視する安倍首相との違いだ。

石破氏が総裁選で安倍首相との討論会をできるだけ多く開くよう求めている意図には、政策はもちろん、人間性を比較してもらいたいという思いも含まれているだろう。

それがわかっているからこそ、自民党本部は討論会の開催を最小限にする方針を決めているのだ。総裁選で、候補者どうしが政策の議論を戦わせる姿を通して自民党政治への国民の理解を深めようという普通の感覚を、今の自民党は持ちあわせていない。

小泉進次郎氏からの支援があてにならないうえに、安倍陣営からは権力の強みを生かして外堀を埋められ、少人数で孤軍奮闘している石破陣営。このつまらない構図をぶち破るため、石破氏には安倍政権にもっと鋭く切り込んでもらいたい。

image by: Flickr

MAG2 NEWS

5467名無しさん:2020/10/22(木) 13:00:30
https://bunshun.jp/articles/-/8670
恐怖!「石破潰し」の総裁選 紙面で見つけた“5つの怖い話“
「怖い電話」に「怖いつぶやき」ドロドロ権力争いの内幕
プチ鹿島
2018/08/24

 酷暑も終わりが見えてきた。

 でもまだ暑い! と思ってるあなた、今回は残暑を吹き飛ばす「怖い話」特集にします。新聞を読んでいたらけっこう怖い話があったのです。

「傷がつきますよ」
 まずは「首相、地方議員も囲い込み」(朝日新聞 8月12日)という記事から。私がタイトルをつけるなら「怖いアドバイス」だ。

 ではいってみよう。

《立候補に意欲的ながら、推薦人(20人)集めに難航している野田聖子総務相に近い議員は首相周辺から接触を受け、「野田さんを推薦するという話があるが、傷がつきますよ」と告げられたという。》

 怖い。このアドバイス怖い。つまり、野田聖子の推薦人にならなきゃいいんですね。わかりました。

「潮目が変わるかも知れないね」
 同じ記事ではこちらも。タイトルをつけるなら「恐怖の電話」。

 参院の竹下派が石破支持というニュースがあったが、この話は竹下派の吉田博美・党参院幹事長が石破氏支持に動いていた先月28日のこと。

 吉田氏の右腕的存在である石井準一参院議員に首相に近い党幹部から電話があったという。

《「石井さん、来年選挙ですね。潮目が変わるかも知れないね。吉田さんにも伝えておいて」。石井氏は来夏の参院選で改選を迎える。電話は、総裁選で石破氏の支持に回れば、党の支援に差をつけるとも受け取れる内容だった。》

 怖い。怖すぎる。

「潮目が変わるかも知れないね」という匂わせ方がなんとも怖い。つまり、石破茂を支持しなければいいんですね。わかりました。

 今気づいたが、これらの怖いアドバイスや電話の出どころは必ず「首相周辺」からではないか。警戒したい。

石破茂の当てこすりのようなスローガンに反論できない
 総裁選と言えばこんな怖い話もあった。

「石破氏に対抗意識 政治姿勢 焦点化を警戒」(毎日新聞 8月12日)

 これ、どんな話かと言えば、石破氏が10日の記者会見で「正直で公正な政治」を掲げたことに関して安倍首相サイドの反応についてである。

 読みどころはここ。

《総裁選で首相の政治姿勢に焦点が当たれば、地方の党員を中心に首相への批判票が石破氏に流れかねないと首相サイドは警戒している。》

 ……じわじわと怖くなってきませんか?

 ライバル候補に「正直で公正な政治」をやると言われたら「こちらも正直で公正な政治をしている」と普通は言う。しかし首相サイドは「政治姿勢焦点化を警戒」なのだ。

 つまり石破茂の当てこすりのようなスローガンに反論できないのである。首相サイドは「正直でない、公正でない政治」を認めていることになる。すっごく怖い。

5468名無しさん:2020/10/22(木) 13:00:41
>>5467

「辞退の仕方」まで叱られる理不尽な岸田文雄
 同じ毎日の記事ではこちらも注目。

「『岸田氏不十分』 麻生氏持論展開」(8月12日)

 麻生氏は総裁選への立候補を見送った岸田文雄政調会長について、

「安倍(晋三首相)にやってもらうのが国益に沿うから出馬しません。おれが岸田ならそう言って辞退する。この間の辞退の仕方は何だ、あれ。理解ができないよ。『話にならない』と(岸田氏に)面と向かって文句を言った」

 と批判したという。

 岸田氏からすれば、出馬をやめて安倍陣営について褒められるかと思ったら「辞退の仕方」まで叱られるのである。もうこうなると怖いというか理不尽である。

「安倍首相は最近周囲にこう語った」という「怖い話」
 理不尽な話と言えばこちらをあげておこう。

「自民総裁選 首相、圧勝で3選狙う」(産経新聞 8月12日)

 産経のこの記事によると、安倍首相は最近周囲にこう語ったという。

「6年前は谷垣禎一総裁(当時)の出馬断念があったが、今回はよーいドンで新しく総裁を選ぶのとは違う。現職がいるのに総裁選に出るというのは、現職に辞めろと迫るのと同じだ」

 こ、怖い……。

 しかしこれでは多様な政策論争ができなくなってしまう。

 総裁選の意義については7月26日の日刊スポーツ「政界地獄耳」のコラムが次のように書いていた。

《総裁選を権力闘争の場でしかないと思っていないか。総裁選は党内の多様な政策や価値観、首相とは違うリーダーシップのあり方を示し、その人材が多様で豊富なこと、議論を尽くすスタイルに意味がある。次世代リーダーのお披露目でもある。》

 まったくだ。地獄耳師匠の言う通り。

総裁選好きの私でも「おかしい」と感じる今回
 私は子どもの頃から総裁選での権力闘争、えげつない話が好きだ。そこで垣間見える政治家の人間性や器を見るのが好きだ。ドロドロを眺めるのが好きだ。しかしそういう点を理解していると自負する私ですら、最近はちょっとおかしいと感じる。

 そこにドロドロとした内幕があれど、以前はいろんな人が出馬して総裁選をおこなっていた。派閥の長でもなかった石原慎太郎や小泉純一郎も出馬できてにぎやかだったではないか。たとえ噛ませ犬だったとしても。

 ところが最近はそもそも総裁選に「出るな」というのだ。

 出馬しそうな人、応援しようとする人に圧力や脅迫電話をかけ、なきものにしようとする。総裁選の舞台にすら立てなくしようとする。

 これで「自由」で「民主」と名乗っているのが一番怖い……。 

 以上、残暑を乗り切る怖い話でした。

5469名無しさん:2020/10/22(木) 13:05:42
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58306
2018.11.06
不祥事連発も安倍首相は「想定内」この在庫一掃内閣が生まれた理由
ウラには、来夏の参院選への不安が…
戸坂 弘毅

なぜ「危ない議員」を入閣させたのか
10月2日に発足した第4次安倍改造内閣は、19人の閣僚のうち12人が初入閣である。これは第2次安倍内閣の発足以来最多で、前回の倍だ。

前回までの7度にわたる組閣で安倍は、一貫して初入閣組を最小限に抑えてきた。政権の安定性と政策の継続性を重視してきた――という解説は、確かに事実だろう。

だが実のところ、初めて入閣する議員はマスコミからカネや異性関係にまつわるスキャンダルを徹底的に詮索され、事前の「身体検査」でもカバーしきれない不祥事が出てくる可能性が高いし、経験不足から失言も出やすい。それを避けたいとの考えがまずあった。

初入閣議員が政権の足を引っ張ったケースは、これまでの安倍内閣でさえ、過去の公選法違反疑惑が指摘された法相の松島みどり、東日本大震災に関し「まだ東北で良かった」と語って辞任に追い込まれた復興相の今村雅弘など、決して少なくない。実力のある閣僚経験者を優先する安倍の方針は、長期政権を維持する上で正しい判断といえる。

派閥の力が強く、自民党が「派閥連合体」であった中選挙区の時代なら、こうした安倍の方針は各派の強い反発を招き、政権はたちまち立ち往生していたに違いない。だが、小選挙区制で党首=首相の力が格段に強くなったうえ、安倍政権が比較的高い内閣支持率を維持してきたことが、それを可能にしてきた。

もっとも、初入閣組の起用を制限し続ければ、当選回数を重ねても閣僚になれない議員が増え、党内の不満は溜まる一方だ。今回の改造前には、衆院当選5回以上・参院当選3回以上で一度も入閣していない「入閣待機組」と呼ばれる自民党の国会議員は、約80名にも膨れ上がっていた。

今回、安倍がこれまでの方針を転換し、初入閣組を大幅に増やしたことについて新聞各紙は「石破茂と戦った今回の総裁選で、麻生派、二階派、岸田派など各派の力に頼ったことで「論功行賞人事」を行わなければならなくなった」などと評した。

しかし外形的には、野党各党からの「滞貨一掃内閣」「閉店セール内閣」といった酷評のほうがより当たっている。入閣候補となりながら、スキャンダルの噂や軽挙妄動が心配されて漏れ続けてきた当選7・8回のベテラン議員を計7人も入閣させたのだから、財務相・麻生太郎や官房長官・菅義偉ら屋台骨は維持したといっても、「滞貨一掃内閣」の感は強い。

共同通信社が10月2、3両日に実施した世論調査では、今回の内閣改造を「評価しない」との回答は45・2%で、「評価する」の31・0%を大幅に上回り、 内閣支持率も46・5%と約1ポイント低下した。これまでの安倍内閣を含め、普通は内閣改造を行えば支持率が上昇するものだが、今回は一般の有権者からも「滞貨一掃」と受け止められた結果だろう。

案の定、秋の臨時国会での論戦が始まる前から、当選8回の沖縄・北方担当相・宮腰光寛、同7回の復興相・渡辺博道、同7回の科学技術担当相・平井卓也ら初入閣組の政治資金などをめぐる問題が早速明らかになり、唯一の女性閣僚となった地方創生相・片山さつき(参院当選2回・衆院当選1回)には、国税庁に口利きする見返りに100万円を受け取ったとの疑惑が「週刊文春」で大々的に報じられた。

片山は経歴上「滞貨」とまでは言えないが、組閣が行われるたびに、安倍首相宛てに自らの能力をアピールする長文の手紙を送って、何度も入閣を求め続けてきた経緯がある。臨時国会は、早くも片山の疑惑を巡って紛糾している。

だが、これだけ不祥事が続いても、安倍政権内部に目立った動揺は見られない。それは一連の出来事が、安倍が想定していた範囲内の事態だからだ。

今回の組閣直後、安倍は親しい永田町関係者にこう本音を漏らしていた。

「今回は、二階(俊博・幹事長)さんをはじめ派閥領袖に恩を売るために、各派の意向を最大限受け入れて組閣した。問題が出るなんて初めから分かっているが、深刻な問題なら直ちに首を斬ればいい。

それに、首を斬って新たな閣僚を起用すれば、また恩を売れるし、問題閣僚を押し込んできた領袖は私に文句を言えなくなるからね」

上品な表現で言えば、「党内融和を重視した布陣」となるが、言い換えれば「総裁選の論功行賞をしっかり行って、主流派から不満が出ないようにすること」を第一に考えた内閣改造であり、問題が続出することなど、初めから織り込み済みだということだ。

5470チバQ:2020/10/22(木) 13:06:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/90c31afaad55f618207c89ae07da3425fad855b9
石破氏、派閥会長辞任へ 総裁選引責、菅首相に惨敗
10/22(木) 10:41配信
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自民党の石破茂元幹事長
 自民党の石破茂元幹事長(63)は、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任する意向を周囲に伝えた。22日の派閥会合で表明する見通しだ。複数の関係者が明らかにした。石破氏は9月の党総裁選に立候補したが、菅義偉首相に惨敗。岸田文雄前政調会長にも後れを取り、最下位の3位に終わった。周囲には「責任を取らないわけにはいかない」と説明している。

 関係者によると、後任には派閥事務総長の鴨下一郎元環境相が就く方向で調整が進んでいる。ただ石破派は、石破氏を首相に推す目的で2015年に新たに結成した経緯がある。会長辞任への反対論も予想される。

5471名無しさん:2020/10/22(木) 13:07:21
>>5469

思い出す2007年の「参院選惨敗」
さらに、安倍の言葉の裏には、来夏の参院選を乗り切るための「計算」も透ける。

自民党は2013年の参院選で、改選議席を30以上も上回る、現行制度下最多の65議席を獲得して圧勝した。来夏の参院選は、その時に当選した議員が改選を迎える。

当時は民主党から政権を奪還した半年後と、安倍内閣に最も勢いがあった時である。森友学園・加計学園問題に加え、消費増税も控えた今の状況を考えれば、次の参院選では、大幅な議席減は避けられない。

安倍自身、厳しい選挙になることは十分に自覚している。そこで、仮に参院選で敗北した場合も、党内から退陣論が噴出しないよう、各派に恩を売ることで予め手を打ったのだ。これまで必ず2人以上を入閣させていた女性閣僚が、二階派の片山一人であることにも、今回の組閣があくまで「内向き」であったことが表れている。

ここで思い起こされるのは、第一次安倍政権時の参院選後の出来事である。

2007年の参院選で、安倍率いる自民党は歴史的惨敗を喫し、結党以来初めて第一党の座から転落した。だが安倍は「改革を続行する約束を果たすのが私の責任だ」として続投を宣言。代議士会や総務会で、石破茂らから相次いで退陣要求が出されてもこれを退けた。2カ月後の総辞職の原因は、あくまで体調悪化であり、参院選敗北ではなかった。

その敗北時、安倍の心の支えとなったのが、元首相・小泉純一郎から受けた「参院選は政権選択の選挙ではないから、負けても辞める必要など全くない」という言葉だった。安倍は参院選の投票日前から、「たとえ惨敗しても続投する」との意思を固めていた。

2019年夏の参院選を乗り切って11月まで続投すれば、郷里・長州の大先輩である桂太郎を抜き、通算在職日数で「憲政史上最長」の大記録を打ち立てることができる。安倍は今回も、仮に参院選で敗北しても辞めない、との決意を固めていると見るべきだろう。

また安倍は首相就任以来、法律に則ってさえいれば、従来の慣例にとらわれず権力を行使することに躊躇しない姿勢を取ってきた。

大きな争点がないにもかかわらず、任期を2年以上も残して突然「衆院解散」を断行し、内閣法制局長官に過去例のない外務省出身者を登用して、憲法解釈の変更を認めさせる。一定の審議時間を経れば、野党がいくら強く抵抗しても採決を強行する国会審議の手法からも、それは見て取れる。

日本国憲法では、首相の指名選挙は衆院での議決が優越すると定められている。小泉が指摘するように、参院選は政権選択選挙ではない。1989年の参院選後に宇野宗佑が、1998年の参院選後に橋本龍太郎がそれぞれ敗北の責任を取って首相を辞任しているが、それは自民党内の大勢が「辞任やむなし」となったためであり、与党内に続投を支持する声が多ければ辞める必要はない。

第一次政権時、安倍が参院選惨敗でも続投できたのは、麻生太郎ら安倍に近い議員の多くが続投を支持し、退陣を求める声を鎮静化させたからだった。安倍は今回もその時の再現を狙って、麻生や二階らの要求通りの人事を行い、彼らに恩を売ったということだろう。

安倍周辺では、今後、問題閣僚を交代させつつ来年の通常国会終了までしのぎ、参院選直前に再び内閣改造を断行して清新かつ政策通のメンバーを揃え、支持率を上げてから参院選に臨む――とのプランも検討されている。

5472名無しさん:2020/10/22(木) 13:07:58
>>5471

「安倍が倒れたら、次は石破」はあり得るか
9月の総裁選で、安倍が石破を「完膚なきまでに叩き潰す」と強い執念を燃やしたのは、この参院選を乗り切るためでもあった。

もちろん、第一次政権での参院選惨敗の際、先陣を切って公然と「安倍降ろし」の声を上げた石破を絶対に許さないという、個人的な感情がまずあった。ただ同時に、石破が総裁選で善戦して「ポスト安倍」の有力候補として生き残れば、来年の参院選後に石破への交代論が強まる可能性があり、その芽を摘んでおきたいとの思惑もあった。

安倍がこれまで長期安定政権を維持できた大きな要因の一つは、党内に有力な「ポスト安倍候補」が不在だったことだ。確かに、以前から石破は「ポスト安倍』の有力候補と言われてはいたが、彼が自民党内でいかに嫌われているかを考えれば、安倍にとって真の脅威とは言い難かったのが実情である。

野党時代の2012年自民党総裁選で、党員投票で1位だった石破を決選投票の末に破った安倍は、その後の5年間、首相権限を用いて石破の力を削ぐことに余念がなかった。

今回の総裁選では、国会議員票では安倍が82%にあたる329票を集め、一方の石破はわずか73票と、自民党議員の数が現在の半分以下だった2012年総裁選時の得票(安倍との決選投票時の89票)をも大幅に下回った。規定変更で党員票の比率が高まったこともあり、石破の善戦ぶりがクローズアップされたが、冷静に結果を見れば、石破がいかに国会議員の間では不人気かが改めて浮き彫りになった総裁選だった。

実は総裁選の直後、石破が今後も永田町で支持を広げることがいかに難しいかを示す出来事が起きていた。

内閣改造が行われた2日後の10月4日。先の総裁選で、石破派以外で唯一まとまって「石破支持」を打ち出した、参院竹下派のまとめ役でもある参院自民党幹事長の吉田博美が、副幹事長の石井準一と連れ立って、かつて「参院のドン」といわれた元自民党参院議員会長・青木幹雄を訪ねた。吉田は長年、青木を政治の師と仰ぎ、「親父」と呼んで慕ってきた関係だ。

青木は現役時代から安倍との関係がよくないうえ、自身の長男で後継者である青木一彦(参院議員)の前回選挙で石破に世話になったことなどから、吉田ら参院竹下派の面々に「石破支持」を強く求めていた。

吉田は、選挙区は長野県だが、出身は山口県ということもあり、安倍との関係は良好。本音は安倍支持だったが、青木の強い要請を受けて「親に逆らうことは出来ない」と、参院竹下派の石破支持を決めた経緯があった。

吉田はこの日、総裁選直後に青木から「石破派の議員たちと一緒に、石破を囲む勉強会を立ち上げてもらえないか」と頼まれていたことへの返事を伝えるため、青木の事務所を訪ねたのだ。

「参加したいという仲間はいませんでした。勉強会はできません」

吉田は青木の依頼をはっきりと断った。長年の青木との関係を考えれば、意を決した上での回答だったに違いない。

5473名無しさん:2020/10/22(木) 13:08:47
>>5472

小手先の戦術では乗り切れない
それでも青木は、「そうはいっても、安倍のままでは来年の参院選は非常に苦しい。参院選前にもチャンスを見て安倍を降ろし、石破に替えることを考える必要がある。その時はよろしく頼む」と畳みかけた。

吉田は、総裁選で「正直・公正」をスローガンに掲げた石破に対し、「首相への個人攻撃と受け止められるから控えろ」とアドバイスしていた。しかし、それでも石破は安倍批判を繰り返し、石破に愛想を尽かせていた。

そのため、青木が重ねて石破支援の意向を口にすると、「石破は、総裁選では『憲法9条二項の削除』という長年の持論をほとんど言わなかった。政治家として信念がない」「そもそも派閥解消を唱えていたのに、自ら派閥を作るなんて、言うことがころころ変わる」と、堰を切ったように石破批判を展開。

結局この日は吉田にとって、長年師事してきた青木との「決裂の日」となってしまった。

自民党が初めて野党に転落した際、離党して小沢一郎らと行動を共にした前歴や、派閥批判といった青臭い「正論」を吐くことから、ベテランの間では嫌われてきた石破。この総裁選を経ても結局、支持拡大のきっかけを掴めなかった。仮に来夏の参院選で自民党が大敗し、「安倍退陣」となっても、総裁の座を射止めることは簡単ではない。

「吉田博美が石破支援をめぐって青木幹雄と決裂した」。この情報を耳にして、誰よりも喜んだのは安倍晋三だった。これで、参院選で少々負けても石破待望論が高まることはない。安倍はそう受け止めたのだろう。

だが、6年が経過しようとしている長期政権への飽きが強まっている上、森友・加計学園問題がくすぶり続け、閣僚のスキャンダルも相次ぐとなれば、支持率上昇は見込めない。安倍自身も、人事など小手先の戦術だけで乗り切れると心から信じているわけではないはずだ。

あくまで自民党内の力学だけを計算した、今回の「内向きの内閣改造」が吉と出るか凶と出るか――その結果はまだ見えていない。

(戸坂弘毅 ・ジャーナリスト、文中敬称略)

5474名無しさん:2020/10/22(木) 13:16:48
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d03a95172c8f14658717b986b5cb97c2adf8390
暴行罪で略式起訴の石崎議員 自民党に“離党届”提出も「職責全うしたい」【新潟】
10/22(木) 12:03配信

22日午前、自民党の二階幹事長宛てに離党届を提出した石崎徹衆院議員。

【自民党 石崎徹 衆院議員】
「色んな声をちょうだいしましての決断でもありますけども、最後は自分なりのけじめのつけ方として、みずから判断したということでございます」

2012年の衆院選で初当選し、現在3期目を務める石崎衆院議員は去年、車内で元秘書の30代男性の後頭部などを殴る暴行を加えた罪で新潟区検に19日、略式起訴されていました。

党本部は22日午後、党紀委員会を開き処分を検討する方針でしたが、石崎議員はこの委員会の開催を前に、みずから離党届を提出しました。

【自民党 石崎徹 衆院議員】
Q.今後議員としての活動は
「職責を全うしたいと思っております」

石崎議員はこう話し、議員職は続ける意向を示しています。

NST新潟総合テレビ

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb7ade8c138e8936ae64a169026fa5cb449b2ec1
【速報】自民党・石崎徹衆院議員が離党届を提出 元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴
10/22(木) 9:57配信

自民党・石崎徹衆院議員が離党届を提出 元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴
石崎徹衆院議員

自民党の石崎徹衆院議員(36)が22日、離党届を提出した。石崎議員は元秘書の男性への暴行の罪で略式起訴されていた。石崎議員は2012年初当選、現在3期目。前回2017年の衆院選は小選挙区で落選し比例復活していた。

最終更新:10/22(木) 9:57
TeNYテレビ新潟

5475名無しさん:2020/10/22(木) 13:21:26
https://news.yahoo.co.jp/articles/173153cfa3f917e00ebb3fbd08c0689dbd7c9081
「すっかり汚れてしまった」……元民主党ホープ・細野豪志と長島昭久が拡散した“フェイクニュース”
10/22(木) 6:01配信

 日本学術会議が推薦した6人を菅義偉首相が任命しなかった問題で、「フェイクニュースを拡散した」と批判を浴びた衆院議員が2人いる。細野豪志氏(49)と、長島昭久氏(58)だ。

 10月5日放送のフジテレビ系「バイキングMORE」で平井文夫・上席解説委員が「学術会議は6年働くと日本学士院に行って年間250万円の年金を死ぬまでもらえる」と誤って解説し、大炎上。だが両氏は平井氏に先立つ10月3日、誤情報を“速報”。長島氏が「(学術会議の)OBが所属する日本学士院へ年間6億円も支出されその2/3を財源に終身年金が給付されている」とツイート。細野氏も「国会議員年金はかなり前に廃止されたが、『学者の国会』の年金は残っていたのか」と投稿した。2人はその後、誤りを認め謝罪したが、ツイッター上では「軽い、軽すぎる」「立派なネトウヨになられましたね」などと揶揄された。

 2人に共通項は多い。一つ目は民主党政権で中枢を務めたホープだったこと。細野氏は首相補佐官や環境相を歴任。長島氏は野田内閣の首相補佐官として尖閣諸島国有化に深く関与した。

「2人とも二世でもなく、地盤も看板もカバンもなかった。だが政策通で、民主党にあって数少ない保守政治家でもあり、将来を嘱望されていた」(政治部記者)

 2つ目は野党陣営を離れ、自民党入りしたことだ。長島氏は正式入党、細野氏は入党こそまだ認められないが衆院の自民会派に所属。

自民党の古い政治を批判してきたのに……
 3つ目の共通項は二階俊博幹事長率いる二階派に所属したこと。背景には選挙区事情がある。細野氏の静岡五区には、自民現職で岸田派の吉川赳氏がいる。

「公認権を握る幹事長の力を使いたい細野氏、派閥の数を追い求めたい二階氏の利害が一致した」(同前)

 一方、長島氏は野党時代から麻生太郎副総理に可愛がられ、「野党議員ではピカ一」と評価されていたが、二階派へ。選挙区事情から、長島氏は菅直人元首相の東京18区に国替えせざるを得ず、同選挙区の前支部長で今も二階派所属の土屋正忠氏の支援を得るには二階派入りが“最適解”だった。

 政治部デスクは「自民党の古い政治を批判してきたのに、その象徴である二階氏の派閥に入るとは。今や細野、長島両氏から野党時代の輝きは失われ、すっかり汚れてしまった」と呆れる。かつてのホープ2人がなぜフェイク情報をまき散らす事態になったのか。

「“転向組”ゆえに、先頭に立って学術会議叩きをすることで、菅首相に認められたいのでしょう。その焦りから偽情報に飛びついてしまった」(同前)

 汚れっちまった悲しみに、永田町の寒風が吹きすぎる。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月22日号

5476名無しさん:2020/10/22(木) 17:30:03
https://news.yahoo.co.jp/articles/5947f8cbcd519bc22738680cefab4d7b23cd9c12
河井克行被告の新弁護団は黒川元高検検事長のお墨付き 案里被告の裁判に出廷〈週刊朝日〉
10/22(木) 17:04配信

 公職選挙法違反の罪に問われた参院議員の河井案里被告(47)の裁判に、10月22日午後、夫で元法務大臣の克行被告(57)が証人として初めて出廷した。

 克行被告の裁判は9月、弁護人全員を解任し、裁判が1か月以上、止まった状態が続いていた。だが、このほど弁護士7人を選任したため、克行被告の裁判も近く再開される見込みだ。選任されたうち、5人は前回、解任した弁護士の再任で、新しく2人が追加となった。

 新任のうち1人は検事出身の大物のA弁護士だ。自民党幹部がこう言う。

「やっとAさんが表に立ってくれたな。最初から克行被告についてくれればよかったのに。Aさんの手腕があれば大きく裁判が変わるのではないか」
 A弁護士は盛岡地検検事正などをへて弁護士に転身したヤメ検。その名前が一躍知られたのが、日産自動車の元会長、カルロスゴーン被告の逮捕だった。日産側の弁護士として、A氏は司法取引にかかわったという。

「Aさんが自民党から大きな信頼を寄せられている。その理由は元東京高検検事長で今年5月に賭け麻雀で退任を余儀なくされた黒川弘務氏の存在がある。克行被告の疑惑が浮上した時、自民党幹部は当時の政権の守護神だった黒川氏に相談。その時、推薦されたのが、Aさんでした。克行被告も事件については、最初はずっとAさんに相談していました」(前出・自民党の幹部)

 克行被告については国選弁護士が3〜4人選任されるという情報もあったが、結局は私選となった。克行被告の裁判は公職選挙法違反で「百日裁判」として迅速な訴訟が求められている上、衆院選挙も近いとされる。

「克行被告はすでに自民党を離党。地元の衆院広島3区から立候補できるかは、裁判次第。まだ、公設秘書など地元のスタッフも残している。百日裁判の決着を早くつけて、次の選挙に出たいという思いではないか」(自民党の広島県議)

 しかし、衆院広島3区では、自民党から複数の候補者の名前が挙がっている。二階派から女性候補が擁立されるという情報も駆け巡る。

 一方、岸田前政調会長の地元でもある広島。岸田派も地元の県議の立候補を模索しているという。前出の自民党幹部がこう言う。

「弁護士を解任した時に克行被告はめちゃくちゃ怒っていたそうだ。理由は菅首相誕生で解散が早いと焦っていたようだ。保釈も認められないことから『このままでは議員バッジを失ってしまう』と憔悴していたそうだ。だが、衆院解散もすぐという雰囲気ではないので、裁判を戦っても大丈夫と判断して、今回は弁護士を選任したと聞いている。自民党としても、河井夫妻に提供した1億5千万円の疑惑があるので正直、Aさんを選任してほっとしている」

(本誌取材班)
※週刊朝日オンライン限定記事

5477チバQ:2020/10/22(木) 22:17:08
https://www.asahi.com/articles/ASNBQ6RTYNBQUTFK01G.html
危うい賭けに出た石破氏 大将辞任の派閥には解体論も
有料会員記事

松山尚幹、石井潤一郎 2020年10月22日 20時54分

 自民党総裁選で敗北した石破茂元幹事長が22日、責任をとるとの理由で、自身の派閥・石破派(水月会、19人)の会長を辞めた。政権批判もいとわない石破氏が身を引くことで、「反主流派」色を薄め、出直しを図る狙いがあるようだ。しかし、派内から離脱する議員が相次げば、石破氏にとって「次」の機会を失うことにもなりかねず、危うい賭けでもある。

 「総裁選の結果について責任をとりたい」。石破氏は22日昼、国会内で開いた派閥の臨時総会で、用意した紙を淡々と読みながら、所属議員に辞意を伝えた。

 出席者によると、「寝耳に水」の議員もおり、「いきなりのこと」(山下貴司元法相)などと驚きを隠せない様子だったという。

派閥移籍を模索する議員もいて、あるベテラン議員は「石破氏はもう総裁選に出られない」。記事後半では派閥の内実を追います。

「冷や飯」続きに派閥移籍模索の議員も
 一方で、中堅議員は「もうレー…

5478チバQ:2020/10/22(木) 23:20:40
https://www.asahi.com/articles/ASNBQ5TWWNBQUTFK013.html
「とにかく地方を」の首相指示 武田総務相が全国行脚へ
河合達郎

2020年10月22日 19時40分
 「とにかく地方を回ってくれ」。菅義偉首相から言い渡された指示を受け、武田良太総務相は22日、地方の人口減や財政難の窮状を視察する「全国行脚」を北海道でスタートさせた。武田氏は「地方をしっかりとした自治体にしていくことは、菅内閣として『まず第一』と言ってもいいくらいの問題だ」と記者団に語った。

 首相は秋田県の山間部出身をアピールし、地方の活性化に力を入れる考えを強調している。こうした姿勢に呼応し、武田氏は北海道栗山町を訪れ、高齢化と人口減が進む町での地域おこしの現場を視察した。

 栗山町の統計によると、町の人口は1万1677人(2019年10月現在)で、10年で約2千人減少。65歳以上の比率は約4割に上る。武田氏は、佐々木学町長や移住者らとの意見交換で「コロナ禍で我々は新たな日常を発見した。東京にいなくても、地方で仕事ができる。そうしたチャンスをどう町に導くか戦略を考えないといけない」と語った。

 また武田氏は、先住民族アイヌに関する白老町の国立施設「民族共生象徴空間」(愛称・ウポポイ)も視察。首相が官房長官時代、開業に向けて尽力した施設だ。武田氏は「地域が生んだ伝統文化は、何よりも地域振興の原動力となる」と述べた。(河合達郎)

5479チバQ:2020/10/22(木) 23:34:42
https://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/sankei-plt2010220047.html
派閥会長辞任の石破氏「2晩寝ないで考えた」 次期総裁選出馬明言せず
2020/10/22 22:19産経新聞

派閥会長辞任の石破氏「2晩寝ないで考えた」 次期総裁選出馬明言せず

自身が率いる派閥の会合後、記者団に派閥会長辞任を表明する自民党・石破茂元幹事長=22日午後、国会内(春名中撮影)

(産経新聞)

 自民党石破派(水月会)の会長を辞任した石破茂元幹事長は22日夜のBSフジ番組で、来年9月の党総裁選に出馬する考えについて「菅義偉(すが・よしひで)政権ができたばかりだ。来週から臨時国会が始まる。皆で支えるのが当たり前。今から『来年は私が(出馬する)』とか言わない」と述べるにとどめた。

 一方、派閥の会長を退いて総裁選を目指せるのかと問われ、「昔は(当時の派閥領袖(りょうしゅう)を称して)『三角大福中』。全部首相になった。今は必ずしもそうではない」と述べ、一議員の立場から首相を目指していく考えもにじませた。

 石破氏は辞任を表明した22日昼の派閥会合を振り返り「珍しく紙を読んだ。2晩寝ないで考えた」とも明かした。

5480名無しさん:2020/10/23(金) 00:36:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/81e75b20cf62bc7217c0f58ec25108034c0ea600
自民党 「現職優先」かそれとも「世代交代」か 公認争い・対立が表面化 福岡県
10/22(木) 20:30配信

衆議院議員の任期終了まで、10月21日で1年を切りました。

解散総選挙の時期が注目される中、自民党では出馬を表明している人たちの「公認争い」も表面化してきています。

派閥のトップや実力者もそれに絡む注目選挙区を取材しました。

◆原田義昭 衆議院議員
「まずはしっかりと有権者の皆さんに自分の信念を訴えて選んでもらう」

Q無所属でも出馬する意志は変わらない?

◆栗原渉県議
「その決意を持ってやっています!」

次期総選挙に向けて自民党の現職と新人が出馬の意向を示し、分裂選挙となる可能性がある福岡5区。

現在8期目の原田義昭前環境大臣は、麻生派に所属。

麻生副総理は派閥のトップとして、現職の原田氏をサポートする姿勢を全面に打ち出しています。

一方「世代交代」を求める自民党の福岡県議団は、早くも、前の県議会議長、栗原渉県議の推薦を全会一致で決めました。

現職か、新人かー駆け引きが激しさを増す中、10月13日、福岡県連の松尾幹事長は自民党本部を訪問。

地元の党員の声を候補者選びに反映させるため、5区内で「党員投票」を実施し、党本部に推薦する候補を決める方針を伝えましたが…。

◆自民福岡県連 松尾幹事長
「(Q・党員投票を実施するということも報告した?)もちろん。でもそのことはまだ党本部としては、ということでした。(Q・受け入れられない?)受け入れられないというか、党本部はまだ衆議院が解散していませんから、今、入ってきたら逆に混乱を起こすと思いますので、ご意見として、というくらいの感じじゃないですか」

党本部の立場は「小選挙区の公認は現職優先」が原則。

ですが、県議会議員が3役を務める福岡県連は、党員投票を実施する方針を変えていません。

◆自民党県連 原口会長
「(党本部から)否定はされなかったんだが、関与しないということは党本部が(党員投票の結果を)どう受け止めるのかということは非常に厳しいだろうなと。原田先生、栗原先生、県連執行部3役立ち会いの下、近々のうちに話し合いをしたいと考えている」

しかし原田氏は、10月24日に予定されていた県連や栗原氏との協議をキャンセル。

TNCの取材に対し「今後も、状況が同じなら県連による候補者調整には応じられない」と答えています。

福岡5区には、このほか立憲民主党の若子直也氏と共産党の古賀新悟氏も立候補を予定しています。

◆自民党 二階幹事長
「品の悪い言葉ですが、売られたケンカっていう言葉があるでしょ!」

さらに「自民分裂」の大きな火種となりそうなのが、萩市や宇部市などを選挙区とする山口3区です。

◆自民党 二階幹事長
「河村先生に何かがあるんじゃないかということであれば、我々も意を決して政治行動の全てを投げ打って、我々はその挑戦に受けて立ちます!」

10月4日、宇部市で開かれた河村建夫元官房長官の総決起大会。

19人の派閥議員を引き連れ、山口入りした二階幹事長が『売られたケンカ』と語気を強めた相手は県選出の参議院議員、岸田派の林芳正元文部科学大臣です。

「将来の総理候補」との声もあがる林参議院議員は過去にも、衆議院へのくら替えを模索。

今回も、その準備とも取れる動きを見せています。

▼記者
「山口県北部の萩市です。下関市を拠点とする林芳正参議院議員が、今年7月に萩市の郊外から中心部へと事務所を移転しました」

萩市役所の目と鼻の先に移転してきた、林議員の後援会事務所。

これは、萩市出身の河村氏への宣戦布告なのか?

林議員が、新調したリーフレットには「参議院5期25年の実績をいかし、次のステージを目指します」との言葉が記されていました。

一方、河村建夫議員の事務所前には、多くの政治家の看板がずらりと並び「臨戦態勢」の表れのようでした。

▼山口の有権者
「河村さんが今までされていたので、その方がいいんじゃないかと思いますけど」
「私は、ちょっとでも若い林さんの方がいいと思うんですけどね」

「現職優先」かそれとも「世代交代」か。

▼自民党 二階幹事長
「定数1の選挙区に公認候補が1人であるということは、誰でも子供でも分かることです。2人出してどっちか選んで下さいというような不見識なことは、自民党は致しません。公認候補は1人、現職優先、こういうことで進んで行きたいと思います」

テレビ西日本

5481名無しさん:2020/10/23(金) 00:45:22
https://news.yahoo.co.jp/articles/75be53919173688b4ea4716fd18b76bb096b7608
自民、各派閥幹部が会合 菅政権を全力で支える
10/22(木) 23:45配信

 来週26日から始まる臨時国会を前に、自民党の各派閥の幹部が集まり、菅政権を全力で支えることで一致しました。

 自民党は22日、菅政権発足後初めての各派閥の幹部会合を開きました。 この中では、菅総理に対して政策的な提言なども含め定期的に意見交換をしていく方針を確認したということです。

 「菅総理総裁が国民のために働く内閣、スピーディに結論を出すということで、いくつかの主題を掲げているので、全力で、それぞれの立場でお支えをしていきたいと」(自民党 棚橋泰 行政改革推進本部長【麻生派】)

 また、麻生派の棚橋党行政改革推進本部長によりますと、22日の会合では、石破派の石破元幹事長が派閥会長を辞任したことついて、「特段の話題はなかった」ということです。

 次回の開催は、12月上旬以降を予定しているということです。(22日23:04)

最終更新:10/22(木) 23:45
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/20f3ee8ce06de9a9a6bebe97e4687fb7c320fc1b
菅政権支持で一致 自民各派
10/22(木) 22:02配信

 自民党各派閥の事務総長は22日夜、東京都内のホテルで食事を共にしながら会談した。

 終了後、麻生派の棚橋泰文氏は記者団に「安定した政権がスピーディーに国民目線で政策を進めるため、全力で頑張ることで一致した」と述べた。今後、国会開会中は1カ月に1回程度、事務総長会合を開くことも確認した。

 出席者によると石破派の鴨下一郎氏から、石破茂元幹事長が同派会長を辞任したことについて説明があったという。 

最終更新:10/22(木) 22:02
時事通信

5482名無しさん:2020/10/23(金) 00:48:55
https://news.yahoo.co.jp/articles/c06fd0699f6c9cd2073d302303b857228c61a70e
“政界に衝撃”なぜ?石破氏が派閥会長を辞任
10/22(木) 23:02配信

 先月の自民党総裁選で大差で敗れた石破茂元幹事長が自らが率いる派閥の会長の辞任を表明しました。時に政権に批判的な立場を取ってきた石破元幹事長の辞任で今後、自民党はどうなっていくのでしょうか。

 自民党・石破元幹事長:「本日の臨時総会におきまして、水月会(石破派)の会長を辞したいということを申し上げました」
 突然の辞任表明、その理由は…。
 自民党・石破元幹事長:「過去4回、総裁選挙に立候補した。直近の2回は水月会の皆様方を中心として支援して下さる皆さん方とともに戦った。しかし、結果は出せなかった。それぞれの同志の皆さん方、支持して下さった皆さん方に多くのご負担を掛けてしまった。その責任を取るということが、私の取るべき道だと考えた次第であります」
 これまで4度、総裁選に挑戦。敗れても敗れても常に対抗馬として存在感を示してきた石破元幹事長に何があったのか。石破派の議員も戸惑いを隠せません。
 自民党石破派・山下元法務大臣:「こういう形で突然、聞かされるというのは納得がいかないという発言もありました。政治家の出処進退というのは、まさに政治家がまず決めるものであります」
 石破元幹事長は派閥は存続するとしながらも来年、予定されている次の総裁選への出馬について見送る意向を固めているといいます。先月の総裁選で石破元幹事長と競り合った岸田前政調会長は…。
 自民党岸田派・岸田前政調会長:「突然のことでびっくりしておりますが、総裁候補としても派閥会長としても、その豊かな経験、見識をしっかりと示してこられたと思っています」
 来年に行われる総裁選について聞かれると…。
 自民党岸田派・岸田前政調会長:「全体の構図なんて言い出したら逆に誰が出てくるか分からない。まずは自分の足元を固めていきたいと思っております」
 石破元幹事長の派閥会長辞任で、総裁選、そして、今後の自民党はどうなっていくのでしょう。
 “石破派”の関係者:「次どうするって、もう崩壊でしょう」
 岸田派の幹部:「内部で何かあって、やめろとか言われたんじゃないのか?」
 野党の反応は…。
 立憲民主党・福山幹事長:「驚きましたけれども、石破さんらしい責任の取り方だという風に思います」「(Q.野党として連携する要素はあり得る?)そんなここと今、語る話ではないと思います」

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/446231d7e88b291e05db668a41820903758e38a0
石破氏が派閥会長を辞任 「結果が出せなかった」
10/22(木) 20:33配信

自民党の石破元幹事長は、自身が率いる派閥の会長を辞任すると表明した。

自民党・石破元幹事長「本日の臨時総会におきまして、水月会(石破派)の会長を辞したいということを申し上げた」

石破氏は、臨時の派閥会合で、会長を辞任することを所属議員らに伝えた。

辞任の理由について、石破氏は記者団に対し、「過去4回、自民党総裁選挙に立候補したが結果が出せなかった。多くの方の期待に応えられず、責任を取るのが、わたしの取るべき道だ」と述べた。

辞任表明が22日となったことについて、石破氏は「来週からの臨時国会が始まる前に表明すべきだと考えた」と説明した。

このあと、石破氏は、フジテレビの「Live News イット!」に中継で出演した。

加藤綾子キャスター「総理大臣を諦めたということでよろしいんでしょうか」

石破氏「そんなことは誰も言っていない。国民のために働く菅政権なんでしょ。みんなで支えるのが当たり前。これから先のことなど、わたしは言えるべきことではない」

そのうえで石破氏は、離党や野党との連携については明確に否定した。

5483名無しさん:2020/10/23(金) 00:53:32
https://news.yahoo.co.jp/articles/63c55af7850a2f2f58bfc3bee311b8a053bf95ab
自民・石破氏が派閥会長を辞任、総裁選の敗北で「責任を取る」
10/22(木) 13:26配信

 自民党の石破元幹事長が、自身が率いる石破派の会長職を辞任することを表明しました。先月に行われた総裁選挙で菅総理らに敗れたことを理由に挙げています。

 「多くの方々のご期待に応えることができなかった。その責任はいつにかかってこの私にありますので、その責任を取るということが私の取るべき道だと」(自民・石破派 石破茂会長)

 22日昼に行われた派閥の会合で、石破氏は自民党総裁選での敗北を理由に派閥会長を辞任することを表明しました。会長辞任後も引き続き派閥にとどまるということですが、出席者からは慰留する声も出たということです。後任の会長の人選については、派閥の事務総長を務める鴨下元環境大臣が中心となって調整を進めることになりました。

 先月の総裁選で石破氏は菅総理や岸田前政調会長と総裁の座を争いましたが、国会議員票で伸び悩んだだけでなく、これまで強いとされていた党員・党友による地方票でも菅総理に大きく水をあけられ、結果は最下位でした。(22日15:20)

最終更新:10/22(木) 19:52
TBS系(JNN)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f18899cec57c32b3f1e369f308e80cd8496752ff
石破氏、派閥会長を辞任 自民総裁選惨敗で引責
10/22(木) 15:18配信

 自民党石破派会長の石破茂元幹事長(63)は22日、同派の臨時総会で、9月の党総裁選に敗れた責任を取って会長を辞任する意向を表明した。

 「多くの方々の期待に応えられなかった。その責任を取ることが私の取るべき道だ」と説明。引き続き同派にとどまり、次期衆院選へ向けて所属議員の支援に努める考えも伝えた。

 臨時総会では石破氏を慰留する声も上がったが、事務総長の鴨下一郎元環境相が中心となって後任を選出することで一致。新会長には鴨下氏を推す声が出ている。

 総会後、石破氏は記者団に、今後の活動に関して「水月会(石破派)の一人ひとりが議席を維持するためにできる限りのことを今以上にやりたい」と強調。菅政権に対しては「国や次の時代のために良い仕事ができるよう、私としても力を尽くしたい」と述べ、支えていく意向を示した。

 石破氏は2012年の第2次安倍内閣発足後、幹事長と地方創生担当相を歴任し、15年9月に石破派を旗揚げ。現在の同派所属議員は19人で、党内第6派閥だ。石破氏は要職を外れた後は安倍晋三前首相への批判を強めたが、党内の支持は広がらなかった。

 先の総裁選は、国会議員票26、地方票42の計68票にとどまり、計377票の菅義偉首相だけでなく、計89票の岸田文雄前政調会長にも後れを取った。派内の一部からは政権批判路線に対する疑問が上がっていた。

5484名無しさん:2020/10/23(金) 00:57:09
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd5d1c7f408e68c4da6d36a2e56c66b34f6c05f8
自民党の石破氏、派閥会長を辞任 次期総裁選の出馬明言せず
10/22(木) 18:57配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任した。同日の派閥会合で、9月の総裁選敗北の責任を取り辞意表明。異論はなく了承された。来年9月の次期総裁選への対応には「今の段階で、1年後に出る、出ないを言うのは少し違う」と述べ、明言しなかった。影響力低下は否めず、戦略は白紙となった。

 石破氏は会合で、自身の後任や派閥運営について「鴨下一郎事務総長を中心に話し合い、決めてほしい」と要請した。

 会合後、記者団に対し、過去出馬した4回の総裁選に言及。「結果を出せず、同志に多くの負担をかけた。その責任を取る」と強調した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f46bb6d5fb131760aeb3c01f495ab1fb310dcc91
石破茂氏が派閥会長辞任「結果を出せなかった」
10/22(木) 19:58配信

自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を電撃辞任した。この日、行われた派閥の会合で辞意を表明し、9月の党総裁選で惨敗したことを理由に「責任は私にある」と語った。後任には派閥事務総長の鴨下一郎元環境相を推す方向で調整が進んでいる。26日に召集される臨時国会を目前にした石破氏の辞任を巡り、政界に波紋が広がっている。

   ◇   ◇   ◇

石破派の臨時総会で石破氏は派閥会長を辞任すると表明し、了承された。石破氏は電撃辞任の理由について9月の総裁選で菅義偉首相、岸田文雄前政調会長に敗れた責任を挙げた。「結果を出せず、同志に多くの負担をかけた。その責任を取るのが、私の選ぶべき道だ」と語った。石破氏は4度目の総裁選で議員票26票、地方票42票獲得も菅氏は議員票288票、地方票89票と圧勝し、岸田氏も下回った。

突然の辞意表明に派閥内は揺れている。「突然の辞意表明に驚いている。石破茂会長の熟慮の末の決断なので重く受け止めている」と側近の平将明衆院議員。石破氏は「鴨下一郎事務総長を中心に話し合い、決めてほしい」と後任人事や派閥運営を委ねたが、平氏は「今後のことは水月会のメンバーと相談して決めていくことになる」と述べるにとどめた。

石破氏は12年、18年の総裁選で安倍晋三前首相を相手に党員・党友による地方票を獲得して大健闘した。だが、前回の総裁選では地方票でも菅氏の半分以下という大差をつけられて大失速した。来年9月の次期総裁選へ向けて岸田氏が出馬意欲を明らかにしている一方で石破氏は「今の段階で、1年後に出る、出ないを言うのは少し違う」と明言を避け、白紙の状態だ。

週明けの26日に臨時国会が召集され、菅首相が初の所信表明を行うタイミングでの決断に波紋が広がっている。石破氏は派閥に残留し、派閥を維持する方針で総会後、党本部の二階俊博幹事長を訪ね、会長辞任を報告した。石破氏の求心力低下で他派閥から触手が伸びる可能性は否定できず、15年9月に派閥を創設した会長不在の中、派内の動揺は止まらない。【大上悟】

5485名無しさん:2020/10/23(金) 01:00:49
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e12644afa42a3185adda66a72a0f9915395e524
衆院選「菅内閣の将来占う」 自民・二階俊博幹事長インタビュー
10/22(木) 7:06配信

 自民党の二階俊博幹事長は21日、時事通信のインタビューに応じた。

 任期満了まで1年となった次期衆院選について「菅内閣最初の選挙だ。極めて重要な選挙だ。菅内閣の将来を占うと言っても過言ではない」と強調。勝敗ラインには「評論家が幾つと言うのは当然だが、実際に選挙を戦う身にはせんえつだ」と言及を避けた。

 「将来を占う」との意味について、二階氏は「菅内閣が将来長きにわたって日本の国政を担当できるか、短命に終わるかは、この選挙の結果によって大いに左右される」と説明。菅義偉首相の胸中を「いつ解散すればいいか、選挙をどう戦うか毎日のように考えているはずだ」と推し量り、「首相も大変な決断の下に解散というカードを切る。党は懸命の支援を惜しまない」と表明した。

 衆院選に向け、10カ所程度の小選挙区で競合する同党候補者の調整が課題となっている。二階氏は「現職優先を基本に置くが、勝てる候補者でなければ問題にならない」と指摘。情勢分析で当選が厳しいと判断すれば、現職候補でも差し替える可能性を否定しなかった。

 新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、党内に国民一律の給付金再支給を求める声がある。二階氏は「財政状況を見ると大盤振る舞いできる状況ではない。給付金は国民の税金だ。政府・与党としては慎重でありたい」と述べた。

 与党外交にも触れ、自らが米国を訪れて「新しい日米協力」をめぐり要人と協議する意向を明らかにした。二階氏は「われわれが相手のために何ができるのか、相手はどういう貢献をしてくれるのかを対等な立場で話し合わなければいけない」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d9b90e05dbd972ae8e43466c07afcf8d4b0df9a8
自民・二階氏、衆院は常在戦場 公明幹事長と会談
10/21(水) 17:06配信

 自民党の二階俊博、公明党の石井啓一両幹事長が21日、東京都内のホテルで昼食をともにしながら会談した。

 二階氏は席上、衆院議員の任期満了まで残り1年となったことを踏まえ、「常在戦場だ」と指摘。菅義偉首相がいつ衆院解散・総選挙に踏み切っても対応できるよう与党として態勢を整えておくことを呼び掛けた。

5486名無しさん:2020/10/23(金) 01:03:46
https://news.yahoo.co.jp/articles/c209ab05edb07948a9d31b0b05b3b15c3ad0e6de
解散、菅首相に三つの選択肢 「年内」見送りの公算
10/21(水) 7:08配信

 衆院議員の任期はあと1年。

 菅義偉首相がどのタイミングで解散・総選挙に踏み切るのか、与野党が目を凝らす。菅政権の発足当初、高支持率を背景に自民党内で期待があった年内解散は見送られる公算が大きくなった。首相の選択肢は来年1月召集の通常国会冒頭、2021年度予算成立後の3月末から7月の東京五輪開幕まで、9月のパラリンピック閉幕以降の3通りとなりそうだ。

 「衆院解散は首相の一存だ。任期があと1年となればいよいよだ。われわれはいつでもそれに対処する心の準備はできている」。自民党の二階俊博幹事長は20日の記者会見でこう語った。

 自民党では、菅内閣が発足直後、報道各社の世論調査で7割前後の支持率を得たことで年内解散への期待が高まった。しかし、首相が新型コロナウイルス対策と経済再生の両立を打ち出し、携帯電話の料金引き下げなど国民生活に身近な政策を重要課題に掲げて矢継ぎ早に取り組みを具体化させると、年内の観測は後退。首相に近い党幹部は「年内はもうない」と言い切った。

 年明け以降では、新型コロナの感染状況にもよるが、通常国会冒頭が最初のタイミングとなる。政府・与党は、追加経済対策を盛り込んだ20年度第3次補正予算案を年内に編成、通常国会冒頭で処理する方針。仮に3次補正の審議入り前に解散すれば批判を招く恐れはあるが、手厚いメニューを掲げて実現を訴える戦術は可能だ。

 別の党幹部は「通常国会の召集日がポイントだ」と指摘する。16年のように年明け早々の4日に召集、速やかに解散すれば、投開票を経て2月23日の天皇誕生日前には第2次菅内閣を発足させられるとの見通しを示した。日本学術会議問題への世論の批判や首相の答弁能力への不安から、党内では国会審議を長引かせず、早期に解散すべきだとの声が根強い。

 公明党関係者も支持母体の創価学会の動向に関し、「1月解散も念頭にあるようだ」と明かした。学会は首相と太いパイプを持つ。

 次の選択肢は、3月末から東京五輪が開幕する7月23日までの期間だ。21年度予算を成立させ、携帯料金の引き下げに道筋を付けて、「成果」としてアピールする。公明党が国政選挙並みに注力する東京都議選(7月22日任期満了)と時期が重なる可能性もあるが、自民党内には「都議選と同日選もあり得る」(関係者)との見方がある。

 ここを逃すと、パラリンピックが閉幕する9月5日以降となる。党総裁任期切れを同月末に迎える首相は、衆院選を勝利に導いて総裁選を無投票に持ち込むか、党員投票を伴う総裁選で有権者の関心を高め、再選を果たした勢いで衆院選を乗り切るか、いずれかを目指すことになりそうだ。ただ、政権が逆風に見舞われていても他に選択肢のない「追い込まれ解散」となる危険もある。

 首相は13日、自身に近い無派閥の若手グループと会食。出席者は解散時期に関心を示したが、首相は「常在戦場だ」と語っただけで、言質を与えなかった。

5487名無しさん:2020/10/23(金) 01:03:56
https://news.yahoo.co.jp/articles/8da57e42344a83f5e216e88d6b624a5cfdc377d9
安倍前首相、健在アピールの理由 閣僚経験者「まだ若い」
10/20(火) 10:14配信

 持病の悪化から史上最長政権に自ら幕を引いて1カ月-。安倍晋三前首相が19日、2カ月連続で東京・九段北の靖国神社を参拝し、自らの政権の岩盤支持層だった保守層に健在をアピールした。いち早い活動再開には、今後も党内外で求心力を保ちたい意思が透ける。

 この日午前、靖国神社に姿を見せた安倍氏は記者団の問い掛けに足を止め、「ご英霊に尊崇の念を表するため参拝した」と語った。滞在はわずか15分間だったが、顔つきからは充実の様子がうかがえ、辞任表明時の重苦しい疲労感は薄らいでいた。

 第2次政権発足後、安倍氏が首相として参拝したのは2013年12月の1回だけ。その後は、同盟国・米国の懸念や中国、韓国に配慮し、供物や玉串料の奉納にとどめていた。宰相の座を降り、9月に続く訪問に、自民党関係者は「『申し訳なかった』という思いもあるのだろう」と推し量った。

 靖国参拝によって自身の思想信条の核心を示すことは、保守層の支持をつなぎとめ、菅義偉政権の後まで政界で影響力を残していく上で欠かせない。

 「『そろそろ帰ってきてくれるんじゃないか』と申し上げたら、『当分は帰らないんだ』と(言われた)」

 9月28日、安倍氏も出席した出身派閥・細田派のパーティーで、森喜朗元首相が2人の間のこんなやりとりを披露した。安倍氏は早期の派閥復帰を固辞しているが、会長の細田博之氏は「すぐにでも派閥を受け渡したい」(ベテラン)意向。いずれ「安倍派」に衣替えするのが基本路線とみられている。

 党内最大の98人を擁する派内には「ポスト菅」に意欲を見せる議員が複数おり、それぞれが取り巻きをつくるなど分裂の懸念もつきまとう。重みのある安倍氏が率いることになれば派内はまとまり、菅政権の実質的なキングメーカーとなった二階俊博幹事長を含め「党内外をけん制し、にらみを利かせられる」(細田派関係者)との意味を持つ。

 首相在任中の末期は、迷走した新型コロナウイルス対応などが批判の的となった。内閣支持率は低落したものの、体調不良を率直に明かした退陣劇の直後は急回復し、政治生命を保った形。

 「安倍さんはまだ若い。健康さえ問題なければ、いずれそのリーダーシップを必要とされる時が再び来る」。細田派の閣僚経験者は「再々登板」への期待を隠そうとしない。安倍氏は来夏の東京五輪の開会式でも、森氏の配慮により表舞台に押し上げられる。 (河合仁志)

5488名無しさん:2020/10/23(金) 01:13:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/b40f068167f5f3e29fe43bf740498efe0614f7c1
「しばらく死んだふり」石破氏が派閥会長を辞任
10/22(木) 23:30配信

自民党の石破茂元幹事長が、自らが率いる派閥の会長を辞任すると表明しました。理由は4度挑んだ自民党総裁選で、一度も勝てなかったことです。
 石破茂元幹事長:「結果は出せなかった。その責任は一にかかって私にありますので、その責任を取るということが、私の取るべき道だと考えた次第であります」
先月の総裁選には派閥内から慎重論があったにもかかわらず出馬。その結果、岸田氏にも差をつけられて最下位に沈みました。ある石破派議員は「このまま会長を続けていても、次厳しいでしょう」と話します。

石破氏は来年秋の総裁選への出馬は見送る意向です。ただ、周辺には「しばらく死んだふりをする」と漏らしていて、情勢の変化によっては総裁選へ出馬する機会をうかがっているとみられます。ただ、派閥の存在感低下は否めません。後任はまだ決まっていないということです。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/dd7fd92f4f456d9fc73843ad58a712e561267dd0
秘書暴行で略式起訴の自民・石崎氏「進退含め、今考えている」
10/21(水) 16:07配信

 自民党の石崎徹衆院議員(比例北陸信越)は21日、党本部で野田聖子幹事長代行と面会し、元秘書を殴ったとして暴行罪で略式起訴されたことについて報告した。面会後、石崎氏は記者団に対し「進退含め今、考えているところだ。できるだけ早く考えを皆さまに伝えたい」と述べた。

 石崎氏は20日には林幹雄幹事長代理に党本部で起訴内容について報告していた。党新潟県連会長の高鳥修一衆院議員は同日、二階俊博幹事長と会談。石崎氏について除名や離党勧告など厳正な処分を求め、党紀委員会を開催するよう要請した。党紀委は22日にも開かれる予定。

 石崎氏は昨年4、5月に新潟市内で元秘書の男性を殴ったとして19日に暴行罪で略式起訴された。石崎氏は平成24年衆院選で新潟1区で初当選し現在3期目。

5489名無しさん:2020/10/23(金) 01:18:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/1212607a610a480977b9dbec9c9ed51328c9f83c
石破氏、浮かぶ瀬見えず 派閥会長退任「潔さ」前面 勢力維持難しく
10/22(木) 20:22配信

 自民党の石破茂元幹事長が石破派(水月会、19人)の会長を退いたのは、9月の総裁選惨敗にけじめをつけるのと同時に、「潔さ」を党内外にアピールして再起を期す狙いも透ける。ただ、看板を失った少数派閥の勢力維持は容易ではなく、石破氏と派閥の捲土重来(けんどちょうらい)は前途多難だ。

 「臨時国会が始まる前に(辞任を)表明すべきだと考えた。菅義偉(すが・よしひで)政権が日本や次の時代のために良い仕事ができるように私も力を尽くしたい」。石破氏は派閥の臨時総会で辞任を表明後、記者団に新政権を支える意向を示した。

 9月の総裁選大敗は派閥に衝撃をもたらした。特に、国会議員票が出馬に必要な推薦人(20人)をわずかに上回る26票にとどまったショックは大きかった。

 石破氏は9月下旬以降、派閥メンバーから個別に意見を聞いて敗因を分析したが、次の総裁選に向けての妙手は見いだせなかった。今月中旬には複数の派幹部らが石破氏に総裁選敗退の総括を要求。石破氏の側近が会長退任の選択肢も示したが、この時、石破氏は回答を保留したという。

 石破氏は臨時総会当日の22日早朝まで悩み抜いた末に辞任を決断した。派幹部は「(石破氏の)賞味期限は切れていない。『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』だ」と述べ、身を引くことで再チャレンジの芽を残すべきだと指摘。派中堅も「トップが責任を取らない風潮の中で潔い決断だ」と語る。

 とはいえ、石破氏と派閥に明るい展望があるわけではない。党幹部は首相が石破氏と距離を置く安倍晋三前首相との関係を優先し、「要職に起用することは絶対にない」と断言する。また、派所属の八木哲也衆院議員(比例東海)が次期衆院選の不出馬を検討しており、勢力の後退が懸念されている。

 さらに、石破派が石破氏を首相に押し上げるために設立された派閥であることから、会長辞任によって籍を置く意味を見いだせなくなるメンバーが出てくる可能性がある。石破氏が高い知名度を生かして開拓してきた地方の支持票も減らしかねない。

 果たして会長辞任の決断は吉と出るのか、凶と出るのか。辞任表明の日、「首相になることを諦めたのか」と問われた石破氏は周囲にこう漏らした。

 「先のことなんて分からないさ。いろいろじっくりと考える。総理って、『ため』になるものじゃないからね」(奥原慎平)

https://news.yahoo.co.jp/articles/3024ccd561a276cd943e38103fdef6d4348b9f73
自民党の石破元幹事長 派閥の会長を辞任 地元は困惑(東京・鳥取)
10/22(木) 20:05配信

自民党の石破元幹事長が自らが率いる派閥の会長を辞任することになりました。
総裁選敗北の責任を取った形です。
地元関係者は事態を冷静に受け止める一方、次に期待する声を送っています。
(石破氏)
「派閥会長の辞任表明をした。」
石破元幹事長はきょう午後の派閥総会で自らが率いる水月會の会長を辞任する考えを表明し了承されました。
その理由として挙げたのが。
(石破氏)
「過去4回総裁選に立候補したが多くの人の期待に応えられず、その責任をとる。」
菅総理大臣が圧勝した先月の自民党総裁選挙。
4度目の挑戦となった石破元幹事長の得票は投票総数の1割余りと惨敗に終わり、その責任の取り方が会長辞任という結論でした。
(鳥取県議会 藤縄喜和議長)
「今回の総裁選の状況でいろいろなことが想定された。その中のひとつかな。」
(鳥取県議会 福田俊史副議長)
「4回の総裁選を総括してとられたけじめ。残念ではあるがリセットして新たなスタートを。」
安倍前総理大臣が任期途中で辞任したため、菅総理大臣の総裁任期は残り1年弱。
来年秋に次の総裁選を控える中、派閥会長辞任を選択した石破元幹事長。
党内での求心力低下につながらないのか。その動向が注目されます。

山陰中央テレビ

最終更新:10/22(木) 20:05
TSKさんいん中央テレビ

5490名無しさん:2020/10/23(金) 01:46:24
https://news.yahoo.co.jp/articles/7da28c4e4c28433ea6bc359d5a061a01a7796a83
自民党・石破茂氏が派閥会長を辞任 東海地方の石破派議員の声
10/22(木) 19:06配信

 派閥は存続するということです。

 自民党の石破茂元幹事長は22日午後、東京で派閥の臨時総会を開き、会長を辞任することを議員らに伝えました。

 石破氏は2015年、自身が率いる派閥「水月会」を発足させ、会長に就任していましたが、9月の総裁選では菅総理に大差で敗れ、3位に終わっていました。

 石破氏は、この結果の責任を取るために会長を辞任することにした、と報道陣に説明しました。

 これを受け、比例東海ブロック選出で愛知県豊田市などを地盤にする石破派の八木哲也衆議院議員は…

 「政策集団であるので、研さんしていい政治やっていきたい。それが基本にある。水月会は存続する」
 (八木哲也衆議院議員)

 派閥は存続するとしたうえで、「国民の期待に応えられる体制が必要」などと話しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8c47dca46b94d735f03537e069f28133ed5aa5a5
総裁選争った岸田前政調会長、石破氏の派閥会長辞任「理由知りたい」
10/22(木) 15:45配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、9月の総裁選で争った石破茂元幹事長が石破派(水月会)会長を辞任することについて「突然のことでびっくりしている。理由を知りたい」と述べた。出馬の意欲を表明している次期総裁選への影響に関しては「まずは自分の足元を固めたい」と述べるにとどめた。岸田派(宏池会)会合後、記者団の取材に答えた。

 石破氏に対する評価は「総裁候補としても派閥会長としても大きな実績を残し、豊かな経験や見識を示してきた」と強調した。

 これに先立つ岸田派会合では、野田聖子幹事長代行らとともに立ち上げる出産育児一時金の勉強会などを発足させることに言及。「政策を通じてさまざまな国会議員と連携し、輪をつくっていきたい。宏池会の活動を広げていくためにも大変重要な取り組みだ」と語った。

5491名無しさん:2020/10/23(金) 01:55:58
https://news.yahoo.co.jp/articles/302b828830f0c0396a8a06df9d1a27564360df4f
派閥会長辞任の石破氏を加藤キャスターが直撃 石破氏「もうやめた、野党と連携!は生き様としてどうか」菅政権支えると強調
10/22(木) 18:57配信

10月22日、自身が率いる石破派の臨時総会で派閥会長を辞任する意向を表明した自民党の石破茂元幹事長が、フジテレビの「Live News イット!」に生出演し、辞任の背景と今後の自身の政治活動について語った。

自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた
冒頭、加藤綾子キャスターは石破氏に「9月の自民党総裁選挙で負けた責任を取って辞任するというが、所属議員から止められることはなかったのか」と尋ねた。石破氏は「誰が何を言ったかは言わないが、非常に残念だ、寝耳に水だ、ショックだと、何とかならないかみたいな意見は頂いた」と述べた。

加藤キャスターが「会長辞任は1人で決めて周りには伝えなかったのか」と問うと、石破氏は「それは伝えることじゃない。自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた」と、1人で熟慮しての決断だったことを明かした。

そして加藤キャスターは、総裁選で最下位という敗北を喫したことを受けて派閥会長を辞めるということは、これまで目指してきた総理大臣の座を諦めたということなのかどうかを尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
そんなことは誰も言っていない。自民党というのは国民政党なんだから、イデオロギー政党ではないんで。同じ自民党の中で憲法をめぐって、安全保障で、社会保障で、財政で、いろんな意見がある。自民党はこうあるべきだということも私は、自民党は党員のもの国民のものであって国会議員のものではないと思っているので、いろんな意見がある。それを国民の前に示してその判断をあおぐのが自民党。そうあるべきだという考えは変わっていない。

さらに石破氏は、「水月会(石破派)のような集団が政策を考えて発信していく、そういう集団は自民党の中に必要だと。水月会を解散するということではなく、私が水月会を辞めると言ったわけでもない」と強調し、今後も派閥の一員として政策発信に関わっていく考えを示した。

菅政権を支える1人として 石破氏の政治姿勢
その上で石破氏は、菅政権との関わりを踏まえ、総理大臣の座を諦めたのかという加藤キャスターの問いに次のような言葉で答えた。

石破茂元幹事長:
問題は今、菅政権ができたばかりなんですよ。来週から国会が始まるわけですよ。そういう時点で、はい私は来年(総裁選を)やりますとか、これから先もどうですって…。当面国民のために働く菅政権なんでしょ。みんなで支えるのが当たり前でしょ。そういう時に来年こうしますとか、これから先はこうとか、来年のことも言えないのにこれから先のことなど、私は言えるべきことではないと思いますがね。

こう答えた石破氏に対して、加藤キャスターが改めて今後の政治姿勢を質した。

加藤綾子キャスター:
みんなで(菅政権を)支える1人として石破さんも支えていく覚悟ですか。

石破茂元幹事長:
それは自民党員として当然のことですね。

加藤綾子キャスター:
その先に総理大臣を目指すというのは変わらないということですか。

石破茂元幹事長:
それは手段であって目的ではない。目指すとかそういうことではない。国会議員の目的はみんなが総理になることではないでしょうよ。何を実現するかであって、目指すとか目的としてとか、それを今の時点で言うのは不謹慎なことだと思う。

石破氏はこのように述べ、引き続き総理大臣を目指すかどうかについては明言を避けつつ微妙に含みを持たせた。

5492名無しさん:2020/10/23(金) 01:56:19
>>5491

野党との連携や離党は…?
番組コメンテーターのジャーナリスト・柳澤秀夫氏は、石破氏に今後野党との連携や自民党を離党しての新党結成なども視野にあるのか尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
私は自民党をこう変えると申し上げてきた。そして(総裁選の票数が)ああいう数だったけども、党員票でもフルの総裁選だったら数字も違っていたんでしょうよ。自民党をこう変えんだと主張してきた。それでだめでした、はいよそに行きますというのはおかしくないですか。

さらに石破氏は、自民党が野党に転落した時代にも政調会長や幹事長として政権復帰に向けて取り組んできたことを強調し、「それを実現できない、もうやめた。野党と連携、それは政治家の生き様としてどうなんだろう。日本の国にとってどうなんだろう。自民党をどうするかに期待をもってくださる党員・国民が大勢いることを忘れてはいけない」と述べ、離党や野党との連携に動くことを明確に否定した。

(フジテレビ政治部)

政治部

5493名無しさん:2020/10/23(金) 02:03:43
https://news.yahoo.co.jp/articles/2462618c38c4634edf379c22490e37e1275b57a0
山下元法相「誠に残念」 石破氏会長辞任
10/22(木) 14:29配信

 自民党の山下貴司元法相は22日、所属する石破派(水月会、19人)会長の石破茂元幹事長が会長辞任を表明したことについて「悩みに悩んで、自民党に対する責任のみならず、日本に対する責任も考え抜いた上で決断したと思わざるを得ないが、誠に残念だ」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。

 山下氏によると、石破氏は会合で次期党総裁選について「新たな政権ができたばかりだ。今の段階で1年後(の総裁選)に出る、出ないということは少し違うのではないか。結果が出た以上、菅義偉(すが・よしひで)政権を支えるつもりだ」と説明したという。

 山下氏は、石破氏について「政治家としてのけじめをつけたのだろう。今後とも尊敬する政治家として、いろいろなご指導をいただけると思っている」と語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a38e1def5944a15355cacb807765e597e058f84a
自民党・石破元幹事長 派閥会長辞任の意向
10/22(木) 11:50配信

自民党の石破元幹事長が自らが率いる派閥の会長を辞任する意向を固めました。

自民党の石破元幹事長は、先月の自民党総裁選の敗北を受け派閥の会長を辞任する意向を固めました。総裁選後、石破氏は派閥の議員1人1人と意見交換を続け、派閥の議員からは「来年9月の総裁選への立候補は見送るべきだ」などの意見が出ていました。

石破氏は周辺に対し「派閥の議員に迷惑をかけた。総裁選で敗北した責任をとらないとけじめがつかない」と話しています。

石破氏は22日昼から派閥の会合を開き、辞任の意向を派閥の議員に伝える方針です。

石破氏は周辺に、派閥自体は今後も維持する意向を示していますが、石破派幹部は「石破氏が会長を辞任したら派閥は維持できないだろう」と話していて、石破氏の辞任を派閥の議員が受け入れるかは不透明な状況です。

5494名無しさん:2020/10/23(金) 02:31:00
https://news.yahoo.co.jp/articles/51ee50f709f3c9497c959865e2643d25a0bcadaa
“秘書暴行”の石崎議員 離党届提出し承認
10/22(木) 19:36配信

元秘書を暴行した罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆院議員が、離党届を提出した。

自民党を離党した石崎徹衆院議員「今回、私の事務所内の件で、ご迷惑を大変おかけしましたことへの私なりのけじめとして、離党届を今、幹事長室に提出させていただいてきた」

石崎議員は、今後の政治活動について、「職責を全うしたい」と述べ、議員辞職はしない考えを示した。

これを受け、自民党は、党紀委員会を開き、石崎議員の離党を承認した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/98569050d8bba35cff148ba4436eaaf5982cc841
石崎議員が離党届 県議「長い戦いだった」
10/22(木) 18:48配信

元秘書に暴行したとして略式起訴された石崎徹衆議院議員が22日、自民党本部で離党届を提出し、受理されました。今後は無所属で活動するということです。

【石崎徹衆議院議員】
「皆さま方にご迷惑をおかけした件について、どのようなけじめをつけるべきかいろいろと悩みもあった。最後は自分なりのけじめのつけ方として自ら判断した」

自民党本部を訪れ、離党届を提出した石崎徹衆議院議員。石崎議員は元秘書を殴るなどして19日、暴行罪で略式起訴されています。石崎議員はBSN新潟放送の取材に対して議員辞職はしないとしていて、次の衆院選への出馬について「改めてお伝えしたい」としています。

自民党は22日午後、党紀委員会を開き、離党届を受理することを決めました。

【自民党党紀委員会 衛藤晟一委員長】
「一部の委員からは『もっと厳しくやるべきである』と、『除名すべきではないのか』という意見も出たが、全体としては今までの例に従って」

離党届提出を受けて、自民党新潟県連の新潟支部は…。

【自民 高橋直揮県議】
「長い戦いだったね。これから新潟支部で、ようやく先に進めそうな気がしている」

新潟支部では緊急の会議を開き、今後の対応について協議しました。

【自民 小島隆県議】
「議員辞職もということで申し上げてきたが、これは本人が決めることだからとやかく言わないが、今後ある身を考えれば身を清く処してもらいたい」

一方、石崎議員が自身のブログで、暴行について「とっさに体に触れた」などとしている部分については…。

【自民 小島隆県議】
「往生際というと言葉は悪いが、もう少し素直に認めることは認めればいいのに、とは思っている」

石崎議員の離党を受けて、自民党新潟県連の高鳥修一会長は「新潟1区の支部長選任問題がようやく前進すると思う。党本部にて手続きが進むように取り組んで参りたい」などとコメントしています。

BSN新潟放送

https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc3e8fba0979df1c66a015783762bf2bba7da12
石崎衆院議員が自民党に離党届 議員辞職は否定
10/22(木) 18:38配信

元秘書の男性への暴行罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆議院議員が、党本部に離党届を提出しました。22日午前9時半すぎ、自民党本部に姿を見せた石崎徹議員は、「本日、私の事務所内の件で、ご迷惑をおかけしたことについて私なりのけじめとして、離党届をいま幹事長室に提出してきた」と話しました。
石崎議員は去年4月と5月、車の中で、元秘書の男性の頭を殴ったなどとして、新潟区検に暴行の罪で略式起訴されました。
議員としての進退については…「職責をまっとうしていきたいと思っている」と語り、議員辞職を否定しています。
党本部の党紀委員会が午後開かれ、石崎議員の処分が協議されました。党本部としても離党を了承する方針です。自民党党紀委員会衛藤晟一委員長は、「離党を了承するという意見が出た。一部の委員からは厳しくやるべき除名すべきという意見もあった」と取材に答えました。
離党届の提出を受けて、自民党新潟支部も正午から会議を開きました。塚田一郎前参議院議員を自民党新潟1区の支部長とし、選挙戦に臨む方針を確認しています。自民党新潟支部小島隆支部長は「遅きに失した感はあるが、今回こういう形で決着がつくわけで一つの区切りだと思っている」とコメントしました。
衆議院新潟1区には、現職の立憲民主党西村智奈美議員も立候補を予定しています。

最終更新:10/22(木) 19:09
UX新潟テレビ21

5495とはずがたり:2020/10/23(金) 06:54:07
石破を総理になる為の集まりなんだから派閥会長辞めるとかピントがずれてんとちゃうか。

派閥会長辞任の石破氏を加藤キャスターが直撃 石破氏「もうやめた、野党と連携!は生き様としてどうか」菅政権支えると強調
10/22(木) 18:57配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/302b828830f0c0396a8a06df9d1a27564360df4f
FNNプライムオンライン

10月22日、自身が率いる石破派の臨時総会で派閥会長を辞任する意向を表明した自民党の石破茂元幹事長が、フジテレビの「Live News イット!」に生出演し、辞任の背景と今後の自身の政治活動について語った。

【画像】今後の政治姿勢は…加藤綾子キャスターと石破茂氏

自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた
冒頭、加藤綾子キャスターは石破氏に「9月の自民党総裁選挙で負けた責任を取って辞任するというが、所属議員から止められることはなかったのか」と尋ねた。石破氏は「誰が何を言ったかは言わないが、非常に残念だ、寝耳に水だ、ショックだと、何とかならないかみたいな意見は頂いた」と述べた。

加藤キャスターが「会長辞任は1人で決めて周りには伝えなかったのか」と問うと、石破氏は「それは伝えることじゃない。自分で何日も何日も幾晩も寝ないで考えた」と、1人で熟慮しての決断だったことを明かした。

そして加藤キャスターは、総裁選で最下位という敗北を喫したことを受けて派閥会長を辞めるということは、これまで目指してきた総理大臣の座を諦めたということなのかどうかを尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
そんなことは誰も言っていない。自民党というのは国民政党なんだから、イデオロギー政党ではないんで。同じ自民党の中で憲法をめぐって、安全保障で、社会保障で、財政で、いろんな意見がある。自民党はこうあるべきだということも私は、自民党は党員のもの国民のものであって国会議員のものではないと思っているので、いろんな意見がある。それを国民の前に示してその判断をあおぐのが自民党。そうあるべきだという考えは変わっていない。

さらに石破氏は、「水月会(石破派)のような集団が政策を考えて発信していく、そういう集団は自民党の中に必要だと。水月会を解散するということではなく、私が水月会を辞めると言ったわけでもない」と強調し、今後も派閥の一員として政策発信に関わっていく考えを示した。

菅政権を支える1人として 石破氏の政治姿勢
その上で石破氏は、菅政権との関わりを踏まえ、総理大臣の座を諦めたのかという加藤キャスターの問いに次のような言葉で答えた。

石破茂元幹事長:
問題は今、菅政権ができたばかりなんですよ。来週から国会が始まるわけですよ。そういう時点で、はい私は来年(総裁選を)やりますとか、これから先もどうですって…。当面国民のために働く菅政権なんでしょ。みんなで支えるのが当たり前でしょ。そういう時に来年こうしますとか、これから先はこうとか、来年のことも言えないのにこれから先のことなど、私は言えるべきことではないと思いますがね。

こう答えた石破氏に対して、加藤キャスターが改めて今後の政治姿勢を質した。

加藤綾子キャスター:
みんなで(菅政権を)支える1人として石破さんも支えていく覚悟ですか。

石破茂元幹事長:
それは自民党員として当然のことですね。

加藤綾子キャスター:
その先に総理大臣を目指すというのは変わらないということですか。

石破茂元幹事長:
それは手段であって目的ではない。目指すとかそういうことではない。国会議員の目的はみんなが総理になることではないでしょうよ。何を実現するかであって、目指すとか目的としてとか、それを今の時点で言うのは不謹慎なことだと思う。

石破氏はこのように述べ、引き続き総理大臣を目指すかどうかについては明言を避けつつ微妙に含みを持たせた。

野党との連携や離党は…?
番組コメンテーターのジャーナリスト・柳澤秀夫氏は、石破氏に今後野党との連携や自民党を離党しての新党結成なども視野にあるのか尋ねた。これについて石破氏は次のように述べた。

石破茂元幹事長:
私は自民党をこう変えると申し上げてきた。そして(総裁選の票数が)ああいう数だったけども、党員票でもフルの総裁選だったら数字も違っていたんでしょうよ。自民党をこう変えんだと主張してきた。それでだめでした、はいよそに行きますというのはおかしくないですか。

さらに石破氏は、自民党が野党に転落した時代にも政調会長や幹事長として政権復帰に向けて取り組んできたことを強調し、「それを実現できない、もうやめた。野党と連携、それは政治家の生き様としてどうなんだろう。日本の国にとってどうなんだろう。自民党をどうするかに期待をもってくださる党員・国民が大勢いることを忘れてはいけない」と述べ、離党や野党との連携に動くことを明確に否定した。

(フジテレビ政治部)

5496チバQ:2020/10/23(金) 09:30:28
ショーもない記事だけど
https://news.yahoo.co.jp/articles/cde27a7a260029402ccb78f224deeebdc5f21649
永田町に響く「安倍ガールズ」の悲哀、「菅ガールズ」の歓喜
10/23(金) 7:05配信

「安倍さん以上に好き嫌いがはっきりしているから、“お友達”か“敵”かで天国と地獄だよ」(自民党議員)と党内から嘆息が漏れる菅義偉・首相の人事。その象徴といわれているのが「安倍ガールズ」の冷遇だ。

 安倍晋三・前首相の大のお気に入りだった稲田朋美氏は、安倍長期政権の間に行革相、政調会長、防衛相と要職を歴任し、防衛相時代には、都議選で「防衛大臣として」投票を呼びかけたり、破棄したとしていたPKO部隊の日報が発見されるなどのスキャンダルで失脚したにもかかわらず、幹事長代行として重要閣僚級のポストを用意されて、我が世の春を謳歌した。が、菅政権では事実上の無役となり、冷や飯を食う日々に。

「自身も実務家である菅さんは、能力がない、節操がない、頭が悪い政治家を嫌う。イデオロギーで好き嫌いを決めていた安倍さんとは人事のポリシーがまるで違う。稲田さんには防衛相時代の不祥事でさんざん手を焼かされたから、まあ粛清の意味もある」(菅側近)

 人事の不満が関係したかはわからないが、稲田氏は日本学術会議の任命拒否問題に関して、「こういう判断基準で任命しなかったという説明は必要だ。任命拒否されたなかに、私が本を読んでいる先生もいる。どうしてかなと疑問に思った」と、公然と菅氏を批判した。

 もう一人、苦い思いをしているのが高市早苗・前総務相だ。安倍氏は高市氏を女性初の政調会長や2度の総務相に起用したが、高市氏は菅氏の1期先輩で当選回数は同じ8回(1回落選)とあって、菅氏にライバル意識を燃やしてきたとされる。総務相としては、菅氏が関わったふるさと納税制度に厳しい姿勢を示し、菅派と見られていた官僚を冷遇するなどして菅氏の不興を買ったといわれている。菅政権では総務相に再任されず、「残念で残念で」という“名言”を残して内閣を去った。新進党などを渡り歩いた政界歴は、菅氏から見れば「節操がない」のかもしれない。

 タカ派発言で安倍氏のお気に入りになった杉田水脈氏は、もともと日本維新の会で国政にデビューしたが、落選中に安倍氏が熱心に口説いて自民党にスカウトしたとされる。しかし、菅氏の覚えはあまり芳しくないらしい。

「杉田さんはキワモノ。性暴力について『女は嘘をつく』と発言したのが象徴的だが、目立とうとするほどに問題を起こす。菅さんが嫌う『頭が悪い』の典型だ。選挙に強くないことを自覚している杉田さんは、目立つことで比例上位に入りたいのだろうが、女性票が逃げる彼女を厚遇することはあり得ない」(前出の菅側近)

 そして、安倍ガールズが去った内閣や党の中枢には、代わって「菅ガールズ」が招き入れられた。菅チルドレンとして知られる三原じゅん子氏は入閣候補とまでいわれたが、「さすがに行政手腕が未知数で反対の声が多かった」(同前)ことで、厚生労働副大臣に。安倍ガールズにも数えられた丸川珠代氏は、素早い変わり身を見せて総裁選でいち早く菅支持を表明、党役員連絡会のメンバーである広報本部長の椅子を手に入れた。

 興味深いのが、稲田朋美氏に代わって幹事長代行に就いた野田聖子氏だ。安倍内閣の総務相時代には、菅氏が推進した携帯料金値下げ方針に、「そういうお話は来ていない」と不快感を示したり、自身の金融庁口利き疑惑では、対応に追われた菅氏が激怒したとも伝えられるなど、もともと関係は良くないと見られていた。

 ところが、総裁選では早々と出馬断念して菅支持を表明、最近はサイバーセキュリティ対策推進議連の会長として菅氏を訪ねて接近するなど、服従姿勢に転じて抜擢された。菅氏からすれば、「節操のある頭のいい態度」なのか。

 自民党の女の闘いにも、諸行無常の栄枯盛衰があるようだ。

取材・文/武冨薫(ジャーナリスト)

5497名無しさん:2020/10/23(金) 11:58:45
https://web-willmagazine.com/politics/9hDK5
【安積明子】菅首相指名 こぼれ話(安積明子《あづみん》の永田町ウォッチ⑲)
公開日:2020年9月20日 更新日:2020年9月23日
えっ、参院自民党の会長が首班指名時に白票? 一体なぜ?

 9月16日に菅義偉第99代内閣総理大臣が誕生したが、参議院での首班指名では3名の議員が白票を投じている。無所属の柳田稔議員と須藤元気議員、そして参議院自民党の関口昌一会長だ。 

 国民民主党が解党した後、新・立憲民主党にも新・国民民主党にも参加しなかった柳田氏や、立憲民主党に離党届を出すも放置され、同党の解党によってようやく解放された須藤氏はともかく、なぜ参議院自民党の関口会長は「菅義偉」に一票を投じずに白票を入れたのか。関口会長になんらかの意図があったのか。それともなんらかの手違いか。ということで、さっそく参議院議員会館の関口昌一事務所に電話して聞いてみた。

 筆者「この度の首班指名で関口先生が白票を入れられたので、その理由を教えて下さい」

 秘書「えっ!そんなはずがありません」

 筆者「確かに白票を入れられているんですよ。参議院事務局の資料によると、関口先生は『菅義偉』には投票せず、『白票』に入れられたことになっています」

 秘書「それは参議院事務局の間違いです。参議院事務局に聞いて下さい」 

 ヤレヤレである。まず参議院事務局がこのような基本的なことを間違えるはずがない。それに万が一、参議院事務局が間違っていたとしたら、間違いを指摘して訂正を求めるのは議員事務所の仕事だ。しかも首班指名は国会議員の最も重要な責務で、そのような重大案件について初めて電話をかけてきた第三者に「あんたがやっといて!」と任せる話ではない。 

 それでもまあとりあえず、関口会長本人はどう説明するのかを聞いてみようと再度尋ねた。

 筆者「関口先生はご在席ですか」

 秘書「いえ、いまは院内の議員会長室です」

 筆者「関口先生に連絡はとれませんか」秘書「とれません!」 

 こういう場合の「とれない」とは、普通は「関口会長と連絡をとることは、同議員が極めて重要な会議中で物理的に不可能」ということになるのだが、どうやらそうではなく、単に「(面倒臭くて?)連絡したくない」ということだったようだ。実際にこのやりとりの後、産経新聞の速報がネットで流れ、「(菅氏の名前は)書いたが、間違えて予備の投票用紙を出した。他意があるわけではない」との関口会長のコメントが掲載されている。 

 なお、筆者が参議院事務局の資料を関口事務所に直接持参したため、問題の重大さをようやく理解してもらえたが、国会議員の事務所にしては危機意識がかなり低いと思った。ということで今回のコラムは、関口事務所に“歯に衣着せぬ”ものになっている。もっとも“奥歯にものが挟まった”ような書き方は苦手なので、歯科医でもある関口会長にはそこはご容赦いただきたい。

安積 明子(あづみ あきこ):ジャーナリスト
兵庫県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。
1994年、国会議員政策担当秘書資格試験合格。参議院議員の政策担当秘書として勤務の後、執筆活動を開始。夕刊フジ、Yahoo!ニュースなど多くの媒体で精力的に記事を執筆している。

5498名無しさん:2020/10/23(金) 12:00:16
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112000905&g=pol
自民・関口氏が復帰
2019年11月20日17時01分

 体調不良で療養中だった自民党の関口昌一参院議員会長は20日午後、参院議長公邸で開かれた永年在職議員らの表彰式に会派代表として出席し、公務に復帰した。会合後、記者団に「おかげさまで復帰することになった」と語った。今後、体調を見ながら活動を本格化させるという。
 関口氏は9月に体調不良を訴えて入院。退院後も自宅療養を続けていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019102800708&g=pol
自民・関口氏が退院
2019年10月28日15時02分

 自民党の関口昌一参院議員会長が25日に東京都内の病院を退院したことが分かった。同氏の事務所が28日明らかにした。退院後は通院しながら自宅で療養しているといい、事務所は「順調に回復しており、早期の復帰を目指している」と話している。関口氏は9月17日の党役員会後、体調不良を訴えて入院した。

5499名無しさん:2020/10/23(金) 12:03:12
https://www.sankei.com/politics/news/190902/plt1909020022-n1.html
内閣改造、参院枠増えるか 参院会長が首相に要望
2019.9.2 21:32

 安倍晋三首相(自民党総裁)が政府与党連絡会議で内閣改造を来週実施すると表明し、党内ではポスト獲得に向けた動きが本格化した。関口昌一・党参院議員会長は会議直後に首相と面会し、現内閣で3人が起用されている「参院枠」の増加を要望。首相はこれまで政界を引退した吉田博美前参院幹事長の手腕を期待し、参院自民党の推薦を受け入れてきた。今回の人事では、後任の参院幹事長も焦点になっており、世耕弘成経済産業相らの名前が挙がっている。

 関口氏は2日午後、官邸で開かれた政府与党連絡会議に出席した後、首相と20分ほど面会した。関口氏が参院として推す入閣待機組の議員を提示し、首相は参院側の意向を尊重する考えを伝えたとみられる。

 現内閣の参院議員は世耕氏、山本順三国家公安委員長、片山さつき地方創生担当相の3人。ただ、世耕氏は首相の出身派閥の細田派(清和政策研究会)で、首相との関係も近いだけに、「実質的な参院枠は山本、片山の2氏」(参院幹部)といわれる。

 平成24年12月に第2次安倍内閣が発足した当初は、首相が望む人材の登用が目立っていた。だが、吉田氏が参院幹事長に就任し、参院の実力者として国会運営や人事を取り仕切るようになると、首相も信頼を寄せ、参院執行部の意向を尊重するようになった。

 今回は吉田氏の引退後、初の人事となるため、首相が参院枠をどう扱うかに注目が集まる。参院自民幹部は、関口氏が参院枠の増加を首相に要望したことについて、昨年10月発足の第4次改造内閣で参院からの閣僚が4人から3人に減ったことを挙げ、「参院の威厳を保つためにも要請したのでは」と推測する。

 合わせて焦点になっているのが世耕氏の処遇だ。空席になっている参院幹事長の有資格者として名前が挙がっているためだ。

 先の参院選で自民は単独過半数を割り込んだが、首相は憲法改正に意欲を見せている。国会での改憲議論で参院幹事長には調整力やリーダーシップが求められる。また、吉田氏は首相に自身の後継として世耕氏を推したとされる。

 ただ、世耕氏は経産相のほか、ロシア経済分野協力担当相を兼務し、安倍政権の重要課題を担う。党内には「本人は続投したいのではないか」(参院ベテラン)との指摘もあり、参院幹部は「あとは首相の判断次第」と語る。

 参院自民はこれまで最大派閥の細田派、関口氏や吉田氏の竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の主要3派が主要人事を主導しており、新執行部の布陣は世耕氏の処遇によって左右される。

 一方、各派閥も待機組の入閣に向けて働きかけを強めている。

 細田派は当選3回の末松信介参院議院運営委員長、岡田直樹参院幹事長代行が適齢期になっている。竹下派は二之湯智参院決算委員長、岸田派は金子原二郎参院予算委員長らの名が挙がる。3派以外でも麻生派(志公会)で先の参院選で5選を果たした武見敬三元厚生労働副大臣も候補になっている。(今仲信博、田村龍彦)

5500名無しさん:2020/10/23(金) 12:06:00
https://www.sankei.com/politics/news/190910/plt1909100049-n1.html
参院国対委員長に末松氏 自民、政審会長は松山氏
2019.9.10 23:21

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は党参院執行部人事で、参院国対委員長に末松信介参院議院運営委員長(細田派)を、参院政審会長に松山政司前科学技術担当相(岸田派)をそれぞれ充てる方針を固めた。党関係者が10日、明らかにした。参院幹事長には世耕弘成経済産業相(細田派)が検討されている。

 末松氏は当選3回で、国土交通副大臣などを歴任した。当選4回の松山氏は、参院国対委員長も務めた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例。7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。

https://www.sankei.com/politics/news/190911/plt1909110090-n1.html
世耕氏、参院幹事長に就任 政審会長に松山氏 国対委員長は末松氏
2019.9.11 23:33

 自民党の関口昌一参院議員会長(竹下派)は11日、参院幹事長に世耕弘成・前経済産業相(細田派)を任命した。参院政審会長には松山政司元科学技術担当相(岸田派)、参院国対委員長には末松信介参院議院運営委員長(細田派)をそれぞれ充てた。

 参院執行部人事は参院議員会長が就任直後に行うのが通例だが、7月の参院選後に就任した関口氏は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施する意向を示していた。幹事長代行には野上浩太郎前官房副長官が就き、西田昌司国対委員長代行は続投する。

 【参院幹事長】

 世耕弘成氏(せこう・ひろしげ)早大卒。官房副長官、経済産業相。56歳。和歌山選挙区、参院当選5回(細田派)

 【参院政審会長】

 松山政司氏(まつやま・まさじ)明大卒。外務副大臣、1億総活躍相。60歳。福岡選挙区、参院当選4回(岸田派)

 【参院国対委員長】

 末松信介氏(すえまつ・しんすけ)関西学院大卒。党幹事長代理、国土交通副大臣。63歳。兵庫選挙区、参院当選3回(細田派)

5501名無しさん:2020/10/23(金) 12:14:17
https://www.wakayamashimpo.co.jp/2019/09/20190912_89130.html
参院幹事長に世耕氏、二階氏続投 自民人事
19年09月12日 07時00分[政治・経済]
自民党総裁の安倍晋三首相は11日、党役員人事と内閣改造を行い、第4次安倍第2次改造内閣を発足させた。和歌山県関係議員では、二階俊博氏(80)=衆院和歌山3区=が幹事長に留任し、世耕弘成氏(56)=参院和歌山選挙区=が経済産業大臣から参院幹事長に就任。石田真敏氏(67)=衆院和歌山2区=は総務大臣を退任した。

党役員人事は同日午前に行われ、安倍総裁の指名を受け、二階氏の再任は臨時総務会で全会一致で承認された。その他の四役は、岸田文雄政務調査会長が再任、鈴木俊一総務会長、下村博文選挙対策委員長が新たに就任した。

二階氏は2016年8月の内閣改造と同時に行われた党役員人事で幹事長に就任。高齢などを理由に今回は交代論もあったが、続投が決まり、連続在任期間は過去最長の3年1カ月に達している。

再任を受け二階氏は、政治の師である田中角栄元首相の言葉「政治はひとりの力ではできない」を挙げ、「多くの皆さまの意見に耳を傾け、党所属の国会議員や全国の党員・党友とともに、まさに『総力結集』でこの難局を乗り切る覚悟です」とのコメントを発表。党本部での記者会見では、「安定と挑戦を念頭に党運営を進めていきたい」とし、国民生活の安定のために政治の安定を図り、新たな挑戦を続けるとの決意を述べた。

安倍首相と同じ細田派に所属し、側近として12年12月の第2次安倍内閣発足以降、内閣の要職にあり続けてきた世耕氏は、党参院の実務を取り仕切る幹事長への就任となった。

参院執行部の人事は通例、参院議員会長が就任直後に行ってきたが、参院選後の7月に就任した関口昌一会長は、内閣改造・党役員人事に合わせて実施するとしていた。

世耕氏は官房副長官を経て、16年8月の第3次安倍第2次改造内閣から3年1カ月にわたり経済産業相を務め、ロシア経済分野協力担当相、国際博覧会担当相を兼務していた。

石田氏は昨年10月に発足した第4次安倍改造内閣で総務相に就任し、約1年間務めた。

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO48377720Y9A800C1PP8000
参院執行部、「竹下派1強」今は昔
政権人事を読む(4)
2019年8月8日 23:10

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO47911200Z20C19A7PP8000
自民参院会長に関口氏 特別総会で承認
2019年7月29日 18:00

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO47783400V20C19A7PP8000
議員会長に関口氏 参院自民、岸田派減り力学変化
2019年7月25日 23:00

5502名無しさん:2020/10/23(金) 12:23:58
https://www.sankei.com/politics/news/190729/plt1907290013-n1.html
自民、関口参院会長を了承 任期3年、議員総会で
2019.7.29 13:58

 自民党は29日午後、参院特別議員総会を国会内で開き、関口昌一参院国対委員長(66)=当選4回、竹下派=の参院議員会長就任を了承した。任期は3年。参院幹事長ら会長以外の執行部人事は9月の内閣改造・党役員人事に合わせ実施する。

 25日告示の会長選で関口氏以外の立候補者はおらず、無投票当選を決めていた。党の参院運営に影響力を持つ細田派、竹下派、岸田派の3派が事前に協議し擁立した。

 関口氏は総務副大臣などを経て、平成29年から参院国対委員長を務めた。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000160772.html
新たな自民参院議員会長に関口氏「憲法議論すべき」
[2019/07/29 20:50]

 自民党は新しい参議院議員会長に関口昌一氏を選任しました。関口氏は憲法議論を積極的にすべきとの考えを示しました。

 自民党・関口新参院議員会長:「(憲法改正の)議論はすべきだと思う 。議論をする場面を作っていくところから始めていくべきだと思う」
 関口新参院議員会長はこう述べたうえで、野党に対して粘り強く憲法議論に応じるよう求めていく考えを示しました。参議院の憲法審査会では1年以上、実質的な議論が行われていません。また、参議院の選挙制度については「合区の解消、少なくとも都道府県から1人は選出できるようにすべき」と話し、選挙制度改革に意欲を示しました。

https://www.jiji.com/sp/article?k=2019072501192
自民参院会長に関口氏

自民党の参院議員会長選挙が25日告示され、竹下派の関口昌一参院国対委員長(66)の無投票当選が決まった。会長選は橋本聖子会長の任期満了に伴う。所属参院議員による29日の特別議員総会で正式に選任される。

5503名無しさん:2020/10/23(金) 12:27:37
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000160351.html
参議院議長に8選の山東昭子氏 臨時国会で選出へ
[2019/07/24 10:28]

 自民党は次の参議院議長に山東昭子氏を推す方針を固めました。また、自民党の参議院議員会長には関口昌一氏の就任が有力となっています。

 自民党の党紀委員長を務める山東氏はこれまで参議院副議長や科学技術庁長官を歴任し、今回の参議院選挙ではこれまでの最多記録を更新する8回目の当選を果たしました。新しい参議院議長は来月1日に召集される臨時国会で選出されます。また、自民党の細田派、竹下派と岸田派は参議院議員会長に関口氏を推す方針で最終調整に入りました。これにより、会長選挙は行われず、関口氏の無投票での就任が有力となりました。関口氏は現在、参議院国対委員長を務め、これまで総務副大臣などを歴任しています。

https://www.sankei.com/politics/news/190723/plt1907230048-n1.html
自民参院議員会長に関口昌一氏で最終調整
2019.7.23 21:48

 自民党は23日、次期参院議員会長に関口昌一参院国対委員長(66)を立てる方向で最終調整に入った。細田派(清和政策研究会)、竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の党内主要3派の幹部が同日協議し、合意した。29日の会長選で正式に選出される見通しだ。

 関口氏は埼玉選挙区選出。平成15年の補欠選挙で初当選し、現在4期目。外務政務官、総務副大臣などを歴任し、29年から国対委員長を務めている。党内では岸田派の金子原二郎参院予算委員長の擁立を模索する動きもあったが、勢力が大きい竹下派の関口氏に落ち着いた。

 参院議員会長は参院自民党執行部のトップの役職。28年に就任した橋本聖子氏(細田派)が28日に任期満了を迎える。

 同党は23日、会長選を25日に告示し、29日に投開票する日程を決定した。議員会長選は無投票で決まることが多く、今回も関口氏の無投票当選となる公算が大きい。

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190723/k00/00m/010/236000c
自民参院議員会長 関口氏で調整
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月23日 18時34分(最終更新 7月23日 18時34分)

 自民党は23日、橋本聖子参院議員会長(54)=細田派=の任期満了に伴う会長選を25日告示、29日投開票の日程で行うことを決めた。参院最大派閥の細田派と竹下、岸田両派の主要3派閥は、新会長に関口昌一参院国対委員長(66)=竹下派=を推す方向で調整を進めている。

 議員会長を含む参院の幹部人事は、参院自民で多数を占める3派が主導しており、3派の幹部らが一本化に向けて協議。「複数が立候補することはな…

5504名無しさん:2020/10/23(金) 12:30:20
https://www.sankei.com/politics/news/181004/plt1810040021-n1.html
参院自民副会長に岡田広氏、政審会長に山本一太氏
2018.10.4 19:25

 参院自民党は4日、参院議員副会長に岡田広元内閣府副大臣、政審会長に山本一太元沖縄北方担当相を充てる人事を決めた。国対委員長には関口昌一氏を再任した。吉田博美幹事長の再任は9月25日にすでに決定している。

https://mainichi.jp/articles/20171229/ddm/005/010/080000c
参院自民
増す存在感 吉田氏、野党人脈生かし 来秋の総裁選、動向焦点
会員限定有料記事 毎日新聞2017年12月29日 東京朝刊

 安倍晋三首相の「1強」が自民党内で続く中、参院自民党がじわりと存在感を高めている。参院独自の野党とのパイプを背景に、現執行部の吉田博美参院幹事長が国会運営などを巡る党内議論をリードする場面が増えた。かつては青木幹雄元官房長官らをトップに永田町で大きな影響力を行使してきただけに、来秋の党総裁選でも参院自民の動向は焦点の一つになりそうだ。【高橋恵子】

 首相は22日夜、東京・赤坂のふぐ料理屋で吉田氏や関口昌一参院国対委員長らと会食。「今年は大変お世話になりました。来年の通常国会も結束しましょう」と訴えた。自民が歴史的惨敗を喫した7月の東京都議選後、吉田氏は「首相の下で結束する決議をしよう」と党役員会で提案。冷ややかな他の幹部らの機先を制し、いち早く窮地の首相を支える姿勢を示していた。

https://www.sankei.com/politics/news/170808/plt1708080013-n1.html
2017.8.8 07:06
【自民党役員人事】
自民党が幹事長代理に金田勝年前法相、国対代理に松本純前防災相の起用固める 異例の閣僚投入

 自民党は7日、党役員人事で金田勝年前法相(額賀派)を望月義夫幹事長代理(岸田派)の後任に充てる方針を固めた。林幹雄幹事長代理(二階派)は留任し、新設の選挙対策委員長代理を兼務する。また、国会対策委員長代理には松本純前国家公安委員長兼防災担当相(麻生派)を起用する。

 金田、松本両氏は、先に筆頭副幹事長に起用が内定している柴山昌彦前首相補佐官(細田派)と小泉進次郎農林部会長(無派閥)とともに、8日の総務会で正式に承認される見通しだ。

 政務調査会の会長代理や副会長については、岸田文雄政調会長(岸田派)に一任し、近く政調審議会を開いて決める方針だ。 

 また、衆院予算委員長には河村建夫元官房長官(二階派)の起用が内定している。衆院憲法審査会の森英介会長(麻生派)は留任する。

 一方、参院では松山政司1億総活躍担当相(岸田派)の入閣で空席になった国対委員長に、関口昌一参院幹事長代行(額賀派)の起用が有力とされている。

5505名無しさん:2020/10/23(金) 17:42:05
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200831-OYT1T50108/
ポスト安倍、自民内で動き活発化…派閥・グループが対応協議
2020/08/31 12:10

 安倍首相の後継を選ぶ自民党総裁選で、菅官房長官と岸田政調会長が出馬の意向を固めたことを受け、党内の各派閥やグループは31日、それぞれ会合を開いて対応を協議する。石破茂・元幹事長も出馬に意欲を示しており、党内の動きが活発化している。

 党内第2派閥の竹下派の参院議員ら20人は31日朝、国会近くのホテルで会合を開き、対応を関口昌一参院議員会長に一任することを決めた。同派の石井準一幹事長代理は会合後、記者団に「一致団結という方針を確認した。この力を衆参で結集していく」と語った。

 竹下派は前回2018年の総裁選で事実上の自主投票となり、首相を支援した衆院側と石破氏を支持した参院側で対応が割れた。このため、31日昼に衆参両院議員による会合を開き、今回は派内で共同歩調をとることを目指している。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021600249
参院勉強会で竹下派外し 麻生派が計画、反発で頓挫
2020年02月17日07時14分

 参院自民党内で麻生派(13人)の議員が、細田派(36人)、岸田派(13人)との合同勉強会設立を画策していたことが分かった。細田、岸田両派とともに「主要3派」と呼ばれる竹下派(21人)が外された形で、同派は反発。結局、計画は頓挫したが、しこりを残しそうだ。

 関係者によると、麻生派の一人が昨年末ごろから細田、岸田両派の参院幹部らに、「これからの参院を考える」をテーマとする「参院賢人会」設立を提案。メンバー表には、細田派の世耕弘成参院幹事長、岸田派の林芳正元文部科学相らが名を連ね、10日に初会合を開くことになっていた。
 ところが、こうした水面下の動きが竹下派に漏えい。「うちを外して3派連合を崩す動き」(同派議員)などと非難する声が上がった。
 あわてた麻生派議員は、竹下派の関口昌一参院議員会長をメンバーに加える案を同派に提示したが後の祭り。細田、岸田両派からも「反発を招いてまでやる必要はない」と一転して敬遠され、初会合は中止に追い込まれた。根回しをしてきた麻生派議員は「この話は終わった」と語る。
 勉強会設立を目指した背景には、昨年の参院選で麻生派所属議員の人数が主要3派の一角である岸田派に並んだことがある。選挙後に竹下派側から、麻生派を加えた「主要4派」への衣替えを断られたこともあり、竹下派を抜いた「新3派連合」結成を狙ったようだ。
 「ポスト安倍」レースでの連携も視野に入れていたとみられる。
 一連の騒動後、細田、竹下、岸田3派は結束を強化。世耕、関口、林3氏は7日に朝食会を開き、今後も協力していくことを確認した。党内では麻生派側の今回の動きについて「浅知恵だ。竹下派から参院人事などで意趣返しされるのではないか」(関係者)との見方も出ている。

https://www.sankei.com/politics/news/191211/plt1912110026-n1.html
竹下派 会長復帰で態勢立て直し
2019.12.11 20:38政治政局

 自民党第2派閥の名門・竹下派(平成研究会、54人)が、態勢の立て直しに追われている。幹部が立て続けに体調不良に襲われ、派の先行きが不安視されたためだ。「ポスト安倍」を見据え、かつての鉄の結束を取り戻せるか、執行部の手腕が問われそうだ。

 11日の吉田氏の党葬には、竹下派会長の竹下亘元総務会長、関口昌一参院議員会長がそろって出席した。

 竹下派の議員にとって、両氏の出席は重い節目となった。竹下氏は5日の派閥会合で「党葬はわれわれにとってものすごく大事だ。全員こぞって参加してほしい」と呼びかけていた。

 今年は竹下派の受難が続いた。竹下氏は1月に食道がんを公表し、11月28日に復帰するまで約11カ月間、公の場から姿を消した。さらに、7月に参院議員会長に就いた関口氏は9月に体調を崩して不在となり、参院で大きな影響力を誇っていた吉田氏が10月に死去した。竹下氏が今月9日の派閥会合で「おはらいでもせにゃいかん」とこぼしたほどだ。

 11日、竹下、関口両氏の姿を見た中堅議員は「ようやく形が整ってきた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 しかし、重い課題は残る。昨年9月の党総裁選では、安倍晋三首相支持と石破茂元幹事長への支持で対応が割れ、自主投票となった。首相の党総裁任期が2年を切る中で、派の求心力を保つのは容易ではない。

 派のベテランは「派がまとまるには総裁候補を出すことだ」と話す。派では、会長代行の茂木敏充外相に加え、加藤勝信厚生労働相も「ポスト安倍」の一人と目されている。幹部が戻った派がどう戦略を描くか注目される。(大橋拓史)

5506名無しさん:2020/10/23(金) 17:51:30
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020072700747&g=pol
二階自民幹事長、党参院幹部と会食
2020年07月27日17時10分

 自民党の二階俊博幹事長は27日、関口昌一参院議員会長ら竹下派の参院幹部と東京都内のホテルで食事を共にしつつ会談した。出席者によると、二階氏は「引き続き連携していこう」と呼び掛けた。同党参院幹部は、二階氏が今秋の党役員人事での幹事長続投に向け「参院側とも関係を深めているのをアピールするのが狙い」と指摘した。

https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/200225/plt20022521080033-n1.html
自民・二階氏、世耕氏ら参院幹部とステーキ店で会食
2020.2.25 21:08

 自民党の二階俊博幹事長は25日夜、関口昌一参院議員会長や世耕弘成参院幹事長ら参院幹部と東京都内のステーキ店で会食した。

 出席者によると、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの対応や国会運営などについて意見を交わした。会食には、森山裕国対委員長や林幹雄幹事長代理も同席した。

5507名無しさん:2020/10/23(金) 18:08:53
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fea66ae91296e45fed9f2a86748e3e0355434b4
石破氏“ポスト菅”の戦略白紙に 会長不在に他派閥「引っ張りたい人がいる」
10/23(金) 10:34配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任した。この日の派閥会合で、9月の総裁選に敗北した責任を取るとして辞意を表明し、了承された。石破氏に対しては、「負け戦」と分かっていながら出馬したことへの批判や、勢力拡大の展望がないとして、派内から不満が公然と出ていた。石破氏は来秋の次期総裁選に立候補するかどうかを明言しなかったが、影響力や求心力の低下は必至で「ポスト菅」を目指す戦略は白紙となった。

 会合は非公開。出席者によると、石破氏は「2晩寝ずにしたためた」という文書を読み上げ「総裁選を水月会の支援で戦ったが、結果を残せず同志に負担をかけた。責任を取りたい」と説明。次の総裁選に関しては「今、1年後のことを言うのは違う」と述べるにとどめた。

 会合後、石破氏は記者団に「(26日召集の)臨時国会前に表明すべきだと考えた」と述べ、菅義偉政権を支えていく意向も示した。

 石破氏は9月の総裁選に、主要5派閥が相乗りする菅氏の圧倒的優勢が伝えられる中で出馬。菅氏と岸田文雄氏に続く3位に沈んだ。得意の地方票で菅氏の半分も取れず、議員票は石破派と、支持を公言した議員以外に広がりを欠いた。

 総裁選後、派内では、石破氏が講演で紹介する猪瀬直樹氏の著作「昭和16年夏の敗戦」になぞらえ「負けると分かって戦争を仕掛けたかつての日本と同じだ」といった声や、「他派閥に支持を広げる努力が足りない」「安倍前政権をたたいてばかりで党内の反感を買っている」といった批判が噴出。入閣待機組から人事で冷遇されていることへの不満のほか、派閥の集金力低下への懸念も出ていた。

 石破氏は派内の「ガス抜き」のために派閥メンバーとの個別懇談を重ねたが、数人が会長辞任や派の解散、二階派や竹下派との合併を迫ったという。「派内の亀裂をこれ以上拡大させないために、石破氏は会長辞任を選んだ」。派閥関係者は推測する。

 石破派は2015年、石破氏を首相に押し上げたい議員が集まって設立された。会長辞任で「派に遠心力が働くのは必至だ」と同派の一人は言う。一方、他派閥は「引っ張りたい人がいる」(二階派幹部)と会長不在の石破派の動向を虎視眈々(たんたん)と狙っている。 (湯之前八州、郷達也、一ノ宮史成)

5508名無しさん:2020/10/23(金) 18:12:38
https://news.yahoo.co.jp/articles/ede3c0400ca3a01d6ce467b2a9e248e0f08a8dd4
「最大の脅威は安倍前首相の“嫉妬”」発足1カ月、自民党初の“無派閥首相”に早くも「菅おろし」の火!?
10/23(金) 6:01配信

「まだ官房長官を引きずっている」発足1カ月、どこよりも早い《菅義偉政権の通信簿》 から続く

( #1 からつづく)

 菅義偉内閣発足から1カ月が経った。「国民のために働く内閣」というキャッチフレーズを掲げ、矢継ぎ早に政策を打ち出し、発足当初の支持率は大手各紙とも60%以上を記録するロケットスタートを切った菅内閣だが、日本学術会議の会員候補6人の任命を拒否した問題が表面化すると、発足からわずか1カ月で、各紙とも支持率が低下した。安倍晋三前首相の突然の退陣で誕生した菅内閣。この1カ月で見えてきた「本質」とは何なのか。政治ジャーナリストで白?大学名誉教授の後藤謙次氏に聞いた。

◆◆◆

「総論型」の中曽根、安倍、「各論型」の竹下、小泉、菅
 菅総理が目指す「内閣の在り方」はまだ見えづらい部分があるのですが、総理大臣というのは大きく分けて「総論型」と「各論型」に分かれます。「総論型」はまず大きな国家像を描いて、そこに各論を落とし込んでいく。典型的なのは、中曽根康弘元首相で、安倍晋三前首相もそのタイプです。それに対して「各論型」は竹下登元首相のように、「消費税」という国家の根幹にかかわる税制にひたすら取り組み、それを成就させていく、あくまで各論を成就するのに尽力するタイプです。小泉純一郎元首相も郵政民営化の時は一点突破の「各論型」の手法をとりました。菅首相は明らかに後者の「各論型」の総理だと私は思うのですが、政権運営の在り方としては、総論型だった中曽根元首相と同じスタイルを取るのではないかと思います。

 というのも菅首相は自民党史上初の「無派閥」の首相です。党内基盤として、菅グループや二階派がありますが、親分である菅首相のために死んでもいいというほどの結束力を持った支持母体があるわけではありません。中曽根元首相も、自身の派閥の力は弱く、田中(角栄)派の全面協力を得ることで、なんとか総裁選を勝ち抜き、82年に総理大臣になりました。そんな中曽根元首相が党内基盤の脆弱性をカバーするためにとったのは、「国民世論」を味方につけ、自らの指導力を反対勢力に対して発揮することでした。

 菅首相もその手法をとるしかない。携帯料金の値下げや不妊治療の保険適用や、ハンコの廃止など国民に身近な問題に対して、結果を出していくことで、世論の支持を獲得していく。そして、その支持を背景に政権の推進力をつけていく。この方法は政権発足当初うまくいきそうでしたが、日本学術会議の問題で、やや躓いてしまった。「人事の菅」というイメージが前面に出すぎてしまい、世論に対してマイナスに作用してしまったのです。

5509名無しさん:2020/10/23(金) 18:13:39
>>5508

麻生政権の“二の舞”だけは避けたい
 党内で求心力を保っていくためには、首相にとっての「伝家の宝刀」ともいえる衆議院の解散権をいつ行使するかにも注目が集まります。これを菅首相がいかに有効に使えるかがカギになります。

 今年の10月21日で衆議院議員の任期は1年を切りました。しかし、解散は早くやりすぎても準備が整わず大変だし、遅くなりすぎると、2009年の麻生(太郎)政権の時、任期満了まで解散できず、民主党に政権交代を許した悪夢の“二の舞”になるのではないかという不安がよぎります。

 私は、長年見てきた菅首相の性格からいっても、内閣の支持率が高いうちに選挙をやろうという選択はしないと思います。国民に問うべきものが出てきたら、選挙にうってでる。そのためにもなるべく早く、政権の独自カラーを打ち出した政策を一定のパッケージとして国民に示したい、そう考えていると思っています。

菅おろしの火がガソリンが燃え広がるように一気に加速する?
 一時期、永田町では任期満了まで解散しないのでは、という観測も広がっていましたが、今はその観測も揺れてきました。もし解散をするとなると、ポイントは3つの時期となります。来年1月の通常国会の冒頭に解散に打って出るか、3月以降、予算が成立した後、7月までのどこかのタイミングで解散するか、9月の総裁任期満了のギリギリまで待つか……。いずれにせよ、解散権は首相の最大の武器ですから、これをどう使うか(使えるか)によって菅政権の命運が定まることになります。

 そんな菅政権にとって今後最大の“脅威”になるのは、「首相経験者の嫉妬」です。前総理が現総理に抱く複雑な感情の処理を誤ると、党内で「菅おろし」の火が、ガソリンが燃え広がるように一気に加速する可能性があります。それは他ならぬ自民党の歴史が証明していることでもあります。

安倍前首相の「再々登板」を期待する声
 古くは1979年の大平正芳元首相と福田赳夫元首相らによる「40日間抗争」(自民党が分裂状態になるほどの党内抗争で、大平内閣は衆議院を解散し、初の衆参同日選挙に打って出たが、選挙中に心筋梗塞による心不全のため急逝した)がありましたし、中曽根康弘内閣の時には、前任の鈴木善幸元首相らとの対立が鮮明化し、鈴木氏が中曽根首相の総裁再選を阻止するために「二階堂(進)擁立構想」を立てたこともありました。安倍晋三前首相がどう思っているかはわかりませんが、自民党の歴史には必ず「首相経験者の現首相に対する嫉妬」が顔を出すのです。

 特に安倍前首相には早くも党内で「再々登板」を期待する声が出始めています。さらに安倍前首相は、菅政権発足直後の9月18日に読売新聞のインタビューが掲載されたのをはじめに、日経新聞、産経新聞の取材にも応じました。首相を辞めた直後に大手メディアの取材に応じた政治家を私はこれまで知りません。読売新聞のインタビューで特に気になったのは「今後の政治活動は」と問われて、安倍氏が「基本的には球拾いをしていく。首相から求められれば、(外交特使など)様々なお手伝いもしたい」と答えたことです。

 キーワードは「球拾い」です。これは中曽根元首相が、竹下登内閣が発足した時に「外交の球拾いをしたい」と述べたこととリンクします。中曽根元首相は結局「球拾い」では満足せず、再登板に意欲を見せるようになり、時が経つにつれ、「拾った球」を持って、マウンドに上がりそうな勢いを取り戻していきました。結局はその後、リクルート事件が起きて、再登板はかないませんでしたが……。

5510名無しさん:2020/10/23(金) 18:13:54
>>5509

政治家同士の「嫉妬」が自民党の歴史を動かしてきた
 10月17日にその中曽根康弘元首相の合同葬が執り行われました。最後の献花の際に、菅首相は葬儀委員長として、個別の献花を行いましたが、安倍氏や麻生太郎氏、小泉氏ら、首相経験者は一斉に名前を呼ばれ、いっぺんに献花を行いました。元首相同士肩がぶつかりそうになっていた一方、菅首相は何十人ものSPに囲まれて、会場を後にしました。

 こうした現職と元首相の待遇の違いは、首相経験者たちにとっては耐え難い光景だったと私は思いますし、この推測はあまり大きく外れてもいないだろうという確信もあります。

 一見些細に見えることが政治家同士の嫉妬を生み、「菅おろし」の静かな火種になりうるのです。それは自民党の歴史が証明していることでもあり、これからずっと一貫して、菅政権に「深層海流」のように、静かだけれど非常に強い流れとなって続いていくのです。

予算委員会は午前9時から17時まで生放送で出演しているMCのようなもの
 いずれにせよ、菅内閣の政治手腕についてはまだまだ未知数で、採点不能なところがたくさんあります。ただ、26日から開かれる臨時国会は、首相の最初の試金石になるでしょう。国会の予算委員会では、質問が丁々発止でとんできます。そこでは、答弁能力から知識量、政策理解度、果ては政治家・菅義偉の人間性まで、すべてが試される。テレビ番組でいえば、午前9時から17時まで生放送で出演しているMCのような存在に首相はなります。そこでどれだけしっかりした受け答えができるかが、菅政権を測る本当の意味での物差しになると思います。

後藤 謙次/Webオリジナル(特集班)

5511名無しさん:2020/10/23(金) 18:15:25
https://news.yahoo.co.jp/articles/d44c75b843a1e64fd7a16ee7448df948dfa9bc7e
不評の「大宏池会構想」修正? 岸田氏、同志づくりへ議連
10/23(金) 11:49配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、来秋の総裁選を見据え、来週にも派閥横断型の勉強会や議員連盟を相次いで立ち上げる意向を表明した。今月初めに自らぶち上げたものの、党内から冷ややかな目を向けられている「大宏池会構想」を事実上、軌道修正する意図も透ける。

 岸田氏はこの日、自身が率いる岸田派の会合で「政策を通じてさまざまな国会議員と連携、協力していく。こうした輪をつくっていく取り組みが大変重要だ」と強調。9月の総裁選で訴えた「出産費用の実質負担ゼロ」を含む三つをテーマに、自ら代表や共同代表などに就く考えを披露。他派閥の議員にも参加を呼び掛け、総裁選をにらんだ「同志づくり」(岸田氏周辺)にする狙いがある。

 ただ、岸田氏が掲げた同じ流れをくむ麻生派や谷垣グループと再結集する大宏池会構想を巡っては、「唐突すぎる」(麻生派幹部)などの戸惑いが広がっていた。

 今回の岸田氏の動きについて、党内からは「構想が不評だから、全方位の緩やかな連携にかじを切ったということだろう」(党関係者)との見方が出ている。 (河合仁志)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c7331e6f47f89f115252fd82154c180f3061d429
自民・岸田氏、コロナや再エネの勉強会設立へ
10/22(木) 17:06配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は22日、岸田派(宏池会)の会合で、来週にも三つの勉強会を立ち上げる考えを示した。

 野田聖子幹事長代行と共同で立ち上げる出産育児一時金の拡充に向けた勉強会のほか、各国の新型コロナウイルス対策や再生可能エネルギーをテーマにした会合を設立する。

 岸田氏は次期総裁選への出馬を目指しており、勉強会は国会議員票の獲得に向けた活動の一環。岸田氏は「政策を通じてさまざまな国会議員と連携し、輪を作っていく。これから宏池会の活動を広げていくためにも大変重要な取り組みだ」と語った。

5512名無しさん:2020/10/23(金) 18:18:54
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5cd225359204728bb195cfc1cbd1fadc87cae41
すでに水月会議員へのヘッドハンティングも…石破氏の派閥会長辞任で、自民党内の覇権争い激化も?
10/23(金) 13:10配信

 「過去4回総裁選挙に立候補した。直近の2回は水月会の皆様方を中心として、支援して下さる皆さん方とともに戦った。しかし結果は出せなかった。それぞれの同志の皆さん方に、支持して下さった皆さん方に多くのご負担をかけてしまった。その責任を取るということが、私の取るべき道だと考えた次第だ」。

 世論調査では「次期総理にふさわしい人物」として名前が度々挙がり、自民党内でも存在感を示してきた石破茂元幹事長が、自身の派閥である「水月会」(石破派)の会長を辞任した。

 石破氏を5年以上取材してきたテレビ朝日政治部の村上祐子記者は「一言で申し上げると、思ったよりも早く電池が切れてしまったという感じだ。説明の通り、“ここまで付いて来てくれた他の仲間に対して申し訳ない。責任を取りたい”という形で派閥の長を辞したということだ」と話す。

 「今回で4回目の挑戦だったし、“勝てなさそうだから出ない方がいい”という声を押し切って出馬した経緯があった上での完敗だった。“2位も3位も負けは負けだ”という声もあるが、ここまで負けるとは思っていなかったので、本人のショックは大きく、“疲れてしまった”“もう出馬しない”というくらいの温度感だった。それでも知名度は高いし、“せめて次の総裁選までは頑張ってくれ”と応援する人たちもいた。そういう中で、最終的にはご自身で“一旦お休みする”という判断をした。本人は明言していないが、次の総裁選には出ない意向を固めている。とはいえ、周辺には“今は死んだふりをする”と言っている。世の中に求められる時が来たら、再び総裁選に立候補しようという思いはあるということだ。実際、今回でヒットポイントがゼロになり、ゲームオーバーというわけではない」。

 また、先月の総裁選で競り合った岸田前政調会長は「突然のことでびっくりしているが、総裁選候補としても派閥会長としても、その豊かな経験、見識をしっかりと示してこられたと思っている」、野党・立憲民主党の福山幹事長は「驚いたが、石破さんらしい責任の取り方だというふうに思う」と受け止めを語った。

 これまで“党内野党”的な立場を取ってきた石破氏に対しては、離党すべきではないかとの意見もある。

 村上記者は「過去に自民党を出て行った経験があり、“裏切り者だ”と批判されたトラウマがある。おそらく離党という考えまではないと思う。逆に、党内には“権力が肥大し、同じ意見しか言えなくなってしまうのは良くない、自民党の中できちんと批判ができる石破さんのような存在が必要だ”という声もある。ずっと党内野党でい続けるのか、それとも総理になれるかどうかというのは石破さん次第、世の中次第というところだろう。野党からはラブコールも聞こえてくるが、本人としては党を出て行くつもりはないようだ。総裁選に立候補するには20人の推薦が必要なので、水月会だけでは推薦人を集められない状態。政界を引退される方もいるし、選挙が弱い方もいる。本人としては“派閥に留まり、政策集団として理念を引き継ぐ”と言っていて、所属議員を増やしたいと思っているのだろう」。

5513名無しさん:2020/10/23(金) 18:19:27
>>5512

 5年前に党内8番目の派閥として発足した“ベンチャー派閥”だった石破派・水月会。「石破氏を総理大臣にするために集まった集団」として衆参19人の議員が所属。安倍政権では山下貴司議員が、菅政権では田村憲久議員が入閣を果たしてもいる。

 突然の辞任表明に、山下議員は「今日の今日聞いたばかり。こういう形で突然聞かされるというのは、納得がいかないという発言もあった。“2日寝ないで今朝5時まで考えての決断”ということだが、誠に残念。派閥内では受け入れがたいとの声もあった」とコメント。今後も会派は存続するというが、関係者の中には「次どうするって、もう崩壊だろう」と話す人いるという。

 村上記者は「5年前に発足し、石破さんを総理にしようという夢を抱き、強い結束力で結成された派閥。周りにいるのは能力の高い方々ばかりだが、干されると分かっていても石破さんの味方をずっとし続けた人たちだ。変わっていると言えば変わっているし、優しいと言えば優しい。だから、石破さんが“責任を取る”と言えば、“そうか”となる。優しく“もう少しやってよ”と慰留する声もあったようだが、“会長の決断だから会長の好きにして下さい”という空気感だ」と説明。

 今後の見通しについては「水月会や理念は残していきたいというのが現時点の方針だが、誰が石破さんの後を継ぐのかは未定だ。カップルで言えば“永すぎた春”のような感じで、いつまで経っても総理になれない、スターになれないということで、“潮時かな”という寂しい雰囲気もある。担当記者としては、ずっと続けて欲しいなという思いはあるが、すでに水面下では他派閥からのヘッドハンティングも始まっているので、いずれ形骸化し、バラバラになってしまう恐れはある」と話した。

 さらに「早くも他の派閥の中での足の引っ張り合いが始まっている。今回の総裁選で菅さんを応援していた人たちは“反石破”で一致団結していた。その仮想敵がいなくなってしまったことで、必ずしも菅さんを推さなくてはならないわけではなくなった。各派閥から“俺が出てもいいだろう”という人たちが出てきて、さながら戦国時代のような形になるのではないか。やはり永田町はドロドロしているし、正しいことを言っているだけでは支持は得られない。人を集めるには、時としてずるい動き方もしていかなければならない。だから“正しいことを言い続ければいずれ仲間は集まるだろう”というまっすぐな石破さんはなかなかそぐわない部分がある。それでも知名度のある方なので、発信を続けていけば、今後も支持の集まる可能性はあると思う」との見方を示した。

 23日21時からの『ABEMA Prime』には、渦中の石破氏が生出演、今の胸中や今後の展望を語る予定だ。(ABEMA/『ABEMA Prime』より)

5514名無しさん:2020/10/23(金) 18:23:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/e86688c18867691c8766c2f0a057312214ebf7de
辞任の石破氏は政界全体に視野 菅政権のトゲに
10/23(金) 11:20配信

自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を電撃辞任した。この日、行われた派閥の会合で辞意を表明し、9月の党総裁選で惨敗したことを理由に「責任は私にある」と語った。後任には派閥事務総長の鴨下一郎元環境相を推す方向で調整が進んでいる。26日に召集される臨時国会を目前にした石破氏の辞任を巡り、政界に波紋が広がっている。

   ◇   ◇   ◇

政治ジャーナリスト角谷浩一氏 石破氏の会長辞任について、石破派の議員は「急な発表で驚いた」と話していた。それほどの動きだった。自民党総裁選で敗れたとはいえ、石破氏が示す国家ビジョンは明確だ。今、何をしなければいけないかを分かっている政治家で、当然、自民党内より、政界全体に視野を向けているのは確かだ。先のことについて分からないとしているのも、いろいろな可能性があるということではないか。もちろん1人で行動するのは、現実的ではない。今後政局が起きたり衆院選が迫る中、どんな行動を取るのか。菅政権にとっても1つのトゲになりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/eb90abaa13a2de6aea24e4155221fdb82606c0a1
石破茂氏が派閥会長辞任 来秋5度目の自民総裁選出馬厳しく…政治アナリスト伊藤惇夫氏解説
10/23(金) 6:00配信

 自民党の石破茂元幹事長(63)は22日、自身が率いる石破派(水月会、19人)の会合で、会長を辞任することを表明した。記者団に対し、9月の党総裁選で菅義偉首相に惨敗したことを挙げ「多くの方々の期待に応えられなかった。責任を取る」と説明。派閥は維持する意向を示したが、次期総裁選出馬は厳しいとの見方が強まっている。政治アナリスト・伊藤惇夫氏が背景と今後を解き明かす。

 * * * * *

石破氏は、限界を感じたのではないか。先日の総裁選は最下位。地方に強いといわれていたのに、地方票でも菅氏が上回った。派閥の人数もずっと増えない。今の自民党は総主流派体制で「執行部に逆らい続ける反主流派の石破氏には近寄らない方がいい」という感じになっている。石破氏は、派閥のメンバーが党内で冷遇されているのではと心配していた。「石破」という名前のくびきから、解き放してあげようという思いもあったのではないか。

 石破派は今後、メンバーが無派閥になったり、他の派閥に行き、ばらけていくだろう。維持するのは資金的にも大変で、後継者の名前が直ちに浮かんでくるような派閥ではない。石破氏の次期総裁選出馬も厳しく、推薦人20人を集めるのすら難しい状況になるだろう。

 また、石破氏は前原(誠司元外相、国民民主党)氏と仲がいい。ずいぶん昔だが「一度、前原氏と一緒に政権をつくってみたい」と言っていた。野党に流れるというよりは、前原氏と何らかの形で手を組むことはあるかもしれない。(談)

報知新聞社

5515名無しさん:2020/10/23(金) 18:23:11
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4b9ad26aca3138fcba7bc3471e0bf78432a66b3
石破氏、総裁選惨敗でけじめ 派内に不満、助言受け入れ 主流派志向に転換・自民
10/23(金) 7:08配信

 自民党の石破茂元幹事長が石破派会長を辞任した。

 先の党総裁選惨敗に不満を強める同派幹部らから、いったん身を引くべきだと諭され、けじめをつけざるを得ないと判断した。今後はこれまでの「党内野党」の立ち位置から、菅政権を支える「主流派」への転換を模索する。ただ、再び総裁候補として「復活」できるかは見通せない。

 「会長を辞したい」。22日昼の派閥臨時総会。石破氏は手元の紙に書かれた文章に目を落とし、自身の決断について淡々と説明した。周辺によると当日の朝5時まで文案を練っていたという。出席者からは「石破氏あっての水月会(石破派)だ」と翻意を求める声も上がったが、石破氏は首を縦に振らなかった。

 総裁選では早くから菅義偉首相優位の流れがつくられ、石破派幹部には出馬見送り論が強かった。しかし、石破氏は「自分が自分でなくなる」と押し切った。結果的に期待していた地方票でも首相に水をあけられ、派内では石破氏への不満が渦巻いた。

 次期総裁選への展望も開けず、変わらず党内で政権批判をして「冷や飯食い」を続けることへの派内の不安は少なくない。「いったん引いてロングスパンで考えた方がいい」。総裁選後、石破氏が同派メンバーから個別に意見を聴取すると、こうした声が上がり、石破氏も耳を傾けざるを得なかった。これを受け、26日召集の臨時国会前に判断すると決めた。

 22日の臨時総会では「菅政権を全力で支える」と政権批判の封印を宣言。TBSのラジオ番組では次期総裁選出馬を目指すかを問われ「菅政権が9月にできたばかりだ。そんなときに私はやりますというのは非常識だ」と言葉を濁した。

 石破派幹部の一人は「このまま続けていたら終わっていた」と語り、石破氏の判断を評価する。今回の決断はあくまで冷却期間であって、総裁選出馬の芽はなお残っているとみている。

 ただ、石破派は石破氏が立ち上げた新興派閥。派内では「本人が会長を退けば、離脱者が出ない方が不自然だ」(関係者)との声も上がる。石破氏の求心力が低下し、派閥維持が困難になる可能性も捨てきれない。

 石破氏の動きは他の総裁候補にも微妙な影響を与えそうだ。再挑戦を目指す岸田文雄前政調会長は記者団に「私自身は次の機会を考えながら努力を続けたい」と言葉少なに語った。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d7798c142e58493a4ae6573291810eac80a99718
「news23」星浩氏、石破茂氏の派閥会長辞任に「菅政権が急失速でもしない限り石破総裁はなくなった」
10/23(金) 5:56配信

 22日放送のTBS系「news23」(月〜木曜・後11時、金曜・後11時半)で、自民党の石破茂元幹事長が自身が率いる石破派(水月会、19人)の会長を辞任したことを報じた。

 石破氏は、22日に行われた石破派の臨時総会で派閥会長を辞任すると表明し、了承された。石破氏は辞任の理由について9月の総裁選で菅義偉首相、岸田文雄前政調会長に敗れた責任を挙げた。「結果は出せなかった。同志の皆さん方にそして、支持してくださった皆さん方に多くの負担をかけた。その責任を取るのが、私の選ぶべき道だ」と語った。

 スタジオでアンカーの星浩氏は、辞任について「派閥は総裁選挙の実動部隊ですから、そのトップが会長をやらないというのは総裁になるのはあきらめたと見られてもしょうがないと思います」と指摘した。

 さらに「菅政権が急失速でもしない限り石破総裁はなくなったとみていいです」とコメントしていた。

報知新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb418ecbb3ad020ccf998cb8326810eb825d66aa
石破氏、派閥会長辞任へ 総裁選敗北で引責
10/23(金) 3:55配信

自民党の石破元幹事長が、先月の自民党総裁選挙で敗北した責任を取り、自らが率いる派閥の会長を辞任する意向を表明しました。

石破氏は菅政権を支える意向を示しつつ、次の総裁選への立候補については明言を避けました。引き続き派閥にとどまる考えで、後任の会長は今後、派閥の議員が議論して決めるということです。

5516名無しさん:2020/10/23(金) 19:07:16
https://www.asahi.com/articles/ASN2831J1N27UTFK00D.html
竹下派抜き「きな臭い」 参院麻生派の勉強会が延期に
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鬼原民幸
2020年2月8日 9時36分

 参院自民党での存在感を高めようとした麻生派(参院で13人)の議員が、竹下派(同21人)外しをねらう勉強会を呼びかけていたことが分かった。参院自民を主導してきた細田派(同36人)、竹下派、岸田派(同13人)による「3派連合」の一角崩しとみた議員らが、これに反発。勉強会は延期に追い込まれた。

 参院の麻生派幹部は最近、勉強会「参院賢人会」を設立したい意向を細田、岸田両派の幹部に伝えた。「これからの参院を考える」をテーマに、細田派の世耕弘成参院幹事長や岸田派の林芳正元文部科学相らベテランを加え、10日に初会合を開く方向で調整していた。

 ところが、参院自民で幹部人事などを決めてきた3派連合のうち、呼びかけがなかった竹下派内で「露骨な3派連合への反旗」(幹部)との反発が表面化。麻生派幹部は急きょ、竹下派の関口昌一参院議員会長をメンバーに加えて火消しに走ったが、「こんなきな臭い会がうまくいくはずがない」(岸田派幹部)と不信感が広がった。

 関係者によると、混乱の拡大を嫌った世耕、林両氏も消極姿勢を示し会の延期が決定。「事実上の中止」(同)との声も漏れる。

 昨夏の参院選で参院の岸田派は…

https://facta.co.jp/article/202004032.html
2020年4月号 POLITICS

参院自民党が揺れている。2月に起きた「賢人会事件」がきっかけだ。麻生派のベテラン、武見敬三が岸田派の林芳正に声をかけて勉強会を企画した。「参院として存在感を発揮する」と意気込み「参院賢人会」と名付けた。橋本聖子、鶴保庸介ら武見と議員歴が近い議員が名を連ね、初会合の時期まで決まっていた。これに待ったをかけたのが元参院議員会長、竹下派の青木幹雄である。特に気に入らなかったのは、衆院への鞍替えをもくろむ林が勉強会の会長を務めること。「参院愛」の強い青木には承服しかねた。青木の部下で同じ竹下派の参院幹事長代理、石井準一(62)がさらに乗じた。賢人会のメンバーに竹下派が入っていないとみるや、派閥間抗争の舞台に仕立てた。勉強会は武見個人ではなく、麻生派の大家敏志らによる組織的画策と断定。竹下派総会では「麻生派が仕掛け、竹下派主導の参院を変えたい細田・ ………

5517名無しさん:2020/10/23(金) 19:33:23
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20190903/k00/00m/010/246000c
麻生派、合流組に手厚く 求心力維持に腐心 自派参院議長の次は…
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月3日 19時27分(最終更新 9月3日 21時54分)

https://mainichi.jp/articles/20190904/ddm/005/010/070000c
麻生派 結束に腐心 内閣改造、合流組を後押し
会員限定有料記事 毎日新聞2019年9月4日 東京朝刊

 麻生太郎副総理兼財務相率いる自民党麻生派(54人)は3日、横浜市内のホテルで研修会を開き、11日の内閣改造・党役員人事に向けた結束を確認した。旧山東派など三つの派閥・グループとの合流から2年余り。麻生氏は今回の人事で、合流組を積極的に後押しすることで、求心力を維持する戦略をとる。

 「内閣や党のさまざまな立場で、みんな活躍している。今後も責任ある立場で安倍政権を支え、日本の更なる発展に貢献してほしい」。麻生氏は研修会での講演で、派閥所属議員に呼びかけた。

 麻生派は2017年、山東昭子参院議長(議長就任に伴い派閥離脱中)率いる山東派と甘利明選対委員長らのグループ、佐藤勉元総務相らのグループと合流。党内で細田派に次ぐ第2派閥に躍進し、現在は河野太郎外相ら各派閥で最多の5閣僚を出す。

https://www.yomiuri.co.jp/politics/20200104-OYT1T50191/
参院自民 麻生派が存在感…3派連合と交流 主要ポスト狙う
2020/01/05 05:00
[読者会員限定]

https://mainichi.jp/articles/20160722/k00/00m/010/048000c
参院自民
会長に橋本聖子氏…主要3派閥が支持一致
会員限定有料記事 毎日新聞2016年7月21日 20時41分(最終更新 7月26日 12時12分)

 参院自民党の溝手顕正会長の後任に橋本聖子元副外相(51)=細田派=が選ばれる見通しとなった。参院最大派閥の細田派と、額賀、岸田両派の主要3派が21日、橋本氏の支持で一致した。また、次期参院議長には伊達忠一参院幹事長(77)=同=を充てることで調整している。

 細田派の世耕弘成官房副長官が21日、第2派閥の額賀派、第3派閥の岸田派の幹部とそれぞれ会談して橋本氏の選出に協力を求め、同意を得た。参院幹事長は吉田博美国対委員長=額…

5518名無しさん:2020/10/23(金) 19:35:12
https://mainichi.jp/articles/20200216/k00/00m/010/097000c
うごめく「ポスト安倍」、4氏の課題 自民総裁任期満了まで1年半
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月16日 19時45分(最終更新 2月17日 01時20分)

 安倍晋三首相(65)の自民党総裁任期満了の2021年9月末まで1年半あまり。自民党内で「ポスト安倍」に向けたうごめきが表面化してきた。「次期総裁」を目指す4人の動きを追った。

 「有意義だったよ」。自民党の岸田文雄政調会長(62)は13日夜、自身が率いる岸田派(46人)の名誉会長・古賀誠元党幹事長と東京都内の日本料理店で会食した後、待ち受けた報道陣に笑顔を見せた。

 安倍首相の「意中の人」とされる岸田氏。懸案の一つは、「後ろ盾」のはずの古賀氏が昨春以降、「ポスト安倍」に菅義偉官房長官(71)を推す発言を繰り返していたことだった。だが、古賀氏は今年1月、岸田氏支援を表明した。13日夜の会食の同席者は、昨年12月に死去した望月義夫事務総長の後任の根本匠前厚生労働相。根本氏の事務総長就任を機に3人で会食した形だ。ひれ酒を酌み交わしながら、ポスト安倍に向けて「腹合わせ」を図った。

 岸田氏の基本戦略はまず、首相との関係を良好に保ちつつ、首相の出身派閥で党内最大の細田派(97人)の支持を取り付けることだ。それと共に、麻生太郎副総理兼財務相が率いる麻生派(54人)にも支持を広げ、岸田派との「3派連合」で総裁選に臨む。計197人に漏れがなければ、党所属国会議員397人のほぼ半数にのぼる。

 その前提は岸田派の結束で、それには古賀氏との一体感醸成は必要条件だっただけに、派内にも安堵(あんど)感が広がった。

 ただ、岸田氏自身の課題は残る。今年のテーマは「発信と露出」(岸田氏側近)。発信力強化と知名度アップを図るが、党内他派からは「世の中に刺さることをアピールするでもなく、何をしたいのか分からない」との声が根強い。古賀氏も支援表明の際に「何のために総理を目指すかさえ発信してくれれば」と注文を付けた。

 岸田氏は課題克服に向け「政権構想」を打ち出し始めている。「分断から協調へ」「中間層への分配」などをキーワードに、今春にも自身の政策などをまとめた本も出版し、「要請」に応えていく考えだ。具体性やインパクトをどこまで打ち出せるかが焦点となる。【飼手勇介】

 「不適切と思われる点を素直に丁寧に謝れば、ここまで批判は拡大しなかったのではないか」。石破茂元幹事長(63)は7日発売の月刊誌上で「桜を見る会」を巡る首相の対応に苦言を呈した。「安倍1強」の党内では、主流派を中心に「後ろから弾を撃つ」行為だとにらまれ、党内での孤立感は強い。しかし首相の対極にいることによる期待感は、長期政権への飽きや不満を抱く自民党支持層を中心に膨らんでいる。

 1月の毎日新聞の全国世論調査では、「次の首相」にふさわしい人は石破氏が19%でトップ。石破派(19人)の中堅は「次期衆院選では『石破氏と一緒に自民党を立て直す』と言えば大丈夫だ」と強調する。

 ただ、ここに来て足元が揺らいでいる。次期衆院選に向け、石破派所属の後藤田正純・元副内閣相の地盤の衆院徳島1区から、同じく石破派の福山守・元環境政務官(比例四国ブロ…

https://mainichi.jp/articles/20200217/ddm/003/010/144000c
「ポスト安倍」うごめく
会員限定有料記事 毎日新聞2020年2月17日 東京朝刊

 安倍晋三首相(65)の自民党総裁任期満了の2021年9月末まで1年半あまり。自民党内で「ポスト安倍」に向けたうごめきが表面化してきた。「次期総裁」を目指す4人の動きを追った。

 「有意義だったよ」。自民党の岸田文雄政調会長(62)は13日夜、自身が率いる岸田派(46人)の名誉会長・古賀誠元党幹事長と東京都内の日本料理店で会食した後、待ち受けた報道陣に笑顔を見せた。

 安倍首相の「意中の人」とされる岸田氏。懸案の一つは、「後ろ盾」のはずの古賀氏が昨春以降、「ポスト安倍」に菅義偉官房長官(71)を推す発言を繰り返していたことだった。だが、古賀氏は今年1月、岸田氏支援を表明した。13日夜の会食の同席者は、昨年12月に死去した望月義夫事務総長の後任の根本匠前厚生労働相。根本氏の事務総長就任を機に3人で会食した形だ。ひれ酒を酌み交わしながら、ポスト安倍に向けて「腹合わ…

5519名無しさん:2020/10/23(金) 21:15:05
https://www.sankei.com/premium/news/150824/prm1508240006-n1.html
2015.9.4 11:45
【夜の政論】
脇雅史・前自民党参院幹事長が檄白 「参院自民党は死んだ!」 

 自民党の迷走が目立った参院の「一票の格差」是正をめぐる選挙制度改革。自民党会派を離脱して改正公職選挙法に反対した脇雅史前参院幹事長は、終始自己保身が目立った古巣を「参院自民党は死んだ」と痛烈に批判。最高裁判決を軽く見る参院執行部を「法の支配でなく『阿呆の支配』」とも皮肉る。参院自民党が3大派閥の重鎮に支配される構図など、来年の政界引退を控えた立場ならではの激辛トークを炸裂(さくれつ)させた。

 「せっかくだからおいしいものを食べようよ」という吹っ切れたような誘いに乗り、待ち合わせたのは東京・赤坂の「神戸牛懐石511」。「511」は、最高級のA5級牛肉のうち、さらに12段階に分かれるカテゴリーの上から2番目・「11」ランクの牛肉を使う意味という。

 料理は総料理長自ら競り落とした牛を使い、旬の野菜とアレンジさせる本格派。脇さんは党参院国対委員長時代、店に同僚議員を招き、衆参勢力の異なる「ねじれ国会」の戦術を練っていたという。

 早速前菜の「神戸牛と無花果(いちじく)のごまかけ」が登場した。軽くあぶった牛肉を、果実感たっぷりの蒸した無花果とあえてある。夏を感じるさっぱりした食感が楽しい。

 平成24年の最高裁大法廷判決では、22年参院選を「違憲状態」と断じ、立法府に対し、現行の都道府県単位の選挙区にこだわらない抜本改革を求めた。脇さんはこれを受け、各党による参院選挙制度協議会の座長として、最終的に10選挙区を5合区する改革案をまとめたが、身内であるはずの溝手顕正自民党参院議員会長が受け入れを拒否。脇さんは座長どころか参院幹事長職までも更迭された。

 脇さんが、やけにニコニコ顔で語り出す。

 「周囲からは『そんなに突っ張らないでもいいじゃないか』とも言われましたが、自分の信条に照らして変なら変だと言うしかない。今思えば、溝手さんは最初から抜本改革をする気がなかったのですよ。野党が受け入れない合区抜きの『6増6減』案を掲げ、ひたすら時間切れを狙い逃げ切ろうとしました。溝手さんは最終的に、維新の党など野党4党がまとめた隣接4選挙区2合区を含む「10増10減案」を丸のみしましたが、自民党自らが議論に耐えうる案を検討した形跡はありません。無責任の極みですよ」

5520名無しさん:2020/10/23(金) 21:15:30
>>5519

 合区には、自民党内から「地方の声が届かなくなる」と反発もおきた。

 「私も都道府県単位の選挙区は大事だと思っていますよ。でも最高裁が明確に違憲判決を出し、抜本改革を求めたのなら、立法府は有無をいわず改革しなければならないのですよ。憲法は三権分立を規定し、国会議員は憲法順守義務があるのですから。立法府が『最高裁は間違っている』と言うのなら『小島よしお』になってしまう」

 お笑い芸人の小島よしおの十八番(おはこ)は「そんなの関係ねえ」だ。

 「自民党は安全保障関連法案に関し、集団的自衛権を容認する根拠として、昭和34年の最高裁判決(砂川事件判決)をあげている。安保法制では最高裁判決を重視し、参院の選挙制度では軽視する。そんな理屈が通りますか。平成24年に成立した改正公選法の付則には『3年以内に参院の選挙制度を抜本改革する』とも書いてあります。同法を作った当事者の自民党が、守らないなんて…」

 ただ今回、自民党は最終的に、2合区を含む「10増10減」案を成立させた。最低限ですが最高裁の求めに応えたのでは。

 「新しい制度には『合理性』が必要なんです。私の座長案は、日本の総人口を改選定数で割った『標準数』を基準に、各選挙区の人口が標準数の2分の1を下回ったら合区と定義しました。しかし、今回の「10増10減」案をみると、人口約78万人の徳島県は合区となりましたが、約80万人の福井県は単一選挙区が許されました。そこに明確な合理性はない。最高裁でこんな理屈が通るかね」

 脇さんは、今回の「10増10減」案について、別の問題点も指摘する。

 「今回の改正公選法の付則には、31年の次々回参院選までに『選挙制度の抜本的見直しについて引き続き検討し、必ず結論を得る』と明記されました。これは罪が重い。事実上、今回は抜本改革でないと認めたんですよ。前回の改正公選法でも同じ文言が入っていた。しかも『必ず』と書くなんて…。道路交通法に『必ず速度制限を守ること』なんて書きますか。法律はそれだけで『必ず』なんですよ。自分たちがいかに法律を無視しているかが透けてみえます」

 食卓に、鱧(はも)の真丈蒸しを泳がせた吸い物が登場した。丁寧にダシを取った上品なすまし汁が、口元に小休止を与える。

5521名無しさん:2020/10/23(金) 21:16:08
>>5520

 脇さんが最も批判するのは、溝手さんが公の場で「(新制度を)できるだけ仲間が生き延びるようにするのも私の責任と思った」と言及したことだという。

 「胴元がこれを言っちゃ終わり。執行部は本来、定数削減となる対象者に『甘えるな』と突き放すべきであり、最高裁の要請をねじ曲げても『俺たちが助ける』と言うなんて本末転倒です。民間企業なら、自分が入社した企業が倒産することもあるでしょう。参院議員だって、選挙制度改革をめぐり厳しい判決が続出しているのは、出馬前から分かっているはずです」

 「溝手さんは参院自民党の議員総会で、制度改革をめぐる私の質問に『自民党にとっていい案は何かを考えている』と答えました。自分たちに都合のいい制度にしようなんていう精神が、そもそも病んでいるんですよ。安倍晋三首相は安保法案の審議で、憲法学者より最高裁判決を尊重する趣旨で『法の支配』の重要性を説きましたが、参院の選挙制度改革は関係ないんでしょうか。まるで『阿呆の支配』ですよ」

 参院自民党で、脇さん以外に執行部をいさめる議員はいなかったのですか。

 「個々の議員は結局黙るんですよ。『都道府県単位を残し、地方の声を重視しろ』という抗弁も、自分や仲間の保身が核心にあることを明け透けに聞きます。だから、この人たちと一緒に仕事をする気持ちは消えました。向こうは追い出したつもりかもしれないけど、私は参院自民党を見放したのですよ」

 脇さんは、今の自民党が野党転落時代の苦難を忘れていると警鐘も鳴らす。

 「来年夏の参院選では1人区が勝敗を分けますが、優劣は一瞬でひっくりかえります。合区を極力減らし、自民党に都合のいい選挙制度を作ったように自負しているでしょうが、野党から『保身優先のご都合主義』との批判を浴びれば、自民党全体の敗北につながるということが分からないのですかね。特に新人議員は下野した苦しみが分からないからおごっているのではないでしょうか」

5522名無しさん:2020/10/23(金) 21:16:23
>>5521

 メーンの「神戸牛窯焼きステーキ」が登場した。店自慢のサーロインを、特製のレンガ窯で炭火焼きした逸品だ。とろけるような舌触りが素晴らしい。

 脇さんの自民党批判は筋が通っている。でも、脇さんも昨年までは参院自民党の幹部でしたよね。自民党に愛着はないんですか。

 「政党で一番まっとうなのが自民党だと思っていましたが、最近はまっとうでない判断が多い。私も自民党員としてまっとうな方向に導くのが務めだとは思う。だからこそ、私は参院の自民党会派を離れたんです。目を覚ませ、自民党!と。見過ごせない事態に黙っている方が不誠実ですよ。逆に私が間違っているのなら、自民党はワガママな私を除名すべきです。自ら作った法律を破り、最高裁の判断に従わなくてもいいとの判断を優先させて」

 愚問かもしれませんが、脇さんにとって「自民党」とは一体なんですか。

 「自民党とは、特定のイデオロギーじゃないんですよ。国家国民のために何が必要か、国民政党として考えるのが自民党。だから、国会の80%は自民党議員でいいとすら思う。日本人の6〜7割は、国家国民にとって大切なことは何か、ほぼ同じ意見だと思いますよ。それを代表する政党であるべきだ。色々な価値観の相違は、党内の派閥が抗争して『疑似政権交代』をして乗り越えればいい。だからこそ党内で、微妙な問題でも自由に発言できる環境が必要なのです」

 脇さんが、〆の島原手延べうどんをすすりながら続ける。

 「自民党の強みは、党内でみんなが自由に価値観を戦わせ、その中で説得力のある意見が残って政策が練り上がる。この過程に国民が信頼感を寄せるのです。私は今回モノをいい、結局認められず、出ていくことになった。政策は党が決めるが、議員個人の考えは『政見』として尊重すべき。『ガス抜き』のように批判を扱うのでなく、もっと幅広い声を集めて意見集約に力を注ぐべきでなかったのか。その意味でいえば、ろくに政策論を戦わせられず、自身の生死ばかりこだわる小さな議員が増えましたね。いくら選挙制度をいじっても、政党が骨太の候補者を供給できないようなら政治は先細ります」

 ここまで一気に話し終えた後、脇さんは「ただね…」と赤ワインのグラスを転がしながら語り出した。

 「ある意味、私の未熟なところかもしませんね」

 脇さんが少し遠くを見つめる。

 「政治家人生を振り返っても、実は多数を集めて突っ込んでいくという手法はあまり取っていないんです。その代わり、論理的、法的、慣習的に守るべきものはこれだと確信が持てたときは突っ走る。だからこそ、国対委員長として少数野党も大切にしてきたつもりです。数が多いから正しいとは限らないでしょ」

 最近は、脇さんのような骨のある政治家が減りましたね。

 「全体的に政治家の質が落ちていると思う。それに釣られて官僚の質も落ちる。自分より国家国民のためになればいいというのが政治家じゃないかね。今は逆に自分の身だけを考えて黙っている。だから参院自民党は死んだのだ」

5523名無しさん:2020/10/23(金) 21:16:33
>>5522

 脇さんは最後に、長年参院自民党を牛耳ってきた「3派連合」の弊害を語り出した。3派とは、最大派閥の参院細田派、脇さんも所属した同額賀派、第3派閥の同岸田派のことだ。

 「『AMK』って知っていますか。Aは額賀派(平成研究会)の青木幹雄元参院議員会長、Mは細田派(清和政策研究会)会長だった森喜朗元首相、Kは岸田派(宏池会)名誉会長の古賀誠元幹事長です。参院には、この3人を後ろ盾に3派の言うことを聞いていればいいという風潮が根強い。AMKも、いまだに色々な情報が集まるので面白く、現役に口出しを止めません。この悪循環は断ち切った方がいいよ。現役も、ご意見お伺いはもう止めた方がいい」

 脇さんは2次会として、いきつけの四谷のカラオケスナックにも案内してくれた。カウンター1つとママさん1人の店で、脇さんは今井美樹を3曲も熱唱。その背中を見ていたら、ふと小泉純一郎元首相が、「小泉チルドレン」に語った言葉を思い出した。

 「政治家は常に使い捨てにされることを覚悟しないといけない。甘えるな。使い捨てが嫌なら国会議員にならない方がいい」

 脇さんの生き方は、永田町の論理からいえば不器用な部類だろう。だが、自己保身ばかりの政党には、手痛いしっぺ返しが待っているはずだ。脇さんは正しかったのか。答えは来年夏の参院選で明らかになる。

 ◇

 【神戸牛懐石511】東京都港区赤坂4の3の28。ディアプラザ赤坂B1F。電話03・6685・0511。営業時間はランチが午前11時半から午後2時半まで。ディナーは午後6時から午後11時まで。日祝日休。

5524名無しさん:2020/10/23(金) 21:19:58
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21251/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(1)
週刊実話2019年12月31日 15:00

「必ずや私の手で憲法改正を成し遂げていきたい」

 臨時国会最終日の12月9日、官邸での記者会見で安倍首相は改めて改憲実現に語気を強めた。

 自民党総裁任期が残り2年を切った安倍首相が、何としても実現させたいと思っているのは改憲実現であるのは間違いない。

 しかし、総裁任期は2021年9月まで。これまで通りなら国会はあと3回しかない。「憲法改正には最低でも2国会はかけるべきだ」(山口那津男・公明党代表)とすれば、先の臨時国会で改憲論議促進の前提としていた改正国民投票法を通せなかったのは致命的汚点だった。
「もう首相自身も残り任期中に改憲ができるとは本気で思っていない」

 首相出身派閥である自民党細田派幹部はこう話す。では、首相はどうするのか。
「もう1度衆院解散し、総裁連続4選に道筋を付け、自らの手で改憲を実現させるか、任期途中で退陣し、信頼できるポスト安倍に改憲を託すかのどちらかだ」

 先の幹部はそう読む。だとすれば、その決断をどの時期に行うのかが最大の焦点となる。
「即位に関わる儀式をつつがなく行う大きな責任を負っている」

 首相は先の記者会見でこう述べた。秋篠宮さまの『立皇嗣の礼』が4月に行われる。発言は、それまでは解散するつもりはないと受け止められた。

 もちろん、立皇嗣の礼が終わったタイミングで抜き打ち解散に打って出る可能性は否定できないが、東京五輪を前にしての解散は考えにくい。「勝負所を五輪後の秋に定めた」。永田町では与野党を問わず、この日程が一番高くなったとみている。

 勝負の秋をにらみ、安倍首相はどう出るのか。やはり4選を選択肢として残しているのは間違いなさそうだ。首相は「考えていない」と否定しながら、菅義偉官房長官には「解散するなら4選だよね」と話すなど意欲を隠さないという。

 臨時国会で立憲民主党など野党から『桜を見る会』問題で徹底追及を受けると、50%を超えていたマスコミ各社の内閣支持率が軒並み40%台に急落、一部は不支持率が逆転した。それでも4選を見据える気持ちに変化はないという。

 全国紙政治部デスクの話。
「在任日数が憲政史上最長となり、政治家としての集大成に入った安倍首相は、改憲の必要性を徹底的に訴え、野党が強く反発するように仕向けていくでしょう。五輪後には争点が鮮明になるよう仕掛けるはずです」

 首相は改憲解散を視野に、年明けから布石を打ってくるというのだ。

 年頭の記者会見や通常国会の施政方針演説、さらには3月の自民党大会で安倍首相は改憲を強く打ち出し、これまで以上に踏み込もうとするのではないかという。「野党が強く反発すれば、首相は『しめた』と思うのではないでしょうか」(同)と予測する。

 憲法9条改正を掲げる首相にとって追い風もある。日米関係筋によると、米国と北朝鮮による非核化交渉の決裂で、1月以降、米朝間の緊張が激化。北朝鮮が核実験と長距離ミサイル発射実験を再開する可能性が高いとして、日米防衛当局は警戒態勢を強めているのだ。
「金正恩朝鮮労働党委員長は、1月中にも長距離ミサイルを発射する可能性があるが、トランプ米大統領は絶対に許さない。発射すれば、米軍による限定的な武力行使もあり得る」

 防衛分野に詳しい日本政府関係者は警戒する。
 もちろん、金委員長も米国との戦争は望んでいない。先の関係者は「日米で連携して事態の収拾を図るのではないか」と読む。その時期は「6月」と見る。北朝鮮が東京五輪参加を大義名分に融和姿勢に転換。米朝に続き、日朝首脳会談もありうるという。(明日に続く)

5525名無しさん:2020/10/23(金) 21:21:17
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21252/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(2)
週刊実話2020年1月1日 15:00

 岸田支援の「細田&麻生」派

 さらに、経済分野でも安倍首相に追い風が吹く。政府内に’20年は東証平均株価がバブル崩壊後の最高値2万4270円を大きく超え「3万円に近づく」との見方が浮上しているのだ。

 米中貿易摩擦は中国による譲歩で世界経済の悪化懸念が後退。11月の米大統領選に向け、トランプ政権が政策総動員で株高を演出するのは間違いない。

 安倍政権は消費税を10%に引き上げたが、大型経済対策とポイント還元策で消費の冷え込みを回避。東京五輪の経済波及効果も大きく「秋には3万円に乗せる」と睨んでいる。

 改憲で対立軸をつくり、北朝鮮情勢と株価上昇、五輪成功の3点セットで内閣支持率を60%台に乗せ、衆院解散に踏み切れば、安倍首相が7度、国政選挙に勝利する道が開ける。4選の流れも確実になり、’24年9月までの任期と改憲が現実のものとなる。

 もちろん、この政権運営が裏目に出る可能性も十分ある。政界は両刃の剣だ。

 米中両国は関税を巡る「第1段階の合意」に至ったものの、あくまでも限定的な合意にすぎず、先送りされた問題を巡り、両国間の対立は深刻化。日本経済は、消費税増税の影響が想定より深刻となり、マイナス成長に逆戻りし、アベノミクスは完全に行き詰まる――。こんな展開もないわけではない。

 野党による『桜を見る会』問題の追及と世論の批判の高まりにより、政権運営が行き詰まり、首相の求心力低下が顕著になれば、自民党内で「五輪花道論」が強まるのは必至だ。

 そこまで急速に政権維持が困難になる流れは考えにくいとしても、首相の脳裏には4選に加えて、自力での改憲はもはや困難だと判断した時の禅譲も選択肢にある。その場合の後継者が自民党の岸田文雄政調会長であるのは間違いない。

 首相は先の臨時国会真っ最中の11月、急きょ行った官邸記者クラブの各社キャップとの懇親会で「岸田さんには本当に頑張って欲しいと思っているんだよね」と心情を吐露した。

 首相と岸田氏は当選同期で、選挙区が隣県ということもあり、初当選の頃からウマが合った。それだけで首相は岸田氏をポスト安倍の1番手と見定めて、外相、政調会長と、常に陽の当たるポストをあてがってきた。

 しかし、「次の首相候補」の調査で岸田氏の数字は1〜5%程度と低迷。選挙の顔としての知名度や人気も上がらないことが難点だった。自民党関係者によると、首相は’19年の通常国会閉幕後、岸田氏と会食し「後継1番手」に考えていることを伝えた。その際、首相が岸田氏を後押しする条件として、改憲への全面協力と、岸田派内で力を握る古賀誠元幹事長との関係を見直すことを条件に挙げた。

 岸田氏は古賀氏との関係見直しには即答しなかったが、憲法改正への協力は約束したという。首相は退陣する場合、細田派と麻生派、岸田派の3派で岸田氏を支援し、他のポスト安倍候補を圧倒する戦略を描いているとされる。(明日に続く)

5526名無しさん:2020/10/23(金) 21:23:10
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21253/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(3)
週刊実話2020年1月2日 15:00

 安倍首相の石破氏封じ込め

 一方で、麻生氏は古賀氏と犬猿の仲で、古賀氏と結ぶ岸田氏は推しにくい。麻生氏も以前から岸田氏に「古賀と手を切れば、麻生派は岸田派と一緒になり、盛り立てていける」と話し、決断を促してきた。

 岸田氏が古賀氏と決別すれば、古賀氏に近い中堅・若手10人程度が離れる可能性はある。しかし、石原伸晃・元経済再生相の石原派、茂木敏充外相や加藤勝信厚生労働相ら竹下派の一部が3派連合に加わるとみられ、全体の人数はさらに増す。

 ここまでくれば、あとは岸田氏が自民党総裁選と次期衆院選を勝ち抜くのに最も有利な流れと構図を作ればいい。安倍首相にとって、衆院で改憲勢力が全議席の3分の2を維持するには、ここが最も重要なポイントとなる。

 首相に抜かりはない。別の全国紙政治部デスクが語る。
「首相が岸田氏への禅譲を決めれば、任期満了を待たずに退陣するでしょう。タイミングは五輪後の9月です。突然の辞任に伴う総裁選は党員投票を行う必要はなく、国会議員だけで次期総裁を選出できます。多数派工作で岸田氏を勝たせた上で、岸田新首相に余勢を駆って解散させる。そうすれば、自民党が勝利する可能性は十分にあります」

 首相が電撃辞任を目論むのは、’12年、’18年の総裁選で多くの党員票を獲得した石破茂元幹事長の封じ込めだ。虎視眈々と総裁の座を狙っているとされる菅氏を抑え込む手段にもなる。

 菅氏は官房長官として新元号「令和」を発表し、一躍「令和おじさん」として知名度が上がった。側近の菅原一秀前経済産業相と河井克行前法相が自らの不祥事で辞任し、厳しい立場に追い込まれたが、次期首相候補としての世論の支持は岸田氏よりなお高い。

 任期満了に伴う総裁選となり、菅氏も出馬すれば、岸田氏が最下位になる可能性は否定できない。それは安倍首相が退陣後の影響力とキングメーカーとしての地位を失うことを意味する。そうした事態を防ぐには、国会議員投票だけによる総裁選にすればいい。

 こうした安倍首相に対し、石破氏や菅氏をはじめ、二階俊博幹事長ら実力者はどう動こうとしているのか。菅氏がポスト安倍の座をうかがっていることは、先ほど述べた。

 自民党内では無派閥を中心に菅氏を支援するグループが複数あり、総数は「100人くらいではないか」(菅系中堅)といわれる。

 菅氏は政府内で、訪日観光客や外国人労働者の受け入れ、第5世代移動通信システム(5G)の確立や統合型リゾート(IR)の実現などを推進。沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設など、安全保障分野にも目を配っている。

 こうした重要案件を推し進め、政策能力をアピールする一方、自身の政治的影響力を高めるために二階氏と連携。古賀氏にも接近するなど、多数派形成に余念がない。「安倍・麻生・岸田」連合に対して「菅・二階・古賀」ラインが立ち上がってきている状況で、「菅氏の心一つでポスト安倍の有力候補に浮上する」(自民党関係者)のは間違いないだろう。

 ただ、菅氏の弱点は71歳という年齢と、官房長官として「情報隠し」や「忖度政治」など、安倍政権の「負のイメージ」を背負っていることだ。記者会見の応答ぶりから、国会での答弁能力を疑問視する声も少なくなく、菅氏自身も自覚しているとされる。

 ここにきて浮上してきたのが、菅、二階両氏と石破氏による密約説だ。内情に詳しい自民党関係者によると、参院選後に幹事長留任が決まった二階氏が10月3日に石破氏と会食。日本を覆う閉塞感の打破が必要との認識で一致した。(明日に続く)

5527名無しさん:2020/10/23(金) 21:24:49
https://www.excite.co.jp/news/article/Weeklyjn_21254/
岸田政調会長と石破元幹事長「暗躍」、野党政界再編シナリオ(4)
週刊実話2020年1月3日 15:00

 野党合流ドタバタ“舞台裏”

 二階氏はさらに、石破派幹部の鴨下一郎・自民党東京都連会長と、7月の都知事選に向けた連携を確認。菅氏も石破氏側近の平将明内閣府副大臣を重用し、石破氏に秋波を送ってみせた。これらの対応から何が読み取れるのか。

 先の自民党関係者は「総裁選になれば、石破氏の出馬を妨げないということだ。それは公正な総裁選を実施することにつながる。党員投票を実施すると『阿吽の呼吸』で伝えているのではないか」と読む。「菅氏も出馬して決戦投票になった場合、下位の候補が決戦に残った候補に入れる」。こうした内容で気脈を通じている可能性もあるという。

 党員投票では石破氏の1位が見込まれるため、決選投票では菅氏陣営が石破氏に投票することになる。すなわち密約とは「石破政権を誕生させる」内容だということになる。

 石破氏は、菅氏が官房長官として進めてきた政策を継承し、経済政策として成長戦略を組み直す「イシバミクス」を、安全保障政策としては自主防衛に軸足を置く「石破ドクトリン」を推進する。衆院選では「新生日本」をアピールし、圧勝を目指す――。

 安倍首相が憲法改正のために4選を目指すのか。それとも岸田氏が改憲のバトンを引き継ぐのか。あるいは石破氏が「刷新」を掲げて政権を奪取するのか。1月以降、水面下の攻防が激しさを増すのは確実だ。

 では、野党陣営はどう動くのか。

 いま進行中なのは立憲民主党と国民民主党を核とする野党合流構想だ。立民の枝野幸男代表が12月6日、統一会派を組む社民党、無所属議員のグループに「共に戦ってほしい」と合流を呼び掛けた。実現すれば、衆院で120人、参院で60人、合わせて180人の野党第1党が誕生する。

 しかし、合流と言えば聞こえはいいが、枝野氏が想定するのは、立民の政策を全面的に受け入れての事実上の吸収合併だ。国民の玉木雄一郎代表が求める政策や政党名、人事などを巡る「対等な立場」での協議は念頭にない。

 民主党が民進党になり、2年前の衆院選直前に小池百合子東京都知事が率いる希望の党に突然合流。「排除」された議員を救うべく、枝野氏が立ち上げたのが立民だ。その立民は選挙で躍進。惨敗した希望は国民に衣替えし、小沢一郎氏の自由党を加えて今に至る。こうした離合集散の繰り返しに、国民幹部は「何の大義もない」と吐き捨てる。

 何より我慢ならないのは「立民の狙いが国民のカネと組織の吸収にある」(国民幹部)こと。旧民進党がプールした政治資金は国民が継承。多くの地方議員も国民の傘下にある。民間労組が支援するのは国民だ。

 先の幹部によると「衆院選が近いかもしれないのに、立民はカネと手足がなく、幹部は焦っている。でも、国民と合流すれば自由に使えるようになる」というわけだ。国民は政党支持率が1%前後で低迷し、このままでは消滅の道を歩みかねないのも事実。永田町では、憲法や安全保障、原発といった基本政策の違いには目をつぶり、合流することになるとの見方が大半だ。

 全国紙野党担当記者は「国民の民間労組系や参院の一部など、衆参で10人ずつ、計20人くらいは残るかもしれないが、3月までに衆院で100人を超える政党が立ち上がるのではないか」と予測する。「選挙目当ての野合で顔ぶれも同じ」(自民党幹部)との批判はあるが、立民幹部は「100人いれば政権交代を賭けた戦いに挑める」と意気込む。
 論語の「民信無くば立たず」は古来から政治の要諦だ。有権者の信頼をどこまで勝ち取ることができるか、この一点にかかっているのは間違いない。

5528名無しさん:2020/10/23(金) 21:25:33
https://www.excite.co.jp/news/article/Gendai_677364/
石破茂氏よどこへ行く…悲愴の派閥会長辞任から立て直せるのか
日刊ゲンダイDIGITAL2020年10月23日 13:30

 臨時国会の召集を来週に控え、永田町の動きが慌ただしい。強制わいせつ問題で立憲民主党を離党した無所属の初鹿明博衆院議員が“ケジメ”の辞職。元秘書への暴行罪で略式起訴された自民党の石崎徹衆院議員は離党。そして、4度目の挑戦となった先月の総裁選で惨敗した石破茂元幹事長が自派閥の会長を辞任した。

「2日間、寝ないで考えた」という石破氏は22日、派閥の所属議員を集めた臨時総会で辞任を正式表明。報道陣には「総裁選に4回立候補し、直近2回は石破派を中心に支援してくれる皆さんとともに戦ったが、期待に応えることができなかった。責任をとることが私のとるべき道だと考えた」と悲愴感を漂わせ、来年の総裁選への対応には言及しなかった。

 約8年ものアベ支配でイエスマン集団と化した党内は、石破氏の決断に冷ややかだ。

「総裁候補でなくなれば、メディアも石破さんを取り上げなくなる。そうなればアッという間に過去の人。本人が冗談めかして言ったことがあったけど、地元の鳥取で知事にでもなるつもりなのか」(自民党関係者)

 菅政権発足後も石破派の冷遇は続く。待機組は閣僚に起用されず、菅首相と当選同期の田村厚労相が再入閣。終わりの見えない冷や飯食いに、さすがの石破も精根尽き果ててしまったのか。「石破茂の『頭の中』」の著書がある政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「総裁選の結果に、石破さんがこれまで以上にショックを受けたのは間違いない。得意ではない人付き合いを広げ、党内の支持を広げようと努力していたし、世論の期待は高いのに派閥の論理で負けてしまう。ですが、会長辞任はしっかりと充電し、態勢を立て直すためとみています。生々しい権力闘争から距離を置き、少し自由の身になっていろいろな人に会い、勉強を重ねる。1年後に石破さんを取り巻く環境はガラッと変わっているかもしれません」

 尺蠖の屈めるは伸びんがため――。そんな心境なのかもしれない。

5529名無しさん:2020/10/23(金) 23:28:36
https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/politics/news/190729/plt19072922360029-s1.html
参院自民、焦点の幹事長の空席続く 会長は関口氏就任
2019.7.29

 「私の姿勢は『謙虚に丁寧に』。橋本聖子前会長、吉田前幹事長が参院の位置づけ(の確立)のために頑張っていただいた流れを継続する」

 関口氏は特別総会のあいさつで吉田氏の口癖を引用してこう述べ、路線継承を宣言した。

 実力者だった吉田氏は「衆院の補完勢力」とも言われた参院の発言力を高め、衆院や首相官邸にモノが言える存在にすることを目指した。実際、重要法案の審議には衆院と同程度かそれ以上の時間をかけ、衆院側が反対した国会会期の長期延長を安倍晋三首相にのませることもあった。

 参院選後に吉田氏が参院会長に昇格し、引き続き参院を取り仕切るのが既定路線とみられていたが、吉田氏は引退を決断した。次のかじ取り役に推したのは最大派閥・細田派(清和政策研究会)の世耕弘成経済産業相で、その意向は首相にも伝えていた。

 参院自民はこれまで細田、竹下、岸田(宏池会)の主要3派が主導。世耕氏は近年、細田派を代表して、吉田氏、岸田派の林芳正前文部科学相と会食を重ねて気脈を通じてきた。首相とのパイプも太い。

 主要3派は参院選前、選挙後の新体制について、岸田派の金子原二郎予算委員長を参院会長に擁立し、世耕氏が幹事長に就く方向で固まりつつあった。しかし、「関口会長」が急転直下決まった。背景には、引退後の今も参院に影響力を持つ竹下派の青木幹雄元参院議員会長の意向がある。

 青木氏と師弟関係にある吉田氏の引退後も同派の影響力を維持する狙いがあるとみられ、23日午前に吉田氏の入院先に関口氏、石井準一参院筆頭副幹事長ら同派幹部が集まり、この方針を確認した。参院選で4人の現職が落選した岸田派の林氏も方針転換に抵抗せず、了承した。

 これに伴い参院幹事長の人事も流動的だ。世耕氏は就任にあまり積極的ではない。政府が韓国への半導体材料の輸出管理強化に踏み切り、担当閣僚としての重要性も増している。「合区」解消など重い課題も抱える中での新布陣は、9月中旬に予定されている内閣改造での世耕氏の処遇次第の側面が強い。(田中一世)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200916/k10012620581000.html
自民党 世耕参院幹事長の再任を了承
2020年9月16日 12時08分

参議院自民党は、特別総会を開き、世耕参議院幹事長の再任を了承しました。

参議院自民党は16日午前、特別総会を開き、関口参議院議員会長が世耕参議院幹事長を再任することを提案し、了承しました。

そして、政策審議会長をはじめ、そのほかの参議院自民党の執行部人事については、関口氏と世耕氏に一任されました。

このあと世耕氏は、「いよいよ菅新政権が発足する。参議院自民党として結束して、しっかりと政権を支えていく。新政権に対し、時には申し上げるべきことを申し上げていく姿勢で臨んでいきたい」と述べました。

5530名無しさん:2020/10/23(金) 23:28:47
https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/politics/news/200217/plt20021716280016-s1.html
参院自民の構図に異変 存在感増す麻生派、警戒も
2020.2.17

 参院自民党の構図に異変が起きている。参院の人事や意思決定を主導してきた細田派(清和政策研究会)、竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の主要3派に加え、麻生派(志公会)の存在感が増してきたことが背景にある。主要ポストに所属議員を送り込み、着々と地歩を固めようとする麻生派に一部から警戒する声も上がる。

 「通常国会を始めるにあたり、いろいろな課題が噴出してきた。国民への説明責任を果たし、重要法案、予算審議を着実に進めなければならない」

 1月20日の通常国会召集日に都内で開かれた参院の麻生派議員でつくる「上公会」の会合で、会長の武見敬三氏はこう呼びかけた。

 参院自民は衆院と一線を画し、主要3派が合議で運営する体制が定着、時の首相も配慮してきた。実力者だった竹下派の吉田博美氏(故人)の参院幹事長時代は世耕弘成(ひろしげ)(細田派)、林芳正(岸田派)両氏と3人で定期的に会食を重ね、参院の運営を相談してきた。

 しかし、吉田氏が引退した昨年7月の参院選で岸田派が議席を減らし、主要3派ではない麻生派と所属議員数が13人と並んだ。麻生派は山東昭子氏が議長に選出され、派閥を離脱したため、所属人数を減らしたが、参院内での影響力を着実に拡大している。

 主要3派のバランスにも変化がみられる。

 昨年9月には吉田氏の後継の参院幹事長に世耕氏が就任。参院議員会長には竹下派の関口昌一氏が就いたが、幹事長代行、国対委員長は細田派が占めた。ベテラン議員からは「細田派が3派の中心だと示したいのだろう」といぶかしむ声もある。

 そうした中、武見氏が同じ平成7年初当選の林氏らに声をかけ、今後の参院のあり方について考える勉強会の設立に向け動いた。世耕氏らを顧問に招いて今月10日の初会合を目指したが、予定メンバーに竹下派議員がいないとして同派が「露骨な竹下派外し」と反発し、事実上の中止に追い込まれた。

 参院自民幹部は「竹下派の関口氏もメンバーに入っていた」と擁護するが、竹下派関係者は「批判されたので急遽(きゅうきょ)、関口氏を加えた」と言い分は食い違う。武見氏も周囲に「勉強会には派閥色を出したくないので、麻生派は自分しかいない。(竹下派外しは)勘違いだ」と火消しに懸命だ。

 世耕氏は14日の記者会見で「参院自民党は、参院の敷居をまたいだら派閥はない。派閥を超え、一致団結して活動していく」と強調したが、パワーバランスをめぐる各派の思惑が交錯する状況は続きそうだ。(今仲信博)

5531名無しさん:2020/10/23(金) 23:40:39
https://news.yahoo.co.jp/articles/8470c862840ce543aef3afeee15b0e4d33b7f39f
目指す国家像、首相は明確に 自民・岸田氏
10/23(金) 21:46配信

 自民党の岸田文雄前政調会長は23日、神戸市内で講演し、菅義偉首相に対し、目指す国家像を明確に示すよう求めた。

 首相が掲げる不妊治療の保険適用や行政のデジタル化に触れつつ、「政策はあくまで手段であって目的ではない」と指摘。その上で「何を目指すかという部分をしっかりと国民の前に見せてほしい」と強調した。

 岸田氏はまた、首相が日本学術会議の推薦した会員候補6人を任命しなかった問題について「丁寧に説明責任を果たしていくことは、国民の信頼、理解を大事にしていく観点から、共通する課題ではないか」と述べた。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201023/k10012678201000.html
自民 岸田前政調会長 石破派の動向見極める考え示す
2020年10月23日 18時55分

自民党の石破元幹事長が派閥の会長を辞任したことについて、岸田前政務調査会長は、記者団に対し「派閥のメンバーとして迎え入れたい人材が大勢いる」と述べ、石破派内の情報収集を進め、その動向を見極めたいという考えを示しました。

自民党の石破元幹事長は22日、みずからが率いてきた石破派の会長を辞任し、派閥に所属する議員の間では、結束を保てるかどうか不安視する声も出ています。

先の自民党総裁選挙で石破氏と争った岸田前政務調査会長は23日午後、神戸市で記者団に対し「さまざまな動きが起こっていると認識している。岸田派としてどうすべきか、政策のみならず政局の点からも情報を収集するよう派閥幹部に指示した」と述べました。

そのうえで「石破派には、派閥のメンバーとして迎え入れることができればありがたいと思う人材も大勢いるのは事実だ。少なくとも、同じ方向で協力することができればと思っている。動きをしっかり注視し、やるべき努力をしたい」と述べ、石破派内の情報収集を進め、その動向を見極めたいという考えを示しました。

5532名無しさん:2020/10/23(金) 23:47:01
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201022/k10012674041000.html
再起なるか 岸田の変身
2020年10月22日 14時28分

“ポスト安倍の有力候補”と言われながら、菅義偉に大差で敗れた岸田文雄。誠実さと裏腹に、常に押しの弱さを指摘され続けてきた男は、今回の政局から何を得たのか。再起はあるのか。その胸の内を聞いた。
(清水大志)

なぜ負けた
自民党総裁選挙からちょうど1か月が経った日の午後、私は議員会館の事務所に岸田文雄を訪ねた。岸田の単独インタビューのためだ。

数週間前までは、パンフレットや政務調査会長室からの引っ越し荷物が所狭しと積まれていた事務所はすっかり片付けられ、リラックスした表情の岸田がワイシャツ姿で現れた。

私は単刀直入に聞いた。
総理・総裁になるというシナリオは、なぜ実現しなかったのかと。岸田は、とたんにいつもの硬い表情に戻り語り始めた。
「当初は、来年の総裁選挙に向けて、今年の早い時期から取り組みを開始しようと考えていたが、新型コロナ対策の中で、思うように進められなかった。世の中、何が起こるか分からないので致し方がないが、準備という意味で、想定していたスケジュールが変わったことが影響したのは間違いない」
確かに新型コロナの感染拡大や安倍晋三の突然の辞意表明など、今年初めには予想もしていなかったことが次々と起きたのは事実だ。
しかし、それだけではないのではないか。
どこで岸田のシナリオが狂ったのだろうか。

禅譲狙いだったのか?
2年前の総裁選挙でも立候補を模索した岸田。
しかし、みずからを要職に起用し続けてきた安倍を支えることを決断し見送った。岸田の立候補に期待していた周辺からは、この時の岸田の態度を“弱腰”とみる向きもあった。
それだけに、当初、来年9月に想定されていた総裁選挙には、「ポスト安倍」と目された候補の中でも、いち早く意欲を示し、安倍本人にとどまらず、安倍の盟友、麻生太郎らとも良好な関係を保ってきた。

そうした姿勢に対し、永田町では、皮肉交じりに「禅譲狙い」とささやかれることもあった。これについて岸田は語気を強めて反論する。
「何か楽をして政権につくことを考えているように誤解されることは不本意だった。どんな形でも激しい戦いの結果、政権というものは動くのだと思っていた。『禅譲』というのは、実態とかい離したイメージだ」
激しい戦いを覚悟していたからこそ、政権構想を記した初めての著書の出版も予定し、各地の党員からの支持を得るための個人後援会づくりなども着々と進めていくはずだった。

では、安倍が任期満了まで務めていれば、結果は違っていたか。そう問いかけた私に、岸田は悔しそうな表情を見せた。
「それは分からない。分からないが、時期が変わり、状況が変われば、間違いなく結果も変わったと想像する」

一縷の望みも
それでも安倍と麻生からの支援に望みをかけていた岸田は、2人に直接会って支持を求めた。
しかし、安倍との面会を終え、総理執務室に通じるエレベーターから降りてきた岸田が、マスク越しに力のない笑顔を見せた時、私は岸田の勝利への道は絶たれたと悟った。
安倍の辞任表明から、わずか3日。菅政権の誕生に向け、すでに強固な包囲網が築かれていたように感じたと岸田は振り返る。
「こちらも最善を尽くしたが、他の勢力も最善を尽くした。その結果だった。あちらの方々は着々と準備をしていて、振り返ってみれば、かなり早くから手を打っていた。こちらは足を引っ張られた。残念ながら、外堀が固まっていたということだ」

5533名無しさん:2020/10/23(金) 23:47:21
>>5532

どこで狂いが生じたのか
安倍、麻生から支援を取り付けるという戦略は、どこで狂いが生じたのか。その原因の1つが、今春の現金給付をめぐる議論だとする見方がある。

新型コロナウイルスに伴う経済対策の一環と位置づけられた現金10万円の一律給付をめぐり、政府・与党は、対象を限定して30万円を給付するという当初の案を覆した。

この“30万円案”は、安倍と岸田との会談で決まったもので、安倍と財務大臣の麻生が、岸田に花を持たせる向きもあったとされる。
しかし、幹事長の二階俊博や公明党からの激しい突き上げにあい、ひっくり返された。岸田にとっては政治的な痛手となった。

派閥幹部は…
派閥幹部
「安倍さんや麻生さんが、岸田さんを推そうという気持ちが薄れていったのは、この件が原因だ。後から振り返れば、決定がひっくり返った4月の時点で、今回の勝負はついていたのかもしれない」
実際、6月に安倍と面会した別の派閥幹部は、安倍が「岸田さんには総理大臣になりたいという情念が足りない」と愚痴をこぼしていたと証言している。

「私は殻を破った」
総裁選挙で岸田は89票を獲得し、2位にはなったものの、300票近い大差で菅に敗れた。だが、周辺からは「岸田が変わった」という指摘が相次いだ。
顔を紅潮させながら政治理念や政策を語り、討論でみずからへの質問が少ないと、怒りをあらわにして割り込むように発言した。いずれもこれまで目にしたことのない姿だった。

秘書を務める岸田の長男は「総裁選挙って人を変えるんですね」と私につぶやいた。

ある国会議員も「投票の前日まで何度も電話があった。『今回は勝てないかもしれないが、最下位になるわけにはいかない』と。あの岸田さんがこんな電話をかけてくるなんて想像できなかった」と証言した。

岸田本人も、手応えを感じていた。選挙戦を通じて、みずからの「殻」を破ることができたと強調する。
「総裁選挙は、政策だけでなく人間が試される戦いだった。性格、家族、いままでの生き方、表情、すべてにおいて、今までと違うものを見せないといけない。自分の内面を出すということ自体、自分が変わったということだと思う」
岸田は、戦いを終えた直後、陣営の議員を前に、早くも「次」の総裁選挙に向けて意欲を示した。
「大きな成果を感じた戦いだった。政策を磨き、政治家として力を蓄えたい。新たなスタートであり、きょうから総理・総裁を目指して次の歩みを進めたい」
そして、インタビューで岸田は、総裁選挙後、安倍と麻生に次への意欲を伝えたことを明らかにした。
「今回の総裁選挙では、それぞれの対応を取ったが、基本的な信頼関係は変わらないと思っている。2人とは電話や直接会って話をした。『次も頑張ります』と申し上げ、『私はやるぞ』という気持ちは伝えた」

なるか、脱「公家集団」
とはいえ、次に向けて準備できる時間はそう長くない。安倍の任期を引き継いだ菅の総裁としての任期は来年9月。遅くとも、それまでに再び総裁選挙が行われることになる。

10月5日、東京都内で開かれた派閥のパーティーで岸田は、「宏池会(=岸田派)を政局にあたってしっかりとした『戦闘能力』を持つ集団として進化させる」と宣言した。

岸田が率いる岸田派は、創設した池田勇人がそうだったように、伝統的に官僚出身者が多い。政策には精通するものの政局に弱く、ほかの派閥からは「公家集団」と揶揄されることもあった。今回の政局でも、情報収集などの点で後手に回ってしまったことは否めない。
岸田はまず、派閥改革に着手するつもりだ。
「政策だけではなく、政局や政治家同士の人間関係、さまざまな駆け引き、情報収集能力。それらを駆使して政治を動かす力が『戦闘能力』だ。今回は、ほかの政治勢力もしたたかに動いていた。このことを振り返って、今後の参考にしないといけない」
そして、ほかの派閥との連携にも強い意欲をにじませた。
それが岸田の言う「宏池会の大きなかたまり」だ。
岸田派と麻生派、谷垣グループは、もともと同じ源流を持つ。3つの集団が合流する「大宏池会構想」は、これまでもしばしば取り沙汰されてきたが、岸田は、まずは協力の輪を広げることを目指すと言う。
「必ずしも同じ派閥になる必要はなく、同じ目的のために協力することが、結果を出すために大変重要だ。これからの政治状況で何が起こるか分からない。その際の政治の受け皿として『大きなかたまり』が必要だ」

5534名無しさん:2020/10/23(金) 23:47:39
>>5533

悩ましい“家庭事情”
岸田派は複雑な“家庭事情”を抱えている。それは岸田の先代の派閥会長、古賀誠との関係だ。
古賀は、同じ福岡を地元とする麻生と、長年にわたってしのぎを削ってきた。今回の総裁選挙でも、岸田が古賀と接触したことが、麻生の“岸田不支持”の判断に影響を与えたという声も聞こえてくる。
こうした事情をうけてなのか、総裁選挙の後、古賀は岸田に派閥の名誉会長職を辞すると伝え、派閥のパーティーも欠席した。古賀は国会議員の引退後も、このパーティーには必ず姿をみせてきただけに、派内には波紋が広がった。

ある若手議員は冷静に指摘した。
「岸田さんが総理になるには安倍さん、麻生さんとの関係を生かして大きな派閥を味方につけるしかない。そのためには2人と折り合いの悪かった古賀さんと距離を置くのは当然の戦略だ」
一方で、ほかの議員からは「派内には古賀さんに恩を感じている議員は少なくない。岸田さんの古賀さんの扱い次第では、派を割るという声も出かねない」という懸念も聞かれる。

関係者によると古賀は、自身に歩調を合わせてパーティーを欠席すると伝えてきた議員に出席を促すなど、分裂は望まない意向を示しているという。
しかし古賀に近い議員の中には、麻生派との連携に抵抗がある者もいて、古賀との距離感や、他派閥との連携のいかんによっては、足下が揺らぐ可能性もある。

問われる覚悟、いばらの道
「“核兵器のない世界を目指す”という目標は政治家としてのライフワークだ。そのためにも総理・総裁を目指したい。より多くの国民に共感を持ってもらえるよう、政策や政治の方向性をアピールしていきたい」
10月18日、岸田の姿は地元・広島市の平和記念公園にあった。
外務大臣の経験をもとに核軍縮や外交をテーマにした著書を出版したのにあわせ、改めて総理大臣への意欲を語った。広島を皮切りに今後、毎週のように全国各地に足を運び、関係者との意見交換や街頭演説に臨む。地元メディアにも積極的に出演し、露出を増やす狙いだ。

今回の総裁選挙で岸田が獲得した地方票はわずか10票。菅の89票、石破の42票に大きく水をあけられた。次の総裁選挙は、党員投票が実施される見込みのため、各地の党員からの支持を集めることが求められる。

派閥のベテラン議員は、岸田の知名度や次期総理大臣としての期待度は、まだまだ足りないと指摘した上で、「総裁選挙を経験して『変わった』とは思うが、これで満足してもらっては困る。もうひと皮、ふた皮むけないとダメだ」と注文を付けた。

若手議員の1人も「分かりやすい成果や訴えが必要だ。『岸田さんが総理大臣になれば、これが変わる』とイメージさせないといけない。ただ地方を回り、他派閥と会合を重ねるだけでは、来年も同じ構図で負ける」と危機感をあらわにする。

次なる戦いに向けて、いばらの道を歩み始めた岸田。最後に改めて覚悟を聞いた。
「総裁選挙に直接挑戦してみて、その重み、壁の高さを痛感した。だからこそ挑戦しがいがあるとも感じた。強い思いと勇気を持って努力し、説得力を増すために具体的な政策を肉付けしていくつもりだ。戦うべき時は戦う」
言葉を選びながら、丁寧に語る誠実な物腰は変わらない。しかし、足りないと指摘されてきた「情念」は、その言葉に宿りつつあるようにも感じた。

このところは総裁選挙の最中のように感情を表に出すことは少なく、以前の冷静な岸田に戻った印象が拭えない。このままでは、再び新しい「殻」に覆われてしまうのではないか。役職についていない今だからこそ、素の真価が問われているとも言える。
来年の秋に向けて、岸田がどのような挑戦を続け、どのような結果を得るのか。引き続き、見つめていきたい。
(文中敬称略)

5535名無しさん:2020/10/24(土) 10:19:17
https://www.sankei.com/politics/news/140909/plt1409090037-n1.html
2014.9.9 19:16
対立深刻化 参院自民、脇幹事長が溝手会長に辞任要求

総務会に臨む溝手顕正参院会長(左)と脇雅史参院幹事長=9日午前、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 自民党の脇雅史参院幹事長は9日の参院執行部会で、参院の「一票の格差」是正に向けた選挙制度改革に消極的だとして、溝手顕正参院議員会長に対し会長辞任を求めた。これに対し、溝手氏は12日に特別総会を開き、新執行部を決めると宣言。脇氏を事実上更迭し、中央突破を図る考えだ。執行部内での対立が深刻化している。

 「来春の統一地方選後まで選挙制度の見直しをやらないという会長の考えには大変な誤りがある。自民党の信用を失墜させる行為だ。責任を取るべきだ」

 執行部会で脇氏は溝手氏をこう批判した。与野党の選挙制度協議会の座長を務める脇氏は今年4月、隣接する選挙区を統合する「合区案」を提示したが、溝手氏らが反発し自民党は具体的な代替案をまとめずにきた。脇氏は「このままでは統一地方選は戦えない」とも語ったが、溝手氏は「言わずもがなだ。分かっている」と取り合わなかった。

 これに先立ち、脇氏は党役員連絡会でも「参院議長から年内に結論を出すように言われている。自民党だけ案を出していないのはおかしい。これは私の遺言だ」と述べ、離党も辞さない構えをみせた。

 執行部会では脇氏に賛同する西田昌司参院副幹事長が「党として選挙制度の議論が煮詰まっていないので特別総会の前に議員総会を開いてほしい」と溝手氏に求めた。しかし、溝手氏は「検討します」と小声で応じただけ。本音では開催する気はない。

 溝手氏は自らに盾突く脇氏を交代させ、後任に伊達忠一国対委員長(町村派)を昇格させる方針だ。伊達氏の後任国対委員長には、参院自民党に今もなお影響力を持つ青木幹雄元参院議員会長に近い吉田博美幹事長代行(額賀派)を充て、参院町村派会長の岩城光英議院運営委員長を副会長に指名する考え。出身派閥の岸田派に町村派、額賀派を加えた主要3派態勢を維持する。

 もっとも、改革に前向きな脇氏を「更迭」する代償は大きそうだ。参院自民党は改革に後ろ向きとの印象を与え、イメージダウンは避けられないからだ。党内にしこりが残るのも確実で、「二人はもっとコミュニケーションを取るべきだった。安倍晋三首相(党総裁)は党内融和に努めているのに、参院自民党はバラバラだと国民に指をさされるのは恥ずかしい」(中堅)との声が漏れる。

(村上智博)

5536名無しさん:2020/10/24(土) 10:28:47
>>5535

2014.9.9 19:24
参院自民、脇幹事長を更迭へ 溝手会長が「辞任要求」に対抗
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/140909/plt14090919240027-n1.html

5537名無しさん:2020/10/24(土) 10:30:01
https://www.sankei.com/politics/news/130726/plt1307260020-n1.html
2013.7.26 13:20
【自民参院会長選】
溝手、鴻池両氏が届け出 投票は30日

 自民党の参院議員会長選が26日午前、告示され、溝手顕正参院幹事長(70)と鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相(72)が、それぞれ立候補を届け出た。30日の議員総会で党所属参院議員の投票が行われ、次期会長が選出される。

 中曽根弘文会長の任期満了に伴う選挙で、投票となるのは平成22年に続き2回目。町村、額賀、岸田の主要3派が岸田派出身の溝手氏の支持を決めており、鴻池氏(麻生派)は二階派や大島派の支援で巻き返しを図る。主要3派の動きに不信感を募らせる若手議員にも支持を呼びかける。

 溝手氏は届け出後、国会内で出陣式を開き、「実り多い参院運営をしたい」と強調。鴻池氏は同日午前の記者会見で「先祖返りする自民党になったらいけない」と述べ、主要3派の動きを批判した。投票権は会派離脱中の山崎正昭参院副議長を除く党所属参院議員114人が持つ。

https://www.sankei.com/politics/news/130729/plt1307290016-n1.html
2013.7.29 19:10
鴻池陣営、演説会要求も実施せず 30日に自民参院会長選 溝手氏は電話作戦、優勢変わらず

 自民党の参院議員会長選は30日の議員総会で、党所属参院議員による投票を行い、次期議員会長を選出する。岸田派出身の溝手顕正幹事長と麻生派の鴻池祥肇(よしただ)元防災担当相による争いで、町村、額賀、岸田の主要3派が推す溝手氏が選出される見通しだ。

 鴻池陣営の大家敏志参院議員らは29日、国会内で中曽根弘文参院議員会長と面会。「初当選した新人は立候補者がどういう考えを持っているかを知るよしもない」と訴え、立会演説会の開催を申し入れた。

 自民党の新人参院議員は37人に上る。「新人議員が判断するための場」を求めて溝手氏に論戦を挑み、劣勢を巻き返したい考えで、中曽根氏も「申し出は理にかなっている」と応じた。

 ただ、選挙管理委員会は過去に例がないなどの理由で演説会は行わないことを26日の告示前に決めていた。参院執行部も確認済みで、選管関係者は「方針は変わらない」としている。

 一方、溝手陣営は週末に続き29日も無派閥や新人議員らに電話をかけ、票固めを進めた。溝手氏は、額賀派出身で参院幹事長就任が有力な脇雅史参院国対委員長と会い、選挙後の参院運営をめぐり意見交換した。

5538名無しさん:2020/10/24(土) 10:32:56
https://www.sankei.com/politics/news/130810/plt1308100008-n1.html
2013.8.10 12:07
【名言か迷言か】
自民も民主も、参院に異状ナシ

 3年前の熱気と驚きはなかった。7月30日の自民党の参院議員会長選だ。

 大方の予想通り、岸田派出身の溝手顕正氏が主要3派の組織力を生かして麻生派の鴻池祥肇元防災担当相を大差で破り、新会長に選出された。

 枢要なポストも最大派閥の町村派から山崎正昭氏が参院議長に就任、参院幹事長には額賀派の脇雅史参院国対委員長が昇格し、3派で分け合う形となった。

 3年前の会長選も同じ構図だった。だが、こちらは事前の予想を覆す結果だった。主要3派が推したのは今年7月に引退した谷川秀善元参院幹事長。本人も含め陣営で勝利を疑う声はなかった。

 ところが、票を開けてみたら40対40の同数。前代未聞ともいえるくじ引きで会長に就任したのが、中堅・若手らが推した中曽根弘文元外相だった。

 「しこりを残すのが選挙だ。相手との票差が少ないほどしこりは残る」

 主要3派の中堅議員がそうつぶやいた。

 その1年後。その言葉通り役員改選で主要3派が逆襲し、中曽根氏の人事案をことごとく拒否した。

 国会の参院自民党の部屋から聞こえる怒声に、この言葉がよみがえってきた記憶がある。結局、中曽根氏は自身を支える参院幹事長すら思うように決められなかった。

 今回の会長選は予想通りの結果と票数だった。

 「いま求められているのは安倍晋三政権の安定だ。そのためには当然、溝手会長だ」

 前回、中曽根氏に投票した議員はそう語った。野党だったゆえに変革を求めたが、政権与党になれば安定を求めた。与党になってポストも資金も増えた。再び内紛を起こすのは政権にとっても、自身にとっても得策ではない。

 対する民主党はどうだったか。こちらは参院副議長に就任した輿石東氏が無投票で再選を重ね5期7年の間、会長を務めたこともあり、平成13年以来12年ぶりの選挙戦となった。

 その結果は、労組系議員らに支持された郡司彰前農林水産相が北沢俊美元防衛相を破り、新会長に選出された。非労組系議員らは「脱輿石」を目指したが、日教組出身の輿石氏の影響力が残す結果となり、党内刷新を図る好機を逃した。

 だが、残ったしこりが今後、どう作用するのかは見通せない。

 短期間での衆院解散がなければ、向こう3年間、国政選挙がない。野党暮らしが長いとはいえ、一度味わった政権与党のうまみは体にしみついているはずだ。参院民主党はこの先、ひたすらその時がくるのを黙って耐え抜くのか、それとも再び政権奪還を目指し巨大なエネルギーを発散して自らを変えようとするのか…。(峯匡孝)

5539名無しさん:2020/10/24(土) 10:33:06
>>5538

◇…今週の永田町語録…◇

(5日)

 ▽言い訳できない

 安倍晋三首相 経済の再生、復興の加速など取り組むべき課題は山積している。もはや衆参両院の「ねじれ」を言い訳にすることはできない。(政府与党連絡会議であいさつ)

 ▽失敗の教訓

 渡辺喜美みんなの党代表 今までの政界再編は残念ながら切り張りの連続だった。こうした政界再編の失敗の教訓に基づき、われわれはまっとうな政治勢力を結集しなければならない。(党の両院議員総会であいさつ)

(6日)

 ▽それなりの手続き

 石破茂自民党幹事長 「僕、抜けたもんね」と一方的に言える性格のものとは思わない。それなりの手続きもある。(社会保障制度改革をめぐる自公両党との実務者協議から離脱する民主党方針について記者会見で)

 ▽悪いメッセージ

 山内康一みんなの党国対委員長 麻生太郎副総理の発言は国際社会への悪いメッセージになったが、国会が何もしなかったらもっと悪いメッセージになる。(麻生氏発言追及に関し記者会見で)

(7日)

 ▽アポなし

 小泉進次郎自民党青年局長 アポなしで首相官邸に行くのはどうなのか。誰でも面会が認められたら、官邸機能は破綻する。(麻生太郎副総理兼財務相の罷免を求める野党幹部が門前払いされたことについて記者団に)

 ▽足腰を強く

 松野頼久日本維新の会国会議員団幹事長 今年は夏休みが長いので、今回の参院選と東京都議選の結果を受けて、とにかく地元に戻って足腰を強くしてほしい。(党両院議員懇談会で)

(8日)

 ▽スピード感

 古屋圭司防災担当相 極めて短時間で決定することができた。安倍内閣がスピード感を持って具体的に政策を実現する象徴の一つだ。(豪雨被害の激甚災害指定について記者会見で)

 ▽火に油

 又市征治社民党党首代行 アジア諸国との関係悪化に火に油を注ぐ。外交姿勢として下の下と言わざるを得ない。(安倍晋三首相が終戦記念日の閣僚の靖国神社参拝を制限しない考えを示したことに関し記者会見で)

(9日)

 ▽リーダーシップ

 安倍晋三首相 核兵器のない世界を目指し、強い決意でたゆまぬ努力を行うことはわが国の道義的責務だ。核軍縮、不拡散の分野で強いリーダーシップを発揮する。(長崎市での記者会見で)

 ▽切り張り再編

 渡辺喜美みんなの党代表 数合わせの切り張り再編ではない政界再編もある。理念、政策の一致、それを支える覚悟と戦略、信頼の共有があって初めて政界再編が完成する。(野党再編について記者会見で)

5540名無しさん:2020/10/24(土) 10:34:23
https://facta.co.jp/article/201806019.html
2018年6月号 POLITICS

年明けに御年80歳となる伊達忠一参院議長が来夏の参院選出馬を狙っているという。当選3回で未入閣ながら、最大派閥・細田派の威光で「2階級特進」を果たし、はや2年。その際は参院自民党に「議長を誰でも出来るポストにするのなら、参院の存在感が低下する」(山本一太元沖縄北方相)との不満が噴出し、細田派幹部が「花道だから」となだめて回ったのだが。

4月に伊達氏と会った地元・北海道の衆院議員は証言する。「『出る』とは言わなかったが、言葉の端々に意欲がみなぎっていた。本人はいたって元気で、同い年の二階(俊博)幹事長より、ずっと若く見える」

異色の経歴だ。道央の芦別市出身。高卒後、衛生検査技師の資格を取得し、26歳で血液・尿検査の「札幌臨床検査センター」を創業した。道内ではこの分野の草分けで、営業所や調剤薬局を60カ所展開する。伊達氏はいまだに代表権を持つ会長だ。

政界進出は44歳で、道議を4期務めた。自民党関係者は「特技は有力者へのゴマ擂り。これだという時は金に糸目をつけず、狙ったポストを射止める。参院選候補にも、いつの間にかなっていた」と振り返る。小泉旋風下の2001年に国会の赤絨毯を踏み、いまなお一定の影響力を誇る森喜朗元首相と距離を縮め、安倍晋三首相も無碍にできない存在となる。

いかにも節操がない伊達らしい、と語り草なのが07年の選挙だ。大流行していたポケモンにあやかり「ダテチュウ」と大書したポスターを貼り巡らせた。その後も海千が跋扈する参院自民を巧みに遊泳し、政策で実績がないのに国対委員長、幹事長、そして頂点へと登り詰めた。

仮に伊達氏が4選できたとして、議長続投の芽はない。当選12回で国対政治を熟知し、野党からも信望を得る大島理森衆院議長とは訳が違う。とはいえ自民党の「73歳定年制」は選挙区に適用されない。それこそ「人生100年時代」だ。80代の参院議員がいてもいいようなものだが、そう単純ではない。

北海道選挙区は長らく改選数2で争われ、保守と革新が議席をシェアする「ぬるま湯選挙」が常態化。伊達氏もその恩恵にあずかってきた。だが16年選挙で改選数が3に増え、状況が一変。自民党も民進党も現新2人ずつを擁立し、大接戦の末、民進が2議席をさらった。

首相が総裁3選を成し得た場合、真価が問われるのは一にも二にも参院選。3分の2を割った瞬間、宿願の憲法改正は消え去り、「北海道の2議席は生命線」(首相周辺)となる。まともに選挙を戦ったことがない80歳には、ご退場願いたいのだ。

後継では、道知事4期目で来年4月に任期満了を迎える高橋はるみ氏(64)が本命視される。この15年、見るべき成果はないが、それだけに失策もなくイメージだけは良好だ。他にも自薦の道議がおり、現職が居座ろうものなら一枚岩の選挙にならない。ちなみに伊達氏の長男は、暴行事件と酒気帯び運転で2度も道議を引責辞職し、世襲は選択の埒外にある。

主要3派が牛耳る参院自民で、細田派は議長に加え橋本聖子参院会長も送り出す。説得材料にした伊達氏の花道論が虚偽となれば、竹下、岸田両派は確実にざわつく。細田派幹部は「皇室会議にまで出て満願成就だろう。英断を期待したい」と話す。

5541名無しさん:2020/10/24(土) 10:39:40
https://www.sankei.com/politics/news/181224/plt1812240017-n1.html
山本一太氏はなぜ知事選出馬の道を選んだのか 地元群馬も混乱
2018.12.24 23:15

 自民党の山本一太参院議員(60)が来年夏の参院選で群馬選挙区からの出馬を取りやめ、同時期に行われる群馬県知事選への立候補を表明したことに、永田町では戸惑いの声が出ている。高い知名度を誇りながら近年は活躍の場が限られ、議員としての将来に見切りをつけたとの見方もある。地元の群馬では、事前調整がなかったとして党県連幹部が山本氏の県連会長辞任を求めるなど対立が深まっている。(大橋拓史)

 「地元で待望論がある。知事として自分にしかできないことがある」

 山本氏は5日、国会内で記者団に知事選出馬の理由をこう説明した。山本氏は同日のブログで知事選への出馬を表明。群馬県選出の自民党議員は「本人から何の相談もなく、ブログで知らせるなんて信じられない」とあきれた。

 「参院で相手にされていないからだ」

 ある自民党関係者は知事選出馬の背景をこう説明する。山本氏は平成7年の参院選で初当選し現在4期目。長年、安倍晋三首相の「親衛隊」を自任し、24年の第2次安倍政権発足に伴い沖縄北方担当相で初入閣した。ただし、入閣はこの1回しかない。

 参院自民党は細田派(清和政策研究会)と竹下派(平成研究会)、岸田派(宏池会)の主要3派を中心に運営されている。山本氏は22年に町村派(現細田派)を退会し、派閥の支援もない。参院の「顔」の一人で今年10月には2度目の参院政審会長に処遇されたが、ポストは限られているのが現状だ。

 同期の4期生には世耕弘成経済産業相、橋本聖子参院議員会長らがいる。伊達忠一参院議長や吉田博美参院幹事長は3期。参院の主要なポストは山本氏の同期か、期が若い議員が多い。

 地元の群馬でも、山本氏が11月にブログで「信頼性の高い世論調査」と題した独自の調査結果を公表したことに反発が上がっている。山本氏はブログに「(現職の)大沢正明知事をダブルスコアで引き離している」などと書き込んだ。自民党県連関係者は「現職の知事をこけにしている」と憤りを隠さない。

 出馬表明後の山本氏の面会要請に対し、大沢氏は「話をしても意味がない」と拒否する意向を示した。別の県連関係者は「大沢氏が4選に向けて出るしかない」と保守分裂選挙の可能性も示唆する。

 県連は参院選の後任候補者の選定も並行して進めなければならない。知事選をめぐる内部対立が長引けば、参院選にも影響しかねない。

5542名無しさん:2020/10/24(土) 10:45:08
https://news.yahoo.co.jp/articles/ddaf799bacbefe7dbbab1af0d364bb5bdd1f56fe
石破氏 派閥会長に鴨下氏を後任指名するも了承せず
10/23(金) 20:04配信

 22日に派閥の会長を辞任した石破元幹事長が後任に鴨下一郎元環境大臣を指名したものの、固辞されていたことが分かりました。

 石破元幹事長:「(Q.まだ新しい会長は決まっていない?)はい」
 22日の派閥会合の後、こう述べていた石破元幹事長ですが、会のなかでは「鴨下先生にお願いしたい」と話し、後任を依頼していたことが分かりました。しかし、鴨下元環境大臣は了承せず、引き続き、石破元幹事長や派閥のメンバーと協議することになりました。自民党内からは会長不在の空白期間が生じることで派閥の存続を懸念する声も上がっています。

テレビ朝日

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c958b950fc67f4de36efff708161ed3d27dbe63
自公連立「強固な岩盤」 自民選対委員長
10/23(金) 23:25配信

 自民党の山口泰明選対委員長は23日、大阪都構想の住民投票をめぐり自民、公明両党の足並みの乱れが指摘されていることに関し「(自公連立は)強固な岩盤だ。(次期衆院選への影響は)多少はあるかもしれないが、お互い話をすれば解決できる」と述べた。

 長野市で記者団の取材に応じた。自民党大阪府連内では、都構想で賛成に転じた公明党への反発が出ている。

5543名無しさん:2020/10/24(土) 10:49:31
https://news.yahoo.co.jp/articles/85a9bf39ce8a3142db26ab46c8ae4916874f9dd5
「石破茂」 派閥会長「電撃辞任」の真相 「新党立ち上げ」の可能性は?
10/24(土) 6:00配信

世間はそんな俺たちを支持してくれていたはずが…
 自民党の石破茂元幹事長は22日の石破派(水月会)の会合で、会長辞任を表明。政界では驚きをもって迎えられた。この異例の事態はなぜ起こったのか? 

 ***

 石破氏は9月の党総裁選に大敗した責任を取り、自身が率いる派閥の会長を辞任した。

「派閥のボスとは暴力団の組長と同じで、辞める=引退です。会長を退いてもヒラで居続けるっていうのは過去に例がないし、それはつまり“何となく次のチャンスを待つ”っていうことでしょうけれど、理解に苦しみますね」

 と、自民党の閣僚経験者。ともあれ、この間の経緯を政治部デスクに解説してもらうと、

「今回の挑戦で4度目だったわけですが、派内では“勝ち目がなさすぎる”ということで出馬を踏みとどまるように進言する幹部がいました。それでも石破さんは“出ないなら支援してくれる人たちへの説明がつかない”などと言って出馬に突き進んでいきました」

 結果は無残だった。

 国会議員票と地方票の合計534のうち、国会議員票26、地方票42の計68にとどまり、菅義偉首相の377、岸田文雄前政調会長の89に遠く及ばず、最下位に沈んだ。

「石破さんは『次の首相』アンケートでは長らく首位に立ち、安倍さん(晋三前首相)らを圧倒していました。党内で反主流派という立ち位置で冷や飯を食い続けているけれど、世間はそんな俺たちを支持してくれている。だからチャンスはあるという計算があったのです」

 石破氏らにとって誤算だったのは、安倍前首相の突然の退陣だった。

「それまで頼みとして会食などを重ねてきたはずの二階(俊博)幹事長が、『菅総裁・首相』へのレールを敷いてしまって、他派閥のボスも勝馬に乗れとばかりに、雪崩を打ちました」

アンチでい続けるのは苦しいから
「せめて総裁選で2位にでもなれば、石破が辞めるってことにはならなかったと思いますけどね」

 と話すのは、自民党内の別派閥の幹部クラス。

「『アンチ安倍』路線でやってきて、安倍さんから“石破にだけは絶対に(首相・総裁を)やらせたくない”とまで言われて、その結果が菅さんだった。安倍さんからの禅譲を狙う岸田の人気がないことにあぐらをかいていた作戦ミスだよね」

「石破派は19人という小所帯で、つまり党内では人気がないんだから、普通は全方位外交で、みんなと仲良くなるもんでしょう。安倍さんっていう一番の敵にケンカを売るっていうのがどういう意味を持つか、しっかり見えてなかったんじゃないの? 結果論かもしれないけどさ」

「その安倍さんもいなくなって、今度は『アンチ菅』を続けても、『石破首相』の目はないし、冷や飯を食わされ続けている派閥の連中は他に逃げかねない。一旦矛は収めて、“仕事する”菅政権に協力する姿勢を見せて汗でもかけば、また展望はないわけではないって考えなのかもしれませんね」

「まぁ、前代未聞の事態ではあるけれど、アンチでい続けるのは苦しいから、判断としてはわからなくもないですよ」

 石破派のあるメンバーも、

「水月会は石破さんを中心にした会。石破さんが辞めると遠心力が働くといった意見もありましたが、それを止める人はあんまりいなかった。一度、会長を辞めないと、それこそ分裂ってことになっていたかもしれません。石破さん自身、引いた立場で客観的に物事を見つめる時間があってもいいのでは?」

5544名無しさん:2020/10/24(土) 10:50:06
>>5543

石破さんも自棄になって…
 新党立ち上げや野党との連携模索についてはどうなのか? 

「石破さんもそこはもちろん検討してきました。ただ、それなりに大きな塊にならないと自民党とは闘えないという考えですね。だからと言って主義主張・政策の違う立憲民主とは組むことはできない」

「石破さん自身、一旦自民党が下野した時に離党して新進党立ち上げに参加し、その後に自民党に復党した経緯があります。あれから20年以上経つのに、自民党が一番苦しかった時に逃げ出したなどと非難され続けていて、その『失敗』は石破さんにとってもトラウマになっています」

 だから、そう簡単に党を割るという行動には発展しないというわけだ。

 最後に永田町関係者に聞くと、

「石破さんは否定していましたが、水月会、石破派の会長としては、もう自民党総裁を目指さない、正確には目指せないということでしょう。閣僚経験者ら中枢の3人が派を抜けたり、別の派閥へ移る動きを見せています」

「石破さんは総裁選後、メンバーそれぞれと食事をしながら今後のことについて話し合いをしてきました」

「その場では、“なんで出たんだ?”“あれだけ止めたじゃないか”“展望がない中でどう方針を示すんだ?”などと、かなりキツイことを言われたみたいです。表向きは殊勝な物言いをしていますが、石破さんも自棄になって“辞めてやるよ”ってなったと聞いています」

週刊新潮WEB取材班

2020年10月24日 掲載

新潮社

5545名無しさん:2020/10/24(土) 23:27:29
https://news.yahoo.co.jp/articles/8721dd5f958a605554bc86dca4bf365547717d8b
衆院選へ「常在戦場」 自民の二階幹事長
10/24(土) 16:20配信

 自民党の二階俊博幹事長は24日、札幌市で開かれた党北海道連の会合であいさつし、衆院議員の任期が残り1年を切ったことに触れ、「常在戦場の気持ちを忘れることなく真剣な気持ちで臨まなければならない」と述べた。

 早期の衆院解散・総選挙にも対応できるよう態勢づくりに万全を期すことを求めたものだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6aaf95e3aa64d6b47b4b50cf09d97e86fd0ade36
衆院任期満了まで1年「常在戦場」、自公幹事長が認識=自民国対委員長
10/21(水) 13:46配信

 10月21日、自民党の森山裕国対委員長(写真)は、都内で開催された自公幹事長・国対委員長会談後に記者団に対し、衆院議員の任期満了まで1年しかなく常在戦場との認識が両党幹事長から示されたと話した。写真は都内で2015年10月撮影(2020年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 21日 ロイター] - 自民党の森山裕国対委員長は21日、都内で開催された自公幹事長・国対委員長会談後に記者団に対し、衆院議員の任期満了まで1年しかなく常在戦場との認識が両党幹事長から示されたと話した。衆院解散について具体的な議論はなかったと述べた。

与野党がそれぞれ行っている省庁幹部からヒアリングが、予算作成作業に支障をきたしているとの指摘があったことを明らかにした。

新型コロナウイルス感染拡大による業績が悪化している航空大手2社について「支援の話はなかった」としつつ、「海外との往来が制限されているため(経営が)大変だとの話はあった」と述べた。

(竹本能文※)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ffb763f1ff2f152bee06731372a8b6cc31c68b3
議員宿舎で「安倍政治の継承、私も」 菅氏出馬の舞台裏
10/24(土) 22:17配信

 自民党の森山裕国会対策委員長は24日、福井市で講演し、安倍晋三首相(当時)が辞任を表明した翌日、菅義偉官房長官(当時)や二階俊博幹事長らと会談したときの舞台裏を語った。菅氏は「安倍首相が辞任の表明をされたので、安倍政治を継承していくために私もがんばってみたい」と語ったという。

 8月29日夜、東京・赤坂の議員宿舎内で、森山氏と二階氏、側近の林幹雄幹事長代理、そして菅氏が会談した。会談場所は議員宿舎だった。森山氏は「どこから情報が入るのかわからないが、ホテルの入り口には(記者が)待っている。官房長官と会うのは気をつけないといけない。議員宿舎は議員以外は入れないので、宿舎にした」と語った。

 会談では、森山氏が総裁選や臨時国会の首相指名のスケジュールについて見通しを語った後、菅氏が立候補に意欲を示したという。

朝日新聞社

5546名無しさん:2020/10/24(土) 23:44:52
https://news.yahoo.co.jp/articles/c1dc682f1fec9dde0b68c03f7a5c48e007f52eb8
自民県連 衆院選・福岡5区の出馬調整 急ぐ 現職と新人が出馬の意向
10/24(土) 18:13配信

次の衆院選に向けて、自民党内で現職と新人の2人が、出馬の意向を示している福岡5区について、福岡県連は調整を急ぐ方針を改めて示しました。

福岡5区には、現職の原田義昭前環境大臣と、新人の栗原渉前県議会議長が出馬の意向を示していて、2人はともに福岡市で開かれた、自民党福岡県連の集会に参加しました。

しかし、候補一本化への話し合いは進んでおらず、福岡県連は党本部も含めて、協議を急ぐ方針を改めて示しました。

【福岡県連・原口会長】
「党本部との話し合い、それとお互いに話をしていかないと、絶対に進まない話ですから、そういった行いをやっていきたい」

また、福岡6区の鳩山二郎衆議院議員が、4年前の補欠選挙を巡る党内の争いを発端に、福岡県連に今も所属していないことについては「県連のために、自民党のために頑張る、という言葉が頂ければ良いと思う」と述べました。

テレビ西日本

https://news.yahoo.co.jp/articles/355e47bb296209850025d3acb0e860bf50655fe1
保守分裂福岡5区 3者協議急きょ中止の理由
10/22(木) 21:15配信

次の衆院選・福岡5区に自民党の現職と新人の自民党県議の2人が出馬を表明している問題で、今月24日に予定されていた候補者一本化のための3者協議が急きょ、中止になりました。

次の衆院選・福岡5区では、自民党の現職、原田義昭前環境大臣(76)と、同じく自民党で前県議会議長の栗原渉県議(55)が出馬を表明し、保守分裂選挙となる可能性が高まっています。

こうした事態を避けようと自民党福岡県連は今月24日に原田氏と栗原氏そして自民県連の3者による場を設け、党員投票の実施など候補の一本化に向けた話し合いをする予定でした。

しかし、20日になって原田氏本人から自民党福岡県連の原口剣生会長に電話で「出席しない」と連絡があったということです。

KBCの取材に対し原田氏側は、20日夜、「出馬の意思は変わらない。協議が平行線に終わるのは明らか。公認候補は(県連ではなく)党本部が決める」などと3者協議を断った理由を語りました。

一方、福岡県連の原口会長は「原田氏は17日には協議に応じる姿勢を見せていた。ドタキャンだ。」と話し、当初、協議を設定していた24日にあらためて原田氏の出席を呼びかける方針です。

福岡5区ではこのほか、立憲民主党の若子直也氏(41)と、共産党の古賀新悟氏(56)が、立候補の準備を進めています。

九州朝日放送

5547名無しさん:2020/10/24(土) 23:47:33
https://news.yahoo.co.jp/articles/393f9e897ff83571779342da3e4e0ff7df27c4f1
石破氏が派閥会長を辞任〜「批判的な存在」が必要とされない小選挙区制
10/24(土) 11:47配信

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月23日放送)に外交評論家・内閣官房参与の宮家邦彦が出演。石破元幹事長が石破派「水月会」の会長を辞任したニュースについて解説した。

自民党の石破元幹事長が派閥の会長を辞任
石破元幹事長)過去4回、総裁選挙に立候補した。しかし、結果は出せなかった。多くの方々のご期待に応えることができなかった。その責任はいつにかかってこの私にありますので、その責任を取るというのが私の取るべき道だというふうに考えた次第であります。

自民党の石破茂元幹事長は10月22日、自身が率いる石破派「水月会」の会長を辞任した。22日の派閥会合で、9月の総裁選敗北の責任を取って辞意を表明した。

飯田)水月会は19人の派閥でしたが、辞意表明ということになりました。

中選挙区制のころは反主流によるあるべき批判、議論があった〜小選挙区制では批判的な存在は維持できない
宮家)唐突に、しかし潔くやった。いかにも石破さんらしいという感じがします。でも、自民党のなかで派閥を持つというのは大変なことです。19人とは言え、いい意味で求心力がなくてはいけないし、お金もなくてはいけないし、面倒見もよくなくてはいけません。それは大変だったのだろうと思う反面、あまりに無責任だと思う人もいるかも知れない。責任放棄だと言う人もいるのですが、私はある程度政治状況が変わったからだと思っています。昔の中選挙区のころの自民党は、基本的には一党独裁などと言われましたが、一党独裁どころかミニ保守政権派閥、連合政権だったと私は思います。中選挙区制なので、いろいろな人たちが同時に立候補しても、両方とも勝つわけです。そうなると、「党内党」とは言いませんが、そういう勢力拮抗の力学が働く。ある程度、総裁派閥以外の反主流というのもいて、いい意味で批判をして、議論をして……というのがありました。その時にはその時で、いろいろな弊害もあったかも知れませんが。

飯田)そうですね。

宮家)それが小選挙区制になってしまうと、1つの選挙区には基本的に1人しか出られないわけですから、圧倒的に総裁と幹事長が強くなるのです。そうなれば党内議論や勢力均衡などなくなります。そのなかでは総裁派閥もしくは総裁に対して、チェックアンドバランスというか批判的な存在を維持することが、昔よりはるかに難しくなっているというのは事実だと思います。いまの自民党のなかで、昔と同じようなことをやるのは難しくなっているのだろうと勝手に想像しています。

民主主義には批判勢力との議論が重要
飯田)メールもたくさんいただいています。東京都新宿区の“ひでや”さん、65歳自営業の方から。「総裁選最下位の責任を取ったということですが、得票を見込める地方票に石破さんは強いけれども、今回は通常の総裁選の3分の1しかないルールでの選挙だったので、正直、立候補を見送った方がよかったのではないかと思います。いっそのこと、かつての小沢一郎さんのように、離党して新党というのもありなのではないでしょうか」と。石破さんはその後の去就の話はいまもされていません。

宮家)しかし、石破さんは一度離党されていますからね。

飯田)そうですね。すでに小沢一郎さんと。

宮家)ですので、それはできないのではないでしょうか。でも、党内で活力のある議論が行われなくなったら政党として終わりです。野党などは分裂していますが。そこまで行かないけれども、健全な批判勢力があり、議論が行われることが民主主義には重要です。その意味では、頑張って欲しいと思いますけれども。

飯田)石破さんご自身も政策に明るい人ですが、派閥全体を見ても、齋藤健さんや政策通の平将明さんなどが揃っています。

宮家)専門家ばかりですよ。

飯田)専門家集団だと、そこのところを頼りにしている人は自民党のなかでも多いですよね。

宮家)しかし、最後は数なのですよね。難しいところですね。

5548名無しさん:2020/10/25(日) 01:30:51
https://news.yahoo.co.jp/articles/007bbbb14b51e8773e2d3256a29ef407f030f49a
安倍前首相の甥がフジテレビを退社「父親の岸信夫防衛大臣のもとで働く」
10/19(月) 23:18配信

 安倍晋三前首相の甥にあたる岸信千世氏(29)が、フジテレビを今月末で退社することが、「週刊文春」の取材で分かった。

 信千世氏は、岸信夫防衛大臣の長男で、曽祖父は岸信介元首相、祖父は安倍晋太郎元外相。安倍前首相は父の実兄で、伯父にあたる。2014年に慶応大学を卒業後、フジテレビに入社。社会部で警視庁や宮内庁、気象庁などを担当してきた。

「本人は政治部希望だったのですが、総理の甥が政治部では何かと不都合だろうということで社会部に配属されたようです」(フジテレビ関係者)

 10月12日、信千代氏の退社について、フジテレビの報道局幹部が集まる会議で、社会部長から「今月いっぱいで退社して、父親の防衛大臣のもとで働く予定です」と信千世氏の退社について説明があった。

 前出・フジテレビ関係者が明かす。

「信千世氏が秘書になるということで、社内でも衝撃が走りました。ただ、あの血筋ですから『やっぱり』という方が多いですね」

 信千世氏に聞くと、こう答えた。

「10月末で退社するのは事実です。詳しくはフジテレビの広報に聞いて頂ければと思います」

 フジテレビはこう回答した。

「岸は10月末で退社する予定です。今後につきましてはお答えする立場にございません」

 岸信夫氏の事務所にも取材を申し込んだが、期日までに回答はなかった。

 10月22日(木)発売の「週刊文春」では、安倍前首相の母・洋子氏が信千世氏をどう絶賛していたのか、信千世氏の合コンでの“定番ネタ”や人物像などを詳報する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月29日号


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